2022年04月30日

幸せの言の葉<1583>

「未来っちゅう無限の王国に向けてできるだっけ遠う槍を投げることぜよ。」(フランツ・リスト)


ハンガリー王国出身で、現在のドイツやオーストリアらあのヨーロッパ各地で活動した、「ピアノの魔術師」と呼ばれるピアニストであり作曲家、フランツ・リスト(1811〜1886)さんの言の葉ながやき。


まず、「未来っちゅう無限の王国」っちゅうんは、おまさんの未来にゃあおまさんにしかできんようなことを成し遂げる無限の可能性が潜んじゅうっちゅう意味ながよ。


次に、「そこに向けてできるだっけ遠う槍を投げる」っちゅうんは、おまさんの中に潜んじゅう無限の可能性に向こうて、すんぐに実現できるような目標やのうて、できるだっけ遠くにあるでっかい目標を掲げて進みなさいやっちゅうことながやき。


それができりゃあ、おまさんの未来にゃあ、おまさんが理想とする王国が待ちゆうっちゅうことながぜよ!


  

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2022年04月29日

幸せの言の葉<1582>

「おまさんが何者であるかを放棄し信念を持たんと生きるこたぁ死ぬことよりか悲しい。若うして死ぬことよりか。」(ジャンヌ・ダルク)


15世紀のフランス王国の軍人で、フランスの国民的ヒロインであり、カトリック教会における聖人でもある、ジャンヌ・ダルク(ユリウス暦1412頃〜1431)さんの言の葉ながよ。


かのジャンヌ・ダルクさんの言の葉は、何ちゅう激烈な言の葉やろうか!


死ぬことよりか、それも若うして死ぬことよりか、自分が何者であるかを放棄して信念を持たんまんま生きることの方が悲しいっちゅうがやき!


10代後半の娘さんであるジャンヌさんに、ここまで言われりゃあさすがに誰やち、自分が何者であるかを獲得せにゃあいかんと思うろう。


つまり、自分は何を成すためにこの世に生まれてきたかを知るっちゅうことながよ。


それを知ることができりゃあ、次にゃあ何が何じゃちそれを成し遂げるっちゅう信念を持って生きるっちゅうことながやき。


自身が何者かを獲得し、この世で成すべきことを知り、それを実現するために信念を持って生きる……これができにゃあ、かのジャンヌ・ダルクさんに、「悲しい」っちゅうて言われてしまうっちゅうことながぜよ。


  
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2022年04月28日

「新酒の会@ス・ルラクセ」と「酒道 黒金流」の「入門者オンライン会」ぜよ!

4月24日(日)は、まずは14時から「リゾートダイニング ス・ルラクセ」さんにて、「新酒の会@ス・ルラクセ」が開催されたがやき。


土佐酒最大のイベント「土佐新酒の会」が、コロナ禍により、今年で3年連続で開催見送りとなってしもうたっちゅうことで、「ス・ルラクセ」の山本さんが、充分な対策をとりもって規模を小そうにして、「土佐の新酒を楽しむ会」を企画されたっちゅうことながよ。
写真1 ス・ルラクセ

参加者も、ブースに立つ蔵元以外は、酒販店関係者や土佐酒アドバイザー取得者とその近しい方のみに限定し、さらにワクチン3回摂取完了か、抗体検査の陰性証明書を持っちゅう方のみで、スタート時間も14時〜15時〜16時〜17時〜18時〜として、滞在時間も2時間以内っちゅう徹底ぶりながやき。







さて、今年新酒を造ってない1蔵を除いて、土佐酒17蔵の新酒の一升瓶が1本ずつズラリと並び、ワシを含め5蔵元がブースに立ったがよ。
写真2 土佐酒新酒ズラリ


ちなみに司牡丹は、「司牡丹・なかま酒」(純米酒)が出品されちょったがやき。


土佐の高知じゃあ、「なかま」の意味は2つあり、一般的な「同志」っちゅう意味と、土佐弁で「共有」っちゅう意味があるがよ。




写真3 司牡丹・なかま酒写真4 司牡丹・なかま酒2


席を「なかま」に、杯を「なかま」に、皿鉢(さわち)料理を「なかま」に……ちゅう具合に、何じゃち「なかま」にしてしもうて、親密に酌み交わすっちゅうんが、土佐の「なかま酒」ながやき。


たとえ離れちょったち、心はつながって「なかま」になる事が出来る土佐の「なかま酒」は、分断も疎遠も孤立も、この世から吹き飛ばしてしまうばあのパワーを秘めちゅうがぜよ!


そんな想いを込めて醸されたがが、「司牡丹・なかま酒」で、精米歩合70%の純米酒やけんど、中取りで一回火入れのマイナス5℃以下の瓶貯蔵やき、その美味しさは保証付きのコスパの高い酒ながよ。


さて、14時にゃあ次々と参加者の皆さんが来場され、満面笑顔で順番に試飲されていったがやき。


1アイテム50mlずつ17アイテムが試飲できて、「神経締めヒラメのカルパッチョ自家製炭オイルソース」が1品ついて、会費は5000円っちゅうがやき、こりゃまっことお得ながよ。
写真5 蔵元ブース写真6 参加者の皆さん











写真7 カルパッチョ











久々にお会いする土佐酒ラバーズの「なかま」の皆さんが次々と来場され、まっこと嬉しそうに試飲しまくりゆう姿に、やっぱし断じて土佐酒は不要不急な存在やないと、あらためて実感さいてもうたがやき。
写真8 来場者続々写真9 土佐酒ズラリ












写真10 来場者試飲風景
「司牡丹・なかま酒」も大好評で、皆さんガンガン試飲しまくりで、会話も弾みまくりやったがよ。


残念ながらワシゃあこの後、17時からオンライン会があるっちゅうことで、後ろ髪を引かれもって、16時にゃあ会場を出たがやき。


ほんで、ご近所の「松岡かまぼこ」さんと、「ひろめ市場」内の「土佐料理司」さんの「司食堂」さんにて、今夜の酒肴を仕入れて、自宅に戻んたがよ。


ほんで17時からは、ワシが開祖を務めさいていただきゆう「酒道 黒金流」の、第13回「入門者オンライン質疑応答会&懇親会」を開催さいてもうたがやき。


ちなみに「酒道 黒金流」についちゃあ、詳しゅうは、下記の公式サイトをご覧くださいや。


●「酒道 黒金流」: https://shudo-kurogane.jp


さて、この日もこれまで通り、17時から18時ばあまでが「オンライン質疑応答会」で、18時ばあから20時ばあまでが「オンライン懇親会」っちゅうザックリした予定で、Zoomを使うて開催されたがよ。


ちなみに今回ワシが用意さいてもうたお料理は、「松岡かまぼこ」さんのお惣菜「ちぎりゴボウ天」らあと、「司食堂」さんの「鰹のタタキ」と「焼き鯖寿司」っちゅう、土佐の大定番のラインナップやったがやき。
写真11 ちぎり天、鰹のタタキ、焼き鯖寿司

ほんで、これらあのお料理に合わせて用意さいてもうたお酒は、これまたコスパ最高の定番酒「司牡丹・土佐の超辛口本醸造」(超辛口・本醸造酒)やったがよ。
写真12 土佐の超辛口

早くも飲み食いしとうなってしまう気持ちを必死で抑えもって、ワシゃあZoomを立ち上げたがやき。


ほいたら、京都のハクレイ酒造前社長の中西さん、栃木のお取引先日本料理店「一蕾」の浅田さん、兵庫の庄司さん、愛知の吉田さんっちゅう常連の4名の方々が入室され、ワシを含めて5名っちゅう人数で、質疑応答会がスタートしたがよ。


まずは、先日「一蕾」さんにてリアルに開催された「司牡丹の会」の御礼を浅田さんにお伝えし、また愛知からわざわざ参加してくださった吉田さんにも、感謝の言葉をお伝えさいてもうたがやき。


浅田さん、吉田さん、あらためましてありがとうございましたぜよ!


ほんで、しばし「一蕾」さんでの会の話題で、盛り上がったがよ。


また、庄司さんは株式会社みたて(https://mitate.kyoto/ )っちゅう、日本を旅する旅行者らあにテーラーメイドでユニークな体験プログラムを提供する、京都府登録のランドオペレーターであり、さらに「酒が美味しゅうなる旅、旅が楽しゅうなる酒。」をテーマに、約1年かけて日本酒ができていくプロセスを楽しむ体験を提供する「朔」(https://new-moon.club/ )っちゅうサイトも運営されゆう方ながやき。
写真13「朔」とは


ほんで、そんな庄司さんから、前回は「朔」のクラウドファンディングを立ち上げる予定やっちゅう報告があって、「酒道 黒金流」入門者の仲間の皆さんにご意見をいただきたいっちゅうことで、いろいろ意見や助言らあがあったがやけんど、今回はそのクラウドファンディングが既に目標額を達成したっちゅうことで、その御礼があったがよ。


庄司さん!まっことおめでとうございます!


あらためて庄司さんがサイトを共有し、みんなあに見せてくださったがやき。


⚫️酒蔵から地域を、播磨を盛り上げたい!自分だけの日本酒づくり体験「朔」
https://camp-fire.jp/projects/view/570256


庄司さん、日本酒業界を盛り上げる、このクラウドファンディングのさらなる大成功を、心からお祈り申し上げますぜよ!


また、中西さんから、前回にお米に花が咲くっちゅうことを知らん方が多いっちゅうことに気づいたき、ちくと古い画像で写りは悪いけんどっちゅうて、「山田錦」の花の画像を送っていただいちょったき、そちらの画像を皆さんに共有してご覧いただいたがよ。
写真14   山田錦の花写真15  山田錦の花2









浅田さんも吉田さんも、米の花は初めて見るっちゅうことで、感激されちょったがやき。


ほいたら庄司さんも、最近の山田錦の花の画像があるっちゅうことで、こぢゃんと写りのえい画像で共有してくださったがよ。


酒米の王様「山田錦」の花らあて、なかなか見る機会らあないろうき、皆さん大悦びやったがやき。


中西さん、庄司さん、まっことありがとうございますぜよ!


18時になったき、これにて「質疑応答会」は終了し、ちくと休憩タイムを取ってお酒やおツマミらあを用意してもうて、引き続き「オンライン懇親会」がスタートしたがよ。


ちなみに、「一蕾」さんの浅田さんの奥さんも、いつものようにこっから参加してくださったがやき。


さて、まずはそれぞれが用意したお酒を注いで、みんなあで乾杯したがよ。


今回皆さんが用意されたお酒は、「司牡丹・宇宙のパワーで夢を叶える純米酒」(純米酒)、「司牡丹・ハナトコイシテ」(特別純米酒)らあで、庄司さんは「朔」を用意されちょったがやき。
写真16 5人で質疑応答会









写真17 土佐の超辛口2写真18  土佐の超辛口3


さあ、そっから後は、ワシも皆さんも、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、大盛り上がりになったがよ。








ワシも、早速「ちぎりゴボウ天」をいただきもって、「土佐の超辛口」をキュッとやりゃあ、どちらもあまりに旨いもんやき、箸も杯もいきなり止まらんなったがやき。
写真20 料理と酒2

さらに、「鰹のタタキ」をいただきもって、「土佐の超辛口」をキュッとやりゃあ、そりゃあもうタマラン旨さで、グラスがガンガン進んでしまうっちゅうもんながよ。








庄司さんは、いつものようにちくと早めに退出されたき、途中からは4人で盛り上がったがやき。
写真21  乾杯

いろんな話題が飛び出して、ガンガンに盛り上がっていったがよ。






そんな中、前回の会にて決定した、GW明けに高知に集まって初のリアル懇親会を開催するっちゅう件で、さらに盛り上がったがやき。
写真22  ハナトコイシテ写真23  4組で盛り上がる









写真24  さらに4人で盛り上がる

会場は、ワシが常々「世界一うまい伊勢海老!」っちゅうて大絶賛しゆう、「伊勢海老料理 中平」さんやき、こりゃあまっこと楽しみでタマランがよ!


こうして大盛り上がりのうちにアッちゅう間に時間が過ぎて、予定終了時間オーバーの20時過ぎにゃあ第13回目の「オンライン懇親会」はお開きとさいてもうたがやき。


ご参加いただきました「酒道 黒金流」入門者の皆さん、まっことありがとうございました!


来月は、初の高知でのリアル会やき、是非是非たくさんの皆さんにお越しいただけましたら幸いながぜよ!















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2022年04月27日

東京問屋連盟役員の皆さん酒蔵見学&懇親会ぜよ!

4月23日(土)は、協同組合東京問屋連盟の役員の皆さんが、1泊2日の役員旅行で高知に来られ、司牡丹の酒蔵見学にもお越しいただいたがやき。


こちらの連盟にゃあ、日本名門酒会本部・株式会社岡永さんの飯田社長さんも入られちょって、飯田社長さんからの依頼で、酒蔵見学&懇親会まで、ワシがご案内&お付き合いさいていただくことになったがよ。


まずは、この日の朝1便で高知空港に到着されてから、四万十川に向かわれて屋形船で昼食を取られ、そっから佐川町の司牡丹酒造っちゅう、なかなかのハードなスケジュールなもんやき、予定じゃあ15時に到着やったがが、結局16時15分ばあの到着となったがやき。


役員の皆さん17名とツアコンの方1名で18名の皆さんを、ワシが酒蔵見学にご案内さいてもうたがよ。


まずは玄関の酒林、江戸時代末期建築の白壁の1号蔵、酒蔵の道らあを解説付きでご案内さいてもうたがやき。
写真1 一号蔵煙突

ほんで、旧浜口邸、名教館、うえまち駅(大正時代の客車)らあも、解説付きにてご案内さいてもうたがよ。


その後は、「平成蔵」を実際にご案内する時間はないき、蔵の前に掲げらいてもうた醸造設備の紹介パネルを使うて、簡単に酒造りについて紹介さいてもうたがやき。


続いては、来年4月からのNHK朝ドラの主人公のモデルに決定した、牧野富太郎博士の実家の酒蔵やった場所にもご案内さいてもうて、そちらの蒸留器もご覧いただいたがよ。


お次は、皆さんお待ちかねの試飲タイムで、「司牡丹・酒ギャラリー・ほてい」にご案内し、こちらにて司牡丹のラインナップをズラリ試飲していただいたがやき。
写真2 「ほてい」入店

「ほてい」じゃあ販売しやあせん、日本名門酒会オリジナルの「船中八策」(超辛口・純米酒)と「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)も出さいてもうて、さらに「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)、「司牡丹・宇宙深海酒」(純米吟醸酒)、「司牡丹・酒槽搾り純米大吟醸」(純米大吟醸酒)、「司牡丹・CEL-24」(純米吟醸酒)らあに加え、さらにさらにまだ発売になってない今年の「鑑評会出品酒・大吟醸酒」も、試飲していただいたがよ。




写真3 試飲酒ズラリ

ちなみにこの今年の司牡丹の「鑑評会出品酒・大吟醸酒」は、今年の高知県の新酒鑑評会で第1位を獲得し、さらに今年の四国の吟醸酒研究会でも第1位を獲得したっちゅう、つまり今年の四国ナンバーワンの大吟醸酒ながやき!


とにかく皆さん、大悦びの満面全身満開笑顔で、試飲しまくりやったがよ。


また、お土産のお酒も、皆さんこぢゃんとご購入いただき、まっことありがとうございますぜよ!


こうして17時半にゃあ、皆さん佐川町を出発されたがやき。


ほんで、その後は19時15分から、「土佐御苑」さんにて懇親会が開催され、ワシもお招きにあずかったがよ。
写真4 懇親会開会












まずは理事長さんのご挨拶があり、その後はワシのご挨拶があり、ほんでとりあえずのビールにて乾杯をしたがやき。
写真5 理事長挨拶











しばし「前菜盛り」とビールをいただきよったら、「刺身盛り」が登場したき、こりゃ日本酒やっちゅうことで、「船中八策」(超辛口・純米酒)をお願いしたがよ。
写真6 前菜盛り、刺身盛り












あらかじめ司牡丹酒造から会場に、「船中八策」の一升瓶2本を、お祝いに届けさいてもうちょったがやき。
写真7 船中八策登場!

やっぱし刺身にゃあこの酒、「船中八策」が一番しっくりくるっちゅうもんながよ。


広い会場で、しかも充分に距離を取っての懇親会なもんやき、なかなか全体としちゃあ盛り上がりにくいがやき。






ほいたら、一人鍋をいただきだいた頃、「土佐御苑」さんの芸人(?)チームが登場し、「うげうげ踊り」を披露してくださったがよ。
写真8 一人鍋 
「うげうげ踊り」っちゅうんは、「よさこい鳴子踊り」と「しばてん踊り」の、土佐を代表する2つの踊りをミックスさいたっちゅう踊りながやき。


この「土佐御苑龍馬」の踊りが、なかなかに激しいもんやき、皆さんも次第に盛り上がっていったがよ。


「土佐御苑」のスタッフの皆さん、盛り上げていただき、まっことありがとうございます!


さて、その「うげうげ踊り」の熱も覚めやらんうちに、ワシと飯田社長が会場の中央にて、土佐のお座敷遊び「可杯(べくはい)」を紹介さいてもうたがやき。
写真9 うげうげ踊り・よさこい編写真10 うげうげ踊り・しばてん編












詳しい説明の後は、早速実演っちゅうことで、皆さんに手拍子をお願いし、ワシがコマを回して、「ベロベロの神様」の歌を歌うたがよ。
写真11 宴席風景

「ベロベロの〜神様は〜 正直な神様よ〜 おささの方へと おもむきゃれ〜 おささの方へと おもむきゃれ〜」


「おささ」っちゅうんは「お酒」のことで、つまりこの中で一番お酒好きの方に向きなさいっちゅうことながやき。


ほいたら、サスガはベロベロの神様、盛り上げ方をよう分かってらっしゃる!当然のようにコマはワシにバシッと向いて止まり、しかも出た目は「天狗」ときちょったがよ。
写真12 可杯

ホンマは、この天狗杯で一気したいとこやけんど、コロナの感染予防対策っちゅうことで、いったん天狗杯に注いだお酒を
自分のコップに移し変えて飲むっちゅう、特別ルールながやき。


天狗杯にナミナミと注がれた「船中八策」をコップに移し変え、カウント5秒にて飲み干さいてもうたがよ。


「ごちそうさまでした!」


皆さんから拍手喝采をいただいたがやき。


さあ、こっからが本番で、お次のお題は「スケベ」、そん次のお題は「ドスケベ」、そのまた次のお題は「××××」……ちゅう具合にだんだんネタがエスカレートしていき、しかも皆さんの大爆笑の反応を見りゃあ、どうやら「ベロベロの神様」のご指名は、見事に当たっちゅうようで、どんどん盛り上がっていったがよ。


さらに、「ごちそうさま」が聞こえんかったりしたら、「ごちそうさまが聞こえない!それもう一杯!それもう一杯!」っちゅうことになるもんやき、皆さん大笑いしもって会場全体はどんどんヒートアップしていったがやき。


こうして21時過ぎにゃあ、大盛り上がりのうちに大団円のお開きとなったがよ。


ちなみにその後も、有志メンバーで、「土佐御苑」さんのラウンジにての二次会やって、カラオケ三昧で大盛り上がりとなったがやき。


さらにさらにその後も、有志メンバーで屋台餃子の「安兵衛」さんにて三次会やって、こちらでも大盛り上がりとなったがよ。


東京問屋連盟役員の皆さん、そして飯田社長さん、高知に旅行にお越しいただき、また司牡丹に見学にお越しいただき、さらに懇親会から三次会までご一緒さいていただき、まっことありがとうございましたぜよ!















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2022年04月26日

過去も未来も変えられる?!タイムマシンの入手方法ぜよ!

今回は、ワシが創始して立ち上げさいてもうた、日本酒を媒介とした「もうひとつの道」、「酒道 黒金流」ホームページ(https://shudo-kurogane.jp )の「門前編 其の弐」に、新しいコンテンツとして「過去も未来も変えられる?!タイムマシンの入手方法!」を、4月25日にアップさいていただきましたきに、動画も文章も無料で観ることができますき、是非たくさんの皆さんにご覧いただきたいがよ。
2022.4.26写真1 酒道 黒金流サイトトップ

特に、酒販店の事例の部分についちゃあ、是非全国の酒販店の皆さんにご覧いただきたいもんながやき。


https://shudo-kurogane.jp/shudo/gate02/gate02_14.html


ちなみに今回のタイトルを見て、「酒道」と何の関係があるがなと思われたかもしれんし、さらに、「タイムマシンらあて、SF映画や漫画の世界だっけの話やろう!」と思われたかもしれんのう。


けんど、実は今回のテーマは、SF映画や漫画の話やのうて、こぢゃんと現実的なテーマであり、理想の未来を目の前に引き寄せてくる可能性に満ちちゅうっちゅう意味じゃあ、「酒道」にとったちまっこと大事なテーマながよ。


ちゅうことで今回は、「過去も未来も変えられる?!タイムマシンの入手方法!」っちゅうちくと一風変わったテーマで、お伝えしたいがやき。
2022.4.26写真2 門前編其の弐









ほいたら、その内容についてを、ちくと以下にご紹介さいていただきますぜよ。


【タイムマシンの発案者H・G・ウェルズの言葉】


タイムマシンっちゅう概念を発案したがは、イギリスのH・G・ウェルズさんっちゅうSF作家で、1895年に発表した「タイムマシン」っちゅう小説に、初めて登場するっちゅうがよ。


さらにウェルズさんは、次のような言葉を残しちゅうっちゅうがやき。


「ワシらあはみんなあ、タイムマシンを持っちゅう。」


いったいこりゃあどういう意味かっちゅうたら、実はこの言葉にゃあ続きがあるっちゅうがよ。


「ワシらあはみんなあ、タイムマシンを持っちゅう。過去に戻すがは思い出。ほんで、前に進めるがは夢ぜよ。」
2022.4.26写真3 門前編其の弐2

「な〜んや、そんなことかよ!」…と思われたかもしれんけんど、ちょっと待ってや!


もうちくと深う、突っ込んで考えてみたいがやき。


まずは過去についちゃあ、過去に戻って人生をやり直すこたぁ不可能やけんど、たとえば過去の失敗を失敗のまんま放っておかんと、歳月の中で「その意味」を変えることができりゃあ、そりゃあもはや失敗やない、つまり過去の失敗を成功の種にするこたぁできるわけであり、それができりゃあ過去を変えることができたがと同じことになるがやないかよ?


次に未来も、鮮明な夢をリアルに思い描くことによって、理想の未来を引き寄せてくるこたぁ可能ながよ。


つまり未来も、実は理想通りに変えることができるっちゅうことながやき。


ほいたら、確かにワシらあはみんなあ、タイムマシンを持っちゅうがと同じやと言えるがやないかよ。


実際に、ウェルズさんがどういう意味でこの言葉を語ったがかは知らんけんど、ワシゃあこういう意味として受け取ったがよ。


【タイムマシンはどこにある?】


さらにさらに深うに突っ込んで、タイムマシンたぁいったいどういう装置ながか考えてみたいがやき。


タイムマシンを使やぁ、時間をさかのぼって過去に行き、そこで起きる事態に関わって、その後の未来を変えることができるがよ。


今、ワシらあの目の前で起こっちゅう事態は「結果」であり、その「結果」が生まれる「原因」が、過去のどっかに存在しちゅうはずながやき。
写真4 タイムマシンの入手方法!トップ

ほんじゃき、過去にさかのぼって、そこで新たな「原因」をつくりゃあ、そっから生まれる「結果」は変わってくるがよ。


それによって、今の現実も、これからの未来も、変えることができるっちゅうわけながやき。


つまりタイムマシンたぁ、過去にある「原因」を入れ替えて、今ここに生まれちゅう「結果」を変えるっちゅう装置やと言えるがよ。


ここで、じっくりと考えてみてもらいたいがやけんど、「原因」が「結果」を生み出すがやったら、未来を変えるにゃあ、わざわざ過去に戻らいじゃち、今ここで、未来を変える新しい「原因」をつくり出しゃあえいがやないかよ?


過去にやのうて、現在に新しい「原因」をつくることにより、ワシらあは新しい「結果」をつくり出すことができる、理想の未来を創出することができるがやき!


こりゃあつまり、ワシらあはみんなあ、タイムマシンを持っちゅうっちゅうことながよ!


「何や、そんなことやっら知っちょったし、あまりに当たり前すぎて、簡単なことやいか!」と、思われるかもしれんけんど、ほいたら、それがもしホンマに簡単なことやったら、多くの人らあがそうやって未来を変えることに成功してないがは、なんでながやろうか?


理屈じゃあ理解できたとしたち、現実にゃあ多くの人が未来を変えることができんがやき。


なんでかっちゅうたら人は、放っちょいたら「これまで生きてきたとおりに」今を生き、これからもそのように生きてしまう生き物やきながよ。


今ここで、新しい「原因」をつくり出すこたぁ、実際にゃあ想像以上に困難なことながやき。


それを困難にしちゅう理由のひとつが、まず「ワシらあはみんなあ、タイムマシンを持っちゅう。」っちゅうことを、知らんきながよ。


けんど、皆さんはもう知ってしもうたきに、ここはクリアしたことにさいていただくがやき。


けんどまだ、それを困難にしちゅう理由が、もうひとつあるがよ。


そりゃあ、「タイムマシンを持っちょったち、それがどこにあるがかを知らん。」っちゅうことながやき。


ほいたら、タイムマシンはどこにあるがやろうか?
写真5 タイムマシンの入手方法の動画写真6 タイムマシンの入手方法原稿









【結果に追われる人、原因をつくる人】


未来を変えることができる人と、未来を変えることができん人の決定的な違いは、住んじゅう世界が違うっちゅう点ながよ。


そりゃあ、たとえ同じ日本国内で、同じ商売をしよったとしたち、全く異なる宇宙に住んじゅうがと同じばあ、決定的に違う世界に住んじゅうがやき。


ほいたらその違いの具体例を、酒販店の事例でご紹介さいていただきますぜよ。


まずA酒店。朝、店を開けて雑用をしよったら、山積みになっちゅう資料の中から、取引先酒問屋から送られてきた封筒が見つかる。


あ、そういやぁもう2週間以上前に届いちょったに、封も開けちゃあせんかった。


封を開けりゃあ「夏の生酒」のパンフレットが入っちゅう。


そうや、夏季限定の「船中八策・零下生酒」を欲しがりよったお客様がおったき、注文せにゃあ。


酒問屋に注文の電話をすりゃあ、既に完売やと告げられる。


思い出した!そういやぁ去年もあの酒は早期に完売しちょって、手に入らんかったがやった。チクショー!またかよ!


…けんど、店員のC君は、まっこと使えんヤツやにゃあ。


今日も出勤時間やのにまだ来てない。まっこと最近の若いヤツは!


…午後、取引先の居酒屋に「夏の生酒」の商談に行ったら、「もう別の酒屋に注文したぜよ」と告げられる。長年の付き合いやのに、何ちゅう薄情な居酒屋や!気分が落ち込む。


どうしてこう、毎日毎日、ロクなことがないがやろう。


だいたい最近、近所のスーパーに酒販免許が下りたり、酒ありコンビニがドンドン出店したりするきに、ウチの売り上げは下がりっぱなしになるがよ!


…こうして重い気分のまんま、A酒店の1日が終わるがやき。


次にB酒店。朝、店を開ける。今日は午前中の時間が比較的空いちゅうきに、間ものう届く「夏の生酒」の手書きPOPを書いちょこう。


おっと、夏の後半戦用に「夏純米・夏吟醸」の注文もしちょかにゃあ。去年は「司牡丹・夏純吟」が手に入らんかったき、今年は早めに注文しちょかにゃあ。


この酒を欲しがりそうな顧客リストもチェックしちょこう。


…そういやぁ店員のD君、最近元気がないみたいなけんど、何か悩みでもあるがかもしれん。今夜は飲みに誘うて、ちくと話でも聞いてみろうか。


…この前、取引先の居酒屋に「夏の生酒」の商談に行ったけんど、注文が去年より減らされちょったにゃあ。案内チラシの手を抜いたがが原因かもしれん。


次の「夏純米・夏吟醸」で挽回せにゃあならんき、案内チラシの内容やキャッチコピーはどれも自信作ばっかしながよ。


これやったら、午後の商談もバッチリやろう。


そういやぁ最近また近所のスーパーに酒販免許が下り、酒ありコンビニもオープンしたようやのう。


ウチの周囲の酒売り場は、サイレントチャネルだらけっちゅうことながやき。


今後は、ますます酒専門店の出番が増えるっちゅうもんながよ!


全国の地酒銘酒だっけやのうて、要説明商品の「こだわり食品」も、まっと増やしてみろうか。


……A酒店とB酒店の違いは、何やと思うぜよ?


A酒店は、起こった出来事の後追いを繰り返しゆうがやき。


つまり、次々と目の前に出現する「結果」を見て、悶々としゆうがよ。


一方B酒店は、結果をもたらす「原因」に意識が向いちゅうがやき。


自らが願う「結果」をつくり出すために、どのような「原因」をつくりゃあえいがかを、前もって考えゆうがよ。


つまり、A酒店は「結果に追われる人」、B酒店は「原因をつくる人」やっちゅうことながやき!


おまさんはどっちのタイプに近いぜよ?


A酒店とB酒店の生きちゅう世界の違いを、さらに考えてみりゃあ、実はこの世の中にゃあ、2つの「時の流れの世界」があるがよ。


1つの時の流れの世界が「結果の流れの世界」で、そこじゃあ、次々と「結果」が現れるがやき。


A酒店が生きちゅうががこの「結果の流れの世界」ながよ。


もう1つは「原因の流れの世界」で、そこじゃあ「結果」に先行する「原因」が、次々とつくり出されゆうがやき。


B酒店は、この「原因の流れの世界」を生きちゅうことになるがよ。


こりゃあ、わずかな違いに見えるかもしれんけんど、この2人は、同じ時間、同じ場所を生きちょったち、実は次元が違う2つの宇宙、異なる時間の流れを生きちゅうようなもんながやき。


勘がするどい人は、もうお気づきやろうけんど、つまりタイムマシンは、「結果の流れの世界」にゃあ存在せん、原因の流れの世界」にしか存在せんっちゅうことながぜよ!


さらにこの後も、【タイムマシンが存在しちゅう在り処たぁ?】や、【ウィズ・コロナ、アフター・コロナを逆手に取って「原因の流れの世界」へ!】や、【何気ない日常でこそ、「原因をつくる人」に!】っちゅうパートがあり、最終的にゃあ「これこそ、最強のタイムマシンの使い方じゃ!」っちゅうところまで、お話さいてもうちゅうがよ。


そのあたりまで詳しゅう知りたい方は、下記をクリックし、「過去も未来も変えられる?!タイムマシンの入手方法!」の、YouTube動画やPDF原稿を、是非是非ご覧いただきたいがぜよ。


https://shudo-kurogane.jp/shudo/gate02/gate02_14.html
















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2022年04月25日

「土佐伝統お座敷文化の会」設立に向けた準備会と「土佐経済同友会」合同委員会ぜよ!

4月21日(木)はまずは15時から、堺町の「葬祭会館大蔵」さんにて、「土佐伝統お座敷文化の会」設立に向けた準備会(旧名称:土佐芸妓の団体設立に向けた準備会)が開催されたがよ。


「土佐経済同友会」の「人づくり委員会」メンバー、委員長の中田さん(葬祭会館大蔵の社長)と、副委員長の吉本さんとワシ、「濱長」さんの由喜千代さんと「得月楼」さんの松岡番頭さんっちゅう、4人のメンバーでの開催やったがやけんど、由喜千代さんがどういたち仕事で来れんっちゅうことで、3人での打ち合わせになったがやき。


ちなみに「人づくり委員会」は、中田委員長さんを中心に、全く新しい基本方針を掲げて活動しゆうがよ。
写真1 中小企業団体中央会パンフ

その基本方針は、以下の通りながやき。


「人づくり委員会では、委員会の活性化に繋がるよう『見える化』を図りながら、運営方針にもある『土佐文化の継承人材の育成支援』をテーマとして取り上げる。なかでも高知県ならではのウリになり、かつ今後の継承が危ぶまれている『土佐の伝統文化』について、その種類や歴史等を調査・研究し、現状把握。それぞれの『土佐の伝統文化』が抱えている、『継承人材の育成』についての問題点を炙り出す。その上で、県・市町村にも参画していただき、『土佐の伝統文化』の人づくりを支援する団体の設立を提言できるように努める。このような『土佐の伝統文化』が持続可能となれば、より魅力的な高知県となり、必ずや経済発展にも繋がるものと考える。」
写真2 組織形態別比較一覧


ほんで、これまでの委員会の流れとしちゃあ、以下のとおりながよ。


委員会メンバーの「濱長」女将の濱口さんから、これまで土佐の「おきゃく文化」を支えてきた「土佐芸妓」は、現在「濱長」に1人(女将の娘さん)おるだっけで、いまやその継承は風前の灯火やっちゅうお話があったがやき。


高知県にとっちゃあ、最大のウリの1つやといえるもんは間違いのう、土佐の「おきゃく文化」ながやき、それを支える大きな柱であるはずの「土佐芸妓」に、支援も補助も何ちゃあないっちゅうんは、確かにちくとおかしいがやないかっちゅうて、皆さん感じはじめたがよ。


ほんで、ワシから、近年他県の芸妓組合らあで、消え去りかけちょったもんが復活したっちゅう事例についての資料を皆さんに配らいてもうて、ちくと説明さいてもうたがやき。


どこの事例も、だいたい地元の経済人らあが応援して、減り続けよった地元の芸妓文化を復活さいたっちゅうパターンやったがよ。


ちゅうことで、委員会メンバーみんなあで、全国の事例を調べてこうっちゅうことになって、それらあの報告やまとめらあがあったがやき。


そんな中で、やっぱし「土佐芸妓」を中心とした「土佐伝統お座敷文化」を守る団体を創らにゃあお話にならんっちゅうことで、「得月楼」さんと「濱長」さんに集まってもうて、団体設立に向けた準備の懇親会を、これまでに7回ばあ開催したきたがよ。


今までの経緯は、だいたいこんな感じながやき。


ほんで今回は、まずはワシから、先日4月7日(木)にワシと松岡番頭さんと由喜千代さんの3人で高知県中小企業団体中央会にうかごうて、いろいろお話を聴いてきた内容らあについて、資料と共に報告さいてもうたがやき。


ワシらあは、まずは定款や事業計画らあが必要やろうと思いよったがやけんど、その前に団体にゃあいくつかの形態があり、それを「協同組合」にするか、「企業組合」にするか、「NPO法人」にするか、「一般社団法人」にするか……をまず決めにゃあいかんっちゅうことに気づかいてもうたがよ。


それぞれの団体の形態によって一長一短があるもんやき、ここはもういっぺんちくとジックリ話し合わにゃあいかんっちゅうことになったっちゅう流れながやき。


ほんで3人で、どの団体がえいかについて、いろいろ話し合うて議論した結果、いまのところNPO法人がえいがやないかっちゅうことになったがよ。


その後も、いろいろ細かい打ち合わせや意見交換らあをしたがやき。


1時間半ばあの打ち合わせを終えて、なかなかゴールは遠いけんど、道筋は何とか見えてきたっちゅう感じながよ。


ほんでその後は、中田委員長さんとワシとで、「いつものところ 十刻(ととき)」さんに向こうて、17時からの「土佐経済同友会」の合同委員会に出席したがやき。


今回の合同委員会は、ワシらあが所属する「人づくり委員会」と竹中委員長さんの「第1次産業活性化委員会」の合同で、横山敬代表幹事さんを講師にお招きし、「10年ビジョン」の勉強会を開催し、その後に懇親会を開催するっちゅう流れながよ。
写真3 10年ビジョン勉強会開会











まずは資料を元に、横山代表幹事さんから、詳しゅうに説明があったがやき。
写真4 10年ビジョン解説・横山代表幹事












前提となるトータルビジョンの骨子案としちゃあ、「『ヒト』、『自然』、『経済』の三位一体の循環・共存により、人々が当地ならではの幸福実感を享受・向上できる社会を実現。」っちゅうもんながよ。
写真5  10年ビジョン質疑応答

ほんで、「ヒト」関連、「自然」関連、「経済」関連のそれぞれについて、考え方やアクションプランを検討する際の視点(例)らあについて、詳しゅうにお話いただいたがやき。


その後は、参加者の皆さんから、質問や意見らあが次々に出され、なかなか盛り上がりまくったがよ。


1時間ばあで終わるかと思うちょったに、結局1時間半を過ぎちょって、懇親会に移行したがは18時40分ばあになっちょったがやき。


さて、やっと懇親会のスタートながよ。


まずは前代表幹事の弥勒さんのご発声にて、とりあえずのビールで乾杯したがやき。
写真6 前代表幹事弥勒さん乾杯発声











ほんで、しばしビールを酌み交わしもって、「前菜盛り」をいただいたがよ。
写真7  前菜盛り

ほいたら、お次は「刺身盛り」が登場したき、こりゃあ日本酒やっちゅうことで、ワシがお願いしちょった「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)の一升瓶が、ドカンと登場したがやき。
写真8 刺身盛り












ワシゃあ早速、「船中八策・零下生酒」と「刺身盛り」を合わせていただいたがよ。
写真9  船中八策・零下生酒

この酒のフレッシュな生の香りと鮮度感ある輪郭のハッキリした生のうま味が、刺身の鮮度の良さを下から支えるように押し上げて、酒も魚も美味しさ倍増で、後口のキレも抜群やき、交互にやりゃあ止まらんなってしまうがやき。


さあ、この美味しさを皆さんにもっちゅうことで、「船中生酒」の一升瓶を順番に皆さんに回さいてもうたがよ。


あちこちから、「こりゃうまい!」っちゅう声が聞こえてきて、会場全体が一気に盛り上がっていったがやき。


その後も、「ちらし寿司」「天ぷら」「麻婆豆腐」「地鶏焼き」「酒肴盛り合わせ」らあの美味しい料理が次々に登場し、ワシも中田委員長さんも「船中生酒」を皆さんに注ぎまくり、さらに飲んで食べて語り合うて飲んで食べて語り合うて、盛り上がりまくったがよ。


気がつきゃあ、「船中生酒」はカラになっちょって、こっから後は飲み放題の「金凰司牡丹」(本醸造酒)の常温をガンガン頼んで、酌み交わしまくりになったがやき。


こうして大盛り上がりのうちに、大団円のお開きとなったがよ。


横山代表幹事さん、「10年ビジョン」の解説と質疑応答、そして懇親会でもガンガン酌み交わしていただき、まっことありがとうございましたぜよ!


















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社  
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2022年04月24日

幸せの言の葉<1581>

「お父さんの病気から、おまさんが学ぶべきことがあるはず。それを学び取りゃあ、お父さんの人生はこれ以上おまさんの人生の邪魔はせん。」(來夢)


昨日に引き続き、アストロロジャー、スピリチュアリスト、星活学協会会長、経営アストロロジー協会会長の、來夢(ライム)さんの言の葉ながやき。


ほんで今回も、オラクルひと・しくみ研究所代表で情報学博士の小阪裕司さんが、來夢さんからいただいた珠玉の言葉として紹介された言の葉ながよ。


お父さんが重い病いで介護が必要になって、一時自分のビジネスも何もかんも全てあきらめて、介護に徹するしかないろうかっちゅうて、悩んだことがあったっちゅうがやき。


そんな時期に來夢さんからいただいたこの言の葉が、こぢゃんと支えになり、また学びにもなったっちゅうがよ。


長い人生においちゃあ、理不尽なこともあるろう、「何で自分だっけがこんな目に!」っちゅうこともあるろう。


ほんでもし、おんなじような理不尽なことが何度も起こるやったら、天はおまさんにそっから何かを学び取らせようとしゆうっちゅうことであり、おまさんがそっからしっかり学び取るまで、また将来おんなじ理不尽なことが繰り返し起こるっちゅうことながやき。


ほんで、そっから人生の課題としてしっかり学び取ることができりゃあ、理不尽も障害も何もかんも、邪魔するもんらあ全部消えてないなるっちゅうことながぜよ。


  
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2022年04月23日

幸せの言の葉<1580>

「道やったら開けるがよ。開けんやったら、そりゃあおまさんの道やない。」(來夢)


アストロロジャー、スピリチュアリスト、星活学協会会長、経営アストロロジー協会会長の、來夢(ライム)さんの言の葉ながやき。


來夢さんたぁ、ワシゃあ数回お会いして、軽う会話を交わした程度やったけんど、それだっけで「おまさんやったら大丈夫!」っちゅうて元気づけられたようなパワーをいただける、そんな存在やったがよ。


そんな凄い存在やった來夢さんが、まさか亡くなられたたぁ知らんかって、ちくとショックながやき。


合掌。


ほんで、オラクルひと・しくみ研究所代表で情報学博士の小阪裕司さんが、來夢さんからいただいた珠玉の言葉として紹介されたがが、今回の言の葉ながよ。


たとえば、子どもの頃からの夢で俳優になりたいと思うて、考えられるあらゆる努力を尽くして一生懸命がんばったち、どればあがんばったち、何でか道が開けんことがあるがやき。


そりゃあつまり、「その道はおまさんの道やない」っちゅうて、天が伝えてくれゆうっちゅうことながよ。


逆に、その道がおまさんが天職として進むべき道やったら、たとえ一時は閉ざされたかに見えることがあったとしたち、必ず開けていくっちゅうことながやき。


「大丈夫!その道は必ず開ける!」っちゅう、來夢さんの慈愛に満ちた言葉が、今にも聴こえてきそうながぜよ。


  
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2022年04月22日

LAC高橋さんMTGと「伝統的酒造り保存会」役員会と「土佐学協会」理事会ぜよ!

4月18日(月)は、オンラインでのミーティングや会議が3つ開催されたがやき。


まずは10時から、株式会社ラックの高橋さんと、オンラインミーティングやったがよ。
写真1 ラック高橋さんとMTG

高橋さんは、「司牡丹・純米吟醸・袋吊り搾りセット」のクラウドファンディングにご支援いただき、社内にて「袋吊り搾り」の実演をしてくださった方で、さらについ先日お仕事で高知に来られちょって、司牡丹をちくと見学し、その晩は高知市内にて2人で痛飲したがやき。


さらに、偶然にも高橋さんは、学習院大学出身っちゅうことでワシの後輩にあたり、人数の少ない大学やきに、こぢゃんと親近感が湧くっちゅうもんながよ。


ほんで、先日飲んだときにゃあ、こぢゃんと盛り上がり過ぎて、高橋さんの考えちゅうプロジェクト案について、詳しゅうにお聞きすることができざったき、今回オンラインミーティングをセッティングしたっちゅうわけながやき。


株式会社ラックさんとして、現在考えられゆうプロジェクト案が、日本酒業界に関係する内容やっちゅうことで、その内容らあについて詳しゅうにうかごうたがよ。


まだ、その内容についちゃあここじゃあ紹介できんけんど、もしこれが実現できりゃあ、日本酒業界にとってこぢゃんとプラスになる内容ながやき。


高橋さん!是非とも実現を、宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


さて続いては同日の15時から、「日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会」役員会が、オンラインにて開催されたがよ。
写真2 伝統的酒造り保存会役員会スタート



ワシゃあ同会の監事に就任させられちゅうもんやき、出席さいてもうたっちゅうわけながやき。


まずは、日本酒造組合中央会の宇都宮理事さんの司会進行にて開催し、実は役員会としちゃあこの日18日と22日の2回開催することになっちょって、いずれかの日に出席してくださいっちゅうことらしいがよ。


ほんじゃきこの日は、役員の半分強の12名の方々の出席やったがやき。


ほんで、「伝統的酒造り保存会」の小西会長さんから、開会のご挨拶があったがよ。
写真3 小西会長開会挨拶

お次は、議題1の「令和4年度事業計画について」で、宇都宮理事さんから「事業計画(案)」についての報告があったがやき。


ちくと質疑応答らあがあり、大筋においちゃあ特に問題はないっちゅうことやったがよ。


続いては、「基盤の強化」について、宇都宮理事さんから説明があったがやき。
写真4 資料1説明

要は、この会を一般社団法人化するかどうかっちゅう話ながよ。







皆さんから質疑応答があり、ちくとまだ疑問点らあはあるけんど、概ね社団法人化に賛成っちゅうような、そんなイメージながやき。
写真5 質疑応答









お次は、議題2「令和3年度事業報告書について」で、「令和3年度事業報告」が、宇都宮理事さんからあったがよ。
写真6 資料3説明

こちらについちゃあ既に終了しちゅう内容やき、特に問題らあ無かったがやき。


続いては、「令和4年度総会の召集について」で、こちらは6月16日(木)に日本酒造組合中央会会議室&Zoomにて開催予定やっちゅうて、宇都宮理事さんから報告があったがよ。


こうして16時にゃあ、「日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会」役員会は、無事お開きとなったがやき。


皆さん、お疲れ様でしたぜよ!


さて、最後に17時半からは、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう「土佐学協会」の「令和4年度第1回理事会」が、こちらもオンラインにて開催されたがよ。


今回の参加者は、理事長のワシと事務局長の清原先生と、永尾さんと百田さんの4名やって、長崎さんがちくと遅れるっちゅうことで、まずは4名にてスタートしたがやき。
写真7 まずは4人で土佐学協会理事会

今回の理事会は、来月開催予定の「土佐学大会」についてがメインやき、担当理事の長崎さんがおらにゃあ話にならんがよ。


ほんじゃき長崎さんが来るまでは、「土佐学年報」の原稿内容らあについて、いろいろ話し合うたがやき。


松淳子先生の原稿に「醋酸醗酵」っちゅう読みにくい言葉があって、こりゃあ実は「酢酸醗酵」とおんなじ意味やき、こちらに修正したらどうやろっちゅうて、ワシゃあ指摘しちょったがやけんど、松先生からは、そのまんまで「さくさんはっこう」っちゅうフリガナを付け加えりゃあえいっちゅうことやったがよ。


20分ばあ遅れて長崎さんが入室され、早速今年の「土佐学大会」について、費用関係について、備品や準備物らあについて、総会資料について……等々を話し合うたがやき。
写真8 長崎さん入室・5人で理事会写真9 理事会風景








ちなみに今年のテーマは、昨年コロナ禍で残念ながら中止となってしもうた「第15回土佐学大会」(総会は書面決議)にて実施予定やったテーマ、「郷土寿司大国土佐の寿司文化を次世代に!」ながよ。


東京の「酢飯屋」の岡田大介さんにご講演していただき、土佐の伝統食の生き字引・松淳子先生(高知県立大学名誉教授・土佐伝統食研究会代表)と対談していただくっちゅう内容ながやき。


ちなみに岡田さんといやあ、全国各地の郷土寿司を調べて回っちゅう郷土寿司研究家でもあり、ご自身の著書「季節のおうち寿司」にゃあ、高知に来られた際に我らが松崎淳子先生を取材されて、土佐の高知は「郷土寿司大国」やっちゅうて表現されちゅう方ながよ。


そんな岡田さんのご講演、そして松崎先生との対談は、まっこと楽しみながやき!


また岡田さんは、高知県安芸市に本社を置くシーベジタブルカンパニー(https://seaveges.com/ )の仕事らあもお手伝いされよって、次世代のキーワードに「海藻寿司」を挙げられちょって、新たな「土佐寿司」のキラーコンテンツとなりそうなき、こちらもまっこと楽しみながよ。


なお、シーベジタブルについちゃあ、百田さんから、立命館大学が公開講座「まだ私たちは海藻を知らない〜海藻が拓く食の未来〜」をオンラインで開催したっちゅう情報の提供があったがやき。


いま世界で注目されゆう「海藻」について、高知にゃあ合同会社シーベジタブルがあるっちゅうに、高知県内じゃあまだあんまり知られちゃあせんっちゅうんが、まっこと残念ながよ。
写真10 海藻講座写真11 海藻講座2









写真12 海藻講座3


その後は、「土佐学協会」の事務局についての問題らあを、いろいろ話し合うたがやき。


また、来月の理事会についちゃあ、5月15日の「土佐学大会」の前に開催するっちゅうことに決まったがよ。


さて、「土佐学大会」は、お申し込みさえしていただけりゃあどなたやち参加費は無料やき、是非是非たくさんの皆さんにお越しいただきたいがやき。


詳しゅうは下記のスケジュールをご覧いただきたいがやけんど、土佐学協会会員の皆さんは、是非13時半の「総会&研究会報告」からご参加いただき、一般の皆さんは14時〜14時半までが受付やき、その間にお越しいただけましたら幸いながよ。


ほいたら、5月15日(日)、高知城ホールにてお待ちしちょりますきに、たくさんの皆さんとお会いできますことを、楽しみにしちょります!


【第15回・土佐学大会】

<月日>2022年5月15日(日)
<場所>高知城ホール(高知市丸の内2-1-10 TEL:088-822-2035)
<参加費>無料
<参加資格>土佐学協会会員と一般の方も参加可能。ただしいずれも事前申し込みが必要です。
<定員>先着100名(定員を超えた場合は入場できないことがあります。)
<申込先>司牡丹酒造株式会社 TEL:0889-22-1211 FAX:0889-22-4116 E-mail:akihiko@tsukasabotan.co.jp 担当:本越(もとごし)

<注意事項>当日はコロナウィルス感染拡大防止対策を講じての開催となります。マスク着用での参加をお願いいたします。

<スケジュール>
13:30〜14:00 土佐学協会総会&研究会報告
14:00〜14:30 一般受付
14:30〜15:30 講演「郷土寿司大国土佐の寿司文化を次世代に!」 講師:岡田大介氏(酢飯屋代表)
15:30〜15:40 休憩
15:40〜16:30 対談「土佐の郷土寿司について」 岡田大介氏(酢飯屋代表)×松淳子氏(土佐伝統食研究会代表)


こうして18時半ばあにゃあ、「土佐学協会」令和4年度第1回理事会は、お開きとなったがぜよ。















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2022年04月21日

足利の名店「一蕾」6周年記念「司牡丹の会」ぜよ!

4月16日(土)は、ワシゃあまっこと久々の出張で、まずは羽田に飛び、東京の巨大書店にて書籍を物色し、お昼の12時にゃあ有楽町の「酒蔵レストラン宝」にうかごうたがやき。
2022.4.21写真1 宝

ほんで、司牡丹関東統括部長の滝澤部長と待ち合わせ、「宝」にてランチミーティングやったがよ。









滝澤部長とも久々やったき、いろいろ打ち合わせしもって、「鰹づくし弁当」をいただいたがやき。
写真2 鰹づくし弁当

「宝」の名物になっちゅう厚切り鰹のタタキがドカンと乗っちょって、相変わらずの鮮度の良さで絶品やって、思わず「船中八策」(超辛口・純米酒)を注文しとうてウズウズしてきたけんど、必死で我慢したがよ。


「宝」の敷波店長!また近いうちに、お酒の会を開催しましょうぜよ!ご馳走様でした!


さてその後は、滝澤部長と2人で、栃木県の足利に向こうたがやき。


足利市にある、名店として名高い日本料理店「一蕾(ひとつぼみ)」(栃木県足利市江川町4-2-5 TEL:0284-42-2592)さんの6周年記念の「司牡丹の会」が、この晩3年ぶりに開催されるっちゅうことで、うかがわいてもうたがよ。


こちらのお店は、かつては「浅田屋」っちゅう店名の人気店やったがやけんど、ご家族の介護らあの関係でしばらくお店を閉められちょって、6年前に店名を「一蕾」に変えて再スタートされたがやき。


しかも、司牡丹の地酒専門店専用商材である「一蕾」(純米吟醸酒)の美味しさとネーミングに惚れ込まれ、この酒から店名を戴いたっちゅうがよ!


ほんじゃき、毎年周年記念の4月にゃあ「司牡丹の会」を開催されよって、ワシも出席し盛り上げさいていただきよったがやけんど、4周年と5周年の2年連続コロナ禍で中止となってしもうちょったがやき。


ほいたら、このコロナ禍の間にワシが開祖となって立ち上げた「酒道 黒金流」(https://shudo-kurogane.jp )に、「一蕾」さんのご主人浅田さんが入門してくださり、毎月開催しゆう入門者の方々との「オンライン質疑応答&懇親会」にも、ご夫婦で毎月のように参加してくださりよって、そこで「今年の6周年こそは、是非開催しょう!」っちゅうて盛り上がり、開催に至ったっちゅうわけながよ。


さて、16時前ばあにゃあ足利駅に到着し、こちらにて日本名門酒会本部・株式会社岡永さん栃木県担当営業の堤さんと待ち合わせ、まずは駅前のホテルにチェックインしてから、堤さんの車にてまずは「大黒屋酒店」さんにうかごうたがやき。
写真3 大黒屋酒店

これまた久々に、「大黒屋酒店」さんの大塚社長さんにご挨拶さいてもうたがよ。


「大黒屋酒店」さんは、「一蕾」さんにお酒を納入してくださりゆう酒専門店で、イベントらあも手慣れたもんやき、今回の6周年記念の「司牡丹の会」も、大塚社長さんが主催してくださり、前準備らあもバッチリ整えてくださっちゅうがやき。


大塚社長さん、まっことありがとうございますぜよ!


さて、大塚社長さんも加わり、4人で「一蕾」さんへ。
写真4 一蕾さん

住宅街にある一軒家で、一見飲食店にゃあ見えんような建物がお店ながよ。


ほんで、「一蕾」さんの浅田さんご夫婦に久々のご挨拶をさいてもうたがやけんど、毎月のようにオンラインで飲みゆうき、まったく久々っちゅう感じやなかったがやき。





おぉ!玄関入ってすぐに、「黒金流酒道家認定証」や、ワシのサイン色紙らあも飾ってくださっちゅう!ありがとうございます!
写真5 店内ディスプレイ

さて、17時ばあにゃあ、サプライズイベントの「司牡丹・純米吟醸酒・袋吊り搾り」を、セッティングさいてもうたがよ。


何ちゅうたち今回は、4周年5周年6周年と3回分のお祝いやき、この「袋吊り搾りセット」は、司牡丹酒造からそのお祝いとして寄贈さいていただいたもんながやき。


なお、酒税法違反にゃあならん方法で搾りよりますきに、読者の皆さん(特にプロの皆さん)はその点はお間違いなきよう!


無事「袋吊り搾り」のセッティングも終了し、お客様にゃあ見えんように布で隠さいてもうたがよ。
写真6 袋吊り搾りセッティング

17時半ばあからは、ワシらあ4人はスタッフやき、イベント中は食べれんっちゅうことで、浅田さんのご厚意で、あらかじめの夕食をいただいたがやき。
写真7 夕食をいただく

この夕食が、またうまいことうまいこと!


海鮮丼の魚介の鮮度抜群の味わい、西京焼きのうま味、唐揚げのジューシーさ、味噌汁のホッと和む優しさらあに、あらためて浅田さんの腕に惚れ直したがよ。


ご馳走様でした!こぢゃんと美味しゅうございました!



さて、来場者はホンマやったら満席で30名近う入れるがやけんど、コロナ禍やっちゅうことで、席を空けて18席でセッティングし、さらに窓らあも開けっ放しにして換気も良うして、入店時にゃあ検温と消毒も徹底するっちゅう万全のコロナ対策を徹底しちゅうがやき。


ほんで、酒メニューを席に配布したり、最初の3アイテムのお酒と仕込水を配ったり、店内にポスターらあの飾り付けをしたりして、ワシらあ4人でイベントの準備をさいてもうたがよ。
写真8 酒メニュー写真9 店内ポスター飾りつけ












写真10 店内ポスター飾りつけ2












玄関に女将さんが暖簾を出して、さあ準備万端ながやき!
写真11 暖簾を出す写真12 女将さん開会ご挨拶

ほいたら、次々とお客様が集まられだいて、スタート時間の18時半過ぎにゃあほぼ皆さん集まられたがよ。


「酒道 黒金流」の入門者仲間のお2人、愛知県からの吉田さんと千葉県からの小堀さん(ちょい遅れて参加)もお約束どおり参加してくださったがやき。


わざわざ遠くから、まっことありがとうございますぜよ!


大塚社長さんの司会進行にて開会し、まずはワシからご挨拶をさいてもうたがよ。


司牡丹の純米吟醸酒「一蕾」は、一輪の蕾がついた花を、手から手へ大切に手渡しするように、大事に扱うていただきたいっちゅう願いが込められた流通ルート限定商品ながやき。


また、「蕾」にゃあ「前途有望なヒト・モノ・コト」っちゅう意味もあり、口中で華やかな香りと共に蕾がフワッと花開くかのように味わいが膨らむこのお酒を飲まれた方々の、前途がますます拓けていきますようにっちゅう願いも込められちゅうがよ。


そんなお酒から名を戴いた「一蕾」さんの6周年を記念し、お店の前途がますます拓けていきますように、そして本日ご参会の皆様の前途もますます拓けていきますように、心からご祈年申し上げますぜよ!


だいたいこんな感じのご挨拶をさいてもうたがやき。


続いて、皆さんに純米吟醸酒「一蕾」を注いでいただき、女将さんのご発声にて、このお酒で声高らかに乾杯をして、宴席がスタートしたがよ。


各テーブルにゃあ、まずは「一蕾」(純米吟醸酒)と「船中八策・薄にごり」(超辛口・純米薄にごり生酒)と「司牡丹・AMAOTO」(純米酒)の3種類が並べられ、皆さんこれらあを飲み比べもって美味しいお料理を食され、一気に盛り上がっていったがやき。
写真13 最初のお酒3品

ワシらあもアチコチのお席を回らいていただきもって、お酒を酌み交わしもっていろんなお話をさいてもうて盛り上がったがよ。








皆さんがしばし飲んで食べて、ちくと落ち着いた19時過ぎに、いよいよサプライズの「袋吊り搾り」の登場ながやき。
写真14 袋吊り搾り登場!

まずはワシから、日本酒の搾りの工程の説明をさいてもうて、中でも特に滅多に見ることもできん究極の搾り方、通常はその蔵の最高ランクの大吟醸酒らあにしか用いられん搾り方が、「袋吊り搾り」やっちゅうて説明さいてもうたがよ。


ほんで、実はその究極の「袋吊り搾り」を、今この場にて行いよります!!っちゅうてお伝えしたら、会場がちくとどよめいたがやき!


なお、注意事項として、写真を撮ってSNSらあでアップしたちかまんけんど、その際は必ず「酒税法違反にならん方法で搾りよります」っちゅう一言を付け加えてくださいっちゅうてお願いさいてもうたがよ。


ほんで、入口付近にて隠しちょった布をサッと取って、「司牡丹・純米吟醸酒・袋吊り搾り」がジャジャーンと登場したがやき!


再び「おお〜っ!!」っちゅうどよめきが起こり、次の瞬間皆さん席を立ってスマホで写真を撮ったりしもって、一気に「袋吊り搾り」に行列ができたがよ。


用意されちょった紙コップに「袋吊り搾りたて生原酒」を、ワシが次々に注いでいき、行列のお客様に順番にお渡ししていったがやき。


そのフルーティーでフレッシュぴちぴちの香りと、炭酸ガス感の残る爽やかかつジューシーな味わいに、「美味し〜い!」っちゅう感嘆の声がアチコチから上がったがよ。


サプライズ大成功ぜよ!


その感激も覚めやらんうちに、今度は大塚社長さんからのサプライズながやき。


実は2年前の4周年の時にサプライズとして出す予定やった、「大黒屋酒店」の冷蔵庫で1年間氷温囲いしちょった「船中八策ひやおろし」(超辛口・純米原酒)を、4周年が中止になったその後もさらに氷温囲いし続けちょって、超貴重な3年モノとなった「船中八策ひやおろし」の1升瓶が、ドーンと登場したがよ!
写真15 3年モノ船中ひやおろし紹介

まずはワシが味見チェックをさいてもうたら、3年モノたぁ思えんばあ鮮度感を残しもって、こぢゃんと美しゅうに熟成しちょって、思わずワシゃあ「うまいっ!」っちゅうて声が漏れてしもうたばあながやき!


こちらのお酒も、アチコチからワシと同様に「うまいっ!」っちゅう感嘆の声が漏れまくりやったがよ。


さらに、その感激も覚めやらんうちに、お次のサプライズながやき。


ワシから、「今度はこの『袋吊り搾り』の袋を空けて、中身のトロットロの『もろみ酒』を、皆さんにご堪能いただきます!」っちゅうて伝えさいてもうて、受け樽に袋の中身を出したがよ!
写真16 もろみ酒!











またまた皆さんが、写真を撮りまくりもって、行列になったがやき。
写真17 もろみ酒に行列!

今度は滝澤部長に注ぎ役をお願いしたき、皆さんの行列を写真に撮ることができたがよ。


またまたアチコチから、「美味し〜〜いっ!!」っちゅう感嘆の声が聞こえてきたがやき。





さらに次々に、「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)や「豊麗司牡丹」(純米酒)らあが登場し、皆さん飲んで食べて語り合うてが止まらんなったようながよ。
写真18 3年モノ船中ひやおろしと豊麗











ちなみに「豊麗司牡丹」は、湯煎にてぬる燗にして皆さんのところにお届けしたがやき。
写真19 豊麗燗つけ

さらに次々と美味しそうなお料理も出され、ワシらあもガンガンあちこち回らいてもうて、会場は一気に大盛り上がりとなっていったがよ。









ふと気がつきゃあ、いつの間にか「もろみ酒」はおかわりの連続でスッカラカンになっちょったがやき。
写真20 もろみ酒スッカラカン












ほんで、20時半過ぎばあからは、お楽しみ抽選会も行われ、「一蕾賞」や「大黒屋酒店賞」や「司牡丹賞」らあで、司牡丹のお酒や「船中八策・前掛け」らあが当たり、会場全体が一気にヒートアップとなったがよ。
写真21 お楽しみ抽選会風景写真22 前掛けに大悦び











特に、前掛けが当たったお2人らあは大悦びの大盛り上がりで、その後は前掛けを付けっぱなしで大盛り上がりやったがやき。


その後も、デザート酒として「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)が出され、ワシらあがさらにアチコチ回りもってお酒を酌み交わしもって盛り上げ、窓は開けっ放しやに熱気ムンムン状態となったがよ。


こうして盛り上がりまくりのうちに21時過ぎばあにゃあ中締めとなり、店主の浅田さんから御礼のご挨拶があり、大団円のお開きとなったがやき。
写真23 浅田さんお開きご挨拶

お開きといいもって、その後も大半のお客様がタクシー待ちや代行待ちでしばらくいらっしゃり、ワシらあも皆さんに交じってさらにお酒を酌み交わし、しばし盛り上がったがよ。


お帰りになられる方々は、皆さん満面全身満開笑顔で、「素晴らしいエンターテインメントをありがとう!」「絶対に来年も来てください!」「久々に心から楽しめた!感謝!」「どのお酒も最高に美味しかった!」「絶対に高知に行きます!」……らあの嬉しい言葉を残してくださり、名残り惜しそうにお帰りになられたがやき。


ワシも久々のお酒の会やきに、皆さんの言葉に思わずジーンときてしもうちょったがよ。


やっぱし、こういう集い、心から楽しめるお酒の会は、決して不要不急やない!人間が健全に生きていくためにゃあ必要不可欠なもんながやと、あらためて全身全霊で実感さいてもうたがやき。


ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございました!


そして「一蕾」さん、素晴らしい6周年、まっことおめでとうございました!


さて、滝澤部長は宴席の終盤で帰られたき、その後は県外からの参加で足利に泊まる吉田さんと小堀さんと、名門酒会本部の堤さんと、大黒屋酒店さんの大塚社長さんらあで居残り、その場で2次会となったがよ。


ちくと遅れて、後片付けの終わった浅田さんご夫妻も参加されたがやき。


二次会用のおつまみらあも用意していただき、まっことありがとうございます!


「焼き空豆」も、「ホワイト餃子」も、「特製コンビーフ」も、まっこと美味しゅうて、7人で飲んで食べて語り合うて飲んで食べて語り合うて、延々と盛り上がり、久々に行き抜けてしもうたがよ。
写真24 二次会、焼き空豆写真25 ホワイト餃子











写真26 特製コンビーフとチーズ




吉田さん、小堀さん、大塚社長さん、堤さん、そして浅田さんご夫妻、まっことまっことありがとうございました!感謝感謝ぜよ!


一輪の蕾が美しゅう花開くように、皆さんの前途がますます拓けていきますことを、心からお祈り申し上げますぜよ!

















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2022年04月20日

高知県酒造組合全体会と県庁藤村さん送別会ぜよ!

4月15日(金)はまずは16時から、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう高知県酒造組合の全体会が開催されたがやき。


今回の全体会のメインテーマは、高知県酒造組合が全面的にバックアップさいてもうて、土佐酒アドバイザーアソシエーションが運営しゆう、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )が、この日4月15日(金)にこぢゃんとバージョンアップしてリニューアルオープンしたき、その報告と活用方法についてながよ。
2022.4.20写真1 全体会開会写真2 全体会風景












まずは、土佐酒アドバイザーアソシエーション事務局の平野さんが、新「酔うちゅう部」のトップページから解説してくださったがやき。
写真3 酔うちゅう部トップ





どこがバージョンアップしたかっちゅうたら、これまでは「オンライン飲み会機能」だっけやった「酔うちゅう部」に、「土佐酒18蔵元の紹介動画」、「英語バージョン」、「オンライン飲み会翻訳機能」、「オンライン飲み会の映像オンオフ機能」、「オンライン飲み会の音声オンオフ機能」、「オンラインストア」(近日公開予定)らあが追加されちゅうがよ。


写真4 酔うちゅう部紹介写真5 蔵元紹介動画












詳しゅうは、是非下記のサイトにアクセスしていただきたいがやき。


よりたくさんの皆さんにご覧いただき、ご活用いただきたいもんながぜよ!


⚫️「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )


ちなみに、「オンライン飲み会翻訳」機能たぁ、画面左下にある地球ボタンを押しゃあ使える機能で、「英語バージョン」にて「オンライン飲み会」に参加された方にゃあ、参加者らあの日本語のしゃべりが英語に翻訳されてテロップで表示され、通常の「日本語バージョン」にて「オンライン飲み会」に参加されちゅう方にゃあ、英語のしゃべりが日本語に翻訳されてテロップで表示されるっちゅう、こぢゃんと画期的な機能(※ただし相手の音声もパソコンやスマホのマイクで拾うてしまわんようにヘッドフォンらあが必要。)ながよ。



つまりこの機能を使やあ、日本語をしゃべれん海外の方とも一緒に「オンライン飲み会」ができるこたぁもちろん、さらにたとえば、海外の取引先の方らあと通訳なしでもオンライン商談ができるし、あるいは海外の取引先とのオンラインイベントらあにもいろいろと活用できるっちゅうことながやき!


こんな機能が、「酔うちゅう部」に会員登録(無料!)さえしていただけりゃあ、どなたやち利用可能になるっちゅうがやき、こりゃあへんしも会員登録せにゃあ、のう!


途中からは、土佐酒アドバイザーアソシエーション代表の山崎さんが、オンラインにて「酔うちゅう部」に入室され、平野さんが翻訳機能を使うて英語でしゃべり、2人の会話をデモンストレーションとして見せてくださったがよ。
写真6 山崎さん入室写真7 翻訳機能デモンストレーション












たまに誤訳はあるけんど、その翻訳スピードはなかなかのもんで、これやったらそれなりにビジネスでも使えるっちゅう感じながやき。


16時半にゃあ、新「酔うちゅう部」の活用方法についての説明は終了し、これにて平野さんは帰られたがよ。


土佐酒アドバイザーアソシエーションの山崎さんと平野さん、まっことありがとうございましたぜよ!


さてその後は、「その他の報告&検討事項」ながやき。


技術顧問の上東先生から、「土佐宇宙酵母」の深海への挑戦について、3回目と4回目に挑戦中やっちゅう報告があったがよ。
写真8 全体会 その他


1回目は全滅で、2回目は何とか「酢酸イソアミル系」の「土佐宇宙酵母」がわずかながら生き残り、世界初の「土佐宇宙深海酒」が発売になっちゅうがやけんど、「カプロン酸エチル系」の「土佐宇宙酵母」も、何とか次は生還させたいっちゅうことでの、三たび四たびの挑戦となったがやき。


5月にゃあ、3回目も4回目も帰還する予定やっちゅうことで、何とか「カプロン酸エチル系」も生き残って、新たな「土佐宇宙深海酵母」の誕生となってもらいたいもんながよ。


また、「高知大丸」さんの地下にて、4月20日〜26日まで、10社12アイテムの「土佐宇宙酒」「土佐宇宙深海酒」「深海酒」らあの試飲販売会が開催されるっちゅう報告もあったがやき。


続いては、事務局の秋久さんから、「第14回全国日本酒フェア」が6月17日(金)と18日(土)に東京にて開催されることが決定したっちゅう報告があったがよ。


また、「令和3酒造年度全国新酒鑑評会公開きき酒会」も、18日(土)に同時開催されるっちゅうことながやき。


いずれも2時間での完全入替制にて開催するっちゅうことながよ。


高知県酒造組合としちゃあ、もちろん出展するっちゅうことに決定したがやき。


また、このイベントに合わせて、東京にて高知県酒造組合単独開催でのイベントも実施しょうっちゅうことも決定し、6月16日(木)に銀座の高知県アンテナショップ「まるごと高知」2階レストランを貸し切りにさいてもうて、世界初の新発売「土佐宇宙深海酒」らあを目玉にした試飲商談会(プロ向けのみ)を開催するっちゅう方向にて進むことになったがよ。


こうして、17時40分ばあにゃあ、高知県酒造組合全体会はお開きとなったがやき。


さてこの後は、「いつものところ 十刻(ととき)」さんに移動し、高知県地産地消外商課輸出振興室の藤村チーフが観光振興部国際観光課に異動になったっちゅうことで、18時から送別会を開催したがよ。


高知県酒造組合としちゃあ、輸出関連で長年こぢゃんとお世話になった方やっちゅうことで、6蔵元が2本ずつ自慢の土佐酒を持ち込みさいてもうちゅうき、12本が堪能できるっちゅうことながやき。


主役の藤村チーフがちくと遅れるっちゅう連絡があったき、まずは練習の乾杯をして、土佐の高知恒例の「来たもんから飲み」がスタートしたがよ。


ちなみに司牡丹は、「司牡丹・土佐宇宙深海酒」(純米吟醸酒)と「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)を持ち込みさいてもうちょって、まずは「宇宙深海酒」にて乾杯の練習をさいてもうたがやき。
写真9 司牡丹・宇宙深海酒と前菜盛り

宇宙のように果てしない華やかな香りと、深海のように深みのある味わいは、まっこと乾杯にふさわしい純米吟醸酒ながよ!


ちくと飲んで食べて語り合うて盛り上がりよったら、18時15分ばあに主役の藤村チーフが登場し、拍手喝采となったがやき。


早速、理事長のワシから御礼の言葉を述べさいてもうて、乾杯の音頭をとらいてもうて、みんなあで威勢よう土佐酒で乾杯したがよ。


藤村チーフ、まっことこぢゃんとお世話になり、ありがとうございましたぜよ!


さあ、そっから後は、飲んで食べて語り合うて、盛り上がったがやき。


ワシゃあ早速、「船中八策・零下生酒」と「刺身盛り」をいただいたがよ。
写真10 船中生と刺身盛り

この酒のフレッシュな生の香りと鮮度感ある輪郭のハッキリした生のうま味が、刺身の鮮度の良さを下から支えるように押し上げて、酒も魚も美味しさ倍増で、後口のキレも抜群やき、交互にやりゃあ止まらんなってしまうがやき。




その後も、「ちらし寿司」「天ぷら」「麻婆豆腐」「地鶏焼き」「酒肴盛り合わせ」らあの美味しい料理が次々に登場し、6蔵元12種類の土佐酒をみんなあで取っ替え引っ替え飲みまくりもって、さらに飲んで食べて語り合うて飲んで食べて語り合うて、盛り上がりまくったがよ。
写真11 散らし寿司写真12 天ぷら











写真13 麻婆豆腐写真14 地鶏焼き











写真15 酒肴盛り

こうして大盛り上がりのうちに、大団円のお開きとなったがやき。


締めの藤村チーフの御礼の言葉に、皆さんちくとジーンときちょったがよ。


藤村チーフ!異動になったぁいえ、国際観光課っちゅうこたぁ土佐酒との関係は深いし、土佐酒アドバイザー資格保持者としても、今後とも何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!

















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2022年04月19日

令和4年度「高知親公会」第1回幹事会ぜよ!

4月14日(木)は、お昼の12時〜13時半まで「土佐御苑」さんにて、令和4年度の「高知親公会」第1回幹事会が開催されたがやき。
写真1 幹事の皆さん











日本政策金融公庫・高知支店・中小企業事業の取引先企業経営者の集まりである「高知親公会」の、幹事の皆さんが集まられたがよ。
写真2 公庫の皆さん

ワシゃあ幹事となって初めての出席で、「高知親公会」の皆さんともまっこと久々にお会いし、皆さんにご挨拶さいてもうたがやき。









まずは12時からは昼食タイムで、なかなか豪華なお弁当と、一人鍋やデザートとコーヒーまで出され、ワシゃあお腹いっぱいになってしもうたがよ。
写真3 豪華な弁当写真4 一人鍋と味噌汁写真5 コーヒーとデザート












さて、12時半過ぎからは幹事会がスタートしたがやき。


まず、公庫さんの中小企業事業統括さんと、「親公会」の代表幹事さんらあから簡単なご挨拶があり、最初の議題は「令和4年度定期総会及び講演会について」ながよ。
写真6 幹事会風景

6月8日(水)15時半から三翠園さんにて開催される予定で、総会開催後は講演会が開催され、懇親会も開催される予定ながやき。








懇親会についちゃあ、コロナ禍次第じゃああるけんど、今のところは開催する方向で進めていくっちゅうことになったがよ。
写真8 幹事会風景2

ほんで、司会や講師に対する謝辞や中締めの挨拶らあについての役割分担を決めるっちゅうことで、ワシゃあ懇親会の中締めの役に任じられたがやき。








なお、今回の講演会の講師は、外交ジャーナリスト・作家の手嶋龍一氏やっちゅうことで、プロフィールの紹介が事務局からあったがよ。
写真7 講師プロフィール

演題は、「リーダーのインテリジェンス感覚を磨くために〜コロナ後の国際情勢を読み解く〜」やっちゅうがやき。


続いての議題は「令和3年度事業報告並びに同決算報告について」で、事務局から報告があり、無事承認されたがよ。


お次は、「令和4年度事業計画(案)並びに同予算(案)について」で、事務局より報告があり、無事承認されたがやき。


最後の議題は、「令和4年度四国ブロック懇話会交流大会について」で、こちらは10月27日(木)に徳島市に開催される予定で、詳細は未定やっちゅうことやったがよ。


こうして13時半にゃあ、令和4年度「高知親公会」第1回幹事会は、お開きとなったがやき。


日本政策金融公庫高知支店の皆さん、そして「高知親公会」幹事の皆さん、まっことお疲れ様でした!


今後とも、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ。















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2022年04月18日

「酔うちゅう部」一新と新デザインの「AMAOTO」を楽しむオンラインバースデー飲み会ぜよ!

高知県酒造組合が全面的にバックアップさいてもうて、土佐酒アドバイザーアソシエーションが運営しゆう、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )が、4月15日(金)にこぢゃんとバージョンアップして、リニューアルオープンしたき、今回はまずはこちらをご紹介さいていただきますぜよ。
写真1 酔うちゅう部トップページ





















どこがバージョンアップしたかっちゅうたら、これまでは「オンライン飲み会機能」だっけやった「酔うちゅう部」に、「土佐酒18蔵元の紹介動画」、「英語バージョン」、「オンライン飲み会翻訳機能」、「オンライン飲み会の映像オンオフ機能」、「オンライン飲み会の音声オンオフ機能」、「オンラインストア」(近日公開予定)らあが追加されちゅうがよ。
写真2 酔うちゅう部でできること写真3 酔うちゅう部でできること2

詳しゅうは、是非下記のサイトにアクセスしていただきたいがやき。


よりたくさんの皆さんにご覧いただき、ご活用いただきたいきに、是非拡散を宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


⚫️「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )











ちなみに、「オンライン飲み会翻訳」機能たぁ、画面左下にある地球ボタンを押しゃあ使える機能で、「英語バージョン」にて「オンライン飲み会」に参加された方にゃあ、参加者らあの日本語のしゃべりが英語に翻訳されてテロップで表示され、通常の「日本語バージョン」にて「オンライン飲み会」に参加されちゅう方にゃあ、英語のしゃべりが日本語に翻訳されてテロップで表示されるっちゅう、こぢゃんと画期的な機能(※ただし相手の音声もパソコンやスマホのマイクで拾うてしまわんようにヘッドフォンらあが必要。)ながよ。
写真4 18蔵元紹介

つまりこの機能を使やあ、日本語をしゃべれん海外の方とも一緒に「オンライン飲み会」ができるこたぁもちろん、さらにたとえば、海外の取引先の方らあと通訳なしでもオンライン商談ができるし、あるいは海外の取引先とのオンラインイベントらあにもいろいろと活用できるっちゅうことながやき!


こんな機能が、「酔うちゅう部」に会員登録(無料!)さえしていただけりゃあ、どなたやち利用可能になるっちゅうがやき、こりゃあへんしも会員登録せにゃあ、のう!













日本酒関係者以外の方らあにも、高知県関係者以外の方らあにも、いろいろうまいこと活用していただきたいもんながよ。
写真5 TOSA NAKAMA SAKE

さて続いては、その一新された「酔うちゅう部」の「オンライン飲み会」に今掲載されちゅう「飲み会」のご紹介をさいていただきますぜよ。


そのオンライン飲み会のタイトルは、「ラベルデザイン一新の4年目『AMAOTO』を司牡丹社長と楽しむバースデーパーティ!」で、2022年5月4日(水)18時〜21時に開催予定ながやき。














5月4日は、高知県佐川町出身の人気声優小野大輔氏の誕生日やっちゅうことで、その当日にお祝いとして、小野氏完全プロデュースの日本酒「司牡丹 AMAOTO」(純米酒)の4年目商品(4月15日出荷開始)を、司牡丹酒造社長のワシとともに楽しみましょうっちゅうオンライン飲み会ながよ。
写真6 AMAOTO4年目の会

ちなみに4年目の「司牡丹 AMAOTO」(純米酒)は、ラベルデザインを一新しちゅうがやき。
22年AMAOTO720mlボトル画像web

この美しいラベルデザインを手掛けていただいた方は、これまでにも「雨音」らあの小野氏のCDジャケットを何度も手掛けられちゅう、デザイナーのカイシトモヤ氏ながよ。


シンプルながら、こぢゃんと色使いが美しゅうて、まっこと小野大輔氏のイメージにピッタリやと思わんかよ?


今回のデザイン一新についての経緯やけんど、今年の1月に小野氏が佐川町に帰省され、2年ぶりに「AMAOTO」のモロミに櫂入れをされたときのことながやき。


小野氏は、例年どおり「おいしゅうなりよ〜!」っちゅう声かけをされ、モロミの香りを匂うた瞬間、「今年のお酒は、特に香りが高い!香りだけでもう美味しいと分かる!」っちゅうて大絶賛やったがよ。


もちろん、発酵中は小野氏のシングル「雨音-Refrain-」を聴かせ続けちゅうがやき。


ほんで、4年目の商品のラベルリニューアルについて小野氏に相談さいてもうて、その場で即、決定したがよ。


しかも小野氏から、デザイナーのカイシトモヤ氏をご紹介いただいたっちゅうわけながやき。


4年目の「AMAOTO」は、ラベルのイメージも小野大輔氏を彷彿とさいて、華やかな香りと包容力のあるナチュラルな膨らみを兼ね備え後口は爽やかにサラリとキレるっちゅう香味やき、例年以上に小野氏を彷彿とさせるような、そんな純米酒やといえるがぜよ。


「AMAOTO」の販売方法についちゃあ、これまで同様司牡丹からのネット販売は無しで、ご注文をいただいた全国の酒販店様にて販売していただくがよ。


販売される酒販店様名についちゃあ、これまで同様司牡丹HP内の「『司牡丹AMAOTO』が買える店」に掲載さいていただちょりますきに、是非こちらをご参照いただき、ご注文を宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


⚫️「『司牡丹 AMAOTO』が買える店」
https://www.tsukasabotan.co.jp/amaoto/amaoto_shop.html


ちなみに、5月4日の「オンライン飲み会」の参加条件は、4年目の「司牡丹 AMAOTO」(純米酒)をご用意いただけりゃあOKやき、是非奮ってお申し込みいただきたいがやき。(※もちろん20歳以上の方のみ。)


尚、「酔うちゅう部」は、インターネットエクスプローラーじゃあ正しゅう表示されませんきに、その点はご注意くださいや。


詳しゅうはサイトの下の「酔うちゅう部の使い方」をご覧いただきたいがよ。


さあ、リニューアルした「酔うちゅう部」で、リニューアルした「AMAOTO」を、ワシと一緒に楽しみもって、小野氏の誕生日をお祝いしましょうぜよ!


















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2022年04月17日

幸せの言の葉<1579>

「よう寝、よう食べ、くよくよせん!」(鬼塚喜八郎)


実業家で、アシックスの創業者、鬼塚喜八郎(1918〜2007)さんの言の葉ながやき。


めちゃくちゃシンプルやけんど、成功の秘訣をこぢゃんと力強い言の葉で表しちゅうがよ。


まず、よう寝ることで、しっかりと休息がとれて英気が養われるがやき。


次に、よう食べることで、しっかりエネルギーが充填され、パワーがみなぎるがよ。


さらに、くよくよせんことで、物事を気にしすぎたり思い詰めたりせん、前向きでストレートな推進力が生まれるがやき。


しっかり休息がとれて英気が養われちょって、しっかりエネルギーが充填されてパワーがみなぎっちょって、物事を気にしすぎたり思い詰めたりせんずつ、前向きでストレートな推進力を持っちょったら、たいていのことやったら、成し遂げることができるっちゅうもんながぜよ!


  
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2022年04月16日

幸せの言の葉<1578>

「勇気たぁ、窮したち品位を失わんことぜよ。」(アーネスト・ヘミングウェイ)


20世紀の文学界と人々のライフスタイルに多大な影響を与えた、アメリカ合衆国の小説家・詩人で、1954年にノーベル文学賞を受賞した、アーネスト・ヘミングウェイ(1899〜1961)さんの言の葉ながやき。


勇気があるっちゅうんは、何も見た目や言動が勇猛果敢であるっちゅうことじゃあないがよ。


見た目や言動は静かやったとしたち、困ったときやツラいときらあにも、決して人としての品位を失うことのない人は、勇気があるっちゅうことながやき。


本当に困ったときやツラいときほど、人間としての真価が問われるがよ。


そんなときに、卑しい言動や品位のない言動をしてしまう人は、結局勇気を持ってないっちゅうことながやき。


どればあ困ったち、どればあツラかったち、決して卑しい言動はせん、決して品位のない言動はせんっちゅう覚悟を決めるっちゅうことが、勇気があるっちゅうことの証しになるがぜよ。


  
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2022年04月15日

LACの高橋さん来高で「湖月」で痛飲ぜよ!

4月13日(水)は、「司牡丹・純米吟醸・袋吊り搾りセット」のクラウドファンディングにご支援いただき、社内にて「袋吊り搾り」の実演をしてくださった、株式会社ラックの高橋さんがお仕事で高知に来られちょって、司牡丹をちくと見学したいっちゅうことで、16時前ばあに到着されたがよ。


偶然にも高橋さんは、学習院大学出身っちゅうことでワシの後輩にあたり、人数の少ない大学やきに、こぢゃんと親近感が湧くっちゅうもんながやき。


しかも、あらかじめ社内にてたくさんのご注文も取りまとめていただき、まっことありがとうございます!


何本かのお酒にゃあ、ワシのサインを希望っちゅうことで、早速サインを書かいてもうたがやけんど、ちくとコッパズカシイもんながよ。
写真1 ご注文酒にサイン

さて酒蔵見学は、まずは玄関の酒林、江戸時代末期建築の一号蔵をご案内し、同じ佐川町内の「旧浜口邸」や「大正時代の客車」らあもご案内さいてもうたがやき。


ほんで「平成蔵」内の「蒸米機」「放冷機」「洗米機」「麹室」「酒母室」らあをご案内し、お次は「もろみ発酵室」にご案内さいてもうたがよ。


さらにラストにゃあ、「牧野蔵」の蒸留機もご案内さいてもうたがやき。


こうして、17時前ばあにゃあ、高橋さんは佐川町を車で出発されたがよ。


ほんで、18時半ちょい前ばあに高知市内のホテルのロビーにて待ち合わいて、2人で「蕎麦と酒 湖月」さんにうかごうたがやき。


まずは生ビールにて乾杯の練習をして、「キュウリの半ごろし」と「トンゴロイワシ素揚げ」をいただいたがよ。
写真2 キュウリの半ごろし写真3 トンゴロイワシ











当然ビールは1杯だっけで、すんぐに「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)にて、正式な乾杯をしたがやき。
写真4 船中八策・零下生酒

この前日に出荷開始となったばっかしの、今年の夏季限定「船中・生酒」は、やっぱし安定の美味しさやったがよ。


このお酒の品のある香り、なめらかに膨らむうま味と生の風味、そして後口の抜群のキレは、「キュウリ」や「トンゴロイワシ」と交互にやりゃあ、いきなり止まらんなる美味しさやって、会話も弾みまくったがやき。


続いての「マグロの刺身」と「焼き鳥」にゃあ、大定番の「船中八策」(超辛口・純米酒)を合わせていただきゃあ、マグロも焼き鳥もこのお酒が出汁のように下から支えて美味しさをさらにグッと押し上げ、またまた箸も杯も止まらんなったがよ。
写真5 マグロ刺身写真6 定番・船中八策と焼き鳥











さあ、いよいよ「初鰹のタタキ」の登場!
写真7 鰹のタタキ写真8 船中八策・槽搾り黒
ここでプレミアムバージョン、「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)をお願いしたがやき。


食中酒の最高峰を自認する「船中・黒」の凛とした美味しさが、初鰹のスッキリした赤身のうま味と炙りの芳ばしさに絶妙にマッチして、お互いの美味しさがグンと引き立てられまくりながよ。


さあそっから後は、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて……こぢゃんと盛り上がりまくったがやき。


後半にゃあ、「幻の川のり」と言われる四万十川上流の岩に付着しちゅうがを干した、「せいらん」の炙りをお願いしたがやけんど、その繊細で上品、かつ深いうま味に、高橋さんも大感激やったがよ。


さらに、この「せいらん」と「船中・黒」が、うま味の上品さと深さが絶妙に共鳴し、お互いのうま味がさらに倍増し、旨いの何の!
写真9 せいらん


さらに会話も弾みまくるっちゅうもんながやき!








ほんで〆にゃあ、ワシの大好物のたっぷり焼き海苔のかかった「花巻蕎麦」をお願いするつもりやったがやけんど、四万十川下流の「あおさのり」がかかった「あおさのり蕎麦」も捨てがとうて、結局海の海苔と川ののりの両方をお願いし、「スペシャル花巻蕎麦」にしてもうたがよ。
写真10 スペシャル花巻蕎麦

これがまた、海苔好きのワシにゃあタマラン美味しさで、しかも「船中・黒」とバッチリやったがやき。


蕎麦の出汁のうま味に、海の海苔のうま味と川ののりのうま味が加わり、さらにそこに「船中・黒」のうま味も加わり、あぁ幸せ感MAX!


もしワシが今「最後の晩餐」を選ぶとしたら、その食と酒は、この「スペシャル花巻蕎麦」と「船中八策・槽搾り黒」に決定ぜよ!


「湖月」の松木さん、最高の美味しさと最高のひと時を、まっことありがとうございました!


ちなみに後半にゃあ、偶然「マキノジン」の発案者であるBar「Craps」の塩田さんが来店され、途中から一緒に飲んで盛り上がり、二次会も一緒に盛り上がらいてもうたがよ。


塩田さん、そして高橋さん、楽しい時間を共有さいていただき、まっことありがとうございましたぜよ!















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2022年04月14日

【拡散希望!】「郷土寿司大国土佐の寿司文化を次世代に!」<無料講演>のご案内ぜよ!

今回は、来る5月15日(日)に「高知城ホール」にて開催予定の、第15回「土佐学大会」についてで、この大会にて、土佐学協会の会員以外の方々やち無料で参加可能な講演会、「郷土寿司大国土佐の寿司文化を次世代に!」が開催されるき、そちらをご案内さいていただきますぜよ。
写真1 土佐学大会案内

「土佐学大会」は、ワシが理事長を務めさいていただきゆう「土佐学協会」の年に一度のビッグイベントながやけんど、コロナ禍の影響により一昨年はリアル&オンラインにて縮小開催、昨年は中止となってしもうちょって、今年は久々のリアル開催を予定しちゅうがやき。


ほんで今年は、昨年残念ながら中止となってしもうた、「郷土寿司大国土佐の寿司文化を次世代に!」をテーマに、ついに開催される予定ながよ。


講師にお迎えするがは、東京で完全紹介制の寿司屋「酢飯屋」を経営されもって、全国各地を巡り郷土寿司を調査研究されゆう、郷土寿司研究家の岡田大介さんながやき。


ご自身の著書「季節のおうち寿司」の取材で高知に来られた際にゃあ、土佐伝統食の生き字引的存在である松淳子先生(高知県立大学名誉教授・土佐伝統食研究会代表・土佐学協会副会長)に会われて、高知は「郷土寿司大国」やと表現されたがよ。
写真2 季節のおうち寿司






























松先生は、この言葉にこぢゃんと感銘を受け、ご自身の「土佐寿司の本」発行のきっかけになったっちゅうがやき。
写真3  岡田さんと松先生

また岡田さんは、昨年2月に岩崎書店より、「おすしやさんにいらっしゃい!〜生きものが食べものになるまで〜」っちゅう子供向けの写真絵本も発売されちゅうがよ。



























その内容は、キンメダイ、アナゴ、イカらあの、釣り上げた魚をさばいて、だんだんと美味しそうな切り身へと変わっていく様子を、動画みたいな連続性で見せちょって、魚の特徴や部位の名前らあも解説し、最後はお寿司になって登場してみんなあで美味しゅういただくっちゅう、こぢゃんとユニークな写真絵本ながやき。
写真4 おすしやさんにいらっしゃい!

「命をもろうて生きちゅう自分を大切に」っちゅう、そんなメッセージが込められちゅうがよ。


サスガは岡田さんで、やっぱし目のつけどころが違うがやき。


子供にかぎらんと若い人らあにとっちゃあ、今や寿司っちゅうたら回転しゆう店しか知らんし、魚っちゅうたら切り身しか見たことがないしっちゅうんが現実やろうき、こういう本が今こそ世の中に求められちゅうがやないろかのう。


さらに岡田さんは、書籍だっけやのうて実際にも、子どもらあに魚をさばいて料理に仕上げるまでを見せる会や、高校での寿司ワークショップらあも開催されゆうがよ。


さらにさらに、岡田さんは高知県の合同会社シーベジタブルの活動も支援されよって、高知の海がつくりだす海藻にゃあこぢゃんと可能性があるっちゅうて語られゆうがやき。


そんな岡田さんの郷土寿司研究の成果や、最近の活動についてらあをたっぷりご講演いただき、その後は松淳子先生と「土佐の郷土寿司について」たっぷりと対談していただくっちゅう流れながよ。


今回の「土佐学大会」が、土佐の郷土寿司を次世代に伝え広めるヒントやアイデアを参加者の皆さんと共に考える時間となり、土佐の郷土寿司が高知県の大きなウリとなって世界中に発信されることになりゃあ、こればあ最高なこたぁないと考えちゅうがやき。


お申し込みさえしていただけりゃあ参加費は無料やき、是非是非たくさんの皆さんにお越しいただきたいがよ。


詳しゅうは下記のスケジュールをご覧いただきたいがやけんど、土佐学協会会員の皆さんは、是非13時半の「総会&研究会報告」からご参加いただき、一般の皆さんは14時〜14時半までが受付やき、その間にお越しいただけましたら幸いながやき。


ほいたら、5月15日(日)、高知城ホールにてお待ちしちょりますきに、たくさんの皆さんとお会いできますことを、楽しみにしちょりますぜよ!


【第15回・土佐学大会】

<月日>2022年5月15日(日)
<場所>高知城ホール(高知市丸の内2-1-10 TEL:088-822-2035)
<参加費>無料
<参加資格>土佐学協会会員と一般の方も参加可能。ただしいずれも事前申し込みが必要です。
<定員>先着100名(定員を超えた場合は入場できないことがあります。)
<申込先>司牡丹酒造株式会社 TEL:0889-22-1211 FAX:0889-22-4116 E-mail:akihiko@tsukasabotan.co.jp 担当:本越(もとごし)

<注意事項>当日はコロナウィルス感染拡大防止対策を講じての開催となります。マスク着用での参加をお願いいたします。

<スケジュール>
13:30〜14:00 土佐学協会総会&研究会報告
14:00〜14:30 一般受付
14:30〜15:30 講演「郷土寿司大国土佐の寿司文化を次世代に!」 講師:岡田大介氏(酢飯屋代表)
15:30〜15:40 休憩
15:40〜16:30 対談「土佐の郷土寿司について」 岡田大介氏(酢飯屋代表)×松淳子氏(土佐伝統食研究会代表)
















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社  
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2022年04月13日

土佐経済同友会「人づくり委員会」令和4年新年度懇親会で「土佐銀」ぜよ!

4月7日(木)の晩は、18時半から「土佐銀」さんにて、土佐経済同友会「人づくり委員会」の令和4年新年度の懇親会が開催されたがやき。
写真1 土佐銀写真2 土佐銀入口












委員会メンバーの株式会社かね岩海苔の岩社長さんから、「一般にゃあ手に入らん最上級の海苔を持ってくるきに、最上級の大吟醸を持ってきてや!」っちゅうてワシゃあ言われちょったもんやき、「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)を2本、持ち込みさいてもうたがやき。


土佐の高知で最高ランクの江戸前寿司店として名をはせる「土佐銀」さんの寿司と共に、最上級の海苔と最上級の純米大吟醸を堪能できるっちゅうことで、11000円っちゅうちくと高額会費やに、11名のメンバーが参加を表明しちょったがよ。


ワシゃあ18時20分ばあに到着したら、早いもん勝ちで岩さんと武田さんが既にカウンターに陣取り、生ビールを飲みよったがやき。


ワシゃあ3番目っちゅうことで、当然カウンターに座らいてもうたがよ。


ちなみにカウンターは先着5名までで、他の方々6名は後ろのお座敷席ながやき。


まあ居酒屋とかやったらお座敷の方がえいかもしれんけんど、お寿司屋で、しかも何ちゅうたち「土佐銀」さんやき、そりゃあ当然カウンターを選ぶっちゅうもんながよ。


奥村副代表幹事さんはカウンターに間に合うたけんど、中田委員長さんはお座敷になってしもうて、まっこと申し訳ございませんぜよ!


さて、飲み放題に設定しての持ち込み自由にしてもうちょったき、まずは生ビールで乾杯の練習をして、つきだしをつまみよったら、いきなり「酒肴9品盛り」がドカンと登場したがやき。
写真3 酒肴9品盛り写真4 酒肴9品盛りと雫酒

こりゃあ日本酒やっちゅうことで、早速「司牡丹・槽掛け雫酒」を皆さんに注いで、あらためて正式な乾杯をしたがよ。


その気品あふれる華やかな芳香と品格ある深い味わいの絶妙な調和に、皆さん「こりゃあウマイ!」っちゅうて大絶賛やったがやき。


ワシも久々にいただく「槽掛け雫酒」なもんやき、しばし堪能さいてもうてやっぱしこぢゃんと美味しかったがやけんど、「酒肴9品盛り」と合わせてしばしいただきよったら、どういたち超辛口の純米酒あたりが飲みとうなってくるっちゅうもんながよ。



「土佐銀」さんの冷蔵庫を拝見すりゃあ、「船中八策」(超辛口・純米酒)の300ml瓶が何本かあったき、そちらをお願いしたがやき。


やっぱし日本料理と合わせていただく場合にゃあ、最初は大吟醸でもえいけんど、ワシゃあ途中からは超辛口の「船中八策」の方がしっくりくるがよ。


さらに、武田さんが持ち込みの白ワインもいただき、確かに美味しかったがやけんど、やっぱし申し訳ないけんど日本料理にゃあ日本酒の勝ちながやき。


さあ、いよいよ握りの登場で、いきなりのトロ握りが、まっこと絶品やったがよ。
写真5 トロ握り











また、白子が絶妙な美味しさで、「槽掛け雫酒」とばっちりマッチしたがやき。
写真6 白子と雫酒

あんまりカウンターで堪能ばっかりしよってもいかんき、ちくとお座敷の方にも顔を出して、中田委員長さんに、この日の昼間に高知県中小企業団体中央会にうかごうた際の報告(昨日のblog&Facebook参照)もさいてもうたがよ。







続いては、ウニとイクラの軍艦巻きが登場したき、これが最上級の海苔かと思うたら、違うっちゅうがやき。
写真7 ウニとイクラ












ウニもイクラも絶品で、海苔も美味しかったがやけんど、最上級の海苔はこれやないっちゅうがよ。
写真8 最上級の海苔

何が違うがかっちゅうて見せてもうたら、意外にも最上級の海苔は、すき間が多うてスケスケやったがやき。


そのまんまいただいてみたら、確かに磯の風味やうま味は濃厚でありながら雑味がのうて品格があり、口ん中でアッちゅう間に溶けて無いなり、後口は淡雪のように消えていくっちゅう感じやったがよ。


海苔好きのワシにとっちゃあ、そりゃあタマラン美味しさやったがやき!


さらに「雫酒」と合わせていただきゃあ、互いの品格の高さと後口の消えかたが似いちょって、幸せ感MAXになったがよ!


さらに、この最上級の海苔で、手巻きのトロタクをいただいたがやけんど、寿司にすりゃあどっちかっちゅうたら「船中八策」の方がバッチリの美味しさやったがやき。
写真9 トロタク巻き

さらに、最上級海苔を使うたカニ味噌カッパ巻きをいただきゃあ、これがまた絶品の美味しさ!
写真10 カニ味噌カッパ巻きと雫酒

残り少のうなっちょった「雫酒」でいただき、美味しさ倍増やったけんど、「船中八策」とも合わせていただきゃあ、ワシゃあやっぱしこっちの方が好きやったがよ。


ワシの感想としちゃあ、最上級海苔は、単体やったら「雫酒」、巻き寿司らあに使うたら「船中八策」がバッチリ合うっちゅう感じながやき。




さらに、穴子寿司やら天ぷららあをいただく頃にゃあ、「雫酒」は2本ともカラになっちょったき、みんなあで「船中八策」をガンガン飲みまくりになったがよ。
写真11 穴子寿司写真12  天ぷら











やっぱし「土佐銀」さんは、何をいただいたち一流の美味しさやと、あらためて実感さいてもうたたがやき。


……しかし、ちくと食べ過ぎ飲み過ぎで、もはやお腹いっぱいになっちょったがよ。


〆にゃあやっぱし汁物で、お吸い物をいただいたがやけんど、これがまた繊細な出汁の味わいが絶妙で、最後まで「船中八策」が飲めてしもうたがやき。
写真13 お吸い物

「土佐銀」さん!素晴らしいお料理の数々を、まっことありがとうございました。


そして、岩社長さん!最上級の海苔を、まっことありがとうございました。


最後に、「人づくり委員会」の皆さん、久々の素晴らしい宴席、至高のひとときを、まっことありがとうございましたぜよ!














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2022年04月12日

牛丼屋客単価アップのアイデアと高知県中小企業団体中央会で打ち合わせぜよ!

4月7日(木)は、佐川町の司牡丹酒造を11時半ばあに出発し、移動途中の牛丼屋「すき家・大原町店」さんにて、ランチをいただいたがやき。
写真1 すき家

久々に牛丼屋に入ったがやけんど、カウンターに座ったら目の前にタッチパネルが!
写真2 タッチパネル

つまり、このタッチパネルで注文するがやと初めて知って、ちょっとビックリしたがよ。


いろいろタッチしまくり、いろんなメニューをチェックさいてもうたがやけんど、結局ノーマルな牛丼とサラダと味噌汁のセットにしょうとしたら、オプションボタンがいっぱい出てきたがやき。


オプション好きのワシとしちゃあ、やっぱしここはオプションボタンを押しまくりとうなってしまうっちゅうもんながよ。


まず牛丼自体は大盛りのツユダクに、サラダはオクラサラダにバージョンアップ、味噌汁も豚汁にバージョンアップしてしもうたがやき。
写真3 牛丼、オクラサラダ、豚汁

けんど、こればあバージョンアップして880円(税込)っちゅうがやき、まっこと牛丼屋は今でも庶民の味方やと、あらためて実感さいてもうたがよ。


七味と紅ショウガを乗せた牛丼をかきこみもって、オクラサラダと豚汁をいただき、あらためて久々に牛丼の美味しさを堪能さいてもうたがやけんど、大盛りはご飯が多いもんやき牛肉が足りいで、後半にゃあご飯がちくと余ってしもうて、ちょっと寂しい思いをしたがやき。


ここでふと、牛丼屋のさらなる客単価アップのアイデアが降ってきたがよ。


つまり、もし今ワシの目の前にあるタッチパネルに、「具材ちょい足しおかわりはいかが?!」っちゅうPRが流れたとすりゃあ、ワシゃあ迷わず追加注文しちょったろうっちゅうことながやき。


さらに、「牛丼」の具材のちょい足しおかわりだけやのうて、「すき家」さんにゃあ「カレー」も「四川風麻婆丼」もあるがやき、それらあの「具材ちょい足しおかわり」がありゃあ、ワシゃあおそらくいろいろ変えもって毎回たのんでしまうがやないろうか。
写真4 パネルに四川風麻婆丼

今回は「牛丼」の「ちょい足しおかわり」、次は「カレー」の「ちょい足しおかわり」、そん次は「四川風麻婆」の「ちょい足しおかわり」ちゅう具合に……ちゅうて考えただっけで、ワクワクしてくるっちゅうもんながよ。


その「ちょい足しおかわり」の量は、ホンマに「ちょい」の少ない量でも、「いろいろ食べれた!」っちゅう満足感があるがやき、できりゃあ150円、可能なら100円になりゃあ、メッチャ嬉しいがやき!


ワシみたいに最近牛丼屋にあんまり行ってなかったっちゅう客の復活にもつながるろうし、何より客単価アップにこぢゃんと貢献するはずながよ。


たとえば今回のワシの場合やったら、ちくと残ったご飯に「ちょい足しカレー」を100円(税込で110円)追加すりゃあ、合計金額は消費税込みで990円っちゅうことになり、この金額でこの内容やったら、その満足度の高さはハンパないがやき!


「すき家」さんでも、「吉野家」さんでも、どちらかの牛丼屋さんにて、是非是非この「ちょい足しおかわり」のアイデア、実現さいていただけましたら幸いながぜよ!


さて、昼食をいただいた後は、料亭「濱長」さんに向こうたがよ。


こちらにて、女将さんの娘の由喜千代さんを車に乗せて、高知県中小企業団体中央会の事務所に向こうたがやき。


ワシゃあ、土佐経済同友会の「人づくり委員会」に所属し、副委員長を務めさいていただきゆうがやけんど、「人づくり委員会」は、中田委員長さんを中心に、この2年ばあはまったく新しい基本方針を掲げて活動しゆうがよ。
写真5 高知県中小企業団体中央会パンフ

その基本方針は、以下の通りながやき。


「人づくり委員会では、委員会の活性化に繋がるよう『見える化』を図りながら、運営方針にもある『土佐文化の継承人材の育成支援』をテーマとして取り上げる。なかでも高知県ならではのウリになり、かつ今後の継承が危ぶまれている『土佐の伝統文化』について、その種類や歴史等を調査・研究し、現状把握。それぞれの『土佐の伝統文化』が抱えている、『継承人材の育成』についての問題点を炙り出す。その上で、県・市町村にも参画していただき、『土佐の伝統文化』の人づくりを支援する団体の設立を提言できるように努める。このような『土佐の伝統文化』が持続可能となれば、より魅力的な高知県となり、必ずや経済発展にも繋がるものと考える。」


ほんで、これまでの委員会の流れとしちゃあ、以下のとおりながよ。


委員会メンバーの「濱長」女将の濱口さんから、これまで土佐の「おきゃく文化」を支えてきた「土佐芸妓」は、現在「濱長」に1人(女将の娘の由喜千代さん)おるだっけで、いまやその継承は風前の灯火やっちゅうお話があったがやき。


高知県にとっちゃあ、最大のウリの1つやといえるもんは間違いのう、土佐の「おきゃく文化」ながやき、それを支える大きな柱であるはずの「土佐芸妓」に、支援も補助も何ちゃあないっちゅうんは、確かにちくとおかしいがやないかっちゅうて、皆さん感じはじめたがよ。


ほんで、ワシから、近年他県の芸妓組合らあで、消え去りかけちょったもんが復活したっちゅう事例についての資料を皆さんに配らいてもうて、ちくと説明さいてもうたがやき。
写真6 パンフ組織形態別比較一覧

どこの事例も、だいたい地元の経済人らあが応援して、減り続けよった地元の芸妓文化を復活さいたっちゅうパターンやったがよ。


ちゅうことで、委員会メンバーみんなあで、全国の事例を調べてこうっちゅうことになって、それらあの報告やまとめらあがあったがやき。


そんな中で、やっぱし「土佐芸妓」の団体を創らにゃあお話にならんっちゅうことで、「得月楼」さんの松岡番頭さんと「濱長」さんの由喜千代さんに集まってもうて、団体設立に向けた準備の会を、これまでに7回ばあ開催したきたがよ。


ほんで、その団体の正式な名称として、「土佐伝統お座敷文化の会」っちゅう提案があり、当面はこの名称でいこうっちゅうことになったがやき。


だいたい今までの経緯はこんな感じで、この日はワシと「濱長」さんの由喜千代さんと「得月楼」さんの松岡番頭さんの3人で、高知県中小企業団体中央会にうかごうて、団体設立に向けての最初のレクチャーを受けたっちゅうわけながよ。


ほんで、まずはワシからこれまでの経緯らあについて話さいてもうて、高知県中小企業団体中央会の古木さんと松村さんから、いろいろ詳しいレクチャーをいただいたがやき。


ワシらあは、まずは定款や事業計画らあが必要やろうと思いよったがやけんど、その前に団体にゃあいくつかの形態があり、それを「協同組合」にするか、「企業組合」にするか、「NPO法人」にするか、「一般社団法人」にするか……をまず決めにゃあいかんっちゅうことに気づかいてもうたがよ。


それぞれの団体の形態によって一長一短があるもんやき、ここはもういっぺんちくとジックリ話し合わにゃあいかんっちゅうことになったがやき。


古木さん、松村さん、まっことありがとうございましたぜよ!















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2022年04月11日

「酒道 黒金流」の第12回「入門者オンライン質疑応答会&懇親会」ぜよ!

3月27日(日)は、ワシが開祖を務めさいていただきゆう「酒道 黒金流」の、第12回「入門者オンライン質疑応答会&懇親会」を開催さいてもうたがやき。


ちなみに「酒道 黒金流」についちゃあ、詳しゅうは、下記の公式サイトをご覧くださいや。
2022.4.11写真1 酒道 黒金流

●「酒道 黒金流」: https://shudo-kurogane.jp


さて、この日もこれまで通り、17時から18時ばあまでが「オンライン質疑応答会」で、18時ばあから20時ばあまでが「オンライン懇親会」っちゅうザックリした予定で、Zoomを使うて開催されたがよ。


ちなみに今回ワシが用意さいてもうたお料理は、ご近所のスーパー「サニーマート」さんのお惣菜で、「タケノコの土佐煮」「ネギとイカの酢味噌和え」「鶏もも肉の酢だれかけ」「肉豆腐」「たっぷり野菜と熟成ハムのマカロニサラダ」「肉厚酢〆サバ巻き寿司」っちゅう、なかなか豪華なラインナップやったがやき。
写真2 惣菜写真3 船中薄にごり・土州霞酒写真4 お酒とお惣菜












ほんで、これらあのお料理に合わせて用意さいてもうたお酒は、春が旬の2本、「船中八策・薄にごり生酒」(超辛口・薄にごり純米生酒)と「司牡丹・生鮮酒<春>土州霞酒」(薄にごり純米酒)やったがよ。


どちらも、お酒のキャップが既に開いちょったもんやき、早くも飲み食いしとうなってしまう気持ちを必死で抑えもって、ワシゃあZoomを立ち上げたがやき。


ほいたら、栃木のお取引先日本料理店「一蕾」の浅田さん、千葉の小堀さん、高知の啓輔さん、愛知の吉田さんっちゅう常連の4名の方々が入室され、さらに久々に兵庫の庄司さんが入室され、ワシを含めて6名っちゅう人数で、質疑応答会がスタートしたがよ。
写真5 質疑応答会スタート

ちなみに庄司さんは、株式会社みたて(https://mitate.kyoto/ )っちゅう、日本を旅する旅行者らあにテーラーメイドでユニークな体験プログラムを提供する、京都府登録のランドオペレーターであり、さらに「酒が美味しゅうなる旅、旅が楽しゅうなる酒。」をテーマに、約1年かけて日本酒ができていくプロセスを楽しむ体験を提供する「朔」(https://new-moon.club/ )っちゅうサイトも運営されゆう方ながやき。


ほんで、そんな庄司さんから、4月1日に「朔」のクラウドファンディングを立ち上げる予定やっちゅう報告があり、是非「酒道 黒金流」入門者の仲間の皆さんにご意見をいただきたいっちゅうことで、そのサイトを共有し、みんなあに見せていただいたがよ。


⚫️酒蔵から地域を、播磨を盛り上げたい!自分だけの日本酒づくり体験「朔」
https://camp-fire.jp/projects/view/570256

写真6 「朔」について共有写真7 「朔」について共有2









写真8 「朔」について共有3写真9 クラウドファンディング









ご覧いただいたとおり、素晴らしいコンテンツのクラウドファンディングやって、ワシも皆さんも感動もんやったがやき。


そんなコンテンツを、さらにえいもんにするちょっとしたアイデアや意見らあが、ワシからも皆さんからも出されて、庄司さんも大納得やったがよ。


庄司さん、日本酒業界を盛り上げる、このクラウドファンディングの大成功を、心からお祈り申し上げますぜよ!


ちくと質疑応答が長引いて18時10分ばあになっり、これにて「質疑応答会」は終了し、ちくと休憩タイムを取ってお酒やおツマミらあを用意してもうて、引き続き「オンライン懇親会」がスタートしたがやき。


ちなみに、「一蕾」さんの浅田さんの奥さんも、いつものようにこっから参加してくださり、またこっから新たに京都から中西さんも参加してくださったがよ。


ちなみに中西さんは、「酒呑童子」「京女」らあで有名な宮津のハクレイ酒造の元社長さんで、今は自動車関係のトータルリペア会社を経営しもって、日本酒業界のコンサルタント業務らあもされゆう方ながやき。


さて、まずはそれぞれが用意したお酒を注いで、みんなあで乾杯したがよ。


今回皆さんが用意されたお酒は、「船中八策・薄にごり生酒」(超辛口・薄にごり純米生酒)、「司牡丹・吾唯足知(われただたるをしる)」(純米吟醸酒)、「司牡丹・日土人(ひとびと)」(永田農法・純米酒)、「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)っちゅうようなラインナップやったがやき。
写真10  酒2品

さあ、そっから後は、ワシも皆さんも、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、大盛り上がりになったがよ。

ワシも、早速「タケノコの土佐煮」をいただきもって、「土州霞酒」をキュッとやりゃあ、どちらもあまりに旨いもんやき、箸も杯もいきなり止まらんなったがやき。





さらに、「ネギとイカの酢味噌和え」や「肉豆腐」らあをいただきもって、「船中八策・薄にごり」をキュッとやりゃあ、グラスがガンガン進んでしまうっちゅうもんながよ。
写真11 お酒とお惣菜2写真12 乾杯

オンライン上じゃあ、いろんな話題が飛び出して、ガンガンに盛り上がっていったがやき。








まずは、中西さんがこっからの参加やっちゅうことと、庄司さんの会社が同じ京都にあるっちゅうことで、庄司さんから再度「朔」についてやクラウドファンディングについてのお話があり、中西さんと盛り上がったがよ。
写真13 「朔」について庄司さん語る写真14 中西さんと庄司さん語り合う








いっぺん京都にて会いましょうっちゅうて盛り上がったようで、「酒道 黒金流」の仲間の輪が広がっていくようで、嬉しいかぎりながやき。


庄司さんは、ちくと別件があるっちゅうことで19時過ぎばあにゃあ退出され、その後は残った6人で、さらに盛り上がったがよ。


盛り上がる中で、4月16日(土)に、足利市の「一蕾」さんにて、3年ぶりの「司牡丹を楽しむ会」が開催される予定で、ワシもうかがわいていただく予定やっちゅうたら、小堀さんと吉田さんも、是非参加したいっちゅうことになったがやき。
写真15 6人で盛り上がる
さらに盛り上がる中、GW明けばあにゃあ、是非高知に集まって初のリアル懇親会を開催しょうっちゅう話題になったがよ。


会場は、ワシが常々「世界一うまい伊勢海老!」っちゅうて大絶賛しゆう、「伊勢海老料理 中平」さんにて開催しょうっちゅうことになり、盛り上がりまくったがやき。


こうして大盛り上がりのうちにアッちゅう間に時間が過ぎて、予定終了時間オーバーの20時過ぎにゃあ第12回目の「オンライン懇親会」はお開きとさいてもうたがやき。
写真16 懇親会お開き



ご参加いただきました「酒道 黒金流」入門者の皆さん、まっことありがとうございました!



よろしかったら、また来月も、是非お越しいただけましたら幸いながぜよ!













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2022年04月10日

幸せの言の葉<1577>

「叫ぶことで『頑張りゆう』と感じるかもしれんがよ。けんど大声を出しゃあ多くのことを忘れてしまうがやき。頑張り方にもバランスが必要ぜよ。」(フース・ヒディンク)


オランダの元サッカー選手でサッカー指導者、フース・ヒディンク(1946〜)さんの言の葉ながよ。


実際に叫んだり、大声を出したりせいじゃち、たとえば連日何時間も無駄に残業したり、あるいは部下の管理を必要以上に細こうに徹底したりしゆう本人は、自分は「頑張りゆう」と思うてしまいがちながやき。


けんど、ヒディンクさんの言の葉のとおり、頑張り方にもバランスが必要ながよ。


日常業務において、絶対に「自分は頑張りゆう」と思い込んでしもうちょったとしたら、そりゃあ要注意ながやき。


その「頑張りゆう」っちゅう思い込みが、多くの大切なことを忘れさいてしまうっちゅうことに、気づかにゃあいかんがよ。


たとえば、無駄に連日何時間も残業しゆうがを「頑張りゆう」と思い込んじゅう人は、もしかしたら会社に対して無駄な経費を増大させゆうかもしれんっちゅう、大切なことを忘れてしもうちゅうかもしれんがやき。


あるいは、部下の管理を必要以上に細こうに徹底しゆうがを「頑張りゆう」と思い込んじゅう人は、もしかしたら部下のやる気を削いでしもうちゅうかもしれんっちゅう、大切なことを忘れてしもうちゅうかもしれんがよ。


いま自分が「頑張りゆう」と思い込んじゅうことは、もしかしたら逆効果になっちゅうかもしれんっちゅう、そんな意識を常にどっかに保ち続けちょくっちゅうこと、それが頑張り方のバランスを取るっちゅうことながぜよ。


  
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2022年04月09日

幸せの言の葉<1576>

「夢は逃げん。逃げるがはいっつも自分ぜよ。」(高橋歩)


東京とニューヨークで出版社を、世界8都市でレストラン・カフェらあを経営する実業家、著作家、自由人の、高橋歩(1972〜)さんの言の葉ながやき。


若いころ、何じゃちできそうな壮大な気持ちで、でっかい夢をいくつも抱えちょった人らあも、いざ実際に就職して社会人となり何年かすりゃあ、リアルな現実に押し潰されてしもうて、夢が逃げていってしもうたらあて、つぶやいたりするがよ。


けんど、本当のところは、逃げるがは夢やないがやき。


逃げるがは、いっつも自分の方ながよ。


ほんじゃき、できるだっけ早いうちに、このことに気づかにゃあいかんがやき。


早いうちにこのことに気づけりゃあ、逃げゆうがは自分の方やと気づけりゃあ、逆に「夢は逃げん!」っちゅう確信が持てるようになるがよ。


ほいたらあとは、自分自身がいかに逃げんと、そこで留まって、踏ん張ることができるかどうかながやき。


最初はちんまい夢でえいき、そこで留まって踏ん張ることができ、そのちんまい夢をかなえることができりゃあ、この経験は大きいがよ。


その経験をベースに、次はもうちくと大きい夢、そん次はさらにもうちくと大きい夢……ちゅう具合に、ちびっとずつやちかなえる夢を大きゅうしもって、それらあの夢を順番にかなえていきゃあえいがやき。


ほいたらいつしか、若いころに夢想しちょったでっかい夢が、実際に手が届きそうな夢として、目の前に現れちゅうことに気づくがぜよ。


  
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2022年04月08日

牧野富太郎博士生誕160年記念セットのご紹介ぜよ!

今年は、牧野富太郎博士生誕160年であり、さらに来年春からのNHK朝ドラは、牧野博士をモデルにした「らんまん」に決まったっちゅうことで、これらあを記念して司牡丹から、他にゃあない(今回のセットは司牡丹のホームページのみの販売!)スペシャルなセット商品が発売になったき、そのセット商品をご紹介さいていただきますぜよ!
ハナトコイシテ360mlボトル画像ハナトコイシテケースweb

ちなみにそのセット内容は、「司牡丹・特別純米酒・ハナトコイシテ」と、牧野富太郎博士生誕160年記念DVD「スエコザサ」が、セットになったっちゅうもんながやき。


https://www.tsukasabotan.co.jp/standard/hanakoiset.html


まず、「ハナトコイシテ」(特別純米酒)について、ご紹介さいていただきますぜよ。


今から10年前の平成24年(2012年)、司牡丹の故郷・佐川町出身の世界的な植物学者、「日本植物学の父」とも称される牧野富太郎博士の、生誕150年を記念して「ハナトコイシテ」(特別純米酒)は誕生したがよ。


牧野博士の実家は佐川町の造り酒屋やったがやけんど、明治の中頃に人手に譲られ、最終的に司牡丹酒造に譲られちゅうがやき。


酒名は、牧野博士の詠んだ歌、「草をしとねに 木の根を枕 花と恋して九十年」から命名され、「ハナトコイシテ」の文字は、牧野博士の手紙の中から拾うた、博士の筆跡を使用しちゅうがよ。


デザインされちゅう花は、牧野博士が子供の頃からこよなく愛したっちゅうバイカオウレンながやき。


特別純米酒「ハナトコイシテ」は、まさにそのバイカオウレンのごとく、小さな可憐な花を想わせる、上品な香りと清廉な味わいを持った特別純米酒ながよ。


ちなみに、牧野博士生誕160年に当たる今年の2月に、NHKの2023年度前期「連続テレビ小説」(通称「朝ドラ」)が、牧野富太郎博士をモデルにした「らんまん」に決定したっちゅう正式発表があり、そっからいきなり「ハナトコイシテ」に全国から注文が殺到し始めちゅうがやき。


その特徴を、もうちくと詳しゅう紹介すりゃあ、牧野富太郎博士のこよなく愛した、バイカオウレンの可憐な花をイメージさせるような香味を生み出すため、淡麗辛口の純米酒に、華やかな香りの純米吟醸酒を10%ブレンドし、アルコール度数も低めでやさしい14度台に設定し、さらに一度だっけ火入れでマイナス5℃以下にて瓶貯蔵しちゅうがよ。


上立ち香は控えめながら、上品で小さな花を想わせ、含み香にゃあ可憐さも加わり、味わいにゃあ凛とした清廉さを持っちょって、まさにバイカオウレンを彷彿とさせる美味しさながやき。


15℃前後の「涼冷え(すずひえ)」か、20℃前後の「常温」あたりでお楽しみいただきゃあ、より可憐な香りが引き立つがよ。


相性が良いと思われる料理は、あっさりとした味わいで、あんまりゴテゴテしてない、シンプルな料理がお薦めながやき。


和食やったら、玉子焼き、ホウレンソウのお浸し、釜だしチリメンジャコ(茹でシラス)、西洋料理やっらブイヤベース、野菜のテリーヌ、コールスロー、中華料理やったらクラゲの中華サラダ、八宝菜っちゅう感じながよ。


続いては、DVD「スエコザサ」について、ご紹介さいていただきますぜよ。


こちらは、佐川町出身でワシの同級生でもあり、「『NHK朝ドラに牧野富太郎を』の会」を牽引し、それを実現さいた立役者の一人、松田雅子(アダ名はまんぼ)の作詞・作曲による「スエコザサ」っちゅう楽曲と、同じく「仁淀川」っちゅう楽曲が、美しい映像らあとともにおさめられちゅうDVDと、楽曲「仁淀川」のCDが二枚組みになっちゅうもんながやき。
写真2 DVD写真3 DVD(裏)

まず「スエコザサ」は、「朝ドラに牧野富太郎を」っちゅうて、署名活動を行ってきた会の発足当初から、音楽で活動を盛り上げてきた曲ながよ。









松田さんいわく、何より、この曲ができた頃から、不思議なご縁との出会いの連続で、まるで音楽好きの牧野博士に導かれるかのようやったっちゅうがやき。
写真4 中身 DVD+CD

作詞文章の校正は、牧野博士のご子孫も関わってくださり、大河ドラマ「龍馬伝」で素晴らしいギター演奏を聴かいてくれた「いちむじん」を育てられた松居孝行さんの編曲により、素晴らしい楽曲が完成しちゅうがよ。


ちなみに、研究一筋やった牧野富太郎博士やけんど、「スエコザサ」は、常に苦しかった牧野家の家計を守り続け、54歳の若さで亡くなった最愛の妻の名前が「寿衛子」さんやっちゅうことで、研究に私情を挟まんはずの博士が、例外的に自らの思いを託して新種の笹に命名されたもんながやき。


家守りし 妻の恵みや わが学び

世の中の あらんかぎりや スエコザサ


しかも、まずは国の登録有形文化財で、酒造業を営みよった竹村分家の「竹村呉服店」の2階を会場に演奏された楽曲「スエコザサ」の映像が収録されちゅうがよ。


この場所は、牧野博士ご存命の頃は、質屋や呉服・雑貨商を営みよって、現在は1階が雑貨「キリン館」と喫茶「まるきゅう」として親しまれゆうがやき。


演奏は、二胡が松居孝行さん、ギターが佐伯北斗さん、ヴォーカルが寿美玲子さんながよ。


さらに、インストゥルメンタル(カラオケ)も収録されちょって、こちらは佐川町在住の映像作家、西森信三さん撮影による、バイカオウレンの森らあの、牧野公園はなもりC-LOVEの皆さんがお世話された牧野公園の山野草らあの美しい映像がたっぷりご覧いただけ、さらにスエコさん役のモデルの方が森の中を歩くシーンらあは、なかなかグッとくるがやき。
写真5 スエコさん映像?!写真6 スエコさん映像?!2











また、もう1曲の「仁淀川」は、日本一の清流といわれる仁淀川の風景を愛した高知県出身の作家、故・宮尾登美子さんに捧げる曲として松田さんが作詞・作曲したもんで、下流域の仁淀川をバックに、松居孝行さんの二胡と佐伯北斗さんのギター演奏で、松居孝行さんがヴォーカルを担当されちゅうがよ。


美しい仁淀川の風景とともに、心に沁みる楽曲ながやき。


ちなみに司牡丹のお酒は、すべて仁淀川水系の湧水を仕込水として醸されちゅうがよ。


ほんじゃき、この楽曲「仁淀川」や、楽曲「スエコザサ」らあを聴きもって、映像を観賞しもって、「ハナトコイシテ」(特別純米酒)を堪能すりゃあ、その美味しさが一層引き立つっちゅうもんながやき!


特に、インストゥルメンタル「スエコザサ」の美しい山野草らあの映像の、「バイカオウレン」の可憐な白い花が群生しちゅうシーンらあは必見で、この映像を眺めもっていただく「ハナトコイシテ」の美味しさは、まさに格別ながよ!
写真7 スエコ笹映像写真8 バイカオウレン映像









写真9 バイカオウレン映像アップ

そんな至福のひとときを堪能してみたいっちゅう方は、是非「司牡丹・ハナトコイシテ&DVDスエコザサ・セット」を、ご注文いただけましたら幸いながぜよ。


https://www.tsukasabotan.co.jp/standard/hanakoiset.html


※注:バイカオウレンの白い花びらに見える部分は、実際はガクが変化したものであり、本当の花びらは中心に近いところにある黄色いスプーン状の部分です。















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2022年04月07日

令和3酒造年度高知県新酒鑑評会ぜよ!

3月25日(金)は、令和3酒造年度の高知県新酒鑑評会が開催されたがよ。


まずは、高知県酒造組合の事務所に午前中から、1部と2部に分かれて審査員の皆さんが集まり、高知県内13場47点の新酒(大吟醸酒・純米大吟醸酒)を利き酒し、審査が行われたがやき。


ワシゃあ、高知県酒造組合理事長として、13時過ぎばあにうかごうたがやけんど、まだ審査の真っ最中やったがよ。
写真1 並べ替え準備中

3年前までは、同じ利き猪口から全員が直接口に含みよったがやけんど、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、各酒の利き猪口にスポイトを入れて、そのスポイトで自分のプラコップに注ぐっちゅうやり方での利き酒審査に一昨年からは変更しちょって、さらに今年は2部に分かれたもんやき、例年よりかこぢゃんと時間がかかりゆうようながやき。





写真2 きき酒風景

結局審査が終わったがは14時過ぎやって、そっから順位順にお酒を並べ変えて、やっと14時半ばあから一般公開がスタートしたがよ。


もっとも、新型コロナウイルスの関係で、ホンマの一般公開(酒販店、飲食店の方々)は中止で、メーカーの社員の方々だっけとなっちゅうがやき。


さて、部屋に入ったら、高知県内13場47点の最高峰の大吟醸新酒がズラリと並んじゅうもんやき、室内は華やかな芳香と熱気がムンムンに満ちあふれちょったがよ。


早速ワシも利き酒さいてもうたがやき。
写真3 きき酒風景2

出品酒47点中、「可」がゼロ、「良」が17点、「優」が13点で、最高評価の「秀」が17点っちゅう結果は、まっこと全体としちゃあ立派な成績ながよ。








とにかく土佐酒は、年々ハイレベルの争いになりゆうっちゅうことを、あらためて実感したがやき。
写真4 きき酒風景3写真5 各蔵の上位酒











そんな中での17点の「秀」っちゅう成績は、やっぱし土佐酒のレベルはかなり高いっちゅう証明になるがよ。


ただし、レベルは高いがは確かながやけんど、土佐の酒やにグルコース濃度が高過ぎるかなり甘い酒だらけながが、ワシにゃあちょびっと気に入らんがやき。


まあ、鑑評会らあの場合、グルコース濃度の高い甘い酒やないと上位に入れんっちゅうんはもはや業界じゃあ常識やし、司牡丹やち通常よりか甘めに造っちゅうがやき、しゃあないっちゅうたら、しゃあないがけんど……


さて、今回の高知県新酒鑑評会の審査結果を見せてもうたら、司牡丹は9点の出品酒のうち6点が最高評価の「秀」やって、「優」が1点、「良」が2点っちゅう成績で、例年以上に素晴らしい成績やったがよ。


ちなみに、成績下位の「良」の2点は、アル添なしの純米大吟醸酒やき、こりゃあ鑑評会の場合は純米は評価が下がるっちゅうんは常識やき、想定内やったがやけんど、今年は久々に純米大吟醸酒も最高位の「秀」に入っちょって、アル添大吟よりか純米大吟好きのワシにとっちゃあ、こぢゃんと嬉しかったがやき。


しかも今年は、何と何と!!成績上位の第1位から第4位までを司牡丹が独占するっちゅう快挙を成し遂げちゅうがよ!!


ちなみに、さらに、ちょっと前に高松国税局にて開催された「吟醸酒研究会」じゃあ、四国中から全79点の大吟醸酒が集まる中、司牡丹は3点を出品し、3点ともに最高位の「金」紙を付けて(一般的にゃあ「金賞」っちゅうこと)いただき、第1位と第3位を獲得しちゅうがよ!


つまり、高知県でも1位、四国でも1位っちゅうことやき、こりゃあ今年も間違いのう「全国新酒鑑評会」にても、最高位金賞を受賞できるはずながぜよ!


ブラインド(銘柄を隠したもん)の出品酒を試飲した後は、各蔵元の成績トップの1本がラベルを貼って並べられちょって、あらためてこちらも利き酒さいてもうたがやき。


やっぱしラベルの銘柄を眺めもって飲む方が、ワシにゃあしっくりくるがよ。


また、「宇宙深海酒」の審査も実施されたようで、何点かが並べられちょったき、こちらも利き酒さいてもうたがやき。


さて、本来やったらこの後は、高松国税局鑑定官室長さんからの講評があり、さらに引き続き懇親会が開催されるがやけんど、コロナ禍でどちらもなしっちゅうことやき、この後は後片付けをして、これにて令和3酒造年度高知県新酒鑑評会は、お開きとなったがよ。


審査員の皆さん、まっことお疲れ様でした!


そして、優秀な評価を受けられた組合員の皆さん、まっことおめでとうございましたぜよ!

















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2022年04月06日

【拡散希望!】まっことめでたい96歳!松淳子先生の新刊発行のCFぜよ!

今回は、今年御年96歳になられる松淳子先生の情熱とパワーが詰め込まれた新刊書籍を、このコロナ禍の今こそ何としたち世の中に届けたいっちゅうことで、クラウドファンディングに挑戦することになったきに、是非是非たくさんの皆さんにご支援&ご拡散いただきたいがやき。
写真1 松崎先生の新刊

https://readyfor.jp/projects/89742






かつてコロナ禍以前、ワシが理事長を務めさいていただきゆう土佐学協会のメンバーらあが中心となって、資金集めを展開し、松先生の初のご著書「土佐寿司の本」が出版され、高知県内にてベストセラーになり、重版を重ね、今も県内書写真3 土佐寿司の本店らあで絶賛販売されゆうがよ。


その後コロナ禍となり、そんな中で松先生は、2021年NHK「ずっとしこく」「 土佐伝統料理の生き字引松おばあちゃんの95歳の土佐料理」らあにも紹介され、同年12月、日本政府のフェイスブックとインスタグラムによって英語で全世界にも紹介されたりと、アチコチから引っ張りダコやったがやき。


土佐学協会のメンバーらあと、「コロナ禍の真っ只中で、先生は取材らあでお疲れになってないろうか?お体は大丈夫やろうか?」っちゅうて心配しよったら、ある時、メンバーの松田さん宛に松先生から、「『伝えたい昭和の食卓』松淳子の実習ノート」っちゅう、一冊の手作り冊子が届いたがよ。


こりゃあ、高知女子大学(現高知県立大学)で松先生が担当されちょった調理学の入門的必修科目「調理実習I(初級)」の配布資料やって、 36年経って書棚から取り出して見たら、手書きのコピーの文字が読みづらかったき、これを全部先生は自筆で書き直されたっちゅうがやき!


90ページにも渡る手書き文字で、しかも達筆で読みやすうて、料理が苦手な方らあにもこぢゃんと分かりやすい、「手作りの教科書」やったがよ。
写真4 手書きの冊子

マンボ(松田さん)はこの冊子に感動し、 「この本はこのまんま、先生の手書きのまんまの形がえい!打ち文字らあにせん方が絶対にえいっ!」っちゅうて、目ん玉をひんむいてアツうに語りまくりよったがやき。


それからしばらくして、今回の書籍の発起人の方らあから、マンボ(松田さゎ)に連絡があったっちゅうがよ。


発起人の方々いわく、松先生は、食文化研究以外にも、平和運動、男女共同参画推進らあの社会地域貢献活動もされゆうき、それらあをまとめた書籍を出版したいき、是非手伝うていただきたいっちゅうことやったがやき。
写真5  松崎先生と前知事さん

松先生に訊ねてみたところ、「NHKさんは『食』を中心に番組を作ってくださったろう。けんどねぇ、私には食以外にも伝えたいことがいっぱいあるがよ。死ぬまでに書こうと思うちゅう!」とのこと。


この言葉にまたまた感動したマンボ(松田さん)は、この書籍の原稿を読まいてもうて、こりゃあ「土佐寿司の本」のバックボーンとして、こぢゃんと大切な一冊やと確信したっちゅうがよ。


高知県立高知女子大(現高知県立大)での教育研究、名誉教授就任後の一層の食文化研究、平和運動、男女共同参画推進らあの社会地域貢献活動…そしてもちろん幼少期の思い出やご家族のことらあと、「食」以外にも、様々な人らあとの繋がりの中で生きてこられたがやなぁっちゅうて、先生の人生を追体験したかのように実感できたっちゅうがやき。
写真6 松崎先生を囲んで

「コロナで人と会えんなったき、それやき書くしかないろうがね。」


先生はこんな大変な時代においたち、「書く」ことで人と会い、しっかり繋がっていらっしゃったっちゅうことながよ。


いま、このコロナ禍において、松先生の新たな2冊の本が世に出ようとしゆうがやき。


1冊は、今回のメインとなる、「まっことめでたい96歳」〜私の「昭和、平成、令和」覚え書〜 っちゅう書籍で、こちらは部数も多うて、書店らあでも販売される予定ながよ。


もう1冊は、「『伝えたい昭和の食卓』松淳子の実習ノート」っちゅう冊子で、こちらは手書き文字のまんまで、部数も少ないき、今回のクラウドファンディングでしか手に入らんがやき。


いずれの書籍も、96歳の情熱とパワーが詰め込まれちゅうがよ。


「土佐寿司の本」が出版されたとき、介護施設に入所されちゅう方で、ほとんど感情を表に出さんようになられちょった方が、この本を見て「お寿司が食べたい!」っちゅうて目を輝かいて語られたっちゅうがやき。


これを伝え聞かれた松先生は、この方にさっそくお寿司を作って届けられたっちゅうがよ。


「それがその人、それからうんと元気になったがやと!」


目を細め、こう語る先生は、まるで少女のようやったっちゅうて、マンボ(松田さん)は言うがやき。


ほんじゃき、マンボ(松田さん)は語るがよ。


「今回の2冊の貴重な本が出版され、たくさんの方々の手に届きゃあ、その方々の目はきっとキラキラに輝いて、それからうんと元気になるはずや!」。


ちゅうことで、この度のクラウドファンディングは絶対に成功させたいき、是非是非たくさんの皆さんにご支援&ご拡散を、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


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2022年04月05日

「酒販ビジネス実践会」リモートプチセミナー「アフターコロナ時代におけるWeb戦略の重要性」ぜよ!

3月24日(木)の20時〜22時は、「酒販ビジネス実践会」(http://syuhan-business.com/ )のリモートプチセミナー、「アフターコロナ時代におけるWeb戦略の重要性〜ランディングページが今後の明暗を分ける理由〜」がZoom上にて開催されたがやき。


ちなみに「酒販ビジネス実践会」たぁ、ワシの長年の盟友で、街の酒屋の繁盛コンサルタントである増田健治先生が主宰の、日本の酒屋を元気にする、少予算収益増大の通信制コンサルティング実践塾ながよ。


ほんで、今回のテーマはWeb戦略の中でも主に「ランディングページ」についてで、その入口として、重要性についてを伝えるっちゅう意味でのプチセミナーやったがやき。
2022.4.5写真1 セミナースタート

「ランディングページ」たぁ、まず広義の意味じゃあ、検索結果や広告らあを経由して訪問者が最初にアクセスするページのことながよ。


訪問者がホームページに着地する(land)イメージから、この名がついちゅうがやき。


次に狭義の意味じゃあ、訪問者のアクションを誘導することに特化したページのことで、Webマーケティングにおいちゃあ大抵はこちらの意味で使われゆうがよ。


ほんじゃき今回は、狭義の意味での「ランディングページ」やっちゅうことながやき。


ちなみにご参考までに、「酒販ビジネス実践会」のホームページにおける現在のランディングページは、以下のURLをクリックすりゃあご覧いただけるがよ。


http://syuhan-business.com/seminar_p.htm


さて、今回のプチセミナーの講師は、インターネットの専門家である株式会社ネクシンの佐藤真人社長で、進行を増田先生が務められたがやき。
写真2 セミナー風景

増田先生いわく、この度のコロナ禍がもたらしたもんはネット人口の膨大な増加やっちゅうがよ。


ヤマト便の方に聞いたら、目が回るばあ忙しいっちゅうし、町内会で聞いたら、これまでネットらあまったく無縁やった高齢者の方らあが、「ネットを使うて買い物してみたら、こぢゃんと便利!これからはネットで買う!」っちゅう声があちこちから上がったっちゅうがやき。


つまり、もはや「Webは苦手やき…」じゃあ、通用せん時代になったっちゅうことながよ。


また、「うちはホームページを持っちゅうき、大丈夫!」っちゅう方やち、これまで様々な酒類業界のホームページを見てきた増田先生に言わせりゃあ、「確かにホームページはあっても、大切なランディングページがまったくできてない!」っちゅうがやき。
写真3 セミナー風景2

現在、酒類販売業のサイトの95%にゃあ、ランディングページがないっちゅうがよ。


そりゃあつまり、マーケティング戦略がまったく構築されてないっちゅうことながやき。


ほとんどのホームページが、たんなる店の紹介やたんなる商品の紹介で終わってしもうちゅうっちゅうがよ。


こういうホームページを、増田先生は「パンフレット・ページ」と呼びゆうっちゅうがやき。


店や会社のパンフレットのようなページっちゅう意味ながよ。


サイト訪問者が知りたいがは、皆さんの店や会社の歴史や沿革や、取り扱い商品らあじゃあ決してのうて、「自分にとってトクするこたぁ何か?」っちゅうことながやき。


つまり、ホームページの中に訪問者の興味を惹く「ダイレクト・メール」みたいなページを作るっちゅうこと、それが「ランディングページ」やっちゅうがよ。
写真4 セミナー風景3

ほんで、講師の佐藤社長のお話があったがやき。


まず、もしまだ何のWeb対策もされてない酒販店の方がおったとしたら、プライベートで楽しみもってメルカリをやってみることが、実はこぢゃんと勉強になるっちゅうがよ。


その他にも、佐藤社長さんからは、いろんなお話を聞かいていただき、また参加された酒販店の方々らあからの質問や、それぞれのお店のWeb対策の現状や問題点らあを聞かいていただき、まっこと学びになったがやき。


特に、「ランディングページ」っちゅうキーワードを念頭に据えて、酒販店の皆さんの現状や問題点らあを聞かいていただきゆううちに、ワシの頭ん中で、何かが化学変化を起こしたような、そんな感じになったがよ。


そりゃあつまり、酒販店が「酒」で集客しょうとするきいかんがであって、考えてみりゃあ実は「酒」っちゅう素材は、特に「日本酒」っちゅう素材は、「訪問者の興味を惹く切り口」が、他にもナンボやち考えられるっちゅうことながやき。


「日本酒」っちゅうもんは、たとえば「食」っちゅう切り口やったり、「健康」っちゅう切り口やったり、「季節感・旬」っちゅう切り口やったり、「歴史」っちゅう切り口やったり、「旅」っちゅう切り口やったり、「文学・芸術」っちゅう切り口やったり……様々な切り口が考えられるがよ。


ほいたら、そういう切り口でランディングページを作り、それを中心にWeb戦略を構築すりゃあ、「食」に関心がある人やち、「健康」に関心がある人やち、「季節感・旬」に関心がある人やち、「歴史」に関心がある人やち、「旅」に関心がある人やち、「文学・芸術」に関心がある人やち……たいていの人やったら惹き付けることができるっちゅうことながやき!


ほんで、実はワシゃあ既に、「酒道 黒金流」(https://shudo-kurogane.jp/ )のサイトにおいて、そんなコンテンツを山盛り用意しちゅっちゅうことに、あらためて気づいたがよ。


これらあのコンテンツのひとつひとつを切り口にしたランディングページを作り、それらあ中心にWeb戦略を構築すりゃあえいっちゅうことながやき。


今回のセミナーの中じゃあ、まだ頭ん中がまとまってなかったき、このあたりのことを参加者の皆さんにお伝えするこたぁできざったけんど、もしこのblog&Facebookをご覧になった酒販店の方で、ランディングページに使えるようなアイデアを探しゆう方がおられたら、是非「酒道 黒金流」のサイトをご覧いただきたいがよ。


ほんで、もし「これや!」っちゅうコンテンツを見つけられたなら、それをご活用いただき、是非ランディングページづくりにご使用いただきたいがやき。


ご報告さえいただけりゃあ、無料にてご使用をOKさいていただきますぜよ!


⚫️「酒道 黒金流」(https://shudo-kurogane.jp/ )


増田先生、佐藤社長、あらためての気づきをいただき、まっことありがとうございましたぜよ!














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2022年04月04日

「マキノジン」2回目の蒸留と玉地さんCF返礼のイラスト到着ぜよ!

3月24日(木)は、高知県初のクラフトジン「マキノジン」の2回目の蒸留が、朝8時から行われたがやき。


ちなみに、この「マキノジン」は、昨年10月からクラウドファンディングにも挑戦し、目標を大きゅうクリアしちゅうがやけんど、詳しゅうは以下のクラウドファンディングのサイトをご覧くださいや。
2022.4.4写真1 マキノジン

【ポンコツ蒸溜器で高知初のクラフトジンを造り世界一のジンに育てる】
https://readyfor.jp/projects/makinogin


さて、この「マキノジン」誕生の経緯についちゃあ、次のとおりながよ。


高知市のBar「Craps」の塩田貴志さんは、全国バーテンダー技能競技大会優勝など、輝かしい経歴の一流バーテンダーながやけんど、還暦を超えて高知大学「土佐FBC(Food Business Creator)」に入学され、現在も上級コースに在籍されちょって、蒸留やボタニカルを研究中っちゅう方ながやき。


そんな塩田さんの、「高知県初のクラフトジンを造って、世界一のジンに育てたい!」っちゅうアツい想いに共感し、司牡丹じゃあ新たにジンの製造免許を取得したがよ。


けんど、当社の蒸留器は10年以上稼働してないポンコツの旧式蒸留器やったもんやき、実は最初はこんな蒸留器で大丈夫ながやろうかと、心配しちょったがやき。
写真2 蒸留器写真3 塩田さんと浅野杜氏











ほいたら、そんなポンコツ蒸留器を一目見て「自分にぴったりや!」っちゅうて、塩田さんは悦んでくださったがよ。


この画像の蒸留器がそれながやけんど、パッと見たところ「鉄人28号」みたいにも見えるがやき。


昔のロボット漫画らあでようあるパターン、旧式のポンコツロボットに乗った主人公が、最新型ロボットの敵と闘うっちゅう、そんなイメージが塩田さんの脳裡に浮かんだがやないろかのう?


このクラフトジンの名は、何で「マキノジン」っちゅうかっちゅうたら、次のとおりながよ。


佐川町出身の世界的な植物学者・牧野富太郎博士が発見し亡き妻の名をつけた「スエコザサ」をメインに、県産柑橘類らあ10種類以上のボタニカル原料を使うっちゅうきながやき。


ジンにゃあ必須のジュニパーベリー以外、他のボタニカル原料は、有機グァバや仁淀山椒、土佐の酢みかん(香酸柑橘類)のブシュカン、榧の木らあの、高知県らしいもんを使用し、世界に誇れる土佐らしいクラフトジンになると確信しちゅうっちゅうて、塩田さんは語るがよ。


ちなみにベースとなる酒は、司牡丹の清酒取り焼酎「大土佐」ながやき。


この清酒取り焼酎は、清酒の風味もしっかりあって、ある意味清酒と焼酎の中間みたいなお酒やっちゅうだけでも珍しいがやけんど、何と何と蒸留したがは平成12酒造年度やき、20年モノっちゅうことになる希少品ながよ!


さらに、この蒸留器が据え付けられちゅう場所は、実は偶然にも、元々は牧野富太郎博士の実家の酒蔵(屋号「岸屋」・銘柄「菊の露」)やったっちゅう場所ながやき!


天の牧野博士の導きを感じる偶然の一致・・・今回「マキノジン」を造ることになったがは、もはや宿命やったっちゅうことながよ!


さらに、この「マキノジン」の初蒸留は、昨年10月13日に実施され、貯蔵熟成を経て、今年の2月17日に出荷開始となったがやけんど、そのちくと前の2月2日にゃあ、何と!その牧野富太郎博士が、来春のNHK「朝ドラ」の主人公のモデルに決定したっちゅうビッグニュースが駆け巡ったがやき!


まっこと、天も応援してくれゆうぜよ!


ほいたら当然のごとく、「マキノジン」にゃあいきなり注文が殺到し、アッちゅう間に1回目の蒸留分の約1000本は、完売になってしもうたがよ。


ほんで、何とかもう1回の蒸留分のボタニカル原料は、塩田さんが用意できるっちゅうことで、この日に2回目の蒸留をすることになったっちゅう流れながやき。


さて、3月24日(木)の朝8時からスタートした2回目の蒸留は、塩田さんと浅野杜氏とワシが見守る中、9時15分ばあにまずはたれ口から蒸気が出て、それから初留が出はじめ、その香味らあをチェックして、9時20分ばあまでの初留分をカットすることに決めたがよ。
写真4 蒸留温度が上がってくる写真5 たれ口からまずは蒸気が吹き出す写真6 初留が出てくる












またこの後は、今度は後留にゃあ高沸点の不純物が多いきに、そこも製品から除かにゃあいかんき、どこで蒸留をストップさせるかを決めにゃあいかんがやけんど、そりゃあまだ4時間ばあ先やっちゅうことで、いったん解散となったがやき。


ほんで、14時過ぎばあにゃあ、再度塩田さんと浅野杜氏とワシが集まり、ここじゃっちゅうあたりで蒸留をストップさいたがよ。
写真7 蒸留を止める











その後は、蒸留されたジンをタンクに移す作業らあが行われたがやき。
写真8 マキノジンをタンクに移動












こん時にゃあ、周囲にジンのえも言われん香りが立ちこめたがよ。
写真9 蒸留器のフタを開けると蒸気

エキゾチックな、かつ柑橘フルーティな、かつスパイシーな、かつ爽やかな……そんな香りやって、こりゃあ2回目の蒸留もバッチリやと、ワシゃあ確信したがやき。


……けんど、まっこと申し訳ございませんが、この2回目の蒸留分も、貯蔵熟成が必要なきに、出荷になるがは早うて4月末、遅うて5月末ばあになる予定やけんど、こちらも約1000本ばあしかないきに、既に入っちゅう予約分らあで、スッと完売になってしまう予定ながよ。


まっこと「朝ドラ」効果、恐るべしながやき!


この後の3回目以降の蒸留は、秋にならんとボタニカル原料が揃わいで、揃うがは9月ばあになるきに、貯蔵熟成期間を見て、出荷開始はおそらく10月中旬以降になる予定ながよ。


そのあたりからは、ある程度は安定的に出荷できるように、頑張ってボタニカル原料を集めちょきますきに、2回目蒸留分がもし入手できざった方は、まっこと申し訳ございませんけんど、そこまでちくとお待ちいただけましたら幸いながぜよ。


さて、話は変わるけんど、この日は、「心情描写家・玉地寿光さんが描く世界」っちゅうクラウドファンディングに、以前支援をさいていただいちょって、その返礼品が届いたがやき。
写真10 玉地さんのイラスト

https://camp-fire.jp/projects/view/525777


玉地さんたぁ、17年ばあ前に酒蔵の取材で司牡丹に来られたときが初対面ながよ。


そん時の玉地さんは、全国の酒蔵の歴史についちゃあ日本一詳しいといえるばあこぢゃんと詳しい、ジャーナリストやったがやき。


その後、大阪にて日本酒イベントを開催してくださったりしゆううちに、いつの間にか小説家になっちょってビックリし、さらにその後は酒蔵の社員になっちょってまたビックリと、とにかくマルチな才能にいっつも驚かされっぱなしの方ながよ。


そんな玉地さんが、イラストも描かれるっちゅうんは、この時初めて知ったがやけんど、このイラストがまた暖かみと味のある画風で、料理や食材のイラストらあて、思わず燗酒が飲みとうなってしまうがやき。


もともと、作家・ライターやった玉地さんは、これまでいろんな立場で、数えきれんばあたくさんの文章を書いてこられたようながやけんど、文章を書くときにいっつも大切にされちゅうがは、「文章の対象者(物)の心情や思いをしっかり伝えること」やっちゅうがよ。


ほんじゃき、文章に心情を投影する工夫は、ずっと続けてこられよって、「心情をしっかりと伝えたい」っちゅう想いが高じて、執筆した文章にイラストを添えるようになり、気がついたらたくさん描いちょったっちゅうがやき。


ほんじゃき、ご自身で「心情描写家」を名乗るようになったっちゅうがよ。


そんな玉地さんが、ご自身の貴重な一点物やオリジナルのイラストらあをリターンに、クラウドファンディングに挑戦されるっちゅうことで、ワシゃあ一も二ものう応援メッセージを書かいてもうて、支援もさいてもうちょったっちゅうわけながやき。
写真11 「ほてい」に飾る

さて、その返礼品は、江戸時代末期の180年ばあ前に建造された司牡丹の白壁の一号蔵を、イラストでお願いしちょったがよ。


ほいたら、ご覧のとおりの暖かみのある、素晴らしいイラストが送られてきたっちゅうわけながやき。






白壁蔵と煙突がそびえる空にゃあ、坂本龍馬さんをイメージした、龍を彷彿とさせる雲も描かれちょって、まっこと嬉しいかぎりながよ。
写真12 「ほてい」に飾る2

玉地さん、まっことありがとうございます!










ちなみにこのイラストは、「司牡丹・酒ギャラリー ほてい」に飾られちょりますきに、皆さん是非ご覧に来ていただきたいがぜよ!


















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2022年04月03日

幸せの言の葉<1575>

「教わって覚えたもんは浅いけんど、自分で苦しんで考えたこたぁ深いがぜよ。」(早川徳次)


戦前日本の実業家で、東京地下鉄道の創業者であり、日本に地下鉄を紹介し導入したことで、日本における「地下鉄の父」と言われる、早川徳次(1881〜1942)さんの言の葉ながやき。


学生時代の授業やろうが、社会人になってからの研修やろうがセミナーやろうが、その内容が身になるかどうかは、そこに臨む態度が「自分事」か「他人事」かで、大きゅう変わってくるっちゅうことながよ。


どっか「他人事」で、完全に受け身で教わったもんは何じゃち、結局浅い上っ面だっけのもんにしかならんがやき。


一方、たとえ他者から教わったとしたち、そこに「自分事」として自ら能動的に参加しちょりゃあ、自分の頭でしっかり考えもって教わるき、深い学びになるっちゅうことながよ。


教わったもんは浅うて自分で学んだもんは深いっちゅう意味やのうて、他者から教わろうが自力で学ぼうが、「自分事」として自分の頭をしっかり使うて考えたもんは、深いもんになるっちゅうことながやき。


いつまで経ったち身につかんっちゅうんは、そりゃあまだ「自分事」になってないっちゅうことであり、自分の頭をしっかり使うて考えてないっちゅうことながぜよ。


  
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2022年04月02日

幸せの言の葉<1574>

「おまさんの商品に、最大の不満を抱いちゅう顧客こそ、おまさんにとっちゃあ最高の学習源ぜよ。」(ビル・ゲイツ)


アメリカ合衆国の実業家で、かのマイクロソフト社の共同創業者であり元会長兼顧問、ビル・ゲイツ(1955〜)さんの言の葉ながやき。


いわゆるクレーマーは別として、おまさんの商いで扱いゆう商品やサービスに対して、いろいろ不満や問題点を伝えてくれるお客さんっちゅうんは、実は最高の学習源ながやき、こぢゃんと大切にせにゃあいかんがよ。


何でかっちゅうたら、まず第一に、ほとんどのお客さんはたとえ商品に不満を抱いたとしたち、それを伝えてくれることらあまずのうて、ただ無言で去るのみ……つまり、何ちゃあ言わんともう二度と買わんなるだけながやき。


それを、あえて伝えてくれるっちゅうことは、そこにゃあ愛があるっちゅうことやき、こぢゃんと有り難いことやと感謝せにゃあいかんがよ。


さらに第二に、お客さんの抱えちゅう不満や問題や悩みらあにこそ、実はイノベーションの種が潜んじゅうっちゅうことながやき。


今から数年前のことやけんど、当時スーパーで1杯あたり10〜20円ばあの価格でドリップコーヒーが売られよった時代に、ネスレ日本CEOの高岡さんはその5〜6倍もする価格の、1杯あたり60〜80円もするようなドリップコーヒーを新商品として発売したがやけんど、そこにゃあ勝算があったっちゅうがやき。


ひと昔前は、家族みんあで揃うて朝食にコーヒーを飲みよったけんど、近年は核家族化が進んで朝食も個別に食べることが増えたき、毎朝自分1人の1杯のコーヒーのためだっけにお湯を沸かすがは面倒やっちゅうて、思いはじめた人が増えてきちょったっちゅうがよ。


この「自分1人のためだっけにお湯を沸かすがは面倒」っちゅう、お客さんの抱えちゅう不満・問題に気づいて、それを解決するために新発売されたがが、カプセルを入れてボタンを押すだっけで美味しいドリップコーヒーが1杯分出てくるっちゅう、「ネスカフェ バリスタ」やったがやき。


今じゃあ当たり前やけんど、当時は画期的な新商品で、瞬く間に大ヒットとなったがよ。


つまり、お客さんにとってまだ解決してない問題や不満や悩みを見つけることが、自社にとってのイノベーションにつながり、しかもそんな不満や悩みを解決する商品を発売すりゃあ、相場の5倍の価格でやち売れるっちゅうことながやき。


そりゃあ、不満や問題を抱えちゅうお客さんが、チャンスの女神に見えてくるっちゅうもんながぜよ!


  
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2022年04月01日

「だわり屋」前社長夫妻来高で「十刻」で痛飲ぜよ!

3月22日(火)は、愛知県の酒販店「だわり屋」さんの鈴木前社長夫妻が来高されたっちゅうことで、司牡丹の担当営業の佐野くんと4人で、「いつものところ 十刻(ととき)」さんにて、懇親会を開催したがやき。
写真1 十刻 

鈴木さんは、大学卒業後、酒ディスカウントストアに13年間勤務してから、愛知県新城市の店舗を2008年に買い取り、「だわり屋」さんをスタートさいちゅうがよ。


その後、一部にディスカウントを残しもって、「日本名門酒会」にも加盟してお店を専門店化していき、「お酒のテーマパーク」をコンセプトに、毎日のように試飲会やイベントらあを開催し、奥三河でトップの売上を誇る酒販店にまで成長さいたがやき。


さらに2018年にゃあ、独創的で優れた経営成績を上げちゅう全国の食料品小売店らあを表彰する、「優良経営食料品小売店等表彰」で、最高賞の農林水産大臣賞を受賞しちゅうがよ。


そんな素晴らしいお店を創り上げた矢先の2019年12月、「やりきった」っちゅうことで、地元愛知の蔵元「蓬莱泉」の関谷醸造さんにお店を売却したっちゅうがやき。


ほんで、これまでお世話になった全国の蔵元さんに、夫婦2人で御礼の言葉を伝える旅に出るっちゅう計画やったところにコロナ禍が蔓延し、ほとんど旅に出れんまんまやって、高知に来るがも今になってしもうたっちゅうがよ。


わざわざご挨拶に来ていただけるたぁ、まっこと嬉しい限りで感謝感謝ながやけんど、あの素晴らしいお店を既に売却されちゅうっちゅうんは、まっこと残念じゃああるがやき。


さて、ワシゃあ予約時間の18時よりか15分ばあ前に「十刻」さんに到着したら、直ぐに佐野くんも到着し、その直ぐ後に鈴木さんご夫妻も到着されたがよ。


ちくと早めに入店さいてもうて、まずは生ビールで乾杯の練習をして、高知名物「ちくキュウ」と「アンチョビキャベツ」らあをいただいたがやき。
写真2 ちくキュウ写真3 アンチョビキャベツ












お次は当然日本酒で、まずは食中酒の最高峰「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)にて、正式な乾杯をしたがよ。
写真4 船中八策・槽搾り黒

さあ、そっから後は、本格的な土佐のうまいもんのオンパレード!









「のれそれのニンニクぬた掛け」「アジの刺身」「ウツボの唐揚げ」「ハガツオのタタキ」らあをいただきもって、「船中・黒」を酌み交わしゃあ、元々うまいお料理もお酒も、お互いを引き立て合うてさらに絶品になって、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、盛り上がりまくったがやき。
写真5 のれそれ葉ニンニクぬた写真6 アジの刺身












写真7 ウツボの唐揚げ写真8 ハガツオのタタキ













実は鈴木社長さんが「だわり屋」さんをスタートさいた最初の頃は、ディスカウントのクセがなかなか抜けいで、専門店化にゃあこぢゃんと苦労されたっちゅうがよ。


そんなときに、「日本名門酒会」の会報誌に隔月刊で同封されゆう、ワシが執筆の「司牡丹時報(ボタンタイムス)」から、こぢゃんと学ばせてもうたっちゅうがやき。


しかも、「ボタンタイムス」のバックナンバーまで全て取り寄せして、前号じっくり読み込んだっちゅうがやき、まっこと有り難いことやけんど、こりゃあ凄いことながよ。
写真9 ボタンタイムス

以来、「ボタンタイムス」の熱烈な愛読者になられ、お店づくりにもイベント開催らあにもこぢゃんと参考にさいてもうて、まっこと感謝しちゅうっちゅう鈴木さん、こちらこそまっこと光栄のいたり、ありがとうございますぜよ!


その後も、「司牡丹・なかま酒」(純米酒)や、大定番の「船中八策」(超辛口・純米酒)や、「司牡丹 花 純米」(純米酒)らあを次々と注文し、さらに飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、大盛り上がりに盛り上がったがやき。


さて、お店も売却され、この後何をするかはゆっくり考えたいっちゅう鈴木さんは、まだ49歳っちゅうがやき、前途は洋々ながよ。


これまでの実績に加え、いまだにこぢゃんと勉強熱心さも持っちゅう鈴木さんやったら、どんなビジネスをやったち、間違いのう成功するはずながやき。


鈴木さんご夫妻の輝かしい未来に、乾杯ぜよ!













土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社
  
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