2020年05月31日

幸せの言の葉〈1370〉

「馴れるっちゅうことは何と恐ろしいことやろう。馴れることによって、感謝すべきことさえ不満の種になってしまうがやき。」(三浦綾子)


大ベストセラー「氷点」の著者として知られちゅう、北海道出身の女性作家、三浦綾子(1922〜1999)さんの言の葉ながよ。


人間の習慣の力っちゅうんは最強やき、到達不可能やと思われるような未到の領域にやち、毎日毎日一歩一歩コツコツと進んで行くっちゅうことを習慣にできりゃあ、それほど辛い思いもせんと、いつしか目的地に到達することができるもんながやき。


けんど、その最強の習慣の力は、逆にも働くっちゅうことを、知っちょかにゃあいかんがよ。


つまり、心の底から感謝するような、こぢゃんと有り難い出来事があったとしたち、いつしかそれが当たり前になって、馴れてしもうたら、感謝するどころか、逆に不満の種になってしもうたりするがやき。


世の中の大半の夫婦関係らあて、まさにその代表やないかよ。


付き合いだしたばっかしの時、あるいはプロポーズが受け入れられた時、どれっぱああらゆることに感謝しつろうか。


夫婦となって、一緒におることが当たり前になってしもうたら、本来感謝すべきことやに、不満の種になってしもうちゃあせんかよ?


いま、コロナ禍で、かつて当たり前やったいろんなことが、当たり前やないなっちゅうがやき。


アフターコロナの世界は、みんなあが当たり前のことに心から感謝し合えるような、そんな素敵な世界にしたいもんながぜよ。



  

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2020年05月30日

幸せの言の葉〈1369〉

「人間の力は、全部出し切らんと増えんがやき。出し切らんずつに溜めりゃあ逆に減ってしまうがぜよ。」(山口良治)


伏見工業高等学校ラグビー部監督時に、無名の公立高校を全国制覇に導き、テレビドラマ「スクール☆ウォーズ」の主人公のモデルにもなった教師、山口良治(1943〜)さんの言の葉ながよ。


スポーツやち学問やち仕事やち何やち、どういたち人間は、どっかでエネルギーを出し惜しみしてしまうもんながやき。


いざっちゅう瞬間に人間は、次のチャンスのために余力を残しちょこうと考えてしもうて、全力を出し切らんずつ溜めちょこうとしてしまうがよ。


そりゃあ一見、正しいように見えるけんど、実はそんな考えと行動が、伸び盛りの人間の成長を阻む要因になってしまうっちゅうことながやき。


どんな世界でやち、人間は自分の限界を超えてエネルギーを出し切ったときに、限界のレベルが上がる、すなわち大きゅう成長しちゅうっちゅうことながよ。


どんなちんまい仕事やち、もったいぶったり出し惜しみしたりせんと、全エネルギーを出し切って、全力で事にあたりゃあ、そのたんびにおまさんの限界のレベルは上がっていく、つまりおまさんは成長し続けていくっちゅうことながぜよ。


  
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2020年05月29日

コロナ禍で運命を分かつ!「卑屈」か「堂々」かぜよ!

 まっこと長かったコロナ禍における緊急事態宣言が解除され、やっと収束の仄かな灯りが見えてきたっちゅう感じながやき。


 まだまだ油断は禁物やけんど・・・。


 そんなコロナ禍じゃあ、平和な日常時にゃあ分からんかったことや、気づかんかったことらあが、ハッキリと見えてきたりすることが少のうなかったがよ。


 ほんで、この状況下でいろんなお店や会社らあを見よったら、コロナ収束後に衰退するか発展するかが、おそらくすぐに見分けられるっちゅう、ある点に気づいてしもうたがやき。


 そりゃあお店や会社の方々の、言動や態度や雰囲気らあから醸し出されるもんながやけんど、「卑屈」か、「堂々」か、どちらに近いかっちゅう点ながよ。
写真2 堂々写真1 卑屈

 このコロナ禍じゃあ、ほとんど全てのお店や会社が、大きなダメージを被っちゅうきに、みんなあ大変な苦労をしゆうこたぁ分かっちゅうがやき。


 そんな中で、お店や会社に訪れた人に対しての言動や態度や雰囲気が、「卑屈」の方に振れちゅうとしたら、そりゃあコロナ収束後にゃあ、衰退していく可能性が高いと言わざるを得んがよ。


 「卑屈」っちゅうんは、必要以上に自分自身を卑しめたり、意気地のない態度を取ったり、いじけたりする様子ながやき。


 何でそういう状態になるかっちゅうたら、もちろんコロナ禍で経営が逼迫しちゅうきながやけんど、よう考えたら、そりゃあ自分くだけやないし、さらに考えりゃあ一番大切なお客様やち大変な状態ながよ。


 そこに気がつかんまんま、自分くのことしか考えてないきに、「卑屈」になっちゅうっちゅうことながやき。


 つまり、大変な時に、自分くのことしか考えることができいで、お客様のことらあ考えることができんようなお店や会社は、コロナ収束後に、発展していくことらあ難しいっちゅうことながよ。


 一方、訪れた人に対しての言動や態度や雰囲気が、「堂々」の方に振れちゅうお店や会社は、コロナ収束後にゃあ、そりゃあ発展していく可能性が高いがやき。


 「堂々」っちゅうんは、どっしりとした立派さを感じさせるさま、威厳を感じさせる様子っちゅう意味ながよ。


 何でコロナ禍で経営が逼迫しちゅう中においてやち、そういう状態でおれるかっちゅうたら、そりゃあ大変ながは自分くだけやない、しかも一番大切なお客様やち大変な状態やっちゅうことに気がついちゅうきながやき。


 自分が大変な状況においてやち、他人の幸せを祈ることができるような人は、その姿は「堂々」として見えるもんながよ。


 つまり、自分が大変な時にやち、しっかりとお客様のことを考えることができるお店や会社は、コロナ収束後に、発展していくことができるはずやっちゅうことながやき。


 何かちっくと偉そうなことを書いてしもうたけんど、こりゃあ自分自身と自分の会社に対する戒めの意味も込めたもんながよ。


 実は恥ずかしながら、ワシゃあかつて若かりし頃、自分くの会社の経営状態が大変やった時に、ちっくと「卑屈」の方に振れた言動をしたことがあったがやき。


 そん時に、大先輩の蔵元の社長から、「苦しい時やち、堂々としちょらにゃいかん!」っちゅうて、戒められたことがあったがよ。


 確かそん時ゃあ、何で苦しい時に堂々としちょらんといかんがかの、その深い意味がよう分かってのうて、そんなんただのカラ元気やないがかと思うたりしたような気がするがやけんど、今やったらそん時の大先輩社長の言葉の真意が、よう理解できるがやき。


 ほんじゃき、このコロナ禍で、こりゃいかん、自分はちくと「卑屈」の方に振れちょったかもしれんっちゅうて気づいた方は、今すぐ自分くの大切なお客様のことを考えて、この状況下でお客様の幸せのために何かできるこたぁないかと、一所懸命考えてみることながよ。


 そうすりゃあ、人間は同時に2つのことを考えるこたぁできんきに、自分のことらあ頭から飛んでしもうて、周りから見りゃあその姿は「堂々」として見えるっちゅうことながぜよ。















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2020年05月28日

「こうち食べる通信」の「松原ミート」のハムと小夏で絶品酒肴ぜよ!

 今回はまず、先日ワシんくに届いた、「こうち食べる通信」第5号(https://taberu.me/post/backnumber/12970.html )をご紹介さいていただきますぜよ。
旬写真1 こうち食べる通信旬写真2 裏表紙

 ワシゃあこの情報誌を定期購読しゆうがやけんど、その号に特集されちゅう食材も一緒に届けられるっちゅう、ちくと珍しい「食べる季刊誌」ながやき。













 ほんで第5号は、「松原ミート」(https://matsubarameat.jimdofree.com/)の特集で、松原さんの手作りシャルキュトリ(食肉加工品)4種と、「竹七屋」の小夏がセットになって送られてきたがよ。



 そのシャルキュトリは、「力豚のスモークソーセージ」、「土佐あかうしと力豚のサラミ」、「力豚のベーコン」、「力豚と小夏のハム」っちゅう4種類やったがやき。
旬写真3 5月号セット内容旬写真4 シャルキュトリ4種
















旬写真5 力豚と小夏のハム画像

 本誌を見たら、スライスした小夏をハムに巻き付けちゅう、何とも旨そうな画像が掲載されちょって、それが「力豚と小夏のハム」やったがよ。













 こりゃあ是非、この「力豚と小夏のハム」と「小夏」を使うて、小夏尽くしの酒の肴を作りたいっちゅうことで、「松原ミートの手作りハムと小夏とモッツァレラチーズのサラダ」を作ることにしたがやき。
旬写真7 小夏旬写真9 松原ミートの小夏のハム













 ちなみに、ちくと前まで高知市にお店を構えられちょった「松原ミート」の松原浩二さんは、かつてフランスのバスク地方に住まれちょって、キントア豚を復活させてミシュランガイドの表紙を飾ったこともあるオテイザさんの下で働かれよった、実は世界レベルの技術を持つシャルキュティエ(食肉加工職人)ながよ!
旬写真6 松原ミート商品と買える店

 松原さんは、2016年5月に高知に移住し、肉バル「松原ミート」をオープン。


 2019年より食肉加工免許を取得し、手作りの無添加シャルキュトリ(食肉加工品)の加工から販売、飲食店までの全てを手がけられよったがやき。


 そんな「松原ミート」は、実はワシの大好きなお店の1つやったがやけんど、食肉加工販売だっけで生計を立てたいっちゅう思いが強うて、飲食店である「松原ミート」を遂に閉店され、香美市のご自宅に工房を構え、シャルキュトリ専門店「松原ミート」へと進化さいたがよ。


 直接小売はされてないきに、「松原ミート」のシャルキュトリをご希望の方は、「土佐山田ショッピングセンター・バリュー」(http://value-tsc.jp/ )各店や「鬼田酒店」(https://www.e-sake.ne.jp )らあにてご購入くださいや。


 ほいたら早速、「松原ミートの手作りハムと小夏とモッツァレラチーズのサラダ」を作ってみましょうかのう。


 ちなみに今回のサラダは、ハムと小夏の他に、新タマネギとキュウリとミニトマト、小さなボール状になったモッツァレラチーズを用意したがやき。
旬写真8 ドレッシング、トマト、キュウリ




 まずは新タマネギを薄うにスライスし、水につけてさらしちょくがよ。


 次に小夏を、リンゴの皮を剥くように、 白いワタ(アルベド)を残しもって皮を剥くがやき。



 次に小夏を切り分けるがやけんど、ここでこぢゃんと重要なポイントがあるがよ。


 小夏をサラダに使う時にゃあ、房の通りに切るがやのうて、芯の部分を避けもって、適当に薄めの乱切りにした方が、サラダとしての一体感が出て、食感も変わって、より美味しゅうなるがやき。
旬写真10 サラダ完成旬写真11 サラダ












旬写真12 サラダアップ

 続いてはキュウリを適当な大きさに切り、ミニトマトは水洗いしてヘタを取っちょくがよ。


 大皿に、水気をしぼったスライスタマネギを盛り、その上にキュウリ、ミニトマト、ボール状のモッツァレラチーズを乗せ、最後に「松原ミート」の手作りハムを、手でちぎって散らしゃあ、盛り付けは完成ながやき!


 今回、ドレッシングは「土佐清水食品株式会社」(https://tosashimizu.co.jp/c/all/t013 )の「宗田だしドレッシング小夏ノンオイル」を選ばいてもうたがよ。


 これで、サラダの具材としての小夏そのものと、小夏を巻き付けて風味を移した「松原ミート」のハムと、小夏のドレッシングっちゅう、小夏三役揃い踏みとなるがやき!


 さらに粗挽きの黒胡椒を、ガリガリっと振りかけたがよ。


 さあ、完成!見た目にも爽やかで、こりゃあ美味しそうぜよ!


 ほんで、さらにこの料理の美味しさを、倍増させていただくにゃあ・・・そりゃあやっぱし、この時期旬の日本酒を合わせていただくこと!・・・ながやき!


 今回は、「司牡丹・生鮮酒〈夏〉零下貯蔵生酒」(純米生酒)を用意さいてもうたがよ。
旬写真13 生酒旬写真14 生酒2
















 このお酒は、「日本酒にも生鮮があった!」をコンセプトに生まれた四季のお酒の夏バージョンで、夏しか飲めん旬の幻の日本酒ながやき。


 春先に搾られた純米酒の生酒を、そのままのフレッシュな風味を封じ込めるため、マイナス5℃以下で零下貯蔵。


 その爽やかな香りと軽快でなめらかな味わい、そして後口のキレの良さは、まさに日本の夏を心地良う彩ってくれ、夏の旬の食材の美味しさを倍増さいてくれるがよ!
旬写真15 生酒とサラダ旬写真16 生酒とサラダ2














 ほいたら早速、このお酒と料理を、合わせていただいてみましょうかのう。


 まずは「ハムと小夏とモッツァレラのサラダ」を一口・・・。


 おおっ!こりゃあ、マジでかなり美味しいがやき!


 小夏の風味がこぢゃんと爽やかで、まさに初夏にピッタリ!


 小夏果肉のジューシーで清々しゅうて上品な酸味とアルベド(白いワタの部分)のほのかな甘味、ハムの中からフンワリと立ち上がる小夏の香り、「宗田だし小夏ドレッシング」のだしの効いた甘酸っぱい味わいらあが、見事に融合し、小夏より小夏を感じさせもって、美しい「小夏三重奏」を奏でてくれるかのようながよ!


 さらに、「松原ミート」のハムのナチュラルな旨味とやわらかな塩味、モッツァレラチーズのクセのないミルキーなコク、ミニトマトのプチッと弾ける旨味、キュウリのシャキッと爽やかな食感、新タマネギの瑞々しい甘味らあが、「小夏三重奏」のバック演奏に加わり、あたかも心地えい初夏のシンフォニーが流れてくるかのようながやき!


 粗挽き黒胡椒もアクセントとしてバッチリえい仕事をしちゅうがよ!


 ・・・続いて、キーンと冷えた「零下貯蔵生酒」をキュッと・・・。


 ほいたら、「小夏三重奏」をメインとした初夏のシンフォニーが、一層膨らみを増した味わいに変化するがやき。


 そりゃああたかも、一楽団を追加したかのようながよ!


 ほんで、フルオーケストラで奏でられゆうかのような美味しさで、口から胃へ、そして全身へ、さらに心へと、沁みわたっていくがやき!


 ほんでその調べが、フェードアウトしていくかのように、余韻を残しもって、爽やかに消えていく・・・。


 ほいたら、またこのサラダが食べとうなる。食べりゃあ、またこのお酒が飲みとうなる。


 「サラダ」「生酒」「サラダ」「生酒」「サラダ」「生酒」・・・


 こりゃあ、交互にやりゃあ、なんぼやち飲み食いできそうな、見事なペアリングやと言えるがよ。


 「松原ミートの手作りハムと小夏とモッツァレラチーズのサラダ」・・・小夏が目立つ料理じゃああるけんど、「松原ミート」のハムのナチュラルな旨味とやわらかな塩味の底力が、このサラダをただのサラダやない、絶品の酒肴として成立させてくれちゅうがぜよ。

















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2020年05月27日

「ゲコノミクス〜巨大市場を開拓せよ!〜」ぜよ!

 今回のお薦め書籍は、「ゲコノミクス〜巨大市場を開拓せよ!〜」(藤野英人 著 日本経済新聞出版本部 2020年5月11日発行 1500円+税)っちゅう、何と!お酒を飲まん、下戸(ゲコ)のムーブメントがやってきたっちゅう書籍ながやき。


 「おいおい!酒造会社の社長たるもんが、何ちゅう書籍を紹介しゆうがな!」っちゅうて、お叱りを受けてしまいそうなけんど、実はこの書籍、酒類業界の方々は絶対に読んじょいた方がえい、特に日本酒の蔵元にとっちゃあ必読の書やといえるがよ!
写真1 ゲコノミクス写真2 ゲコノミクス 裏表紙

 何でかっちゅうたら、まず本書に掲載されちゅう衝撃の事実やけんど、厚生労働省の「国民健康・栄養調査」(平成29年)から、飲酒に関するデータ(全員20歳以上)を見てみりゃあ、「ほとんど飲まん」「やめた」「飲まん(飲めん)」と答えた人の合計は、何と55.4%やっちゅうがやき!


 つまり、20歳以上の日本人の半分以上はゲコノミストやっちゅう事実を、まずは全ての前提とせにゃあいかんっちゅうことながよ。


 しかも、その割合は年々増えていきゆうっちゅうがやき。


 ほんじゃき、酒類業界やったち、ゲコノミストの市場は、もはや無視するこたぁできんっちゅうことながよ。


 さらに、今後の世の中としちゃあ、「働き方改革」や「健康経営」の流れらあがあり、さらに「SDGs(持続可能な開発目標)」や「ダイバーシティ(多様性)」や「インクルージョン(包摂)」っちゅう考えらあが主流になっていきゆうわけやき、そっちの文脈からやち、もはや酒類業界はゲコノミストの目線を無視するこたぁできんっちゅうことになるがやき。


 さらに著者は、ゲコノミストにゃあ実に多様なタイプが存在しちゅうっちゅうて指摘するがよ。


 まずは、,酒が嫌いで体質的にも飲めんっちゅう「真性ゲコノミスト」、次に△酒は好きやけんど、ちびっと飲むだっけで体調が悪うなったりして体質的に飲めんっちゅう「酒好きゲコノミスト」、続いてはB亮租にゃあ飲めるけんど、実はお酒が嫌いっちゅう「酒嫌いゲコノミスト」、最後にい酒は好きやし、体質的にも飲めるけんど、何らかの理由で飲めん、飲まん、飲みとうないっちゅう「選択的ゲコノミスト」、この4つのタイプが大まかな4分類やっちゅうがやき。


 ほんでい砲磴◆△気蕕紡人佑癖々がおって、車の運転があるき飲めんとか、妊娠中・育児中のために飲めんとか、加齢、健康不安、病気、ドクターストップらあで飲めんとか、さらにゃあ仕事のパフォーマンスを出すために飲まんとかっちゅう、実にいろんな方々が存在しちゅうがよ。


 ちなみに、最近のアメリカやヨーロッパの、特にミレニアム世代にゃあ、あえてお酒を飲まん生き方を選択するっちゅう、「ソバー・キュリアス」がトレンドになっちゅうっちゅうがやき。


 「Sober」が「シラフ」の意味で、「Curious」は「ものを知りたがる/好奇心が強い」っちゅう意味やき、「飲まん」っちゅうことをポジティブに捉えた表現やっちゅうがよ。


 要するに、ゲコノミストは、実に多様性に富んじゅうっちゅうことで、そん中にゃあ、たとえ今はまったく飲んでくれんかったとしたち、将来的にお酒を飲んでくれる顧客になり得る人もおるっちゅうことながやき。


 ここ、こぢゃんと大事ながよ!


 ,凌佑鰐詰やとしたち、△砲磴▲船咼辰箸笋辰燭薜めるようになる人もちったぁおるろうし、の人やったちある時点から酒好きになる可能性もあるろうし、い凌佑蓮峅燭蕕の理由」がないなりゃあ飲みだしてくれたりするはずながやき。


 特に、疲弊が激しい日本酒業界にとっちゃあ、これまでほとんど未開拓やった、ライトユーザー市場の開拓がアフターコロナの命綱やといえるがやけんど、↓い諒々の中にこそ、そんなライトユーザーが潜んじゅうっちゅうことながよ。


 この書籍は、そんな日本酒業界の未来の顧客、ライトユーザーの生の声が、彼らの本音が満載やき、こぢゃんと学びになるっちゅうことながやき。


 さらに、本業は投資家である著者ならではの視点での、ゲコ市場開拓のヒントらあも満載で、さらにさらに終盤にゃあ、糸井重里さんと著者の「ゲコ×ゲコ特別対談」も収録されちゅうがよ。


 糸井さんも著者も、まったく飲めんっちゅうわけやないけんど、飲むこたぁやめたっちゅう方やき、ゲコノミストとノミストの両方の気持ちが分かるようなき、こぢゃんと参考になる対談やったがやき。


 「『ゲコノミスト』の活動っちゅうんは、『飲むやつはけしからん』っちゅう話やのうて、『飲まん人の気持ちもわかってや』っちゅうことと、飲まん人が楽しめる場所を増やそう、そうすりゃあみんなあが楽しゅうなるやいかっちゅうんが一番ながやき。」っちゅう著者の言葉にゃあ、まっことノミストとゲコノミストの両者に対する愛がこもっちゅうがよ。


 また、「酒飲みはちびちびやりもって、蕎麦屋で待ちゆうやいか。かまぼこと酒で。あるいは、アタリメとかで、蕎麦が来んうちに。うらやましいがやき。あの時間がワシらあにゃあない。」っちゅう糸井さんの言葉や、「男同士とかで、恋人でもないに、お酒をちびちび飲みもって、黙って時間が流れゆうけんど、ほんでも、えい感じ。ありゃあうらやましい。」っちゅう著者の言葉らあにゃあ、まっこと確かにと、思わず膝を打ったがやき。


 さらに糸井さんの、「やっぱり情報のやりとりっちゅうんは、情報といいゆう部分に、まっとすごい分量があるがやと思うたほうがえいがやないろうか。酒を飲んだときにちょっとうらやましいがは、意味にとらわれんところでのスキンシップに近いやりとりがあるからやないがかと。」っちゅう言葉にゃあ、ワシが常々語りゆう「日本酒はネットに勝る最強のコミュニケーションツール」に通じちょって、まさに我が意を得たりやったがよ!


 「ゲコノミスト〜巨大市場を開拓せよ!〜」・・・飲兵衛にもゲコにも面白うて、酒類業界に、特に日本酒業界に、いまこそ必読の書籍やといえるがぜ



















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2020年05月26日

世界初?!オンラインで「可杯」遊びのご案内ぜよ!

 さて今回は、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )にて、来月6月13日(土)に、「世界初?!オンラインで『可杯(べくはい)』遊び!」っちゅうイベントを開催さいていただきますきに、そのご案内ながやき。


 まずは、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )のサイトにアクセスしていただき、入会金も会費らあも何ちゃあいらん無料やき、会員登録をしていただきたいがよ。
写真1 オンラインで可杯遊び
 ほいたら今後は、「酔うちゅう部」内にて開催されるいろんなオープン飲み会に参加することが可能になり、また自身でも「酔うちゅう部」内にて様々な飲み会(オープン飲み会でもクローズ飲み会でもOK)を開催することができるようになるがやき。










 ほんで、「酔うちゅう部」内の飲み会の「開催予定」に掲載されちゅう、「世界初?!オンラインで『可杯(べくはい)』遊び!」っちゅうイベントの画像の部分をクリックしていただきゃあ、「この飲み会に参加する」ボタンが出てくるき、そちらをクリックしていただきゃあ、これにて予約は完了ながよ。
写真2 可杯遊び













 あとは、当日に「世界初?!オンラインで『可杯(べくはい)』遊び!」の画像の部分をクリックしていただきゃあ、開催時間になったら「飲み会をスタートする」ボタンが現れるきに、そちらをクリックしていただきゃあ、飲み会に入れるっちゅう流れながやき。
写真3 司牡丹の可杯写真4 司牡丹の可杯2












 ただし、参加人数の上限は20名様までやき、先着20名様を超えりゃあ満席になり、キャンセルが出んかぎりはもはや参加が叶わんなるき、ご参加ご希望の方は今すぐ!ご予約をお願い申し上げますぜよ!


 尚、今回のオンライン「飲み会」は、ワシゃあ高知県酒造組合理事長として開催さいていただくき、参加条件は土佐酒を用意することと、「可杯」を用意することの2点となるがよ。
写真5 司牡丹の可杯3

 「可杯」をお持ちやない方は、以下の司牡丹のサイトより購入可能ながやき。


http://tsukasabotan.co.jp/food_goods/bekuhai.html


 ところで、「可杯ち何ぜよ?」っちゅう方もおられるかもしれんき、以下にちくと「可杯」についてをご紹介さいていただきますぜよ。


 「可杯(べくはい)」っちゅうんは、お座敷遊びらあに使う座興用の杯のことで、漢文じゃあ「可」っちゅう字は文章の一番上にしか付かん、下にゃあ付かん字やきに、下に置けん杯のことを「可杯」と呼ぶがよ。


 「可杯」にもいろいろ種類があるがやけんど、土佐で一番メジャーながは、今回ご用意いただく、天狗・ひょっとこ・おかめからなる「三面杯」ながやき。


 天狗杯は鼻が長うて下に置いたら中の酒がこぼれるき、この鼻先まで酒が入るデッカイ杯を一気に飲み干さにゃあイカンがよ。
2020.5.26写真7 ひょっとこ杯

 ひょっとこ杯は口んところに穴があいちょって、指で穴をふさいで酒を注いで、これも一気に飲み干さにゃあ置けれんがやき。
写真7 ひょっとこ杯










 一番ちんまいおかめ杯だっけ普通やき、下にゃあ置けるがやけんど、女性の顔を地べたに置くわけにゃあいかんき、結局こちらも一気に飲み干さにゃあいかんがよ。


 遊び方としちゃあ、3つの面の図柄が描かれたコマを回して、止まったコマの軸が指したところに座っちゅう人が当たりで、出た図柄の可杯を使うて飲まにゃあイカンがやき。


 さらに土佐じゃあ、可杯のコマは「ベロベロの神様」の唄に合わいて、みんなあで手拍子しもって回すがよ。


「ベロベロの神様は
正直な神様よ
お酒(ささ)のほうへとおもむきゃれ
エェ、おもむきゃれ」


 歌詞の「お酒」の部分を、「男前のほうへ」とか「スケベのほうへ」とか一部変えて遊びゃあ、一層座は盛り上がるっちゅう訳ながやき。


 まっこと、豪快で陽気な土佐人の宴席に、これっぱあ似合う遊びはないがやないろうかのう!


 けんど、実はあんまり知られちゃあせん事実ながやけんど、この「可杯」、元々は土佐オリジナルの文化っちゅうわけじゃあないがよ。


 その歴史は意外と新しゅうて、昭和51年にウチの父親、司牡丹酒造の現相談役(当時社長)が、司牡丹のお酒と可杯をセットにして販売したががきっかけやったがやき。


 可杯は、古うは日本中にあった酒席のお遊びやったがやけんど、いつしかそれが廃れて、当時は祇園の花街らあの一部でしか遊ばれてなかったがよ。


 これをウチの先代が復活さいて、高知で流行らせたっちゅう訳ながやき。


 さらに元々は、可杯と「ベロベロの神様」は別の遊びやったがが、高知の料亭らあでいつの間にか合体して、現在のような土佐スタイルのお座敷遊びに進化してきたがよ。


 これが土佐の地にあまりにもピッタリとハマってしもうて、今や「はし拳」とともに土佐を代表する酒文化、お座敷遊び文化、伝統にまでなってしもうたっちゅう流れながやき。


 ちなみに「可杯」の実際の遊び方らあについちゃあ、以下の「可杯」の販売サイトの「可杯の遊び方はこちら」をクリックしていただきゃあ、実際に可杯遊びをしゆうビデオ映像をご覧いただけるがよ。


http://tsukasabotan.co.jp/food_goods/bekuhai.html


 ほいたら、6月13日(土)19時(〜21時半)開催の「世界初?!オンラインで『可杯』遊び!」(https://youtu-bu.jp )にて、皆さんと楽しゅう可杯遊びで盛り上がれますことを、こぢゃんと楽しみにしちょりますぜよ!

















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2020年05月25日

「酔うちゅう部」で「司牡丹社長と『司牡丹』を堪能する会」ぜよ!

 5月23日(土)は、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )にて18時半から、「司牡丹社長と『司牡丹』をジックリ堪能する会」が開催されたがやき。
写真1 司牡丹を堪能する会

 今回は、「酔うちゅう部」上限人数の20名(ワシ含む)にて開催したところ、18名(ワシ含む)の方々が申し込みいただいちょって、まっこと有り難いことながよ。







 ちなみに今回ワシが用意さいてもうたお料理は、ワシの大好きなお店「座屋(IZARIYA)高知」さんのテイクアウト「座屋弁当」やって、まあ見てちやこの豪華で旨そうなメニューの数々を!
写真2 座屋弁当メニュー2020.5.25写真3 座屋弁当












 しかも、今回用意さいてもうたお酒は、司牡丹人気ナンバーワン「船中八策」のプレミアムバージョン「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)やったがやき。
写真4 船中黒と座屋弁当写真5 船中黒と座屋弁当2













 この日の前日に今年の新酒が出荷開始となったばっかしで、ワシゃあこの酒は食中酒の最高峰やと思うちゅうき、まっこと会のスタート前から待ち遠しゅうてヨダレがあふれてくるがよ!


 さて開会時間になったら、次々と参加者の方々が登場してくださったがやき。


 まずは9名(ワシ含む)にて、1回目の乾杯をしたがよ。
写真6 9人でスタート

 ほんで、順番に居住地域と用意したお酒と料理らあについて、語っていただいたがやき。
写真7 オンライン宴会風景









 高知からはワシだっけで、他は福岡2名、香川、広島、京都、愛知、東京、さらに何とカナダ!からもご参加いただき、まっこと嬉しいかぎりながよ!


 ほんで、用意してくださったお酒は、定番の「船中八策」(超辛口・純米酒)と「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)が何名かと、「日土人(ひとびと)生酒」(永田農法・純米生酒)「司牡丹 AMAOTO」(純米酒)らあで、さすがにカナダの方は司牡丹が手に入らんかったっちゅうことやって、「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)やったら手に入りますぜよっちゅうて、お伝えさいてもうたがやき。


 しかし、カナダは時差があり、朝の6時ばあやっちゅうことで、「酔うちゅう部」を運営していただきゆう「土佐酒アドバイザーアソシエーション」代表の山崎酒店の山崎さんのご友人やっちゅうことで参加してくださり、まっこと有り難いことながよ。


 飲んで食べて語り合うて、ちくと盛り上がりよったら、10人目にゃあ、愛媛の近藤酒造の近藤さんが入ってきてくれたがやき。
写真8 近藤さん入る

 しかも、珍しゅうルールを守って、自分くの酒やのうて、「金凰司牡丹」(本醸造酒)の1升瓶を用意してくれちょったがよ。


 再びみんなあで乾杯をして、さらに盛り上がったがやき。


 ちなみに近藤さんともう1人キリンさんの名前で参加してくださっちゅう小島さんは、ワシと一緒に「四国酒蔵88ヶ所巡り」(https://sake88.info )っちゅう企画の運営メンバーやっちゅうて紹介さいてもうたがよ。


 ほいたら近藤さんが、帽子をかぶって愛媛のジュリーになったもんやき、福岡の田中さんも負けじと帽子をかぶって、さらにギターでジュリーの曲を弾き語りだいて、こぢゃんと盛り上がったがやき。
写真9 愛媛と福岡のジュリー!写真10 福岡のジュリーのギター!










 ほいたら広島からの参加の小松さんから、参加予定の土佐泥酔党の樺沢さんが、みんなあの映像や声は聞こえるけんど、どういたち入室できんっちゅう連絡が入ったっちゅうがよ。


 結局、いろいろチャレンジしてもうたがやけんど、樺沢さんは入れんかったがやき。


 まっこと申し訳ございませんでした!


 「酔うちゅう部」は、まだβ版で、これからさらに入りやすうバージョンアップしていきますきに、これに懲りんと、また次回も何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


 さて、11人目の山下さんは「船中生酒」を用意して福岡からの参加やって、これで福岡は最大の3名のご参加となったがよ。
写真11 11人目!

 福岡の原口酒店さんや田村酒店さんのご紹介のようで、まっことありがとうございます!


 またまたみんなあで乾杯して盛り上がったがやき。


 ほいたら、酔っぱろうた近藤さんが、「記憶無」Tシャツを持ってきて、みんなあバカウケやって、そのネタで大盛り上がりになったがよ。
写真12 記憶無Tシャツ!

 20時前ばあに、お1人の方が用事があるっちゅうて退出されたけんど、12人目の岡山からの中村さんが「かまわぬ」(きもと仕込純米酒)入ってきてくれたがやき。







 ありゃ?広島の小松さんがネコに変わっちゅうっちゅうて、みんなあ大爆笑やったがよ。
写真13 12人目!小松さん猫に!

 さらに、21時前にゃあ13人目に、兵庫から石富さんが入ってこられ、さらにみんなあで飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、盛り上がりまくったがやき。
写真14 13人目!









 ほんまは21時にて終了予定やったき、ここで何名かの方々は退出されたがやけんど、残ったメンバーでその後もさらに盛り上がりまくり、爆笑しまくりやったがよ。


 ふと気がつきゃあ、22時になっちょって、ワシもかなりのベロベロの酔っぱらいになっちょったき、これにて大団円のお開きとさいてもうたがやき。


 ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございました!


 そして、ご参加予定やったにご参加できんかった皆さん、まっこと申し訳ございませんでしたぜよ!















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2020年05月24日

幸せの言の葉〈1368〉

「九十九%の力を出しゆう時はしんどいけんど、一一〇%、一二〇%の力を出そうとした時、その人の根こそぎの力が出てくるがぜよ。」(津曲孝)


西宮市の洋菓子の名店ツマガリを1987年に設立し、2011年にゃあ「現代の名工」を受賞した、津曲孝(1950〜)さんの言の葉ながやき。


誰やち、長年ある程度仕事をしてきたら、自分の実力の限界っちゅうんが何とのう分かってくるもんながよ。


ほんじゃき、全力で事にあたろうとした時、自分の思うちゅう実力の九十九%ばあの力を出そうとするき、それがしんどうなる原因やっちゅうことながやき。


津曲さんは、実は自分の思うちゅう実力の限界よりか、1割り増しか2割り増しもの実力が潜んじゅうもんやっちゅうがよ。


つまり、自分が思うちゅう限界の1割り増しか2割り増しの目標を立てて、その力を出そうとすりゃあ、そん時に初めて隠れ潜んじょった根こそぎの力が溢れ出してくるっちゅうがやき。


そんな未知のパワーが溢れ出した時、しんどいらあて感覚は、どっかに吹っ飛んでしもうちゅうっちゅうことながぜよ!


  
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2020年05月23日

幸せの言の葉〈1367〉

「『いまがそん時、そん時がいま』・・・ホンマにやりたいと思うちゅうことがいつか来るやろう、その瞬間に大事な時が来るやろうと思うちょっても、いま真剣に目の前のことをやらん人にゃあ決して訪れん。憧れちゅうその瞬間こそ、実はいまながぜよ。」(外尾悦郎)


福岡県出身の彫刻家で、1978年からバルセロナのサグラダ・ファミリア教会の建設に携わり、現在は主任彫刻家を務める、外尾悦郎(1953〜)さんの言の葉ながやき。


この言の葉は、40年以上にわたりサグラダ・ファミリア建設に携わる中で、外尾さんが常に自らに言い聞かせてきたもんやっちゅうがよ。


誰やち、もし叶うことなら、いつかこんなことをやりたいとか、成し遂げたいとかっちゅう夢があるはずながやき。


けんど、いつかそれを仕掛けるチャンスが来るやろうと思うて、その機会を待ちゆうようじゃあ、そんなチャンスらあいつまで待ったち訪れんっちゅうことながよ。


実はそのチャンスっちゅうんは、「いまがそん時、そん時がいま」やっちゅうことながやき。


いま真剣に目の前のことをやりゆう中にこそ、おまさんの夢を成し遂げるためのチャンスが潜んじゅうっちゅうことながよ。


つまり、この大ピンチのコロナ禍の中にこそ、おまさんの夢を実現するタネが隠れちゅうっちゅうことながぜよ!

  
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2020年05月22日

「土佐酒ADV研修」打ち合わせと「37の会」オンライン飲み会ぜよ!

 5月20日(水)は、まずは14時から高知県酒造組合にて、技術委員会のメンバーらあが集まり、「第17回土佐酒アドバイザー研修」の打ち合わせが開催されたがやき。
写真1 土佐酒アドバイザー研修会議

 ちなみに「土佐酒アドバイザー」たぁ、酒国土佐を誇る土佐酒の特性と、その商品知識の普及、きき酒能力の養成向上を図り、豊かな食生活と日本酒文化の振興に寄与することを目的として、高知県酒造組合が主催する資格制度ながよ。


 詳しゅうは、高知県酒造組合のホームページ(http://www.kbiz.or.jp/kumiai/sake/)の「イベント」→「土佐酒アドバイザー」をクリックしてご覧くださいや。


 かつては、2年に1回程度の間隔で研修を開催しよったがやけんど、最近なかなかの人気で、4年前から今年まで5年連続で、今回で第17回目になり、これまでに452名の土佐酒アドバイザーが誕生し、各方面で活躍されゆうがやき。


 ほんで今年は、このコロナ禍やに有り難いことに、既に23名の受講生の方々が応募してくださっちゅうっちゅうがよ。


 そういうことやきに、できるかぎりの感染防止対策を徹底し、研修会を開催することになったがやき。


 ちなみに今回の日程は、令和2年6月10日〜8月19日の間、毎週水曜日(13時半〜15時40分)に延べ9回(+最終日は認定試験・8月12日は休講)開催の予定ながよ。


 コロナ対策、研修内容、きき酒実習内容、担当講師等々、みんなあでいろいろ打ち合わせして、15時過ぎばあにゃあ、打ち合わせは一旦終了したがやき。


 引き続き15時過ぎからは、「土佐酒アドバイザーアソシエーション」事務局の平野さんにもご参加いただき、関連別件のご報告ながよ。


 平野さんが事務局を務める、「土佐酒アドバイザーアソシエーション」は、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )も運営していただきよって、今後のためにも今回の「土佐酒アドバイザー研修」をビデオ録画さいていただきたいっちゅうお願いやったがやき。


 このビデオ映像がありゃあ、あとは「きき酒実習」用の土佐酒が用意できりゃあ、将来的にゃあ東京や大阪らあの遠隔地の方々や、平日の昼間に出席の難しい方々らあでも、「土佐酒アドバイザー」の資格を取得できることにもつながるき、ワシらあにとったち、まっこと有り難いご提案ながよ。


 平野さん、是非とも宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


 こうして16時前ばあにゃあ、打ち合わせは全て終了したがやき。


 さて、ワシゃあその後は、ちくと酒造組合事務局の秋久さんと打ち合わせらあをしてから、「ブラッセリー 一柳」さんにテイクアウトのオードブル弁当をお願いしちょったき、それを引き取りにうかごうたがよ。
写真2 37の会クローズ飲み会












写真3 一柳 オードブルテイクアウト写真4 一柳 オードブルテイクアウト2














写真5 一柳 オードブルテイクアウト3
 この日の晩は19時から、昭和37年生まれの同級生の集まり、「37の会(みなのかい)」の第198回が開催されるがやけんど、コロナ禍において、まだまだリアルにゃあ集まりにくいっちゅうことで、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )を使うて、初めてのオンライン飲み会を予定しちゅうがやき。


 こちらのお店の典子ママさんは、「37の会」のメンバーやし、またお料理はメッチャ旨いっちゅうことで、今回は「一柳」さんにテイクアウトをお願いさいてもうたがよ。


 さあ家に戻んて、いろいろ準備し、ワシゃあ18時50分にゃあ「酔うちゅう部」に入ってスタンバイしたがやき。


 ほいたらスッと、「37の会」幹事の西谷さんが入室してきたがよ。


 遅れて参加のメンバーが多いようやって、まずは2人で乾杯し、しばし久々にいろいろお話さいてもうたがやき。


 考えるこたぁおんなじで、西谷さんも「一柳」さんのオードブルのテイクアウトやって、さらに「司牡丹・土州霞酒」(薄にごり純米酒)も用意してくれちょって、まっこと嬉しいかぎりながよ!
写真6 船中生と一柳オードブル写真7 船中生と一柳オードブル2














 ちなみにワシが用意したお酒は、もちろん今が旬の「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)やったがやき。


 「ブラッセリー 一柳」さんのフレンチオードブルは、どれもこれも素材の良さを生かした絶品料理やって、「船中生酒」と合わせていただきゃあ、さらに旨さが倍増し、いきなり箸もグラスも止まらんなったがよ。



 途中で何度か、バーコが入ってこようとしよったみたいなけんど、うまいことつながらんかったき、自宅からやのうてお店(ばぁこのばー)のパソコンから入るっちゅうて、連絡があったがやき。


 ほいたらちくと遅れて、マンボが入ってきたがよ。


 まずは3人で、オンライン乾杯ながやき。
写真9 3人の酒写真8 3人でスタート












 ちなみにマンボも、「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)を用意してくれちょって、まっこと嬉しいかぎり!


 マンボがとにかくシャベクリも行動も、笑かいてくれるもんやき、一気に盛り上がったがよ。


 用意しちょったスナック菓子の残骸を、袋から一気飲みするマンボにゃあ、大爆笑やったがやき。


 ちくと遅い長崎さんに電話してみたら、実はさっきから既に入っちょって、こっちからは全く見えも聞こえもせんけんど、向こうにゃあ見えて聞こえよったっちゅうがよ。


 マンボのスナック菓子の一気食いも見えちょって、大笑いしよったっちゅうがやき。
写真10 マンボのイッキ食い

 ここで一旦マンボが家事で抜けて、またも2人になってしもうたがよ。


 長崎さんに再接続やら、いろいろお願いしたら、何とか入ってこれたき、これで3人に。


 ほいたらもう1人、和田くんも入室したがやけんど、映像は見えるに声が聞こえいで、しばらくは映像を使うて筆談してもうて、またまた爆笑やったがやき。
写真11 4人に!










 何とか和田くんの声も聞こえだいたとき、いきなりマンボがバラの花を口にくわえて再登場し、またまたみんなあ大爆笑やったがよ。
写真12 マンボがバラくわえて!

 さらにその後は、マンボお得意の「文旦ムキムキ」をはじめて、「マンボーイーツでみんなあの自宅に届けてや!」っちゅう話になり、これまたみんなあに大ウケやったがやき。


 お!長崎さんは、「司牡丹・山柚子搾り」(柚子リキュール)を用意してくれちゅう!


 バーコがまだやったけんど、5人でまたまた乾杯し、盛り上がったがよ。
写真13 5人に!









 ほいたら、途中でチョコッとだっけバーコが入れたがやけんど、「眠い」っちゅう言葉を残して、再び入ってこんなったがやき。
写真14 一瞬6人に!

 お店で寝てしもうたがやろうか???


 かなり「酔うちゅう部」のつながりが悪うて、皆さんにゃあいろいろご迷惑をおかけしまくって、まっこと申し訳なかったけんど、オンラインたぁいえ久々に会えて楽しゅう会話もできて、大笑いもできたき、まっことこぢゃんと楽しかったがよ。


 「酔うちゅう部」は来月ばあにゃあ、さらにブラッシュアップして、つながりをこぢゃんと良うする予定やきに、これに懲りんと是非また来月あたり、オンライン飲み会の再チャレンジを、皆さん宜しゅうお願い申し上げます!


 こうして22時ばあにゃあ、初のオンライン開催の第198回「37の会」は、お開きとなったがやき。


 ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!




















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2020年05月21日

パソナ・南部靖之氏の「食の力 〜ニューミール政策〜」ぜよ!

 今回のお薦め書籍は、かのパソナグループ代表・南部靖之氏編の、「食の力 〜ニューミール政策〜」(南部靖之 編 株式会社財界研究所 2020年4月30日発行 700円+税)をご紹介さいていただきますぜよ。
写真1 食の力2020.5.21写真2 裏表紙
















 ちなみに確か1999年、当時ベンチャー三銃士と呼ばれよった、ソフトバンクの孫正義氏と、旅行代理店「H・I・S」の澤田秀雄氏と、人材派遣業パソナグループの南部靖之氏の3人が主役で、「平成・幕末世直し劇 いでよ龍馬」っちゅう芝居が東京で開催され、ワシも観劇さいてもうた記憶があるがやき。


 確か孫氏が坂本龍馬役で、澤田氏が勝海舟役で、南部氏は桂小五郎役やったと思うがよ。


 またその後2006年にゃあ、永田農法の創始者である故・永田照喜治先生に誘われて、東京・大手町の地下農場「PASONA 02」を見学さいてもうたこともあったがやき。


 そんなことらあがあって、パソナグループが農業分野や「食」について、いろいろ展開されゆうこたぁ知っちょったもんやき、新聞の週間ランキングでこの本を見つけたとき、思わず書店に走って購入しちょったがよ。


 まず、表紙のトーマス・エジソンさんの言葉が、グッとくるがやき。


 「未来の医者は、薬で人間を治療するがやのうて、栄養・食事によって病気を予防し、治すやろう」


 早うに、そんな未来が来てほしいと、まっことつくづく思うがよ。


 さて本書の中身けんど、まず第1章は、南部氏による「『ニューミール政策』を国民運動に」っちゅう内容ながやき。


 ちなみに「ニューミール政策」のネーミングは、ルーズベルト大統領の「ニューディール政策」から取ったもんで、正しい食と健康のあり方を提言するっちゅうことながよ。


 ほんで、パソナグループは、この「ニューミール政策」を次期経営ビジョンに据えるにあたり、具体的な5つの行動指針を掲げたっちゅうがやき。


【「ニューミール政策」五ヵ条】

一、食は健康な体を創る

二、食はこれからの医療を創る

三、食は芸術文化を創る

四、食は心豊かな人生を創る

五、食は豊かな未来を創る


/は健康な体を創る


 海外じゃあ日本料理が人気で、健康にえいっちゅうて評判やけんど、その一方で日本は、添加物の基準が緩い、使用可能な農薬の種類が多い、卵や豚肉の飼育環境基準が低い・・・らあの問題もあるっちゅうがよ。


 日本じゃあ当たり前のように売られゆう食品やち、海外じゃあ問題視されちゅうっちゅう例も、少のうないっちゅうがやき。


 ほんで、「ニューミール政策」の第一歩としちゃあ、働く人々が毎日食べるランチから、意識を変えていきたいっちゅうがよ。


 さらに、安全性に心配があると指摘されちゅう食品はなるべく選ばんっちゅう、社会的な意識を広めていきたいっちゅうがやき。


⊃はこれからの医療を創る


 生産や飼育方法らあにこだわった食材は、値段の高いもんが多いけんど、年を取ってから飲む薬代よりか、はるかに経済的やないかっちゅうがよ。


 医療の世界やち、東洋医学(漢方医学)が見直され、西洋医学を補完する統合医療が広がりゆうっちゅうがやき。


 ワシらあが普通に食べゆう野菜や果物やち、「衣食同源」を実践することができるっちゅうがよ。


 食事に気をつけることが、医療に頼らんと健康的な体をつくることにつながるっちゅうがやき。


 食を見直すことぁ、すなわち医療を見直すことやっちゅうがよ。


食は芸術文化を創る


和食は、食材の扱い方から、味付けの仕方、お客様へのサービス、おもてなしまでトータルで、「総合芸術」と言えるっちゅうがやき。


こうした食文化は、日々の生活のゆとりや心の豊かさにもつながり、ワシらあの人生に彩りを与えてくれるっちゅうがよ。


たは心豊かな人生を創る


健康のためにゃあ、笑顔で食べることも大切やっちゅうがやき。


家族や友人と笑顔で食卓を囲みゃあ、味覚や食の効能も変わってくるやろうっちゅうがよ。


1日3回の食事の時間は、人間が生きていく上で重要なもんで、健康な体づくりに加え、人とのつながり、新しい知見や発想を得るチャンスにもなるっちゅうがやき。


タは豊かな未来を創る


売り上げ、利益っちゅう株主価値の最大化や効率を目指す経営から転じて、社員の健康推進への取り組みで企業価値の向上を目指す、「健康経営」に注目が集まっちゅうっちゅうがよ。


 ちなみにパソナグループは、現在淡路島でさまざまな農業プロジェクトを手がけゆうっちゅうがやき。


 農業を通じた持続可能な社会の実現を目指すベンチャー、「タネノチカラ」らあやっちゅうがよ。


 ほんで、地方は、鮮度が高うてビタミンが失われちょらん収穫したばっかしの野菜や、キラキラとウロコが光る新鮮な魚であふれちゅうっちゅうがやき。


 豊かさの定義はさまざまやけんど、食に関しちゃあ、地方の方が豊かで、健康的やと言えるかもしれんっちゅうがよ。


 ワシらあ一人ひとりの未来をつくるがが、日々の心豊かな暮らしやっちゅうがやき。


 ほんで、すぐに実践できるがが、毎日の健やかな食事やっちゅうがよ。


 多くの人が共感し、試みてくれるような取り組みとして、この「ニューミール政策」を広めていきたいとし、一人ひとりの健康はもとより、「豊かな未来を創る」一つのムーブメントになりゃあうれしいっちゅうて、南部氏は締め括っちゅうがやき。


 その他は、第2章が「食と健康を考える・・・『食べ方』で血糖値上昇抑制」(健康科学博士 和洋女子大学教授 元厚生労働省栄養・食育指導官 古畑公氏)。


 第3章が「子供、若者、ミドル、シニア・・・[世代別]食の疑問 Q&A」(回答:薬に頼らない薬剤師 栄養学博士 宇田川久美子氏)。


 第4章が、「健康寿命を延ばす、『玄米菜食』の健康食生活」で、元ミス日本代表の筒井菜月氏の「食べたいものを食べる知識を」と、薬剤師の宇田川久美子氏の「日本人の体に合った食事で病気予防」と、鍼灸師の長島晃氏の「オーダーメイドの食事療法広めたい」の3編が掲載されちゅうがよ。


 さらに第5章は、「ヴィーガン料理とスイーツでお出迎え〜」(淡路島のハローキティショーボックス・・・和食シェフと、パティシエに聞く)。


 第6章は「識者座談会」で、南部氏が司会を務め、信川益明氏(一般社団法人日本健康科学学会理事長、一般社団法人日本健康食品認証制度協議会理事長、日本健康生活提案委員会委員長、元慶應義塾大学医学部教授、医師、医学博士)、宇田川久美子氏(一般社団法人国際感食協会理事長、特定非営利活動法人統合医学健康増進会常務理事、薬剤師、栄養学博士)、外岡瑞紀氏(特定非営利活動法人国際連合世界食糧計画WFP協会マーケティングコミュニケーションマネージャー)っちゅう3名の識者の方々と南部氏が、食について語り合うちゅうがやき。


 「持続可能なライフスタイルとは?」、「『いただきます』は、日本の文化」、「まずは食べることに感謝をする」、「頭だけやのうて、心と体で感じることも重要」、「SDGsの目指すがは、人の幸せ」、「Happiness Fills the Air」(周囲を幸せで満たすこと)、「食の安全保障」、「日本の発酵食品文化が、飢餓を救う!」、「日本食は、何かを排除する考え方やのうて、この自然とともに生きちょって、持続可能な食であることが、美しいところ」・・・等々、珠玉の言葉や学びになる考え方らあがズラリながよ。


 南部靖之氏の「食の力 〜ニューミール政策〜」は、食に興味を持っちゅう方々だっけに限らんと、是非日本人みんなあに読んでいただきたい書籍ながぜよ。















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2020年05月20日

「司牡丹」「るみ子の酒」「三芳菊」オンライン酒蔵座談会ぜよ!

 5月16日(土)は19時から、「Zoom」を使うて「司牡丹」(高知県)「るみ子の酒」(三重県)「三芳菊」(徳島県)の3蔵元のオンライン酒蔵座談会が開催されたがやき。


 この会は、6年ばあ前から東京で日本酒会を開催してこられちゅう、齊藤俊洋さんっちゅう方が、コロナ禍における日本酒応援と家飲みを楽しゅうする一助になりゃあっちゅう事で開催されだいた、オンライン酒蔵座談会の第6回目になるがよ。


 ほんでまずは、開催前の18時45分ばあから、齊藤さんと3蔵元、「司牡丹」司牡丹酒造のワシ(社長の竹村)と、「るみ子の酒」森喜酒造場の森喜るみ子専務と、「三芳菊」三芳菊酒造の馬宮亮一郎社長がオンライン上に集まり、打ち合わせをしたがやき。
写真1 打ち合わせ

 主催者の齊藤さんにうかごうたところ、これまでだいたい55〜75名ばあの方々が参加されゆうようで、今回は過去最高に匹敵する80名を超える方々(参加者は基本音声オフにて参加)が集まってくださりそうやっちゅうことで、まっこと有り難いことながよ。





 さあ、開催時間の19時にゃあ、いきなりたくさんの皆さんがドドッと「Zoom」に入室され、次々とたくさんの方々の笑顔が現れる情景は、まっこと感動的やったがやき。
写真2 次々とお客様ご入場

 さらに、香川の南田さん、広島の樺沢さん、京都のゆーいちさん、福岡の田中さん・・・らあの知っちゅう顔も何人かおられ、まっこと嬉しいかぎり、ありがとうございますぜよ!





 さて、開会時間の19時にゃあ、1画面(25名)じゃあ収まりきらん、50名ばあの方々が集まり、まずはみんなあで乾杯したがよ。
写真3 次の25人!

 司牡丹のお酒を飲んでくださりゆう方々も、たくさんおられ、まっことありがとうございます!


 続いては、齊藤さんから趣旨説明らあがあったがやき。


 ほんで、齊藤さんの司会進行にて、座談会のスタートながよ。


 まずは各社の蔵についてのPRと、今回用意したお酒についてのPRタイムながやき。
写真4 70名超え!

 この時点じゃあ、既に70名を超える方々が参加してくださっちょって、ワシからのスタートで、創業四百年を超えちゅうこと、龍馬さんと最も縁の深い蔵であることらあについて、お話さいてもうたがよ。


 用意しちゅうお酒は、「司牡丹 AMAOTO」(純米酒)で、佐川町出身の人気声優・小野大輔さん完全プロデュースの日本酒やっちゅうて、いろいろ説明さいてもうたがやき。


 ワシの後は「るみ子の酒」の森喜専務と、「三芳菊」の馬宮社長が語られたがよ。


 他の蔵の方々が語りゆう合間に、ワシゃあ時々ツッコミを入れたりしもって、用意しちょったツマミをいただき、「司牡丹 AMAOTO」を堪能さいてもうたがやき。


 ちなみに今回は、昔っから高知じゃあ有名な、持ち帰り焼鳥専門店「鳥徳食品」さんの焼鳥と、土佐で旨い練り物といやあココっちゅう、「松岡蒲鉾」さんの天ぷら(※一般的にゃあさつま揚げのことが、土佐じゃあ天ぷら!)を、たんまり用意さいてもうたがよ。
写真5 焼鳥2020.5.20写真6 天ぷら













 あったかいうちに、まずは焼鳥からで、スキミ串、レバー串、カワ串、ネギカワ串らあに、七味を振りかけていただきゃあ、どれもこれもクゥゥ〜〜ッ!っちゅうばあ旨いこと、旨いこと!
写真7 AMAOTOと焼鳥と天ぷら写真8 AMAOTOと焼鳥と天ぷら2













 その後に、「司牡丹 AMAOTO」をキュッとやりゃあ、焼鳥の旨味と濃厚なタレのコクを、さらにグッと膨らませたかと思うたら、後口はキレイにサラリと流してくれるもんやき、また焼鳥が食べとうなるがやき。


 焼鳥を食べたらこの酒が飲みとうなる、この酒を飲んだら焼鳥が食べとうなる・・・「AMAOTO」「焼鳥」「AMAOTO」「焼鳥」・・・交互にやりゃあ、まっこと止まらんなってしもうたがよ。


 そうこうしゆううちに、またワシに順番が回ってきたがやき。


 ちなみにこの頃にゃあ、参加者数もグンと増えちょって、80名を超えちょったようやったがよ。


 お次の質問は、個人的なもんで、単純に趣味についてっちゅうことやったがやき。


 ワシの趣味っちゅうたら、まずは読書で、もうひとつはちくと仕事がからむけんど、「旨いもんと旨い酒の食べ飲み歩き」やっちゅうて、いろいろお話さいてもうたがよ。


 また、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )についてのPRや、土佐のお座敷遊び「可杯(べくはい)」についてらあもご紹介さいてもうて、参加者の皆さんにゃあ結構ウケちょったようながやき。
写真9 可杯写真10 天狗杯










 ほんで、他の蔵の方々が語りゆう合間に、またまたワシゃあ飲み食いタイムながよ。


 今度は、「AMAOTO」と「松岡蒲鉾」さんの天ぷらのペアリング!


 鮮度のえい魚の擂り身で手作りされた天ぷらの数々が、練り物好きのワシにゃあ、これまたタマランばあ旨いこと旨いこと!


 これが「AMAOTO」と合わんわけゃあないっちゅうことながやき!


 これまた交互にやりゃあ、箸もグラスも止まらんなってしもうたがよ。


 その後は、参加者の皆さんからの質問タイムで、酒米に対する農薬や有機農法らあについて、蔵元の方々らあと出会える場所について、奥さん(旦那さん)との出会いについて等々、硬軟織り交ぜての質問があり、ワシもなかなか面白かって、こぢゃんと盛り上がり、いろいろ語り合いもってついついガンガン飲んでしもうたがやき。


 こうして、アッちゅう間に2時間半ばあが過ぎちょって、プレゼントの抽選会があったがよ。
写真11 抽選商品

 あらかじめ齊藤さんくに送らいてもうちょった3蔵のお酒が3名の方々に当たるっちゅうんと、この後の2次会に参加できる権利が3名の方々に当たるっちゅう抽選会やったがやき。


 ちなみに、齊藤さんのLINEの機能を使うて抽選したようながやけんど、はてLINEをやってないワシにゃあチンプンカンプンやったがよ。


 抽選会終了後は、クロージングに入り、ワシ、森喜専務、馬宮社長の順番で、〆のメッセージを語らいてもうて、22時にゃあオンライン酒蔵座談会はお開きとなったがやき。


 ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!


 さてその後は、ちくと休憩して、オンライン2次会のスタートながよ。


 当初2次会は無理やっちゅうて言いよった森喜専務もノリノリで参加し、3蔵元と齊藤さんと、2次会当選者の3名の方々が続々と集まって来られたがやき。
写真12 2次会スタート

 あらためて2次会のスタートっちゅうことで乾杯したがよ。








 さあそっから後は、7人だっけの宴会(もちろん音声オフはなし)で、大勢への公開も録画もなしやし、みんなあ既に立派な酔っぱらいなもんやき、森喜専務の三味線演奏が飛び出し、裏バナシやオフレコバナシらあもガンガン飛び出し、盛り上がりまくったがやき。
写真13 森喜専務の三味線写真14 2次会〆











 当初23時までの1時間で終了予定やったに、ふと気がつきゃあ午前0時半を過ぎてしもうちょったがよ。


 2次会までご参加いただきました皆さん、森喜専務、馬宮社長、そして齊藤さん、まっことまっこと、ありがとうございましたぜよ!














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2020年05月19日

「酔うちゅう部」でクローズ飲み会「牡丹は百花の王ぜよ!」ぜよ!

 5月15日(金)は、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )を使うたクローズのオンライン飲み会、「牡丹は百花の王ぜよ!」を、19時半から開催したがやき。


 集まったメンバーは、東京で日本酒会らあによう参加していただきゆう、永野さんと野口さんと多屋さんと、そこにワシが加やった4名やったがよ。
写真1 飲み会スタート

 まずはみんなあ揃うたき、乾杯ながやき。















 ちなみにワシゃあ今回は、「草や」さんのテイクアウト「季節の晩酌セット」と、今が旬の「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)を用意さいてもうたがよ。
写真2 季節の晩酌セット2020.5.19写真3 メニュー
















写真4 船中八策・零下生と晩酌セット












 お料理もお酒も美味しいもんやき、いきなり箸もグラスも進みまくりになったがやき。
写真5 船中生と晩酌セット

 ところが、ワシゃあパソコンからの参加やったがやけんど、他のメンバーはiPadが1名、iPhoneが2名やって、ワシ以外は途中で何度か、画像が止まったり消えたり、音声が途切れたりして、なかなかうまいこと飲み会にならんかったがよ。


 特にiPhoneの2人がうまいことつながらんかって、某企業のSEの永野さんから、いろいろ不具合の原因らあについて、レクチャーをいただく飲み会になってしもうたがやき。


 オンライン酒場「酔うちゅう部」は、まだまだβ版やき、使い勝手が悪い部分やつながりにくいことが多いかと思うけんど、こうして皆さんからご意見らあをいただきもって、凄いスピードで進化し、ブラッシュアップしていきゆうき、ちくと長い目で見守りもって、何とぞ応援をよろしゅうお願いいたしますぜよ!


 さて、レクチャー飲み会だっけじゃあ盛り上がらんし、途切れ途切れじゃあ全員での会話もなかなか成り立たんっちゅうことで、勉強も兼ねて、22時からは「Zoom」での飲み会に切り替えしたがよ。
写真6 zoomに移動

 さすがはその道で使われまくりゆう「Zoom」やって、その後は何のトラブルものうて、純粋に飲み会を堪能でき、盛り上がりまくりとなったがやき。


 野口さんが「Zoom」の機能を使うて、自身の背景をハワイの海岸に変えたりして、まるでハワイで「司牡丹・仁淀ブルー」を飲みもって、オンライン飲み会に参加しちゅうように見えたりして、みんなあで大盛り上がりとなったがよ。


 結局、午前0時近うまで、飲んで食べて語り合うて、盛り上がってしもうたがやき。


 永野さん、野口さん、多屋さん、ご迷惑をおかけした「酔うちゅう部」に、いろいろご助言をいただき、まっことありがとうございました!


 そして、遅うまでオンライン飲み会にご参加いただき、感謝感謝ぜよ!















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2020年05月18日

オンライン飲み会のメリットと、コロナが突きつけた「食」の問題ぜよ!

 今回は、先週の5月15日(金)のブログ(およびFacebook)にてご紹介さいてもうた、日本のトップマーケッター壇直仕祇萓犬凌郡、「マーケティング・ジャーニー」〜変容する世界で稼ぎ続ける羅針盤〜(壇直仕 著 日本経済新聞出版本部 2020年4月8日発行 1600円+税)の終盤に、「オンライン飲み会」のメリットやアイデアについてが書かれちょったき、まずはちくとその部分をピックアップし、ご紹介さいていただきますぜよ。
2020.5.18写真1 マーケティング・ジャーニー

壇沈萓犬蓮以下の通りのオンライン飲み会のメリットを挙げちゅうがやき。














写真2 目次 オンライン飲み会

<オンライン飲み会のメリット>

●住んじゅう地域や家庭の事情らあの制約がある人やち、参加しやすい。日本全国、海外からも参加でき、小さな子供や介護が必要な身内がおるなど、外出しにくい人でも大丈夫。

●実際やってみりゃあ、「こりゃあ流行る!」と確信できるばあ、楽しい。

●予想以上に盛り上がり、参加者は個別に開催しとうなるばあ、伝染力が強い。

●終電に乗り遅れる心配がない。タクシー代や運転代行代がかからん。お酒を注ぐらあの気配りがいらん。酔っぱらいに絡まれる心配もない。

●家族を紹介し合うようなこともでき、より親密な関係を結べる。

●まずオンライン飲み会で仲良うなっちょきゃあ、オフラインでも会いたいとなり、実際に会うたら既に旧知の友人と再会したような感覚になれる。

●会社の同僚らあの近くにおる人よりか、同じ興味を分かち合える遠くの人の方が、実は仲良うなれる。

●パワハラなど、様々なハラスメントが問題になっちゅう昨今、利害関係がない人同士が参加する、リラックスした場でコミュニケーションをとるニーズ自体が高まっちゅう。オンライン飲み会は、そのスキマを埋める役割を担うやろう。

●リアルの飲み会以上に、オンライン飲み会じゃあ幹事的な役割のファシリテーターが重要となる。ファシリテーターが上手にいろんな人らあに話を振ることで、全体が盛り上がることができる。そんなファシリテーターたちの需要が今後高まっていくやろう。

●オンライン飲み会でやり取りすりゃあ、業種、業態、地域を越えたコミュニケーションが盛んになる。そこから発展し、多様な学び合いをし、協力し合い、新しいビジネスが生まれる可能性も高うなる。


また、次の通りの「オンライン飲み会のアイデア」も紹介されちゅうがよ。


<オンライン飲み会のアイデア>

●顔出しNGやち参加OKにすりゃあ、参加者の裾野が広がる。風呂上りやち、パジャマ姿やち、ノーメイクやち参加できる。

●おそらく今後、爆発的にヒットするがは、女性のオンライン飲み会。子育て中の女性が、子供が寝静まって、旦那さんが帰ってくるまでの間、飲みもって子育てや副業らあの情報交換をするっちゅうことが、当たり前になるがやないか。場合によっちゃあ、企業スポンサーがついて、商品モニターを組み合わせるっちゅうことも出てくるかも。

●ビジネス交流会のようなオンライン飲み会も、いずれ一般的になるやろう。単にビジネス情報が飛び交うだけやのうて、雑談の中でビジネスアイデアが生まれることも出てくるはず。その重要性がわかっちゅう人ほど、オンライン飲み会を主催するようになるやろう。

●オンライン飲み会のメンバーに、サプライズでお酒らあのプレゼントを送っちょいて、飲み会の最中に届くようにしちょきゃあ、サプライズの瞬間を目撃することができる。


いまコロナ禍で、高知県酒造組合と土佐酒アドバイザー有志で立ち上げた、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https:youtu-bu.jp )内にて、いろんなオンライン飲み会を開催しゆうけんど、確かに上記のようなメリットやアイデアらあを、まざまざと実感しゆうがよ。


コロナ終息後も、オンライン飲み会は間違いのう、新たな「飲み会のカタチ」として、大きゅう育っていくはずながやき!


また、この書籍「マーケティング・ジャーニー」は、「日経MJ」の人気連載コラム「壇直仕気量ね茲縫皀討襯沺璽吋謄ング」に加筆修正を加えて誕生したもんながやけんど、実はこの連載はまだ続いちょって、先日5月4日(月)の同コラムのテーマは「コロナが突きつけた『食』の問題」やったき、そちらもちくと以下に取り上げさいていただきますぜよ。


壇沈萓犬蓮⊃祁織灰蹈覆突きつけた本質的な問題を「食」やとし、デジタル変革と同様に「食の変革」に取り組むべきやっちゅうんが、行き着いた結論やっちゅうがよ。


今回のコロナ問題じゃあ、ほぼすべての業種が経済的な打撃を受けちゅうけんど、最も打撃を受けたがは飲食・宿泊らあの「食にまつわる産業」であるこたぁ疑いようがないがやき。


ほんで、これを乗り切るためにゃあ、政府による大規模な財政出動だけじゃあ不十分やっちゅうがよ。


今必要ながは、緊急事態に対応しもって収束後の成長モデルを描くことやっちゅうがやき。


日本の成長に必要なこととして、その結論が、「食の変革」やっちゅうがよ。


国家戦略として、食にまつわる産業を支援することやっちゅうがやき。


日本の食料自給率は、昭和40年から長期的に下がり続ける一方で、日本の食は海外に頼るがが当たり前やと思われてきたがよ。


けんど、コロナがその弊害を浮き彫りにしたっちゅうがやき。


海外から食材を運ぶ物流が影響を受けりゃあ、自給率が低い日本じゃあ、容易に食不足に陥ってしまうっちゅうがよ。


また、感染症から身を守るために、どれっぱあ免疫力を高める食材かどうかを、誰もが問い始めゆうっちゅうがやき。


こうした状況でクローズアップされてきたがが、飲食業が担うちゅう地域の安全保障やっちゅうがよ。


飲食業は、想像以上にワシらあの生活の安全に直結しちゅうっちゅうがやき。


また、非常時らあに保存できるもんとして、米や味噌、漬物らあの日本の伝統食が再評価されてえいっちゅうがよ。


ただ食の変革っちゅうたち、従来のように「国内農業を支援する」だっけじゃあ足りんっちゅうがやき。


海外から入る安い農作物を使うて、飲食業が発展する図式自体が変わらんと、意味がないからやっちゅうがよ。


今後は農業を支援するだっけやのうて、食を軸に地域生活のトータルな安全保障を再構築することが欠かせんっちゅうがやき。


その担い手として飲食業や宿泊業を戦略的に活用すべきやと、壇沈萓犬蝋佑┐襪辰舛紊Δよ。


ほんで、その一例として、米国のホワイトドッグカフェがつくった生活経済団体「BALLE」を挙げるがやき。


農家や酪農家が地元飲食店に食材を提供することから始まり、廃棄物処理も含めた、食を軸とした生活経済圏を作り上げちゅうっちゅうがよ。


工業化社会じゃあ製造業が経済の担い手で、飲食業・宿泊業は産業政策として重視されてきた業界たぁいえんがやき。


けんど、コロナ後の新しい生活経済圏のあり方を考えりゃあ、極めて重要な役割を果たすことになるっちゅうがよ。


コロナを契機に、日本の食の生活安全保障を真剣に考え、食料自給率を本格的に逆転していく覚悟が問われちゅうがやないかっちゅうて、壇沈萓犬歪め括られちゅうがやき。


この、日本の食の生活安全保障の考えと、食を軸とした生活経済圏の創出っちゅうんは、まさに高知県が得意とする分野やといえ、そういう意味じゃあアフターコロナの最先端に土佐の高知が躍り出る、ビッグチャンスやないかよっちゅうことながぜよ!













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2020年05月17日

幸せの言の葉〈1366〉

「『ウェルカムピンチ』こりゃあ『ピンチはチャンスだ』の最上級。ピンチはあったほうがえいがやき。」(五十嵐裕子)


ずぶの素人だらけの福井県立福井商業高等学校チアリーダー部を率いて、僅か3年で全米ナンバーワンへと導き、映画「チア☆ダン」のモデルにもなったっちゅう、同校教諭の五十嵐裕子(1968〜)さんの言の葉ながよ。


このコロナ禍において、あちこちからボチボチ「ピンチはチャンス」っちゅう声が聞こえてくるがやき。


コロナ禍を「ピンチはチャンス」と捉え直しゃあ、たとえばデジタル変革の流れをいち早う取り入れ、年間に何日休みがあったち、社員が1人も出社せいじゃち、しっかり成長していけるビジネスモデル作りに挑戦していくっちゅうようなことながよ。


そういう捉え方ができる会社が、きっとアフターコロナの勝者となるっちゅうことながやき。


ところが、かの映画「チア☆ダン」のモデル、福井商業高等学校チアリーダー部を率いる五十嵐教諭は、さらに「ピンチはチャンス」の最上級、「ウェルカムピンチ」やっちゅうがよ!


ピンチはあったほうがえい、待ってました、ようこそピンチ!・・・ちゅうがやき、さすがにワシもそこまでは、まだまだよう考えれんがやき。


けんど、そこまでの捉え方ができたきにこそ、五十嵐教諭は、ずぶの素人を3年で全米ナンバーワンに導くことができたっちゅうことながよ。


あらゆる会社が大変な打撃を受けちゅうコロナ禍において、そんな最中においてやち、「ウェルカムピンチ」といえるばあ、肝が据わっちゅう会社が、そこまでの捉え方ができる会社が、きっとアフターコロナの覇者となるっちゅうことながぜよ。


  
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2020年05月16日

幸せの言の葉〈1365〉

「言い訳は敗北の前兆ながやき。」(井垣利英)


人材教育家であり、マナー講師、株式会社シェリロゼ代表取締役の、井垣利英(としえ)さん(1970〜)の言の葉ながよ。


ちなみに「言い訳」たぁ、自分の言動を正当化するために事情を説明することで、一般的にゃあ相手から聞かれる前に自ら、「責任逃れ」をするために行われるもんながやき。


これに対して「理由」は、物事がそうなった経緯の説明であり、一般的にゃあ相手から事情を聞かれた際に、自分の責任や非を認めた上で説明をするっちゅうことながよ。


「言い訳」と「理由」じゃあまったく、潔さと覚悟が違うっちゅうことながやき。


何かがうまいこといかんかったり、失敗したりした時に、「理由」を語る人は、既に潔う非を認めちゅうき、反省点を活かして別のやり方や道筋を、次は発見することができるようになるがよ。


一方、「言い訳」を語る人は、本心じゃあ自分の間違いを認めてないっちゅうことやき、反省もないき、何回挑戦したち、結局はおんなじ失敗を繰り返すことになるがやき。


まさに「言い訳は敗北の前兆」っちゅう言の葉のとおりで、言い訳が出てくる時点で、もはや負けちゅうっちゅうことながぜよ。


  
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2020年05月15日

今、読むべき壇直仕祇萓犬凌郡「マーケティング・ジャーニー」ぜよ!

 今回は、超お薦めのまさに今読んじょくべき、日本のトップマーケッター壇直仕祇萓犬凌郡、「マーケティング・ジャーニー」〜変容する世界で稼ぎ続ける羅針盤〜(壇直仕 著 日本経済新聞出版本部 2020年4月8日発行 1600円+税)をご紹介さいていただきますぜよ。
写真1 マーケティング・ジャーニー
















 「日経MJ」の人気連載「未来にモテるマーケティング」に大幅加筆して誕生した本書は、オビに書かれちゅう通り、「新時代のビジネスモデルの構築法」であり、「トップ・マーケッター20年・2万人検証の集大成」であり、裏面オビにある通り「壇直仕気遼楜ぁλ棆察λ楹福」の書籍ながやき。
写真2 マーケティング・ジャーニー 裏表紙
 まず著者は、「本書は、すべての人を、優れたマーケッターになるよう、駆り立てる本」やっちゅうがよ。


 そりゃあ、この時代の変わり目において、マーケッターはきわめて価値ある職業やからやっちゅうがやき。


 シンプルにいやあ、専門領域で経験を重ね、マーケティング力を身につけていきゃあ、鬼に金棒やっちゅうがよ。


 さらに、マーケティングの実践を積み重ねりゃあ、優れたリーダーが多数生まれるっちゅうがやき。


 人は、マーケティングを実践しもって、事業を成長させもって、同時に社会的な存在へとなっていくがじゃっちゅうがぜよ。


 さらに壇沈萓犬蓮現代の中高生らあは、知らず知らずのうちに、企業が必要とするマーケティング力を身につけちゅうっちゅうがよ。


 動画を作うてYouTubeに投稿したり、メリカリで売り買いしたり・・・遊びもって、企業が成長を加速するために必要なデジタルマーケティングの基礎力を身につける環境が、自然に生まれちゅうがが、ワシらあが生きちゅう時代やっちゅうがやき。


 ほんで、多くの大人らあは合言葉のように「先が見えん時代」やっちゅうけんど、それにゃあ嘘があるっちゅうがよ。


 AI革命、グローバル経済や高齢化社会が本格化するがは、みんなあわかっちゅうがやき。


 しかも、その変化に合わせて、子供らあは、すでに遊びもって、未来に活躍する準備を始めちゅうがよ。


 今、見えんがは、未来の社会やのうて、社会が変わっていくがに合わせて、自分はどう変わっていきゃあえいがか・・・変容の道筋(トランスフォーメーション・プロセス)が見えんっちゅうことながやき。


 ほいたら、その道筋が、わかっちょったら、どうぜよっちゅうて、著者は問いかけるがよ。


 未来への不安は、ないなるろう。どこにたどり着くがかわかっちゅうき、その過程で直面する経験がどればあ辛うたち、乗り越えられる力が湧いてくるろうっちゃうがやき。


 こりゃあまた、商品としての「自分」や、その自分が取り組む「仕事」を、未来に売り込むために、必要な変化を経験していく道筋やっちゅうがよ。


 壇沈萓犬蓮△海離沺璽吋奪拭爾寮長の道筋を、「マーケティング・ジャーニー」と呼びたいっちゅうがやき。


 ほんで、この「マーケティング・ジャーニー」は、壇沈萓犬20年以上にわたって、2万人以上の経営者とダイアログを積み重ねてきた結果、把握・検証したもんで、新しい成長を実現する事業・・・すなわち「新成長事業」を作り上げるプロセスを図式化したもんやっちゅうがよ。


 どんな規模の事業を立ち上げるにも、プロジェクトの初期のうちは、事業を存続させるために、とにかく顧客を集め続けにゃあならんがやき。


 そこでまず求められるがが、効果的な広告メッセージやっちゅうがよ。


 ほんで顧客が集まりだいたら、実はまっと重要な問題があったことに気づくっちゅうがやき。


 顧客は集まったち、利益が出ん、満足せん、リピートせん・・・つまり、事業モデルに、そもそも欠陥があったことが明らかになるっちゅうがよ。


 次に、利益が出始めりゃあ、さらに重要な問題が浮かび上がるっちゅうがやき。


 利益が出たち、苦情が入る、社員が辞める、トラブルが続く・・・つまり、リーダーシップが、そもそも足りんかったことに、否応のう気づかされるっちゅうがよ。


 このように、経営者は、マーケティングを実践しもって、事業を成長させもって、同時に社会的な存在へとなっていくがやっちゅうて、そんな流れを体系化したがが、「マーケティング・ピラミッド」やっちゅうがやき。
写真3 マーケティング・ピラミッド


 最終目的地は、社会から応援される事業を創ることやけんど、そこに到達するまでに、3ステージがあるっちゅうがよ。


【第1ステージ(戦略)】収益をもたらすビジネスモデルを作る道筋


【第2ステージ(戦術)】顧客を創造するメッセージを作る道筋


【第3ステージ(マネジメント)】社会を形成するリーダーシップを作る道筋



 ステージごとに、8つのテーマをたどっていく道筋が設定されちゅうき、「戦略」「戦術」「マネジメント」の3ステージ×8テーマ、つまり合計24テーマがあるっちゅうがやき。


 ほんで実は、それぞれがバラバラのもんやのうて、相互に関連するように設計しちゃあるっちゅうがよ。


 その結果、ビジネスモデル、メッセージ、そしてマネジメントがズレることのう、一貫したもん・・・社会から信頼されるブランドへと育っていくっちゅうがやき。


 つまりこりゃあ、売上をあげもって、社会的リーダーシップを発揮していく、経営者・経営幹部養成プログラムやといえるっちゅうがぜよ!


 ほんで、本書じゃあ、この3ステージのうち、今ビジネスパーソンに特に重要な、土台部分の「ビジネスモデル構築プロセス」にフォーカスしたっちゅうがよ。


 本書でお話しする第1ステージのプロセスは、すでに成熟した事業のリニューアルであれ、スタートアップの新規事業であれ、力強う成長するビジネスモデルを構築するためにゃあ、必須な道筋やっちゅうがやき。


 「図0-5」の平面チャートに描かれちゅうがは、仕事上で問題に直面したビジネスパーソンが、自ら問題を解決するために、自分自身について深う思考し行動していくうちに、自らの強みを生かせる解決アイデアを発見し、それをビジネスモデルとして構築していくプロセスながよ。
写真4 ビジネスモデルを構築するまでの自分の成長プロセス

 このステージの流れを本書の内容と共にざっと見りゃあ、以下の通りながやき。


 【市場】今まで不自由がなかった市場(環境)に変化が生じ、思うように売れんなった。➡「第1章 すでに日常にある、未来への突破口」(ちんまい変化をきっかけに、新成長事業の種を探す)


 【隙間】そこで、おまさんは新しい隙間(もしくは新しい売り方)を探しに行かにゃあいかんなった。➡「第2章 圧倒的に勝利する、隙間(ニッチ)を探す決意」(事実を知って、変化に立ち向かう)


 【顧客】顧客の心に深う触れることで、今まで自分が理解しちょらんかった「痛み」や「喜び」が、世界にゃああることを思い知らされる。➡「第3章 顧客の痛みを感じにゃあ、道は閉ざされる」(ここで走りだいたら、必ず失敗する)


 【着想】今までの偏狭な思い込みを手放した途端、ひらめきが訪れる。➡「第4章 再現性ある着想力をマスターする」(どん底・・・。イノベーションはそっから生まれる)


 【調整】さまざまな立場の人々に意見を求めもって、自らの提案を具体化していく。➡「第5章 他者を巻き込み行動するために、チームを組む」(ここまでは思考を深める段階。いよいよ行動する段階へ)


 【経済】提案(プロジェクト)を推進するための、資金源を確保・設計する。➡「第6章 予測可能な成長をもたらす、集客モデルを組み立てる」(百貨店型のビジネスモデルは終わった)


 【協力】応援してくれるメンバーを、プロジェクトに巻き込んでいく。➡「第7章 顧客を創造するために、仲間と結束する」(まったく同じ商品が、突如売れだいた。そのワケたぁ?)


 【突破】各メンバーは、プロジェクトの推進を通して、自らの新しい才能・能力を発揮することで、望んじょった状況を実現していく。➡「第8章 事業成功は、社会建設へのアプローチ」(顧客満足じゃあ不十分。今、求められゆうことたぁ?)


 この流れを、さらに要約すりゃあ、「マーケッターが仕事上で結果をあげろうとすりゃあ、失敗せにゃあいかん」っちゅうことやっちゅうがよ。


 その失敗を克服するきにこそ、当初考えちょったビジネスモデルは、大きゅう形を変えて、成長し始めるっちゅうがやき。


 つまりマーケッターと共に、ビジネスモデルも変わりもって、育っていくわけやっちゅうがよ。


 壇沈萓犬蓮△海寮功するまでの流れを知っちゅうがと知らんがとじゃあ、大違いやっちゅうがやき。


 「ずくに望む結果を手に入れたい」っちゅうことしか目に入らんかったら、壁が立ちふさがった途端に諦めてしもうて、ゲームオーバーとなるがよ。


 けんど、ひとつの壁を乗り越えるごっとに、またひとつ歯車が噛み合い始めゆうと考え、前進し続けることで、大きな現実が動き出すがやき。


 流れのパターンを知っちょくことで、ビジネスモデルを完成させる「やり抜く力」を同時に身につけられるっちゅうがよ。


 ワシも本書をじっくり読み込まいてもうて、線を引きまくりやったがやけんど、とにかく何がスゴいかっちゅうたら、本書に書かれちゅう順番に実践して行きゃあ、どこでつまづきやすいか、失敗しやすいかまで分かり、しかも各章にゃあそれぞれのテーマにそった現実の企業らあの詳しい事例も掲載されちゅうきこぢゃんと参考になり、ひとつひとつのセクションをクリアしもって進んでいく中で、独自のビジネスモデルが完成し、ヒーローが育っていくように、自身も立派な経営者・経営幹部として育っていくっちゅうんやき、こればあ至れり尽くせりのビジネス書らあて、いまだかつて見たことないがやき!


 コロナ禍自粛で出現したたっぷりの時間を利用して、本書を座右に置き、各セクションを順番にひとつひとつクリアして行きゃあ、いつの間にか世の中を変えるばあの、新時代の、独自のビジネスモデルが誕生するかもしれんゅうっちゅうことながぜよ!

















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2020年05月14日

【拡散希望!】5/16「司牡丹」「るみ子の酒」「三芳菊」オンライン座談会ご案内ぜよ!

 今回は、明後日の5月16日(土)の19時から(22時まで)「Zoom」を使うて開催の、「司牡丹」「るみ子の酒」「三芳菊」の3蔵元が登場する、オンライン酒蔵座談会のご案内ながやき。


 この会は、6年ばあ前から東京で日本酒会を開催してこられちゅう、齊藤俊洋さんっちゅう方が、コロナ禍における日本酒応援と家飲みを楽しゅうする一助になりゃあっちゅう事で開催されだいた、オンライン酒蔵座談会の第6回目になるがよ。


 今回の酒蔵は、もちろん「司牡丹」(高知県)のワシ(社長の竹村)と、「るみ子の酒」(三重県)森喜酒造場の森喜るみ子専務と、「三芳菊」(徳島県)三芳菊酒造の馬宮亮一郎社長っちゅう、なかなかに濃いメンツやき、こぢゃんと楽しい座談会になるこたぁ、間違いなしながやき!


 主催者の齊藤さんにうかごうたところ、これまでだいたい55〜75名ばあの方々が参加されゆうようで、齊藤さんの進行で、各蔵の酒造りへの想いやこだわり、なかなか聞けん裏バナシらあを、お酒を飲みもって配信するっちゅう内容で、何と参加費は無料!!やっちゅうがよ!


 結構参加人数も多いきに、基本は座談会パネラー以外はミュート参加になるらしいがやけんど、もちろん質問らあも受け付けるきに、そん時ゃあワシらあとオシャベリもできるっちゅうことながやき。


 尚、参加に必須っちゅうわけやないけんど、どうせやったら「司牡丹」「るみ子の酒」「三芳菊」らあのお酒を飲みもって、ワシらあの座談会を聴いていただけりゃあ、より一層盛り上がる楽しい会になるはずながよ。


 もし、参加者の皆さんが誰一人司牡丹のお酒を用意しちゃあせんかったら、ワシゃあこぢゃんと寂しいし、モチベーションも下がるきに、是非是非たくさんのご参加者の方々が司牡丹を用意して参加してくださることを、心から祈っちょりますぜよ。


 あ、そうそう!今回参加の3蔵のお酒の「抽選プレゼント企画」も行われるそうやきに、そちらも楽しみにしちょってくださいや!


 ところで、主催者の齊藤さんは、このイベントを完全ボランティアで開催されよって、持ち出しだっけっちゅう状態やき、「LINEPay投げ銭」を導入されちゅうらしいがやき。


 お構いない方は、お気持ちで、「LINEPay投げ銭」にご協力しちゃってくださいや。


 また、座談会は録画され、「YouTube」で配信されるらしいきに、顔を見せとうない方は、画面に自分の顔が映らん設定にしてのご参加をお願いいたします。


 ほいたら、明後日の5月16日、「司牡丹」「るみ子の酒」「三芳菊」のオンライン蔵元座談会にて、お待ちしちょりますぜよ!
2020.5.14ブログ画像

 詳細やお申し込みらあについちゃあ、添付の齊藤さんのFacebookをご覧くださいや。
https://www.facebook.com/events/689806495202542/


















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2020年05月13日

「『船中八策』を司牡丹社長と一緒に堪能しましょう!」ぜよ!

 5月9日(土)は、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp)にて、18時からと19時10分からの2部制にて、「超辛口・純米酒『船中八策』を、司牡丹社長と一緒に堪能しましょう!」っちゅうオンライン飲み会を開催したがやき。
写真1 「船中八策」の会・第1部表紙

 まず第1部は、ちくと時間が早すぎたかしらん、ワシを含めて6名の参加人数のところ3名のお客様やって、ワシを含めて4名でのスタートとなったがよ。


 ・・・と、思いよったら、そのうち1名の方が結局入れいで、ワシを含めて3名っちゅう、ちくと淋しいオンライン飲み会となったがやき。


 けんど、東京と京都と高知(ワシ!)からの男三匹で「船中八策」で乾杯し、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、結構盛り上がったがよ。


 ちなみにワシゃあ、今が旬の夏限定「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)と、「UNAGI DININGという、選択。」さんの「料理長のおまかせ弁当」+「鰻ちらし重」をテイクアウトで「選択」さいてもうちょったがやき。
写真2 ウナギダイニング パッケージ












 これが、まっこと最高の「選択」やって、料理が旨いがはもちろん、「船中生酒」との相性もバッチリで、いきなり箸もグラスも止まらんなって、会話も弾みまくるっちゅうもんながよ!
写真3 ウナギダイニング 弁当写真4 船中生酒とウナギダイニング弁当













写真5 船中生酒とウナギダイニング弁当2

 実は、入れんかったもう1人は、芸術作品日本酒「司牡丹・紅華一点」(純米吟醸酒)の書家・前田紅華先生やって、東京から入られた男性は、紅華先生のお友達の方やったもんやき、紅華先生バナシらあで盛り上がったがやき。


 紅華先生は、スマホから参加の予定やったがやけんど、どうやらビデオ画像を撮りまくっちゅうようで、空き容量がほとんどないばあ一杯らしゅうて、まったくスマホをアップデートできてないらしいがよ。


 そりゃあ、今度会うたら、無駄なビデオ画像を消しまくって、スマホをアップデートしてから、「酔うちゅう部」に参加してくれっちゅうて、伝えちょってくれっちゅう話題らあで盛り上がったがやき。


 また京都の方は、「浅野日本酒店・KYOTO」さんにて、ワシも出席して開催された「司牡丹DAY」にも参加してくださっちょった方で、そのあたりの話らあで盛り上がったがよ。


 こうしてアッちゅう間に1時間が過ぎちょって、第1部はお開きとなったがやき。


 続いては19時10分から、「超辛口・純米酒『船中八策』を、司牡丹社長と一緒に堪能しましょう!」の第2部がスタートしたがよ。


 第2部は、6名満席となっちょって、北海道、東京、愛知、高知、福岡と、北から南までの各地から集まってくださったがやき。
写真6 船中八策の会・第2部表紙写真7 船中八策の会・第2部 飲み会









 北海道の方だっけ、声だっけで映像が映らんかったようで、申し訳なかったけんど、早速みんなあで「船中八策」で乾杯さいてもうたがよ。


 定番の「船中八策」の方や、春の「船中八策・薄にごり生酒」の方や、秋の「船中八策・ひやおろし」を秘蔵の冷蔵庫から出してきた方もおられ、盛り上がったがやき。


 また、思いがけもせん出会いもあって、ビックリしたがよ。


 高知の方はご夫婦で1つのパソコンから参加されちょったがやけんど、東京からのIターンご夫婦やって、その奥さんがナント!東京から参加された方と高校時代の同級生やったがやき!


 たった6名のオンライン飲み会で、こんな偶然ちあるがやろうかっちゅうて、皆さんビックリ仰天やったがよ。


 また、福岡から参加の方は、かつてこぢゃんとお世話になった元酒類業界の方やって、その方からの日本酒に関するちくと深い質問らあも飛び出し、盛り上がったがやき。


 そっからあとも、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて盛り上がり、北は北海道から南は福岡まで、見事に全国各地に散らばっちょりながら、こうやって同じ「船中八策」を酌み交わして盛り上がれるっちゅう幸せに、まっことあらためてオンライン酒場「酔うちゅう部」の素晴らしさを実感さいてもうたがよ。


 とにかく盛り上がりまくり、ふと気がつきゃあ予定終了時間を過ぎてしもうちょったがやき。


 こうして、第2部も無事お開きとなったがよ。


 「超辛口・純米酒『船中八策』を、司牡丹社長と一緒に堪能しましょう!」にご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!













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2020年05月12日

「20人で『酔うちゅう部』!」ぜよ!

 5月6日(水)は、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )が、この日から1飲み会の参加人数が20人に増えるっちゅうことで、ちくとテスト飲み会を開催することになり、18時から「20人で『酔うちゅう部』!」っちゅうオンライン飲み会をスタートさいたがやき。


 集まったメンバーは、「酔うちゅう部」を主宰する「土佐酒アドバイザーアソシエーション」代表の山崎さんと事務局の平野さん、その他土佐酒アドバイザーの皆さん5名、「酔うちゅう部」デザイン担当の迫田さん、土佐酒蔵元の「豊能梅」の一歩くんと「文佳人」の綾さんと「司牡丹」のワシ、後は平野さんのお母様(スマホでのアクセス実験)の12名やって、もう1名土佐酒アドバイザーの内田酒店さんは、何とか入れたみたいやったけんど、結局映像も声も聞こえんかったがよ。


 あとの7名は、申し込みはあったみたいなけんど、入り方が分からんかったか、用事ができて来れんかったかは分からんけんど、結局参加されんかったき、12名にてテスト飲み会のスタートとなったがやき。
写真1 12人集まる

 とりあえず、揃うた12名のメンバーにて、まずは乾杯したがよ。


 ちなみに今回ワシが用意さいてもうたがは、4月14日に出荷開始されたばっかしの、「司牡丹 AMAOTO 」(純米酒)の2年目ながやき。


 このお酒は、司牡丹の故郷・佐川町出身の人気声優・小野大輔さん完全プロデュースの日本酒で、精米歩合は65%の純米酒やけんど、吟醸酵母の高知酵母を使うて比較的低温で発酵さいちゅうき、吟醸酒並みにフルーティで、かつ膨らみと爽やかさとキレもある純米酒ながよ。


 ほんじゃき、こぢゃんと飲みやすうて、かつ料理と合わせていただきゃあ、お互いを引き立て合うて美味しゅうなるっちゅう食中酒ながやき。


 しかも、今回ワシが用意さいてもうたお料理は、「土佐料理」っちゅう概念を創り上げた老舗の名店「土佐料理 司 高知本店」さんのテイクアウト、「珍味アラカルト」ながやき。
写真2 珍味アラカルト












 まあ見てちや!このまっこと美味しそうな土佐料理の数々を!
写真3  AMAOTOと珍味アラカルト

 「焼き鯖寿司」「だし巻き玉子」「自家製じゃこ天」「野菜鰹味噌」「和牛ロースト」「鯨赤身ロースト」「鯨ミノ」「飯烏賊」「酒盗」「りゅうきゅう酢の物」「イタドリ金平」「タコ天」「鶏塩麹漬け焼」


 実際見た目以上に、どれもこれも美味しゅうて、酒の肴として垂涎の味わいやって、「司牡丹 AMAOTO 」がいきなりガンガン進んでしもうたがよ。





 そうやって飲んで食べてをしもって、「酔うちゅう部」の問題点や改善点、今後の方向性らあについて、いろいろ話し合うたがやき。
写真4  AMAOTOと珍味アラカルト2

 いろんな意見らあが出され、盛り上がったがやけんど、やっぱし12名ともなると、何名かが同時にしゃべったら誰が何をしゃべりゆうか分からんなってしまうき、ファシリテーター役が進行や質問事項らあをあらかじめ決めちょいて、それに沿って進めていかにゃあ、なかなか収拾がつかんっちゅうことも、よう分かったがよ。


 「土佐酒アドバイザーアソシエーション」としちゃあ、やっぱし今後は「酔うちゅう部」内に、「土佐酒コーナー」らあを設けて「土佐酒」を販売する機能らあも付けたり、チャット機能やら、視聴だけ参加機能やらも付けたいっちゅうことやったがやき。


 こうして大盛り上がりの中、「20人で『酔うちゅう部』!」(実際は12人やけんど。)は、1時間ばあで無事お開きとなったがよ。
写真5 12人で「酔うちゅう部」風景

 ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございました!


 そして「土佐酒アドバイザーアソシエーション」の皆さん、今後ともオンライン酒場「酔うちゅう部」を、さらにさらに進化・発展さいていただけますよう、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!











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司牡丹酒造株式会社

  
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2020年05月11日

「小野大輔さんの誕生日を祝し『AMAOTO』を飲もう!」ぜよ!

 5月4日(月)は、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https:youtu-bu.jp )にて、「小野大輔さんの誕生日を祝って、司牡丹社長と『司牡丹 AMAOTO』を飲もう!」が開催されたがやき。
写真1 AMAOTO飲む会










 司牡丹の故郷佐川町出身の人気声優・小野大輔さん完全プロデュースの日本酒「司牡丹 AMAOTO」(純米酒)の2年目の新酒が、4月14日に出荷開始となったがやけんど、この日5月4日は小野大輔さんの誕生日やき、そのお祝いっちゅうことで、「酔うちゅう部」内にてオープンなオンライン飲み会を、3回に分けて(17:00〜 18:10〜 19:20〜)開催さいてもうたがよ。


 こん時の「酔うちゅう部」は、まだ1飲み会あたりの参加人数の上限が主催者含め6名(現在は上限20名に増加!)やったき、各5名×3回=15名の募集やったがやけんど、数日で全席満席となったがやき。


 お申し込みいただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!


 さて、その第1部は17時からのスタートやったがよ。


 ご参加いただいた皆さんは、東京2名、大阪、京都、高知と広い範囲にまたがっちょって、まっこと嬉しいかぎりながやき!


 早速みんなあで、「司牡丹 AMAOTO 」をグラスに注いで、小野大輔さんの誕生日を祝うて乾杯したがよ。


 ちなみに今回ワシが用意さいてもうたツマミは、「土佐酒アドバイザー」の仲間でもある山本さんくの「リゾートダイニング・ス・ルラクセ」さんのオードブル弁当ながやき。


 まあ見てちや!この土佐の食材をふんだんに使うた豪華なお料理の数々を!
写真3 オードブルメニュー写真3 オードブル

















 まっこと、どれもこれも美味しゅうて、「司牡丹 AMAOTO」との相性もバッチリやって、お酒もお料理も美味しさ倍増で、グラスも箸も止まらんなったがよ!


 そうやって飲んで食べて、たっぷり語り合うて、いきなり盛り上がりまくったがやき。
写真5 AMAOTOとオードブル写真6 AMAOTOとオードブル2












写真7 AMAOTOとオードブル3













 ワシ以外の5名の皆さんは、お互い初対面の見ず知らずの方々ながやけんど、アッちゅう間に打ち解けて、一緒になって盛り上がれるっちゅうんは、まっことオンライン酒場「酔うちゅう部」ならではの最大のウリやと、あらためて実感さいてもうたがよ。


 小野さんファンの方々からは、いろいろ質問もあり、ワシからはいろんな裏バナシらあもお話さいてもうて、盛り上がったがやき。


 小野さんが司牡丹に来られて、「AMAOTO」のモロミに「美味しゅうなりよ〜 !みんなあ待ちゆうきにゃあ〜!」っちゅうて声かけしもって、念入りに櫂入れしてくださった時のことや、また帰り際に、蔵に干しちょった司牡丹のロゴ入りのタオルを見つけてこぢゃんと気に入られちょったことらあについて、お話さいてもうたがよ。


 その司牡丹のタオルっちゅうんは、取引先らあに配る粗品として用意しちゅうもんで、小野さんに「こんなもんでよろしかったら」っちゅうて5枚ばあプレゼントさいてもうたら、こぢゃんと大悦びしていただけたがやき。


 半分冗談で、「是非コンサートの時らあに首に巻いて登場してください!」っちゅうたら、小野さん真顔で「是非使わいてもらいます!」っちゅうて答えてくださったき、もしかしたら今後のコンサートらあで、小野さんが司牡丹タオルを首に巻いて登場するかもしれんぜよっちゅうたら、皆さんにバカウケやったがよ。


 また、小野さんファンの方々からは、「是非小野さんプロデュースの『AMAOTO専用グラス』を作ってほしい!」っちゅうお願いがあり、こりゃまっこと面白そうなき、小野さんに相談さいてもうた上で検討さいていただくことになったがやき。


 こうしてアッちゅう間に、1時間が過ぎちょって、「小野大輔さんの誕生日を祝って、司牡丹社長と『司牡丹 AMAOTO 』を飲もう!」第1部は、大盛り上がりのうちにお開きとなったがよ。


 ワシゃあすんぐに第2部があるき退出さいてもうたがやけんど、他の方々は皆さんこぢゃんと名残り惜しそうにされちょったき、まだちくと残られて一緒に盛り上がられたようながやき。


 さて第2部は、18時10分からのスタートやったがよ。


 今回も、千葉、愛知、大阪、京都、高知っちゅうバラバラの5ヶ所から集まってくださり、まっこと有り難いことながやき!


 ちなみに京都の方は、第1部に引き続き連チャンでのご参加やったがよ。


 まっことありがとうございますぜよ!


 早速みんなあで「司牡丹 AMAOTO 」をグラスに注いで、小野さんの誕生日を祝うて乾杯したがやき。


 第2部も、ワシ以外はお互い初対面の見ず知らずの方々やに、いきなり盛り上がりまくりになったがよ。


 お互いが用意したツマミらあを自慢し合うたりして、飲んで食べて語り合うて、ワシからは第1部同様に小野さんの酒仕込みやタオルのネタらあをお話さいていただき、大盛り上がりやったがやき。


 また、第1部にもおられたがやけんど、「『司牡丹 AMAOTO 』を飲んで、日本酒が好きになった!」っちゅうて、皆さん口をそろえたように語ってくださり、まっこと嬉しいかぎりやったがよ。


 さらに、周りの方々に薦めたら、小野大輔ファンでも日本酒ファンでもなかったたくさんの方々が「AMAOTO 」を飲んで「美味しい!」っちゅうてハマったっちゅう例らあのお話も飛び出したがやき。


 まっこと有り難いことながよ!


 こうして、これまたアッちゅう間に1時間が過ぎちょって、大盛り上がりの中、第2部もお開きとなったがやき。


 しかも、またまたワシが退出後も、残られた5名の皆さんは、まだしばらく盛り上がられたようながよ。


 オンライン酒場「酔うちゅう部」のパワー、まっこと恐るべしぜよ!


 さて19時20分からは、ラストの第3部のスタートながやき。


 さすがにワシゃあ、この時点で結構な酔っぱらいになっちょったがよ。


 第3部は、愛知、東京、北海道からのご参加で、残り2名の方は申し込みはあったけんど、結局参加されんかったがやき。


 アクセスできんかったがやろうかのう?


 ご参加を予定しちょったに、やり方が分からんかったりしてアクセスできんかったとしたら、まっこと申し訳ございませんでしたぜよ。


 さあ、第3部は4人で、「司牡丹 AMAOTO 」で乾杯してスタートしたがよ。


 今回は人数が少なかったもんやき、さらにワシが既に結構酔っぱろうちょったもんやき、より一層濃ゆうに盛り上がったがやき。


 飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、ワシの小野大輔さんバナシや日本酒バナシらあで、こぢゃんと盛り上がり、この後の予定もなかったもんやき、ちくと時間を延長してさらに盛り上がりまくったがよ。


 こうして20時半過ぎばあにゃあ、大盛り上がりのうちに、「小野大輔さんの誕生日を祝って、司牡丹社長と『司牡丹 AMAOTO 』を飲もう!」第3部は、無事お開きとなったがやき。


 ワシゃあかなりの酔っぱらいになっちょって、ちくと意識が朦朧としもって、次回からは1晩で3回連続の会はやめちょこうと、ちくと反省したがよ。


 また、ふと思い浮かんだがやけんど、いまコロナ禍で、疫病を鎮めるっちゅう言い伝えがある妖怪「アマビエ」が流行っちゅうけんど、「AMAOTO 」をキンキンに冷やしていただきゃあ「AMA冷え(アマビエ)」になるがやないかよ?!


 「AMA冷え」飲みで、疫病退散ぜよ!


 とにもかくにも、ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございました!


















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2020年05月10日

幸せの言の葉〈1364〉

「一歩一歩上がりゃあ何ちゃあやないがやき。一歩一歩努力すりゃあ、いつの間にか高いところやち上がっちゅうがぜよ。」(鈴木大拙)


禅(ZEN)についての著作を英語で著し、日本の禅文化を海外に広うに知らしめた仏教学者(文学博士)で、1949年に文化勲章も授与されちゅう、鈴木大拙(1870〜1966)さんの言の葉ながよ。


この言の葉は、齢90を超えた大拙さんが、130段もの石段を上って自宅に帰る姿に、「九十を超えて大変でしょう」っちゅうて言うた人に対して答えたもんながやき。


90歳を過ぎて130段の石段を上るっちゅう、肉体的な面だけやち凄いことながやけんど、この言の葉はそれだけやのうて、生き方全体の問題やっちゅうことながよ。


たとえなんぼ高齢になったち、一歩一歩上がりゃあ130段もの石段やち何ちゃあやないがと同様に、今は何の取り柄もないような普通の人やち、一歩一歩地道に努力していきゃあ、いつの間にか高いところに上がることができるっちゅうことながやき。


一歩一歩地道に努力するっちゅう生き方は、一見地味で目立たんけんど、実は偉業を成し遂げることができる、最強の生き方やっちゅうことながぜよ。


  
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2020年05月09日

ワシがゲスト!5/11のFM高知「吉田類の類語録」ご聴取お願いぜよ!

 5月11日(月)の13時半からの、FM高知のラジオ番組「吉田類の類語録」に、高知県酒造組合理事長としてワシがゲスト出演し、吉田類さんとパーソナリティの谷本美尋さんと語り合うき、是非ご聴取いただきたいがやき。


 ちなみにこのラジオ番組は、4月25日(土)にワシがFM高知さんにうかごうて、収録されたもんながよ。
9日写真1 F M高知9日写真2 F M高知入口

 本来やったら、毎月類さんが高知に帰郷し、1ヶ月分を収録しゆうらしいがやけんど、さすがに新型コロナの関係で帰郷できんっちゅうことで、類さんは初のSkypeを使うてオンラインでの参加やったがやき。











 FM高知さんの収録スタジオもコロナ対策で、透明の仕切り板がもうけられちょって、換気も良うしてマスク着用での収録やったがよ。
9日写真3 収録スタジオ












 吉田類さんは、東京都内のアトリエから、Skypeにて画面上に登場されたがやき。
9日写真4 類さん登場9日写真5 類さんアップ












 ほんで、類さんの最近の状況らあについてや、ワシらあ高知県酒造組合と土佐酒アドバイザーの有志メンバーで立ち上げた、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )についてらあを、いろいろお話さいてもうたがよ。


 「酔うちゅう部」についちゃあ、そのネーミングセンスと立ち上げの経緯らあについて、類さんも大絶賛やったがやき。


 さらに「酔うちゅう部」について、近いうちに視聴だけやったら100人ばあの参加らあも可能にしたいっちゅうたら、類さんから「悦んで応援さいていただきます!」っちゅうて、出演の快諾もいただけたがよ。
9日写真6 記念撮影

 オンライン酒場「酔うちゅう部」に、かの吉田類さんが降臨される日を、皆さん楽しみにお待ちくださいや!


 また、山登りが趣味の類さんやけんど、今は外出を控えちょって、運動不足になるき、室内で簡単にできるお薦めの運動法らあについても、お話いただいたがやき。


 こうして1時間ばあで、ワシがゲスト出演の分の収録は、無事終了したがよ。


 類さん、美尋さん、まっことありがとうございましたぜよ!










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2020年05月08日

「酔うちゅう部」立ち上げメンバーにてオンライン呑み会ぜよ!

 5月2日(土)は17時から、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )の立ち上げメンバー5人にて、「酔うちゅう部」内で、オープンのお祝いと意見交換会を兼ねた、オンライン呑み会を開催したがやき。
写真1 「酔うちゅう部」表紙写真2 立ち上げメンバー









 開催前の16時ばあに、ワシゃあ今回は、大好きな「かもん亭」さんにテイクアウトを注文しちょったき、それを引き取りに行ったがよ。


 まあ見てちや!この旨そうな、素晴らしきお料理の数々を!
写真3 あかうしバッテラと出汁巻き玉子の容器












 まずは「池上さんの土佐ジローの出汁巻き玉子」!
写真5 出汁巻き玉子













 お次は「土佐あかうしの低温すき煮ばってら」!
写真4 あかうしバッテラ

 この2品は、大半を家族の夕食用に回して、ワシゃあ酒肴用に「出汁巻き玉子」1切と「ばってら」2切をもろうたがやき。


 あとは完全に酒の肴で、「土佐あかうし牛スジ煮込み」と「葉わさびブルー」(葉わさび漬けにブルーチーズムースを合わせた珍味)と、もう1品の「土佐あかうし肉味噌」にゃあキュウリを1本付け合わせたがよ。





 合わせるお酒は、もちろん今が旬の「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)!
写真6 船中生と料理

 う〜っ!!旨そうっ!辛抱たまらん!もう待ちきれんぜよ!
写真7 船中生と料理2













 バソコンの前で、待ち遠しゅうて待ち遠しゅうて、ヨダレがあふれてくるっちゅうもんながやき!


 さあ、17時にゃあ「酔うちゅう部」内にアクセスし、お祝い会のスタートながよ!


 集まった立ち上げメンバーは、主宰の「土佐酒アドバイザーアソシエーション」(以下「土佐酒AA」)代表の山崎さん(土佐山田町)と、「土佐酒AA」事務局の平野さん(高知市)、ロゴやサイトのトップページのデザイン担当の迫田さん(四万十市)、エンジニアの塩野さん(埼玉県)、ほんで高知県酒造組合理事長のワシ(高知市)っちゅう5名ながやき。


 まずは、それぞれの用意したお酒にて、早速オンライン乾杯ながよ。


 「酔うちゅう部」の無事のスタートを祝して、かんぱ〜い!!


 「船中・生酒」、んまいっ!たまらんっ!沁みるっ!


 ワシゃあお腹ペコペコやったき、早速「土佐あかうし肉味噌」にキュウリを付けていただきゃあ、これまた旨いの何の!


 「船中・生酒」と交互にやりゃあ、いきなり箸もグラスも止まらんなったがやき。


 お!迫田さんは、いきなり鰹のタタキをワラ焼きしゆうっ!!
写真8迫田さん鰹のタタキ

 合わせるお酒は、司牡丹のきもと純米酒「かまわぬ」やっちゅうがやき、アチラもまっこと美味しそうで、ちくと分けてもらいたいばあやったがよ。






 さて、みんなあで飲んで食べてしもって、いろいろ話し合うたがやき。
写真9立ち上げメンバーオンライン飲み会風景

 まずは、平野さんと塩野さんから、現状についての報告があったがよ。


 4月28日の正式オープンから、まだ5日しか経ってないに、訪れたユニークユーザー数は約1000人ばあで、1万回ばあ閲覧されちょって、登録してくれたユーザーは100人を超えちゅうっちゅうがやき!


 塩野さんに訊ねたところ、ユニークユーザー数の1%〜5%ばあの登録ユーザー数になるがが通常らしいがよ。


 「酔うちゅう部」は1000分の100やき、10%っちゅう高確率で登録してくれちょって、何より僅か5日でこの結果っちゅうんは、なかなか凄いことやっちゅうがやき!


 ワシゃあ3月初旬から、この「酔うちゅう部」をいかにオープンにこぎつけ、軌道に乗らせるかに頭を悩ませ、かかりっきりやったもんやき、まっことホッとして、こぢゃんと報われた気持ちになれたがよ。


 続いては、何回か使用してみての改善点や問題点や今後のブラッシュアップらあについて、話し合うたがやき。


 「酔うちゅう部」利用者の画像の下に、「Zoom」みたいに個人名を表示するようにできんか?(※現在既に表示されるようになっちょります!)


 オープン呑み会の場合、見ず知らずの参加者も入ってくるがやけんど、結局現れんかった場合は連絡しようがないき、参加者の名前と連絡先を、呑み会主催者に知らせるようにできんか?


 クローズ呑み会は、サイトに出てこんけんど、これまで開催された件数や人数らあばあでも、サイト上に表示できんか?


 今、オープン呑み会は6名、クローズ呑み会は4名が上限やけんど、早いうちにまっと参加人数を増やせれんか?(※現在は既に上限20名になっちょります!)


 吉田類さんみたいな著名人が降臨してくれた場合らあに、たとえば100人ばあ視聴だけでもできるようにゃあならんか?


 Zoomの場合は、たとえば全体の参加者が12人やったとしたら、呑み会の主催者が途中で分科会みたいに3人ずつ4部屋に分けたりできるがやけんど、そんな機能は付けれんろうか?


 ・・・等々、いろんな意見やアイデアらあが出まくり、盛り上がったがよ。


 そんな合間にも、ワシゃあ飲んで食べて、飲んで食べて、旨いこと旨いこと!


「葉わさびブルー」と「船中・生酒」!


 わさびの辛味とブルーチーズ独特のクリーミーな旨味らあを、「船中・生酒」が見事に融合さいて膨らまいて、後口はスカッと切れて・・・こりゃタマラン!


 「出汁巻き玉子」と「船中・生酒」!


 土佐ジロー玉子のナチュラルな甘味、花かつおと利尻昆布の出汁の旨味らあを、「船中・生酒」が下から支えるように引き立てて・・・旨い!これまたタマラン!


 「牛スジ煮込み」と「船中・生酒」!


 土佐あかうしの牛スジと味噌を煮込んだ濃厚な旨味を、「船中・生酒」が一瞬さらに膨らまいた後、爽やかにサラリと洗い流してくれるもんやき、これがタマルカ!交互にやりゃあ止まらんなるがやき!


 「土佐あかうし低温すき煮ばってら」と「船中・生酒」!


 あぁ・・・何も言えれん!ただただ旨い!旨い!旨い!旨いっ!


 そうやって酒と肴をこぢゃんと幸せに堪能しもって、オンライン酒場はガンガン盛り上がっていったがよ。


 また、ワシから、アサヒビールさんがオンライン呑み会「ASAHI SUPER DRY VIRTUAL BAR」を4月25日と5月4日に開催し、5月中にあと2回開催する予定やっちゅう情報を報告さいてもうたがやき。


 Zoomを使うて、その機能の上限である1000人をオンライン上に集めて、一斉にスーパードライで乾杯したっちゅうがやき、こりゃまっことスゴイがぜよ!


 「酔うちゅう部」は、そんな大イベントはできんけんど、ちんまい呑み会ならちんまい呑み会なりの素晴らしさがあるがやき、その点をしっかり把握して伝えていきたいもんながよ。


 また、リアルイベントじゃあ、参加者が各蔵元ブースを巡って楽しんだりしゆうけんど、それに近いことができるような仕組みらあも組み込むことができりゃあ、かなり面白いがやないろかのう?


 そんな面白い意見やアイデアらあが出まくり盛り上がる中、このGW中にいっぺん、「酔うちゅう部」上の実験で20人ばあの「オンライン呑み会」を試験開催してみろうっちゅうことになったがやき。


 こうして、「酔うちゅう部」オープン祝いと意見交換会を兼ねたオンライン呑み会は、19時ばあにゃあお開きとなったが
よ。


 ご参加いただきました立ち上げメンバーの皆さん、まっことありがとうございました。今後とも何とぞ宜しゅうお願い申し上げます。


 まっこと残念なことやけんど、コロナ禍はまだまだ長期化しそうなき、より多くの皆さんにオンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )を上手にご活用いただき、長期自粛で溜まりに溜まっちゅうストレスを発散し、ナチュラルキラー細胞を活性化させ、より免疫力をアップさいて、新型コロナウイルスから体と心を、しっかり守っていただきたいがぜよ!














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2020年05月07日

オンライン酒場「酔うちゅう部」で「船中八策」を堪能する会のご案内ぜよ!

 今回は、明後日の5月9日(土)の18時からと19時10分からの2回、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )にて開催される、「超辛口・純米酒『船中八策』を、司牡丹社長と一緒に堪能しましょう!」っちゅう、参加費無料のオンライン飲み会のご案内ながやき。
写真1 「酔うちゅう部」の「船中八策の会」画像1










 この会のご案内ページにゃあ、今が旬の夏期限定「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)のラベル画像が使われちゅうけんど、「船中八策」シリーズやったら他の商品でもOKやき、とにかく「船中八策」とパソコンかスマホを用意していただけりゃあ、20歳以上の方やったら日本全国、時差を気にせんかったら海外からやち、どなたでも無料でご参加いただけるがよ。
写真2 「酔うちゅう部」の「船中八策の会」画像2










 あとは、やっぱし「船中八策」は、食事と合わせていただいてこそ、その真価を発揮する食中酒やき、是非お好みのおツマミらあもご用意していただきたいがやき。
写真3 船中八策・零下生酒と酒肴

 18時から19時までと、19時10分から20時10分までの2回開催の予定で、各回ともワシを含めて6人が参加人数の上限やき、各回5名様×2回で、合計10名様にて満席になるき、ご希望の方は今すぐ「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )よりお申し込みくださいや!







 司牡丹社長であり、高知県酒造組合理事長であるワシと、ジックリ語り合いもって、一緒に「船中八策」を酌み交わして盛り上がりましょうぜよ!
写真4 船中八策シリーズ

 ほいたらここで、ご参加ご希望の方の申し込み方法についてを、以下に簡単にご紹介さいていただきます。


 まずパソコンの場合は、インターネット・エクスプローラーじゃあアクセスできんき、「Google Chrome」をご使用いただくか、または「Microsoft Edge」の場合は最新版にアップデートしてご使用いただきたいがよ。


 スマホの場合やったら、iPhoneやったら「Safari」を、Androidやったら「Google Chrome」をご使用いただきたいがやき。


 ほんで、「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )のサイトにアクセスし、まずは会員登録ながよ。


 登録費用らあも会費らあも一切かからん無料やき、心配ご無用ながやき。


 会員登録画面にて必要事項(〔樵(ニックネーム可)▲瓠璽襯▲疋譽広パスワード)をご記入の上、「会員登録」ボタンを押していただけりゃあ、確認のメッセージが登録されたメールアドレスに送られてくるがよ。


 送られたメール本文の中にある、「以下のURLをクリックしてください」の部分をクリックしていただけりゃあ、これにて会員登録は完了ながやき。


 これでおまさんも、立派な「酔うちゅうばー」!「酔うちゅう部」内にて、いつじゃち無料で、オンライン飲み会(オープン飲み会もクローズ飲み会も!)を開催したり、どのオープン飲み会にも参加可能となるがよ。


 ほんで、「酔うちゅう部」内の「開催予定の飲み会」の「超辛口・純米酒『船中八策』を、司牡丹社長と一緒に堪能しましょう!」の、18時スタートか19時10分スタートかの、どちらかの画像を選んでクリックしてくださいや。


 ほいたらその飲み会の詳細が表示され、席に空きがある場合は「この飲み会に参加する」ボタンが表示されるき、そちらをクリックしていただきたいがやき。


 これにて申し込みは完了ながよ。


 あとは注意点やけんど、飲み会の参加日時になったら再び申し込みいただいた飲み会の画像をクリックしてご参加いただくがやけんど、今んところ参加時間ぴったりにならにゃあ、「飲み会をはじめる」ボタンが現れんき、ちくと心配になるかもしれんけんど、参加時間ぴったりになるまでお待ちくださいや。


 「飲み会をはじめる」ボタンが現れたら、そちらをクリックすりゃあご参加いただけるがやき。


 ほいたら、5月9日(土)の18時からと19時10分から、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )にて、皆さんとお会いできますことを、こぢゃんと楽しみにお待ちしちょりますぜよ!















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2020年05月06日

幸せの言の葉〈1363〉

「一隅を照らすもんでワシゃあありたい
ワシの受け持つ一隅が
どれっぱあちんまいみじめな
はかないもんやったち
悪びれんと
ひるまんと
いっつもほのかに
照らして行きたいぜよ」


住友本社常務理事、住友家評議員会委員を務めた実業家で、住友電工中興の英主と讃えられちゅう、田中良雄(1890〜1964)さんの言の葉ながやき。


この言の葉は、終戦後っちゅう困難を窮めた時代、住友電工の精神ともなっていき、同社を支えた言の葉やっちゅうがよ。


ひるがえって今、新型コロナウイルスの感染拡大と、緊急事態宣言による自粛の嵐の中で、あらためてワシらあはこの言の葉を、胸に刻み込んじょきたいもんながやき。


どれっぱあちんもうてはかない一隅やったとしたち、悪びれることのう、ひるむことのう、いつじゃちほのかに、その一隅を照らし続けるっちゅう覚悟を、日本中のみんなあが持ったとしたなら、たとえどれっぱあコロナ禍が長期化しようとも、「日本は大丈夫!」やと自信を持って断言できるはずながよ。


さあ、みんなあで自分の受け持っちゅう一隅を、たった今から、悪びれんと、ひるまんと、常に照らして行こうぜよ!


  
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2020年05月05日

幸せの言の葉〈1362〉

「『女房が悪い』『天気が悪い』っちゅうて他に責任を転嫁する人がいまはあまりにも多いと思うがよ。そうやのうて、自分が悪いがやと。自分が勉強不足ながや、観察不足ながや、ちゅうことぜよ。」(木村秋則)


絶対不可能といわれた無農薬・無肥料のリンゴ栽培を、世界で初めて成し遂げた、「奇跡のリンゴ」で有名なリンゴ農家、(株)木村興農社の代表取締役・木村秋則(1949〜)さんの言の葉ながやき。


何かを成し遂げろうとすりゃあ、必ず何度かは壁や障害らあにぶつかるもんながよ。


そんときに、「女房が悪い」じゃ「天気が悪い」じゃっちゅうて、他人や周囲や環境らあに責任を転嫁しよったら、絶対にその何かを成し遂げることらあできんっちゅうことながやき。


まっこと耳が痛い言の葉やと思わんかよ?


他に責任を転嫁するがやのうて、自分が悪いがやと、自分がまだまだ勉強不足ながや、観察不足ながやっちゅうて、全てを自分の責任やと捉えることができる、責任の範囲が広い人だっけが、自分の目標や夢を実現することができるっちゅうことながよ。


コロナ禍の現状において、中国が悪いじゃあ、政府が悪いじゃあ、自粛せんと動きまわりゆう奴が悪いじゃあ・・・責任転嫁の嵐が吹き荒れゆう中で、この木村さんの言の葉は、目覚めの一転語となってくれるがぜよ。


  
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2020年05月04日

幸せの言の葉〈1361〉

「文字で心を洗うて、心の鑿(のみ)で顔を彫るがぜよ。」(小島直記)


経済人の伝記小説らあで有名な作家、小島直記(1919〜2008)さんの言の葉ながやき。


この言の葉はまっこと、これこそが読書の要諦やといえる言の葉ながよ。


読書っちゅうんは、たった一人の孤独の中で「文字を読む」っちゅう地味な作業をひたすら続けるだっけのことやき、そこだけを聞きゃあ、ある意味まるで拷問みたいに聞こえるがやき。


けんど、そのある意味拷問みたいな行為が、読書好きの人にとっちゃあ、ワクワクしたり、血湧き肉踊ったり、笑うたり泣いたり、全く別の人生を体験できたり、新たな発見があったり・・・っちゅうことやき、そりゃあまるでユートピアにおるみたいなもんながよ。


さらに、その読書が習慣となりゃあ、幾多の著者の心の文字が、読み手の心をキレイに洗うてくれるようになるがやき。


さらにさらに、そのキレイに洗われた心が、その人間の生きる姿勢をつくりあげ、その心が鑿(のみ)となって彫った作品が、今のおまさんの顔やっちゅうことながよ。


こぢゃんとえい読書生活を送ってきちゅう人は、こぢゃんとえい顔をしちゅうっちゅうことながぜよ。


  
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2020年05月03日

幸せの言の葉〈1360〉

「一所懸命やりよりゃあ仕事が仕事を教えてくれるがやき。」(千葉ウメ)


47歳まで専業主婦やったに、一念発起しておにぎり屋を開き、精進料理で有名な「鎌倉 鉢の木」の創業者となった、千葉ウメさんの言の葉ながよ。


どんな業界やち、どんな仕事やち、叩き上げの人の強さっちゅうんは、この言の葉に尽きると思うがやき。


たとえ最初は、何の専門知識も、何の専門技術も、何の得意なことも、何ちゃあ無かったとしたち、とにかくひたすら真面目に地道に一所懸命に仕事をしよりゃあ、その仕事が次の仕事を教えてくれ、次の仕事がそのまた次の仕事を教えてくれ・・・ちゅう具合に、仕事の中で仕事を学び、熟練していくことができるっちゅうことながよ。


「仕事が仕事を教えてくれる」っちゅうんは、まっこと奥が深うて、単なる学びや熟練だけやのうて、ニッチ市場を発見することやち、お客様の求めるもんに気づくことやち、画期的なアイデアが閃くことやち、新たなビジネスモデルを着想することやち・・・何じゃちリアルな仕事の現場でこそ、獲得することができるっちゅうことながやき。


もし、そんな「仕事が仕事を教えてくれる」っちゅう経験が、全く無いっちゅう人がおるとすりゃあ、そりゃあ間違いのう一所懸命さが足りんっちゅうことながぜよ。


  
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2020年05月02日

幸せの言の葉〈1359〉

「能力の差は五倍。意識の差は百倍ぜよ。」(永守重信)


日本電算創業者であり代表取締役会長・CEO、永守重信(1944〜)さんの言の葉ながやき。


人間の能力の差っちゅうんは、確かにそれほど極端な差がつくことらあてないもんながよ。


一般的にゃあせいぜいで二倍の差ばあで、よっほどこぢゃんと能力の高い人と、よっぽどどうしょうもないばあ能力の低い人を比べたち、おそらく五倍の差ばあが限度ながやき。


ところが、意識の差についちゃあ、百倍もの差がつくっちゅうて、かの一代にして世界的企業を創り上げた永守さんが、断言するがよ。


ほいたらつまり、たとえ能力的にゃあ劣っちょったとしたち、この意識の部分でグンと差をつけりゃあ、ライバルにこぢゃんと差をつけることやちできるっちゅうことながやき。


この「意識」たぁ何かっちゅうたら、分かりやすう言うたら「やる気」であり、つまるところ「覚悟」ながよ。


夢や目標に向こうて、それを何が何やち必ず、絶対に成し遂げるっちゅう「やる気」を持って「覚悟」を決めりゃあ、その差は百倍にもなるっちゅうことながぜよ。


  
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2020年05月01日

高知県出身のライオン宰相・浜口雄幸首相の生誕150年ぜよ!

本日令和2年(2020年)5月1日は、高知県出身初の総理大臣、ライオン宰相・浜口雄幸首相の生誕150年っちゅう、特別な日ながやき。
2020.5.1浜口雄幸

 昨日の高知新聞朝刊にも、「ライオン宰相 あす生誕150年」っちゅうて、1面の一部と16面全面にドカンと掲載されちょったき、ご覧になった方々も少のうないろう。


 実は、浜口首相は司牡丹と縁が深うて、当社の社宝にも関係しちゅうもんやき、今回はそのあたりについてを、ちくとご紹介さいていただきますぜよ。


 まず浜口首相のプロフィールやけんど、明治3年(1870年5月1日)、現在の高知市五台山に水口家の三男として生まれちゅうがよ。


 その後、安芸郡田野町の浜口家の養子となり、東京帝国大学を卒業して大蔵省へ入省。


 大正4年(1915年)高知県から衆議院議員に当選、大蔵大臣、内務大臣らあを務め、昭和2年(1927年)立憲民政党が結成されりゃあ、初代総裁に推されて就任しちゅうがやき。


 ほんで、昭和4年(1929年)に、高知県出身の初の総理大臣となったがよ。


 総理就任後は、金解禁を断行、協調外交を展開し、昭和5年にゃあロンドン軍縮条約調印の難事業を成功させる等、命懸けの政治をつらぬかれちゅうがやき。


 同年11月、東京駅にて右翼青年に狙撃されて凶弾を受け、そん時に語ったと言われる「男子の本懐」っちゅう言葉はこぢゃんと有名で、この言葉をタイトルに、城山三郎さんの傑作政治・経済小説も生まれちゅうがよ。


 その後、その傷が治りきらん中で国会に登壇するらあの無理がたたり、翌年の昭和6年(1931年)、亡くなられちゅうがやき。

 高潔で私心がのうて、将来を見わたす見識と我慢強い政治力を持ち、ライオン宰相っちゅう異名で呼ばれた浜口首相。


 「政治を国民道徳の最高とせよ」の政治観をつらぬき、「一点の汚点も残さん政治家」っちゅう賛辞がおくられたがぜよ。


 さて、そんな浜口首相と司牡丹との縁についちゃあ、次の通りながよ。


 昭和5年(1930年)、浜口首相から司牡丹に対し、「芳醇無比」っちゅう賛辞の一筆が届けられたがやき。
芳醇無比の巻・浜口雄幸首相の手紙

 その手紙の日付は10月となっちゅうき、東京駅での受難のわずか1ヶ月ばあ前っちゅうことながよ。


 実は、浜口首相が以前から司牡丹を愛飲されゆうっちゅうて秘書さんから聞いちょったもんやき、当社からその秘書さんを通じて司牡丹を贈らいてもうちょったがやき。


 この手紙は、その御礼として届けられたもんやったがよ。


 ほいたら、司牡丹の名付け親でもある、佐川町出身の維新の志士、坂本龍馬さん中岡慎太郎さん亡き後の陸援隊長・田中光顕伯爵(宮内大臣らあを歴任)が、この話を伝え聞かれて、「ワシも何か言葉を添えろう」っちゅうて連絡があったっちゅうがよ。
芳醇無比の巻・田中光顕伯爵の手紙






 田中伯の要望どおり、浜口首相の手紙を送り届けたところ、何とその手紙と自身の一筆も合わせて巻物に表装し、「芳醇無比乃巻」っちゅう箱書きまでした桐の木箱に収められて、司牡丹に贈り届けられたがやき!


 田中伯の一筆にゃあ「空谷と 名にはよべども水音も 跫音も高く 世にとどきけり」、「酒の名の 牡丹は獅子によりてこそ 高くかほらめ 千代の世までも」の二首がしたためられちょったがよ。


 一首目の「空谷(くうこく)」たぁ、浜口首相の雅号やけんど、「水の無い谷」っちゅう意味になるがやき。


 つまり一首目は、「水の無い谷っちゅう名前やに、水音も足音も高う響きわたるばあ、その名は世の中に轟いちゅうぜよ!」っちゅう、浜口首相を誉め讃える歌ながよ。


 二首目の「獅子」はライオン宰相の異名から、ほんで百花の王「牡丹」は百獣の王「獅子」たぁ切っても切れん関係ながやき。


 つまり二首目は、「ライオン宰相浜口雄幸首相によって誉め讃えられた司牡丹は、その名の通りいつまでも酒の王者であるこたぁ間違い無しぜよ!」っちゅう意味になるがよ!


 ちなみにこの話にゃあ、まだ後日談があるがやき。


 その後、田中伯より手紙が届き、「ずうっと気になっちょったけんど、やっぱし下の七字の<千代の世までも>は、<のちの世までも>の方がえいっちゅうて、佐々木信綱博士にも言われたきに書き直したい。面倒やけんど送り返してほしい。」っちゅうがよ。


 間ものう、改めて書き直されたもんが、再び表装されて届けられたがやき。


 「酒の名の 牡丹は獅子によりてこそ 高くかほらめ のちの世までも」

芳醇無比の巻



 これが、浜口雄幸首相と田中光顕伯爵の合作、現在も司牡丹酒造に所蔵されちゅう社宝、「芳醇無比乃巻」ながよ!
















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 コロナ禍で政治も経済も、全てが乱れに乱れちゅう今、「政治を国民道徳の最高とせよ」の政治観をつらぬかれた、高知県出身初の総理大臣・浜口首相を偲んで、首相愛飲の「豊麗司牡丹」(純米酒)にて、今夜は献杯さいていただきましょうかのう!















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司牡丹酒造株式会社
  
Posted by tsukasabotan at 09:30Comments(24)