2008年01月31日

「土佐酒道会」第112回研究会ぜよ!

 昨日は、いっつもよりかちくと早い19時半から、酒屋さんの勉強会の集まり、「土佐酒道会」やったがやき。今回は、久々の居酒屋バージョンで、いつもの司牡丹高知支店やのうて、「ちゃのま」(高知市廿代町15-19ダイヤパレス追手筋2F TEL:088-802-3008)さんでの開催やったがよ。ちなみにこれまでの会についてと詳しゅうは、ブログカテゴリー「土佐酒道会」をご参照くださいや。

 この会は、毎月開催されよって、今回は112回目の研究会やったがよ。ほんでまずは利き酒タイム。こちらのお店は、日本酒は司牡丹しか置いてないがやけんど、今回は以下のお酒を持ち込まいてもうて、みんなあでブラインド(銘柄を隠して)で利き酒したがやき。2008.1.31利き酒
(1)「自由は土佐の山間より」(超辛口・特別純米酒)〈司牡丹酒造・高知〉
(2)「南部美人・山田錦」(純米吟醸酒)〈(株)南部美人・岩手〉
(3)「亀齢・辛口八拾純米生」(純米生酒)〈亀齢酒造・広島〉
(4)「王祿・丈径(たけみち)」(純米吟醸無濾過生原酒)〈王祿酒造・島根〉


 今回は、お店のワイングラスをお借りして利き酒したがやき。居酒屋さんでの利き酒は、他のお客様の声もあるし、いろんな他の匂いらあがあるき、なかなか集中が難しいき、ちくと皆さん戸惑うたみたいやったがよ。けんど皆さん、そこはプロ。キチッとコメントされたがぜよ。

 ちなみに今回は、新年会を兼ねての開催やき、当会のアドバイザーをしていただきゆうデザイナーの吉岡(旧姓・山根)綾子さんの旦那さんである吉岡悟さんも、特別ゲストとしてご参加いただいちょったがよ。吉岡さんは、アメリカに永住権を持っちゅうプロのフォトグラファー。そんな吉岡さんにもコメントいただいたがやけんど、素人といいもって、さすがセンスのある芸術家らしい的確なコメントやったがやき。

 その後は、司牡丹で乾杯して、大いに飲んで食べもって、新年会の中での会員ディスカッションながよ。吉岡さんへの各店の自己紹介やら、安岡酒店の安岡さんが1月28日の高知新聞夕刊の最終面に登場したっちゅう話題やら、和泉酒販の小笠原さんの東京三ツ星グルメツアー報告やら、ワシからの「四国酒蔵88ヶ所巡り」についてやら、いろんな話題が出て、なかなか有意義やったがぜよ。安岡さんの夕刊記事









 お料理も相変わらずのおいしさながよ。ノレソレやアンキモは、まっこと日本酒とバッチリ!お刺身盛り合わせも絶品やって、地鶏の酢だれかけも、まっことおいしかったがやき。特にこの時期の沖うるめの丸干しは最高!「土佐牡丹酒」や「司牡丹あらばしり」、「自由は土佐の山間より」のぬる燗らあが、ガンガン進むがぜよ!ノレソレアンキモ2008.1.31刺身盛り合わせ















地鶏の酢だれかけ沖うるめ牡丹酒とあらばしり















2008.1.31宴席風景2008.1.31宴席風景2








 さらに司牡丹を飲みもって、ダシ巻き卵や土佐巻きらあをいただき、宴席はいよいよ最高潮!やっと「土佐流・立ち飲みワンダーランド」の話題が出た頃にゃあ、時間は既に23時過ぎ。結局、午前0時近うまで、4時間以上もえんえん飲み食い語ってしもうたがやき。まっこと、遅うまで申し訳ございませんでした。「ちゃのま」店主の川野邉さんにゃあ、心から感謝申し上げますぜよ!




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2008年01月30日

土佐清水の続きと徳島で第6回四国酒蔵巡り企画委員会ぜよ!

 昨日は一昨日の続きで、まずは朝7時に宿泊場所の民宿「青岬」(土佐清水市松尾うすばえ1042 0880881955 http://www.kojyanto.net/aomisaki/)で朝食やったがよ。和食の朝御飯にプラスして、前夜も話題になった西宮さんの皮ごと食べれるミカンを、皮ごとマーマレードにしたがを女将さんが作ってくださり、パンにぬっていただいたがやき。これが、嫌な苦味やエグミらあ全然のうて、うまいこと、うまいこと!これまた商品化できりゃあ、まっこと面白そうながぜよ。2008.1.30朝食ミカンのマーマレード

 朝食もすませ、8時過ぎにゃあ「青岬」を出発。ちなみに目の前に大きな鉄塔が建っちゅうがは、地震探査機かしらんのボーリング作業をしゆうがやと。秋田県のボーリング会社の方々が何人も来られ、まだ3ヶ月ばあ交代で「青岬」に宿泊されるっちゅうがよ。その方々は、青函トンネルも掘られた方々らしゅうて、全国各地で泊まり込みで作業をされゆうらしゅうて、「仕事の出来は、宿にこぢゃんと影響される」っちゅうがやと。ほんで女将さんも、「私もこの大切なボーリングの仕事を支えちゅうがや!」っちゅうて、こぢゃんと誇りに思うちゅうっちゅうがやき。素敵な話やと思わんかよ?ボーリングの鉄塔

 さて、8時半過ぎに土佐清水市役所に到着。みんなあで市長室にうかごうて、市長さん副市長さんらあを交えて、いろいろ打ち合わせさいてもうたがやき。土佐清水市役所

 まずは土佐清水産の永田農法ブロッコリーパウダー、おいしい青汁の件。永田先生とご一緒に来られたサンスター株式会社(http://www.sunstar.com http://www.kenkodojo.com)さんの針生(はりう)さんからいろいろご助言もいただき、今後の可能性が広がっていきそうながやき。

 続いてはワシからの提案。実は昨年の「12月18日」のブログをご参照いただきたいがやけんど、国内最大規模の感動食品販売サイトを運営されゆうオイシックス株式会社(http://www.oisix.com)さんと、「旬どき・うまいもの自慢会」(http://umaimonojiman.jp/)とのコラボレーション話が進みよって、まずはワシんくが運営しゆう「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」(http://tosa-no-umaimono.cocolog-nifty.com/blog/)でスタートしようっちゅう話が進みゆうがやき。ほんで、その記念すべき第一弾のお酒と地域の食品の組み合わせに、土佐清水産の食品を使いたいと考えちょって、その話を提案さいてもうたっちゅう訳ながぜよ。詳しゅうはまだナイショやけんど、こりゃこぢゃんと話題になりそうなき、皆さん楽しみにしちょいてくださいや!

 その後も永田先生らあは土佐清水に残られ、ワシゃあ一足お先に失礼さいてもうて、徳島県の池田町に向こうたがぜよ。JRで中村駅から阿波池田駅へ、約3時間の旅ながやき。こちらで、第6回四国酒蔵巡り企画委員会が開催されるがよ。

 宿泊場所の大歩危祖谷阿波温泉「あわの抄」(http://awanosho.jp/)に荷物を置いて、委員会会場の「しゅり庵」(http://g.pia.co.jp/shop/936025)へ。16時から会議のスタートながぜよ。

 ちなみにこの「四国酒蔵巡り」っちゅうんは、(株)久本酒店(http://www.hisamoto.co.jp/)の佐藤社長が発案者ながよ。簡単にゆうたら、「四国八十八ヶ所参り」のお遍路さんみたいに、四国四県の酒蔵をレジャーとして巡ってもらうような、楽しい仕掛けをしたいっちゅうことながよ。詳しゅうはこれまでの会、昨年の「12月3日」「10月22日」「9月1日」「7月6日」「4月19日」のブログをご参照くださいや。

 さて今回の委員会は、佐藤社長と高知県代表のワシと、愛媛の「雪雀」の猪野社長、香川の「川鶴」の川人社長、今回幹事蔵の徳島の「今小町」の中村社長と、オブザーバーで開催地蔵元の「芳水」さんと「三好菊」さんに加え、徳島税務署から木村調整官さん、取材で参加の(株)醸造産業新聞社(http://www.jsnews.co.jp/)の松田さんらあの9名が集まって、会議を開催したがやき。

 とにかく、この「四国酒蔵八十八箇所巡り」企画の開催は、平成20年2月1日からスタートやき、3日後にゃあ開始日ながよ。まっこと、もう日数がないがやき。このオモロイ企画の詳細を知りたい方は、2月1日発売号の「四国旅マガジンGajA(ガジャ)」をご購入いただけりゃあ、詳細とスタンプラリーの地図が掲載されちゅうがよ。奮ってご購入いただき、酒蔵八十八箇所を楽しゅうご巡礼くださいや。中国・四国・近畿・関西圏のJR売店らあで販売されゆうきに。ちなみに、さらに詳しゅう知りたい方は、ホームページ(http://a-kiss.net/sake88/)をご覧くださいや。今はまだ一部完成してないけんど、2月1日までにゃあ全て完成する予定やきに。四国酒蔵巡り企画委員会

 さて会議の内容やけんど、まずは四国四県のマスコミ各社も、かなり興味を持っていただいちゅうようで、既に取材の申し込みらあがいくつか来ちゅうがやと。まっこと、どの程度の反響になるか全く未知数やけんど、こぢゃんと楽しみながやき。

 また、内容が決まってから日数が経っちゅうき、おそらくすっかり忘れてしもうちゅう蔵もあるろうき、今月中に改めて確認のファックスを流すことになったがよ。お客様がどっかの蔵元を訪ねられた時に、「そんなん知らんぜよ!」らあて言われたら大変やきのう。

 さらにいろいろ細かい内容らあを打ち合わいて、次回開催地は高知で、3月19日開催と決定。会議は終了して、そのまんま懇親会に突入ながよ。出席の6蔵の持ち込みのお酒をいただきもって、おいしい沖縄料理をいただき、さらに会話はこぢゃんと弾んで、いよいよ盛り上がったがやき。司牡丹とお料理今小町と芳水雪雀と三好菊













川鶴2008.1.30島らっきょう






 2次会は、すんぐ近くの「Bar g」(三好市池田町サラダ1759-2 TEL:0883-72-3457)っちゅうオーセンティックなバーへ。お店の雰囲気をブチ壊すばあ、他愛もないバカ話でさんざん盛り上がって、夜更けとともにいつの間にかマジメな日本酒の未来の話になっちょったがよ。それぞれがアツう語る日本酒の未来・・・。いかに環境は厳しゅうたち、ワシらあの手で、明るい未来を創り出しましょうぜや!
 




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2008年01月29日

永田農法の永田先生と久々の土佐清水ぜよ!

 昨日は、久々に永田農法の永田照喜治先生と土佐清水市に行ったがぜよ。ちなみに永田農法についての詳しゅうは、ブログカテゴリー「永田農法」をご参照くださいや。

 さて、高知龍馬空港に13時過ぎにお迎えに行って、まずはそのまんま四万十町(旧窪川町)へ。こちらで永田農法で酒米の栽培と鶏卵をつくられゆう佐々木さんと、ちくと打ち合わせをしたがやき。その後は、真っ直ぐに土佐清水に向こうたがぜよ。

 宿泊場所の民宿「青岬」(土佐清水市松尾うすばえ1042 0880881955 http://www.kojyanto.net/aomisaki/)に到着したがは、17時過ぎ。この日は結構早うに着いた方ながやけんど、やっぱし相変わらずの遠さながぜよ。

 部屋に入ってちくと休憩して、18時過ぎ頃にゃあ土佐清水市役所の泉谷副市長さんを筆頭に市役所の皆さんが集まられ、「青岬」の食堂にて懇親会ながよ。副市長さんのご挨拶の後、ワシの発声で、「司牡丹・永田農法〈土佐清水産〉風鳴子」(純米吟醸酒)で乾杯ながぜよ。

 今回のお料理は、土佐清水産のキビナゴ尽くし。銀色に美しゅう輝くキビナゴのお刺身や、キビナゴの塩焼き、キビナゴの唐揚げ等、いっつもながら、どれもこぢゃんと新鮮で、まっこと絶品やったがやき。キビナゴ刺身キビナゴ焼きキビナゴ焼き2











 他のお料理も、女将さんの真心がこもった、鮮度抜群であったかみのあるお料理ばっかし。ハガツオのお刺身、カツオのタタキ、トマトとスティックセニョール、紅苔菜(こうたいさい)のお浸し、紅苔菜とタマネギの根のテンプラ・・・等々。どれもシンプルやけんど、素材の旨みがあふれちゅうおいしいお料理やったがよ。まっこと日本酒との相性もバッチリで、お酒が進むこと、進むこと!会話もいよいよ弾んで、こぢゃんと盛り上がったがぜよ。ハガツオのお刺身カツオのタタキと風鳴子トマトとスティックセニョール














紅苔菜のお浸し紅苔菜とタマネギの根のテンブラ











 締め括りにゃあ、西宮さんの農園の、永田農法のミカン。これを皮のまんま薄うにスライスして、まるで「ミカンのタタキ」みたいにして出してもうたがやけんど、皮ごと食べりゃあ、まっことうまいのなんの!中身だっけやと甘みが勝ってしまうがやけんど、皮と一緒やと酸味やほろ苦味が絶妙のバランスで加わって、こりゃまっこと「ウマイ!」の一言やったがよ。皮までおいしいミカンらあて、こりゃ土佐清水市の名産になりゃあせんろかのう。2008.1.29宴席風景ミカンのタタキ?











 永田先生、土佐清水市の皆さん、そして「青岬」のご主人と女将さん、まっことおいしいお料理と楽しい一時を、ありがとうございました。感謝感謝ながぜよ!





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2008年01月28日

文化教室「土佐酒道入門」の「酒造り体験実習2008」ぜよ!

 昨日の日曜日は、高知新聞文化教室でワシが受け持っちゅう日本酒講座「土佐酒道入門」の新年恒例のイベント、特別課外講座「酒造り体験実習」やったがぜよ。この実習は、「土佐酒道入門」の卒業生(第1期生〜第15期生)および現役生(第16期生)を対象に希望者を募り、佐川町の司牡丹酒造にて、酒造りの体験実習を開催するっちゅうもんながよ。

 受講料は1000円で、「司牡丹・純米吟醸しぼりたて生原酒(酒蔵見学記念)」(300ml)1本付き、酒粕1キロ付き、利き猪口付きで、オプションの昼食は別途プラス1500円。午前の部と午後の部の2つに分かれちょって、好きな方を選べるがやけんど、今回は人数的にゃあ過去最少人数で、午前の部6人、午後の部3人のご参加者やったがよ。例年午前と午後を合わいて20人以上は来られよったき、ちくと寂しいけんど、逆にこれっぱあの人数やったら、動きやすいき、いろいろ中身の濃いことができそうながぜよ!

 まず午前の部はJR佐川駅に朝8時15分集合。佐川駅を出発して司牡丹本社に到着。いきなり8時半から、作業開始ながよ。早々に大吟醸酒の蒸米運びをお手伝いいただいたがやき。生徒の皆さんも、大吟醸の造りを手伝うことができたっちゅうて、大悦びやったがよ。続いてはそのまんま、別の大吟醸酒の仕込みを見学して、食堂へ。朝食の豚汁タイムながよ。大吟醸の酒粕が隠し味に入った豚汁は、寒い中朝の一仕事終えた後にゃあ、体の芯まで沁み渡るがぜよ。大吟醸仕込み大吟醸仕込みを見学大吟醸もろみ














豚汁の朝食2008.1.28酒造りビデオ







 その後は、「司牡丹・吟醸酒ができるまで」のビデオをご覧いただき、続いては今回からの特別見学で、ワシんくのご本家、年昨末に国指定の重要文化財となった「竹村家住宅」を、現当主の竹村脩さんのご案内で、じっくり見学ながよ。ちなみにこの「竹村家住宅」についての詳しゅうは、「12月5日」と「11月6日」のブログをご参照くださいや。竹村家土間竹村家土間2












 まずは200年以上前の一番古い建物やっちゅう土間を見学。太い梁らあがさすがの風格ながよ。続いては藩政時代に幕府のお役人らあも宿泊したっちゅうお座敷へ。見事な欄間や、曽我簫白作のふすま絵、土佐独特の様式「花頭窓」(かとうまど)、枯山水のお庭らあを見学さいてもうて、いろいろ解説を聞かいてもうたがやき。脩さん、まっことありがとうございましたぜよ!さらにその後は、お隣の書家、北古味可葉さんのアトリエになっちゅう古民家も見学さいてもうて、まるで江戸時代にタイムスリップしたみたいな気分をタップリ満喫できて、皆さんまたまた大悦びやったがぜよ。梁欄間曽我簫白のふすま絵














花頭窓庭を見る枯山水の庭











 その後は、司牡丹の酒蔵内をじっくりとご案内。江戸時代末期建造の白壁の貯蔵蔵、新蔵「平成蔵」の蒸米機や洗米機、麹室や酒母室らあをご案内して、発酵室にて、ポコポコ発酵しゆう「もろみ」を見学。そん次は、大吟醸の仕込みの蒸米運びを再びチョコッと体験してもうて、お待たせしましたの利き酒タイムながよ。「酒ギャラリー ほてい」にて、ここでしか飲めん司牡丹酒蔵見学記念のしぼりたて生原酒3種類や、様々な種類の司牡丹を、タップリとご堪能いただいたがやき。2008.1.28酒母もろみを覗く大正軒にて昼食












 こうして午前の部は無事終了。午後の部の方々と合流して、ウナギ料理の名店「大正軒」(高岡郡佐川町甲1543 TEL:0889-22-0031)へ。浅野杜氏が持ち込んだ、大吟醸しぼりたて生原酒で乾杯して、みんなあで高知県随一のウナギ料理をタップリ堪能さいてもうたがぜよ。

 昼食後は、午後の部の開始。基本的にゃあ午前の部と内容はそう変わらんき、ここじゃあ割愛さいてもらうぜよ。午後の部終了後は、ワシも含めて4名で、JR佐川駅の売店にて酒肴を確保し、列車の中で宴会しもって、楽しゅう高知方面まで帰ったがやき。

 この度の「酒造り体験実習」にご参加いただきました皆様、寒い中わざわざのご参加、まっことありがとうございましたぜよ!



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2008年01月27日

幸せの言の葉〈142〉

「おまさんの問題はすでにどっかで誰かが解決しちゅうがよ。探し出しさえすりゃあえいがぜよ。」(ブライアン・トレイシー)

米国のフォーチュン500社に挙がる有力企業の200社以上にプログラムを導入しちゅう、こぢゃんと人気のある世界的なコンサルタントが、ブライアン・トレイシーさんながよ。今回の「言の葉」は、そんな彼のもんながやき、こぢゃんと説得力があると思わんかよ?

確かにトレイシーさんのおっしゃる通り、ワシらあが日々頭を悩ましゆう様々な問題は、絶対これまでにどっかで誰かがぶつかったことがある問題ながやき。ほんでその問題は、絶対にどっかの誰かが見事に解決しちゅうはずながよ。これまでの長い長い人類の歴史の中で、誰っちゃあ出会うたこともないような問題にワシらあが出くわすらあて、まずないことながやき。

そりゃあ確かに時代や状況らあはみんなあそれぞれに違うろうけんど、その根本を見りゃあ、過去に誰かがどっかで出くわして、すでに解決しちゅう問題ながよ。つまり、人生の先輩らあの教訓に学ぶか、それらあの組み合わせで、どんな問題やち解決できるっちゅう意味ながぜよ。

あとは、それを探し出すだけでえいがやき。過去に誰かが探し出いたことのある解決策を探しゃあえいがやき、ないもんを探し出す訳やないやったら、きっと自分にも探し出せるはずやと思やあ、勇気が湧いてきやあせんかよ?

その人が解決できんような問題、越えられんような壁は、その人の前にゃあ現れるこたぁないがよ。叶う夢やなけりゃあ、心に宿るこたぁないがぜよ。

きっと見つけ出せる。きっと解決できる。きっと叶えられるぜよ!  
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2008年01月25日

司牡丹と日本名門酒会の2008年新年会ぜよ!

 昨日は、まずはウチの会長(ワシの親父さん)と待ち合わせして、横浜の古うからのお取引先「尾張屋本店」(横浜市南区永楽町1-7 TEL:045-251-1341)さんに、毎年恒例の新年ご挨拶に伺うたがよ。

 尾張屋さんの原田社長さんと専務さんにご挨拶。いろいろヨモヤマ話しをしてから、4人で昼食。昼間っからちくと司牡丹を飲みもって、いろいろと話しに花が咲いたがやき。

 その後は、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)を主宰する(株)岡永さんと、2008年新年会議を開催したがよ。15時に、岡永さんの社員の皆さんにお集まりいただき、まずはワシのセミナーながやき。ちなみにセミナーの内容についちゃあ、去年の「5月23日」のブログをご参照くださいや。2008.1.25セミナー2008.1.25会議

 今回は、昨年全国各地で開催してきたセミナーの内容プラス、司牡丹の歴史や文化、こだわりや語れる内容らあの資料も用意さいてもうて、その説明もさいてもうたがよ。その後は、皆さんからの質疑応答がちくとあって、ワシのセミナーは終了。引き続き、幹部・リーダーの皆さんに残ってもうて、今年度の販売戦略や計画らあについて、話し合いをさいてもうたがぜよ。

 その後は、みんなあで徒歩にて移動。こちらも毎年恒例、司牡丹と岡永さんの合同新年会ながやき。会場は、「土風炉(とふろ)小伝馬町店」(中央区日本橋小伝馬町12-5小伝馬町KDKビル6・7F TEL:03-3664-0030 http://www.ramla.net/casual_restaurant)で、約20名での宴会の始まりながよ。付きだしと船中せいろ蒸し2008.1.25お刺身













2008.1.25天ぷら焼き鳥2008.1.25宴席風景













 こちらのお店にゃあ、「船中八策」の五寸瓶(1合瓶)が入っちょって、とにかくコレをガンガン注文。みんなあで飲んで食べて、語り合うて、五寸瓶の空瓶がズラリと見事に勢揃い!50数本のカラの1合瓶が並んだ姿は、まっこと壮観ながぜよ。五寸瓶がズラリ!

 日本名門酒会、(株)岡永の皆さん、今年もよろしゅうお願い致しますぜよ!










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2008年01月24日

「旬どき・うまいもの自慢会」事務局会議ぜよ!

 昨日の東京はいきなり雪が降りだいて、こぢゃんと寒い1日やったがやき。雪が!雪

 さて、そんな雪の中を午後14時に、マーケティングの第一人者、水口健次先生が代表を務める(株)戦略デザイン研究所(sdinst.chttp://www.o.jp)に伺うたがよ。この水口先生の研究所に、ワシらあの「旬どき・うまいもの自慢会」ネットワーク事務局を担当してもうちゅうがやき。ほんで、その事務局会議に伺うたっちゅう訳ながよ。

 ちなみに「旬どき・うまいもの自慢会」(http://umaimonojiman.jp/)たぁ、旬の地域の食材と地酒を楽しむっちゅう素晴らしさを体験することにより、人生をまっと健康で楽しゅう豊かにすることができるっちゅうことを、生活者に伝道していく団体ながよ。ほんで、それを実現するために、各蔵元が自社内に「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」(http://tosa-no-umaimono.cocolog-nifty.com/blog/)みたいな会を立ち上げ、各地域にて春夏秋冬の年4回(春分・夏至・秋分・冬至)、同日一斉にその地域のその季節の食と旬の日本酒を楽しむ集いを開催しゆうがやき。また各社にてブログも立ち上げ、各地域の旬のうまいもの情報らあを月1〜2回ばあ、ブログ上にアップしゆうがぜよ。

 そんな「旬どき・うまいもの自慢会」のネットワーク組織も、立ち上げ時は「日本八壺会」(詳しゅうは去年の「11月19日」のブログ参照。)の12蔵だけやったがやけんど、今じゃあ25蔵が入会してくださっちゅうがやき。ほんで今回の事務局会議にゃあ、「日本八壺会」の西山会長(「小鼓」会長)と、「旬どき」担当のワシが集まって、事務局担当の澤田さんと打ち合わせをしたがぜよ。

 まずは「日本八壺会」の収支について、続いては「八壺会」から「旬どき」への経費的な移行の件らあが話し合われたがよ。続いては、2月21日に予定されちゅう「旬どき」の第1回集会について。今んところ、15蔵から返信があって12蔵が出席予定ながやと。この集会じゃあ、水口先生からコンセプトの確認として、「旬どき」の応援と今蔵元に求められちゅうことについてのご講演をいただける予定ながやき。こりゃまっこと楽しみながぜよ。

 ほんで、今後は年に2〜3回程度は、蔵元みんなあが東京に集まって、集会を開催していこうかっちゅうことになったがよ。また、来年あたりにゃあ、40蔵ばあに会員蔵元を増やいて、東京で「旬どき・うまいもの自慢会・全国大会」でも開催したいもんじゃっちゅう話しにもなったがぜよ。そん時ゃあ、かなり話題になるろうき、楽しみにしちょってくださいや。

 ほんでその晩は、大学時代の仲間と、渋谷の「酒菜亭」(渋谷区道玄坂2-23-15小池ビル4階 TEL:03-3780-1313)で飲んだがやき。あまりの寒さに、ビールを頼む気もせいで、最初っから「船中八策」のぬる燗ながよ。船中ぬる燗と付きだし









 ほんで、まずは絶品「柚子大根」。「白子」「静岡風おでん」「鯨の刺身」「のどぐろ」「東京X串焼き」・・・相変わらずどのお料理もこぢゃんとおいしゅうて、お酒がガンガン進むがやき。柚子大根と白子静岡おでん鯨の刺身












のどぐろ東京X











 結局最後まで燗酒のまんま、しこたま足るばあ飲んで、足るばあ語り合うて、締め括りはデザート。居酒屋メニューとしちゃあ意外やけんど、「ウィーン風アップルパイ」と「カボチャのデザート」がまっこと絶品やったがやき。ウィーン風アップルパイカボチャのデザート










 「酒菜亭」のご主人とマーママ、おいしいお料理と楽しい会話、まっことありがとうございましたぜよ。






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2008年01月23日

「宝」蔵元会議と「初しぼりを祝う会2008」ぜよ!

 昨日は、まずは13時から、コンビニエンスストアのローソンさんに地酒を納入しゆう蔵元らあが集まって、東京流通センターにて、「ローソン蔵元担当者会議」やったがよ。

 その後は、ローソン地酒の仕掛人、「日本の酒と食の文化を守る会」の村田会長さんに誘われ、品川のパシフィックホテルにて開催されよった、(株)リョーショクリカーさんの試飲展示会へ。売り場での様々な展開事例らあが、こぢゃんと参考になったがぜよ。

 続いては17時から、地酒蔵元9蔵が出資しちゅう飲食店、「宝」(千代田区丸の内3-5-1東京国際フォーラムB1F TEL:03-5223-9888 http://r.gnavi.co.jp/g107805/)にて、「宝蔵会議」やったがやき。2008.1.23宝蔵会議

 「宝」は、北から「大山」(山形)「浦霞」(宮城)「開華」(栃木)「久寿玉」(岐阜)「酒呑童子」(京都)「春鹿」(奈良)「嘉美心」(岡山)「司牡丹」(高知)「西の関」(大分)の9蔵元が出資しちゅうお店で、日本酒蔵元に一番近い飲食店として、年に3回全蔵が集まって、季節のイベントを開催しゆうがよ。1月には「初しぼり新酒の会」、7月にゃあ「七夕に日本酒を楽しむ会」、ほんで9月にゃあ「ひやおろしの会」と、年3回開催しよって、そのイベントの前にみんなあで集まって、「宝蔵会議」を開催しゆうっちゅう訳ながよ。ちなみに前回の「ひやおろしの会」は、去年の「9月19日」のブログをご参照くださいや。

 ほんで、今回の「宝蔵会議」は、まずは清水店長からお店の近況報告らあが語られ、みんなあで話し合うて、今後の予定らあが決まったがやき。ちなみに次回の「七夕の会」は、7月5日に開催される予定やき、楽しみにしちょってくださいや。

 清水店長によりゃあ、この丸の内界隈は、こぢゃんと新店ラッシュで、とにかく超激戦状態で、ライバル店もドンドン店を閉めたりしゆう状況ながやと。そんな中、「宝」も来店客数は落ちよって厳しい状況じゃああるがやけんど、様々な施策で客単価アップを成功さいて、昨年末の12月の売上は過去最高を記録することができたっちゅうがぜよ。特に効果があったがは、9蔵の大吟醸酒のメニュー提案。飲み放題のお客さんらあにもガンガン提案して、通常月の2倍以上が出たっちゅうがよ。また、こぢゃんとサービススタッフが充実して、ダシ巻き玉子の受注らあも、1人で月に400皿以上の注文を取ったっちゅうツワモノスタッフまでおるっちゅうがやき。「宝」の運営をしゆう(株)フォーブスとしても、年間の予算を達成。「宝」の小林さんは、約400人の社員の中から5人のMVPの1人に選ばれたっちゅうがぜよ。「宝」の皆さん、小林さん、まっことおめでとうございました!

 さて19時からは、「初しぼりを祝う会」の開催。過去最高の88名のお客様をお招きし、こぢゃんと盛大に開催されたがやき。まずは清水店長の司会進行で、蔵元がズラリと勢揃いして、自己紹介。続いては、(株)フォーブスさんのスタッフの方による、おめでたい「鏡開き」ならぬ、「瓦開き」!5枚の瓦が素手で見事に開かれ大盛り上がりで、「大山・初しぼり新酒」(本醸造)で乾杯ながよ。ほいたら、今回のお酒とお料理のメニューを、以下にご紹介しちょこうか。今回は、佐竹料理長が腕を奮うて、こぢゃんとおめでたい食材ばっかしを準備してくれちょったがやき。瓦開き双六みたいなメニュー表













★「大山・初しぼり新酒」(本醸造)2008.1.23大山

★「開華・純米あらばしり」
●への字海老・金柑蜜煮・茄子のお浸しへの字海老等2008.1.23開華












海老は、腰が曲がるまで長生きっちゅう象徴、茄子は、「一富士、二鷹、三茄子」で、こぢゃんとおめでたいがぜよ。

★「西の関・活き活きしぼり生酒」
●寒ブリのお刺身寒ブリと西の関

出世魚のブリは、こぢゃんと縁起がえいがぜよ。

★「久寿玉・特別本醸造しぼりたて生原酒」
★「浦霞・しぼりたて生酒」
●二色つくね・豆富チーズ・梅みそつくねと久寿玉浦霞












トサカの赤と羽根の白を表現しちょって、紅白でまっことめでたいがぜよ。

★「春鹿・純米吟醸しぼりばな」
●鶴の子芋と新筍の土佐煮土佐煮と春鹿

鶴は千年、長寿のシンボル。筍は、上にドンドン伸びるき、成長のシンボルでこれまた縁起がえいがぜよ。

★「嘉美心・大浦神社祈願縁起酒」
●真鯛のレンコンまんじゅう蒸しまんじゅう蒸しと嘉美心

鯛は「めでたい」、レンコンは、穴から先を見通せるっちゅう縁起物ながぜよ。








★「司牡丹・船中八策しぼりたて生原酒」
●堀川ごぼうの海老真丈射込みごぼうと船中しぼりたて

地中深うに真っ直ぐ伸びるゴボウは、一家の大黒柱に見立てられるがぜよ。

★「白嶺・大鬼・純米吟醸生原酒」
●柚子雑炊白嶺・大鬼2008.1.23柚子雑炊













 9蔵元が順番に各テーブルを担当して、お酒を注いで回るがやけんど、皆さん大悦びの大盛り上がりで、9種類の「初しぼり新酒」と7種類のお料理を、タップリご満喫いただいたがやき。ワシらあも、このこぢゃんと縁起がえいお料理コースは、まっこと食べてみたかったがぜよ。

 21時半過ぎにゃあ中締め。無事お開きとなったがよ。ご参加いただきました88名の皆様、まっことありがとうございました!今後とも、「宝」と「宝蔵」9蔵、そして司牡丹を、よろしゅうお願い申し上げますぜよ!2008.1.23宴席風景2008.1.23宴席風景22008.1.23中締め











 その後は、蔵元とスタッフの皆さんらあが集まって、お疲れ様の打ち上げ懇親会。お客様の沢山の笑顔を思い出しもってのお酒は、まっことこぢゃんとおいしかったがぜよ。宴会中に小林さんが、次回のメニューを作ったっちゅうことで、見せてもうたがやけんど、9蔵元が見事に「宝船」になって、飛び出す絵本みたいになっちゅうがやき。こりゃまっことスゴイがぜよ!サスガはMVPながやき!蔵元打ち上げ飛び出す絵本・宝船メニュースタア・バー











 ちくと飲んで、その後はワシゃあお先に抜け出いて、某酒業界の方とチクと秘密の打ち合わせやったがやき。名高い「スタア・バー・ギンザ」(中央区銀座1-5-13三弘社ビル地下一階 TEL:03-3535-8005)にて飲みもっての打ち合わせやって、またまたこの日も、こぢゃんと飲んでしもうたがぜよ。





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2008年01月22日

「土佐学協会」平成19年度第12回理事会と「土佐酒学研究会」ぜよ!

 昨日は、まずは夕方17時半から大橋通りの「まちの駅」で、ワシが理事長を務めゆう「土佐学協会」(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)の平成19年度(平成19年4月〜20年3月)の第12回理事会が開催されたがぜよ。ちなみに前回の理事会は、「12月4日」のブログをご参照くださいや。2008.1.22理事会2008.1.22土佐酒学研究会

 さて今回の理事会は、ワシも含めて6名での開催。ワシと坂本先生、柿内先生、水谷先生、清原先生、大野さんのメンバーながよ。ほんで、以下の通りの報告や審議らあが成されたがやき。

●協会事務局体制の今後について。

●議事録等、データバックアップについて。

●2月17日開催の高知大学国際・地域連携センター生涯学習部門主催「土佐茶に関するシンポジウム」について。土佐学協会として後援。同シンポジウムにて、「土佐花番茶」についての講演、試飲、アンケート実施予定。アンケート項目検討。

●「こうちNPOファンド」に再び助成金を申請。

●「土佐学年報」について。3月20日あたり原稿締め切り予定。

●「土佐学大会」について。4月13日(日)仮の開催予定。県内各地の「道の駅」の方々を集めてシンポジウムを開催しちゃあどうかっちゅう案。

●次号ニュースレター、2月末発行。大会の案内号。

●決算報告は3月の理事会にて。

●次年度の事業計画について。4研究会を継続。「秋の収穫祭」は、形を変えて、例えば商店街の中で開催するとか。

 さてその後は19時半から、ワシが座長を務めゆう「土佐酒学研究会」が開催されたがよ。先の理事会メンバーの大野さんが都合で帰られ、小西先生、原さん、傍士(ほうし)さん、若葉屋さんが加わり、9名にての開催ながやき。この日の内容についちゃあ、以下の通りながぜよ。

●理事会報告。「土佐学大会」や「年報」について。

●3月4日開催予定のイベント、〜土佐の「三丁目の夕日」〜「唱和30年代・香長平野のおきゃく再現!」について。(詳しくは「12月19日」のブログ参照。)

●『土佐の「おきゃく」(宴会)における酒と食文化に関する比較分析』について、水谷先生より資料配布と報告。2月10日から2月12日、仁淀川町の「秋葉祭り」における「おきゃく」を取材に行くことが決定。また、宿毛市沖の島の調査や、県外(島根県や三重県志摩地方)の調査らあも検討。沖の島は、旧宇和島藩やった母島地区と、旧土佐藩やった広瀬地区に分かれちょって、なかなか面白いし、「おきゃく」文化も残っちゅうがやと。朝日新聞に掲載されちょった「再生の風 沖の島だより」の資料も興味をそそるがやけんど、冬場は風がこぢゃんと強うて船が揺れまくるきに、取材はかなりの強行軍やっちゅうがよ。ちくと厳しいかも。島根や三重志摩は、3月取材の予定で今後も検討。これまでの取材内容についちゃあ、各自の視点で3月初旬頃にレポートを提出し、ほんで3月下旬に、アサヒビール学術振興財団に提出する報告原稿を、水谷先生がまとめることに。

 21時、研究会終了。その後は、ワシと水谷先生と小西先生の3人で、「ちゃのま」(高知市廿代町15-19ダイヤパレス追手前2F TEL:088-802-3008)さんにて、夕食を兼ねて飲んだがよ。ワシゃあ今年初の訪問やったがやけんど、水谷先生は完全にハマってしもうて、毎週のように通いゆうみたいながやき。

 この日はちくと寒かったき、まずは「土佐司牡丹」のぬる燗。続いては「自由は土佐の山間より」(超辛口・特別純米酒)のぬる燗で、おいしいお料理を足るばあ満喫さいてもうたがぜよ。ぬる燗とノレソレ2008.1.22お刺身盛り合わせネギの酢の物














牡蠣フライ茄子と肉の炒め物土佐巻












 お刺身盛り合わせ、ネギの酢の物、牡蠣フライ、茄子と肉の炒め物・・・どれも相変わらずのおいしさ。締めの土佐巻きも、初めて食べたけんど、こぢゃんとおいしかったがよ。店主の川野邉さん、いっつもまっことありがとうございますぜよ!






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2008年01月21日

「フォーシーズンズ」2008年冬の会ぜよ!

 1月19日(土)は、「フォーシーズンズ〜四季折々のお酒を女の子だけで楽しむ会〜」(http://blog.goo.ne.jp/fourseasons-sake/)の冬の会やったがぜよ。ちなみに前回の秋の会は、「11月5日」のブログをご参照くださいや。

 さて、今回の会場は「岡永倶楽部」(東京都中央区日本橋馬喰町1-7-3 TEL:03-3663-2800)。このお店は、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)を主宰する酒問屋(株)岡永さん直営の、自社ビル内にある会員制の地酒専門飲食店ながよ。

 今回ご参加者の人数は、蔵元4人と(株)岡永さんの飯田社長と幹事4名を含めて42名。「岡永倶楽部」を貸し切りにして、ギチギチ満杯の寿司詰め状態やったがやき。ちなみにいっつもは、常連蔵元が4社おるがやけんど、今回は「春鹿」(奈良)さんが欠席で、「司牡丹」(高知)と「酒呑童子」(京都)さんと「若戎」(三重)さん、それにゲスト蔵の「華鳩」(広島)さんの4蔵が出席で、それぞれのお酒を出品しちょったがよ。2008.1.21ご参加者








 さて、お客様もぼちぼち集まって、18時からまずは幹事4名からの開会のご挨拶。この会も、今年の春で10年になるがやと。なかなか歴史のある会になったもんながよ。続いては、4蔵元のちくと詳しい蔵元紹介。各社10分ずつばあ、蔵の近況やら商品紹介やら蔵元自慢らあをお話ししたがぜよ。「華鳩」の榎さんは、お着物で来られちょって、新年早々の会にまっことふさわしい艶やかさやったがやき。ちなみに、いつもの「美命(みこと)」(http://mikoto.cc)さんの器も特別展示されちょって、会場に艶やかさを加えてくれちょったがぜよ。開会「華鳩」榎さん2008.1.21美命の器












 さて、いよいよお待たせの酒宴ながよ。まずは飯田社長のご発声で、「酒呑童子・由良川の朝霧」(活性にごり原酒)で乾杯。以降は、以下の通りの銘酒とおいしいお料理が、次々と出されたがぜよ。2008.1.21乾杯












●芽キャベツとベーコンとパプリカのキッシュ
●チカの南蛮漬け
●押し寿司
★「酒呑童子・由良川の朝霧」(活性にごり原酒)キッシュ他と酒呑童子

 しっかりした甘みと微発泡の炭酸ガスが絶妙のバランスで調和するにごり酒。キッシュの芽キャベツのやわらかな甘みと、南蛮漬けの酸味らあと、見事にマッチするがぜよ。


●マツカワカレイのお刺身
★「若戎・三重山田錦」(純米吟醸中汲み)お刺身と若戎

 もみじおろしとポン酢でいただくカレイのお刺身。「若戎」純米吟醸の新酒ならではの柑橘類を思わせるフレッシュな風味が、まっことバッチリやったがぜよ。







●牡蠣フライ
★「司牡丹・船中八策しぼりたて」(超辛口・特別純米生原酒)牡蠣フライと船中しぼりたて

 ボリュームたっぷりプリプリのでっかい牡蠣のフライながよ。「船中八策しぼりたて」のガツンとくるリッチな旨みと超辛口の味わいが、牡蠣の独特の旨みとフライの油分を見事に調和させもって、後味をキリッと引き締めてくれるがぜよ。

●合鴨の味噌漬け焼き
★「華鳩・ムロカ生」(純米吟醸無濾過生原酒)合鴨と華鳩ムロカ
 しぼりたての無濾過生原酒たぁ思えんばあ、やわらかな甘みがやさしゅう膨らむ純米吟醸ながよ。合鴨の味噌漬けにチョコッとかかった黒七味がアクセントになって、一層合鴨独特の旨みが引き立ち、このお酒の甘みとともに口中で膨らんでいくがぜよ。






●芋煮
★「若戎・義左衛門・もろみ酒」2008.1.21芋煮鍋芋煮と若戎・義左衛門もろみ酒

 甘酸っぱいモロミの風味とトロリとした飲み口が、口中いっぱいに広がる非売品のお酒ながやき。芋煮のほんわかする甘みと醤油味が、いっそうやわらかに膨らんで、心も体もトロトロにトロケル組み合わせながよ。







●酒盗
★「司牡丹・船中八策」(超辛口・特別純米酒)〈ぬる燗にて〉酒盗と船中八策ぬる燗

 実生の柚子の風味がやさしゅう膨らむ、塩分控えめの冬限定の酒盗。鰹のジキ(胃)だっけを使うた高級品ながよ。後口をスパッと切ってくれる超辛口「船中八策」の見事なぬる燗と交互にやりゃあ、こりゃ絶品!止まらんなるがぜよ!

●稲庭うどん2008.1.21稲庭うどん

 秋田の佐藤養悦の稲庭うどん。そのキリリとした食感と旨みは、サスガの品格を感じさいてくれるがぜよ。









●アイスクリーム
★「華鳩・貴醸酒しおり」(8年貯蔵・貴醸酒)アイスクリームと華鳩・貴醸酒

 四ツ葉乳業のミルクたっぷりのアイスクリームに、トロリと甘い貴醸酒をかけりゃあ、エレガントな大人のデザートに早変わりながよ!







 とにかく毎度のことながら、日本酒ファンの女性パワーはスゴイもんで、笑顔で語り合い、飲んで食べて、アッちゅう間に大量のお酒が消えていくがやき。21時過ぎ、まっと残る予定やったがやけんど、チョコッとだっけ残ったお酒を、皆さんからいただいたアンケートを使うて抽選ながよ。皆さんこぢゃんと気持ちよう酔うちょって、抽選会は大盛り上がりながぜよ。2008.1.21宴席風景残酒抽選村越店長















榎さんと幹事さん榎さんと幹事さん2





 開会から3時間半過ぎた21時半頃、無事お開き。締めにゃあ「岡永倶楽部」の村越店長さんが、「やっぱり、日本酒がうまい!」っちゅうポスターを広げて、みんなあで大唱和!帰路につかれる皆さんの幸せいっぱいの満面の笑顔が、このポスターの言葉を証明してくれちゅうがよ。ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございました!また、村越店長さんをはじめとする「岡永倶楽部」スタッフの皆さん、4名の幹事の皆さん、ゲストの榎さんにも、合わせて御礼申し上げますぜよ!









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2008年01月20日

幸せの言の葉〈141〉

「大地は人間のもんやない。人間こそ大地のもんながぜよ。」(族長シアトル)

今回の「言の葉」は、1854年にネイティブ・アメリカンのドウワミン族長シアトルさんが、アメリカ大統領あてに書いた手紙の中の言葉ながぜよ。

近年、環境問題が深刻になって、ますますこの「言の葉」の意味が真に迫ってくるがやき。長いこと、人間は大地を征服したと勘違いしちょったがやないろうか。結局それは、天に向こうてツバを吐くみたいなもんで、自分らあが生きていく上で不可欠な大地を、自分らあの手で壊いてしまうような行為ばっかしやってきてしもうたがかもしれんがやき。

そうは言うたち、今さら原始時代みたいな暮らしはできんろう。ほいたら、もうちっと大地や自然に遠慮しもって、感謝しもって、文明生活をおくらにゃあイカンがやき。ほんで、族長シアトルさんの「大地は人間のもんやない。人間こそ大地のもんながぜよ。」っちゅう「言の葉」を常に心に抱いて、暮らしていきたいもんじゃのう。  
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2008年01月19日

今年1年の招福を祈願したい皆様に朗報ぜよ!

 今回は、今年1年の招福・無病息災・家運、社運向上を祈願した、こぢゃんと縁起がえい究極の希少な搾りたてのお酒が立春の日に届くがやけんど、いかがでしょうかっちゅうご案内ながよ。

ちなみに「立春」〈今年は2月4日(月)〉たぁ、正式にゃあこの日から干支が改まるっちゅう、旧暦じゃあ1年の始まりの日ながよ。また二十四節気のひとつで、初めて春の気配が現れてくるっちゅう日でもあるがやき。前日の節分に豆まきで邪気を祓い、新たな気持ちで春の到来を悦び幸福を願う日とされちゅうがぜよ。

そんな立春の日の早朝、搾り上がったばっかしの穢れのない司牡丹の純米吟醸薄にごり生原酒を、室町時代から続くっちゅう佐川の金峰神社にて、皆様の代わりに、 「招福」「無病息災」「家運、社運向上」らあを祈願するがよ。そんなこぢゃんと縁起がえい祈願酒が、何とその日(2月4日立春の日)のうちに皆さんのお手元に届けらるっちゅうがやき!(当日着は高知県内の一部と愛媛県、香川県の一部のみ)その名も「司牡丹・立春朝搾り」〈720ml:1575円(消費税込)〉!こりゃまた、こぢゃんとおいしそうな名前やないかよ?立春朝搾り1
立春朝搾り2
ハートお猪口3







実はこの「立春朝搾り」っちゅうお酒は、「日本名門酒会」(http://www.meimonshu.jp/)が仕掛けた商品で、司牡丹も含め全国37蔵元で実施されよって、たった1日で12万本以上が飲まれるっちゅう、大人気商品でもあるがやき。









ほんで、この縁起がえいお酒の一口めを、立春の日に恵方(今年の恵方は南南東)を向いて飲みゃあ、願いが叶うっちゅう現象まで起きてきちゅうっちゅうがよ!例えば、こんな声らあが全国の蔵元に届いちゅうがぜよ。

「東京に単身赴任しちょって、早う故郷の大阪へ戻りたいっちゅうて願いよったがよ。そんな時、立春の日にこのお酒を恵方を向いて飲んだがやき。ほいたら翌日、なんと大阪への転勤辞令が出たがぜよ!以来、毎年、立春のお酒を飲みゆうがやき。」

「毎年、風邪でダウンするがやけんど、立春のお酒を飲み始めた年から、なんでか風邪をひかんなったがやき。ありがとうございますぜよ!」

また、立春の早朝未明から、搾ったばっかしのお酒を瓶詰めしたり、「日本名門酒会」加盟の酒販店さんらあみんなあでラベルを貼ったり、神社で神事を行うたりしゆうがを、地元のテレビ局さんや新聞社さんらあのマスコミ各社が取材に来られ、全国各地で報道したりもされるもんやき、一層話題になるがやき。けんど、基本的にゃあ予約分しか製造せんき、報道を見てからじゃあもう手に入れることができんがよ。ワシも昨年、このお酒の存在を後から知った知人から、「こんな凄いお酒を、なんで紹介してくれんかったがな!」っちゅうて叱られた経験があるがやき。

また、「立春」は暦の二十四節気のひとつながやけんど、通常それぞれの節気は次の節気までの期間を言うがやと。つまり2月19日の「雨水(うすい)」の前日までは、「立春」の期間っちゅうことながよ。ほいたら2月14日のバレンタインデーも、この「立春」の期間に入るがぜよ。考えてみりゃあ、招福祈願の縁起がえい「立春朝搾り」は、まっことバレンタインデーにピッタリやと思わんかよ!甘いもんが苦手っちゅう辛党の彼氏にゃあ、特にこぢゃんと悦ばれそうながぜよ。さらにこの「立春朝搾り」を、ハート模様のこんなお猪口とセットでプレゼントするがはどうぜよ?バレンタインデーにハートの猪口(チョコのシャレ)!こりゃバッチリ想いが通じそうなと思わんかよ?ちなみにこのハートのお猪口は、通常は佐川の司牡丹本社に隣接しちゅう「酒ギャラリーほてい」にて1個84円(消費税込)で販売されゆうがやけんど、今回は「立春朝搾り」に合わいて、何店かの高知県内の加盟酒販店さんでも扱いゆうがよ


まだまだあるぜよ!今年の干支は十二支の最初の「子年」ながよ。「子」の文字を分解すりゃあ「了」と「一」。この意味は、悪いことらあが全部終「了」して、また新たに「一」からスタートするっちゅうことながぜよ。こりゃ12年に1度しかない、こぢゃんと意義深うて縁起がえい「立春」やと思わんかよ?去年までの穢れを全部終わらいて、心機一転スタートしたいと考えちゅう方にゃあ、この日に恵方(南南東)を向いて、「立春朝搾り」で乾杯されることをお薦めしますぜよ!

けんど、申し訳ないぜよ。商品の性格上、予約分のみ製造の、さらにたった1日のみの超限定販売品ながよ。この機会を逃しゃあ、来年まで手に入れることが不可能な、貴重なお酒っちゅうことながやき。ご注文を希望される方は、必ず1月30日(水)までにお申し込みくださいや。お申し込み方法は簡単ながよ。下記アドレス宛てに、ご注文数、ご氏名、お電話、ご住所(お届け先)を送信してくださいや。

ainet@tsukasabotan.co.jp

尚、今年は、高知県内約20店ばあの加盟酒販店さんと、香川県2店、愛媛県2店の加盟酒販店さんが、「司牡丹・立春朝搾り」にご協力いただけ、その日のうちに皆さんのお手元まで、送料無料でお届けいたしますぜよ!ただし、高知県内の一部と、香川県の一部、愛媛県の一部のみやき、ご注意くださいや。それ以外の地域の方にゃあ申し訳ないけんど、翌日以降の着で、送料もかかってしまいますきに。上記アドレスにお問い合わせいただけりゃあ、送料がかかるか、かからんか、いつ着くからあをご返信さいていただきますきに。

是非、こぢゃんと沢山の皆さんが「司牡丹・立春朝搾り」のお申し込みをされ、今年1年の「招福」「無病息災」「家運・社運向上」のチャンスをつかまれますことを、祈念しちょりますぜよ!






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2008年01月18日

今月のこぼれ話と「ジオパーク」調査団の見学ぜよ!

 今回は、まずは今月のこれまでのブログで、ちくとご紹介できんかったこぼれ話をご紹介しますぜよ。

 まずは1月13日の休日、安芸の方まで行ったがよ。昼食は国道55号線沿いにある讃岐うどんの人気店「いおき家」(安芸市伊尾木60-1 TEL:0887-35-5825)へ。14時過ぎちょったき、並ばんとすぐに食べれたき、ラッキーやったがよ。こしのある讃岐うどんが、こぢゃんとおいしかったがぜよ。

 その後は、こちらも国道55線沿いで、ちくと「いおき家」から高知市方面にもんたくにある、超オススメの隠れ家的なお店「ロックグリーンカフェ」(安芸市赤野甲660-1 TEL:0887-34-3185)へ。太平洋にせり出すような崖っぷちにあって、周囲が生い茂る林に覆われちゅうき、ちくと通りすがりに見つけるがは難しそうなお店ながよ。けんど、このお店から眺める太平洋の素晴らしさ、独特の雰囲気、カプチーノのおいしさは、まっこと何ものにも変え難い魅力ながやき。ちなみにカプチーノに描かれちゅう絵も、こぢゃんとカワイイと思わんかよ?とにかく、多分来店された方はみんなあいっぺんでこのお店のファンになるがやないろうか。まあ見てちや。デッキから眺める夕暮れの太平洋の素晴らしさ!時間を忘れて、あっという間に1時間2時間経ってしまいそうな、癒しの空間ながぜよ。ロックグリーンカフェカプチーノ













夕暮れの太平洋夕暮れの太平洋2夕暮れの太平洋3











 続いてのこぼれ話は、15日の「37の会」(「1月16日」のブログ参照)にて、ヨシちゃんから聞いた超オススメのお店の話。話を聞いて、こりゃワシも絶対今度行かにゃあイカンと決めたお店ながよ。

 そのお店は、「畑山温泉 憩の家」(TEL:0887-34-8141 http://hatayamamura.jp/onsen/index.htm)。温泉もあって宿泊も可能やけんど、とにかく土佐ジロー(地鶏)料理がどれも絶品で格安で、これを食べに行くだっけでも、狭い山道を訪ねるばあの価値があると、食通のヨシちゃんが言うがやき。土佐ジローの刺身、たたき、ジロー鍋、炭火焼き、そして土佐ジローの親子丼と、どれもこぢゃんとおいしかったがやと。こりゃまっこと、絶対に行かにゃあのう!

 お次は昨日の1月17日、「ジオパーク」調査団のご一行様が、司牡丹に酒蔵見学に来られたがぜよ。昨日の高知新聞朝刊に「地質観光 室戸は高評価」っちゅう記事が掲載されちょったけんど、そのおんなじ方々が佐川にも訪問されたっちゅうことながよ。調査団酒蔵見学調査団酒蔵見学2

 ちなみに「ジオパーク」っちゅうんは、地質遺産と呼ばれる、科学的に貴重な地質資源らあを保全し、地域振興らあに生かすがを目的に、ユネスコ(国連教育科学文化機関)が提唱しゆう一種の自然公園ながよ。その支援を受けて「世界ジオパークネットワーク」(事務局・パリ)が認証しゆうがやと。現在、ヨーロッパらあで51ヶ所が認証されちゅうらしいがやけんど、日本国内じゃあ、まだどこっちゃあ認証されてないがやき。

 ほんで、調査主体の四国運輸局が、地質資源を生かした観光振興を検討するため、「室戸岬周辺」と「仁淀川流域」の二地区をモデル地域調査地区に選定。「ジオパーク」認証実現の可能性についても探ろうっちゅうことで、専門家らあを招いて現地調査を企画したがよ。調査団一行のメンバーは、ユネスコシニアアドバイザーのウォルフガング・エダー氏や産業技術総合研究所の地質情報研究部門主任研究員の渡辺真人氏らあ約10人で、この日、越知町の「横倉山自然の森博物館」や佐川町の「佐川地質館」らあを回って、佐川町長さんらあと一緒に司牡丹を訪ねてこられたっちゅう訳ながぜよ。

 あんまり時間もないっちゅうことで、慌ただしゅうご挨拶して、まずは簡単に司牡丹の歴史らあをご説明。その後は約170年ばあ前の江戸時代末期建造の白壁の貯蔵蔵をご案内して、モロミ発酵室へ。ブクブクと泡をたてて発酵しゆうモロミを覗いて、エダーさんらあは感動されちょったがやき。締め括りは、「司牡丹・酒ギャラリー ほてい」にて利き酒。何種類かの司牡丹を利き酒してもうたがやけんど、ラストに出させてもうた「司牡丹・深尾」(斗瓶囲い純米大吟醸原酒)に、皆さん感嘆の声を漏らされよったがぜよ。

 しかし、もし佐川町を含む「仁淀川流域」が「ジオパーク」に国際認証されりゃあ、こりゃなかなかスゴイことながやき。世界的に知名度が高まることになり、新たな観光資源として地域振興にも活かされるがよ。四国運輸局さんとしても、観光客の視点にたった新たな「ジオツーリズム」を構築するらあの、新しい観光形態のあり方らあも調査目的のひとつやっちゅうがやき。こりゃまっこと今後が楽しみながぜよ。






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2008年01月17日

「日本名門酒会」高知支部加盟店会議ぜよ!

 昨日は、まずは高知県酒造組合にて、理事会と全体会議があったがよ。

 13時から理事会を開催。議題は、組合ビル建設関係について。宇宙酒の今後の取り組みについて。日本酒造組合中央会全国会長会議の報告について(20年度税制改正、20年度会費関係他)。だいたいこんな内容で会議が行われたがやき。2008.1.17酒造組合全体会議







 続いて15時半より、全体会議。議題についちゃあ、理事会とおんなじ内容で、17時にゃあ終了したがやき。

 その後は司牡丹高知支店に移動して、「日本名門酒会」(http://www.meimonshu.jp/)を主宰する(株)岡永さんの矢島さんと待ち合わせ。「すえひろ屋」(高知市福井扇町1189-1 TEL:088-821-4047)さんにうかごうて、「司牡丹・立春朝搾り」の売り場展開の写真を撮らいてもうて、店長の尾崎さんと一緒に、「日本名門酒会」高知支部加盟店会議に向こうたがよ。すえひろ屋さん立春売り場すえひろ屋さん立春売り場2












 会場は高知商工会館。「日本名門酒会」高知支部・旭食品さんの担当の方々と一緒に、試飲酒の準備。18時頃からボチボチ加盟酒販店さんらあが来場され、試飲をはじめられたがやき。試飲酒2008.1.17試飲酒22008.1.17試飲酒3












 今回の試飲は、「2008初しぼり・新春顔見世会」と銘打って、「日本名門酒会」の「しぼりたて」商品20アイテムを試飲したがよ。ワシも試飲さいてもうたがやけんど、ウチの「船中八策しぼりたて」(特別純米生原酒)も含め、どれもこぢゃんとレベルが高うて、大満足の試飲会やったがやき。2008.1.17試飲中










 その後は、残られた8店の加盟店さんの方々と、加盟店会議の開催ながよ。まずは試飲酒の感想を話し合い、矢島さんからの報告事項など。引き続きワシから、今年の「司牡丹・立春朝搾り」についてのお話をさいてもうて、無事会議は終了。部屋を移して、みんなあで懇親会ながよ。加盟店会議2008.1.17懇親会2008.1.17お料理












 お料理をいただきもって、各社の「しぼりたて」を堪能すりゃあ、また試飲時にゃあ分からんかった良さらあも発見できるっちゅうもんながやき。おいしい「しぼりたて」を酌み交わしもって、さらに意見交換らあが白熱。某方と某方のガチンコバトルもあったりして、なかなか近来稀に見る中身の濃い会になったがぜよ。

 ちなみに「立春朝搾り」についての詳しゅうは、下記のサイトをご覧くださいや。
http://www.meimonshu.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=375






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2008年01月16日

「伊太利亭・高須店」で第151回37の会ぜよ!

 昨夜は、昭和37年生まれの同級生の集まり、「37の会(みなのかい)」の第151回目の集いで飲んだがぜよ。

 この会は、毎月1回開催しよって、出られる人ばあが参加して、とにかくただ単に飲むっちゅう、何の気兼ねもシガラミもない、こぢゃんと気楽な会ながよ。しかし、もう12年以上続いちゅうたぁ、なかなか伝統ある会になったもんぜよ。

 さて今回は、メンバーのヨシちゃんお勤めの「伊太利亭・高須店」(高知市葛島2-7-20 TEL:088-884-5505 http://www.italy-tei.com)やったがよ。今回は7名と、ちくと少ない参加メンバー。けんどお料理は、サスガは高知のイタリア料理店の先駆け「伊太利亭」さんながよ。味もボリュームも言うことなしやったがぜよ。

 まずは前菜のチーズ等。続いては合鴨のシーザーズサラダ。2008.1.16前菜合鴨のシーザースサラダ












 ほんで生ハムらあが来て、なんとボリューム満点のステーキが、ドカンと1人ずつに!生ハム等2008.1.16ステーキ









 お次は定番大人気メニューのワタリガニのパスタ。1本1本のパスタにカニの風味が見事にまぶされ、こりゃウマイこと、ウマイこと!そん次は、カプレーゼのピッツア。トマト、バジル、モッツアレラチーズ、オリーブオイルの風味が絶妙に溶け合うて、絶品!ワタリガニのパスタカプレーゼのピッツア












 その上、もひとつピッツアが出て、さらに締め括りはバナナのデザートピッツア。まっことみんなあ満腹で、満足度120%やったがぜよ!2008.1.16ピッツアデザートピッツア

 とにかく大いに飲んで食べて、相変わらずの他愛もない話で盛り上がって、この何ちゅうことない普通の宴会感覚が、こぢゃんとえい感じながやき。ほいたら、ひっとつだっけ、話の内容をご紹介しちょこうか。

 ワシが誰かに似いちゅうっちゅう話が出たもんやき、そういやあ昔、飛行機の中で見ず知らずのオンチャンに、「おまん、アナウンサーじゃろ?」っちゅうて言われた話をしたがやき。ワシが「違います。」とキッパリ言いゆうに、そのオンチャンは、「隠すこたぁないやいか。アナウンサーじゃろ?」っちゅうてシツコう言うてくるがやき。まっこと、見ず知らずのオンチャンに、なんでそんなことを言われにゃイカンがなと、チクとムッときたがよ。どうも、TBSのアナウンサーに、ワシにソックリな方がおるらしいがやけんど、名前が出てこんがやき。37の会のメンバーも、「あぁ、あの人や!」っちゅうて分かった人もおったけんど、誰っちゃあ名前が出てこんかったがぜよ。

 さらにヤッちゃんが、ワシにそっくりな俳優がおるっちゅうがよ。ドラマらあの脇役がほとんどらしいがやけんど、洗剤のCMにも出ちょったらしいがやき。髪はワシよりだいぶ白いみたいなき、チクと年上やろうけんど、これまた名前が出てこんもんやき、誰やらよう分からんがよ。

 まっこと、みんなあ45歳にもなりゃあ、話の中心になっちゅう人の名前が出てこんじゃち、「あの人、この人」で通じてしまうがが、ある意味スゴイことながやき。こうやって年をとっていくんかのう・・・?





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2008年01月15日

高知工科大学大学院起業家コースの皆さんの蔵見学と取材ぜよ!

 先日の1月12日(土)は、13時半から17時過ぎまで、高知工科大学大学院起業家コース(http://www.entre.kochi-tech.ac.jp/)の皆さんの蔵見学と取材やったがやき。

 1996年に設立された高知工科大学に、1999年から大学院起業家コースが開講しちょったがよ。工科大学として技術のみの専門教育にとどまらんと、技術の事業化や経営、ベンチャーなど、幅広うに社会とのつながりを意識した社会人教育の先駆けながやき。

 さて、高知工科大学大学院起業家コースの平野真教授(工学博士・学術博士・MBA)を中心に、9名の方々が集まられ、まずは「司牡丹・酒ギャラリーほてい」にて、「司牡丹・吟醸酒ができるまで」のビデオをご覧いただき、その後は、ワシが酒蔵内を順次ご案内さいてもうたがよ。江戸時代末期に建造された白壁の貯蔵蔵、瓶詰め工場、平成蔵の蒸米機・麹室・洗米機、もろみの発酵室、酒槽(さかふね)と、一通りご案内さいてもうて、再び「ほてい」へ。こっから後は、皆さんのいろんなご質問にワシが応えるっちゅう形での取材やったがぜよ。洗米見学もろみ発酵室見学2008.1.15酒槽











 ちなみに、この起業家コースに在籍あるいは卒業した社会人学生さんや教員の方々が、一緒になって興味深いビジネス事例をまとめたがが、「木の葉、売ります。」(ベンチャーに見る日本再生へのヒント)〈KUT起業家コース叢書1・高知工科大学大学院起業家コース 著〉っちゅう書籍ながよ。(株)とさ千里や(株)四万十ドラマや、徳島の木の葉ビジネス会社(株)いろどりらあの事例を、ご紹介して話題となったがぜよ。そんな皆さんの取材やき、なかなか質問らあも詳しいこと、深いこと、鋭いこと!3時間近うしゃべりっぱなしで、なかなかシンドかったけんど、いろいろ応えゆうこちらもこぢゃんと勉強になって、むしろありがたかったがやき。お陰様であらためて、自社のやるべきことがしっかり確認できたっちゅう感じながよ。「木の葉、売ります。」

 その後は、お車やない方々に、司牡丹のいろんなお酒を試飲していただき、17時半頃にゃあ皆さんお帰りになられたがやき。しかし、ワシんくの取材らあて、成功事例っちゅう訳でもないに、どうするかは知らんけんど、内容は報告書や論文や書籍にされるかもしれんがやと。こりゃしかし、こぢゃんと光栄で、ありがたいことながよ。

 高知工科大学大学院起業家コースの皆さん、お忙しい中の長時間の取材、まっことありがとうございましたぜよ!






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2008年01月14日

幸せの言の葉〈140〉

「前途は遠い。ほんで暗い。けんど恐れちゃあならん。恐れんもんの前に道は開けるがよ。行け。勇んで。ちんまいもんよ。」(有島武郎)

何かに挑戦しゆうもんにとっちゃあ、常に前途は遠うて、ほんで暗うに見えるがよ。遠けりゃあ誰やち不安になるき、恐れるがは当然。暗けりゃあ何ちゃあ見えんきに、恐れるがは当然ながやき。

けんど、その当然の恐れを克服して、勇気を持って進んだもんだっけに、目の前に道が開けるっちゅうことながぜよ。ほんじゃき、心配するこたぁないがよ。勇気を持って行こうぜや。

人間、誰やち一寸先は闇の、ちんまいもんながよ。どんな天才やち、どんな英雄やち、どんな大富豪やち、自分の人生の一寸先を予測することさえできん、ちんまい生き物ながぜよ。けんど、そのちんまい生き物が、遠うて暗い闇に向こうて、勇気を持って進んで行くきにこそ、素晴らしいがやないろうか。

そんな素晴らしきちんまいもんの前にゃあ、必ず天から光が射して、道が開けていくっちゅうことながぜよ。




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2008年01月13日

幸せの言の葉〈139〉

「幸せっちゅう 花があるとすりゃあ
その花の 蕾みたいなもんやろか
辛いっちゅう字があるがよ
もうチビッとで 幸せに
なれそうな字ながぜよ」 (星野富弘)

今回の「言の葉」は、首から下が麻痺しちゅうに、口に筆をくわえて詩画集を描かれるっちゅう詩人、星野富弘さんの詩〈「速さのちがう時計」(偕成社)より〉ながやき。

確かに「辛(つら)い」っちゅう字に「一」を足しゃあ、「幸せ」になるがよ。今がどんなに辛うたち、あと何か一歩を加えるだっけで、幸せになれるっちゅうことながやき。

ほとんど全身が麻痺してしもうたち、あきらめんとこぢゃんと努力されて詩画集まで描けるようになった星野さんが、「辛い」は「幸せ」の蕾のようなもんで、あと「一」を加えりゃあ「幸せ」になれるっちゅうて言うがやき、こりゃ説得力があるがぜよ。

ワシらあは何か辛いことがあった時、あと一歩踏み出すことをせんと、簡単にあきらめてしもうたりしやあせんろうか。今後何か辛いことがあった時にゃあ、この「言の葉」を思い出いて、あと一歩だけでも踏み出してもうぜや。ほいたら今後の「辛い」が、全部「幸せ」に変わってしまうかもしれんがぜよ。  
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2008年01月12日

「日本名門酒会」若手蔵元会と平成20年新年会ぜよ!

 昨日は、まずは「日本名門酒会」(http://www.meimonshu.jp/)を主宰する(株)岡永さんの東京支店に、朝10時半に集合。若手蔵元(みんなあ40代やき、もう若手たぁ言えんがやけんど)が久々に揃うたがよ。「大山」の真田さん、「開華」の島田専務、「久寿玉」の平瀬専務、「春鹿」の今西社長、「酒呑童子」の中西社長、「嘉美心」の藤井社長、「西の関」の萱島常務、「天盃」の多田社長、そして「司牡丹」のワシと、久々に9名が揃うたがやき。ほんで、東京支店のリーダーの皆さんを交えて、毎年恒例の新年会議を開催したがぜよ。東京支店にて会議

 その後は、昼食をすまいて、岡永さんの本社に移動。各部署らあにご挨拶して、飯田社長さんや企画リーダーの方々を交え、新年の抱負発表会ながよ。ここからは、日本名門酒会山形支部の武田庄二商店の武田社長さんも加わったがやき。本社にて会議






 まずは飯田社長さんから、「新しいことへ、着実に一歩を踏み出す」っちゅう2008年の展望や抱負のお話があり、企画の森さんと営業企画の宮本さんから捕捉のお話。その後は各社それぞれから、本年度の展望や抱負、ビジョンらあが発表されたがやき。日本酒は、相変わらず厳しい状況にゃああるけんど、皆さんそれぞれ力強う着実に一歩を踏み出しゆうがぜよ。ワシからも、「人口減少、総需要マイナス、燃料費高騰、日本酒離れ、酒離れ・・・。けんど、そうやったち・・・
越えられん壁は現れん。
叶う夢やなけりゃあ心にゃ宿らん。」
っちゅう話をさいてもうたがやき。

 その後は、銀座の新年会会場へ。会場は、「しゃぶしゃぶ きよし」(中央区銀座2-4-6GINZA Velvia館7F TEL:03-5524-6667 http://r.gnavi.co.jp/a835904/)。最近、日本名門酒会の商品が入った、お料理がなかなか絶品のお店ながよ。「春鹿・しぼりばな純米吟醸」や「司牡丹・船中八策」や「酒呑童子・香田」らあを酌み交わしもって、新鮮なお刺身やしゃぶしゃぶをいただき、こぢゃんと語り合うて盛り上がったがぜよ。「きよし」宴席風景2008.1.12お刺身2008.1.12しゃぶしゃぶ鍋












 その後は2次会のオーセンティックなバーへ。最近ちくと場所が移動した、「Bar Vespa」(中央区銀座7-2-9平山ビルBF TEL:03-3289-4141 http://www.bar-vespa.com/)に行ったがよ。このお店は、元々は福岡でこぢゃんと有名なバーで、「天盃」の多田社長のお気に入りながやき。今じゃあ銀座や京都や熊本にもお店を持つ、人気店ながぜよ。2008.1.12しゃぶしゃぶ2008.1.12雑炊















神吉さんアイリッシュコーヒー・ベスパ風 銀座のお店を1人ど任されちゅう神吉(かんき)さんは、こぢゃんと気さくな九州男児。多田社長やワシらあの無理難題のカクテル注文に、笑顔とプロの腕前で、見事に応えてくれるがやき。特に最後にいただいた「アイリッシュコーヒーVespa風」は、締め括りに丁度ぼっちりやって、まっことこぢゃんとおいしかったがやき。神吉さん、ワシらあの妙な注文、まっことお騒がせいたしました。ありがとうございましたぜよ!





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2008年01月11日

佐川の「えびす祭り」と文化教室「土佐酒道入門」ぜよ!

 昨日は、まずは司牡丹本社のある佐川町にて、毎年恒例の「えびす祭り」があったがぜよ。

 まずは朝10時、佐川町奥の土居の恵美須神社に集合。神事が行われたがやき。例年、こぢゃんと寒うて難儀するがやけんど、今年は思うたほどは寒うのうて、助かったがやき。恵美須神社と樽御輿



 その後は、お昼頃から「おなばれ」として、御輿や司牡丹の樽御輿、仮装行列らあが町内のあちこちを練り歩くがよ。ほんで司牡丹本社前を14時半ばあに練り歩き、締め括り。その後は、佐川町役場前の駐車場にて、催し物があるがやき。恵美須様・神事2008.1.11御輿













2008.1.11仮装行列樽御輿











 その催したぁ、仮装行列のパフォーマンスながよ。5組の仮装行列のチームが次々とパフォーマンスを披露。まずは佐川町商工会女性部の皆さんがミッキーマウスに扮した、「佐川ディズニーランド」。

 続いてはスカッシュバレーチームの皆さんの、「大黒様」。ネズミに扮したお子さんが、こぢゃんと可愛らしかったがやき。佐川ディズニーランド大黒様ネズミの扮装の子供












 3組目は、佐川更正保護女性会の「祝!竹村家住宅・国指定重要文化財」。ウチのひいおじいちゃんの竹村源十郎や、本家の竹村貞次郎さんらあが合併して、司牡丹の前身の佐川醸造(株)を大正7年に設立した時の話を、寸劇で見せてくれたがやき。竹村家重文記念寸劇竹村家重文記念寸劇2

 4番目はJAコスモスさんの「赤いふんどし隊」。ネズミとタヌキの扮装をした皆さんが、「そんなの関係ねえ〜!」と踊りまくるがぜよ。






 ラストは、片岡カラオケクラブの皆さんの、桜ちんどん。チンドン屋の演奏をバックに、水戸黄門の寸劇を見せてくれたがやき。ふんどし隊桜ちんどん

 この後、この5つのパフォーマンスの審査があったがやけんど、残念ながら、ワシゃあここでタイムアップ。急いで高知市内に向こうたがぜよ。






 さて、この後18時からは、高知市内にて、高知新聞文化教室でワシが受け持っちゅう、「土佐酒道入門」(〜楽しい日本酒教養講座〜)やったがぜよ。ちなみにこの講座についての詳しゅうは、ブログカテゴリー「土佐酒道入門」をご参照くださいや。2008.1.11講座風景2008.1.11講座風景2








 ほんでこの日は、第16期生全6回の第4回目の講座。講座内容は、「日本酒基礎知識〈PART.2〉」(「米・水・技・風土・そして心」、日本酒の個性、土佐酒の個性)っちゅう内容やったがよ。まずは19時半ばあまで、第1部の講義。以下のような内容をお話さいてもうたがやき。

【1】日本酒の個性
〈1〉「米・水・技・風土・そして心」
〈2〉各地の日本酒
【2】土佐酒の個性
【3】「名酒」とは
〈1〉「地酒」と「名酒」
〈2〉「名酒」の条件


 次に後半の第2部は、20時半頃まで、「利き酒講座」。生徒さんの皆さんからリクエストのあった、全国の地酒の利き酒やったがよ。ちなみに今回の出品酒は、以下の通りぜよ。

(1)「司牡丹・謹賀新酒」(純米吟醸酒)〈司牡丹酒造・高知県〉
(2)「伯楽星」(特別純米酒)〈新澤醸造店・宮城県〉
(3)「群馬泉」(山廃本醸造酒)〈島岡酒造・群馬県〉
(4)「南部美人・山田錦」(純米吟醸酒)〈南部美人・岩手県〉
(5)「亀齢・辛口八拾純米生」(純米生酒)〈亀齢酒造・広島県〉
(6)「菊の里・大那」(純米吟醸おりがらみ生酒)〈菊の里酒造・栃木県〉
(7)「王祿・丈径」(純米吟醸無濾過生原酒)〈王祿酒造・島根県〉
2008.1.11出品酒2008.1.11出品酒2子持ちこんにゃく











 今回も、なかなか個性的なお酒がズラリやって、まっこと面白かったがやき。さて、一通り利き酒を終えりゃあ、皆さんお待ち兼ねの酒肴タイムながよ。今回は、一昨日行っちょった高松で買うてきた珍味「子持ちこんにゃく」ながやき。こんにゃくの中に魚の卵が入っちゅうがよ。ウケを狙うて買うてきたがやけんど、これが意外とおいしゅうて、なかなか好評やったがぜよ。

 文化教室終了後は、生徒さんの有志で残ったお酒をぶら下げて、いつものご近所「花鶴」(高知市本町3-2-45 TEL:088-872-3321)さんで宴会ながよ。今回は、正月休み明け直後で皆さんお忙しかったかしらん、欠席者が9名で出席者は12名しかおらんかったがやけんど、そのうち9名の生徒さんにこの宴会にご参加いただけたがぜよ。また、講座の卒業生でもある地酒専門店「酒商ふるや」の奥さん、古谷さんもご参加いただき、さらにしまいにゃあ「花鶴」さんのご主人刈谷さんも加わって、新年会みたいなもんやき、大いに盛り上がったがやき。

 皆さん、また今年も、文化教室「土佐酒道入門」と「司牡丹」を、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!



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2008年01月10日

高松で「第33回四国酒類業界新年賀詞交歓会」ぜよ!

 昨日は、高松の「ホテルニューフロンティア」にて午後4時から、「第33回四国酒類業界新年賀詞交歓会」やったがぜよ。

 会場にゃあ、四国の酒造メーカー、酒類卸、小売酒販店の製版三層や、ご来賓の高松国税局の方々らあが、約100名ばあ集まって、あちこちで新年のご挨拶ながよ。ほんで、午後4時にゃあ皆さん着席して、式典の開会ながやき。まずは、全国卸売酒販組合中央会四国支部の戸田支部長さんの開会のことば。続いては、日本酒造組合中央会四国支部の篠原支部長さんの主催者代表挨拶。ほんで、高松国税局の上村局長さんの来賓祝辞があって、来賓の皆さんのご紹介。最後に、全国小売酒販組合中央会四国支部の多田支部長さんの閉会のことばで、式典は無事終了したがやき。開会のことば

 そのまんま引き続き祝宴に移行。日本酒造組合中央会の八木顧問さんの乾杯で、宴席のスタートながよ。こっから後は、あちこちにご挨拶しもって、お酒を酌み交わしもっての大宴会ながぜよ。2008.1.10乾杯

 あちこちでいろんな方々とお酒を酌み交わしもって、なかなか面白いお話も聞けたがやき。例えば、日本酒の144ml瓶の話。会場にゃあ、香川県の日本酒がズラリと並んじょったがやけんど、その中の「川鶴」さんのお燗酒をよう見たら、なんと180ml瓶でものうて150ml瓶でものうて、144mlゆうて表示されちゅうやいか。高知じゃあ、一般的にゃあ180ml瓶で、ホテル関係の一部で150ml瓶が使われゆうがやけんど、144mlらあて瓶は見たことも聞いたこともなかったがやき。ほんで「川鶴」さんの川人社長さんに訊ねてみたら、この瓶は8尺瓶っちゅうて、香川県じゃあ一般的やっちゅうがぜよ。香川県じゃあもちろん180ml瓶も一般的やけんど、もうひとつ150ml瓶か144ml瓶かのどちらかを各メーカーが使いよって、6mlの差しかないに両方持っちゅうメーカーもあるっちゅうがやき。まっこと、すんぐ近くの県やに、まだまだ文化の違いっちゅうんがあるんやのう。ちんまいことやに、ちくと驚いたがぜよ。卓上祝宴風景

 また、高松国税局の方から、こんな面白いお話も聞けたがやき。先日国税庁長官さんが来られた時に、宴席で土佐のお座敷遊びのひとつやっちゅうて、「可杯」(べくはい)遊びをご紹介したらしいがよ。ちなみに「可杯」たぁ、天狗・ひょっとこ・おかめの3つの杯があって、コマを回して出た目の杯で酒を飲み干すっちゅう遊びながやき。天狗杯は鼻があって、飲み干さにゃあ中の酒がこぼれるき置けんがよ。6尺ばあ入るろうか。次に大きいひょっとこ杯は、口の部分の穴を指でふさがにゃあイカンき、これも置けんがよ。一番小さいおかめ杯は、普通の杯ばあの量で、置けるがやき。ほんでみんなあで輪になって、コマを回しゆう間に「べろべろの唄」っちゅうんを唄うてこぢゃんと盛り上がるっちゅう、土佐のお座敷遊びながぜよ。

 この「可杯」を、国税庁長官さんがこぢゃんと気に入られたらしゅうて、大悦びで、次にご訪問される広島まで持って行かれて、広島でも実演されたらしいっちゅうがぜよ。実はこの「可杯」、今でこそ高知県内でも、昔っからある土佐の伝統的なお座敷遊び、酒文化のひとつやと思われちゅうけんど、実は元々は全国にあって廃れてしもうちょったもんを、30年ばあ前にウチの会長(当時は社長)が復活さいて、「司牡丹・可杯セット」として発売し、高知県内で大流行りさいたもんながぜよ。30年ばあで文化として定着するがやき、世の中は面白いもんながよ。また、一時あんまり売れんなっちょったけんど、最近あちこちで大ウケで、またよう売れだしたがやき。もういっぺん、今度は全国規模で、「可杯」がブレイクするかもしれんのう。ちなみに、「可杯」のみ、司牡丹のホームページにて販売されゆうき、興味がある方は、下記をクリックしてご覧くださいや。人気商品で現在は在庫切れになっちゅうけんど、近々入る予定やき。

(http://www.tsukasabotan.co.jp/tukasa/FoodsAndGoods/FoodsAndGoods/OsakeGoods.htm)

 また、高松国税局の須藤鑑定官室長さんからは、日本酒とお料理の相性研究について、こぢゃんといろいろなお話を聞かいていただいたがやき。須藤鑑定官室長さんは、個人でもモノスゴイ数の日本酒とお料理の相性研究を実践されちょって、膨大な研究データをお持ちのようながよ。是非また今度、まっと詳しゅうにお聞きしたいもんながやき。

 さて、そんな話らあで盛り上がりよったら、アッという間に2時間が過ぎて、日本蒸留酒酒造組合西日本支部前田副支部長さんの中締めのご挨拶で、祝宴はお開きとなったがよ。いろいろ興味深いお話を聞かいてくださった皆様、まっことありがとうございましたぜよ!




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2008年01月09日

司牡丹酒蔵見学の参加者募集ぜよ!

 今回は、もはや毎年恒例になっちゅう人気の「司牡丹酒蔵見学」(参加費無料!)の参加者募集について、ご紹介しますぜよ。酒蔵見学中



 まず、何ちゅうたち、今年の目玉は、昨年末に国の重要文化財に指定された、黒金屋本契「竹村家住宅」が、見学コースの中に入っちゅうっちゅう点ながよ。この国指定重文「竹村家住宅」についての詳しゅうは、「12月5日」のブログをご参照いただきたいがやき。

 見学コースの内容についちゃあ、まずは江戸時代の風情をそのまんま残す、国指定重文「竹村家住宅」を、ボランティアガイドさんの解説付きで見学。その後は司牡丹酒造に移動し、お酒造りのビデオをご覧いただき、江戸時代末期建造の風格ある白壁の貯蔵蔵や、実際に酒造りが行われゆう現場らあの酒蔵内をご見学いただくがやき。ほんでその後は、お待ちかねの利き酒タイムながよ。酒造期間中、それも1〜3月の間にここに来にゃあ口にすることができん、「しぼりたて生原酒」の本醸造・純米・純米吟醸の3タイプの希少なお酒が、じっくり利き酒できるがやき。もちろん、ここでだっけは、酒蔵見学記念酒として、購入することも可能ながぜよ。その後は、司牡丹のアンテナショップ「酒ギャラリーほてい」にて、その他の司牡丹のお酒の利き酒も可能やし、それらあの購入や、様々な和のグッズや酒器らあもお土産として購入可能ながやき。その後ご希望の方は、高知県内最古の図書館として有名な、貴重な維新の志士の資料らあが展示されちゅう「青山文庫」も、オプションで(こちらは入館料200円と有料。)見学できるがぜよ。

 これっぱあの充実した内容の見学コースは、この酒蔵見学開催期間中1月19〜3月8日までの、毎週土曜日の僅か8回のみやきに、是非ご希望の方は、この機会にご参加されることをオススメしますぜよ!詳細についちゃあ、下記の通りながやき。

平成20年・司牡丹酒蔵見学
●日時:平成20年1月19日(土)〜3月8日(土)毎週土曜日午後2時より実施
●場所:司牡丹酒造(株)「酒ギャラリーほてい」集合(高岡郡佐川町甲1299 TEL:0889-22-1211 FAX:0889-22-4116 E-mail:ainet@tsukasabotan.co.jp)
●参加費:無料(「青山文庫」は有料。)
●お申込方法:お葉書、お電話、ファックス、Eメールにて、司牡丹酒造(株)酒蔵見学係まで、お申込みください。その際に住所、氏名、年齢、性別、職業、電話番号、見学希望日をお知らせください。団体様の場合は、団体名、代表者名、人数もお知らせください。
※当日は利き酒コーナーをご用意しておりますので、できるだけ鉄道、バスなどをご利用ください。尚、各日とも見学人数に制限があり、ご希望日に添えない場合もございます。その際は他の日程に変更させていただきますので、あらかじめご了承ください。

 また、これはまだ受付開始前やけんど、前記の「酒蔵見学」と共に明日の高知新聞朝刊に掲載されて、明日の午前9時から一斉受付開始やき、大人気のこちらのイベントもコッソリご紹介しちょこうか。とにかく、朝刊に掲載されりゃあ、一斉に電話が入って、アッという間に完売になるっちゅうイベントながやき。

 そのイベントたぁ、「佐川を味わう風土FOOD!」(〜佐川の郷土料理と司牡丹しぼりたてを楽しむ昼げ〜)。司牡丹の酒蔵見学の前に、楽しい旬を味わう昼食会ながよ。JAコスモスにこにこ会佐川支部の皆さんが、佐川の採れたての野菜や果物らあを使うて、自慢の郷土料理の数々を作るがやき。バイキングスタイルで8種類ばあの郷土料理をご堪能いただけ、司牡丹のしぼりたてもお楽しみいただけるがぜよ。この内容で会費は2000円っちゅうがやき、こりゃ人気でスッと完売するはずながよ。こちらの詳細は下記の通りぜよ。尚、こちらのお申込み先は、司牡丹やないき、お気をつけくださいや。

「佐川を味わう風土FOOD!」(〜佐川の郷土料理と司牡丹しぼりたてを楽しむ昼げ〜)2007.2.26佐川の郷土料理


●日時:1月26日(土)・2月16日(土)・3月1日(土)12:30〜13:30(14時より前記の酒蔵見学にご案内。)
●場所:佐川町地場産センター(司牡丹酒造より徒歩1分)
●会費:お1人様2000円(消費税込)・要予約・限定先着40名様のみ(毎回)。
●内容:田舎寿司、蒸し鯛かす汁らあの郷土料理を、バイキングスタイルで8種類ばあいただけ、「司牡丹しぼりたて」もご堪能いただけるがぜよ。(都合によりメニュー変更もありえるき、ご了承くださいや。)2007.2.26ちらし寿司

●お申込方法:JAコスモス福祉生活部(TEL:0889-22-7809 FAX:0889-22-7804)まで、お申込みくださいや。ただし、受付開始は平成20年1月10日午前9時からやき、くれぐれもご注意ください。また、お電話が集中すりゃあかかりにくうなる場合もあるき、その点はご了承くださいや。




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2008年01月08日

新年のご挨拶まわりと日本酒復活策ぜよ!

 昨日は、ウチの会長と新年のご挨拶まわりをしたがぜよ。まずは佐川町内の警察署、役場、商工会、銀行さんらあをまわって、その後は主要なお取引先の酒問屋さんへ。須崎、伊野とまわって、高知市内と近郊の各問屋さんにご挨拶してまわったがやき。

 トップの方々が不在で、ご挨拶代わりの名刺を置いてきただっけのくもあったけんど、何社かでは、この年末の販売状況らあをお聞きすることができたがよ。予想通りっちゅうか、予想以上っちゅうか、だいたいどっこも日本酒は相変わらず良うない状況やっちゅうがやき。

 ほんで、移動中の車の中で、いろいろ考えてみたがよ。実はここ10年以上、日本酒はまったくの長期低迷状態のまんまながやき。もう下げ止まる、今年こそ下げ止まるっちゅうて言いもって、未だに地滑り状態が止まらんで、前年の数字を割り込み続けゆうがぜよ。

 なんでこれほどまでに、日本酒は売れんなってしもうたがか?有名なトヨタ生産方式、トヨティズムの基本になろうて、「なぜ」を5回問いかけてみたがやき。まず1回目の「なぜ」。なんで日本酒は売れんがか?なんで飲まんがか?生活者の気持ちになって考えてみりゃあ、だいたい次の5つばあが答えながやないろうか。

●酒以外に楽しいこと、お金を使うことが他にナンボやちある。
●基本的に酔っぱらいとうない。
●他のアルコール飲料の方が魅力的。
●日本酒を買う理由、あるいは飲む理由がない。
●日本酒は、おいしゅうない、楽しゅうない、カッコようない、オシャレやない、と思うちゅう。


 仮にこの5つがその原因やとすりゃあ、その解決策は?他のあらゆることに負けんばあ魅力的な、日本酒の楽しさやおいしさ。酔っぱらうばあ飲まんじゃち、少量でも充分楽しめる魅力や素晴らしさを、カッコよう、オシャレに伝えること・・・。解決策はこんなところやろうか。

 けんど・・・。実はここ数年、ワシゃあこれをやり続けてきちゅうがよ。新蔵稼働による全商品の格段の品質アップをベースに、様々なお酒を楽しむ会、文化教室、情報紙、2つのブログ、ホームページ、メルマガ、様々なメディアの活用、講演やセミナー・・・。これっぱあやりゆうに、なんでまだ低迷しゆうがか?2回目の「なぜ」ながよ。

 そりゃあやっぱし、生活者の立場からすりゃあ、まだまだ伝わってないっちゅうことに尽きるろう。ほいたら、なんで伝わってないがか?3回目の「なぜ」ながよ。

 まだまだ魅力が足りんっちゅうこと。さらに、まだまだ伝える接点が足りんっちゅうこと。もひとつ、まだまだ伝え方が未熟やっちゅうこと。こんなところやろうか。ほいたら、なんで魅力が足りんがか?どんな接点が足りんがか?なんで伝え方が未熟やったがか?4回目の「なぜ」ながよ。

 魅力が足りんがは、さらに生活者の立場に立ったあらゆる切り口から、日本酒の魅力を追求し続けていくしかないろう。接点についちゃあ、実際の現場、小売の現場や料飲店の現場、その他あらゆる接点に合わいて、伝わるような仕組みを考えにゃあイカンっちゅうことやろう。伝え方の未熟さについちゃあ、理屈やないっちゅうことやろうか。顧客は理屈じゃあ買わんがよ。理屈は後付けで、買うっちゅうその瞬間は、感情で買うがやき。「ワー!うれしい!ありがとう!」「そうそう、こんながが欲しかったがよ!」っちゅうような感情で買うがぜよ。そんな、感情を揺さぶるような伝え方をせにゃあイカンっちゅうことやろう。

 ・・・さて、この後の最後の5回目の「なぜ」は、是非皆さんもご一緒に考えてみてくださいや。日本酒業界復活のためのヒントを、是非是非ちびっとでも教えていただけりゃあ幸いながやき。よろしゅうお願い申し上げますぜよ!



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2008年01月07日

アクサンで「お箸でフレンチを司牡丹で楽しむ会〈2008〉」ぜよ!

 1月5日(土)は、一昨年から始まった新春恒例の行事、「レストラン アクサン」(高知市はりまや町2-10-1はりまやアルコ1F TEL:088-883-4113 http://restaurant-accent.com/)で「お箸でフレンチを司牡丹で楽しむ会〈2008〉」やったがぜよ。アクサン

 主催は,ワシの同級生で幼馴染みのマンボ(http://mannbo.exblog.jp/)ながよ。彼女のこぢゃんと広い交友関係の中から、バラエティに富んだ方々が9名集まったがやき。今回のお料理に使う野菜を提供してくれた、農家兼野菜ソムリエのまあちゃんや、1級色彩コーディネーターでカラーデザイナーの大倉さん(http://www.pasocala.com/)も、ご参加いただいたがよ。2008.1.7宴席風景





 さてほいたら、今回のお料理とお酒のメニューを、以下にご紹介しちょきますぜよ。




★「佐呂間湖獲れ帆立貝のグラチネ」に合わいて
●「司牡丹・土佐宇宙酒」(純米吟醸酒)〈冷〉グラチネと宇宙酒

まずは宇宙酒で、今年の恵方(南南東)を向いての乾杯でスタートながよ。さてお料理は、グラチネゆうたらグラタンやき生クリーム味かと思うたら、エスカルゴバターを使うたアッサリ味で、帆立貝の旨みがグッと引き立つ逸品やったがやき。宇宙酒のフルーティな香りと爽やかな旨みが、帆立貝の旨みを見事に引き立てて、さらにおいしさ倍増ぜよ!


★「フォアグラとプロシュートを浮かべた蕪のポタージュ」に合わいて
●「司牡丹・生鮮酒〈冬〉あらばしり」(本醸造生原酒)〈冷〉ポタージュとあらばしり

フォアグラっちゅうよりかアンキモみたいな感じで、そこにプロシュートの生ハムとカブの旨みが加わって、さらにミルキーなポタージュ味が全体を包み込んでやさしゅう口中で調和さいてくれるがやき。「あらばしり」のガツンとくるリッチで豊かな味わいも、このミルキーさにくるまれて融合して、さらに口中で見事なハーモニーを奏でてくれるがぜよ!




★「銀ふぐのグリル ブロッコリーニ添え」に合わいて
●「土佐牡丹酒」(純米酒)〈常温〉グリルと牡丹酒

貝類のダシとアッサリした塩味が、銀ふぐのナチュラルな旨みをバッチリ引き出いて、こりゃフレンチっちゅうか、和食に近い素材の旨さを引き出いちゅうお料理ながよ。このナチュラルなおいしさと、「土佐牡丹酒」のクセのない爽やかな辛口の味わいが、まっことバッチリで、こりゃ交互にやると止まらんなるがぜよ。

★「リ・ド・ウ゛ォー(仔牛の胸線)のフリカッセ」に合わいて
●「司牡丹・本醸造樽酒」(本醸造樽酒)〈常温〉フリカッセと樽酒

こぢゃんと柔らかい仔牛の胸線が、フォンドボー味のしっかりしたコクに包まれて、こりゃトロケルばあウマイがぜよ!ここに「樽酒」の森林浴を思わせるような個性的な杉樽の風味が加わりゃあ、さらにウマさがグンと倍増!トロケルようなコクにナチュラルな深みが加わって、身体の芯まで沁み込んでいくがやき。あぁ絶品!




★〈デセール〉「パンプルムース(グレープフルーツ)のプディング」2008.1.7デザート

デザートは、グレープフルーツの爽やかな酸味とプリンのやさしい甘みが見事に溶け合うた逸品やったがよ。

 まっこと、「アクサン」松木シェフのお料理は、素材の旨みを活かすお料理やき、ワシゃあワインよりか日本酒の方が合うと思うがよ。参加者の皆さんも、絶妙の組み合わせに感動されたようで、こぢゃんと幸せそうなニコニコの満面笑顔でお帰りになられたがやき。ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!






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2008年01月06日

幸せの言の葉〈138〉

「想像力(イマジネーション)は知識よりか重要ながよ。知識にゃあ限界があるけんど、想像力は世界を包み込むぜよ。」(アインシュタイン)

どれっぱあ知識が豊富やち、一人の人間が一生の間に得られる知識らあてたかがしれちゅうがよ。IQがこぢゃんと高い人と低い人の差やち、せいぜいで2.5倍ばあしかないがやと。人間にゃあ能力の差はたいしてないっちゅうことながよ。

けんど年収でゆうたら、300万円の人もおりゃあ、3000万の人、3億稼ぐ人やちおるがやき。普通の人の100倍ばあ稼ぐ人がおるっちゅうことながよ。ほいたらこの差は、知識やIQの差じゃあない、能力の差じゃあないっちゅうことながぜよ。

この差は何かゆうたら、想像力の差やと、天才アインシュタイン博士は言うがやき。確かに知識やIQにゃあ限界があるけんど、想像力にゃあ限界はないがよ。普通の人の100倍想像力をはたらかいた人が、100倍稼ぐことができるっちゅうことながぜよ。

口で言うがはしんよいことやけんど、100倍想像力をはたらかすっちゅうことは、お客様を100倍悦ばせるっちゅうことながよ。さあ、これから自分の仕事で、お客様をこれまでの100倍悦ばせにゃあイカンとしたら、おまさんは何をするぜよ?100倍が難しいやったら、10倍やったらどうぜよ?お客様を10倍悦ばせることができりゃあ、10倍稼げるっちゅうことながぜよ。

どれっぱあでっかい想像力をはたらかそうが、制限らあてないがよ。完全に自由ながやき。さあ、世界を包み込むばあ、こぢゃんとでっかい想像力をはたらかいてもうぜや!  
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2008年01月05日

大晦日は大物鍋と大吟醸ぜよ!

 皆さん、あけましておめでとうございますぜよ!本日から司牡丹は仕事始めで、ワシのブログも本編スタートながやき。今年も1年、司牡丹ともども、ワシのブログも何とぞよろしゅうお願い申し上げますぜよ。

 さて今回は、もはや昨年の話になってしもうて申し訳ないがやけんど、大晦日の晩の話をさいてもらいますぜよ。ワシんくの昨年の大晦日は、土佐料理司(http://www.kazuoh.com/)さんからいただいた、鯨のハリハリ鍋やったがやき。

 実は土佐じゃあ昔っから、大晦日に大物を食べると縁起がえいっちゅうことで、大物の鯨肉を食べる風習があるがよ。さらに今回は、「大」つながりで、大吟醸酒を合わせるき、「大晦日」「大物鯨」「大吟醸」で、こりゃあまっことこぢゃんと縁起がえいがぜよ!

 ほいたら司牡丹最高ランクの冬季限定品、佐川の城主深尾公の名を冠した斗瓶囲いの純米大吟醸原酒「深尾」にするしかないろう!・・・っちゅうことで、土佐料理司さんの「鯨のハリハリ鍋」と「深尾」で、大晦日の晩はじっくりやらいてもらいましたぜよ!

 まずは「鯨のハリハリ鍋」。鯨肉の独特の旨みとカツオのダシ、水菜のハリハリ感、ネギ・白菜・シイタケ・豆腐らあの名脇役も加わって、こりゃまっことウマイぜよ!身体の芯から、心までポッカポカにあったまる、まさに大晦日にふさわしい「大物鍋」ながやき。鯨のハリハリ鍋










 そこへ最高の大吟醸「深尾」が来るがよ。格調高い華やかさで薫るフルーティな吟醸香。豊かに、まろやかに、かつ深うに膨らむ品格ある味わい。ほんでその香りと味わいが絶妙のバランスで口中にフワリと広がり、鯨の旨みを一層引き立てもってとろけるように流れ、スーッと消えていく・・・。あぁ、幸せっ!2008.1.5深尾鯨ハリハリ鍋と深尾鯨肉














 国民行事「紅白歌合戦」を見もって、大物鯨と大吟醸で暖まる大晦日・・・。まっこと、日本人で、土佐人で良かったと、つくづく実感する至福の一夜やったがよ。平成20年も、こぢゃんとえい年になりそうな、そんな予感が、身体の奥からフツフツと湧いてきたがぜよ!






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2008年01月04日

幸せの言の葉〈137〉

「おまさんらあは困難な時代に人生の始まりを迎えちゅう。歴史の中にゃあ、いかなる弱い泳ぎ手をも成功にまで押し上げてくれた満潮の時代もあったがよ。けんどおまさんらあの世代は、荒れた海を、波に逆ろうて泳ぐ。そりゃあつらいことぜよ。最初のうちは、息が切れるかもしれん。けんど安心してえいがよ。おまさんらあの前にも、おんなじように高い波に出くわした人らあがおったけんど、波に呑まれたりはせんかった。腕をふるうて、勇気を出しゃあ、つぎの凪(なぎ)まで持ちこたえることができるがぜよ。」(アンドレ・モーロア)

この「言の葉」は、モーロアさんの著書「人生をよりよく生きる技術」(アンドレ・モーロア 著 中山真彦 訳 講談社学術文庫)の中の一節ながよ。ほんで、この本が出版されたがは1939年のフランス。第二次世界大戦が勃発して、ヨーロッパ中が不安につつまれた激動の年ながやき。モーロアさんは、そんな時代に生まれたフランスの若者らあに向けて、「心配せんでえいき、勇気をもって生きていきなさい」っちゅうエールを贈ったがぜよ。

けんど、この「言の葉」を読みゃあ、まるで今の時代の、日本に生きちゅうワシらあに向けて書かれたかと思うような文章やともとれるがやき。

人間は、自分が生まれる時代や国や環境らあは、自分で選ぶこたぁできんがよ。それらあについちゃあ、ある意味宿命やとも言えるろう。けんど、どんなに困難な時代や国や環境に生まれたとしたち、心配せんでえいと、モーロアさんは力強うエールを贈ってくれるがやき。腕をふるうて、勇気を出しゃあ、大丈夫や、と。どんなに波が荒れ狂う海やち、必ず凪はやってくるぜよ、と。  
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2008年01月03日

幸せの言の葉〈136〉

「失敗の99パーセントは、のべつ言い訳ばっかしする人々から生まれてくるがぜよ。」(ジョージ・W・カーヴァー)

のべつ言い訳ばっかしする人っちゅうんは、結局何じゃち自分のせいやのうて、何かしら他人や環境のせいにしゆうっちゅうことながよ。あらゆることが自分の責任やないっちゅうスタンスやき、うまいこといかんかった時にゃあ、ナンボやち言い訳が出てくるがぜよ。

けんど、よう考えてみりゃあ、そのスタンスは、全然主体性がないっちゅうことながよ。つまり、他人や環境らあに責任を押しつけて、自分の人生を自分で生きてないっちゅうことになるがやき。そんな人が成功することらあて、まず滅多にないがよ。ほんじゃき、失敗の99パーセントは、そういう人らあが生み出しゆうっちゅうことになるがぜよ。

言い訳の人生を生きるがはやめろうぜや。たった一度の、自分だっけの人生ぜよ。自分の人生の責任を自分に取り戻そうぜや。たとえ自分にゃあ関係ない要素が原因で失敗したように見えたち、それも自分の責任じゃと思えるばあになった時、その失敗はもはや単なる失敗やのうて、次の成功の種になるがやき。そういう人にとっちゃあ、全ての失敗は成功の種になるがよ。ほいたら、もはや単なる失敗は、消えてのうなるがぜよ。  
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2008年01月02日

幸せの言の葉〈135〉

「世間は鏡や。覗きゃあ必ず自分の顔が映っちゅうがぜよ。」(ウィリアム・M・サッカレー)

周囲や世間が、自分に対して厳しいとか冷たいとか感じゆう人は、自分が周囲や世間に対して厳しかったり冷たかったりしゆうっちゅうことながよ。けんど、そういう人にかぎって、自分のこたぁなかなか気がつかんと、周囲や世間に対しての文句ばっかしが出てくるがやき。周囲や世間に文句を言いゆうヒマがあったら、自分を見つめ直してみにゃあイカンっちゅうことながぜよ。

部下が働かんがは、上司が嫌々働きゆうきながよ。奥さんがグチばっかり言うがは、旦那さんが文句ばっかり言いゆうきながよ。子供が反抗的ながは、日頃両親が反発し合いゆうきながよ。・・・まっこと、世間は鏡ながぜよ。こりゃこぢゃんと耳が痛いと思わんかよ?

「周りが悪人に見える人は、その人が一番の悪人じゃ」っちゅう言葉もあるがやき。どういて自分の周りにゃあ、こんな性格の悪い人、ズルイ人、ロクでもない人ばっかしながやろうと思いゆう人は、いっぺん自分の顔を鏡でジックリ見てみにゃあイカンがよ。そこにゃあ、周りの人とおんなじ悪人顔の自分が映っちゅうがぜよ。

最近自分の周囲が何かおかしいと思いだいたら、要注意ながよ。この「言の葉」を思い出いて、自分の顔を鏡でチェックしてみにゃあイカンがぜよ。  
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2008年01月01日

幸せの言の葉〈134〉

「子(ね)の春や 初あきないは鼠算」〈金子直吉(俳号「白鼠」)〉

平成20年の新年、あけましておめでとうございます!今回は、子年の元旦にふさわしい「言の葉」をご紹介しますぜよ。

前記の俳句は、大正時代に三井・三菱と共に並び称された巨大商社・鈴木商店を育て上げた、高知県出身の実業家、金子直吉さんの作ながよ。明治19年に神戸で鈴木商店に雇われた直吉さんは、同27年に主人が亡くなってからは、夫人の篤い信頼を受けて経営に手腕を発揮し、めざましい活躍をするがやき。一時期は、三井・三菱を追い抜くばあの勢いやったっちゅうき、スゴイがぜよ。

彼が育てた企業や人物は、当時の日本の工業発展にこぢゃんと大きな役割を果たしたがやき。神戸製鋼所、石川島播磨重工、日商岩井、大日本製糖、帝人、昭和石油、サッポロビール・・・等々。これらあは全部、彼が育てた鈴木商店系の企業集団やったがぜよ。

ちなみに直吉さんの俳号は「白鼠」(はくそ)。白い鼠は、こぢゃんと縁起がえいとも言われ、主家に仕える献身的な家僕を意味するとも言われちゅうがやと。そんな俳号を持つ大実業家が、「子年の新春、早々の商売は鼠算式に倍増じゃ!」っちゅう句をよんじゅうがやき、こりゃ子年の新年早々まっこと縁起がえい「言の葉」ながぜよ。

また直吉さんにゃあ、もうひとつ、「初夢や 太閤秀吉奈翁(ナポレオン)」っちゅう新年の俳句もあるがやき。まっこと、土佐出身の大実業家らしい気宇壮大な句やと思わんかよ。

地域間格差が激しゅうて、経済状態が47都道府県中最下位レベルと言われゆう高知県やけんど、同郷の先達である直吉さんのような気概だっけは、失わんとおりたいもんながぜよ!
  
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