一昨日の4月13日(日)は、ワシが理事長を務めゆう「土佐学協会」(
http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)主催の、「第2回土佐学大会」やったがぜよ。ちなみに昨年の「第1回土佐学大会」についちゃあ昨年の「
4月18日」のブログを、最新の「土佐学協会」理事会についちゃあ今年の「
4月4日」のブログをご参照くださいや。
ほんで「第2回土佐学大会」は、高知女子大学永国寺キャンパス南学舎で13時からの開催やき、理事メンバーらあスタッフは、12時に集合して準備やら打ち合わせらあを行うたがぜよ。まずは待望の力作「土佐学年報・第2号〜たまるか!土佐がはみかえる〜」が完成しちょって、まっこと手にした瞬間は感無量やったがやき。ワシらあ「土佐学協会」の1年間の集大成、111ページに及ぶ大作やき、是非できるだっけ沢山の方々にご覧いただきたいがぜよ。

さて、今回の大会テーマは、「日本一の田舎・輝く土佐を目指そう!」。趣旨・目的は、土佐学に関する研究・調査の報告、意見発表を行うとともに、会員の交流を活発にし、会員相互の親睦を深めること、また広うに県民の皆様に「土佐学協会」とその活動を知っていただくことを目的としちゅうがよ。
まずは12時半から受付開始。この時点じゃあ約25名ばあの方々に集まっていただき、13時より開会行事の開始ながよ。まずは会員ご挨拶。中内光昭会員(高知大学元学長)は、残念ながら欠席されちょったき、成田十次郎副会長(高知学園理事長)が、ご挨拶文を代読されたがよ。続いては理事長挨拶で、ワシが簡単に挨拶さいてもうたがやき。
お次は、13時10分ばあから一般研究報告。「土佐のこんなことがわかったがよ」「こうしたらもっと土佐はようなるぜよ」っちゅうテーマで、10分〜15分発表の5分質疑っちゅう形式で、以下の3組の方々が発表されたがやき。
●「沖ノ島でエコツーリズムをしたい女子大生たちの提案」大石知恵氏(高知女子大学文化学部4回生)・若葉屋友香(高知女子大学文化学部3回生)
地元の人らあは「ここにゃあ何もない。楽しみは釣りしかない。」と言いゆう沖ノ島は、女子大生らあからすりゃあ、見るもん全てが素晴らしゃうて、また行きたいと思える場所やったっちゅうがよ。ほんで、沖ノ島を「生活観光地」として位置づけ、エコツーリズムを体験してもらうためのプランを作り、提案してくれたがぜよ。
●「『四万十かいどう』風土調査の取り組み〜柏島のフィールドワーク〜」小林奈津美氏(高知女子大学文化学部3回生)・佐藤香織氏(高知女子大学文化学部3回生)・橋尾直和氏(高知女子大学文化学部教授)

大月町柏島の民話、天候に関する言葉、挨拶の言葉、食生活の言葉、川の名称・地名、祭りの名称、民具の方言呼称らあの「文化環境と人々の暮らし」っちゅう統一テーマで聞き取り調査を行うて、報告書にまとめたっちゅう報告やったがぜよ。
●「土佐学と地元学」水谷利亮氏(高知短期大学准教授)

地元学の1つとしての土佐学のあり方について、ちくと違う視点から、水谷先生がアプローチしてくださったがよ。吉本哲郎氏の「風に聞け、土に聞け【風と土の地元学】」(三重県自治会館組合)によりゃあ、地元学の4つの目的は、�,┐っ楼茲両魴錣鮹気襪海� ��地域の固有の風土と暮らしの文脈をさぐること �J儔修鯏�正に受け止めなじませること �っ楼荳得犬離櫂ぅ鵐箸鬚気阿襪海� この4つながやと。ほんで、沖縄県竹富島の内発的発展モデルや、行政・公務員による地元学らあも紹介してくださったがぜよ。


続いては14時10分ばあから研究会報告。「土佐学協会」の4つの研究会が、この1年間の活動と、今後の活動らあについて、10分ばあずつ報告したがぜよ。
●「地域文化デジタルアーカイブ研究会」座長:大野加惠氏(有限会社生活創造工房 代表取締役)

デジタル技術を活用して、失われていく地域文化を記録、保存していくっちゅう研究会ながよ。平成19年度は、県立歴史民俗資料館と共に、第1回地域文化デジタルアーカイブ講座(座学7回、フィールド実習6回、まとめ学習3回、計16回)を開催。20年度は、この反省と課題を踏まえ、第2回の講座内容を検討し、実施したいっちゅう報告やったがぜよ。
●「土佐酒学研究会」座長:竹村昭彦氏(司牡丹酒造株式会社 代表取締役社長)
平成19年度は、以下の3つの活動を行うたがよ。「土佐の『おきゃく』(宴会)における酒と食文化に関する比較分析」、「秋の収穫祭」における「目からウロコ!土佐の食とお酒の相性実験会」と「あなたの人生を豊かにする食とお酒の相性のコツ」、「〜土佐の『三丁目の夕日』〜 昭和30年代・香長平野のおきゃく再現!」。ほんで20年度は、土佐酒を俯瞰的にとらえ、米づくりから酒造り、商品化から流通・販売、楽しみ方にいたるまで、1年かけて体験してもうっちゅう計画ながぜよ。
★「土佐酒学研究会」内における、アサヒビール学術振興財団助成研究「土佐の『おきゃく』(宴会)における酒と食文化に関する比較分析」:水谷利亮氏
平成19年度「土佐酒学研究会」最大の調査研究である「土佐の『おきゃく』(宴会)における酒と食文化に関する比較分析」についてを、水谷先生から、ちくと詳しゅうご報告いただいたがぜよ。
●「土佐のお茶研究会」座長:坂本世津夫氏(高知大学国際・地域連携センター教授) 20年度座長:水谷利亮氏
坂本先生からは、2月17日に高知大学にて開催されたシンポジウム「土佐茶の味を探ろう」についての報告。水谷先生からは、「土佐花番茶」づくりについての報告がなされたがよ。ほんで20年度は、この「土佐花番茶」の商品化に向けた取り組みを行う予定ながぜよ。
●「絶滅危惧の産業と文化の研究会」座長:宮川敏彦氏(土佐備長炭研究者)欠席のため、坂本世津夫氏が代理にて報告。

「土佐学年報・第2号」にゃあ、「絶滅克服」の3条件として、「生活の力」(地域産業としての生産が継続的になされゆうこと。)、「文化の力」(その成果を大切にし、保存・普及していく特別の努力が必要。)、「住民の力・青年の力」(それらあを維持、発展さいていく。担う。将来に引き継いでいく。)が示されちゅうがよ。20年度は、「地域研究会」として新たにスタートをきる予定ながぜよ。
ほんで、ちくと休憩をはさんで、15時〜17時までが、今大会のメインイベントのシンポジウム「日本一の田舎・輝く土佐を目指そう!〜道の駅は地域活性化の核となり得るか!?〜」やったがよ。このあたりじゃあご参加者もかなり増えて、50名以上の方々にお集まりいただけたがやき。まっこと、ありがたいことながぜよ。さて、シンポジウムのパネリストは以下の方々やったがぜよ。


●畦地履正氏(株式会社四万十ドラマ 代表取締役社長 「道の駅とおわ」指定管理者)
●坂本あや氏(有限会社ビオス 取締役 「道の駅ビオスおおがた」指定管理者)
●江藤史哉氏(財団法人道路保全技術センター四国支部技術課長兼道路防災第一課長 四国地区「道の駅」連絡会事務局)
●清原泰治氏(高知女子大学文化学部教授・土佐学協会理事・道の駅フリーク)
●コーディネーター:大野加惠氏(有限会社生活創造工房 代表取締役・土佐学協会理事)
とにかく2時間に渡る、内容の濃い、こぢゃんと面白いシンポジウムやったがやき。そのごく一部やけんど、以下にご紹介しちょくぜよ。

畦地履正さんは、「道の駅とおわ」の様々な開発商品の現物を紹介しもって、こぢゃんとパワフルに、PRしてくださったがよ。古新聞を再利用した「四万十バッグ」は、アメリカにも輸出され、読売新聞さんからもオファーが来ちゅうがやと。40年ぶりに復活さいた紅茶「四万十レッド」についちゃあ、日本で初めて紅茶がつくられたがは高知やったっちゅうことも含めて、7月5〜6日にゃあ「全国紅茶サミット」を開催。なんと「四万十レッド」をモンドセレクションに出品しょうっちゅう計画もあるがやと。ヒット商品の香り米のミニパックは、80gで200円。全国最小のお米やけんど、30kg換算で6万円は、全国最高クラスの価格でもあるがやき!また、毎週水曜の「おかみさん市の日」にゃあ、お昼に郷土料理がバイキング形式で食べれるらしいがやけんど、3月にゃあ180人っちゅう来店があった日があったがやと。「四万十また旅プロジェクト」は、ちんまい旅をくりかえしてもらおうっちゅう企画。通過点としてやのうて、滞在・交流の場として、いろんな施設らあと組んで、カヌー体験、川エビ漁、ツガニ漁、新聞バック作り、お茶摘みらあ18のプログラムを作ったっちゅうきスゴイがぜよ!さらに、5月26日のNHK「昼どき日本列島」でも報道される予定らしいがやき。・・・とにかく、ほとんどの人から、「あんなくに人が来るわけないき、やめちょき!」と言われた道の駅で、去年の7月末から1月末でレジ通過者のみで10万人、3月末で売上は1億円を超えたっちゅうがやきスゴイがぜよ。「できん理由をさがすがやのうて、できる理由をさがすがや!」「おばちゃんらあのパワーはスゴイ!最後はやっぱし人や!」っちゅうて語る畦地さんの言葉が、こぢゃんと印象的やったがぜよ。
坂本あやさんは、品のえい優しい笑顔で、とつとつと語ってくださったがやき。「地元に既にあるもんを磨いていくことが必要。」「1つのところが頑張ると、それが波及してドンドン頑張る人が生まれてくる。やっぱり大切なのは人と人のつながりです。」っちゅう言葉が印象的やったがやき。また、地域の子供らあに販売体験らあも実施したりして、小さな経済を学んでもらう取り組みもしゆうがやと。さらに、道の駅の売上が上がると、地域の保険医療費が下がるっちゅうデータもあるがやと。そっから出た「小銭は子供を育てる。日銭は年寄りを元気にする。」っちゅう言葉は、会場内で爆笑やったがやき。現在の売上は、年間で2億円にちょい足らんばあながやと。
江藤史哉さんは、全国各地の道の駅の様々な事例を、参考資料を元にお話ししてくださったがやき。現在道の駅は、全国で868、四国で74、高知県で21あるがやと。まずは平成12年の道の駅グランプリ最優秀賞に輝いた千葉県の道の駅とみうらの事例。ビワを生かした特産品開発や、南総里見八犬伝の人形劇を生かした文化発信、地域のコンシェルジュになろうっちゅう取り組みが、評価されたようながよ。旧富浦町の農家の3割に相当する450軒の農家と取引きし、人口の1%にあたる60人を雇用し、年間売上は6億円を超え、町で2番目に大きな企業をつくったっちゅうがやき、スゴイがぜよ!また、愛媛県の内子フレッシュパークからりは、内子町で作られた農産品、加工品以外は一切置いてないっちゅうき、これまたスゴイがやき。また、トレーサビリティへの取り組みも徹底しちょって、残留農薬らあの検索を抜き打ちで行い、違反しちょったら1年間取引停止させるがやと。18年度は、雇用45名で売上は6億円を超えちゅうがぜよ。
清原泰治先生は、土佐学協会理事で大の道の駅フリーク。県内の21の道の駅の16ヶ所を回り、道の駅とおわの商品らあて知らんもんはないっちゅうがやき。「道の駅が、地域の力をギューッと引っ張り出してきて、それをバァーッと発信しゆうイメージ。」「地域の力や個性を土台に、元気な運営者のパワーらあがうまいこと合わさって盛り上がっていきゆう。」っちゅう言葉にゃあ、まっこと膝をうったがぜよ。また、「これからは『体験』っちゅうんが益々キーワードになっていく。ほんで、その引っ張り出し役を道の駅が始めつつある。」っちゅうんも、ナルホドやったがよ。さらに清原先生は、商品や全体のデザインも重要やとして、「リデザイン」っちゅう概念を紹介してくださったがやき。いったん忘れ去られたもんを、現代風にアレンジして、復活させるっちゅうことながよ。確かに、最近の道の駅らあのヒット商品や商品開発は、そんなイメージながやき。「リデザイン」・・・ワシらあの商品開発にも、こぢゃんと参考になったがぜよ。
コーディネーターの大野さんは、まっこと見事なコーディネートで、パネリストの皆さんからこぢゃんと興味深いお話しを引き出してくださったがやき。ご苦労様でしたぜよ。
皆さんのお話しを聴きよったら、まっことまさに道の駅こそ、地域活性化の核であり、最先端スポットながやないかと思いだいてきたがやき。こぢゃんと学びになる楽しいお話しを、まっこと感謝感謝ながぜよ。
地元NHKさんや高知新聞社さんらあの取材も来られ、大好評の拍手喝采で終了したシンポジウムのお次は、ちくと休憩をしてから、会員の皆さんだっけ残っていただき、平成20年度総会を開催したがよ。
まずは、清原先生の司会で始まり、坂本正夫副会長(県立歴史民俗資料館元館長)さんのご挨拶。続いては議長選出。理事長であるワシが議長を務めさいていただき、審議を進めることになったがぜよ。
まずは会員の状況。平成20年3月31日現在、会員60名、賛助会員14団体ながよ。続いては平成19年度活動報告。ホップした19年度っちゅうことで、ご紹介さいていただいたがやき。
ほんで平成19年度の収支決算と監査報告。こちらについちゃあ、まっこと申し訳ないがやけんど、いろんな手違いで監査が間に合わんかったがよ。ほんで、決算書(案)の数字は間違いないけんど、監査を受けてないっちゅうことで、今後は理事会に一任いただき、後日正式な決算書を皆さんに送らいていただくっちゅうことで、ご承認をいただいたがやき。まっこと申し訳ございませんでしたぜよ。
続いては、平成20年度事業計画について。ステップする20年度っちゅうことで、事業計画をお話しさいていただいたがやき。ほんで、20年度の収支予算(案)についてのご紹介をさいていただき、無事ご承認をいただいたがよ。
続いては、役員の選出について。現在2名の監事さんのうち1名欠員が出ちゅうき、高知女子大学文化学部教授の橋尾直和先生にお願いし、ご承認をいただいたがやき。
以上で、無事「平成20年度総会」は終了。お次の懇親会までの合間に、ちくと理事メンバーの皆さんに集まっていただき、理事会を開催したがやき。前回の4月2日の理事会は、実際は平成20年度第1回の理事会やき、今回が平成20年度第2回の理事会ながよ。
まずは総会でもお詫びした平成19年度の決算と監査について。今月中にゃあキチンと監査を受けて、次回のニュースレターに同封することに決まったがやき。
あとは、年報の送り先についてや、ニュースレターの発行についてや原稿についてらあが話し合われ、続きは今月末の次回理事会にてっちゅうことになったがぜよ。
その後は、お疲れ様の懇親会。いっつもの「ちゃのま」さんで、10名のメンバーにて開催したがぜよ。バネリストのお一人やった畦地さんにもお越しいただき、おいしいお酒を酌み交わしもって、こぢゃんと会話が弾んだがやき。
また、帯屋町筋次世代委員会委員長の早川賢治(早川企業 取締役)さんにもご参加いただいたがよ。実は土佐学協会は「秋の収穫祭」を商店街とコラボして開催しょうと計画しちょって、そんな関係でご参加いただいたがやき。こちらも、おいしいお酒を酌み交わしもって、こぢゃんと会話が弾んだがぜよ。
年報、そして大会と、「土佐学協会」の皆さん、まっことご苦労様でした。ありがとうございました。心から感謝申し上げます。また、いろいろ大会の準備らあをお手伝いいただきました高知女子大学の学生の皆さんにも、心から御礼申し上げますぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社