2023年01月31日

「酒蔵レストラン 宝」にて「初しぼりの会<2023>」開催ぜよ!

1月24日(火)は、有楽町は東京国際フォーラムの「酒蔵レストラン 宝」さんにて、宝蔵9蔵元が集うイベント「初しぼりの会<2023>」が開催されたがやき。


ほんで18時ばあにゃあ、宝蔵9蔵元らあが集まり、打ち合わせやったがよ。
写真1  宝写真2  打ち合わせ・敷波店長












写真3  打ち合わせ・谷田料理長写真4  打ち合わせ・スタッフ紹介












まずは「宝」の敷波店長さんからご挨拶があり、この日のイベントの流れらあについて、説明があったがやき。
写真5  開会・敷波店長挨拶

お次は谷田料理長さんから、この日のお料理についての説明があったがよ。










続いては、「宝」スタッフの皆さんのご紹介があったがやき。
写真6  蔵元紹介

ほんで引き続き19時からは、本番の「初しぼりの会〈2023〉」が開催されたがよ。


今回もなかなかの人気で、90名のお客様が集まられ、開会時間直前にゃあ受付は行列やったがやき。


開会となり、まずは敷波店長さんが、司会進行を担当されてご挨拶。


ほんで、9名の蔵元を1人ずつご紹介し、その度に拍手喝采となったがよ。


お次は、谷田料理長さんから、この日のお料理の解説があったがやき。


続いては乾杯酒の「開華・遠心分離・純米吟醸生原酒」が提供され、いよいよ乾杯ながよ。
写真7 乾杯酒・開華と前菜

⚫️「開華・遠心分離・純米吟醸生原酒」


「開華」の島田社長さんのご発声にて、みんなあで声高らかに乾杯したがやき。







こっから後は次々とお酒と料理が出され、それぞれのお酒が出されるたんびに、9蔵元が順番にご挨拶と、お酒の説明らあをしていき、他の蔵元が注いで回るがよ。
写真8  店内風景写真9  店内風景2











写真10  店内風景3












⚫️「春鹿・純米超辛口生原酒」
写真11  春鹿、西の関、開華
★前菜(干し柿栗きんとんバターチーズ、奈良漬け湯葉寿司、牡蠣の照りコロコロ煮、もって菊のお浸し、辛子梵天茄子、秘伝豆)

⚫️「西の関・特別本醸造生貯蔵酒」


ワシも、次々と場所を移動しもって、常連のお客様らあと盛り上がり、ガンガンお酒を酌み交わさいてもうたがやき。





⚫️「浦霞・特別純米生酒」
写真12  浦霞

★刺身(漬けマグロ、平目昆布締め)
写真13  刺身

さらに移動し、盛り上がりまくったがよ。









⚫️「嘉美心・桃花源・白桃酵母」

★逸品(大和牛ローストビーフ〜無花果ソース〜)

写真14  嘉美心写真15  逸品・ローストビーフ











このあたりにゃあ、既に全てのお席が大盛り上がりになり、こぢゃんとお客様との会話も弾み、さらにガンガン酌み交わさいてもうたがやき。


ワシらあにお客様が注いでくださるがは有り難いがやけんど、何ちゃあ食べんと飲むだっけやき、アッちゅう間にお酒が回り、立派な酔っぱらいの誕生ながよ。


⚫️「司牡丹・船中八策・しぼりたて」
写真16  船中八策しぼりたて
とにかく全室貸し切り満員なもんやき、ワイワイガヤガヤ状態で、こうなりゃあもはや蔵元の商品説明らあ、なかなか耳に入りゃあせんがやき。


そんな中で「船中八策・しぼりたて」が登場し、ワシの商品解説の順番となったき、ワシゃあ商品解説はそこそこにして、4月からスタートするNHK朝ドラ「らんまん」のネタを話さいてもうて、皆さんの興味を惹いたがよ。


「らんまん」の主人公のモデルは、我が町佐川町出身の「日本植物学の父」牧野富太郎博士で、牧野博士は佐川町の酒蔵の息子やき、物語前半の1ヶ月ばあは酒造りシーンだらけやき、是非ご覧くださいやっちゅうたら、皆さん大盛り上がりになったがやき。


⚫️「大山・特別純米しぼりたて」
写真17   大山
★酢物:漬け帆立と白キクラゲの酢の物〜自家製デコポン酢〜
写真18  酢の物


さらに移動し、ワシゃあアチコチで「らんまん」のネタで盛り上がらいてもうたがよ。








⚫️「白嶺・しぼりたて・祝55磨き」

★揚物:車麸海老真丈 バター味噌

写真19  白嶺写真20  揚げ物

このあたりじゃあ、ワシゃあかなりの酔っぱらいやって、同等に酔っぱらいのお客様らあと共に、大盛り上がりになったがやき。









⚫️「久寿玉・純米生原酒」

★食事:本わさび出汁茶漬け

写真21  久寿玉写真22  食事・茶漬け













こうして、アッちゅう間に21時半になっちょったがよ。


中締めは、敷波店長さんやって、4月1日にゃあ「宝」の20周年イベントを開催するっちゅう発表があり、皆さんヤンヤの拍手喝采の大盛り上がりとなり、そんな中で大団円のお開きとなったがやき。
写真23  盛り上がる宴席写真24  盛り上がる宴席2












写真25  中締め

こうして、皆さんまっこと幸せいっぱいのニコニコ満開笑顔で、帰路につかれたがよ。


ご参加いただきましたたくさんの皆様、まっことありがとうございました!


今年も1年、「宝」と宝蔵9社を、何とぞよろしゅうお願い申し上げますぜよ!




さて、お客様がお帰りになられた後は、蔵元らあみんなあで、お疲れ様の打ち上げ懇親会ながやき。
写真26  宝蔵9蔵初しぼり写真27  宝蔵9蔵初しぼり2












打ち上げは、お客様の悦びが伝染したかのように、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、こぢゃんと盛り上がったがよ。


ちなみに、ワシゃあ既に完全に出来上がっちょったき、打ち上げ懇親会の記憶はあんまりないがは、そりゃあ当然ながぜよ。
















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2023年01月30日

「土佐学協会」令和4年度第9回理事会ぜよ!

1月23日(月)は18時から、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう「土佐学協会」の「令和4年度第9回理事会」が、Zoomを使うたオンラインにて開催されたがやき。


今回は、理事長のワシと事務局長の清原先生と長崎さんっちゅう、3名での開催やったがよ。
写真1 理事会スタート









ほんで、まずは到着したばっかしの「ニュースレターNo.63」について、事務局の清原先生に印刷や発送作業の御礼を伝えさいてもうたがやき。
写真2  ニュースレター

ほんで、このニュースレターに掲載されちゅう「土佐学年報・第17号」の原稿募集について、締め切りが3月末になっちゅうけんど、清原先生から、次回「土佐学大会」の日程もあるけんど、この締め切り日がホンマの締め切り日やっちゅうて、あらためての確認があったがよ。


次に、長崎さん担当の「土佐の食材・郷土料理研究会」が主催する「郷土野菜を楽しむ会」についてやけんど、これまでのような形式での開催はなしで、この前日の1月22日(日)に開催された、株式会社わらびの代表畠中智子さん企画「おきゃくを作ろう!」イベントに、「土佐学協会」として加わり、このイベントの画像や映像らあの撮影代に研究会費を充てたっちゅう報告があったがよ。


「土佐の酢みかん&土佐寿司まつり」らあでこぢゃんとお世話になっちゅう、寿司作家で郷土寿司研究家「酢飯屋」の岡田さんにも、こちらのイベントにご参加いただき、こぢゃんと悦んでいただけたがやけんど、ドキュメンタリー映画「おきゃく(OKYAKU)」(https://www.okyakumovie.com/ )を製作して世界に向けて発信するっちゅうて発表されちゅう、雑誌「dancyu」の植野編集長さんは、お誘いしちょったがやけんど、残念ながら参加がかなわんかったがやき。
2023.1.30写真3 理事会風景

最後に、長年協会事務局を担当してくださりゆう清原先生が、定年の関係らあもあり、今期いっぱいにて協会を退任されるっちゅうことで、今後の事務局問題と今後の「土佐学協会」存続についての問題らあを、ちくとじっくり話し合うたがよ。


もし「土佐学協会」が解散することになったとしたち、5月か6月頃に開催予定の「土佐学大会」の「総会」にての決議となるき、正式にゃあここで決定となるっちゅうことながやき。


その後、「総会」と「土佐学大会」の内容をまとめた「ニュースレター」を発行せにゃあいかんき、そこまでは事務局として清原先生が担当していただけるっちゅうことになったがよ。
2023.1.30写真4 理事会風景2

また、もし別の方が事務局を担当していただけることになり、協会が存続することになったとしたち、清原先生にゃあ引き継ぎらあをお願いせにゃあいかんがやき。


清原先生、ご多忙のところ、まっこと申し訳ございませんけんど、もうしばらく何とぞ宜しゅうお願い申し上げます!


こうして19時過ぎばあにゃあ、「土佐学協会」令和4年度第9回理事会は、お開きとなったがよ。


ご出席いただきました理事の皆さん、ありがとうございましたぜよ!













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2023年01月29日

幸せの言の葉<1672>

「永久の未完成、これ完成ぜよ。」(宮沢賢治)


「雨ニモマケズ」や「銀河鉄道の夜」らあで知られちゅう、岩手県出身の詩人・童話作家、宮沢賢治(1896〜1933)さんの言の葉ながやき。


それがどんな分野やったとしたち、その道を本気で究めろうと思うたら、自分の一生をかけたとしたち、完成といえるレベルに到達することらあて、残念ながら実は不可能ながよ。


この真実を知ってしもうたら、もしかしたら「ほいたら一生かけたち何ちゃあ究めることらあできんやいか!」っちゅうて、ガッカリしてしまうかもしれんけんど、実はガッカリすることらあ何ちゃあないがやき。


どんな分野の道やち、本気で究めろうと思うたら、永久に未完成やっちゅうんは真実じゃああるけんど、それこそが「道」の本質ながよ。


過去のいかなる先人や偉人や聖人やち、そんな永久に未完成の「道」を歩み続けゆう途上で、一生を終えちゅうがやき。


つまり、永久に未完成の「道」やと知りもって、その「道」を永久に歩み続けるっちゅう行為そのものを、この世的に言うたら、それが「完成」っちゅうことながぜよ。

  
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2023年01月28日

幸せの言の葉<1671>

「人生たぁその時々に自然に変化し移りゆくもんながやき。変化に抵抗しちゃあならん。そりゃあ悲しみを招くだけながぜよ。」(老子)


中国春秋時代の哲学者、老子(紀元前571年頃?〜紀元前471年頃?)さんの言の葉ながよ。


諸子百家のうちの「道家」は老子さんの思想を基礎とするもんで、後に生まれた「道教」は、彼を始祖においちゅうがやき。


この言の葉は、マイナス思考のようにも捉えられるけんど、ワシゃあ大いなるプラス思考やと感じたがよ。


要するに、人生たぁ自然に変化して移りゆくもんやと決まっちゅうに、その変化に抵抗するきに悲しみを招くがじゃっちゅうて、老子さんは語っちゅうがやき。


ほいたら、人生は自然に変化して移りゆくもんやっちゅう真実を、そのまんま自分事として受け入れ、変化に抵抗するがやのうて、その真実を丸ごと抱きしめりゃあえいっちゅうことながよ。


自身の心身の老いも体にくるガタも病も、仕事や会社の失敗も時代おくれも衰退も、そのまんま受けとめ、それらあに抵抗するがやのうて、そのまんまを抱きしめりゃあ、そこにもまた大いなる光が立ち現れるもんじゃっちゅうて、ワシゃあ受け取ったがやき。


こりゃあ老荘思想的な自然の摂理に従うた、まっこと大いなるプラス思考やといえるがよ。


光は、天にだっけあるがやない!


老いやガタや病や、失敗や時代おくれや衰退っちゅう、一見悲しみに見えるもんの底を突き破った先にも、光は立ち現れてくるっちゅうことながぜよ。

  
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2023年01月27日

【永久保存版】旧暦正月に「おきゃくを作ろう!」ぜよ!【後編】

1月22日(日)の旧暦正月の日は、「株式会社わらびの」の畠中智子さんが企画された「おきゃくを作ろう!」っちゅう、土佐の食文化の歴史に残るであろう一大イベントが、智子さんの妹さんの大家家、「民泊MAREYA」さんにて開催されたがやけんど、今回はその【後編】ながやき。

ちなみに今回の「おきゃく」は智子さんの実家、香美市(旧香美郡)香北町蕨野集落の西野家で代々行われゆう「正月おきゃく」の再現ながよ。
写真1  西野家のおきゃく


画像の「西野家のおきゃく『正月』香北町」は、2004年に発行された「土佐のお客」(高知県文化の県づくりを進めるネットワーク)の、ポスターの一部に紹介されたもんながやき。


ところで、【前編】じゃあ伝え忘れちょったけんど、今回の「おきゃくを作ろう!」は、智子さんが指南役で、大半の料理のレシピが窓に貼り付けられちょったがよ。
写真2  レシピ


「鯛蒸し」の詰め物、「鯨の煮物」の具材、「巻き寿司の芯」、「葉にんにくヌタ」、土佐の「寿司飯」、郷土寿司研究家・岡田大介さんの「酢飯」らあのレシピが、ご覧の画像のとおり貼り付けられちょったがやき。







さて、「おきゃく」づくりも後半に入り、岡田さんが刺身盛りをつくるっちゅうことで、寿司職人の見事な手際で、ブリを切ってくださったがよ。
写真3  岡田さんブリを切る












さらに、岡田さんも関わっちゅう安芸市の合同会社シーベジタブルの商材、トサカノリを付け合わせに用意されちょって、「葉にんにくヌタに合うはず!」っちゅうことやったがやき。
写真4  トサカノリ写真5  ブリとトサカノリ 葉にんにくヌタ

見た目も美しい、「ブリとトサカノリの葉にんにくヌタ」の完成ぜよ!


さらに、本職の寿司を握る岡田さんの姿は、流石はいぶし銀のカッコ良さやったがよ。





真ん中にゃあ、時期的にちくと酢が抜けちゅうけんど、龍馬さんも愛した土佐の酢みかん「ダイダイ」を乗せて、アッちゅう間に「寿司盛り皿鉢」の完成ながやき。
写真6  岡田さん寿司づくり写真7  寿司を握る岡田さん












写真8  岡田さん作 寿司盛り皿鉢











その周りじゃあ、昆布巻き寿司らあを切ったり、デザートの「フルーツポンチ」を作ったりと、30分後の16時に予定しちゅう「おきゃく(土佐流宴会)」のスタートに向けて、ラストスパートながよ。
写真9  昆布寿司切る写真10  フルーツポンチにトサカノリ












ほいたら岡田さんが、「寒天も海藻ながやき、トサカノリはフルーツポンチに入れたら絶対美味しい!」っちゅうて、急遽「トサカノリ入りフルーツポンチ」が完成したがやき。


さらに岡田さんが、「ファームベジコ」の長崎さんくの胡瓜で「かっぱ巻き」を作るっちゅうことやったき、ワシが冗談半分に「土佐の『チクキュウ』は胡瓜丸ごとを使うがやき、かっぱ巻きも丸ごと使うたらどう?」っちゅうたら、「そりゃ面白い!」っちゅうて即断で挑戦してくださったがよ。
写真11  キュウリの一本巻きに挑戦写真12  キュウリの一本巻き!











写真13 カッパの姿巻き写真14  カッパの姿巻き スジアオノリ











写真15  悦ぶ長崎家の2代の嫁
うまいこと巻けるかちくと心配やったけんど、見事な「胡瓜の一本巻き寿司」が完成したがやき。


「サバの姿寿司」ならぬ、「カッパの姿巻き寿司」やっちゅうてワシが命名したら、皆さんにバカウケで、「こりゃあ『チクキュウ』に続く、土佐の名物になるかも!」っちゅう声があがったがよ。


岡田さんの盛り付けも、やっぱし素晴らしいがやき。


一皿はそのまんま、もう一皿は下に「スジアオノリ」を敷いて、その上に「カッパの姿巻き」を乗せるっちゅうニクい演出を即興で繰り出したがよ。



「ファームベジコ」長崎家の2代の嫁も、ニコニコ満面全身満開笑顔やったがやき。


さて、ワシも早速「おきゃく」用の燗酒の準備ながよ。


まずは、「船中八策」(超辛口・純米酒)を4本の徳利に注いで、湯煎で燗酒をつくらいてもうたがやき。
写真16  船中八策の湯煎












その頃、四国四県にて屋外パーティーらあを手掛けゆう「The traveling kitchen YUM」(株式会社味菜)の川西史宏さんが、大型バスのキッチンカーを移動させるっちゅうことで、家の前にいったん駐車してくださり、みんなあに披露してくださったがよ。
写真17  キッチンバス写真18  キッチンバス厨房


ワシもバスをキッチンカーにするらあて、初めて見たもんやき、車内も見せてもうたがやけんど、まっこと圧巻の厨房やったがやき。


川西さん、ありがとうございますぜよ!


さて、いよいよほとんどの料理が準備できたっちゅうことで、「おきゃく」のしつらえながよ。


「鯨の煮物」「鯛蒸し」「ブリの刺身・葉にんにくヌタ」「寿司盛り」「組物皿鉢」「フルーツポンチ」……物据えの上にズラリと並びゃあ、まっこと迫力満点の壮観さやったがやき。
写真19  皿鉢セッティング写真20  鯨煮物写真21  鯛蒸し












写真22  ブリぬた写真23  岡田さんの寿司盛り写真24  組物皿鉢












写真25  フルーツポンチ












予定の16時をちくと15分ばあオーバーしちょったけんど、ほぼ予定どおり皆さん着座したがよ。


車の方々にゃあお茶を注ぎ、飲める方々にゃあ「船中八策」の燗酒を注いで、岡田さんのご発声にて、20名ばあのみんなあで乾杯したがやき。


早い方は朝から、ワシも含め何名かの方は昼の12時から手づくりしてきた「おきゃく」が、いよいよスタートしたがやき、まっこと感無量で、お腹もペコペコやったき、燗酒が胃にキュ〜ッと沁みて、旨いこと旨いこと!
写真26  おきゃくのしつらえ写真27  おきゃくのしつらえ2












写真28 着座写真29  岡田さん乾杯発声












写真30  おきゃく開会!

宴席全体に、一気に笑顔の花が満開に開いたがよ。


さて、お料理やけんど、岡田さん念願の初体験の「鯛蒸し」を、ご自身が開いたがやき。
写真31  鯛蒸しを開く



ワシも早速いただいたがやけんど、葉にんにくの風味が絶妙なオカラに、蒸し鯛のうま味が加わり、旨いの何の!


しかもこりゃあ、辛口の燗酒にベストマッチやって、「船中」燗酒が進みまくりで、岡田さんとワシゃあガンガン酌み交わさいてもうたがやき。


さらに、冷蔵庫に冷やされちょった、他の司牡丹のお酒も出さいてもうたがよ。
写真32  司牡丹いろいろ


4月スタートの朝ドラ「らんまん」の主人公のモデル牧野富太郎にちなんだ「司牡丹・花と恋して」(純米酒)、宇宙と深海を旅した酵母で仕込まれた世界初の「土佐宇宙深海酒」(純米吟醸酒)、今が旬のしぼりたて生原酒「司牡丹・裏しぼりたて純米生酒」っちゅう3本を、みんなあで注ぎ合うて盛り上がりまくったがやき。


さあ、ガンガン飲みもって、いろんな「おきゃく」料理をいただくぜよ!


ワシの大好物の「ブリの刺身・葉にんにくヌタ」は、これまた絶品で、「船中八策」の燗酒が進みまくりながよ!


さらに、岡田さんお薦めのトサカノリを葉にんにくヌタに付けていただきゃあ、これまた旨いこと旨いこと!


トサカノリの寒天みたいな食感と海の風味に、葉にんにくの風味と酢味噌の甘酸っぱ辛味も加わり、こりゃあナンボやち食べれて、しかも日本酒のアテに最高!


「船中」燗酒がガンガン進んだがやき。


お次の「鯨の煮物」は、これまた葉にんにくタップリで、その風味と鯨肉の濃厚な脂のうま味が絶品の調和!


こちらは「司牡丹・裏しぼりたて」の鮮烈なうま味と見事なマッチングやったがよ!


続いては、「サバの姿寿司」をいただきゃあ、柚子酢の甘酸っぱさとサバの鮮度抜群のうま味が絶妙なハーモニーを奏でて、幸せ感があふれてくるがやき!


「花と恋して」がガンガン進んだがよ。


お次は、スジアオノリ付きの「カッパ姿巻き寿司」をいただいたがやけんど、これまたフレッシュで爽やかでナチュラルな美味しさ!


こりゃあマジで、土佐の新たな名物になるかもしれんがやき。


こちらは「土佐宇宙深海酒」とバッチリやったがよ。


続いては、ご参加メンバーの泉利昆布海産泉谷社長さん提供の昆布を使うた、「白板昆布巻き寿司」と「黒板昆布巻き寿司」をいただいたがやき。


昆布のうま味と柚子酢の酸味が、「司牡丹・裏しぼりたて」と見事に引き立て合うて、これまた箸も杯も進みまくったがよ。


この後は、ちくと遅れて16時頃に参加された大月町柏島のNPO法人黒潮実感センターの神田センター長さんが持って来られた、柏島特産の「ブリのへだ寿司」もいただいたがよ。
写真33  ブリのへだ寿司












さらに神田さんは、珍しい「マグロのチチコ(心臓)」もお土産に持って来られちょって、それを何と生のまんまで「牛レバ刺し」風に胡麻油で調理してくださったがやき。
写真34  マグロのチチコ写真35  マグロのチチコ レバ刺し風












これまた旨いの何の!


「司牡丹・裏しぼりたて」が進みまくったがよ。


さらに神田さんは、この日1日だっけ、しかも朝9時から2時間だっけ限定で「口開け」として解禁された、希少な大月町柏島のメノリ(岩のり)を、ご自身で収穫してお土産に持って来られちょったがやき。
写真36  取れたて口開けメノリ

こりゃあ後から、「お雑煮」に入れろうっちゅうことになったがよ。


さあ、こっから「おきゃく」はドンドン盛り上がりまくりだいて、せっかく県外から参加の方々も多いきにっちゅうことで、土佐伝統のお座敷遊び文化の代表「はし拳」を、ワシが皆さんにレクチャーしもって、ちくと披露さいてもうたがやき。





しばし「はし拳」で盛り上がった後は、いよいよ希少なメノリ入りの「お雑煮」が登場したがよ。
写真37  はし拳風景写真38  メノリ入りお雑煮

つきたてのスジアオノリ入りのお餅と希少な柏島の「口開け」メノリの入った「お雑煮」は、まっこと全身が癒されるばあホッコリ和み、幸せ感が沁みわたっていく美味しさやったがやき。








その後は、岡田さんの著書、ベストセラー写真絵本「おすしやさんにいらっしゃい!〜生きものが食べものになるまで〜」(岩崎書店)の紹介タイムがあったがよ。
写真39  岡田さん絵本紹介


このつい数日前も、高知の幼稚園らあで、岡田さんが食育活動の一環として、魚をさばいて切り身になるまでの観察会らあを開催したっちゅうんが、テレビのニュースらあで流れ、新聞記事にも掲載されたばっかしながやき。


まっこと、岡田さんの活動は、ますます幅を拡げまくりながぜよ!


さて、時間も20時ばあになって、ちらほら帰宅される方々も出はじめ、居残りの「ハラン組」(※土佐の「おきゃく」で、最後まで残って、つまりハランだっけになってもまだ飲みゆう人のこと)が集まってきて飲みだいたき、ラストに残しちょった「司牡丹・きもと純米かまわぬ」を、ワシが湯煎燗酒にして、皆さんと酌み交わさいてもうたがよ。
写真40  ハラン組


飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて盛り上がりまくったがやけんど、やっぱしこれぞ土佐の「おきゃく」ながやき!


いつの間にか「かまわぬ」もカラになり、ついに大家家のお酒まで出していただき、みんなあでガンガン酌み交わしだいたがよ。


こりゃあ、この調子でやり続けたら、ワシゃあもはや帰れんなってしもうて、民泊「MAREYA」さんに岡田さんとともに1泊せにゃあいかんなってしまうと思うたき、ちくとお酒を休憩して、最後にトサカノリ入り「フルーツポンチ」をいただいたがやき。


このトサカノリが、色目も美しゅうて、まさに寒天とおんなじような食感があり、甘いもんがあんまり得意やないワシやち、まっこと美味しゅういただいたがよ。


こうして、ワシゃあちくと記憶がアヤフヤやけんど、おそらく21時ばあにゃあ、おいとまさいていただいたがやき。


さて、今回の「おきゃくを作ろう!」に参加さいてもうて、あらためて台所の現場に大勢が集うっちゅうことの重要性に気づかいてもうたがよ。


つまり、みんなあで台所に集うて、あーやない、こーやないっちゅうてワイワイやりゆう中でこそ、「フルーツポンチにトサカノリを入れる」とか、「胡瓜を一本丸ごと巻き寿司にする」とか、新たな料理や技術らあが生まれてくるがやっちゅうことながやき。


伝統的な土佐の皿鉢料理や今に伝わる様々な郷土料理らあも、実はそんな中から次々に誕生していったがやないろうかのう。


クリエイティブは、「おきゃく」のカオスの中からっちゅうことながぜよ!


こんなエラそうなことを言いもって、後片付けもせんまんまベロベロに酔っぱろうて先に帰ってしもうて、智子さん、大家家の皆さん、まっこと申し訳ございませんでした!


そして、土佐の食文化の歴史に刻まれる素晴らしい「おきゃく」を作りあげてくださった皆さん、まっことまっことありがとうございました!


感謝、感謝ぜよ!













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2023年01月26日

【永久保存版】旧暦正月に「おきゃくを作ろう!」ぜよ!【前編】

1月22日(日)の旧暦正月の日は、「株式会社わらびの」の畠中智子さんが企画された「おきゃくを作ろう!」っちゅう、土佐の食文化の歴史に残るであろう一大イベントが、智子さんの妹さんの大家家、「民泊MAREYA」さんにて開催されたがやき。
写真1  MAREYA

ほんまは朝9時ばあから集合して、餅つきやら「鯛蒸し」づくりやらをお手伝いせにゃあいかんかったがやけんど、ワシゃあ前日に記憶がアヤフヤになるばあ飲んでしもうて、到着したがはお昼の12時ちょい前ばあやったがよ。








お庭にゃあ、片付けられる直前の餅つきの臼があり、お餅もズラリ完成しちょって、「鯛蒸し」も蒸されゆう真っ最中やったがやき。
写真2 臼写真3  お餅











写真4  鯛蒸し中写真5  鯛蒸しづくり中











邸内に入りゃあ、既に皆さん台所にて、「おきゃく」料理の準備の真っ只中やって、ちくとワシみたいなシロウトが入る余地はなさそうやったがよ。
写真6  台所風景












柚子酢を使うた酢飯づくりやニンニク葉を使うたヌタづくりや、昆布寿司用の昆布の下準備やらが、智子さんの指揮の元、オーケストラのようにテキパキと行われよったがやき。
写真7  葉にんにくヌタ、柚子酢飯写真8  白板昆布、黒板昆布












さらに、捕れたてのサバを柚子酢に浸ける作業や、巻き寿司の具を切る作業やらも次々と手際よう行われよったがよ。
写真9  おおわらわの台所写真10  サバに柚子酢













写真11  柚子酢でひたひたのサバ写真12  柚子酢でひたひたのサバ2











しばし、見守りよったら、柚子酢に浸けたサバの骨抜きっちゅう仕事にありつけたがやき。


サバの骨を抜くばあのこたぁまかいちょきっちゅうて思いよったけんど、身を崩さんように毛抜きで骨をはさんで引き抜くっちゅうんが、なかなかにシンドイ作業やったがよ。


特に老眼の還暦オヤジは目が見えんうえに、次第に握力もないなってくるもんやき、まっこと情けないもんながやき。


いよいよ「鯛蒸し」が蒸しあがるっちゅうことで、みんなあで見にいったがよ。


モウモウと立ち上がる湯気の中から、立派な鯛が出現し、「おお〜っ!」っちゅう歓声があがったがやき。


皿鉢の上にドカンと乗せりゃあ、まっことメデタイ、「鯛蒸し」の完成ながよ!


鯛の中にはさみ込まれちゅうがはオカラながやけんど、智子さんくの実家バージョンは、オカラの具材は葉ニンニクだっけやっちゅうき、ワシの故郷佐川町の「蒸し鯛」たぁ、ちくと違うがやき。


ちなみに今回の「おきゃく」は智子さんの実家、香美市(旧香美郡)香北町蕨野集落の西野家で代々行われゆう「正月おきゃく」の再現やっちゅうがやき、まっこと楽しみながよ。


続いては、白板昆布巻き寿司や黒板昆布巻き寿司を作る作業や、柚子酢に浸けて小骨を抜いたサバを姿寿司に仕上げる作業らあが行われたがやき。
写真13  巻き寿司の具写真14  サバの骨抜き











写真15  サバの骨抜き2写真16  鯛蒸しあがる












写真17  鯛蒸し完成!写真18  鯛蒸しを皿鉢に












さらに、ひっつけサバ寿司づくりや、巻き寿司づくり、追加の酢飯づくりや栗きんとんづくりらあが行われたがよ。
写真19  白板昆布巻き寿司写真21  サバに酢飯詰める












写真22  サバ姿寿司一本完成!写真23  ひっつけサバ寿司も














写真24  巻き寿司づくり写真25  追加酢飯づくり写真26  きんとんづくり











ふと台所を見りゃあ、「すごいメンツが揃うちゅう!」っちゅうて、「土佐学協会」から撮影係をお願いしちゅうマンボが、興奮気味に声をあげたがやき。
写真27  台所に凄いメンバー












総指揮の智子さんに加え、「旅する料理人」三上奈緒さん、大型バスのキッチンカーで四国四県にて屋外パーティーらあを手掛けゆう「The traveling kitchen YUM」(株式会社味菜)の川西史宏さん、葉山庵の和田亜紀 さん、郷土寿司研究家で寿司職人で寿司作家の「酢飯屋」岡田大介 さんっちゅう、食の専門家だらけのメンバーやって、確かにこの方々が同じ台所に立っちゅう姿は、こぢゃんと貴重ながよ!


さて、「おきゃく作り」はドンドン進み、「鯨の煮物」も煮えてきて、追加の「散らし寿司」も完成し、いよいよメインの「皿鉢」の盛り付けに入るっちゅうことで、ここで智子さんの「ハランの飾り切り教室」がスタートしたがやき。
写真28  鯨の煮物写真29  ちらし寿司とハラン












写真30  いろいろ完成写真31  ハラン飾り切り教室












写真32  ハランの飾り切り


「皿鉢」にゃあ欠かせんハランの葉っぱを飾り切りにして作るがやけんど、智子さんの指導で、何名かの方々が挑戦されたがやき。


寿司職人の岡田さんも、最近は作ったことないっちゅうて言いもって、海老の形の飾り切りを披露され、皆さんから「おお〜っ!」っちゅう歓声があがったがよ。


いよいよ「皿鉢」のメインとなる「サバの姿寿司」を、切り分けて盛りつける段階に入ったがやき。
写真33  サバ姿寿司を切る

「サバの姿寿司」は、智子さんいわく奇数に切らにゃあいかんけんど、9も13も縁起がようないき、11切れに切らにゃあいかんっちゅうことやったがよ。









また、寿司を切る際にゃあ、包丁で丸の柑橘(今回はダイダイを使用)をチョコッと切って湿らせりゃあ酢飯が包丁にくっつきにくうなるっちゅうことやって、周りの皆さんも「へぇ〜っ!」「なるほど!」っちゅうて、感心されちょったがやき。
写真34  包丁を柑橘で湿らせる

さあ、「サバの姿寿司」を智子さんの指導どおりに美しゅうに皿鉢の真ん中に盛りつけ、ハランの飾り切りをはさみもって、その周りにいろいろ盛りつけていくがよ。
写真35  サバの姿寿司を盛る













「サバのひっつけ寿司」「巻き寿司」「昆布巻き」「酢カブ」「大丸」「魚卵煮付け」「貝」「海老」「きんとん」「羊羮」……見事に盛りつけられた「組物皿鉢」の完成ながやき!
写真36  皿鉢組物盛る写真37  おきゃくのしつらえ

そんな合間に、西野家から借りてきたっちゅう、昔ながらの「物据え」や「お膳」や「取り皿」や「赤箸」らあを並べて、伝統の「おきゃくしつらえ」のセッティングも完了ながよ。


この時点で15時やって、ワシが到着してから3時間が経過しちょったがやき。


計画じゃあ16時にゃあすべての準備を終えて、「おきゃく」(土佐流宴会)がスタートする予定ながやけんど、果たしてどうなるやろか?


さて、【前編】はここまでで、この続きの【後編】は、明日のワシのblog & Facebookを、楽しみにお待ちいただきたいがぜよ!














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2023年01月25日

酒道 黒金流・門前編】新作!「人は皮膚から癒される!」ぜよ!

今回は、ワシが創始して立ち上げさいてもうた、日本酒を媒介とした「もうひとつの道」、「酒道 黒金流」ホームページ(https://shudo-kurogane.jp )の「門前編 其の弐」に、新しいコンテンツとして「人は皮膚から癒される!〜非接触型社会の未来を選ばないために〜」を、1月25日にアップさいていただきましたきに、動画も文章も無料で観ることができますき、是非たくさんの皆さんにご覧いただきたいがやき。
写真1  酒道 黒金流 サイトトップ写真2  酒道サイト
































2023.1.25写真3  門前編其の弍

世の中は、既にアルコール離れが年々加速しよったけんど、そこにコロナ禍が拍車をかけ、「飲み会らあ必要ない!」っちゅう声が堂々と聞こえはじめ、企業の飲み会も消え去り、会議もオンラインで済まされるようになり、世の中は「非接触型社会」にまっしぐらに進みゆうかのように見えるがよ。


けんど……ホンマに「非接触型社会」の未来を選ぶっちゅう選択でえいがやろうか?


そこで今回は、身体心理学の面から「触れ合い」や「寄り添う」ことや「皮膚の交流」の重要性について学び、そこからリアルで密な宴席の大切さについて考えてみろうっちゅう内容ながやき。


https://shudo-kurogane.jp/shudo/gate02/gate02_23.html















【コミュニケーションする皮膚】

今回参考にさせていただく書籍は、「人は皮膚から癒される」(山口創 著 草思社文庫 700円+税 2022年2月8日発行)ながよ。
写真4  人は皮膚から癒される

この書籍は、桜美林大学教授で臨床発達心理士の山口創氏が、2016年に草思社より発刊した著作を文庫化したもんながやき。


ほんで、まず紹介されちゅう実験は、米国の社会心理学者ジェームズ・コーン氏らあによるもんで、夫婦で実験に参加してもろうて、妻の腕に軽度の電気ショックを与えたときの脳の反応を調べるっちゅう実験ながよ(実際にやのうて与えると予告したときの脅威の反応を調べる)。


結果は、他人と手をつないだときや、誰とも手をつながんときに比べて、夫と手をつないだときの反応がもっとも弱うなったそうながやき。


この実験からは、親密な人から触れられりゃあ、脅威が軽うなるっちゅうことが分かるがよ。


ほんで、次に紹介されちゅう実験は、米国の心理学者サイモン・シュナル氏らあによるもんで、実験参加者を傾斜のある坂のふもとに連れていき、その坂の角度について推測してもらうっちゅうもんながやき。


結果は、友人と一緒に推測した人は一人で推測した人に比べて、傾斜の角度を「緩い」と判断したそうながよ。






さらに、友人による傾斜の緩和効果は、友人関係が親密なばあ大きかったっちゅうがやき。
写真5  人は皮膚から癒される2

つまり、物理的にゃあまったく同じ傾斜の坂やち、親しい人がそばにおるだっけで、それほど険しゅう感じんなるっちゅうことながよ。


これと同じ現象は、「駅までの道のりの判断」「重い荷物を背負うて上る階段の高さの判断」、そして「痛みに耐えられる程度」らあについても起こり、親しい人が寄り添うてくれちゅうだっけで、負担が軽う感じられることが分かっちゅうっちゅうがやき。


さらに著者は、直接触れいじゃち、愛情を持って寄り添うだっけで、皮膚はお互いを感じ、癒しに向けた治癒力を発揮するっちゅうことも、同様に様々な実験事例や研究結果を挙げ、これを証明しちゅうがよ。


たとえば、人の脳は親しい他者をあたかも自分の一部であるかのように感じゆうっちゅう、「自己膨張理論」らあが紹介されちゅうがやき。


また著者は、人はみんなあ、養育者に触れてもろうた記憶を皮膚が持っちゅうと語り、相手が信頼できるか、助けてくれる人かどうかっちゅう感覚は、意識に上る以前の無意識の段階で皮膚が素早い判断をしゆうと考えられると語っちゅうがよ。


ほんで、皮膚が情報処理をしゆうっちゅうこたぁ、数々の実験結果からも明らかであり、触れてのうたち近くにおる相手を感じ、判断しゆう可能性があるっちゅうて語るがやき。







【皮膚で交流する日本人】
真6  人は皮膚から癒される3


続いて著者は、もともと日本人のスキンシップは奇妙やといわゆうっちゅうがよ。


幼少期こそよう触れゆうもんの、子供が成長すりゃあまったく触れんなってしまうっちゅうがやき。


成人後は、握手やハグの文化もないき、恋人や夫婦以外の人と直接触れることはほとんどないなってしまうっちゅうがよ。


ところが、かつての日本の文化じゃあ、このような成人のスキンシップの不足を補うための装置が備わっちょったと著者はゆうて、そりゃあ皮膚の交流じゃっちゅうて語るがやき。


日本人は常に人と人との交流の中に暮らしの中心を置いちょったきに、直接的に皮膚を接触せいじゃち、皮膚は他者を常に身近に感じよったがやないろうかっちゅうて語っちゅうがよ。


ところが近年は、親しい人らあとの生活の場であるコミュニティが崩壊し、その一方で欧米流の「プライバシーの保護」が重視されるようになり、互いに干渉せんことをよしとする風潮が強まった結果、人との境界感覚はさらに強まっていきゆうがやき。


それに追い打ちをかけるように、近年じゃあSNSの普及によって、面と向こうて交流せん関係も急速に増えゆうがよ。


そこじゃあ境界としての皮膚の感覚を介さんと、直接的に情報が目から脳にインプットされるがやき。


あらかじめよう知っちゅう人との間のSNSの交流やったらまだえいろうけんど、それやち日常的なディスコミュニケーション(コミュニケーションが機能してない状態のこと)は常に起きゆうっちゅうて、著者は語るがよ。


さらに、そこに長期にわたるコロナ禍が追い打ちをかけ、「非接触型社会」に向こうて突き進む……。


著者も、SNSらあのツールは便利なコミュニケーション手段であり、否定することはできんと語っちゅうがやき。


けんど、その便利さや気楽さに慣れてしもうて、面と向こうての交流が面倒やと感じるようになってしもうたとすりゃあ、そりゃあどうやろうかっちゅうて語るがよ。


直接的に触れたり、近くで寄り添うたりして、境界の感覚を拓くことで起こる「心の反応」は、人としての生きがいや尊厳を保つために本質的な意味を持つと思うっちゅうて、著者は改めて強調するがやき。


ほいたら、日本人が大切にしてきた、皮膚の境界感覚を拓く装置たぁいったい何ながやろか。


【「流体としての境界」と「あわい」の境界感覚】


著者は、英国の社会人類学者ティム・インゴルド氏の、境界についての興味深い見方を紹介されちゅうがよ。


人間の住む大地や大気の境界をどう捉えるかやけんど、まず「剛体としての境界」は、固体としての大地の上に(外部に)人間が存在し、その上に大気がのっちゅうイメージやというがやき。


けんど、実際の大気や大地の性質を考えてみりゃあ、地球から見りゃあ流体としてのあり方が近いっちゅうがよ。


これが「流体としての境界」やっちゅうがやき。


地表面は大気と大地っちゅう二つの流体の界面であり、人間はその上でそれぞれの影響を受けゆう存在とみることができるっちゅうがよ。
写真7  人は皮膚から癒される4

さらにいやぁ、1人の人間の境界も同じように考えることができるっちゅうがやき。


人間を剛体としてみりゃあ、環境から隔てられちゅう境界を持ち、その内側に変動しがたい性格が宿っちゅうっちゅうイメージとなり、従来の心理学の性格観はこのようなもんやったそうながよ。


けんど、実際の人体の60%は液体であり、人間自身の境界である皮膚も流体のイメージの方がむしろ近いことになるっちゅうがやき。


ほいたら人間っちゅうんは、自然や他者らあ様々なもんにダイナミックに影響されゆう流体としての存在であり、性格っちゅうんはその時々刻々と変化する状況によって現れる、その人の1つの側面にすぎんっちゅう捉え方もできるっちゅうがよ。


ほんで著者は、このような流体としての境界と似いた概念を、日本語じゃあ「あわい」っちゅうがやと語っちゅうがやき。


ワシらあ日本人の境界感覚っちゅうんは、世界的に見たち特異やといい、日本人独特の「あわい」の境界感覚、つまり境界を曖昧にすることを美徳とするがやっちゅうがよ。


この「あわい」っちゅう言葉は、もともと「会う・合う」が語源やっちゅうがやき。


つまり、「分け・隔てる」ための境界ながやのうて、むしろ相手と境界を共有することを前提にした言葉やっちゅうがよ。


日本人にとっての境界は、「自己」と「他」っちゅうような互いに峻別することによる排斥関係やのうて、むしろ二者の境界を曖昧な状態にすることで未分化な混沌が生まれ、その中にこそ自己を感じられるっちゅうたらえいろうかっちゅうて、著者は説明しちゅうがやき。


ほんで、日本人の境界感覚は、日本の家屋にも見られるっちゅうがよ。


欧米じゃあプライバシーを守ることが最優先、境界は強固な壁で仕切り、部屋の入口にゃあ鍵をかけるけんど、それに対して日本じゃあ、衝立や襖、障子らあで区切るだっけながやき。


特に衝立らあ、区切っちゅうことの意思がわずかに感じられる程度のもんで、区切る者と区切られる者の合意があって初めて成り立つような境界ながよ。


また日本の昔ながらの家屋は、環境である自然と家の内部との境界を、区切る場としてやのうて、むしろ「出会いの場」として捉えちょって、そこに縁側っちゅう中間地帯を置いちょったがやっちゅうがやき。


このように、「見られゆうこと、聞かれゆうこと、見えること、聞こえること」っちゅう、「人が住んじゅう気配」を感じられる環境で生活することこそが、日本人にとっての安息であり、それが日本人にとっての住みやすい家やったはずやっちゅうて、著者は語るがよ。


決して個のプライバシーを守ることやなかったっちゅうがやき。


最近、シェアハウスやかつての長屋に住む人が増えゆうっちゅうんは、他人が住んじゅう気配を感じもって住むこと、すなわち境界が拓かれた状態で生活することに憧憬を抱く人が増えゆうためやないろうかと思うっちゅうて、著者は語るがよ。


【日本人の「間人主義」】


俗に日本人は集団主義やといわれるけんど、社会学者の濱口惠俊氏は、日本人の人間関係の特徴について、西洋型の「個人主義」に対する「集団主義」やあないっちゅうて述べちゅうそうながやき(「日本型信頼社会の復権」東洋経済新報社)。


彼によりゃあ、たとえば職場じゃあ、個人を集団の中に埋没さいて、集団の仕事を優先するっちゅうんやのうて、各人が互いに仕事上の職分を超えて協力し合い、それを通じて組織の目標の達成をはかり、それが翻って自分の欲求を満たして、集団としての充実につながるっちゅうんが、「日本的集団主義」ながやといい、これを「間人(かんじん)主義」っちゅうがやっちゅうて語っちゅうがよ。


西洋の文化は、すべてを個人の力と責任で成し遂げることに価値を置くもんであり、それにゃあ自己を律する強い自我が必要ながやき。


このように西洋の「個人主義」じゃあ、人に依存するよりか個々人が独立して社会を生き抜くことに価値を置き、人間関係それ自体に無条件に価値を置くもんじゃあないがよ。


それに対して日本人は、自己を他から独立した「個人」やのうて、「間人」として捉えちゅうがやっちゅうがやき。


自分を、人と人との「間柄」に位置づけられた相対的な存在じゃと感じる、自立やのうて、相互依存こそ人間の本態やっちゅう価値観やっちゅうがよ。


この相互に信頼し助け合う価値観を、「間人主義」っちゅうがやき。


個人主義は、独立したAとBがそれぞれの領域を守りもって相互作用をするがやき。


それに対して間人主義の場合、AとBの生活空間は互いに重なり合うちょって、他者との相互に包摂するような関わりの中で、個人個人が主体性を確立し、そこにアイデンティティを感じちゅうがやっちゅうがよ。


日本人は、「個人主義」でものうて、「集団主義」でものうて、「間人主義」の価値観に基づいて社会や組織に関わっちゅうっちゅうことながやき。


ほんで、そのためにゃあ、境界の感覚がきちんと拓かれちゅう必要があるっちゅうて語っちゅうがよ。


【触れ合い、寄り添うこと、そして皮膚の交流は、日常のどこにある?】


ほんで著者は、沖縄の多良間島の実例をいくつか挙げちゅうがやき。


まず、多良間島の子どもらあは、真っ黒に日焼けして、自然との境界をなくし、海中でも熱帯魚らあとともに泳ぎよったらしゅうて、彼らの皮膚が拓かれちゅうことに新鮮な驚きを感じたっちゅうて語っちゅうがよ。


ほんで、大人はマラソン大会や運動会らあの親睦会が頻繁に行われ、老若男女区別のう一体となるがやっちゅうがやき。
写真8  人は皮膚から癒される5

さらに、親(バンカー)になった者が同じコップで同じ酒をまわし飲みしていくっちゅう風習である「オトーリ」を紹介し、こりゃあ他者との境界感覚を一気になくす働きを持つがやっちゅうがよ。


ほんで、多くの人との境界を拓いて、人との関わりに全幅の価値を置く社会を目指すことが、日本人としての幸福を追求する上で必要なことやないろうかっちゅうがやき。


誰もが傷つき弱さを抱えもって生きちゅう社会じゃあ、そのような対人関係の質がまっと求められる時代ながやと思うっちゅうて、著者は語るがよ。


このような多良間島の事例は、ワシにとっちゃあ、まさに土佐の高知そのまんまやったがやき。


土佐の子どもは「川ガキ」と呼ばれ、鮎とともに川で泳ぎ、自然に対する皮膚の境界が拓かれちゅうがよ。


土佐の宴席は、「杯が飛び交う」といわれ、同じ杯を全員と酌み交わす「献杯」「返杯」の文化があり、さらに「はし拳」「可杯(べくはい)」っちゅう、酒を飲ませ合う「お座敷遊び文化」があるがやき。


けんど、そんな土佐の伝統的な「おきゃく(土佐流宴会)」文化も、コロナ禍の長期化により、今や絶滅が危惧されちゅう状況ながよ。


コロナ禍によって、親密な集いや飲み会は消え去り、会議もオンラインで済まされるようになり、世の中は「非接触型社会」にまっしぐらに進みゆうかのようながやき。


けんど、今回ご紹介したとおり、身体心理学の面から見て、「触れ合い」や「寄り添う」ことが人間にとって極めて重要やっちゅうこたぁ明らかであり、特に日本人にとっちゃあ、皮膚の交流は本来欠かせれんもんながよ。


つまり、「非接触型社会」の未来を選ぶっちゅううこたぁ、ディストピア(逆ユートピア)の未来を選ぶっちゅうことになるといえるがやき。


ほんで、ワシらあがより多くの仲間らあと心を許して直に触れ合うっちゅうシーンは、日常の中のどこにあるかっちゅうたら、そりゃあリアルで密な宴席の中ながよ。


ところが、長期化するコロナ禍、外出や移動や集いが制限されるなかじゃあ、そりゃあ消え去ってしもうちゅうがやき。


コロナ禍もいつかは必ず終息するけんど、そんとき、終息後も「非接触型の世界」を目指すっちゅう流れは、確実に残るがよ。


けんど、そんな流れは世の中をディストピアに導くことになるがやっちゅうて誰かが発信し、伝え続けにゃあならんがやき。


その「誰か」の筆頭に、土佐の高知が、土佐人が、ならにゃあいかんがよ。


ただ単に、「酒を飲もう!」とか「宴会をしょう!」とかっちゅうだけやのうて、「触れ合いや寄り添うこたぁ人間にとってこぢゃんと重要で、特に日本人にとっちゃあ皮膚の交流が欠かせれんがやき、リアルな宴席を復活させろうぜよ!」っちゅうて、伝え続けるっちゅうことながやき。


もちろんワシ自身も、これを高知県酒造組合理事長として、今後の最大の仕事やと確信しちょって、今後も様々な活動を繰り広げていく予定ながよ。


ともに発信し、伝え続けてまいりましょうや!


さて、こんな感じの内容についてや、まっと詳しい内容らあについて知りたい方は、下記をクリックし、無料のYouTube動画やPDF原稿を、是非ご覧いただきたいがぜよ。


https://shudo-kurogane.jp/shudo/gate02/gate02_23.html


















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2023年01月24日

東京からのお客様らあと「熟成ウツボコース」で痛飲ぜよ!

1月21日(土)は、18時から「PARKSIDE BAR ミナト」さんにて、東京からのお客様らあと「熟成ウツボコース」で痛飲したがやき。


「うつぼ料理研究所」代表の町戸太さんが、コチラのお店の厨房にて、腕を奮うてくださったがよ。


元々は、ワシの長年の飲み仲間の、司牡丹と高知県の大ファンで、しょっちゅう高知にも来られ、「勝手に高知食材特使」も名乗りゆう永野さんが、「伊勢海老料理中平」さんの絶品「伊勢海老コース」と、「バッフォーネ」さんの世界一旨い「ジェノベーゼのパスタ」の2つで勧誘されたお仲間の方々やったがやけんど、小金井市農業委員会会長の高橋さんも加わり、高橋さんも高知の食材にゃあこぢゃんと詳しいもんやき、今回の「熟成ウツボコース」をセッティングしてくださったがやき。
写真1  お店黒板

皆さん早速昼間に、「伊勢海老料理中平」さんに行かれて、かなり飲んでこられたらしいがよ。


ちなみに高橋さんご自身は、別件で来られんかったき、永野さんらあ東京組7名と、ぼっちり高知に来られちょった寿司職人であり郷土寿司研究家でもあり寿司作家でもある「酢飯屋」の岡田さんと、「葉山庵のごはん〜二十四節気と薬膳〜」の和田さんとワシも加わり、10名にての宴席がスタートしたがやき。


コチラのお店にゃあ司牡丹がなかったようなき、2本だっけワシが持ち込みさいてもうて、まずはこの4月からスタートする朝ドラ「らんまん」の主人公のモデル、牧野富太郎博士にちなんだ「司牡丹・花と恋して」(純米酒)にて乾杯したがよ。


このお酒の華やかな香りとなめらかに膨らむ味わいに、「まさに『花と恋して』!」、「春『らんまん』のイメージにバッチリ!」っちゅうて、皆さんから絶賛いただいたがやき。


【先付】ウツボの煮こごり
写真2  花と恋してと先付
「先付」のウツボの煮こごりと「花と恋して」を合わせていただきゃあ、お酒も料理も美味しさがグッとアップして、いきなり杯も箸も止まらんなったがよ。










【前菜】ウツボの唐揚げ けんちん カオヤービン(北京ダック)風ウツボ料理) ウツボのレバーペースト
写真3  花と恋してと前菜
続いての「前菜」は、さらに酒の肴として絶品やって、あまりの美味しさに、皆さん「花と恋して」が止まらんなって、アッちゅう間に1本カラになっちょったがやき。


ここで、お店のお酒をお願いすることにして、「美丈夫・特別純米酒・しぼりたて生原酒」を、1升瓶1本ドカンと注文さいてもうたがよ。
写真4  美丈夫しぼりたて











【椀】ウツボ薄葛仕立て
写真5  椀物



お次のお椀も、これまたこぢゃんと美味しゅうて、皆さん「美丈夫」もガンガン酌み交わしまくりで盛り上がったがやき。







【造里】ウツボ菊盛
写真6 造り
続いての熟成ウツボのお造りは、まっことフグを超える絶妙な味わいやって、皆さん大感激されちょったがよ。


飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、大盛り上がりになって、「美丈夫」の1升瓶もガンガン減っていったがやき。


もうまあ「美丈夫」もないなるっちゅうことで、お次の持ち込み酒、「司牡丹・裏しぼりたて」(純米生酒)も登場さいたがよ。


これまた皆さんから、「フレッシュぴちぴち!」「こりゃ料理に合う!」っちゅう声が次々に出されたがやき。


【蒸物】ウツボ茶碗蒸し
写真7  裏しぼりたてと蒸しもの


ウツボの茶碗蒸しのなめらかで柔らかなうま味と、「裏しぼりたて」の鮮烈な爽やかさがバッチリとマッチして、旨いの何の!









【焼物】ウツボ西京焼
写真8  焼物

続いてのウツボの西京焼きとの相性も絶妙やって、そのコラーゲンたっぷりのトロリとしたうま味が、「裏しぼりたて」のぴちぴちのうま味と見事に融合し、美味しさ倍増ながよ!










また、この料理にゃあブンタンが添えられちょったき、永野さんが昼間にブンタン向きのプロフェッショナルのマンボ(ワシの同級生の松田さん)から「ムキムキブンタン」を差し入れしてもうちょったがを思い出し、皆さんに振る舞うたがやき。
写真9  ブンタン写真撮りまくり写真10  むきむきブンタン











写真11  むきむきブンタン開ける

その見事なブンタンむきの技に、皆さん写真を撮りまくりやったがよ。


みんなあで美味しゅういただきましたぜよ!


ありがとうございます!マンボさん!





【替鉢】ウツボにんにくヌタ
写真12  ウツボの葉ニンニクぬた

お次は、ワシの大好物のニンニク葉のヌタを何とウツボにかけた一品ながやき。


これまたタマランっちゅうばあ絶品で、しかも酒の肴としちゃあ最強の美味しさなもんやき、アッちゅう間に「司牡丹・裏しぼりたて」も「美丈夫」もカラになっちょったがよ。


さらにお店のお酒を「久礼」や「南」等々、次々に注文したがやき。


【油物】ウツボ葱ソース
写真13  ウツボ葱ソース

続いては、ウツボに温かい葱ソースをかけた一品で、これまたメチャクチャ旨いもんやき、しかも酒のアテとしたち見事なばあマッチするき、皆さんさらにお酒がガンガン進み、会話も弾みまくりになったがよ。








【酢物】ウツボの叩き
写真14  ウツボの叩き

お次は、ウツボの叩きの登場ながやき。


しかも、焼き切りみたいに温かいまんまやって、これまた絶品中の絶品の美味しさやったがよ。


ああ……タマラン!やっぱしお酒がナンボやち飲めてしまうっちゅうもんながやき!




【食事】ウツボ蕎麦
写真15  ウツボ蕎麦

〆のお食事までも、ウツボの蕎麦やったがよ。


これまたウツボのコラーゲンと蕎麦が絶妙の引き立て合いやって、さらにお酒にもバッチリで、ガンガンみんなあで酌み交わしまくりになって、盛り上がりまくったがやき。


おそらくお店の土佐酒の在庫を、ワシらあだっけでほとんど飲み尽くしてしもうたようながよ。


これにて至高の「熟成ウツボコース」は終了し、厨房から町戸さんがご挨拶に出てきてくださったがやき。
写真16  町戸さんご挨拶

皆さんから、「最高!」「ウツボがこれほど旨いとは!」「酒の肴にウツボ最強!」っちゅう絶賛の声が、次々とあがったがよ。


町戸さん、こぢゃんと素晴らしいコース料理を、まっことありがとうございましたぜよ!


こうして、「熟成ウツボコース」は終了し、20時半過ぎばあにゃあお店を出たがやき。


これにて和田さんは帰られ、残る9人にて、2次会は「Bar Craps」さんにうかごうて、みんなあで「マキノジン」の「酢みかんリッキー」をいただいたがよ。
写真17  クラップス マキノジン写真18  塩田さん











このあたりから、ワシゃあ飲みすぎて、ちくと記憶がアヤフヤながやけんど、この日の「熟成ウツボコース」をセッティングしてくださった高橋さんが、一足先に「Craps」さんに来られちょったがは、おぼろ気ながら記憶にあるがやき。


けんど、今回皆さんの叶えたい願望のひとつが、「バッフォーネ」さんの「ジェノベーゼのパスタ」なもんやき、3次会はみんなあで「バッフォーネ」さんにうかごうて、当然それをいただきもってインドワインをがぶ飲みしたようながやけんど、ワシゃああんまり記憶がないがよ。
写真19  ジェノベーゼのパスタ












ともあれ、永野さん、高橋さん、岡田さん、そして皆さん、わざわざ東京から土佐の高知にお越しいただき、ありがとうございましたぜよ!

















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2023年01月23日

「高知 Innovation Summit 2023」懇親会に土佐酒コーナー出展ぜよ!

1月20日(金)は、一般社団法人高知イノベーションベースが主催する、「高知 Innovation Summit 2023」に、土佐酒コーナーを出展さいてもうて、好評を博したがよ。
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高知イノベーションベースは、高知から「社会課題をビジネスで解決する」リーダーを生み出すことで、地方創生を目指すことを目的とするコミュニティで、年商1億円以上の若手起業家が集う世界的起業家組織「起業家機構(EO)」と連携し、日本を代表する若手起業家と共に学び成長するプラットフォームを提供しゆうがやき。


ほんじゃき、高知県内の起業家や社会人・学生らあで、アントレプレナーシップ(起業家精神)を持つ方々を、先輩起業家らあが育成・支援することも目的にしちゅうがよ。


ほんで、「高知 Innovation Summit 2023」は、県外からも多くの起業家らあが参加して、県内学生や若手起業家らあにとって貴重な経験をすることができる交流の場として開催されたイベントながやき。


基調講演は、株式会社メディアドゥ代表取締役社長の藤田恭嗣氏が務め、「次世代の経営幹部・リーダー輩出セッション」としての「パネルディスカッション」や、「スケールアップ勉強会」、「スタートアップ向けEC勉強会」、「ビジネスによる地方創生勉強会」らあの分科会も開催され、「EO Setouchi × KOIB(高知イノベーションベース)合同月例会」にゃあ、株式会社エニグモの代表取締役最高経営責任者須田将啓氏も登壇されるっちゅう、凄い内容が山盛りながよ。


「その想いが、高知どころか、世界を変える。」っちゅうキャッチコピーは、ダテやないといえるがやき。


さて、ワシゃあ会場の三翠園さんに17時半ばあに到着したら、料亭「濱長」さんの女将さんや土佐芸妓さんらあが、アトラクションの練習をされよったがよ。
写真3  濱長練習写真4  土佐酒コーナー











ワシも早速、土佐酒コーナーの準備をさいてもうたがやき。


高知県酒造組合17蔵の土佐酒が各社2本ずつ、34本がズラリと並んだがよ。
写真5  土佐酒コーナー西写真6  土佐酒コーナー東

ちなみに司牡丹は、「司牡丹・土佐宇宙深海酒」(純米吟醸酒)と「司牡丹・花と恋して」(純米酒)を出さいてもうたがやき。









出品酒のリストや、高知県酒造組合のパンフレットらあも準備万端ながよ。
写真7  土佐酒パンフ等












18時にゃあ、お隣の会場にて分科会や例会を終えた皆さんが、懇親会場に続々と入場されたがやき。
2023.1.23写真8  お客様入場写真9  懇親会開会











120名ばあの皆さんが入場され、開会となり、まずはビールで乾杯が行われたがよ。
2023.1.23写真10  乾杯











その後は、しばし皆さんお料理コーナーに殺到し、土佐酒コーナーにゃあポツポツしか来られんかったがやき。
写真11  料理に殺到写真12  料理











さらに、お隣の庭会場にて、鰹のタタキのワラ焼き実演が行われ、そちらに皆さん殺到されたがよ。
写真13  ワラ焼き実演写真14  カツオ












写真15  鰹のワラ焼き
しばし歓談の時間があり、まだ土佐酒コーナーにゃあお客様はポツポツやったがやき。











続いては、プロゴルファーの矢野東さんが登壇され、ご挨拶されたがよ。
写真16  プロゴルファー矢野さん


お次はワシの番で、高知県酒造組合理事長として、ちくとご挨拶と、土佐酒PRをさいてもうたがやき。


ワシからお伝えさいてもうたがは、まずは高知県酒造組合は、昨年度「全国新酒鑑評会」において金賞受賞率&入賞率ともに日本一を獲得したっちゅうことながよ。


こりゃあ全体のレベルが日本一高いことの証明やっちゅうことながやき。


また、豊富な土佐の食の美味しさを下から支えて押し上げる、伝統の辛口をベースに、真逆の甘い酒や香りがこぢゃんとフルーティな酒から、穏やかな香りのナンボやち飲める淡麗タイプらあまで、こぢゃんとバリエーションが豊富やっちゅうこともアピールさいてもうたがよ。


さらに、宇宙酒、深海酒、宇宙深海酒っちゅう、世界初のユニークなお酒まで存在しちゅうがやき、こりゃあまさに皆さんとおんなじようにイノベーションやっちゅうて伝えさいてもうたがやき!
写真17  土佐酒コーナーに殺到

さらにさらに、4月からスタートする朝ドラ「らんまん」の主人公のモデル牧野富太郎博士は酒蔵の息子で、物語前半の約1ヶ月は、酒造りの物語やき、これからますます土佐酒に注目が集まるこたぁ間違いなしながよ!


だいたいこんな感じのご挨拶をさいてもうたら、皆さんから拍手喝采をいただいたがやき。


さて、土佐酒コーナーに戻んたら、早速お客様が殺到されたがよ。


皆さんから、「素晴らしいプレゼンやった!」っちゅうお誉めの言葉をいただき、「宇宙深海酒はどれ?」、「CEL24はどれ?」っちゅうて、次々と皆さん土佐酒を選び、ガンガン試飲され、土佐酒コーナーはテンテコマイになったがやき。


この後は、料亭「濱長」さんのアトラクションがあり、「枡芸」や「しばてん踊り」や「可杯」や「菊の花」らあが披露され、来場者の皆さんも参加され、大盛り上がりやったようなけんど、ワシゃあ土佐酒コーナーにお客様が殺到してテンテコマイやったき、あんまり観れんかって、画像も少ないがはご了承くださいや。
写真18  しばてん踊り

終盤にゃあ、お好みの土佐酒を1本、テーブルに持っていってもかまんことにしたき、ますます人気となって、土佐酒はドンドン減っていったがよ。










20時ばあにゃあ中締めのご挨拶があり、お開きとなったがやけんど、その頃にゃあかなりの土佐酒がカラになっちょったがやき。
2023.1.23写真19  宴席風景写真20  中締め挨拶












お帰りの皆さんに、「濱長」の女将さんや芸妓さんらあと共に、残った土佐酒やパンフレットらあを配らいてもうて、お持ち帰りしていただいたがよ。
写真21  濱長女将と芸妓写真22 竹村と芸妓












写真23  中締め

こうして20時過ぎにゃあ、ワシのお役目は無事終了したがやき。










「濱長」の皆さん、そして高知イノベーションベースの皆さん、「高知 Innovation Summit 2023」ご参加の皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!



















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2023年01月22日

幸せの言の葉<1670>

「あらゆるもんの中で最大の富。そりゃあ自ら満ち足りちゅう心境ぜよ。」(エピクロス)


快楽主義らあで知られる古代ギリシャのヘレニズム期の哲学者で、エピクロス派の始祖、エピクロス(紀元前341〜紀元前270年)さんの言の葉ながやき。


どればあ大金持ちになったち、どればあ成功をおさめて多大な名誉を手に入れたち、自分自身が満ち足りてなけりゃあ、絶対に幸福にゃあなれんがよ。


逆に、それほどお金を持ってなかったち、成功といえるほどのもんものうて大した名誉も手に入れてなかったとしたち、自分自身が充分満ち足りちょったとしたら、その人は間違いのう幸福ながやき。


結局、人間にとって最大の富は、お金でも成功でも名誉でものうて、そりゃあ自分自身満ち足りちゅうと思える、そんな心境こそが最大の富やっちゅうことながよ。


自分のやれることを精一杯やって、充分満足できる1週間の仕事を済まいたうえで、日曜日の昼間に寝転んで日向ぼっこでもしもって、大好きな読みかけの本の読書にふける……ワシゃあそんな瞬間に、こぢゃんと満ち足りちゅう心境になるがやき。


確かにそんな瞬間こそが、ワシにとっちゃあ何ものにも代え難い最大の富ながぜよ。


  
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2023年01月21日

幸せの言の葉<1669>

「苦しい時やちとにかく笑いよりや。笑える余裕、ゆとりがなけりゃあ判断を間違えるぜよ。」(藤森正路)


住友金属鉱山の社長、会長を歴任し名誉顧問も務めた、藤森正路(1922〜2018)さんの言の葉ながやき。


ホンマに苦しい時にゃあ、誰やち苦虫を噛み潰したみたいな表情になってしもうて、なかなか笑えるような余裕がないなってしまうもんながよ。


けんど、ホンマに苦しい時に、しかめっ面をしちょったら、結果として余裕もゆとりも、まったくないっちゅう気分が一層増大するきに、いざっちゅう時に判断を間違えてしもうたりしやすうなってしまうがやき。


ほんじゃき、ホンマに苦しい時こそ、とにかく笑顔でおるっちゅうことが、実はこぢゃんと大事なことながよ。


どればあ苦しゅうて余裕もゆとりも全然なかったとしたち、とにかく笑顔でさえおりゃあ、その笑顔が余裕やゆとりがあるような気分を生み出し、実際に余裕やゆとりが立ち現れてくるもんながやき。


その状態で物事を判断すりゃあ、まず間違えることらあないがよ。


正しい判断ができりゃあ、またここで余裕やゆとりが現れてくるがやき。


ほいたら、また笑顔でおれる時間が増えてくるがよ。


ほいたらまた、余裕やゆとりが増えてくるき、さらに正しい判断ができやすうなるがやき。


つまり、苦しい時やち笑顔でおるっちゅうだっけのことが、その苦しみから抜け出いて好循環を生み出すきっかけになるっちゅうことながぜよ。


  
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2023年01月20日

料亭「濱長」で今年最初の「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立準備会と懇親会ぜよ!

1月18日(水)は、16時から料亭「濱長」さんにて、今年最初の「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立に向けた準備会が開催されたがよ。
2023.1.20写真1  濱長

「土佐経済同友会・人づくり委員会」の、委員長の中田さんと、副委員長の吉本さんとワシ、「濱長」さんの実佐子女将さんっちゅうメンバーに、「得月楼」さんの松岡社長さんと、高知県中小企業団体中央会の古木さんにもご参加いただいての開催ながやけんど、松岡社長さんがどういたち都合がつかんなって欠席っちゅうことで、5人での開催やったがやき。







ちなみに「人づくり委員会」は、中田委員長さんを中心に、全く新しい基本方針を掲げて活動しゆうがよ。
写真2  会議風景

その基本方針は、以下の通りながやき。


「人づくり委員会では、委員会の活性化に繋がるよう『見える化』を図りながら、運営方針にもある『土佐文化の継承人材の育成支援』をテーマとして取り上げる。なかでも高知県ならではのウリになり、かつ今後の継承が危ぶまれている『土佐の伝統文化』について、その種類や歴史等を調査・研究し、現状把握。それぞれの『土佐の伝統文化』が抱えている、『継承人材の育成』についての問題点を炙り出す。その上で、県・市町村にも参画していただき、『土佐の伝統文化』の人づくりを支援する団体の設立を提言できるように努める。このような『土佐の伝統文化』が持続可能となれば、より魅力的な高知県となり、必ずや経済発展にも繋がるものと考える。」


ほんで、これまでの委員会の流れとしちゃあ、以下のとおりながよ。


令和2年度の1年間は、様々な「土佐の伝統文化」について調査・研究した結果、ほとんどの「土佐の伝統文化」は既に様々な支援の施策等が実施されよったけんど、「土佐のおきゃく文化」を支えてきた「土佐のお座敷遊び文化」や「土佐芸妓文化」らあについちゃあ、何の支援の施策も行われてないことに気づいたがやき。


令和3年度にゃあ、このテーマに絞り込み、他の都府県のお座敷文化や芸妓文化について調査・研究を進め、どこの事例も、地元の経済人らあが中心となって都府県らあとともに、地元のお座敷文化や芸妓文化等の団体を支援しゆうことが判明したがよ。


ほんじゃき令和4年度にゃあ、「得月楼」さんと「濱長」さんに集まってもうて、「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立準備会を立ち上げ、これまでに12回ばあ開催し、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」を設立に導くための活動を実施しゆうがぜよ。


今までの経緯は、だいたいこんな感じながやき。


ほんで今回は、まずワシの宿題になっちょった「設立趣旨書」やけんど、申請に必要な書類やのうて、仲間を募るがに必要な書類やき、「設立に向けての思い」っちゅうことで、書かいてもうたがよ。


【NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立に向けての思い】


「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立準備会 代表 竹村昭彦 (高知県酒造組合理事長・土佐学協会理事長・司牡丹酒造社長)


【趣旨】
県外や海外のお客様らあが土佐にお越しになった際、土佐ならではの「おきゃく(土佐流宴席)」を催し、土佐伝統のお座敷文化を体験していただきゃあ、皆さん必ず口を揃えて「こんな楽しい宴席は初めて!」っちゅうて大悦びで語られるがやき。


土佐の高知の一番のウリである、「食が美味しい!酒が旨い!人が明るい!そして世界一宴が楽しい酒国土佐!」の全てがいっぺんに体験できたがやき、当然といえるがよ。


けんど、そんな一番のウリの基礎となる世界一楽しい宴が、消え去ってしまうかもしれんがやき。


コロナ禍となっての約3年、返杯・献杯も、宴会での席の移動も、皿鉢料理の取り分けも、可杯や箸拳などのお座敷遊びも、土佐らしい密な宴席は何ひとつ実践できんなってしもうて、このまんまじゃあホンマに絶滅してしまうかもしれんがよ。


ほんで、もしホンマに絶滅してしもうたら、そりゃあ土佐の高知の一番のウリをいっぺんに体験できる場が無いなってしまうっちゅうことを意味しちゅうがやき。


コロナ禍により、今や世界中で会議はもちろん、集いや飲み会もオンラインで済まされるようになり、世の中は「非接触型社会」にまっしぐらに進みゆうかのようながよ。


けんど、多くの身体心理学者の方々は、「触れ合い」や「寄り添う」ことは人間にとって極めて重要であり、皮膚の交流は本来欠かせないもんやっちゅうて語っちゅうがやき。


さらに、「非接触型社会」を選ぶっちゅうことは、ディストピア(逆ユートピア)の未来を選ぶことになるっちゅうて語る哲学者もおるばあながよ。


ほんで、ワシらあがより多くの仲間らあと心を許して触れ合うたり寄り添い合うたりっちゅうシーンは、日常の中のどこにあるかっちゅうたら、そりゃあリアルで密な宴席の中ながやき。


コロナ禍もいつかは必ず終息するけんど、終息後も「非接触型社会」を目指すっちゅう流れは、確実に残るがよ。


けんど、そんな流れは世の中をディストピアに導くことになるがやっちゅうて誰かが発信し、伝え続けにゃあならんがやないろうか。


つまり、土佐伝統のお座敷文化を守り育てていくっちゅうことは、高知県の一番のウリを守り育てていくっちゅうことにつながり、そりゃあ高知県の発展にとって最も欠かせん、大切なキモやっちゅうことであり、さらにそりゃあ、世界中に広がりつつある「非接触型社会」を目指す流れを押し留める抑止力にもなり、ある意味そりゃあ「世界一楽しい宴のあるユートピア」をこの国に、この世界に残すことでもあるっちゅうことながやき。


ほいたら、土佐伝統お座敷文化を守り育てていく活動が実を結びゃあ、「世界一楽しい宴のあるユートピア」を体験するために、全国各地から、世界中から、土佐の高知にたくさんの人々がやってくることになるがよ。


ほんでそのためにゃあ、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」の設立が必須やと考えちゅうがやき。


ちなみに、この団体の目指す究極の姿は、土佐の高知がサン・セバスチャンを超えるっちゅう姿ながよ。


サン・セバスチャンたぁ、スペインはバスク地方の人口18万人ばあのちんまい街やけんど、世界一の美食の街と言われ、このこぢゃんと交通の便の悪い街に世界中から観光客が押し寄せゆうがやき。(※コロナ禍の現状は分からんけんど。)


今はまだ、土佐の高知はサン・セバスチャンにゃあおよばんがよ。


けんど、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」が設立され、その活動が活性化されていきゃあ、土佐の高知が憧れの地として世界中の国から仰ぎ見られ、世界一楽しい宴を求めて日本中から世界中から観光客が殺到し、サン・セバスチャンを超える日は、そう遠うないやろうと、ワシゃあ確信しちゅうがぜよ。


【当会が守り育てていく「土佐伝統お座敷文化」とは?】

食:皿鉢料理文化、土佐の酢みかん文化、土佐寿司文化など、土佐ならではの伝統的食文化。

酒:伝統的な土佐の食の美味しさを引き立てる、淡麗辛口の伝統的土佐酒文化。

人:全て「なかま」(共有)にして人を楽しませる、土佐ならではの伝統的おもてなし「なかま」文化。(杯を「なかま」にする返杯・献杯、宴会での自由な席の移動、皿鉢の自由な取り分け、老若男女や他人まで皆「なかま」!)※土佐弁で「なかま」たぁ、一般的な同士の意味に加え、共有・シェアの意味もある。

宴:箸拳・可杯など、土佐ならではの伝統的お座敷遊び文化。土佐ならではの家庭における伝統的「おきゃく(土佐流宴席)」文化。料亭などにおける伝統的土佐芸妓文化。


特に、「土佐伝統お座敷文化」の定義っちゅうか範囲を、どこまでにするかっちゅう点にゃあ、かなり悩んだがやけんど、より土佐の高知の発展に寄与するために、さらによりたくさんの皆さんが応援しとうなる内容にするために、上記のとおりにさいてもうたがやき。


皆さんも、こぢゃんと賛同してくださり、まっことホッとしたがよ。


続いては、役員や理事、つまり共に動いてくれるメンバーの候補者名を、いろんな団体らあの名簿を見もって、みんなあで挙げていったがやき。


また、定款の内容についてや、会員・評議員らあについてや、年会費らあについて、いろいろ話し合うたがよ。


こうして18時ばあにゃあ、「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立に向けた準備会は、お開きとなったがやき。


ほんでその後は、そのまんま懇親会に移行ながよ。


まずはビールで乾杯の練習をして、「前菜」をいただいたがやき。


【前菜】鱒糀和合、海老おぼろ、黄味寄せ新丈、重ね鯛昆布〆、蛸柔らか煮
写真3  前菜

特に「重ね鯛昆布〆」と「蛸の柔らか煮」が絶品やって、しかもこりゃあ日本酒の方が合うっちゅうことで、早速「船中八策」(超辛口・純米酒)をお願いしたがよ。


あらためて「船中」にて、みんなあで乾杯したがやき。





【造里】縞鯵、鮪、烏賊、あしらい一色
写真4  船中八策とお造り

早速、お次のお造りと合わせていただきゃあ、抜群に旨いこと、旨いこと!


やっぱし刺身にゃあ、超辛口の「船中」が最高ながよ!


そっから後は、「船中」をガンガン酌み交わし、飲んで食べて語り合うて飲んで食べて語り合うて、盛り上がりまくったがやき。


【小鍋】土佐あかうし牛スジ塩煮
写真5  小鍋
お次の牛スジ塩煮が、これまたタマルカっちゅうばあ絶品やって、これまた「船中」がガンガン進みまくってしもうたがよ。









【焼肴】鰤西京焼、金柑蜜煮、酢取り生姜
写真6  西京焼き


続いての鰤西京焼きも、当然辛口に合わせるにゃあ大定番やき、またまた「船中」が進みまくり、アッちゅう間に1本がカラになっちょったがやき。







【揚物】虎魚(オコゼ)唐揚げ、レモン、紅葉おろし葱、チリ酢
写真7  揚げ物

お次は、オコゼの唐揚げをいただきもって、さらに「船中」を酌み交わしゃあ、箸も杯も会話も弾みまくりになって、大盛り上がりになったがよ。










【留肴】蟹絹田巻、蛇腹胡瓜、若布、花蓮根、黄味酢


続いての留肴は、蟹のうま味と黄味酢の酸味が絶妙やって、またまた「船中」が進みまくって、2本目もほとんど無いなっちょったがやき。


【食事】鮑炊き込み御飯、香のもの
写真8  お食事、お椀

【椀】清まし仕立て、海老真蒸、紅白野菜、三ツ葉


ここでお食事とお椀をいただき、ほっこりと癒されたがよ。


【御留】苺アイスクリーム、りんごプリン


デザートとコーヒーもいただき、ちくと酔いを醒まいて、和まいてもうたがやき。


最近ちくと記憶が怪しゅうなるまで飲み過ぎる会が多かったき、この日はこればあのホロ酔いでぼっちりやったがよ。


とにもかくにも、皆さん今回も、まっことありがとうございました!今後とも宜しゅうお願い申し上げますぜよ!

















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2023年01月19日

【拡散希望!】司牡丹 × 濱長プレゼンツ「牧野博士の立春コース」ご案内ぜよ!

今回は、2月10日(金)に開催を予定しちゅう、司牡丹 × 料亭「濱長」プレゼンツのスペシャルイベント、「牧野富太郎博士の立春コース」を、ご案内さいていただきますぜよ。
写真1  イベントチラシ写真2  チラシ裏面

司牡丹と料亭「濱長」が、天の牧野博士に感謝を捧げる思いを込めて、総力をあげ開催するスペシャルイベントやき、とにかくスゴい内容ながやき!


先着40名様にて締め切りとさいていただきますきに、ご参加ご希望の方はお早めにお申し込みをお願い申し上げます!


さて、この4月からスタートするNHK朝ドラ「らんまん」の主人公のモデルとなる牧野富太郎博士は、高知県佐川町の造り酒屋の跡取り息子として生まれたがよ。


けんど、牧野博士は植物学の道に進んだきに、この酒蔵は人手に譲ることになり、最終的にゃあその酒蔵は、ワシの曾祖父の竹村源十郎が譲り受けちゅうがやき。
写真3  竹村源十郎(と吉田茂)

ちなみに、料亭「濱長」の先代女将は、竹村源十郎の孫の1人に嫁いじょって、生まれた子供が実佐子女将ながよ。


つまり、「濱長」の実佐子女将の曾祖父も、源十郎っちゅうことになるがやき。


源十郎は、酒蔵を譲り受けることで、牧野博士の植物研究を支えたともいえるがよ。


その源十郎の曾孫である2人が、司牡丹酒造社長として、料亭「濱長」女将として、天の牧野博士に感謝を込めて開催するスペシャルイベントが、今回の「牧野富太郎博士の立春コース」ながやき。


しかも、出されるお料理コースにゃあ、牧野博士が種子を保存するように弟子に託したことで現代に蘇ったっちゅう、幻の「潮江菜」をはじめとする「牧野野菜」らあの伝承野菜が、ふんだんに使用される予定ながよ。
写真4  幻の潮江菜

その他、目玉料理としちゃあ、今が旬の絶品高級魚「虎魚(おこぜ)」の山内大根みぞれ小鍋らあが出される予定ながやき!


まっこと、料理名を聞いただっけで、口中に涎があふれてくるがぜよ!


合わせるお酒は、もちろん司牡丹で、それらあ旬の食材を使うたコースの1品1品に、ばっちりの相性のお酒を用意さいていただくがよ。





牧野博士の詠んだ歌から命名され、春らんまんをイメージした香味の「司牡丹・花と恋して」(純米酒)や、2月4日の「立春」の早朝に搾ったばっかしの「司牡丹・立春朝搾り」(純米吟醸薄にごり生原酒)や、さらに、牧野博士が奥さんの名前を付けたスエコザサらあをボタニカル原料に使うた「マキノジン」(クラフトジン)らあも、ご堪能いただける予定ながやき。
写真5  花と恋して写真6  マキノジン

















さらにさらに、皆さんの目の前にて、司牡丹の純米吟醸酒を「袋吊り搾り」さいていただき、それをその場で堪能していただけるがよ!(※酒税法違反にならん方法で搾ります。)
写真7  袋吊り搾り

日本酒を搾る場合、通常は「連続式圧搾機」らあの機械で搾るがやけんど、吟醸酒らあの特別な日本酒は、昔ながらの「槽(ふね)」と呼ばれる「圧搾機」らあを使うて、あんまり圧力をかけんと搾るがやき。


ほんでさらに、鑑評会らあに出品する最高ランクの吟醸酒らあは、「袋吊り搾り」っちゅう究極の搾り方で搾られるがよ。


こりゃあ、モロミを小さい袋に詰め分け、紐でしばって吊るすだっけっちゅう最も原始的な搾り方ながやき。


圧力は全く加えられんと、「もろみ」自らの重みと自然の重力ばあで、ポトリポトリと貴重な酒の雫がしたたり落ちてくるがよ。


余分な圧力が全く加わらんきに、雑味成分の少ないこぢゃんとキレイなお酒が搾られる方法ながやけんど、ごくごく少量しか採れんきに、通常はその蔵元の最高ランクの大吟醸らあでしか行われてない(※今回は純米吟醸酒)っちゅう、こぢゃんと貴重な搾り方ながやき。


本来、酒造期間中の酒蔵を訪ねたとしたち、滅多にお目にかかれんっちゅうばあ珍しい「袋吊り搾り」。


想像してくださいや。吊るされた袋から、華やかな吟醸新酒の香りとともにポトリポトリと貴重な酒の雫がしたたり落ち、それをグラスで受けて口に運ぶ…。


ピチピチとしたフレッシュで芳醇な香りと、生命力あふれる豊かな味わいが、圧倒的ボリューム感で口中に膨らんでいくがよ!


その感動体験は、まさに至福のひとときと言うたち過言やないがやき!…いかがやろう?飲んでみとうなっつろうか…?


今回のイベントじゃあ、そんな夢が叶うっちゅうことながよ!


参加費は12000円と、決して安うはないけんど、内容としちゃあ2万円ばあしたちおかしゅうないばあ凄い内容やきに、参加せんかったら「しもうたっ!そんな凄い内容やと知っちょったら参加したに!」っちゅうて、後から後悔するぜよ!


早期に満席になる可能性もあるきに、ご参加ご希望の方はお忘れにならんうちに、今すぐ!下記をご参照のうえ、お申し込みくださいや!


司牡丹 × 料亭「濱長」プレゼンツ【牧野富太郎博士の立春コース】

<日時> 令和5年2月10日(金) 開場18:00 開宴18:30

<場所> 料亭「濱長」
高知市唐人町6-6 TEL:088-884-0080 http://www.k-hamcho.com/

<会費>12000円(税・サ込)

<締切>先着40名様限定(限定人数に達し次第締め切りとさいていただきます。)

<申込先> 料亭「濱長」
高知市唐人町6-6 TEL:088-884-0080 ➿ 0120-887-350


















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2023年01月18日

佐川町の観光ガイドの皆さんに「司牡丹のSTORY」講演ぜよ!

1月17日(火)は、一般社団法人さかわ観光協会からの依頼で、13時半から佐川町役場2階会議室にて、佐川町の観光ガイドの皆さんらあを対象にした研修として、「司牡丹のSTORY」の講演をさいてもうたがやき。
写真1  佐川町役場

草花ガイドの皆さんらあを中心に、12名ばあの方々に集まっていただき、ワシの講演がスタートしたがよ。









まずは、「土佐の風土と司牡丹のSTORY」っちゅうタイトルで、パワーポイントの画像をご覧いただきもって、お話さいてもうたがやき。
写真2  パワーポイント写真3  参加ガイドの皆さん












前半は「土佐の風土のSTORY」で、鮮度抜群の山・川・海の幸に日本一恵まれた高知県の山の幸、川の幸、海の幸らあについてご紹介し、さらに豊かな食文化として、園芸王国の園芸作物、干物や鰹節文化、土佐あかうしや四万十米豚、土佐ジローらあの地鶏文化、さらに独特の土佐の酢みかん文化や土佐寿司文化らあについて、ご紹介さいてもうたがよ。
写真4  土佐の風土のSTORY












また、「佐川町のSTORY」として、中山間地帯の盆地やっちゅう地理的なお話や、冬季にゃあ冷え込むっちゅう気候風土のお話や、異常なばあ多くの偉人を輩出しちゅうっちゅうお話や、風水学者が「気」が集まる最高の地やっちゅうて絶賛したっちゅうお話らあもさいてもうたがやき。
写真5  佐川町のSTORY











後半は「司牡丹のSTORY」で、「司牡丹の歴史と由来のSTORY」、「日本を創った偉人らあと司牡丹のSTORY」、「司牡丹の『水』のSTORY」、「司牡丹の『米』のSTORY」、「司牡丹の『技』のSTORY」、「司牡丹の『心』のSTORY」らあについて、語らいてもうたがよ。
写真6  司牡丹のSTORY写真7  司牡丹のSTORY 技











これにてパワーポイントは終了し、この後はお配りした1枚の資料(A4版両面)を元に、追加でお話さいてもうたがやき。


まずは「司牡丹の歴史と由来」についてもうちくと詳しゅうお話さいてもうて、次に「社宝『芳醇無比乃巻』」について、続いては「司牡丹の特徴・造りの哲学」らあについてを語らいてもうたがよ。


その後で、まずは「坂本龍馬と司牡丹」についてを語らいてもうて、続いて「牧野富太郎と司牡丹」についてを、4月から朝ドラ「らんまん」もスタートすることやし、じっくり語らいてもうたがやき。


「日本植物学の父」牧野富太郎博士の生家は、屋号を「岸屋」(銘柄「菊の露」)と称し、代々佐川の地で酒造りを営んできた老舗酒蔵やったがよ。


酒蔵の跡取り息子やった牧野博士は、酒蔵を継ぐことのう植物研究に生涯を捧げ、結果としてその研究に大金を注ぎ込み、裕福やった酒蔵を人手に譲らにゃあいかんなってしまうがやき。


最終的にこの蔵は、ワシの曾祖父・竹村源十郎(司牡丹中興の祖・先々々代社長)が買い取り、現在は司牡丹酒造の一部になっちゅうがよ。


ただし、昭和の中頃の台風で大半が倒壊し、最後の一棟も平成の中頃の台風で倒壊し、現在牧野博士の当時の建物は残ってないがやき。


ほんで平成24年、「牧野富太郎博士生誕150年」を記念して、司牡丹から「ハナトコイシテ」(特別純米酒・360ml)が発売されるがよ。


こりゃあ牧野博士が詠んだ歌、「草をしとねに 木の根を枕 花と恋して九十年」からの命名ながやき。


ほんで平成30年からは、佐川町長さんや高知県内有志にて、「『朝ドラに牧野富太郎を』の会」が立ち上がり、全国から約4万筆の署名を集め、NHKにドラマ化を要望してきたがよ。


ほいたら令和4年2月、来春のNHK「朝ドラ」が、牧野富太郎博士をモデルにした「らんまん」に決定したっちゅう、待望の報が流れたがやき!


ぼっちり偶然の同月、牧野博士の妻の名を冠したスエコザサらあのボタニカル原料を使うて「牧野蔵」の蒸留器で蒸留した、高知県初のクラフトジン「マキノジン」が発売されたがやけんど、注文が殺到しアッちゅう間に完売してしもうたがよ。
写真8  マキノジン

ちなみに今年新たに蒸留された「マキノジン」は、リニューアルされて2月1日から出荷開始ながやき。


続いて、昨年7月にゃあ、「春らんまん」のイメージで、「司牡丹・花と恋して」(純米酒・720ml)も新発売されちゅうがよ。


さて、そんな朝ドラやけんど、実はその前半1ヶ月ばあは、酒造りや酒蔵シーンだらけながやき!


つまり、ある意味、この一連の流れは、牧野博士が、自身を育んだ土佐の酒蔵に恩返しをしょうと、天から応援してくださりゆうがやともいえるがぜよ!


だいたい、こんなような講演をさいてもうて、14時ちょい過ぎばあにゃあ、ワシの講演は終了したがよ。


その後は、皆さんからの質問タイムやったがやき。


何名かの方々から、いろんな質問が出され、ワシが答えさいてもうたがよ。


こうして14時40分ばあにゃあ、質問タイムも終了し、今回の研修はお開きとなったがやき。


ご参加いただきましたガイドの皆さん、まっことありがとうございました。


これからガンガン増えていくであろう、観光客の皆さんに、佐川町も高知県も大好きになっていただけるような魅力的なガイドを、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


















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2023年01月17日

高知県酒造組合で打ち合わせや撮影と「湖月」で痛飲ぜよ!

1月13日(金)は、まずは朝9時ばあに、全農パールライス株式会社の宮崎常務取締役(西日本事業本部営業本部長)さんと同社西日本事業本部酒米営業部の本後部長さんらあが、高知県酒造組合に来られ、酒米搗精らあについて、いろいろお話さいてもうたがやき。


理事長のワシと、副理事長の高木さんと事務局の秋久さんで、対応さいてもうたがよ。


その後は10時から、同組合に山崎猛商店さんの山崎徹社長さんにお越しいただき、理事長のワシと副理事長の高木さんと事務局の秋久さんの4人で打ち合わせやったがやき。


ワシゃあ高知県酒造組合理事長として、山崎社長さんは元高知県卸酒販組合理事長として、昨年秋に2人同時に藍綬褒章を受章しちょって、その受章祝賀会も2人一緒に3月に開催するっちゅうことになっちょって、その打ち合わせやったがよ。


続いて11時半ばあからは、高松国税局酒類業調整官さんと酒類業担当官さんらあとワシの3人で、いろいろ打ち合わせがあったがやき。


ほんで、ちくと時間が空いて17時から高知県酒造組合にて、公益財団法人高知県産業振興センターの方らあが来られ、同センター発行の月刊誌「情報プラットフォーム」の表紙の撮影らあがあったがよ。


同センターが主催する、映えある「高知県地場産業大賞」を、高知県酒造組合の「土佐宇宙深海酒」プロジェクトが受賞したっちゅうことで、撮影に来られたがやき。
2023.1.17写真1  宇宙酒、深海酒、宇宙深海酒写真2  宇宙酒、深海酒、宇宙深海酒2












写真3  撮影風景



理事長のワシと、酵母開発者である高知県酒造組合顧問の上東先生の2人で、各社の「宇宙酒」「深海酒」「宇宙深海酒」らあと共に、撮影してもうたがよ。


さてその晩は、ワシと上東先生とサコダデザインの迫田さんと、土佐酒アドバイザーアソシエーション事務局も担当していただきゆう合同会社コチコチの平野さんっちゅう4人で、「湖月」さんにて18時半から飲むことになっちょって、早めの18時からワシと上東先生の2人で、ちくとフライング飲みをさいてもうたがやき。


生ビールとつきだしをいただきもって、ちくと盛り上がりよったら、すっと18時半になり、平野さんも迫田さんも来られたがよ。
2023.1.17写真4  つきだし












さあ、早速「司牡丹・なかま酒」(純米酒)を皆さんに注がいてもうて、このお酒で乾杯したがやき。
写真7  なかま酒











こん時出された「白子とノレソレとアンキモ」が、まっこと絶品で、「なかま酒」と合わせていただきゃあ、そのあまりの美味しさに、みんなあいきなり箸も杯も止まらんなって、会話もガンガン弾んだがよ。
写真5  ノレソレ、白子、アンキモ











さらに、「鰹のタタキ」と「松原ミートのソーセージ」も登場し、これまたどちらも旨いの何の!
写真8  松原ミートのソーセージ2023.1.17写真6  鰹のタタキ












飲んで食べて語り合うて飲んで食べて語り合うて、ガンガンに盛り上がったがやき。


続いては、大定番の「船中八策」(超辛口・純米酒)をお願いし、「牡蠣の入河内大根みぞれ煮」をいただきゃあ、こりゃあもうタマランっ!!
2023.1.17写真9  船中八策

牡蠣のクリーミーなうま味に、入河内大根のナチュラルな甘味とほの辛味がまとわりつき、そこに焼き海苔の風味が加わりゃあ、もうこりゃあワシの好きなもんの最強トリオで、ひせくるばあ絶品やったがよ!


そこに「船中八策」をキュッとやりゃあ、それらあ全ての味わいを、この酒が出汁のように下から支えて押し上げ、見事に融合さいてかつ口中いっぱいに膨らましまくって、後口を追いかけとうなるばあ潔うサラリとキレていくがやき。



ほいたらまた牡蠣のみぞれ煮が食べとうなり、食べたらまた「船中」が飲みとうなり、飲んだらまた牡蠣が食べとうなり……酒と肴の無限ループとなったがよ!
写真10  牡蠣の入河内大根みぞれ煮

そっから後は、とにかくいろんな話題で大盛り上がりながやき。


6年ばあ前やっつろうか、高知県酒造組合メンバーと迫田さんも一緒にロンドンに行って、土佐酒イベントを開催した際に、かのビートルズの「Apple Corps Limited.」さんの本社に行ったことがあったがよ。


実は迫田さん、ビートルズの来日50周年のオリジナルピンバッジのデザインを手がけられちょって、アップル社のライセンス管理の責任者であるポール・コールさんと親しゅうなっちょったっちゅう経緯ながやき。


そのポールさん、実はその後、迫田さん在住の西土佐に来られて、こぢゃんと気に入られ、毎年来られよって、コロナ禍でここ3年ばあは来れんかったがやけんど、今年は3月後半に来られるらしいがよ。


そん時ゃあ是非ワシも西土佐にうかがわいてもらいたいっちゅうて、盛り上がったがやき。


その後も、「ぶりヌタ」や「ミンク鯨の本皮(脂身)」や「蕎麦屋の鴨ロース」っちゅう、これまた絶品のおつまみをいただきもって、次々といろんなお酒も追加して、酌み交わしまくって大盛り上がりになったがよ。
写真11  ブリぬた、鯨の本皮写真12  鴨ロース













当然のごとく、みんなあ立派な酔っぱらいになって、ワシゃあ案の定後半の記憶は定かやないがやき。


ほんじゃき、2次会は迫田さんお気に入りの「バッフォーネ」さんにうかごうて、世界一旨い「ジェノベーゼのパスタ」をいただきもってインドワインをガンガン酌み交わし、さらに盛り上がったらしいがやけんど、ワシゃあほとんど記憶がないがよ。


いずれにしたち、上東さん、迫田さん、平野さん、まっこと最高のひと時を、ありがとうございましたぜよ!

















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
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2023年01月16日

【拡散希望!】初年度即完売の「マキノジン」!2年目は瓶型リニューアルで2/1出荷開始ぜよ!

昨年2月に新発売された、高知県初のクラフトジン「マキノジン」は、今年4月からスタートするNHK朝ドラが牧野富太郎博士をモデルにした「らんまん」に決定したっちゅう報が同時期に流れた関係で注文が殺到し、初年度2回蒸留分の2,400本は、ほぼ高知県内の注文分のみでアッちゅう間に完売してしもうて、入手できんかったたくさんの皆様にゃあ、まっこと申し訳ございませんでしたぜよ。


この度、やっと2年目の蒸留分が出荷できる目処がたったきに、早速ご案内さいていただくがやけんど、いきなりドカンと注文が殺到したら対応しきれんなるき、しばらくの間は割り振り出荷になりますきに、その点は何とぞご容赦いただきたいがやき。


ちなみに「マキノジン」について、ご存じない方もおられるろうき、ちくと経緯を紹介さいていただきます。
写真1  旧マキノジン新マキノジン700mlボトル画像web
























高知市のBar「Craps」の塩田貴志さんは、全国バーテンダー技能競技大会優勝らあの輝かしい経歴の一流バーテンダーながやけんど、還暦を超えて高知大学「土佐FBC(Food Business Creator)」に入学され、現在も上級コースに在籍されちょって、蒸留やボタニカルらあを研究中っちゅう方ながよ。
写真3  クラップス塩田さん

そんな塩田さんの、「高知県初のクラフトジンを造って、世界一のジンに育てたい!」っちゅうアツい想いに共感し、司牡丹じゃあ新たにジンの製造免許を取得したがやき。


けんど、当社の蒸留器は10年以上稼働してないポンコツの旧式蒸留器やったもんやき、実は最初はこんな蒸留器で大丈夫ながやろうかと、心配しちょったがよ。


ほいたら、そんなポンコツ蒸留器を一目見て「自分にぴったりや!」っちゅうて、塩田さんは悦んでくださったがやき。
2023.1.16写真4  蒸留器

この蒸留器、パッと見たところ「鉄人28号」みたいにも見えるがよ。


昔のロボット漫画らあでようあるパターン、旧式のポンコツロボットに乗った主人公が、最新型ロボットの敵と闘うっちゅう、そんなイメージが塩田さんの脳裡に浮かんだがやないろかのう?


さて、この高知初のクラフトジンは、何で「マキノジン」と命名されたがか?


まず「マキノジン」は、佐川町出身の「日本植物学の父」と謳われる植物学者・牧野富太郎博士が発見し亡き妻の名をつけた「スエコザサ」をキーボタニカルに、県産柑橘類らあ12種類のボタニカル原料を使うちゅうがやき。


ジンにゃあ必須のジュニパーベリー以外、他のボタニカル原料は、有機グァバや仁淀川山椒、土佐の酢みかん(香酸柑橘類)のブシュカン、榧の木らあの、高知県らしいもんを使用し、世界に誇れる土佐らしいクラフトジンになると確信しちゅうっちゅうて、塩田さんは語るがよ。


ちなみにベースとなる酒は、司牡丹の清酒取り焼酎「大土佐」ながやき。


この清酒取り焼酎は、清酒の風味もしっかりあって、ある意味清酒と焼酎の中間みたいなお酒やっちゅうだけでも珍しいがやけんど、何と長期熟成の約20年モノばあになるレアモノながよ。


さらに、この蒸留器が据え付けられちゅう場所は、実は偶然にも、元々は牧野富太郎博士の実家の酒蔵(屋号「岸屋」・銘柄「菊の露」)やったっちゅう場所ながやき!


今回「マキノジン」を造ることになったがは、もはや運命やったっちゅうことながよ!


また「マキノジン」は、発売前の一昨年10月からクラウドファンディングを実施し、たくさんの皆さんからのご支援のお陰で、目標金額の200万円を大きゅう超える、260万5千円を達成しちゅうがやき。


【ポンコツ蒸溜器で高知初のクラフトジンを造り世界一のジンに育てる】
https://readyfor.jp/projects/makinogin

その後、昨年2月に正式発売をすることになり、まずは1回目の蒸留分1200本を用意しちょったところ、これまた偶然にも発売日のちょい前に、今年4月からのNHK朝ドラが牧野博士が主人公のモデルに決まったっちゅう報が流れたがよ!


まっことこうなりゃあ、もはや運命を超えて宿命……天の牧野博士も応援してくださりゆうがやと、ワシゃあ確信さいてもうたがやき!


その報のお陰で、司牡丹にゃあ注文が殺到し、第1回目の蒸留分1200本は、アッちゅう間に完売!


急遽2回目の蒸留も実施して、その後もう1200本を追加したがやけんど、焼け石に水で、こちらもアッちゅう間に完売してしもうたがよ。


そっからは、次の発売はいつになるがかっちゅう問い合わせが、いまだに連日のように殺到しゆうがやき。


そこで2年目の令和4酒造年度は、蒸留を10回ばあに大幅に増やし、約12,000本っちゅう大増産を計画し、実は昨年12月までにゃあ再発売する予定やったがよ。


ところが、コロナ禍で製造量が激減した瓶メーカーが、「マキノジン」に使用しちょった瓶の製造を中止にしてしもうたがやき!


急遽新たな瓶を決定し、ラベルもサイズを変更し直すことになって、発売日が大幅に遅れることになってしもうたがよ。


さらに、12種類のボタニカル原料の全てから値上げの要請もあり、「マキノジン」は販売価格も値上げを余儀のうされてしもうたがやき。


そんな関係で、2年目の「マキノジン」は、発売日が大幅に遅れ、瓶型もリニューアルとなり、価格も値上げとなってしもうたっちゅうことやきに、何とぞご了承いただけましたら幸いながよ。


なお追加情報として、昨年11月に開催された「高知の宝物グランプリ2022−2023」にて、「マキノジン」は「準グランプリ」を受賞しちゅうがやき。
写真5  高知の宝物グランプリ

ほんじゃき、今年2月末に東京で開催される「にっぽんの宝物JAPANグランプリ」(全国大会)にもエントリーされちゅうがよ。


皆さん、何とぞ応援宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


……ちゅうことで、令和4酒造年度の前半5回の蒸留分約6,000本の「マキノジン」が、令和5年2月1日(水)に出荷開始と決まったがやき。


今回は結構な本数があるけんど、いきなり注文が殺到しても対応できんき、まずは高知県内と全国の日本名門酒会(https://www.meimonshu.jp/ )加盟の酒販店さんだっけに割り振り出荷することになっちゅうがよ。


この後もまだ2月と3月の蒸留分もあるきに、お取引先のすべてに対して出荷OKになるがは、もうちくと先になりそうなけんど、しばしお待ちいただけましたら幸いながやき。


●「マキノジン」(令和4酒造年度・リニューアル版)<アルコール度:45度> 700ml:3,364円(消費税抜き)


さてこっから後は、朝ドラ「らんまん」関係の最新情報ながよ。


あらためましてキチンとご紹介さいていただきゃあ、令和5年4月スタートの2023年度前期NHK「連続テレビ小説」(通称「朝ドラ」)は、牧野富太郎博士をモデル(物語での名前は槙野万太郎で主演は神木隆之介さん)にした物語、「らんまん」に決定しちゅうがやき。


牧野博士といやあ、司牡丹の故郷・佐川町出身の世界的植物学者であり、もともとは佐川の酒蔵の跡取り息子やったがやけんど、その蔵を人手に譲り上京して、植物学者となった方ながよ。


その酒蔵は後に司牡丹酒造に譲られ、現在は当社の一部となっちゅうがやき。


そんな縁で、ドラマの高知ロケが行われ、我が町佐川町でも司牡丹の蔵が並ぶ「酒蔵の道」にて、撮影が行われたがよ。


さらに、そんななかで知った情報ながやけんど、ドラマの前半、4月から5月上旬までの1ヶ月ばあの内容は、酒蔵シーンや酒造りシーンだらけで、はっきり言うて酒造りの物語やと勘違いしてしまうばあながやき!


さらにその後も、主演の神木隆之介さんが司牡丹に来社され、番組PR誌兼ガイドブック「かみきこうち」(NHK出版 2,090円税込 A5判並製オールカラー208ページ 3月20日発売予定 https://www.nhk-book.co.jp/pr/book/000000819312023/index.html )の撮影が行われたがよ!


さらにさらに、ヒロイン役の浜辺美波さんも司牡丹に来社され、NHKさんのPR番組の撮影が行われたがやき!


ちなみに浜辺さんは自ら日本酒好きっちゅうて語られ、特に辛口がお好みやっちゅうことで、司牡丹のお酒をこぢゃんと美味しそうに堪能されよったがよ。


今後は、これらあのPR誌の発売や、PR番組の放送らあも順次スタートすることになり、さらに他の取材らあもしばらくは増え続けるろうきに、こりゃあ司牡丹がますます脚光を浴びるこたぁ、もはや間違いなしといえるがやき!


実際既に、「牧野フィーバー」は日に日に盛り上がりよって、佐川町にお越しになる観光客も増え続け、司牡丹の牧野富太郎関連商品への注文もドンドン増えてきゆうがよ。
司牡丹純米花と恋して720ml商品画像webハナトコイシテ360mlボトル画像webハナトコイシテ化粧箱画像web




















平成24年に「牧野富太郎生誕150年」を記念して発売されちょった「ハナトコイシテ」(特別純米酒)も、昨年7月より新発売された「司牡丹・花と恋して」(純米酒)も、どちらも注文がガンガン増えよって、大人気となっちゅうがやき。



……ちゅうこたぁ、2年目の「マキノジン」も、大人気になるこたぁ、間違いないっちゅうことながぜよ!














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2023年01月15日

幸せの言の葉<1668>

「己、上手と思やあ、はや下手になるがの兆しとしるべしぜよ。」(杉田玄白)


オランダ語医学書「ターヘル・アナトミア」を和訳し、「解体新書」として刊行したことで有名な江戸時代の蘭学医、杉田玄白(1733〜1817)さんの言の葉ながやき。


人間、何かの道を極めろうとするとき、自分は上達したと思いこんだその瞬間、そこから転げ落ち始めるっちゅうことながよ。


どんな道やち、上にゃあ上があるし、一生かかったちその道を真に極め尽くすらあてこたぁできんはずながやき。


それやに自惚れて、自分は上達したやとか、この道を極めたやとか、思うてしまうこと自体が、もはや転落への第一歩やっちゅうことながよ。


どればあ上達したち、どればあ前人未到の領域に到達したとしたち、まだその先があるがやったら、自惚れたりしゆう暇はないはずで、まだまだやらにゃあいかんことがあるはずながやき。


自分の在り方や存在意義を積極的に肯定するっちゅう、自己肯定感は必要で、こりゃあ自分の弱い部分や苦手なことらあも、ありのままをそのまんま受け止めて、「そんな自分も自分らしゅうてえい」っちゅう感じ方ながよ。


そんな自己肯定感たぁ全く違うて、自惚れっちゅうんは、自分の弱い部分や苦手なことらあにゃあフタをして、自分の姿を実際よりか大きいもんやと思い込み、傲ってしもうちゅうがやき。


自己肯定感は必要やけんど、絶対に自惚れちゃあいかんっちゅうことながぜよ。


  
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2023年01月14日

幸せの言の葉<1667>

「喜んでおこのうて、ほんでおこのうたことを喜べる人は幸福ぜよ。」(ゲーテ)


ドイツを代表する文豪で、詩人・劇作家・小説家・自然科学者・政治家・法律家っちゅう多彩な顔を持つ、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(1749〜1832)さんの言の葉ながやき。


何かを行動に移すとき、ブチブチと文句を言いもってやったり、嫌そうな顔をして行動に移したりする人は、こぢゃんと損をしちゅうがよ。


何でかっちゅうたら、そういう人に何かをしてもうたとしたち、感謝の気持ちがわかんもんやき、そういう人は誰からも感謝の言葉がもらえんなる、つまり幸福感を味わえる言葉を、誰からももらえんなるっちゅうことながやき。


また、自分がおこのうたことを素直に喜べん人も、こぢゃんと損をしちゅうがよ。


自分が何か行動を起こしたことで、きっと誰かが幸せになれるはずながやき、そのことに考えがおよびゃあ素直に喜べるはずながやき。


つまり、自分の行動は、誰かを幸せにするためやっちゅう発想がないきに、自分の行動を素直に喜べんっちゅうことながよ。


他人を幸福にできる人ほど、実は自分も幸福になれるがやき。


ほんじゃき、何かを行動に移すときゃあ喜んでおこのうて、おこのうたこたぁ素直に喜ぼうぜや。


そうすりゃあ、おまさんは幸福になれるっちゅうことながぜよ!


  
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2023年01月13日

沖本部長のお誘いで「旬菜屋 まえの」で痛飲ぜよ!

1月10日(火)の晩は18時から、高知55番街の「旬菜屋 まえの」さんにて痛飲したがやき。
写真1  55番街2023.1.13写真2  まえの

今回は、高知県産業振興推進部の沖本部長さんからのお誘いで、高知信用金庫の山理事長さん、同庫顧問で地域貢献アドバイザーの山本さん、岡崎高知市長さん、高知大学理事・副学長の受田先生、ほんでワシっちゃう6名のメンバーやったがよ。







まずは、ワシが持ち込みさいてもうた、司牡丹最高ランクの「深尾」(純米大吟醸原酒)を皆さんに注がいてもうて、乾杯したがやき。
写真3  深尾とノレソレ

その品格ある華やかな芳香と、様々な味わいの構成成分が溶け込んだかのような豊かでナチュラルな味わいの絶妙な調和に、皆さん「こりゃあ美味しいっ!」っちゅうて大感激やったがよ。


つきだしの「のれそれ」と合わせていただきゃあ、「のれそれ」の格がグンとアップしたかのようにさらに美味しゅうなって、いきなり箸も杯も止まらんなってしまうっちゅうもんながやき。


しばし飲んで食べて談笑しゆう間に、学校法人服部学園・服部栄養専門学校国際部に所属されちゅう山本さんから、受田先生へのお土産やっちゅうて、巨大な箱が登場したがよ。


箱の中から現れたがは、まるまる一本の鰹っ!!
写真4  潮鰹

伊豆の名産「潮鰹(しおがつお)」っちゅうて、鰹を塩漬けにしたもんやっちゅうがやき。


お正月、神棚にお供えする保存食らしいがよ。


ワシも初めて見たけんど、なかなかのインパクトながやき。


けんど、流石は受田先生、この「潮鰹」の存在もご存じやったっちゅうがよ。


さてお料理は、「刺身盛り」が登場し、これまた「深尾」と合わせていただきゃあ、旨いの何の!
2023.1.13写真5  刺身盛り

皆さん、杯がガンガン進みまくりやったがやき。


あんまり酔っぱらわんうちにっちゅうことで、山理事長さんから、「高知信用金庫100周年記念事業」の地域貢献の一環として、土佐の高知の食を盛り上げる活動らあを計画されちゅうっちゅうお話があったがよ。


もちろん土佐酒とのマッチングらあも必須やっちゅうことで、そのあたりのいろんなお話で、こぢゃんと盛り上がったがやき。


ここで「深尾」がカラになり、沖本部長さんが持ち込みされた「美丈夫・金賞受賞酒」(大吟醸酒)を酌み交わさいてもうたがよ。


お次のお料理「白子ポン酢」が登場し、これがまた「美丈夫」とバッチリやって、皆さん飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うてが止まらんなったがやき。
写真6  白子

そっから後は、皆さん高知県の食についちゃあ、詳しい方々ばっかしなもんやき、土佐の高知をいかにして食と酒で盛り上げるかっちゅう話題らあで、こぢゃんと盛り上がりまくったがよ。


あんまり盛り上がり過ぎて、ワシゃあ調子に乗ってガンガン飲みまくり、このあたりのお料理らあを撮影するがも忘れてしもうちょったがやき。





20時過ぎに、「お寿司」の画像だっけ、何とか撮影されちょったがよ。
写真7  寿司












ちなみに終盤にゃあ、岡崎市長さんが持ち込みされた、30年モノの長期熟成本格焼酎「司牡丹・平成の眠り」(平成3酒造年度蒸留)をロックで飲むことになり、そりゃあメチャクチャ美味しかったがやけんど、またまたワシゃあ立派な酔っぱらいになって、終盤の記憶がアヤフヤながは、そりゃあ当然ながやき。
写真8  平成の眠り











沖本部長さん、山理事長さん、山本さん、岡崎市長さん、受田先生、まっこと素晴らしい時間をご一緒さいていただき、ありがとうございましたぜよ!

















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2023年01月12日

令和5年佐川町「恵美須祭り」神事ぜよ!

1月10日(火)は、佐川町にて商売繁盛を祈願する新年の恒例行事、令和5年の「恵美須祭り」の神事が、朝10時から開催されたがやき。


例年やったら神事の後は、神様を御輿に移し、その正式な御輿に加え、司牡丹の樽御輿や子供神輿らあが連なった「おなばれ」の行列が佐川町内の各所を練り歩き、商売繁盛のお札を配ったり、獅子舞が踊ったり、餅投げがあったりと、町をあげて盛り上がるがやけんど、今年はコロナ禍の関係で、一昨年と昨年に引き続き神事のみの開催となり、「おなばれ」は3年連続で中止となってしもうたがよ。


ちなみに、佐川町の「恵美須祭り」は、毎年「十日えびす」の1月10日の開催ながやけんど、この日は何でか毎年こぢゃんと冷え込み、一昨年らあ雪が積もったばあで、今年も心配しちょったがやけんど、珍しゅう氷点下にならん5℃止まりやって、ホッとしたがやき。


けんど日が当たらん山かげの「恵美須神社」は、やっぱしまっこと冷ようて、本音を言やあちくとツラかったがよ。
写真1  恵美須神社写真2  恵美須神社に集まる












例年やったら、佐川町内の商工会や様々な団体の方々らあが40名ばあ集まるがやけんど、ちくと少なめの20数名ばあの参加やったがやき。


ほんで、佐川町商工会長さんや町長さんらあを筆頭に、ワシも含めて各団体のトップの方々が、神社のお社に入ったがよ。
写真3  恵美須神社お社内

司牡丹の奉献酒がズラリと並ぶ神殿を前に、厳かに神官さんの神事が始まったがやき。










ワシも「二礼二拍手一礼」しもって、あらためて神様の前で「コロナ禍らあに負けんぜよ!」と誓わいてもうて、寒さと共に凛と身の引き締まる思いがしたがぜよ!
写真4  神事開会













これにて令和5年の「恵美須祭り」の神事は、無事終了したがよ。
写真5  神事風景写真6  神事風景2














さて恵美須様、このコロナ禍でも頑張りゆう佐川町の商人みんなあの商売繁盛を、何とぞよろしゅうお願い申し上げますぜよ!














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2023年01月11日

【拡散希望!】縁起物!「立春朝搾り2023」注文受付中!オンラインで「楽しむ会」も開催ぜよ!

今年の立春は、2月4日(土)で、毎年恒例「司牡丹・立春朝搾り」(純米吟醸薄にごり生原酒)の発売日ながよ。
写真1立春朝搾りラベル
ちなみに「立春朝搾り」たぁ、立春の日の早朝搾り上がったばっかしの新酒を、その日のうちに飲んでもらおうっちゅう企画ながやき。


ほんで今年は、司牡丹も含めて全国43ヶ所の日本酒蔵元で実施され、今年も何と30万本(720ml)を超える新酒がたった1日で出荷される予定やっちゅうがやき、こりゃスゴイことながよ。(※全国の参加蔵元らあについちゃあ、こちらをクリック!https://www.meimonshu.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=377 )





10数年ばあ前あたりからマスコミ各社の記事らあにゃあ、「日本酒が世界一売れる日」っちゅうセンセーショナルなキャッチで紹介されたりしゆうがも、決して大袈裟やないがやき。
写真2 立春朝搾りサイト トップ写真3  立春朝搾りサイト2









写真4  立春朝搾り参加蔵元写真5  参加蔵元一覧など












ちなみに立春たぁ、二十四節気のひとつで、初めて春の気配が現れてくる日。


前日の節分に豆まきで邪気を祓うて、新たな気持ちで春の到来を悦び幸福を願う日とされちょって、旧来はこの日がお正月、1年の始まりの日ながよ。
写真6写真7  司牡丹立春









そんな立春の早朝に搾り上がったばっかしのケガレのない純米吟醸生の新酒を、各地の神社にて「無病息災」「家運(社運)向上」らあを祈願するがやけんど、今年は昨年に引き続き当然「コロナ退散祈願」も行われるがやき。


こぢゃんと縁起がえいっちゅうことで、毎年全国で大人気で、このお酒の一口めを恵方(今年は南南東のやや南)を向いて飲みゃあ、願いが叶うっちゅう現象まで起きはじめちゅうっちゅうがよ。


ほんじゃき今年、この縁起がえいお酒を恵方を向いて飲みゃあ、新型コロナウイルスらあ吹き飛ばし、元気に明るい春を迎えられるこたぁ、間違いなしながやき!


さてそんな「司牡丹・立春朝搾り」やけんど、立春の朝に搾った分ばあしか商品化できん限定品やき、事前に予約をいただかにゃあ入手できんなる可能性があるがよ。


予約申し込みの締め切り日は1月25日(水)やけんど、品切れになる場合も考えられるきに、ご希望の方はお早めに、「司牡丹・立春朝搾り」に参加する「日本名門酒会」加盟の酒販店さんに、ご予約いただきたいがやき。
写真8  司立春買える店写真9  司立春買える店2









写真10  司立春買える店3


ちなみに「司牡丹・立春朝搾り」が買える店は、こちらをご覧くださいや。


https://www.meimonshu.jp/modules/sakeshops/index.php?page=detail&lid=39


なお、「買える店」は随時掲載が増える予定やき、まだ掲載されてない店もあるようながよ。


司牡丹の場合、現在は、高知県、愛媛県、香川県、兵庫県、大阪府、静岡県、埼玉県の加盟店さんしか掲載されてないみたいなけんど、東京都も、銀座にある高知県アンテナショップ「まるごと高知」(B1F土佐蔵)さんにて販売される予定(ただし運送のため入荷日は遅れます)やき、東京の方やち入手は可能ながやき。


毎年その香味は、購入された方々から大絶賛されゆうし、司牡丹じゃあ珍しい純米吟醸の「薄にごり生原酒」は、フルーティかつフレッシュぴちぴちの美味しさで、ワシも間違いないと太鼓判を押さいていただきます!


また、そんな「立春朝搾り」を、ワシと一緒にオンラインで楽しもうっちゅう会も、2月16日(木)に開催されるがよ。


2月16日(木)18時半より、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )内にて開催されるイベント、「令和5年『立春朝搾り』をオンラインで楽しむ会」(★先着19名様限定!)に、是非ご参加いただきたいがやき。
写真11  酔うちゅう部写真12  酔うちゅう部・立春を楽しむ会

































司牡丹やのうたち、全国43蔵元の「立春朝搾り」の中から、どちらの銘柄の商品やちOKやきご用意いただけりゃあ、オンライン酒場「酔うちゅう部」内にて司牡丹社長のワシと共に、「立春朝搾り」を堪能しもって、オンラインで盛り上がれるっちゅう企画ながよ!


「酔うちゅう部」の「オンライン飲み会」ご参加のお申し込み方法は、以下の通りながやき。


オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )のサイトにアクセスしていただき、会員登録(無料!)していただき、その後、「令和5年『立春朝搾り』をオンラインで楽しむ会」の画像をクリックしていただけりゃあ、詳細が表示されるき、「この飲み会に参加する」ボタンをクリックしていただけりゃあ、これにて予約完了(全て無料!)ながよ。


あとは飲み会当日に、開始時間になったら「飲み会をはじめる」ボタンが表示されるきに、そちらをクリックしていただきゃあ、参加できる(無料!)っちゅう流れながやき。


尚、注意点は、インターネットエクスプローラーは使えんき、パソコンの場合やったらMicrosoft Edgeを最新版にアップデートしてご使用いただき、スマホのiPhonやったらSafariを、AndroidやったらGoogle Chromeをご使用いただきたいがよ。


2月16日(木)までにゃあまだちくと日数がありますきに、どちらかの蔵元の「立春朝搾り」を予約してご用意していただき、ワシと共に是非「酔うちゅう部」のオンライン飲み会で盛り上がりましょうぜよ!


●「令和5年『立春朝搾り』をオンラインで楽しむ会」

〈開始〉2023年2月16日(木)18:30
〈終了〉2023年2月16日(木)21:00
〈参加人数〉予約先着20名様(竹村含む)
〈参加条件〉全国43蔵元の中から、いずれかの「立春朝搾り」をご用意ください。(詳しゅうはこちら!https://www.meimonshu.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=377 )
〈申込先〉オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )


さあ、「立春朝搾り」で、コロナ禍らあ吹き飛ばすぜよ!



#立春朝搾り












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2023年01月10日

日本酒造組合中央会四国支部会と第46回「四国酒類業界新年賀詞交歓会」ぜよ!

1月6日(金)は、まずは14時半から高松市のリーガホテルゼスト高松にて、四国四県の酒造組合の理事長らあが集まっての、日本酒造組合中央会四国支部会が開催されたがやき。



香川県酒造組合の石川専務理事さんの進行にて開会し、川人支部長さんから開会のご挨拶があったがよ。
写真1  四国支部会 川人会長

続いては協議事項で、まずは「各種行事の開催日程等について」ながやき。


「四国支部通常総会」は、香川県にて5月17日(水)に、「夏期研修」についちゃあ愛媛県にて8月4日(金)に開催を予定しちゅうっちゅうがよ。







「四国支部通常総会」についちゃあ、原案通りの日程でいこうっちゅうことになったけんど、「夏期研修」についちゃあちくとワシから意見を出さいてもうたがやき。
写真2  支部会風景写真3  支部会風景2












今年の8月4日(金)は、実は「一粒万倍日」と「天赦日」と「大安」が重なるっちゅう、令和5年の1年間で最高の大吉日で、しかも金曜日なもんやき、結婚式やお祝い事らあが開催される可能性が極めて高いきに、何ちゃあそんな日に「夏期研修」をせいじゃち、別の日にした方がえいがやないろうかっちゅう意見ながよ。


この意見を踏まえて、「夏期研修」の日程についちゃあ、検討するっちゅうことになったがやき。


次に、「四国清酒懇話会通常総会」は5月頃に高知にて開催予定、「四国醸造セミナー通常総会」についちゃあ6月23日(金)に愛媛にて開催予定っちゅう方向で決まったがよ。


「四国きき酒競技会」についちゃあ、今年は見送り、来年は開催の方向で検討することになったがやき。


「中央会評議員会(2月8日)における発言者及び発言要旨について」は、特にないき、自由っちゅうことになったがよ。


その後は報告事項、まず川人支部長さんからの「中央会理事会及び支部長会等の概要について」で、一升瓶の不足の問題についてのお話らあがあったがやき。


続いて「中央会各委員会関係について」も、清酒技術委員として川人支部長さんから、清酒技術委員会についてのお話らあがあったがよ。


お次は「その他」で、「四国銘酒88おへんろ絵巻・第2弾」についてのお話があり、皆さんからいろいろ質問や意見らあが出されたがやき。


続いては、「大阪万博」(令和7年4月13日〜10月13日)に合わせた“四国の酒PR”(「四国×酒國」イベントの復活!)についてながよ。


川人支部長さんからワシに振りがあり、「大阪万博」に向けて既に高知県が様々なイベントらあを仕掛けゆうっちゅう話らあをさいてもうたがやき。


活発な意見交換らあがあり、かつて大阪にて開催されよった「四国×酒國」イベントを、可能やったら今年から、今年は無理でも何とか来年にゃあ開催するっちゅう方向で動くことに決まったがよ。


最後に、「行政当局からの指示事項等について」は、合田酒類監理官さんから、10月からのインボイス制度についてのお話らあがあったがやき。


こうして15時半ばあにゃあ、日本酒造組合中央会四国支部会は、無事お開きとなったがよ。


さてその後は、引き続きリーガホテルゼスト高松にて16時半から、第46回「四国酒類業界新年賀詞交歓会」が開催されたがやき。
写真4  賀詞交歓会開会写真5  開会のことば












四国四県の酒類業界製販三層の組合役員の方々を中心に、ご来賓の高松国税局の方々も含め、例年よりかちくと少なめの80人ばあの方々が集まったがよ。


まず第一部は、全国卸売酒販組合中央会四国支部の松為支部長さんの「開会のことば」からスタート。


お次は、日本酒造組合中央会四国支部の川人支部長さんの主催者代表挨拶ながやき。
写真6  主催者代表挨拶

続いては、高松国税局黒澤局長さんのご来賓お祝辞。
2023.1.10写真7  来賓祝辞











その後は、ご来賓の高松国税局の方々のご紹介があったがよ。


ほんで最後に、全国小売酒販組合中央会四国支部の野崎支部長さんの「閉会のことば」で、第一部は終了したがやき。
写真8  閉会のことば

引き続き第二部の祝宴。










日本酒造組合中央会前会長の篠原相談役さんのご発声で、篠原さんくの「桜うづまき」の燗酒で乾杯し、宴会のスタートながよ。
写真9  桜うづまき等写真10  乾杯













昔は香川県の地酒だけやったがが、近年は四国四県の地酒を出してくださるようになって、司牡丹も「金凰司牡丹」(本醸造酒)が出されちょったがやけんど、ワシらあのテーブルにゃあ来てなかったもんやき、ワシゃあ他のテーブルに取りに行ったがやき。


ほんで、おんなじテーブルの方々らあと「金凰司牡丹」の燗酒を差しつ差されつ注ぎ合うて、「洋風前菜盛り」や「サツマイモのクリームスープ」らあをいただきもって、語り合うて盛り上がったがよ。
写真11  金鳳司牡丹写真12  前菜写真13  スープ












毎年この会はお猪口や杯はのうて、ショットグラスみたいなグラスしかないがやけんど、さらに今年は日本酒が全て燗酒やって酒器と合わんし、加えて料理がフレンチやったもんやき、ますますもってしっくりこんがが、ちくと残念やったがやき。


乾杯から30分も経たんうちに、みんなあ席を立ってアチコチ移動されだいたき、ワシも「金凰司牡丹」片手に、アチコチご挨拶に回らいてもうたがよ。


ほいたら、会場の片隅に、湯煎の酒燗器がズラリと並んじゅうがを発見し、「金凰司牡丹」もズラリやって、ちくとビックリしたがやき。
写真14  湯煎燗酒写真15  湯煎燗酒ズラリ

既に各テーブルにもズラリと出されちゅうに、さらにこればあの量の燗酒を、1時間半ばあの短時間で、果たして飲めるがやろうか?


しかも、車で来ちょって飲めん人も少のうないし、何より頼みの綱の土佐人は7人しかおらんがぜよ!




ちゅうことで、ワシゃあこの後は、「金凰司牡丹」の燗酒をチビッとでも減らすため、アチコチ回ってガンガン注いでガンガン注がれて、酌み交わしまくらいてもうたがやき。
写真16  宴会風景












そうなりゃあ、量が入るグラスなもんやき、ワシゃあアッちゅう間に立派な酔っぱらいと化しちょったがよ。
写真17  席に戻る写真18  料理どっさり!

けんど、高知県のメンバーらあと、やっぱし土佐酒はスッキリ飲みやすうて美味しいき、ナンボやち飲めてしまうっちゅうて、あらためて納得したがやき。


また、ご来賓の国税局の方々、メーカー・卸・小売の皆さんらあと四国の地酒を酌み交わしもっていろんなお話をさいてもうて、なかなか有意義な時間を過ごさいてもうたがよ。


アチコチ回りに回って自分の席に戻んたら、お料理がドッサリたまっちょったがやき。


それらあを、ちょこっといただきゆううちに中締めの時間となり、大団円のお開きとなったがよ。
2023.1.10写真19  中締め












四国四県の製販三層の皆様、そして高松国税局の皆様、今年も1年何とぞよろしゅうお願い申し上げますぜよ。

















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2023年01月09日

幸せの言の葉<1666>

「古人の跡を求めんと、古人の求めよった所を求めるべきぜよ。」(松尾芭蕉)


俳諧を、蕉風と呼ばれる芸術性のこぢゃんと高い句風として確立し、後世じゃあ俳聖として世界的にも知られちゅう、日本史上最高の俳諧師の一人、松尾芭蕉(1644〜1694)さんの言の葉ながやき。


いにしえの偉人や先達らあを尊敬し、彼らあみたいになりたいっちゅうて手本にしたり目標にしたりするがはえいろうけんど、彼らあのやったことをそのまんまマネするっちゅうんは、そりゃあ違うっちゅうことながよ。


たとえば、松下幸之助さんを尊敬しちゅうきっちゅうて、今の時代に電球ソケットを売ることからスタートしたち、何の意味もないし成功することもないっちゅうことながやき。


そういうことやのうて、たとえば松下幸之助さんの言葉に「商売たぁ、感動を与えることぜよ。」っちゅうんがあるけんど、こういうような幸之助さんの「求めよった所」を求めるべきやっちゅうことながよ。


今の時代に松下幸之助さんが生まれて、今自分がやりゆう仕事に就いたとしたら、幸之助さんやったらどう考えてどんな行動を起こすかっちゅうふうに考えて行動するっちゅうことながやき。


たくさんの偉人や先達らあの「求めよった所」を、今の自分やったらどうやって実現させることができるかっちゅうことながぜよ。


  
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2023年01月08日

幸せの言の葉<1665>

「薔薇は、ただ咲くべくして咲いちゅうがよ。薔薇は自分自身を気にせんがやき。人が見ゆうかどうかやち気にせんがぜよ。」(シレジウス)


ドイツ・バロック時代を代表する神秘主義的宗教詩人で、その詩はのちに讚美歌に採用されたもんも多いっちゅう、シレジウス(1624〜1677)さんの言の葉ながよ。


薔薇の花ばあ美しけりゃあ、そりゃあ自分自身を自慢しまくりとうなるろうし、周りに見せびらかしとうもなるっちゅうもんながやき。


けんど人間たぁ違うて薔薇は、自分自身のことらあ何ちゃあ気にもせんし、人が見よろうが見てなかろうが、それも何ちゃあ気にしやあせんがよ。


薔薇は、ただ自分自身の命をまっとうすべく、咲くべくして咲いちゅうがやき。


ほんじゃきにこそ、薔薇の凛とした美しさが一層際立ち、見る人の心に感動すら呼び起こすことができるがよ。


人間やち、そんな薔薇を見習うて、自分自身らあ気にせんと、人が見ゆうかどうからあも気にせんと、ただ命をまっとうするべく行動し、生きていきたいもんながぜよ。


  
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2023年01月07日

幸せの言の葉<1664>

「感謝の心が幸福の呼び水やったら、素直な心は進歩の親かもしれんがぜよ。」(稲盛和夫)


京セラ・第二電電(現・KDDI)創業者で、公益財団法人稲盛財団理事長や「盛和塾」塾長らあも務め、日本経済に大きゅう貢献された、稲盛和夫(1932〜2022)さんの言の葉ながやき。


この言の葉の読み方をちくと変えりゃあ、まず人生に幸福を呼び込みたいがやったら、あらゆる物事に感謝できるような人にならにゃあいかんっちゅうことながよ。


つまり、自分が既に持っちゅうもんにも、自分の周りに既にあるもんらあにも、それらあが存在しちゅうっちゅうこと自体に心から感謝できるような人は、人生に幸福を呼び込むことができる人やっちゅうことながやき。


まず感謝するきにこそ、どんな相手やどんな物事からやち、また感謝するようなことを引き寄せることができるき、幸福を呼び込むことができるっちゅうことながよ。


次に後半部分は、人生を進歩・発展させたいがやったら、あらゆる物事に素直な心で向き合える人にならにゃあいかんっちゅうことながやき。


つまり、先達からのお小言やち後輩からの助言やち、敵対関係にある相手やライバルらあの言葉や行動やち、何じゃちまずは素直にそのまんま受け取ることができるような人は、人生を進歩・発展させることができる人やっちゅうことながよ。


素直やきにこそ、どんな相手やどんな物事からやち学びを得ることができるき、常に進歩することができるっちゅうことながやき。


世の中がどればあ変わったとしたち、「感謝の心」と「素直な心」は、決して失うちゃあいかんっちゅうことながぜよ!


  
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2023年01月06日

令和5年高知商工会議所新年賀典&祝賀会と高知食品流通業界賀詞交歓会ぜよ!

1月4日(水)は、まずは11時から高知商工会館にて、高知商工会議所の令和5年豊栄神社新年賀典が開催されたがやき。


商工会館の屋上に高知市商工業の守神としてお祀りされちゅう豊栄神社にて、事業繁栄の祈願を行うっちゅう、年頭の恒例行事ながよ。


吹きっさらしの屋上なもんやき例年こぢゃんと寒いがやけんど、ここ数年は暖かこうて、今年もぼっちり日が照って、思うたよりか暖かこうてホッとしたがやき。


さて、40数人ばあが集まって、神事のスタートながよ。
写真1  神事

ちなみに神官さんは出雲大社の方やき、柏手は4回打たにゃあイカンがやき。










無事神事が終わりゃあ、高知商工会議所の西山会頭さんから年頭のご挨拶があったがよ。
写真2  西山会頭新年挨拶

こうしてつつがのう、新年賀典は終了したがやき。


豊栄神社の神様、今年も高知の商工業の繁栄・発展を、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


さてその後は11時半から、第11回高知食品流通業界賀詞交歓会が、ホテル日航高知旭ロイヤルさんにて開催されたがよ。


会場に入りゃあ、ビックリするばあの人数の人、人、人で、ワシゃあギリギリに入ったもんやき、入り口付近から動けんかったがやき。


200社以上、400人を超える参加者が一堂に会し、なかなか壮観やったがよ。


けんど、旭食品さんの取引先の中四国の食品メーカーの方々が大半を占めちゅうき、ちくとワシらあの知らんような顔ぶれだらけやったがやき。


まずは代表世話人の旭食品株式会社・竹内孝久社長さんが、開会のご挨拶をされたがよ。
写真3  竹内世話人代表挨拶











続いては、ご来賓の濱田省司高知県知事さんからのお祝辞ながやき。
2022.1.7写真4  濱田知事挨拶











お次は、岡崎誠也高知市長さんからのお祝辞があったがよ。
写真5  岡崎市長挨拶












続いては、株式会社高知放送の山由幸社長さんのご挨拶とご発声で乾杯し、賀詞交歓会のスタートながやき。
2022.1.6写真6  乾杯

ちなみに、ほとんどの方々は昼間でまだこの後に仕事があるようで、ウーロン茶やノンアルビールやったようながよ。


本物のビールが一部あるだっけで、残念ながら今年は日本酒がまったくなかったがやき。






ワシゃあ、あちこち移動しもってお料理をつまみ、高知県メンバーを見つけちゃあ新年のご挨拶をして、ビールやノンアルビールを注ぎ合うたがよ。
写真7  賀詞交歓会風景写真8  賀詞交歓会風景2












それを繰り返しゆううちに、次第に人数も減ってきて、12時間半前にゃあ、中締めなしに流れ解散のお開きとなったがやき。


高知県の食品流通業界の皆様と関連する食品業界の皆様、本年も何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


さてその後は、ちくと時間が空いて18時から三翠園さんにて、再び高知商工会議所の、今度は新年祝賀会が3年ぶりに開催されたがやき。
写真9  三翠園












150名ばあは集まられつろうか、新年祝賀会の開会ながよ。
写真10  新年祝賀会開会













まずは、高知商工会議所西山会頭さんから、年頭のご挨拶があったがやき。
写真11  西山会頭年頭挨拶











続いては、濱田高知県知事さんのお祝辞ながやけんど、知事さんはご公務の関係で40分ばあ遅れて参加されるっちゅうことで、後ほど到着次第お祝辞をいただくっちゅうアナウンスがあったがよ。
写真12  鏡開きズラリ













お次は、国会議員さんやご来賓の方々と商工会議所役員の方々らあが壇上に招かれ、司牡丹と酔鯨の四斗樽にて、おめでたい鏡開きながやき。
写真13  鏡を開く

13名の方々により、「ヨイショ、ヨイショ、ヨイショ〜!」の掛け声と共に、威勢よう鏡が開かれたがよ。










ほんで、会場全体に「司牡丹」のお燗酒(金凰司牡丹)と「酔鯨」の純米吟醸酒が配られ、これらあを注ぎ合うて、岡崎高知市長さんのご発声にて、元気良う「土佐酒で乾杯!」をしたがやき。
写真14  岡崎市長乾杯

そっから後は、コロナ禍もあり、SDGsの観点からも、しばらくは席を立たんと食事をしてくださいっちゅうアナウンスもあって、しばし個人盛りのお料理をいただきもって、テーブルの周りの方々らあとだっけお酒を注ぎ合うて飲食したがよ。









「前菜盛り」「刺身」「寿司」「鍋料理」らあをいただきもって、同じテーブルの方々らあと「金凰司牡丹」の燗酒を酌み交わしもって、しばし盛り上がったがやき。
写真15  司牡丹と前菜盛り写真16  刺身、寿司、鍋











ほいたら濱田知事さんが到着され、新年のご挨拶とお祝辞を述べられたがよ。
写真17  濱田知事お祝辞

さあその後は、次々と皆さん席を立ちだいて、返杯・献杯はなしやけんど、お酌をし合うコロナ禍の土佐の「おきゃく(土佐流宴会)」の始まりながやき。









ワシも当然、「金凰司牡丹」のお燗酒と杯を持って席を立ち、アチコチ回っていろんな方々に新年のご挨拶をして、差しつ差されつのお酌合戦に参戦ながよ。
写真18  宴席風景

皆さんといろいろ語り合いもって、お酌合戦を繰り広げさいてもうたがやき。


とにかく、酌み交わし酌み交わし語り合うて、アッチコッチに移動しまくって盛り上がり、終盤にゃあ自分の席に戻んて、ちくと食事をいただいたがよ。






「お吸い物」と「餡かけ饅頭」をいただいたがやき。
写真19  吸い物、餡かけ饅頭











こうして、20時ばあにゃあ古谷副会頭さんの中締めにてお開きとなったがよ。
写真20  古谷副会頭中〆

皆さんのご挨拶にもあったけんど、4月からはNHK朝ドラ「らんまん」がスタートし、8月の「よさこい祭り」は70回の節目を迎えるっちゅう具合に、今年は高知県にとっちゃあ大きゅう飛躍する大チャンスの年であり、これでコロナも第5類になりゃあ、高知県にとっちゃあまさにコロナからの大反転攻勢の年にもなるっちゅうもんながやき。








高知県にとって最高の令和5年にするために、高知商工会議所の皆さん、今年も何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
















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2023年01月05日

令和4年末に「十刻」で痛飲と京都「龍安寺」「松尾大社」に令和5年新年参拝ぜよ!

本日1月5日(木)より、司牡丹酒造も2023年、令和5年の仕事始めながやき。


あらためまして、本年も何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ。

さてまずは、昨年末の12月30日(金)のネタながよ。


この日は、18時ばあから「いつものところ 十刻(ととき)」さんにて、東京から帰省した同級生のヤスと、高知におるシゲルとワシの3人で飲んだがやき。
写真1  十刻











ワシゃあちくと15分ばあ遅れて参加したら、既に2人は「湯豆腐」とビールで盛り上がりよったき、ワシもビールをお願いして、まずは乾杯の練習をしたがよ。
写真2  湯豆腐















ほんで、早速「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)をお願いして、このお酒にて正式な乾杯をしたがやき。
写真3  船中しぼりたて















さあ、そっから後は、「ぶりヌタ」や「牛スジ煮込み」らあをいただきもって、「船中しぼりたて」をガンガン酌み交わして盛り上がったがよ。
写真4  ブリぬた、牛すじ煮込み

高校時代から、しょっちゅうつるんでバカ話ばっかしして盛り上がりよった3人で、それ以降の大学時代も社会人になってからも、度々つるんで痛飲して盛り上がりよった仲間やき、しばらく会うてなかったち、スッとあの頃とおんなじように盛り上がれるっちゅうもんながやき。






さらに、「長崎皿うどん」や「鰹のタタキ」や「玉子焼き」らあをいただき、飲んで食べて語り合うて飲んで食べて語り合うて、さらに盛り上がりまくりになったがよ。
写真5  皿うどん写真6  鰹のタタキ写真7  玉子焼き













とにかく「船中しぼりたて」をガンガンお代わりしてガンガン酌み交わしまくって、バカ話だらけで大盛り上がりになり、お開きとなった頃にゃあ、ワシらあ3人とも立派な酔っぱらいになっちょったがは当然ながやき。


さらに2次会は、場末のスナック「こぶたや」さんにて、「マキノジン」の炭酸割りをガンガン酌み交わし、カラオケ歌合戦で大盛り上がりに盛り上がりまくり、やっぱし行き抜けてしもうたがよ。


ヤス、シゲル、1年分のガス抜きになる、バカ話だらけのこぢゃんと楽しい一時を、まっことありがとうございましたぜよ!


続いて、年が明けての1月3日(火)は京都に日帰り出張で、まずは「龍安寺」さんに新年のご挨拶にうかごうたがやき。


11年ばあ前に、有名な「龍安寺」さんの“つくばい”の文字を酒名にした「吾唯足知(われただたるをしる)・純米吟醸酒」を発売さいてもうて、さらに9年ばあ前にゃあ「吾唯足知・純米大吟醸酒」も発売さいてもうちゅうがよ。


なんで高知の司牡丹が京都の「龍安寺」さんの“つくばい”の文字を酒名に使えるようになったかっちゅうたら、「龍安寺」さんを創建された義天玄承禅師(ぎてんげんしょうぜんじ)は土佐の生まれで、司牡丹の故郷佐川町の隣町越知町にて剃髪得度(ていはつとくど)されちゅうっちゅうご縁と、株式会社SBS(http://www.sakebs.co.jp/)の北澤相談役さんのご尽力のお陰ながやき。


ほんで、毎年北澤相談役さんと正月3日に「龍安寺」さんにご挨拶にうかがいよって、一昨年はコロナ禍でうかがえんかったけんど、昨年は2年ぶりにうかがえて、また今年も無事うかがえることになり、北澤相談役さんと京都在住の加地(SBS顧問)さんと、JR京都駅にて12時20分ばあに待ち合わいて、3人で「龍安寺」さんに向こうたがよ。


かつては、寒さが厳しゅうて雪が積もっちょって大変やったことがあったけんど、今年は天気も良うて、わりと暖こうてホッとしたがやき。



けんど今回は、例年以上に京都駅は物凄い人混みで、タクシーも行列やったき、今出川まで電車を使うて、そっからタクシーにて「龍安寺」さんに向こうたがよ。


ほんで、13時過ぎばあにゃあ何とか到着したがやき。


さてまずは例年通り、裏の寺務所から入らいてもうて、直ぐに奥の間に通されたがよ。


そこで、3年前までは副住職やった松山侑弘第17世住職さんに、新年のご挨拶をさいてもうたがやき。


ほんで、ちょっとしたおツマミと燗酒、お茶とお茶菓子らあを、ちくとご相伴にあずかったがよ。
写真8  つまみと燗酒写真9  塩ぜんざいとお茶
「塩ぜんざい」が、甘うのうてなかなか美味しかったがやき。


しばし、お酒とおツマミをいただかいてもうて、いろんなお話をさいてもうて、ホロ酔い気分になってきたき、このあたりでっちゅうことで、席を辞さいてもうたがよ。






せっかくやきっちゅうことで、松山住職さんと息子さんもご一緒に記念写真を撮らいてもうたがやき。
写真10  住職と息子さんと写真11  みんなで記念撮影












帰り際にゃあ、岩田事務長さんにもご挨拶さいてもうたら、細川護煕元首相の描かれた「雲龍図」の一部が公開されちゅうき観ていきませんかっちゅうことやったき、是非っちゅうことで、拝見さいてもうたがよ。


有名な「石庭」の周りにゃあ観光客だらけで、こぢゃんとごった返しちょったがやき。
写真12  石庭

海外の方々はまだまだやけんど、国内の観光客はほぼコロナ前の水準に戻ってきたっちゅうことやったがよ。


ちなみに「龍安寺」さんは、細川元首相の先祖にあたる細川勝元公が開山されたお寺やき、その勝元公550年遠忌記念として細川元首相が揮毫奉納された襖絵の一部を特別公開されちゅうがやき。


その襖絵はプロ並みの迫力のある「雲龍図」の水墨画で、龍が子供のときから年老いるまでを描いた「九龍図」(全40面)となる予定の第6図(8面)で、令和4年5月14日〜令和5年3月31日までの予定で現在公開中ながよ。


これが今年中にゃあ、全40面の「九龍図」となる予定で、順次公開を予定しちゅうらしいきに、来年の1月3日に来る際にゃあ、全て観られるっちゅうことやき、まっことこぢゃんと楽しみながやき。
写真13  雲龍図写真14  雲龍図2












写真15  雲龍図解説

岩田事務長さん、素晴らしい「雲龍図」を観覧さいていただき、まっことありがとうございましたぜよ!


こうして14時ばあにゃあ、「龍安寺」さんを出発したがよ。


タクシーにて、お次の目的地「松尾大社」さんに向こうたがやき。


途中がなかなか渋滞しちょって、お酒の神様として全国的に有名な「松尾大社」さんに到着したがは、15時ちょい前ばあになっちょったがやき。


昨年はコロナ禍で屋台は一軒も出てなかったけんど、今年はズラリ屋台が参道に連なり、初詣の参拝客でごった返しちょって、参道を通り抜けるがに結構苦労したがよ。
写真16  松尾大社参道写真17 松尾大社巨大絵馬

今年の干支「卯」の巨大な絵馬も飾られちょったがやき。


人混みを掻き分け掻き分け、社務所に向こうたがよ。


ワシらあは、毎年こちらにて初ご祈祷をお願いしゆうがやき。


申し込みをしてから、すんぐに20人ばあの方々と共にワシらあも呼ばれ、ご本殿へ。


残念ながらご本殿は撮影禁止やったき画像はないけんど、司牡丹酒造の「酒業繁栄」のご祈祷も滞りのう終了したがよ。


その後は、ちくと生嶌宮司さんらあにご挨拶さいてもうてから、「松尾大社」さんを散策し、美酒醸造祈願の「醸酒守」、酒販繁盛祈願の「販酒守」、健康飲酒祈願の「服酒守」の3つのお守りらあも購入さいてもうたがやき。


こうして、京都駅まで戻んて、北澤相談役さんと加地さんと分かれ、ワシゃあ高知に戻んて来て、日帰りの京都出張は無事終了したがよ。


北澤相談役さん、加地さん、今年もご一緒さいていただき、まっことありがとうございましたぜよ!




















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2023年01月04日

幸せの言の葉<1663>

「雪の結晶がどういてできるがかは、科学の領域ながよ。けんど、その雪が、どういてワシに降りそそいできたがかは、科学じゃあ分からんぜよ。」(中谷宇吉郎)


世界で初めて⼈⼯雪の製作に成功し、気象条件と結晶が形成される過程の関係らあも解明したっちゅう物理学者であり、随筆、絵画、科学映画らあにも優れた作品を残しちゅう、中谷宇吉郎(1900〜1962)さんの言の葉ながやき。


世界レベルの超優秀な物理学者でありながら、こんな言の葉を残したっちゅうんは、どういう意味があるがやろうか?


つまり中谷さんは、物理学っちゅう科学の領域をある程度極めたきにこそ、科学だっけじゃあ分からんことがあるっちゅうことを、ワシらあに伝えてくれゆうがやないろうか?


世界で初めて、人工的に雪を作るっちゅう偉業は、並み大抵の努力で成し遂げるこたぁ、おそらくできんがよ。


そりゃあたぶん、何度も何度も実験を繰り返し繰り返し、失敗を繰り返し繰り返し……そんな中で、あるときフッと、天啓のようなもんが降ってきたっちゅう、そんな瞬間があったはずながやき。


つまり、どういて自分に、人工雪の作り方っちゅう天啓が降りそそいできたがかは、科学だっけじゃあ解明するこたぁできんっちゅう、そういう意味があるとワシゃあ思うがぜよ。


  
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2023年01月03日

幸せの言の葉<1662>

「人は、いつか必ず死が訪れるっちゅうことを思い知らにゃあ、生きちゅうっちゅうことを実感することもできんがぜよ。」(マルティン・ハイデガー)


ドイツの実存哲学を代表する哲学者で、「存在と時間」っちゅう名著で知られる、マルティン・ハイデガー(1889〜1976)さんの言の葉ながやき。


べつに、死らあ意識せいじゃち、生きちゅうっちゅうことを実感することらあできるぜよと、おまさんは思うたかもしれんのう。


ほいたら、生きちゅうっちゅうことを実感するたぁ、どういうことやろか?


たとえば、何か特別な素晴らしいことを成し遂げた瞬間とからあにも、確かに生きちゅうっちゅうことを実感することができるかもしれんけんど、ほいたらそんな瞬間以外にゃあ、実感するこたぁできんがやろうか?


そういうことやのうて、普段どおりの何気ない普通の日々の日常を、本気で宝物のように大切なもんとして、心から感謝しながら生きるっちゅうことやと、ワシゃあ思うがよ。


大震災や新型コロナらあで、大切な人を亡くしてしもうた方々は、皆さんこのことを口々に語られるがやき。


つまり、人は誰やち、いつか必ず死ぬっちゅう、このあまりに当たり前の真実を、思い知っちゅうきにこそ、人は普段どおりの何気ない普通の日々の日常を、本気で宝物のように大切なもんとして、心から感謝しながら生きることができるっちゅうことながぜよ。


  
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2023年01月02日

幸せの言の葉<1661>

「ぽかんと花を眺めもって、人間も、ほんまにえいところがあると思うたがよ。花の美しさを見つけたがは、人間やし、花を愛するがも、人間じゃきに。」(太宰治)


「走れメロス」「人間失格」「斜陽」らあの名作を多数残した小説家、太宰治(1909〜1948)さんの言の葉ながやき。


この言の葉を読んだとき、思わずハッと気づかされたがよ。


つまりワシゃあ、花はもともとから美しいもんであり、もともとから愛されるもんやと思うちょったがやき。


けんどよう考えてみりゃあ確かに、花に集まる虫らあは美しいと思うたわけやのうて、単に花の色が目立つとか、蜜を吸うためとかっちゅう理由で、他の生き物やちしかりながよ。


人間だっけが、初めて花の美しさに気づいたっちゅうことであり、初めて花を愛したがも、人間やっちゅうことながやき。


つまり、人間がおらんかったら、誰っちゃあ花の美しさに気づくこともないし、花を愛するもんも誰っちゃあおらんっちゅうことながよ。


そこに気づいたきに、かの太宰治さんも、人間もほんまにえいところがあるっちゅうて、しみじみ思うたっちゅうことながやき。


花の美しさが分かる、花を愛することができる、そんな人間っちゅう生き物は、まっこと素晴らしい生き物やと思わんかよ?


  
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2023年01月01日

幸せの言の葉<1660>

「不満はねぇ、ストレスの素ながよ。感謝はエネルギーになるがぞね。」(森光子)


あけましておめでとうございます!


2023年、令和5年もワシのブログ&Facebookを、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


さて、今年の新年最初の「幸せの言の葉」は、「国民のお母さん」として愛され続けた大女優、森光子(1920〜2012)さんの言の葉ながやき。


この言の葉は、まっこと長い人生経験を積んできた老齢の母親が、ポツンと語った一言のように、じんわりと心に沁み込んでくるがよ。


まさに「国民のお母さん」らしい、真骨頂の言の葉ながやき。


「アイツのせいじゃ」とか、「誰っちゃあ助けてくれざった」とかっちゅうて、何かにつけて不満の言葉ばっかしを口にしゆうきに、ストレスが増えて体調も悪うなるし、精神的にもスッと疲れてしまうようになるもんながよ。


けんど逆に、「あの人のおかげや」とか、「みんなあの協力があってこそや」とかっちゅうて、何かにつけて感謝の言葉ばっかしを口にしゆう人は、エネルギーが充填されて体調も良うなるし、精神的にも元気いっぱいになるもんながやき。


ほいたら、不満の言葉を語るがを極力減らし、感謝の言葉を語るがをできる限り増やしていきゃあ、ストレスも減り、エネルギーが充填され、こぢゃんと元気になっていくっちゅうことながよ。


令和5年はこれだっけでも、本気で実践したいもんながぜよ!


  
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