「ある成功者の秘密」（富と心の豊かさを得る知恵）〈アラン・コーエン著 牧野・M・美枝訳 ダイヤモンド社〉っちゅう本は、感動のストーリーで知恵の宝庫とも言える、まっことオススメの本ながぜよ。
実はこの本は、「2月20日」と「2月21日」のブログに講演を掲載しちゅうバグジーの久保社長がこじゃんとオススメやと言いよったき、思わず買（こ）うてしもうたがよ。そん時ゃあ他にも読みかけの本があったがやけんど、それらあを押し退けて一気にこの本を読んでしもうたほどハマッたがやき。
ストーリーは単純ながよ。失業して生活に困窮した主人公の青年が、就職面接に行った先の工場の経営者エベリット氏になんでか気に入られ、職を得ると同時に、人生で成功するための奇妙なレッスンの数々を受けていくっちゅう話しながぜよ。
著者のアラン・コーエン氏は「はじめに」で、「個人的に、経済的に、そしてキャリアや人間関係における成功に必要なことが、本書にはすべて含まれています。これは誇張でもなんでもありません。」っちゅうて書いちゅうけんど、確かにこの本にゃあそれっぱあの価値と内容があると思うがぜよ。
ほいたら、この本に書いちゃある15の教えを、以下に簡単に書いちょこか。
（1）人生っちゅうんは、大きゅうて、数多（あまた）であるように意図されちゅう。すべての人々に、すべてが十分にある。つねにそうながよ。ほんじゃき、自分が思うちゅうどんな限界にじゃち、その向こうにさらに何かがあるがぜよ。
（2）ピグミー馬は、見つかる限り一番小さい馬同士を交配させ、その子供たちもまた同じようにし、それを何世代にも渡って続けていって、そうして生まれたがやと。これと同じように、「十分にはない」とか「私は十分ではない」と決めつけたり、それに同意するもんらあと一緒におるたんびに、「ピグミーの思考」を生み出したことになるがよ。自分の世界をより小そうしてしまうがやき。何百万人もの人々が、「十分ではない」と考え続け、それを恐れであおるなら、世界は日々縮小していくがよ。貧困の原因は欠乏やない。それは恐れと物事を小そう考えることにあるがぜよ。
（3）ちんまい魚だけ取っちょいて、大きい魚は川に戻しゆう釣り人がおったがよ。その理由を聞いたら、自分くのフライパンに入りきらん大きさの魚は戻しゆうと言うがやき。けんどこの釣り人を笑えるろうか。彼は、世の中のお金やあらゆることに飢えちゅう他の人々と、なんちゃあ変わらんがやき。なんで自分の望むもんすべてを持っちょらんがか、どうすりゃあより多くを手に入れられるがか。大きいフライパンを買うことや。受け取るもんを増やしたいなら、まず心の中にその場所を作りなさい。より大きゅう物事を考え、より壮大な夢を描きなさい。求めるもんが得られるもんながぜよ。
（4）心は、自分の信条にそうた体験を引き寄せる強力な電磁石のようなもん。もし豊かな心を持っちょったら、どこにじゃち豊かさを作りだせる。一時的にお金を失うたとしたち、豊かな精神がまた豊かさを引き付けるがよ。逆に欠乏の精神を持っちょったら、どれっぱあの富を一時的に受け取ったとしたち、長続きはせんがやき。ほんじゃき、お金が問題への答えじゃのうて、豊かな精神が答えながぜよ。
（5）子供にお小遣いをせがまれて渡す時、まるで災難でも降りかかってきたかのようにお札を出し、恨みがましゅう渡して、暗に「うちにゃあそんなにお金がないに、それでもしつこうせびるがか」っちゅう思いをほのめかしたなら、子供は受け取ったお小遣いよりもはるかに強うにそのメッセージのほうを吸収するがやき。このようにして多くの人が、自分の両親や教師らあから、お金やあらゆることに対する恐れや偏見を吸収しちゅうがぜよ。けんど、自分が受け取った「欠乏」のメッセージの中でゆきづまっちょる必要はないがよ。自分の思考を今、豊かなイメージに集中することでプログラムしなおせるがやき。本来の自分を思い
出そうぜや。
（6）人のためになるほうが人から何かを得るよりも大切ながよ。ほんじゃき常に、ビジネスでこそ、他人のためを考えにゃあイカンがよ。最良の広告は品質と誠実さ。人のめんどうをちゃんとみりゃあ、人生は自分のめんどうもちゃんとみてくれるもんながぜよ。
（7）自分が買うすべてのもん、自分が行うすべてのことは、自分にそれだけの価値があるかどうかっちゅう自らの思いをあらわしちゅうがよ。手にするもんが自分の価値を語るがぜよ。
（8）お金は感謝の気持ちをもってやりとりするもんながよ。長い目で見りゃあ、この「気持ちのえいお金」が、持つ価値のある唯一のお金ながぜよ。自分の去年の年収を思い出いてみて、その金額で何人の人生をより良いもんに変えられたか、そんなふうに考えたことがあったかよ？すぐに助けた人数の合計が口に出せるようやったら、「気持ちのえいお金」を理解しちゅうことになるがぜよ。
（9）自分の持っちゅうもんを使（つこ）うて望むもんを作りなさい。それが幸福の秘訣ながよ。ほんのひと握りの人だけがこの秘訣を知っちゅうがやき。これを知っちょりゃあたとえ世界で一番退屈な仕事をしよったち、満足のいく時間を過ごせるがよ。自分の持っちゅうもんを使うて、ここで今できることを考え、望むもんを作り出いていく。あとは与えられる「しるし」に注意を払いよったら、くもの巣は、作りはじめりゃあ神が糸を送ってくれるがぜよ。
（10）答えをくれるがは苦闘よりもリラックス。気持ちを明るうし、自分の直感にしたごうちょりゃあ、自分のおるべきところへと導かれるもんながよ。どんな状況にあったち、さらにもっとリラックスできるレベルが常にある。それが何ながか、自分に問うがぜよ。ほいたら、そうなりはじめるがやき。
（11）幸福とは、おまんに起こることやない。おまんがつちかう態度ながぜよ。天国っちゅうんは、最後に行き着く場所やない。それは今おるその場所で感じる喜びの感覚。ワシらあは、より良いもんのために努力しもって、すでに持っちゅうもんに満足できる。この二者は互いに相いれんもんやないがよ。ワシらあは空腹でおりもって幸福でもおれるがぜよ。
（12）自分の目標を心の最優先に置き、それに反するような表面上の出来事に気を散らさんようにして、自分の目的にしっかりと根を下ろしなさい。ほいたら障害は、おまさんが通り抜けりゃあ蒸発してしまうもんながやき。心配事を全部書き出いて、それぞれの横に「なぜかすべてはうまくいく」と書いてみいや。心配事を乗り越えられるぜよ。
（13）ある心理学者がミュージシャンの一団を雇うて、様々な種類の音楽をライブで聴衆に聴かいて、その反応をはかったがやと。ほいたら、ある特定の種類の音楽が他よりも反応があるとかじゃのうて、最大の差を生んだもんは、ミュージシャンの心の状態やったがやと。もっとも情熱をもって演奏したミュージシャンが、もっとも聴衆を酔わせたがぜよ。人はテクニックよりも感情に反応するもんながよ。情熱がカギとなるがは、音楽に限られたことやない。それはすべてにおけるカギながぜよ。
（14）えい教師っちゅうんは、自分が必要な存在やのうなるようにすることながよ。えい指導者のしるしとは、不在時にその部下が成功することながぜよ。自分の成功は、自分自身のやり方やないとイカンがやき。
（15）最後にもう一度、他人のためを考えなさい。すべてはなんでかうまくいく・・・。
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連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ！」
〈3月1日〉「行進曲の日」「防災用品点検の日」「豚の日」
「行進曲」と「3月」とが、英語じゃあ「march」っちゅうおんなじスペルやき、3月最初のこの日は「行進曲の日」ながやと。
またこの日は、季節の変わり目の年4回、防災用品の点検を行うて災害に備える「防災用品点検の日」でもあるがぜよ。防災アドバイザーの山村武彦氏が提唱した日で、関東大震災の起きた9月1日の他、3月1日、6月1日、12月1日の年4回あるがやき。
さらにこの日は、1972年（昭和47年）に、アメリカのエレン・スタンリー、メアリー・リン・レイブ姉妹が、最も利口で役に立つ家畜である豚への感謝をこめて制定したとされちゅう、「豚の日」でもあるがよ。アメリカじゃあ各地で豚の品評会が行われるがやと。
ほいたらこの日は、まずは「行進曲（マーチ）」をBGMに流しもって、防災用品を点検せにゃあイカンがやき。電池、非常食、非常用飲料水、消火器、避難ロープ等々の点検らあて、まあ面白うはないきに、「行進曲」を流しもって動きゃあ、ちったあ楽しゅう、テキパキとできるっちゅうもんながよ。
ほんで夜は、豚肉をツマミに飲まにゃあイカンがぜよ。この日ばあは、品評会らあに入賞するばあの、ちっくとえい豚肉を用意せにゃあ。ほんで、えい豚肉やったら「豚のしゃぶしゃぶ」がオススメながよ。ほんなら酒は、山廃純米酒のぬる燗あたりがバッチリながぜよ。
TEL＆FAX:03-5778-6511 E-mail:
「映画の中の土佐」ゆう特集ながぜよ。
四国銀行の青木頭取を囲む会「青紲会」に参加したがぜよ。年に3回開催される会で、今回が発足後3回目やったがやき。今回の会場は「土佐料理 司 高知本店」（高知市はりまや町1-2-15 
F-CUBE〜素敵にぶらりずむ〜」（
価格で想像する以上の美味しさ。
すっきり辛口、キレが良い。
あっさりとして、力強い酸味がコクとつながってる。
おおっ！こりゃあウチの超辛口純米酒「船中八策」のタペストリーやいか。こりゃありがたいぜよ。「焼鳥せいわ」（高知市はりまや町2-3-1 
一瞬目の前が真っ暗になったけんど、気をとり直してよう話しを聴いてみりゃあ、どうもこちらの状況をあんまり理解してないみたいながよ。
