2020年05月31日
幸せの言の葉〈1370〉
「馴れるっちゅうことは何と恐ろしいことやろう。馴れることによって、感謝すべきことさえ不満の種になってしまうがやき。」(三浦綾子)
大ベストセラー「氷点」の著者として知られちゅう、北海道出身の女性作家、三浦綾子(1922〜1999)さんの言の葉ながよ。
人間の習慣の力っちゅうんは最強やき、到達不可能やと思われるような未到の領域にやち、毎日毎日一歩一歩コツコツと進んで行くっちゅうことを習慣にできりゃあ、それほど辛い思いもせんと、いつしか目的地に到達することができるもんながやき。
けんど、その最強の習慣の力は、逆にも働くっちゅうことを、知っちょかにゃあいかんがよ。
つまり、心の底から感謝するような、こぢゃんと有り難い出来事があったとしたち、いつしかそれが当たり前になって、馴れてしもうたら、感謝するどころか、逆に不満の種になってしもうたりするがやき。
世の中の大半の夫婦関係らあて、まさにその代表やないかよ。
付き合いだしたばっかしの時、あるいはプロポーズが受け入れられた時、どれっぱああらゆることに感謝しつろうか。
夫婦となって、一緒におることが当たり前になってしもうたら、本来感謝すべきことやに、不満の種になってしもうちゃあせんかよ?
いま、コロナ禍で、かつて当たり前やったいろんなことが、当たり前やないなっちゅうがやき。
アフターコロナの世界は、みんなあが当たり前のことに心から感謝し合えるような、そんな素敵な世界にしたいもんながぜよ。
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2020年05月30日
幸せの言の葉〈1369〉
「人間の力は、全部出し切らんと増えんがやき。出し切らんずつに溜めりゃあ逆に減ってしまうがぜよ。」(山口良治)
伏見工業高等学校ラグビー部監督時に、無名の公立高校を全国制覇に導き、テレビドラマ「スクール☆ウォーズ」の主人公のモデルにもなった教師、山口良治(1943〜)さんの言の葉ながよ。
スポーツやち学問やち仕事やち何やち、どういたち人間は、どっかでエネルギーを出し惜しみしてしまうもんながやき。
いざっちゅう瞬間に人間は、次のチャンスのために余力を残しちょこうと考えてしもうて、全力を出し切らんずつ溜めちょこうとしてしまうがよ。
そりゃあ一見、正しいように見えるけんど、実はそんな考えと行動が、伸び盛りの人間の成長を阻む要因になってしまうっちゅうことながやき。
どんな世界でやち、人間は自分の限界を超えてエネルギーを出し切ったときに、限界のレベルが上がる、すなわち大きゅう成長しちゅうっちゅうことながよ。
どんなちんまい仕事やち、もったいぶったり出し惜しみしたりせんと、全エネルギーを出し切って、全力で事にあたりゃあ、そのたんびにおまさんの限界のレベルは上がっていく、つまりおまさんは成長し続けていくっちゅうことながぜよ。
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2020年05月29日
コロナ禍で運命を分かつ!「卑屈」か「堂々」かぜよ!
まっこと長かったコロナ禍における緊急事態宣言が解除され、やっと収束の仄かな灯りが見えてきたっちゅう感じながやき。
まだまだ油断は禁物やけんど・・・。
そんなコロナ禍じゃあ、平和な日常時にゃあ分からんかったことや、気づかんかったことらあが、ハッキリと見えてきたりすることが少のうなかったがよ。
ほんで、この状況下でいろんなお店や会社らあを見よったら、コロナ収束後に衰退するか発展するかが、おそらくすぐに見分けられるっちゅう、ある点に気づいてしもうたがやき。
そりゃあお店や会社の方々の、言動や態度や雰囲気らあから醸し出されるもんながやけんど、「卑屈」か、「堂々」か、どちらに近いかっちゅう点ながよ。
このコロナ禍じゃあ、ほとんど全てのお店や会社が、大きなダメージを被っちゅうきに、みんなあ大変な苦労をしゆうこたぁ分かっちゅうがやき。
そんな中で、お店や会社に訪れた人に対しての言動や態度や雰囲気が、「卑屈」の方に振れちゅうとしたら、そりゃあコロナ収束後にゃあ、衰退していく可能性が高いと言わざるを得んがよ。
「卑屈」っちゅうんは、必要以上に自分自身を卑しめたり、意気地のない態度を取ったり、いじけたりする様子ながやき。
何でそういう状態になるかっちゅうたら、もちろんコロナ禍で経営が逼迫しちゅうきながやけんど、よう考えたら、そりゃあ自分くだけやないし、さらに考えりゃあ一番大切なお客様やち大変な状態ながよ。
そこに気がつかんまんま、自分くのことしか考えてないきに、「卑屈」になっちゅうっちゅうことながやき。
つまり、大変な時に、自分くのことしか考えることができいで、お客様のことらあ考えることができんようなお店や会社は、コロナ収束後に、発展していくことらあ難しいっちゅうことながよ。
一方、訪れた人に対しての言動や態度や雰囲気が、「堂々」の方に振れちゅうお店や会社は、コロナ収束後にゃあ、そりゃあ発展していく可能性が高いがやき。
「堂々」っちゅうんは、どっしりとした立派さを感じさせるさま、威厳を感じさせる様子っちゅう意味ながよ。
何でコロナ禍で経営が逼迫しちゅう中においてやち、そういう状態でおれるかっちゅうたら、そりゃあ大変ながは自分くだけやない、しかも一番大切なお客様やち大変な状態やっちゅうことに気がついちゅうきながやき。
自分が大変な状況においてやち、他人の幸せを祈ることができるような人は、その姿は「堂々」として見えるもんながよ。
つまり、自分が大変な時にやち、しっかりとお客様のことを考えることができるお店や会社は、コロナ収束後に、発展していくことができるはずやっちゅうことながやき。
何かちっくと偉そうなことを書いてしもうたけんど、こりゃあ自分自身と自分の会社に対する戒めの意味も込めたもんながよ。
実は恥ずかしながら、ワシゃあかつて若かりし頃、自分くの会社の経営状態が大変やった時に、ちっくと「卑屈」の方に振れた言動をしたことがあったがやき。
そん時に、大先輩の蔵元の社長から、「苦しい時やち、堂々としちょらにゃいかん!」っちゅうて、戒められたことがあったがよ。
確かそん時ゃあ、何で苦しい時に堂々としちょらんといかんがかの、その深い意味がよう分かってのうて、そんなんただのカラ元気やないがかと思うたりしたような気がするがやけんど、今やったらそん時の大先輩社長の言葉の真意が、よう理解できるがやき。
ほんじゃき、このコロナ禍で、こりゃいかん、自分はちくと「卑屈」の方に振れちょったかもしれんっちゅうて気づいた方は、今すぐ自分くの大切なお客様のことを考えて、この状況下でお客様の幸せのために何かできるこたぁないかと、一所懸命考えてみることながよ。
そうすりゃあ、人間は同時に2つのことを考えるこたぁできんきに、自分のことらあ頭から飛んでしもうて、周りから見りゃあその姿は「堂々」として見えるっちゅうことながぜよ。
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司牡丹酒造株式会社
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2020年05月28日
2020年05月27日
「ゲコノミクス〜巨大市場を開拓せよ!〜」ぜよ!
今回のお薦め書籍は、「ゲコノミクス〜巨大市場を開拓せよ!〜」(藤野英人 著 日本経済新聞出版本部 2020年5月11日発行 1500円+税)っちゅう、何と!お酒を飲まん、下戸(ゲコ)のムーブメントがやってきたっちゅう書籍ながやき。
「おいおい!酒造会社の社長たるもんが、何ちゅう書籍を紹介しゆうがな!」っちゅうて、お叱りを受けてしまいそうなけんど、実はこの書籍、酒類業界の方々は絶対に読んじょいた方がえい、特に日本酒の蔵元にとっちゃあ必読の書やといえるがよ!
何でかっちゅうたら、まず本書に掲載されちゅう衝撃の事実やけんど、厚生労働省の「国民健康・栄養調査」(平成29年)から、飲酒に関するデータ(全員20歳以上)を見てみりゃあ、「ほとんど飲まん」「やめた」「飲まん(飲めん)」と答えた人の合計は、何と55.4%やっちゅうがやき!
つまり、20歳以上の日本人の半分以上はゲコノミストやっちゅう事実を、まずは全ての前提とせにゃあいかんっちゅうことながよ。
しかも、その割合は年々増えていきゆうっちゅうがやき。
ほんじゃき、酒類業界やったち、ゲコノミストの市場は、もはや無視するこたぁできんっちゅうことながよ。
さらに、今後の世の中としちゃあ、「働き方改革」や「健康経営」の流れらあがあり、さらに「SDGs(持続可能な開発目標)」や「ダイバーシティ(多様性)」や「インクルージョン(包摂)」っちゅう考えらあが主流になっていきゆうわけやき、そっちの文脈からやち、もはや酒類業界はゲコノミストの目線を無視するこたぁできんっちゅうことになるがやき。
さらに著者は、ゲコノミストにゃあ実に多様なタイプが存在しちゅうっちゅうて指摘するがよ。
まずは、,酒が嫌いで体質的にも飲めんっちゅう「真性ゲコノミスト」、次に△酒は好きやけんど、ちびっと飲むだっけで体調が悪うなったりして体質的に飲めんっちゅう「酒好きゲコノミスト」、続いてはB亮租にゃあ飲めるけんど、実はお酒が嫌いっちゅう「酒嫌いゲコノミスト」、最後にい酒は好きやし、体質的にも飲めるけんど、何らかの理由で飲めん、飲まん、飲みとうないっちゅう「選択的ゲコノミスト」、この4つのタイプが大まかな4分類やっちゅうがやき。
ほんでい砲磴◆△気蕕紡人佑癖々がおって、車の運転があるき飲めんとか、妊娠中・育児中のために飲めんとか、加齢、健康不安、病気、ドクターストップらあで飲めんとか、さらにゃあ仕事のパフォーマンスを出すために飲まんとかっちゅう、実にいろんな方々が存在しちゅうがよ。
ちなみに、最近のアメリカやヨーロッパの、特にミレニアム世代にゃあ、あえてお酒を飲まん生き方を選択するっちゅう、「ソバー・キュリアス」がトレンドになっちゅうっちゅうがやき。
「Sober」が「シラフ」の意味で、「Curious」は「ものを知りたがる/好奇心が強い」っちゅう意味やき、「飲まん」っちゅうことをポジティブに捉えた表現やっちゅうがよ。
要するに、ゲコノミストは、実に多様性に富んじゅうっちゅうことで、そん中にゃあ、たとえ今はまったく飲んでくれんかったとしたち、将来的にお酒を飲んでくれる顧客になり得る人もおるっちゅうことながやき。
ここ、こぢゃんと大事ながよ!
,凌佑鰐詰やとしたち、△砲磴▲船咼辰箸笋辰燭薜めるようになる人もちったぁおるろうし、の人やったちある時点から酒好きになる可能性もあるろうし、い凌佑蓮峅燭蕕の理由」がないなりゃあ飲みだしてくれたりするはずながやき。
特に、疲弊が激しい日本酒業界にとっちゃあ、これまでほとんど未開拓やった、ライトユーザー市場の開拓がアフターコロナの命綱やといえるがやけんど、↓い諒々の中にこそ、そんなライトユーザーが潜んじゅうっちゅうことながよ。
この書籍は、そんな日本酒業界の未来の顧客、ライトユーザーの生の声が、彼らの本音が満載やき、こぢゃんと学びになるっちゅうことながやき。
さらに、本業は投資家である著者ならではの視点での、ゲコ市場開拓のヒントらあも満載で、さらにさらに終盤にゃあ、糸井重里さんと著者の「ゲコ×ゲコ特別対談」も収録されちゅうがよ。
糸井さんも著者も、まったく飲めんっちゅうわけやないけんど、飲むこたぁやめたっちゅう方やき、ゲコノミストとノミストの両方の気持ちが分かるようなき、こぢゃんと参考になる対談やったがやき。
「『ゲコノミスト』の活動っちゅうんは、『飲むやつはけしからん』っちゅう話やのうて、『飲まん人の気持ちもわかってや』っちゅうことと、飲まん人が楽しめる場所を増やそう、そうすりゃあみんなあが楽しゅうなるやいかっちゅうんが一番ながやき。」っちゅう著者の言葉にゃあ、まっことノミストとゲコノミストの両者に対する愛がこもっちゅうがよ。
また、「酒飲みはちびちびやりもって、蕎麦屋で待ちゆうやいか。かまぼこと酒で。あるいは、アタリメとかで、蕎麦が来んうちに。うらやましいがやき。あの時間がワシらあにゃあない。」っちゅう糸井さんの言葉や、「男同士とかで、恋人でもないに、お酒をちびちび飲みもって、黙って時間が流れゆうけんど、ほんでも、えい感じ。ありゃあうらやましい。」っちゅう著者の言葉らあにゃあ、まっこと確かにと、思わず膝を打ったがやき。
さらに糸井さんの、「やっぱり情報のやりとりっちゅうんは、情報といいゆう部分に、まっとすごい分量があるがやと思うたほうがえいがやないろうか。酒を飲んだときにちょっとうらやましいがは、意味にとらわれんところでのスキンシップに近いやりとりがあるからやないがかと。」っちゅう言葉にゃあ、ワシが常々語りゆう「日本酒はネットに勝る最強のコミュニケーションツール」に通じちょって、まさに我が意を得たりやったがよ!
「ゲコノミスト〜巨大市場を開拓せよ!〜」・・・飲兵衛にもゲコにも面白うて、酒類業界に、特に日本酒業界に、いまこそ必読の書籍やといえるがぜ
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2020年05月26日
2020年05月25日
2020年05月24日
幸せの言の葉〈1368〉
「九十九%の力を出しゆう時はしんどいけんど、一一〇%、一二〇%の力を出そうとした時、その人の根こそぎの力が出てくるがぜよ。」(津曲孝)
西宮市の洋菓子の名店ツマガリを1987年に設立し、2011年にゃあ「現代の名工」を受賞した、津曲孝(1950〜)さんの言の葉ながやき。
誰やち、長年ある程度仕事をしてきたら、自分の実力の限界っちゅうんが何とのう分かってくるもんながよ。
ほんじゃき、全力で事にあたろうとした時、自分の思うちゅう実力の九十九%ばあの力を出そうとするき、それがしんどうなる原因やっちゅうことながやき。
津曲さんは、実は自分の思うちゅう実力の限界よりか、1割り増しか2割り増しもの実力が潜んじゅうもんやっちゅうがよ。
つまり、自分が思うちゅう限界の1割り増しか2割り増しの目標を立てて、その力を出そうとすりゃあ、そん時に初めて隠れ潜んじょった根こそぎの力が溢れ出してくるっちゅうがやき。
そんな未知のパワーが溢れ出した時、しんどいらあて感覚は、どっかに吹っ飛んでしもうちゅうっちゅうことながぜよ!
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2020年05月23日
幸せの言の葉〈1367〉
「『いまがそん時、そん時がいま』・・・ホンマにやりたいと思うちゅうことがいつか来るやろう、その瞬間に大事な時が来るやろうと思うちょっても、いま真剣に目の前のことをやらん人にゃあ決して訪れん。憧れちゅうその瞬間こそ、実はいまながぜよ。」(外尾悦郎)
福岡県出身の彫刻家で、1978年からバルセロナのサグラダ・ファミリア教会の建設に携わり、現在は主任彫刻家を務める、外尾悦郎(1953〜)さんの言の葉ながやき。
この言の葉は、40年以上にわたりサグラダ・ファミリア建設に携わる中で、外尾さんが常に自らに言い聞かせてきたもんやっちゅうがよ。
誰やち、もし叶うことなら、いつかこんなことをやりたいとか、成し遂げたいとかっちゅう夢があるはずながやき。
けんど、いつかそれを仕掛けるチャンスが来るやろうと思うて、その機会を待ちゆうようじゃあ、そんなチャンスらあいつまで待ったち訪れんっちゅうことながよ。
実はそのチャンスっちゅうんは、「いまがそん時、そん時がいま」やっちゅうことながやき。
いま真剣に目の前のことをやりゆう中にこそ、おまさんの夢を成し遂げるためのチャンスが潜んじゅうっちゅうことながよ。
つまり、この大ピンチのコロナ禍の中にこそ、おまさんの夢を実現するタネが隠れちゅうっちゅうことながぜよ!
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2020年05月22日
2020年05月21日
パソナ・南部靖之氏の「食の力 〜ニューミール政策〜」ぜよ!
今回のお薦め書籍は、かのパソナグループ代表・南部靖之氏編の、「食の力 〜ニューミール政策〜」(南部靖之 編 株式会社財界研究所 2020年4月30日発行 700円+税)をご紹介さいていただきますぜよ。
ちなみに確か1999年、当時ベンチャー三銃士と呼ばれよった、ソフトバンクの孫正義氏と、旅行代理店「H・I・S」の澤田秀雄氏と、人材派遣業パソナグループの南部靖之氏の3人が主役で、「平成・幕末世直し劇 いでよ龍馬」っちゅう芝居が東京で開催され、ワシも観劇さいてもうた記憶があるがやき。
確か孫氏が坂本龍馬役で、澤田氏が勝海舟役で、南部氏は桂小五郎役やったと思うがよ。
またその後2006年にゃあ、永田農法の創始者である故・永田照喜治先生に誘われて、東京・大手町の地下農場「PASONA 02」を見学さいてもうたこともあったがやき。
そんなことらあがあって、パソナグループが農業分野や「食」について、いろいろ展開されゆうこたぁ知っちょったもんやき、新聞の週間ランキングでこの本を見つけたとき、思わず書店に走って購入しちょったがよ。
まず、表紙のトーマス・エジソンさんの言葉が、グッとくるがやき。
「未来の医者は、薬で人間を治療するがやのうて、栄養・食事によって病気を予防し、治すやろう」
早うに、そんな未来が来てほしいと、まっことつくづく思うがよ。
さて本書の中身けんど、まず第1章は、南部氏による「『ニューミール政策』を国民運動に」っちゅう内容ながやき。
ちなみに「ニューミール政策」のネーミングは、ルーズベルト大統領の「ニューディール政策」から取ったもんで、正しい食と健康のあり方を提言するっちゅうことながよ。
ほんで、パソナグループは、この「ニューミール政策」を次期経営ビジョンに据えるにあたり、具体的な5つの行動指針を掲げたっちゅうがやき。
【「ニューミール政策」五ヵ条】
一、食は健康な体を創る
二、食はこれからの医療を創る
三、食は芸術文化を創る
四、食は心豊かな人生を創る
五、食は豊かな未来を創る
/は健康な体を創る
海外じゃあ日本料理が人気で、健康にえいっちゅうて評判やけんど、その一方で日本は、添加物の基準が緩い、使用可能な農薬の種類が多い、卵や豚肉の飼育環境基準が低い・・・らあの問題もあるっちゅうがよ。
日本じゃあ当たり前のように売られゆう食品やち、海外じゃあ問題視されちゅうっちゅう例も、少のうないっちゅうがやき。
ほんで、「ニューミール政策」の第一歩としちゃあ、働く人々が毎日食べるランチから、意識を変えていきたいっちゅうがよ。
さらに、安全性に心配があると指摘されちゅう食品はなるべく選ばんっちゅう、社会的な意識を広めていきたいっちゅうがやき。
⊃はこれからの医療を創る
生産や飼育方法らあにこだわった食材は、値段の高いもんが多いけんど、年を取ってから飲む薬代よりか、はるかに経済的やないかっちゅうがよ。
医療の世界やち、東洋医学(漢方医学)が見直され、西洋医学を補完する統合医療が広がりゆうっちゅうがやき。
ワシらあが普通に食べゆう野菜や果物やち、「衣食同源」を実践することができるっちゅうがよ。
食事に気をつけることが、医療に頼らんと健康的な体をつくることにつながるっちゅうがやき。
食を見直すことぁ、すなわち医療を見直すことやっちゅうがよ。
食は芸術文化を創る
和食は、食材の扱い方から、味付けの仕方、お客様へのサービス、おもてなしまでトータルで、「総合芸術」と言えるっちゅうがやき。
こうした食文化は、日々の生活のゆとりや心の豊かさにもつながり、ワシらあの人生に彩りを与えてくれるっちゅうがよ。
たは心豊かな人生を創る
健康のためにゃあ、笑顔で食べることも大切やっちゅうがやき。
家族や友人と笑顔で食卓を囲みゃあ、味覚や食の効能も変わってくるやろうっちゅうがよ。
1日3回の食事の時間は、人間が生きていく上で重要なもんで、健康な体づくりに加え、人とのつながり、新しい知見や発想を得るチャンスにもなるっちゅうがやき。
タは豊かな未来を創る
売り上げ、利益っちゅう株主価値の最大化や効率を目指す経営から転じて、社員の健康推進への取り組みで企業価値の向上を目指す、「健康経営」に注目が集まっちゅうっちゅうがよ。
ちなみにパソナグループは、現在淡路島でさまざまな農業プロジェクトを手がけゆうっちゅうがやき。
農業を通じた持続可能な社会の実現を目指すベンチャー、「タネノチカラ」らあやっちゅうがよ。
ほんで、地方は、鮮度が高うてビタミンが失われちょらん収穫したばっかしの野菜や、キラキラとウロコが光る新鮮な魚であふれちゅうっちゅうがやき。
豊かさの定義はさまざまやけんど、食に関しちゃあ、地方の方が豊かで、健康的やと言えるかもしれんっちゅうがよ。
ワシらあ一人ひとりの未来をつくるがが、日々の心豊かな暮らしやっちゅうがやき。
ほんで、すぐに実践できるがが、毎日の健やかな食事やっちゅうがよ。
多くの人が共感し、試みてくれるような取り組みとして、この「ニューミール政策」を広めていきたいとし、一人ひとりの健康はもとより、「豊かな未来を創る」一つのムーブメントになりゃあうれしいっちゅうて、南部氏は締め括っちゅうがやき。
その他は、第2章が「食と健康を考える・・・『食べ方』で血糖値上昇抑制」(健康科学博士 和洋女子大学教授 元厚生労働省栄養・食育指導官 古畑公氏)。
第3章が「子供、若者、ミドル、シニア・・・[世代別]食の疑問 Q&A」(回答:薬に頼らない薬剤師 栄養学博士 宇田川久美子氏)。
第4章が、「健康寿命を延ばす、『玄米菜食』の健康食生活」で、元ミス日本代表の筒井菜月氏の「食べたいものを食べる知識を」と、薬剤師の宇田川久美子氏の「日本人の体に合った食事で病気予防」と、鍼灸師の長島晃氏の「オーダーメイドの食事療法広めたい」の3編が掲載されちゅうがよ。
さらに第5章は、「ヴィーガン料理とスイーツでお出迎え〜」(淡路島のハローキティショーボックス・・・和食シェフと、パティシエに聞く)。
第6章は「識者座談会」で、南部氏が司会を務め、信川益明氏(一般社団法人日本健康科学学会理事長、一般社団法人日本健康食品認証制度協議会理事長、日本健康生活提案委員会委員長、元慶應義塾大学医学部教授、医師、医学博士)、宇田川久美子氏(一般社団法人国際感食協会理事長、特定非営利活動法人統合医学健康増進会常務理事、薬剤師、栄養学博士)、外岡瑞紀氏(特定非営利活動法人国際連合世界食糧計画WFP協会マーケティングコミュニケーションマネージャー)っちゅう3名の識者の方々と南部氏が、食について語り合うちゅうがやき。
「持続可能なライフスタイルとは?」、「『いただきます』は、日本の文化」、「まずは食べることに感謝をする」、「頭だけやのうて、心と体で感じることも重要」、「SDGsの目指すがは、人の幸せ」、「Happiness Fills the Air」(周囲を幸せで満たすこと)、「食の安全保障」、「日本の発酵食品文化が、飢餓を救う!」、「日本食は、何かを排除する考え方やのうて、この自然とともに生きちょって、持続可能な食であることが、美しいところ」・・・等々、珠玉の言葉や学びになる考え方らあがズラリながよ。
南部靖之氏の「食の力 〜ニューミール政策〜」は、食に興味を持っちゅう方々だっけに限らんと、是非日本人みんなあに読んでいただきたい書籍ながぜよ。
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2020年05月20日
2020年05月19日
2020年05月18日
オンライン飲み会のメリットと、コロナが突きつけた「食」の問題ぜよ!
今回は、先週の5月15日(金)のブログ(およびFacebook)にてご紹介さいてもうた、日本のトップマーケッター壇直仕祇萓犬凌郡、「マーケティング・ジャーニー」〜変容する世界で稼ぎ続ける羅針盤〜(壇直仕 著 日本経済新聞出版本部 2020年4月8日発行 1600円+税)の終盤に、「オンライン飲み会」のメリットやアイデアについてが書かれちょったき、まずはちくとその部分をピックアップし、ご紹介さいていただきますぜよ。
壇沈萓犬蓮以下の通りのオンライン飲み会のメリットを挙げちゅうがやき。
<オンライン飲み会のメリット>
●住んじゅう地域や家庭の事情らあの制約がある人やち、参加しやすい。日本全国、海外からも参加でき、小さな子供や介護が必要な身内がおるなど、外出しにくい人でも大丈夫。
●実際やってみりゃあ、「こりゃあ流行る!」と確信できるばあ、楽しい。
●予想以上に盛り上がり、参加者は個別に開催しとうなるばあ、伝染力が強い。
●終電に乗り遅れる心配がない。タクシー代や運転代行代がかからん。お酒を注ぐらあの気配りがいらん。酔っぱらいに絡まれる心配もない。
●家族を紹介し合うようなこともでき、より親密な関係を結べる。
●まずオンライン飲み会で仲良うなっちょきゃあ、オフラインでも会いたいとなり、実際に会うたら既に旧知の友人と再会したような感覚になれる。
●会社の同僚らあの近くにおる人よりか、同じ興味を分かち合える遠くの人の方が、実は仲良うなれる。
●パワハラなど、様々なハラスメントが問題になっちゅう昨今、利害関係がない人同士が参加する、リラックスした場でコミュニケーションをとるニーズ自体が高まっちゅう。オンライン飲み会は、そのスキマを埋める役割を担うやろう。
●リアルの飲み会以上に、オンライン飲み会じゃあ幹事的な役割のファシリテーターが重要となる。ファシリテーターが上手にいろんな人らあに話を振ることで、全体が盛り上がることができる。そんなファシリテーターたちの需要が今後高まっていくやろう。
●オンライン飲み会でやり取りすりゃあ、業種、業態、地域を越えたコミュニケーションが盛んになる。そこから発展し、多様な学び合いをし、協力し合い、新しいビジネスが生まれる可能性も高うなる。
また、次の通りの「オンライン飲み会のアイデア」も紹介されちゅうがよ。
<オンライン飲み会のアイデア>
●顔出しNGやち参加OKにすりゃあ、参加者の裾野が広がる。風呂上りやち、パジャマ姿やち、ノーメイクやち参加できる。
●おそらく今後、爆発的にヒットするがは、女性のオンライン飲み会。子育て中の女性が、子供が寝静まって、旦那さんが帰ってくるまでの間、飲みもって子育てや副業らあの情報交換をするっちゅうことが、当たり前になるがやないか。場合によっちゃあ、企業スポンサーがついて、商品モニターを組み合わせるっちゅうことも出てくるかも。
●ビジネス交流会のようなオンライン飲み会も、いずれ一般的になるやろう。単にビジネス情報が飛び交うだけやのうて、雑談の中でビジネスアイデアが生まれることも出てくるはず。その重要性がわかっちゅう人ほど、オンライン飲み会を主催するようになるやろう。
●オンライン飲み会のメンバーに、サプライズでお酒らあのプレゼントを送っちょいて、飲み会の最中に届くようにしちょきゃあ、サプライズの瞬間を目撃することができる。
いまコロナ禍で、高知県酒造組合と土佐酒アドバイザー有志で立ち上げた、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https:youtu-bu.jp )内にて、いろんなオンライン飲み会を開催しゆうけんど、確かに上記のようなメリットやアイデアらあを、まざまざと実感しゆうがよ。
コロナ終息後も、オンライン飲み会は間違いのう、新たな「飲み会のカタチ」として、大きゅう育っていくはずながやき!
また、この書籍「マーケティング・ジャーニー」は、「日経MJ」の人気連載コラム「壇直仕気量ね茲縫皀討襯沺璽吋謄ング」に加筆修正を加えて誕生したもんながやけんど、実はこの連載はまだ続いちょって、先日5月4日(月)の同コラムのテーマは「コロナが突きつけた『食』の問題」やったき、そちらもちくと以下に取り上げさいていただきますぜよ。
壇沈萓犬蓮⊃祁織灰蹈覆突きつけた本質的な問題を「食」やとし、デジタル変革と同様に「食の変革」に取り組むべきやっちゅうんが、行き着いた結論やっちゅうがよ。
今回のコロナ問題じゃあ、ほぼすべての業種が経済的な打撃を受けちゅうけんど、最も打撃を受けたがは飲食・宿泊らあの「食にまつわる産業」であるこたぁ疑いようがないがやき。
ほんで、これを乗り切るためにゃあ、政府による大規模な財政出動だけじゃあ不十分やっちゅうがよ。
今必要ながは、緊急事態に対応しもって収束後の成長モデルを描くことやっちゅうがやき。
日本の成長に必要なこととして、その結論が、「食の変革」やっちゅうがよ。
国家戦略として、食にまつわる産業を支援することやっちゅうがやき。
日本の食料自給率は、昭和40年から長期的に下がり続ける一方で、日本の食は海外に頼るがが当たり前やと思われてきたがよ。
けんど、コロナがその弊害を浮き彫りにしたっちゅうがやき。
海外から食材を運ぶ物流が影響を受けりゃあ、自給率が低い日本じゃあ、容易に食不足に陥ってしまうっちゅうがよ。
また、感染症から身を守るために、どれっぱあ免疫力を高める食材かどうかを、誰もが問い始めゆうっちゅうがやき。
こうした状況でクローズアップされてきたがが、飲食業が担うちゅう地域の安全保障やっちゅうがよ。
飲食業は、想像以上にワシらあの生活の安全に直結しちゅうっちゅうがやき。
また、非常時らあに保存できるもんとして、米や味噌、漬物らあの日本の伝統食が再評価されてえいっちゅうがよ。
ただ食の変革っちゅうたち、従来のように「国内農業を支援する」だっけじゃあ足りんっちゅうがやき。
海外から入る安い農作物を使うて、飲食業が発展する図式自体が変わらんと、意味がないからやっちゅうがよ。
今後は農業を支援するだっけやのうて、食を軸に地域生活のトータルな安全保障を再構築することが欠かせんっちゅうがやき。
その担い手として飲食業や宿泊業を戦略的に活用すべきやと、壇沈萓犬蝋佑┐襪辰舛紊Δよ。
ほんで、その一例として、米国のホワイトドッグカフェがつくった生活経済団体「BALLE」を挙げるがやき。
農家や酪農家が地元飲食店に食材を提供することから始まり、廃棄物処理も含めた、食を軸とした生活経済圏を作り上げちゅうっちゅうがよ。
工業化社会じゃあ製造業が経済の担い手で、飲食業・宿泊業は産業政策として重視されてきた業界たぁいえんがやき。
けんど、コロナ後の新しい生活経済圏のあり方を考えりゃあ、極めて重要な役割を果たすことになるっちゅうがよ。
コロナを契機に、日本の食の生活安全保障を真剣に考え、食料自給率を本格的に逆転していく覚悟が問われちゅうがやないかっちゅうて、壇沈萓犬歪め括られちゅうがやき。
この、日本の食の生活安全保障の考えと、食を軸とした生活経済圏の創出っちゅうんは、まさに高知県が得意とする分野やといえ、そういう意味じゃあアフターコロナの最先端に土佐の高知が躍り出る、ビッグチャンスやないかよっちゅうことながぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社
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2020年05月17日
幸せの言の葉〈1366〉
「『ウェルカムピンチ』こりゃあ『ピンチはチャンスだ』の最上級。ピンチはあったほうがえいがやき。」(五十嵐裕子)
ずぶの素人だらけの福井県立福井商業高等学校チアリーダー部を率いて、僅か3年で全米ナンバーワンへと導き、映画「チア☆ダン」のモデルにもなったっちゅう、同校教諭の五十嵐裕子(1968〜)さんの言の葉ながよ。
このコロナ禍において、あちこちからボチボチ「ピンチはチャンス」っちゅう声が聞こえてくるがやき。
コロナ禍を「ピンチはチャンス」と捉え直しゃあ、たとえばデジタル変革の流れをいち早う取り入れ、年間に何日休みがあったち、社員が1人も出社せいじゃち、しっかり成長していけるビジネスモデル作りに挑戦していくっちゅうようなことながよ。
そういう捉え方ができる会社が、きっとアフターコロナの勝者となるっちゅうことながやき。
ところが、かの映画「チア☆ダン」のモデル、福井商業高等学校チアリーダー部を率いる五十嵐教諭は、さらに「ピンチはチャンス」の最上級、「ウェルカムピンチ」やっちゅうがよ!
ピンチはあったほうがえい、待ってました、ようこそピンチ!・・・ちゅうがやき、さすがにワシもそこまでは、まだまだよう考えれんがやき。
けんど、そこまでの捉え方ができたきにこそ、五十嵐教諭は、ずぶの素人を3年で全米ナンバーワンに導くことができたっちゅうことながよ。
あらゆる会社が大変な打撃を受けちゅうコロナ禍において、そんな最中においてやち、「ウェルカムピンチ」といえるばあ、肝が据わっちゅう会社が、そこまでの捉え方ができる会社が、きっとアフターコロナの覇者となるっちゅうことながぜよ。
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2020年05月16日
幸せの言の葉〈1365〉
「言い訳は敗北の前兆ながやき。」(井垣利英)
人材教育家であり、マナー講師、株式会社シェリロゼ代表取締役の、井垣利英(としえ)さん(1970〜)の言の葉ながよ。
ちなみに「言い訳」たぁ、自分の言動を正当化するために事情を説明することで、一般的にゃあ相手から聞かれる前に自ら、「責任逃れ」をするために行われるもんながやき。
これに対して「理由」は、物事がそうなった経緯の説明であり、一般的にゃあ相手から事情を聞かれた際に、自分の責任や非を認めた上で説明をするっちゅうことながよ。
「言い訳」と「理由」じゃあまったく、潔さと覚悟が違うっちゅうことながやき。
何かがうまいこといかんかったり、失敗したりした時に、「理由」を語る人は、既に潔う非を認めちゅうき、反省点を活かして別のやり方や道筋を、次は発見することができるようになるがよ。
一方、「言い訳」を語る人は、本心じゃあ自分の間違いを認めてないっちゅうことやき、反省もないき、何回挑戦したち、結局はおんなじ失敗を繰り返すことになるがやき。
まさに「言い訳は敗北の前兆」っちゅう言の葉のとおりで、言い訳が出てくる時点で、もはや負けちゅうっちゅうことながぜよ。
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2020年05月15日
2020年05月14日
【拡散希望!】5/16「司牡丹」「るみ子の酒」「三芳菊」オンライン座談会ご案内ぜよ!
今回は、明後日の5月16日(土)の19時から(22時まで)「Zoom」を使うて開催の、「司牡丹」「るみ子の酒」「三芳菊」の3蔵元が登場する、オンライン酒蔵座談会のご案内ながやき。
この会は、6年ばあ前から東京で日本酒会を開催してこられちゅう、齊藤俊洋さんっちゅう方が、コロナ禍における日本酒応援と家飲みを楽しゅうする一助になりゃあっちゅう事で開催されだいた、オンライン酒蔵座談会の第6回目になるがよ。
今回の酒蔵は、もちろん「司牡丹」(高知県)のワシ(社長の竹村)と、「るみ子の酒」(三重県)森喜酒造場の森喜るみ子専務と、「三芳菊」(徳島県)三芳菊酒造の馬宮亮一郎社長っちゅう、なかなかに濃いメンツやき、こぢゃんと楽しい座談会になるこたぁ、間違いなしながやき!
主催者の齊藤さんにうかごうたところ、これまでだいたい55〜75名ばあの方々が参加されゆうようで、齊藤さんの進行で、各蔵の酒造りへの想いやこだわり、なかなか聞けん裏バナシらあを、お酒を飲みもって配信するっちゅう内容で、何と参加費は無料!!やっちゅうがよ!
結構参加人数も多いきに、基本は座談会パネラー以外はミュート参加になるらしいがやけんど、もちろん質問らあも受け付けるきに、そん時ゃあワシらあとオシャベリもできるっちゅうことながやき。
尚、参加に必須っちゅうわけやないけんど、どうせやったら「司牡丹」「るみ子の酒」「三芳菊」らあのお酒を飲みもって、ワシらあの座談会を聴いていただけりゃあ、より一層盛り上がる楽しい会になるはずながよ。
もし、参加者の皆さんが誰一人司牡丹のお酒を用意しちゃあせんかったら、ワシゃあこぢゃんと寂しいし、モチベーションも下がるきに、是非是非たくさんのご参加者の方々が司牡丹を用意して参加してくださることを、心から祈っちょりますぜよ。
あ、そうそう!今回参加の3蔵のお酒の「抽選プレゼント企画」も行われるそうやきに、そちらも楽しみにしちょってくださいや!
ところで、主催者の齊藤さんは、このイベントを完全ボランティアで開催されよって、持ち出しだっけっちゅう状態やき、「LINEPay投げ銭」を導入されちゅうらしいがやき。
お構いない方は、お気持ちで、「LINEPay投げ銭」にご協力しちゃってくださいや。
また、座談会は録画され、「YouTube」で配信されるらしいきに、顔を見せとうない方は、画面に自分の顔が映らん設定にしてのご参加をお願いいたします。
ほいたら、明後日の5月16日、「司牡丹」「るみ子の酒」「三芳菊」のオンライン蔵元座談会にて、お待ちしちょりますぜよ!
詳細やお申し込みらあについちゃあ、添付の齊藤さんのFacebookをご覧くださいや。
https://www.facebook.com/events/689806495202542/
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社
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2020年05月13日
2020年05月12日
2020年05月11日
2020年05月10日
幸せの言の葉〈1364〉
「一歩一歩上がりゃあ何ちゃあやないがやき。一歩一歩努力すりゃあ、いつの間にか高いところやち上がっちゅうがぜよ。」(鈴木大拙)
禅(ZEN)についての著作を英語で著し、日本の禅文化を海外に広うに知らしめた仏教学者(文学博士)で、1949年に文化勲章も授与されちゅう、鈴木大拙(1870〜1966)さんの言の葉ながよ。
この言の葉は、齢90を超えた大拙さんが、130段もの石段を上って自宅に帰る姿に、「九十を超えて大変でしょう」っちゅうて言うた人に対して答えたもんながやき。
90歳を過ぎて130段の石段を上るっちゅう、肉体的な面だけやち凄いことながやけんど、この言の葉はそれだけやのうて、生き方全体の問題やっちゅうことながよ。
たとえなんぼ高齢になったち、一歩一歩上がりゃあ130段もの石段やち何ちゃあやないがと同様に、今は何の取り柄もないような普通の人やち、一歩一歩地道に努力していきゃあ、いつの間にか高いところに上がることができるっちゅうことながやき。
一歩一歩地道に努力するっちゅう生き方は、一見地味で目立たんけんど、実は偉業を成し遂げることができる、最強の生き方やっちゅうことながぜよ。
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2020年05月09日
2020年05月08日
2020年05月07日
2020年05月06日
幸せの言の葉〈1363〉
「一隅を照らすもんでワシゃあありたい
ワシの受け持つ一隅が
どれっぱあちんまいみじめな
はかないもんやったち
悪びれんと
ひるまんと
いっつもほのかに
照らして行きたいぜよ」
住友本社常務理事、住友家評議員会委員を務めた実業家で、住友電工中興の英主と讃えられちゅう、田中良雄(1890〜1964)さんの言の葉ながやき。
この言の葉は、終戦後っちゅう困難を窮めた時代、住友電工の精神ともなっていき、同社を支えた言の葉やっちゅうがよ。
ひるがえって今、新型コロナウイルスの感染拡大と、緊急事態宣言による自粛の嵐の中で、あらためてワシらあはこの言の葉を、胸に刻み込んじょきたいもんながやき。
どれっぱあちんもうてはかない一隅やったとしたち、悪びれることのう、ひるむことのう、いつじゃちほのかに、その一隅を照らし続けるっちゅう覚悟を、日本中のみんなあが持ったとしたなら、たとえどれっぱあコロナ禍が長期化しようとも、「日本は大丈夫!」やと自信を持って断言できるはずながよ。
さあ、みんなあで自分の受け持っちゅう一隅を、たった今から、悪びれんと、ひるまんと、常に照らして行こうぜよ!
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2020年05月05日
幸せの言の葉〈1362〉
「『女房が悪い』『天気が悪い』っちゅうて他に責任を転嫁する人がいまはあまりにも多いと思うがよ。そうやのうて、自分が悪いがやと。自分が勉強不足ながや、観察不足ながや、ちゅうことぜよ。」(木村秋則)
絶対不可能といわれた無農薬・無肥料のリンゴ栽培を、世界で初めて成し遂げた、「奇跡のリンゴ」で有名なリンゴ農家、(株)木村興農社の代表取締役・木村秋則(1949〜)さんの言の葉ながやき。
何かを成し遂げろうとすりゃあ、必ず何度かは壁や障害らあにぶつかるもんながよ。
そんときに、「女房が悪い」じゃ「天気が悪い」じゃっちゅうて、他人や周囲や環境らあに責任を転嫁しよったら、絶対にその何かを成し遂げることらあできんっちゅうことながやき。
まっこと耳が痛い言の葉やと思わんかよ?
他に責任を転嫁するがやのうて、自分が悪いがやと、自分がまだまだ勉強不足ながや、観察不足ながやっちゅうて、全てを自分の責任やと捉えることができる、責任の範囲が広い人だっけが、自分の目標や夢を実現することができるっちゅうことながよ。
コロナ禍の現状において、中国が悪いじゃあ、政府が悪いじゃあ、自粛せんと動きまわりゆう奴が悪いじゃあ・・・責任転嫁の嵐が吹き荒れゆう中で、この木村さんの言の葉は、目覚めの一転語となってくれるがぜよ。
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2020年05月04日
幸せの言の葉〈1361〉
「文字で心を洗うて、心の鑿(のみ)で顔を彫るがぜよ。」(小島直記)
経済人の伝記小説らあで有名な作家、小島直記(1919〜2008)さんの言の葉ながやき。
この言の葉はまっこと、これこそが読書の要諦やといえる言の葉ながよ。
読書っちゅうんは、たった一人の孤独の中で「文字を読む」っちゅう地味な作業をひたすら続けるだっけのことやき、そこだけを聞きゃあ、ある意味まるで拷問みたいに聞こえるがやき。
けんど、そのある意味拷問みたいな行為が、読書好きの人にとっちゃあ、ワクワクしたり、血湧き肉踊ったり、笑うたり泣いたり、全く別の人生を体験できたり、新たな発見があったり・・・っちゅうことやき、そりゃあまるでユートピアにおるみたいなもんながよ。
さらに、その読書が習慣となりゃあ、幾多の著者の心の文字が、読み手の心をキレイに洗うてくれるようになるがやき。
さらにさらに、そのキレイに洗われた心が、その人間の生きる姿勢をつくりあげ、その心が鑿(のみ)となって彫った作品が、今のおまさんの顔やっちゅうことながよ。
こぢゃんとえい読書生活を送ってきちゅう人は、こぢゃんとえい顔をしちゅうっちゅうことながぜよ。
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2020年05月03日
幸せの言の葉〈1360〉
「一所懸命やりよりゃあ仕事が仕事を教えてくれるがやき。」(千葉ウメ)
47歳まで専業主婦やったに、一念発起しておにぎり屋を開き、精進料理で有名な「鎌倉 鉢の木」の創業者となった、千葉ウメさんの言の葉ながよ。
どんな業界やち、どんな仕事やち、叩き上げの人の強さっちゅうんは、この言の葉に尽きると思うがやき。
たとえ最初は、何の専門知識も、何の専門技術も、何の得意なことも、何ちゃあ無かったとしたち、とにかくひたすら真面目に地道に一所懸命に仕事をしよりゃあ、その仕事が次の仕事を教えてくれ、次の仕事がそのまた次の仕事を教えてくれ・・・ちゅう具合に、仕事の中で仕事を学び、熟練していくことができるっちゅうことながよ。
「仕事が仕事を教えてくれる」っちゅうんは、まっこと奥が深うて、単なる学びや熟練だけやのうて、ニッチ市場を発見することやち、お客様の求めるもんに気づくことやち、画期的なアイデアが閃くことやち、新たなビジネスモデルを着想することやち・・・何じゃちリアルな仕事の現場でこそ、獲得することができるっちゅうことながやき。
もし、そんな「仕事が仕事を教えてくれる」っちゅう経験が、全く無いっちゅう人がおるとすりゃあ、そりゃあ間違いのう一所懸命さが足りんっちゅうことながぜよ。
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2020年05月02日
幸せの言の葉〈1359〉
「能力の差は五倍。意識の差は百倍ぜよ。」(永守重信)
日本電算創業者であり代表取締役会長・CEO、永守重信(1944〜)さんの言の葉ながやき。
人間の能力の差っちゅうんは、確かにそれほど極端な差がつくことらあてないもんながよ。
一般的にゃあせいぜいで二倍の差ばあで、よっほどこぢゃんと能力の高い人と、よっぽどどうしょうもないばあ能力の低い人を比べたち、おそらく五倍の差ばあが限度ながやき。
ところが、意識の差についちゃあ、百倍もの差がつくっちゅうて、かの一代にして世界的企業を創り上げた永守さんが、断言するがよ。
ほいたらつまり、たとえ能力的にゃあ劣っちょったとしたち、この意識の部分でグンと差をつけりゃあ、ライバルにこぢゃんと差をつけることやちできるっちゅうことながやき。
この「意識」たぁ何かっちゅうたら、分かりやすう言うたら「やる気」であり、つまるところ「覚悟」ながよ。
夢や目標に向こうて、それを何が何やち必ず、絶対に成し遂げるっちゅう「やる気」を持って「覚悟」を決めりゃあ、その差は百倍にもなるっちゅうことながぜよ。
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2020年05月01日