今回の第137回「37の会」は、毎年恒例の高知新阪急ホテル「ル・シェル」（高知市本町4-2-50
TEL:088-873-1111 http://hotel.kochi-newhankyu.co.jp））での、春野町野菜を使うたフレンチディナーやったがよ。「37の会」メンバーで、春野町の農家兼「野菜のソムリエ」、長崎のマーちゃんが育てた野菜を使うたスペシャルなディナーで、今日（11月30日）までの開催やきに、あと1日だっけやけんど、興味ある方は是非お申し込みくださいや。さて、今回集まったメンバーは13名やったがよ。美しゅうに飾り付けられたクリスマスツリーや水中花に彩られたゴージャスな店内で、まずはマーちゃんの音頭でグラスワインで乾杯したがやき。ほんで、豪華なメニューは、以下の通りやったがぜよ。
●春野産ゴーヤとフルーツの食前ジュース
●フォアグラと弘岡カブの出会い 特製味噌ソース青葱添え
●大葉の香るスパゲティー
●2日間かけてこした諸木トマトのコンソメ風スープ
●的鯛のポワレ アンチョビソース 長崎さんが育てたハーブのハーモニー
●小松菜とパイナップルのグラニテ
●和牛サーロインステーキ 茸ソース 春野元気野菜を添えて
●西込みかんと諸木トマト 2種のムース食べ比べ
●コーヒー
●パティシエ川崎のトマトパン
まずは最初っから、フォアグラ料理が出てきたがにビックリ！ほんで、これがまた意外にも弘岡カブとバッチリで、カブの中にもフォアグラの風味が微妙に溶け込んじょって、幸せな気分に！さらに青葱の風味が芳ばしい特製味噌ソースがまた絶品で、こうなりゃあフレンチっちゅうより和食ながよ。和食好きのワシにゃあ、こたえられん組み合わせで、幸せ気分倍増ながやき！
2日間かけてこしたっちゅう諸木トマトのコンソメスープも、ナチュラルなトマトのエキスが淡い味わいの中にギュッと凝縮されちょって、体の芯から癒される感じになって、これまた幸せ気分倍増ながぜよ。
さて、的鯛のポワレの頃にゃあ、ワシゃあ「司牡丹・純米超辛口・船中八策」を注文。丸んるうて優しい、凪いだ海のような音色を奏でてくれる的鯛に、アンチョビが小波のようにピリッとアクセントとして加わり、そこにイタリアンパセリ、セロリの葉、赤軸のホウレンソウ、ラディッシュらあのナチュラルな大地の音色が加わって、見事なハーモニーを奏でてくれるがよ。さらにそこに「船中八策」の旨みっちゅう、清流の恵みが海と大地をつなぐように流れ込み、こりゃまさに「海と大地と清流のオーケストラやぁっ！」（彦麿呂風に）ながぜよ！
キリがないき、この辺でやめちょくけんど、いやあ、とにかく、このコース内容で6000円（ワイン1杯付き）は、こりゃまっこと超オトクなオドロキの価格設定ながやき！期間が過ぎたち、早めに頼んじょきゃあ、似いたコース料理やったら作ってくれるみたいなき、絶対いっぺんはご注文されることをオススメしちょくぜよ！
さて、そんなゴージャスなコース料理を堪能しよりながら、みんなあの会話の内容ゆうたら、相変わらず珍妙なバカ話しばっかし。まるでパリのシャンゼリゼ通りで落語を聴きゆうみたいなもんながよ。まあ、このミスマッチ感が意外と楽しいがやけんど。
まずはトートツに、マンボが「わたしゃあ高島礼子に似いちゅうと言われゆうがでー！」と大胆にも豪語。そっからは女性陣らあが、次々と女優やら美女やらに変身していったがやき。広末涼子、チェジウ、ポカホンタス・・・。そんな美女のソックリさんだらけ（？）の女性陣やに、男性陣は・・・力石徹やらフランシスコ・ザビエルやら、ワシに至っちゃあ「ウチワのガラ」やっちゅうがやき、なんじゃそりゃ？ながよ。まあ、今年もフレンチとバカ話しで盛り上がって、顔面の筋肉と腹筋がよじれるばあ笑わいてもうたがぜよ。
ラストにゃあ甲藤料理長もご挨拶に来られ、野菜提供を担当したポカホンタス・・・いや、マーちゃんと一緒に、はいチーズ！マーちゃん、甲藤料理長さん、まっこと素晴らしい素材とお料理をありがとうぜよ！感謝感謝ながやき！
その後は、4人のメンバーで2次会へ。新しゅうオープンした隠れ家的なバーがあるっちゅうもんやき、そこへ行ったがよ。高知百貨跡地の隣の狭い道を入ったくの、確かに隠れ家的な「Bar 風街」（高知市はりまや町2-7-18-2F TEL:088-861-0117）っちゅう店。まずは入店時に、幻のハッピーエンドの「風街ロマン」がナイスタイミングでかかりだいて、店内もえい感じのオトナの隠れ家っちゅう雰囲気を醸し出しちょって、こりゃカッコえいがやき。テーブル席の横に火鉢があったり、またマスターが着流しの和服やっちゅうんも、ミョーにえい感じでマッチしちゅうがよ。さらに階段を上がった3階にゃあ、ヒミツのライブスペースまであって、こりゃあなかなか面白い店ながやき。
「風街」・・・火曜日定休で、営業時間は19時〜翌朝5時頃までやっちゅうがやき、こりゃ夜遊び好きにゃあこじゃんと使えるありがたい店ながぜよ。
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ほんで第1部の出し物は、紙切り芸人の林家正楽師匠をお迎えし、「鷲の間」の能舞台にて、紙切りの名人芸を心ゆくまでお愉しみいただいたがよ。正楽師匠は、平成12年9月に三代目林家正楽の大名跡を襲名し、9月下席の上野鈴本園芸場を皮切りに、新宿末広亭、浅草園芸ホール、池袋園芸場と40日間に渡り襲名披露興行を行い、伝説となった方ながぜよ。落語家以外でトリを務めたがは実に51年ぶりで、紙切りじゃあ史上初っちゅう快挙やったがやと。
「Vフォー・ウ゛ェンデッタ」。近未来のイギリスの社会を舞台に、全体主義の政府を破壊するために暗躍する一人のアナーキスト「V」と、彼に人生を左右される人々の姿を描いた映画ながやき。小阪先生は、この映画から「みんなあ、自分っちゅう『個』を思い出そうぜや！」っちゅうポイントを引き出すがぜよ。ほんで、「『個』がキチンと立っちゅうからこそ、他と連携していくことによって、ドミノ倒しみたいに大きなことを成し遂げることができる」と結ぶがやき。
「YaYa」とボーイズタウンギャングの
のお邪魔をしてしもうて、えらいすまざったがよ。お二人の末永いお幸せを、心からお祈り申し上げますぜよ。
