老舗日本酒蔵元｢司牡丹｣社長が語る裏バナシblog　｢口は幸せのもと！｣

人間の口から入るのは「食べ物」と「飲み物」。口から出るのは「言葉」です。そして、「食べ物」と「飲み物」は身体の健康に、「言葉」は精神の健康に大きく影響を及ぼします。つまり、口から入るものと出るものをコントロールしていけば、幸せになれるということです。「口は災いのもと」というコトワザがありますが、実は「口は幸せのもと」なのです！当blogでは、土佐の高知の老舗日本酒蔵元である「司牡丹」の社長が、「食べ物」や「飲み物」、そして「言葉」を切り口に、幸せになる裏バナシを、日記風に語っていく、楽しいblogです。

2022年09月30日

ミツカン「すしラボ」の「新日本すし紀行」に「田舎寿司」や「船中八策」掲載ぜよ！

9月26日(月)、ミツカンさんの寿司情報サイト「すしラボ」の「新日本すし紀行」っちゅうコーナーに、「土佐の田舎寿司」についてが掲載され、そん中にワシの名前や、「船中八策」(超辛口・純米酒)や、土佐を代表するお座敷遊び「可杯(べくはい)」らあも掲載されちゅうき、是非たくさんの皆さんにご覧いただきたいがやき。

https://www.mizkan.co.jp/sushilab/kataru/kikou/k6.html

先月の8月3日(水)、ミツカンさんの方らあとともに、郷土寿司研究家・すしミュージアム名誉館長・愛知淑徳大学教授の日比野光敏先生が、土佐の高知に取材に来られちょって、そん時にワシとファーム・ベジコの長崎さんと2人で、「土佐料理司高知本店」さんにて、「寿司皿鉢」と「船中八策」(超辛口・純米酒)らあで「おきゃく」(土佐流宴会)を催し、「可杯」遊びらあもご紹介さいてもうて、こぢゃんと盛り上がったがよ。

ちなみに、こん時の様子についちゃあ、以下のワシのブログをご参照くださいや。

https://tsukasabotan.livedoor.blog/archives/51997250.html

こん時の「おきゃく」は、日比野先生が、これまで何度も高知県に来られちゅうに、一人旅ばっかしやきに、土佐の名物の「寿司皿鉢」も、土佐流宴席である「おきゃく」も、もちろん「可杯」遊びも体験したことがないき、是非これらあを体験したいっちゅう希望があったき、ワシらあでセッティングさいてもうたもんやったがやき。

ミツカンさんにとっても、日比野先生にとっても、メインは「田舎寿司」やき、まさか「船中八策」(超辛口・純米酒)や「可杯」まで、画像を掲載いただけるらあて思うてもなかったもんやき、まっこと嬉しいかぎりながよ。

日比野先生、そしてミツカンさん、まっことありがとうございますぜよ！

さて、「新日本すし紀行」の内容は、まず高知県の簡単な地図とともに、いきなり「可杯」の絵が掲載されちゅうがやき。
写真１　新日本すし紀行トップ

ほんで、日比野先生は、ワシらあ2人とともに、「おきゃく」文化の入り口を体験できたことや、その文化のトリコになってしもうて、二次会まで行き抜けたっちゅうことまで記載されちゅうがよ。

さらに、「寿司皿鉢」の画像とともに、「船中八策」(超辛口・純米酒)と「可杯」の画像も、掲載されちゅうがやき。
写真３　土佐の田舎ずし

続いては、「日曜市」や「木曜市」の紹介と、そこで販売されゆう「田舎寿司」パックも紹介されちゅうがよ。
写真５　木曜市と田舎寿司

お次は、津野町での田舎寿司作りの取材記事が、画像とともに詳しゅう掲載されちゅうがやき。

ほんで最後にオマケとして、チラリと土佐清水の「鯖の姿寿司」が掲載されちゅうがやけんど、こりゃあ次回は、土佐清水の「鯖の姿寿司」を取材に来ていただけるっちゅう前フリやろうと、ワシゃあ確信しちゅうがよ。
写真９　サバの姿寿司

日比野先生！また近いうちの取材にて、土佐の高知にお越しいただけますことを、手ぐすね引いてお待ちしちょりますぜよ！

土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック！
司牡丹酒造株式会社

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2022年09月29日

3年ぶりの開催！第13回「土佐酒蔵元・銘酒の宴」ぜよ！

9月25日(日)は、3年ぶりに第13回「土佐酒蔵元・銘酒の宴」が開催されたがやき。

この会は、土佐酒の有志蔵元(本年は10蔵元)が主催で、鬼田酒店さんらあが協力してくださり、毎年1回今頃の時期に開催されよったがやけんど、2019年に第12回を開催してからは、コロナ禍で中止となっちょったがよ。

また、今回の開催についちゃあ、急遽決定したもんやき時間もあんまりのうて、まだまだコロナ禍やっちゅうこともあり、昼間の開催で人数も200名様限定と、絞り込まいてもうちゅうがやき。
2022.9.29写真1 舞台

さて、ワシらあは昼食を済まいて、12時にゃあ会場の「城西館」さんに集合したがよ。

ほんで、ミーティングをして、各社の受付の準備や各社のブースの準備をしたがやき。
写真2 ミーティング

今回の司牡丹ブースは、まず隠し酒として「司牡丹・秘蔵酒」(全国新酒鑑評会金賞受賞酒1/2ブレンド・純米大吟醸原酒)、さらに「司牡丹・宇宙深海酒」(純米吟醸酒)に加え、「船中八策ひやおろし」(超辛口・純米原酒)、「司牡丹・花と恋して」(純米酒)、「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)、「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)っちゅう、充実のラインナップやったがよ。
写真3 司牡丹ブース

10蔵元のブースも準備万端整うて、13時半ばあからは、お客様が次々といらっしゃったがやき。

開会時間の14時にゃあ、会場は200名近いお客様で大入りとなったがよ。
写真8 お客様入場

ほんで、FM高知の谷本さんの司会で開会し、まずは各蔵元のブースにスポットが当たり、10蔵元の紹介があったがやき。
写真9 開会

「美丈夫」「土佐鶴」「安芸虎」「土佐しらぎく」「文佳人」「松翁」「酔鯨」「亀泉」「司牡丹」「無手無冠」の10蔵が、順番に紹介されたがよ。

続いては主催者挨拶で、有光酒造の有光社長さんから、ご挨拶があったがやき。
写真11 蔵元代表有光社長挨拶

お次は来賓挨拶で、東京からお越しいただいた、「はせがわ酒店」長谷川社長さんの来賓のご挨拶があり、引き続き乾杯のご発声があり、約200名が一斉に土佐酒で乾杯したがよ。
写真12 長谷川社長挨拶と乾杯

さあ、いよいよ大宴会のスタートながやき！

蔵元ブースにお客様が殺到し、司牡丹ブースにもガンガンお客様が殺到したがよ。

やっぱし何ちゅうたち人気やったがは、ここでしか飲めん「秘蔵酒」で、飲まれた皆さんは、「こりゃあ旨い！」っちゅうて、感激されちょったがやき。

お次の人気は、秋しか飲めん「船中八策・ひやおろし」で、「やっぱし船中は旨い！」っちゅう声が、何度も聞こえてきたがよ。

この晩の21時から全国のコミュニティFMで放送される、「SOUND OF OASIS ～COOL SAKE～」っちゅう番組に、長谷川社長さんが出演(事前収録)され、「司牡丹・土佐宇宙酒」(純米吟醸酒)をご紹介いただいちゅうっちゅうことで、その予告動画が14時半過ぎばあに、会場に流されたがやき。
写真13 COOL SAKE PR動画

続いては、ワシが高知県酒造組合理事長として登壇さいてもうて、パワーポイントをスクリーンに映写し、「なぜ今、土佐酒が一番面白いのか？～土佐の風土と土佐酒のSTORY～」っちゅうテーマにて、ちくと講演さいてもうたがよ。
写真14 竹村講演パワポ表紙

お次は、10蔵元のPRタイムながやき。
写真17 宴席風景

各蔵1名の方が壇上にて、自社のPRをするがよ。

会場全体がワイワイ状態で、皆さんも結構な酔っぱらいになっちょったき、蔵元の声もちくと聴こえにくかったがやき。

しかも、この時点で司牡丹ブースの「秘蔵酒」3本は既にカラになっちょって、二番人気の「船中ひやおろし」も残りわずかやったき、司牡丹のPRタイムじゃあ、ワシゃあ「よさこい節」の司牡丹バージョンを歌わいてもうたがよ。

「土佐で～　やるなら～
皿鉢に～カツオ～
司を～　つけて～
つかあさい～
よさこい～　よさこい～」

皆さんから、ヤンヤの拍手をいただいたがやき。

この歌に惹き付けられてか、司牡丹ブースにゃあこの後もお客様が引っ切りなしにお越しいただけ、「船中ひやおろし」もスッとカラになっちょったがよ。

お料理を残して、お酒ばっかし飲みまくりの方がおられたき、ちくとお料理の画像をここで撮らいてもうたがやき。
写真19 お料理

さて15時40分ばあからは、お楽しみ抽選会のスタートながよ。
写真20 抽選会

蔵元グッズや土佐酒が当たった方々は、狂喜乱舞の大悦びやったがやき。

こうして大盛り上がりのうちに、閉会時間の16時となり、「松翁」の松尾社長の中締めにて、大団円のお開きとなったがよ。
写真22 お開き

ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ！

さてこの後は、撤収作業を行うて、17時ばあからは、長谷川社長さんらあを囲んでの蔵元打ち上げ懇親会が、「草や」さんにて開催されたがやき。
写真23 草や

各社2本のお酒を持ち込みさいてもうて、20数名の皆さんが揃われて、ワシの発声にて乾杯し、打ち上げ懇親会がスタートしたがよ。

久々の盛り上がるイベントで一汗かいた後の土佐酒は、まっこと美味しゅうて、五臓六腑に沁みわたるっちゅうもんながやき。

ちなみにワシゃあ、「司牡丹・花と恋して」(純米酒)と、「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)を持ち込みさいてもうちょって、このどちらも食中酒に持って来いやき、「草や」さんのお料理がさらに美味しゅうなって、箸も杯も止まらんなってしまうがよ。
写真24 花と恋してとメジカ

「メジカ(ソウダガツオ)新子とリュウキュウのオイル煮・ブシュカン添え」、「四万十鶏むね甘酢餡」、「川エビ唐揚げ」、「四万十ポーク自家製ハム」、「水田農園じゃがいもチップス」、「むつフライ」、「カツオの漬け」、「安田川の鮎塩焼き胡瓜ソース」、「土佐あかうし醤油ソテー」、「玉子寿司」……どれもこれもこぢゃんと美味しいもんやき、皆さん飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、大盛り上がりに盛り上がりまくったがは、そりゃあ当然のことながやき。
写真26 カツオ漬け

こうして20時ばあまで盛り上がりまくって、みんなあ立派な酔っぱらいになって、お開きとなったがよ。
写真28 打ち上げ風景

長谷川社長ご一行様にゃあ、わざわざお越しいただき、まっことありがとうございました！

そして蔵元の皆さん、まっことお疲れ様でしたぜよ！

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司牡丹酒造株式会社

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2022年09月28日

「酒道黒金流」の第17回「入門者オンライン質疑応答会＆懇親会」ぜよ！

9月18日(日)は17時から、ワシが開祖を務めさいていただきゆう「酒道黒金流」の、第17回「入門者オンライン質疑応答会&懇親会」を開催さいてもうたがやき。

ちなみに「酒道黒金流」についちゃあ、詳しゅうは、下記の公式サイトをご覧くださいや。

●「酒道黒金流」: https://shudo-kurogane.jp

さて、この日もこれまで通り、17時から18時ばあまでが「オンライン質疑応答会」で、18時ばあから20時ばあまでが「オンライン懇親会」っちゅうザックリした予定で、Zoomを使うて開催されたがよ。

ちなみに今回は、恥ずかしながらワシゃあ完全に抜けてしもうちょって、入門者の皆さんからメールをいただいて初めて気がつき、あわてて17時過ぎにZoomを立ち上げたがやき。

ほいたら、京都のハクレイ酒造前社長の中西さん、兵庫の庄司さん、高知の山本さん、千葉の小堀さん、栃木のお取引先日本料理店「一蕾」の浅田さんっちゅう常連の5名の方々が既に待機されちょって、すっと入室され、ワシを含めて6名っちゅう人数で、質疑応答会がスタートしたがよ。
写真１　まずは６人でスタート

皆さん、お待たせしてしもうて、まっこと申し訳ございませんでしたぜよ！

ほんで、ちくと四方山話をしよったら、常連の愛知の吉田さんも入室されたがやき。

7名にて、いろんな話題らあで盛り上がったがよ。
写真２　７人で質疑応答会

ぼっちり高知は台風の真っ只中で、雨戸がガタガタとうるさい中、台風の話題らあもいろいろ出たがやき。

また、庄司さんから、酒米の稲刈りらあの話題も出されたがよ。

庄司さんは株式会社みたて(https://mitate.kyoto/ )っちゅう、日本を旅する旅行者らあにテーラーメイドでユニークな体験プログラムを提供する、京都府登録のランドオペレーターであり、さらに「酒が美味しゅうなる旅、旅が楽しゅうなる酒。」をテーマに、約1年かけて日本酒ができていくプロセスを楽しむ体験を提供する「朔」(https://new-moon.club/ )っちゅうサイトも運営されゆう方ながやき。

酒米についちゃあ、晩稲が多うて、山田錦らあも9月末～10月頭が稲刈りやき、この頃の台風がまっこと怖いがよ。

その後も、いろんな話題で盛り上がりまくりゆううちに、アッちゅう間に18時になっちょったがやき。

これにて「質疑応答会」は終了し、ちくと休憩タイムを取ってお酒やおツマミらあを用意してもうて、引き続き「オンライン懇親会」がスタートしたがよ。

今回は、ワシゃあ完全に予定が抜けてしもうちょったき、何ちゃあ用意してのうて、かろうじて冷蔵庫にあった「司牡丹花純米」と、おつまみは乾きものだっけやき、ちくと寂しいもんながやき。
写真3 花純米と乾きもの

「一蕾」さんの浅田さんの奥さんも、いつものようにこっから参加してくださったがよ。

いっつも、ありがとうございます！

さて、高知の山本さんが別件があるっちゅうことで、これにて退室されたがやけんど、台風真っ只中の土佐湾の様子をちくと中継してくださり、大荒れの海に皆さんビックリやったがやき。
写真４　山本さん荒れた海中継

ほんで、それぞれが用意したお酒を注いで、みんなあで乾杯ながよ。

吉田さんがちくとまだやったけんど、まずは他の5名にて乾杯したがやき。
写真５　５人で乾杯

ちくと遅れて、吉田さんが戻んてきて、再度みんなあで乾杯したがよ。
写真６　６人で乾杯

さあ、そっから後は、ワシも皆さんも、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、大盛り上がりになったがやき。

まあ、ワシの「食べて」は、今回はちくと寂しいもんやったけんど……

このあたりで庄司さんから、「酒と旅は相性がえい」っちゅうネタが出され、「酒旅じゃらん」の記事を共有してくださったがよ。
写真７　酒と旅　共有

この記事によりゃあ、「旅先で飲みたいお酒」は、何と62.2%っちゅう圧倒的1位が日本酒やっちゅう結果ながやき。

つまり、国内旅行と日本酒は、圧倒的に相性がえいっちゅうことながよ！

庄司さん、こぢゃんと嬉しい情報を、まっことありがとうございましたぜよ！

また、珍味好きの小堀さんから、今回も「チーズがっこ」っちゅう珍味のご紹介があったがやき。
写真８　チーズがっこ！

秋田のいぶりがっこで、チーズを挟んだっちゅう珍味で、そりゃあ確かに旨いはずながよ。

ちくと、珍味話しらあで盛り上がったがやき。

ほんで、いつものように庄司さんは、19時過ぎにゃあ別件があるっちゅうて、退出されたがよ。
写真９　庄司さん退出

庄司さん、いっつもいろんなネタをご提供いただき、ありがとうございます！

またナンボやち、質問や提案らあを持ってきてくださいや！

5人になってからは、盛り上がりゆううちに、どっからの経緯か忘れたけんど、いつの間にか幽霊バナシになっちょって、皆さんそれぞれの心霊体験やらそれに近い不思議体験らあの話題で、こぢゃんと盛り上がったがやき。
写真１０　５人で盛り上がる

そんな真っ最中に、Zoomの画面が固まったり、ちくと電波が乱れたりしたもんやき、こりゃ幽霊が悪さをしゆうっちゅうて、さらに盛り上がったがよ。

まっこと、酔っぱらいっちゅうんは、無敵の恐いもんなしながやき！

こうして大盛り上がりのうちにアッちゅう間に時間が過ぎて、予定終了時間オーバーの20時半過ぎにゃあ、第17回目の「オンライン懇親会」はお開きとさいてもうたがよ。
写真１１　お開き

ご参加いただきました「酒道黒金流」入門者の皆さん、まっことありがとうございました！

また来月も、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ！

土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック！
司牡丹酒造株式会社

Posted by tsukasabotan at 09:42 │Comments(0)

2022年09月27日

「なぜ今、土佐酒が一番面白いのか？~土佐の風土と土佐酒の STORY~」ぜよ！

今回は、ワシが創始して立ち上げさいてもうた、日本酒を媒介とした「もうひとつの道」、「酒道黒金流」ホームページ(https://shudo-kurogane.jp )の「門前編其の弐」に、新しいコンテンツとして「なぜ今、土佐酒が一番面白いのか？~土佐の風土と土佐酒のSTORY~」を、先日の9月23日にアップさいていただきましたきに、動画も文章も無料で観ることができますき、是非たくさんの皆さんにご覧いただきたいがよ。写真１　酒道黒金流サイトトップ

今回の内容は、ワシが理事長を務めさいていただきゆう高知県酒造組合について、土佐の風土をベースとした土佐酒の STORY についてをメインに、語らせていただいちゅうがやき。

イントロは、かつて「門前編其の弍」の第5回目に語らいていただいた「日本の原風景がここにある!土佐の高知の風土・食文化・酒文化」の内容と一部重なるけんど、あらためて簡略化してご紹介さいていただき、中盤あたりからは「なぜ今、土佐酒が一番面白いのか？」に答えるカタチで、「土佐酒の STORY」を伝えさいていただいちゅうがよ。

https://shudo-kurogane.jp/shudo/gate02/gate02_19.html
写真２　門前編其の弐

【土佐の風土の STORY~鮮度抜群の山・川・海の幸に日本一恵まれた高知県~】

土佐の高知の風土は、日本の 47 都道府県の中でも群を抜いて独特ながやき。

まず、森林面積比率が 84%で、こりゃあ日本一高い比率ながよ。

さらに降水量も多うて日照時間も長い、つまり雨が降るときゃあドカッと降り、晴れるときゃあカラリと晴れるっちゅうことながやき。

ほいたら、必然的に山の幸がこぢゃんと豊富っちゅうことになるがよ。
写真４　「なぜ今、土佐酒が一番面白いのか？」

春にゃあイタドリ、夏にゃあリュウキュウ、秋にゃあ柚子、冬にゃあ葉ニンニクっちゅう具合に、こぢゃんと豊かな山の食文化があるがやき！

続いて、この森林面積比率日本一と降水量の多さから、必然的に清流が豊富になるがよ。

連年のように水質ランキング日本一を獲得しゆう奇跡の清流「仁淀川」や、日本最後の清流として名高い「四万十川」を筆頭に、「物部川」「吉野川」「奈半利川」などなど、まさに清流大国といえるがやき。

そこに日照時間の長さも加わりゃあ、必然的に川の幸もこぢゃんと豊富っちゅうことになるがよ。

春にゃあ川エビ、夏にゃあ鮎、秋にゃあツガニ(モクズガニ)、冬にゃあ川ノリ(スジアオノリとアオサノリ)っちゅう具合に、こぢゃんと豊かな川の食文化があるがやき！

次に、地図でご覧いただきゃあ一目瞭然、高知県はこぢゃんと長い海岸線を持っちょって、足摺岬の臼碆(うすばえ)は黒潮の本流が海岸に直接ぶつかる日本でただひっとつの場所やと言われちゅうがよ。

さらに大月町柏島周辺海域は魚種が 1,000 種類を超え、魚種の豊富さは日本一と言われよって、世界中からダイバーが集まるダイバーの聖地となっちゅうがやき。

つまり高知県は、海の幸も日本一豊富やと言うたち過言やないっちゅうことながよ。

春にゃあドロメ、夏にゃあ初鰹、秋にゃあサバ、冬にゃあウツボっちゅう具合に、こぢゃんと豊かな海の食文化があるがやき！

【土佐の風土のSTORY~さらに独特の豊かな食文化~】

さらに高知県は、旅行雑誌「じゃらん」の宿泊旅行調査の「地元ならではのおいしい食べ物が多かった」部門にて、過去 13 年間(2007~2019)で 1 位を 7 回、2 位を 4 回獲得しちょって、この部門においちゃあトップの成績を収めちゅうばあやき、さらに豊かで独特の食文化が、他にもまだまだ存在しちゅうがよ。

園芸王国と呼ばれる高知県は、トマト、ナス、ピーマン、茗荷、生姜、文旦、小夏、新高梨、メロン、茶......らあの作物がこぢゃんと栽培されゆうがやき。

また、魚の干物も豊富な種類が存在しちゅうし、鰹節らあの出汁文化もしっかり根付いちゅうがよ。

さらに、ヘルシーな赤身肉が絶品の土佐あかうしや、脂身がジューシーな四万十米豚や、土佐ジローや土佐はちきん地鶏らあの地鶏も豊富ながやき。
写真５　「なぜ今、土佐酒が一番面白いのか？」文章

ちなみに日本鶏の原産品種が高知県にゃあ8種類存在しちょって、この品種数は日本一ながよ。

さらに、他県にゃあまったく存在せん独特の食文化として、土佐の酢みかん文化が存在しちゅうがも特筆すべきながやき。

柚子、ブシュカン、直七、ダイダイ......食用にするミカンやのうて、搾りかけて使うこれらあ香酸柑橘(こうさんかんきつ)類のことを、土佐の高知じゃあ総称して「酢みかん」と呼ぶがよ。

夏の冷奴にゃあ青柚子の皮を刻んで、晩夏から初秋が旬のメジカ(宗田鰹)の新子にゃあブシュカンを搾って、秋の戻り鰹の刺身にゃあタップリの直七果汁を、冬の鍋物にゃあ黄柚子を搾って......さらに、かの坂本龍馬さんは「サバの刺身にダイダイの酢をかけたのが大の好物」(「海援隊遺文」山田一郎著)やったと言われちゅうがやき。

他県にも、徳島のスダチ、大分のカボスらあがあるけんど、季節や食材によって、このように様々な「酢みかん」を使い分けるっちゅう豊かな食文化は、他のどこっちゃあにない、土佐の高知だっけの大きな特徴ながよ。

さらにさらに、この酢みかん文化によって、これまた高知県独特の郷土寿司文化が育まれちゅうがやき。

酢飯に柚子酢を使うた野菜寿司、「土佐田舎寿司」を筆頭に、「土佐の高知は何じゃち寿司にする!」っちゅうて言われるばあ多様な郷土寿司文化が、県内各地に今も根付いちょって、郷土寿司研究家の方から「郷土寿司大国」と呼ばれるばあバラエティ豊富な郷土寿司が足るばあ存在しちゅうがよ。

ほんで......そんな食を引き立てる、日本一うまい辛口酒として名をはせる土佐酒の存在が、土佐の高知の食文化にゃあ絶対に欠かせんがやき。

加えて、輝く太陽のようにカラリと明るう人なつっこうて、人を楽しませるがが大好きな県民性を持つ、土佐人の存在も間違いのう欠かせんがよ。

さらに加えて、土佐の高知独特の「なかま文化」をベースとした独特の楽しい「おきゃく(土佐流宴席)文化」の存在も絶対に欠かすことはできんがやき。

ちなみに「なかま」っちゅう言葉は標準語では同志っちゅうような意味やけんど、土佐弁にゃあもう1つの意味があり、「なかまにする」っちゅう素敵な言葉があるがよ。

たとえば 2 人の兄弟に 1 つの玩具が与えられた場合らあに、「この玩具、なかまにしょうね」っちゅうふうに使うがやき。

つまり、シェア、共有、共同利用らあの意味ながよ。

土佐の高知の田舎じゃあ今やち、お隣との境界の塀らあを作る場合、半額ずつ出し合うて共有する、つまり「なかまにする」っちゅう分かち合いの文化があるがやき。

「献杯」「返杯」も杯を「なかまにする」っちゅうことやし、「皿鉢料理」もまさに料理をシェアし「なかまにしちゅう」わけやし、土佐人が宴席であちこち移動するがも席を「なかまにしちゅう」がよ。

つまり、土佐の高知の最大のウリをキャッチコピーにすりゃあ、「食が美味しい！酒が旨い！人が明るい！そして世界一宴が楽しい酒国土佐！」っちゅうことになるがぜよ！

【土佐酒の STORY➀~風土と密接な辛口酒が頑としてベースに存在！~】

さてこっからは、「なぜ今、土佐酒が一番面白いのか？」に答えるカタチで、「土佐酒のSTORY」を伝えさいていただくがやき。

その答えの第一番目は、「風土・地域性・食文化と密接につながった辛口酒が頑としてベースにある！」っちゅうことながよ。

近年、グルコース濃度のこぢゃんと高い甘い酒が、賞を獲得しやすいっちゅうことや若者に人気やっちゅうことから、全国の蔵元がこぞってそういう酒を造りはじめ、これにより全国の日本酒が、風土や地域性や食文化からドンドン離れていきゆうがやき。

けんど土佐酒は、土佐ならではの風土・地域性・食文化と密接につながった骨太な辛口酒が、頑としてベースに存在しちゅうがよ。

「平成 25~令和元年度全国国税局実施市販酒類調査結果」を見りゃあ、まず「甘辛度」(順位:辛い)においちゃあ、「普通酒」「本醸造酒」「純米酒」「吟醸酒」の全ての酒質タイプで、高知県は連年のように1位や2位らあの上位を占めちゅうがやき。

つまり土佐酒は、全ての酒質タイプにおいて、全国一辛口やっちゅうことながよ。

次に「酸度」(順位:高い)においちゃあ、特に「普通酒」と「吟醸酒」で常に上位に位置しちゅうがやき。

つまり土佐酒は、全国有数の酸度が高めの酒質やっちゅうことながよ。

続いて「アミノ酸度」(順位:低い)においちゃあ、またまた「普通酒」「本醸造酒」「純米酒」「吟醸酒」の全ての酒質タイプで、高知県は連年のように1位や2位らあの上位を占めちゅうがやき。

つまり、土佐酒は雑味が少のうて(＝アミノ酸度が低い)後口がキレイな酒質やっちゅうことながよ。

まとめりゃあ、「土佐酒は、全国一辛口で、酸がしっかりあって飲みごたえがあり、雑味が少のうて後口がキレイな酒質」っちゅうことになるわけながやき。

ほんで、このような酒質こそが、土佐ならではの風土・地域性・食文化と密接につながった酒質ながぜよ！

【土佐酒の STORY➁~真逆の超甘口酒も発売され大人気！~】

けんど土佐酒は、何ちゃあ昔ながらの辛口酒ばっかしを、頑なに造り続けてゆうだっけやないがよ。

しっかりと流行りの酒質も押さえちゅうがやき。

「なぜ今、土佐酒が一番面白いのか？」、その答えの第二番目は、「辛口たぁ真逆の酒質の超甘口酒も各社から発売されちょって、いずれも大人気！」っちゅうことながよ。

高知酵母にゃあ「CEL-24」っちゅう、こぢゃんと高いカプロン酸エチル(リンゴ様の香り)を造り出す酵母があり、この酵母は発酵力が弱いきに、超甘口の酒質となり、結果としてグルコース濃度の高い、一口飲んだだっけで「うまい！」と分かる、今流行りの酒質となるがやき。

最も有名な商品「亀泉 CEL-24」は、今やこの分野の草分けとして大人気を博しちゅうがよ。

ほんで近年、土佐酒蔵元各社から「CEL-24」を使用しちゅう商品が、続々と新発売され、いずれも大人気となっちゅうがやき。

令和3酒造年度現在じゃあ、「亀泉」「久礼」「桂月」「美丈夫」「豊能梅」「安芸虎」「瀧嵐」、そして「司牡丹」からも発売され、「CEL-24」商品は土佐酒蔵元8社から発売されちゅうがよ。

【土佐酒のSTORY➂~豊富な高知酵母と県産米を駆使し個性が豊か！】

「なぜ今、土佐酒が一番面白いのか？」、その答えの第三番目は、「バラエティに富む高知酵母と高知県産米等を駆使し、18蔵ならではの個性が豊か！」っちゅうことながやき。

高知県工業技術センターじゃあ、平成3年から高知酵母を開発し始め、その種類の豊富さは他県と比べて群を抜いて多いがよ。

リンゴ様の香りを出す「カプエチ系」、バナナ様の香りを出す「サクイソ系」、この両者を合わせたパイナップル様の香りを出す「サクカプ系」、ナチュラルな香りを出す「クマモト系」等、様々なタイプが存在しちゅうがやき。

また高知県農業技術センターも、酒米の開発に力を入れゆうがよ。

平成8年開発の酒造適性米「土佐錦」を手始めに、平成10年にゃあ酒造好適米「吟の夢」が、平成13年にゃあ酒造好適米「風鳴子」が、ほんで平成31年にゃあ酒造好適米「土佐麗」が開発されちゅうがやき。

ほんで、これらあの酵母と酒米の組み合わせにより、18蔵各社から個性豊かな土佐酒が続々と誕生しゆうがよ。

ちなみに各社の酵母のタイプ別使用割合を見りゃあ、「カプエチ系」が多い蔵、「サクイソ系」が多い蔵、「サクカプ系」が多い蔵、「クマモト系」が多い蔵っちゅう具合に、各社の好みがハッキリ出ちょって、似たような使用割合を示す蔵は全くないばあ、各社の多様性が花開いちゅうがやき。

【土佐酒の STORY➃~分析結果等を共有し全体のレベルの高さ日本一！~】

「なぜ今、土佐酒が一番面白いのか？」、その答えの第四番目は、「分析結果等を共有し、全体のレベルの高さ日本一！入賞率・金賞率日本一！」っちゅうことながよ。
写真６「なぜ今、土佐酒が一番面白いのか？」動画

高知県工業技術センターは、各蔵1社1社じゃあなかなかできんような、高度な成分分析らあを担うちゅうがやき。

高知酵母の配布、原料米の分析、麹の分析、モロミの分析......等々ながよ。

ほんでさらに、18蔵全ての分析データを18蔵全てにフィードバックし、造りの情報を全蔵で共有しちゅうがやき。

ここまで実施しゆう県は他にゃあのうて、このやり方は業界じゃあ「高知方式」と呼ばれゆうほどながよ。

ほんで、このやり方が、全体のレベルアップを生み出しちゅうがやき。

令和3酒造年度の「全国新酒鑑評会」において、高知県酒造組合は入賞比率、金賞受賞比率ともに日本一を獲得するっちゅう快挙を成し遂げたがよ！

これまでも、入賞率・金賞率ともに高知県は常に上位に位置しちょって、過去に金賞率日本一は経験があったけんど、入賞率と金賞率ともに日本一っちゅうんは初めてのことやったがやき。

こりゃあつまり、県全体の日本酒のレベルの高さが日本一じゃっちゅうことの証明やともいえるがぜよ！

お次の、【土佐酒のSTORY➄~産官学が連携し常にブラッシュアップ！~】じゃあ、産官学連携組織「土佐酒振興プラットフォーム」(竹村昭彦会長)を設立し、酒米の品質も、土佐酒の未来品質も約束されちゅうっちゅう点が紹介されちゅうがよ。

続いての、【土佐酒のSTORY➅~土佐酒として一丸となったブランドコンセプトが明確！~】じゃあ、土佐酒ブランドコンセプト「TOSA NAKAMA SAKE」が策定されちゅう点が紹介されちゅうがやき。

この後も、【土佐酒のSTORY➆】じゃあ、世界初のユニークな日本酒、「宇宙酒」「深海酒」「宇宙深海酒」が存在しちゅう点が挙げられ、【土佐酒の STORY➇】じゃあ、「なかま」を広げるツール「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp/ )が存在しちゅう点が紹介され、【土佐酒の STORY➈】じゃあ、園芸王国・土佐ならではのリキュールも日本一っちゅうてえいばあバラエティ豊富やっちゅう点が挙げられ、【土佐酒のSTORY⑩】じゃあ、あちらこちらからも応援者が続出しよって、天も土佐酒を応援してくれゆうっちゅう点が、詳しゅう紹介されちゅうがよ。

ほんで、ラストの【土佐の高知がサン・セバスチャンを超える日！】じゃあ、そう遠うない未来に、世界一の美食の街として世界中から観光客を集めゆうスペインのサン・セバスチャンを、土佐の高知が超える日がやってくるっちゅうて、本気で確信しちゅうっちゅうて、締め括らいてもうちゅうがやき。

こんな内容について、まっと詳しゅう知りたい方は下記をクリックし、YouTube動画やPDF原稿を、是非ご覧いただきたいがぜよ。

https://shudo-kurogane.jp/shudo/gate02/gate02_19.html

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司牡丹酒造株式会社

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2022年09月26日

【拡散希望！】10月1日「土佐酒で乾杯！」＜2022＞オンライン参加者＜無料！＞急募ぜよ！

今月初めにも告知さいてもうた、令和4年10月1日(土)日本酒の日に開催の、「土佐酒で乾杯！リアル&オンラインでNAKAMAぜよ！」＜2022＞イベントは、有料のリアル会場の方はほぼ満席(残席10席以下)に近いがやけんど、オンラインの方が、何と【無料！！】やに、まだ結構空きがあるっちゅうことやき、あらためて緊急募集さいていただきますぜよ！

毎年この日は「全国一斉日本酒で乾杯！」イベントが全国各地で開催されよって、高知県酒造組合でも「土佐酒で乾杯！NAKAMAぜよ！」イベントを毎年開催してきたがやき。

ところが一昨年と昨年はコロナ禍の関係で、各地の「全国一斉日本酒で乾杯！」イベントも大半が中止やオンライン開催となり、高知県酒造組合でも「土佐酒アドバイザーアソシエーション」の皆さんのお力をお借りして、リアル&オンラインの複合イベントを開催したがやけんど、結局今年も同様にリアル&オンラインの複合イベントを開催することになったがよ。

会場への参加者は、ソーシャルディスタンスをとって、先着100名様に限定さいてもうて、その他の方々はオンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )にてオンラインでの参加を募集(先着38名様)し、開催することになったがやき。

ちなみにここに掲載さいていただいちゅう画像は、昨年の10月1日に開催されたイベントの画像ながよ。
写真20 酔うちゅう部で盛り上がる

さて、オンライン参加の内容は、開催時間は18時半開宴で19時一斉乾杯、20時終了予定で、何と！会費は無料！ただし、土佐酒を用意しての参加が条件で、かつ予約の申し込みが必要ながやき。

オンライン酒場「酔うちゅう部」にてのクローズでのオンライン飲み会やき、1室20名様が上限で、2室を設定する予定ながよ。

各室1名は土佐酒蔵元が入るき、ちゅうことは19×2=38名様限定っちゅうことになるがやき。

リアル会場におる土佐酒蔵元が順番に交替で入るき、19名で蔵元を独占して語り合いもって飲むことができるっちゅうことながよ！

高知県外在住の方にとっちゃあ、今年の「全国新酒鑑評会」で金賞率＆入賞率日本一を獲得し、全体のレベルの高さ日本一を証明したっちゅう土佐酒蔵元らあと次々に、自宅に居ながらにして語り合いもって飲むことができるらあて、こんな凄い機会らあ滅多にないことながやき！

さらに、土佐酒が当たるお楽しみ抽選会にも参加できる(当選者にゃあ後日送付)し、19時にゃあリアル会場や全国らあと連動して一斉乾杯にも参加できるっちゅうがやき、これで参加費無料っちゅうんは、こりゃあ参加せんかったら間違いのう後悔するがぜよ！

尚、オンライン参加の場合は先着38名様にて締め切りで、現在10数名のお申し込みがあるき、あと20名ちょいばあで満席になるきに、ご希望の方は今すぐ！下記のお申し込み先の高知県酒造組合までお申し込みくださいや！

ちなみに今年のリアル会場は、これまで同様「ザクラウンパレス新阪急高知」さんで、開催時間はオンライン同様18時半開宴で19時一斉乾杯、20時終了予定となっちゅうがよ。

内容は、立食スタイル(着席スタイルに変更の可能性あり！)で、高知県酒造組合18蔵元の土佐酒(および焼酎・リキュール)が何と！50種類以上を蔵元の説明を聞きもって堪能できて、お料理はコロナ禍の関係でお1人様ずつの弁当になるけんど、これが「日本料理七福」さんの豪華な「特製二段弁当」やっちゅうき、会費の4000円は格安やといえるがやき！

まずは、土佐酒を特製二段弁当と共にタップリご堪能いただき、土佐酒蔵元らあと語り合いもって楽しんでいただけるがよ。

その後は、全国の皆さんとつながって、19時に「全国一斉日本酒で乾杯！」をして、こぢゃんと盛り上がる予定ながやき。

さらに、今年も含め3年連続で中止となってしもうた「土佐はし拳全日本選手権大会」やけんど、このコロナ禍で継承が風前の灯火となっちゅう、「土佐のおきゃく文化」を代表する「土佐はし拳」の進化を促す新時代の姿を、若き「はし拳大会」優勝チームの方々らあに、会場にて披露もしていただくっちゅう、楽しいアトラクションらあも予定しちゅうがよ！

また後半にゃあ、土佐酒らあが当たるお楽しみ抽選会もあるがやき！

なお、リアル会場は先着100名様限定で、既に残席は10名以下となっちゅうきに、リアルにてご参加ご希望の方は下記のお申し込み先の高知県酒造組合まで、へんしもお申し込みくださいや！

さあ！10月1日の日本酒の日は、リアルで、またはオンラインで、みんなあで「なかま」になって、一斉に土佐酒で乾杯ぜよ！

【土佐酒で乾杯！リアル&オンラインでNAKAMAぜよ！～全国一斉日本酒で乾杯！in 高知<2022>～】

【日時】令和4年10月1日(土) 18時受付 18時半開宴 19時一斉乾杯 20時終了予定

【場所】①リアル会場:ザクラウンパレス新阪急高知(高知市本町4-2-50 TEL:088-873-1111)
②オンライン会場:オンライン酒場「酔うちゅう部」クローズ飲み会(https://youtu-bu.jp )

【定員】①先着100様限定 ②先着38名様限定

【会費】①4000円 (要予約。) ②無料(ただし土佐酒を用意しての参加が条件。要予約。)

【内容】
①高知県酒造組合18蔵元の土佐酒(および焼酎・リキュール等)50種類以上を、蔵元の説明を聞きながら堪能できます。尚、コロナ禍の関係で料理はお1人様ずつの「特製二段弁当」(日本料理七福)になります。立食形式(着席に変更の可能性あり)。お楽しみ抽選会あり。
②オンライン酒場「酔うちゅう部」において、クローズでのオンライン飲み会となります。土佐酒を用意しての参加が条件となります。尚、「酔うちゅう部」は1室20名様が上限で、2室を設定する予定です。そのうち各室1名は土佐酒蔵元が入りますので、19名×2室=38名様限定となります。土佐酒蔵元が順番に交替で入りますので、19名で蔵元を独占して語り合うことができます。お楽しみ抽選会あり(当選者に後日送付)。

【申込方法】①②とも、高知県酒造組合(高知市廿代町15番1号 TEL:088-823-3558 FAX:088-823-3559 E-mail:sakagura@io.ocn.ne.jp )に予約申し込みをお願いします(お名前・参加人数・ご連絡先)。
※①のリアル会場にお申し込みいただいた方は、ご入金(現金or振込)確認をもって申込確定とさせていただきます。お振込の場合は、ご予約時に振込先をお知らせいたします。
※②のオンライン会場にお申し込みいただいた方には後日、参加に必要なURLと「合い言葉」を連絡させていただきますので、必ずメールアドレスをお知らせください。

【申込締切】令和4年9月28日(水)※ただし満席になった時点で締切日前でも申込締切となります。

【主催】高知県酒造組合
【協力】土佐酒アドバイザーアソシエーション

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Posted by tsukasabotan at 10:16 │Comments(0)

2022年09月25日

幸せの言の葉＜1633＞

「やり直しのきかん人生やけんど見直すこたぁできるぜよ。」(金子大栄)

明治～昭和期に活躍した浄土真宗大谷派僧侶で、仏教思想家、金子大栄(1881～1976)さんの言の葉ながやき。

人生は一度っきりで、過去に戻ってやり直すっちゅうんは不可能やき、やり直しはきかんっちゅうこたぁ、子供やち分かっちゅうことながよ。

けんど、確かにやり直しはきかんがやけんど、見直すこたぁできるっちゅうことを、意外にも大人やち分かっちゃあせんがやき。

つまり、過去の失敗をやり直すこたぁできいじゃち、その過去の失敗っちゅう体験を見直し、そこから新たな何かを掴み取ることができりゃあ、必ずそりゃあ次の機会に生かすことができるがよ。

たとえ何度も何度も連続して失敗したとしたち、それらあ数々の失敗のすべてをしっかり見直して、すべての失敗から新たな何かを掴み取ることができりゃあ、必ずいつしか成功に結びつくもんながやき。

ほんじゃき、失敗したら潔うあきらめて、すっかり忘れてしまうっちゅうんやのうて、とにかくまずは見直すことながよ。

失敗は見直すことで、必ず何らかのもんは、掴み取ることができるがやき。

そうやって、チビッとずつやち何かを掴み取り続けよりゃあ、やり直しはきかん人生やけんど、確実に未来は変えることができるがよ。

ほんで、その変わった未来に至ったとき、そっから過去の数々の失敗らあを眺めてみりゃあ、過去の失敗っちゅう事実は変わらんけんど、その失敗の意味は変わっちゅうっちゅうことに気づくがぜよ！

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2022年09月24日

幸せの言の葉＜1632＞

「創造は過去と現在とを材料としもって新しい未来を発明する能力ながやき。」(与謝野晶子)

雑誌「明星」に短歌を発表し、ロマン主義文学の中心的人物となった歌人・作家・思想家、与謝野晶子(1878～1942)さんの言の葉ながよ。

本来、あらゆる分野におよぶ「創造」っちゅう行為を、こればあ見事に言い表しちゅう言葉は、なかなかないがやき。

つまり、自分が過去に体験したことや学んだこと、現在体験しゆうことや学びゆうことらあを材料にして、それらあをいろいろに組み合わせることで、新しい未来を発明するっちゅう能力が「創造」やと、かの与謝野晶子さんは語っちゅうがよ。

創造っちゅうたら、何かまったく新しいもんを創り出すみたいなイメージで誤解しちゅう人が少のうないけんど、まったく新しいもんらあて、歴史に名を残しちゅうような偉人らあやち、実は誰っちゃあ創り出しちゃあせんがやき。

これまで人間が創り出してきたもんはすべて、自分が過去に体験したことや学んだこと、現在体験しゆうことや学びゆうことらあを材料にして、それらあをいろいろに組み合わせることで創り出されてきたもんながよ。

一見、まったく新しいもんに見えたとしたち、実はすべてがそうやって創り出されてきちゅうがやき。

つまり、「まったく新しい」もんがあるとすりゃあ、そりゃあ実際に発明されたモノやコトやのうて、未来ながよ！

過去と現在を材料にして発明された新しいモノやコトによって、まったく新しい未来が発明されるんやっちゅうことながぜよ！

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2022年09月23日

「ファイナンス稲門会・日本酒支部会」で司牡丹の会ぜよ！

9月16日(金)は、東京3日目で、昼間は宿泊ホテルにて事務処理や原稿執筆らあをして、その晩は「ファイナンス稲門会・日本酒支部」の「司牡丹の会」が開催されたがやき。

「ファイナンス稲門会」たぁ、ファイナンス分野の早稲田大学のOB・OG会で、非営利の任意団体ながよ。

3ヶ月ばあ前の6月12日に、「リーガロイヤルホテル東京」にて、「日本酒文化を楽しむ会・10周年記念」イベントが開催され、ワシも出席さいてもうたがやき。

そん時に会場にてお会いし、名刺交換さいてもうた方が、株式会社ボグダンの宮崎善輝社長さんやったがよ。

宮崎社長さんは、「ファイナンス稲門会」に所属されちょって、「日本酒文化を楽しむ会」主宰の杉原英二さんと共催して、過去に「美酒早慶戦」らあを開催されたっちゅうがやき。

宮崎社長さんの仕事自体は、DXコンサルティングや上場企業やベンチャー企業らあの支援らあやけんど、日本酒領域のビジネス開発にもチャレンジされゆうっちゅうがよ。

そんな宮崎社長さんから、「ファイナンス稲門会・日本酒支部」の「日本酒会」に、是非出席していただきたいっちゅう依頼があり、引き受けさいてもうたっちゅう経緯ながやき。

ところが、開催直前になって、宮崎社長さんがコロナの濃厚接触者になってしもうて、当日参加ができんなってしもうたっちゅう連絡が！

イベント自体の企画者がおらんっちゅう日本酒会は、さすがに初めてで、ちくと心配やったけんど、このコロナ禍じゃあ誰にやち起こり得ることやし、ワシも日本酒会についちゃあもはや百戦錬磨やきご心配なくっちゅうて宮崎社長さんにゃあお伝えしたがよ。

さて、会場の「むすべや日本橋まどか」は、人形町駅から徒歩5～6分ばあの場所にある、古民家風のレンタルスペースやったがやき。
写真1 むすべや日本橋まどか

路地裏の引っ込んだ場所にあるき、ちくと分かりにくいがよ。

ワシゃあ17時過ぎばあに会場に到着したら、ぼっちりスタッフの皆さんが、会場にお酒らあを運びこまれゆうところやったがやき。

スタッフの皆さんと共に会場に入り、2階の本会場の準備をさいてもうたがよ。

今回の「司牡丹の会」は、宮崎社長さんからの依頼で、まずは30分ばあワシが講演をして、その後に「楽しむ会」を開催するっちゅう流れで、講演にゃあパワーポイントを使うき、パソコンはワシが持ち込んだがやけんど、会場のテレビモニターとをつなぐがに、接続ケーブルらあが見つからんかったりで、スタッフの方らあとちくと四苦八苦したがやき。

何とかモニターもバッチリとなり、準備万端ながよ。
写真2 テレビモニターに接続

ご来場者の皆さんも次々とお越しになり、開催時間の18時半をちくと過ぎたあたりで20名の皆さんが集まられ、いよいよ開会となったがやき。
写真3 ご参加者の皆さん

まずはワシの講演からで、皆さんにゃあ「司牡丹・山柚子搾り」(リキュール)をウエルカムドリンクとして楽しんでいただきもって、講演をお聞きいただいたがよ。
山柚子搾り720ml新ラベルカット562ＫＢ

講演タイトルは、「土佐の風土と司牡丹のSTORY」っちゅうもんで、パワーポイントの画面をご覧いただきもって、解説さいてもうたがやき。

「土佐の風土のSTORY」じゃあ、鮮度抜群の山・川・海の幸に日本一恵まれた高知県の山の幸、川の幸、海の幸らあをご紹介し、さらに土佐の酢みかん文化や土佐寿司文化らあもご紹介さいてもうたがよ。
写真5 土佐の風土のSTORY

また「司牡丹のSTORY」じゃあ、司牡丹の歴史と由来のSTORY、日本を創った偉人たちと司牡丹のSTORY、司牡丹の「水」のSTORY、司牡丹の「米」のSTORY、司牡丹の「技」のSTORY、司牡丹の「心」のSTORYらあについて、解説さいてもうたがやき。
写真6 司牡丹のSTORY〈1〉

講演終了後は、早速「司牡丹・土佐宇宙深海酒」(純米吟醸酒)を、皆さんにグラスに注いでもうて、まずはワシから、このお酒についての解説をさいてもうて、みんなあで声高らかに乾杯したがよ。
土佐宇宙深海酒720mlボトル画像web

このお酒の、宇宙のように果てしなく華やかな香りと深海のように深い味わいに、皆さんからは「おいし～い！」っちゅう声が漏れ聞こえてきたがやき。

ちなみにお料理についちゃあ、「むすべや日本橋まどか」の目の前にある割烹「おぬま」さんから、仕出ししてもうたもんやっちゅうがよ。

その後次々と登場する、煮物、焼物、お造り……どれもこれも絶品やったがやけんど、ワシゃあご参加者の皆さんとお話ししたり、お酒の解説らあをしよったき、あんまり食べることができいで、ちくと残念やったがやき。
写真9 お料理

まあ、蔵元にとっちゃあ「日本酒会あるある」やけんど。

お次は、司牡丹最高ランクの「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸酒)をお配りし、解説さいてもうたがよ。
槽掛け雫酒720ml

こちらも、皆さんからは「フルーティー！」「抜群にうまい！」っちゅう声が聞こえてきたがやき。
写真15 盛り上がる宴席風景

さらにしばし、皆さんと酌み交わしもって、いろいろ語り合わいてもうたがやけんど、語り合いしまくりすぎて写真を撮るヒマがのうて、画像が少ないがはお許しいただきたいがよ。

続いては、「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)を皆さんに注いでもうて、解説さいてもうたがやき。
仁淀ブルー720mlボトル画像web

こちらは、間ものう地上波でテレビ放映される、「竜とそばかすの姫」で聖地となった、日本一の清流・仁淀川の美しさを表現したお酒やっちゅうような説明をさいてもうたがよ。

まさに皆さんから、「確かに清流を感じる！」っちゅうコメントをいただけたがやき。

お次は、「司牡丹・花と恋して」(純米酒)をご堪能いただきもって、解説さいてもうたがよ。

こちらは、来春のNHK朝ドラ「らんまん」の主人公のモデル、「日本植物学の父」牧野富太郎博士関連商品で、春爛漫を彷彿とさせる香味やっちゅう説明をさいてもうたがやき。

多くの方々が大きゅう頷かれよったき、イメージは伝えられたようながよ。

また、朝ドラ「らんまん」の前半は、佐川の酒蔵のシーンや酒造りシーンらあが頻繁に登場する予定やっちゅうたら、皆さん「そりゃあ楽しみ！」「絶対観ます！」っちゅう、嬉しい反応やったがやき。

さらにいろいろお料理が出され、ワシもこのあたりでちくといただいたがよ。

やっぱし司牡丹のお酒は、どれもこれもお料理、特に和食と合わせていただいてこそ真価を発揮するがぜよ！

ラストのお酒は、司牡丹人気ナンバーワン「船中八策」の、秋限定の季節商品、「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米酒)の登場ながやき。
新船中八策ひやおろし720

その幅のあるリッチなうま味に、皆さんから「こりゃうまい！」っちゅう声が上がったがよ。

さあ、そっから後は、皆さんと共に、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、こぢゃんと盛り上がったがやき。

皆さん早稲田大出身やき、高田馬場栄通りの飲み屋の話題らあでも、こぢゃんと盛り上がったがよ。

こうして、気がつきゃあ20時半近うになっちょって、これにてお開きとなり、みんなあで後片付けらあをして、大団円となったがやき。

「ファイナンス稲門会」の皆さん、この度はお招きいただき、まっことありがとうございました。

今後とも、何とぞよろしゅうお願い申し上げますぜよ！

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Posted by tsukasabotan at 09:28 │Comments(0)

2022年09月22日

「全米日本酒歓評会2022」結果発表！司牡丹出品全4点が金賞受賞の快挙ぜよ！

昨日の9月21日(水)は、日本国外で最も長い歴史(2001年より)を持ち、当初から独立行政法人酒類総合研究所の指導を仰ぎもって、こぢゃんと厳正で透明性も公平性も高い審査を行いゆうことで知られちゅう、「全米日本酒歓評会」(http://www.sakeappraisal.org/ )の2022年度の結果が発表されたがやき。
写真1 全米日本酒歓評会2022サイトトップ

ドキドキしもってホームページに発表されちゅう結果を眺めりゃあ、司牡丹は何と！出品した4点全てが見事に金賞を受賞しちょったがよ！

これまで司牡丹は、毎年2～3点の出品で、昨年の2021年は金賞2点、銀賞1点やって、一昨年の2020年は金賞1点、銀賞1点、2019年は金賞2点、銀賞1点、2018年は金賞2点っちゅうような成績やき、充分立派な成績やたぁ我ながら思うちょったがやけんど、今回は初めて4点も出品して、その4点全てが金賞受賞っちゅうんは過去最高の成績で、まっこと快挙といえる結果やき嬉しい限りながやき！
写真2 全米日本酒歓評会2022サイトトップ2

ちなみに今回の「全米日本酒歓評会2022」は、国際酒会(本部:米国ハワイ州ホノルル市)主催で、9月13日(火)～15日(木)に「ハワイ・コンベンション・センター」(ホノルル市)にて審査が行われ、165蔵576点が出品されたなか、305点が入賞(銀賞以上)し、うち157点が金賞を受賞しちゅうがよ。

つまり、平均の入賞率は52.95%で、金賞率は27.26%っちゅう、なかなかの狭き門やったがやき。

ほんで、そんななかでさらに高得点を獲得した出品酒にゃあ、各部門ごとにグランプリと準グランプリが与えられるがやけんど、まぁこのあたりはグルコース濃度の高い甘い酒が入るこたぁ分かっちゅうき、辛口が大半の司牡丹としても高知県酒造組合としても、あんまり目指しちゃあせんがよ。
写真4 全米日本酒歓評会2022概要

勝負は、各部門にて、どればあ入賞できるかっちゅう入賞率と、どればあ金賞受賞できるかっちゅう金賞率で、これまで高知県酒造組合は、2018年に金賞受賞率日本一、2019年に入賞率日本一っちゅう快挙を達成しちゅうがやき。

早速今年の入賞率、金賞受賞率を調べてみりゃあ、高知県酒造組合は出品24点で入賞は17点やき入賞率は70.83%、金賞は12点やき金賞率は50%やったがよ。

結果として、まず高知県の入賞率は12位やったけんど、ここは入賞率100%で同率1位の大阪・香川・宮崎の3府県が、出品が2点ずつで2点入賞ながやけんど、金賞は3府県ともゼロっちゅうことやき、本来は比べるべきやないがやき。

次に高知県の金賞受賞率は、①和歌山(58.3%)②静岡(55.6%)③栃木(54.5%)④宮城(53.9%)に次ぐ第5位(50%)やって、ほとんど僅差の上位やきに、充分立派な成績やったっちゅうことながよ。

さらに司牡丹じゃあ、4点出品中4点入賞で4点金賞やき、入賞率も金賞率も100%っちゅうことやきに、まっこと嬉しいかぎりながやき。

ちなみにその受賞銘柄は、まず「大吟醸部門A」(精米歩合40%以下)は、出品点数175点で入賞が89点(入賞率50.9%)、金賞が50点(金賞率28.6%)やって、司牡丹は今年度の「全国新酒鑑評会」においても金賞を受賞しちゅう「司牡丹・黒金屋」(大吟醸原酒)が、２つ目の金賞を受賞しちゅうがよ。
写真5 大吟醸部門A 高知県

お次の「大吟醸部門B」(精米歩合50%以下)は、出品点数121点で入賞が63点(入賞率52%)、金賞が31点(金賞率25.6%)やって、司牡丹は出品してないがやき。
写真7 大吟醸部門B 高知県

続いての「吟醸酒部門」は、出品点数162点で入賞が85点(入賞率52.5%)、金賞が46点(金賞率28.4%)やって、司牡丹は「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)と「司牡丹・CEL24」(純米吟醸酒)の2品が金賞を受賞しちゅうがよ。
写真8 吟醸部門高知県

tsukasabotan junmai ginjo fuinshu 720 hr

ちなみに「封印酒」についちゃあ、司牡丹本流の辛口での金賞受賞で、「CEL24」は初の甘口酒の出品での金賞受賞ながやき。
司牡丹 CEL24 720mlボトル画像web

ほんで、最後の「純米酒部門」は、出品点数118点で入賞が68点(入賞率57.6%)、金賞が30点(金賞率25.4%)やって、司牡丹は、「司牡丹 AMAOTO」(純米酒)が、辛口での3年連続金賞受賞っちゅう快挙を達成しちゅうがよ！
写真11 純米酒部門高知県

「司牡丹 AMAOTO」(純米酒)は、佐川町出身の人気声優・小野大輔さんが仕込みに櫂入れし、小野さんの楽曲「雨音-Refrain-」をモロミに聞かせ続け、小野さんが命名したっちゅう、小野大輔プロデュースの純米酒ながやき。

ほんじゃき、人気声優にあやかっただっけの日本酒やと思われがちやけんど、そんな安易な酒やのうて、香味のレベルの高さ、つまり間違いない美味しさも保証付きやっちゅうことが、これで完全に証明されたともいえるきに、まっこと嬉しいかぎりながよ。

そして、今年の司牡丹は、大吟醸酒も、純米吟醸酒も、そして純米酒も、全て例年以上にこぢゃんとレベルが高いっちゅうことやきに、是非皆さん！安心してたっぷりご堪能いただけましたら幸いながぜよ！

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2022年09月21日

塩ラーメン「ひるがお」と岡永さん打ち合わせと「岡本屋永吉商店」で痛飲ぜよ！

9月15日(木)は、前日からの東京で、午前中は宿泊ホテルで原稿書きやメール返信らあの仕事を済まいて、お昼にゃあ東京駅の塩ラーメン専門店「ひるがお」にうかごうて、ランチをいただいたがやき。

ちなみに「ひるがお」は、高知県出身の「ミスターラーメン」、株式会社せたがやの前島司さんのお店ながよ。
写真1 ひるがお行列

実は来る9月29日(木)に、土佐経済同友会・人づくり委員会主催にて、前島さんを高知にお招きしての講演会が予定されちょって、その第2部のパネルディスカッションじゃあ、ワシが前島さんにインタビューするっちゅうお役目をいただいちゅうがやき。

ほんで、ワシゃあ前島さんのラーメンは、「せたが屋」の煮干し醤油ラーメンやつけ麺らあは何度も食べちゅうがやけんど、「ひるがお」の塩ラーメンは、品川プリンスのフードコート内にある「ひるがおEX」でしか食べたことがのうて、是非本物の「ひるがお」でも、いっぺん食べちょきたいと思うて、東京駅店にうかがわいてもうたっちゅうわけながよ。

さすがは人気店、お昼時間前やったにちくと並んでから、一番人気っちゅうて掲示されちょった「塩ラーメンひるがお盛り」を注文。

貝類の出汁が効いちょって、あっさりやにシッカリとうま味や厚みがあり、麺も細麺やに食べごたえがあり、具材もなかなかの豪華さで、満足感あふれる一杯やったがやき。

特に、ワシの大好きなアオサノリの風味が絶妙やって、またエビわんたんが絶品やったがよ。

さらに、とにかくスープがタマランばあ美味しゅうて、気がついたら全部飲み干してしもうちょったがやき。

無化学調味料らしいし、コッテリしてないき、罪悪感もないっちゅうもんながよ。

スープを飲み干した最後の後味に、ほのかに柚子の風味が膨らんで、まっこと爽やかやったがやき。

さすがはミスターラーメン、前島さん渾身の一杯、美味しゅうございましたぜよ！

その後は、ご近所の「八重洲ブックセンター」にて、1時間半ばあ書籍を物色さいてもうたがよ。
写真4 八重洲ブックセンター

ほんで14時にゃあ、馬喰町の株式会社岡永さんの本社(日本名門酒会本部)にうかごうて、田村企画部長さんらあと打ち合わせやったがやき。

岡永さん本社ビルの1階にゃあ、全国の名門酒らあが購入できて堪能もできるっちゅう角打ち併設酒販店「岡本屋永吉商店」さんがあり、こちらにていよいよ日本酒を楽しむ会を企画したいっちゅうことやったき、その詳しい打ち合わせにうかがわいてもうたっちゅうわけながよ。
写真5 岡永ビル

「司牡丹WEEK」(仮)っちゅうて、1週間は司牡丹と土佐のうまいもんが堪能できるっちゅうスペシャルウィークを設定し、その最終日にゃあワシも参加さいてもうて、みんなあで一緒に盛り上がるっちゅう企画ながやき。

お酒や酒肴についての詳しい内容らあも、打ち合わせさいてもうたがよ。

日程や詳しい内容が確定しましたら、こちらのワシのblog＆Facebookでも告知さいていただく予定やきに、楽しみにお待ちくださいや！

さて、15時過ぎばあに打ち合わせ終了後は、田村部長さんと「岡本屋永吉商店」さんにて、昼間っから立ち飲みさいてもうたがやき。

まずは、「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米原酒)にて乾杯ながよ。
写真11 船中八策ひやおろし

新潟の「越の誉」の石黒杜氏さんが育てた野菜で漬けたっちゅう「朝鮮漬け」が、こぢゃんと旨そうやったきこちらと、もう一品は、土佐清水食品さんの「宗田節の卵焼き出汁」を使うた「卵焼き」を注文さいてもうたがやき。
写真12 朝鮮漬け

これが、どちらもメチャクチャ美味しゅうて、「船中ひやおろし」が進むこと、進むこと！
写真13 船中ひやおろし、朝鮮漬け、卵焼き

飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、盛り上がったがよ。

途中で、前企画部長やった森顧問さんが通られたき、なかまに引っ張り込んで、3人でさらに盛り上がらいてもうたがやき。

酒肴も、「牡蠣のリッチフレーク・ガーリックバター」を追加さいてもうたら、これまた絶品やって、「船中ひやおろし」がガンガンに進んでしもうたき、もう1本追加さいてもうたがよ。

とにかく3人で、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、盛り上がりまくったがやき。

ほいたら、飯田社長さんも来られたき、当然のごとく引っ張り込まいてもうて、4人で乾杯ながよ！

追加でもう1本、「司牡丹花純米」を注文さいてもうて、さらにさらに大盛り上がりに盛り上がったがやき。

こんな感じで、昼間っからの立ち飲みで、4合瓶3本をカラにしてしもうたき、ワシゃあ前日の酒も疲れも残っちょったもんで、立派な酔っぱらいになっちょったがよ。

ほんじゃき、このあたりから早くもちくと記憶がアヤフヤやけんど、18時過ぎばあにゃあ「岡本屋永吉商店」さんを出て、4人で銀座まで向こうて、日本酒カクテル専門バー「SAKE HALL HIBIYA BAR」さんにて、19時ばあから2次会やったがやき。

こちらでも当然のごとく、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、こぢゃんと盛り上がりまくったような記憶は何とのうあるがやけんど、かなりアヤフヤながよ。

おそらく21時過ぎばあまで、ガンガンに盛り上がったような気がするがやき。

ちゅうこたぁ、この早い時間に既に、ワシゃあ6時間ばあ飲みっぱなしやったっちゅうことながよ。

田村部長さん、森顧問さん、そして飯田社長さん、突然の飲みにお付き合いいただき、まっことありがとうございましたぜよ！

土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック！
司牡丹酒造株式会社

Posted by tsukasabotan at 13:06 │Comments(4)

2022年09月20日

3年ぶりに開催！「日本名門酒会・第46回全国大会」ぜよ！

9月14日(水)は、池袋の「サンシャインシティ文化会館4F」の「展示ホールB」にて、「日本名門酒会」(http://www.meimonshu.jp/)の「第46回全国大会」が開催されたがやき。
全国から日本酒、本格焼酎と泡盛、国産ワイン、クラフトビールらあの銘酒蔵元を中心に、伝統食品や珍味らあの会社が、合わせて100社以上がブース出展して、全国の支部長会社の酒問屋さんや加盟酒販店さんらあが1000人近う来場されるっちゅう、日本名門酒会最大のイベントながよ。
2019年9月に開催された「第45回全国大会」以来、3年ぶりの開催で、悦ばしいことやけんど、まだコロナ禍やっちゅうことでいろんな規制や人数制限らあがあり、今年は飲食店さんらあはNGやっちゅうことやき、ちくとご来場者は減りそうながやき。

さて、ワシゃあ朝一番の飛行機で高知を出発したがやけんど、会場に到着したがは、開場時間の10時をちくと過ぎちょったがよ。

司牡丹ブースについちゃあ、司牡丹関東統括部長の滝澤さんが、この前日に設営を済まし、この当日も既に準備をバッチリ整えてくれちょったがやき。

ワシが持ってきた商品紹介のPOPらあを、早速貼り付けらいてもうた頃、司牡丹の渡邉営業部長も到着し、この3名で司牡丹ブースを担当さいてもうたがよ。

ちなみに今年の司牡丹ブースは、「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)、「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)、「船中八策・ひやおろし」（超辛口・純米原酒）、「司牡丹・土佐の超辛口・本醸造ひやおろし」（超辛口・本醸造酒）、「ハナトコイシテ」（特別純米酒）、「司牡丹・花と恋して」（純米酒）、「船中八策」(超辛口・純米酒)、「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)らあに加え、この日だっけの限定品「大吟醸限定隠し酒」(大吟醸原酒)と、限定酒「酒屋万流」の新商品「司牡丹・暗夜の光」（特別純米酒）っちゅう、こぢゃんと充実のラインナップながやき。
写真1 司牡丹ブース

まだご来場者も少なめやったき、この時間にワシゃあちくと会場の他のブースらあを見学に回らいてもうたがよ。

まず四国ブロックは、徳島「鳴門鯛」、高知「司牡丹」「亀泉」、愛媛「梅錦」の4蔵の出展やったがやき。
写真7 四国ブロック

その四国ブロックの目の前の「食品ブロック」にゃあ、ぼっちり土佐清水食品さんの「姫かつおスティック」のブースがあり、22社の食品ブースがズラリと並び、どれもこれも美味しそうやったがよ。
写真8 土佐清水食品など

全体としちゃあ他に、「日本酒」が69社、「本格焼酎・泡盛」が15社、「国産ワイン」が6社、「クラフトビール」が1社、「味醂」が1社で、さらにグラスメーカーと前掛けメーカーのブースも1社ずつあったがやき。
写真10 日本酒ブースいろいろ

開場全体の地図も掲示されちょって、全体図を眺めてみりゃあ、こりゃなかなかの壮観やったがよ。
写真12 会場マップ

一番目立つ入り口の場所にゃあ、限定酒「酒屋万流」の展示コーナーがあり、「司牡丹・暗夜の光」（特別純米酒）も、バッチリ展示されちょったがやき。
写真13 酒屋万流コーナー

「司牡丹・暗夜の光」（特別純米酒）は、司牡丹と名門酒会本部が強力なタッグを結成し、コンセプト、意味、原料米、造り、酒質、香味……に至るまで検討を重ね、お互いの念いをぶつけ合う中から生まれ出でたもんながよ！

「暗夜の光」たぁ、牡丹の品種名から取ったもんで、「暗い世の中に現れる希望の兆し」がコンセプトながやき。

四百年を超える伝統の技を磨き上げ続けてきた司牡丹が、現在の技術の粋を集めて到達した、その頂点ともいえる食中酒で、“新時代の辛口酒”ながよ。

高知県産・永田農法「山田錦」を使用し、麹米は精米歩合60%、掛米は精米歩合75%とすることで、深みのある味わいとコクと、後口のキレの良さを実現しちゅうがやき。

暗闇の時代を生き抜こうっちゅうて頑張りゆうおまさんに寄り添い、心地良うてビターなオトナの味わいを、心ゆくまでご堪能いただけるもんと、確信しちゅうがよ。

ちなみに、「司牡丹・暗夜の光」（特別純米酒）の価格は、1800ml：2,818円（消費税抜き）、720ml：1,545円（消費税抜き）やき、こじゃんとコスパが高い酒ながやき。

他にゃあ、名門酒会本部ブースとして、「酒屋のSNS」コーナーや、「岡本屋永吉商店」の売り場再現ブースらあもあったがよ。
写真15 酒屋のSNS

さて、10時40分ばあにゃあ、ご来場者も徐々に増えてきたき、ワシゃあ司牡丹ブースに戻んたがやき。

懐かしい全国の加盟酒販店の皆さんが、続々と司牡丹ブースにお越しくださったがよ。

ほいたら、ブースにゃあ透明の分厚いビニールシートが吊るされ、その向こう側から試飲のお酒を提供せにゃあいかんもんで、しかも皆さんもワシらあもマスクをしちゅうもんやき、お互いの声が聞こえんこと、聞こえんこと！

結局ワシゃあ、ブースの前へ出てお客さんの声を聞かいてもうて、ブース内におる2人に試飲酒を注いでもらうっちゅうやり方を取らいてもうたがやき。
写真18 入場者増加

次々にお越しになる方々に、ガンガン説明し、ガンガン試飲していただきもって、ガンガンご注文を取らいていただいたがよ。

新商品の限定酒「司牡丹・暗夜の光」は、予想以上に大好評やって、ガンガンご注文をいただけたがやき。

さらに、来春の朝ドラ主人公のモデル、牧野富太郎博士の関連商品「ハナトコイシテ」と「花と恋して」の2アイテムも、皆さんにこぢゃんと興味を持っていただけ、好評やったがよ。

また、ワシが隔月刊で加盟店の皆さんにお届けさいてもらいゆう、「司牡丹時報」（ボタンタイムス）について、例年の「全国大会」以上に多くの皆さんから、悦びの声をたくさんいただけ、まっこと嬉しかったがやき。
写真19 司牡丹ブースにも続々

この3年近うのコロナ禍で、ワシゃあこぢゃんと危機感を抱いて、ちびっとでも皆さんの役に立つ情報や、パワーを与えられるような情報を、全身全霊を込めて執筆してきたつもりやき、それが多くの皆さんに伝わっちゅうがやと分かって、まっこと冥利に尽きるっちゅうもんながぜよ！

ちなみに、例年の「全国大会」は4時間集中型で、ブースにゃあお客さんが殺到して大混雑になったりする場面があったけんど、今回は7時間ちゅう長丁場で、飲食店の方々もおらんもんやき、大混雑になるようなこともなかったがよ。

けんど、その分、多くの方々と例年よりかじっくりお話しする機会もあったし、全ての時間帯にまんべんのうお越しいただけたもんやき、結局ワシゃあ昼食をいただく時間ものうて、そのまんま終了時間の17時まで、立ちっぱなし、語りっぱなしの7時間が、アッちゅう間に過ぎちょったがやき。

ほんじゃき、途中はまったく写真を撮るがも忘れてしもうちょったき、途中の画像が少ないがは、お許しくださいや。

ふと気がついたら、足が棒になっちょって、声もガラガラになってしもうちょったけんど、こぢゃんと心地えい充実感やったがよ。

司牡丹ブースにお越しいただきましたたくさんの皆さん、まっことありがとうございましたぜよ！
後で本部にご来場者数を聞いてみりゃあ、350店750名のご来場者数やったちゅうことで、2019年「全国大会」の飲食店来場者を除きゃあ、こん時よりか多いご来場者数やったっちゅうことながやき。

その後は、後片付けや撤収作業を済まいて、ワシゃあ飯田社長さんに誘われたき、渡邉部長と滝澤部長と別れ、山口「五橋」の酒井社長と2人で、渋谷の小料理店「神子元（みこもと）」さんに向こうたがよ。

こちらのお店にて、先に到着されちょった「酒販ニュース」の政所編集部長さんと、酒井社長とワシの3人で、まずは「船中八策」で乾杯したがやき。

ほんで、ちくて飲んで食べて盛り上がりよったら、飯田社長さんも到着されたがよ。

あらためて「船中八策」で乾杯し、4人でさらに盛り上がったがやき。

久々の「全国大会」の感想らあについてこぢゃんと語り合いもって、飲んで食べて盛り上がったがよ。

さらに2次会は、神泉の「酒とさか菜」さんに4人で移動したがやき。
写真20 酒とさか菜

こちらじゃあ、宮城「一ノ蔵」の鈴木社長や、広島「賀茂泉」の前垣社長らあも合流し、さらに飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて盛り上がりまくり、午前様まで行き抜けてしもうたがは、当然といやあ当然ながぜよ！

皆さん、まっことお疲れ様でした！ありがとうございました！

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Posted by tsukasabotan at 11:29 │Comments(0)

2022年09月19日

幸せの言の葉＜1631＞

「人間に生まれてよかった、ワシがワシに生まれてよかったっちゅうて、心の底から叫ばれる時にはじめて成人になるがぜよ。」(米沢秀雄)

医師であり、浄土真宗の伝道者となり、多数の著作を遺し、全国各地で講演もされた、米沢秀雄(1909～1991)さんの言の葉ながやき。

胸に手をあてて、じっくり考えてもうや。

「人間に生まれてよかった」と、「ワシがワシに生まれてよかった」と、心の底から叫んだことが、果たしてあっつろうか？

もし、まだなかったやったら、「人間に生まれてよかった、ワシがワシに生まれてよかった」と思えるようになるまで、自分のこれまでの人生を、えいことも悪いことも含めてじっくりふり返ってみろうぜや。

ほんで、心の底からそう思えるようになったら、心の中でかまんき、おもいっきり叫んでみることながよ。

「人間に生まれてよかった！ワシがワシに生まれてよかった！」

こぢゃんと清々しい気持ちが湧いてくるがやき。

そん時はじめて、ワシらあは真の成人になる、真の大人としての人間に生まれ変わるっちゅうことながぜよ！

Posted by tsukasabotan at 09:00 │Comments(0)

2022年09月18日

幸せの言の葉＜1630＞

「沈黙しちゅうもんも非難され、足るばあ語るもんも非難され、ちびっと語るもんも非難されるがよ。つまり、世に非難されんもんはおらんがぜよ。」(釈尊)

紀元前5世紀ばあに北インドに生まれられた、言わずと知れた偉大な仏教の開祖、お釈迦様(仏陀)の言の葉ながやき。

沈黙を非難されたき語るようになった。

足るばあ語りよったらまた非難されたき、ちびっと語るようになった。

けんどそれも非難されたき、沈黙するようになった。

ほいたらまた、沈黙を非難された……

これと似いたような経験がある人は、少のうないと思うがやき。

結局は、他人や周りの意見や考えらあを気にしてそれに合わせよったら、堂々めぐりになるだっけで、何ちゃあ前に進めんなるっちゅうことながよ。

ほいたら、他人や周りの意見や考えらあは、一切聞く耳を持たんと無視すりゃあえいかっちゅうたら、そういうことでもないがやき。

他人や周りの意見や考えらあは、しっかりと聞いて真摯に受けとめ、えいと思うたもんは取り入れもって、一番大切な根っこの部分は揺らぐことのう振り回されん……

こりゃあなかなか難しいけんど、そういう生き方をしたいもんながぜよ！

Posted by tsukasabotan at 09:00 │Comments(0)

2022年09月17日

幸せの言の葉＜1629＞

「人は死の間際になってはじめて、本気で生きてこんかったことに気づくがぜよ。」(ヘンリー・ディヴィッド・ソロー)

アメリカ合衆国の作家・詩人・思想家・博物学者でもあり、アメリカにおける環境保護運動の先駆者とも言われる、ヘンリー・ディヴッド・ソロー(1817～1862)さんの言の葉ながやき。

この言の葉を読んだ瞬間、大抵の人はドキッとしたはずながよ。

ワシもドキッとしたがやき。

今年遂に還暦になってしもうたがやけんど、あらためて「これまで、どればあ本気で生きてきつろうか？」とふり返ったとき、まだまだ本気の本気やなかったがやないかと感じてしもうたがよ。

誰やち、死の間際になってはじめて、本気で生きてこんかったことに気づきとうはないはずながやき。

けんど、もう心配はいらんがよ。

今回の言の葉を読んでドキッとした人は、今気づいたはずながやき。

さあ今から、本気の本気で生きてみろうぜや！

Posted by tsukasabotan at 09:00 │Comments(0)

2022年09月16日

「高知家の魚応援の店」酒蔵見学と試飲試食商談会ぜよ！

9月13日(火)は、まずは13時半過ぎばあから、「高知家の魚応援の店」に登録されちゅう18店(関東11店・関西7店)の方々が、高知県に招かれて、司牡丹の酒蔵見学にお越しになったがやき。

見学時間は45分しかないっちゅうことで、ワシがちくと駆け足でご案内さいてもうたがよ。

司牡丹玄関の酒林、江戸時代末期の約180年ばあ前に建築された貯蔵庫と煙突、白壁が続く酒蔵の道、佐川町「うえまち駅」展示の大正時代の二等客車、平成蔵の醸造設備の紹介パネル……と、ワシの解説つきでご案内さいてもうたがやき。
写真1 見学・煙突

ほんで、「司牡丹・酒ギャラリーほてい」にて、司牡丹商品をズラリと試飲していただいたがよ。
写真3 ほていで試飲

「どれを飲んでも美味しい！」っちゅう声が聞こえてきて、我が意を得たりで嬉しいかぎりやったがやき。

14時半にゃあ「ほてい」を出られ、皆さんバスに乗って高知市内に向かわれたがよ。

わざわざ司牡丹の酒蔵見学にお越しいただき、まっことありがとうございましたぜよ！

さてその後は、ワシも高知市内に向こうて、「土佐料理司高知本店」さんにて開催される「高知家の魚応援の店・試飲試食商談会」に参加さいてもうたがやき。
写真4 土佐料理司

16時半ばあに到着し、会場ブースの準備をしてくださっちょった、高知県酒造組合事務局の秋久さんとバトンタッチで交代したがよ。

今回の出展事業者は、以下の18業者が、2部屋に分かれて出展されちょったがやき。

岡水産、けんかま、四国健商、四万十川上流淡水漁業協同組合、四万十生産、新沿岸陸上養殖、青光、タカビシ食品、たけまさ商店、土佐まなべ商店、みなみ丸、森国商店、堀・おかざき農園、ヤマサキ農場、土佐あぐりーど、塩杜氏銀象、だるま味噌、高知県酒造協同組合
写真5 出展業者

ワシゃあ高知県酒造協同組合理事長として、参加さいてもうたがよ。

ほんで、高知県酒造協同組合ブースにゃあ、以下の8蔵の土佐酒8本が出品されちょったがやき。

「銘鶴土佐鶴」(辛口・純米吟醸酒)、「安芸虎・山田錦80%」(純米酒)、「豊能梅・AC95」(純米吟醸酒)、「松翁・深海の酒」(純米酒)、「桂月・Sake Natyure」(きもと純米大吟醸酒)、「亀泉・CEL24」(純米吟醸生原酒)、「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)、「藤娘・四万十の風」(純米吟醸酒)
写真8 土佐酒コーナー

17時にゃあ、昼間に酒蔵見学に来られちょった18店の方々が来場され、まずは担当者の方から各ブースの紹介があったがよ。
写真11 18店到着

ほんで、試飲試食商談会がスタートしたがやき。

最初のうちは、皆さん試食中心に回られよったき、土佐酒ブースはちくとヒマやったけんど、途中からは皆さん飲みとうなってきたようで、土佐酒ブースにお越しいただけたがよ。

8蔵8種類の土佐酒を、それぞれ説明しもって試飲していただき、皆さん「どの蔵のお酒も個性があって、しかも美味しい！」っちゅうて悦ばれよったがやき。
写真14 商談会風景

イタリアンやフレンチの方々も多かって、その方々は「亀泉・CEL24」や「桂月・Sake Natyure」らあの評価が高かったようながよ。

また、既に土佐酒を扱うてくださりゆうお店の方も少のうなかって、嬉しいかぎりながやき。

とにかくいろいろ語りまくりもって試飲していただきゆううちに、アッちゅう間に2時間が過ぎちょって、お開きとなったがよ。
写真16 商談会終了

この後は、同じ「土佐料理司高知本店」さんにて、懇親会があるようやったき、そちらの会場に残ったお酒を全て運びこまいてもうて、皆さんに「土佐酒は料理を食べもって飲んでこそ本領を発揮します！」っちゅうて伝えさいてもうたがやき。

ほんで、他の出展業者の皆さんらあと撤収作業をして、終了となったがよ。

「高知家の魚応援の店」の皆さん、今後とも土佐の高知の食材と土佐酒を、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ！

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司牡丹酒造株式会社

Posted by tsukasabotan at 10:36 │Comments(1)

2022年09月15日

「土佐酒AA」平野さん打ち合わせと「土佐学協会」理事会ぜよ！

7月21日(木)は、まずは15時から高知県酒造組合にて、土佐酒アドバイザーアソシエーション事務局の平野さんと、打ち合わせやったがやき。
写真1 高知県酒造組合

まずは10月1日(土)の日本酒の日に開催予定の、「土佐酒で乾杯！リアル&オンラインでNAKAMAぜよ！」＜2022＞イベントについて、打ち合わせしたがよ。

リアルの方は先着100名にて締め切りやき、残念ながらリアル会場の先着100名様に漏れてしもうた方や、最初からオンライン参加をご希望の方や、県内遠方や県外の皆さんは、オンラインにて参加可能ながやき。

オンライン参加の場合は、何と会費は無料やけんど、土佐酒を用意しての参加が条件で、かつ予約の申し込みが必要ながよ。

オンライン酒場「酔うちゅう部」にてのクローズでのオンライン飲み会やき、1室20名様が上限で、2室を設定する予定ながやき。

各室1名は土佐酒蔵元が入るき、ちゅうことは19×2=38名様限定っちゅうことになるがよ。

土佐酒蔵元が順番に交替で入るき、19名で蔵元を独占して語り合いもって飲むことができるっちゅうことながやき！

さらに、土佐酒が当たるお楽しみ抽選会にも参加できる(当選者にゃあ後日送付)し、19時にゃあリアル会場や全国らあと連動して一斉乾杯にも参加できるっちゅうがやき、これで参加費無料っちゅうんは、こりゃあ参加せんかったら間違いのう後悔するがぜよ！

尚、オンライン参加の場合やち、先着38名様にて締め切りとさいていただきますきに、ご希望の方はお早めに高知県酒造組合までお申し込みいただきたいがよ。

ほんで、この会場でのオンライン酒場「酔うちゅう部」の運営らあについてを、平野さんにお願いしちょって、そちらについて打ち合わせさいてもうたがやき。

また、「酔うちゅう部」の今後の活用活性化についても、ちくと打ち合わせさいてもうたがよ。

土佐酒アドバイザーの資格認定についちゃあ、もう19期生になり、合計で500名を超えちゅうきに、「酔うちゅう部」を活用したオンラインでの同窓会らあを企画したら面白いがやないかっちゅう話になったがやき。

また、平野さんはなかなかレベルの高い海外の大学でMBA(経営学修士)を取得されちゅうき、海外におる優秀な仲間らあに向けて土佐酒プロモーションらあを仕掛けることも可能やっちゅうがよ。

こちらについちゃあ、平野さんが企画書にまとめて、後日提出していただけることになったがやき。

平野さん、土佐酒のさらなる発展に向けて、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ！

その後は17時半から、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう「土佐学協会」の「令和4年度第5回理事会」が、Zoomを使うたオンラインにて開催されたがよ。

当初は、自宅に戻んてオンライン会議に参加する予定やったがやけんど、工事か何かで自宅のWi-Fiがつながらんなっちょって、ポケットWi-Fiも持ってなかったき、スマホで参加しょうと思うたら、ワシがZoomの主催者やき、スマホもいかんっちゅうことに気づき、急遽高知県酒造組合に戻んて、事務局の秋久さんにお願いし、組合のWi-Fiを使うて参加さいてもうたがやき。

今回の参加者は、理事長のワシと事務局長の清原先生と、長崎さんと百田さんの4名にてスタートしたがよ。
土佐学理事会スタート

さて理事会は、まずは8月7日に土佐学協会の成田会長さんが亡くなられたっちゅうことで、みんなあでご冥福を祈らいてもうたがやき。

ほんで、不在となった会長についてやけんど、いろいろ話し合うた結果、来年度の総会までは、会長不在のまんまで活動するっちゅうことになったがよ。

続いては、土佐学協会ニュースレターについてで、原稿も集まっちゅうき、この週末に清原先生が印刷して会員の皆さん宛てに郵送するっちゅうことになったがやき。
2022.9.15写真３　理事会風景

巻頭にワシが成田会長さんの追悼文を書かいてもうちゅうき、成田会長さんの奥様宛てにも郵送さいていただくことになったがよ。

お次は、10月23日(日)に開催を予定しちゅう、「2022 土佐の酢みかん＆土佐寿司まつり」についてながやき。

担当理事の長崎さんから、いろいろ報告があり、既に参加者は100名を超えて満席に近い状態やけんど、今度のニュースレターに募集記事も掲載されるき、土佐学協会会員さんだっけはちびっと席があるっちゅうことやったがやき。
写真４　理事会風景２

また、このイベントに、土佐学協会研究会費、3研究会分の3万円×3＝9万円を出すっちゅうことに決まったがよ。

参加者への領収書を作るがに協会の印鑑がいるき、それと研究会費についちゃあ、長崎さんが清原先生んくに取りに行くことになったがやき。

続いては、今後の理事会の予定らあについて、10月11月12月の日程を決定したがよ。

最後に長崎さんから、当会副会長の松﨑淳子先生のご著書の3冊目が、年内あたりにゃあ出版される予定やっちゅう報告があったがやき。

松﨑先生がこれまで書きためられちょったレシピらあが中心で、「今だから残したい高知の昭和の食」っちゅうようなタイトルになりそうなっちゅうことやったがよ。

また今回の書籍にゃあ、土佐の「おきゃく」(土佐流宴席)についても書かれちゅうようで、そこに「土佐学年報」第7号の表紙に使われた、サコダデザイン迫田さんプロデュースの「臨水」さんでの「おきゃく」画像を使いたいっちゅうて、松﨑先生から依頼があったらしいがやき。
写真５　年報７号の表紙

ワシが迫田さんにお願いして画像を送ってもらうことになったがよ。

こうして18時半前ばあにゃあ、「土佐学協会」令和4年度第5回理事会は、お開きとなったがやき。

ご出席いただきました理事の皆さん、ありがとうございましたぜよ！

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Posted by tsukasabotan at 11:20 │Comments(4)

2022年09月14日

「2022 土佐の酢みかん＆土佐寿司まつり」の打ち合わせぜよ！

9月9日(金)は、13時半から「城西館」さんにて、「2022 土佐の酢みかん＆土佐寿司まつり～土佐の酢みかんと土佐寿司を味わい楽しむ会～」の打ち合わせやったがやき。

このイベントは、ワシが理事長を務めさいていただきゆう「土佐学協会」の最大かつ大人気イベントで、「城西館」さんにて10月23日(日)に開催予定ながよ。
写真1 打ち合わせ風景

コロナ禍の関係で2年ぶりの開催で、県外の皆さんにとっちゃあリアルは3年ぶりとなるきに、MAX150席は既に予約でほぼ満席状態ながやき。

ちなみに、「土佐の酢みかん＆土佐寿司まつり」たぁ、3年前の2019年10月に初めて開催され、全国の食の研究家や料理人の方々や海外の方らあも含め、200名ばあの参加者を集めて大盛況となり、参加できんかった方々からは「来年は絶対に参加する！」っちゅうて大反響を巻き起こした、凄いイベントながよ。

このイベントが、2年前の2020年にゃあ、コロナ禍で縮小しリアル＆オンライン開催され、県外の方々はオンラインのみの参加やったがやき。
写真2 打ち合わせ風景2

さらに昨年の2021年は、コロナ禍で中止となっちゅうきに、まっこと久々のリアル開催っちゅうことながよ。

ちなみに「酢みかん」たぁ、柚子、ブシュカン、直七らあの搾りかけて使う香酸柑橘類のことで、土佐じゃあ総称して「酢みかん」と呼ぶがやき。

それらあ「酢みかん」を、季節や食材によって使い分けるっちゅうまっこと豊かな食文化は、他のどこっちゃあにない土佐だっけの食文化やき、今や全国や海外の食のプロの方々らあからも、こぢゃんと注目を浴びゆうがよ。

一方「土佐寿司」たぁ、高知県内の各地域で伝統的に作られてきた郷土寿司の総称ながやき。

その最大の特徴は、「酢みかん」の果汁を酢飯に使うた寿司が多いことと、「土佐は何でも寿司にする」と言われるばあの圧倒的バリエーションの豊富さながよ。

リュウキュウ(ハスイモの茎)、ミョウガ、シイタケ、タケノコ、コンニャクらあの山の幸を寿司ネタにして柚子酢を使うた「土佐田舎寿司」を筆頭に、キビナゴのほおかむり、卵寿司、四方竹の一口寿司、銀ぶろう寿司、こけら寿司、カブ寿司、黒昆布寿司、板昆布寿司、つわ寿司、鯖の姿寿司、鮎寿司、太刀魚のかいさま寿司、ブリのヘダ寿司……等々、郷土寿司の研究家の方が「郷土寿司大国」と表現されちゅうほどで、最近はマスコミの取材も激増し、こちらも全国から脚光を浴びゆうがやき。
写真3 料理長打ち合わせ

そんな、いま注目の的の「酢みかん」と「土佐寿司」が最強タッグを組み、それらあを一堂に集めた年に1度の大イベントが、「土佐の酢みかん&土佐寿司まつり」ながよ！

内容らあについちゃあ、一昨年のリアル＆オンラインイベントが、ワシのブログで詳しゅうご覧いただけますきに、よろしかったらご参考までに以下をご覧くださいや。

「2020 土佐の酢みかん＆土佐寿司まつり」＜前編＞
https://tsukasabotan.livedoor.blog/archives/51979972.html

「2020 土佐の酢みかん＆土佐寿司まつり」＜後編＞
https://tsukasabotan.livedoor.blog/archives/51979985.html

さて今回は、主催の「土佐学協会」メンバーと、共催の「土佐寿司を盛り上げる会」事務局の高知県農業振興部農産物マーケティング課の方々と、毎回ご協力いただきゆう「Green Citrus Project」の浅野さんらあが集まり、「城西館」さんの松山さんと打ち合わせをしたがやき。

まずは「城西館」さんの松山さんから、会場「日輪の間」の図面が配られ、いろんな配置らあの検討が成されたがよ。

2020年のイベントの時にゃあ、様々な土佐の郷土料理らあを撮影したいっちゅうことで、食べれんけんどたくさんの郷土料理の皿鉢らあがズラリと並んだがやけんど、今回はそりゃあ必要ないがやき。

ほんで、座席にゃあやっぱしアクリル板が必要やっちゅうことで、一卓6～8名で20卓っちゅうイメージとなったがよ。

お料理についちゃあ、松本料理長さんが来られて話し合う中で、やっぱしインパクト大やき、巨大な「こけら寿司」は出したいっちゅうことになったがやき。

また、毎年好評の個人出しの「カット酢みかん」も、今年は「はなゆ」が手に入らんかもしれんけんど、何とか5種類ばあは出せそうなっちゅうことやったがよ。

これらあの「カット酢みかん」を、思い思いの料理に搾りかけて、食べ比べしていただくっちゅう趣向ながやき。

お酒についちゃあ、基本飲み放題設定やけんど、他に司牡丹の日本酒コーナーや、鬼田酒店さん提供の土佐の酢みかんリキュールコーナーや、バー「Craps」塩田さんの「マキノジン」カクテルコーナーらあも設営されるがよ。

乾杯酒は、いまや海外で爆発的ヒット中の「司牡丹・山柚子搾り」(リキュール)と、ノンアルの柚子ジュースを用意することになったがやき。

スケジュールについちゃあ、まずは土佐学協会理事長のワシの挨拶があり、高知県農業振興部の有馬副部長さんのご挨拶があり、その後は、土佐寿司を盛り上げる会代表の三谷先生(RKC調理製菓専門学校)から、ご挨拶を含め、シンガポールでの冷凍「土佐田舎寿司」イベントらあの報告をしていただくっちゅうことになったがよ。

続いての乾杯ご発声は、郷土寿司研究家であり寿司作家、東京の「酢飯屋」岡田さんにお願いしょうっちゅうことになったがやき。

その後は、「土佐寿司画像投影」や「土佐寿司＆酢みかんのプレゼン」や、松本料理長さんによる「郷土寿司＆酢みかん料理解説」や、塩田さんの「マキノジン酢みかんカクテル実演」らあがあるっちゅうイメージながよ。

こうして、「2022 土佐の酢みかん＆土佐寿司まつり」打ち合わせ会は、終了したがやき。

ご協力、ご尽力いただく皆さん、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ！

【2022 土佐の酢みかん＆土佐寿司まつり～土佐の酢みかんと土佐寿司を味わい楽しむ会～】

＜日時＞2022年10月23日(日)18時～

＜会場＞城西館日輪の間
高知市上町2丁目5-34 TEL:088-875-0111

＜参加費＞1万円

＜参加人数＞150名様限定(コロナ感染対策万全にて開催のため)

＜内容(予定)＞
・集められる限りの様々な土佐の酢みかん(香酸柑橘類)と土佐寿司らあの展示。
・土佐の酢みかん、土佐寿司についての解説や説明。
・土佐の酢みかん料理＆土佐寿司を味わい楽しむ交流会。(もちろん土佐酒や酢みかんリキュールらあのお酒も出されます。)

＜主催＞土佐学協会

＜共催＞土佐寿司を盛り上げる会

＜協力＞Green Citrus Project

＜お問い合わせ先＞長崎雅代(「土佐学協会・土佐の酢みかん研究会」担当理事)
E-mail:vegeco@nifty.com

#土佐の酢みかん
#土佐寿司
#土佐田舎寿司

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2022年09月13日

今こそ必読！小阪裕司先生の「『価格上昇』時代のマーケティング」ぜよ！

今回のお薦め書籍は、つい先日発刊されたばっかしの最新刊、小阪裕司先生(https://kosakayuji.com/)の「『価格上昇』時代のマーケティング～なぜ、あの会社は値上げしても売れ続けるのか～」（小阪裕司著 PHPビジネス新書 2022年9月8日発行 930円＋税）を、ご紹介さいていただきますぜよ。
写真1 お薦め書籍表紙

最後の方であらためてご紹介さいていただくけんど、約1年半ばあ前に出版されて重版を重ねてベストセラーになっちゅう前著に引き続き、今回の書籍も発売1週間もせんうちに重版となっちゅうようで、間違いのう現代ビジネスパーソン必読の書籍ながやき。

まず小阪先生は、今起こっちゅう物価高は決して、一過性の物価上昇や価格高騰やないっちゅうがよ！

つまり、コロナ禍や戦争が終わったち、この流れは変わらんし、今後は物価が常に上がっていく時代がやってくるっちゅうがやき。

ほんじゃき、日本人は特に、これまで「安いことはえいこと」っちゅう固定観念に縛られちょったけんど、そんな時代はもはや終わったっちゅうがよ。

よう値上げについてのインタビューらあで主婦が、「生活費を節約せにゃあ！」と答え、実際にチビッとやち安い日用品を購入しょうとしゆうようなけんど、その一方で趣味のクラフトにゃあ進んで高額な材料を使うたり、はまっちゅう韓流の「推し活」にゃあ大いにつぎ込んだりしゆうがやき。

これが、現在の消費者像ながよ。

つまり、「消費者は二つの顔を持っちゅう」っちゅうことながやき。

ここでいう「節約」たぁ、「予算配分」の話ながよ。

限られた予算の中で、配分したいもんにお金をより配分するために、どうじゃちえいもんは切り詰めるがやき。

この二つの顔はスイッチを切り替えるように、一人の人間の中で一瞬にて切り替わるがよ。

ほんじゃき、インタビューを受けた際にゃあ節約のほうのスイッチが入り、「生活費を節約せにゃ」っちゅうて答えるがやき。

現代の消費者心理を表しゃあ、「どうでもえいもんにゃあお金は使わんけんど、自分にとって意味があると思うたら、惜しみのうお金を使う」っちゅう、「意味合い消費」ながよ。

ほんじゃき、現代の消費者は「欲しいもんがない」き貯金しよって、日本人の個人資産は現金預金だけで1000兆円を超えるといわれ、それが流通せんきに日本の景気は良うならんっちゅうて分析されちゅうけんど、この説を小阪先生は、半分真実を突いちょって、半分は真実が隠れちゅうと思うっちゅうがやき。

今の日本において、「自分にとって意味あるもんを消費したい」っちゅう積極的な消費志向はこぢゃんと強いっちゅうんが、小阪先生の見立てやっちゅうがよ。

心理学者ヴィクトール・フランクル博士の著者「夜と霧」にゃあ、ナチスの強制収容所で生き延びることができた人は、「生きる意味を持っちゅう人」やったっちゅうて書かれちゅうとおり、人は「意味がありゃあ生きられる」けんど、「意味を失やあ死ぬ」っちゅうことながやき。

ほんで小阪先生は、「意味合い消費」とお客さんの「配分」の本質を物語る興味深い事例として、食品ミニスーパーの事例をあげるがよ。

同店は、商圏人口わずか800人っちゅう過疎が進む地方の町にある、面積45坪のミニスーパーで、今から13年前に廃業寸前となって、小阪先生の会に入会したっちゅうがやき。

ほんで、そこで学んだ、「たのしい」を軸にした店作りへの転換と絶え間ない改善らあにより、顧客から「明日行くと決めた瞬間からワクワクする！」とまで評価されるようになり、入会からわずか3年後にゃあ、過去最高の売上・利益にV字回復し、店舗販売のみで過去最高を更新し続けゆうっちゅうがよ！

しかも、一昨年の11月に、同店から車で5分ばあの近所に、同店の10倍の規模の大型食品スーパーがオープンしたがやけんど、それでも客数・売上ともに落ちるこたぁのうて、過去最高を更新し続けゆうっちゅうがやき。

小阪先生は、次のように語るがよ。

「たしかに、『スーパー』っちゅう点じゃあ両者は同じながやき。

けんど実は、『意味合い』っちゅう点じゃあ『別のもん』ながよ。」

同店を訪れるお客さんの何気ない一言に、「ここの帰りに、スーパーに寄って帰ろうね」っちゅう声があるっちゅうくに、まさに端的に現れちゅうがやき。

また小阪先生は、「何にお金を使うか」が厳しゅう問われる時代になったけんど、そりゃあピンチでもあり、チャンスでもあるっちゅうがよ。

今まで何とのう100円で買いよったもんが120円になったき、まっと安い別の商品がないろうかと類似品を探しゆううちに、価格は150円やけんど、それまで知らんかったもんが見つかった……そんとき、それに「意味」を見出だすことができりゃあ、むしろ今までよりか高いもんを買うっちゅうスイッチは必ず入るっちゅうて、小阪先生は断言するがやき。

ほんじゃき、自分の扱う商品にちゃんと「意味」があると判断すりゃあ、その「意味」を、お客さんにとっての「価値」を、ちゃんと伝えることができちゅうろうかっちゅうがよ。

小阪先生に言わせりゃあ、多くの日本の企業や店舗が、せっかくえいもんを作り売りゆうに、その価値を伝えることを怠っちゅう……より正確に言やあ、「伝えてない」ことに気づいちゃあせんっちゅうがやき。

次に小阪先生は、お客さんがものを買うまでにゃあ、「二つのハードル」を越える必要があるっちゅうがよ。

最初のハードルは「買いたいか、買いとうないか」、ほんで、その先のハードルが「買えるか、買えんか」やっちゅうがやき。

ほんで、高いがは一つ目のハードルで、それに比べりゃあ二つ目のハードルはごく低いもんやっちゅうがよ。

ちゅうことは、ワシらあはまず、お客さんに最初のハードルを越えてもらわにゃあならんがやき、そのためにゃあ価値を、つまり「おまさんがこの商品を買う意味」を伝えにゃあならんっちゅうことで、それさえ伝えれりゃあ、価格のハードルは意外と低いっちゅうがやき。

そりゃあつまり、「価格を語る前に価値を語れ」っちゅうことで、そりゃあ値上げ局面においたち同じことやっちゅうがよ。

事例に上げられちゅう、ある惣菜店じゃあ、自慢のビーフシチューがあったけんど、あんまり売れてなかったっちゅうがやき。

つまり、その店のPOPにゃあ、「ビーフシチュー　800円」としか書かれなかったき、安い高い以前に、「買いたい」っちゅうハードルを越えられてなかったっちゅうて、小阪先生は解説されるがよ。

そこで、価値を伝えることにして、「大きなお肉をじっくり煮込み余分な脂をとりのぞき、三日がかりで作りました、当店のおすすめです」っちゅうPOPに書き換えたっちゅうがやき。

たったこれだけのことやけんど、これにより多くの人の「買いたいのハードル」を越え、売上は一気に例年の2倍になったっちゅうがよ。

小阪先生は、この後も様々な事例を上げて詳しゅう解説されちゅうがやき。

そん中じゃあ汎用品についても、もちろん「価値」があるっちゅうて語られ、どんなもんやち「お客さんにとっての価値につながること」を伝えりゃあ伝えるばあ、価値は上がるっちゅうて断言されるがよ。

ほんで、あとはそれをどう引き出し、どう伝えるかだっけの話やっちゅうがやき。

どればあの汎用品やち、どればあ全国各地の売り場に並んじゅう商品やったとしたち、「けんど、やっぱし伝えるがぜよ」っちゅうがよ。

なんでかっちゅうたら、自社から見りゃあ無数に近い売り場やったち、その売り場でその商品に出会う一人ひとりのお客さんにとっちゃあ、一つひとつの出会いやからやっちゅうがやき。

また小阪先生は、こちらがお客さんの懐の心配をするがは、むしろ失礼な話やっちゅうがよ。

自分にとって価値があると思やあ、そのためにお金を使うてくれるがが現在の消費者ながやき、こちらは「ただ、価値を伝えることに全力」になりゃあえいっちゅうがやき。

ほんじゃき結論として小阪先生は、「『価格』は『価値』に従う」っちゅうことで、本気で「価値」を語り、「価値」あるもんになりさえすりゃあ、「価格」は消滅するっちゅうて、力強う語られるがぜよ！

さらに小阪先生は、どればあ日本経済が厳しい状態になったとしたち、究極的に言やあ、おまさんの会社やおまさんが売りゆうもんに配分してもらやあえいっちゅうことながやき、意識すべきながは「顧客の心のシェア」やっちゅうがよ。

また、書籍の後半じゃあ、BtoBのビジネスの事例も、結構紹介されちゅうがやき。

特に、製茶メーカーが価値を伝えていくことにより、取引先を「同志」にしていくことによって、川上から川下まで価値が流れるサプライチェーンが構築されゆうっちゅう事例らあが、ワシらあの「日本名門酒会」のサプライチェーンにとっちゃあ、こぢゃんと学びになるがよ。

さらに、ドライフルーツらあの食品を扱うBtoB卸業を営む会社の事例も紹介されちょって、この会社じゃあ「サプライチェーンの川上から川下まで価値が流れる」ことを「価値のバトンをつなぐ」っちゅうて表現されちょって、まさに言い得て妙ながやき。

ほんで、小阪先生は現在、チルド食品卸や業務用食品卸らあの事業を行う大企業の、川上から川下まで価値が流れるサプライチェーン、価値のバトンリレーの「同志」ネットワークの構築を、お手伝いされゆうっちゅうがよ。

その主な取引先は、全国のスーパーやドラッグストアや、業務用として街の洋菓子店らあで、その数は半端ないばあ多いっちゅうがやき。

そんな中で小阪先生らあが取り組みゆうことの一つは、バトンの渡し手である、多くの会社で現在「営業」と呼ばれゆうスタッフの育成やっちゅうがよ。

これまで「卸す」ことやった彼らあの仕事を、「売り場作りを通じ、顧客(最終消費者)に価値を伝え、商品と顧客(最終消費者)を育てる」仕事に進化さいていくっちゅうがやき。

もちろんそれと協働するがは、彼らあの卸先、とりわけ各店舗やっちゅうがよ。

現在は、卸先の一部の店舗との協働を通じてこの進化を進めゆうところらしいがやけんど、さらにこの先に志向しちゅうこたぁ、協働先である卸先の各店舗との協働を広げていくことやっちゅうがやき。

すなわち「同志」ネットワークの拡充やっちゅうがよ。

このあたりの内容は、「日本名門酒会」に関わる、メーカー・本部(大卸)・支部(2次卸)・加盟店(酒販店)の皆さん全員にとって、こぢゃんと参考になるはずやき、是非とも皆さん全員に読んでいただきたいもんながよ！

さらに小阪先生は、「今、目指すべきは『マスタービジネス』への道」やっちゅうがやき。

マスターたぁ「師匠」のことながよ。

「お客様は神様です」っちゅう言葉があるけんど、そりゃあちくと違うちょって、売る側と買う側とは本来対等であり、むしろ商売人は自分の商売の分野においちゃあお客さんよりかずっと詳しゅうて、一方お客さんはお客さんで、自分の知るべきことを知らんまんまで苦労しよったり、まっと楽しい世界があるがを知らんまんま過ごしゆうがやき。

ほいたら商売人はそれを解決すべく、顧客に有益な価値を提供する「師匠」であるべきやないか？その意味においちゃあ、お客さんは「弟子」と呼ぶべき存在やないか？……そんな思いが込められたがが「マスタービジネス」っちゅうコンセプトやっちゅうがよ。

「お客さんがまだ知らん価値を教える」ことによって、お客さんから対価を得るっちゅうんが「マスタービジネス」であり、「マスター」たぁ、言い換えりゃあ「価値の運び手」やっちゅうがやき。

このあたりの事例もこぢゃんと豊富で、全国の地酒専門店の皆さんらあが「マスタービジネス」を目指す際にゃあ、こぢゃんと参考になるはずながよ。

ちなみに、前出の過疎の町にあるミニスーパーの事例をチョコッと紹介すゃあ、商圏人口800人、店舗面積も45坪とちんまい店やに、ワイン売り場が異常に充実しちょって、「ドンペリ」まで置いちゃあって、それらあが当たり前のように売れていくっちゅうがやき！

その理由は、店主がある時から「マスター」としてワインの楽しさを伝える活動を始め、長年かけてワインの価値を周辺の人らあに伝えていき、顧客を育てていった結果、徐々に扱うワインが増えていき、今じゃあ高級ワインまで売れるようになったっちゅうことながよ。

重要ながは、この「お客さんを育てる」っちゅう視点やっちゅうがやき。

「お客さんを育てる」にゃあ時間がかかるけんど、一方で人の脳にゃあ「可塑(かそ)性」と呼ばれる特徴があり、「一度価値を知ってしもうたら、元にゃあ戻れん」っちゅうことながよ。

こんな事例の話をしたらスッと、「いやあ、その店の地域はえいお客さんが多いがよ。うちじゃあとても……」っちゅう反応が返ってくることが多いがやき。

けんど、もういっぺん言わいてもらやあ、商圏人口800人の過疎の町のミニスーパーぜよ！

おらんがはえいお客さんやないがよ！「マスター」がおらんだけながぜよ！っちゅうて、小阪先生は力強う言い放つがよ。

さて、ちくとアツうなってこぢゃんと長うなってしもうたけんど、最後に小阪先生の前著、「『顧客消滅』時代のマーケティング～ファンから始まる『売れるしくみ』の作り方～」（小阪裕司著 PHPビジネス新書 2021年3月11日発行 870円＋税）も、ここであらためてお薦めさいていただきますぜよ。
写真3 もう一冊の前著　（ブログの終盤）

ちなみにこちらの前著についちゃあ、以下のワシの1年半ばあ前のブログにて、ご紹介さいてもうちゅうがやき。
https://tsukasabotan.livedoor.blog/archives/51984523.html

今回ご紹介さいてもうた書籍と併せて読みゃあ、こりゃあもう鬼に金棒っちゅうもんながよ！

2冊ともに、現代のビジネスパーソンにゃあ、まさに必読の書籍ながぜよ！

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Posted by tsukasabotan at 08:49 │Comments(0)

2022年09月12日

「第19回・土佐酒アドバイザー認定証書授与式」ぜよ！

9月7日(水)は、16時半から「ザクラウンパレス新阪急高知」さんにて、「第19回・土佐酒アドバイザー認定証書授与式」が開催されたがやき。

ちなみに「土佐酒アドバイザー」たぁ、酒国土佐を誇る土佐酒の特性と、その商品知識の普及、きき酒能力の養成向上を図り、豊かな食生活と日本酒文化の振興に寄与することを目的として、高知県酒造組合が主催する資格制度ながよ。

詳しゅうは、高知県酒造組合のホームページ(http://www.kbiz.or.jp/kumiai/sake/)の「イベント」→「土佐酒アドバイザー」をクリックしてご覧くださいや。

かつては、2年に1回程度の間隔で開催しよったがやけんど、最近県外からの受講者らあも現れるばあなかなかの人気で、7回連続の毎年開催やって、昨年までに493名の土佐酒アドバイザーが誕生し、各方面で活躍されゆうがやき。

ほんで今年は、昨年に引き続きコロナ禍で開催が危ぶまれる中、県外の希望者の方々は残念ながらお断りし、ソーシャルディスタンスで21名限定の受講生の方々を集め、令和4年6月8日～8月10日の間、毎週水曜日(13時半～15時40分)に延べ9回の講義と最終日は認定試験を開催し、無事全員の方が合格されたっちゅうことで、今回の認定証書授与式となったがよ。

今回はまだまだコロナ禍やっちゅうこともあり、21名中4名の受講生の方々が残念ながら欠席やって、17名の方々が集まられたがやき。

15時半にゃあ高知県酒造組合のスタッフが集合し、会場の準備らあを済まいたがよ。
写真1 舞台

ほんで、開会予定の16時半にゃあ、「司牡丹」の浅野杜氏の司会で開会し、まずは高知県酒造組合理事長であるワシから、ご挨拶さいてもうたがやき。
写真2 会場全体

まずは、今回「第19回土佐酒アドバイザー資格認定研修」により、新たに21名の「土佐酒アドバイザー」が誕生し、合計人数は遂に500名を突破し、514名となったっちゅうて報告さいてもうて、お祝いの言葉を伝えさいてもうたがよ。

ほんで、本年度「全国新酒鑑評会」において、土佐酒が金賞受賞率・入賞率ともに日本一を獲得するっちゅう快挙を成し遂げ、全体のレベルの高さ日本一を証明したっちゅうことを、是非あちこちで自慢しまくってくださいっちゅうて、お願いさいてもうたがやき。

さらに、来春からスタートするNHK朝ドラ「らんまん」じゃあ、物語前半は酒蔵シーンや酒造りシーンが度々登場するきに、土佐酒にとっちゃあ大きなPRにつながるはずやき、さらにさらに「dancyu」の植野編集長さんが、土佐の「おきゃく」文化に惚れ込み企画された、映画「おきゃく(OKYAKU)」の撮影もスタートするきに、これまた土佐酒にとっちゃあ大きな応援となるはずじゃっちゅうて断言さいてもうたがよ。

ほんで、これからコロナの影響が小さうなってくる秋にゃあ、土佐酒イベントの開催も待ち受けちゅうがやき。

9月25日(日)にゃあ、「第13回銘酒の宴」が開催されるし、10月1日(土)の「日本酒の日」にゃあ、「土佐酒で乾杯！リアル＆オンラインでNAKAMAぜよ！」(～全国一斉日本酒で乾杯！in 高知〈2022〉～)が開催予定ながよ。

皆さん、土佐酒を盛り上げていく機会は今後目白押しやき、是非ワシらあとともに、よろしゅうお願い申し上げますぜよ！

だいたいこんな感じのご挨拶と、ちくとPRをさいてもうたがやき。

お次は、高知税務署長さんから、お祝辞を頂戴したがよ。
写真5 高知税務署長お祝辞

続いては、受講生の皆さんお1人お1人に、ワシから認定証書を授与さいてもうたがやき。
写真6 資格認定者のみなさん

ワシからは表彰状サイズの認定証書と、名刺サイズのプラ製認定カードと認定ピンバッジらあを授与さいてもうたがよ。

ちなみにワシも登壇しちょったき、画像がないがはお許しくださいや。

その後は、認定者代表の方が謝辞を述べられたがやき。

お次は、「土佐酒アドバイザーアソシエーション」の山崎会長さんが登壇し、同会への入会案内のスピーチがあったがよ。
写真7 土佐酒AA山崎会長

続いては、司会の浅野杜氏から、高知県酒審会のイベントらあについての報告があったがやき。

こうして「第19回・土佐酒アドバイザー」認定証書授与式は終了し、第19期生の土佐酒アドバイザー21名がここに誕生することになり、これにて土佐酒アドバイザーの全総数は514名となったがよ。

最後に、19期生の皆さんにワシらあ蔵元も加わって、記念写真の撮影があったがやき。

記念撮影の後も、それぞれの認定者の皆さんが、舞台に上がって個別の記念撮影らあをされて、悦びを分かち合われよったがよ。

さてその後は17時半ばあから、同ホテルの別会場にて「懇親会」が開催されたがやき。

コロナ以前やったら過去の先輩土佐酒アドバイザーの皆さんらあにも集まってもうて、「土佐酒アドバイザー交流会」を派手に開催しゆうがやけんど、今回もコロナ禍っちゅうことで、先輩方は「土佐酒アドバイザーアソシエーション」の山崎会長と平野さんの2名のみで、あとは土佐酒蔵元のスタッフメンバーに「土佐酉水会」の若手らあが加わり、30数名ばあの方々が集まっての懇親会となったがよ。

18蔵元の土佐酒や、この日に開催された「土佐酉水会」の「市販酒勉強会」に使われた県内外のお酒らあもズラリと並べられちょったがやき。
写真8 土佐酒ズラリ

ちなみに司牡丹は、とっくに完売しちゅう「司牡丹・CEL24」(純米吟醸酒)や、「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)らあが用意されちょったがよ。

再び浅野杜氏の司会で開会し、高知県酒造組合理事長のワシが、またまた挨拶をさいてもうて、高知県酒造組合技術顧問の上東先生のご発声にて、みんなあで威勢よう乾杯し、宴席がスタートしたがやき。
写真15 上東先生乾杯ご発声

ほいたら、蔵元も土佐酒アドバイザーの皆さんも、いきなり中央の土佐酒ブースに殺到し、きき酒しまくりになったがよ。
写真17 酒コーナーに殺到

皆さん、まっこと熱心で、素晴らしい心がけながやき！

ワシも、コロナ禍でここ3年近う県外出張が激減した関係で、高知県外の日本酒を飲む機会がメッキリ減ってしもうちょったもんやき、いきなり何ちゃあ食べんまんま、県外酒を中心に試飲しまくらいてもうたがよ。
写真19 盛り上がる会場

結局、しばらくの間は席にゃあ戻らんと何ちゃあ食べんずつ立てったまんま、試飲をしまくりもって、新土佐酒アドバイザーの皆さんらあといろんなお話らあをさいてもうて、ともに盛り上がらいてもうたがやき。

中盤ばあに初めて席に戻んたら、ほとんどのお料理が出されちょったき、「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)を飲みもって、お料理をいただいたがよ。

後半にゃあ、皆さんもアチコチ移動しまくりもって、あるいは立ち飲み状態で、飲んで飲んで語り合うて、飲んで飲んで語り合うて……盛り上がりまくりとなったがやき。

ワシも再び席を立ち、アチコチ移動さいてもらいもって、土佐酒アドバイザーの皆さんらあと大いに酌み交わし、大いに盛り上がったがよ。

こうして19時半ばあにゃあ、「土佐酉水会」の南会長の中〆にて、大団円のお開きとなったがやき。
写真20 南さん締め

新「土佐酒アドバイザー」の皆さん、本日はまっことおめでとうございました！

今後とも土佐酒の振興を、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ！

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Posted by tsukasabotan at 13:19 │Comments(0)

2022年09月11日

幸せの言の葉＜1628＞

「おまさんの強さは、おまさんの弱さから生まれるがぜよ。」(ジークムント・フロイト)

オーストリア出身の精神科医で、「無意識」を初めて扱うて、「精神分析学の創始者」とされる、ジークムント・フロイト(1856～1939)さんの言の葉ながやき。

スポーツやち、勉強やち、仕事やったち、自分自身の弱点を認識し、それを克服しょうと努力を積み重ねることで、将来気がついた時にゃあ、いつの間にか強さに変わっちゅうっちゅうことがあるがよ。

また、もしその弱点自体は克服できんかったとしたち、積み重ねた努力によって、その弱点の近くに、それを補うてくれるばあの新たな強みが生まれることもあるがやき。

あるいは、自分自身の大好きなことに徹底的に集中し、それを磨きあげ続けよったら、特に努力した感がなかったとしたち、いつの間にかその大好きなことの近くにある弱点が、克服されちゅうっちゅうこともあるがよ。

ほんで、大好きなことと、その近くにあった克服された弱点とが合わさって、最大の強みになるっちゅうこともあるがやき。

つまり、自分の弱点を知り、それを認識しもって、いろんな努力や工夫や磨きあげらあを積み重ねていきゃあ、誰っちゃあにないおまさんだっけの本当の強みにつながるっちゅうことながよ。

おそらくはそれが、フロイトさんの言う、「おまさんの強さは、おまさんの弱さから生まれる」っちゅうことながぜよ。

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2022年09月10日

幸せの言の葉＜1627＞

「『そんなバカなこたぁできん』っちゅうて誰やち思うことやったら、競争相手はほとんどおらんぜよ。」(ラリー・ペイジ)

アメリカ合衆国の実業家であり、かのGoogleの共同創業者、ラリー・ペイジ(1973～)さんの言の葉ながやき。

世の中の大半の経営者は、「他社とおんなじこたぁやりとうない」とか、「まだ誰っちゃあやってないことをやりたい」とかっちゅうて、確かに口じゃあ語りゆうがよ。

けんど、実際にトンデモナイぶっ飛んだアイデアが出てきたら、「そんなバカなこたぁできん」っちゅうて、大半の経営者が言うてしまうもんながやき。

ここでジックリと深うに考えてみにゃあいかんがよ。

おまさんが「そんなバカなこたぁできん」っちゅうて本気で思うがやったら、誰もがそう思うっちゅうことであり、つまりそのトンデモナイぶっ飛んだアイデアをもし実現さいたら、競争相手がほとんどおらんブルーオーシャン状態やっちゅうことで、成功は約束されたようなもんじゃっちゅうことながやき。

ほんじゃき、トンデモナイぶっ飛んだアイデアを、はなから「できん」と決めつけて放り投げる前に、「もしこのアイデアを実現できるとすりゃあ……」っちゅうて自分に問いかけて、真剣に深うに考えてみることながよ。

そっから、ほんのわずかな一筋の光明でも発見できりゃあ、誰っちゃあまだ見つけちゃあせん、大金脈を掘り当てることができるかもしれんっちゅうことながぜよ。

Posted by tsukasabotan at 09:00 │Comments(0)

2022年09月09日

【拡散希望！】無料講演のご案内！高知県出身「ミスターラーメン」前島司氏講演会ぜよ！

以前にも7月にご紹介さいてもうたけんど、そっから2ヶ月になるし、また高知県の経営者の方々や特に飲食業の方々にゃあ絶対にお薦めしたい無料の講演会やき、再度ご案内さいていただきますぜよ。

来る令和4年9月29日(木)、ラーメン激戦区環七を制して「ミスターラーメン」と称される、高知県出身で「せたが屋」の前島司社長さんの無料講演会が開催されるがやき。

ちなみに、先着100名様に達し次第締め切りで、現在既に70名ばあの方々のお申込があり、あと30名弱ばあにて締め切りとさいていただきますきに、ご参加ご希望の方はお早めに、いますぐお申し込みをお願い申し上げますぜよ！
写真1 案内チラシ

さて、今回の講演会を、高知県の経営者の方々や特に飲食業の方々らあに、何でワシが絶対にお薦めしたいかっちゅうたら、まずは何ちゅうたち、前島社長さんが高知県出身やっちゅう点ながよ。

かのラーメン激戦区環七を制し、「ミスターラーメン」とまで呼ばれゆう「せたが屋」の創業者が、高知県出身やっちゅうだっけやち、こぢゃんと誇らしゅうなるっちゅうもんながやき。

さらに前島社長さんの凄いところは、まったくの独学でラーメン店をオープンさいたっちゅうところと、2015年にゃあビジネススクールに通われ、MBA(経営学修士)を取得されちゅうっちゅうところながよ！

前島社長さんはワシと同い年やき、2015年っちゅうたら52～3歳っちゅうことで、この年になってMBAを取得されるっちゅうそのパワーは、そりゃ並み大抵のもんやないがやき！
写真2 前島司氏

さらにさらに、2016年にゃあ、ラーメン業界を揺るがすビッグニュース、「せたが屋」の創業者前島社長さんから、株式の66.5%を「吉野家ホールディングス」が取得したっちゅうニュースがあったがよ。

「吉野家ホールディングス」からすりゃあ、牛丼の「吉野家」、うどんの「はなまる」、寿司の「京樽」らあに加え、こだわりのブランドとしてラーメンの「せたが屋」が加わりゃあ、海外進出らあの際のキラーコンテンツとなるっちゅうことながやき。
写真3 せたが屋サイト

前島社長さんからしたち、大企業の資本力やオペレーション力やチェーン展開の仕組みづくりらあが手に入るっちゅうことで、お互いにメリットがあるっちゅうことながよ。

そんなことらあも含め、前島社長さんの講演じゃあ、「私の履歴書」っちゅう演題で45分ばあ、じっくりと語っていただく予定ながやき。

さらにその後の「パネルディスカッション」じゃあ45分ばあ、「徹子の部屋」みたいなイメージで、ワシが黒柳徹子さん役を担当さいてもうて、前島社長さんからジックリといろいろ聞き出さいていただくがよ。

質問したいことが山ばああるき、まっこと楽しみながやき。

もちろん会場のお客さんらあにも、質問らあがありゃあ振らいていただく予定ながよ。

ラーメン店主としても、枠に捕らわれんアイデアで、ニューブランドを次々と世に生み出して、注目を浴び続けゆう存在の前島社長さん。

ワシの大好きな煮干醤油ラーメン「せたが屋」を筆頭に、塩ラーメン専門の「ひるがお」、煮干し中華そば「ふくもり」、とんこつラーメン「俺式」、九鶏醤油中華そば「福味」…ちゅうブランドを次々と誕生さいて、2007年にゃあニューヨークにも進出しちゅうがやき！

さらに翌2008年にゃあ、「New York magazine」の「Best of New York Restaurant section」を受賞し、世界のラーメンブームの先駆け的存在としても注目を浴びちゅうがよ。

ちなみに、お店についてまっと詳しゅう知りたい方は、次のホームページをご参照くださいや。https://www.setaga-ya.com/

こんな凄い方の講演会に、無料で参加できるっちゅうがやき、申し込まんかったらそりゃあ一生の不覚になってしまうぜよ！

詳細についちゃあ、下記をご参照いただき、満席にならんうちに是非今すぐ！お申し込みくださいや！

【高知県出身「せたが屋」代表前島司氏講演会】(土佐経済同友会「人づくり委員会」オープン委員会)

＜日時＞令和4年9月29日(木) 開場受付16時～開会17時閉会18時半予定

＜会場＞城西館 1階太陽の間
高知県高知市上町2丁目5-34 TEL:088-875-0111

＜参加費＞無料※ただしお申込先着100名様限定

＜プログラム＞
第1部　17:00～17:45　前島司氏講演(演題「私の履歴書」)

第2部　17:45～18:30　パネルディスカッション(人材関連)

＜申込締切＞先着100名様に達し次第、受付を締め切ります。

＜申込方法＞
ご氏名、会社名、ご住所、お電話、E-mail、ご参加人数などをご記入の上、下記宛てにお申し込みください。

＜申込先・お問合せ先＞
土佐経済同友会人づくり委員会中田由季
TEL:090-8698-1234
FAX:088-833-0009
E-mail: yuki8787@broad-core.jp

土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック！
司牡丹酒造株式会社

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2022年09月08日

「土佐経済同友会」の「人づくり委員会」で「オープン委員会」最終打ち合わせぜよ！

9月6日(火)は18時半から、東京海上日動火災保険株式会社高知支店6階会議室にて、「土佐経済同友会」の「人づくり委員会」が開催されたがよ。

今回のテーマはいっつもと違うて、9月29日(木)に開催予定の「オープン委員会」の最終打ち合わせながやき。

まずは中田委員長さんから、開会のご挨拶と今回の「オープン委員会」についての説明があったがよ。
写真1 人づくり委員会スタート

ちなみに「オープン委員会」たぁ、通常は「土佐経済同友会」の担当委員会メンバーのみしか出席できん会に、他の委員会メンバーも、さらに一般の皆さんらあも、どなたやちお申し込みさえいただけりゃあ、無料で参加できるっちゅう、特別な委員会ながやき。

ほんで今回の「人づくり委員会」が担当する「オープン委員会」は、高知県出身で、ラーメン激戦区環七を制し、「ミスターラーメン」と呼ばれる、人気ラーメン店「せたが屋」の代表取締役前島司氏をお招きし、講演とパネルディスカッションを「城西館」さんにて、9月29日(木)17時～18時半に開催する予定ながよ。

今回は、まずはその集客状況について、皆さんから報告してもうて、現時点での集計をしたがやき。

ほいたら、同友会メンバーが30名ほどで、一般の方々が20数名ほどっちゅう現状やったがよ。
写真3 委員会風景

先着100名様限定やき、あと40名ばあで満席っちゅうことながやき。

同友会メンバーであと20名ばあは集客できるようなきに、残り20名ばあを一般の方から集めりゃあえいっちゅうことで、中田委員長さんから、ハッパをかけられたがよ。

続いては講演会当日の役割分担についてで、受付、司会進行、挨拶、マイク回しらあについて、役割が決まっていったがやき。

ちなみに第1部講演後の第2部パネルディスカッションについちゃあ、ワシが担当することが決まっちょって、中田委員長さんから「徹子の部屋」みたいなイメージで、堅苦しゅうない感じで進めてほしいっちゅう念押しがあったがよ。

続いては、会場の「城西館」さんから松山さんが来られ、会場設営や段取りらあについての報告があり、みんなあでいろいろ話し合うたがやき。
写真4 城西館松山さん

なお、このオープン委員会講演会の詳細や参加お申し込み方法らあについちゃあ、以前7月にも掲載さいてもうちゅうけんど、だいぶ日数も経っちゅうき、再度明日のblog＆Facebookにも掲載さいていただきますきに、ご参加をご希望されちゅう皆さんは、もうちくとお待ちくださいや。

こうして20時ばあにゃあ、今月の「人づくり委員会」はお開きとなったがよ。

ほんでその後は、有志メンバーにて、いっつものご近所の「居酒屋たけふく」さんにて懇親会を開催したがやき。

まずは生ビールらあで乾杯し、「つきだし」や「チョリソー」や「フライドイカ」らあをいただきもって、盛り上がったがよ。
写真5 つきだし

美味しいお料理が次々に登場し、飲んで食べて飲んで食べて語り合うて、一気に盛り上がったがやき。

途中からは、「土佐司牡丹・生貯蔵酒」に変えて、そっから後はみんなあこのお酒をガンガンに飲みまくりになったがよ。
写真7 司牡丹生貯蔵酒

「焼鳥」や「ウインピー」らあをつまみもって、このお酒をガンガン追加して酌み交わしまくり、さらに会話も盛り上がりまくったがやき。
写真8 焼き鳥

「土佐伝統お座敷文化を守る会」のネタや、今回の講演会についてのネタや、さらに今後の飲み会のプランらあについて等々、多岐にわたって盛り上がったがよ。

「土佐司牡丹・生貯蔵酒」も、ガンガン減っていったがやき。

こうして23時過ぎばあにゃあ、お開きとなったがよ。

「土佐経済同友会・人づくり委員会」の皆さん、まっことお疲れ様でした、今後とも何とぞ宜しゅうお願いいたしますぜよ。

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司牡丹酒造株式会社

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2022年09月07日

【拡散希望！】10月1日「土佐酒で乾杯！」リアル&オンラインイベント＜2022＞大募集ぜよ！

コロナ禍の長期化でウツウツとしちょって、土佐酒を足るばあ飲んで弾けとうてタマランっちゅう皆さん！お待たせしましたぜよ！

令和4年10月1日(土)の日本酒の日は、「土佐酒で乾杯！リアル&オンラインでNAKAMAぜよ！」＜2022＞っちゅうイベントが開催されますき、大募集さいていただきます！

毎年この日は「全国一斉日本酒で乾杯！」イベントが全国各地で開催されよって、高知県酒造組合でも「土佐酒で乾杯！NAKAMAぜよ！」イベントを毎年開催してきたがやき。

ところが一昨年と昨年はコロナ禍の関係で、各地の「全国一斉日本酒で乾杯！」イベントも大半が中止やオンライン開催となり、高知県酒造組合でも「土佐酒アドバイザーアソシエーション」の皆さんのお力をお借りして、リアル&オンラインの複合イベントを開催したがやけんど、結局今年も同様にリアル&オンラインの複合イベントを開催することになったがよ。

会場への参加者は、ソーシャルディスタンスをとって、先着100名様に限定さいてもうて、その他の方々はオンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )にてオンラインでの参加を募集(先着38名様)し、開催することになったがやき。

ちなみにここに掲載さいていただいちゅう画像は、昨年の10月1日に開催されたイベントの画像ながよ。
写真12 舞台

さて今年のリアル会場は、これまで同様「ザクラウンパレス新阪急高知」さんで、開催時間は18時半開宴で19時一斉乾杯、20時終了予定となっちゅうがやき。

内容は、立食スタイルで、高知県酒造組合18蔵元の土佐酒(および焼酎・リキュール)が何と！50種類以上を蔵元の説明を聞きもって堪能できて、お料理はコロナ禍の関係でお1人様ずつの弁当になるけんど、これが「日本料理七福」さんの豪華な「特製二段弁当」やっちゅうき、会費の4000円は格安やといえるがよ！

まずは、土佐酒を特製二段弁当と共にタップリご堪能いただき、土佐酒蔵元らあと語り合いもって楽しんでいただけるがやき。

その後は、全国の皆さんとつながって、19時に「全国一斉日本酒で乾杯！」をして、こぢゃんと盛り上がる予定ながよ。

さらに、今年も含め3年連続で中止となってしもうた「土佐はし拳全日本選手権大会」やけんど、このコロナ禍で継承が風前の灯火となっちゅう、「土佐のおきゃく文化」を代表する「土佐はし拳」の進化を促す新時代の姿を、若き「はし拳大会」優勝チームの方々らあに、会場にて披露もしていただくっちゅう、楽しいアトラクションらあも予定しちゅうがやき！

また後半にゃあ、土佐酒らあが当たるお楽しみ抽選会もあるがよ！

ちなみにコロナ禍以前の2019年は、同様の内容で約160名ばあが集まっちゅうき、おそらく今年の先着100名様は、アッちゃう間に完売しそうなき、ご参加ご希望の方は下記のお申し込み先の高知県酒造組合まで、へんしもお申し込みくださいや！

残念ながらリアル会場の先着100名様に漏れてしもうた方や、最初からオンライン参加をご希望の方や、県内遠方や県外の皆さんは、以下にご紹介のオンラインでの参加をお願い申し上げますぜよ。

オンライン参加の場合は、何と会費は無料やけんど、土佐酒を用意しての参加が条件で、かつ予約の申し込みが必要ながやき。

オンライン酒場「酔うちゅう部」にてのクローズでのオンライン飲み会やき、1室20名様が上限で、2室を設定する予定ながよ。

各室1名は土佐酒蔵元が入るき、ちゅうことは19×2=38名様限定っちゅうことになるがやき。

土佐酒蔵元が順番に交替で入るき、19名で蔵元を独占して語り合いもって飲むことができるっちゅうことながよ！

さらに、土佐酒が当たるお楽しみ抽選会にも参加できる(当選者にゃあ後日送付)し、19時にゃあリアル会場や全国らあと連動して一斉乾杯にも参加できるっちゅうがやき、これで参加費無料っちゅうんは、こりゃあ参加せんかったら間違いのう後悔するがぜよ！

尚、オンライン参加の場合やち、先着38名様にて締め切りとさいていただきますきに、即満席になる可能性は高いきに、ご希望の方は今すぐ！下記のお申し込み先の高知県酒造組合までお申し込みくださいや！

さあ！10月1日の日本酒の日は、リアルで、あるいはオンラインで、みんなあで「なかま」になって、一斉に土佐酒で乾杯ぜよ！

【土佐酒で乾杯！リアル&オンラインでNAKAMAぜよ！～全国一斉日本酒で乾杯！in 高知<2022>～】

【日時】令和4年10月1日(土) 18時受付 18時半開宴 19時一斉乾杯 20時終了予定

【場所】①リアル会場:ザクラウンパレス新阪急高知(高知市本町4-2-50 TEL:088-873-1111)
②オンライン会場:オンライン酒場「酔うちゅう部」クローズ飲み会(https://youtu-bu.jp )

【定員】①先着100様限定 ②先着38名様限定

【会費】①4000円 (要予約。) ②無料(ただし土佐酒を用意しての参加が条件。要予約。)

【内容】
①高知県酒造組合18蔵元の土佐酒(および焼酎・リキュール等)50種類以上を、蔵元の説明を聞きながら堪能できます。尚、コロナ禍の関係で料理はお1人様ずつの「特製二段弁当」(日本料理七福)になります。立食形式。お楽しみ抽選会あり。
②オンライン酒場「酔うちゅう部」において、クローズでのオンライン飲み会となります。土佐酒を用意しての参加が条件となります。尚、「酔うちゅう部」は1室20名様が上限で、2室を設定する予定です。そのうち各室1名は土佐酒蔵元が入りますので、19名×2室=38名様限定となります。土佐酒蔵元が順番に交替で入りますので、19名で蔵元を独占して語り合うことができます。お楽しみ抽選会あり(当選者に後日送付)。

【申込方法】①②とも、高知県酒造組合(高知市廿代町15番1号 TEL:088-823-3558 FAX:088-823-3559 E-mail:sakagura@io.ocn.ne.jp )に予約申し込みをお願いします(お名前・参加人数・ご連絡先)。
※①のリアル会場にお申し込みいただいた方は、ご入金(現金or振込)確認をもって申込確定とさせていただきます。お振込の場合は、ご予約時に振込先をお知らせいたします。
※②のオンライン会場にお申し込みいただいた方には後日、参加に必要なURLと「合い言葉」を連絡させていただきますので、必ずメールアドレスをお知らせください。

【申込締切】令和4年9月28日(水)※ただし満席になった時点で締切日前でも申込締切となります。

【主催】高知県酒造組合
【協力】土佐酒アドバイザーアソシエーション

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Posted by tsukasabotan at 10:28 │Comments(4)

2022年09月06日

【拡散希望！】土佐酒の金賞率・入賞率日本一が朝日新聞デジタル全国配信に掲載ぜよ！

昨日の9月5日(月)17時、朝日新聞デジタル全国配信の経済記事に、「『うまい酒』追い求めて20年辛口好む、あの県がたどり着いた頂点」っちゅうタイトルで、土佐酒が今年の全国新酒鑑評会において、金賞受賞率・入賞率ともに日本一を獲得するっちゅう快挙を成し遂げたことについて、こぢゃんと詳しゅうに掲載されたがやき！

閲覧が多いばあ掲載期間が伸びるらしいきに、こりゃあ全国の土佐酒ファンの皆さんに拡散しまくり、是非皆さんで閲覧しまくり、自慢しまくっていただきたいがよ！

https://www.asahi.com/sp/articles/ASQ8X6GCFQ8HPTLC012.html?iref=sp_biztop_all_list_n

なお、記事の全文についちゃあ有料会員にならんと見れんがやけんど、「登録」すりゃあ「1カ月間無料」らしいきに、是非ともよろしゅうお願い申し上げます！

また、近いうちに朝日新聞紙面にも、全国版に掲載されるらしいきに、皆さん！しばし朝日新聞を要チェックぜよ！

さて、記事の内容についちゃあ、まず高知県が20年ばあ前から地域ぐるみで追い求めた結果、ついに今年の全国新酒鑑評会で「入賞率」と「金賞率」がともに1位になったっちゅうことと、入賞率は初めてで、金賞率についちゃあ21年ぶりの快挙やったっちゅうて書かれちゅうがやき。(画像は6月13日に高知県酒造組合で開催された「プレス発表会＆きき酒会」でワシが撮影したものぜよ。６月21日のブログ参照)
写真1 プレス発表会会場準備

ほんで、今年の鑑評会にゃあ全国から826点が出品され、405点が入賞し、そのうち205点が最高位の金賞を受賞しちょって、金賞受賞の都道府県別の内訳は、福島17、秋田・兵庫各13、長野・新潟各12、山形11、広島10、高知・栃木各8、茨城・京都各7と続いたっちゅうがよ。

上位県にゃあ蔵元が70～80ある県もあり、金賞数で1位の福島にゃあ61の蔵元があり、今回は45点が出品され、入賞率71%、金賞率38%やったっちゅうがやき。

高知にゃあ蔵元が18しかないけんど、出品12点のうち10点が入賞し、そのうち8点が金賞やき、入賞率83%、金賞率67%っちゅうことで、群を抜く好成績やったがよ。

ほんで、これを受けて会見した高知県酒造組合竹村昭彦理事長は、「蔵元が多い県にゃあ数じゃあ勝てんけんど、レベルの高さは高知が日本一」と胸を張ったやとか、「甘い酒が金賞を取りやすい傾向にあった全国新酒鑑評会で、辛口の高知が1位になったがやき、こぢゃんとうれしい」と語ったっちゅうて、掲載されちゅうがやき。
写真16 ウィンドウディスプレイに貼り出す

この後は、30年前までは普通酒造りが主流で、金賞を取る酒は1～2点やった高知が、いかにして路線転換していったか、そのための「高知方式」と呼ばれる独自の手法らあについて、詳しゅうに掲載されちゅうがよ。

当時、高知県工業技術センターの職員やった上東先生(現・高知県酒造組合技術顧問)のインタビューにゃあ、高知酵母の開発についてや、全18蔵元が醸造データを共有する「高知方式」についてらあが書かれちゅうがやき。

さらに、小さな蔵元の急成長を象徴する酒として、「美丈夫」の濵川社長のインタビューや、「文佳人」の有沢社長のインタビューらあも掲載されちゅうがよ。

さあ、土佐酒ファンの皆さん！このコロナ禍による飲食店需要の低迷らあで、今や風前の灯火となっちゅう「土佐のおきゃく文化」やけんど、そんな逆境の中で、「全体のレベルの高さ日本一」を見事に証明した土佐酒のこの記事を、全国に拡散しまくり、何とぞ応援よろしゅうお願い申し上げますぜよ！

https://www.asahi.com/sp/articles/ASQ8X6GCFQ8HPTLC012.html?iref=sp_biztop_all_list_n

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2022年09月05日

令和4年度「高知親公会・西南親公会合同幹事会」ぜよ！

9月2日(金)は、お昼の12時～13時半まで「土佐御苑」さんにて、令和4年度の「高知親公会・西南親公会合同幹事会」が開催されたがやき。

日本政策金融公庫・高知支店・中小企業事業の取引先企業経営者の集まりである「高知親公会」と「西南親公会」の、幹事の皆さんが集まられたがよ。

ワシゃあ幹事となってから、「高知親公会」幹事会にゃあ4月に初めて出席さいてもうちょって、「西南親公会」との合同幹事会にゃあ、今回が初めての出席やったがやき。

まずは12時からは昼食タイムで、なかなか豪華なお弁当と、一人鍋やデザートとコーヒーまで出され、ワシゃあお腹いっぱいになってしもうたがよ。
写真1 豪華ランチ

さて、12時半過ぎからは合同幹事会がスタートしたがやき。

まず、公庫さんの中小企業事業統括さんと、「高知親公会」の代表幹事さんらあから簡単なご挨拶があり、最初の議題は「令和4年度秋期講演会及び懇親会について」で、事務局より詳しい説明があったがよ。
写真3 幹事の皆さん

「令和4年度高知親公会・西南親公会秋期講演会及び懇親会」は、10月18日(火)に「三翠園」さんにて開催される予定ながやき。
写真4 幹事会開会

16時に開会し、代表幹事さんの開会の挨拶と事業統括さんの挨拶があり、ジャーナリストの三神万里子さんの「地域経済の活性化と中小企業への期待」っちゅう講演(講演90分＋質疑応答・謝辞10分)があり、連絡事項や閉会の辞があり、18時15分からは懇親会っちゅうスケジュールながよ。
写真5 事業統括開会挨拶

ほんで、いろいろ役割分担らあが、決められたがやき。

続いての議題は、「令和4年度四国ブロック懇話会交流大会について」で、こちらは10月27日(木)に「JRホテルクレメント徳島」にて開催される予定ながよ。

同ホテルにて、14時30分～14時45分までが代表幹事会で、15時～15時20分が交流会開会式で、15時20分～16時10分までが第1部で、四国経済産業局長の原さんによる講演会ながやき。
写真6 幹事会風景

ほんで、16時25分～17時25分までが第2部で、各県懇話会の代表者4名(15分×4名)による、「ポストコロナを見据えた取り組み」っちゅうテーマでの事例発表会があり、17時35分～18時50分が懇親会っちゅうスケジュールながよ。

ちなみに、来年のNHK朝ドラが佐川町出身の「日本植物学の父」牧野富太郎博士をモデルにした「らんまん」に決定したっちゅうことで、そのPRの意味も込めて、「高知親公会・西南親公会」の発表者は、ワシに決定しちゅうがやき。
写真8 幹事会風景3

この後は、いろいろ意見交換や報告事項や依頼事項があり、「西南親公会」の方々からのご挨拶らあがあったがよ。

こうして13時半にゃあ、令和4年度「高知親公会・西南親公会合同幹事会」は、お開きとなったがやき。

閉会後、ワシだけちくと残って、「四国ブロック懇話会交流会」の事例発表会について、ちくと打ち合わせがあったがよ。

日本政策金融公庫高知支店の皆さん、そして「高知親公会」と「西南親公会」の幹事の皆さん、まっことお疲れ様でした！

今後とも、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ。

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Posted by tsukasabotan at 11:45 │Comments(5)

2022年09月04日

幸せの言の葉＜1626＞

「平常心を持って一切のことをなす人、これを名人というがぜよ。」(柳生宗矩)

江戸時代初期の武将・大名・剣術家で、徳川将軍家の兵法指南役として、柳生新陰流の地位を確立した、柳生宗矩(1571～1646)さんの言の葉ながやき。

たとえどんな分野の仕事やったち、長年その分野において本気で一所懸命に働きよりゃあ、誰やち次第にその分野の「名人」といえるような存在に近づいていくもんながよ。

けんど、最後の最後で、「名人」に近づいたところで終わってしまうか、ホンマの「名人」になれるかが、ハッキリと分かれるがやき。

その差は何によって生まれるかっちゅうたら、その答えが今回の柳生宗矩さんの言の葉ながよ。

すなわち、「一切のことを平常心を持ってなす」っちゅう、ただその一点ながやき。

こりゃあ一見、そんなに難しゅうなさそうに思えるけんど、実際にゃあ相当な修行を積んだ高僧レベルにならにゃあ、できるもんやないがよ。

おまさんも過去を振り返ってみりゃあ、過去のミスや事故や失敗らあは、結局何が原因かっちゅうたら、焦ったりビビったり緊張したりして、普段の力が発揮できんかったことが一番の原因やなかったかよ？

そりゃあつまり、平常心でなすことができんかったっちゅうことながやき。

もし、平常心で一切のことをなすことができりゃあ、ミスも事故も失敗も、ほとんどないなるっちゅうことながよ。

それこそが、「名人」ながやき。

こりゃあそう簡単にできるもんやないけんど、チビッとずつやったら、ひたすらそのレベルに近づいていくこたぁ、誰にやちできるがよ。

つまり、それを一生やり続けることができりゃあ、おまさんも本物の「名人」の仲間入りできる可能性が、大いにあるっちゅうことながぜよ！

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2022年09月03日

幸せの言の葉＜1625＞

「恐れるべき競争相手たぁ、おまさんを全く気にかけることのう、自分のビジネスを常に向上させ続ける人間をいうがぜよ。」(ヘンリー・フォード)

アメリカ合衆国の起業家で、かのフォードモーターの創設者、ヘンリー・フォード(1863～1947)さんの言の葉ながやき。

もし、おまさんのライバルや競合他社の中で、おまさんのことらあ全く気にかけんと、自分のビジネスを常に向上させ続ける人間がおったとしたらっちゅうて、ちくと想像してみいや。

こればあまっことオトロシイ競争相手は、他にゃあおらんがやないかよ？

ちゅうことは、もしおまさんが、ライバルや競合他社のことらあ全く気にかけんと、ただひたすら自分のビジネスを常に向上させ続けることができたとすりゃあ、ライバルや競合他社にとっておまさんは、こぢゃんとオトロシイ競争相手になるっちゅうことながよ。

そりゃあつまり、ライバルや競合他社のことらあ全く気にかけんと、自分のビジネスを常に向上させ続けることができりゃあ、成功は間違いなしやっちゅうことながやき。

そりゃあけんど、言うは易く行うは難しながよ。

けんど、やってみる価値はあるがやき。

今後は、ライバルや競合他社のことらあて気にかけるヒマがありゃあ、自分のビジネスをただひたすら、常に向上させ続けてみろうや。

これを、うまずたゆまず継続していくことができりゃあ、ライバルや競合他社から抜きん出た、特別な存在になれるっちゅうことながぜよ。

Posted by tsukasabotan at 09:00 │Comments(0)

2022年09月02日

「酒道黒金流」の第16回「入門者オンライン質疑応答会＆懇親会」ぜよ！

8月28日(日)は17時から、ワシが開祖を務めさいていただきゆう「酒道黒金流」の、第16回「入門者オンライン質疑応答会&懇親会」を開催さいてもうたがやき。

ちなみに「酒道黒金流」についちゃあ、詳しゅうは、下記の公式サイトをご覧くださいや。

●「酒道黒金流」: https://shudo-kurogane.jp

さて、この日もこれまで通り、17時から18時ばあまでが「オンライン質疑応答会」で、18時ばあから20時ばあまでが「オンライン懇親会」っちゅうザックリした予定で、Zoomを使うて開催されたがよ。

ちなみに今回ワシが用意さいてもうたお料理は、スーパー「サニーマート」さんのお惣菜で、「たっぷり野菜と熟成ハムのマカロニサラダ」「柚子香るホウレン草と4種キノコのお浸し」「いか南蛮漬け」「おつまみチキンと塩昆布キャベツ」「肉豆腐」「土佐巻き」っちゅうラインナップやったがやき。
写真1 お料理

ほんで、これらあのお料理に合わせて用意さいてもうたお酒は、「司牡丹・AMAOTO」(純米酒)やったがよ。
写真2 AMAOTO

早くも飲み食いしとうなってしまう気持ちを必死で抑えもって、ワシゃあZoomを立ち上げたがやき。

ほいたら、京都のハクレイ酒造前社長の中西さん、兵庫の庄司さん、高知の山本さん、栃木のお取引先日本料理店「一蕾」の浅田さんっちゅう常連の4名の方々が入室され、ワシを含めて5名っちゅう人数で、質疑応答会がスタートしたがよ。
写真３　５人入室

ほんで、ちくと四方山話をしよったら、常連の愛知の吉田さんと千葉の小堀さんも入室されたがやき。
写真４　遅れて２人入室

ほいたら、5月の「高知例会」の際に撮影されたバイキンマン像の画像を、中西さんが背景に使うちゅうがに気づかれた方々から、反響があったがよ。
写真６　中西さんバイキンマン！

この撮影の後あたりに、バイキンマン像のツノが折られたっちゅうニュースが流れたけんど、中西さんから「なんぼ悪役のバイキンマンやち、ツノを折っちゃあイカン！」っちゅうお話があり、しばしこの話題で盛り上がったがやき。

ほんで、早速庄司さんから、皆さんのご意見を聞かいていただきたいっちゅうお話があったがよ。

庄司さんは株式会社みたて(https://mitate.kyoto/ )っちゅう、日本を旅する旅行者らあにテーラーメイドでユニークな体験プログラムを提供する、京都府登録のランドオペレーターであり、さらに「酒が美味しゅうなる旅、旅が楽しゅうなる酒。」をテーマに、約1年かけて日本酒ができていくプロセスを楽しむ体験を提供する「朔」(https://new-moon.club/ )っちゅうサイトも運営されゆう方ながやき。
写真７　酒で旅するニッポン

ほんで、そんな庄司さんが、「酒で旅するニッポン講座～なにが酒の味を決めるのか？～」の資料を共有され、ちくとプレゼンをされたがよ。
写真８　なにが酒の味を決めるのか

庄司さんが福島の二本松市に行かれた際、地元だっけでしか手に入らん地酒「千功成」を飲んだら、甘うてドッシリで、最初はこりゃ飲めんと思うたらしいけんど、地元の塩分の強い保存食らあと合わせていただいたら、バッチリやったっちゅうがやき。
写真９　二本松の千功成

つまり、郷土料理である塩分の強い保存食と合わせて、甘口ドッシリになったっちゅうことながよ。

司牡丹が、太平洋の赤身の刺身らあと合う辛口っちゅうんと一緒の意味やっちゅうがやき。
写真１０　土佐の司牡丹

ほんで、庄司さんの考えじゃあ、酒の味を決めるがは、①「料理」が決めるパターン、②「気候」が決めるパターン、③「原材料」が決めるパターン、④「ライフスタイル」が決めるパターンっちゅう4つがあるがやないろうかっちゅうがよ。

写真１１　料理が決める

詳しい図解や豊富な事例もあり、まっこと素晴らしいプレゼンやって、ワシゃあ思わず「すでに酒道や！」っちゅうて絶賛さいてもうたがやき。

その上で、ワシと中西さんが中心になって、いくつかの意見や提案や助言らあもさいてもうたがよ。

中西さんからは、「その蔵がメインにしちゅうがはどこの市場かっちゅうんもあるがやないか？」っちゅう意見も出され、確かにそりゃあ大いにあるっちゅうて、盛り上がったがやき。

また、ワシからは、いま全国の日本酒が、賞を獲るためと若者ウケを狙うて、ドンドンフルーティーでこぢゃんと甘うなって、地域性や土地の風土や食文化から、ドンドン離れていきゆうことが、こぢゃんと危険やっちゅう話もさいてもうたがよ。

そんな中で土佐酒は、地域性や土地の風土や食文化と密接につながった、ちくと酸がある辛口酒が、いまも頑としてベースにあるっちゅうて、語らいてもうたがやき。

かつて、ワシらあが子供の頃、「白ワインは魚、赤ワインは肉」っちゅうんを、何でか知らんけんど、子供やに知っちょったがよ。

それとおんなじように、アメリカやフランスや、世界中の子供らあが、「カツオにゃあ辛口の土佐酒！」っちゅうんを、何でか知らんに覚えちゅうっちゅう状態にできりゃあ最高やっちゅうお話をして、みんなあで盛り上がったがやき。

その後も、いろんな話題で盛り上がりまくりゆううちに、アッちゅう間に18時になっちょったがよ。
写真１５　質疑応答会終了

これにて「質疑応答会」は終了し、ちくと休憩タイムを取ってお酒やおツマミらあを用意してもうて、引き続き「オンライン懇親会」がスタートしたがやき。

ちなみに、「一蕾」さんの浅田さんの奥さんも、いつものようにこっから参加してくださったがよ。

いっつも、ありがとうございます！

さて、まずはそれぞれが用意したお酒を注いで、みんなあで乾杯したがやき。
写真16 AMAOTOで乾杯

浅田さんご夫婦が「船中八策・槽搾り黒」、山本さんと吉田さんが「司牡丹・花純米」、庄司さんが、「司牡丹・宇宙のパワーで夢を叶える純米酒」、中西さんが「司牡丹・まつすぐ」っちゅうお酒での乾杯やったがよ。
写真17 料理とお酒

ちくと遅れて、小堀さんが戻んてきて、「司牡丹・土佐の超辛口本醸造」をグラスに注がれ、再度みんなあで乾杯したがやき。
写真１９　６人で乾杯

さあ、そっから後は、ワシも皆さんも、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、大盛り上がりになったがよ。

ワシも、早速「柚子香るホウレン草と4種キノコのお浸し」や「おつまみチキンと塩昆布キャベツ」らあをいただきもって、「AMAOTO」をキュッとやりゃあ、どちらもあまりに旨い酒の肴なもんやき、箸も杯もいきなり止まらんなったがやき。

さらに、鰹のタタキを巻き寿司にした「土佐巻き」を皆さんに見せびらかしもっていただき、「AMAOTO」をキュッとやりゃあ、鰹のタタキのうま味と酢飯の味わいが、このお酒の風味とまっことバッチリやって、そりゃあもうタマラン旨さで、グラスがガンガン進んでしまうっちゅうもんながよ。
写真２０　７人で乾杯

このあたりで、再び庄司さんから、11月にロンドンで「旅と酒」のイベントがあるっちゅうて、ちくと資料を共有して見せてくれたがやき。
写真２１　ロンドンイベント

こちらのイベントらあについても、ワシと中西さんからちくと助言や意見らあを出さいてもうたがやけんど、庄司さんは「こぢゃんと参考になった！」っちゅうて、悦ばれちょったがよ。

写真２２　庄司さん喜ぶ

いつものように庄司さんは、19時過ぎにゃあ別件があるっちゅうて、退出されたがやき。

庄司さん、たくさんのネタをご提供いただき、ありがとうございました！

またナンボやち、質問や提案らあを持ってきてくださいや！

6人になってからは、小堀さんが中心になって話題提供をされたがよ。
写真２３　６人で盛り上がる

出張で名古屋に行かれちょったお話らあが中心で、有名店「味仙」の台湾ラーメンの話題で盛り上がったがやき。

写真２４　小堀さん盛り上がる

「味仙」の台湾ラーメンにゃあ辛さのランクがあり、まず辛さ抑え目の「アメリカン」や、激辛の「イタリアン」、さらに最強激辛の「アフリカン」があり、ウワサじゃあさらにその上に超々鬼激辛の「エイリアン」っちゅうんがあるらしいっちゅうて、みんなあそのネーミングに爆笑やったがよ。

吉田さんもおられることやし、是非みんなあで、「名古屋例会」を開催し、「味仙」で台湾ラーメンを食べろうっちゅうて、大盛り上がりに盛り上がったがやき。

また、金沢ふくら屋の缶詰「たらの子」が、酒の肴にゃあ最強やっちゅうて、小堀さんが大プッシュやったがよ。

こうして大盛り上がりのうちにアッちゅう間に時間が過ぎて、予定終了時間オーバーの20時過ぎにゃあ、第16回目の「オンライン懇親会」はお開きとさいてもうたがやき。
写真２５　閉会

Posted by tsukasabotan at 10:40 │Comments(4)

2022年09月01日

令和3酒造年度「高知県酒造組合通常総会」ぜよ！

8月26日(金)は、15時から「得月楼」さんにて、高知県酒造協同組合と高知県酒造組合の、令和3酒造年度通常総会が開催されたがやき。
写真1 得月楼

まずは高知県酒造協同組合の総会からながやけんど、その前に高知県中小企業団体中央会の古木さんより、「高知県酒造組合と高知県中小企業団体中央会の連携について」の近況報告らあがあったがよ。
写真2 古木さん

「酒造技術者育成について」、「関西での高知家プロモーション参加について」らあのお話があったがやき。

続いて、同行されちょった高知県事業承継・引継ぎ支援センターの統括責任者の原さんから、「事業承継支援について」のお話があったがよ。

15時半ちょい過ぎばあにゃあ、古木さんと原さんは帰られ、こっから正式な高知県酒造協同組合の総会がスタートしたがやき。
写真3 酒造協同組合総会

まずは事務局の秋久さんより、出席状況の報告があったがよ。

18蔵元中14名が出席で、うち4名が委任状出席やったがやき。
写真4 酒造組合総会来賓

ほんで、理事長のワシから、開会のご挨拶をさいてもうたがよ。

続いての議長選出は、理事長のワシに決定し、議事録署名人の2人を指名さいてもうて、議案審議に入ったがやき。

第1号議案「令和3酒造年度事業報告」、第2号議案「令和3酒造年度収支決算報告について」の報告が事務局からあり、監事さんから監査報告があり、審議され、無事承認されたがよ。

続いては第3号議案「令和4酒造年度事業計画(案)について」、第4号議案「令和4酒造年度収支予算(案)並びに手数料徴収方法(案)について」の報告が事務局からあり、審議され、無事承認されたがやき。

お次は第5号議案の役員補充で、補充役員の選任方法は、選考委員による方法に決定し、議長のワシから5人の選考委員を指命さいてもうたがよ。

選考委員の皆さんが別室にて選考し、選考結果は、退任された酔鯨酒造の松本さんに代わり、酔鯨酒造の大倉社長にお願いしたいっちゅう報告があったがやき。

満場一致でご承認いただいたがよ。

大倉社長、新理事として、今後とも宜しゅうお願い申し上げますぜよ！

お次は、その他当面の諸問題についてで、以下の件らあについて、報告や検討が成されたがやき。

●高知県産酒米価格について。

●JA高知とう精工場について。

●全農パール、全農愛媛とう精料の値上げについて。

●高知県産米生産地拡大と「土佐酒振興プラットフォーム」での取り組みについて。

●「全国一斉日本酒で乾杯！」イベント開催要項について。

●土佐の豊穣祭(11月5日～6日)出展について。

●全国きき酒選手権大会(10月21日)県選考会について。

●宇宙深海酒の証明書面について。

●「JOY OF SAKE」出展について。

●「JAMSTEC 2022」の成果発表について。

●「全米日本酒歓評会」研究会にて「宇宙深海酒」披露について。

こうして16時50分ばあにゃあ、高知県酒造協同組合の令和3酒造年度通常総会は、無事終了したがよ。

その後はちくと休憩の後17時から、高松国税局鑑定官室小濱室長さん、高知税務署岡田署長さん、高知派遣酒類業調整官中屋さん、同担当官亀谷さん、高知税務署酒類指導官尾形さんらあのご来賓を賜り、高知県酒造組合の令和3酒造年度通常総会ながやき。

まずは、理事長のワシから開会のご挨拶をさいてもうて、出席状況報告があり、ワシが議長に選出されたがよ。

続いては、ご来賓のご紹介。

議長のワシから、ご来賓の皆さんを、ご紹介さいてもうたがやき。

ほんで、議事録署名人の2人を指名さいてもうて、議案審議に入ったがよ。

第1号議案「令和3酒造年度事業報告」、第2号議案「令和3酒造年度収支決算報告について」の報告が事務局からあり、監事さんから監査報告があり、審議され、無事承認されたがやき。

続いては第3号議案「令和4酒造年度事業計画(案)について」、第4号議案「令和4酒造年度収支予算(案)並びに賦課金徴収方法(案)について」が事務局から報告され、審議され、無事承認されたがよ。

お次は第5号議案の役員補充で、補充役員の選任方法は、選考委員による方法に決定し、議長のワシから5人の選考委員を指命さいてもうたがやき。

選考委員の皆さんが別室にて選考し、選考結果は、退任された酔鯨酒造の松本さんに代わり、酔鯨酒造の大倉社長にお願いしたいっちゅう報告があったがよ。

満場一致でご承認いただいたがやき。

続いては、その他当面の諸問題についてで、以下の件らあについて、ワシから報告成さいてもうたがよ。

●リニューアル「酔うちゅう部」について。

●映画「おきゃく(OKYAKU)」について。

●日本酒造組合中央会の政治資金寄付について。

●「土佐伝統お座敷文化を守る会」について。

ほんで、文本酒造さんの新役員の皆さんに、自己紹介らあをしてもうたがやき。
写真6 文本酒造さん

最後に、酒類管理官さんのお祝辞の代読が小濱鑑定官室長さんからあったがよ。
写真7 来賓祝辞

これにて、高知県酒造組合の令和3酒造年度通常総会は無事終了したがやき。

皆さん、長時間まっことお疲れ様でした！

ほんで、「得月楼」さんの部屋を変えて、18時過ぎばあからは懇親会ながよ。

持ち込みさいてもうた土佐酒を、みんなあで注ぎ合うて、岡田署長さんのご発声にて乾杯し、宴席がスタートしたがやき。
写真8 乾杯ご発声

ほいたら「刺身盛り」に、今が旬のメジカ(ソウダガツオ)の新子が、ブシュカンとともに入っちょったがよ。
写真10 刺身盛り

ワシにとったち、今年初の新子やき、まっこと嬉しかったがやき。

ブシュカンをギュッと搾りかけたメジカの新子をいただきゃあ、旨いの何の！土佐酒が進むこと進むこと！

そっから後は、当然のごとく会話が弾みまくりとなったがよ。
写真12 宴席風景

さらに、「煮物」や「寿司」らあも出され、時間が経つにしたがって、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、会場は盛り上がりまくりになっていったがやき。
写真13 寿司、煮物

こうして20時近うになった頃、大団円のお開きとなったがぜよ。

土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック！
司牡丹酒造株式会社

Posted by tsukasabotan at 10:11 │Comments(0)

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