2019年11月30日
幸せの言の葉〈1312〉
「一歩踏み出せるやったら、もう一歩も踏み出せるぜよ。」(トッド・スキナー)
アメリカ合衆国の登山家でフリークライミングの第一人者、トッド・スキナー(1958〜2006)さんの言の葉ながやき。
なんぼ準備をしたち、なんぼ練習をしたち、これで完璧っちゅうこたぁないがよ。
ほんじゃき、ある程度準備や練習をしたら、とにかく行動に移してみること、まずは一歩踏み出してみることが大事ながやき。
世の中にゃあ、この一歩を踏み出す勇気がのうて、日の目を見んまんま葬られてしもうた素晴らしい企画や最高のアイデアが、それこそ山のようにあるがよ。
ある程度準備や練習をしたら、とにかく勇気を出して一歩を踏み出してみることで、その行動する中で考えもって、修正を加えもって、次の一歩に活かしもって行動していくことながやき。
とにかく、まずは一歩さえ踏み出しゃあ、次のもう一歩はかなり簡単になり、その次の一歩も、そのまた次の一歩も、簡単になるがよ。
こうして、それまで世の中になかった新しい価値が、素晴らしい企画や最高のアイデアが、日の目を見ることになるがぜよ。
Posted by tsukasabotan at
09:00
│
Comments(24)
2019年11月29日
2019年11月28日
2019年11月27日
2019年11月26日
2019年11月25日
2019年11月24日
幸せの言の葉〈1311〉
「変わるっちゅうんは、何ひとつ変わらんように見えちょって、いつか気がつきゃあ大きゅう変わっていくことぜよ。」(長田弘)
福島県出身の詩人・児童文学作家・文芸評論家・翻訳家・随筆家の、長田弘(1939〜2015)さんの言の葉ながやき。
人は、間違いのう変わることができるがよ。
けんど、ある日突然、生まれ変わったかのようにガラリと変わることらあて、普通は滅多にあるもんやないがやき。
目に見えんような、誰もが気がつかんレベルのちんまい変化を、積み重ね積み重ねする中で初めて、人は変わることができるがよ。
その変化はあまりにちんまいき、周りから見りゃあ何ちゃあ変わってないように見えるがやき。
けんど、「継続」と「時間」っちゅう魔法を使やあ、いつの間にか生まれ変わったかのように大きゅう変わることができるがよ。
大きゅう変わりたかったら、急に大きゅう変わろうとしちゃあいかん。
大きゅう変わりたかったら、逆に一歩ずつ一歩ずつちんまい変化を積み重ね、そこに「継続」と「時間」を加えて初めて、大きゅう変わることができるっちゅうことながぜよ。
Posted by tsukasabotan at
09:00
│
Comments(6)
2019年11月23日
幸せの言の葉〈1310〉
「一歩ずつ運びゃあ山やち移せる。」(白川静)
福井県出身の漢文学者・東洋学者で、立命館大学名誉教授、白川静(1910〜2006)さんの言の葉ながやき。
結局、誰もが驚くような偉業を成すにゃあ、いきなり凄いことをしょうとしたちイカン、ちんまいことを積み重ね積み重ねして、地道に一歩ずつ進むしかないっちゅうことながよ。
大きな成果を手に入れるためにゃあ、何か大きな手を打たにゃあイカンと、人間誰しも勘違いしてしまいがちながやき。
けんどそういう時にゃあ大抵、フルスイングの空振り三振に終わってしまうもんながよ。
大きな成果も、誰もが驚くような偉業も、奇跡のような大成功やち、結局はちんまいことを積み重ねることでしか、成し遂げるこたぁできんっちゅうことながやき。
人間がたった1人でスコップを使うて一歩ずつ土を運ぶっちゅう、地味で地道で、誰もがバカにするような行為やち、長い年月を積み重ね積み重ねすりゃあ、山を移動させるっちゅう奇跡を起こすことやちできるがぜよ。
Posted by tsukasabotan at
09:00
│
Comments(4)
2019年11月22日
2019年11月21日
2019年11月20日
2019年11月19日
2019年11月18日
2019年11月17日
幸せの言の葉〈1309〉
「期待値がゼロまで下がりゃあ、自分に今あるもんすべてに間違いのう感謝の念が湧くがぜよ。」(スティーヴン・ホーキング)
「車椅子の物理学者」としても知られちゅう、大英帝国勲章(CBE)も受勲したイギリスの理論物理学者、スティーヴン・ホーキング(1942〜2018)さんの言の葉ながやき。
ホーキングさんは、学生時代に筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症したとされちゅうがよ。
ALSは、発症から5年ばあで死に至る病やと言われちょったき、そりゃあホーキングさんにしてみりゃあ、発症当時は期待値がゼロどころか、マイナスまで下がりまくっちょったはずながやき。
けんどそん時、ホーキングさんは気づいたがよ。
今の自分に無いもんを探して悔やんだりしたち、何の意味もないっちゅうことに。
ほんで、たとえALSを発症したち、まだ自分が持っちゅうもんがあるやいかと気づき、そのすべてに対して心の底から感謝したはずながやき。
その感謝の念が、天才理論物理学者スティーヴン・ホーキングを生んだっちゅうことながよ。
ほいたら、五体満足なワシらあが、自分にないもんばっかしを欲しがりよっちゃあ、天国のホーキングさんに笑われてしまうがやき。
自分に今あるもんのすべてに心の底から感謝すること、すべてはそっからスタートするがぜよ!
Posted by tsukasabotan at
09:00
│
Comments(4)
2019年11月16日
幸せの言の葉〈1308〉
「学校の成績と、仕事での数字の最大の違い。そりゃあ、学校じゃあ70点をとりゃあ落第せんけんど、仕事じゃあ常に100点を目指さにゃあいかんがよ。1点足りん99点じゃあ、失敗っちゅうケースが往々にしてあるがやき。そりゃあ、ほんの1か所のチェック漏れが大事故やリコールまで発展する可能性があるきながよ。ほんじゃき100%を目指し、ギリギリまで粘る心の強さは、仕事のプロとしての第一条件ながぜよ。」(長谷川和廣)
経営者・実業家で、経営コンサルタントでもあり、ノンフィクション作家でもある、長谷川和廣(1939〜)さんの言の葉ながやき。
この言の葉は、まっことこれ以上何の説明も必要ないがやないろうか。
このまんまを胸に刻み込んじょきたいばあの言の葉ながよ。
結局、学校でどれっぱあ天才と言われようと、どれっぱあ努力に努力を積み重ねて学びに学んだとしたち、所詮は学校ながやき、仕事のプロの姿勢や厳しさたぁ天と地ばあの開きがあるっちゅうことながやき。
学校で全てのテストで99点をとりゃあ天才と言われるろうけんど、仕事で99点をとって1点足りんかったら、ボロカスに言われてしまうこともあるばあ厳しい世界が、ビジネスの世界やっちゅうことながよ。
考えてみりゃあ、ビジネスの世界じゃあ、たとえ今現在100点満点やったとしたち、明日になったら新しい手法が見つかって、120点が満点になったりするもんながやき、「これで満点や!」と思うたち、そっからさらにギリギリまで粘りに粘るばあの気概がなけりゃあ、真の仕事のプロたぁ言えんっちゅうことながぜよ。
Posted by tsukasabotan at
09:00
│
Comments(0)
2019年11月15日
2019年11月14日
2019年11月13日
2019年11月12日
2019年11月11日
2019年11月10日
幸せの言の葉〈1307〉
「最大の危険は、目標が高すぎて、達成できんことやない。目標が低すぎて、その低い目標を達成してしまうことぜよ。」(ミケランジェロ)
イタリア盛期ルネサンス期の彫刻家、画家、建築家、詩人で、西洋美術史上のあらゆる分野に大きな影響を与えた芸術家、ミケランジェロ(1495〜1564)さんの言の葉ながやき。
人間誰やち、あんまり高い目標を設定して達成できんかったらどうしょうと考えてしもうて、低い目標を設定してしまいがちながよ。
けんど、かの天才ミケランジェロさんは、目標が高すぎて達成できんことよりか、目標が低すぎてそれを達成してしまうことの方を、最大の危険やと喝破するがやき。
高い目標を設定してそれを達成できざったとしたち、自分自身をブラッシュアップして、また再チャレンジすることができるがよ。
けんど、一度低すぎる目標を設定してそれを達成してしもうたら、なかなかその低すぎる目標の誘惑から逃れられんなってしもうて、もう二度と高い目標に挑戦しょうたぁ思えんなってしまいがちやっちゅうことながやき。
ほいたら、どういたらえいがかっちゅうたら、まずは高い目標を設定しちょいて、そん中で一合目、二合目っちゅう具合に、中間目標をいくつも設定しちょきゃあえいっちゅうことながぜよ。
Posted by tsukasabotan at
09:00
│
Comments(2)
2019年11月09日
幸せの言の葉〈1306〉
「失敗は一度で充分、らあて考えるがは、現実的のようで非現実的ながやき。人間がものごとを成就するにゃあ、一度はおろか、二度、三度の失敗じゃあ充分やないがよ。何度も何度もくりかえして、ようやっとプラスをつかむことができるがぜよ。」(外山滋比古)
お茶の水女子大学名誉教授で、英文学者、言語学者、評論家、エッセイストで文学博士の、外山滋比古(1923〜)さんの言の葉ながやき。
人間は、誰やち失敗が好きやないき、できるだっけ失敗は少ないほうがえいと思い込んじゅうもんながよ。
けんど、確かに外山さんの言の葉の通り、現実にゃあ二度三度の失敗やち、充分やないがやき。
何度も何度も、失敗をくりかえして、ようやってプラスをつかみ、さらにそっから何度も何度も失敗を積み重ねて、ようやっとものごとを成就することができるっちゅうんが現実ながよ。
ほいたら、失敗だらけの人生を歩む道こそが、実は現実的な成功への近道やっちゅうことながやき。
失敗だらけが成功への近道やとしたら、ワシらあはまっとまっと失敗し、失敗を愛するばあにならにゃあいかんっちゅうことながぜよ。
Posted by tsukasabotan at
09:00
│
Comments(6)
2019年11月08日
2019年11月07日
2019年11月06日
2019年11月05日
2019年11月04日
幸せの言の葉〈1305〉
「いわゆる頭のえい人は、言わば足の早い旅人のようなもんながよ。人より先に人の行かん所へ行き着くこともできる代わりに、途中の道ばたあるいはちょっとしたわき道にある肝心なもんを見落とす恐れがあるがぜよ。」(寺田寅彦)
「天災は忘れた頃にやって来る」っちゅう言葉で有名な、高知県出身の物理学者・随筆家・俳人の、寺田寅彦(1878〜1935)さんの言の葉ながやき。
世の中に、何らかの業績を残すことができる人っちゅうんは、頭がえいか悪いからあは関係ないっちゅうことながよ。
頭のえい人は、頭のえい人しか見つけれんような、まだ誰っちゃあ知らんような所で、世の中に業績を残すことができるっちゅうだっけのことながやき。
一方、あんまり頭のようない人は、頭のえい人が見落としがちの、途中の道ばたやちょっとしたわき道にあるようなもんを・・・案外それが往々にして肝心なもんやったりするがやけんど・・・見つけることができ、そこから世の中に業績を残すことができるっちゅうことながぜよ。
Posted by tsukasabotan at
09:00
│
Comments(32)
2019年11月03日
幸せの言の葉〈1304〉
「毎日掃いたち落葉がたまる。これが取りも直さず人生ながぜよ。」(田山花袋)
「蒲団」「田舎教師」らあの作品で知られちゅう、自然主義派の代表的作家、田山花袋(1872〜1930)さんの言の葉ながやき。
毎日掃いたち落葉はたまるし、どれっぱあ度々掃除したちチリやゴミは出るもんやし、どんなに全力投球で仕事をしたち全てが無に帰すことやち、ようあることながよ。
けんど、ほいたら落葉を毎日掃くことも、チリやゴミを掃除することも、全てが無に帰すことになる仕事に全力投球することも、全部が無駄なことかっちゅうたら、そうやないがやき。
たとえ毎日落葉がたまろうとも掃く、たとえナンボやちチリやゴミが出ようとも掃除する、たとえ全てが無に帰そうとも全力投球で仕事をする・・・そんな一見無駄な努力に見える日々のちんまい積み重ねが、積み重なり積み重なりしゆうなかでのみ、人間は着実に成長していくっちゅうことながぜよ。
Posted by tsukasabotan at
09:00
│
Comments(20)
2019年11月02日
幸せの言の葉〈1303〉
「与えられた仕事のなかで、自分は何ができるかを考え、答えを見つけたら実行する。その繰り返しが、いつの間にか力を貯えることになり、隠れちょった自分の才能が目覚めていくがぜよ。」(斎藤茂太)
モタさんの愛称で親しまれた、精神科医であり著述家・随筆家の、斎藤茂太(1916〜2006)さんの言の葉ながやき。
自分の才能が見つからんとかっちゅうて、自分探しに躍起になって、会社をコロコロ転職したり、「今の仕事は自分の天職やない」とかっちゅうて手を抜いたりしゆう人が、少のうないがやないろうか。
そんな人は、結局自分の才能らあ、いつまで経ったち目覚めるこたぁないっちゅうことながよ。
たとえ今は天職たぁ思えんような仕事をしよったとしたち、与えられた仕事のなかで、自分は何ができるかを真剣に考えて、答えを見つけたら実行するっちゅうんを、一所懸命に繰り返し繰り返ししよったら、それがいつの間にか力を貯えることになるがやき。
ほんで、それが隠れちょった自分の才能を目覚めさせることにつながっていくっちゅうことながよ。
正しい才能の見つけ方、ホンマの才能の目覚めさせ方っちゅうんは、そういうことながぜよ。
Posted by tsukasabotan at
09:00
│
Comments(8)
2019年11月01日