昨夜は、高知市内の司牡丹高知支店で、月1回の酒屋さんの勉強会、「土佐酒道会」第83回研究会を開催したがぜよ。ちなみにこの会についての詳細は、7月27日のブログ「酒屋さんの勉強会『土佐酒道会』を開催したぜよ!」を参照してほしいがやき。
昨夜の研究会も、まずは利き酒から。今回ワシが用意したお酒は、「司牡丹・大吟醸・黒金屋」(高知)「新政・特別本醸造生貯蔵酒」(秋田)「梅錦・雄町純米」(愛媛)「窓乃梅・10年古酒・月の眠り」(佐賀)の4タイプ。〈写真〉日本酒のソムリエ「きき酒師」の認定団体「日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会」(通称S.S.I.)が言うところの日本酒の4タイプ、「薫酒」「爽酒」「醇酒」「熟酒」に合わいて選んだがぜよ。
ほんで次は、オススメ書籍の紹介や最近の業界紙・経済紙等の記事の紹介。ところで最近の経済紙にゃあブログ関連の記事がやたら多いけんど、「土佐酒道会」のメンバー酒販店さんも2名、ブログをやりゆうがぜよ。内田酒店さんの「うちださけのかいhttp://blog.uchie.ciao.jp」と秋月酒店さんの「心も身体もまんまるに−お酒と食の秋月酒店http://blog.livedoor.jp/akizukisaketen」がそれながよ。是非いっぺん覗いちゃってや。
さて、今回のメインテーマは「今後の土佐酒道会のあり方について」。この会は、毎月1回やりよって今回第83回やき、まもなく7年になるがよ。よう続いたもんやと思うけんど、このままのカタチで続けて行ってえいかどうかが疑問で、このテーマになったがやき。
ほんで、今回だけで結論はつかんけんど、メンバーのみんなあも大体同じような考えやったようぜよ。昨夜の段階でのまとめとしちゃあ、「カタチを変えて再スタートしたい」っちゅう感じかのお。このテーマで来月も議論していくことになったがぜよ。
今年で3回目やった「土佐流・立ち飲みワンダーランド(以下、タチワン)」についても、いっそ半年に1回とか毎月開催したらどうかっちゅう意見や、女性限定や独身男女限定みたいにターゲット別に開催するらあて意見が出たがよ。確かに「タチワン」は毎年大成功やし、こんなイベントは世界中探いたちどこっちゃあにない、前代未聞のイベントやき、末長うに続いて行ってもらいたいがぜよ。〈写真〉
「タチワン」については、前記の内田酒店のブログに詳しいき、まあ見てみてちや。どれっぱあオモロイイベントか、よう分かるきに。「タチワン」は、高知県内じゃあ毎回マスコミに取材されゆうき、ちっとは知られてきたけんど、全国的にゃあ全く無名じゃきに、これからは全国に情報発信せにゃあのう。将来「プロジェクトX」に
取りあげられるばあにならなあイカンぜよ!
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司牡丹酒造株式会社
連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」
<9月1日>「防災の日」「二百十日」
1923年(大正12年)9月1日午前11時58分、マグニチュード7.9の関東大震災が関東地方を襲い、死者・行方不明者14万人という大災害となったがぜよ。この日を忘れんように災害に備えようと、1960年(昭和35年)から「防災の日」が制定されたがよ。
こりゃあこの日は「我が家の防災訓練」をせにゃあイカンぜよ!けんどなかなかやりたいとは思わんろうき、「ご褒美」を用意せにゃあ。「我が家の防災訓練」が終わったら、「ご褒美」にタンマリ飲まいてもらうがよ。まずは防災グッズのチェックから始めて、家族で避難場所の確認、連絡網等、いろいろ決めちょいたらえいこともいっぱいあるきに。ほんで終わったら、家族一同の無事と「和」を祈りもって、「和」の酒・日本酒で乾杯よ!けんど、ツマミはレトルト食品や缶詰にして、脳ミソに防災意識を植え付けにゃあ。
ちなみに今年の9月1日は「二百十日」でもあるがぜよ。立春から数えて210日目の日が「二百十日」ながよ。江戸時代の暦学者・渋川春海が、釣師から「二百十日は海が荒れる」と教えられ、自ら編纂した貞享暦に厄日として載せたことから広く知られるようになったがやと。「八朔(旧暦8月1日)」や「二百二十日」とともに農家の三大厄日とされちょって、台風襲来の特異日でもあるらしいがよ。ほんで富山県八尾市の「おわら風の盆」みたいに、各地で「風鎮め」の祭りが行なわれてきたがやき。こりゃあ「防災の日」に合わいて、「風鎮め」も祈りもって飲まにゃあイカンぜよ。