2023年07月31日

第11回「司牡丹の会 in TUBASA」ぜよ!

7月23日(日)は、埼玉県深谷市の「TUBASA・深谷店」(深谷市上野台2344清水ビル1階 TEL:048-570-0283)さんにて、4年ぶりに第11回「司牡丹の会 in TUBASA」が開催されたがやき。
写真1  TUBASA

こちらのお店の店主の久保さんは、高知県の食材と土佐酒、そして司牡丹のお酒をこぢゃんと気に入って長年ご贔屓いただき、高知にも度々お越しいただきよって、さらに毎年司牡丹の会を開催してくださりよって、2019年11月23日に第10回目の会を開催して以来、コロナ禍でズーッと中止となっちょって、今回は4年ぶりに第11回目が開催できたっちゅうことながよ。
2023.7.31写真2  店内












さて今回は、ワシゃあ深谷駅に14時半ばあに到着し、久保さんに迎えに来てもうて、「TUBASA・深谷店」さんに入ったがやき。


ほんで、ちくと打ち合わせらあをしよったら、日本名門酒会本部・株式会社岡永さん営業の高橋さんも到着されたがよ。


3人で打ち合わせをして、準備万端となった頃、ぼちぼちお客様が来店されだいたがやき。
写真3  お客様来店












ご来店されたお客様から順番に、ウェルカムドリンクの「マキノジン」(クラフトジン)のソーダ割をお楽しみいただいたがよ。
写真4  マキノジン

16時過ぎにゃあ、今回ご参加の32名満席のお客様がほぼ揃われ、久保さんのご挨拶にて開会したがやき。
写真5  久保さん開会挨拶












ほんで、久保さんからは、豪華な酒肴弁当のお料理についての解説があったがよ。
写真6  酒肴弁当写真7  弁当内容

今回のうまいもん尽くしの酒肴弁当は、「自家製かつおコロッケ」「土佐あかうしスジ肉豆腐塩煮込み」「自家製土佐あかうしスモーク」「アミエビ入り釜揚げしらす・鬼おろし」「香り米ご飯」「四万十川産天然川エビ素揚げ」「さつま芋スティックフライ」「自家製こんにゃく甘辛煮」「鰹の本格ワラ焼き塩タタキ」「ハマチ刺し」「クジラの皮刺し」「四万十川天然アユ塩焼き」(※後で焼きたてが登場)と、どれもこれもお酒が進みそうな肴だらけやったがやき。


今回はビチビチの満席やき、ワシと高橋さんはこのお弁当をいただくことができんがが、ちくと残念ながよ。


お次は高橋さんがご挨拶され、続いてワシからご挨拶さいてもうて、ウエルカムの「マキノジン」と乾杯酒の説明らあをさいてもうたがやき。
写真8  盒兇気












お次は、毎年大好評のワシの直筆ラベル「翼牡丹(TUBASA-BOTAN)」(本醸造酒)をみんなあに注がいてもうたがよ。
写真9  翼牡丹

ほんで、みんなあで威勢よう乾杯して、さあ宴席のスタートながやき。


ちなみにこの「翼牡丹」は、元は「司牡丹・極(きわみ)辛口」(超辛口・本醸造酒)っちゅう、司牡丹史上最高辛口(日本酒度+14)の本醸造酒を、1回火入れでマイナス5℃以下に瓶貯蔵した商品で、その美味しさに「これで本醸造!?」と皆さん大感激やったがよ。
写真10  宴席風景











続いては、朝ドラ「らんまん」で大人気となっちゅう「司牡丹・花と恋して」(純米酒)を、ワシから紹介さいてもうて、ワシと高橋さんで注いで回らいてもうたがやき。
写真11  花と恋して

皆さんからは、「こりゃうまい!」っちゅう声が、次々とあがったがよ。










ここで、「アユの塩焼き」が焼けたっちゅうことで、高橋さんが皆さんの弁当の隙間に配って回ったがやき。
写真12  アユの塩焼き写真13  アユを配る高橋さん













お次は、「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)で、ワシからご紹介さいてもうて、皆さんに注いで回らいてもうたがよ。
写真14  船中・黒

食中酒の最高峰の登場で、皆さんいきなり箸も杯も、止まらんなってしもうちょったがやき。


もちろん、ワシも高橋さんもお酒を注ぎ回りもって、自身もガンガン飲まいてもうて、盛り上げさいてもうたがよ。





続いて、「司牡丹・土佐の超辛口・本醸造零下生酒」(超辛口・本醸造生酒)をご紹介さいてもうて、注いで回らいてもうて、皆さん飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、さらにドンドン盛り上がっていったがやき。
写真15  土佐超生

お次は、杜氏イチオシの「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)を紹介さいてもうて、注ぎ回らいてもうたら、「メッチャうまい!」っちゅう声が次々とあがり、大好評やったがよ。
写真16  二割の麹が八割の味を決める











カウンター席も、テーブル席も、奥の個室も、大盛り上がりに盛り上がったがやき。
写真17  盛り上がる店内写真18  個室も盛り上がる












続いては、「華麗司牡丹」(純米大吟醸酒)を紹介さいてもうて、皆さんに注いで回らいてもうたがよ。
写真19  華麗司牡丹

ここで「純米大吟醸」の登場に、皆さん満面全身満開笑顔になって、「最高!」「絶品!」っちゅうて、大悦びやったがやき。


また、「司牡丹・食べる酒粕」が登場し、ワシと高橋さんとで、皆さんにチビッとずつ配らいてもうたがよ。


「こりゃ酒がナンボやち飲める!」っちゅう声が噴出し、大好評やったがやき。


皆さんまっこと、こぢゃんと楽しそうな笑顔で、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、ガンガン盛り上がったがよ。


終盤にゃあ、〆のデザート酒「司牡丹・山柚子搾り」(リキュール)が配られ、お楽しみ抽選会が開催され、大盛り上がりの大ヒートアップやったがやき。
写真20  山柚子搾り写真21   司牡丹出品酒













こうして大盛り上がりのまんま、19時ばあにゃあ大団円のお開きとなったがよ。


その後は、店主の久保さんと、お客様の有志の方々も一緒に、当然のごとく2次会ながやき。


今回の2次会場は、久保さんが籠原駅前で経営されゆうホルモン焼肉店、「ぶ〜ちゃんZホルモン」っちゅうお店やったがよ。
写真22  ぶ〜ちゃんZホルモン












お店の壁面にゃあ、「船中八策」と「司牡丹・極辛口・本醸造」のポスターが貼られちょって、実際この2アイテムのお酒が大量に在庫されちょって、ちくとビックリやったがやき。
写真23  店内ポスター写真24  大量在庫!













結局2次会にゃあ、1次会の半数ばあの十数人の方々が参加され、ビールやレモンサワーや、司牡丹のお酒らあをガンガン酌み交わしまくりもって焼肉をいただき、盛り上がったがよ。


ワシと高橋さんは、1次会で酒しかいただいてないき、ガンガン焼肉やホルモンをいただき、さらに司牡丹をガンガン飲んで、立派な酔っぱらいになっちょったがやき。
写真25  焼き肉!

こうして盛り上がりまくり、21時ばあにゃあまだまだ飲み続けゆう皆さんらあを置き去りにして、ワシと高橋さんは東京に戻らいてもうたがよ。








今年もやりきって、結局5時間ばあ飲みっぱなしやったっちゅうことながやき。
写真26  盛り上がる2次会

とにかく今年もスゴイ会を催していただき、ありがとうございました、久保さん!


また、ご参加いただきました底なし飲兵衛の皆さんにも、心から御礼申し上げます。


ほいたら最後に、皆さんからいただきましたアンケートの中から悦びの声の一部を、以下にご紹介さいていただきますぜよ。



●竹村社長のトークが最高です!


●知り合いと会える。造り手の顔がわかるとうれしい!!


●美味しいお酒と美味しい料理!しあわせです!!


●社長の話しが楽しかった。


●本当においしいお酒をたくさん飲めてうれしかったし、いろいろ勉強になりました。


●初めての参加でしたが、とても楽しかったです。


●酒のうまさを再認識しました。



















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社  

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2023年07月30日

幸せの言の葉<1726>

「自分が信じんこたぁ言わんと、知ったからにゃあ必ず行うっちゅう思いが強うなりゃあ、自然に言葉は少のう、行動は素早うなるがぜよ。」(渋沢栄一)


日本の近代産業の基礎を築き、「日本資本主義の父」と讃えられた、渋沢栄一(1840〜1931)さんの言の葉ながやき。


渋沢さんのこの言の葉は、まさに「知行合一」っちゅう四字熟語に集約されるがよ。


知識と行為は一体やっちゅうことで、真の知識は実践によって裏づけられてなけりゃあいかんっちゅうことながやき。


つまり、なんぼあらゆる知識っちゅう知識を獲得したとしたち、その知識を何ちゃあ行動に結びつけてなかったとしたら、その知識は何の意味もないことになるっちゅうことながよ。


さらに渋沢さんは、この「知行合一」を本気で実践しょうと誓うて、当たり前のようにできるようになりゃあ、自然と言葉は少のうなって、行動は素早うなるっちゅうがやき。


この言の葉は、まっことグサリときたがよ。


ワシらあは、まだまだ言葉数が多すぎて、行動は遅いっちゅうことに、気づかいてもうたがやき。


「知行合一」……まだまだ遠い遠い理想ながぜよ!


  
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2023年07月29日

幸せの言の葉<1725>

「人間ち、自分がどればあ下らん人間かっちゅうことを思い知ることで、スーッと楽にもなれるがやないかえ。」(タモリ)


ビートたけしさん、明石家さんまさんと共に、日本の「お笑いBIG3」の一角を担う、タモリこと森田一義(1945〜)さんの言の葉ながやき。


人間誰やち、自分のことを下らん人間やたぁ思われとうないはずながよ。


ほんじゃき、自分の周囲や家族にやち、下らん部分を見せんようにしょうとしたりして、一時も息抜きができん肩肘張った生き方をしてしまいがちながやき。


けんど、そんな生き方じゃあ長持ちせんき、病に倒れてしもうたりっちゅうことになったりするがよ。


ほいたら、どういたらえいがかっちゅうたら、自分がいかに下らん人間かっちゅうことを、まず自分で思い知って、さらにそれを自ら認めることながやき。


人間、誰にやち下らん部分はあるがやに、その下らん部分を誰っちゃあに知られんように隠しゆうっちゅうんが、既にいかに下らん人間かっちゅうことながよ。


それを思い知り、それを認め、そんな部分も含めて自分ながやっちゅうことを受け入れた瞬間、肩の力がスーッと抜けて、こぢゃんと楽に生きれるようになるがぜよ。


  
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2023年07月28日

東京のお客様を「仁淀川」「司牡丹」「蕎麦と酒 湖月」にご案内ぜよ!

7月21日(金)は、東京から永野さんと山本さんと吉田さんが土佐の高知に旅行に来られたき、「土佐の高知満喫コース」にワシがご案内さいてもうたがやき。


ちなみに永野さんは、こぢゃんと日本酒ファンで、かれこれ30年近う前からの東京での飲み仲間やって、司牡丹ファンになられてからは土佐の高知に毎年3〜4回ばあ来られるほど、土佐の高知ファンにもなっていただいちゅうがよ。


ほんで今回は、NHK朝ドラ「らんまん」が放送中やっちゅうことで、お友達と3人で、土佐の高知に二泊三日で旅行に来られたがやき。


この日に高知龍馬空港に到着され、レンタカーを借りて、司牡丹にゃあ11時前ばあにゃあ到着されたがよ。


ほんで、早速ワシの運転にて、日本一水がキレイな川、奇跡の清流として名高い「仁淀川」上流の「安居渓谷」にご案内さいてもうたがやき。


既に永野さんは、何度か「安居渓谷」に来られちゅうがやけんど、毎回好天に恵まれて、美しい「仁淀ブルー」を必ず観ることができちょって、今回はちくと雲が多かったがやけんど、雨にゃあならんかったき、やっぱし晴れ女ながよ。
写真1  仁淀川写真2  仁淀川2











「安居渓谷」にゃあ12時ばあに到着し、「乙女川原」「荒男谷」「飛龍の滝」と、たっぷり「仁淀ブルー」を満喫しもって、「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)を堪能してもうたがやき。
写真3  仁淀川で仁淀ブルー

アチコチにて、「司牡丹・仁淀ブルー」を、まさに仁淀ブルーの仁淀川に浸けて撮影大会やったがやけんど、商品PR用のポスターにできそうなばあまっこと映えたがよ。


「飛龍の滝」じゃあ、ちくと雲が多うて、最上に美しい仁淀ブルーとまではいかんかったけんど、滝のマイナスイオンあふれる水しぶきを浴びもって、冷やして手持ちした「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)をプラコップに注いで振る舞やぁ、仁淀川初体験の山本さんも吉田さんも、大感激やったがやき。


ほんで、13時過ぎばあにゃあ、「安居渓谷」を出発したがよ。


途中、道路工事の通行止めがあり、通れるまで30分ばあ待たにゃあいかんっちゅうて言われたがやけんど、佐川町のランチ予約しちゅう鰻料理の人気店「大正軒」の予約が14時で、これに遅れたら14時半閉店やき、食べれんなるっちゅうてお願いしてみたら、チョコッと通らいてもらえたき、まっことホッとしたがやき。


何とか14時5分ばあにゃあ「大正軒」さんに到着し、3人のお客様を無事ランチにご案内できたがよ。


そっからは、ワシゃあ別件の仕事があったき、会社の車で高知市内に向こうたがやき。


永野さんらあ3人の、「大正軒」ランチ後の「司牡丹」の酒蔵見学は、浅野杜氏に案内を頼んじょったがよ。


あとから聞いたら、浅野杜氏の酒蔵見学案内は、こぢゃんと詳しゅう丁寧やったっちゅうて、3人とも大悦びやったがやき。


さてその晩は、19時に「蕎麦と酒 湖月」さんを予約しちょって、こちらにて待ち合わせたがよ。


まずは生ビールやサワー系にて乾杯の練習をして、「つきだし」をいただいたがやき。


ほんで、「司牡丹・日土人(ひとびと)・生酒」(永田農法・純米生酒)にて正式な乾杯をして、さあ本格的な宴席のスタートながよ!
写真4  日土人・生と鰹の塩タタキ

まずは、「鰹の塩タタキ」と「グレのお造り」らあが登場し、飲んで食べて語り合うて、盛り上がったがやき。
写真5  グレのお造りと茄子の煮浸し











山本さんと吉田さんは当然やけんど、永野さんも「湖月」さんは初めてやって、皆さん「美味しい!」っちゅうて、大感激やったがよ。


さらに、「茄子の煮びたし」「四方竹の煮物」「マグロの山かけ」等々を次々に注文さいてもうて、お酒もガンガン追加して、他社の土佐酒もアレコレいただき、大盛り上がりに盛り上がったがやき。
写真6  四方竹煮物とマグロ山かけ












足るばあ飲んで食べて語り合うて、21時過ぎにゃあお開きとして、2次会は永野さんお気に入りのバール「バッフォーネ」さんにて、世界一うまい「ジェノベーゼのパスタ」と「ゴルゴンゾーラのチーズケーキ」をいただきもって、インドワインをガンガン酌み交わしまくり、さらに大盛り上がりで行き抜けてしもうたがは、そりゃあ当然やったがよ。
写真7  ジェノベーゼ

永野さん、山本さん、吉田さん、土佐の高知をたっぷりご堪能いただき、まっことありがとうございましたぜよ!
















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社

  
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2023年07月27日

【酒道 黒金流】「家飲み、居酒屋、飲食店多様化から土佐酒の未来を展望する!」ぜよ!

今回は、ワシが創始して立ち上げさいてもうた、日本酒を媒介とした「もうひとつの道」、「酒道 黒金流」ホームページ(https://shudo-kurogane.jp )の「門前編 其の弐」に、新しいコンテンツとして「家飲み、居酒屋、飲食店多様化から土佐酒の未来を展望する!」を、7月25日にアップさいていただきましたきに、動画も文章も無料で観ることができますき、是非たくさんの皆さんにご覧いただきたいがやき。
2023.7.27写真1 酒道 黒金流トップ

今回は、前回の「経済学の観点から日本酒の成長戦略を探る!」にても取り上げた1冊、「お酒はこれからどうなるか〜新規参入者の挑戦から消費の多様化まで〜」(都留康 著 平凡社新書 2022年8月10日発行 本体900円+税)っちゅう、比較的読みやすい新書本の後半部分から、家飲み、居酒屋、飲食店多様化についてをピックアップさいていただいたがよ。


まずは、それらあの内容から抜粋してご紹介さいていただき、そっから土佐酒の未来を展望し、ワシの考えらあもご紹介さいていただきたいと思うがやき。


https://shudo-kurogane.jp/shudo/gate02/gate02_29.html


2023.7.27写真2 門前編其の弐写真3 「家飲み〜土佐酒の未来を展望する!」








写真4 「家飲み〜土佐酒の未来を展望する!」文章写真5 「家飲み〜土佐酒の未来を展望する!」動画









写真6 参考書籍

【家飲み〜晩酌という独自の文化〜】


まず著者は、特別な理由ものう、毎日のように夕食時にお酒を飲むっちゅう「晩酌」文化は、日本独自やないかっちゅうて語るがよ。


欧米らあの海外じゃあ、ホームパーティや「特別な日」以外に、1人または家族と夕食時に頻繁に家飲みする文化は存在せんようやっちゅうがやき。


ほんで、日本の家飲みと外飲みの支出額は、総務省「家計調査」から、新型コロナの直撃を受けた2020年以前の家飲み(酒類購入額)の年平均金額は43,825円で、外飲み(飲酒代)の年平均値は17,717円やったっちゅうがよ。


つまり、家飲みは外飲みと比べて、もともと2.47倍も多うて、さらに2020年にゃあ緊急事態宣言の発出に伴う飲食店の休業らあにより、さらにその比率は4.92倍に拡大したっちゅうがやき。


ほんで、家飲みの具体的な状況についちゃあ、大手食品メーカーのマルハニチロ株式会社によるアンケート調査(2014年実施)があるっちゅうて、著者は紹介するがよ。


全国の5,221人の調査対象者(20〜59歳の男女)のうち、週に1回以上お酒を飲む1,855人から有効回答1,000人を選び、「外飲み」、(家族または1人での)「自宅飲み」、(自宅や友人・知人宅での)「友人・知人との家飲み」など、お酒を飲む場所と頻度らあが、このアンケート調査にゃあ示されちゅうがやき。


週に1日以上お酒を飲む人の「外飲み」が20.9%ながに対して、「自宅飲み」が88.9%と圧倒的に多うて、しかも「自宅飲み」の頻度は、「ほぼ毎日」が30.6%を占め、週に2〜3日以上まで含めりゃあ、67%にも達しちゅうそうながよ。


さらに自宅で飲む場合の相手は、「1人で」が55.1%で最も多うて、次に「配偶者」が42%で続くっちゅうがやき。


やっぱし日本じゃあ、外飲みより家飲みがはるかに多うて、しかもその場所は自宅で、ほんで1人または配偶者との晩酌がごく普通やっちゅうことながよ。


さらに、そこに特別な理由はないと思われ、こうした状況が海外との決定的な違いやっちゅうて、著者は語るがやき。


続いて著者は、フランス人のピエール・ブリザール(前AFP通信東京支局長)の分類によりゃあ、世界の飲食文化は「ワイン文化」と「ウイスキー文化」とに分かれるがやっちゅうがよ。


前者は食事をしもってアルコールを楽しむ文化であり、後者は食事の前後にアルコールを嗜む文化やっちゅうがやき。


「ワイン文化」圏は、欧州南西部のラテン系諸国であるフランス、イタリア、スペイン、ポルトガルらあで、「ウイスキー文化」圏は、英国、北欧諸国、米国などやっちゅうて紹介しちゅうがよ。


ほんで著者は、ブリザールは日本通やけんど、おそらく「ワイン文化」基準が強すぎて、日本を「ウイスキー文化」に分類しちゅうっちゅうがやき。


けんど、社会学者の飽戸(あくと)弘(東京大学名誉教授)によりゃあ、「食べもって飲む」っちゅう意味において、日本は「ワイン文化」やといい、著者も同意見やと語るがよ。


飽戸らあは、食生活と酒文化の国際比較を行うちょって、調査時点は1990年で、調査対象は東京、ニューヨーク、パリの3都市やそうで、各都市で1,000サンプルに対して面接調査を行うたっちゅうがやき。


その調査における「夕食の外食頻度」からは、以下のことが分かるっちゅうて著者は語っちゅうがよ。


週に1〜2回以上の頻度で外食するがはNYで50%を超え、東京もパリも週1〜2回以上外食するがは2割程度やといい、逆にいやあ、東京とパリの8割はほぼ家庭で夕食を摂るっちゅうがやき。


次に「飲酒頻度」の比較から見りゃあ、外食頻度とは対照的に、NYが低うて、東京とパリが同程度に高いことが分かるそうながよ。


つまりこれらから、2つのことがいえると著者は言うがやき。


第1に、NYじゃあ夕食の外食頻度が高い割に飲酒頻度はむしろ低うて、こりゃあ外食の多くが、家事時間の節約のためのカジュアルなもんであって、お酒を飲むほどフォーマルなもんやないことを示唆するっちゅうがよ。


第2に、東京とパリじゃあ、「家庭で食べもって飲む」人が多うて、その意味で、日本もフランスと同様に「ワイン文化」圏の飲食スタイルに近いといえるっちゅうがやき。


ただし、日本とフランスの違いは、パリじゃあ月に2〜3回以上も友人や知人を家に招いての夕食を摂るがが6割弱も存在し、これに対し東京じゃあ1割未満やっちゅうがよ。


つまり、日本は家族だけの家飲みが多いがやっちゅうて語るがやき。


【日本では珍しい「外飲み」好きの高知】


さて、こっからは総務省「家計調査」から、全国平均と高知市の、家飲みと外飲みの比較を見てみるがよ。


なお、コロナ禍じゃあ外飲みが激減するがは当然やき、コロナ禍以前の2019年の「家計調査(2人以上の世帯):品目別都道府県庁所在地及び政令指定都市ランキング」を参考にさいていただいちゅうがやき。


まず酒類消費支出金額(「家飲み」にあたる)を見りゃあ、「全酒類」の全国平均支出金額は40,721円やけんど、高知市においちゃあ45,357円と全国平均を若干上回り、ランキングじゃあ12位(52都市中)となっちゅうがよ。


次にこのうちの「清酒」に限定して見りゃあ、全国平均支出金額は5,419円やけんど、高知市は3,831円で、何とランキングでは44位と、下から9番目やっちゅうがやき。


ほいたら高知市じゃあどの酒類が上位かっちゅうたら、まず「発泡酒・およびビール風酒類」がダントツの1位で14,580円(全国平均8,814円)、「チューハイ・カクテル」が7位で4,704円(全国平均3,548円)となっちゅうがよ。


つまり高知市での家飲みにおいちゃあ、日本酒はあんまり飲まれいで、圧倒的に発泡酒(およびビール風酒類)で、他はチューハイやカクテルやっちゅうことながやき。


日本酒を酌み交わす酒豪県のイメージが強い高知が、なんでこんな衝撃的な結果になったがかっちゅうたら、そりゃあ土佐人の「外飲み」好きが大きな要因やといえるがよ。


同ランキングの「外食」における「飲酒代」(「外飲み」にあたる)を見りゃあ、高知市がダントツの1位で37,691円(全国平均19,892円)となっちゅうがやき。


その酒類別の内分けは定かやないけんど、土佐人の風習(返杯・献杯やお座敷遊びらあで日本酒を酌み交わす)からすりゃあ、日本酒がそれなりに多い割合を占めると考えられるがよ。


ちなみに、2019年の「家飲み」の全国平均金額は40,721円で、「外飲み」の平均金額は19,892円やきに、一般的にゃあ「外飲み」より「家飲み」の方が2.05倍多いっちゅうことになるがやき。


これが高知市じゃあ、「家飲み」が45,357円、「外飲み」が37,691円やきに、「家飲み」の比率は「外飲み」とあんまり変わらんレベルの1.2倍となっちゅうがよ。


つまり、日本じゃあまっこと珍しい「外飲み」好きが多いがが、土佐の高知ならではの特徴やといえるがやき。


【居酒屋〜世界にもまれな飲食空間〜】


NHK・BS1の人気番組「COOL JAPAN 〜発掘!かっこいいニッポン」の、2020年8月9日放送「外国人が母国に持ち帰りたいニッポンの食トップ10」のランキングのトップ5は、5位から順に「焼き鳥」「から揚げ」「お弁当」「回転寿司」、ほんで1位は「居酒屋」やったと著者は語るがよ。


ほんで、司会者の鴻上尚史によりゃあ、著書の中でその理由を次のように述べちゅうっちゅうがやき。


海外じゃあ、食事はレストラン、お酒を飲むがはバーと、明確に分かれちゅうがよ。


またレストランじゃあ、オードブルからメインまでを最初に一括して注文するがが普通やっちゅうがやき。


これに対して、日本の居酒屋は食事とお酒が混然一体となちょって、食べたいとき、飲みたいときに随時注文できるがよ。


この点が外国人にゃあまっこと新鮮ながやっちゅうがやき。


続いて著者は、日本の居酒屋の成り立ちや歴史らあを説明し、次に明治維新頃に創業し現在も続く老舗居酒屋らあを紹介しちゅうがやけんど、一方で、明治時代にゃあ居酒屋の世界でも外部からの重要な変化が生じたっちゅうがよ。


そりゃあ、文明開化に伴う飲食の洋風化で、第1の大きな変化はビヤホールの誕生で、日本初のビヤホールは明治32年(1899年)にオープンした「恵比寿ビヤホール」(新橋)やっちゅうがやき。


ほんで著者は、これにより日本酒と料理を出す居酒屋たぁ異なる、ビールと料理のビヤホールっちゅう新たな業態が生まれたと語っちゅうがよ。


さらに第2の変化は洋食の確立と普及で、その結果、ビヤホールやカフェじゃあビールと洋食が定番のメニューとなっていき、東京にゃあ続々とビヤホールが開店し、さらにブームは地方都市にも広がっていったっちゅうがやき。


このような、江戸時代後期からの居酒屋と、明治時代に現れたビヤホールっちゅう2つの流れの中で、昭和12年(1937年)に開業した、「ニュートーキョー数寄屋橋本店」に、著者は注目するっちゅうがよ。


この店の最大の特徴は、日本酒もビールも、和食も洋食も、どちらも提供したことで、この特徴は重要やっちゅうて強調しちゅうがやき。


なんでかっちゅうたら、これが和洋食を統合した第2次世界大戦後の居酒屋の原型をなすと考えるからやっちゅうて著者は語るがよ。


ほんで著者は、主役はあくまでも多数の個人経営による居酒屋であるとしもって、1985年に居酒屋・ビヤホールの売上高を1兆円超えの市場規模に押し上げた立役者は居酒屋チェーンやっちゅう理由から、巨大法人が経営する居酒屋チェーンを取り上げて紹介しちゅうがやき。


この居酒屋チェーンの歴史は、1990年代初頭の、バブル崩壊の前後で2つに分かれるっちゅうがよ。


前半を代表する企業は、「旧御三家」と呼ばれた「養老の瀧」「村さ来」「つぼ八」で、後半を代表する企業は、「新御三家」のワタミ株式会社(「和民」「ミライザカ」など)、株式会社モンテローザ(「白木屋」「魚民」など)、株式会社コロワイド(「甘太郎」「土間土間」など)やっちゅうて語るがやき。


その後、2008年のリーマン・ショックも相まって、居酒屋チェーンに行き詰まりが生じたようにみえるっちゅうがよ。


ここでも新旧交代は起きちょって、その後の新興勢力の特徴は専門店化やといい、焼き鳥専門の「鳥貴族」、海鮮専門の「磯丸水産」、串カツ専門の「串カツ田中」らあが業界を牽引するようになったと語るがやき。


けんど、そうした専門店化で、居酒屋チェーンが以前の勢いを取り戻すたぁ思えんと、著者は指摘するがよ。


なんでかっちゅうたら専門店は、経営的にゃあ効率がようたち、メニューの特化が顧客の幅を狭め、一定期間内での顧客の利用頻度はおそらく高うないからやっちゅうがやき。


ほんで、ここに個人経営の特色ある居酒屋を紹介する意味があるっちゅうて、著者のなじみのお店から、特徴の異なる4つの居酒屋を、詳しゅう紹介しちゅうがよ。


この4店を詳しゅう解説したうえで著者は、今後の居酒屋にとっての課題解決のポイントらあをまとめちゅうがやき。


まず、日本の居酒屋じゃあ、顧客の職業や社会的地位の区分は海外ほど明確やのうて、また客同士や、客と店側とのコミュニケーションが盛んで、さらに現在の居酒屋業界じゃあ大手チェーンの専門店化が進みゆうけんど、個人経営のお店じゃあ、専門店化の功罪が認識されちょって、それを踏まえた経営が行われゆうっちゅうがよ。


経営管理の世界じゃあ、顧客からのコミュニケーションとフィードバックが重要とされ、顧客の声を集め、解決すべき課題を設定し、改善活動を行うっちゅうんが基本原則で、こりゃあ手法がアナログやちデジタルやち変わらんと、この原則は居酒屋業界やち成り立っちゅうっちゅうがやき。


コミュニケーションが店と客との間で双方向的であり、客同士で水平的でもあるっちゅう状態から、新しいメニューや素材の仕入れのヒントらあが生まれるがやっちゅうて、著者は語るがよ。


【「外飲み」好きの土佐人が選ぶ土佐の個性的飲食店】


こっからは、大勢で酌み交わすがが大好きな、「外飲み」好きの土佐人が選ぶ飲食店について言及してみたいがやき。


酒や食に興味がのうて、そこにあんまりお金を使わんような若い方々らあは別として、基本的に土佐人は、あんまりチェーン店にゃあ行かんようながよ。


その一番の理由は何ちゅうたちカツオながやき。


全国の都市別カツオ消費量・支出額のランキング(2020年)において、高知市のカツオ消費量は1世帯当たり4,268gとダントツ日本一で、その支出額も1世帯当たり7,362円でダントツ日本一ながよ。


この支出額は、2位の福島市の倍以上、全国平均の5.68倍ながやき。


そればあカツオ好きが多うて、そのカツオを肴に飲むことが大好きな土佐人やき、カツオのレベルが低い店にゃあ誰っちゃあ行かんがよ。


人気店らあじゃあ、冷凍物は使わんと、朝獲れの鮮度抜群の生カツオをその日のうちに使いきるっちゅう店も少のうないがやき。


こりゃあチェーン店じゃあ、ほぼ不可能なばあ難しいきに、土佐人は基本的にゃあ個人経営の飲食店を選ぶことになると考えられるがよ。


さらに、高知県はカツオ以外の鮮魚らあの海の幸も、川の幸や山の幸も、日本一とゆうたちえいばあ種類が豊富で、かつ鮮度抜群の旬の物がすんぐに入手可能ながやき。


けんどこれらあも、まとまった量が集まらん食材や季節が限定される食材らあも多うて、チェーン店にゃあ不向きながよ。


たとえば、朝獲れのカツオが獲れんかった場合、人気の個人店やったら「本鰹は獲れんかったけんど、今日は抜群の鮮度のスマガツオ(もしくはハガツオ)があるき、これをタタキにするぜよ!」っちゅうて店主から薦められ、みんなあすんぐに納得してそれを注文するがやき。


さらに特筆すべきは、前記のとおり「外食」における「飲酒代」(外飲み)は、37,691円(全国平均19,892円)と高知市がダントツの日本一でありながら、高知県の県民所得は、1人当たり266万円で47都道府県中41位(2019年)と、全国最下層レベルやっちゅうことながよ。


こりゃあ、お金がないに、「家飲み」より高うつく「外飲み」を選んじゅうっちゅうことになるがやき。


つまり、そればあ、大勢で酌み交わす「おきゃく」が大好きで、そんな需要に応えるレベルの高い飲食店が土佐にゃあ多いっちゅうことやといえるがよ。


そんな需要に応えて大人気の代表的存在が、高知市の「ひろめ市場」やといえるがやき。


ここは、最も土佐らしいフードコートで、約70店舗の飲食店がひしめき、自由に座席を選んで、どこの店からやち食べ物や飲み物を注文できる仕組みながよ。


そのため、県外客と地元客が同じテーブルに座ることも珍しゅうないがやき。


元々見ず知らずの人も平気で自宅に招く「おきゃく」が大好きな県民性やきに、地元客が県外客に次のような感じで話しかけるがよ。


「おまん、どっから来たぜよ?」「ほうかよ、東京かよ。土佐は初めてかよ?ほいたらコレ、食べたことないろう?ウツボ、ウツボ!まあ、食べてみてちや!こじゃんと旨いき!」……ちゅうて、結構な高確率でご馳走してくれるがやき。


お金がのうたち、お酒が入りゃあ気分がようなって、県外客に土佐のうまいもんを教えたい気持ちが勝り、気前よう奢ってしまうがが土佐人気質やきに、「おまんどっから来たぜよ」おじさんや、「おまさんどっから来たぞね」おばさんが、「ひろめ市場」に限らんと出没するっちゅうんが、土佐ならではの「おきゃく」文化やといえるがよ。


ただし、当然コロナ禍においちゃあ、このような行為は禁止やったきに、現在は、この高知名物「おまんどっから来たぜよ」おじさんらあの絶滅が危惧されちゅうがやき。


ここで、ワシがよう利用する高知市内の居酒屋らあを挙げりゃあ、「かもん亭」、「湖月」、「ゆう喜屋」、「十刻(ととき)」…ちゅうて、キリがないばあ、料理の美味しさはもちろん、土佐酒の品揃えも豊富な人気店がこぢゃんとあるがよ。


さらに、高級店じゃあ「座屋(いざりや)」があり、料亭じゃあ「得月楼」と「濱長」があり、また土佐酒専門店の「土佐酒バル」もお薦めながやき。


さらにさらに、イタリアンやち「バッフォーネ」や「ラ・プリマヴォルタ」、フレンチやち「バルーン」、「三木ドゥーブル」、「ブラッスリー 一柳」っちゅう、全国レベルの腕前の人気店がズラリながよ。


その上、高知市はレベルの高いバーも、「クラップス」、「フランソワ」、「コリンズバー」…ちゅうて、数多く存在しちゅうがやき。


また、スナックも多数で、どこの店にやち土佐酒が少のうたち1本は置いちゅうがよ。


しかもこれらあの店が、全て歩いて行ける範囲内っちゅうんも大きな特徴で、「土佐の飲み屋ホッピング」の楽しさは、格別であるといえるがやき。


日本の「居酒屋」文化は世界にもまれな存在で、外国人にやち大人気で、さらに日本でもまれな「外飲み」好きの土佐人が選んだ個性的な飲食店がひしめく高知市は、この「土佐の飲み屋ホッピング」をベースにブランド化することも可能やと思われるがよ。


しかもそこにゃあ、土佐人気質をベースにした、客も一緒になって楽しさを創り出すっちゅう独特の土佐の「外飲みおきゃく」文化があり、こりゃあ本書における居酒屋発展のための、コミュニケーションが双方向的でありかつ水平的であるっちゅう原則を地でいっちゅうといえるがやき。


ほんで、これらあを総合的に勘案すりゃあ、日本全国や海外に向けて堂々とアピールできる、大きなウリになるといえるがよ。


ここまでかなりの長文やったけんど、本編じゃあまっと詳しゅうに紹介さいていただいちゅうきにまっと詳しゅう知りたい方は、下記をクリックし、無料のYouTube動画やPDF原稿を、是非ご覧いただきたいがぜよ。


https://shudo-kurogane.jp/shudo/gate02/gate02_29.html














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2023年07月26日

さぬき市で「第74回・四国酒蔵巡り企画委員会」ぜよ!

7月20日(木)は、15時から「第74回・四国酒蔵巡り企画委員会」の会議が、さぬき市津田町にて開催されたがやき。




ちなみにこの企画内容らあについちゃあ、詳しゅうは「四国酒蔵88ヶ所巡り」のホームページ(http://sake88.info/)や、これまでの委員会のブログ(前回は「2023年4月17日」のブログ)をご参照くださいや。


今回の開催地は、久々のレア地での開催やって、香川県さぬき市津田町の「さぬき市公民館」っちゅう、なかなかの辺鄙な場所やったがよ。
2023.7.26写真1  委員会風景写真2  公民館












ほんで、今回の参加者は、香川県・川鶴酒造の川人社長、徳島県・斎藤酒造の斎藤社長、高知県・司牡丹酒造のワシ、統括の久本酒店・佐藤社長、Web担当の小島さんっちゅう5名のメンバーで、オブザーバーとして某署のお2人も参加され、愛媛県・近藤酒造の近藤社長が欠席で、交通担当の松浦さんは懇親会からの出席やったがやき。



さて会議は、いっつものように佐藤社長の進行でスタートしたがよ。


まずは、「四国酒蔵88ヶ所巡り」のホームページ(http://sake88.info/)のアクセス状況について、小島さんから報告があったがやき。


特に何か仕掛けゆうわけでもないき、2023年に入って毎月の訪問者数は1000人程度とちくと減少傾向やったがやけんど、ここ最近はアクセス数がジワジワ上がりゆうっちゅう報告があったがよ。


次に、「YouTubeによる酒蔵PRの件」で、「漫画と歌で巡る『四国酒蔵88箇所巡礼』〜『四国酒一万勺』〜」(https://camp-fire.jp/projects/view/237007)のクラウドファンディングが目標を達成し、その支援金にてこぢゃんと笑える四国の酒蔵のYouTube動画も完成しちゅうがやけんど、その視聴率についてながやき。


まだまだ認知度が足りんき、各蔵のHPやSNSらあで周知を徹底してほしいっちゅうことやったがよ。


ちなみに、YouTube動画「四国酒蔵88箇所巡りチャンネル」は、かなり笑える替え歌4コマ漫画動画やき、是非たくさんの方々にご覧いただきたいがやき!


四国酒蔵88箇所巡りチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC6iKKLRM2Wm-80sUiw3vRxw


続いては、佐藤社長のところに某有名企業から持ち込みされた、「海外映像プロモーションに関するご提案」についてながやき。


要は、ワシらあ「四国酒蔵88箇所委員会」で、海外向けに何か面白い企画があるやったら、費用はアチラ持ちで映像プロモーションを制作してくれるっちゅう、何とも有り難いネタながよ。


この場で初めて聞いた話やに、皆さんからは次々といろんなユニークなアイデアが湧き出してきたがやき。


結局、佐藤社長が後日、以下の4つのアイデアを先方にぶつけてみるっちゅうことになったがよ。


 峪郵饉鯊88箇所弾丸ツアー再び!」

かつてワシらあ委員会が初期の頃に企画した、3泊4日で88箇所の酒蔵を一気に巡り各所で飲みまくるっちゅうネタは、当時取材に来た「週刊プレイボーイ」にバカウケやって、何と2号連続で掲載されたことがあるき、このコンテンツを焼き直して提案する。


◆峪郵颪禄仆舛伴鬚旅颪鬟▲圈璽襦」

四国各県にゃあ、日本食のベースとなる昔ながら出汁文化(鰹出汁、宗田鰹出汁、いりこ出汁、干し椎茸出汁…等)がしっかり息づいちょって、それらあは日本酒とバッチリの相性やき、四国を出汁と酒の国として、海外に向けて大々的にアピールする。


「四国は酒と刺身と柑橘の国をアピール!」

四国の酒と食の基本は、日本酒と刺身と柑橘の3つの組み合わせやっちゅうんを、海外に向けて大々的にアピールする。


ぁ峪郵SAKE乾杯名所!」

四国の単なる有名な名所らあやのうて、日本酒で乾杯しとうなるような風景や知る人ぞ知る乾杯にふさわしい珍名所らあを募集する。


お次は、各県間の情報交換で、川人さんからは香川県の情報、斎藤さんからは徳島県の情報、ワシからは高知県の情報らあを、皆さんとシェアさいてもうたがやき。


続いては、次回の委員会についてで、次回は10月10日に高知県にて開催することに決まったがよ。


その後は、フリートークタイムで、皆さんからいろんな話題が提供されたがやき。


最後に、某署の方からのお話があり、こうして16時半ばあにゃあ、「第74回・四国酒蔵巡り企画委員会」は無事お開きとなったがよ。


委員の皆さん、まっことお疲れ様でしたぜよ!


さてこの後は、公民館からちくと移動して、海鮮茶屋「みち潮」さんにて、17時から懇親会やったがやき。
写真3  瀬戸内の海写真4  津田の松原方面











写真5  海鮮茶屋みち潮












当初は17時半からの予定やったがを、ちくと早めの17時に入れるようにしてもうて、それまでの間、お店の裏の穏やかな瀬戸内の海を眺めさいてもうたがよ。
写真6  みち潮入口

遠くにゃあ、名所として知られる津田の松原も見えたがやき。


さて、17時にゃあ入店さいてもうて、まずは生ビールで乾杯の練習をしたがよ。








ほんで、持ち込みさいてもうた、「川鶴・オオセト・純米酒」、「司牡丹・花と恋して・純米酒」、「御殿桜・どぶろく」(阿波番茶由来の乳酸菌使用)を注ぎ合うて、あらためてみんなあで乾杯したがやき。
写真7  酒3品


こちらのお店は、漁師さんが経営されゆう海鮮料理の人気店っちゅうことで、この店で懇親会を開催したいっちゅうことで佐藤社長がセッティングしちゅうがよ。


とにかく、鮮度抜群の海鮮料理が次から次に運ばれてきて、飲んで食べて語り合うて、盛り上がったがやき。



さあ、そっから後は、「お造り」や「茶碗蒸し」、「パイ包み焼きスープ」や「鮮魚の煮付け」らあをいただきもって、さらに飲んで食べて語り合うて、さらにさらに飲んで食べて語り合うて……こぢゃんと盛り上がったがよ。
写真8  つきだしカツオ写真9  イカ











写真10  お造り写真11  茶碗蒸し













写真12  パイ包み写真13  鮮魚の煮付け












後半にゃあ、「肉料理」「揚物」も出され、みんなあお腹が破裂しそうなばあいっぱいになっちょって、時間も19時半を過ぎ、日帰りのワシゃあJRがないなるっちゅうことで、このあたりでお開きとなったがやき。
写真14   肉料理写真15  揚げ物












四国酒蔵巡り企画委員の皆さん、今回もまっことありがとうございましたぜよ!















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2023年07月25日

小関先生と痛飲&台湾・香港からの見学&「高知司牡丹の会」幹事会ぜよ!

まず7月16日(日)は、山形県酒造組合特別顧問の小関先生と奥様が来高されたっちゅうことで、高知県酒造組合技術顧問の上東先生と高知県酒造組合理事長のワシで、「伊酒屋 はりまや りぐる」(https://s.tabelog.com/kochi/A3901/A390101/39005599/ )さんにて、18時半から懇親会やったがやき。
写真1  りぐる

山形県酒造組合特別顧問の小関敏彦先生は、山形県工業技術センターを拠点に酒造りの指導一筋に歩まれ、山形を日本トップレベルの酒どころに押し上げた方で、2016年に同センター所長を最後に県職員を定年退職され、以後は山形県産酒スーパーアドバイザー、山形大客員教授らあも務められて、地域づくり総務大臣表彰、山形県科学技術賞、文化庁長官表彰っちゅう数多くの受賞歴に輝かれちゅうがよ。


また、2019年3月28日にワシを含む高知県酒造組合メンバーにて、山形県酒造組合に「GI」(地理的表示)研修にうかごうた際にゃあ、小関先生にいろんなお話を聴かいてもうたりして、懇親会らあでもこぢゃんとお世話になったがやき。


ちゅうことで、高知県酒造組合理事長のワシと技術顧問の上東先生とで、ご接待さいてもうたっちゅうわけながよ。


まずは生ビールにて乾杯の練習をして、「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)にて正式な乾杯をしたがやき。


あらかじめ上東先生が、何品かの料理を注文されちょったようで、「鉄板玉子焼き」「鰹のタタキ(ポン酢)」「鰹の塩タタキ」「ウツボのタタキ」等々が次々に運ばれてきて、食べるがが追いつかんばあやったがよ。
写真2  鉄板玉子焼き!写真3  鉄板玉子焼き2












写真3  鰹の塩タタキ写真5  ウツボのタタキ












写真6  鰹のタタキポン酢と唐揚げ












さらにドカンと「土佐巻き」も登場し、こちらも生スライスニンニク入りやって、ニンニク好きの上東先生チョイスのメニューは、まっこと生ニンニク三昧やったがやき!
写真7  土佐巻き


さあそっから後は、お店の土佐酒を次から次に飲み比べもって、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、盛り上がったがよ。


ちなみに「船中八策・槽搾り黒」は、自社培養の熊本酵母を使用しちゅうがやけんど、ワシゃあクラシックな熊本酵母の酒はやっぱし食事しもって飲む食中酒としちゃあ最高やっちゅうてあらためて語らいてもうたら、小関先生も同様の意見やっちゅうことで、まさに我が意を得たりで嬉しかったがやき。


また、香りプンプンでこぢゃんと甘いっちゅういま流行りの日本酒は、そんな日本酒だらけになってしもうたら、飲食店で酒の出る量も減るし料理の出る量も減ってしもうて飲食店は儲からんなるし、ますます日本酒の出荷量も減るっちゅう話らあをさいてもうたがやけんど、こちらも小関先生と意見が一致したがよ。


そっから後も、いろんな土佐酒を次々に酌み交わしまくりもって、ああじゃこうじゃと評価しまくりになったがやき。


お料理も、「生牡蠣」や「土佐あかうしグリル」らあが登場し、まっことお腹いっぱいになったがよ。
写真8  牡蠣

山形県を日本一の酒どころにするっちゅう夢をさらに追及され続けゆう小関先生と、同様に、さらなる土佐酒の品質アップを図り全体のレベルの高さ日本一を目指しゆう上東先生の語り合いは、まっことこぢゃんと学ぶことが多かったがやき。


一方ワシも、土佐の高知を「食が美味しい!酒が旨い!人が明るい!そして世界一宴が楽しい酒国土佐!」でブランド化し、それを求めて日本中や世界中から来訪者が殺到するっちゅう、そんな世界を実現させるっちゅう壮大な夢を語らいてもうて、みんなあで大盛り上がりになり、大団円のお開きとなったがよ。


小関先生、奥様、そして上東先生、まっことありがとうございましたぜよ!


続いて7月17日(月)は、まずは14時ばあに、台湾のお取引先寿司店の方々7名が、司牡丹の酒蔵見学に来られたき、ワシと営業の佐野くんとでご案内さいてもうて、「酒ギャラリーほてい」にて、いろいろテイスティングもしていただいたがやき。
写真9  一号蔵写真10  平成蔵












さらにその後は15時から、高知酒造の高尾社長さんと香港の関連会社の方らあが来られ、ワシが酒蔵見学にご案内さいてもうて、こちらも「酒ギャラリーほてい」にてテイスティングもしていただいたがよ。


お次は、7月19日(水)18時半からは、「土佐料理 土佐っ子」(http://www.tosakko.co.jp/ )さんにて、「第14回・高知司牡丹を楽しむ会」の幹事会が開催されたがやき。


幹事をお願いしちゅう皆さん6名と、司牡丹から5名での懇親会やったがよ。


ちなみに「高知司牡丹を楽しむ会」は、当初は2年に1回のペースでの開催やったがやけんど、ファンの方々から「毎年開催してほしい!」っちゅう声も多いっちゅうことで、2017年からは毎年開催しよったがやき。
写真11  司牡丹の会チラシ

けんど3年連続開催の2019年を最後に、コロナ禍で3年間中止となっちょったき、実に4年ぶりの開催となるっちゅうことながよ。


尚、今年の「第14回・高知司牡丹を楽しむ会」の詳細についちゃあ、以下をご参照くださいや。


【第14回・高知司牡丹を楽しむ会】

●主催:高知司牡丹を楽しむ会(事務局:司牡丹酒造)

●日時:令和5年9月8日(金)18時30分〜20時30分(受付開始と利き酒コーナーは18時より)

●場所:三翠園(高知市鷹匠町1-3-35 TEL:088-822-0131)

●会費:8500円<全席指定>

●定員:250名様(お申し込み受付は先着順となります。)※8月31日〆切(ただし定員に達し次第締め切りますので、お早めにお申し込みください。)

●内容:「きき酒大会」「袋吊り今搾り」「はし拳大会」「お楽しみ抽選会」等、盛り沢山の内容です。

●申込先:司牡丹酒造(株) 高岡郡佐川町甲1299
TEL:0889-22-1211 FAX:08889-22-4116 E-mail:ainet@tsukasabotan.co.jp



ご参加ご希望の方は、上記お申込先宛に、お電話、FAX、メール等にて、お早めにお申し込みいただけましたら幸いながやき。


さて幹事会は、山岡専務の司会にて開会し、まずはワシからご挨拶をさいてもうて、続いては「高知司牡丹の会」竹島会長さんから、ご挨拶をいただいたがよ。


ほんで、「船中八策」(超辛口・純米酒)にて乾杯し、宴席がスタートしたがやき。


美味しいお料理が次々に登場し、飲んで食べて語り合うて、イッキに盛り上がったがよ。


⚫八寸:季節の吹き寄せ
写真12  船中八策と八寸

⚫お造り:刺身3種盛り
2023.7.25写真13  お造り

⚫吸物:鱧吸い
2023.7.25写真14  吸物












さらに「金凰司牡丹」(本醸造酒)のお燗酒が登場したら、そっから後はイキナリ皆さんお銚子と杯を持って移動しまくりとなり、アチコチでこのお酒を酌み交わしまくり、一層盛り上がったがやき。


ワシもアチコチ移動しもって、皆さんと酌み交わし酌み交わし、盛り上がりまくったがよ。


⚫油物:土佐あかうし肩ロースステーキ
写真15  油物

⚫煮物:夏野菜の煮びたし
写真16  煮物

⚫焚物:鮎の塩焼き
写真17  焚物











⚫酢物:えがに酢
写真18  酢物

⚫留椀:鰻とろろ蕎麦
写真19  留椀

⚫デザート:フルーツ


こうして乾杯から2時間半が過ぎた21時ばあにゃあ、まっことみんなあかなりの酔っぱらいになっちょって、無事お開きとなったがやき。


「土佐っ子」さん、まっこと美味しいお料理を、ありがとうございました!


そして幹事の皆様、お忙しい中をご出席賜り、まっことありがとうございました!


4年ぶり開催の「第14回・高知司牡丹を楽しむ会」を、何とぞよろしゅうお願い申し上げます!


写真20  マキノジン




ちなみにその後も、昨年名誉高知県民になられた、かの天文家・コメットハンターの関勉さんの、娘さんがママさんを務めるスナック「マルル」さんにて、「マキノジン」のソーダ割を飲みもって、有志メンバーにて大盛り上がりで行き抜けてしもうたがは、そりゃあ当然の流れやったがぜよ。

















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2023年07月24日

「酔うちゅう部」で「土佐酒の夏生酒を堪能する会」<2023>ぜよ!

7月14日(金)は、19時からオンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )にて、ワシが主催のオンライン飲み会、「土佐酒の夏生酒を高知県酒造組合理事長と堪能する会」<2023>を開催したがよ。
写真1  酔うちゅう部飲み会表紙

当初の予定じゃあ、オツマミらあを用意して自宅から実施するつもりやったがやけんど、急遽この日の16時から「高知県酒造協同組合」の全体会議が入り、ちくと長引きそうやったき、会議終了後直ぐに開催できるように、「蕎麦と酒 湖月」さんを予約さいてもうて、こちらのお店からのオンライン飲み会にさいてもうたがやき。


また、お店から1人でオンライン飲み会っちゅうんはちくと寂しいし、お店にも悪いきに、高知県酒造組合技術顧問の上東さんを誘うて、一緒に飲むことにさいてもうたがよ。


ほいたら、全体会議は予想に反して、1時間ちょいばあでスッと終了したき、ワシゃあ上東さんと2人で、18時ばあから「湖月」さんにて飲むことになったがやき。











まずは生ビールで乾杯の練習をして喉を潤し、その後は早速「司牡丹・生鮮酒<夏>零下貯蔵生酒」(純米生酒)を注文さいてもうて、こちらにて正式な乾杯をしたがよ。
写真2  零下生酒と前菜盛り

美味しい「前菜6品盛り」をいただきもって、上東さんと「零下貯蔵生酒」を酌み交わし、いろんな話題らあでこぢゃんと盛り上がったがやき。
写真3  お造り盛り合わせ

「お造り盛り合わせ」も登場し、さらに酌み交わしまくり、さらに話題は盛り上がりまくったがよ。


あんまり盛り上がったもんやき、肝心の「酔うちゅう部」のオンライン飲み会が始まる前に、ワシらあ2人とも、結構な酔っぱらいになっちょったがやき。


いかん、いかん!オンライン飲み会が始まってしまうぜよ!


19時のスタート時間になったら、「酔うちゅう部」の部屋に次々とご参加の皆さんが集まって来られたがよ。


今回も、まずは常連の福岡の山下さんと京都の玉木さんと愛知の吉田さんが入室され、初参加の高知のまめさんも入室されたがやき。


さらに山下さんのご紹介で福岡のまちゃるさんも初参加してくださり、みんなあで乾杯したがよ。
写真4 開会写真5  乾杯









当然、ワシの今おる場所らあもご紹介さいてもうて、お隣の上東さんもご紹介さいてもうて、しばし上東さんも一緒に盛り上がったがやき。


「湖月」さんの「川エビの唐揚げ」「肉豆腐」「漬物盛り合わせ」らあも登場し、ワシらあのテーブルは飲んで食べて語り合うて、ガンガンに盛り上がったがよ。
写真6  おつまみいろいろ

お店の他のテーブルの人らあから見たら、いったい何人で盛り上がりゆうがやろうと思うたがやないろうか?

実際の席にゃあ2人しかおらんがに、驚かれそうながやき。


オンラインとリアルでしばし盛り上がりよったら、20時前ばあにKoronさんが入室されたがよ。


初参加の方やけんど、どっかで見たことある方やと思いよったら、現在「土佐酒アドバイザー」研修を受講してくださりゆう高知の方やったがやき。


再びみんなあで乾杯をして、さらに飲んで食べて語り合うて、盛り上がったがよ。


実は上東さんも「酔うちゅう部」のオンライン飲み会は初参加なもんやき、「こりゃあ面白い!」っちゅうて、こぢゃんとテンションが上がり、ちくと専門的な酵母の話やら醸造関係の話らあがガンガン飛び出し、皆さんからも質問が次々に出され、上東ワールド全開となっていったがやき。
写真7  上東先生も入室写真8  上東さん盛り上がる












ワシらあのテーブルは、「零下貯蔵生酒」がカラになったき、お次は「司牡丹・日土人(ひとびと)・生酒」(永田農法・純米生酒)をお願いし、こちらのお酒をガンガン酌み交わし、盛り上がったがよ。
写真9 Koronさん入室写真10 再び上東先生も入り盛り上がる










ほいたら、もうまあオンライン飲み会が終了する21時半過ぎばあになって、他で飲みよった司牡丹醸造部の平野くんと営業部の佐野くんの2人が「湖月」さんに入店し、ワシらあのテーブルで一緒に飲みことになったがやき。
写真11  平野、佐野も入り盛り上がる

こうなりゃあ、さらに盛り上がりまくるこたぁ、当然ながよ!


リアルの4人とオンラインの5人とで、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、ガンガンの大盛り上がりとなったがやき。


こうして22時過ぎにゃあ、大盛り上がりのうちに「酔うちゅう部」のオンライン飲み会は、お開きとなったがよ。


ご参加いただきました皆さん、まっこと楽しい一時を、ありがとうございました!


この後、リアルの4人は〆に「花巻蕎麦」をいただいたに、そっからもさらに飲んで語り合うて盛り上がりまくり、23時の閉店まで行き抜けてしもうたがやき。
2023.7.24写真12  花巻蕎麦







上東さん、平野くん、佐野くん、まっこと遅うまで、ありがとうございましたぜよ!














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2023年07月23日

幸せの言の葉<1724>

「リスクをとることに不安を感じるやったら、あんまり大きなリスクはとらん方がえいがよ。けんど、まったくリスクをとらんっちゅうんは、実は最も大きなリスクやっちゅうこたぁ、覚えちょいた方がえいがぜよ。」(ジェフ・ケラー)


アメリカの講演家、著述家、自己啓発作家、弁護士で、全米屈指のサクセスコーチとして多数のセミナーらあを開催して人気の、ジェフ・ケラーさんの言の葉ながやき。


ビジネスにおいちゃあ、あまりにもリスクが大きい無謀な挑戦は、不安を感じるようやったらやめちょいた方がえいがよ。


けんど、リスクを恐れるあまり、リスクがまったくないような仕事ばっかししか引き受けんようになってしもうちゃあ本末転倒で、実はそれこそが最大のリスクになるっちゅうこたぁ、絶対に覚えちょかにゃあいかんっちゅうことながやき。


特に、人生の中じゃあ必ず何回かは、たとえリスクが大きゅうたち、挑戦せにゃあ理想に近づくこたぁできんなるっちゅう、大切な場面が訪れるもんながよ。


それが今かどうかっちゅうんは、自身の内面に問いかけてみて、体感してみて、その上で見極めるしかないがやき。


もし、自身の内面が、自身の体感が、今がそん時やっちゅう答えを出したがやったら、たとえリスクが大きかったとしたち、万難を排して実行に移すべきやっちゅうことながぜよ。
  
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2023年07月22日

幸せの言の葉<1723>

「牛はのろのろと歩くがよ。どこまでやち歩くがよ。自然に身をまかいて、遅れたち、先になったち、自分の道を自分で行くがぜよ。」(高村光太郎)


詩人であり、歌人、彫刻家、画家でもある、高村光太郎(1883〜1956)さんの言の葉ながやき。


ビジネスにおいちゃあ、今やスピードが命っちゅう部分があるがは事実やろうけんど、ほいたら何じゃちスピードが大事ながかっちゅうたら、そうやないっちゅうことながよ。


むしろ、人生全般で考えりゃあ、スピードよりか大事なことがあるがやき。


そりゃあ何かっちゅうたら、たとえノロノロ歩きやったち、「どこまでも」……つまり歩みを止めんと継続すること、「自然に身をまかいて」……つまりヘタな人為に走らんとあるがままに、「遅れたち、先になったち」……つまり一時の勝ち負けや順位らあに執着せんと、「自分の道を」……つまり自身の内面から沸き上がる成すべきことを、「自分で行く」……つまり自身の足で歩み続けるっちゅうことながよ。


人生全般で考えりゃあ、スピードよりかこれらあの方が大事で、結果としてそっちの方が、早うに理想の状態にたどり着くことができるっちゅうことながぜよ。


  
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2023年07月21日

第36回JPSI株主総会〈2022年度〉と高知県酒造組合監査&全体会ぜよ!

7月14日(金)は、まずは10時から、第36回JPSI株主総会(2022年度)が、ZOOMによるオンライン形式にて開催されたがやき。
写真1 JPSI株主総会スタート
ちなみにJPSIたぁ、Japan Prestige Sake International,Inc.の略称ながよ。


36年ばあ前から、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)の地酒蔵元を中心に、アメリカに地酒を輸出して広げろうっちゅうことで設立された、ワシらあが株主のアメリカの会社ながやき。


日本名門酒会を主宰する(株)岡永さんと、地酒蔵元13社らあが出資しちょって、その株主であるメンバーらあがZOOMに集まって、株主総会を開催したっちゅう訳ながよ。


まずは、取締役の横田さんの司会で開会し、(株)岡永の社長でもある、JPSIの飯田社長さんから開会のご挨拶ながやき。
写真2 飯田社長ご挨拶写真3 司会横田氏








続いて、出席株主および株式数報告らあがあって、飯田社長さんが議長に選出され、議案の審議に入ったがよ。


第1号議案は「2022年度決算の概要報告」。


「大山」の加藤社長さんから、監査報告があったがやき。


第2号議案は「2022年度株主配当報告」。


第3号議案は「2023年度計画の概要説明」。


第4号議案は「JPSIによる自社株株式取得の件」


4つの議案共に、横田取締役さんから詳しい報告と説明があったがよ。


ほんで、審議が成され、4つの議案とも無事拍手をもって承認されたがやき。


その後は、その他報告事項で、まずは飯田社長さんから、昨年退任された近藤LA支店長さんの後任として、林部長さんがこの秋から着任予定やっちゅう報告があり、林部長さんがZoomに顔出しされ、ご挨拶されたがよ。
写真4 林支店長紹介

続いては、NYのJPSI山崎万里子さんから、現状らあについての報告があったがやき。


まだまだ外食需要は戻ってきてないけんど、家飲みが定着してきたっちゅうんは、日本酒が日常生活の中に入り込めちゅうっちゅうことで、嬉しいかぎりやっちゅうがよ。


ネット販売は相変わらず好調のままで、お陰でこれまでに無かった個性的な日本酒らあも加わり、アイテム数が増えまくり、バリエーションに富んだ日本酒が手に入るようになったっちゅうがやき。


ただし、人手不足が続いちゅうことと、各州のちんまい卸が潰れたり、大手に吸収されたりっちゅうことが目立ってきちゅうっちゅうがよ。


JPSIとしたち、今後はアイテム数を増やし、営業力を強化したいっちゅうことやったがやき。


続いては質疑応答タイムがあり、何名かの蔵元からいくつかの質問らあがあり、JPSI社の方々からの回答があったがよ。
写真5 大山・加藤社長より発言

ワシからは、高知県が県産品輸出強化のために米国駐在の担当者を置いちゅうきに、うまいこと活用してほしいっちゅうお話をさいてもうたがやき。






こうして11時前ばあにゃあ飯田社長さんの閉会のご挨拶があり、第36回JPSI株主総会は無事閉会となったがよ。
写真6 閉会ご挨拶

JPSI社の皆さん、ご一緒さいていただきました株主の皆さん、お疲れ様でした、まっことありがとうございましたぜよ!


さてこの後は、ワシゃあ高知市内に移動し、高知県酒造組合事務所にて14時半から、高知県酒造組合と高知県酒造協同組合の令和4年度の会計監査があったがやき。


「安芸虎」の有光社長と「無手無冠」の山本社長が監事やき、お2人と酒造組合事務局の秋久さんと理事長のワシとで、会計監査を実施したがよ。
写真7  会計監査風景

ほんで、その後は16時から、高知県酒造協同組合の全体会議が開催されたがやき。


本題に入る前に、株式会社RKCプロダクションの井上さんが、ちくと時間をいただきたいっちゅうことでお越しになり、皆さんに資料を配布し、お話いただいたがよ。


内容は、高知信用金庫さんが100周年事業の一環として立ち上げた、「高知美食学プロジェクト」の「高知美食学TV」にて、服部学園の服部幸應先生が土佐酒蔵をめぐりもって、その土地の食材と最高のマリアージュを創るっちゅうコーナーがあるっちゅうことで、こちらについてのご案内とお願いやったがやき。


井上さんが帰られた後は、全体会の本題に入ったがよ。


5月からのこの3ヶ月間は、高知県酒造協同組合の理事会やら総会やら全体会やらがやたら多いがは、かねてから懸案事項となっちょった、「酒米搗精工場」問題についての検討で、5月1日(月)、6月13日(火)、6月29日(木)に同事項による3回の臨時総会に引き続き、今回は全体会議になるがやき。
写真8  全体会議スタート

今回の全体会議は、前回の6月29日に開催された臨時総会の決定事項と違うた、別の案が急遽浮上したき、その内容について皆さんに検討をお願いするための会やったがよ。


早速理事長のワシから、別の案についての簡単な説明をさいてもうたがやき。






ほんで、担当理事の高木副理事長より、詳しい説明があったがよ。
写真9  高木副理事長より説明

説明に対する質問らあが出され、理事長のワシと担当の高木副理事長が、それらあに対して真摯に答えさいてもうたがやき。









そんなこんなで、今月末にもう一回、臨時総会を開催せにゃあいかんことにゃあなったけんど、皆さんの意見は、もし別案が正式に決まるがやったら、そちらの方がえいっちゅう方向にて、何とかまとまったがよ。
写真10   全体会風景












皆さん、総会やら全体会やら連続しての会議だらけやけんど、何とかえい方向に行きそうなき、もうちくと辛抱してお付き合いいただけますよう、宜しゅうお願い申し上げますぜよ!














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2023年07月20日

「土佐酒アドバイザー研修」第5回講義「日本酒の歴史・土佐酒の歴史」ぜよ!

7月12日(水)は、13時半から高知県酒造組合にて、同組合が主催する「第20回土佐酒アドバイザー研修」の第5回講義「日本酒の歴史・土佐酒の歴史」が開催されたがやき。


「土佐酒アドバイザー」たぁ、酒国土佐を誇る土佐酒の特性と、その商品知識の普及、きき酒能力の養成向上を図り、豊かな食生活と日本酒文化の振興に寄与することを目的として開催されゆう資格認定制度で、平成4年にスタートし、2年に1度とかの時期もあったけんど、近年はなかなかの人気で、今年で8年連続開催となっちょって、昨年までで514名の「土佐酒アドバイザー」が誕生しちゅうがよ。
2023.7.20写真1  開会写真2  受講生の皆さん












ほんで本年も、22名満席の受講生が参加してくださったがやき。


まっことありがたいことながよ!


ちなみに今年の開催期間は、令和5年6月14日〜8月23日の間、毎週水曜日(13時半〜15時40分)に延べ9回の講義と最終日は認定試験を開催(8月16日は休講)し、第1限が「講習(座学)」で第2限が「きき酒等実習」ながやき。


ほんでこの日は第5回目の講義で、高知県酒造組合理事長のワシが講師を担当さいてもうて、テーマは「日本酒の歴史・土佐酒の歴史」やったっちゅう訳ながよ。
写真3  日本酒の歴史


まずは、司牡丹の浅野杜氏の司会にて開会し、ワシの講義がスタートしたがやき。


今回の講義の内容は、まずは「日本酒の歴史」についてで、日本酒の発祥と言われる「口噛みの酒」(映画「君の名は。」に登場)についてや、伝説の「八塩折(やしおり)の酒」(映画「シン・ゴジラ」のヤシオリ作戦)についてのお話らあをさいてもうたがよ。


また、麹による酒造りを開発したがは中国(周の時代)であり、それを日本に伝えたがは百済から帰化した須須許里(すすこり)やけんど、中国と日本じゃあ麹菌の種類も製造法も違うき、日本の麹造りは日本独自のもんやっちゅうお話をさいてもうたがやき。


ほんで、室町時代初期に、現在の日本酒造りの原形がこの頃ほぼ整い、16世紀に入って奈良で十石入り仕込み桶(量産の先駆け)や「諸白(もろはく)」仕込みが完成したっちゅうお話、江戸時代初期に「寒造り」が定着したっちゅうお話、ヨーロッパじゃあ1876年にパスツールが発見した低温殺菌法よりか200年も前に日本酒は低温殺菌の火入れ法が当たり前のように行われよったっちゅうお話、江戸中期の灘酒の台頭(樽廻船・下り酒)のお話、明治時代に入って一升瓶の開発、速醸法の開発、国立醸造試験所の開設のお話、昭和に入っての竪型精米機の発明、ホーロータンクの登場、協会6号酵母の採取・分離・純粋培養、昭和18年にスタートした級別制度、平成4年の級別制度全廃っちゅうお話らあをさいてもうたがよ。


続いては、「日本酒の文化」について。


まずは「祭りと日本酒」についてで、かつて酒っちゅうもんは、集団儀礼の中に位置付けられちょって、神と民衆の交流をはかるためのもんやったっちゅうお話や、世界でも珍しい「お流れ頂戴」「御返杯」「さしつさされつ」っちゅう一つの杯にみんなあが口を付ける飲み方(土佐の「おきゃく」はまさにこの伝統!)は、古代の「酒楽(さかほがい)」の流れをくんだもんやっちゅうお話らあをさいてもうたがやき。


ほんで、「人生儀礼と日本酒」について、「誕生祝いの酒」、「雛祭り」の白酒、「端午の節句」の祝い酒、元服の儀式、結婚の儀礼「厄払いの盃」、「葬送の儀」・・・らあについてお話さいてもうたがよ。


つまり、かつて日本人は、生まれてから死ぬまでの一生を、折々の儀式と共に、日本酒と共に生きてきたっちゅうことながやき。


ほんじゃき、代々日本人の遺伝子にゃあ、この日本酒の記憶がしっかりと刻み込まれちゅうっちゅうことながよ。


お次は、「土佐酒の歴史」についてながやき。


まずは古事記の国生み神話について、イザナギノミコトとイザナミノミコトが、最初に淡路島を生み、次に身一つに顔が四つの四国を生んで、土佐の国を建依別(たけよりわけ)と称したっちゅうお話をさいてもうたがよ。


ちなみに建依別たぁ、強い男っちゅうような意味で、土佐は生まれたときから、強い男神を守護神としちょったっちゅうことながやき。


次に、土佐での酒造りの明確な記述としちゃあ、風土記に「仁淀川は神河とよばれ、水が清らかやき大神に捧げるための酒造りにこの水を使うた」っちゅう記述があるっちゅうお話、朝峯神社の「一夜酒」の風習、「土佐日記」の酒飲みの記述について、長宗我部元親の禁酒令とその撤回について、大岡越前守忠相が土佐藩の魚梁瀬(やなせ)杉について語った逸話・・・等々についてお話さいてもうたがよ。


さらに明治維新の志士たちのお話、自由民権運動の闘士・植木枝盛の日本酒屋会議と酒税減額建白書提出のお話、日露戦争当時の国税収入の3分の1以上は酒税収入(明治37年38%、明治38年39%)やったっちゅうお話らあをさいてもうたがやき。


つまり、日本酒のお陰で、日本はロシアに勝利できたっちゅうことながよ。


さらに、高知県出身の総理大臣、ライオン宰相濱口雄幸も、ワンマン宰相吉田茂も、土佐の酒を愛飲しよったっちゅうお話らあをさいてもうたがやき。


続いては、「土佐酒の文化」について。


土佐は地形的に、海の幸、川の幸、山の幸が日本一豊富やっちゅうお話、「いごっそう」と「はちきん」の県民性について、秋祭りにちなんだ「おきゃく」である「神祭(じんさい)」について、皿鉢料理について、献杯・返杯文化について、鰹のタタキと酒盗について、箸拳や可杯っちゅうお座敷遊び文化についてらあのお話をさいてもうたがよ。


お次は、土佐の飲酒の現状についてやけんど、外食費の中の「飲酒代」の「2022年年間の県庁所在市別1世帯当たり『飲酒代』(外飲み)ランキング」じゃあ高知市が3位で、外食費に占める飲酒代比率は10%で高知市が最も高かったがやけんど、「2020〜2022年平均の1世帯当たり消費支出金額」(家飲み)の酒類別で見りゃあ「発泡酒・新分野」が1位で、日本酒についちゃあ何と高知市は下から4番目の49位(県庁所在地および政令指定都市ランキング)やっちゅう、何ともショッキングなデータについてのお話もさいてもうたがやき。
写真5  外飲み代ランキング

つまり土佐人は、相変わらず家飲みは好かん、外飲みが好きっちゅうことやけんど、家飲みじゃあ発泡酒ばっかしで実はあんまり日本酒を飲んでないっちゅうことで、まっこともうちくと家でも飲んでもらいたいもんながよ。


さらに、追加資料を使うての、「知っておきたい!日本酒の『グルコース濃度』とは?」っちゅうお話で、近年は賞狙いの「グルコース濃度」の高い甘い酒が流行りで、辛口は不利やっちゅうことや、日本中甘い酒だらけになって、日本酒最大の魅力である地域の個性が失われつつあるっちゅうことや、日本酒造組合中央会の評議員会で高知県酒造組合理事長として、そんな危機があるき鑑評会はグルコース濃度順審査をすべきやっちゅう提言をさいてもうて、一昨年の全国新酒鑑評会からはグルコース濃度順審査になったっちゅうお話もさいてもうたがやき。
写真4  グルコース濃度

さらに、昨年の全国新酒鑑評会の高知県は、入賞率も金賞受賞率ともに日本一っちゅう快挙を成し遂げ、今年も上位やったっちゅうお話らあもさいてもうたがよ。


つまり、土佐酒全体としてのレベルの高さは日本一やっちゅうことの証明にもなるがやき、こればあ土佐人として誇らしいこたぁないろがよっちゅうことながぜよ!




続いては、土佐酒ブランドコンセプト、「TOSA NAKAMA SAKE」について、ちくとご紹介さいてもうたがやき。
写真6  TOSA NAKAMA SAKE

土佐弁で「なかまにする」たぁ、共有する、共同利用する、シェアするっちゅう意味があるっちゅうて、お話さいてもうたがよ。


次に、「NAKAMA」の4つの意味にていて、説明さいてもうたがやき。


「杯をNAKAMA!」:土佐ならではの辛口は、何杯でも飲み続けられる!


「食とNAKAMA!」:土佐の豊富な山川海の幸の美味しさを引き立てる!


「技をNAKAMA!」:造りのデータを共有し、全体がハイレベルに!


「人とNAKAMA!」:土佐酒を酌み交わしゃあ、誰でもすぐ仲間!


こうして、ワシの1時間の講習は、無事終了したがよ。


その後は、ちくと休憩を挟んで、1時間の「きき酒実習」ながやき。


今回は、「香味特性の記憶」の「きき酒」で、まずは浅野杜氏から、詳しい説明があったがよ。
写真7  きき酒講義写真8  きき酒用サンプル












今回の「きき酒」問題は、「紙臭」「つわり香」「酸臭」「老香」「木香様臭」の5タイプで、こちらの5点の香味を記憶してから、別の5点をきき酒し、マッチング法にてどれがどれかを解答用紙に記載するっちゅうもんながやき。
写真9  きき酒風景写真10  きき酒風景2













女性グループと男性グループの2ヶ所に分かれ、順番にきき酒に挑戦してもうたがよ。


今回は、味を確かめんでも、香りだっけで判別できるもんが多かったきに、割と分かりやすかったかもしれんがやき。


50分ばあで、皆さんのきき酒は終了し、その合間に採点して、最後に浅野杜氏から正解発表があったがよ。


全問正解者が何名かおられたようで、ちくと自信をつけた方々もおられたがやないろうかのう。


こうして16時前ばあにゃあ、「第20回土佐酒アドバイザー研修」の第5回講義ときき酒実習は、無事終了したがやき。


終了後も、再度確認のためにきき酒に挑戦される方々や、浅野杜氏らあに質問されゆう方もおられ、まっこと頼もしいかぎりやったがよ。


さて、「第20回土佐酒アドバイザー研修」も折り返し地点になったけんど、この後も皆さん頑張って受講されますよう、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!













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2023年07月19日

高知工科大学講義「日本酒に『意味のイノベーション』を起こす!<2023>」ぜよ!

7月11日(火)は、高知工科大学永国寺キャンパスにて、高知工科大学・経済・マネジメント学群「経営システム特別講義」に講師として招かれ、「コロナ禍のピンチをチャンスに!日本酒に『意味のイノベーション』を起こす!」っちゅう講演をさいてもうたがよ。


一昨年・昨年の講義に引き続き、おんなじタイトルやけんど、昨年は後半の内容がかなり改訂され、今年は内容的にゃあ昨年と変わらんけんど、プラスアルファの内容があるがやき。


11時から12時半までの90分の講義に、経済・マネジメント学群の3年生の生徒さんらあが60名ばあ集まってくださったがよ。


まずは、担当の坂本先生から、ワシの紹介があったがやき。
写真1  パワポ投影写真2  教室の生徒さん












写真3  坂本先生











ほんで、ワシの講演内容は、だいたい以下の通りやったがよ。
写真4 パワーポイント表紙


【1】ビジネスにとって一番大切なもんは?


ビジネスにとって一番大切なもんは、「 ヒト」(人材)「モノ」(商品)「カネ」(資金)「ジョウホウ」(技術・ノウハウ・コンテンツ)・・・と思うかもしれんけんど、そりゃあ実は「顧客」やっちゅう話を、まずさいてもうたがやき。


ヒトがおらいじゃち、商品がのうたち、カネがのうたち・・・顧客さえおりゃあ、実はビジネスは立ち上がるがよ。


特にコロナ禍においちゃあ、それがより鮮明になっちゅうがやき。


【2】顧客が今求めゆうがは?


その一番大切な顧客が今求めゆうもんは、「モノの豊かさ」、「物質的な幸せ」から、「心の豊かさ」、「精神的な幸せ」に年々移りゆうがよ。


コロナ禍で、そんな流れが、さらに選別が加速しゆうがやき。


貯蓄に回ったといわれゆう20兆円の使い道に、選ばれるかどうかっちゅうことながよ。


【3】司牡丹のSTORY〜「志のSTORY」と「品質のSTORY」〜


お次は「司牡丹のSTORY」で、まずは「志のSTORY」について、語らいてもうたがやき。
写真5 司牡丹・志(歴史と由来)のSTORY










「司牡丹の歴史と由来のSTORY」、「日本を創った偉人たちと司牡丹のSTORY」、ワシの曾祖父「竹村源十郎のSTORY」、ワシの父「竹村維早夫のSTORY」、ほんでワシ、「竹村昭彦のSTORY」っちゅう順番に、受け継がれる「志」について、語らいてもうたがよ。
写真6 司牡丹・品質のSTORY写真7 司牡丹・品質(心)のSTORY










続いては、「司牡丹のSTORY」の2番目、「品質のSTORY」ながやき。


「水のSTORY」、「米のSTORY」、「技のSTORY」、「心のSTORY」について、それぞれ詳しゅうに語らいてもうたがよ。


ほんで、「司牡丹のSTORY」のまとめとしちゃあ、以下のとおりながやき。


ここ100年間ばあを振り返りゃあ、一貫して品質のブラッシュアップをベースに、新たな領域に挑戦することで、危機を乗り越えてきた100年間やったといえるがよ。


人々の心の荒廃がさらに進行しゆうコロナ禍、アフターコロナにおいて、さらなる品質のブラッシュアップをベースに、日本酒で「心の豊かさ」や「精神的な幸せ」を提供するっちゅうことしかないがやき!


【4】日本酒に「意味のイノベーション」を!


「心の豊かさ」や「精神的な幸せ」を日本酒で提供するたぁ、つまり日本酒に「意味のイノベーション」を起こすことやといえるがよ。
写真8 意味のイノベーション

一般に「イノベーション」たぁ、「技術のイノベーション」のことで、そりゃあテクノロジー開発の背中を押す「技術革新」のことながやき。


一方「意味のイノベーション」たぁ、市場に“新しい意味”をもたらす土壌を創るっちゅうことながよ。(参考:「デザインの次に来るもの」〜これからの商品は「意味」を考える〜 安西洋之・八重樫文 著)


電灯がこればあ普及しちゅうに、ロウソクはなんで今も売れ続けゆうかっちゅうたら、「食事のムードを楽しみたい」っちゅうロウソクの新たな意味に、誰かが気づいてそれを広めたきながやき。


つまり、ロウソクに「意味のイノベーション」を起こしたっちゅうことながよ。


考えてみりゃあ、日本酒の「意味」も、時代によって様々に変遷してきちゅうがやき。


「神事のための魔法の水」、「神と一体化するためのツール」、「人生儀礼における必需品」、「憂いを晴らす飲み物」、「酔うための道具」、「後輩イジメの定番」・・・


ほんで現在はっちゅうたら、「飲みよったらちくとツウっぽう見える、まあまあ美味しい珍しい飲みもん」といった程度ながよ。


今こそ日本酒に“新しい意味”をもたらす、「意味のイノベーション」が求められゆうがやき!


また、コロナ禍のピンチをチャンスに変えるっちゅう意味でも、「意味のイノベーション」しかないがよ。


ほんでワシゃあ、令和2年12月に、小冊子「なぜ、日本酒をうまく活用する人は幸せになれるのか?」(〜日本酒に興味などない普通の皆さんのための、知らないと損する日本酒活用法〜)を緊急発行さいてもうたがやき。


さらに、「酒道 黒金流」の仮のホームページを同年12月下旬にオープンし、一昨年3月にゃあ正式オープンに漕ぎ着けたがよ。


「酒道 黒金流」(https://shudo-kurogane.jp/ )は、ソムリエや唎酒師らあみたいな資格や職業やのうて、日本酒を媒介とした「道」を伝えるもんであり、これこそが日本酒の「意味のイノベーション」やと、ワシゃあ考えちゅうがやき。


【5】高知県酒造組合のSTORY


お次は、「高知県酒造組合のSTORY」で、まずは土佐の高知の「風土のSTORY」について、語らいてもうたがよ。
写真9 高知県酒造組合(風土)のSTORY写真10 さらに風土のSTORY











鮮度抜群の山・川・海の幸に日本一恵まれた高知県の、まずは山の幸にゃあ、<春>イタドリ<夏>リュウキュウ<秋>柚子<冬>葉ニンニクらあがあるがやき。


次に、川の幸にゃあ、<春>川エビ<夏>鮎<秋>ツガニ<冬>川ノリらあがあり、海の幸にゃあ、<春>ドロメ<夏>初鰹<秋>サバ<冬>ウツボらあがあるがよ。


さらに、土佐の高知にゃあ独特の豊かな食文化があり、土佐の酢みかん文化(柚子、ブシュカン、直七らあの香酸柑橘類を酢として多用する文化)と、土佐寿司文化(柚子酢を酢飯に使うた野菜寿司「土佐田舎寿司」等、何でも寿司にすると言われるばあ多様な郷土寿司文化)らあが存在しちゅうがやき。


さらにさらに、食を引き立てる日本一旨い辛口酒、土佐酒(全18蔵)があり、明るうて、人なつっこい土佐人気質があり、独特の「おきゃく文化」「なかま文化」をベースとした楽しい土佐の宴があるがよ。


つまり、「食が美味しい!酒が旨い!人が明るい!そして世界一宴が楽しい酒国土佐!」やっちゅうことながやき。


続いては、「土佐酒のSTORY」(〜なぜ今、土佐酒が一番面白いのか?〜)ながよ。
写真11 土佐酒のSTORY

なんで今、土佐酒が一番面白いがかっちゅうたら、まずは「そんな風土・地域性・食文化と密接につながった辛口酒が頑としてベースにある」っちゅうことが根本で、それをデータで証明しもって、まずはお話さいてもうたがやき。


そのベースの上に、「真逆の酒質である超甘口酒(CEL24)も各社から発売されいずれも大人気!」、「バラエティに富む高知酵母と県産米らあを駆使し18蔵ならではの個性が豊か!」、「分析結果等を共有し全体のレベルの高さ日本一!その証明!昨年度全国新酒鑑評会入賞率・金賞率ともに日本一!」、「産官学が連携(土佐酒振興プラットフォーム)し常にブラッシュアップ!米も酵母も、未来品質も!」、「土佐酒として一丸となったブランドコンセプト(TOSA NAKAMA SAKE)が明確!」、「世界初のユニークな取り組み!宇宙酒、深海酒、宇宙深海酒!」、「『なかま』を広げるツール『酔うちゅう部』も誕生!さらに世界へ!」、「園芸王国である土佐ならではのリキュールもバラエティ豊富!」、「あちらからもこちらからも応援者続出!天も土佐酒を応援?!」(2023年春の朝ドラ「牧野富太郎」!2025年あたりに、「dancyu」植野編集長が発起人となった映画「おきゃく(OKYAKU)」公開予定!)……ちゅう面白いネタがズラリとあるっちゅうことを紹介さいてもうたがよ。


ほんで締め括りにゃあ、「食が美味しい!酒が旨い!人が明るい!そして世界一宴が楽しい酒国土佐!」じゃっちゅうて、そう遠うない未来にゃあ、土佐にゃあ世界中から人々が集まり、土佐の高知がサン・セバスチャンを超える日がくるやろうっちゅうて、断言さいてもうたがやき。
写真12 サンセバスチャンを超える日

さらに追加のプラスアルファの内容として、令和5年内に設立予定のNPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」の概略らあの資料を皆さんに配らいてもうて、詳しゅうに説明さいてもうたがよ。


だいたいこんなようなお話をさいてもうて、ワシの講義は終了したがやき。


皆さん、熱心にご聴講いただき、まっことありがとうございました!


ほいたら最後に、学生の皆さんからいただいたアンケートの中から、悦びの声の一部を、以下にご紹介さいていただきますぜよ。


●「なかま」文化を初めて知り、もっと広がってほしいと思いました。


●私でも理解しやすい内容とスピードで興味がわき、楽しかったです。


●とても楽しくて面白い講演で、終始ワクワクして聞いていました。居酒屋に勤めていて、聞いたことのあるお酒の名や土佐の食の名が出てきたときは、お客さんにお薦めを聞かれたときに以前は3つ4つしか答えられなかったけれど、今回の講演を聞いて、レパートリーが増えたと感じました。


●日本酒にまだ触れたことはなかったのだが、土佐酒の品質へのこだわりや広めるための工夫、土地柄などと関連した講演を聴いて、飲み比べてみたい欲が沸き上がった。人目をはばからずお酒を飲める時期になってきたので、土佐酒に挑戦したいと思う。


●意味のイノベーションという観点は、日本酒だけでなく他の伝統的なモノやサービスにもいえることだと思いました。今後の人生の中でも、ただモノを売る人になるのではなく、意味を与える人になれるように努力していきたい。


●魅力にあふれた講演だったと感じました。サン・セバスチャンの話は、ワクワクしました。


●日本酒について、こんなに考えて酒造りなどを行っているということを知れて、すごいなと感じた。


●「らんまん」を見ているので、今日のお話を聞いて、よりドラマが楽しめそう。素晴らしいお酒メーカーがあることを、高知県民として誇りに思った。


さて、講義終了後は、同経済・マネジメント学群の石谷先生が、最近司牡丹酒造を事例研究として「起業家的レガシーを介した伝統とイノベーションの相互作用」っちゅう論文をまとめられちゅうがやけんど、その石谷先生の生徒さん3名が、高知のエクセレント・カンパニーの事例研究に取り組まれゆうっちゅうことで、その取材を受けさいてもうたがよ。
写真13  石谷先生資料

3名の生徒さんから、こぢゃんと熱心な質問がガンガン飛び出し、ワシも思わず居住まいを正して、アツうに答えさいてもうたがやき。



生徒さんらあが帰られた後も、石谷先生はさらなる論文執筆を考えられちゅうっちゅうことで、石谷先生からもいろんな質問があり、結局昼食も食べんまんま、14時ばあまで質問責めやったがよ。



石谷先生、素晴らしい論文の完成を期待しちょりますぜよ!
















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2023年07月18日

「宝」で「七夕に日本酒を楽しむ会 2023」ぜよ!

7月8日(土)は、地酒蔵元9蔵と日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)がオーナー的な役割を果たしゆう「酒蔵レストラン 宝」(http://r.gnavi.co.jp/g107805/)にて、「七夕に日本酒を楽しむ会2023」が開催されたがやき。


「酒蔵レストラン 宝」じゃあ、日本酒蔵元に一番近い店として、9蔵元が集まって、1月にゃあ「初しぼり新酒の会」、7月にゃあ「七夕に日本酒を楽しむ会」、9月にゃあ「ひやおろしの会」と、年3回季節のイベントを長年開催してきたがやけんど、2020年の「初しぼり新酒の会」からコロナ禍で中止となってしもうちょって、昨年2022年の「七夕の会」から復活し、早や1年が経ったっちゅうことながよ。


ほんでこの日は、まず17時ばあに「宝」に9蔵元が集まって、ミーティングが開催されたがやき。
2023.7.18写真1  宝写真2 打ち合わせ











例年やったら120名ばあのお客様をお招きするがやけんど、まだコロナ禍の名残りがあるっちゅうことで、ちくと席数を減らし、90名様限定っちゅうことやったがよ。


ミーティング終了後の17時半過ぎにゃあ、お客様がぼちぼち集まられだいたがやき。


さて、18時過ぎにゃあほぼ皆さんが集まられ、敷波店長さんの司会にて開会したがよ。
2023.7.18写真3  開会
結局、予約漏れのお客さんらあがあったようで、今回のイベント参加人数は96名ばあになったようながやき。










お次は、9蔵元が1人ずつ敷波店長さんから簡単に紹介されたがよ。
写真4  蔵元紹介












続いては、谷田料理長さんから、この日の料理メニューの説明があったがやき。
写真5  料理長メニュー解説












その合間に、乾杯酒の「大山・十水・純米大吟醸無濾過」を持って、9蔵元が各持ち場に散らばり、お客様にお酒をお注ぎしたがよ。
2023.7.18写真6  乾杯写真7  十水












ほんで、「大山」の真田さんから、乾杯のご発声があり、みんなあで声高らかに乾杯したがやき。


さあそっから後は、ワシらあ9蔵元が各テーブルを順番に巡回しもって次々とお酒を注がいてもうて、いろいろお客様とお話をさいてもうての大宴会のスタートながよ。


ワシも連日の宴席続きなもんやき、最初っからハイテンションで巡回し、お客様と酌み交わしまくり、盛り上げまくらいてもうたがやき。


ちなみにワシらあは飲むだっけで食べれんき、料理の味についちゃあコメントできんけんど、この後のこぢゃんと美味しそうなお料理とお酒のメニューは、以下の通りやったがよ。


★乾杯酒:「大山・十水・純米大吟醸無濾過」

●先付:滝川豆腐〜天の川〜
写真8  先付











★「白嶺・香田スペシャルエディション」
写真9  白嶺・香田と前菜


★「春鹿・純米吟醸生原酒」

●前菜:いわなサンド・湯葉たいたん・桃クリームチーズ焼き・さくらんぼのカプレーゼ・鱧わさ






★「司牡丹・花と恋して・純米吟醸」
写真10  司牡丹・花と恋してと刺身
●刺身:鰹の土佐造り











★「浦霞・吟のいろは・純米吟醸」

●焼物:九絵の日本酒焼き〜開華純米大吟醸漬け〜
写真11  焼物








★「開華・ラッキースワロー純米吟醸」
写真12  開華と逸品
★「嘉美心・酒々のはさらさら」

●逸品(四万十麦酒牛サーロインステーキ〜ミナシア大蒜ソース〜)


★「久寿玉・純米生酒」

★「西の関 ひや」




●揚物:山香アグリの猪肉と豚肉の春巻き〜白味噌チーズソース〜
写真13  5蔵元の酒写真14  揚物












●食事:久寿玉梅酒のうどん

写真15  食事

新しいお酒が出されるたんびに、蔵元が場所を移動し、そん時に出されるお酒の蔵元がお酒の解説をマイクで語るがやけんど、4番目は司牡丹の登場やき、ワシが語らいてもうたがやき。


ちなみにワシゃあ、朝ドラ「らんまん」の話題を中心に語らいてもうてから、「司牡丹・花と恋して」(純米吟醸酒)の説明をさいてもうて、拍手をいただいたがよ。




この後は、どっこもかしこも大盛り上がりで、ワシもアチコチ回りもってお客様らあと語り合いもってお酒を酌み交わし、ワシも立派な酔っぱらいになっちょったがやき。
写真16  丸の間盛り上がる

「花と恋して」と「鰹の土佐造り」の組み合わせは、やっぱし絶品やっちゅう声を、アチコチからいただいたがよ。









そっから後も、さらに盛り上がりまくり、20時半過ぎばあにゃあ、いつもの正盛棟梁さんと、今回は欠席の「嘉美心」さんの代理を務められた日本名門酒会本部・株式会社岡永の飯田社長さんの2名にて、中〆のご挨拶と三本〆があり、大団円のお開きとなったがやき。
写真17  飯田社長と頭領写真18  中〆











帰り際にも、アチコチで蔵元と会話が盛り上がったり、かたい握手を交わしたり、記念撮影したりと、皆さんこぢゃんと名残り惜しそうに、けんど大満足の満面全身満開笑顔で、帰路につかれたがよ。


とにかく、ご参加いただきました皆様、まっことありがとうございました。


今後とも、「宝」と「宝蔵」9蔵を、何とぞ宜しゅうお願い申し上げます!
写真19  9蔵の酒











写真20  お見送り












写真21  打ち上げ懇親会





ちなみにその後は、ワシらあ蔵元のお疲れさんの懇親会やって、みんなあで飲んで食べて語り合うて、こぢゃんと盛り上がりまくり、ワシゃあやっぱしベロベロの酔っぱらいになってしもうたがは、まあ当然っちゃあ当然ながぜよ。



















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社
  
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2023年07月17日

幸せの言の葉<1722>

「過去と他人は変えられん。けんど、自分と未来は変える事ができるがぜよ。」(エリック・バーン)


カナダ出身の精神科医で、1957年に交流分析(TA)を提唱した、エリック・バーン(1910〜1970)さんの言の葉ながやき。


ワシらあは、人生においてうまいこといかんとき、すっと過去を悔やんだり、すっと他人のせいにしたりしてしまいがちながよ。


けんど、そんなふうに考えてしまうきにこそ、さらに人生はうまいこといかんようになってしまうがやき。


何でかっちゅうたら、エリック・バーンさんの言の葉のとおり、過去と他人は変えることができんきながよ。


なんぼ悔やんだち、過去を変えるこたぁできんがやき。


なんぼ頑張ったち、他人を変えるこたぁできんがよ。


過去と他人は変えるこたぁできんけんど、自分と未来やったら変えることができるがやき。


ここに本気で気づいて、そっちの方向に動きだしさえすりゃあ、これまでうまいこといかんかった全てが、好転しはじめることになるがよ。


まず自分が変わりゃあ、自分の言動や行動が変わるがやき。


ほいたらいつしか、他人の根本は変わらんかったち、他人の態度が変わりはじめるもんながよ。


ほいたらいつしか、過去の事実は変わらんかったち、過去の意味が変わりはじめるもんながやき。


ほいたらいつしか、自分の未来も、こぢゃんと明るいもんに変わりはじめ、どんどん開けていくっちゅうことながぜよ!


  
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2023年07月16日

幸せの言の葉<1721>

「仕事が深けりゃあ深いばあ、えい仕事でありゃああるばあ、人の心に満足と豊かさを与えるがぜよ。」(灰谷健次郎)


17年間勤めた小学校教師を退職してから、沖縄やアジア各地を放浪し、「兎の眼」で児童文壇にデビューして、同書がミリオンセラーとなったっちゅう児童文学作家、灰谷健次郎(1934〜2006)さんの言の葉ながやき。


この言の葉は、見た目はおんなじ商品に見えたとしたち、おんなじサービスに見えたとしたち、おんなじ仕事に見えたとしたち、より深いところまで考えて作られた商品、より深いところまで考えて提供されたサービス、より深いところまで考えて成された仕事は、相手の心により大きな満足と豊かさを与えることができるっちゅう意味ながよ。


つまり、たとえ見た目がおんなじに見えたとしたち、世の中に出しゃあ、手抜きやええ加減な仕事は、いつかは絶対にバレる、隠し通すこたぁできんっちゅうことながやき。


日々の仕事に慣れるこたぁ悪いことやあないけんど、慣れることで手抜きやええ加減な気持ちでやるようになってしもうちゃあいかん、まっとより深うに、よりえい仕事をしょうっちゅうて、常に考えもって仕事をせにゃあいかんっちゅうことながぜよ。


  
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2023年07月15日

幸せの言の葉<1720>

「苦労から抜け出したいやったら、肩の力を抜くことを覚えんといかんぜよ。」(斎藤茂太)


モタさんの愛称で親しまれた、「心の名医」の異名も持つ精神科医であり、著述家・随筆家でもある、斎藤茂太(1916〜2006)さんの言の葉ながやき。


この言の葉を逆からいやあ、肩に力が入っちょったら人生で苦労することになるっちゅうて、言い換えることもできるがよ。


何で肩に力が入っちょったら苦労するがやろうか?


肩に力が入っちゅうたぁ、思い入れが強うて緊張しちゅう状態を比喩的に表しちゅう言葉ながやき。


つまり、心も身体も緊張しちょって、リラックスできてない状態ながよ。


スポーツドクターらあが言うにゃあ、そんな状態っちゅうんは、結果として自律神経のバランスが崩れて、健康にも良うないっちゅうがやき。


しかも、真面目な人ほど周りの目が気になって、より肩に力が入りやすいっちゅうがよ。


けんど、そんな状態で何じゃち事に当たりよったら、周りの人から見たち、決してうまいこといくようにゃあ見えんきに、手伝いとうないなるき、結果として周りからの応援が得られんなって、苦労するっちゅうことながやき。


つまり、肩に力が入っちょって、えいことらあてひとっつもないっちゅうことながよ。


ほんじゃき、何じゃちあんまり真面目に考え過ぎんと、肩の力を抜いて……簡単に言やあ、多少は「いい加減」に、多少は「無責任」に考えて、「なるようになる」、「あとは運を天にまかせる」ばあの心持ちで事に当たった方が、周りの応援も得やすいし、自身の心身にもえいことだらけやっちゅうことながやき。


そればあの方が、むしろ人生において、妙な苦労をせいで済むっちゅうことながぜよ。


  
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2023年07月14日

六本木「土佐しらす食堂二万匹」で痛飲ぜよ!

7月7日(金)は、伊丹空港から東京に飛んで、まずは13時に某お取引先にお中元の品をお届けし、ちくと懇談をさいてもうたがやき。


その後は、昼食を済まいて宿泊ホテルにチェックインし、パソコンを立ち上げ、原稿書きの仕事をさいてもうたがよ。


17時過ぎばあにゃあ仕事を中断し、ワシゃあ六本木に向こうて、「土佐しらす食堂二万匹」さんっちゅうお店にうかごうたがやき。
写真1  しらす食堂写真2  しらす食堂2












実は3年ばあ前の2020年10月17日に、「土佐山夢産地パーク交流館かわせみ」にて開催された、「コミュニティリーダーズサミット in 高知」<2020戻り鰹編>にて、「土佐しらす食堂二万匹」さんの店主である岩本梨沙さんと、ワシゃあ一緒にパネリストとして登壇さいてもうて、その後も一緒に司牡丹を酌み交わさいてもうたことがあったがよ。


ほんで、「土佐しらす食堂二万匹」さんじゃあ、土佐酒をこぢゃんと扱うてくださりよって、もちろん司牡丹も置いてくださっちゅうっちゅうことやったき、是非お店にうかがわいてもらいますっちゅうて、約束さいてもうちょったがやき。


ところがその後、コロナ禍が激しゅうなって、東京出張らあもほとんどのうなってしもうて、約束が果たせんまんまになっちょったがよ。


その間に、岩本さんは人気テレビ番組「セブンルール」に出演されたりして、「土佐しらす食堂二万匹」さんは、大人気店になっちゅうっちゅうウワサが聞こえてきたがやき。


その後、今年の5月20日、「土佐しらす食堂二万匹」さんのスタッフの方と常連のお客様らあが10数人ばあで、司牡丹の酒蔵見学にお越しいただき、ワシがご案内さいてもうたがよ。


そんな流れがあり、久々に岩本さんに連絡さいてもうて、この日やっと初めてお店にうかがうことができたっちゅうわけながやき。


お店は住宅街にあるきに、ちくと迷いもって、ぼっちり予約時間の18時に到着したがよ。


久々に岩本さんにお会いし、ご挨拶をさいてもうたがやけんど、いきなりこぢゃんと来店を悦んでくださり、相変わらずの明るうて元気なハチキンっぷりやったがやき。


お店の壁面にゃあ、ズラリと土佐酒のメニューが貼り出され、司牡丹は「船中八策」(超辛口・純米酒)と「司牡丹・土佐麗」(純米吟醸酒)と「かまわぬ」(きもと純米酒)が掲示されちょって、まっことありがたいことながよ。
写真3  壁面メニュー

ワシがこの日最初のお客さんやって、早速カウンターに座らいてもうて、まずはとりあえずのビールをいただきもって、いろいろメニューを拝見さいてもうたがやき。









まずは「つきだし」二品が登場したがやけんど、フワッフワの「しらす」と、高知名物「トコロテンの出汁掛け」に、しらすと小夏を乗せたもんやったがよ。
2023.7.14写真5  つきだし












チビチビいただきゃあ、高知(安芸市産)のしらすの美味しさを、あらためて実感さいてもうたがやき。
写真4  カウンター

しかも、やっぱしこの美味しさは、ビールやのうて日本酒の方が引き立つっちゅうことに気づかいてもうたがよ。









ちゅうことで早速、まずは「司牡丹・土佐麗」を注文さいてもうたがやき。
写真6  土佐麗

杯は自分で選べるシステやって、そん中にゃあ「可杯」の天狗杯やヒョットコ杯らあもあったけんど、ワシゃあ杯の中にシロクマがおるがを選ばいてもうたがよ。


ちなみに、こちらのお店の料理は、全てにしらすを使うちゅうっちゅうがやき。






注文さいてもうた「茄子の煮浸し」にも、「ポテトサラダ」にも、しらすが入っちょって、高知名物キュウリ丸ごと使いの「ちくきゅう」にゃあ、しらすマヨネーズが添えられちょったがよ。
写真7  茄子煮浸し、ポテトサラダ写真8  チクキュー












そうこうしゆううちに、次々とお客様が来店され、いつの間にかカウンターもテーブル席も満席になっちょったがやき。


皆さん、岩本さんとこぢゃんと親しげに会話され、常連のお客様が多かったようなけんど、フラッと立ち寄ったお客様らあもおって、初来店の外国人の方らあもおられたがよ。


ワシのお隣にゃあ、司牡丹の酒蔵見学にも来られた常連の女性の方と、もう一方にゃあ初来店の外国人客の方が座られたがやき。


岩本さんは、初来店の外国人の方にこぢゃんと流暢な英語で親しげに会話され、料理の説明をされよったがよ。


ちなみに岩本さんによりゃあ、外国人の方にゃあしらすの目玉がダメやっちゅう方が少のうないらしいがやき。


今回はどうするろうかと思いよったら、うまいことしらすの目玉が分からんような料理を紹介されよったがよ。


あくまで「しらす食堂」やき、しらすを抜くっちゅうこたぁせんがが、岩本さんの矜恃やっちゅうことながやき。


ワシゃあ、「土佐麗」を周りのお客様らあに注ぎまくり、一緒に酌み交わさいてもうたがよ。


初来店の外国人客の方にも注がいてもうて、喜ばれたがやき。


続いては「船中八策」を注文さいてもうて、さらにガンガン、周りの方々らあと酌み交わさいてもうたがよ。
写真9  船中八策












メニューに「鰹のタタキ」があったき、この土佐の大定番人気メニューに、どうやってしらすをからませるがやろうと思うて注文さいてもうたら、ポン酢が「しらすポン酢」やっちゅうことやったがやき。
2023.7.14写真10  鰹のタタキ

このしらすポン酢の鰹のタタキが、予想を超えてくる美味しさやって、「船中八策」が進みまくりで、お銚子を次々に追加しまくりになったがよ。


さらに周りの皆さんに注ぎまくり、一緒になって盛り上がりまくりゆううちに、ワシゃあお土産を持ってきちゅうがをフト思い出いて、岩本さんに高知県産の「青のり」(スジアオノリ)のお土産をお渡ししたがやき。



岩本さんは大悦びで、早速この「青のり」をサッと炙って、しらすと和えて、皆さんに提供してくれたがよ。
写真11  炙り青のりしらす

これがこぢゃんと香ばしゅうてメチャクチャ絶品で、さらにさらに「船中八策」が進みまくったがやき。









21時近うなった頃、ワシゃあ立派な酔っぱらいになっちょったき、〆に「土佐しらす食堂二万匹」名物「禁断のしらすバター丼」(ハーフ)をお願いしたがよ。
写真12  禁断のしらすバター丼












また、「フグヒレ酒」ならぬ「しらす酒」も名物やっちゅうき、こちらもラストに注文さいてもうたがやき。
写真13   しらす酒
しらすの上から熱燗をかけたがが、「しらす酒」やっちゅうがよ。


これが、意外に美味しゅうて、ある意味「酒と肴」がいっぺんに摂取できるっちゅう逸品ながやき。








「禁断のしらすバター丼」は、そりゃあ当然絶品中の絶品やったがやけんど、検診でいろんな数値がひっかかりまくりの還暦オジサンにゃあ、マジの「禁断」やき、ハーフサイズで充分過ぎるっちゅうもんながよ。
写真14  お吸い物

こうして、3時間半ばあ飲みっぱなし盛り上がりっぱなしで、立派過ぎるばあ立派な酔っぱらいになってしもうたワシゃあ、21時半ばあにゃあ帰路につかいてもうたがやき。









岩本さん!美味しゅうて楽しい素晴らしい一時を、まっことまっこと、ありがとうございました!
写真15  岩本さんと竹村







また絶対に近いうちに、うかがわいていただきますぜよ!














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2023年07月13日

兵庫県お取引先回りと芦屋「いちえ」で司牡丹の会ぜよ!

7月6日(木)は、芦屋市の居酒屋「いちえ」さんにて、司牡丹を楽しむ会が開催されるっちゅうことで、伊丹空港に飛んだがやき。


空港に、日本名門酒会本部・株式会社岡永さん営業の岩本さんが迎えに来てくださり、まずは兵庫県のお取引先回りながよ。


コロナ禍じゃあ全くうかがうことができんかったき、おそらくどちらのお店も4年ぶりばあながやき。


まずは神戸市北区の「すずらん吉田商店」さんにうかがい、その後は昼食をいただき、お次は中央区の「シマヤ酒店」さんにうかがい、続いては兵庫区の「酒の美味小家てらむら」さんにうかがい、最後に芦屋市の「倉橋商店」さんにうかごうたがは、17時半になっちょったがよ。
写真1  すずらん吉田商店











写真2  シマヤ酒店写真3  倉橋商店











「いちえ」さんにお酒を納入されゆう倉橋さんは、残念ながら会にゃあ参加できんけんど、宜しゅうお願いいたしますっちゅうて、頭を下げられたがやき。
写真4  いちえ

18時半ばあに会場の「いちえ」さんに到着したら、司牡丹営業の下元くんも到着しちょって、ワシゃあ店主の越山さんにご挨拶さいてもうたがよ。


越山さんは、元は「倉橋商店」さんのスタッフやって、その後独立されて「いちえ」さんをオープンされ、今や芦屋じゃあ超繁盛店となっちゅう、海鮮料理と日本酒(日本名門酒会オンリー!)のお店ながやき。



今回用意さいてもうちゅう以下の司牡丹7アイテムが、冷蔵庫にビッチリ保管されちょったがよ。
写真5  司牡丹ズラリ
⚫️「司牡丹・花と恋して」(純米吟醸酒)
⚫️「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)
⚫️「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)
⚫️「司牡丹・黒金屋」(本年度金賞受賞・大吟醸原酒)
⚫️「司牡丹・土佐の超辛口・零下生酒」(超辛口・本醸造生酒)
⚫️「司牡丹・龍馬からの伝言・日本を今一度せんたくいたし申候」(超辛口・純米酒)
⚫️「司牡丹・山柚子搾り」(リキュール)



この日の参加者は25名っちゅうことで、ウワサじゃあメチャクチャ飲むお客さんだらけやっちゅうことやき、1人あたり5合近うが用意されちょったがやき。


スタート予定時間の19時にゃあ、まだちくと遅れちゅう方々が多いようやったき、とりあえず来られちゅう皆さんにゃあ生ビールでも飲みもって、お待ちいただいたがよ。


19時20分ばあにほぼ皆さん集まられたき、まずは店主の越山さんのご挨拶で開会したがやき。
写真6  店主越山さん


ほんで、ワシからご挨拶をさいてもうて、まずは乾杯酒の「司牡丹・花と恋して」(純米吟醸酒)について、朝ドラ「らんまん」に絡めて説明さいてもうて、こちらのお酒をワシと下元くんで皆さんに注いで回ったがよ。


ワシの発声にて、みんなあで声高らかに「かんぱ〜い!」したがやき。


アチコチから、「おいし〜い!」「華やか!」っちゅう声が聞こえてきたがよ。


しばし皆さんに、飲んで食べて語り合うていただき、早速続いてのお酒、「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)について、ワシから紹介さいてもうて、再びワシと下元くんで、皆さんに注いで回らいてもうて、もちろんワシもいただいたがやき。


これまた大好評で、アチコチからお代わりの声が上がったがよ。


またしばし飲んで食べて語り合うていただき、お次は「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)について、ワシが紹介さいてもうて、ワシと下元くんで皆さんに注いで回り、またまたワシもガンガンいただいたがやき。
写真7  カウンターのお客様写真8  テーブル席のお客様












ワシの説明に、「食中酒の最高峰!」っちゅう言葉があって、皆さんからは「確かに食事に合う!」「刺身とやったら抜群!」っちゅう声をいただいたがよ。


続いては、本日のスペシャルで、本年度全国新酒鑑評会最高位金賞受賞酒、「司牡丹・黒金屋」(本年度金賞受賞・大吟醸原酒)をワシから紹介さいてもうて、ワシと下元くんで注いで回らいてもうたがやき。


皆さんからは、「メッチャフルーティー!」「最高っ!」っちゅう声が次々にあがったがよ。


さあそっから後は、いろんなお酒のお代わりが来たり、アチコチから質問が出たりして、ワシと下元くんはアッチコッチに移動しまくりもって、皆さんとガンガン酌み交わしもって、大盛り上がりとなったがやき。


さらにその後は、「司牡丹・土佐の超辛口・零下生酒」(超辛口・本醸造生酒)、「司牡丹・龍馬からの伝言・日本を今一度せんたくいたし申候」(超辛口・純米酒)と、同様にワシの説明の後、皆さんに注いで回らいてもうて、さらに盛り上がりまくったがよ。


いろんなお酒のお代わりが次々に入り、ワシと下元くんで注いで回りまくりゆううちに、21時過ぎばあになりお料理も全部出されたようやったき、ラストのデザート酒、「司牡丹・山柚子搾り」(リキュール)についてワシから説明さいてもうて、皆さんに注ぎ回らいてもうたがやき。


特に女性の皆さんに大好評で、「凄くおいしい!」「メッチャ爽やか!」っちゅう声が次々にあがったがよ。


さて、21時20分ばあになって、最後にお楽しみ抽選会の景品に、土佐の代表的お座敷遊び、司牡丹の「可杯(べくはい)」が当たるっちゅうことで、ワシからまずその遊び方の説明をさいてもうて、お店の「可杯」を使うて、実際に実演さいてもらうことになったがやき。


ワシが「ベロベロの神様の歌」を歌わいてもうて、皆さんにゃあ手拍子をお願いしたがよ。


「ベロベロの〜神様は〜 正直な神様よ〜 おささの方へとおもむきゃれ〜 ソレおもむきゃれ〜……」


いきなり「天狗杯」が当たり、その方にゃあ当然この杯になみなみと司牡丹を注いで、グイッと杯をあおっていただき、ヤンマの拍手喝采、大盛り上がりとなったがやき。
写真8  可杯で天狗当たる写真9  天狗杯イッキ!

ちゅうことで、そんな「可杯」が当たる抽選会は、土佐のお座敷遊びのひとつ、「集合拳」にて実施さいてもうたがよ。









ワシから簡単にルールを説明さいてもうて、早速「グーをもって集合!」っちゅうてスタートしたがやき。
写真11  集合拳で抽選

「じゃんけん……チョキ抜け!」っちゅうたら、チョキを出した方々が脱落し、お次に「じゃんけん……グー抜け!」っちゅうたらグーを出した方々が脱落し……ちゅう具合に人数を減らいていき、3〜4人ばあになった頃、「じゃんけん……パー飲み!」っちゅうて、最後にパーを出した方に杯をキュッとあおってもうて、その方に景品を贈呈さいてもうたがよ。


何度かこの「集合拳」抽選会を繰り返し、会場は熱気ムンムンのヒートアップ状態となって、皆さん大盛り上がりに盛り上がったがやき。


こうして、22時ばあに大団円のお開きとなったがやけんど、帰り際にゃあ皆さんから口々に「メッチャ楽しかった!」「また絶対に来てください!」っちゅう声があがりまくりで、近いうちに「いちえ」さんにツアーを組んでもうて、司牡丹見学に高知に行きましょうっちゅう話になって、さらにさらに盛り上がりまくったがよ。


ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございました!


是非ツアーを組んでいただき、土佐の高知でまた皆さんとガンガンに酌み交わせる日を、こぢゃんと楽しみにしちょりますぜよ!


こうして、満開満面全身笑顔の皆さんが、ちくと千鳥足でお帰りになり、22時15分ばあからは、別件の仕事から戻られた岩本さんとワシと下元くんで、お疲れ様の打ち上げをさいてもうたがやき。


ワシも下元くんも何ちゃあ食べんまんま、飲みまくりやったもんやき、ちくと記憶はアヤフヤやけんど、いただいたお料理がメッチャ美味しかったことだっけは、キチンと記憶に残っちゅうがよ。
写真12  打ち上げ懇親会料理






越山さんを筆頭の「いちえ」さんの皆さん、そして岩本さん、素晴らしい会をセッティングしていただき、まっことありがとうございましたぜよ!














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司牡丹酒造株式会社
  
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2023年07月12日

【拡散希望!】あらためて今一度!映画「おきゃく(OKYAKU)」ご支援のお願いぜよ!

7月3日(月)は10時半から、高知県酒造組合理事長としてのワシの、映画「おきゃく(OKYAKU)」のインタビュー撮影が、司牡丹酒造の一号蔵にて行われたがやき。


この前日の7月2日(日)は、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう「土佐学協会」主催の最後の「土佐学大会」が、料亭「濱長」さんにて開催され、そん中で「dancyu」の植野編集長さんに講演していただき、懇親会としての「大おきゃく」にもご参加いただき、映画「おきゃく(OKYAKU)」の撮影も行われたがよ。


そんな流れで、翌日の3日(月)に、今度は高知県酒造組合理事長として、ワシのインタビュー撮影となったっちゅうことながやき。


ちなみに7月1日(土)にゃあ、料亭「得月楼」さんにて撮影が行われ、6月にゃあ土佐伝統食の生き字引的存在、松淳子先生のインタビュー撮影も行われちょって、順調に撮影は進みゆうがよ。


ところで、あらためて映画「おきゃく(OKYAKU)」たぁ何かっちゅうたら、土佐の高知の「おきゃく」(土佐流宴席)文化の大ファンであり、「土佐のおきゃくPR大使」であり、「高知の食」PRの委嘱状も知事さんから手渡されちゅう、食いしん坊雑誌「dancyu」の植野編集長さんが発起人となり、企画されたもんながやき。
写真1  映画おきゃくチラシ2023.7.12写真2  チラシ裏面

植野編集長さんは、高知県の「おきゃく」文化を、世界に誇るべき素晴らしいおもてなし文化の原点やと断言され、この「おきゃく」文化を世界に広めるために、「おきゃく(OKYAKU)」っちゅうドキュメンタリー映画を高知県の皆さんと共に制作し、世界中に発信していきましょうっちゅうことながよ。


ちなみに監督の風間直美さんは、BSフジで放送中の「日本一ふつうで美味しい植野食堂」のプロデューサーでもあり、海外の映画祭らあにもドキュメンタリー映画を出品し、いくつかの賞も受賞されちゅうっちゅう、気鋭の映画監督ながやき。


つまり、「おきゃく」文化の上っ面だっけやのうて、その根底にある精神性まで垣間見える作品となるこたぁ間違いなしながよ。


ほんで、高知県酒造組合理事長として、この映画制作の発起人会にワシも名を連ねさいてもうちょって、「映画『おきゃく(OKYAKU)』実行委員会」の副会長にも就任さいてもうちゅうがやけんど、こりゃあ単に高知県酒造組合の理事長やからやとかっちゅうことやのうて、このコロナ禍の長期化で、土佐の高知の一番のウリやったはずの、「食が美味しい!酒が旨い!人が明るい!そして世界一宴が楽しい酒国土佐!」の大切な一角が崩れる……つまり世界一楽しい「おきゃく」文化が、消え去ってしまうかもしれんっちゅう危機感の方が強いがやき。


コロナ禍となってのこの3年、返杯・献杯も、宴席での移動しまくりも、皿鉢料理の取り分けも、可杯や箸拳らあのお座敷文化も……土佐らしい密な宴席は何ひとつ実践できんようになってしもうて、ホンマにこのまんまやと消え去ってしまう、マジで絶滅してしまうかもしれんがぜよ!


ほんじゃきこそ、今やからこそ!映画「おきゃく(OKYAKU)」の制作を、土佐の高知の未来のためにも、この国の未来に世界一楽しい宴の文化を遺すためにも、何としたち成功させにゃあいかんっちゅう、強い使命感を抱いちゅうがよ。


こんな、ワシの念いにもし共感していただけます方は、是非是非映画「おきゃく(OKYAKU)」に、何とぞチビッとやちえいき、ご協賛をお願い申し上げますぜよ!


ご協賛についちゃあ、詳しゅうは、以下のホームページをご覧くださいや。


https://www.okyakumovie.com/


ちなみに、ご協賛は個人は一口1万円から、法人は一口10万円からで、ご協賛いただいた方で希望者は、映画のエンドロールに名前や法人名が掲載されるがやき。


なお、このエンドロール掲載の特典付きの協賛募集は、令和5年3月末日にていったん締め切りとさいていただいちょったがやけんど、コロナ禍で撮影が遅れまくったことや、まだちくと協賛金が足りんっちゅうこともあり、しばらくはエンドロール掲載の特典付き協賛を募集することになったがよ。


そのかわり、令和5年3月末の最初の締め切りまでにご協賛いただいた皆さんは、エンドロールの特別枠として、スペシャルな扱いで掲載さいていただく予定やっちゅうがやき。


いずれにしたち、この映画が実現すりゃあ、世界一楽しい宴を求めて、世界中から土佐に殺到するっちゅう夢のような話を、現実に引き寄せることになるはずながやき、そんな土佐の高知の歴史に残る映画のエンドロールに、名前を刻むチャンスやっちゅうことながよ。


是非とも映画「おきゃく(OKYAKU)」にご協賛いただけましたら、さらにアチコチに情報拡散していただけましたら幸いながやき。


さて、ワシのインタビュー撮影についてやけんど、司牡丹の一号蔵に2つの椅子を用意して、植野編集長さんのインタビューに答えるカタチで実施されたがよ。


植野編集長さんの質問は、土佐酒の個性についてや、土佐の「おきゃく」の幼少体験についてや、なかなか多岐にわたったがやき。


ワシが考える、土佐の「おきゃく」らしさ、ただの宴会との違い、「なかま」文化らあについても、いろいろ語らいてもうたがよ。


また、一号蔵内にズラリと並ぶホーローの貯蔵タンクを眺めもって、ワシと植野編集長さんが歩くシーンを、貯蔵タンク越しに撮影したりもして、なかなかカメラアングルらあにもこだわっちょって、単純なテレビ取材たぁ違うドキュメンタリー映画やっちゅうことがよう分かったがやき。
写真3  司牡丹一号蔵










さらに、ワシと植野編集長さんの久々の出会いのシーンを、玄関の酒林の前で撮影したがやけんど、これまたカメラアングルらあにこだわっちょって、同じシーンをカメラの位置を変えて、何度も撮影したりして、なかなか映画の撮影っちゅうんは大変ながやっちゅうことも、よう分かったがよ。
写真4  玄関の杉玉

結局、10時半に来られた植野編集長さんと風間監督さんと撮影スタッフの方々が、撮影を終えて帰られたがは、14時頃やったがやき。


昼食も食べんと3時間半も、まっことお疲れ様でした。ありがとうございました。


これからまだ1年以上かけて、高知県内のアチコチで撮影が行われる予定やろうき、何とぞ宜しゅうお願い申し上げます!


さて最後に、再度掲載さいていただきますけんど、映画「おきゃく(OKYAKU)」についての詳細や協賛らあについちゃあ、以下のサイトにアクセスし、ご覧いただけましたら幸いながぜよ。


https://www.okyakumovie.com/













土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
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2023年07月11日

「土佐学協会」主催、最後の「土佐学大会」ぜよ!【後編】

7月2日(日)は、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう「土佐学協会」(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)主催の第17回「土佐学大会」が、料亭「濱長」さんにて開催されたがやき。


今回の総会にゃあ、「土佐学協会の解散について」の議案が提出されちゅうき、今回が最後の「土佐学大会」となるっちゅうことながよ。


ほんで、15時からは「土佐学協会・令和5年度・第17回総会」が開催され、16時からは「dancyu」植野広生編集長さんの講演、「土佐のおきゃくの魅力とは?」と、理事長のワシとの対談らあが行われたがやけんど、このあたりについちゃあ、昨日のblogFacebookの「前編」をご参照いただきたいがやき。


ほんで、実はこの講演や対談らあの間に、映画「おきゃく(OKYAKU)」の風間監督さんとスタッフの方々らあが、「濱長」さんの「皿鉢料理」の調理風景や、完成した「皿鉢料理」らあを撮影されよったがよ。
写真1  皿鉢料理の撮影

ちなみに今回「濱長」さんにお願いした「皿鉢料理」は、昔ながらの伝統的なタイプをお願いしたがやき。









まずは、「生」(刺身盛り合わせ)がドカンと登場し、「鯖の姿寿司」らあも盛り込まれた「組物」にゃあ羊羮らあも入っちょって、さらに「鰹のタタキ」は薬味タップリでポン酢にヒタヒタで鰹が見えんっちゅう昔ながらの懐かしい盛り方やって、さらに「素麺」があるがも、爽やかで嬉しいかぎりながよ!
写真2  刺身盛り写真3  組物











写真4  鰹のタタキ写真5  素麺













さて、最後の「土佐学大会」の「懇親会」は、「大おきゃく」として開催っちゅうことで、18時前ばあにゃあ準備万端整うて、理事の長崎さんの司会にて開会したがやき。
写真6  長崎さん司会

ほんで、理事長のワシからご挨拶をさいてもうたがよ。


ワシからは、映画「おきゃく(OKYAKU)」の撮影が入るきに、映画に顔出しがNGな方にゃあ「しばてん手ぬぐい」を被っていただきますきに手を挙げてくださいっちゅうたら、誰っちゃあ手を挙げいで、皆さん爆笑やったがやき。


ほんで、「土佐学協会」の活動から誕生した、「司牡丹・日土人(ひとびと)」(永田農法・純米酒)をみんなあで注ぎ合うていただき、このお酒にて乾杯ながよ。


乾杯のご発声は、「濱長」さんの濱口女将さんにお願いし、60名が声高らかに「かんぱ〜い!」したがやき。
写真7  女将さん乾杯












ちなみに「日土人」以外にも、司牡丹人気ナンバーワンの「船中八策」(超辛口・純米酒)、朝ドラ「らんまん」で人気爆発中の「司牡丹・花と恋して」(純米吟醸酒)、司牡丹の浅野杜氏イチオシの「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)、海外で大ヒット中の「司牡丹・山柚子搾り」(リキュール)らあが、次々と出されたがよ。
写真8 司牡丹5アイテム











いきなり宴席は、大盛り上がりになったがやき。
写真9  ワイワイ宴席











そんな中で、これまで長年事務局を担当していただいた清原先生に、理事長のワシから御礼として、司牡丹の本年度全国新酒鑑評会の金賞受賞酒「司牡丹・大吟醸・黒金屋」(大吟醸原酒)を贈呈さいてもうて、拍手喝采やったがよ。
写真10  清原先生に贈呈

清原先生!長年、まっことまっことありがとうございましたぜよ!







さて、しばし宴席が盛り上がったら、続いては唯一人の土佐芸妓、由喜千代さんの美しい舞いが披露されたがやき。
写真11  由喜千代さん舞い


皆さん、特に県外から来られた方々は、写真や映像を撮りまくりやったがよ。









お次は、由喜千代さんが「しばてん手ぬぐい」を配りまくり、会場の皆さん参加型での「しばてん踊り」の披露ながやき。
写真12  しばてん!2023.7.11写真13  しばてん踊り












10人を超える「しばてん」が出現し、「チャチャ〜ッ!」っちゅうて踊る姿は、なかなかの圧巻やったがよ。


そんな合間にも、植野編集長さんは、会場のアチコチを回られ、映画の撮影のインタビューらあも行われよったがやき。
写真14  植野編集長インタビュー











続いては、いよいよオトロシイ土佐のお座敷遊び、「可杯(べくはい)」の出番ながよ。
写真15  可杯


勇気ある8名のツワモノが舞台に上がり、由喜千代さんの進行にて、「可杯」遊びがスタートしたがやき。








写真16  可杯遊び

映画の撮影以外にも、会場の皆さんも撮影のために周囲を幾重にも取り囲んだ中で、「ベロベロの神様の歌」が歌われ、大盛り上がりとなったがよ。


いきなり銀座のバー「CACOI」の大場さんに「ひよっとこ杯」が当たり、飲むタイミングが分からんもんやき、「こーんな遅いの見たことない!ソレもう一杯!ソレもう一杯!」の洗礼を受け、大爆笑の渦に包まれたがやき。




その後は、郷土寿司研究家の岡田さんにゃあ「天狗杯」が当たり、さらに大盛り上がり!
写真17  岡田さん天狗!

映画的に考えりゃあ、当然植野編集長さんにも飲んでもらわにゃあっちゅうことで、「可杯」遊びの締めは、植野編集長さんの「天狗杯」イッキで、さらに大盛り上がりやったがよ。







写真18  植野編集長天狗!











お次は、さらにオトロシイ「菊の花」遊びながやき。
写真19  菊の花遊び写真20  竹村菊の花












ここにゃあワシも参加さいてもうたがやけんど、「ベロベロの神様」のイジメに合うて、ワシゃあ10杯ばあが当たってしもうて、その杯を全て空けさいてもうて、さらに会場は盛り上がりまくりになったがよ。


続いては、最も伝統的な「はし拳」遊びながやき。


こちらは、「株式会社わらびの」の智子さんが、マンボウの帯にて登場され、由喜千代さんとの対決で盛り上がったがよ。
写真21  智子さんがはし拳

由喜千代さんが勝者となり、「土佐はし拳協会」会長のワシとしちゃあ、ここは由喜千代さんと対決せにゃあいかんっちゅうことで、争わいてもうて、無事勝たいてもうたがやき。


お次は、「濱長」さんのみの幻の伝統芸、「おしぼり芸」が、大女将さんと女将さんとの親子ペアにて披露され、これまた周りにゃあ撮影隊が人だかりとなって盛り上がり、拍手喝采やったがよ。


ここでお時間は、既に20時となっちょって、「マキノジン」プロデューサーのバー「クラップス」の塩田さんと、銀座のバー「CACOI」の大場さんが夢の共演で、「マキノジン」のカクテルを作ってくださったがやき。


このカクテルにも人だかりとなって、皆さんに大人気となったがよ。


終了予定時間の20時半にゃあ、「濱長」さんのスタッフが皆さんに鳴子を配りまくり、フィナーレは「よさこい鳴子踊り」の乱舞となって、大盛り上がりに盛り上がったがやき。


この大おきゃくの締めは、そりゃあ植野編集長さんしかおらんっちゅうて、お願いしょうとしたら、トラブルの電話中やっちゅうことやったき、ほいたらっちゅうことで、映画「おきゃく(OKYAKU)」の風間監督さんにも一言をいただき、さらに撮影のカメラマンの方にも一言をいただき、その撮影は濱口女将さんが担当し、会場は爆笑やったがよ。


そうこうしゆううちに、植野編集長さんが戻られ、締めのご挨拶をいただき、拍手喝采の中、大団円のお開きとなったがやき。


まっこと、「土佐学協会」にふさわしい、一切湿っぽさのない、明るうて楽しゅうて大盛り上がりの、最後の「土佐学大会」やったがよ。


ご参加いただきました皆さん、植野編集長さん、風間監督さんをはじめとする映画「おきゃく(OKYAKU)」の撮影スタッフの皆さん、料亭「濱長」の皆さん、そして「土佐学協会」の理事・監事・会員の皆さん、まっことまっことありがとうございました!


「土佐学協会」の17年間を支えていただき、心から感謝申し上げますぜよ!
















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2023年07月10日

「土佐学協会」主催、最後の「土佐学大会」ぜよ!【前編】

7月2日(日)は、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう「土佐学協会」(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)主催の第17回「土佐学大会」が、料亭「濱長」さんにて開催されたがやき。
2023.7.10写真1  濱長写真2  入口の七夕飾り













今回の総会にゃあ、「土佐学協会の解散について」の議案が提出されちゅうき、今回が最後の「土佐学大会」となる予定ながよ。


まずは14時ばあにゃあ理事メンバーやお手伝いの会員の皆さんらあにも集まっていただき、会場の準備やセッティングらあをしたがやき。


今回の講師、「dancyu」の植野編集長さんは、ドキュメンタリー映画「おきゃく(OKYAKU)」の風間監督さんや撮影スタッフの皆さんらあと共に既に会場入りされちょって、「濱長」さんの濱口女将さんのインタビュー撮影らあをされよったがよ。


15時にゃあ、11名の協会会員メンバーが集まり、「土佐学協会・令和5年度・第17回総会」のスタートながやき。
写真3  総会写真4  総会2













ワシらあのこの1年間の集大成、「土佐学年報・第17号」(〜たまるか!土佐がはみかえる〜)も完成しちょって、今回の「総会」資料らあと共に会員の皆さんに配布されたがよ。


ちなみに今回は、協会の予算が足りいで印刷費が出んかったき、初のコピーでの製本やったけんど、過去の様々なイベントでの皿鉢料理の画像がズラリの表紙やって、ラストにふさわしい派手さがあって、なかなか良かったがやき。


年報の表紙をご担当いだきました松田さん、そして年報の編集・製本らあをご担当いただきました清原先生、まっことありがとうございましたぜよ!


さて「総会」は、まずは理事長のワシのご挨拶からスタートしたがよ。
写真5  理事長挨拶写真6  土佐学年報
お次は議長選出で、ワシが議長を務めさいていただくことになり、審議を進めさいてもうたがやき。


まず会員の状況について。


令和5年3月31日現在の会員数は、個人会員46名、賛助会員9団体やったがよ。


続いては、令和4年度事業報告と収支決算報告。


事務局の清原先生から報告があり、監事の藤戸さんから監査報告があり、令和4年度事業報告と収支決算報告は無事承認されたがやき。
写真7  総会風景

その後は、令和5年度事業計画(案)と収支予算(案)。


この後に「土佐学協会の解散について」の議案が審議されるがやけんど、解散を前提に、令和5年度はもう1回のニュースレターの発行と、「土佐学年報・第17号」の発送らあがあり、これについちゃあ会員の皆さんから令和5年度の会費は徴収せんと、前期繰越金にて何とか対応するっちゅう報告が清原先生からあったがよ。


また、それらあの費用分を差し引いても、28801円が残金として残るけんど、この後の「土佐学大会」参加者の皆さんからいただく会費の残金と、理事メンバーからの寄付を加えて何とか10万円にして、映画「おきゃく(OKYAKU)」に寄付し、映画のエンドロールに「土佐学協会」の名を刻みたいっちゅう報告をさいてもうたがやき。


これらあについても、無事ご承認いただけたがよ。


最後に「土佐学協会の解散について」で、創設者の成田先生が昨年ご逝去されたことや、事務局の清原先生が仕事の都合で令和5年度限りで退会せざるを得んなったことらあにより、令和5年7月31日をもって解散することを報告さいてもうたがやき。


また、令和5年度の会計についちゃあ、令和5年7月31日付で終了し、会計監査についちゃあ、理事会で責任を持って実施するけんど、会員にゃあ報告はせいで、もし問い合わせがありゃあ、旧事務局が随時回答する(令和6年2月28日まで)っちゅう報告が、清原先生からあったがよ。


これまでの書類らあについちゃあ、令和6年2月28日までは旧事務局で保管するけんど、個人情報の関係もあるき、期限をもってシュレッダーで処理するっちゅう報告もあったがやき。


こちらについても、無事承認となったがよ。


またワシから、これまで「土佐学協会」が中心となって開催してきた、「土佐の酢みかん文化」や「土佐寿司文化」らあの伝統食関係の活動らあは、今年内に設立を予定しちゅうNPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」に引き継がいていただくっちゅうお話らあをさいてもうたがやき。


ほんで、皆さんに配布さいてもうちゅう、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」の資料らあについて、ちくと説明さいてもうたがよ。


続いて、各研究会の研究会報告についちゃあ、「土佐学年報・第17号」に掲載されちゅうき、こちらをご覧いただくっちゅうことで、研究会報告とさいてもうたがやき。


こうして「土佐学大会・第17回」前半の「令和5年度総会」は、15時半ばあにゃあ無事終了となったがよ。


最後の総会にご参加いただきました会員の皆さん、長年に渡り活動を支えていただき、まっことありがとうございました!


この後は、いよいよ一般の皆さんの受付開始ながやき。


続々と参加者の皆さんがお越しになり、わざわざ東京から来られた方々らあも何名もおられ、総勢60人が集まられたがよ。
写真8  60人の参加者












ほんで、16時から講演会がスタートし、まずは理事長のワシから、ご挨拶をさいてもうたがやき。
写真9  植野編集長講演スタート

またワシからは、これまで「土佐学協会」が中心となって開催してきた、「土佐の酢みかん文化」や「土佐寿司文化」や「おきゃく文化」らあの伝統食関係の活動らあは、今年内に設立を予定しちゅうNPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」に引き継がいていただくっちゅうお話らあもさいてもうたがよ。


ほんで、皆さんに配布さいてもうちゅう、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」の資料らあについて、ちくと説明さいてもうたがやき。


続いてワシから、講師の「dancyu」植野広生編集長さんを簡単にご紹介さいてもうて、「土佐のおきゃくの魅力とは?」っちゅうテーマにて、早速植野編集長さんの講演がスタートしたがよ。
写真10  植野編集長講演風景

植野編集長さんがまだ若い頃、40年ばあ前に高知に初めて来た際、巨大な体育館みたいなところで、昼間っから大勢が飲んで食べて語り合うて、酒を酌み交わしまくる、「大おきゃく」を体験して衝撃を受けたがが、土佐の「おきゃく」の初体験やっちゅうがやき。


以来、高知県の魅力にどっぷりハマってきたがやけんど、ヨソもんやからこそ、より素晴らしさが見えるっちゅうこともあるっちゅうがよ。


高知県の魅力のひとつに土佐酒があるけんど、もし「全日本ダラダラ飲める日本酒選手権」っちゅうんがあったら、土佐酒が優勝するろうっちゅうがやき。


そればあ土佐酒は、ダラダラといつまでも飲み続けられる酒質やっちゅうがよ。


土日で高知に来た際、滞在時間26時間中、18時間飲みよったこともあるっちゅうがやき。


ほいたら、植野編集長さんがちくと咳き込まれ、「酒が欲しい」っちゅうことやったき、この後の「おきゃく(懇親会)」用のお酒、「司牡丹・花と恋して」(純米吟醸酒)を1本用意さいてもうて、ワシからグラスに注がいてもうたがよ。


植野編集長さん、早速キュッと飲まれ、ご機嫌さんになっちょったがやき。
写真11 花と恋してを飲みながらの講演

さて講演に戻り、とにかく高知県人は、酒以上に酒を楽しむ場が好き、人と人がつながる場が好きながやっちゅうがよ。


この度のドキュメンタリー映画「おきゃく(OKYAKU)」の撮影をしだいてから、さらにもっと奥深いもんがあることにも気づいたっちゅうがやき。


また、土佐の「皿鉢料理」にゃあ、高知の全てが詰まっちゅうがやないかっちゅうがよ。


以前、ロバート・キャンベルさんとトークイベントで対談した際、キャンベルさんは、飛行機で高知県上空にさしかかった時、上から見たら濃い緑の山々や川、青い海……それらあを見て、「皿鉢が見える!」っちゅうたっちゅうがやき。


以来、高知県に帰るたんびに、上空から皿鉢が見えるような気になっちゅうっちゅうがよ。


全員参加型で、誰やち楽しめて、そこにゃあ季節も盛り込まれちょって……ちゅうんが皿鉢料理やっちゅうがやき。


松淳子先生に寿司を作ってもろうた時、かつてはお米がご馳走やったっちゅうお話をうかごうたことがあるっちゅうがよ。


お米っちゅう日本の食文化の基本があり、それをいただけることが有り難いと思うっちゅう精神まで、皿鉢料理にゃあ込められちゅうがやないかっちゅうがやき。


そんなお米でできた日本酒が好きで大酒飲みが多いと聞いて、高知県に初めて来た県外人が、宴席で最初に驚くがは、杯がちんまいことやっちゅうがよ。


つまり高知県人は、単にたくさん飲みたいがやのうて、たくさん酌み交わしたいがやっちゅうことで、これが「おきゃく」の精神やないろうかっちゅうがやき。


「人と」が重要で、とにかくハッキリたぁよう分からんけんど、素晴らしさが詰まっちゅうんが「おきゃく」やっちゅうがよ。


さらに、植野編集長さんが映画「おきゃく(OKYAKU)」でやりたいことは、「継承」と「発信」やっちゅうがやき。


このコロナ禍の約3年、高知で「おきゃく」をやったち、手がベチョベチョにならん(つまり献杯・返杯がないき酒が手につかん)、手が乾いちゅうががまっこと悲しいっちゅうがよ。


たかだか3年ばあで、手が乾いてしまう、つまり継承が途絶えてしまいそうなことが、まっこと悲しいっちゅうがやき。


そんな「おきゃく」文化を継承し遺すために、映画っちゅうカタチが、ふさわしいっちゅうがよ。


映画っちゅうカタチにすりゃあ、未来に遺るっちゅうがやき。


けんど、単に形式とかスタイルだっけやのうて、その精神をキチンと守り伝えていかにゃあ、遺っていかんっちゅうがよ。


たとえば、今も「江戸前寿司」が遺っちゅうけんど、ほいたらそりゃあ江戸時代の寿司かっちゅうたら、全く違うっちゅうがやき。


現代の人に、江戸時代のでっかい寿司を食べさいたち、美味しいたぁ思わんろうっちゅうがよ。


伝統的なもんらあで、今も遺っちゅうもんは、進化と変化を続けてきたきに遺っちゅうっちゅうがやき。


形式やスタイルやのうて、その精神を継承するっちゅうんが大事やっちゅうがよ。


ほんで、あらためて高知の皆さんにも、「おきゃくって何?」「宴会とどこが違う?」らあを考えていただきたいっちゅうがやき。


また、もうひとつ、発信もしていかにゃあ、伝統は続いていかんっちゅうがよ。


実は、土佐の「おきゃく」みたいな宴席は、植野編集長さんらあが子供の頃にゃあ、日本全国各地にあったっちゅうがやき。


それがほとんど消え去って、現代に遺っちゅうがは高知ばあのもんやっちゅうがよ。


日本全国各地で、食で町おこしをしょうっちゅう事例は山ばああるけんど、そのほとんどが、有名シェフを呼んできて、地元の食材で料理を作ってもうてイベントやって、人が集まって大成功やっちゅうような、そんな事例ばっかしやっちゅうがやき。


食文化まで考えちゃあせん、こんなやり方じゃあ継承にゃあならんっちゅうがよ。


かつての日本に全国各地にあった、「おもてなし」と「おもてなされ」の原点を、土佐の高知に来てもろうて体験してもらうっちゅうようなことが重要やっちゅうがやき。


東京は、世界中でミシュランの星の数が一番多いと言われるけんど、ミシュランの星の数らあよりか、食文化がキチンと遺っちゅうことの方が、絶対に重要やっちゅうことで、そうやきにこそ、世界に向かって映画が発信できるっちゅうことながよ。


かつて、バブルの崩壊があって、リーマンショックがあって……そんな中でいろんな文化が断絶してきちゅうっちゅうがやき。


たとえば、昔は大学や会社の先輩らあが居酒屋らあでおごってくれたりして、そんな中で酒の飲み方らあの宴席文化が受け継がれてきちょったっちゅうがよ。


それが、もはや先輩や上司が後輩や部下に、酒の飲み方すら教えることのできんような世の中になってしもうて、文化の継承は途絶えてしもうちゅうっちゅうがやき。


文化の継承が途絶えるっちゅうんは、まっこと恐ろしいことやっちゅうがよ。


映画「おきゃく(OKYAKU)」のチラシにあるキャッチコピー、「おきゃくを止めるな!」は、そういう意味で、「おきゃく」文化を継承していこうっちゅうことながやき。


現代の「おきゃく」に至るまでの思いとかも含めて、リアルな「おきゃく」を継承していこうっちゅうがよ。


ほんじゃき、皆さんの周りで、面白い「おきゃく」の場があるがやったら、是非撮影に行きたいき、情報を投げてほしいっちゅうがやき。


「おきゃく」と「宴会」の違いは何かっちゅう質問に対する答えは、映画の中で表現したいっちゅうがよ。


いまの段階でひとついえることは、「おきゃく」においちゃあ、「もてなし」と「もてなされ」が渾然一体となっちゅうことやっちゅうがやき。


普通は、もてなす側ともてなされる側は、明確に分かれちょって、特に海外らあじゃあホストとゲストっちゅう具合に、より明確やっちゅうがよ。


ところが「おきゃく」の場じゃあ、宴会が始まって10分も経ちゃあ、みんなあが席を立って移動しまくって酌み交わしまくり、もてなす側ももてなされる側も、一体となって楽しみもって盛り上がるっちゅうがやき。


こんな融合文化は、世界的にみたちこぢゃんと独特で珍しい、まっこと素晴らしい文化やっちゅうがよ。


こんなあたりを映画の力で、世界に発信したいっちゅうがやき。


「おきゃく」と「宴会」の違い……現時点での仮説はあるけんど、高知県人の皆さん1人ひとりが、県外の人にこの説明ができるっちゅうことも大事なことやないろうかっちゅうがよ。


高知県人みんなあが、もしこの説明ができりゃあ、一層「おきゃく」文化は広がっていくろうし、高知県人である皆さん自身にとったち、あらためて再認識できることになるろうっちゅうがやき。


高知県人のホスピタリティーの源、素敵なおせっかい、「おきゃく」文化を、継承・発信していくために、ドキュメンタリー映画「おきゃく(OKYAKU)」を、皆さんと一緒に創り上げていきたいっちゅうて、植野編集長さんは締め括られたがよ。


この後当初は、土佐学協会副会長で、土佐伝統食文化の生き字引的存在、松淳子先生と植野編集長さんによる対談、「おきゃくの歴史、おきゃくの未来」の予定やったがやけんど、松先生が体調を崩されて欠席となってしもうたもんやき、内容を変更し、急遽理事長のワシが登壇さいていただき、植野編集長さんと対談さいていただくことになったがやき。


そのあたりを、皆さんにワシから説明し、お詫びさいてもうたがよ。


ほんで、まずは「司牡丹・花と恋して」(純米吟醸酒)にて、植野編集長さんと乾杯し、2人で飲みもって対談さいてもうたがやき。
写真12  乾杯して対談スタート

対談内容は、土佐の高知の春夏秋冬、山川海の食材を使うた鮮度を活かす料理にゃあ、辛口でちくと酸があって雑味は少ないっちゅう土佐酒がバッチリで、交互にやりゃあ止まらんなるっちゅう話や、ワシが考える「おきゃく」と「宴会」の違いとして、「おきゃく」にゃあ「なかま」文化があるっちゅう話らあをさいてもうたがよ。






土佐弁で「なかま」っちゅうんは、標準語での「同士」の意味に加え、もうひとつ「シェア・共有」の意味があるがやき。
写真13  対談席から会場を眺める写真14  対談風景












献杯・返杯やお座敷遊びらあで杯を「なかま」(シェア)にし、宴会で移動しまくって席も「なかま」(シェア)にし、自由な取り分けで皿鉢料理も「なかま」(シェア)にし、老若男女の区別のう子供や見知らぬ他人までも、飲めるもんも飲めんもんも楽しめるよう、誰もが「なかま」(同士)となって一体となるっちゅうんが、土佐の「なかま」文化やっちゅうことながよ。


また、先日ある「おきゃく」で、子供連れの方がおられたがやけんど、その子供が、宴席の最中にテンションがあがって、はしゃいでゴロゴロ転がりまくりよったっちゅうことがあったがやけんど、そういやあ自分も子供の頃に、「おきゃく」でたくさんの人が集まって、酔っぱろうて楽しそうにしゆう姿を見て、自分も楽しゅうなってはしゃぎまくって走り回ったりしよったことを、思い出さいてもうたっちゅう話らあもさいてもうたがやき。


後半にゃあ、長崎さんの進行にて、来場者の方々から質問や意見や感想らあを、何名かの方々からいただいたがよ。
写真15  来場者からの感想

皆さん、子供の頃に体験した「おきゃく」の楽しさらあを、懐かしゅうに思い出されたようやったがやき。


やっぱし、大人が大勢集まって、みんなあが楽しゅうに酔っぱろうちょったら、子供にもその楽しさやテンションらあが伝わるもんやっちゅうことながよ。


こうして17時半ばあにゃあ、ワシと植野編集長さんの対談を終了さいてもうたがやき。


植野編集長さん、まっことありがとうございました!


さてこの後は、ちくと休憩時間をとって、「濱長」さんの「皿鉢料理」をズラリと並べての「おきゃく」のスタートながやけんど、こちらについちゃあ、明日のblog&Facebookに譲らいていただきますぜよ。



















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Posted by tsukasabotan at 14:23Comments(1)

2023年07月09日

幸せの言の葉<1719>

「腐りな。必ず誰かが見てくれゆうぜよ。」(野村克則)


現役時代は「カツノリ」の名前で活躍したプロ野球選手で、ノムさんこと名将野村克也さんとサッチーの愛称で知られる野村沙知代さんの三男であるプロ野球コーチ、野村克則(1973〜)さんの言の葉ながやき。


ヤクルト・阪神・巨人・楽天らあの球団を選手として渡り歩いたカツノリさんは、現役引退後も様々な球団のコーチを務めちゅうがよ。


そんなカツノリさんが、巨人のコーチ時代に捕手の市川友也さんにかけたががこの言の葉やっちゅうがやき。


巨人時代の4年間で1軍出場は9試合、3年目以降はクビ宣告の恐怖と闘う日々やった市川さんが、あきらめそうになった時に奮い立たせてくれたががこの言の葉やったっちゅうがよ。


カツノリさん自身も偉大なお父さんと比べられて、なかなかツラい時期もあったはずやきに、そんな人が発した言葉やからこそ、市川さんの心の奥にグッと食い込んでいったっちゅうことながやき。


ツラい時期に、腐ってしまうがは簡単なことやけんど、ツラい時期やからこそ必ず見てくれゆう人がおるはずやに、そこで腐ってしもうたら、そのせっかく見てくれゆう人に対して、まっこと申し訳ないことやと思わにゃあいかんっちゅうことながぜよ。


  
Posted by tsukasabotan at 09:00Comments(0)

2023年07月08日

幸せの言の葉<1718>

「足るばあ経験をして足るばあ苦しんだほうが、死ぬときにああよう生きたっちゅうて思えるろう。逃げよっちゃあ貧相な人生しか送れませなあね。」(瀬戸内寂聴)


小説家であり、天台宗の尼僧でもあり、2006年に文化勲章も受賞されちゅう、瀬戸内寂聴(1922〜2021)さんの言の葉ながやき。


ワシも還暦を超えてつくづく思うがは、自分の人生を振り返ってみて、「まっことよう生きた!」っちゅうて思えるがは、こぢゃんと苦しんだ経験をした時ながよ。


その苦しみゆう真っ最中にゃあ、こぢゃんとツラいもんやき、とても「よう生きゆう」らあて思うような余裕らあなかったけんど、後になって振り返ってみりゃあ、確かに「こん時ゃあよう生きた!」っちゅうて思えるがは、人生においてこぢゃんと苦しんだ時ながやき。


逆に、何年経ったち悔いが残る、むしろ年をとりゃあとるばあその悔いが増大していくがは、苦しさに耐えれんなって逃げてしもうた経験ながよ。


誰やち、長い人生の中じゃあ、一度や二度は逃げてしもうたことがあるろうけんど、逃げることが癖になって、当たり前のように逃げることばっかししよったら、寂聴さんの言の葉のとおり、「貧相な人生」になってしまうっちゅうことながやき。


「貧相な」っちゅうんは、実際の貧乏の意味やのうて、心が貧しいきに、見た目までみすぼらしゅう見えるっちゅうことながよ。


心が貧しゅうて見た目もみすぼらしい人間らあにゃあ、誰やちなりとうないろう!


ほいたら、苦しさから逃げんと、苦しい経験を足るばあ積みまくって、「おおの!こぢゃんとよう生きたぜよ!」っちゅうて満てる時に言えるような、そんな人生を生ききろうぜよ!


  
Posted by tsukasabotan at 09:00Comments(0)

2023年07月07日

【拡散希望!】銀座で司牡丹と土佐料理を楽しむ婚活イベントご案内ぜよ!

今回は、「司牡丹」の⽇本酒らあ10種類を飲み⽐べしもって、⾼知県アンテナショップ「まるごと高知」直営レストラン 「TOSA DINING おきゃく」の土佐料理を堪能できるっちゅう、婚活イベント「日本酒縁結び会・第2回」が、8月5日(土)に銀座にて開催されるきに、そのご案内ながやき。
写真1 日本酒縁結び表紙


「司牡丹」と高知県アンテナショップ「まるごと高知」と「日本名門酒会」が全⾯協⼒での開催で、もちろんワシも参加さいてもうて、こぢゃんと盛り上げさいていただく予定ながよ。




今年1⽉に初めて、宮城の「一ノ蔵」のお酒で開催した「⽇本酒縁結び会・第1回」が、こぢゃんと⼤好評やったっちゅうことで、今回第2回目が実現したがやき。
写真2 前回動画写真3 参加者動画









写真4 一ノ蔵鈴木社長写真5 一ノ蔵の酒ズラリ









写真6 自己紹介タイム写真7 老舗の弁当










神⽥明神公認の婚活イベントでも定評がある、結婚相談所ブライダルパートナーズの主催で、⽇本酒好きの男⼥の縁を結ぶっちゅう、本気の婚活イベントながよ。


ちなみに、これまでも「明神縁結び会」(神⽥明神公認 / 2017年より全19回開催)、「警察縁結び会」(東京都警察官友の会公認 / 2019年より全5回開催)らあを企画・運営し、“真⾯⽬な婚活イベント”で実績が足るばあある結婚相談所が、「ブライダルパートナーズ」(代表 / 中島 賢太郎)ながやき。
写真8 中島代表写真9 サイトトップ









写真10 会場「まるごと高知」









当⽇は、ワシが選りすぐった「司牡丹」の⽇本酒8種類、リキュール1種類、クラフトジン1種類らあを飲み⽐べしもって、 「TOSA DINING おきゃく」の、当⽇限定で考案された絶品土佐料理コースを堪能でき、【土佐酒×⼟佐料理】のペアリングを楽しみもって、真⾯⽬なご縁のペアリングを生み出す場を提供するっちゅうイベントやっちゅうことながよ。
写真11 司牡丹10アイテム写真12 料理イメージ










ちなみに1月に開催された「日本酒縁結び会・第1回」は、宮城の「一ノ蔵」の日本酒10種類が提供され、10名ずつの男女が参加して盛り上がり、何と8組ものペアが誕生したっちゅうき、まさに不思議な日本酒パワーを感じるがやき。


司牡丹酒造とこぢゃんと縁の深い植物学者、牧野富太郎博士が主役のモデルとなっちゅうNHK朝ドラ「らんまん」も、つい先日の放送にて、主人公の万太郎(神木隆之介)と寿衛子(浜辺美波)っちゅうビッグカップルが誕生したばっかしで、牧野博士関連のお酒もズラリやきに、今回もこぢゃんと縁起がえい縁結び会になるこたぁ間違いなしながよ!


真剣な出会いを求める、⽇本酒好きの独⾝男⼥の 皆さん!奮ってのご参加をお待ちしちょりますぜよ!


●WEB:https://enmusubikai.com/schedule/nihonshu-2/


【⽇本酒縁結び会・第2回】<高知県・司牡丹>

⚫️⽇時:2023年8⽉5⽇(⼟) 11時〜15時頃

⚫️場所:TOSA DINING おきゃく:東京都中央区銀座1丁⽬3-13(まるごと⾼知 2階)

⚫️料⾦:12,000円(男⼥⼀律)

⚫️年齢:男性:25歳〜47歳くらいまで ⼥性:25歳〜39歳くらいまで

⚫️詳細:https://enmusubikai.com/nihonshu-2/

⚫️「日本酒縁結び会」に関するお問い合わせ:結婚相談所ブライダルパートナーズ 広報担当:千葉 潤⼦
・電話:050-3333-8848
・E-mail:info@bridalpartners.jp
・お問い合わせ:https://enmusubikai.com/contact/
















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社
  
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2023年07月06日

「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立準備会と酒造協同組合臨時総会ぜよ!

まず6月28日(水)は、16時から葬祭会館「大蔵」さんにて、今年4回目の「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立に向けた準備会が開催されたがよ。


「土佐経済同友会・人づくり委員会」委員長の中田さんと、副委員長の吉本さんとワシに加え、料亭「濱長」の濱口女将(社長)と取締役の楠瀬さんと、高知県中小企業団体中央会の古木さんにもご参加いただいて、6人での開催やったがやき。
写真1  設立準備会風景












ちなみに「人づくり委員会」は、中田委員長さんを中心に、全く新しい基本方針を掲げて活動しゆうがよ。
写真2  設立準備会風景2
その基本方針は、以下の通りながやき。


「人づくり委員会では、委員会の活性化に繋がるよう『見える化』を図りながら、運営方針にもある『土佐文化の継承人材の育成支援』をテーマとして取り上げる。なかでも高知県ならではのウリになり、かつ今後の継承が危ぶまれている『土佐の伝統文化』について、その種類や歴史等を調査・研究し、現状把握。それぞれの『土佐の伝統文化』が抱えている、『継承人材の育成』についての問題点を炙り出す。その上で、県・市町村にも参画していただき、『土佐の伝統文化』の人づくりを支援する団体の設立を提言できるように努める。このような『土佐の伝統文化』が持続可能となれば、より魅力的な高知県となり、必ずや経済発展にも繋がるものと考える。」


ほんで、これまでの委員会の流れとしちゃあ、以下のとおりながよ。


令和2年度の1年間は、様々な「土佐の伝統文化」について調査・研究した結果、ほとんどの「土佐の伝統文化」は既に様々な支援の施策等が実施されよったけんど、「土佐のおきゃく文化」を支えてきた「土佐のお座敷遊び文化」や「土佐芸妓文化」らあについちゃあ、何の支援の施策も行われてないことに気づいたがやき。


令和3年度にゃあ、このテーマに絞り込み、他の都府県のお座敷文化や芸妓文化について調査・研究を進め、どこの事例も、地元の経済人らあが中心となって都府県らあとともに、地元のお座敷文化や芸妓文化等の団体を支援しゆうことが判明したがよ。


ほんじゃき令和4年度にゃあ、「得月楼」さんと「濱長」さんに集まってもうて、「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立準備会を立ち上げ、これまでに15回ばあ開催し、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」を設立に導くための活動を実施しゆうがぜよ。


今までの経緯は、だいたいこんな感じながやき。


ほんで、今回の「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立に向けた準備会がスタートし、まずはワシから皆さんに、7月2日(日)に開催の「土佐学大会」にて配布予定の資料を配らいてもうて、説明さいてもうたがよ。


ちなみにワシが用意さいてもうた「ただいま設立準備中!」の資料は、以下のとおりながやき。


【NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」、ただいま設立準備中!】(令和5年内設立予定)

<これまでの経緯>
※前記の通りのため前半はカット。
お座敷文化や芸妓文化らあの他都府県の事例について調査・研究を進める中で、どこの事例も、地元の経済人らあが中心となって都府県や市町村らとあ共に、地元のお座敷文化や芸妓文化等の団体を支援しゆうことが判明し、さらにほとんどの事例が、お座敷文化や芸妓文化のみやのうて、地元ならではの他の伝統文化や伝統的食文化らあを守る活動も含めることで、より支援者を広げちゅうことも判明したがよ。


ほんで、令和4年度にゃあ「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立準備会を立ち上げ、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」を設立に導くための活動をスタートさいて、令和5年7月に解散予定の「土佐学協会」の活動の一部(土佐ならではの伝統的食文化に関する活動)も引き継ぐかたちで、令和5年内の設立を目指しちゅうがやき。


【「土佐伝統お座敷文化」の再定義】(当会で守り育てる「土佐伝統お座敷文化」とは?)

食:皿鉢料理文化、鰹料理文化、土佐の酢みかん文化、土佐寿司文化など、四季折々の恵まれた山川海の幸を使った、土佐ならではの伝統的食文化。

酒:前記のような伝統的な土佐の食の美味しさを引き立てる、辛口であり、やや酸があって飲みごたえがあり、かつ雑味が少なく後口が綺麗な、伝統的土佐酒文化。

人:全て「なかま」(共有)にして人を楽しませる、土佐ならではの伝統的おもてなし「なかま」文化。(杯を「なかま」にする返杯・献杯、宴会での自由な席の移動、皿鉢の自由な取り分け、老若男女や他人まで皆「なかま」!)※土佐弁で「なかま」たぁ、一般的な同士の意味に加え、共有・シェアの意味もある。

宴:➀箸拳・可杯・菊の花・しばてん踊りなど、土佐ならではの伝統的お座敷遊び文化。
➁土佐ならではの家庭における伝統的「おきゃく(土佐流宴席)」文化。
N祖發覆匹砲ける伝統的土佐芸妓文化。


【NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」が実現する未来】

県外や海外のお客様相手に、「おきゃく(土佐流宴席)」を催し、土佐伝統のお座敷文化を体験いただきゃあ、必ず皆、口を揃えて「こんな楽しい宴席は初めて!」っちゅうて大悦びされるがよ。


土佐の高知の一番のウリ、「食が美味しい!酒が旨い!人が明るい!そして世界一宴が楽しい酒国土佐!」の全てが体験できたがやき、そりゃあ当然ながやき。


ところが、コロナ禍の約3年、このような土佐らしい密な宴席は何ひとつ実践できんなってしもうて、このまんまじゃあ絶滅が危惧されちゅうがよ。


けんど、当NPO法人が設立され活動が活性化していきゃあ、この絶滅が回避されるがやき。


しかも、それのみやないがよ。


当NPO法人が目指すところは、昔ながらの「土佐伝統お座敷文化」をただ守るがやのうて、「土佐伝統お座敷文化」を再定義し、そして次世代にも繋げていくために「伝統の現代化」を成し、さらに土佐の高知っちゅう「地域の有意味化」を成すことにあるがやき。


これにより、土佐の高知の未来に何が実現されるかっちゅうたら、「土佐伝統お座敷文化を核とした、「土佐の食・酒・人・宴のブランド化」であり、さらにいやあ、「土佐伝統お座敷文化による地域再生っちゅう社会的目的の達成」であり、こりゃあ「高知県全体のブランド化」であるとも表現できるがよ。


ここで、「伝統の現代化」の事例をひとつ挙げりゃあ、次のとおりながやき。


「土佐伝統お座敷文化」の特徴のひとつに、「なかま」文化があるがよ。


土佐弁で「なかま」にゃあ、一般的な同士の意味に加え、共有・シェアの意味もあるがやき。


つまり、返杯・献杯・お座敷遊び等で杯を「なかま」(シェア)にし、宴会で移動しまくって席も「なかま」(シェア)にし、自由な取り分けで皿鉢料理も「なかま」(シェア)にし、老若男女の区別のう、子供や見知らぬ他人までも、飲める者も飲めない者も楽しめるよう、誰もが「なかま」(同士)となって一体となる、そんな素晴らしい宴席文化の世界が元々そこにゃああったがよ。


当NPO法人じゃあこの伝統を、「酒国土佐人の飲酒美学」としてあらためて普及させようと考えちゅうがやけんど、これが「伝統の現代化」ながやき。


このようなかたちで、多くの「土佐伝統お座敷文化」の伝統が現代化され普及していくやったら、土佐の高知の未来にゃあ「飲める者も飲めない者もみんな『なかま』になれる『宴のユートピア』」が実現することになるがよ。


ほんで、そんなユートピアを求める共感者らあが、日本中から世界中から、土佐の高知に殺到する日は、そう遠うないやろうっちゅうて、ワシらあは確信しちゅうがやき。


【MISSION(使命)】「土佐伝統お座敷文化」の力で、飲める者も飲めない者もみんな「なかま」になれる「宴のユートピア」を土佐の高知に実現する!


【NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立準備会 お問合せ先】
〒789-1201 高知県高岡郡佐川町甲1299番地 司牡丹酒造株式会社 代表取締役社長 竹村昭彦
TEL:0889-22-1211 FAX:0889-22-4116 E-mail:akihiko@tsukasabotan.co.jp
※正式に設立後は、別途事務局を設置予定


続いて、古木さんから、NPO法人としての初年度の事業計画が必要じゃっちゅうお話があり、その話題で話し合うたがよ。


まず「食」についちゃあ、これまで「土佐学協会」が担うてきた、「土佐の酢みかん文化」や「土佐寿司文化」らあについての活動があり、「酒」についちゃあ、主に高知県酒造組合が担うてきた「土佐酒」の普及活動をバックアップするような活動が考えられるがやき。


次に、「人」についちゃあ、土佐の「なかま」文化をベースとした「伝統の現代化」活動として、「酒国土佐人の飲酒美学」をあらためて普及させるような活動を考えちゅうっちゅうて、その資料を皆さんに配らいてもうたがよ。


さらに「宴」の,砲弔い舛磴◆高知県酒造組合の「土佐はし拳全日本選手権大会」らあが挙げられ、それをバックアップする活動や、併せて「可杯」「菊の花」「しばてん踊り」らあの普及活動らあが考えられるがやき。


また、「宴」の△砲弔い舛磴◆∈Gの1月22日の旧暦正月に「株式会社わらびの」の畠中智子さんが妹さんくの「民泊MAREYA」で開催された、「おきゃくを作ろう!」イベントがあるがやけんど、このような活動が考えられるがよ。


ほんで、一番メインとなる最後の「宴」の、料亭らあにおける伝統的土佐芸妓文化についての活動が、まず何から手をつけるかが、まだ決まってないき、こちらを考えにゃあいかんっちゅうことながやき。


ほいたら、楠瀬さんから、「濱長」さんで考えちょったことがあるっちゅうて、「土佐お座敷ガイド」っちゅうアイデアが出されたがよ。


つまり、いきなり「土佐芸妓」や仲居さんっちゅうようなスタッフを募集したち、なかなか集まらんきに、まずは入りやすい入り口として、「土佐お座敷ガイド」っちゅう研修プログラムを用意して、認定ビジネス的なもんに仕上げ、こちらの受講者の中から興味を持った人らあに、気軽なバイト感覚で入ってもらうっちゅう仕組みやっちゅうがやき。


こりゃあ素晴らしいアイデアやっちゅうことになり、こちらの「土佐お座敷ガイド」(仮称)の活動を採用さいていただくことになったがよ。


こうして18時過ぎばあにゃあ、「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立に向けた準備会は、お開きとなったがやき。


ほんでその後は、みんなあで「十刻(ととき)」さんに移動し、18時半ばあから懇親会やったがよ。


まずは生ビールで乾杯の練習をして、「つきだし」や「アンチョビキャベツ」らあをいただき、さらに「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)にて正式な乾杯をして、「鰹の焼き切り」や「酒盗」や「刺身盛り合わせ」らあをいただいたがやき。
写真3  カツオの焼き切りと酒盗写真4  船中生酒











2023.7.6写真5  刺身盛り写真6  ハムカツ、麻婆豆腐












写真7  裏生司牡丹写真8  船中、封印酒など

そっから後は、みんなあ飲んで食べて語り合うてが止まらんなって、ガンガンに盛り上がっていったがよ。


お店の「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)を飲み尽くし、続いては「司牡丹・裏生酒」(純米生酒)を酌み交わしまくりもって、「ハムカツ」や名物「四川麻婆豆腐」らあをいただき、さらにさらに大盛り上がりに盛り上がっていったがは当然やったがやき。


ちくと飲みすぎたにゃあと思いよった頃、店主の坂本さんが、「明日はお休みで、ちょうどチビッとずつ残っちゅうき!」っちゅうて、1升瓶の底にお酒がチビッと残った、「船中八策」(超辛口・純米酒)と「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)を、サービスやっちゅうて持ってきてくれたがよ。


最後にみんなあで、これらあのお酒を酌み交わいて、立派な酔っぱらいになって22時ばあにゃあ、お開きとなったがやき。


とにもかくにも、古木さん、そして中田委員長さんと吉本副委員長さん、美佐子女将さんと楠瀬さん、まっことありがとうございました!今後とも宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


続いて、この翌日の6月29日(木)は、高知県酒造組合事務所にて13時半から、高知県酒造協同組合臨時総会が開催されたがよ。


まず、正式な総会としちゃあ、14時からとさいてもうて、30分ばあは、高知大学理工学部化学生命理工学科の小大輔先生のお話があったがやき。


令和3年度高知県産学官連携産業創出支援事業に、高知大学理工学部化学生命理工学科の小大輔先生と司牡丹酒造の共同研究である、「小規模酒造でも実施可能な超短期的かつ自在な新酒開発事業の創出」が採択されたがよ。
写真9  小崎先生


こりゃあ、小先生が考え出した日本酒の主要成分を一度に調べることができるっちゅう世界初の分析方法を使うて、従来は3〜5年ばあはかかりよった新商品の開発が1年ばあででき、しかも費用も大幅に抑えることができるっちゅう、こぢゃんと画期的なシステムながやき。


高知県にゃあ18の酒蔵があるけんど、小規模な会社が多うて、資金や人材や機材らあが不足しちょって、限られた資源のなかで収益拡大を目指すにゃあ商品開発が欠かせんがよ。


そこで、県内企業を支援する高知県工業技術センターじゃあ近年、新酵母である「高知酵母」を精力的に開発してきたがやき。


けんど、新酵母で醸造すりゃあどういった成分が生まれ、どのような日本酒ができるがか、不明な部分が多くあり、そのため、えい酵母かもしれんたぁ思うちょっても、酒造会社は手を出しにくい状況にあったがよ。


たとえば、非常に香り高い酒ができるっちゅうて現在大人気の高知酵母「CEL24」やち、多くの酒造会社が使うようになるまでにゃあ20年以上もかかっちゅうがやき。


こうした従来の酒造りが持つ問題点が、今回の共同研究によって解消される可能性が出てきたがよ。
写真10  パワポ資料説明












日本酒を醸造する場合、どういった味わいになっちゅうがか、実際に試飲してみることに加えて、成分の分析が欠かせんがやき。
写真11  全体風景写真12  全体風景2












日本酒の場合、特に重要な成分は、糖、有機酸、アルコールの3つながよ。


これらあ複数の成分を調べる場合、別々の分析機器が必要となり、必要な機器を全て揃えるにゃあ、約600万円っちゅう大きな設備投資が必要となるがやき。


こりゃあ、中小の酒造会社じゃあ難しいため、高知県工業技術センターに分析を依頼するがが通常ながよ。


けんど、同センターのキャパシティにゃあ限りがあり、県内の全酒蔵のサンプルを全て分析するがは不可能ながやき。


そこで、小先生が考え出したこれまでにない世界初の分析方法が、日本酒に含まれる糖、有機酸、アルコールの同時分析法、「MFS-IC」ながよ。
写真13  MFS-IS

これにより、➀日本酒の甘口・辛口を決める糖の一種であるグルコース(ブドウ糖)、➁ヨーグルト臭のもととなるピルビン酸、爽やかさ(酸度)に影響するクエン酸やコハク酸、リンゴ酸らあの有機酸、アルコール度数に関係するエタノールらあの成分を、1つの分析機器で一気に分析できるようになったがやき。


小先生は、「『MFS-IC』を使やあ、解糖系やクエン酸回路らあ、基本的な生化学反応回路に関連する成分のほとんどを一度に分析できるがよ。自画自賛になるけんど、こりゃあすごいと思うがやき(笑)」っちゅうて語るがよ。


しかも、従来の分析方法とは違うて、必要な分析機器は1台のみでOKであるため、かかる費用は約200万円と、これまでの3分の1の設備投資で済むがやき。


分析に要するスタッフ数や拘束時間についてやち削減でき、これらあも3分の1程度で収まるっちゅうがよ。


酒造会社にとっちゃあ、メリットしかない方法であるといえるがやき。


さらに、「MFS-IC」の大きな利点はもう1つあり、従来たぁ比較にならんスピードで、新商品を開発できるようになるがよ。


新しい酵母を使う場合、どんな日本酒ができるがかよう分からんため、通常3年から5年ばあかけて調整し、完成に近づけていくがやけんど、「MFS-IC」を使やあ、商品化までの道のりを大幅に縮めて1年ばあで完成させることが可能になるがやき。


この共同研究は、令和3(2021)年10月にスタートし、初年度は発酵に関連する条件を変えもって、5ℓっちゅう少量の試験醸造を実施したがよ。


条件の要素は醸造開始温度(3通り)、タンク管理温度(3通り)、加水時期(3通り)、加水量(2通り)の4つで、各要素に様々な条件を組み合わせて醸造すりゃあ、成分が異なる計54通りの酒が仕上がるがやき。


ほんで、成分データを見りゃあ、どういった味わいながか、だいたいの見当がつくきに、それぞれの成分データを参考にして、開発したい酒に合うた条件で醸造すりゃあえいっちゅうわけながよ。


2年目の令和4(2022)年10月からは、初年度のデータをもとに、司牡丹酒造にて100ℓでの試験醸造がスタートしちゅうがやき。


司牡丹の浅野杜氏も、「データをすぐに確認できるき、理想とする酒に早うたどり着けるようになる」っちゅうて悦んじゅうがよ。


ほんで、社長であるワシも、遠くにある未来を目の前に引き寄せてくるばあの画期的な方法やっちゅうて感じちょって、こぢゃんと期待しちゅうがやき。


さらに、この研究成果は、近い将来全てを高知県工業技術センターに伝達し、土佐酒18蔵全てがこの方法を利用できるようにすることを目指しちゅうがよ。


小先生のお話は、だいたいこんな感じやって、皆さんこぢゃんと興味津々やったがやき。


小先生、わざわざ説明にお越しいただき、まっことありがとうございましたぜよ!


さてその後は14時から、正式な臨時総会がスタートしたがよ。


今回の議題は、かねてから懸案事項となっちょった、「酒米搗精工場」問題についてで、5月1日(月)、6月13日(火)に引き続き、同事項による3回目の臨時総会となるがやき。
写真14  臨時総会風景写真15  臨時総会風景2












オンライン参加も含めて、18社中17社が出席するっちゅうんは、今回も最高の出席率で、皆さんの関心の高さを示しちゅうといえるがよ。


さらに今回は、高知県産業振興推進部の方々や、高知県中小企業団体中央会の方々らあもオブザーバー参加していただき、会場はビッチビチの満席状態やったがやき。


早速理事長のワシから、これまでの経緯や全体の流れや、今総会にて絶対に決めにゃあいかんことらあについて等々、いろいろお話さいてもうたがよ。


ほんで、担当理事の高木副理事長より、いくつかの案を示した配布資料らあについて詳しい説明があったがやき。


説明に対する質問らあが次々と出され、理事長のワシと担当の高木副理事長らあが、それらあに対して真摯に答えさいてもうたがよ。


詳しい説明と議論の末、何とかかんとか一応のまとまりが見え、大半の方々が「これなら」っちゅうて、参加の意向を示してくださったがやき。


結論としちゃあ、おおよそワシらあの素案通り、本年度において補助金らあを活用し、南国の酒米搗精工場の精米機を、高知県酒造協同組合にて譲り受け、旧精米機のメンテと新精米機の導入に挑戦するっちゅうことが、細かい内容らあも含め正式に可決されたがよ。


何だかんだで、時間は17時を過ぎちょったがやき。


皆さん、長時間にわたる臨時総会、まっことお疲れ様でしたぜよ!



















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2023年07月05日

【拡散希望!】「酔うちゅう部」で「土佐の夏生酒」を堪能する会(オンライン)参加者募集ぜよ!

今回は、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )にて7月14日(金)19時から開催の、「土佐酒の夏生酒を高知県酒造組合理事長と堪能する会<2023>」っちゅうオンライン飲み会(何と!参加費無料!)のご案内ながやき。
2023.7.5写真1 酔うちゅう部トップ








ワシが主催者で、高知県酒造組合理事長として参加し、夏季限定の土佐の「生酒」を味わいもって、オンライン飲み会で語り合いましょうっちゅう内容ながよ。
写真2 「土佐酒の夏生酒〜堪能する会<2023>」

参加条件は、司牡丹だけやのうて土佐酒18銘柄のどちらかの夏の生酒を1本ご用意いただくだっけで、あとは何と!参加費らあは無料ながやき!


尚、オンライン酒場「酔うちゅう部」の参加人数は上限が20名やき、ワシの1名分を引いて先着19名様限定っちゅうことになるきに、ご参加ご希望の方は今すぐ!オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )のサイトよりお申し込みくださいや。


ところで「夏の生酒」っちゅうんは、どんな酒かっちゅうたら、夏しか飲めん夏限定の日本酒ながよ。


冬から春先にかけて仕込まれた日本酒を、搾った後に一切火入れ(加熱殺菌)せんまんまで低温にて貯蔵し、暑い夏を迎える頃に、低温状態のまんま(要冷蔵)にて流通させるっちゅう、クール便がなかった時代は一般流通せんかった、かつては幻と言われた日本酒ながよ。


また、その味わいは、フレッシュぴちぴちのうえに、冷やして飲むがが一番うまいきに、アッサリした夏が旬の食材や、夏に食べとうなる酢の物らあとピッタリながやき。


ほんじゃき、もし可能やったら夏が旬の食材を使うたお料理や酢の物らあも、用意していただけりゃあ最高ながよ。


ちなみに司牡丹の「夏の生酒」で一番のお薦めは、やっぱし「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)ながやき。
写真3  船中八策・零下生酒

華のある香り、軽快でなめらかに膨らむ夏の生酒ならではの爽やかな味わい、そして後口の抜群のキレの良さは、初鰹らあの夏の味覚の美味しさを倍増さいてくれるはずながよ!


ちなみに「船中八策・零下生酒」は、今年は4月中旬ばあから出荷開始となっちゅうけんど、日本名門酒会っちゅう会に加盟しゅう、全国の日本酒専門店らあでしか購入できん、流通ルート限定商品ながやき。


以下のサイトに掲載されちゅうお店やったら、入手可能やきに、是非これらあの日本酒専門店さんらあからのご購入をお薦めいたしますぜよ!


「船中八策が買える店」
https://www.tsukasabotan.co.jp/sentyu/sentyu_shop.html


もちろん、司牡丹に限らんと高知県酒造組合18社のどちらの蔵元の「夏の生酒」やったちOKやき、ご参加いただく皆さんにゃあ、是非どちらかの蔵元の「夏の生酒」を用意しちょいていただきたいがよ。


ほいたら、7月14日オンライン酒場「酔うちゅう部」にて、お待ちしちょります!


ところで、「オンライン飲み会」ご参加のお申し込み方法は、以下の通りながやき。


オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )のサイトにアクセスしていただき、会員登録(無料!)していただき、その後、「土佐酒の夏生酒を高知県酒造組合理事長と堪能する会<2023>」の画像をクリックしていただけりゃあ、詳細が表示されるき、「この飲み会に参加する」ボタンをクリックしていただけりゃあ、これにて予約完了(全て無料!)ながよ。


あとは飲み会当日に、開始時間になったら「飲み会をはじめる」ボタンが表示されるきに、そちらをクリックしていただきゃあ、参加できる(無料!)っちゅう流れながやき。


尚、注意点は、インターネットエクスプローラーは使えんき、パソコンの場合やったらMicrosoft Edgeを最新版にアップデートしてご使用いただき、スマホのiPhonやったらSafariを、AndroidやったらGoogle Chromeをご使用いただきたいがよ。


ほいたら、土佐酒の「夏の生酒」をご用意いただきました皆さんと共に、酌み交わしもって語り合うて盛り上がりまくれるがを、こぢゃんと楽しみにしちょりますぜよ!


●「土佐酒の夏生酒を高知県酒造組合理事長と堪能する会<2023>」

〈開始〉2023年7月14日(金)19:00
〈終了〉2023年7月14日(金)21:30
〈参加人数〉予約先着20名様(竹村含む)
〈参加条件〉高知県の日本酒蔵元の「夏の生酒」を、どれか1本はご用意ください。
〈申込先〉オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )


















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2023年07月04日

「酒道 黒金流」第25回「入門者オンライン質疑応答会&懇親会」ぜよ!

6月25日(日)は17時から、ワシが開祖を務めさいていただきゆう「酒道 黒金流」の、第25回「入門者オンライン質疑応答会&懇親会」を開催さいてもうたがよ。


ちなみに「酒道 黒金流」についちゃあ、詳しゅうは、下記の公式サイトをご覧くださいや。


●「酒道 黒金流」: https://shudo-kurogane.jp


さて、この日もこれまで通り、17時から18時ばあまでが「オンライン質疑応答会」で、18時ばあから20時ばあまでが「オンライン懇親会」っちゅうザックリした予定で、Zoomを使うて開催されたがやき。


17時ちょい前ばあにZoomを立ち上げたら、まずは高知の啓輔さんが入室されたがよ。
写真1 4人でスタート

啓輔さんと、ちくと四方山話しらあをしよったら、栃木のお取引先の日本料理店「一蕾」さんの浅田さんと、兵庫の庄司さんが入室されたがやき。


啓輔さんは参加できんかったけんど、浅田さんと庄司さんは、6月4〜5日の「京都リアル会」に参加してくださっちょったき、その御礼をお伝えし、そん時の話題らあでちくと盛り上がったがよ。


また、庄司さんは株式会社みたて(https://mitate.kyoto/ )っちゅう、日本を旅する旅行者らあにテーラーメイドでユニークな体験プログラムを提供する、京都府登録のランドオペレーターであり、さらに「酒が美味しゅうなる旅、旅が楽しゅうなる酒。」をテーマに、約1年かけて日本酒ができていくプロセスを楽しむ体験を提供する「朔」(https://new-moon.club/ )っちゅうサイトも運営されゆう方で、その「朔」(富久錦)が「Kura Master 2023」にて「クラシック部門」のトップ賞を受賞されたきに、あらためて庄司さんにお祝いの言葉を伝えさいてもうたがやき。
写真2 授賞式

庄司さんからは、蔵元の「富久錦」稲岡社長らあと、8月後半にパリで開催される「Kura Master 2023」の授賞式に出席されるっちゅうことで、この授賞式にて、各部門トップの中から1蔵だっけチャンピオンが選ばれるらしいがよ。


庄司さん!チャンピオン目指して、頑張ってきてくださいや!


続いて17時20分ばあに、愛知の知可子さんが入室されたがやき。
写真3 知可子さん入室
知可子さんも、「京都リアル会」に参加してくださっちょったき、その御礼を伝えさいてもうて、再び京都の話題らあでしばし盛り上がったがよ。







また、庄司さんが前回パリに出張された際に、「WAKAZE」の日本酒バーに行かれたそうで、そのあたりの話題らあでも盛り上がったがやき。
写真4 5人で笑顔写真5 WAKAZE










ほいたら、すんぐに18時過ぎになったき、ちくと休憩タイムを取ってお酒やおツマミらあを用意してもうて、引き続き「オンライン懇親会」がスタートしたがよ。


さて、今回ワシが用意さいてもうたお酒は、「司牡丹・ハナトコイシテ」(特別純米酒)やったがやき。
写真6  ハナトコイシテ写真7  ハナトコイシテ2












用意したおツマミは、地元スーパー「サニーマート 山手店」さんのお惣菜らあで、「たっぷり野菜と熟成ハムのスパゲティサラダ」、「イワシのやわらか梅煮」、「薬味まみれ直七酢だれチキン」、「ネギとイカの酢味噌和え」、「くれ天」、「薬味土佐巻き」っちゅうラインナップやったがよ。
写真8  6品の惣菜写真9  酒と惣菜写真10  酒と惣菜2













こっからは、いつものように浅田さんの奥様も参加され、5組6名で乾杯したがやき。
写真11 乾杯
浅田さんご夫妻は「秀麗司牡丹」(純米吟醸酒)、庄司さんは「麗香司牡丹」(吟醸酒)、知可子さんは「司牡丹AMAOTO」(純米酒)、啓輔さんは「司牡丹・なかま酒」(純米酒)での乾杯やったがよ。


いろんな話題らあで盛り上がりもって、しばし飲んで食べて語り合いよったら、発酵醸造ミステリー小説「山田錦の身代金」の著者・山本博樹さんと、日本酒と食のジャーナリスト・山本洋子さんのご夫婦が、どちらかの空港からスマホで入室してくださったがやき。
写真12 山本さん夫婦


お2人も「京都リアル会」に参加してくださっちょったき、その御礼を伝えさいてもうたら、素晴らしい企画とアテンドやったっちゅうて逆に御礼の言葉をいただいたがよ。


その御礼の言葉を伝えたいがために、お忙しい中を空港から入室してくださったがやき。


博樹さん、洋子さん、まっことわざわざありがとうございます!


お2人が退室された後は、庄司さんも別件があるっちゅうことで退室されたき、4組5名でさらに飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、ガンガンに盛り上がったがよ。
写真13 この後は4人で









ほいたら、19時半ばあに、千葉の晴美さんが入室されたがやき。
写真14 越川さん登場

5組6名で、あらためて乾杯し、そっから後はさらにワイワイに盛り上がったがよ。






ちなみに晴美さんは、「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)にて乾杯されたがやき。
写真15 越川さん、船中生

珍味好きの晴美さんの珍味話らあで、こぢゃんと盛り上がったがよ。








こうして大盛り上がりのうちにアッちゅう間に時間が過ぎて、予定終了時間オーバーの20時半過ぎぎにゃあ、第25回目の「オンライン懇親会」はお開きとさいてもうたがやき。
写真16 5組で盛り上がる

ご参加いただきました「酒道 黒金流」入門者の皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社  
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2023年07月03日

「土佐寿司を盛り上げる会」総会と酒米搗精工場関係委員会ぜよ!

6月20日(火)は、まずは13時半から「高知共済会館」にて、「土佐寿司を盛り上げる会」の令和5年度第1回総会が開催されたがやき。

「土佐寿司を盛り上げる会」は、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう「土佐学協会」が中心となって、「松淳子先生の書籍を出版する会」を立ち上げ、寄付金らあを募り、2018年の秋に松淳子先生のご著書「土佐寿司の本」を出版っちゅう流れらあをきっかけとして、高知県農業振興部農産物マーケティング戦略課(当時は地域農業推進課)さんの呼び掛けにより、2018年5月31日に設立総会が開催されちょって、2020年・2021年はコロナ禍で延期続きで、昨年何とか久々に開催され、今年も開催できたっちゅう流れながよ。


会場にゃあ会員の皆さん(当会代表:三谷英子<学校法人三谷学園RKC調理製菓専門学校常任顧問>・当会副代表:竹村昭彦<司牡丹酒造社長・土佐学協会理事長>・松淳子<土佐伝統食研究会代表>・大下正治<調理師会代表>・徳弘吉哉<高知県農業協同組合中央会参事>・青木敏純<高知県農業振興部副部長>・松岡寿充<高知県農業振興部農産物マーケティング戦略課課長>、事務局の高知県農業振興部農産物マーケティング戦略課の皆さん(谷脇課長補佐、坂田チーフ、橋田専門技術員)、さらにマスコミの取材陣の方々らあが集まったがやき。


13時半にゃあ総会が開会となり、当会代表の三谷先生から、開会のご挨拶があったがよ。
写真1  総会開会直前2023.7.3写真2  開会











写真3  三谷会長挨拶


続いては議事に入り、まずは「令和4年度の取組実績」について、仝外・海外へのPR、提供する店舗の拡大、H力開拓、っ瓦ぜ蠅粒諒欅蘋、の4つに分けて、事務局の方から詳しい報告があったがやき。


,砲弔い舛磴◆∈鯒10月23日に開催された「土佐の酢みかん&土佐寿司まつり2022」にてパンフレットの配布、土佐の郷土料理の紹介動画放映、土佐寿司の取り組みの報告らあが実施され、「とさのさと」での「土佐田舎寿司」販売(4月29日・30日)は4グループ1事業者参加で450パックを完売、11月5日・6日の「土佐の豊穣祭」での販売PRは6グループが参加し1074パックを販売、シンガポールで開催された「Food JAPAN 2022」(10月13日・14日)にゃあ土佐山田ショッピングセンターが参加し、冷凍土佐寿司5種類が展示出品されたっちゅうがよ。


△痢崢鷆,垢訶絞泙粒搬隋廚砲弔い舛磴◆◆崚攤桓司サポーター店」の募集は、令和4年3月時点で7店舗やったけんど、令和5年3月時点で25店舗となっちゅうっちゅうがやき。


の「販路開拓」についちゃあ、シンガポールで開催された「Food JAPAN 2022」(10月13日・14日)に土佐山田ショッピングセンターが参加し、冷凍土佐寿司5種類の展示出品に加え、シンガポールでのECサイトでの販売も開始され、また「FOODEX JAPAN2023」(3月6日〜10日)に土佐山田ショッピングセンターが参加し、冷凍土佐寿司3種類が展示・出品されたっちゅう報告があったがよ。


い痢崔瓦ぜ蠅粒諒欅蘋」についちゃあ、「土佐の料理伝承人」(http://www.chisanchisho.pref.kochi.lg.jp/ )に新たに1団体(汗見川活性化推進協議会・汗見川そば)が加わったっちゅうことと、「土佐の料理伝承人」の郷土料理に「ロクヤタ」が加わったっちゅうことと、伝承講座を食に携わる方々らあを対象に3回開催したっちゅう報告があったがやき。


お次は、「令和5年度の活動計画」についてで、まずは,痢峺外・海外へのPR」についちゃあ、「とさのさと」での「土佐田舎寿司」販売・PRを5月3日・4日に開催予定で、毎年10月に開催しゆう「土佐の酢みかん&土佐寿司まつり」への協力、11月4日・5日開催予定の「土佐の豊穣祭」への出展、東京は「まるごと高知」での販売・PR、海外マーケティング調査(シンガポール予定)らあが計画されちゅうっちゅうがよ。


続いては、提供する店舗の拡大(土佐寿司サポーター店の募集、ホームページの設置、サポーター店の見える化検討)、H力拡大(地産外商公社等と連携し販売先を開拓・輸出向けヴィーガン対応商品の販売先開拓)、っ瓦ぜ蠅粒諒欅蘋(新たな土佐の料理伝承人の発掘・土佐の料理伝承人による郷土料理伝承講座の開催)らあの報告があったがやき。


この後は、ちくと意見交換らあがあったき、ここでワシから資料を配らいてもうて、ちくと説明さいてもうたがよ。
2023.7.3写真4  総会風景

これまで「土佐の酢みかん&土佐寿司まつり」を主催してきた、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう「土佐学協会」は、この7月2日に開催される「総会&土佐学大会」にて、解散することが決まっちゅうっちゅう報告をさいてもうたがやき。


ただし、「土佐の酢みかん&土佐寿司まつり」らあの土佐の伝統食に関する事業らあについちゃあ、今年内に立ち上げ予定のNPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」に引き継ぐことになっちゅうっちゅうて、報告さいてもうたがよ。


けんど、今年の10月の「土佐の酢みかん&土佐寿司まつり」についちゃあ、立ち上げが間に合わんき、今年だっけは特別に実行委員会みたいなもんを設置して開催するか、今年は開催を断念するしかないっちゅうことながやき。
2023.7.3写真5  総会風景2

また、東京で開催してほしいっちゅう声も多いき、「まるごと高知」で開催しょうかっちゅう意見もあるがよ。


いずれにしたち、今年についちゃあ、どうするかは現在検討中やっちゅうて、報告さいてもうたがやき。


その後も、いろいろ意見交換らあがあり、こうして「土佐寿司を盛り上げる会」令和5年度第1回総会は、15時ばあにゃあ閉会となったがよ。


ご参加の皆さん、お疲れ様でしたぜよ。


続いては、同日15時半から高知県酒造組合事務所にて、酒米搗精工場関係委員会が開催されたがやき。


かねてから高知県酒造協同組合の懸案事項となっちょった、「酒米搗精工場」問題について、6月29日に開催予定の臨時総会に提出する詳細資料らあについての打ち合わせのための委員会ながよ。


担当理事の高木副理事長より詳しい説明があり、細かい点らあについて検討していったがやき。


本年度に補助金らあを活用し、南国の酒米搗精工場の精米機を、高知県酒造協同組合にて譲り受け、旧精米機のメンテと新精米機の導入に挑戦するっちゅう内容について、みんなあで検討していったがよ。


19時近うなるまで打ち合わせは続き、何とか29日の臨時総会に提案できそうなところまで、漕ぎ着けることができ、ホッとしたがやき。


長時間にわたる委員会、まっことお疲れ様でしたぜよ!

















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社
  
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2023年07月02日

幸せの言の葉<1717>

「『いつか』らあて絶対ない。いつかあるもんやったら今、絶対あるがやき。今ないもんは将来にも絶対にないがぜよ。」(岡本太郎)


1970年の大阪万博のシンボル、「太陽の塔」の作者として有名な芸術家、岡本太郎(1911〜1996)さんの言の葉ながよ。


ワシらあはスッと、「いつかこうなりたい」とかっちゅう具合に、未来に対して希望を押しつけてしまいがちながやき。


けんど、かの岡本太郎さんいわく、「いつか」らあて絶対にのうて、いつかあるもんやったら今絶対にあって、今ないもんは将来にも絶対にないっちゅうがよ。


つまり、「いつか……」っちゅう言葉は、今の希望を未来に対して押しつけゆうだけながやき、そんな無意味なことをしゆうヒマがありゃあ、今すぐその希望を叶えるための一歩を踏み出そうやっちゅうことながやき。


自身が本気で成し遂げたいっちゅうて希望するもんやったなら、その片鱗やカケラばあは、今の自身の中にチビッとはあるはずながよ。


そんな未来の希望の片鱗やカケラを、自身の中から探しだいて、それをたった今から、今すぐに育て始めろうぜやっちゅうて、かの岡本太郎さんはきっと言いたいがぜよ。


  
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2023年07月01日

幸せの言の葉<1716>

「痛みが鎮まることを乞うがやのうて、痛みに打ち克つ心を乞えますように。」(タゴール)


詩聖として尊敬を集める、インドの詩人・思想家・作曲家で、アジア人初のノーベル文学賞も受賞しちゅう、ラビンドラナート・タゴール(1861〜1941)さんの言の葉ながやき。


心に痛みが生じたとき、ワシらあはスッと、その痛みが鎮まることを乞うてしまいがちながよ。


つまり、痛み自体が無いなることを望んでしまいがちながやけんど、なんぼ望んだち、人生は茨の道ながやき、人生において痛み自体が無いなるらあてこたぁないがやき。


ほいたら、痛み自体を無いならすことができんがやったら、真に望むべきながは、そんな人生の様々な痛みに打ち克つことのできるような、強い心を望むべきやっちゅうことながよ。


痛み自体を無いならすっちゅう不可能なことを望むがやのうて、痛みに打ち克つ心っちゅう可能なことを望むような、そんなリアルな人生を生きる人間になりたいっちゅうんが、タゴールさんの希望やっちゅうことながぜよ。


  
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