2020年06月30日
世界を救う「U理論」!名著「出現する未来から導く」ぜよ!
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09:35
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2020年06月29日
2020年06月28日
幸せの言の葉〈1378〉
「十里の旅の第一歩 百里の旅の第一歩 おんなじ一歩やち覚悟がちがうがよ 三笠山にのぼる第一歩 富士山にのぼる第一歩 おんなじ一歩やち覚悟がちがうがやき どこまで行くつもりながか どこまでのぼるつもりながか 目標が その日その日を支配するがぜよ」(後藤静香)
大分県出身の社会教育家・社会運動家の、後藤静香(1884〜1971)さんの言の葉ながよ。
周りから見りゃあ、おんなじように見える一歩やち、大きな目標を持って、何が何やちその目標を達成するっちゅう覚悟を決めた人の一歩にゃあ、全く違う重みがあるっちゅうことながやき。
その辺のちんまい山にピクニック感覚で山のぼりするがと、富士山に登山するがとじゃあ、おんなじ一歩やち、その一歩の覚悟が違うがと、おんなじことながよ。
おまさんは、どんな山にのぼりたいがぜよ?
おまさんは、どこまでのぼりたいがぜよ?
おまさんの夢は、おまさんの目標は、どのあたりぜよ?
いま、おまさんが達成したいと思うて掲げた目標が、これからのその日その日の、毎日の一歩を支配するっちゅうことながやき。
壮大な目標を掲げた瞬間、これからのおまさんのちんまい一歩は、ただのちんまい一歩じゃあないなるっちゅうことながぜよ。
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社
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2020年06月27日
幸せの言の葉〈1377〉
「苦しみに遭うて自暴自棄に陥ったとき、人間は必ず内面的に堕落するがやき。同時に、その苦しみに耐えてこれを打ち越えたとき、その苦しみは必ずその人を大成せしめるがぜよ。」(ヨハン・ハインリヒ・ペスタロッチ)シュタンツ、イベルドン孤児院の学長で、スイスの教育実践家、ヨハン・ハインリヒ・ペスタロッチ(1746〜1827)さんの言の葉ながよ。
人間は、こぢゃんとツラい苦しみらあに遭うたとき、もう何もかんも全てがイヤになってしもうて、自暴自棄に陥ってしもうたりするもんながやき。
そうなりゃあ、人間は必ず内面的に堕落するっちゅうて、かの教聖・ペスタロッチさんは断言するがよ。
けんど、たとえどれっぱあツラい苦しみに遭うたとしたち、その苦しみに耐えて、これを打ち越えることができりゃあ、逆にその苦しみこそが、必ずその人をひと角の人物に押し上げてくれるっちゅうがやき。
つまり、長引くコロナ禍っちゅう苦しみの中、決して自暴自棄になることのう、今は耐えてこれを打ち越えることができりゃあ、その経験の全てが、おまさんを立派に大成さいてくれるっちゅうことながぜよ。
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社
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2020年06月26日
【拡散希望!】コロナで大変な中、日本酒を応援してくださる皆様に恩返しの家飲みセット!
今回は、先週の金曜にもお伝えしたネタの再送ですが、より全国各地に伝わりやすくするため、いつもの土佐弁を封印し、今回も標準語で語らせていただきます。
コロナ自粛で、飲食店比率の高い司牡丹酒造の売上は、4月も5月も前年対比6割ダウンと激減する中、少しでも売上を上げようと、私は度々オンライン飲み会を開催してきました。
そんな中で、何人かのご参加者の方々から、このような声が聞こえてきたのです。
「日本酒の家飲みは楽しいけれど、1種類だけだとちょっと物足りなくなってきた。銘酒居酒屋みたいに、いろんなタイプの日本酒をちょっとずつ飲み比べすることができたら、家飲みがもっと楽しくなるのに・・・。」
そして、気づいたのです。
「コロナ禍で大変なのはウチだけじゃない。お客様お1人お1人だって大変なはずなのに、そんな中で、困っている日本酒蔵元を応援しようと、わざわざ購入してくださって、オンライン飲み会に参加してくださっている!本当に涙が出るほど有り難く、心から感謝しかありません。そんな方々が、1種類の日本酒だけしか飲めないオンライン飲み会を、物足りないと感じはじめていらっしゃる。そんな日本酒を応援してくださっている大切なお客様に、いま当社が恩返しできることがあるとするなら、もっと『家飲み』が楽しくなるような、そんな『飲み比べセット』を提供し、悦んでいただき、お客様の大変さを少しでもやわらげたり、癒したりすることではないだろうか。」

そんな想いで、今回限りの特別版「司牡丹・ワクワク家飲みセット」を緊急発売することになりました。

内容は、「華麗司牡丹」(純米大吟醸酒)、「美薫司牡丹」(純米吟醸酒)、「船中八策」(超辛口・純米酒)、「金凰司牡丹」(本醸造酒)の4種類各1合(180ml)がクール便にて、全国各地どこでも、蔵元直送で届くというものです。

日頃から「普通酒から大吟醸まで、どれを飲んでもハズレがない!」と、全国の地酒専門店の方々から絶大な信頼をいただいている「司牡丹」の、代表的な4タイプを飲み比べすることができ、しかもその価格はクール便送料込で3,000円(消費税込)で、通常価格より1割程度お安くなっています。
実は、このお値段には理由があります。
コロナ自粛で全国の飲食店が休業する中、「司牡丹」でも業務用の注文が激減し、1升瓶商品等が在庫過多になっているのです。
ならば、その1升瓶商品等を1合瓶に詰め替えて飲み比べセットを作れば安価にでき、家飲みのお客様に悦んでいただけるのではないかと考えたというわけです。
ただし、詰め替えの際には「火入れ」(加熱殺菌)をするのが通常ですが、それではせっかくの香りが減じてしまうため、「火入れ」無しのそのままで詰め替えを行いました。
そのため、クール便蔵元直送のみで、到着後は要冷蔵で1週間以内にお飲みいただきたいという条件が付き(純米大吟醸酒と純米吟醸酒のみ)、また各商品のラベルも通常のものではなく、文字だけのモノクロ印刷になっています。
その代わり、商品説明書を同梱させていただきます。
このような条件付きの商品ではありますが、それでも問題ないとお考えいただけます皆様は、是非ご注文いただけましたら幸いです。
しかし、誠に申し訳ございませんが、今回限りの特別版セット商品(3000セット限定)であり、お申し込み締め切り日は間もなくの6月29日(月)となっており、商品の到着日は7月11日(土)〜7月17日(金)の期間のみで、この期間の着日指定のみ可能となりますことを、ご了承いただけましたら幸いです。
お申し込み方法は、以下の「船中八策が買える店」のURLにアクセスしていただき、こちらに掲載されている、お近くの「日本名門酒会」加盟の酒販店様にご注文いただくか、または次のURLの司牡丹のホームページよりお申し込みいただくかの2パターンがございます。
お近くに「日本名門酒会」加盟の酒販店様がございます方は、コロナ禍で打撃を受けてらっしゃる酒販店様の応援の意味も込めて、是非そちらのお店にご注文いただけましたら幸いです。
どうぞ、お忘れにならないうちに、今すぐのご予約を宜しくお願い申し上げます。
●「日本名門酒会」加盟店リスト(「船中八策」が買える店)
https://www.meimonshu.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=4717
●「司牡丹・ワクワク家飲みセット」ホームページ
http://www.tsukasabotan.co.jp/season_limit/ienomiset.html
このセット商品で、皆様の家飲みがもっともっと楽しくなり、少しでも皆様のコロナ疲れを癒すことができますようにと想いを込めて、心を込めて製品化させていただきます。
【追伸】
当セット商品のお届け期間中に、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )にて、ご購入いただきました皆様と私(司牡丹社長の竹村)との、オンライン飲み会を何度か開催させていただく予定ですので、ご注文いただきました皆様は、是非「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )にアクセス(6月末頃掲載予定)いただき、ご参加いただけましたら幸いです。
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社
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2020年06月25日
2020年06月24日
2020年06月23日
2020年06月22日
「酔うちゅう部」で高知県酒造組合理事長(ワシ!)とオンライン飲み会のご案内ぜよ!
今週末の6月26日(金)19時から(〜22時まで)、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )にて、「高知県酒造組合竹村理事長(ワシ!)と飲もう!土佐酒と飲食店のテイクアウトを用意!」っちゅうオンライン飲み会が開催されるき、そちらのご案内をさいていただきますぜよ。
参加費らあは無料やけんど、ご参加いただくにゃあ条件があり、土佐酒を用意していただくことと、飲食店のテイクアウトを用意していただくことながやき。
ちなみにテイクアウトは、飲食店さんの応援の意味を込めてのことやき、もしご近所に飲食店のテイクアウトらあないっちゅう方らあについちゃあ、無理して用意せいじゃちかまんき、何でもツマミらあを用意していただけりゃあ問題ないがよ。
ほんで、ご参加いただけます人数の上限はワシを含めて20名で、既に5名ばあのお申し込みがあるき、あと15名にて満席っちゅうことやき、ご参加を希望されます方は、お早めにオンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )にアクセスしていただき、ご参加のお申し込みをお願い申し上げます!

今回は、ご参加いただきました皆様からの、日本酒や土佐酒や司牡丹についてのご質問など、何でもワシが答えさいていただくがやき。
なかなか大勢の前じゃあ語れんような、20名っちゅう人数ならではの裏バナシらあも、ワシの酔いがまわってくりゃあ、きっと飛び出しそうながよ!
長引くコロナ禍において、皆さんの大変さがチビッとでもやわらぐような、チビッとやちの皆さんの癒しとなれるような、こぢゃんと楽しいオンライン飲み会にさいていただきますきに、楽しみにお待ちくださいや!
ご参加ご希望の方は、満席にならんうちに今すぐ!下記の「酔うちゅう部」サイトにアクセスし、お申し込みいただきたいがやき。
オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )

ところで、これまで「酔うちゅう部」でのオンライン飲み会に、せっかくお申し込みいただいちょったに、当日アクセス不具合らあで参加できざった方々が少なからずいらっしゃるきに、最後にちくと注意点らあについてや、また「酔うちゅう部」の使い方らあについても以下に記載さいていただきますぜよ。(以下は土佐弁封印!)
<「酔うちゅう部」使用上の制限>
●スマートフォン(iPhone)を利用される方は、Safariをご使用ください。
●スマートフォン(Android)を利用される方は、Google Chromeをご使用ください。
●パソコンでMicrosoft Edgeをご使用の方は最新版にアップデートしてご使用ください。
●インターネットエクスプローラーではご使用になれませんので、ご注意ください。
<「酔うちゅう部」の使用方法>(すべて無料です!)
●まずは会員登録
・会員登録画面にて必要事項(「〔樵亜淵縫奪ネーム可)」「▲瓠璽襯▲疋譽后廖岫パスワード」)を記入の上、「会員登録」ボタンを押す。
・確認のメッセージが、メールアドレスに送られます。
・送られたメールの中にある「以下のURLをクリックしてください」をクリック。
・会員登録完了!飲み会を開催、参加出来ます。
●オープンな飲み会に参加する
・現在開催中の飲み会、開催予定の飲み会の一覧表示を見てください。
・気になる飲み会の画像をクリック。
・表示された飲み会に空きがある場合は「参加する」ボタンが表示されますので、それをクリック。
・参加日時になりましたら「飲み会をはじめる」ボタンが表示されますのでそちらをクリックして参加してください。
●クローズな飲み会に参加する
・飲み会主催者に「飲み会のURL」と「あいことば」を送ってもらう。
・「あいことば」を入力して、飲み会開始!
●オープンな飲み会を開催する(参加者最大20人)
・画面右上にある「飲み会を開催する」ボタンをクリック。
・画面上部にある「オープン飲み会」を選択。
・飲み会の情報(タイトル、説明等)を設定し「オープン飲み会を作成」ボタンを押す。
・この飲み会が「飲み会一覧」ページに公開!
・公開時間に「マイページ」のカレンダーからご参加ください。
●クローズな飲み会を開催する(参加者最大20人)
・画面右上にある「飲み会を開催する」ボタンをクリック。
・画面上部にある「クローズ飲み会」を選択。
・飲み会の情報(タイトル、最大人数、あいことば、日時)を設定し、「クローズ飲み会を作成」ボタンを押す。
・飲み会の部屋が作成されます!
・招待したい人に、「飲み会の部屋のURL」と「あいことば」を連絡。
・公開時間に「飲み会の部屋のURL」にアクセスし、「あいことば」をいれれば、飲み会スタート!
<困ったときは・・・>
●飲み会で、突然、自分もしくは他の人の画像が消えた!→画面にある「再接続」ボタンを押してください!
●飲み会で、画面に誰も表示されない。→ブラウザが最新でない可能性があります。最新のGoogle Chrome、Microsoft Edge、Firefoxにアップデートしてから、再度お試しください。
●パスワードを忘れてしまいログインできません。→「パスワードを忘れた方へ」をクリックしてください。→ご登録済みのメールアドレスを入力し、「送信」ボタンをクリックしてください。→パスワード再設定用のURLが送信されますので、そちらをクリックして新しいパスワードを設定してください。
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2020年06月21日
幸せの言の葉〈1376〉
「一所懸命になっちゅう時ゃあ苦を忘れるがよ。苦を忘れるために夢中になる。そうなりゃあ夢の中っちゅうことながやき。」(坂東玉三郎)
歌舞伎役者・映画監督・演出家で、重要無形文化財(人間国宝)保持者の、五代目・坂東玉三郎(1950〜)さんの言の葉ながよ。
まさに人間国宝、一芸に秀でた達人の言の葉は、あらゆる分野に通じるがやき。
自分の仕事を、必死になって一所懸命やりゆう時、確かにしんどかったり、つらかったり、苦しかったりするけんど、いつの間にか夢中になって、苦を忘れてしもうちゅうことがないかよ?
それがしょっちゅう起こるレベル、その域に達しゃあ、しょっちゅう夢の中におるっちゅうことであり、そこにゃあもはや「苦」は存在してないがとおんなじことやっちゅうことながよ。
確かに現実の世界は、しんどいこと、つらいこと、苦しいことだらけで、今もコロナ禍で「苦」が満ち満ちちゅうといえるがやき。
けんど、たとえどれっぱあ環境が「苦」に満ち満ちちょったとしたち、自分が夢中になれることで、誰かのためになること、誰かを幸せにできることに一所懸命になった時、そん時おまさんは夢の中に存在しちょって、そこにゃあもはや「苦」らあて存在しちゃあせんっちゅうことながぜよ!
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09:00
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2020年06月20日
幸せの言の葉〈1375〉
「禍を試練と受け止めて前進せえ。いまからやち遅うはないぜよ。」(地三郎)
日本初の知的障がい児通園施設「しいのみ学園」を設立した、同園園長で教育者・教育学者の、地(しょうち)三郎(1906〜2013)さんの言の葉ながやき。
今回は、一見ありふれた言の葉のように思えるかもしれんけんど、地さんは、脳性小児麻痺の我が子2人を抱えて、その人生のすべてを、障がい児教育に捧げた方やっちゅうことが、まず重要ながよ。
ほんで、世界を股にかけて講演活動をされよった、99歳の時に語ったがが、この言の葉やっちゅうがやき。
そういう背景を知ってから、今一度この言の葉を読み返してみりゃあ、ズッシリと心に響くもんがあるたぁ思わんかよ。
若い頃から、禍の連続としか思えんような人生を、すべて試練と受け止めて前進し続け、99歳になったち尚、「いまからやち遅うはない」と言い切れるそのパワーは、まっこと凄まじさと神々しさを感じさせるがやき。
現在のコロナ禍っちゅう禍に、泣き言を言いゆう自分が、ちくと恥ずかしゅうなってしまうがよ。
このコロナ禍を、試練と受け止めて前進できるかどうかは、けっしていまからやち遅うはないっちゅうことながぜよ!
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09:00
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2020年06月19日
【拡散希望!】家飲みがもっと楽しくなる!「司牡丹・飲み比べセット」緊急発売!!
今回は、より全国各地に伝わりやすくするため、いつもの土佐弁を封印し、標準語で語らせていただきます。
「日本酒の家飲みは楽しいけれど、1種類だけだとちょっと物足りなくなってきた。銘酒居酒屋みたいに、いろんなタイプの日本酒をちょっとずつ飲み比べすることができたら、家飲みがもっと楽しくなるのに・・・。」
コロナ自粛で、飲食店比率の高い司牡丹酒造の売上は、4月も5月も前年対比6割ダウンと激減する中、少しでも売上を上げようと、私は度々オンライン飲み会を開催してきました。
そんな中で、何人かのご参加者の方々から、このような声が聞こえてきたのです。
そして気づきました。
「コロナ禍で大変なのはウチだけじゃない。お客様お1人お1人だって大変なはずなのに、そんな中で、わざわざ司牡丹のお酒を購入してくださって、オンライン飲み会に参加してくださっているんだ!そんな方々が、1種類の日本酒だけしか飲めないオンライン飲み会を、物足りないと感じはじめていらっしゃる。ならば、もっと『家飲み』が楽しくなるような、そんな『飲み比べセット』を提供することができれば悦んでいただけ、お客様の大変さを少しでも癒すことができるのではないか?」
そんな想いで、今回限りの特別版「司牡丹・ワクワク家飲みセット」を緊急発売することになりました!
内容は、「華麗司牡丹」(純米大吟醸酒)、「美薫司牡丹」(純米吟醸酒)、「船中八策」(超辛口・純米酒)、「金凰司牡丹」(本醸造酒)の4種類各1合(180ml)がクール便にて、全国各地どこでも、蔵元直送で届くというもの!

日頃から「普通酒から大吟醸まで、どれを飲んでもハズレがない!」と、全国の地酒専門店の方々から絶大な信頼をいただいている「司牡丹」の、代表的な4タイプを飲み比べすることができ、しかもその価格はクール便送料込で3,000円(消費税込)!
実は、この破格のお値段には理由があります。
コロナ自粛で全国の飲食店が休業する中、「司牡丹」でも業務用の注文が激減し、1升瓶商品等が在庫過多になっているのです。
ならば、その1升瓶商品等を1合瓶に詰め替えて飲み比べセットを作れば安価にでき、家飲みのお客様に悦んでいただけるのではないかと考えたというわけです。
ただし、詰め替えの際には「火入れ」(加熱殺菌)をするのが通常ですが、それではせっかくの香りが減じてしまうため、「火入れ」無しのそのままで詰め替えを行いました。
そのため、クール便蔵元直送のみで、到着後は要冷蔵で1週間以内にお飲みいただきたいという条件が付き(純米大吟醸酒と純米吟醸酒のみ)、また各商品のラベルも通常のものではなく、文字だけのモノクロ印刷になっています。
その代わり、商品説明書を同梱させていただきます。
このような条件付きの商品ではありますが、それでも問題ないとお考えいただけます皆様は、是非是非ご注文いただけましたら幸いです。
しかし、誠に申し訳ございませんが、今回限りの特別版セット商品であり、全国先着3,000セットのみの限定品となっております関係で、早期で完売することもあり得ます。
ご希望の方は、今すぐ!ご予約いただけますよう、宜しくお願い申し上げます。
尚、お申し込みの締め切り日は6月29日(月)、商品の到着日は7月11日(土)〜7月17日(金)の期間のみで、この期間の着日指定のみ可能となりますことを、ご了承いただけましたら幸いです。
また、締め切り日以前でも、もし3000セットが完売となりましたら、お申し込みをお断りすることがございますことも、何とぞご了承ください。
お申し込み方法は、以下の「船中八策が買える店」のURLにアクセスしていただき、こちらに掲載されている、お近くの「日本名門酒会」加盟の酒販店様にご注文いただくか、または次のURLの司牡丹のホームページよりお申し込みいただくかの2パターンがございます。
お忘れにならないうちに、今すぐのご予約を宜しくお願い申し上げます。
●「日本名門酒会」加盟店リスト(「船中八策」が買える店)
https://www.meimonshu.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=4717
●「司牡丹・ワクワク家飲みセット」ホームページ
http://www.tsukasabotan.co.jp/season_limit/ienomiset.html


このセット商品で、皆様の家飲みがもっともっと楽しくなり、少しでも皆様のコロナ疲れを癒すことができますよう、心からお祈り申し上げます。
【追伸】
当セット商品のお届け期間中あたりに、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )にて、ご購入いただきました皆様との私(司牡丹社長の竹村)との、オンライン飲み会を何度か開催させていただく予定ですので、ご注文いただきました皆様は、是非「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )にアクセス(6月末頃掲載予定)いただき、ご参加いただけましたら幸いです。
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2020年06月18日
2020年06月17日
2020年06月16日
2020年06月15日
2020年06月14日
幸せの言の葉〈1374〉
「人間は試練がありゃあひらめくがよ。普通の人が考えんことを考え、聞こえんもんを聞こうとして必死になるがぜよ。」(陳昌鉉)
アメリカヴァイオリン製作者協会から「無鑑査ヴァイオリン製作家」の称号を授与され、「東洋のストラディバリ」とも称される、在日韓国人のヴァイオリン製作者、陳昌鉉(ちんちゃんひょん)さん(1929〜2012)の言の葉ながやき。
韓国から日本に渡り、苦難に満ちた困窮生活を乗り越えて、ついにヴァイオリン製作の奥義を極めたっちゅう方の言の葉は、何より重みが違うがよ。
今まさにコロナ禍において、みんなあが未曾有の試練の真っ只中におるがやき。
この大試練の中において、ほいたらおまさんは、普通の人が考えんことを考えゆうかよ?
聞こえんもんを聞こうとして必死になっちゅうかよ?
陳さんのそんな声が、おまさんにゃあ聞こえてこんかよ?
長引くコロナ禍の試練の嵐の中で、普通の人が考えんことを考え、聞こえんもんを聞こうとして必死になったとき初めて、この試練を乗り越えられる「ひらめき」が降ってくるっちゅうことながぜよ!
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2020年06月13日
幸せの言の葉〈1373〉
「最も適切な決断を下す力は修羅場経験、とりわけ失敗の経験がないと養われんぜよ。」(野中郁次郎)
一橋大学名誉教授、カリフォルニア大学バークレー校特別名誉教授で、2017年にゃあ同校最高賞の生涯功績賞を史上5人目として授与された、知識経営の生みの親として知られちゅう日本の経営学者、野中郁次郎(1935〜)先生の言の葉ながやき。
野中先生といやあ、知識創造理論を世界に広め、ナレッジ・マネジメントの権威として世界的に知られちょって、2008年にゃあ「ウォールストリートジャーナル」の「最も影響力のあるビジネス思索家トップ20」に、アジアから唯一選出されたっちゅう、まさに世界トップレベルの経営学者ながよ。
そんなスゴい学者先生が、この言の葉を語ったっちゅう意味が、何よりズッシリと重いがやき。
経営者にとって一番大事ながは、「最も適切な決断を下す力」やと言うたち過言やないがよ。
ほんで、そんな力は、修羅場経験や失敗経験でしか養われんと、かの野中先生が断言しちゅうがやき。
ほいたら、現在のようなコロナ禍っちゅう、世界的な未曾有の危機の真っ只中においちゃあ、ほとんどみんなあ誰もが、今まさにこの修羅場を経験しゆうっちゅうことになるがよ。
つまり、今こそ、経営者にとって一番大事な力、「最も適切な決断を下す力」を養う、大チャンスやっちゅうことながぜよ!
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2020年06月12日
2020年06月11日
2020年06月10日
2020年06月09日
「スター・ウォーズ」ほかヒーロー物語の元型!世界的名著「神話の力」ぜよ!
今回のお薦め書籍は、「スター・ウォーズ」ほか、あらゆるヒーロー物語の元型と言われる「神話」の世界についてを語り尽くしたっちゅう世界的名著、「神話の力」(ジョーゼフ・キャンベル&ビル・モイヤーズ 著 飛田茂雄 訳 早川書房・ハヤカワ・ノンフィクション文庫 2010年6月25日発行 1000円+税)をご紹介さいていただきますぜよ。

まずこの書籍は、神話学の巨匠として世界中に多大な影響を与えたジョーゼフ・キャンベルさんが、亡くなった翌年の1988年に米国にて放送が始まった、敏腕ジャーナリストのビル・モイヤーズさんとの対談番組を書籍化したもんで、巨匠キャンベルさんの遺作となった世界的名著ながやき。
テレビ放送は、キャンベルさんの神話的・宗教的・心理学的な考えを聴衆に広く伝え、何百万人もの心をつかんだと言われ、まさに「神話」となっちゅうがよ。
テレビ放送終了後にゃあ多数の視聴者から熱望されて書籍化され、ベストセラーになり、日本じゃあ1992年に早川書房より単行本として刊行され、2010年に文庫化されたっちゅう流れながやき。
実は、ワシゃあこの書籍はかなり以前から知っちょって、いつか絶対読みたい本として意識はしちょったがやけんど、なんせ500ページ近い分厚さの大著なもんやき、これまでは躊躇しちょったがよ。
それが、不幸中の幸い(?)っちゅうか、コロナ禍で読書時間がたっぷり取れるようになったもんやき、この大著に挑戦してみる気になったっちゅうわけながやき。
さて、この書籍を手にして初めて知ったがやけんど、元となったテレビ番組の対談が成された場所は、「スター・ウォーズ」で有名なジョージ・ルーカスの「スカイウォーカー・ランチ」(ルーカスフィルム本社がある広大な場所)と、ニューヨークのアメリカ自然史博物館やっちゅうがよ。
何で「スカイウォーカー・ランチ」かっちゅうたら、ジョージ・ルーカスさんはキャンベルさんの研究成果にヒントを得て「スター・ウォーズ」シリーズを製作したきながやき!
ほんで実は、ルーカスさんに限ったことやのうて、ジャンルを問わんとあらゆるヒット作(映画やろうが小説やろうが)のストーリーにゃあ、共感を呼ぶ共通のプロットが存在しちゅうがよ。
それがキャンベルさんの語る「神話学」の中にあり、ハリウッドのヒットメーカーや映画の脚本らあを手がけゆう人は、必ず彼の著作を読んじゅうとも言われゆうがやき。
実は神話は、人類共通、普遍的な物語の集大成やきながよ。
神話学たぁ、人類の進化と共に、何千年も前から人々に語り継がれてきた物語の共通点らあを分析し研究する学問で、日本、インド、ギリシャ・ローマ、中南米、東南アジア、アメリカ等々、世界中の神話や伝承が対象になるがやき。
ほんで、不思議なもんで、住む土地や文化、文明は異なっちょったち、神話として語り継がれゆうストーリーにゃあ、驚くばあ共通点が多いがよ。
つまりこのプロットは、人類普遍、生まれた国も人種も関係のう、人類が共通に持っちゅうイメージながやき。
ちなみに、典型的な英雄物語としちゃあ、以下のようなパターンながよ。
古今の英雄神話において、(1)主人公は別の非日常世界への旅に出て、(2)イニシエーションを経て、(3)元の世界に帰還する、ちゅう共通の構造を持っちゅうっちゅうがやき。
その、もうちくと詳しい構成は、「Calling」(天命)、「Commitment」(旅の始まり)、「Threshold」(境界線)、「Guardians」(メンター)、「Demon」(悪魔)、「Transformation」(変容)、「Complete the task」(課題完了)、「Return home」(故郷へ帰る)、ちゅうパターンやっちゅうがよ。
もうちくと分かりやすう映画的に言うたら、敵に宝物を奪われてしもうた普通の人である主人公が、それを取り戻すために天命にいざなわれるように冒険の旅に出て、ある境界線を超えたあたりでメンターと出会うて修業して成長し、けんど悪魔のような最強の敵と出会うて、ピンチピンチピンチの連続で、ついに想像をはるかに超えるような最大の危機に直面し、もうイカンと思うた瞬間に主人公が普通の人からヒーローに変容して、遂に最強の敵を倒し(課題完了)、宝物を取り戻して故郷へ帰るっちゅう、そんなストーリーながやき。
たいていのヒット映画らあは、だいたいこんなパターンのストーリーやき、そりゃあすべて神話のパターンとおんなじやっちゅうことながよ。
さて、前置きが長うなったけんど、本書の内容についちゃあ、確かにちくと難しゅうて分かりにくい部分もあるけんど、メチャクチャ面白うて面白うて、ワシゃあ金曜の晩から土日にかけての2日半ばあで、500ページ近い本書を一気に読破してしもうちょったばあながやき。
ワシが感動して線を引きまくった部分だけやち、足るばああるがやけんど、そん中から特に五重丸以上を付けたキャンベルさんの言葉を、以下に2点だっけご紹介さいていただきますぜよ。
「ふつう英雄の冒険は、なにかを奪われた人物、あるいは自分の社会の構成員にとって可能な、または許されちゅう通常の体験にゃあ、なんか大事なもんが欠けちゅうと感じちゅう人物の存在から始まるがよ。それから、この人物は、失うたもんを取り戻すため、あるいはなんらかの生命をもたらす霊薬を見つけるため、日常生活を超えた一連の冒険の旅に出かけるがやき。たいがいそりゃあ、どっかへ行ってまた戻ってくるっちゅうサイクルを形成しちゅうがよ。けんど、この冒険の構造と精神的な意味のなにがしかは、原始的な部族社会の思春期儀礼やイニシエーション儀礼において、すでに先取りされちょったがやき。この儀礼を通して、子供は子供らしさを放棄しておとなになることを強制されるがよ。いわば、幼な子の人格と精神において死に、責任あるおとなとしてよみがえるわけながやき。こりゃあだれもが経験せにゃあならん基本的な精神の変身ながよ。子供時代のワシらあは、だれかの保護と監督に依存しちゅうがやき。そりゃあだいたい十四年から二十一年間続くがよ。もし博士号を取りたけりゃあ、三十五年間ばあ続きかねんがやき。そのあいだは自分に責任を持って自由意志で行動する存在やのうて、だれかに叱られたり誉められたりしもって、またそれを期待しもって、おとなしゅう依存しちゅう存在ながよ。この心理的未成熟の状態を抜け出て、自己の責任と自信とに支えられた勇気を持つためにゃあ、いったん死んでよみがえることが必要ながやき。これが普遍的な英雄の旅の基本的なモチーフながよ。ひとつの状態を去り、より豊かな、より成熟した状態に達するために生命の源泉を見つける、ちゅうんが。」
次に、モイヤーズさんの「ワシらあはプロメテウスやイエスのような英雄と違うて、世界を救う旅路やのうて、自分を救う旅に出かけるがですね。」っちゅう質問に対して、キャンベルさんは次の通り答えるがやき。
「けんど、そうすることでおまさんは世界を救うことになるがよ。いきいきとした人間が世界に生気を与えるがやき。これにゃあ疑う余地はないがよ。生気のない世界は荒れ野ながやき。人々は、物事を動かしたり、制度を変えたり、指導者を選んだり、そういうことで世界を救えると考えちゅう。ノー、違うぜよ!生きた世界やったら、どんな世界やちまっとうな世界ながよ。必要ながは世界に生命をもたらすこと、そのためのただひとつの道は、自分自身にとっての生命のありかを見つけ、自分がいきいきと生きることながやき。」
ほいたら最後に、小説家で脚本家の冲方丁さんが、本書のラストの「解説」にて取り上げちゅうキャンベルさんの言葉とその解説文を紹介さいてもうて、締め括りとさいていただきますぜよ。
キャンベルは言うがよ。「神話は、もしかすりゃあ自分が完全な人間になれるかもしれん、ちゅう可能性を人に気づかせるがやき。」
完全な人間たぁ何か。そりゃあキャンベルによりゃあ、自分が生きちゅうっちゅう経験をする人間ながよ。ほいたら生きちゅうたぁ何か。自己の内面において、知らにゃあならん価値、すなわち個人の至福と出会い、それに従うことながやき。ほいたらその内面にある価値、個人の至福たぁ何か。そりゃあ個人の幸せの経験を待つしかないがよ。
「神話は、なにがおまさんを幸福にするかは語ってくれんがやき。けんど、おまさんが自分の幸福を追求したときにどんなことが起こるか、どんな障害にぶつかるか、は語るがよ。」
ジョーゼフ・キャンベル&ビル・モイヤーズ著「神話の力」・・・コロナ禍っちゅう危機の中、この書籍を読みもって深層の世界の旅に出りゃあ、キャンベルさんがメンターとなって導いてくれ、現実世界でどれっばあコロナ禍でピンチピンチピンチが連続したとしたち、もうイカンっちゅう大ピンチやちきっと克服し、最高の宝物を手に入れて帰還し、荒れ野のような世界に生気を与え、いきいきとした平和を世界にもたらすことができるはずながぜよ。
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2020年06月08日
コロナ禍における高知県の酒米生産の窮状ぜよ!
6月5日(金)は、高知県農業技術センターにおいて10時から、「酒米生産振興における意見交換会」が、急遽開催されたがやき。
土佐酒の認知度の向上及びその原料となる本県産の酒米の生産振興に向けた活動を推進するため、産学官の関係者が連携し、土佐酒に新たな価値を生むための方策らあを検討する場として、平成28年に「土佐酒振興プラットフォーム」が設立され、酒米の品質向上、土佐酒のさらなる品質向上とブランド化、土佐酒の販路拡大と輸出拡大らあを推進し、好循環を実現しょうっちゅう目論見で活動してきちゅうがよ。

ほんで今回は、そん中の酒米部会の意見交換会っちゅうことで、高知県酒造組合理事長&土佐酒振興プラットフォーム会長のワシと事務局の秋久さんが出席し、他にゃあ高知県農業振興部環境農業推進課、高知県農業協同組合農畜産部、高知県工業技術センター、高知県農業技術センター、国立大学法人高知大学の先生等、10人の方々らあが集まられたがやき。
まずはワシから、会長としてのご挨拶をさいてもうたがよ。
続いては、高知県農業振興部環境農業推進課の山崎課長補佐さんのご挨拶があったがやき。

お次はワシから、コロナ禍における高知県酒造組合の現状について、お話さいてもうたがよ。
高知県酒造組合18蔵の出荷数量の合計は、3月〜4月の2ヶ月は前年対比で4割ダウンっちゅう状況ながやき。
ちなみに当社の場合、飲食店比率が高いもんやき、3月は4割ダウンやったがが、4月と5月は6割ダウンっちゅう状況ながよ。
5月の酒造組合全体の数字はまだ出てないけんど、おそらく4〜5割ダウンあたりになるやろうっちゅうて、お話さいてもうたがやき。
そんな窮状なもんやき、造り(令和1酒造年度)を減らすがに間に合うた蔵は急遽製造量を減らして、その結果余った酒米はJAさんの低温倉庫に保管してもろうちゅう状況ながよ。
さらにその上、コロナ禍が予想以上に長引いちゅう関係で、今年始まる令和2酒造年度の酒造りに使う酒米も、かなり減らさにゃあいかんなっちゅうがやき。

注文しちょった県外の酒米も、お願いして減らせるところは減らしちゅうけんど、高知県産の酒造好適米「吟の夢」についちゃあ、既に田植えが始まる段階やき、今から減らすことが難しいっちゅうことで、それをどうするかっちゅう意見交換をさいてもうたがよ。
まず、令和2年度第2次補正予算での酒造好適米への支援内容について、高知県農業振興部環境農業推進課から説明があったがやき。
新型コロナウイルス感染拡大による、国内外における日本酒需要の減退の状況を踏まえ、1次補正等の運用改善等での酒造好適米の保管・供給支援が決定しちゅうがよ。
まず、「水田活用の直接支払交付金」について。
輸出用日本酒向け酒造好適米を新市場開拓用米(2万円/10a) の対象に追加っちゅう話やけんど、製造された清酒の輸出計画、輸出への出荷実績及び農家ほ場の特定が必要っちゅう無理難題で、かつ6月末が締め切りやっちゅうことやき、こりゃあまず使えんがやき。
もうひとつは醸造用玄米を加工用米(2万円/a)・米粉用米(収量に応じて5.5〜10.5万円)へ転換可能っちゅうことやけんど、酒類の原料にゃあ使われんっちゅうことと、こちらも6月末が締め切りっちゅうことで、これまたなかなかきびしいがよ。
次に、令和2年度当初の米穀周年供給・需要拡大支援事業として、酒造好適米の保管経費の支援(1.3万トン分〈定額1/2以内〉)っちゅうんがあり、こちらは使えそうながやけんど、要領もまだで詳細は不明やっちゅうことながやき。
しかも、前記のとおり、既に令和1酒造年度分の減らした酒米が低温倉庫に保管されちゅうきに、令和2酒造年度分を保管できるスペースがまったく足りんっちゅう状況やっちゅうがよ。
みんなあで、いろいろ話し合うてはみたけんど、こりゃあもうどうしょうもないっちゅう状況ながやき。
ほんじゃきワシから苦肉の策として、まず既に低温倉庫に保管されちゅう酒米「吟の夢」を、食用米として買うてくださいっちゅうて大々的に、高知県民や土佐酒ファンの方々らあにお願いしたらどうやっちゅう案を出さいてもうたがよ。
酒造好適米である「吟の夢」を、いっべんばあは食べてみたいっちゅう県民や土佐酒ファンは、結構おるがやないかっちゅうことと、しかもこの「吟の夢」は、宇宙を旅した「宇宙米」(の子孫)やき、さらに食べてみたい方が少のうないがやないかっちゅう、そんなアイデアながやき。
さらに、コロナ禍がまっと落ち着きそうな7月上旬ばあに、高知県産新酒造好適米「土佐麗(とさうらら)」を使うた土佐酒蔵元8社ばあからの新商品が出揃うき、マスコミの方々らあを集めての新酒米を使うた新商品の発表会を開催し、その場にて「宇宙米」である「吟の夢」の食用米販売についても発表すりゃあ、えいPRになるがやないかっちゅうアイデアも出さいてもうたがよ。
また、高知県工業技術センターの上東さんがRKC調理製菓専門学校の三谷先生に、「吟の夢」にお薦めの料理レシピを研究していただくことを依頼してくださることになったがやき。
まだ実現できるかどうか分からんけんど、だいたいこんな方向で進めていこうっちゅうことになったがよ。
高知県民の皆さん、そして全国の土佐酒ファンの皆さん、もし「吟の夢」を食用米として販売することが正式に決定しましたら、是非どうか土佐酒の窮状を助けると思うて、何とぞご購入していただきたいがやき。
そん時ゃあ、是非よろしゅうお願い申し上げますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社
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2020年06月07日
幸せの言の葉〈1372〉
「雨の日にゃあ 雨の日の
悲しみの日にゃあ悲しみをとおさんと見えてこん
喜びにであわいてもらおうや
ほんで
喜びの種をまこうや
喜びの花を咲かせろうや
ご縁のあるところ
いっぱいに・・・」(東井義雄)
兵庫県豊岡の浄土真宗・東光寺に生まれ、同寺の住職となり、かつ小学校教師としても奉職し、さらに多くの著作も著した、東井義雄(1912〜1991)さんの言の葉ながやき。
雨の日にゃあ雨の日やないと見えてこん、悲しみの日にゃあ悲しみをとおさんと見えてこん、コロナ禍じゃあコロナ禍をとおさんと見えてこん・・・それぞれの時やないと見えてこん、そんな喜びっちゅうもんがあるっちゅうことながよ。
そりゃあ、であおうとして探さにゃあ見えてこんかもしれんけんど、確かにそこにあるがやき。
人生における、どんな悲しみやどんな苦しみの中にやち、たとえちんもうたち喜びを発見することができるようになったなら、周りに対しての感謝の気持ちが、沸々と湧いてくるもんながよ。
ほいたら、おまさんの周りの、ご縁のあるところいっぱいに、感謝の気持ちを込めて、喜びの種をまこうぜよ。
喜びの花を咲かせろうぜよ!
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2020年06月06日
幸せの言の葉〈1371〉
「『〜をしてくれん』っちゅうて言い始めた時から、既に精神的な老化が進んじゅうがやき。」(曽野綾子)
吉川英治文化賞や菊池寛賞らあを受賞しちゅう女性作家、曽野綾子(1931〜)さんの言の葉ながよ。
人間、年を重ねりゃあ老化していくがは当たり前のことやけんど、精神的な老化についちゃあ、年齢に関係のう起こり得ることながやき。
そんな精神的な老化が進んじゅうかどうかを見分ける方法が、曽野綾子さんの言う、「〜してくれん」っちゅう言葉ながよ。
「アレをしてくれん」「コレをしてくれん」っちゅうて、他人に何かをしてもらうことばっかしを考えて、文句を言い始めたら、そん時から人は、精神的な老化が進みゆうっちゅうことながやき。
「〜してくれん」っちゅう言葉が度々出るっちゅうことは、主体的に自分の人生を生きてないっちゅうことやき、自分の精神をあんまり使うてないっちゅうことになるき、すなわちそりゃあ精神的な老化が進みゆうっちゅうことになるがよ。
ほいたら、何じゃち主体的に自らの頭で考えて、自らの精神を働せて、自らで決断し、自ら行動しよりゃあ、精神的な老化はかなり遅らせることができるっちゅうことながぜよ。
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2020年06月05日
2020年06月04日
2020年06月03日
2020年06月02日
2020年06月01日
「人は、なぜ他人を許せないのか?」ぜよ!
近年SNS上じゃあ、「炎上」やら「不倫叩き」やら「不謹慎狩り」らあが頻発しゆうけんど、今回のコロナ禍でさらに輪をかけて、「相互監視社会」じゃあ「自粛警察」じゃあ、そんなんが増えていきゆうようながやき。
いったいそりゃあどういう心理のもとで増えゆうがか、そしてそこにゃあいったいどんな意味が潜んじゅうがかを知りたいと思うて、たまたま書店で手にとったがが、本書やったがよ。
「人は、なぜ他人を許せないのか?」(中野信子 著 株式会社アスコム 2020年1月29日発行 1200円+税)っちゅう書籍ながやけんど、今回はこちらをご紹介さいていただきますぜよ。


著者は、脳科学者、医学博士、認知科学者であり、脳や心理学をテーマに研究や執筆の活動を精力的に行いゆう、東日本国際大学の教授ながやき。
ほんで、まず著者は、いきなり「『我こそは正義』と確信した途端、人は『正義中毒』になる」っちゅうがよ。
他人に「正義の制裁」を加えりゃあ、脳の快楽中枢が刺激され、快楽物質であるドーパミンが放出されるっちゅうがやき。
ほんで、この快楽にハマッてしもうたら簡単にゃあ抜け出せんなってしもうて、罰する対象を常に探し求め、決して人を許せんようになるっちゅうがよ。
こうした状態を、著者は正義に溺れてしもうた中毒状態、いわば「正義中毒」と呼ぼうと思うっちゅうがやき。
この認知構造は、依存症とほとんどおんなじやからやっちゅうがよ。
さらに著者は、正義中毒が脳に備わっちゅう仕組みである以上、誰しもが陥ってしまう可能性があるっちゅうき、まっこと恐ろしいがやき。
また、インターネットやSNSの広がりが、この正義中毒を顕在化さいて、より強めゆうがやないかと考えられるっちゅうがよ。
他人の過ちを糾弾し、自らの正当性が認められることによって、ひとときの快楽は得られるかもしれんけんど、日々他人の言動にイライラし、許せんっちゅう強い怒りを感じもって生きる生活らあて、幸せやとは言えんろう!っちゅうがやき。
ほんじゃき本書じゃあ、正義中毒が苦しいと感じちゅう方に、脳科学的な知見から何らかの救いになるようなメッセージを提供できればと思うちゅうっちゅうがよ。
正義中毒にかかった人らあは、一見すりゃあそれぞれ独自の理論、独自の正義を持っちゅうように見えるけんど、実際は、自分がターゲットにされることを恐れる気持ちから、多数派に流れゆう人が多いと言えると、著者は言うがやき。
社会全体でこういう方向に踏み出すこたぁ、長期的に見りゃあこぢゃんと危険やっちゅうがよ。
多様性を狭めた集団は、短期的にゃあ生産性を向上さいて、出生率も上昇して成功を収めるかもしれんけんど、進化の歴史の上じゃあ滅亡に向かうっちゅうがやき。
言い換えりゃあ、種としての健全な繁栄のためにゃあ、多少コストを感じたとしたち、ある程度の多様性を担保しちょかにゃあいかんっちゅうことながよ。
ここまでが、本書の「はじめに」と「第1章 ネット時代の『正義』・・・他人をつるし上げる悦び」のだいたいの内容ながやき。
次に「第2章」じゃあ、「日本社会の特殊性と『正義』の関係」についてが、語られちゅうがよ。
まず著者は、誤解を恐れんと言やあ、日本人は摩擦を恐れるあまり自分の主張を控え、集団の和を乱すことを極力回避する傾向の強い人らあやと感じるとし、あえて自省的に弱点として考える視点で見りゃあ、日本は「優秀な愚か者」の国っちゅうことになるっちゅうがやき。
ほいたら、なんで日本が現在のような、社会性が高うて、社会や組織の維持のためやったら自分の考えを呑み込むことがよしとされる文化になったがかについて、その理由は以下の通りやろうっちゅうがよ。
⚫日本が島国やから。
⚫気候面の特徴。降雨量が多い。台風も多く、風水害のリスクが高いから。
⚫プレートの境界にあるため火山が多く、地震が多発する場所やから。
⚫統計上の事実として、日本じゃあ江戸時代中盤以降から明治期に産業構造が変わるまで、ほとんど人口が増えてない。3000万人を超えたところで頭打ち。➡鎖国によって交易を行うてなかった江戸時代、国土をギリギリまで食糧生産に使うたち、最大限維持できる人口が3000万人超のレベルやった。
日本は数千年、数万年前から変わらず自然災害が多うて、国土も狭うて、食糧生産のための耕作地も狭いがやき、そうした環境に適応できる、つまり長期的な予測をして準備を怠らん人らあが生き残ったと考えるがが自然やっちゅうがやき。
また、フランスじゃあ「議論する」っちゅう動詞が「人」を目的語に取る(〜と議論する)がに対して、「論破する」っちゅう動詞は人を目的語に取らん・・・つまり、議論は人とするもんやけんど、言い負かすがはあくまで内容や論旨であって、相手を論破するっちゅう使い方はせんけんど、日本の議論は、主張と人格とが分離されんと、容易に人格攻撃へとつながるっちゅうがよ。
また、そんな日本人の性質が変わるにゃあ1000年かかるっちゅうトピックも、こぢゃんと面白かったがやき。
現在の遺伝子多型の割合から、数学社会学的に計算すりゃあ、ある性質を持っちゅうグループが消えるにゃあ、1000年かかるっちゅうことながよ。
続いて「第3章」は、「なぜ、人は人を許せなくなってしまうのか」で、結論から言やあ、そもそも人間の脳は誰かと対立することが自然であり、対立するようにできちゅうっちゅうがやき。
結論から言うたらその一言でおしまいやけんど、この章にゃあ、「同調圧力」「イングループバイアス」「確証バイアス」 「理性は直感に勝てん」「脳は『賢うなり過ぎん』ようにできちゅう?」「一貫性の原理の罠」・・・ちゅう具合に、こぢゃんと面白い内容が、まさにテンコ盛りながよ。
ほんでラストの「第4章」は、「『正義中毒』から自分を解放する」で、誰しもが陥ってしまう「人を許せん」状態から、解放されるための科学的な方法、そして日常生活や習慣のなかで前頭前野を鍛える方法について考察し、同時に、穏やかな気持ちで生きるための「物事の捉え方のコツ」についてらあにも、触れられちゅうがやき。
ほんで著者は、正義中毒から解放される最終的な方法は、あらゆる対立軸から抜け出し、何事も並列で処理することやないかっちゅうがよ。
そのポイントを言葉にすりゃあ、「ああでものう、こうでものうっちゅう感覚を受け止め、できるだっけ多くの人との間で共有し、互いを包み込んでいくこと」やないかっちゅうがやき。
結局、人間はみんなあ不完全な生き物ながやき、まったく違う考え方をする人もおりゃあ、間違いやと思えるような行動をする人もおるがやけんど、そんな人らあも含めて、おんなじ人間やっちゅう大きな愛で、すべてを包み込んでいくような考え方をするしかないがやないかっちゅうことながよ。
「人は、なぜ他人を許せないのか?」・・・このコロナ禍で、どう生きるかっちゅうことに対するヒントが満載の、まさに今お薦め書籍ながぜよ。
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Posted by tsukasabotan at
11:36
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