2006年01月31日

近森病院さんで講演をしてきたぜよ!

 昨日は、近森病院(高知市大川筋1-1-16 TEL:088-822-5231 http://www.chikamori.com)さんで、職員さんや準職員さん向けの講演会をしてきたがぜよ。演題は「健康で楽しく豊かに生きる食生活の秘訣」。講演ポスター

 「身土不二(しんどふじ)」「旬・季節感」「集い」が、人生を健康で楽しゅう豊かにしてくれるっちゅう話しで、そこから「食の春夏秋冬理論」と「日本酒の春夏秋冬理論」の話しになるがやけんど、詳しゅうは、「7月25日」のブログに書いゅう内容を参照してもらいたいがやき。講演風景

 約45分ばあの講演の後ちくと質疑応答があって、急に会場が暗うなってロウソクの点いた特大ケーキが登場! 実は偶然副院長さんの誕生日やったもんやき、今回ワシの講演会を主催した皆さんがサプライズとして企画したもんやったがよ。

 ほんでさらにもうひとつのサプライズがあって、それが「大吟醸・袋吊り今搾り」ながよ。ワシがまず大吟醸とはどんな酒か、どれほど手間のかかる貴重な酒かを説明し、中でも「袋吊り搾り」ゆう最高の搾り方があるっちゅうて説明するがよ。ほんで、おもむろに隣りの部屋のパーテーションを開けりゃあ、そこにゃあ「大吟醸・袋吊り今搾り」が出現するっちゅう訳ながよ。袋吊り今搾り袋吊りを試飲



 あとは皆さん、当然その「袋吊り」に殺到し、ミニパーティ。ポトポトと滴り落ちる貴重な酒の雫と、部屋に充満するフルーティな香りに、皆さん大悦びやったがやき。尚、この「袋吊り」は、酒税法違反にならん方法で搾りゆうがよ。詳しゅうは下記をクリックしてもらやぁ、その説明があって、同様のセット商品も販売しゆうがぜよ。

「司牡丹・袋吊り今搾りセット」

 それにしても、こういう楽しい企画を考えて実行に移すらあて、なかなかできることやないがぜよ。

 ちなみに1月8日の日経新聞で、「冠動脈バイパス手術の上位病院」として、近森病院さんは最高ランクAAa(全国でわずか18ヶ所のみ!)ゆうて掲載されちょったけんど、その高評価の陰にゃあこうゆう企画力や行動力、和気あいあいとしたえい雰囲気らあも関係しちゅうに違いないと思うがやき。

 ワシゃあ入院らあてイヤやけんど、入院せにゃイカンなったらこういうスタッフが輝きゆうくに入りたいもんよ。講演会のポスター作り、会場設営、資料配布準備、受付や後片付け、司会進行等々、入江先生を筆頭に「酔いどれ美女の会」(ホンマにこういう会があるかどうかは知らんけんど、入江先生が言いよったき。)の皆さんにゃあ、ホンマにお世話になったがやき。ありがとうございます。



 その後は、お手伝いいただいたスタッフの皆さんらあと「ぼくさん」(高知市追手筋1-8-8ジュエリーファイブビル2F TEL:088-822-4535)で懇親会よ。なかなか美味しい凝ったお料理と、何種類かの司牡丹が出され、楽しゅう過ごさいてもろうたがやき。ホンマに皆さんにゃあ、感謝感謝ぜよ!美薫と前菜チラシ寿司











刺身盛りソバ寿司










魚料理











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連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈2月1日〉「テレビ放送記念日」「ニオイの日」
 1953年(昭和28年)のこの日、NHK東京放送局が日本初のテレビの本放送を開始したき、この日は「テレビ放送記念日」ながぜよ。この日の午後2時、東京・内幸町の東京放送会館から「JOAK-TV、こちらはNHK東京テレビジョンであります。」の第一声が放送されたがよ。当時の受信契約数は866台、受信料は月200円やったがやと。

 さらにこの日は、「に(2)お(0)い(1)」の語呂合わせから、2000年(平成12年)に制定された「ニオイの日」でもあるがよ。P&G「ファブリーズ暮らし快適委員会」が、嫌なニオイを消し去る消臭商品の普及を目的に、ニオイについて考える日をっちゅうことで、この日を制定したがぜよ。生活上のニオイの研究や意識調査らあも行いゆうがやと。

 ほいたらこの日は、まずはテレビを観にゃあ。テレビの存在に感謝しもって、たまにゃあNHKの番組を観てもうぜや。

 ほんで夜は、ニオイの強いもんをツマミに飲まなあイカンがよ。ほんなら納豆料理らあはどうぜよ。イカ納豆、納豆の天ぷら、納豆のハンペン包み揚げ、納豆汁等々、意外にいろんな料理が作れるがやき。納豆料理ゆうたら、酒はもう日本酒にキマリながよ。特に山廃純米酒らあがピッタリながぜよ。


  

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2006年01月30日

「この土日は、こじゃんといろいろあったぜよ!」

 一昨日の土曜日28日は、まずは東京出張から高知に戻ってきて、「高知の食を考える会」総務情報委員会主催の講演会の準備やったがよ。

 会場は高知商工会館(高知市本町1-6-2 TEL:088-875-1171)で、講師は(株)ハー・ストーリー(http://www.herstory.co.jp)の日野佳恵子社長。

 約80名の参加者の前で、「クチコミニティ・マーケティング」をテーマに90分間ビッチリお話ししていただき、こじゃんとタメになったがやき。こん時の講演内容についちゃあ、また機会をみて、あらためてご紹介するつもりながよ。

 その後は、城西館(高知市上町2-5-34 TEL:088-875-0111 http://www.jyoseikan.co.jp)にて、約450名参加の盛大な結婚披露宴に出席したがやき。

 この披露宴の新郎新婦の2人とも、ワシが(社)高知青年会議所(略称:高知JC)時代の後輩ながよ。ほんじゃき高知JC関係者が100名ばあも来ちょっつろうか。とにかく派手で、こじゃんと盛り上がった披露宴やったがやき。

 一番最初のお祝いのスピーチは、四国管財(株)の中澤清一社長。中澤社長スピーチ

 実はこのスピーチ用に、世界で1本しかないオリジナルラベルの大吟醸酒「新郎新婦と一生(升)共にする大吟醸」を、頼まれちょったがやき。

 一生共にする大吟醸中澤社長はスピーチの最後にこの酒をご紹介して、「新郎新婦と一生共にしたい方は、この一升瓶の酒を飲んで下さい。」ゆうて、スピーチを終えたがよ。ほんで後でその一升瓶を新郎のテーブルに置いてもうて、みんなあと分かち合(お)うて飲んでもろうたがぜよ。


 2005.1.30鏡開きさて、乾杯前の鏡開きもスゴイがよ。司牡丹の4斗樽が5丁、ズラリと並んで、新郎新婦と共に20数名が一斉に鏡を開いたがやき。





 宴席風景は人の山!乾杯後は、こじゃんと豪華なお料理をいただき、お色直し、手作りウェディングケーキ入刀、高知JCメンバーの出し物、キャンドルサービス等々と続き、その間にゃあ土佐の宴席恒例「献杯」の嵐! お開きになる頃にゃあ、披露宴開始から4時間経っちょったがやき。新郎新婦











高知JCゴリエ軍団メインキャンドル点灯










 その後は、ワシと四国管財の中澤社長で、ハーストーリー日野社長らあと、「なとな」(高知市追手筋1-9-30 D&Hビル1F TEL:088-823-7887)で合流。日野社長からは、またまたいろんなお話しが聴けたがぜよ。


 山内一豊のランマ前菜・刺身・寿司さてさて、昨日の日曜29日は、老舗料亭「臨水」(高知市鷹匠町1-3-14 TEL:088-822-1166 http://www.rinsui.co.jp/)にての「お座敷遊びを楽しむ会」やったがよ。江戸時代の風情が残る広間でお料理と司牡丹を味わいもって、16名ばあの参加者で様々な「お座敷遊び」を楽しんだがやき。


 まずは「可杯」(べくはい)。

 「ベロベロの唄」を歌いもって、コマを回し、天狗・ひょっとこ、おかめの三面杯のどれかで一気に飲まなあイカンっちゅうお遊びながよ。ワシゃあこれで、天狗杯が2回連続当たってしもうて、イキナリ最初から先が思いやられるがやき。可杯宴席













船中八策しぼりたてと天ぷら













天狗杯2連発!2005.1.30菊の花次は「菊の花」。人数分の杯をお盆に伏せ、ひとつだけに「菊の花」を隠いて、順番に回しもって杯を1人1個づつめくり、「菊の花」を当てた人がそん時に開いちゅう杯の数だけ飲まなあイカンっちゅう、ロシアンルーレットみたいなオトロシイお座敷遊びながよ。

 その後は「しばてん踊り」やら「虎拳」やらと、こじゃんと盛り上がり、しまいにゃあとてもこのブログに載せれんようなお遊びまで登場し、げにまっこと楽しまいてもろうたがやき。しばてんと龍馬2005.1.30しばてん踊り












虎拳集合写真
 ちなみに「お座敷遊び」について詳しゅう知りたい方は、下記をクリックしてもらいたいがぜよ。

「人生豊かに!土佐のお座敷遊び」ビデオ

 まっこと今月はいろいろと忙しかったけんど、特にこの土日はこじゃんと中身の濃い2日間やったがやき。おおの、体がもたんぜよ!




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連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月31日〉「生命保険の日」「晦日正月」
 1881年(明治14年)7月に日本初の生命保険会社が設立され、翌1882年(明治15年)のこの日、受取人第1号が現れたき、この日は「生命保険の日」ながぜよ。この年の1月20日に心臓病で亡くなった警部長で、当人が支払った保険料はわずか30円、遺族に支払われた保険金は1000円やったがやと。

 さらにこの日は、正月最後の日、「晦日正月」でもあるがやき。松の内に年始回りをせんかった家をこの日に訪ねる地方があったり、大晦日にゃあソバを食べんとこの日に食べる地方があったり、この日に晦日団子ゆうて団子を作る地方も多いがやと。

 ほいたらこの日は、まずは自分や家族の生命保険の見直しをしてみんかよ。案外ムダに高い保険料を払いゆう場合が多いきに、この機会に見直ししてもうぜや。ファイナンシャルプランナーの、無料の生命保険見直し相談らあもあるきに、相談してみるがも一案ぜよ。

 ほんで夜は、「晦日正月」を祝うて飲もうぜや。ほんなら当然ツマミはソバながよ。酒は樽酒のぬる燗あたりが、ソバにゃあピッタリぜよ。  
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2006年01月29日

1月30日、明日も飲めるゼヨ!

連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月30日〉「3分間電話の日」
 電話といやあ、まだ公衆電話が主流やった1970年(昭和45年)のこの日から、東京都心部を皮切りに、公衆電話からの市内通話3分打ち切りが順次開始されたき、この日は「3分間電話の日」ながやと。つまり市内通話料金がこの日から3分10円になった訳やけんど、これは公衆電話での長電話を防止するために始められたものやったがよ。まあ3分ありゃあ、大事な用件は充分伝えられるろうっちゅうことながぜよ。

 ほいたらこの日は、電話で友達らあを集めて、飲もうぜや。そん時に長電話はイカンぜよ。1人3分以内で切り上げにゃあ。仲間が集まったら、1人1人「電話ネタ」で3分間話してもらうがよ。誰じゃち1つばあは、電話がからんだ面白いエピソードを持っちゅうもんながやき。

 ほんで、電話の存在に感謝しもって飲まにゃあ。毎月30日は語呂合わせで「味噌の日」らしいきに、味噌料理をツマミに飲もうぜや。魚の味噌漬け、肉の味噌焼き、野菜の味噌ダレ等々、いろいろ試してもうや。ほいたら酒は山廃純米酒のぬる燗がオススメながよ。味噌料理の旨みと、山廃純米酒の酸を伴うた幅のある旨みが、バッチリ合うがぜよ。  
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2006年01月28日

司牡丹と岡永さんとの新年打ち合わせ会ぜよ!

 昨日は、まずはウチの会長とワシとで、横浜のお取引先「尾張屋本店」(横浜市南区永楽町1-7 TEL:045-251-1341)さんに新年のご挨拶にうかごうたがぜよ。

 ほんで尾張屋さんの原田社長さんと専務さんと、毎年昼食をご一緒するがやき。今年は横浜そごうの中にある鰻の老舗「竹葉亭」(横浜市西区高島2-18-1 TEL:045-465-5785)やったがよ。竹葉亭付き出し竹葉亭・煮物と司牡丹純米辛口





 昼間っから司牡丹純米辛口のぬる燗が、こじゃんとベストな温度で出され、これがまた煮物や鰻の白焼きらあにバッチリやったき、困ったがぜよ。後で岡永さんとの会議もあるき、酔っ払う訳にゃあイカンきにのう。竹葉亭・鰻白焼きと司牡丹純米辛口

 夕方からは東京の、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp)を主宰する(株)岡永さんで、先方の幹部社員さんと司牡丹との新年打ち合わせ会議やったがやき。議題は、「土佐宇宙酒」について、新蔵「平成蔵」での造りの改良情報について、メインブランド「船中八策」の本年度戦略についてらあやったがぜよ。なかなか活発な意見交換もできて、こりゃ今年はこじゃんと面白いことができそうな予感がするがやき。

 夜はみんなあで、新年懇親会ながよ。今回の会場は、天ぷら新宿つな八「凛」(新宿区新宿3-38-1マイシティ7F TEL:03-3352-5652 http://www.tunahachi.co.jp)やったがやき。凛・付き出しと船中八策しぼりたて凛・天ぷらと司牡丹本醸造しぼりたて

 「船中八策しぼりたて」「司牡丹・本醸造レトロラベルしぼりたて」でやったがやけんど、どっちも美味しゅうて杯が進む進む!特にここの天ぷらは絶品やき、これまたナンボやち飲めてしまうきタマランがぜよ。会議でよう話し合いでききらんかったことらあを話し合おうかと思うちょったがやけんど、そりゃムエキっちゅうもんやったがぜよ。凛・かき揚げと司牡丹本醸造しぼりたて凛・宴席風景



 こりゃイカンゆうて、2次会で話し合えりゃあと、6人ばあで、「金田中」がやりゆう炭火焼「enso」(新宿区新宿3-37-12新宿NOWAビル5F TEL:03-3226-1600 http://www.kanetanaka.co.jp)に入ったがやけんど、案の定バカ話しらあで盛り上がってしもうて、やっぱしムエキやったがやき。昔のマニアックな漫画ネタやら、モデルガンのネタやらで、それはそれでなかなか充実(??)しちょったがぜよ。

 酒の席っちゅうんの不思議さは、互いに酒を酌み交わしもって他愛もない話しで盛り上がって英気を養うて、明日の活力を得ることで結果として会議何回分ものパワーになるっちゅうとこやないろかのお。いや、言い訳やないぜよ!(笑)




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連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月29日〉「タウン情報の日」「昭和基地開設記念日」
 日本初の地域情報誌「ながの情報」が発行されたがが1973年(昭和48年)のこの日やき、この日は「タウン情報の日」ながやと。タウン情報全国ネットワークが制定したがぜよ。

 また1957年(昭和32年)のこの日は、日本の南極観測隊が南極・オングル島への上陸に成功し、昭和基地を開設した日じゃき、この日は「昭和基地開設記念日」でもあるがやき。

 ほいたらこの日は、まずはタウン情報誌を買(こ)うてきて、晩に飲みに行くえい店を探そうや。ちなみに毎月29日は「に(2)く(9)」の語呂合わせで「肉の日」やき、肉の美味い店にしようぜや。

 美味い肉ゆうたら和牛のステーキにつきるろう!和牛ステーキの店を選りすぐろうぜや。ほんで選んだ店に行ったら、南極昭和基地開設の日を祝うて、南極の氷のイメージで、氷を浮かべた日本酒のロックを飲まにゃあイカンがよ。ほいたら酒は、「しぼりたて」や「あらばしり」の生原酒タイプがオススメながやき。こうゆう酒やったら、和牛ステーキの芳醇な旨味にじゃち負けりゃあせんがぜよ。  
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2006年01月27日

『ローソン蔵元会』と、ニューオータニで『旬の会』ぜよ!

 昨日は、まずは昼間は東京で「ローソン蔵元会」やったがよ。ローソン蔵元会

 コンビニエンスストアのローソンに定番導入されちゅう全国の有名地酒蔵元12社の集いで、年に数回はこうして集まって会議を開催しゆうがやき。

 ほんで今回は、昨年11月から新たに導入された新オリジナル地酒(275ml)の年末の結果についてや今後について、また酒税改正問題らあについてを話し合(お)うたがよ。特に昨年12月は金額ベースで前年対比120%と、こじゃんと好調やったき良かったがやき。

 ほんで夜は、「旬の会」っちゅう日本酒ファンの集いに呼ばれて参加したがぜよ。

 なかなか歴史のあるお酒の会らしゅうて、何回も参加して全国の地酒を飲んじゅうツウの方や、あちこちの地酒蔵元を訪ね歩いちゅう方も多いらしいがよ。いろいろお話ししてみりゃあ経営者の方も多かったき、なかなかVIPな会でもあるがやき。

 ほんで、代表者の石川さんと何人かの方々が、昨年司牡丹にも蔵見学に来られちょって、丁度ワシゃあ出張中でお会いできんかったがやけんど、そん時のウチの女子社員の応対が素晴らしかったゆうて、今回お誉めの言葉をいただいたがやき。

 こりゃこじゃんと鼻が高いがぜよ!逆に応対が悪かった他県の蔵の話しも出たがやけんど、この会のメンバー間じゃあその蔵の酒は飲まれんことになっちゅうがやと。やっぱし応対も品質の一部じゃき、今後も気を付けにゃあイカンがやき。

 さて、会場はホテルニューオータニのダイニング&バー「KATO'S」(千代田区紀尾井町4-1 TEL:03-3221-2857 http://www.newotani.co.jp/)。

お料理メニューは以下の通りやったがよ。

〈先付〉鮟肝と長芋、鯛昆布〆となます、蟹酢ゼリー、丸干しと唐寿身、筍木の芽和え、白魚先付と大吟醸2種
〈お造り〉平目とこのわた〈焼物〉鰤照り焼き
〈煮物〉蟹と春菜の鍋
〈御飯〉餅入り粥、香の物餅入り粥
〈水菓子〉蕨もち茶色







 このお料理に、次の順番でお酒を合わいていったがやき。

●司牡丹・深尾(純米大吟醸原酒・斗瓶囲い)
まずはこの、司牡丹最高ランクの大吟醸で乾杯ぜよ。あちこちから「美味し〜い!」っちゅう感嘆の声がもれたがやき。

●司牡丹・酒槽搾り(純米大吟醸原酒)
前の「深尾」とともに、タップリの先付に合わいて。

●デラックス豊麗司牡丹(純米大吟醸原酒)
「平目とコノワタ」に合わいて。最初から純米大吟醸原酒3種類っちゅうスゴイ出品パターンやったがよ。今回のお酒の選定は「旬の会」代表の石川さんやったきこうなったがやけんど、これはこれで、3つの大吟醸の香味の違いが楽しめて面白かったがやき。

●永田農法・佐川〈山田錦〉司牡丹(純米吟醸原酒)
「鰤照り焼き」に合わいて。この酒のシッカリしたボディとナチュラルな酸味やったら、何とか照り焼きの濃さに合わせられるろうと思うてやってみたがやけんど、何とかイケたぜよ。

●司牡丹・土佐錦(特別純米酒)
「蟹と春菜の鍋」に合わいて。この酒だけ、常温で出してもろうたがやき。鍋のツケダレはポン酢と味噌ダレがあったがやけんど、ポン酢の方が相性は良かったがやき。

 2005.1.27宴席風景皆さんサスガに慣れたもんで、和気あいあいと、そしてタップリとお酒を召し上がられ、気持ち良う酔われて、ホンマに素敵な会やったがやき。ほいたら最後に、いただいたアンケートの中からチビッと悦びの声をご紹介しちょくぜよ。


「今日は念願の蔵元の会に参加できて良かったです。」

「基本的に日本酒が好きなので、つい誘われるまま参加したが、希少なお酒も飲め、楽しかったです。」

「社長のダンディズムに酔いしれ、大人の心を取り戻しました!!」

「食事にもよく合い、お酒は美味しく、料理も美味しく頂けました。本格的に美味しいお酒を久しぶりに頂き、大変美味しかったです。」

「遠い所ありがとうございました。楽しい会になりました。社長様のお話し、楽しく拝聴致しました。」

 こちらこそ、素敵な会に参加さいてもろうて、皆さんに悦んでいただき、ホンマにありがたいことながやき また機会がありましたら、お声がけ下さいや。高知にも、是非またお越しいただきたいがぜよ。




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連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月28日〉「コピーライターの日」
 1956年(昭和31年)のこの日、「万国著作権条約」が公布され、この条約で、著作物にCopyright(著作権)の頭文字Cを丸で囲んだ記号を付記することが定められたき、それに因んでこの日は「コピーライターの日」になったがぜよ。ちなみに日本での「万国著作権条約」発効は、この年の4月28日やったがやと。

 ほいたらこの日は気の合う仲間で集まって、お互いの会社や仕事の「キャッチコピー」を考え合(お)うてみんかよ。異業種やら他人のビジネスやったりした方が、意外と素晴らしいキャッチコピーを考え出せたりするもんながやき。

 ある程度アイデアや案が出尽くしたら、パアッと飲もうぜや。毎月28日は「二十八」で「米」の字になるき「米の日」、また「ニワ(28)トリ」の語呂合わせで「ニワトリの日」でもあるきに、この日は「米の酒」日本酒を飲んで、鶏料理を食べにゃあイカンがよ。寒い時期やき鶏の水炊き鍋らあが最適やろう。ほんなら酒は、米だけで出来ちゅう純米酒のぬる燗あたりがバッチリながやき。

 気の合う仲間らあとバカ話しをしもって、鍋をつついて酒を酌み交わしゃあ、そんな中からこそ凄いキャッチコピーが生まれるっちゅうもんながぜよ。

  
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2006年01月26日

永田農法の永田先生らあと高知市内で飲んだぜよ!

 一昨日は、永田農法の永田照喜治先生と土佐清水回りやって、「国民宿舎 足摺テルメ」(高知県土佐清水市足摺岬1433-3 TEL:0880-88-0301 http://www.terume.com)に泊まっちょったがよ。ちなみに永田農法について詳しゅうは、ブログカテゴリー「永田農法」を参照してもらいたいがやき。

 ほんで昨日は、朝一番で土佐清水市役所に行って、西村伸一郎市長らあと会談したがぜよ。永田先生と西村市長

 今回のテーマは、土佐清水市内にて永田農法で栽培してもらいゆう酒造好適米「風鳴子」について。平成13年から、永田先生の指導で「一本〆」っちゅう酒造好適米を永田農法で栽培してきたがやけんど、平成16年からは県の指導もあって、高知県開発の「風鳴子」に変更しちょったがよ。

 ところがこの米、「一本〆」に比べたら作りにくいらしゅうて、さらに収量も少ないき、やる気をなくいてやめる農家が出始めちゅうがやき。しかも酒造りの際にも精米時にやや割れやすうて、精米歩合60%なら何とかいけるけんど、55%やと大事な麹米にゃあ使いづらいがよ。

 ほんで、このままじゃあイカンゆうことで、話し合いの時間を取ってもろうたがぜよ。

 結局、結論から言やあ、もう一度原点に戻って、真面目に「風鳴子」っちゅう酒米に取り組もうっちゅうことになったがやき。作りにくいじゃあ、割れやすいじゃあ、収量が少ないじゃあ、確かに米の性質もあるかもしれんけんど、ほいたらホンマにやれることは全部やったがかゆうたら、まだまだやと思うがよ。

 「風鳴子」の秘めた力を、まだ存分に出し切らいちゃってないがやないろうか。永田先生をはじめ永田農業研究所のスタッフも、もう一度度々訪れて、一軒一軒の農家に向いた指導をしてくれるゆうて、頼もしい約束をしてくれたがやき。土佐清水産「風鳴子」は、これからさらに良うなって、一皮むける予感がするき、楽しみながぜよ。

 ところで、昨日のワシのブログでも紹介しちょった、NHKエンタープライズ・プロデューサー諏訪雄一さんの著書「おいしさのつくり方」(永田農法を家庭菜園で)は、西村市長も今読みゆうらしいがやけんど、市長室からの帰り際、ワシにボソッと「NHKの職員にゃあ負けられん!」ゆうて、やる気満々やったがやき。

 西村市長はご自分でも農業をやられるき、ライバル意識を持たれたがやろうけんど、いよいよ子供みたいな本音の言い方が、失礼な表現かもしれんけんど、こじゃんと可愛らしかったがやき。まっこと素敵な市長ぜよ!

 土佐清水市役所を出たら、あとは一路高知市内へ。夜は「ビストロ ムッシュ・ミノル」(高知市廿代町8-2 TEL:088-822-8884)で飲んだがよ。今回集うたメンバーは永田先生とワシと、あと2人。

 農業やりもって「野菜のソムリエ(ベジタブル&フルーツマイスター)」としても活躍中で、ワシと同級生でもあるマアちゃんこと長崎さんと、「バール・バッフォーネ」(高知市帯屋町1-2-10三翠ビル5号館1F TEL:088-822-3884 http://www.baffone.com)の名物髭親父こと青野さん。マアちゃんと永田先生と青野さん

 一昨日のワシのブログ「宇宙酒の香味と『土佐のおきゃく2006』第3回推進会議ぜよ!」でも紹介しちゅう、「土佐のおきゃく2006」24のイベントのひとつ「土佐の食談」の講師の一人として永田先生をお招きしたいゆうて、青野さんから相談されちょったがやき。

 永田先生は心良うに引き受けてくださったき、その打ち合わせらあも兼ねて、4人で集まったっちゅう訳ながよ。ちなみに永田先生を囲んでの「食談」は3月8日の予定じゃき、楽しみにしちょってよ。

 さて「ムッシュ・ミノル」のお料理は、相変わらず美味しいがやき。前菜と「風鳴子」

 まずは前菜、そしてカツオのカルパッチョ、タチイカのソテー、スペアリブと続き、締めは「永田農法トマトジュースのパスタ」。カツオのカルパッチョ











タチイカのソテー











 永田農法トマトジュースのパスタこのパスタが、こじゃんとトマトの風味があふれちょって、特に絶品やったがやき。それにしても、どの料理も永田農法米の日本酒とバッチリやったがよ。最初の2品にゃあ「司牡丹・永田農法〈土佐清水〉風鳴子」(純米吟醸酒)。3品目にゃあ「司牡丹・永田農法〈窪川〉山田錦」(純米吟醸原酒)。


 スペアリブ4品目のスペアリブにゃあ「山廃純米酒かまわぬ」を常温で合わいたがやき。ラストのパスタのトマトの酸味にも、「山廃純米酒」の酸味がピッタリやったがよ。





 永田先生、いっつも気軽にお付き合いいただき、ありがとうございます これからも、土佐の高知の食文化発展のために、ご協力の程よろしゅうお願いいたしますぜよ!




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〈1月27日〉「国旗制定記念日」
 1870年(明治3年)のこの日、太政官布告第57号の 「商船規則」で、国旗のデザインや規格が定められたき、この日は「国旗制定記念日」ながよ。それまでは、船によってまちまちのデザインの旗を使いよったがを、国旗協会が統一、制定したがやと。ちなみに当時の規格は、縦横の比率は7:10で、日の丸が旗の中心から旗ざお側に横の長さの100分の1ずれた位置とされちょったがやけんど、現在は、1999年8月13日に公布・施行された「国旗国歌法」により、縦横の比率は2:3、日の丸の直径は縦の長さの5分3、日の丸は旗の中心の位置となっちゅうがぜよ。

 ほいたらこの日は、国旗日の丸と言やあ梅干しやき、梅干し料理をツマミに飲まにゃあイカンがよ。そのまんまの梅干しの他、梅キュウ、豚肉の梅シソはさみ揚げ、梅干しサラダ、チリメンジャコの梅シソ和え等、案外いろいろ作れるがやき。ほんなら酒は日本酒しかないろう。梅干しの酸味にゃあ、酸のしっかりした「しぼりたて原酒」あたりがバッチリながぜよ。




  
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2006年01月25日

永田農法は土佐清水で着実に根付いちゅうがぜよ!

 昨日は、かの有名な永田農法の創始者・永田照喜治先生と、高知県最南端の土佐清水市に行ったがぜよ。ちなみに永田農法について詳しゅうは、ブログカテゴリー「永田農法」を参照してもらいたいがやき。

 実は今回、永田先生は既に一昨日から土佐清水に入っちょって、ワシゃあ昨日の午後から合流したがよ。

 太平洋に面した大岐地区のブロッコリー畑で、土佐清水市長や市役所の皆さんと一緒のところに丁度行き当たったがやき。葉に天然のワックス成分がにじみ出しちゅう見事なブロッコリーが育っちょったがよ。ブロッコリー畑

 実はブロッコリー、キャベツ、ケール(青汁の原料)は同じ仲間で、本来海岸沿いに自生しちゅう植物ながやき。ほんじゃき他の作物と違うて、海風が吹くあたりで栽培した方が、断然美味しゅうて栄養価も高いもんができるがぜよ。

 ちなみに一般の青汁がマズイがは、原料のケールを海沿いじゃのうて山の中らあで栽培し、さらに肥料をやりすぎちゅうきながよ。ところが、この土佐清水のブロッコリーの葉を粉砕して水に溶かしゃあ、甘味さえ感じる美味しゅうて体にえい青汁になるがぜよ。興味ある方は下記をクリックしとうせや。

 「土佐清水産・永田農法パウダーブロッコリー

 ほんで次は、西宮さんのミカン畑に行ったがよ。実はこの場所、5年ばあ前に永田先生と一緒に初めて西宮さんに連れられて行った時にゃあ、まるでジャングルばあ木々が生い茂っちょったがやき。ほんで木の枝に引っ掛けて、ワシゃあ買(こ)うたばっかりのスーツを破いてしもうたっちゅうイワクつきの場所ながよ。

 西宮さんは、この場所がミカンに向いちゅうゆうて永田先生から聞いて開墾し、3年ばあ前から永田農法でミカン作りに挑戦してきたがやき。一面にネットを張っちゅうがは、ハクビシン対策ながよ。ミカン畑(ネット)ミカン畑


 まだまだミカンによって個体差はあるけんど、永田先生も絶賛するばあ美味しいミカンもできちょったがぜよ。普通はここまで来るに10年はかかるがを、3年で成し遂げた西宮さんにゃあ、まっこと頭が下がるがぜよ。

 永田先生に選んでもろうたちんまいミカンは皮までも甘いき、そのまんま皮ごとかじったち美味しいがよ。汁のついた手はニチャニチャするほどで、ただ妙に甘いだっけのミカンと違うて酸味もタップリやし、食べ終わった後もしばらく口中がミカンの芳香で満たされちゅうほどながやき。この時期でこれやったら、来月の収穫がまっこと楽しみやのう、西宮さん!美味しそうなミカン皮ごとガブリ!甘い!

 ほんで晩は夕暮れの太平洋を眺めながら、いつもの宿泊場所「国民宿舎 足摺テルメ」(高知県土佐清水市足摺岬1433-3 TEL:0880-88-0301 http://www.terume.com)で、市役所の皆さんや土佐食(株)の平林社長も交えての懇親会よ。まあ見てちや。この豪華な食事!やっぱし土佐清水の海の幸は最高ながぜよ。テルメから見る夕焼けの太平洋













カツオとウツボのタタキ刺身盛り












鍋料理お寿司等
 ところで最近、永田農法の関連書籍が立て続けに出ちゅうき、ここに最近出版された2冊をご紹介しちょくぜよ。

 まず1冊目は、「おいしさのつくり方」(永田農法を家庭菜園で)。

 おいしさのつくり方NHKエンタープライズ・プロデューサー諏訪雄一さんの著書で、小学館から出版されたばっかりの本ながよ。

 早速出来だちの本をワシんくに送っていただき、諏訪さんホンマにありがとうございます。著者の諏訪さんは、ワシの1月10日のブログ「『だれでもつくれる永田野菜』DVDが、遂に完成したぜよ!」に紹介されちゅう永田農法DVDを撮影したプロデューサーながよ。

 取材の過程で永田野菜に感動し、それまで10年間全霊を傾けて続けてきた有機農法の家庭菜園を、全て永田農法に切り替えたっちゅう人ながぜよ。内容は、本のオビに糸井重里さんが書いちゅう通りながよ。

 「おいしい野菜づくりの謎が、おもしろいようにとけていく。『永田農法』を徹底的にわかりたかった会社員が書いた、やってみて考えて、やってみて考えての『ほんとうに使える本』。」

 2冊目は、山田玲司さんの革命的対談漫画「絶望に効く薬 ONE ON ONE」Vol.6(小学館・ヤングサンデーコミックス・スペシャル)。絶望に効く薬

 著者の山田玲司さんが、様々な分野の達人らあを取材するドキュメンタリー漫画で、この第6巻は9人の方の取材が掲載されちゅうがやけんど、その9番目に永田先生が登場しちゅうがやき。漫画やき読みやすいし、「絶望に効く薬」っちゅうタイトルに偽りのうて、こじゃんと感動できるきに、まっことオススメの本ながよ。

 以下に漫画の中の永田先生の言葉を、最後にひっとつだけご紹介しちょこうか。


「森に誰が肥料をやりますか?
どこに土を耕す人がいますか?
森は何もしなくてもちょうどいいバランスを保ち、
みずみずしい緑を育んでいます・・・・・」





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連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月26日〉「文化財防火デー」
 1949年(昭和24年)のこの日、日本最古の壁画が描かれちょった奈良の法隆寺金堂が、火災により焼損したがよ。これをきっかけに、文化財を火災や震災から守るとともに、文化財愛護思想の普及高揚を図る目的で、1955年(昭和30年)に文化庁と消防庁が、この日を「文化財防火デー」に制定したがぜよ。ほんでこの日は、各地で文化財の防火訓練らあが行われるがやと。

 ほいたらこの日は、まずは地元の文化財や、文化財的な建物らあを見学して回ってもうぜや。自分の住んじゅう地域の文化財らあて、案外見過ごしちゅうもんやき、この機会にチェックしちょかにゃあ。

 ほんで夜は、日本の文化財的アルコール飲料、日本酒を飲まなあイカンがよ。防火意識も高めにゃあイカンき、この日のツマミは、一切火を使わんと作れるもんにせにゃあ。ほいたら刺身に決まりやろう。この時期が旬のもんゆうたら、マグロ、ブリ、ヒラメ、ホッキ貝、トリ貝らあながよ。ほんなら酒は、純米酒の常温あたりがバッチリながぜよ。  
Posted by tsukasabotan at 09:20Comments(6)TrackBack(0)

2006年01月24日

宇宙酒の香味と『土佐のおきゃく2006』第3回推進会議ぜよ!

 昨日は、まずは「司牡丹・土佐宇宙酒」を初めて利き酒したがぜよ。ちなみにこの酒についてよう知らん方は、ブログカテゴリー「宇宙酒」を参照してもらいたいがやき。ほんで司牡丹がこの宇宙酒を初めて搾ったがは1月20日やったがやけんど、そん時ワシゃあ出張中やって、結局昨日まで利き酒できてなかったがよ。。宇宙酒の利き酒

 さあ、待ちに待った宇宙酒初体験の瞬間ぜよ!

 おぉっ!こりゃあこじゃんとフルーティながよ!バナナの香りとデリシャスリンゴの香りをミックスしたみたいな、得も言われぬ豊かな香り。口に含みゃあ、口中に一面の花畑や果物畑が広がり、その華やかな香りが鼻から天に抜けていく感じがするがやき。同時にやさしい旨みが舌の上で宇宙遊泳みたいにフワリと膨らみ、スーッと消えていくがよ。

 こりゃあイケルぜよ!まさに世界初の宇宙酒にふさわしい香味ながやき。こんなに煽られりゃあ待ちきれんかもしれんけんど、4月1日の発売解禁日をどうぞ楽しみに待ちよってもらいたいがぜよ!

 「土佐のおきゃく2006」推進会議さて昨日の午後からは、「土佐のおきゃく2006」第3回推進会議に出席したがやき。ちなみに「土佐のおきゃく」イベントについちゃあ、ワシの「10月18日」のブログや、「土佐のおきゃく」のホームページ(http://www.tosa-okyaku.com)を参照してもらいたいがよ。推進会議の会場は、いつも通り「ホテル日航高知旭ロイヤル」(高知市九反田9-15 TEL:088-885-5151 http://www.asask.co.jp/jalar)。今回も60人ばあのメンバーが集まっちょったがやき。

 会議の議事としちゃあ、まずは24のイベントの内容がほぼ決まったき、それについての発表があったがよ。簡単に以下に紹介しちょくぜよ。

(1)「おびさんぽ」:続・高知遺産。カメラ片手に散歩に行こう。
(2)「おきゃくで星空映画館」:続・映画が街に飛び出した!
(3)「SUNTORY PUREMIUM SUNSET BAR」:太平洋の夕陽とキミの瞳にカンパイ!ごめん・なはり線
(4)「土佐の食談」:目・舌・耳で楽しむとっておきの宴(期間中随時開催)
(5)「食と音楽のコラボ・ライブ」:おいしい料理といい音楽で至福のひととき(期間中随時開催)
(6)「こまんさい」:春のまんがフェスティバル
(7)「おかみさん春の市」:作り手と買うひとの笑顔をつなぐ
(8)「土佐のよさこい春の舞」:この夜、この日だけの限定・よさこい踊り
(9)「おびさんマルシェ」:「食」と「アート」のおしゃれな蚤の市
(10)「土佐のおきゃく体験館」:キリンビール たっすいがは、いかん!
(11)「観光特使との交流パーティー」:高知城ガイドと土佐を味わう懇親会
(12)「酔って候。ドリンクラリーはしご酒大会」:飲んで当てよう豪華景品!
(13)「土佐酒で『おきゃく』!」:啓蟄に土佐酒全18銘柄と皿鉢料理を楽しむ会

 3月6日(月)18時30分〜20時30分 得月楼本店 実施団体/高知県酒造組合
「陽暉楼」で有名な得月楼に土佐酒が勢揃い!お座敷遊びあり、世界初「土佐宇宙酒」ラベル発表会あり、大吟醸新酒の袋吊り搾りあり、抽選会あり!

(14)「本格!!土佐のお座敷遊び体験」:はし拳・しばてん踊り
(15)「ラ・ラ・ラ春まつり」:音楽が高知の街にあふれる
(16)「第16回地球33番地記念式典」:東経133度33分33秒 北緯33度33分33秒で会おう
(17)「『おきゃく電車』アサヒで乾杯」:土電とアサヒビールのコラボ企画
(18)「土佐二十四万石おもてなし本陣」:大河ドラマ「功名が辻」の情報はここで
(19)「第38回南国土佐皿鉢祭」:食の祭典
(20)「はりまや木々七輪サロン」:日本唯一木造アーケード商店街で開催
(21)「春の元氣市」:高知の元気の素が大集合
(22)「ひろめ来たりなば春遠からじ」:平成浪漫商店街に春雷!
(23)「ルミナリエ高知」:みんなでつくる光の競演
(24)「街はぼくらのステージだ!」:ストリートダンス第2土曜はダンスの日


 どうぜよ?こりゃげにしょうまっことスゴイろうがよ!3月3日から12日までの期間中は、県外の方は是非高知へ来にゃあ損ながぜよ!それぞれのイベントの詳細についちゃあ、ホームページ(http://www.tosa-okyaku.com)を参照してもらいたいがやき。ワシはもちろん上記の(13)のイベントを担当しちゅうきに、よろしゅうお願いしますぜよ。

 あとの議事は、協賛イベントについての説明、スケジュール確認等で、帰りにゃあ完成したポスターとチラシが配布されたがやき。併せて、今年4月1日から来年1月8日までのロングランで開催される、「土佐二十四万石博」(http://www.tosa-yamauchi.com)のポスターとチラシも配布されたがよ。「土佐のおきゃく」チラシ「土佐二十四万石博」チラシ

 こりゃあ今年の土佐はいろんなイベントが目白押しで、こじゃんと楽しそうなよ。全国の皆さん、今年の旅は土佐の高知が絶対オススメぜよ!!








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連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月25日〉「日本最低気温の日」「中華まんの日」1902年(明治35年)のこの日、 北海道旭川市で、日本の気象観測史上最低気温の公式記録マイナス41.0℃を記録したき、この日は「日本最低気温の日」ながやと。ちなみに1978年(昭和53年)2月17日に、幌加内町でマイナス41.2℃を記録したがやけんど、気象庁の公式記録の対象から外れちょったき、旭川の記録が公式の日本最低気温になっちゅうがぜよ。

 さらにこの「日本最低気温の日」にちなんで、ホカホカ温かい中華まんを食べるがに最適な日やっちゅうことで、この日は「中華まんの日」にも制定されちゅうがやき。この日に中華まんを食べりゃあ風邪をひかんとか、受験に合格するっちゅう話しもあるがやと。

 ほいたらこの日は、とにかく体を温める食べ物三昧といこうぜや。「中華まんの日」じゃき、まずは中華まん。あとは、体を温める旬の根菜類、カブ・ゴボウ・ダイコン・ネギらあをタップリ入れた豚汁鍋はどうぜよ。体を温めるゆうたら、ショウガを忘れちゃあイカンぜよ。この日の豚汁鍋はショウガをタップリ効かせにゃあ。

 ほんなら酒も、体を一番温める酒ににせにゃあイカンがやき。それは何かゆうたら、日本酒の古酒、長期熟成酒のぬる燗ながよ。中華まんやショウガを効かいた豚汁鍋らあにもバッチリ合うき、こりゃ寒い日にゃあ超オススメながぜよ。  
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2006年01月23日

文化教室の課外講座『酒造り体験実習』ぜよ!

 昨日の日曜日は、高知新聞文化教室「土佐酒道入門」の課外講座「酒造り体験実習」やったがやき。年に1度の新年恒例のイベントながよ。ちなみに、ワシが講師を務めゆうこの講座について詳しゅうは、ブログカテゴリー「土佐酒道入門」を参照してもらいたいがやき。

 ほんでこの体験実習は、「土佐酒道入門」の卒業生(1期生〜11期生)と現役生(12期生)を対象に希望者を募り(同伴者可)、佐川町の司牡丹の酒蔵にて、酒造り体験をするっちゅう、特別課外講座ながよ。

 今年で早や6回目になるがやき。実習は午前の部と午後の部に分かれちょって、前者は8時半から12時まで、後者は13時から16時半まで。昼食はオプションで、希望者は佐川名物「大正軒」のウナギ定食が準備されるがよ。

 これにお土産(搾りたて生酒、酒粕、利き猪口)も付いて受講料は1500円(昼食代別途1500円)やき、こりゃこじゃんとお得ながぜよ。

 ほんで、午前か午後かどっちか好きな方を選べるがやけんど、今回は午前の部が人気で参加者は24名、午後の部は9名やったがやき。

 まず午前の部は、8時15分にJR佐川駅に集合して司牡丹に向かい、ミーティング後、酒粕はがしと酒粕詰めの作業。圧搾機から酒粕をはがす作業が面白いゆうて、なかなか人気やったがやき。午前・酒粕詰め午前・粕はがしに並ぶ













午前・酒粕はがし酒粕詰めは、なんと先日搾ったばっかしの宇宙酒の酒粕。宇宙酵母がこじゃんと含まれちゅうと聞きゃあ、切れ端をかじって皆さん大悦びやったがよ。その後、司牡丹・杜氏の蔵隠し味噌を使うた味噌汁で朝食。午後・酒粕袋詰め











午後・酒粕カット










 酒造りビデオを鑑賞後、酒蔵見学。今回は新設の平成蔵の見学もあって、何度も来られちゅう方も、興味シンシンやったがよ。ほんで「もろみ」を棒でまぜる「櫂入れ(かいいれ)」の作業をやってもろうて、ここで個別の記念写真撮影。みんなあなかなかポーズが決まっちゅうがやき。最後は、お待ちかねの「しぼりたて」利き酒タイムで、3種類の「しぼりたて」をタップリ堪能して、ほろ酔い気分で昼食に向こうたがぜよ。櫂入れ








午後・利き酒しぼりたて3種










 昼食後は午後の部。こちらはまず、酒粕の板粕カットと袋詰め作業。その後は酒造りビデオ、酒蔵見学、「櫂入れ」作業と個別写真撮影、利き酒と続いて、蔵隠し味噌の味噌汁のオヤツタイムで終了やったがよ。午後・おやつタイム

 午前と午後と合わいて、参加総数33名の皆さん、ほんまに酒造り体験、ご苦労様でした。今回は主な作業が酒粕ばっかりやって、申し訳なかったけんど、皆さんニコニコ楽しみもって作業していただけたき、ホンマ感謝申し上げます。また今後も、高知新聞文化教室「土佐酒道入門」をよろしゅうお願い申し上げますぜよ。






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連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月24日〉「郵便制度施行記念日」「ゴールドラッシュデー」
 1871年(明治4年)のこの日、東京・京都・大阪間で、郵便業務が初めて開始されたき、この日は「郵便制度施行記念日」ながやと。ちなみに、それまでは飛脚便に頼っちょったがぜよ。

 また、1848年のこの日、アメリカ・カリフォルニアの製材所で働くジェームズ・マーシャルが川底に金の粒を発見したがやと。この噂は瞬く間に全米に広まり、その川の周辺は一獲千金を夢見る人々であふれかえり、「ゴールドラッシュ」となったき、この日は「ゴールドラッシュデー」となったがやき。

 ほいたらこの日は、まずは郵便制度に感謝しもって、年賀状の整理でもしようぜや。お年玉付き年賀ハガキの当たりのチェックも忘れがちやき、それもやっちょこうや。

 ほんで晩は、縁起のえい「ゴールドラッシュ」にあやかって、ゴールドな魚、キンメダイ料理で飲まにゃあ。丁度この頃が旬のキンメダイは、こじゃんと脂が乗っちょって、煮付けらあが最高ながよ。ほんなら酒は日本酒しかないろう。山廃純米酒のぬる燗あたりがバッチリながよ。

 これで今後の仕事も「ゴールドラッシュ」、バッチリ稼げること請け合いぜよ!
  
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2006年01月22日

1月23日、明日も飲めるゼヨ!

連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月23日〉「電子メールの日」「ワンツースリーの日」
 「1(いい)23(ふみ)」(いい文・E文)の語呂合わせで、この日は「電子メールの日」ながぜよ。1994年(平成6年)に電子メッセージング協議会(現在のEジャパン協議会)が制定したがやと。

 さらにこの日は、「123」の語呂合わせで、「ワンツースリーの日」でもあるがやき。人生に対してジャンプする気持ちを持とうっちゅう日ながやと。

 ほいたらこの日は、まずはEメールで友達を集めろうぜや。ほんで、人生に対して「ワンツースリー」ゆうてジャンプする気持ちを持っちゅう、元気なヤツらあを集めにゃあイカンぜよ。集うたら、みんなあで元気が出る話しをしもって飲もうぜや。

 毎月23日は「天ぷらの日」らしいきに、「ワンツースリー!元気が出る天ぷらパーティ」にキマリぜよ。ほいたら酒は日本酒が1番よ。いろんなタイプの純米酒を集めて、それぞれがお好みで、冷やいたり、燗したり、常温やったりと、楽しみもって飲もうぜや。カラッと揚がった天ぷらと日本酒の相性は、最高ながやき。

 天ぷらみたいに気持ちもカラッと晴れて、盛り上がる(揚がる)こと請け合いぜよ!  
Posted by tsukasabotan at 06:57Comments(0)TrackBack(0)

2006年01月21日

『サンキンの会』と『司牡丹・土佐宇宙酒』搾りの日ぜよ!

 昨夜はいつもの「宝」(千代田区丸の内3-5-1東京国際フォーラムB1F TEL:03-5223-9888 http://r.gnavi.co.jp/g107805/)で、「サンキンの会」やったがやき。

 この会は、年1回10月〜11月に開催しゆう「東京〈新〉司牡丹の会」や、2〜3年に1回開催しゆう東京からの「司牡丹酒蔵見学ツアー」らあに参加された方々が対象で、「宝」に集うて司牡丹を楽しむ会ながよ。

 第3金曜日に開催しゆうき「サンキンの会」と名付けられちゅう会ながやき。毎月やりゆう訳じゃあないけんど、年に6回ばあは開催しゆうがぜよ。ちなみに前回は昨年の9月16日の開催で、詳しゅうは9月17日のブログ「雑貨仕入れと、『サンキンの会』で飲んだぜよ!」を参照してもらいたいがやき。また、10月25日のブログ「第11回・東京〈新〉司牡丹の会ぜよ!」を見りゃあ、昨年10月22日に開催された「東京〈新〉司牡丹の会」の様子がよう分かるがぜよ。

 ほんで今回は、「サンキンの会」としちゃあ4ヶ月ぶりの開催になるがよ。今回の参加はワシを含めて12名。18時半から「宝」の丸の間でスタートしたがやき。

 まず今回の出品酒は、以下の4アイテムながよ。

出品酒4アイテム「司牡丹・永田農法〈土佐清水〉風鳴子」(純米吟醸酒)
「船中八策しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)
「司牡丹あらばしり」(本醸造生原酒)
「司牡丹・深尾(ふかお)」(純米大吟醸原酒・斗瓶囲い)








いっつも美味しいお料理メニューは下記の通りぜよ。

●前菜:明太子の燻製 クレソンのおひたし 豚ヒレ肉前菜と日本酒カクテル
●お造り:マグロ中トロ 関サバ 寒ブリ 牡丹エビお造り












●鍋物:豆乳鍋豆乳鍋
●焼物:イベリコ豚のステーキイベリコ豚のステーキ












●強肴:タラバ蟹おこげ餡かけタラバ蟹おこげ餡かけ
●揚物:蓮根帆立真丈はさみ揚蓮根帆立真丈はさみ揚
●お食事:茶ソバ


 毎回毎回趣向をこらしたメニュー開発、ホンマに料理長さんにゃあ頭が下がるがやき。

 今回は、1杯目のお酒を日本酒のカクテルにしてみたがやき。ロックグラスのフチにライムを塗って、ソルティドックの要領で塩を付け、グラスの中にゃあ氷を入れて、「司牡丹あらばしり」を注ぐがよ。

 これがなかなかの評判で、何で日本酒メーカーはこういう美味しい飲み方をもっと宣伝せんがな、ゆうて言い出す方までおったがやき。前菜の中じゃあ、明太子の燻製が特にこの日本酒カクテルに合(お)うたがぜよ。

 2品目のお酒は、「永田農法〈土佐清水〉風鳴子」。軽快爽やかで晴れ晴れしい味わいが、お造りと豆乳鍋によう合(お)うたがやき。

 3品目は「船中八策しぼりたて」。しぼりたて原酒ならではのフレッシュなリッチ感が、イベリコ豚の旨味とバッチリやったがよ。

 4品目は、お待たせの、「深尾」。皆さんここまでで相当飲んじゅうはずやのに、3本あった「深尾」が僅か15分ばあでカラになってしもうたがぜよ。
結局用意しちょったお酒は全てカラになって、、「司牡丹・槽掛け雫酒」を1本追加して、それも完飲。

 今回はアルコール度数の高い原酒が4品中3品やったき、仕込水を720ml瓶12本用意しちょったがやけんど、これも全て完飲。お料理も含めて、とにかく気持ちえいばあ、全部のうなってしもうちょったがやき。お帰りの際の皆さんのニコニコ顔も合わいて、いつもに増して幸せあふれる楽しい酒席やったがぜよ。

 ところで、昨日は前記の通りワシゃあ東京におったき、残念ながらよう立ち合わんかったがやけんど、実は待ちに待っちょった「司牡丹・土佐宇宙酒」を、遂に昨日搾ったがやき。

 宇宙酒搾りその記念すべき、宇宙酒初搾りの場面を、ここに画像でご紹介しちょくぜよ。それとラベル・化粧箱らあのデザインも完成したき、その画像も載せちょくきに。どうぜよ?なかなかロマンあふれるデザインやろうがよ。ちなみに希望小売価格は720ml詰2600円(消費税込)完全限定2万本ながやき。一般には、予約受注は2月末〜3月初旬頃にゃあ開始する予定やき、もうびっと待っとうせよ。飲めるがは解禁日の4月1日ぜよ。土佐宇宙酒

















宇宙酒袋吊りさらに、まだデザインも価格も何ちゃあ決まってないけんど、「司牡丹・土佐宇宙酒」は画像をご覧いただくと分かります通り、ナント袋吊り搾りもされちょって、その分の超限定500本は、プレミアム商品として発売さいてもらう予定ながやき。こちらも楽しみに待っちょってほしいがぜよ。






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連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月22日〉「ジャズの日」「カレーの日」
 東京都内の老舗ジャズクラブ「バードランド」「サテンドール」「オールオブミークラブ」のオーナーらあによる「JAZZ DAY実行委員会」が2001年(平成13年)から実施して、この日は「ジャズの日」になったがやと。JAZZの「JA」が「January」(1月)の先頭2文字で、「ZZ」が「22」に似いちゅうことからながぜよ。この日は、ジャズのファン層の裾野を広げるために、ライブコンサート等様々なPR活動が行われゆうがやき。

 またこの日は、全国学校栄養士協議会で決定した、給食メニューに初めてカレーが出された日ながよ。1982年(昭和57年)1月22日、全国の小中学校で一斉にカレー給食が出されたがやと。

 ほいたらこの日は、まずはジャズを聴かなあイカンぜよ。持ってない人は、ジャズのCDを借りて来にゃあ。毎月22日は「ふう(2)ふ(2)」の語呂合わせで「夫婦の日」らしいきに、夫婦2人っきりで、未婚の人は彼女彼氏と2人で、ジャズを聴きもって飲もうぜや。

 食事はカレーと言いたいとこやけんど、カレーライスじゃあなかなか酒のサカナにならんきに、カレー味のツマミをいろいろ作ってみるがぜよ。ほんなら酒は、日本酒の「しぼりたて原酒」のカクテルがオススメながよ。ロックグラスのフチにライムを塗って、ソルティドックの要領で塩を付け、グラスの中にゃあ氷を入れて、「しぼりたて原酒」を注ぐがやき。これがカレー味のツマミに、なかなかよう合うがぜよ。  
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2006年01月20日

HONEY時代の仲間と飲んだぜよ!

 昨日は、まず午前中は赤坂プリンスホテルさん、午後は高輪プリンスホテルさんと、打ち合わせしてきたがぜよ。

 今、全国で話題沸騰中の土佐宇宙酒は、4月1日一斉に発売解禁されるがやけんど、その日にゃあ高知と東京で宇宙酒解禁イベントが開催されるがやき。その東京会場の候補に、この2軒のホテルが上がっちょって、それの打ち合わせをしてきたっちゅう訳ながよ。

 どちらのホテルで開催するかは実はほぼ決まったがやけんど、発表できるがは2月3日に高知県酒造組合での宇宙酒会議で正式決定してからやき、東京の皆さんは楽しみに待ちよってよ。

 ほんで夜は、いつもの「宝」(千代田区丸の内3-5-1東京国際フォーラムB1F TEL:03-5223-9888 http://r.gnavi.co.jp/g107805/)で、ワシが東京でサラリーマンしよった時代の仲間らあと飲んだがぜよ。ワシゃあ大学時代と合わいたら9年間東京におったがやけんど、5年間は「HONEY」こと(株)ハニーゆう会社に勤めよったがよ。

 詳しゅうは、12月26日のブログ「クリスマスに思う、HONEYの遺伝子は不滅ぜよ!」を参照してもらいたいがやき。船中八策しぼりたてとツマミ

 「宝」の丸の間を19時から予約しちょったがやけんど、みんなあなかなか忙しいみたいで、ワシを除いた7人全員が揃うたがはしばらく経ってからやったがよ。まあけんど、こうして7人も集まってくれるらあて、ホンマにありがたいことながぜよ。
HONEY時代の仲間
 集まった仲間は、ワシが22歳〜27歳の頃、同世代で親しゅうしよった連中やき、まあ飲みだいたらバカ話し炸裂よ。20年ぶりばあに会うヤツもおったに、すっと打ち解けてバカ話しができるらあて、若い頃の仲間っちゅうんは面白いもんぜよ。

 とてもこのブログに書けんような話しや、あまりにもマイナーな話しがほとんどやったがやけんど、大丈夫そうな話しをチクとピックアップしてもうか。

 ワシゃあ当時は、沼袋のワンルームに住んじょったがよ。遅うまで飲んで、そのワシの部屋に泊まりに来たヤツらあもおったがやけんど、そりゃもう部屋ん中はグチャグチャの、壮絶にキタナイ部屋やったっちゅう話しが出たがよ。いや○○さんの部屋の方がもっとキタナかったらあて話しも出たがやけんど、ワシの場合は普段のイメージとかけ離れちゅうき、どうもそのギャップから、当時話題になっちょったみたいながやき。

 ワシゃああの頃は、アパレル関係の会社に勤めたいと思いよったばあ、着るもんが好きやって、外じゃあキチンとした身なりでオシャレにも見えたろうき、汚い部屋とのギャップが大きかったがやろう。

 「あのコキタナイ部屋から、どうやったらあの小綺麗な格好で出て来られるのか?」ゆうて、当時は世界の七不思議みたいに言われよったもんながやき。

 バカな飲み方も、ようしよったがよ。酔っ払うて代官山の西郷山公園に行って、芝生の上を引きずり回し合(お)うたりして、ジャケットをダメにしたこともあったのお。

 川海老事件ゆうがもあったがよ。酔っ払うて、誰かがエダマメを自分の鼻にさして笑いをとったがよ。ほんでワシゃあスグさま、そん時目の前にあった川海老を両鼻にさしこんで爆笑をとったがやき。川海老は足やヒゲがとがっちゅうもんやき、鼻から抜いた途端、両鼻から鼻血がツ〜ッ・・・さらに大爆笑をとったがぜよ。

 ホンマに久しぶりにみんなあと飲んで、20代の頃の青春時代をこじゃんと思い出せたがやき。また是非集うて飲もうぜや




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連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月21日〉「ライバルが手を結ぶ日」「料理番組の日」
 1866年(慶応2年)のこの日、土佐の坂本龍馬らあの仲介で、犬猿の仲やった薩摩の西郷隆盛と長州の木戸孝允らあが京都で会見し、倒幕のために薩長同盟を結んだがやと。ほんじゃきこの日は、「ライバルが手を結ぶ日」になっちゅうがぜよ。

 また1937年(昭和12年)のこの日、イギリスのBBCテレビで、料理番組の元祖と言われる番組「夕べの料理」の放送が開始されたき、この日は「料理番組の日」ながやと。第1回目は「オムレツの作り方」やったらしいがぜよ。

 ほいたらこの日は、普段一緒に飲まんようなライバル関係にあるような相手を誘うて、一緒に飲もうぜや。龍馬さんの薩長同盟の苦労を考えりゃあ、ちっとも難しいことやないがぜよ。お互いに心を開いて、飲みもってホンネで語り合やあ、案外親友になれたりするもんながやき。

 ほんで、あらかじめ料理番組をチェックしちょいて、その日のツマミらあを準備せにゃあ。第1回放送の「オムレツの作り方」に敬意を表して、ツマミはオムレツとかの卵料理にしようぜや。やさしゅうにフワッと包みこむ風味が持ち味の卵料理にゃあ、やさしいなめらさを持つ「しぼりたて生酒」(原酒やのうて、アルコール分15度ばあのもん)あたりがバッチリながやき。  
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2006年01月19日

日本名門酒会・若手蔵元会で飲んで、小阪先生に会(お)うたぜよ!

 昨日は、まずは日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp)を主宰する(株)岡永さんの東京支店に、同会の若手蔵元会のメンバーで、新年のご挨拶に行ったがぜよ。ちくと東京支店の皆さんと懇談、意見交換らあをして、ほんで昼食をとって、馬喰町の(株)岡永さんの本社に新年のご挨拶ながよ。

 本社じゃあ、丁度「初しぼり試飲会」を開催しよったきまずはそれに参加して、会長・社長をはじめ、各部署の皆さんにご挨拶回りしたがやき。

 その後は、別に借りた会議室に移動して、日本名門酒会・若手蔵元会恒例の新年行事として、各自がこれから1年の抱負や目標を語り合(お)うたがぜよ。(株)岡永の飯田永介社長を含めた11名が、順番に発表したがやき。

 まず飯田社長は、日本酒は今、まだら模様ながらも復活してきたっちゅう話しをしたがぜよ。

 確実に日本酒へのフォローの風は吹いてきゆうがやけんど、各社各店で優劣がハッキリ出た、まだら模様の状態やとゆうがやき。特に小売酒販店レベルで顕著で、昨年末に日本酒をたいしてよう売らざった店もありゃあ、一方で年末に1日で400万円売り上げたり、年間トータルで過去最高の売り上げを達成した店も何店かあったがやと。ほんで、今年はこじゃんと大事な年やとゆうがやき。

 もう1回原点に帰って、季節のイベントと売り場を連動させ、体験型の現場をどれっぱあ作れるかが勝負やとゆうがよ。モノからコトへ、と言い続けてきたけんど、だからこそ、モノが大事ながやとゆうがぜよ。

 ちなみにワシゃあ、以下の内容のお話しをしたがやき。

 まず「自社内的抱負」としては、今年はNHK大河ドラマ「功名が辻」の放映開始や、様々な観光イベントや食のイベントが目白押しで、全日空さんも四国のキャンペーンを実施、そして話題沸騰中の世界初「宇宙酒」の発売と、ネタにゃあ事欠かんき、今年は土佐の年やと言い切れるばあながやき。ほんで、それらあ全ての土佐のメリットを、自社の売り上げに確実に結びつけていきたいと考えゆうがやき。

 次に「業界的抱負」としては、もう若手やかららあて言いよられん。この12年間が勝負になるきに、そろそろ人生の集大成をはじめにゃあ。それは、「旬・季節感」をベースに、「地の酒」と「地域の食文化」との関係性を取り戻し、日本酒を「地産地消」「身土不二」「スローフード」「ロハス」等の流れに乗せ、国酒としての誇りと文化と売り上げを取り戻す、そんな活動を開始するっちゅうことながよ。

 ほんでその活動について、最近「我が意を得たり」と思うた新聞記事と、水口健次先生の言葉があるがやき。

 前者は1月4日の「日経MJ」「食の細道」の「『ローカル』が今年の焦点。ローカル食の見直しは、いずれフードビジネスにも影響を及ぼす。」っちゅう内容。

 後者は、「これからの消費リーダーであるシニアの女性らあが求めるがは、おいしい食事、旅、花、風、水、日本の四季や。しかし日本は今、傷んじゅう。今よりずっと前の方が、ズーッと美しかった。美味しかった。ほんじゃき、彼女らあをもてなそうとすりゃあ、彼女らあに『ワーすごい!うれしい!』と叫んでもらおうと願やあ、傷んじょらんかった過去を提示する以外にゃあない。しかも、現実の過去を超える美しさで・・・。それが『過去という未来』やと。」っちゅう内容ながぜよ。

 11名みんなあが、今年の抱負を語り終えたら、新年会ながよ。今回はどういう訳か珍しゅう、昨年の段階から飯田社長が4次会まで決めてしもうちょったがやき。

立ち呑み はんな4軒行くゆうたち、そのうち2軒は流行りの「立ち飲み」店の視察を兼ねてやき、驚くほどのことやあないがやけんど。ほんでまず1軒目は「立ち呑み はんな」(千代田区神田佐久間町2-25梅屋ビル1F TEL:03-3863-3610)っちゅう店。

 2ヶ月ばあ前にオープンしだちの立ち飲み屋ながやき。流行りのカップ酒もズラリ揃うちょって、料理も割と凝ったもんが出せるがやけんど、今回はカップ酒1本づつとツマミをチビッと頼んだばあで、次の店に向かうたがぜよ。酒呑童子のカップ酒











薬味屋2軒目は「京橋 薬味屋」(中央区京橋2-3-4YSビルB1 TEL:03-3272-8938)。ここにゃあウチの純米超辛口「船中八策」が入っちゅうがやき。今回は、飯田社長がコース料理を頼んじょったようで、付き出し、豆腐料理、お造り、鶏肉料理、薩摩揚げ、天ぷらと来て、メインは赤ダシのアンコウ鍋やったがよ。ほんで各社の日本酒もたるばあ頼んで、お料理もこじゃんと食べて、時間も22時半になって、みんなあかなり一杯イッパイになったがやき。
つきだし











豆腐料理お造り











鶏肉料理薩摩揚げ











天ぷらアンコウ鍋











 サスガの飯田社長も、次に予定しちょったもう1軒の立ち飲み屋はあきらめ、次は最後に予定しちょった「酒菜亭」(渋谷区道玄坂2-23-15小池ビル4F TEL:03-3780-1313 http://www.sakanatei.net)に行ったがよ。酒菜亭 つきだし

 ほいたらナントなんと!そこにゃあワシらあがこじゃんと世話になっちゅう、小阪裕司先生(http://www.kosakayuji.com)がおられたがぜよ!ちなみに小阪先生については、一昨日1月17日のブログ「小阪裕司先生の『一歩先のシゴト力』はおススメぜよ!」を参照してもらいたいがやき。

 ほんで飯田社長が、「すごい偶然ですね!」言うたら小阪先生は、「いや、これは必然ですよ!」言うてくれて、ワシらあも大感激よ。さらに、小阪先生は日本経済新聞社の2人の方と来られちょって、まだちっくと仕事の打ち合わせが残っちゅうき、それが済んだら一緒に飲もう言うてくれたがぜよ。

 実はワシゃあ連チャンやし、前の店で飲み食いし過ぎて、この店に来るタクシーの中でも爆睡やって、もう限界やきスッと帰ろう思うちょったがよ。けんどモノスゴイ確率で小阪先生に出会えて、しかも後で一緒に飲めるとなりゃあ、こりゃ一気に疲れらあも吹っ飛んでしもうて、テンション上がりっぱなしになったがぜよ。こりゃもう今夜は一睡もできんじゃちかまんと思うたばあながよ。

 それからまた、みんなあでワイワイ飲んで、何人かはポロポロと先に帰ったがやけんど、しばらくしたら小阪先生らあ3人と合流。こじゃんと面白い話しをたるばあ聴けたがやき。結局、こちらも最後まで残ったがは飯田社長と「春鹿」の今西社長、「酒呑童子」の中西社長とワシの4人だけやったがやけんど、最高のひとときを共有できたがやき。酒菜亭に来たメンバー

 小阪先生は、いろいろお話しをしてくださり、ワシらあの今年の抱負の話しも聴いてくださったがやけんど、やっぱりこれからはローカルじゃ、文化じゃらあて言いゆうワシらあに、おおいに同意してくれたがぜよ。

 ほんで、いろいろ難しゅう考え過ぎて分からんなりそうになっちゅうワシらあに、「もっと単純に考えよう」「人間がある行動を起こすか起こさないかは、その人がそうしたいかしたくないか、動機付けの部分ただ1点のみ」「ワクワク系は『中央突破』だ!」等と、こじゃんとありがたいお言葉とエールをいただけたがやき。

 小阪先生にゃあ、ホンマに感謝、感謝ながよ。そしてこの日の「必然」の出会いを準備してくれた、天の配慮に心から御礼申し上げるがぜよ





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連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月20日〉「二十日正月」「大寒」
 1月20日は、正月最後の日として納めの行事を行う「二十日正月」ながぜよ。正月に食べた魚の骨や頭までも食べ尽すことから、骨正月・頭正月っちゅうて呼ぶ地方もあるがやと。
ほいたらこの日は、魚のアラやカマを使(つこ)うた料理を作って、正月の最後を祝うて飲もうぜや。正月にふさわしい酒は当然日本酒、それも「しぼりたて新酒」の原酒あたりがピッタリながやき。

 さらに今年、2006年(平成18年)の1月20日は「大寒」でもあるがぜよ。「大寒」は、暦の二十四節気のひとつで、小寒から節分までの「寒の内」の真ん中あたり、1年で最も寒さが厳しゅうなる時期ながよ。

 ほんならこの日は、やっぱり魚のアラやカマを使(つこ)うた料理で、一番寒い時期やき体があったまる鍋料理にせにゃあ。お酒ももうひとつ、山廃純米酒のぬる燗も用意しちょきゃあ、こじゃんと体も心もあったまるがぜよ。  
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2006年01月18日

『初しぼり新酒』の会を『宝』で開催したぜよ!

 昨日はいつもの「宝」(千代田区丸の内3-5-1東京国際フォーラムB1F TEL:03-5223-9888 http://r.gnavi.co.jp/g107805/)で宝蔵9蔵が集まって、まずは「宝蔵会議」を開催したがぜよ。

 ちなみに宝蔵ゆうたら、「宝」に出資しちゅうオーナー蔵元のことで、「大山」(山形)「浦霞」(宮城)「開華」(栃木)「久寿玉」(岐阜)「酒呑童子」(京都)「春鹿」(奈良)「嘉美心」(岡山)「司牡丹」(高知)「西の関」(大分)の9蔵ながよ。

 ほんで次は、各蔵の府県の東京事務所の方を招いての、打ち合わせ会やったがやき。各府県の東京事務所の方々と会議

 「宝」としちゃあ、各府県の東京事務所の方々にまずは知ってもろうて、各府県の特産食品を紹介してもうたり、様々な情報をもろうたりしたいがよ。各府県の観光PRにもなるき、お互いにメリットがあるよう有効に利用し合えりゃあえいっちゅうことながやき。

 その後は、各府県の東京事務所の方々も交えて、「初しぼり新酒」を楽しむ会の開催ながよ。今年は戌年じゃき、各蔵を犬にたとえた円形メニューが、いきなりバカウケやったがやき。司牡丹は土佐犬で、なんでか春鹿だけ鹿なんが笑いをさそうがよ。犬の酒メニュー

 このメニュー、「宝」の女性スタッフ・小林さんが考えて作成したもんながやけんど、こりゃあもはやプロの作品と言えるレベルながやき。小林さん、力作を感謝ぜよ。ちなみにこのメニュー、今月来月ばあは「初しぼり」メニューとして「宝」で使用するみたいなき、是非実物を見に行ってみてちや。




 さて、いよいよ乾杯と同時に宴会に突入ぜよ。今回の出品酒は以下の通りながよ。出品酒

「嘉美心・桃花源しぼりたて」
「開華・大晦日しぼり」
「司牡丹・船中八策しぼりたて」
「久寿玉しぼりたて」
「西の関・活き活きしぼり生酒」
「春鹿しぼりばな」
「大山・初しぼり」
「酒呑童子・由良の朝霧」
「浦霞・しぼりたて」


 ほんで、お料理メニューは以下の通りながやき。

●前菜:蛤の酒蒸し 大徳寺麸とちぢみこんにゃくの白和え 絹田巻前菜と嘉美心と開華

●お造り:メジマグロのオニオンソース和えお造り












●焼き物:川俣シャモの岩塩焼焼物と司牡丹・船中八策しぼりたて

●煮物:カキの鹿の子煮煮物












●揚げ物:マコモタケの真丈揚 ふきのとうの天ぷら揚物

●お食事:お雑煮
お雑煮












宴席1宴席2 各蔵の仕込水も何種類か出され、「和らぎ水グラス」と「和らぎ水ピッチャー」も大活躍ながよ。日本酒を飲む合間に水を飲むことを「和らぎ水」ゆうがやけんど、この方法は、次の日に残らん賢い飲み方ながやき。

 とにかくこの「初しぼりの会」も3年目を向かえ、前回の秋の「ひやおろしの会」、夏の「七夕の会」と、だいぶ定着してきて、常連組も増えてきたがやき。和気あいあいとした、えい会に育ってきたがぜよ。

 三本〆お開きの三本〆の後は、皆さんをお見送りして、蔵元らあのお疲れさん会をそのまんま「宝」にて開催。2次会は隣のビルのベルギービールレストラン「ベルジアン ビア・カフェ アントワープ セントラル」(千代田区丸の内2-7-3東京ビルTOKIA・B1F TEL:03-5288-7370 http://www.belgianbeercafe.jp)に行ったがやき。








まずグラスを洗うビールをつぐちなみにこの店についての詳しゅうは、11月25日のブログ「昼はベルギービール、夜は龍馬さんの子孫と飲んだぜよ!」を参照してもらいたいがやき。お店では、大阪の店からビールつぎ名人の裕愛(ひろえ)さんが手伝いに来ちょって、見事な手さばきでビールをついでくれたがよ。なかなかの美人で、今月いっぱいは東京の店におるみたいなきに、是非行っちゃってや。

 この後も何人かでもう1軒行ったみたいなけんど、あんまり覚えてないがやき。ワシゃあ東京4泊5日の初日やに、こりゃチクと心配になってきたぜよ。




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〈1月19日〉「家庭用消火器点検の日」「のど自慢の日」

 1と19で「119」になり、11月9日の方は消防庁が定めた「119の日」やき、1月19日の方を「家庭用消火器点検の日」に定めたがやと。1991年(平成3年)に全国消防機器販売業協会が制定したがよ。家庭用消火器の点検、火災発生時の使い方らあの認識を高める日ながぜよ。

 また1946年(昭和21年)のこの日は、NHKラジオの「のど自慢素人大会」が開始された日やき、NHKが「のど自慢の日」に制定しちゅうがやき。

 ほいたらこの日は、まずは自宅の消火器を点検せにゃあ。案外、期限切れでもう使えんなっちゅう場合が少のうないがやき。

 ほんでその後は、友達らあを集めて「のど自慢大会」ぜよ!カラオケボックスもえいけんど、酒と料理が美味しゅうないき、誰かに家庭用カラオケ機器を借りてきて、自宅でやってもうぜや。周りから苦情が出んような、誰かの家を選ばにゃあイカンぜよ。採点用の鐘も用意できりゃあ一層盛り上がるがやき。

 ほんで食べもんは、「のど自慢」やき喉肉にしてもうや。豚や牛の喉肉も悪うはないけんど、ここはマグロのカマを買(こ)うてきて、マグロの喉肉でやるがをオススメするがやき。たっぷりのネギとマグロのカマを鍋に入れて、カマのネギマ鍋ぜよ。とろけるマグロの喉肉は、絶品ながやき!ほいたら酒は日本酒、山廃純米酒を常温でやるががピッタリながぜよ。  
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2006年01月17日

小阪裕司先生の『一歩先のシゴト力』はオススメぜよ!

 今回は、最近発売されたばっかしの小阪裕司先生(http://www.kosakayuji.com)の最新刊「一歩先のシゴト力 〜今のモヤモヤから脱け出したい人へ〜」(PHP研究所)っちゅう書籍をご紹介しちょくぜよ。一歩先のシゴト力

 ワシゃあもう5年ばあ前から、小阪先生が主宰しゆう「ワクワク系マーケティング実践会」に入っちょって、モノじゃのうて、ヒトにフォーカスしたビジネスっちゅうんを学ばしてもらいゆうがやき。

 ちなみに今年の元旦から、小阪裕司パーソナリティー・FMヨコハマ「wakuwaku ビジネステイメント」が放送開始されちゅうき、受信できる地域の方にゃあ是非そちらもオススメしちょくぜよ。毎週日曜21:30〜22:00オンエアながやき。高知じゃあ聴けんがが、げにまっこと残念ながよ。

 さて、本題の書籍の内容やけんど、元々はPHPの雑誌「THE21」で2年間にわたって連載された「もっと力を!!」に加筆・修正したもんながよ。小阪先生が、ビジネスにおいてほんとうに役立つ力をつけるっちゅうんはどういうことか、どんな力が必要ながかを、小阪流に考えて発表したもんながやき。

 もがきもって、そこから脱け出そうと必死でテクニックやハウツーを学びよった20代の頃の自分。あの頃の自分に今の自分が言葉をかけるとしたら、そんな力もえいけんど、まっと必要な力があるぜよと、一番語りたいがやと。

 本当に仕事ビシッと決めるなら、そん中でドーンと脱け出いていくなら、もっと身につけにゃあならん大切な力があるがよ、と。ほんで以下の「21の力」を解説してくれちゅうがぜよ。


「かぶく力」
「なりきる力」
「巻き込む力」
「掘り下げる力」
「やりはじめる力」
「断る力」
「描く力」
「期待させる力」
「ズレに気づく力」
「目の前のことをやる力」
「自分の物語を知る力」
「揺らがない力」
「常識を破る力」
「愉しく苦しむ力」
「積み重ねる力」
「アイデアを生む力」
「見えないものを見る力」
「立ち上がる力」
「他人を思う力」
「生まれと育ちの力」
「生きる力」



 ほいたらこの中から、ワシが特に感動した3つの力を、簡単に紹介しちょこうか。まずは「掘り下げる力」

 小阪先生がある百貨店の靴売り場で靴を買(こ)うたときのこと。若い店員の接客が抜群やったがやと。とにかくまず足と靴に関する知識がずば抜けちゅう。しかもそれがお客様の目線、お客様の悦びに直結しちゅうがよ。

 皮素材や製法や靴そのものに詳しいがはもちろん、履いちゅう靴のしわの付き方を見て、足型の特性を見抜き、小阪先生の足型を説明し、靴選びのポイントを教えてくれたがやと。

 さらに選んだ靴のノーズの長さが背丈、体型とどう合うかをチェック。ついでに着ちょった服とおんなじ雰囲気の服を服売り場から借りてきて、雰囲気が合うかをチェック。そして選んだ靴の、ちびっと足型に合わん部分の補正をかけていく。

 また、買(こ)うた靴を手渡す前に、入念に手入れを施す。最後には、そん時小阪先生が履いちょった靴も手入れしてくれ、変に付いちょったシワやくぼみを、皮のマッサージをしもって直したうえで、足に合わいた補正をしてくれたがやと。

 こりゃあ確かにこのレベルの接客らあて、誰やちなかなか受けたこたあないろう。なんでそんなに詳しいがか訊いたら、将来靴のデザイナーとしてひとり立ちしたいがやと。ほんじゃき知識と技術を磨きゆうと。皮のクラフトは趣味でもあり、休日はそれを楽しみゆうがやと。まさに寝えても覚めても靴ながよ。

 ほんで小阪先生は言うがぜよ。こりゃあ実は靴のデザイナーを目指す人以外にも必要な力、「掘り下げる力」やと。世界のどっかに自分の居場所を見つけるための闘い・・・。自分の専門領域を掘り下げ、磨き抜いて、人に教えられるもんを持ち続ける人は、世界に自分の居場所を創ることができる。そうした人は絶対に成功する、と小阪先生は言うがぜよ。

 次は「断る力」。ビジネスパーソンにゃあ、自分のビジネスに対する哲学と、それに基づくルールがあってえいと、小阪先生は言うがぜよ。ほんで、最近の組織のリーダーは、自分の内にある哲学を語ってないづつ、「とにかく売り上げを上げろ」だ「お客様は神様や」らあて言うき、社員の行動に哲学が欠如して一貫性がのうなる。どこまではOKで、どこで断るべきながか、よう判断せんがよ。

 つまり「断る力」とは、なんでここで断るがかの「根っこ」が、つねに明快であることと表裏一体ながやと。そして、チームの「断る力」を高めたけりゃあ、まず何よりリーダーが哲学を語らにゃイカンと。どういうお客とどんなつき合い方をしていきたいかを明快に示さにゃあならんと。

 そして「断る」ためにゃあ己を磨いてなけりゃあただの虚勢になるき、絶え間ない精進が必要で、ほんじゃきお客から高い評価を受け続けられるがやないか、と言うがぜよ。


 最後に「他人を思う力」。美輪明宏さんの言葉として、いまの若い世代は純度の高い子が実は多いとゆうがぜよ。逆に中高年にゃあ手厳しいがやき。「中高年の男らあは文化に関係ないところで生きちゅう。行くとこはゴルフとか風俗、読むがは与太雑誌。おそれも恥も知らん。そのくせ文化を提供しゆう。美意識がまるでのうなっちゅう」と。

 ほんで、言葉ひとつとっても日本にゃあ世界に誇る素晴らしい財産があったと語り、さらにこう続けるがよ。「えい言葉や文字から遠ざかると、映像を自分の中で立体化する必要がのうなるき、想像力が退化して、思いやりものうなる」と。つまり、「他人を思う力」を支えるもんは、「美意識」と「創造力」やと言うがぜよ。

 「美意識」は、社会的な「道徳観」とは違うて、「イカンこと」やきせんがやのうて、「美しゅうない」と感じるきやらんっちゅうことながよ。また、自分の「美意識」に基づく言動は自発的なもんじゃき、それゆえ長続きすると。ほんで、それが昂じてくると、他人を思うことが習慣になっていくもんながやと。

 また「想像力」も「他人を思う力」にゃあ不可欠やと。他人がどう感じるかを想像できんっちゅうことは、そのまんま「他人を思う力」の欠如につながるからやと。ほんで、まず大人たちから意識改革せにゃあ始まらん、と言うがぜよ。

 子供は放っちょいたち大丈夫、中高年の親こそ社会問題にすべきやと。ほんなら、まず大人たちが「美意識」と「想像力」を磨く。これが、社会が「他人を思う力」をとりもどす原動力となるがやないかと。周りがカッコえい中高年ばっかりになりゃあ、子供やって憧れる。それが文化を学ぶことにもつながるがやと。

 ワシらあも、美意識と想像力を磨いて、カッコえい中高年を目指さにゃあのう。



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連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月18日〉「ナンバー2の悲劇の日」
 1912年(明治45年)のこの日、イギリスのスコットを隊長とする南極探検隊が南極点に到達したがやき。けんど、そこにゃあ既にノルウェーのアムンゼン隊が残いたノルウェー国旗が翻っちょったがぜよ。アムンゼンが人類史上初の南極点到達を成し遂げたがは、1911年(明治44年)12月14日。その偉業を記念して、この日は「南極の日」とされちゅうがやき。スコットはわずか35日遅れで、その栄誉を逃いたがぜよ。その帰路、スコット隊は全員が死亡し、1月18日は「ナンバー2の悲劇の日」とされちゅうがやき。

 ほいたらこの日は、スコットを偲んで飲もうぜや。勝ち組じゃ負け組じゃ言われゆう現代、ナンバー2の悲劇みたいなことが起こらんように、みんなあがオンリーワンじゃっちゅう意識を持って、酒を酌み交わすがぜよ。ほんで、12月14日の「南極の日」と同じように南極の氷のイメージで、日本酒をロックで飲むがよ。ロックにゃあ「しぼりたて」や「あらばしり」の原酒がオススメながやき。ついでにライムの輪切りでも1枚入れりゃあ、なかなか美味いカクテルになるがよ。食べもんも南極に因んで、南氷洋で調査捕鯨された鯨のハリハリ鍋でキマリながぜよ。  
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2006年01月16日

フォーシーズンズ・冬の会に参加したぜよ!

 一昨日の1月14日は、東京で「フォーシーズンズ〜四季折々のお酒を女の子だけで楽しむ会〜」(http://blog.goo.ne.jp/fourseasons-sake/)の冬の会やったがよ。ちなみにこの会についての詳細は、8月1日のブログ、「フォーシーズンズ・夏の会に参加したぜよ!」に書いちゃあるき、それを参照してもらいたいがやき。

 ほんで、まずは会場の「宝」(千代田区丸の内3-5-1東京国際フォーラムB1F TEL:03-5223-9888 http://r.gnavi.co.jp/g107805/)に、蔵元4社と幹事3名(矢島節子幹事1名欠席)が午後2時頃から集まって、昼食を食べもって打ち合わせ会をやったがやき。「宝」は昼食もやりよって、1日限定10食の「宝箱弁当」が器も凝っちょって、なかなか美味しゅうてオススメながよ。宝箱弁当

 打ち合わせ会じゃあ、今後のテーマや目的、運営方法、日程らあを討議したがやき。将来的にゃあNPOにしたらどうからあてゆう話しまで出て、なかなか活発に意見交換されたがぜよ。今年の今後の日程も仮決定され、次回「春の会」は4月8日(土)、「夏の会」は7月22日(土)、「秋の会」は10月21日(土)ちゅう予定になったがやき。

 ほんで18時から開始の予定を30分ばあ過ぎて18時半から、40名程度の参加者の皆さんを集めての、まずは勉強会タイム。前回で、これまで学んできた「きき酒師必携」が終了したき、今回は簡単な日本酒の試験を実施したがやき。高得点者にゃあ各蔵元からプレゼントがあるもんやき、みんなあ真剣ながよ。30分ばあの試験タイムが終了したら、答え合わせの自己採点。高得点者へのプレゼントは、宴会が盛り上がった頃に贈呈することになったがやき。試験中












 さて、その後はいよいよ宴会開始。

 宴会開始乾杯酒・香田金粉入りまず乾杯は、「酒呑童子・香田・エッチングボトル」(特別純米酒・金粉入り)で。自分の盃に金粉がイッパイ入ったじゃ入ってないじゃゆうて、なかなか盛り上がったがやき。その後のお料理メニューと出品酒は、下記の通りぜよ。








●「前菜:にしん旨煮水菜お浸し 市田柿鳴門巻き」と「春鹿・春日のしろみき」(本醸造活性にごり生酒)前菜と春鹿しろみき
 みんなあ早う飲みたいに、「しろみき」の活性力が旺盛で吹き出すもんやき、キャップがなかなか開けれいで、これまた盛り上がったがやき。こじゃんとシュワシュワ感のあるにごり酒と、市田柿鳴門巻きらあがよう合うたがよ。







●「お造り:寒ヒラメ昆布〆め 帆立焼き霜造り」と「若戎・純米大吟醸 義左衛門」(純米大吟醸酒)お造りと若戎・義左衛門
 ヒラメの昆布〆めの優しい旨みと、レアな焼き具合の帆立の旨みが、どっちもこじゃんと美味しゅうて、義左衛門のフルーティな香りと凛とした味わいに、見事に調和しちょったがやき。








●「煮物椀:山形郷土料理いも煮」と「春鹿・しぼりばな〈ミニ鏡開きバージョン〉」(純米吟醸生酒)ミニ鏡開き
 まずは、春鹿の今西社長とジャンケンして勝ち残った1人がミニ樽鏡開きの権利を獲得。周りのツッコミで、今西社長と2人での共同作業になったがよ。今西社長、ニヤケ過ぎぜよ!ほのかに樽の木の風味がついた生酒と、いも煮の醤油とダシの風味が、バッチリやったがやき。いも煮と春鹿しぼりばな











春鹿しぼりばなの樽酒













●「酒の肴:軍鶏燻製」と「司牡丹・袋吊り今搾り」(純米大吟醸酒)袋吊りに殺到!やっと落ち着いた袋吊り
 


 それまで隠して搾りよった袋吊りを登場さいた途端、皆一気に殺到ぜよ!これがそのまま自宅でやち楽しめるゆうて説明したら、みんなあビックリで興味シンシンやったがよ。

詳しゅう知りたい方は下記をクリックしてみてや。

「司牡丹ホームページ袋吊り今搾りセット」

軍鶏の燻製した旨みが、薄にごり大吟醸の旨みとバッチリやったがやき。軍鶏燻製













●「揚物:タラバ蟹竜田揚げ」と「酒呑童子・大鬼」(純米吟醸生原酒)タラバ蟹と大鬼
 蟹の風味を閉じ込めた竜田揚げが、生酒のなめらかな風味、原酒ならではのフルボディなリッチな味わいと見事に合(お)うたがやき。


●「焼物:クエとキノコのホイル焼き」と「司牡丹・樽酒」(本醸造樽酒)ホイル焼きと司牡丹樽酒
 ホイルの中で蒸し焼きになってキノコの風味が凝縮され、同じ木の風味を持っちゅう樽酒との相性は絶品やったがよ。樽酒は、ぬる燗と常温の2つで出したがやけんど、今回は常温の方が好きゆう人が多かったみたいなよ。


●「食事:五島うどん」五島うどん
 「宝」の定番人気メニュー。アゴ(飛魚)ダシとうどんのツルツル感が最高に爽やかながよ。


●「デザート:ベークドチーズケーキ」と「若戎・三重山田錦にごり酒」
 しもうたよ!バタバタしよってワシゃあこの組み合わせの写真を撮るがも飲み食いするがも忘れちょったがやき。どうやったぜよ?誰かコメント書いちょってや。


 このお料理とお酒の組み合わせを楽しんでもらいゆう最中に、最初に実施したテストの高得点者へのプレゼント贈呈式も実施されたがやき。限定酒や郷土料理詰め合わせや酒粕やらが贈呈されたがよ。ウチは超レアな珍品「ふりわけ」(1升瓶4本を前後にふりわけて肩に担げる布袋。)を出したがやき。こりゃバカウケやったがぜよ。

 宴会終盤最後は残ったお酒の抽選会。みんなあに書いてもろうたアンケート用紙を、各蔵元が引いての抽選ながよ。これまたこじゃんと盛り上がったがやき。司牡丹樽酒が当たったお2人

 今回は新年やったきお酒もお料理も超豪華で、参加者の皆さんもこじゃんとご満悦やったみたいなよ。しかし今回のお料理はホンマに美味しかったがよ。若戎のクニちゃんらあ、「今まで自分が参加したフォーシーズンズの会の中で、一番美味しかった!」言いよったばあやき。

 料理長さん、感謝ぜよ。毎度の研究熱心さにゃあ、まっこと頭が下がるがやき。このコースで会費5500円ゆうたら、儲けらあてないがやないろか?参加者の皆さん、是非また「宝」を利用しちゃってくださいよ!



〈補記〉昨日の1月15日は「上元(じょうげん)」の日やったき、司牡丹のお中元商品「上元しぼり中元の生酒」をしぼったがやき。上元搾り

 今は7月15日の「中元」しか残ってないけんど、昔は1月15日の「上元」、10月15日の「下元」があったがやき。ほんで、「小正月」である1月15日「上元」から、また半年間生きちょったことを祝うて、「中元」の日にお年寄りに食べ物を贈るっちゅうんが、「中元」の意味ながよ。

 ほんじゃき、「上元」の日にしぼった酒を、半年間生のまま、生きたままで冷蔵貯蔵し、7月15日の「中元」の日にお届けするっちゅうんが、この商品ながよ。「中元」に贈る意味がある、画期的な商品ながやき。5〜6月頃にゃあホームページで紹介できると思うき、楽しみにしちょいてや。




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司牡丹酒造株式会社




連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月17日〉「今月今夜の月の日」「阪神・淡路大震災記念日」「寒土用の入り」
 尾崎紅葉の名作「金色夜叉」の中で、主人公間貫一が、裏切られた恋人の鴨沢宮に熱海の海岸で、「宮さん、1月の17日だ。来年の今月今夜、僕の涙で必ず月は曇らせてみせる」っちゅう名セリフを言い放つがよ。ほんで1月17日は「今月今夜の月の日」ながぜよ。ちなみに、この日の夜が曇り空になることを「貫一曇り」ゆうがやと。

 また1995年(平成7年)の1月17日、阪神・淡路大震災が起こったき、この日は「阪神・淡路大震災記念日」ながやと。この大震災をきっかけに、学生を中心としたボランティア活動が活発化したき「日本のボランティア元年」と言われ、この日は「防災とボランティアの日」にも制定されちゅうがやき。

 また2006年1月17日は、「寒土用の入り」でもあるがぜよ。立春の前日までの約18日間が「冬の土用」「寒土用」で、この日が「入り」の日ながやき。

 ほいたらこの日は、まずは災害への備えをしちょいて、何でもえいきボランティア活動にも参加してもうぜや。ほんで夜は、「今月今夜の月見酒」をせにゃあ。まずは「阪神・淡路大震災」で亡くなった方々に黙祷を捧げちょいて、生タマゴを月に見たてて、すき焼きで月見酒ぜよ。ほんなら酒は、山廃仕込み純米酒のぬる燗あたりが最適ながよ。

 「寒土用」の頃は、毎年最も寒さの厳しい時期じゃきに、やっぱり鍋料理、すき焼きと燗酒がピッタリながぜよ。  
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2006年01月15日

1月16日、明日も飲めるゼヨ!

連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月16日〉「薮入り」「禁酒の日」
 昔、商店に住み込みで奉公しよった人や、嫁入りした娘が休みをもろうて実家へ帰ることができた日を「薮入り」ゆうたがやき。この日と7月16日だっけ実家に帰ることが許されちょったがやと。今じゃあチクと考えられんけんど。

 また、1920年(大正9年)のこの日、アメリカで禁酒法が実施されたき「禁酒の日」でもあるがやき。清教徒(ピューリタン)の影響が強かったアメリカじゃあ、アルコールに対する強い批判があり、20世紀初頭までに18の週で禁酒法が実施されちょったがやけんど、これが全国に及んだがぜよ。ところが、粗悪な密造酒による健康問題や、密売にかかわるアル・カポネらあギャングの出現と、逆効果を招いたき、1933年(昭和8年)に廃止されたがやき。

 ほいたらこの日は、まずは自分の実家に帰ったり、カミさんや彼女の実家に行って、みんなあ一緒に飲もうぜや。「やぶ」ゆうたらソバに決まっちゅうき、ツマミはソバにせにゃあ。ほんなら酒は、日本酒の樽酒をぬる燗でやらにゃあ。

 アメリカの禁酒法失敗の教訓に思いを馳せもって、酒が飲めることに感謝しもって飲まなあイカンがぜよ。
  
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2006年01月14日

『はりまやSTORY新年会』と『土佐酒道会』ぜよ!

 昨日は、まずは突然「はりまやSTORY新年会」に誘われて、フレンチレストラン「アクサン」(高知市はりまや町2-10 TEL:088-883-4113)に行ったがぜよ。

 同級生で、農業しもって野菜のソムリエ(フルーツ&ベジタブルマイスター)の資格も持っちゅうマーチャンに、「野菜の話しをするき来ませんか」ゆうて誘われて、何の会やらよう分からんままに「アクサン」に行ったがやき。マアチャン作・野菜ディスプレーまあちゃん













ミニ野菜講座マンボとマーチャン1月10日のワシのブログ「『だれでもつくれる永田野菜』DVDが、遂に完成したぜよ!」を、参加者にコピーして配るき、永田農法の話しもしてくれゆうがよ。ほんで乾杯用に、「永田農法〈佐川〉山田錦 司牡丹」(純米吟醸原酒)を3本持って行ったがぜよ。

 結局、会の主催は、これまた同級生のマンボがやりよって、彼女が企画・制作・発行しゆう、はりまや橋界隈の面白情報満載のフリーペーパー「はりまやSTORY」の新年会やったがやき。

 まずはマーチャンの野菜の話し。次にワシの永田農法の話しをして、永田農法のお酒が注がれて乾杯よ。今回のお料理は、マーチャンくで採れた野菜を使うたコース料理やったがぜよ。

太刀魚のサラダ仕立てと司牡丹●太刀魚のサラダ仕立て あたたかいドレッシングソース
太刀魚のやさしい旨みと、ソースに使われちょったベーコンの塩味、「直七」(やろか?)の爽やかな酸味が、見事に調和しちょったがよ。

カキと司牡丹●カキの白菜包み
トマトとイタリアンパセリの風味がアクセントに。カキとその他の味わいが染み込んだ白菜が絶品。日本酒との相性も最高。






スープ●キントキニンジンのポタージュ カプチーノ仕立て
キントキニンジンの甘みとクリームの風味が溶け合う優しいスープながよ。
タラバ蟹とホタテ●タラバガニのウ゛ァプールとホタテ貝のグリエ 春菊ソース
カニと貝への熱の入り具合か絶妙。春菊ソースのアクセントがピリッと効いちゅうがよ。






参加者の皆さん実はワシゃあここでタイムアップ。高知支店での「土佐酒道会」の時間になったきに、皆さんにご挨拶して、「アクサン」を出たがよ。ちなみに後からマーチャンから来たメールにゃあ、「帰った後のメニューは、ラム肉のグリル、ちんげん菜、ラデッシュ添えと、デザートでした。」と書いちゃあったがやき。おーの、惜しいことよ。こじゃんと美味そうなよ。








 さてその後は司牡丹高知支店で、月1回の酒屋さんの勉強会「土佐酒道会」第88回研究会ながよ。ちなみにこの会についての紹介は、ブログカテゴリー「土佐酒道会」を参照してもらいたいがやき。利き酒土佐酒道会研究会










ほんで、まずは恒例の利き酒ながよ。今回の出品酒は下記の通りやったがぜよ。

(1)「春鹿・春日のしろみき」(本醸造活性にごり酒)〈奈良県〉
(2)「やたがらす・氷温囲い 越光」(純米吟醸酒)〈奈良県〉
(3)「七福神・亀萬歳」(純米大吟醸酒)〈岩手県〉
(4)「司牡丹・元旦を祝う酒」(純米生原酒)〈高知県〉


 どっかで見たことある銘柄やと思うた方は、昨日のワシのブログをご覧いただいちゅう方ながやき。どうもありがとうぜよ。つまり前日の文化教室「土佐酒道入門」出品酒の残りやったがやき。

 さて、利き酒の後はいつも通り、ここ1ヶ月ばあの業界紙らあの情報紹介、オススメ書籍の紹介。ほんでメインの、今回の会員ディスカッションは、酒道会オリジナル版「土佐宇宙酒」についてやったがやき。ここ何回かの会合でやち、この話し合いばっかりやったがやけんど、やっと大体の内容が決まったがよ。4月1日の「土佐宇宙酒」発売解禁日の前にゃあ、なんぼ遅うたち発表するはずやきに、楽しみにしちょいてや。






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連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月15日〉「小正月(女正月)」「上元(じょうげん)」
 1月7日までの松の内を「大正月」と呼ぶがに対して、15日を「小正月」と言うがやき。松の内に忙しゅう働いた主婦をねぎらう意味で、「女正月」という地方もあるがやと。

 またこの日は、「上元(じょうげん)」の日でもあるがぜよ。今じゃあ「中元」の風習しか残っちゃあせんけんど、昔は1月15日を「上元」、7月15日を「中元」、10月15日を「下元」と言いよったがやと。「上元」の日にゃあ、小豆粥を食べるとその1年中の疫病が避けられるとも言われよったらしいがやき。

 ほんならこの日は、まずはカミさんや彼女や母親らあをねぎろうちゃらなあイカンがよ。どうせ普段、ろくにやさしい言葉のひとつもかけたりしちゃあせんろうき、「いつもありがとう」のねぎらいの言葉ひっとつだけやち、こじゃんと悦ばれること請け合いながやき。

 ほんでこの日の晩メシばあは、女性の手を借りんと作ってもうぜや。「小正月」やき、餅を使うた鍋料理やったら簡単にできそうなろうがよ。肉や野菜らあも適当にタップリ入れて鍋をやりもって、しぼりたての新酒で乾杯ながよ。ほんで鍋の最後にゃあ、ここは当然ご飯と小豆を入れて、小豆粥にせにゃあイカンがぜよ。  
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2006年01月13日

「『宇宙酒委員会』と『土佐酒道入門』ぜよ!

 昨日は、まずは高知県酒造組合で「土佐宇宙酒」の委員会が開催されたがよ。ちなみに宇宙酒について詳しゅうは、ブログカテゴリー「宇宙酒」を参照してもらいたいがやき。宇宙酒会議

 ほんでその会の内容やけんど、まずは印刷会社さんも交えて、ポスターのデザイン等について討議し合うたがよ。キャッチコピーは「世界初の宇宙酒」に決定。宇宙酒ポスター議論








 また、地球に大きゅうに四国をデザインしちゅうがやけんど、オーストラリアに見えるっちゅう問題点は、四国であると分かる解説を小さく載せるっちゅうことでクリア。これでポスター内容は全て決定したがやき。四国の説明図案

 次に、4月1日の宇宙酒発売解禁日に開催するイベントについて。

 まずは高知では、高知新阪急ホテルさんにて開催することに決定したがよ。ほんで同じ日に東京でも同時開催予定ながやけんど、現在いくつかのホテルさんが興味を示してくれちょって、今月中にゃあその中から決定せにゃあイカンがやき。

 実は一昨日の11日、ワシゃあ東京やって、「日本八壺会」開始前に、高輪プリンスホテルさんと話し合うてきたがよ。高輪プリンス宿泊プラン

 もしここに決まりゃあ、丁度毎年開催されゆう「桜まつり」の時期やきに、1ヶ月弱の開催期間中に数万人の来場者があるらしいがよ。庭園にゃあ14種類の桜が200本以上咲き乱れるらしいきに、こりゃなかなか雰囲気は最高ながやき。

 ちなみに、あまりの偶然に笑うてしもうたんは、丁度高輪プリンスホテルさんじゃあ、家庭用精密プラネタリウム機材「ホームスター」を使(つこ)うた宿泊プランを開催中で、宇宙酒にゃあピッタリやっちゅう話し。確かに宇宙酒解禁イベントに参加して宇宙酒を飲んだ後は、宿泊ホテルの部屋で精密な大宇宙の星空を眺められるらあて、なかなかウケそうな企画ながやき。

 ほんでその晩は、高知新聞文化教室で、ワシが受け持っちゅう日本酒講座「土佐酒道入門」第12期生の4回目の講座やったがぜよ。尚、この講座についての詳しゅうは、ブログカテゴリー「土佐酒道入門」を参照してもらいたいがやき。

 今回の講座のテーマは『日本酒基礎知識〈Part.2〉・・・「米・水・技・風土・そして心」、日本酒の個性、土佐酒の個性』。その後の「利き酒講座」じゃあ、以下の7種類のお酒を利き酒したがやき。出品酒

(1)「春鹿・春日のしろみき」(本醸造活性にごり酒)〈奈良県〉
(2)「越後鶴亀・飛鶴之図」(吟醸酒)〈新潟県〉
(3)「やたがらす・氷温囲い 越光」(純米吟醸酒)〈奈良県〉
(4)「七福神・亀萬歳」(純米大吟醸酒)〈岩手県〉
(5)「梅乃宿・飛鳥・金箔入」(純米吟醸酒)〈奈良県〉
(6)「開運・特選祝酒」〈静岡県〉
(7)「司牡丹・元旦を祝う酒」(純米生原酒)〈高知県〉


 今回は、生徒さんらあの要望で、新年にふさわしい目出度い酒を揃えてみたがやき。ちなみに(1)の「春鹿・しろみき」は、なかなか発酵力が旺盛で、キャップを開けよったらスッと吹き出いて大変やったがよ。開けるがに5分ばあはかかっつろうか。シュワッとした爽快な飲み口のシャープな酒ながよ。

(2)の「越後鶴亀」は、新潟らしい女性的な優しい飲み口。

(3)の「やたがらす」は、こちらも氷温囲いの影響か、熟成さいちゅう割にゃあスッキリ系で、淡麗タイプやったがやき。

(4)の「七福神」は、これもスッキリ系で軽快なめらかな酒。

(5)の「梅の宿」は、今回の中じゃあ一番コクと旨みのあるタイプ。金箔の量もこじゃんと入っちょって、ウケたがやき。

(6)の「開運・祝い酒」は、「山田錦」を50%まで磨いた酒やけんど酒質表示がないき、普通酒ながやろか?静岡らしい、「開運」らしい、後口の爽やかな酸味が、スッキリとしたキレを生み出しちゅうがやき。

(7)の「司牡丹・元旦を祝う酒」は、生命力あふれるフレッシュでピチピチした酒やったがやき。

 講座終了後は、残ったお酒を持ち込まいてもうて、いつもの「花鶴」(高知市本町3-2-45 TEL:088-872-3321)で、生徒さん有志と懇親会よ。今回もまた皆で和気あいあい、楽しい集いやったがぜよ。






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連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月14日〉「愛と希望と勇気の日」「十四日年越し」
 1959年(昭和34年)のこの日、南極に置き去りにされちょった南極観測隊の2匹のカラフト犬・タロとジロの生存が確認され、このニュースが愛と希望と勇気の感動で世界を包んだき、この日は「愛と希望と勇気の日」になったがぜよ。

 またこの日は、1月15日の「小正月」の前日に当たるき、「十四日年越し」の日ながよ。昔は年越しの日としてお祝いしよったがやき。

 ほいたらこの日は、まずは親しい仲間を集めて、タロとジロの話しみたいな、「愛と希望と勇気」を与えてくれる感動話しを、語り合おうぜや。誰やちひとつばあは、感動話しを知っちゅうもんながやき。

 ほんでみんなあの感動話しにタップリ浸ったら、後は「十四日年越し」を盛大に祝うて、おおいに飲もうぜや。年越しやき当然ツマミは「年越しソバ」よ。ほいたら酒は、当然日本酒。樽酒のぬる燗あたりがソバにゃあピッタリながぜよ。今年も愛と希望と勇気があふれる年になりそうな予感がするがやき。  
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2006年01月12日

『日本八壺会』と『ペリニィヨン』でフレンチぜよ!

 昨日は「日本八壺会」のマーケティング講座で東京やったがよ。ちなみに「日本八壺会」ゆうたら、マーケティングの第一人者の水口健次先生(http://www.sdinst.co.jp)が顧問を務める日本酒蔵元12社の勉強会組織ながやき。詳しゅうは、8月18日のブログ「水口先生の講演を聴いてきたぜよ!」を参照してもらいたいがぜよ。

 ほんで今回は、まずは水口先生の戦略アドバイス「越境と越権のマーケティング」やったがよ。今回もビジネスヒントをこじゃんともらえたがやき。けんどこの話しをここに詳しゅう書きよったら夜が明けてしまうき、一部だっけに留めちょくぜよ。

 マーケティング界の帝王と言われゆうフィリップ・コトラーが、遂に「マーケティングは、すでに機能していない」と告白したがやと。水口先生はこじゃんと以前から「コトラー(4Pマーケティング)じゃすまない」と主張してきよったき、「とうとう来たか」と感慨を持ったらしいがよ。ほいたらどんなマーケティングを創り出さにゃあイカンかゆうたら、簡単にゆうたら以下の通りながやき。


●メーカーだけが戦略主体やとゆう認識を捨てること。

●「選択」はもはや「認知」からは起こらん。「探索」から起こる。(「ザ・サーチ」〜グーグルが世界を変えた〜 ジョン・バッテル著 日経BP社)

●再び「多次元接点」の時代が来る。

●戦略は、接点の「展開力」に焦点を当てて組み立て直すべき。そのためにゃあ、「越境」と「越権」が要請される。

●日本の消費者と日本のマーケティングは、世界一のレベルに行く可能性を持っちゅう。これからもっと面白うなる。



 まあ大体こうゆうことやったがよ。これだけ書いたら、なんや面白うもクソもないけんど、相変わらず水口先生の話しはいろんな企業の現場の事例がたるばあ出てきて、実際はこじゃんと面白いがぜよ。ちなみに今回は、キャノン、ピーチジョン、クラブツーリズム、ヨークベニマル、コープ札幌らあの話しが出たがやき。

 水口先生の講義の後は、ワシが時間をもろうて、壮大なプロジェクトの話しをさいてもろうたがよ。まだここにゃあ詳しゅうは書けんけんど、今年中にゃあ一般の皆さんにもちったあ見えてくるばあの活動にしたいと思うちゅうき、楽しみにしちょってや。どんなプロジェクトか、水口先生の言葉を借りてちびっとだけゆうたら、「過去という未来」ながよ。日本に古うからある「四季」や「地域性」らあを、日本酒を触媒として、いま一度日の当たる場所に引っ張り出すっちゅうようなことながぜよ。

 その後はゲストスピーチで、今回はカゴメ(株)取締役執行役員営業推進部長の寺田直行さんやったがやき。カゴメ寺田氏講演寺田氏に御礼

 タイトルは「カゴメの需要創造営業」。売り上げが減って販促費が増えて、利益が出ん体質まで成り下がっちょった状態から、「カゴメが提供できる価値は何か?」に焦点を当てて、社長以下一丸となって取り組んで成功をおさめる話しはかなり具体的で、こじゃんと参考になったがぜよ。

 また、今年2月から新発売される「植物性乳酸菌飲料ラブレ」の話しは、日本酒メーカーとしちゃあ興味深いもんやったがよ。乳酸菌は日本酒の発酵にも関わっちゅうがやけんど、動物性のもんと植物性のもんがあるらあて初めて聴いたがやき。

 今回のカゴメの新商品は、京都のスグキ漬けから取った植物性の乳酸菌を使うちゅうがやと。動物性のもんと比べたら、腸内で生き抜く力が10倍強いらしいきに、便秘の人らあにゃあ最高らしいがよ。こりゃワシらあにも参考になりそうなき、2月14日の発売日にゃあへんしも買(こ)うて飲んでみにゃあイカンがぜよ。


 ペリニィヨンその後は、懇親会で、銀座のフレンチレストラン「ペリニィヨン」(中央区銀座1-10-19銀座一ビルディング2F TEL:03-3567-3641)やったがよ。今回はあんまり長うなるき、お料理のコメントを詳しゅう書けんがが残念ながやけんど、全体に日本食的な淡い味付けのもんが多うて、胃もたれせんとこじゃんと美味しゅう食べれたし、どれも持ち込んだ日本酒にバッチリ合(お)うたがぜよ。メニューは以下の通りながやき。持ち込み日本酒












●有機野菜のテリーヌ有機野菜のテリーヌ
●ズワイ蟹のコンソメゼリーよせコンソメゼリーよせ














●フランス産鴨の自家製スモーク鴨のスモーク
●フレッシュフォアグラのポワレフォアグラのポワレ












●菊芋のポタージュポタージュ
●スズキのポワレ、ゴボウのソーススズキのポワレ











●前沢牛ホホ肉のマデラ酒煮、トリュフソース前沢牛のホホ肉

●ココナッツのブランマンジェと苺のスープブランマンジェ

 お店の方の説明もなかなか面白うて、えい話しが聴けて良かったがやき。ひっとつだけ挙げたら、「献立」っちゅう言葉の意味。こりゃあ「献」を「立」てるがやき、酒を引き立てるがが「献立」の本来の意味ながやと。酒があってこその「献立」ながよ。

 ほんまに今回は何かと、こじゃんとタメになる、中身の濃い1日やったがぜよ。






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〈1月13日〉「たばこの日・ピース記念日」「咸臨丸出航記念日」「寒九(かんく)」
 1946年(昭和21年)のこの日、高級タバコのピースが発売されたきに、「たばこの日」または「ピース記念日」ながやと。10本入りで1箱7円やったがやき。

 またこの日は、「咸臨丸出航記念日」でもあるがぜよ。江戸幕府の軍艦「咸臨丸」が、勝海舟、福沢諭吉、中浜万次郎らあの遣米使節を乗せ、江戸品川沖を出発したがが、1860年(万延元年)のこの日とされちゅうがやき。日米修好通商条約の批准が目的やったがやけんど、日本人初の正式な太平洋横断航海でもあったがぜよ。

 ほいたらこの日は、まずはタバコを吸おうぜや。最近は喫煙者が肩身のせまい思いをしゆうけんど、吸わん人やち「タバコの日」のこの日ばあは、ちびっとばあふかしてみんかよ。
ほんで、日本人初の正式な太平洋横断を記念して、夜は太平洋の幸をサカナに飲まなあイカンがよ。この時期は、アンコウ、アラ、トラフグ、ブリと、煮物や鍋物にピッタリの魚が目白押しながやき。ほんなら酒は日本酒、しぼりたて原酒らあがバッチリながぜよ。

 また今年のこの日は、暦の二十四節気の「小寒」から9日目じゃき、「寒九」ゆうがよ。この日に降る雨のことを「寒九の雨」ゆうて、豊作の兆しとされちゅうがやと。ほんでこの日は、1年で最も水が澄んじゅう日や言われちょって、「寒九の水汲み」らあを行うところもあるがやき。こりゃあ近くの井戸に「寒九の水」を汲みに行って、この日の料理に使わにゃあイカンぜよ。  
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2006年01月11日

佐川町の恵美須神社大祭ぜよ!

 昨日の1月10日は「十日えびす」で、司牡丹の本社がある佐川町じゃあ恒例の「恵美須神社大祭」やったがぜよ。佐川町商工会、町内保育園児、町役場、そして司牡丹酒造が協力し合(お)うて、商工業の振興と佐川町の発展を祈願し毎年開催されゆう、町をあげてのお祭りながやき。

 この日もこじゃんと冷え込む中、早朝からみんなあ恵美須神社に集まって、まずは神事ながよ。鳥居をくぐると…恵実須神社










 神社の外は焚き火を焚いて案外ヌクイがやけんど、社殿の中は板の間で神事やき、まっことシビ凍るがぜよ。ほんで無事みんなあの二礼二拍一礼が終わったら、今度は御輿に神様を移す祝詞(のりと)をあげ、神事は終了ながやき。御輿と樽御輿司牡丹樽御輿












神事御輿に神様を移すこの御輿を保育園児らあが台車で引っ張って、もう一つの司牡丹樽御輿を司牡丹社員らあが担いで町内を練り歩き、御神行とするがぜよ。けんど、このウチの樽御輿が重いこと、重いこと! 昔はこれを天高うに放り投げて受けとめよったっちゅう社員らあも、高齢化にゃあ勝てんがやき。樽御輿がもうビッとばあでも軽うならんかゆうて、社内会議の議題に上がるぐらいじゃき、ほら。



御輿を引く子供達とにかく、この樽御輿と保育園児らあが引く御輿に、仮装行列や、餅を投げる福娘の車らあが加わって、2時間ばあ町内を練り歩くがやき。











仮装行列司牡丹会社前で樽御輿












福娘が餅投げほんで祭りの締め括りは、仮装行列の審査と福餅投げ、さらに反省会と称した大宴会よ。夕方4時から、祭りを盛り上げた仲間らあが商工会館2階に集うて、飲むわ飲むわ!献杯(けんぱい)ゆうて、とにかく年上やろうが下じゃろが、目上やろうが下じゃろが、お構いなしに盃を差し合(お)うて酒を注ぎ回るがやき。30分でベロベロになれる飲み方ながよ。これぞ昔ながらの酒国土佐の宴席ぜよ!

 これで今年も商売繁盛、佐川町と司牡丹の発展は間違いなしぜよ!







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〈1月12日〉「スキーの日」「桜島の日」
 1911年(明治44年)のこの日、オーストリアのレルヒ少佐が新潟県の高田陸軍の青年将校にスキーの指導を行うて、日本人が初めてスキーをした日やき「スキーの日」ながよ。スポーツ用品メーカー・ミズノの直営店・エスポートミズノが、1994年(平成6年)に制定したがやと。

 またこの日は、「桜島の日」でもあるがぜよ。1914年(大正3年)のこの日に、鹿児島県の桜島で、史上最大規模の大噴火が始まったきながよ。噴煙は約8千mも上昇し、約1ヶ月に渡って30億トンもの溶岩が流出し、対岸の大隈半島と陸続きになったがやき。

 ほいたらこの日は、まずはスキーをしに行こうぜや。なかなか近所でスキーができるとこがない人は、せめてユーミンのスキーソングでも聴いて、気分だけでも味わおうや。

 ほんで夜は、桜島大根尽しで飲まにゃあイカンがよ。ちなみに桜島大根ゆうたら、ギネスブックにも登録されちゅう世界一大きい大根ながやき。大きいもんは1本が30kg、胴回りが1.4mにもなるっちゅうほどながぜよ。

 これほど大きゅうたち味はなかなか繊細で、甘味が強うて、生食でも煮物でも鍋物でも、いけるがやき。ほんならブリ大根や風呂吹き大根や鍋物らあにして食べろうや。鹿児島名物「薩摩漬け」もえいのお。桜島大根を輪切りにして塩漬けにし、味噌や酒粕に漬けて仕上げるがよ。こりゃあこういうツマミらあやったら、純米酒のぬる燗あたりが最高ながぜよ。
  
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2006年01月10日

『だれでもつくれる永田野菜』DVDが、遂に完成したぜよ!

 つい先日、NHKエンタープライズ(http://www.nhk-ep.com/)の諏訪雄一さんから、「だれでもつくれる永田野菜」DVD(全10巻)が送られてきたがぜよ。DVD10巻セット

 このDVDは、様々な野菜や果物の、永田農法による種まきから収穫までの様子を、ハイビジョンカメラで撮影した記録ながよ。

 ちなみに永田農法ゆうたら、永田農業研究所の永田照喜治先生が開発した農法で、農薬はもちろん、肥料や水までも極力与えず、植物本来の自然の生命力を引き出すき、こじゃんと美味しゅうて健康にもえい植物になるっちゅう農法ながぜよ。司牡丹は、この永田農法で酒米を育てゆうがやけんど、詳しゅうはブログカテゴリー「永田農法」を参照してもらいたいがやき。

 諏訪さんは、自分くの畑でも永田農法を実践され、近々そんな体験を書籍にして出版されるほどながよ。ほんで、このDVD製作のために丸1年以上永田先生につきっきりで、50種類以上の野菜や果物を撮影してきた人ながぜよ。そんな中で、DVDの「全国永田農法産地巡りの旅」収録で高知にも永田先生と一緒に来られ、1年ばあ前に司牡丹の酒造りも撮影して行かれたがやき。

 ほんでこの度やっとDVDが完成したき、ワシ宛てに1セット送ってきてくれたっちゅう訳ながよ。諏訪さん、ありがとうございます。そして長いこと、ご苦労様でした。無事の完成、心よりお祝い申し上げますぜよ!DVDセット内容

 さて、そのスゴイDVDの内容やけんど、以下に簡単にご紹介しちょこうか。

「だれでもつくれる永田野菜」(DVD全10巻)
定価:10巻セット 31.290円(税込)〈付録付〉「菜園手帖」1冊
※各1巻:3.129円(税込)

●第1巻:準備編・おいしさの秘密・野菜作りの基礎知識・食べる楽しみ

●第2巻:キュウリ・ズッキーニ・ナス・パセリ・トマト・ニガウリ編

●第3巻:アスパラガス・トウガラシ・カモミール・エダマメ・ツルムラサキ・シシトウ編

●第4巻:オクラ・ジャガイモ・バジル・スイカ・モロヘイヤ・ピーマン・ミニトマト編

●第5巻:サツマイモ・ヤマイモ・トウモロコシ・インゲン・ネギ・シソ編

●第6巻:ラッカセイ・サトイモ・カボチャ・ショウガ・エゴマ・タマネギ編

●第7巻:コマツナ・コカブ・ブロッコリー・ハクサイ・シュンギク・ミニニンジン編

●第8巻:ダイコン・エンドウ・ソラマメ・キョウナ・ミニゴボウ・キャベツ編

●第9巻:ワケギ・ニンニク・カリフラワー・イチゴ・リーフレタス・ホウレンソウ編

●第10巻:プランター編・全国永田農法産地巡りの旅

●付録:菜園手帖(作付け表・永田野菜おいしさの秘密・用意しておくと便利な道具と資料・年間スケジュール表と「野菜づくりノート」の使い方・このDVDの使い方・永田野菜をたっぷり食べる72のレシピ)



 どうぜよ。スゴイろうがよ。これだけの数の定番野菜を、永田農法で作れるようになるがやき。こりゃあある意味、日本の農業に革命を起こすばあの歴史的価値があるDVDやと言えるかもしれんのお。

 価格やち、安全性と美味しさを究めたと言われる永田農法の奥義が、たった3万円そこそこで手に入るっちゅうがやき、こりゃ安いもんながぜよ。

 販売ルートは、カタログハウス(http://www.cataloghouse.co.jp/)の「通販生活」(2006年春号に掲載予定)と、糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」(http://www.1101.com)にてまもなく販売開始されるそうながよ。プロの農家の方はもちろん、ホンマに安全で美味しい家庭菜園をやりたい方も必携のDVDやき、こりゃへんしも買わにゃあイカンぜよ!







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司牡丹酒造株式会社



連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月11日〉「鏡開き」「蔵開き」「塩の日」
 この日は、正月に年神様に供えた鏡餅を雑煮や汁粉にして食べて一家の円満を願う行事、「鏡開き」ながよ。元々は武家社会の行事で、具足開き(鎧や兜に供えた餅を雑煮などにして食べた)といわれよったがやと。ほんじゃき、鏡餅を刃物で切るがは切腹を連想させるゆうて、手や木槌で割って開くようになったがよ。ちなみに地方によって日が違うちょって、京都では4日やし、他に20日に行う地方もあるがやと。

 またこの日は「蔵開き」ゆうて、商売をする家じゃあ、新年初めて蔵を開き商売繁盛を祈る日でもあるがぜよ。この日にゃあ、鏡開きのように鏡餅を割って食べるがよ。

 さらにこの日は、「塩の日」でもあるがやき。1569年(永禄11年)、武田信玄と交戦中の上杉謙信が、武田方の領民が今川氏によって塩を絶たれちゅうことを知り、この日に塩を送ったとされちゅうがよ。この話しが「敵に塩を送る」の元になったがぜよ。

 ほいたらこの日は、商売をやりよって蔵がある人は、まずは蔵を開かにゃあ。後はそうやない人らあも、みんなあ鏡餅を木槌で開かにゃあイカンぜよ。ほんで「塩の日」にちなんで、砕いた餅は野菜らあと一緒に煮いて、塩味の「塩ちゃんこ風雑煮」にしてみんかよ。ほんなら酒は、純米酒のぬる燗あたりがピッタリながぜよ。

  
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2006年01月09日

1月10日、明日も飲めるゼヨ!

連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月10日〉「110番の日」「十日えびす」「明太子の日」
 1月10日は「110」やき、この日は「110番の日」ながよ。1985年(昭和60年)12月に警察庁が制定し、翌年から実施されたがやと。全国の警察が、110番通報の大切さと適切な利用をアピールする日ながよ。

 またこの日は、商売繁盛を祈願する「十日えびす」が、全国各地の神社らあを中心に開催される日でもあるがやき。

 さらに福岡の食品会社「ふくや」が制定した「明太子の日」でもあるがぜよ。1949年(昭和24年)のこの日、「ふくや」が初めて「からし明太子」を製造し、店頭に並べて販売したがよ。元々は朝鮮半島の家庭料理を、日本人の口に合うように改良したもんながやと。

 ほんならこの日は、まずはネットで「○○110番」っちゅうんをいろいろ調べてもうぜや。「お薬110番」「文例110番」「雨漏り110番」等々、たるばああるきに、調べちょくと便利ながぜよ。

 ほんで次は、近所の「十日えびす」のお祭りに行って、商売繁盛を祈願してこうや。
最後に夜は、明太子をツマミに飲もうぜや。明太子は辛いきに、合わせる酒は度数の高い「しぼりたて」原酒あたりがピッタリながぜよ。  
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2006年01月08日

1月9日、明日も飲めるゼヨ!

連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月9日〉「クイズの日、とんちの日」「成人の日」
 とんちで有名な一休さん(一休宗純)から、「いっ(1)きゅう(9)」の語呂合わせで、この日は「クイズの日、とんちの日」ながやと。

 ほいたらこの日は、仲間を集めて「一休杯争奪!クイズ・とんち大会」でも開催しようぜや。大会終了後は表彰式を開いて、その後はもちろん懇親会よ。一休さんはタコ好きやったらしいきに、ツマミはタコワサ(タコのワサビ漬け)や酢ダコ、タコの刺身とタコ尽しで行かんかよ。酒はもちろん日本酒ぜよ。「しぼりたて新酒」あたりがピッタリながやき。

 さらに今年のこの日は1月第2月曜日じゃき「成人の日」でもあるがぜよ。1948年(昭和23年)に1月15日に制定された国民の祝日。2000年(平成12年)からは1月の第2月曜日に変更されたがやき。満20歳になった男女を励まし、大人の仲間入りを認めるセレモニーぜよ。

 ほいたらこの日は、知り合いらあの中から新成人を探いてきて、一緒に飲まにゃあ。新成人にとっちゃあ、この日から堂々と酒が飲める記念すべき日やき、これにふさわしいチクとえい酒、「純米吟醸しぼりたて」あたりを飲まなあイカンぜよ!  
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2006年01月07日

新年最初の部長会と社員の送別会ぜよ!

 昨日まず午前中は、新年最初の部長会やったがぜよ。この日本酒業界低迷の時代に、今期の累計(平成17年10月〜12月)の数字がなんとか前年対比100%を超えたき、こじゃんと気分良う部長会に臨めたがやき。ほんじゃき部長会は、まずはそれのお礼とねぎらいから。

 あとはいろいろあるけんど、まずは酒蔵見学の日程について。司牡丹じゃあ、毎年無料で酒蔵見学の参加者を募集しゆうがやけんど、今年は1月14日〜3月4日までの毎週土曜日午後2時からと決まったがやき。

 参加費は無料で記念品も贈呈され、維新の志士の遺墨らあを所蔵する青山文庫も無料で見学できる特典まで付いちゅうがぜよ。ただし毎回人数に制限があって、要予約の先着順やき、もし当ブログをご覧いただきゆう方で見学ご希望の方は、ファックス・メール・電話・ハガキらあで、司牡丹までお申し込み下さいや。

 さらに、今年で3年目になる大好評の「佐川を味わう風土FOOD!」〜佐川の郷土料理と司牡丹しぼりたてを楽しむ昼げ〜も、下記の内容で決定したがやき。ちなみに毎年、高知新聞の募集広告で、即満席になるがやけんど、今年は1月10日(火)の高知新聞朝刊で募集ながよ。

 ほんじゃきこのブログをご覧になりゆう方だけ、先に申し込みできるきに、ご希望の方は今すぐお申し込み下さいや。

 ただしこちらの主催はJAコスモスにこにこ会佐川支部やき、お申し込み先は
JAコスモス福祉生活部(TEL:0889-22-7809 FAX:0889-22-7804)になるきにご注意を。


「佐川を味わう風土FOOD!」

〜佐川の郷土料理と司牡丹しぼりたてを楽しむ昼げ〜

〈日時〉1月21日(土)・2月18日(土)・3月4日(土)
12:30〜13:30(14時より前期の司牡丹酒蔵見学に、無料ご招待!)

〈場所〉佐川地場産センター(JR佐川駅より徒歩約5分)〈会費〉お1人様2000円(お土産付・消費税込)・要予約・毎回先着40名様限定

〈内容〉8〜9種類の佐川の旬の郷土料理をバイキングスタイルでお楽しみいただきながら、「司牡丹しぼりたて」が堪能できる昼げです。

〈申込先〉JAコスモス福祉生活部(TEL:0889-22-7809 FAX:0889-22-7804)


 さて部長会の内容に戻ると、次は「司牡丹・元旦を祝う酒」の結果と反省について話しおうたがよ。数字的にゃあ前年対比105%でまずまず。商品に封入しちょったアンケートハガキも、早くも100枚以上届いちょって、感想も大半が悦びの声ばっかしやったき良かったがぜよ。返信アンケートハガキの山








 ちなみに吉本興業の漫才師・チャンバラトリオの山根伸介さんからも、下記の悦びの声を頂戴したがやき。チャンバラトリオ山根さんのハガキ


「美味風味正に美酒にて正月を盛り上げてくれました。」

 こりゃたまるかまっこと、ありがたいお言葉ぜよ 山根さん、感謝申し上げます。


 続いては「土佐宇宙酒」「についての現状報告等。

 宇宙酒1号仕込みは発酵9日目、2号仕込みは8日目で、どちらも順調に発酵中で、既に気品あるフルーティな芳香を放ちゆうがよ。宇宙酒1号のもろみ現状宇宙酒2号もろみ現状












宇宙酒1号2号の発酵タンク
 新聞記事にも全国版に立て続けに掲載されて、ウチにも全国から問い合わせ電話が急増しだしたがやき。ちなみに掲載紙は、元旦の日経新聞、1月5日の朝日新聞夕刊(高知は夕刊がないため6日の朝刊掲載)で、読売新聞にも宇宙酵母を培養研究中の高知県工業技術センター上東治彦氏のインタビュー記事が掲載されちょったらしいがよ。







 特に朝日新聞は、関西版の夕刊は1面に大きゅう掲載され、ワシとウチの浅野杜氏が宇宙酒のもろみタンクをのぞきゆう写真が掲載されちょって、げにありがたいことながやき。さらにアサヒコム(http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200601050035.html)にも同内容が掲載されちゅうがよ。朝日新聞さんにゃあ、まっこと感謝感謝ながやき。いよいよ宇宙酒の報道合戦も全国規模になってきたがぜよ!宇宙酒朝日新聞記事

 さて話題は変わって、昨日の夜は司牡丹の社員2名の送別会を開催したがやき。1名は勤続36年、常務取締役までお勤めいただいた久武修さん。もう1名は勤続25年の浜口千賀子さん。お2人とも高知支店に長年ご勤務いただいた、高知市内における「司牡丹の顔」といえる人たちながぜよ。もっともお2人とも社員としては退職やけんど、現実にゃあ残っていただくがやけんど。久武さんは非常勤顧問として。浜口さんは定年退職者雇用制度による再雇用ながよ。

 さあ、挨拶やら花束贈呈のセレモニーやらが終ったら、乾杯とともに大宴会の開幕ながよ。会場は、佐川名物・ウナギの名店「大正軒」(高知県高岡郡佐川町甲1543 TEL:0889-22-0031)。ちなみにこの店は、雑誌「サライ」や「どっちの料理ショー」でも紹介された、全国区の名店ながやき。芸能人や野球選手にもファンが多いがぜよ。

 送別会とはいえ、お2人ともご勤務は続けていただくがやき、湿っぽうなるこたあないき、後は土佐流の宴会風景ながよ。あちこちに移動しちゃあ酒を酌み交わしもって語り合う、明るくにぎやかな南国らしい送別会やったがぜよ。浜口さん花束贈呈久武さん花束贈呈













2006.1.7刺身盛り合わせ皿鉢料理












ウナギ蒲焼うざく











2006.1.7宴席風景
 ともあれ、お2人とも長い間本当にありがとうございました。そして再び、よろしゅうお願い申し上げますぜよ。













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連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月8日〉「平成スタートの日」「勝負事の日」
 1989年(昭和64年)1月7日朝の昭和天皇の崩御を受けて、午後の臨時閣議で次の元号を「平成」と決定し、8日から新元号がスタートしたき、この日は「平成スタートの日」ながぜよ。ちなみに「修文(しゅうぶん)」「正化(せいか)」も候補にあったらしいがやけんど、どっちもローマ字表記の頭文字が昭和と同じ「S」になるき、選ばれんかったらしいがやき。「平成」の由来は、「史記」の「内平外成(内平かに外成る)」と「書経」の「地平天成(地平かに天成る)」からで、「内外、天地とも平和が達成される」っちゅう意味ながぜよ。

 またこの日は、「一か八かの勝負」から、「勝負事の日」でもあるがやき。

 ほいたらこの日は、まずは「勝負事」をしてもうぜや。たまにゃあパチンコや競馬でもやってみるがよ。けんどハマり過ぎんように気を付けにゃあイカンぜよ。

 ほんで夜は、「平成スタートの日」を祝うて飲まにゃあイカンがやき。ちなみに「昭和」と「平成」の食の分野での違いをゆうたら、何ちゅうたち「食料自給率」やろう。昭和35年に79%やった食料自給率(カロリーベース)が、40年後の平成12年にゃあ40%にまで半減しちゅうがやき。

 こりゃあこの日は、「平成」の食料自給率を上げる食事をせにゃあイカンろう。ほいたら国産の冬が旬の野菜、カブ・大根・ゴボウらあの根菜類を食べろうぜや。根菜類は、温かい煮物・汁物・鍋物らあがピッタリの食材ながよ。他の食材もできる限り国産品にしとうせよ。ほんなら酒も、もちろん日本酒ながやき。純米酒のぬる燗が、根菜類の煮物・汁物・鍋物らあにピッタリながぜよ。










  
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2006年01月06日

司牡丹『仕事はじめ』と、飲み仲間との新年会ぜよ!

 昨日1月5日は、司牡丹の「仕事はじめ」やったがやき。午前8時半の始業開始から年頭朝礼。社長の挨拶では、大体次のような事をお話ししたがぜよ。

 まずは社員数減少の中、昨年末10〜12月の前年対比100%を超えたことに対するお礼とねぎらい。そして5日間のお正月休み中も、「元旦を祝う酒」への対応や、試飲即売や醸造業務などで出勤いただいた皆さんへのお礼とねぎらい。

 その後は、休み中にテレビ放映された「里見八犬伝」の話しをしたがやき。この物語は、戦国時代、南房総の小国安房の国を治める里見家の危機を救うため、不思議な運命に導かれるように集まった8人の剣士(皆、「犬」の字を名前に持ち、「犬士」と呼ばれる)達が大活躍するっちゅうお話しながよ。8人は、それぞれが「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」の8つ玉を1つづつ持っちょって、さらに全員が里見家の紋章である牡丹のアザを、体のどこかに持っちゅうがやき。ほんでこの八犬士が中心となって、里見家は一致団結し、危機を乗り越えていくがぜよ。

 そして、司牡丹に集うちゅう皆さんも、何らかの運命に導かれて、今ここにおるがやないろうか。縁あって、運命に導かれ司牡丹に集うた仲間が、一致団結してひとつの目標に向かって行く・・・。きっと皆さん一人一人も、「仁」や「義」らあの個性的な玉を心の中に持っちょって、さらに体のどこかに宿命の牡丹のアザも持っちゅうはずやと。

 まあ大体そんな話しをさいてもろうて、今年も1年またよろしゅうお願い致しますっちゅうことで、ワシの年頭の挨拶は終了したがやき。

 ほんで夜は、転勤で広島に行っちょった飲み仲間のアキラちゃんが、お正月休みで帰省しちゅうっちゅうことで、飲み仲間らあが集うて新年会を開催したがぜよ。

 今回の会場は「一旬」(高知市はりまや町2-1-3 TEL:088-824-2030 http://www.issyun.jp)。店内もお洒落で、お料理も豊富で美味しい、女性客に人気の店ながやき。今回は、いっつもは幹事役のケンタが会社の新年会でかなり遅刻するき、ワシが代理幹事で会場決定したがぜよ。

 まずはワシとアキラちゃん、ノリちゃん、セイチャンマン、マッスン、ナカヤセンセの6人で乾杯よ。

 ケンタとユキネエが遅刻して合流で全部で8名になるき、こりゃあ食べもんをいっぱい頼んじょこうゆうことで、まあ次から次へと頼む頼む!アッという間にテーブルは食べもんであふれかえったがやき。ところが「こりゃ食いきれるかよ?」言いもって、みんなあ食べる食べる!太り過ぎて着る服がのうなった言いゆうノリちゃんも、「明日からダイエットするき、今日はナンボ食べても構んが!」と、ワケのワカランへりくつ言いもって、食べる食べる!自分のブログ(http://blog.goo.ne.jp/seichanman01/)で、新年の豊富として20kgの減量を宣言したセイチャンマンも、食べる食べる!


 ケンタとユキネエが参加した時にゃあ、あれほどあふれちょった食べもんが、ほとんどのうなっちょったがやき。それからまた食べもんの追加を、頼む頼む!もちろん酒も、よう飲んで、お店に定番で置いちゅう「司牡丹・吟醸酒・瑠璃」が在庫切れになってしもうた程ながやき。司牡丹・瑠璃と島らっきょう



 飲み食いしもっての会話は、まあ相変わらずしょーもないバカ話しばっかりで、ブログに書けそうもない話しがほとんどながよ。そんな中でひっとつだけ書くとすりゃあ、セイチャンマンの減量話しやろうか。最初は、体重を聞かれて「89.86kg!」とか言いよったセイチャンマン。ブログでの1年間で20kg減量宣言を受けて、ユキネエとワシに「ホンマに1年で20kg減量らあてムリやき、5万円賭けたちえい!」言われたら、急に「え〜、今の体重が97kgやき、20kg減量ゆうたら・・・」らあて言いだいたがやき。ゴマカシはイカンぜよ、正義の味方セイチャンマン!テンプラ2006.1.6お刺身盛り合わせ

 肝心のアキラちゃんは、ちくと元気がなかったみたいなけんど、オジサン・オバサンらあのバカ話しで、ちったあほぐれたみたいながやき。何があったか知らんけんど、あんまり自分を責められんぜよ、アキラちゃん。おまんはおまん、そのまんま今のまんまで充分ながやきのお!今度はみんなあで広島に遊びに行くきに、また一緒にバカ話しでもしもって飲もうぜや!

※今回写真が少ないがは、ワシのケイタイ電話の充電切れのせいぜよ。許いちゃってよ。




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連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月7日〉「七草」(「七日正月」「人日」)
 セリ、ナズナ、ゴギョウ(ハハコグサ)、ハコベラ、ホトケノザ(オオバコ)、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)が春の七草で、この日に七草粥を作って、万病を除くおまじないとして食べるがよ。

 本来は、前日の夜にマナ板に乗せ、はやし歌を歌いもって包丁で叩き、当日の朝に粥に入れて食べられよったがやと。呪術的な意味ばっかりやのうて、お節料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補い、さらに抗酸化物質がたるばあ含まれちゅうき老化も防いでくれるがよ。またこの日は別名「七日正月」ともゆうて、お祝いする日でもあるがぜよ。

 さらにこの日は「人日(じんじつ)」とも言うて、五節句のひとつながやき。古来中国では、正月の1日を鶏の日、2日を狗の日、3日を猪の日、4日を羊の日、5日を牛の日、6日を馬の日とし、それぞれの日にゃあその動物を殺さんようにしちょったがやと。ほんで、7日目を人の日として、犯罪者に対する刑罰は行われんようにしたがやき。また、7種類の羹(あつもの)を食べる習慣があり、これが日本に伝わって七草粥になったがやと。

 ほいたらこの日は、七草粥を食べもって、「七日正月」を祝うて飲まにゃあイカンがぜよ。飲むがはもちろん日本酒よ。七草の栄養素の吸収や効能を促進してくれ、味わいやちバッチリ合うがやき。「七日正月」の祝いやき、しぼりたての新酒がピッタリながぜよ。






  
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2006年01月05日

お正月休みと『1年の計』ぜよ!

 新年、あけましておめでとうございますぜよ!平成18年もワシのブログ、「口は幸せのもと!」を引き続きよろしゅうお願い申し上げます。

 さて、昨年12月31日から新年1月4日まで5日間のお正月休みやって、連載コーナー「明日も飲めるゼヨ!」以外は5日間ブログも書いてなかったき、久々の本編ながよ。

 この5日間は特にどっかへ出かけるでもなく、食べて寝えてテレビ見て年賀状書いて、あとはちっくと「1年の計」を練ったばあのもんじゃろか。ほんまに、あっという間の5日間やったのお。

 ワシの年賀状



 まず大晦日は、ひたすら年賀状書きよ。毎年早う準備せにゃあと思いもって、結局今回も大晦日から書き始めたっちゅうんは、反省せにゃあのお。



 元旦は、会長(ワシの親父さん)宅に行ってお節料理を頂いたがやき。毎年「城西館」(高知市上町2丁目5-34 TEL:088-875-0111 http://www.jyoseikan.co.jp)さんから、お節を頂きゆうがやけんど、やっぱりここのお節は美味いぜよ!城西館のお節と司牡丹しぼりたて

 ちなみに「司牡丹・元旦を祝う酒」を、ワシも個人的に注文しちょったがやけんど、今年のは例年よりキレイで、新酒の荒々しさが少のうて飲みやすい酒に仕上がっちゅうように感じたがやき。あふれる生命力を感じさせる味わいは、やっぱり元旦に飲むにふさわしい酒ながよ。今年の恵方、南南東を向いて飲まいてもろうたがやき。これで今年の運気もバッチリぜよ!司牡丹・元旦を祝う酒

 2日3日は、新春テレビドラマの「里見八犬伝」にひたったがよ。ワシゃあ小学生から中学生の頃、NHKの人形劇「新八犬伝」にハマっちょったき、こじゃんと懐かしゅう見れたがやき。

 八犬士の名前も、犬塚信乃、犬川額蔵(今回は犬川荘助)、犬田小文吾、犬飼現八、犬山道節、犬阪毛野、犬村角太郎(今回は犬村大角)、犬江親兵衛と、次々と思い出いたがよ。「新八犬伝」の歌と一緒に八つの玉も、「仁義礼智忠信孝悌、いざとなったら玉を出せ・・・」ゆうて、思い出したがやき。

 悪役も「ワレこそは玉梓(たまづさ)が怨霊〜!」、「さもしい浪人、網干左母二郎(あぼしさもじろう)」、「関東官領・扇谷定正(かんとうかんれい・おうぎがやつさだまさ)」とか、ヤヤコシイ名前ほどパッと記憶に蘇ってくるき、面白いもんながよ。

 しかも今になって観りゃあ、里見家の家紋は「牡丹」で、八犬士にも牡丹のアザがあって、ウチは「司牡丹」やき、妙に親近感もわいたがやき。今回の衣装担当は、ワダエミさんやったがやけんど、どれも素晴らしゅうて、牡丹柄があちこちに出て来るき、使い古しの衣装をいただいて、ウチで使いたいと本気で思うたばあながよ。

 こうやって書きよったら、5日間何ちゃあせんと遊びよったように見えるろうけんど、一応ワシゃあ毎年お正月休みにゃあ、「1年の計」を考えることにしちゅうがよ。今年も、雑事に追われん時間がタップリあったき、リラックスして「1年の計」が練れたがやき。参考までに、ワシの「1年の計」の練り方をちっくと紹介しちょこうか。

 カリスマ・マーケッター神田昌典先生(http://www.kandamasanori.com/)の著書に、「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」(ダイヤモンド社)ゆう本があるがやけんど、毎年この本を活用さいてもらいゆうがよ。60分間・企業ダントツ化プロジェクト

 神田先生の本の中じゃあ、それほど売れてないらしいがやけんど、こりゃ実はここだけの話し、ワシゃあこの本はあんまり売れてほしゅうないがやき。ハッキリゆうて戦略構築にゃあ最高に役立つ本やき、あんまり売れたら、ライバル会社にも知られてしまうきに。

 そんなケツの穴のこんまいこと言いよったらイカンがやけんど、それが正直な気持ちながぜよ。まあ、ワシのブログを見てくれた人にゃあ、ちびっと太っ腹のサービスながよ。この本について詳しゅう説明しよったら、こじゃんと長うなるきに簡単に言うぜよ。

 一言で言うたら、圧倒的な競争力を実現する、顧客感情をベースにした革新的な戦略が、短時間で構築できるっちゅうスゴイ本ながよ。どんな業界の人やち、必携の本やと思うがやけんど、まあ戦略構築本はあんまり売れんもんやし、300ページを超える本もあんまり売れんし、だいたい買(こ)うてもロクに読まん人が多いし、読んだち実践せん人も多いきに、まっこともったいないことながぜよ。

 まあワシも完全に使いこなしゆうか言われたら、たいしたこたあないき偉そうなこたあ言われんがやけんど、少のうてもこの本が発行された2002年の12月以降のお正月休みは、毎年読み返して「1年の計」を練りゆうがやき。お陰様で、今年はこじゃんとえい戦略のヒントが得られたき、いまからワクワクしゆうがよ。

 見ちょってよ。龍馬さんの「日本を今一度洗濯いたし申し候」やないけんど、ワシゃあ今年は「日本の食文化・酒文化を今一度洗濯いたし申し候」で行くきにのお!





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連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月6日〉「佐久鯉誕生の日」「色の日」「六日年越し」
 1746年(延享3年)のこの日、信州佐久の篠澤佐吾衛門包道が伊勢神宮の神主に佐久鯉料理を献上したがやと。これが佐久鯉の最古の記録とされちゅうき、この日が「佐久鯉誕生の日」となったがぜよ。

 またこの日は「い(1)ろ(6)」の語呂合わせで、「色の日」でもあるがよ。カラーコーディネーターらあの色に関係する職業の人の記念日ながやき。
さらに、1月7日を「七日正月」と言うけんど、その前日を年越しとして「六日年越し」ゆうて、お祝いする日ながぜよ。

 ほいたらこの日は、長野から「佐久鯉」を取り寄せて、鯉料理を食べにゃあイカンがよ。「鯉の甘露煮」「鯉のうま煮」「鯉こく」と、意外にいろんな料理ができるがやき。ほんで「色の日」じゃき、食器や酒器、テーブルクロスらあを、いろんな色でカラーコーディネートしてもうぜや。そんなことばあやち、イメージが変わってなかなかの気分転換になるもんながやき。「甘露煮」も「うま煮」も「鯉こく」も、なかなか味が濃いきに、合わせる酒は日本酒の長期熟成酒あたりがピッタリながぜよ。

 ほんで、タップリ鯉料理を楽しんだ後は、「六日年越し」やき年越しソバも食べにゃあイカンがぜよ。  
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2006年01月04日

1月5日、明日も飲めるゼヨ!

連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月5日〉「魚河岸初競り」「囲碁の日」「小寒」
 1月5日は、各地の魚河岸で競りを開始する「魚河岸初競り」の日ながよ。初物として御祝儀相場もつけられるがやき。
さらにこの日は「い(1)ご(5)」の語呂合わせで「囲碁の日」ながよ。日本棋院が提唱したがやと。

 ほいたらこの日は、まずは近所の魚屋さんに初競りのめでたい魚を注文しちょこうぜや。魚の種類は、こじゃんとイキのえいがをお任せでお願いしちょくがよ。

 ほんで、友達を集めて囲碁の会を開催しようぜや。囲碁を知らいじゃち構うもんか。知っちゅう友達に習いもってか、囲碁の本でも読みもって挑戦してもうや。何でも経験ながぜよ。ほんで夜は「初競り」の魚をツマミに飲まにゃあイカンがよ。魚料理やったら酒は日本酒しかないがやき。この時期に旬の魚は旨みタップリなもんが多いき、「しぼりたて」の原酒あたりがピッタリながぜよ。

 さらに平成18年のこの日は、暦の二十四節気の「小寒」でもあるがやき。この日から「寒の入り」ゆうて、寒さが厳しゅうなってくる頃ながよ。ほんなら、初物魚を使うた体が温まる鍋料理と、純米酒のぬる燗あたりがピッタリながやき。  
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2006年01月03日

1月4日、明日も飲めるゼヨ!

連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月4日〉「石の日」
 「い(1)し(4)」の語呂合わせから、この日は「石の日」ながやと。石は昔っから神様の寄り付く場所として尊ばれてきちゅうき、まさに新年の年頭にふさわしい日といえるがよ。この日に願いをかけた石の物(お地蔵様や狛犬、墓石や道端の小石らあ)に触れりゃあ、願いが叶うといわれちゅうがぜよ。

 ほいたらこの日は、まずは願い事を決めて、近所のお地蔵様や狛犬に願いをかけて触ってこうぜや。ほんで夜は、溶岩プレートを使(つこ)うた、石焼き料理で飲むがぜよ。

 石が加熱されりゃあ、表面から遠赤外線が放射され、それが食べ物の内部に浸透して味の内包効果を起こさせ、水分分離や組織分解せんと、食べ物を均一に焼き上げてくれるがよ。特に肉を焼いたりするに最適で、油を使わんで済むき飛び散らんし、焦げんし、煙やにおいも出んし、えいことだらけながやき。もちろん肉だけやのうて、魚介類や旬の野菜と、何を焼いたち美味しいがぜよ。ほんで、素材が新鮮やったら、味付けはシンプルに塩だっけをオススメするがよ。ほいたら合わせる酒もシンプルに、純米酒をそのまんまっちゅうんがピッタリぜよ。  
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2006年01月02日

1月3日、明日も飲めるゼヨ!

連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月3日〉「瞳の日」
 「ひ(1)とみ(3)」の語呂合わせから、この日は「瞳の日」ながぜよ。瞳をいつまでも美しゅうにっちゅう趣旨で、眼鏡・コンタクトレンズ業界が制定したがやと。

 ほいたらこの日は、瞳にえい食べもんをツマミに飲もうぜや。瞳にえいゆうたら、まずはアントシアニンを豊富に含んじゅうブルーベリーやろう。旬は夏場やけんど、冷凍ブルーベリーを使やあ大丈夫ながよ。溶かいたバターにブルーベリーを混ぜた「ブルーベリーバター」を、ほくほくのジャガイモにかけりゃあ、なかなか美味いツマミになるがやき。また、目に栄養を与えてくれると言われちゅうビタミンAが豊富な、レバーとニンジンを使(つこ)うた炒めものらあもえいがぜよ。

 前者のブルーベリーバターをかけたジャガイモ料理は山廃純米酒を常温で、後者のレバーとニンジンの炒めものは山廃純米酒のぬる燗を合わせりゃあ、どちらもバッチリながやき。日本酒と一緒に摂取すりゃあ栄養素の吸収も良うなるき、こりゃあこじゃんと目が良うなりそうなよ。  
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2006年01月01日

1月2日、明日も飲めるゼヨ!

連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈1月2日〉「初夢の日」

 昔っから初夢で1年の吉凶を占う風習があるがよ。初夢の夜は、大晦日、元日、正月2日、節分等といろんな説があるけんど、一般的にゃあ正月2日の夜の夢が初夢とされちゅうがやき。ほんで、室町時代から、えい夢を見るにゃあ七福神の乗った宝船の絵に「永き世の遠の眠りの皆目覚め波乗り船の音の良きかな」っちゅう回文(逆さに読んでも同じ文)の歌を書いたもんを、枕の下に入れて眠りゃあえいとされちゅうがぜよ。これでも悪い夢を見た時は、翌朝に宝船の絵を川に流いて縁起直しをすりゃあえいがやと。ちなみに初夢に見る縁起がえい夢は、「一富士、二鷹、三ナスビ」(四扇、五煙草、六座頭)と決まっちゅうがやき。

 ほいたらこの日は、ナス料理をタカのツメを使(つこ)うて作って、富士山の形に山盛りに盛り付けたがをツマミに飲もうぜや。飲む酒は当然日本酒よ。新年らしゅう、「しぼりたて」の新酒らあがピッタリながやき。気持ち良う酔うたら、例の回文を書いた宝船の絵を、枕の下に入れて寝にゃあイカンがよ。ほいたら、富士山と鷹とナスビがいっぺんに出てくるこじゃんと縁起がえい初夢が見れるはずぜよ。  
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