さて今回は、NHK連続テレビ小説(通称朝ドラ)「らんまん」が、令和5年4月3日から放送開始されるがに合わせて、この3月中旬ばあから関連書籍らあが続々と出版されよって、しかも司牡丹が掲載されちょったりするきに、それらあの書籍をご紹介さいていただきますぜよ。
まずご紹介さいていただくがは、NHKドラマ・ガイド「連続テレビ小説・らんまん・Part (NHK出版 編 2023年4月25日発行 定価1320円)っちゅうムック本ながやき。
こちらの内容は、まず「巻頭インタビュー」として、小石川植物園にて収録・撮影された、主演の神木隆之介さんのインタビュー記事&写真が、カラー6ページで掲載されちゅうがよ。
ほんでそのちょい後にゃあ、「らんまんの舞台・高知 牧野博士の新休日」っちゅう、見開き2ページの高知県のPR記事が掲載されちょって、こちらの佐川町の紹介画像にゃあ、司牡丹の白壁の一号蔵が掲載されちゅうがやき。
そっから後は、「主な登場人物関係図」、「らんまん名場面集<高知編>」、「出演者紹介」(神木隆之介・浜辺美波・志尊淳・佐久間由衣・広末涼子・松坂慶子…etc…)、「らんまん名場面集<東京編>」、「東京で出会う人々」、「語り 宮あおい」、「主題歌 あいみょん『愛の花』」、「らんまん 美術の世界」、「らんまん ドラマを彩る植物のヒミツ」……等々と続き、 「牧野富太郎ゆかりの地を巡る〜高知・東京〜」じゃあ、佐川町もしっかり紹介されちょって、「司牡丹」の名前もしっかり掲載されちゅうがよ。
また終盤にゃあ、ドラマの「あらすじ」の第1週から第13週までが簡単に紹介されちゅうがやけんど、こちらを見りゃあ、前半の第5週の終わりまでが高知編やっちゅうことが分かるがやき。
途中の第3週で、いっぺん東京にゃあ行くがやけんど、第5週が終わるまで、つまり5月のゴールデンウィークが終わるまでは、高知県や佐川町が基本舞台になっちょって、酒蔵の物語であり酒造りらあについても度々登場するがよ。
ゴールデンウィークにゃあ土佐の高知に観光客が殺到するこたぁ約束されちゅうようなもんやき、つまり、お土産物売り場らあで土佐酒がガンガン売れるこたぁ間違いなしといえるっちゅうことながやき!
県内各地のお土産物売り場の皆さん、この大チャンスに「土佐酒コーナー」をこぢゃんと充実さいて、「全国新酒鑑評会金賞率・入賞率日本一!全体のレベルの高さ日本一の土佐酒!」っちゅうようなPOPらあを付けて、 こぢゃんとアピールしてつかあさいや!
ちなみに、このムック本のラストにゃあ、今回の制作らあにあたっての協力者らあの名前も掲載されちゅうがやけんど、「取材協力」のところにゃあ、「司牡丹酒造株式会社 竹村昭彦」っちゅうて掲載されちゅうきに、こちらも是非チェックしちょいていただきたいがよ。
続いてご紹介さいていただく書籍は、「かみきこうち」(著者:神木隆之介 発行者:NHK出版 2023年3月20日発行 2090円)っちゅう、「らんまん」の舞台地・高知を神木隆之介さんがナビゲートする、ビジュアル紀行ガイド本ながやき。
緑色の表紙の方は、高知県限定のカバーらしゅうて、このカバーの下に通常のカバーの表紙が現れるがやき、神木ファンの皆さんはこりゃあ高知に来てからこの書籍を買わにゃあいかんがよ。
オビにゃあ、「優しさと豪快さ、気前の良さが圧倒的。高知は奇跡の県です。神木隆之介」、「高知、衝撃でした」っちゅう神木さんの言葉が書かれちゅうとおり、この書籍の内容は、牧野富太郎博士をベースにして、なかなかにディープな土佐の高知を神木さんが紹介しちゅうもんながやき。
まずイントロは、高知県内各地で撮影された神木さんのフォトアルバムが、目次の写真も含めて12ページばあ掲載されちゅうがやけんど、その撮影地は、「大堂山展望台」「仁井田神社」「SEA HOUSE」「唐浜休憩所」「佐川町」「ゆすはら座」「魚梁瀬森林鉄道」っちゅう7ヶ所で、「佐川町」のパートの写真にゃあ、司牡丹の看板と酒林がある玄関の下での神木さんの写真も掲載されちょって、こりゃあまっこと必携の1枚ながよ!
ほんでその後の本編は、土佐の高知に住まう5名(5組)の「人」にスポットを当てて神木さんが対談されたり、おすすめの場所やモノらあも詳しゅう紹介されちゅうがやき。
まず「にいちゅう二人〜高知の人ってどんな人〜」じゃあ、デザイナーの梅原真さんとの対談があり、モノの紹介の「これ知っちゅう?〜梅原デザイン編〜」じゃあ、梅原さんデザインの唯一無二な魅力が引き出された商品らあも、ズラリ掲載されちゅうがよ。
さらに、「神木、牧野植物園へ」じゃあ、牧野植物園内での神木さんのフォトがズラリ掲載されちょって、「牧野さんを継ぐ人」として「こうち子ども大使」の川本琉楓さんと神木さんの対談らあも掲載され、モノの紹介の「これ知っちゅう?〜牧野さんのお土産編〜」じゃあ、牧野植物園らあで販売されゆう牧野博士関連のお土産物らあもズラリ紹介されちゅうがやき。
続いては、「かみきのかみづくり〜神木の紙漉き体験〜」として、約40年ばあ前にオランダから高知県に移住した手漉き和紙作家ロギール・アウテンボーガルトさんとの対談や、神木さんの和紙づくり体験らあが掲載されちょって、さらに馬路村での柚子収穫体験らあも掲載されちゅうがよ。
お次の、「海の牧野植物園?!〜碧い里海、柏島へ〜」じゃあ、「黒潮実感センター」の神田優さんと神木さんの対談や、柏島の美しい海を背景にした神木さんのフォトらあも満載で、さらに「廃校水族館へ」で、神木さんが「むろと廃校水族館」を紹介するコーナーらあもあるがやき。
ほんで、続いての「次世代にわたすバトン〜皿鉢料理を作る、味わう〜」じゃあ、土佐の皿鉢料理の主役、土佐寿司の作り方を、我らが松淳子先生に神木さんが教わりもって、対談されちゅうがよ!
松先生に教わりもって神木さんが作った土佐寿司は、リュウキュウ、ミョウガ、コンニャク、シイタケ、タケノコ、タマゴ、タチウオのかいさま寿司らあで、なかなか見事な出来映えながやき。
さらにこちらでの「これ知っちゅう?」は、「高知の酢みかん編」で、「はなゆ」「青柚子」「ぶしゅかん」「直七」「けらじ」「黄柚子」「だいだい」「ベルガモット」らあが掲載されちょって、「土佐の酢みかん文化」を長年伝え広めてきたワシらあ「土佐学協会」のメンバーにとっちゃあ、まっことこぢゃんと嬉しいページながよ!
さらにさらに、土佐の料理にゃあ欠かせんががカツオのタタキやけんど、神木さんが「カツオの藁焼き体験」を、久礼大正町市場の田中鮮魚店にて体験して紹介するっちゅうパートもあるがやき。
お次の「サスティナブルな高知の暮らし〜移住してきた人たちの言葉〜」じゃあ、8年前に高知に移住し、サスティナブルな暮らしの提案らあを様々なメディアで発信して注目を集めゆう、服部雄一郎さん麻子さんご夫妻と神木さんとの対談が掲載されちょって、さらに、生産者から規格外の野菜らあをおすそわけしてもうて作った定食らあを提供しゆう、「おすそわけ食堂 まど」も紹介されちゅうがよ。
とにかく、予想をはるかに超えるばあ、なかなかにディープな土佐の高知の魅力が満載やきに、こりゃあ高知を旅する予定がある方にゃあ、必携のガイドブックやといえるがぜよ!
さて、最後にご紹介さいていただく1冊は、「われらの牧野富太郎!」(いとうせいこう 監修 毎日新聞出版 編 毎日新聞出版 2023年3月15日発行 定価2420円)っちゅう書籍ながやき。
この書籍は、とにかく牧野博士の大ファンで、この度の朝ドラ「らんまん」にも役者として登場される予定の、いとうせいこうさんが監修された、1冊丸ごと牧野本ながよ。
その内容は、まず「牧野博士ヒストリー」から始まり、お次の「プランツ・パーティ!!!」は、牧野博士に扮したいとうさんが、植物を愛する人らあとともに、植物採集をしたり、歌うたり、ご飯をたべたりしもって佐川を歩き回るっちゅうパートながやき。
続いての、書籍名とおんなじパート「われらの牧野富太郎!」にゃあ、16歳で東京植物同好会の採集会に参加して81歳の牧野博士と親しゅう交流した横山譲二さん、朝ドラ「らんまん」の植物監修をされゆう田中伸幸さん、牧野植物園に52年もの長きにわたって勤務されよった稲垣典年さん、牧野植物園の園地建設を境内地に許した五台山竹林寺の現住職海老塚和秀さん、コロナ禍の世界で自然との関わりを問い直すべきっちゅうて語る東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授の中島岳志さん、牧野博士のひ孫にあたる牧野一浡(練馬区立牧野記念庭園学芸員)さんと額賀じゅんじさん、佐川町の牧野博士の生家跡に建つ「牧野富太郎ふるさと館」管理の廣田智恵子さん、牧野博士の生涯を描いた長編小説「ボタニカ」の著者で作家の朝井まかてさん……ちゅう凄い方々が牧野博士について語られちゅうがよ。
ほんで、そんなメンバーの中に、高知市のバー「クラップス」のオーナーバーテンダー塩田貴志さんも掲載されちょって、司牡丹とともに造りあげたクラフトジン「マキノジン」についてが、4ページにわたって詳しゅうに掲載されちゅうがやき!
「マキノジン」の蒸留器がある場所は元は牧野博士の酒蔵やった場所であり、さらに「マキノジン」の発売1週間ばあ前に朝ドラ「らんまん」の放送決定が発表されたっちゅう、ミラクルが重なり続けて誕生した美酒の製造秘話は、まっこと天の牧野博士が酒蔵に恩返しをしてくれゆうがやっちゅうことが、実感できるはずながよ!
その後も、朝ドラ「らんまん」の脚本担当の長田育恵さんといとうせいこうさんの対談や、「われらの牧野植物園ガイド」や、「牧野富太郎とめぐる植物の旅 in 高知」や、「牧野博士のたのしい蔵書」っちゅう具合に、まっことテンコ盛りの内容で、さらに「牧野富太郎、驚異のセンス」じゃあ、牧野博士の詩歌や標本やデザインらあまでも掲載されちゅうがやき。
「われらの牧野富太郎!」……この書籍を読み終えるころにゃあ、間違いのう牧野博士のファンになり、植物に対する興味や愛着がフツフツと湧き出してくるはずながぜよ!
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司牡丹酒造株式会社