2024年01月31日

「高知女性経営者の会(ひよこ会高知)」の2024年度新年会ぜよ!

1月27日(土)は、18時半から「料亭 濱長」さんにて、「高知女性経営者の会〜ひよこ会高知〜」の2024年度新年会が開催されたがよ。
2024.1.31写真1  濱長

「ひよこ会高知」の前身となる「ひよこ会」は、高知青年会議所の現役およびシニアクラブ女性メンバーの集まりとして、故入交太二郎先輩のご提案・命名により、2002年に活動を開始しちゅうがやき。


ほんで、2019年1月に、高知県内で活躍する女性経営者並びに経営に参画する女性と共に、意見交換や調査研究を通して、人材の育成、経営知識や技術の向上を図ることを前提とし、日本銀行高知支店長を参与に迎え、新体制をスタートさいちゅうがよ。

「ひよこ会高知」の中田由季会長さんにゃあ、ワシゃあ高知JC時代からお世話になっちょって、現在も土佐経済同友会の「人づくり委員会」にてお世話になりゆうっちゅうことで、司牡丹酒造の社長としてワシも賛助会員にならいてもうちゅうがやき。


さて、この日は2024年度の総会が開催された後に、ワシらあ賛助会員メンバーらあも集まっての、2024年度の新年会が開催されたっちゅう流れながよ。


まずは、荒井副会長さんの司会進行にてスタートし、中田会長さんのご挨拶があったがやき。
2024.1.31写真2  開会写真3  中田会長挨拶











続いては、参与の日本銀行高知支店の藤原支店長さんのお祝辞があったがよ。
写真4  藤原支店長挨拶












ほんで、「司牡丹・船中八策」(超辛口・純米酒)を注ぎ合うて、顧問の株式会社テレビ高知藤田社長さんのご発声にて乾杯し、宴席がスタートしたがやき。
写真5  船中八策2024.1.31写真7  乾杯












写真6  乾杯発声藤田社長












●前菜盛合せ
写真8  前菜と船中八策

前菜盛り合わせをいただきゃあ、「船中八策」がまっこと進むこと進むこと!


ワシの周りに座られちゅう方々らあに「船中八策」を注がいてもうて、差しつ差されつで酌み交わし、語り合わいてもうたがよ。





●お造り


●焼き魚


当然、「お造り」や「焼き魚」にゃあ、「船中八策」がバッチリやって、沁みるように旨いがやき。
写真9  お造りと焼物


宴席は次第に盛り上がりだいて、何名かの方々が席を立って回りだいたがよ。


早速ワシも、「船中八策」とグラス片手に、席を立ってアチコチ回らいてもうたがやき。


まずは中田会長さんと参与の藤原支店長さんのところにご挨拶にうかごうて、「船中八策」を酌み交わさいてもうたがよ。


19時半ばあからは、皆さんの自己紹介&アピールタイムが始まったがやき。
写真10  会員自己紹介&アピール2024.1.31写真11  宴席風景












まずは「ひよこ会高知」の正会員メンバーの方々が順番に、自己紹介やアピールをされたがよ。


●「煮物」


●「鍋物」
写真12  焼物と煮物写真13  鍋物











そんな合間に席に戻んて、「煮物」や「鍋物」らあをいただいたがやき。


続いて、賛助会員の自己紹介&アピールタイムやっちゅうことで、ワシも登壇さいてもうたがよ。
写真14  賛助会員自己紹介写真15  賛助会員自己紹介2













土佐経済同友会の「人づくり委員会」(中田会長さんが委員長)の4年間に渡る活動によって、「NPO法人土佐伝統お座敷文化を守る会」が、いよいよ設立されることになったっちゅうことで、ちくとそのアピールをさいてもうたがやき。



その後も、他の賛助会員の皆さんが、次々に自己紹介とアピールをされたがよ。


●炊き込みご飯
写真16  お食事

●漬物


●蛤のお吸い物


20時過ぎばあにゃあ、〆のお食事も出されたがやき。




土佐の変り者として有名な、バー「オ〜イエイ!オ〜イエイ」のまーちんさんも登場され、「挨拶とスカートは短い方がえいっ!」っちゅう、こぢゃんと短い挨拶をされ、爆笑やったがよ。
写真17  まーちんさん











こうして20時半過ぎばあにゃあ中締めとなり、高知新聞社の中平社長さんの三本〆にて、大団円のお開きとなったがやき。
写真18  中締め中平社長

お開き後は、さあ帰ろうかとしよったら、正会員メンバーの公文さんくのスナックバー「ナイン」さんに2次会に行くき、チョコッとでえいき顔を出しやっちゅうて中田会長さんに言われたもんやき、チョコッと顔を出すことにさいてもうたがよ。








けんど、当然チョコッとで終わるはずものうて、ピンクレディーの「渚のシンドバット」を牛田さんと2人で歌って踊ったりするハメになったりして盛り上がりまくり、行き抜けてしもうたがは、そりゃあ当然やったがやき。
写真19  2次会風景写真20  2次会風景2












さてさて、中田会長さんを筆頭とする「ひよこ会高知」の皆さん、新年会にお招きいただき、まっことありがとうございましたぜよ!















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社
  

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2024年01月30日

第8回高知県酒米品評会表彰式ぜよ!

1月26日(金)は、13時半から「高知会館」さんにて、第8回(令和5年度)高知県酒米品評会表彰式が開催されたがよ。


高知県の農業は、園芸作物が主体で、飯米も含めて米の品評会は8年前までなかったがやき。


そのため、平成27年に設立された産官学連携組織「土佐酒振興プラットフォーム」(竹村昭彦会長)が、高知県のオリジナル品種の酒造好適米「吟の夢」(&第3回から適性米のフクヒカリも)を生産する全農家を対象に企画したもんで、毎年いずれ劣らぬ高品質の酒米が出品され、その表彰式が行われゆうっちゅう訳ながよ。


さて、高知県酒造組合理事長のワシゃあ、11時半ばあに到着し、高木副理事長や事務局の秋久さんらあとランチミーティングをしてから、会場の準備に入ったがやき。


舞台に土佐酒ブランドコンセプト「TOSA NAKAMA SAKE」のノボリらあを飾り、会場後方にゃあ、受賞者の酒米サンプル(「吟の夢」「フクヒカリ」「土佐麗」「たちはるか」)が展示されちゅう隣に、土佐酒蔵元のお酒もズラリと並べらいてもうたがよ。
写真1  吟の夢写真2  フクヒカリ、土佐麗等











写真3  土佐酒写真4  土佐酒2











写真5  土佐酒3写真6  土佐酒4











写真7  土佐酒5
ちなみに司牡丹は、「司牡丹・土佐宇宙深海酒」(純米吟醸酒)と「司牡丹・土佐麗」(純米吟醸酒)を用意さいてもうたがやき。









県内各地のJA高知県の皆さん、生産者の皆さん、県農業振興部の皆さん、県農業技術センターと県工業技術センターの皆さん、各地の農業振興センター、各地の農業改良普及所、県農業振興部環境農業推進課の皆さん、県産業振興推進部地産地消・外商課の皆さん、高知県酒造組合のメンバー、そして高知大学や旭食品株式会社や株式会社地域商社こうちの方々らあも含め、65名が集まったがよ。
写真8  参加者集まる











ほんで13時半にゃあ高知県環境農業推進課の高田課長補佐さんの司会にて開会し、まずは土佐酒振興プラットフォームの会長を務めさいてもらいゆう高知県酒造組合理事長のワシから、開会のご挨拶をさいてもうたがやき。
2024.1.30写真9  開会












お次は、ご来賓を代表して、高知県農業振興部の杉村部長さんから、お祝辞をいただいたがよ。
写真10   杉村部長祝辞


続いては、ご来賓の紹介があり、あらためてワシと杉村部長さんと、高知県農業協同組合の安岡常務理事さんと、株式会社地域商社こうちの森下会長さんらあの紹介があったがやき。







お次は、審査員長である高知県農業技術センターの細川企画監さんから、審査講評があったがよ。
写真11  審査員長講評

ちなみに審査方法は、玄米を用いて調査し、「千粒重」「タンパク質含有率」「整粒割合(吟の夢は心白整粒割合)」「デンプン消化性(アルカリ崩壊性)」「外観品質」の5つの項目で、昨年から配点を傾斜配分として、それぞれ順番に、19点、22点、21点、20点、18点っちゅう配点にて評価したがやき。


続いては、表彰式のために、舞台の配置換えを行うたがよ。



いよいよ表彰式のスタートで、まずは「吟の夢部門」からで、最優秀の高知県知事賞は、高橋勉さん!
写真12  吟の夢・最優秀賞表彰

杉村部長さんから、表彰状と、副賞の大吟醸酒1升瓶1本と柚子ドリンクの目録が手渡され、拍手喝采やったがやき。








お次の優秀賞は2点で、まず高知県酒造組合理事長賞は高井豊歳さん、高知県農業協同組合長賞西村尚さん!
写真13  吟の夢・優秀賞表彰

前者はワシから、後者はJA高知県の安岡常務理事さんから、表彰状と副賞の大吟醸酒720ml瓶1本と柚子ドリンクの目録が手渡され、拍手喝采やったがよ。










続いての特別賞は1点で、高知県農業振興部長賞は、田岡昇さん!
写真14  吟の夢・特別賞表彰

高知県農業振興部の杉村部長さんから、表彰状と副賞の吟醸酒720ml瓶1本と柚子ドリンクの目録が手渡され、拍手喝采やったがやき。


さらに奨励賞7点は、土佐酒振興プラットフォーム会長賞で、和田光正さん、右城雄一さん、有澤均さん、中越幸年さん、野村和仁さん、山田良二さん、前田晴夫さん!


土佐酒振興プラットフォーム会長のワシから、表彰状と副賞の土佐酒720ml瓶1本が手渡され、拍手喝采やったがよ。


続いては「フクヒカリ部門」で、最優秀の高知県知事賞は、大久保誠二さん!
写真15  フクヒカリ・最優秀賞表彰


杉村部長さんから、表彰状と、副賞の大吟醸酒1升瓶1本と柚子ドリンクの目録が手渡され、拍手喝采やったがやき。


お次の優秀賞は2点で、まず高知県酒造組合理事長賞は大野哲さん、高知県農業協同組合長賞は楠瀬敏幸さん!


前者はワシから、後者は高知県農業協同組合の安岡常務理事さんから、表彰状と副賞の大吟醸酒720ml瓶1本と柚子ドリンクの目録が手渡され、拍手喝采やったがよ。


お次の特別賞は1点で、高知県農業振興部長賞は、山本文紀さん!


高知県農業振興部の杉村部長さんから、表彰状と副賞の吟醸酒720ml瓶1本と柚子ドリンクの目録が手渡され、拍手喝采やったがやき。


続いては「土佐麗」・「たちはるか」部門の表彰で、まず「土佐麗」部門の奨励賞(土佐酒振興プラットフォーム会長賞)は、西村秀雄さんと中島大輔さん!


土佐酒振興プラットフォーム会長のワシから、表彰状と副賞の土佐酒720ml瓶1本が手渡され、拍手喝采やったがよ。


お次の「たちはるか」部門の奨励賞(土佐酒振興プラットフォーム会長賞)は、福井雅一さん!


土佐酒振興プラットフォーム会長のワシから、表彰状と副賞の土佐酒720ml瓶1本が手渡され、拍手喝采やったがやき。


ほんで、受賞者代表として、「吟の夢」部門で最優秀賞を受賞された高橋勉さんと、「フクヒカリ」部門で最優秀賞を受賞された大久保誠二さんから、受賞者の謝辞があったがよ。
写真16  謝辞











続いて、ワシらあも含め受賞者の皆さんらあと、記念撮影が行われたがやき。
2024.1.30写真17  試飲風景


皆さん、まっことおめでとうございますぜよ!


さてその後は、配置換えや準備らあもあり、ちくと休憩タイムがあったがよ。


この間に、会場後方の玄米サンプルと土佐酒展示に、参加者の皆さんが集まったがやき。


酒米サンプルを入念に見比べる方、土佐酒を一本一本手に取って裏ラベルらあチェックされる方や、早速試飲される方々らあもおられたがよ。


さてこの後は、引き続き情報提供と講演ながやき。


まずは「令和5年度の酒米生産の概況について」、高知県環境農業推進課の伊東専門技術員さんから報告があったがよ。
写真18  酒米生産の概況・伊東さん写真19  伊東さん2











お次は、高知県農業技術センター研究員の武田さんから、「高知県における酒米新系統の取り組みについて」の報告があったがやき。
写真20  酒米新系統の取組・武田さん

その後は、質疑応答らあがあったがよ。


ほんで、再びちくと休憩タイムがあったがやき。







続いては講演に移り、まずは新中野工業株式会社の海老統括部長さんより、「蔵元様から求められる酒米品質を目指して〜蔵元と生産者による共創〜」についての講演があったがよ。
写真21  講演・新中野・海老部長











お次は、株式会社岩藤農産さんの岩藤取締役さんから、「雄町米」の栽培らあについての講演があったがやき。
写真22  岩藤農産・岩藤さん講演写真23  岩藤さん講演2











米の胴割れを防ぐための、適期刈取や乾燥調整らあについて、精米機メーカーと農家の視点から語っていただいたがは、皆さんにこぢゃんと参考になったようで、この後は、熱心な質疑応答が30分ばあ繰り広げられたがよ。
写真24  質疑応答
まさに講師のお2人の言葉、「酒米栽培は生産者と蔵元との共同プロジェクト」を、みんなあで共有できたようで、まっこと有り難いことやったがやき。


海老統括部長さん、そして岩藤取締役さん、まっことありがとうございましたぜよ!


17時ちょい前ばあにゃあ、土佐酒振興プラットフォーム副会長で高知県工業技術センター特別技術支援員の上東さんより、閉会のご挨拶があったがよ。


こうして、「第8回(令和5年度)高知県酒米品評会表彰式」は、17時ばあにゃあお開きとなったがやき。
写真25  閉会挨拶


あらためまして受賞者の皆さん、まっことおめでとうございます!








ちなみにこの後は、部屋を移動して、17時20分ばあから、懇親会が開催されたがよ。
写真26  懇親会開会

まずは、高知県環境農業推進課の伊東専門技術員さんの進行にてスタートし、高知県酒造組合理事長&土佐酒振興プラットフォーム会長のワシからご挨拶さいてもうたがやき。









ほんで、みんなあで土佐酒を注ぎ合うて、乾杯し、懇親会の「おきゃく」のスタートながよ。
写真27  乾杯2024.1.30写真28  宴席風景













いろんなお料理が次々に出され、ワシゃあお料理をいただきもって、同じテーブルの方々らあと次々にいろんな土佐酒を酌み交わしまくって、盛り上がったがやき。
写真29  お料理

中盤ばあからは、アチコチに移動しまくらいてもうて、いろんな方々らあとこぢゃんと酌み交わしもって語り合わいてもうたがよ。


また、この日はなかなか寒かったもんやき、ワシゃあ「高知会館」さんのスタッフの方に訊ねたら「飲み放題設定」に燗酒も入っちゅうっちゅうことやったき、燗酒もお願いしたがやき。





さあ、燗酒とお猪口が来りゃあ、本格的な土佐の「おきゃく」、献杯・返杯の始まり始まりながよ。
2024.1.30写真30  宴席風景2写真31  宴席風景3












とは言うたち、まだまだコロナやインフルエンザも残っちゅうき、同じ杯を酌み交わすがやのうて、大半は相手の杯に注ぎ合うっちゅうバージョンやったがやき。


とにかく、アチコチに移動しまくりもって酌み交わしまくり、飲んで語り合うて、飲んで語り合うて、盛り上がりまくらいてもうたがよ。


こうして、19時半過ぎばあにゃあ、大団円のお開きとなったがやき。
写真32  中締め写真33  お開き











表彰されました生産者の皆さん、あらためましておめでとうございました!


そして、ご参加いただきました関係各所の皆様、今年も高知県の酒米と土佐酒を、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


















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2024年01月29日

日本名門酒会・静岡中部支部・新年会議<2024>ぜよ!

1月24日(水)は東京から静岡に向こうて、静岡駅近くのホテルにチェックインしてから、清水駅北口のイワシ料理「善(よし)」さんにて、17時から日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)静岡中部支部の2024年の新年会議やったがよ。
写真1  善に集まる写真2 いわし料理善











ワシゃあコロナ禍の関係らあで、2019年に参加して以来やき、まっこと久々の5年ぶりの参加っちゅうことになるがやき。


17時にゃあ、静岡中部支部の加盟店さんや本部・支部、蔵元らあが30名近う集まり、日本名門酒会静岡中部支部長会社の株式会社平喜・地酒部の松井さんの進行にて、開会ながよ。
写真3  松井さん

まずは昨年1年間の支部実績らあの資料を元に、松井さんから報告があったがやき。


静岡中部支部の「日本名門酒会」全体の数字としちゃあ、2023年度は前年対比で100%を超え、同支部の基軸・戦略商品5銘柄(若竹・司牡丹・一ノ蔵・大山・開運)の合計じゃあ前年対比でちくと減の97%やったけんど、司牡丹単独じゃあ前年対比123%やっちゅうことで、まっこと有り難いかぎりやったがよ。


続いては、日本名門酒会本部長・株式会社岡永の飯田社長さんより、令和6年の基本方針らあについてのお話があったがやき。


まずは2023年の振り返りのお話や、2023〜2024年の話題らあのお話があり、2024年をどう考えるかっちゅうことで、やっぱし最大のニュースは新型コロナ5類移行で、取り戻したがは、活動であり、賑わいであり、売上であり、利益であり、そこにゃあ自社の「強み」と「可能性」があるっちゅうことやったがよ。


ほんで、2024年の「日本名門酒会基本方針(案)」として、以下のとおりのお話があったがやき。

 峩み」を活かし、「機会」を創る→「強みの上に己を築け」「顧客の創造」っちゅうドラッカーさんの言葉を挙げられたがよ。


◆崋鯊◆廚箸いに向き合うか→「強み」をポテンシャルとして引き出すっちゅうことながやき。


「52週」活動をさらに活発に→「強み」を伸ばす活動っちゅうことで、近々の事例として「立春朝搾り」のSNS活動らあを挙げられたがよ。


ぁ屮ぅ戰鵐函彜袷管活→リアル、空間、時間→可能性として、今年「肉フェス」に初参加するっちゅうことやったがやき。


ァ峺修」復活…「ワクワク系マーケティング」の小阪裕司先生の研修を、まずは3月のメーカー会議からスタートさせるっちゅうことやったがよ。


ζ本の蒸留酒…クラフト・ジンは面白い!語って、楽しい!→クラフト・ジンは地酒やっちゅうて、力強う語られたがやき。


日本のワイン…"玉石混交"のなかの新たなネットワークづくり。


┸品…ノンアル含む。


新市場…ラグジュアリー市場「高額日本酒」、「AWA SAKE」。


「気づかせていない価値」…業界の常識、消費者は知らず、飽いてどうする!


IT化、酒屋のDX、AI活用…オンライン発注、ポイントは「効率」or「効果」。


「消齢化社会」という考え方…少子高齢化じゃなく、Z世代とかでもなく、世代間のタテ串は「共感」!


ほんで最後に、能登半島地震への短期的支援、中期的支援、長期的支援らあについてを語られたがよ。


続いては、司牡丹のワシからの発表で、まずは「司牡丹酒造・今期(令和5年10月〜令和6年9月)方針」を発表さいてもうてから、「司牡丹酒造前期の売上・現状について」を報告さいてもうて、「今期の方針」について、詳しゅう報告さいてもうたがやき。
写真5  竹村発表資料

司牡丹酒造の今期のメインテーマ、「土佐の『食・酒・人・宴』をイノベーションし、土佐の未来を創る!」について語らいてもうたがよ。


「食が美味しい!酒が旨い!人が明るい!そして世界一宴が楽しい酒国土佐!」っちゅう内容と、土佐の高知を日本中・世界中の他のどこっちゃあにない唯一無二の魅力あふれる地域にするために、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」(竹村昭彦理事長)が設立(令和6年1月下旬頃認証予定)されることになったっちゅうお話らあをさいてもうたがやき。


さらに、「今期売上アップのために〜売上高8億以上を持続できる経営基盤確立に向けて〜」っちゅうお話もさいてもうたがよ。


●あらゆる現場にて、司牡丹商品に「食・酒・人・宴」に関連づけた「動機づけ」を提案(食中酒として、コミュニケーションツールとしての魅力)し、顧客との「絆づくり」も徹底。


●特に大定番「船中八策」を、あらためて飲食店の必須アイテム(酒も食も進み=店が儲かる、会話も弾む=お客様が悦ぶ)として「動機づけ」提案、顧客との「絆づくり」の徹底。


●高知県唯一のクラフトジン「マキノジン」(2品)の本格的な全国展開、そして海外輸出も!世界的なクラフトジンブームと朝ドラ効果の持続を意識した「動機づけ」提案!


●「山柚子搾り」の海外に向けた「動機づけ」提案、国内に向けた「動機づけ」提案。


●「二割の麹が八割の味を決める」を、新定番食中酒としてあらためて「動機づけ」提案。「Kura Master」金賞、「全米日本酒歓評会」金賞、「Sake Compe」11位等もアピール!


●令和7(2025)年の大チャンスに向けた準備活動の徹底!特に関西市場強化!

・令和6年7月下旬、大阪に高知県アンテナショップがオープン。

・令和7年4月頃までの予定で、高知龍馬空港が国際線化。

・令和7年4月〜9月、朝ドラ「あんぱん」放送。

・令和7年4月13日〜10月13日、「大阪関西万博」開催。 ※映画「Okyaku」も封切?


最後に、「その他、注目商品・企画等」についてや「その他・報告事項等」についてのお話をさいてもうて、ワシからの発表は終了さいてもうたがやき。


お次は、地元の「若竹」さんから、今期の造りについての報告や、商品についてのお話らあがあったがよ。
写真6  若竹さん発表


続いては、司牡丹営業の佐野くんから、今年提案したい司牡丹商品についての報告があったがやき。








お次は、「一ノ蔵」さんから、2〜4月のマーチャンダイジングカレンダーについてや、季節商品らあについての提案らあがあったがよ。
写真7  一ノ蔵さん発表










続いては、「大山」さんから、人気商品の「十水」を中心としての提案らあのお話があったがやき。
写真8  大山さん発表












最後に、地元の「開運」さんから、他にゃあ真似できんような新商品についてのお話らあがあったがよ。
写真9  開運さん発表


こうして18時半ちょい過ぎばあにゃあ、無事新年会議は終了し、そのまんま新年会に突入ながやき。


5蔵元のお酒が配られ、「前菜盛り」も出されたがよ。


ほんで、みんなあでお酒を注ぎ合うて、威勢良う乾杯して、新年会がスタートしたがやき。


ちなみに司牡丹からは、大定番の「船中八策」(超辛口・純米酒)や、「船中八策・きもと」(超辛口・きもと仕込純米酒)や、「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)や、「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)らあが出されちょったがよ。


まずはワシゃあ、大定番の「船中八策」(超辛口・純米酒)と「大山・大辛口」を飲み比べしもって、「前菜盛り」をいただいたがやき。


さらに、「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)や「一ノ蔵・辛口純米酒」らあをいただきもって、「刺身盛り」や「生牡蠣」をいただいたがよ。
2024.1.29写真13  刺身盛り写真12  二割八割と一ノ蔵写真14  牡蠣













また、「若竹・鬼乙女」(特別純米酒)や、「開運・エリート中のエリート」(純米吟醸酒)や、「船中八策・きもと」らあを周りの方々らあとガンガン酌み交わしまくって、盛り上がったがやき。
写真15  鬼乙女写真16  エリート中のエリート2024.1.29写真17  船中きもと












お料理がどれもこれも美味しいもんやき、お酒が進むこと、進むこと!


とにかくガンガンお酒が進み、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、大いに盛り上がりったがよ。
2024.1.29写真18  宴席風景
後半にゃあ、アチコチ移動さいてもうて、皆さんと司牡丹を酌み交わし酌み交わし、さらに大盛り上がりに盛り上がりまくったがやき。


アッチで飲んで飲まいて語り合うて、コッチで飲まいて飲んで語り合うて……グチャグチャの大盛り上がりとなったがよ。


終盤にゃあ、「桜エビのかき揚げ」や「お茶漬け」らあをいただきもって、ちくと小休止さいてもうたがやき。
写真20  桜エビかき揚げ写真21  お茶漬け












こうして21時ばあにゃあ中締めとなったがやけんど、ワシも皆さんも、立派な酔っぱらいとなっちょったがよ。
写真22  中締め












ちなみにその後は、電車にて静岡まで戻り、飯田社長さんを含めた有志メンバー6人にて、「クシットリア・ヨコジ」さんにて、「船中八策」(超辛口・純米酒)をガンガンに酌み交わしまくり、やり切ってしもうたがは、そりゃあ当然の流れやったがやき。
写真23  ヨコジ写真24  船中を注ぐ











写真25  おつまみ写真26  餃子












写真27  2次会風景

静岡中部支部の皆さん、まっことありがとうございました!


今年も何とぞ、宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
















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2024年01月28日

幸せの言の葉<1783>

「人間、逆境にあるときゃあ、クリエイティブになるほかないがよ。昼も夜も考えに考え、深う理解しょうとするもんぜよ。」(ビル・ゲイツ)


アメリカ合衆国の実業家で、かのマイクロソフト社の共同創業者であり元会長兼顧問、ビル・ゲイツ(1955〜)さんの言の葉ながやき。


人間誰やち、逆境だらけの人生らあて嫌なもんやき、順境を望むもんながよ。


けんど、かのビル・ゲイツさんに言わせりゃあ、誰やち嫌がおうでもクリエイティブになれる環境こそが、逆境やっちゅうことになるがやき。


確かに、誰やち逆境にあるときゃあ、昼も夜も考えに考え続けて、深いところまで理解しょうとするき、クリエイティブにならざるを得んがよ。


つまり、クリエイティブになりたいやったら、逆境を利用せえっちゅうことながやき。


逆境にあるきにこそ、クリエイティブになれるし、知恵も湧いてくるき、それによってどんな逆境やち乗り越えられるし、それによって人間は成長し続けることができるがよ。


ほいたら、逆境こそが、自分の人生にとっちゃあ、大切な宝物になるっちゅうことながぜよ!

  
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2024年01月27日

幸せの言の葉<1782>

「ワシの義務は猛烈に楽しむことぜよ。」(オスカー・ワイルド)


「サロメ」「幸福な王子」らあの代表作で知られる、アイルランド出身の詩人・作家・劇作家、オスカー・ワイルド(1854〜1900)さんの言の葉ながよ。


「義務」っちゅうたら本来は、人がそれぞれの立場に応じてやるべき務めっちゅう意味の言葉やき、「猛烈に楽しむこと」が義務やっちゅうて言われたら、ちくと違うような気がしてしまうがやき。

一方、これが「権利」っちゅう言葉やったら、あるものごとを自分の意志で自由に行うたりすることができる資格や能力っちゅう意味の言葉やき、こっちの方が「猛烈に楽しむこと」にゃあピッタリくるような気がしてしまうがよ。


ほいたら何で、かのオスカー・ワイルドさんは、「権利」やのうて「義務」の方を選んだがやろうか?


「猛烈に楽しむこと」が「権利」やったら、自分の意志で自由に行うたり、行わんかったりできるっちゅうことになってしまうけんど、これが「義務」やったら、そりゃあ やるべき務めながやき、やらにゃあいかんことになるがやき。


つまり、「猛烈に楽しむこと」が人生においちゃあ、何をさておいたちやらにゃあいかんことやっちゅうて、ワイルドさんは強調したいっちゅうことながよ。


何ごとやち「猛烈に楽しむこと」ができりゃあ、そりゃあその分野を究めて、一流になれることを意味しちゅうがやき。


つまり、ある分野を究めて一流になれて、且つ人生を思いっきり謳歌できるっちゅう生き方が、「猛烈に楽しむこと」やっちゅうことながぜよ。


  
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2024年01月26日

【酒道 黒金流】「『日本酒?ウィスキーですか?』の衝撃!日本酒復活のために!」ぜよ!

今回は、ワシが創始して立ち上げさいてもうた、日本酒を媒介とした「もうひとつの道」、「酒道 黒金流」ホームページ(https://shudo-kurogane.jp )の「門前編 其の弐」に、新しいコンテンツとして「『日本酒?ウィスキーですか?』の衝撃!日本酒復活のために!」を、1月25日にアップさいていただきましたきに、動画も文章も無料で観ることができますき、是非たくさんの皆さんにご覧いただきたいがやき。
2024.1.26写真1 酒道 黒金流サイトトップ2024.1.26写真2 門前編其の弐









2024.1.26写真3 門前編其の弐2

昨年10月に東京の某有名ホテルにて、全国の中小企業のトップ約1,200名が参加するっちゅう交流大会が開催され、ワシも出席さいていただいたがよ。


総会や講演会らあも終わり、その後大懇親会が開催されたがやけんど、その立食パーティの最中に、ホテルの若い女性スタッフの方に「日本酒はないかえ?」っちゅうて訊ねたところ、ほいたら「日本酒?ウィスキーですか?」っちゅう衝撃的な返事が返ってきたがやき!


その女性は日本人の20代のスタッフの方やって、もちろんアルバイトかもしれんがよ。


けんど衝撃的ながは、つまりその女性にとっちゃあ、「日本酒」っちゅう言葉が何を意味するかが分からんかったっちゅう事実ながやき。


後に日本酒を持ってきちゃあくれたけんど、ワシゃあこの衝撃にしばらく呆然としてしもうちょったがよ。


ワシらあ日本酒業界のもんらあは、それぞれがそれぞれのやり方で日本酒の復活を夢見ゆうと思うけんど、もしかしたらワシらあ全員が、根本的に考え方をあらためにゃあならんがかもしれんがやき。


そこで今回は、この「日本酒?ウィスキーですか?」の衝撃からスタートし、真に日本酒が復活するためにゃあ何が必要ながか、じっくり考えてみたいと思うがよ。


https://shudo-kurogane.jp/shudo/gate02/gate02_35.html

【「日本酒?ウィスキーですか?」の意味するもの】
写真4 「日本酒?ウィスキーですか?」の衝撃!2024.1.26写真6 動画










まずは、この「日本酒?ウィスキーですか?」っちゅう言葉を吟味し、その意味するもんを考えることからスタートしたいがやき。


この女性の返事を忠実に再現すりゃあ、「にほん…しゅ?…ウィスキーですか?」となるがよ。


つまり、おそらくこの女性は「日本酒」っちゅう言葉を聞いた経験がなかったがやないかと考えられるがやき。


たとえばワシらあも、「アメリカ酒はありますか?」っちゅうて聞かれたら戸惑うがよ。


「国の名前+酒」じゃあ、一般的にゃあ何の酒を意味しちゅうかが通じんがやき。


ほんじゃき彼女は「にほん…」っちゅう国名を言うた後、少し間をあけてから「しゅ」っちゅう言葉を加えたがやないろうか。


ほんで、「日本という国名+酒」で考えて、記憶の中の日本にある酒の会社は…サントリー(あるいはニッカ)や!つまりそりゃあウィスキーやろか?…となったがやないかと、ワシゃあ考えたがよ。  


そして、この「日本酒?ウィスキーですか?」っちゅう言葉が表しちゅうがは、前述のとおり、もはや日本人やち若い方々の中にゃあ、「日本酒」っちゅう言葉の意味すら分からん方もおるっちゅう衝撃的な事実ながやき。
写真5 「日本酒?ウィスキーですか?」の衝撃!文章

これまでワシらあは、「日本酒離れ」「日本酒嫌い」「日本酒はくさい」「日本酒はオヤジの飲み物」……等々の、日本酒に対するマイナスイメージをいかに払拭するかに尽力してきたがよ。


その活動は、ある意味で「嫌い」を「好き」に変換しょうとするようなもんやったがやき。


「嫌い」を「好き」に変換させるこたぁ、実は比較的容易ながよ。


たとえば、大学時代に安酒で日本酒イッキをさせられて日本酒嫌いになった人に吟醸酒を飲ませりゃあ、「こんなフルーティな日本酒があるがや!」っちゅうて気づき、比較的簡単に「嫌い」が「好き」に変換したりするがやき。


けんど…「日本酒」っちゅう言葉の意味すら分からん人っちゅうんは、別に日本酒が「嫌い」なわけじゃあないがよ。


ただし「好き」でもないがやき。


ほいたらどう思うちゅうがかっちゅうたら…そりゃあ何も思うてない…つまり「無関心」ながよ!


ここで、「無関心」の恐ろしさについて、ちくと補足しちょきたいがやき。


カナダのブリティッシュコロンビア大学を中心とする研究チームが、職場での「仲間はずれ」と「無視」に関する調査を実施したがよ。


多くの人らあは「無視」することは、「いじめ」たり「仲間はずれ」にしたりすることよりか罪は低いと考えちゅうけんど、そこで判明したがは、実は直接いじめられるよりか、無視(=無関心)されることの方がつらいっちゅう事実やったっちゅうがやき。


また、ナチス・ドイツのホロコーストからの生還者であるエリ・ヴィーゼル氏は、強制収容所での経験を自叙伝に記し、ノーベル平和賞を受賞しちゅうけんど、彼の言葉に「愛の対義語は憎しみやのうて無関心や」っちゅう言葉があるがよ。


ナチス・ドイツによって約600万人のユダヤ人が犠牲になったといわれちゅうけんど、その虐殺の背景にゃあ、多くの民衆の「無関心」があったこたぁ、ワシらあは決して忘れちゃあいかんがやき。


日本酒が「嫌い」やったら、そりゃあまだ「好き」に変換できる可能性があるがよ。


けんど、日本酒にまったく「無関心」っちゅう場合は…いったいどうすりゃあえいがやろうか?


少のうたち、日本酒に対するマイナスイメージをいかに払拭するかに尽力したところで、「無関心」な人にゃあまったく響かんがやき。


近年日本酒は、どんどん進化し、年々より美味しゅうなっていきゆうがよ。


けんど、日本酒全体は未だに減少傾向に歯止めがかからんと、年々市場は縮小の一途をたどっていきゆうがやき。


もちろんコロナ禍の影響も大きいけんど、それを鑑みたちこの減少度合いは異常なほどながよ。


もしかしたらその根本原因は、日本酒が「嫌い」な人よりか、日本酒に「無関心」な人がどんどん増加しゆうことにあるがかもしれんがやき。


だとすりゃあ、ワシらあはみんなあ、根本的に考え方をあらためにゃあならんがやないろうか。


【無関心な人をいかに動機づけるか?<1>「モノ」から「ヒト」へ!】


まずワシらあが根本的にあらためにゃあいかん考え方の第一に挙げられるがは、ワシらあはこれまで、あまりにも日本酒っちゅう「モノ」にフォーカスしすぎやったっちゅう点ながよ。


誤解せんとっていただきたいがやけんど、日本酒メーカーが日本酒っちゅう「モノ」にこだわってより優れた日本酒を世に出そうとすることも、酒類卸や酒販店や飲食店らあがそんな日本酒っちゅう「モノ」へのこだわりや特徴を世に広めろうとすることも、そりゃあ当然のことであり、これらあを否定するつもりは毛頭ないがやき。


けんど、ようよう深う考えてみていただきたいがよ。


たとえどればあ大きな売り上げであったち、実は1人ひとりの人間の「行動」がその売り上げを作っちゅうっちゅう事実に気づかなけりゃあいかんがやき。


1人の人間がある商品に興味を持って、手に取り、レジに持って行き、お金を払うっちゅう行動が成立して初めて、売り上げがたつがよ。


ほんで、そんな1人ひとりの行動が集まって、大きな売り上げをつくっちゅうがやき。


つまり、ヒトの行動だっけが売り上げをつくるがよ!


これまでの時代やったら、「モノ」にフォーカスした伝え方やちまだ売り上げがつくれたかもしれんがやき。


けんどこれからの時代、今後ますます日本酒っちゅう「モノ」自体に無関心な人が増えていくがやとすりゃあ、もはや「モノ」にフォーカスした伝え方じゃあ、そのこだわりはまったく届かんことになってしまうがやないろうか。


これからの時代は、「モノ」へのこだわりをそのまんま伝えるがやのうて、それらあを「ヒト」にフォーカスした言葉に変換して伝えにゃあならんっちゅうことが、もはや死活的に重要ながやといえるがよ。


【無関心な人をいかに動機づけるか?<2>「売る」から「買いたい」へ!】


ほいたら、「モノ」へのこだわりをそのまんま伝えるがやのうて、それらあを「ヒト」にフォーカスした言葉に変換して伝えるにゃあ、いったいどういう発想の転換が必要ながやろうか。


まず、「モノ」にフォーカスした状態じゃあ、どういたち自分自身が感じる「モノ」の価値を伝えることで、「モノ」を「売ろう」としてしまうがやき。


けんど、商売やビジネスをその本質から捉え直すやったら、「ヒト」にフォーカスすべきであり、「自分自身が感じる価値」やのうて、「お客様が感じる価値」っちゅう視点に切り替えにゃあならんがよ。


さらに、お客様に「売る」やのうて、お客様に「買いたい」と思うてもらうことやっちゅうて理解せにゃあならんがやき。


つまり、伝えるべき「モノ」の価値を、自分視点やのうてお客様視点で捉え直して伝え、お客様に「売ろう」とするがやのうて、お客様に「買いたい」っちゅう気持ちが起こるように働きかけるっちゅうことながよ。


こりゃあ、言葉で聞きゃあ簡単に聞こえるかもしれんけんど、長年商売を続けてきた人ほど、これまでの商売の習慣が沁み込んじゅうきに意外に困難を極めるもんやき、ここはしっかりと脳裡に焼き付けていただきたいと思うがやき。


具体例を1点挙げちょくがよ。


「ワクワク系マーケティング実践会」を主宰する小阪裕司先生(「オラクルひと・しくみ研究所」代表、情報学博士)の、メールマガジンのコラムに紹介されちょった、ある地方の小さな町にある食品スーパーの事例ながやき。


同店じゃあ、長年にわたりワインを販売しよったけんど、ほとんど売れんと、3ヶ月の販売実績もわずか5本やったそうながよ。


商圏が高齢者の多い過疎の町やっちゅうこともあり、店主は、この地域の人はワインを飲む習慣がないがやなっちゅうて考えちょったっちゅうがやき。


また店主自身も、ワインが飲めんわけじゃあないけんどよう分からん、分からんきに飲まんっちゅうことで、店での販売にも力が入らんかったそうながよ。


そんなある日、友人らあとの飲み会があり、そこでたまたま飲んだワインが実に飲みやすうて、友人らあとも、「ワインはよう分からんが、こりゃあ飲みやすい!」っちゅうて、何本も空けたっちゅうがやき。


そこで店主は気づいたっちゅうがよ。


今までワインを飲もうと思わんかったがは、ワイン初心者である自分に合うたワインに出会わんかったことと、それでも特段困りはせんかったからやけんど、そりゃあお客様も同じやないかっちゅうことながやき。


ワイン初心者である自分は詳しい方のようにゃあ語れんけんど、「初心者はこれを飲んでみて!」「初心者の自分がはまっちゅう」っちゅうメッセージやったら発信できるがよ。


そこで早速このワインを仕入れ、チラシとPOPで「ワイン初心者が飲むべきワインはこれ!」っちゅう内容の情報を発信したところ、大人気となったそうながやき。


これまで3ヶ月で5本しか売れんかった同店で、たった1銘柄で、1ヶ月に30本以上が売れたそうながよ。


その後も、「飲みやすうて気に入った」「友達にも教えちゃりたいきプレゼントに」とリピーターが増え、すっかり売れ筋商品となったがやっちゅうがやき。


ほんで、それから10年ばあが経った今、同店のワイン売り場は大きなスペースになり、1万円以上する高級ワインも普通に置かれるようになったそうながよ。


そりゃあ客層が変わったがやのうて、この10年前の実践をきっかけに、地域にワインファンが増えたことによるがやき。


「価値を伝える」たぁ、単にその商品が売れるだけやのうて、その商品を持続的に購入する「顧客を創る」ことにもなるっちゅうことながよ。


今回の例のように、それが長年ず〜っと売れんかったものやち、ながやき。


要は日本酒も、この例のようにお客様視点で捉え直し、お客様に「買いたい」と思うてもらうように仕掛けることで初めて、日本酒に無関心な人やったち関心を持ってもらえる可能性が開けていき、たとえ高齢者だらけの過疎の町であったとしたち、高額な大吟醸酒でも普通に売れるようになる、つまり「顧客を創る」ことができるっちゅうことながよ。


【日本酒を売ろうとするきに日本酒が売れんがぜよ!】


さらにここで、誤解を恐れんとハッキリと言うてしまいたいがやき。


「日本酒を売ろうとするきに日本酒が売れんがぜよ!」と。


いまや日本中、世界中に様々な日本酒コンテスト等が乱立し、「〇〇賞受賞!」とか「〇〇コンテストで第1位!」とかのキャッチコピーが蔓延しちゅうがよ。


もちろん司牡丹酒造も、そりゃあ賞は獲りたいし、獲れりゃあ嬉しいし、そのために品質のブラッシュアップは欠かすことのう継続しゆうがやき。


ほんで、これらあのコンテストのお陰で、日本酒全体の品質が相当アップしたっちゅうがも事実ながよ。


けんど…この「〇〇賞受賞!」も、やっぱし日本酒っちゅう「モノ」にフォーカスした戦略であることにゃあ変わりはないがやき。


しかも、この賞獲り合戦のお陰で、全国の日本酒がますます地域の風土や食文化から乖離し、「地域性」からかけ離れていいきゆうようにワシにゃあ見えるがよ。


日本酒の最大の特徴であり魅力は、この「地域性」にあるとワシゃあ思うちゅうがやき。


日本全国それぞれの地域に多様で固有の風土があり、歴史があり、食文化があり、その風土や歴史や食文化と密接につながった多様で固有の日本酒がそれぞれの地域に存在しちゅうきにこそ、日本酒は面白いし楽しいし、魅力的ながやと思うちゅうがよ。


けんど…近年は、賞を獲らんがために、日本酒の方からこの「地域性」を捨て去ろうとしゆうかのように見えるがやき。


日本酒が、最大の特徴であり魅力である「地域性」を捨て去ったその先に、いったいどんな世界が待ちゆうがやろうか?


…日本酒業界がいつまで経ったち復活できん最大の原因は、もしかしたらここにあるがやないろうか。


確かに、日本全国それぞれの地域にある多様で固有の風土や歴史や食文化らあて、いまや消え去りつつあり、風前の灯となっちゅうがも事実ながよ。


けんど…近年、そんな消え去りかけちゅう地域の多様で固有の風土や歴史や食文化を守ろうっちゅう動きが、若い方々の間で活発化し始めちゅうがも事実ながやき。


つまり、日本酒っちゅうモノにゃあ「無関心」な若者であったち、地域の多様性や地域の風土や地域の歴史や地域の食文化や、町おこしや地域文化復興らあにゃあ関心があるっちゅう人が、少なからず存在しちゅうっちゅうことながよ!


ほいたら今こそ!日本酒蔵元が地域の酒類卸や地域の酒販店らあと共に立ち上がり、そんな若者らあと手を携えて、それぞれの地域にある多様で固有の風土や歴史や食文化を守り育てていく活動を、起こしていくべき時ながやき。


こりゃあつまり、日本酒っちゅう「モノ」にフォーカスして「日本酒を売る」がやのうて、「地域性」を守りたいっちゅう「ヒト」にフォーカスして、「地域の風土や歴史や食文化・酒文化を売る」っちゅうことに他ならんがやき。


これこそが、「もはや死活的に重要」やと先に書いた、「モノ」へのこだわりをそのまま伝えるがやのうて、「ヒト」にフォーカスした言葉に変換して伝えるっちゅう行為に当たるがよ。


さらに、そんな活動こそが、お客様に「売ろう」とするがやのうて、お客様に「買いたい」っちゅう気持ちが起こるように働きかけるっちゅうことにつながっていくがやき。


そんな活動が日本全国各地で活発化していくやったら、日本酒に「無関心」やった若者らあの中からも、日本酒を「買いたい」っちゅう気持ちになる人らあが現れてくることやろう。


ほんでこの活動の先に出現する未来こそ、日本酒復活の未来であるとワシゃあ確信しちゅうがよ。


さてさて、ここまでかなりの長文やったけんど、本編じゃあまっと詳しゅうに紹介さいていただいちゅうきにまっと詳しゅう知りたい方は、下記をクリックし、無料のYouTube動画やPDF原稿を、是非ご覧いただきたいがぜよ。


https://shudo-kurogane.jp/shudo/gate02/gate02_35.html
















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社
  
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2024年01月25日

尾張屋さん新年ご挨拶と「宝」の「初しぼりの会<2024>」開催ぜよ!

1月23(火)は朝一便で羽田に飛んで、まずは11時過ぎばあに横浜の株式会社尾張屋本店さんに新年のご挨拶にうかごうたがやき。
写真1  尾張屋

原田社長さんに新年のご挨拶をさいてもうて、ちくといろいろなお話らあをさいてもうたり、お話らあをうかがわいてもうたりしたがよ。

ほんで、2人でタクシーにて、「三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア」に移動したがやき。







こちらの20階の、レストラン「E'VOLTA(エボルタ) Unico Polo」さんにて、スペシャルランチコースをいただいたがよ。
写真2  エボルタ写真3  窓からの風景












ほんで、白ワインで乾杯し、以下の通りの美味しいランチコースをいただき、いろんなお話をさいてもうて盛り上がったがやき。
写真4  ズッパと白ワイン

●「紅あずまズッパ クルミキャラメリゼ」










●「常陸野ハム インサラータルッサ ローリエの香り」
写真5  インサラータルッサ











●「スルメイカのソテー スイスチャード トマトフォンデュ パータブリック」
写真6  スルメイカのソテー











●「スパゲッティ〜サルサマリナーラ 北寄貝 オレガノ〜」
写真7  スパゲッティ











●「常陸牛の炭焼き 金柑のジャスミンコンポート アンディーブ」
写真8  常陸牛











●「みかんのシブースト アペロールジュレ グリーンオリーブ」
写真9 シブースト












●「本日の小菓子」と「コーヒー」
写真10  小菓子とコーヒー

どれもこれも、なかなか洗練された美味しさのお料理やって、会話も弾みまくるっちゅうもんながよ。


特に原田社長さんは、ご友人の方々らあと1月26日(金)〜28日(土)に2泊3日で高知旅行に来られ、27日(土)にゃあ司牡丹の酒蔵見学に来られる予定やき、そのあたりの話題らあで盛り上がったがやき。


こうして、昼間っから結構盛り上がりまくって、13時半ばあにゃあ、お開きとなったがよ。


原田社長さん!今年も新年ランチ会、まっことありがとうございました!ごちそうさまでした!


今年も宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


さてその後は、原田社長さんと別れ、電車にて東京に戻んたがやき。


ほんで、宿泊ホテルにチェックインして、有楽町は東京国際フォーラムの「酒蔵レストラン 宝」さんに17時半過ぎばあにうかごうたがよ。
写真11  宝

こちらにて19時から、宝蔵9蔵元が集うイベント「初しぼりの会<2024>」が開催されるがやき。


ほんで18時ばあにゃあ、宝蔵9蔵元らあが集まり、打ち合わせやったがよ。







まずは「宝」の敷波店長さんからご挨拶があり、この日のイベントの流れらあについて、説明があったがやき。
写真12  ミーティング 敷波店長











続いては井本会長さんが来られ、新年のご挨拶をされ、今年のお薦め書籍をワシらあに1冊ずつ進呈してくださったがよ。
写真13  井本会長

井本会長さん、いっつもまっことありがとうございますぜよ!











お次は谷田料理長さんから、この日のお料理についての説明があったがやき。
写真14  谷田料理長

ほんで引き続き19時からは、本番の「初しぼりの会〈2024〉」が開催されたがよ。



今回もなかなかの人気で、コロナ禍後初の100名超えの109名のお客様が集まられ、開会時間直前にゃあ受付は行列やったがやき。






開会となり、まずは敷波店長さんが、司会進行を担当されてご挨拶。
写真15  敷波店長開会












ほんで、各蔵元を1人ずつご紹介し、その度に拍手喝采となったがよ。
写真16  蔵元紹介

お次は、谷田料理長さんから、この日のお料理の解説があったがやき。
写真17  料理紹介

続いては乾杯酒の「開華・遠心分離・純米吟醸無濾過生原酒」が提供され、いよいよ乾杯ながよ。








●「開華・遠心分離・純米吟醸生原酒」


「開華」の島田社長さんのご発声にて、みんなあで声高らかに乾杯したがやき。
写真18  開華・乾杯酒

こっから後は次々とお酒と料理が出され、それぞれのお酒が出されるたんびに、9蔵元が順番にご挨拶と、お酒の説明らあをしていき、他の蔵元が注いで回るがよ。
写真19  丸の間のお客様













●「西の関・特別本醸造生貯蔵酒」

★前菜:「鰤大根」
写真20  西の関と鰤大根2024.1.25写真21  宴席風景


ワシも、次々と場所を移動しもって、常連のお客様らあと盛り上がり、ガンガンお酒を酌み交わさいてもうたがやき。









●「浦霞・特別純米生酒」

★鮮魚:「高知県直送ヘダイ金柑オリーブ」「北寄貝寿司 コーヒー醤油 山葵」
写真22  浦霞とヘダイ

さらに移動し、盛り上がりまくったがよ。
写真23 2階席お客様












●「久寿玉・しぼりたて純米生原酒」

★小吸物:「すっぽんお吸い物」
写真24  久寿玉と吸い物


このあたりじゃあ、既に全てのお席が大盛り上がりになり、こぢゃんとお客様との会話も弾み、さらにガンガン酌み交わさいてもうたがやき。


ワシらあにお客様が注いでくださるがは有り難いがやけんど、何ちゃあ食べんと飲むだっけやき、アッちゅう間にお酒が回り、立派な酔っぱらいの誕生ながよ。




●「大山・特別純米しぼりたて」

★焼物:「甘鯛・胡麻山椒焼き」
写真25  大山と焼物写真26  宴席風景2











酔っぱらいのまんま、さらに次の場所に移動してお客様にお酒を注いで、ワシゃあお客様から注いでもうて、さらに飲みもって語り合わいてもうて、盛り上がったがやき。


●「司牡丹・船中八策・しぼりたて」

★逸品:大和牛たたき(低温調理)〜特製塩ポン酢
写真27  船中しぼりたてと牛肉タタキ


とにかく全室貸し切り満員なもんやき、ワイワイガヤガヤ状態で、こうなりゃあもはや蔵元の商品説明らあ、なかなか耳に入りゃあせんがよ。


そんな中で「船中八策・しぼりたて」が登場し、ワシの商品解説の順番となったき、ワシゃあ商品解説はそこそこにして、昨年4月からのNHK朝ドラ「らんまん」のネタと、来年4月からの朝ドラ「あんぱん」のネタらあを話さいてもうて、高知県はモッちゅうぜよっちゅう話題らあで、皆さんの興味を惹いたがやき。


●「白嶺・純米吟醸初しぼり」

★温菜:「柚子釜白子グラタン〜ボルチーニソース〜」
写真28  白嶺と温菜

さらに移動し、ワシゃあアチコチで「あんぱん」のネタや、今年中に高知旅行にお越しくださいやっちゅう話題らあで盛り上がらいてもうたがよ。









●「春鹿・純米超辛口・しぼりたて生原酒」

★揚物:「鰆 岩石揚げ 焼昆布塩」
写真29  春鹿と揚物
このあたりじゃあ、ワシゃあかなりの酔っぱらいやって、同等に酔っぱらいのお客様らあと共に、ガンガンに酌み交わしまくって大盛り上がりになったがやき。









●「嘉美心・桃花源しぼりたて白桃酵母」

★食事:「蟹サンラータン麺」
写真30  嘉美心と蟹サンラータン麺












こうして、アッちゅう間に21時半になっちょったがよ。


まずは敷波店長さんが登場し、御礼のご挨拶をされたがやき。
写真31  敷波店長御礼挨拶













ほんで、「大山」の渋谷さんが初の中締めを担当され、皆さんヤンヤの拍手喝采で、大団円のお開きとなったがよ。
写真33  渋谷さん中締め写真34  渋谷さん中締め2













こうして、皆さんまっこと幸せいっぱいのニコニコ満開笑顔で、帰路につかれたがやき。


ご参加いただきましたたくさんの皆様、まっことありがとうございました!


今年も1年、「宝」と宝蔵9社を、何とぞよろしゅうお願い申し上げますぜよ!


さて、お客様がお帰りになられた後は、蔵元らあみんなあで、お疲れ様の打ち上げ懇親会ながよ。
写真32  蔵元集まる

打ち上げは、お客様の悦びが伝染したかのように、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、こぢゃんと盛り上がったがやき。


ちなみに、ワシゃあ既に完全に出来上がっちょったがやけんど、打ち上げ懇親会でもさらに飲んで食べて語り合うて、盛り上がらいてもうたがよ。


谷田料理長さんのお料理は、さらに進化を続けゆうようで、またまたレベルアップしちょって、どのお料理もまっこと美味しかったがやき。


23時半前ばあにゃあ、敷波店長さんの中締めにて、ワシらあの打ち上げ懇親会も大団円のお開きとなったがよ。
写真35  打ち上げ乾杯写真36  打ち上げ〆












「宝」スタッフの皆さん、そして宝蔵の皆さん、まっことお疲れ様でした!ありがとうございました!


ちなみにワシゃあこの後も、常連客の永野さんと、永野さんの旧うからの友人の町田市の地酒専門店「リカーポート蔵家」の浅沼社長さんと3人で、銀座6丁目の隠れ家「ハッピーサルーン」さんにて2次会やって、「マキノジン」のソーダ割らあをいただきもって、カラオケ三昧で午前様まで大盛り上がりで行き抜けてしもうて、ベロンベロンで記憶が定かやなかったがは、当然の流れやったがやき。


永野さん、浅沼社長さん、お付き合いいただき、まっことありがとうございましたぜよ!





















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社  
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2024年01月24日

土佐経済同友会・人づくり委員会の「新年会」ぜよ!

1月19日(金)は、土佐経済同友会の「人づくり委員会」前年度メンバーにて、18時半から「チャイナバル茂」さんにて、新年会が開催されたがやき。
写真1  茂











こういう懇親会の場合は、委員会メンバーの中で一番の食通の岩さんが毎回美味しいお店を選定してくれよって、「人づくり委員会」ならぬ「舌づくり委員会」っちゅうて、裏で呼ばれゆうがよ。
写真2  岩崎さん乾杯挨拶

ほんで今回は、岩さんイチオシの人気のフレンチ風中華料理店、「チャイナバル茂」さんにて、奥の個室を12名貸し切りにて開催したがやき。


委員会メンバー11名と、今回ワシらあのNPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立に向けた活動でこぢゃんとお世話になった、高知県中小企業団体中央会の古木さんにもお越しいただき、12名にて開会したがよ。



まずは、ワシが持ち込みさいてもうた、昨年度「全国新酒鑑評会」最高位金賞受賞酒「司牡丹・黒金屋」(大吟醸原酒)を皆さんのグラスに注いで回らいてもうたがやき。
写真3  黒金屋











ほんで、岩さんのご発声にて、このお酒で乾杯したがよ。
2024.1.24写真4  乾杯


アチコチから、「うんまっ!」「コレは美味しいっ!」「めっちゃフルーティー!」っちゅう声があがったがやき。









●「グレの炙りカルパッチョ サラダ仕立て」
写真5  カルパッチョと黒金屋

ほんで、前菜の「グレの炙りカルパッチョ サラダ仕立て」に合わせていただきゃあ、見事なばあバッチリの相性やって、お酒がこぢゃんと進んで、皆さんアッちゅう間に飲み干してしもうちょったがよ。


ほいたら、シェフの島田茂さんが、お薦めのワインを持って来てくださり、解説してくださったがやき。
写真6  島田茂さんワイン解説











アメリカはワシントン州の白ワイン、「カンフー・ガール・リースリング」やって、こちらも香り華やかで、美しい酸味があって、カルパッチョとバッチリやったがやけんど、ワシゃあヤッパシ日本酒の方が合うと感じてしまうがよ。
写真7  カンフー・ガール

「黒金屋」がカラになったき、もう一品持ち込みさいてもうた、ウチの杜氏のポリシーを酒名にしたイチオシの「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)を出さいてもうたがやき。










●「土佐鴨の五香春巻」
写真8  二割八割と春巻

お次のお料理、「土佐鴨の五香春巻」が、これまた絶品やって、さらにこの「二割八割」を合わせていただきゃあ、予想以上にバッチリやって、あらためてこのお酒の懐の広さを実感さいてもうたがよ。


ちなみに、こちらのお酒は2本持ち込みさいてもうちょったもんやき、皆さん大悦びでおかわりされまくりやったがやき。





●「イトヨリと天然マダイのスパイス仕立て」
写真9  イトヨリとマダイ

続いてのお料理は、イトヨリと天然マダイをフリット状にしてスパイスで仕上げた逸品やって、これまた旨いの何の!


「二割八割」がガンガン進んでしまうっちゅうもんながよ。





また、イタリアのロゼワイン「テッレディ・マリア・ピア」を島田さんが出してくださり、解説してくださったがやき。
写真10  マリア・ピア

確かにこのロゼワインも、軽めで上品で美味しゅうて、このお料理とバッチリやったけんど、やっぱしワシゃあ「二割八割」の勝ちやと思うてしまうがよ。








とにかく、皆さん日本酒とワインをガンガン飲みまくり、会話も弾みまくりで、大盛り上がりに盛り上がったがやき。
2024.1.24写真11  宴席風景











●「土佐あかうしのロースト 黒胡椒と赤ワインソース」
写真12  土佐あかうし

お次のお料理はメインディッシュで、「土佐あかうしのロースト」やったがよ。










しかもこちらは、黒胡椒と赤ワインのソースなもんやき、そりゃあやっぱし島田さんが出してくださった南アフリカの赤ワイン「クライン・ザルゼ・ヴィンヤードセレクション・ピノタージュ」のスパイシーでやわらかな酸味と渋味が、見事なばあバッチリやって、さすがの絶品マリアージュやったがやき。
写真13  クライン・ザルゼ











また、今回残念ながら欠席やったワイン好きの武田さんからの差し入れのチリの赤ワイン、「マンソ・デ・ヴェラスコ」も出されたがよ。
写真14 差し入れのマンソ

確かにこの赤ワイン、香りも華やかで渋味も強うて、いかにも高そうな香味やって絶品やったがやけんど、ワシゃあ土佐あかうしにゃあ、「クライン・ザルゼ」の方がバッチリやと感じたがやき。


また、「二割八割」も土佐あかうしに合わせてみたがやけんど、なかなかどうして結構相性が良うて、赤ワインの渋味が得意やない人にゃあ、こっちの方がえいがやないかと思うたばあながよ。





●「麻婆炒飯」
写真15  麻婆炒飯
〆にゃあ「麻婆炒飯」が登場し、これまた旨いこと旨いこと!


お腹いっぱいやったに、ペロリと平らげてしもうたがやき。







また、2月2日に開催される「土佐経済同友会・通常総会」にて配られ、発表される、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会・設立宣言」の冊子が印刷しあがっちょったき、皆さんに配らいてもうたがよ。
写真16  設立宣言冊子

表紙のデザインと色目がなかなか素敵で、中田委員長さんが大悦びやったがやき。











こうして21時過ぎばあにゃあ、本年度からスタートする新委員会の明神委員長さんの中締めにて、大団円のお開きとなったがよ。
2024.1.24写真17  中締め


ちなみにその後も、有志メンバーにて、同級生の中町がやりゆうバー「D.A.」に行って、やりきってしもうたがは当然の流れやったがやき。


「土佐経済同友会・人づくり委員会」の皆さん、これから立ち上がるNPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」を、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!

















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2024年01月23日

岡永さん&司牡丹の令和6年新年会議ぜよ!

1月18日(木)は、15時から日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)本部・株式会社岡永さんの本社にて、恒例の岡永さん&司牡丹の令和6年新年会議やったがやき。
2024.1.23写真1  岡永ビル

コロナ禍により、2年連続オンラインでの新年会議やって、昨年3年ぶりにリアル開催でき、今年も無事リアル開催できたがよ。









司牡丹からはワシと魚住常務と渡邊営業部長と滝澤関東統括部長と営業の佐野くんの5名、岡永さんからは飯田社長さんを筆頭に8名の幹部の皆さんらあが集まり、田村企画部長さんの進行にて、新年会議のスタートながやき。
2024.1.23写真2  会議スタート写真3  会議参加者












写真4  会議参加者2写真5  会議風景












写真6  会議風景2











まずは、岡永さんの田村企画部長さんの進行にてスタートし、営業部の網谷副部長さんから、昨年度の全体的な販売実績報告があったがよ。


お次は、各部署からの販売報告で、まずは網谷副部長さんから都内・首都圏について、石木支店長さんから百貨店・スーパーらあについて、西野執行役員さんからは「一蕾」関係らあについて、金子副部長さんからは輸出関係らあについて、それぞれの部署の数字や状況らあについて、詳しい報告があったがやき。


続いてはワシから、まずは「司牡丹酒造・今期(令和5年10月〜令和6年9月)方針」を発表さいてもうてから、「司牡丹酒造前期の売上・現状について」を報告さいてもうて、「今期の方針」について、詳しゅう報告さいてもうたがよ。


司牡丹酒造の今期のメインテーマ、「土佐の『食・酒・人・宴』をイノベーションし、土佐の未来を創る!」について語らいてもうたがやき。


「食が美味しい!酒が旨い!人が明るい!そして世界一宴が楽しい酒国土佐!」っちゅう内容と、土佐の高知を日本中・世界中の他のどこっちゃあにない唯一無二の魅力あふれる地域にするために、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」(竹村昭彦理事長)が設立(令和6年1月下旬頃認証予定)されることになったっちゅうお話らあをさいてもうたがよ。


さらに、「今期売上アップのために〜売上高8億以上を持続できる経営基盤確立に向けて〜」っちゅうお話もさいてもうたがやき。


●あらゆる現場にて、司牡丹商品に「食・酒・人・宴」に関連づけた「動機づけ」を提案(食中酒として、コミュニケーションツールとしての魅力)し、顧客との「絆づくり」も徹底。


●特に大定番「船中八策」を、あらためて飲食店の必須アイテム(酒も食も進み=店が儲かる、会話も弾む=お客様が悦ぶ)として「動機づけ」提案、顧客との「絆づくり」の徹底。


●高知県唯一のクラフトジン「マキノジン」(2品)の本格的な全国展開、そして海外輸出も!世界的なクラフトジンブームと朝ドラ効果の持続を意識した「動機づけ」提案!


●「山柚子搾り」の海外に向けた「動機づけ」提案、国内に向けた「動機づけ」提案。


●「二割の麹が八割の味を決める」を、新定番食中酒としてあらためて「動機づけ」提案。「Kura Master」金賞、「全米日本酒歓評会」金賞、「Sake Compe」11位等もアピール!


●令和7(2025)年の大チャンスに向けた準備活動の徹底!特に関西市場強化!

・令和6年7月下旬、大阪に高知県アンテナショップがオープン。

・令和7年4月頃までの予定で、高知龍馬空港が国際線化。

・令和7年4月〜9月、朝ドラ「あんぱん」放送。

・令和7年4月13日〜10月13日、「大阪関西万博」開催。 ※映画「Okyaku」も封切?


お次は、「その他、注目商品・企画等」についてや「本年度『日本名門酒会』本部へのお願い」らあについて、発表さいてもうたがよ。


最後に、「その他・報告事項等」についてお話さいてもうて、ワシからの発表は終了さいてもうたがやき。


引き続き、意見交換(フリートーク)やったがよ。


皆さんからいろんなご意見や感想、アイデアらあをいただけたがやき。


皆さん、ありがとうございますぜよ!


こうして、17時ばあにゃあ飯田社長さんから、「今年も司牡丹はネタの宝庫や!」っちゅうて、ありがたいお言葉を含む締めのご挨拶をいただき、新年会議は無事終了したがよ。


この後は、岡永さんの幹部の皆さん4名に、懇親会場の担当営業横山マネージャーさんも加わり、司牡丹の5名も一緒に、18時から懇親会っちゅうことで、みんなあでタクシーに分乗して飯田橋に向こうたがやき。


ほんで18時ばあから、魚がし厨房「湊屋」さんにて、新年懇親会を開催したがよ。
写真7  湊屋


まずは、定番として導入していただいちゅう、「司牡丹・土佐の超辛口」(本醸造酒)をみんなあで注ぎ合うて、声高らかに乾杯したがやき。


さあ、そっから後は、美味しいお料理をいただきもって、こぢゃんと飲んで、こぢゃんと語り合うて、こぢゃんと盛り上がったがよ。





豪華な「前菜7品盛り合わせ」をいただきもってガンガン酌み交わしゃあ、「土佐の超辛口」の徳利が、次々にカラになっていったがやき。
写真8  前菜7品と土佐超












ここで、ちくと1本だっけ司牡丹から持ち込みさいてもうた、デパート向けの高級商品「司牡丹・純米大吟醸酒」をみんなあで注ぎ合うて、いただいたがよ。
写真9  純米大吟醸

その華やかな香りとまろやかなうま味、そしてバランスの良さは、皆さん絶賛やったがやき。









この大吟醸、「お造り」との相性もバッチリやって、杯も箸も止まらんなって、アッちゅう間に720ml瓶がカラになったがよ。
2024.1.23写真10  刺身












さらに、岡永さんから持ち込みさいてもうちょった「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米酒)と「司牡丹・樽酒」(本醸造樽酒)の4合瓶が登場し、これまたガンガン酌み交わしまくり、杯が進むこと進むこと!
写真11  船中しぼりたて












「焼き魚」、「天婦羅」、「和え物」、「煮物」っちゅう、次々に出される美味しいお料理らあをいただきもって、箸も杯も止まらんなって、一層会話も弾みまくり、盛り上がりまくったがやき。
写真12  船中しぼりたてと樽酒と焼魚写真13  天ぷら












写真14  煮物と和物写真15  宴席風景












写真16  海鮮丼と味噌汁
さらに終盤にゃあ、「海鮮丼」と「味噌汁」が登場し、こちらでも司牡丹のお酒を酌み交わしまくって盛り上がり、みんなあ立派な酔っぱらい状態になっちょったがよ。


こうして20時半ばあにゃあ、大団円のお開きとなったがやき。


ちなみにこの後は、ワシと飯田社長さんらあ4名とで、神楽坂の隠れ家「八仙」さんにて2次会やって、カラオケ三昧で盛り上がりまくり、午前様になってしもうたがは、そりゃ当然やったがよ。



……ともあれ、こぢゃんと盛り上がりまくった新年会議と懇親会、岡永さんの皆さん、まっことありがとうございました!


今年も司牡丹を、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!














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2024年01月22日

【拡散希望!】2/11名古屋で「tosasai」!土佐酒18蔵イベント開催ぜよ!

今回は、来る2月11日(日)に、名古屋市中村区の名駅三丁目にて、18蔵の土佐酒や土佐料理らあが堪能できるスペシャルイベント、「tosasai」(12:00〜20:00)が開催されますきに、こちらについてご紹介さいていただきますぜよ!
2024.1.22写真2  チラシ裏写真1  tosasaiチラシ

まずこちらのイベントは、高知県名古屋事務所さんと、UR都市機構中部支社さんの都市再生業務部さんと、株式会社ナゴノダナバンクさんが主催する一大イベントながやき。


これまで、高知県名古屋事務所さんと株式会社ナゴノダナバンクさんの主催にて、過去5回「エリアジャック高知@なごの」っちゅう、土佐のうまいもんスタンプラリーイベントを、円頓寺商店街や那古野エリア(+α)らあで開催してきちょって、今年も6回目の同イベントが、約55店舗のお店が参加し、2月1日(木)〜3月15日(金)まで開催されるがやけんど、そのスピンオフ企画として開催される、スペシャル1DAYイベントが「tosasai」ながよ!
写真3  エリアジャック高知のチラシ








イベントの目玉は、何ちゅうたち18蔵の全土佐酒が堪能できるっちゅうことと、さらに「司牡丹」と「安芸虎」の2蔵についちゃあ蔵元も参加するき(司牡丹からはもちろんワシが参加!)、この2蔵についちゃあさらに何種類も堪能できるっちゅう予定ながやき!
写真4  高知県酒造組合18蔵











また、高知酵母の生みの親で高知県酒造組合技術顧問の上東先生もブースに立ってくださる予定やき、いろんなお話らあを聴きもって楽しんでいただけるがよ。
写真5  高知県酒造組合パンフ写真6  高知県酒造組合パンフ2

また、お料理も高知から、秘伝のタレに漬けたヤミツキ豚ハラミ串焼き「しまん豚」や、名古屋市熱田区の土佐料理「龍馬」さんの美味しいお料理や、その他あったかメニューやノンアルメニューらあも用意される予定ながやき。








なお、会場は屋外やきに、仮設で雨風がしのげるスペースやストーブやコタツらあで暖まる空間らあも計画中らしゅうて、小雨決行やけんど、荒天の場合は中止もあり得るきに、その点はご容赦いただきたいがよ。
写真7  tosasaiチケットなど

参加方法やチケットや、詳しいお問合せについちゃあ、以下のとおりながやき。


 TOSA NAKAMA 18コース」<前売3000円>
 土佐酒全18酒蔵のお酒を1杯ずつお楽しみいただけます!(約15ml×18酒蔵)

△舛腓て櫃TOSAチケット<前売1500円、当日1800円>
 おちょこ+チケット4枚(1杯約30mlでチケット1枚〜)+おつまみ
 ※追加チケット2枚500円、4枚1000円

<お問合せ>株式会社ナゴノダナバンク info@nagoban.com 052-526-5893


さあ、2月11日(日)は名古屋で、ワシと一緒に土佐酒をガンガン酌み交わしまくって、こぢゃんち盛り上がりまくりましょうぜよ!


【tosasai】
<開催日時> 令和6年2月11日(日)12:00〜20:00
<開催場所>名古屋市中村区名駅三丁目17-19
<参加チケット等>
 TOSA NAKAMA 18コース」<前売3000円>
 土佐酒全18酒蔵のお酒を1杯ずつお楽しみいただけます!(約15ml×18酒蔵)

△舛腓て櫃TOSAチケット<前売1500円、当日1800円>
 おちょこ+チケット4枚(1杯約30mlでチケット1枚〜)+おつまみ
 ※追加チケット2枚500円、4枚1000円

<お問合せ>株式会社ナゴノダナバンク info@nagoban.com 052-526-5893















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2024年01月21日

幸せの言の葉<1781>

「人間っちゅうもんは、歴史の教訓から多くを学ばん。それが最大の教訓やろう。」(オルダス・ハクスリー)


ヨーロッパにおいて著名な科学者を多数輩出したハクスリー家の一員で、イギリスの著作家(後にアメリカ合衆国に移住)であり、小説・エッセイ・詩・旅行記らあを多数発表しちょって、小説によってその名を広う知られちゅう、オルダス・ハクスリー(1894〜1963)さんの言の葉ながやき。


「歴史の教訓から学べ」っちゅう言葉は、アチコチであまりによう聞くもんやき、みんなあこの言葉を素通りしてしもうて、結局は誰っちゃああんまりそっから学んでないっちゅうことながよ。


ほんじゃき、もうひとつのよう聞く言葉、「歴史は繰り返す」っちゅうことになるがやき。


人類の歴史を見りゃあ、紛争や戦争らあの争いごとの繰り返しになってしもうちゅうがは、結局そういうことながよ。


個人個人で見たち、人間は自身の歴史の教訓からも、あんまり学んでないもんながやき。


たとえば、ある問題が起こった時に、その問題が伝えようとしちゅう本質の部分をしっかりと掴んで、その問題についてを学びきって初めて、1段上の段階にステップアップできるがよ。


けんど、その問題について中途半端にしか学んでなけりゃあ、必ずまたおんなじような問題が、別の場面で巡ってくるもんながやき。


個人やったとしたち、自身の歴史から学びきらん限り、おんなじような歴史が繰り返されるっちゅうことながよ。


個人の歴史からも、人類の歴史からも、ワシらあはまだまだ学ばにゃあいかんことだらけながぜよ!


  
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2024年01月20日

幸せの言の葉<1780>

「知るこたぁ見ること。ここじゃあどんな人間の知識も当人の経験を超えるこたぁありえんぜよ。」(ジョン・ロック)


哲学者としちゃあ「イギリス経験論の父」と呼ばれ、政治哲学者としちゃあ「自由主義の父」とも呼ばれたイギリスの哲学者、ジョン・ロック(1632〜1704)さんの言の葉ながよ。


こりゃあつまり、どんな知識やち、人から教えられただっけじゃあ不十分で、自分で経験して自分の目で確かめることが重要やっちゅうことながやき。


どればあ素晴らしい先生や先達らあから徹底的に学んだとしたち、どればあ素晴らしい書籍やセミナーらあから徹底的に学んだとしたち、そこで止まっちょったら、そっから学んだもんはまだまだしょせん借り物の知識でしかないがよ。


これらあを自らの血肉にして、ホンマもんの自分のもんにするためにゃあ、その学んだ内容を現実の自分の生活や仕事らあに落とし込んで、実践してみるしかないがやき。


ほんで、その実践の結果を吟味して、あんまりうまいこといってないがやったら、内容らあを修正し、再び実践するっちゅうことを繰り返すがよ。


そんな、実践の繰り返しの中で初めて、学んだ知識がホンマもんの自身の知恵となるっちゅうことながやき。


世の中に数多ある素晴らしい知識らあは、自身の経験を通過さいてこそ、そこで初めてホンマに世の中の役に立つ知恵に変換されるっちゅうことながぜよ!

  
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2024年01月19日

「釣った魚を司牡丹で楽しむツアー in 釣りバカCity 須崎」ぜよ!

1月17日(水)は、ワシと息子の元希とで仕事をお休みして、「釣った魚を司牡丹で楽しむツアー in 釣りバカCity 須崎」に参加さいてもうたがやき。


昨年の12月12日(火)に、四万十市在住の地デザイナーで、土佐酒ブランドコンセプト「TOSA NAKAMA SAKE」のプロデューサー、サコダデザインの迫田さんからの呼び掛けで、土佐酒の未来に何かが起こりそうなメンバーを集めて忘年会が開催されたがやけんど、そん時に企画されたツアーながよ。

迫田さんは、「須崎市釣りバカシティプロジェクト」の仕事をお手伝いされゆうらしゅうて、その関係で須崎市議会議員の松田さんと、同市の居酒屋「かいじ屋」さんの娘さん(野島さん)らあと懇意になり、その際に野島さんが現在愛媛大学法文学部の3回生で、土佐酒の歴史らあについてをこぢゃんと熱心に研究され、卒論を書きゆうらしいっちゅうことが分かり、その卒論のためもあるけんど、「何かが起こりそうな予感!」がするメンバーに声かけして、忘年会が開催されたがやき。



集いしメンバーは、サコダデザインの迫田さん、愛媛大学法文学部の野島さん、鍋焼きラーメンの産みの親でもある須崎市議会議員の松田さん、そして高知酵母の産みの親で高知県酒造組合技術顧問の上東先生、土佐酒アドバイザーアソシエーション事務局の平野さん、ほんでワシっちゅう6名やったがよ。


その宴席にて盛り上がりゆう際に、松田さんが船を持っちょって、迫田さんも何回か船釣りに連れていってもうたことがあるっちゅう話になり、ワシが、実は今年4月に司牡丹に入社した息子の元希の趣味が釣りやっちゅう話をしたら、ほいたら是非今度海釣りして須崎の「かいじ屋」さんで、その釣った魚を楽しむ司牡丹の会を開催しょうっちゅう企画が持ち上がったがやき。


ほんで、この度の「釣った魚を司牡丹で楽しむツアー in 釣りバカCity 須崎」が開催されたっちゅう流れながよ。


残念ながら、上東さんと平野さんは欠席で、野島さんは懇親会からの参加やったけんど、ワシと元希と迫田さんと松田さん(船長やき当然!)の4名かと思いよったら、何と!かの釣りバカの神様、黒笹慈幾さん(元「BE-PAL」編集長・現「南国生活技術研究所」代表)も参加してくださるっちゅうことで、こればあ心強いこたぁないがやき!


しかも、港にて待ち合わせの際に、ワシの息子の元希を紹介さいてもうたら、何と黒笹さんの息子さんもおんなじ名前(漢字は1文字違い)で、年齢も一緒やっちゅうことで、こぢゃんと盛り上がったがよ。


さて、須崎市観光漁業センターの港を、8時半前ばあにゃあ出航したがやき。
写真1  出航写真2  出航2


この日は、風も少のうて天気も良うて、絶好の釣り日和ながよ!








9時半前ばあにゃあポイントに到着し、松田さんと黒笹さんから、今回の技法タイラバ(ルアーを海底まで落として巻く釣り方)を教えてもうて、いよいよ本番の釣りがスタートながやき。
写真3  タイラバ釣りスタート写真4  タイラバ釣りスタート2写真5  太平洋











今回は、高級魚のシロアマダイ狙いながよ。


ほいたら開始早々、まずはやっぱし、黒笹さんにアタリが!
写真6  黒笹さんレンコダイ

まずはレンコダイが釣れたがやき。
写真7  余裕の黒笹さん











ちなみに今回は、松田さんは釣らんと、ワシらあシロウト釣りのお世話で、釣り竿のルアーを変えたり、エサをつけたり、釣れた魚をはずしたりっちゅう、至れり尽くせりの大名釣りながよ。


その後、10時ばあに遂に元希の竿にアタリが!
写真8  ついに元希にキタ!

イトヨリが釣れて、大悦びやったがやき!
写真9  元希イトヨリ

ほいたら続けざまに黒笹さんの竿にもアタリが!


「このヒキはシロアマダイか!!」っちゅう黒笹さん、いよいよ本命の登場か?!


サスガは釣りバカ日誌ハマちゃんのモデル、当然のようにシロアマダイを釣りあげたがやけんど、途中で一部をサメに噛られたっちゅうて、残念がっちょったがよ。


次のポイントに移動し、10時半ばあになった頃、遂にワシの釣り竿にもアタリがっ!


やった〜!本命のシロアマダイが釣れたがやき!
写真10  サメに食われたシロアマダイ

ちなみにワシの格好は、まだ寒いきに防寒着を着込みまくり、その上からライフジャケットをはおり、日焼け防止の帽子が風で飛ばんようにマフラーを巻いて止めて、そこにサングラスっちゅう、何とも泥棒みたいなアヤシイ格好になってしもうちゅうがよ。
写真11  アヤシイ竹村シロアマダイ











こうなりゃああとは迫田さんだけながやけんど、何度かアタリがあるもんの釣れるがはエソばっかしで、その度に竿からはずして海に帰しよったがやき。
写真12  迫田またエソ
えらいエソに好かれてしもうたもんながよ。


ほいたら間ものう、黒笹さんにアタリが!


遂にサメに噛られてない、本命のシロアマダイを釣りあげ、ご満悦やったがやき。


続いて元希にもアタリが!


釣りあげたがは、アジの仲間のベイケンやったがよ。
>写真14  元希ベイケン

その後、再び移動してポイントを変えたがやき。
写真15  移動












お昼の12時ばあになったき、それぞれが用意しちょったおにぎりらあを食べもって、さらにタイラバ釣りに挑戦ながよ。


ほいたらまたまた黒笹さんにアタリがあり、レンコダイを釣りあげたがやき。
写真16  黒笹レンコダイ再び

これにて釣果は7尾となったがよ。
写真17  7尾!











その後も、再び移動しポイントを変えて、ワシがイトヨリを釣りあげたあと、14時を過ぎたあたりで遂に迫田さんに待望の大きなヒキがっ!
写真18  ついに迫田にキタ!











釣りあげたがは高級魚のマダイやって、迫田さん満面満開笑顔になっちょったがやき。
写真19  迫田マダイ!

天然のマダイは目の上に紫色のアイシャドウがあって、さらに身体の背側に緑色の美しい斑点模様があるっちゅうことで、確かにそれらあがあって、まっこと美しかったがよ。









ワシもマダイを釣りたいっちゅうて叫びもって釣りよったら、これまでとまったく違う強いヒキがっ!
写真20  竹村もマダイ!

見事に予告どおり、美しいマダイを釣りあげ、まっことこぢゃんと嬉しゅいて興奮したがやき。


マダイのヒキは、ググッと力強いヒキで、シロアマダイは最初グッと引いてから逃げられたかと思うばあヒキがないなって、またちくと引くっちゅう感じで、魚によって全く違うっちゅうことがよう分かったがよ。





その後は、元希もマダイを釣りあげて、大悦びやったがやき。
写真21  元希もマダイ!

こうして15時過ぎばあにゃあ、帰路についたがよ。


約7時間も船に乗って大丈夫やろうかと心配しちょったけんど、まっこと楽しゅうて時間を忘れ、アッちゅう間やったがやき。







釣果を確認してみりゃあ、いつの間にか黒笹さんがガシラらあも釣りあげちょって、全部で14尾ばあおるろうか、予想以上の大漁やったがよ。
写真22  帰り写真23  大漁!













15時半過ぎばあに帰港し、黒笹さんは次の釣り場に移動するっちゅうて出発され、ご自身の釣った魚は全部ワシらあに置いていってくださったがやき。


黒笹さん、まっことありがとうございますぜよ!


ほんで、ワシと元希が釣った魚の一部を、ワシんくのクーラーボックスに入れていただき、残りは松田さんが、懇親会場の「かいじ屋」さんに運んじょいてくださるっちゅうことやったがよ。


松田さん、まっこと何から何まで、ありがとうございますぜよ!


その後は、迫田さんはホテルにチェックインに向こうて、ワシと元希は、「桑田山温泉」に入って、ゆっくり温まらいてもうたがやき。
写真24  桑田山温泉











温泉から出た後は、ワシと元希でJR須崎駅に向こうて、お酒が飲めんき帰りの運転手をお願いしたウチのカミさんを迎えに行き、3人で懇親会場の「かいじ屋」さんに向こうたがよ。
写真25  かいじ屋
さあ、17時半にゃあ、ウチの3人と迫田さんと松田さんと、「かいじ屋」さんの娘さんの野島さんも加わり、6人で「釣った魚を司牡丹で楽しむ会」のスタートながやき!


まずは生ビール(飲めん人はウーロン茶)にて乾杯の練習をして、つきだしらあをいただいたがよ。


ほいたら、ワシらあが釣った魚が、見事にさばかれて、美味しそうなプリップリの刺身になってドカンと登場し、みんなあから思わず「おお〜っっ!!」っちゅう歓声があがったがやき!


シロアマダイ、レンコダイ、ガシラ、イトヨリ、ベイケンらあが美しゅうに盛り付けられ、まっこと旨そうながよ!
写真26  釣った魚の刺身


早速、ワシが持ち込みさいてもうた、司牡丹最高峰の「深尾」(斗瓶囲い純米大吟醸原酒)を皆さんに注がいてもうて、あらためて正式な乾杯をしたがやき。
写真27  刺身と深尾

皆さんから、「これは旨いっっ!」「華やかっ!」っちゅう感動の声があがったがよ。


さあ、いよいよワシらあが釣った魚をいただくがやき。


まずは高級魚の本命、シロアマダイを一口……パクリ……うんまっっっ!!!


プリップリの食感と、爽やかでナチュラルな甘味が口中いっぱいに膨らんで、うまいの何の!


そこに「深尾」をキュッとやりゃあ……このお酒がシロアマダイの甘味を出汁のように下から支えて押し上げ、お互いの美味しさ倍増で、まっこと天にも昇るかのような素晴らしさやったがよ!


さらに、レンコダイ、ガシラ、イトヨリ、ベイケンらあもいただき、どれもこれも抜群の鮮度のプリップリで、うまいことうまいこと!


みんなあ満面満開全身笑顔になって、釣った魚と「深尾」を交互にやって、箸も杯も止まらんなって、会話も弾みまくりで盛り上がったがやき。


その後も、お店の料理の「魚のアラ炊き」や「エビチリ」らあが登場したき、お店の「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)と「司牡丹・生鮮酒<冬>あらばしり」(純米生原酒)をいただいたがよ。
写真28  煮つけ写真29  エビチリ写真30  二割八割とあらばしり











まだ残っちょった刺身に、これまたこの2つのお酒が相性バッチリで、さらに飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、盛り上がりまくったがやき。


後半にゃあ、お店の「酢豚」や「麻婆豆腐」らあも登場し、どれもこれも美味しいもんやき、さらにさらにお酒が進みまくり、会話も弾みまくるっちゅうもんながよ。
写真31  酢豚写真32  麻婆豆腐

〆の「チャーハン」も絶品やって、ワシゃあ麻婆豆腐をかけて麻婆チャーハンにしていただいたがやけんど、これがまた旨いこと旨いこと!


こうして21時過ぎばあまでガンガンに盛り上がりまくり、大団円のお開きとなったがやき。




松田さん、迫田さん、野島さん、最高に素晴らしいツアー体験を、まっことありがとうございましたぜよ!














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2024年01月18日

高知親公会・西南親公会・五水会共催「令和6年新年賀詞交換会」ぜよ!

1月16日(火)は18時から「土佐御苑」さんにて、日本政策金融公庫・高知支店・中小企業事業の取引先企業経営者の集まりである、「高知親公会」と「西南親公会」と「五水会」(若手経営者の会)の皆さんらあが集うて、「令和6年新年賀詞交換会」が開催されたがやき。


公庫高知支店の皆さんらあも含め、70人ばあの方々が集まられ、18時にゃあ開会したがよ。
2024.1.18写真1  開会写真2  参加者











まずは高知親公会の田村代表幹事さんから、ご挨拶があったがやき。
写真3  田村代表幹事挨拶













続いては、日本政策金融公庫・高知支店・中小企業事業の山上事業統括さんから、ご挨拶があったがよ。
写真4  山上統括挨拶

お2人のご挨拶ともに、やっぱし元旦の「能登半島地震」の話題からのお見舞いの言葉やって、まっこと南海トラフ地震のことを考えりゃあ他人事やないっちゅうことながやき。


お次は、会場に土佐酒のお銚子がズラリと配られ、乾杯の準備ながよ。


高知親公会のメンバーにゃあ、ワシも含め、土佐鶴さんも土佐菊水さんもおるもんやき、この3銘柄のお銚子が配られたがやき。

お気遣いいただき、まっことありがとうございます!


ほんで、西南親公会の増田会長さんによるご発声にて、みんなあで声高らかに「乾杯!」したがよ。
写真5  増田会長乾杯













さあ、そっから後は、まずは会場の各テーブルの方々らあと酌み交わして語り合いもって、「土佐御苑」さんのお料理をいただいたがやき。
写真6  料理












また、昨年は、前身の中小企業金融公庫が設立されてから70年、懇話会(高知の場合は親公会)が発足してから60年っちゅう節目の年やっちゅうことで、「いつの時代も懇話会の皆さまとともに」っちゅうタイトルの動画が制作され、昨年10月に開催された中小企業全国懇話会「第17回全国交流大会」にても流された動画ながやけんど、こちらが会場にて流されたがよ。
2024.1.18写真8  宴席風景写真7  動画













こちらは、いろんな方々のインタビューらあも交えて構成された20分ばあの動画で、阪神淡路大震災やリーマンショック、さらに東日本大震災らあの際の、公庫さんの活動やそれに対するインタビューらあもあって、たとえ大震災で全てを失うてしもうたち、社長がやる気さえ失うてないがやったら、3.11以前の信用で全面的に支援するっちゅう公庫さんの決断は、あらためて感動的やったがやき。


ワシゃあ東京にてこの動画を拝見し、公庫さんの活動にあらためて感動したがやけんど、ワイワイガヤガヤで聞こえにくうて、こりゃあ高知で立食の賀詞交換会の会場っちゅうんを考えたらしょうがないがやけんど、ほとんどの方々が聞いてないっちゅうんは、ちくと残念やったがよ。
写真9  宴席風景2写真10  宴席風景3











またあらためて、皆さんにこの動画を試聴する機会を、是非設けていただきたいもんながやき。


さて中盤からは、当然のように皆さんがお銚子とお猪口片手にアチコチ移動しまくりだいて、賀詞交換しまくりになったがよ。


ワシも、司牡丹のお銚子とお猪口片手に、移動しまくりもって、いろんな方々らあと酌み交わしまくり、語り合いまくらいてもうたがやき。


土佐の高知の宴会の定番、同じ杯を酌み交わす「献杯・返杯」は、まだまだコロナとインフルエンザが一部で流行っちゅうもんやき、ごく一部での実施やって、ワシも「献杯・返杯」したがは3人ばあの方々とやって、お互いの杯にお酒を注ぎ合うっちゅう酌み交わしが大半やったがよ。


こうしてアチコチ移動しまくもって、語り合うて酌み交わしまくり合うて盛り上がりゆううちに、20時ちょい前ばあに中締めとなったがやき。


中締めは、高知親公会の2人目の代表幹事であるワシが担当さいてもうたがよ。


ワシからは、まず今年は元旦から地震やら何やらあったけんど、明るい話題としちゃあ「高知県は持っちゅう!」っちゅうお話をさいてもうたがやき。


来年は、大阪関西万博があり、高知龍馬空港の国際化があり、さらに朝ドラ「あんぱん」がスタートし、「dancyu」の植野編集長さんの映画「okyaku」も封切りになる予定やっちゅうんは、まっこと来年は高知県にとって大チャンスの年になるっちゅうことながよ!


これに向けての準備の年が今年であり、県も今年の7月に大阪にアンテナショップをオープンさせる準備中で、ワシらあもそのための準備を、今年中にせにゃあいかんっちゅうことながやき!


南海トラフの波は来てほしゅうないけんど、別の大きな波が高知県に来ゆうがぜよっちゅうて、景気よう三本〆にて締めさいてもうたがよ。


高知親公会、西南親公会、五水会の皆さん、そして日本政策金融公庫・高知支店・中小企業事業の皆さん、今年も何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社  
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2024年01月17日

福山亜弥さん「ほっこり唎酒会」<司牡丹 × ラ・ロシェル>ぜよ!

1月13日(土)は、女優・唎酒師・福山亜弥さん主催の「ほっこり唎酒会」<第99回>に「司牡丹」が選ばれ、かのフレンチの鉄人坂井シェフがオーナーの「ラ・ロシェル山王」さんにて開催されたがよ。
写真1  ラ・ロシェル写真2  イベントパネル











今回は、アッちゅう間に予約で満席の52名の参加者っちゅうことで、まっこと有り難いことながやき。
写真3 店内2024.1.17写真4  店内2












また今回は、お昼の12時開催っちゅうことで、ワシゃあ11時ちょい前ばあに「ラ・ロシェル山王」さんに入ったら、既に福山亜弥さんは店内におられ、いろいろ準備をされよったがよ。


早速福山さんから、「ラ・ロシェル山王」さんの達支配人さんと楠野料理長さんをご紹介していただいたがやき。


楠野料理長さんは、高知県食材の大ファンやっちゅうことで、食材の仕入れらあで度々高知県を訪れられゆうっちゅうことやって、まっこと嬉しいかぎりながよ。


今回も、土佐の天日塩や土佐茶、土佐あかうしらあの食材を使うてくださっちゅうらしいがやき。


専属のプロカメラマンの方が、今回のお酒のラインナップの画像を撮影されよって、その後は、福山さんと支配人とシェフとワシの撮影らあもしてくださったがよ。
写真5  出品酒写真6  記念撮影写真7  福山さんと竹村
















撮影後は、ちくと打ち合わせらあをさいてもうたがやき。


さて、次々とお客様が来店され、12時にゃあ福山さんが登壇され、開会のご挨拶をされたがよ。
写真8  開会












続いては、達支配人さんが登壇されてご挨拶され、お次は楠野料理長さんが登壇されてご挨拶されたがやき。
写真9 支配人写真10  料理長

続いてワシが登壇さいてもうて、ちくと福山さんと掛け合いで、司牡丹についての紹介トークと乾杯のお酒の説明らあをさいてもうたがよ。








ほんで、乾杯酒の「司牡丹・槽掛け雫酒」がスタッフの方々によって皆さんのグラスに注がれ、福山さんの音頭にて声高らかに乾杯したがやき。
写真11  乾杯酒・雫酒

福山さんはウサギ好きやき、この会じゃあ乾杯の代わりに「ぴょんぴょん」っちゅうらしゅうて、ちくとビックリしたがよ。










★「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)

●「常呂帆立と白麗カブのロースト クレーム・ド・サンジャック」

写真11  帆立料理

乾杯と同時に、会場のアチコチから、「めっちゃフルーティ!」「おいし〜いっ!」っちゅう声や、感嘆のため息らあが聞こえてきたがやき。


ほんで、早速ワシもこの料理と合わせてみたら……いきなりのメチャクチャ絶品で、ビックリ仰天やったがよ!


帆立のプリプリ食感と甘味、カブのローストのナチュラルなうま味、カラスミの塩味、クリームソースのヨーグルト風の酸味らあに、この酒の深みのあるクリーミーな風味が絶妙に溶け合うて、旨いの何の!


一発目から、いきなりのフルスロットル、予想を超えてくる美味しさに、大感激やったがやき!


ほいたら、会場のスクリーンに厨房が映し出され、楠野料理長さんが登場されたがよ。
写真13  厨房











ほんで、次のお料理に使うシワクチャの熟成じゃが芋の説明や、白子を取った5kgばあもある真鱈の紹介らあをされて、さらにその白子とラクレットチーズを炙るシーンらあが映し出され、まっこと垂涎モノやったがやき。
写真14  ジャガイモ写真15  タラ!












写真16  白子炙る写真17  チーズ炙る












写真18  白子料理











続いて、福山さんからお声がかかりワシも登壇し、次のお酒「船中八策・しぼりたて」の説明をさいてもうて、皆さんのグラスにスタッフの方々が注いで回られたがよ。


★「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)

●「北海白子の炙りを春菊の香りで 燻製じゃが芋のエスプーマ」

写真19  船中しぼりたてと白子料理


皆さんがこのお酒と料理を合わせて堪能されゆう表情から、とにかくただ事やない気配を察知したもんやき、早速ワシも合わせて味おうてみたがやき。


……うわおっ!!!……っちゅう感嘆の声が思わず漏れてしもうたばあ、あまりに絶妙なマリアージュに、悶絶してしまいそうになったがよ!




まずこのお料理をいただきゃあ、炙り白子の濃厚なうま味、レモンの酸味、春菊のほろ苦味、燻製した熟成じゃが芋の甘味とうま味、さらにダブルスープのうま味らあが口中いっぱいに膨らみまくり、その美味しさはもはや「うま味の爆弾」っちゅうたち過言やないばあながやき!
2024.1.17写真20  宴席風景

そこにこのお酒をキュッとやりゃあ、そんな「うま味の爆弾」に負けんばあフレッシュな香りとガツンとインパクトある骨太でリッチな味わいが加わり、このお料理の後口をさらに膨らまいて、美味しさを倍増さいてくれるがよ!


そりゃああたかも、「うま味の爆弾」が、「うま味の超新星」にまで進化したっちゅうばあの、強烈な美味しさやって、ワシがこれまで約30年ばあかけて体験してきた何千っちゅうペアリングの中でも、最高峰の3本の指に入るマリアージュやったがやき!


お客様も皆さん、あまりの美味しさに、驚嘆されちゅうようやったがよ!


そんなペアリングの感想を聞きとうて、ワシゃあアチコチのテーブルを回らいてもうたがやき。


当然のごとくお客様からは大絶賛をいただいたがよ。


まだ全部回りきらんうちに、福山さんから呼ばれ、ワシゃあまたまた登壇し、次のお酒「司牡丹・仁淀ブルー」の説明をさいてもうたがやき。


ワシが説明しゆう間に、皆さんのグラスに次のお酒が注がれ、次のお料理が提供されたがよ。


★「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)

●「完熟玉葱のオニオングラタンスープ 高知柚子の香り」

写真21  仁淀ブルーとスープ

次のお料理は、完熟玉葱を飴色になるまで炒め、親鶏を使うたコクのあるコンソメでスープを仕上げ、ガーリックトーストにチーズをかけて煮込んだもんの下に、高知県産の柚子の皮を隠しちゅうっちゅう逸品ながやき。


これがまた、濃厚かつ甘味がしっかり感じられるスープやに、柚子の風味で、意外にフィニッシュは爽やかながよ。


そこに「仁淀ブルー」の、爽やかな柑橘類を彷彿とさせる、ほのかな酸をしのばいた辛口の味わいが加わりゃあ、このお料理の風味をグッと引き立てたかと思うたら、後口は潔いばあ爽やかな清流のように、サラリと流れていくがやき。


これまた絶品のペアリングやったがよ。


ほんで、またまたワシゃあ各テーブルを回らいてもうて、お客様にご挨拶しもって、皆さんに感想を聞いて回らいてもうたがやき。


やっぱし、どのお客様も、満面満開全身笑顔で、絶賛してくださったがよ。


またまた福山さんに呼ばれ、続いてのお酒をワシから紹介さいてもうて、その合間に続いてのお酒とお料理が提供されたがやき。


★「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)

●「真鱈のムニエル 釣りイカのリゾット 根セロリのピューレと共に」

写真22  二割八割と真鱈ムニエル

続いてのお料理は、真鱈のムニエルとイカのリゾットで、焦がしバターの香ばしさとイカスミの風味が感じられ、何から来るか分からんけんど、ほのかな酸味も感じられるブイヤベースソースのような味わいで、これまた旨いこと旨いこと!


そこにこのお酒のバナナ様の香りと輪郭のある爽やかな味わい、心地えい膨らみ、後口のキレの良さらあが加わりゃあ、まっこと交互にやりゃあ、止まらんなる美味しさやったがよ!


これまた旨いっ!旨すぎるっ!
2024.1.17写真23  宴席風景2

ここでまた、福山さんに招かれ、ワシから次のお酒を説明さいてもうて、次のお酒とお料理が提供されたがやき。









★「かまわぬ(R2BY)」(永田農法・生酛仕込純米酒)<ぬる燗>

●「土佐あか牛とカンパリトマトのプレゼ 牛蒡と木の子のポトフ仕立て」

写真24  かまわぬと土佐あかうし

お次のお料理は、土佐あか牛の肉汁あふれる赤身のうま味に、牛蒡とキノコのうま味が加わり、さらにカンパリトマトの強い酸味が見事なアクセントになった、絶品ポトフやったがよ。


そこに、「かまわぬ」のぬる燗のナチュラルな風味と幅のあるコク、ヨーグルトを思わせる上品な酸味が加わりゃあ、このお料理の後口の余韻の美味しさが、グッと引き立てられたかと思うたら、サラッとキレていくがやき。


これまた、こりゃタマランっちゅうばあ旨すぎるペアリングやったがよ!


その美味しさの余韻に浸りよったら、またまた福山さんに呼ばれ、お次のお酒の解説をさいてもうたがやき。


お次のお酒は特別出品の、25年モノっちゅう貴重な秘蔵長期熟成大古酒ながよ!


★「源十(H10BY)」(純米大吟醸原酒・秘蔵長期熟成大古酒)

●「土佐茶のオペラ ミルクのアイスに塩丸のアクセント」

写真25  源十とデザート

これまた、凄いとしか言いようのない、絶品のペアリングやったがやき。


まずお料理は、濃厚な土佐茶のバタークリームとブラックチョコレートの間に土佐茶のシロップを染みこまいた生地を挟んだオペラに、土佐の天日塩「塩丸」を加えたアイスクリームと、香ばしいナッツが添えられちょって、濃厚ながら甘すぎんと、爽やかさも感じられる大人のデザートやったがよ。


そこに、このお酒の長期熟成大古酒ならでは、香ばしゅうて、丸うて、ナッティーな風味が加わり、さらに後口のドライ感も加わりゃあ、まっこと大人のドライなデザートペアリングっちゅうイメージがぴったりな、至高のマリアージュやったがやき!


お客様も、皆さん大感動の表情を浮かべられちょって、この大人のデザートをこぢゅんと気に入っていただけたようやったがよ。


さて、こうして全てのお酒とお料理のペアリングが終了し、皆さんからのアンケートを回収さいてもうたがやき。


ほんで、福山さんからまずは今回のお酒のみの、人気投票の結果が発表されたがよ。


1位は「船中八策・しぼりたて」、2位は「司牡丹・槽掛け雫酒」、3位は「司牡丹・仁淀ブルー」やったがやき。
写真26  司牡丹6種

ほんで、ペアリングの人気投票は、1位はダントツで「船中しぼりたて」と「白子炙り」で、2位は同率で、「雫酒」と「帆立」、「源十」と「土佐茶のオペラ」やったがよ。


だいたいワシの予想どおりやったけんど、甲乙つけがたいっちゅうて、皆さんも思うちゅうような表情やったがやき。


こうして、福山亜弥さんの「第99回ほっこり唎酒会」<司牡丹 × ラ・ロシェル>は、大団円のお開きとなったがよ。


お帰り際の皆さんは、大大満足の満面満開全身笑顔の咲きほこりまくりになっちょったがやき。


福山さん、「ラ・ロシェル」の皆さん、そしてご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
写真27  帰りの記念撮影

ほいたら最後に、皆さんからいただきましたアンケートの中から、悦びの声の一部をご紹介さいてもうて、締め括りとさいていただきます。


●新しい発見があって、それが悦びです。今回は日本酒とチーズ!


●前から好きだったけど、辛口のイメージだったが、それだけではないことを知った。高知に行きたくなりました。


●うんまっ!!といった表現がぴったりのお酒。


●美味しいお酒に美味しい料理に楽しいトーク。最高でした!


●こんなに素晴らしい酒と料理のマリアージュもなかなかないと思います。司牡丹は食とのマリアージュを大切にされていると感じました。


●司牡丹単独で飲むより、お料理と一緒に飲むことで、お酒が静かにお伴してくれる……いつのまにか空いてしまうお酒です。


●やばい。楽しかったです!!マジで、ホントに、こんな会、なかなかないです!!


●今回の会が一番お酒と料理がおいしかったです。お互いに引き立てあってました。















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2024年01月16日

久々に関東のお取引先酒販店回りぜよ!

1月12日(金)は、まずは司牡丹の滝澤関東統括部長と、10時半に登戸駅にて待ち合わせして、久々の関東のお取引先酒販店さん回りをスタートさいたがやき。


ほんで、1軒目は「小島屋酒店」の「地酒本舗小島屋」さんにうかごうたがよ。
写真1  小島屋写真2  小島屋店内
小島屋さんは、元々は業務用の配達がメインの酒販店やって、2019年に日本名門酒会に加盟され、2021年にゃあ「地酒本舗小島屋」をオープンさいて、常時20種ばあの地酒が30mlから試飲できる角打ちコーナーも併設され、今じゃあ飲食店メニュー作成、イベント出店、試飲会、ネット通販等々と、こぢゃんと精力的に活動されゆう注目店ながやき。


まずは、石本俊久さんにご挨拶。


お洒落な店内にゃあ、日本地図が掲げられちょって、取り扱い銘柄が記載されちょって、高知県は4銘柄を扱うていただきゆうようながよ。
写真3  取扱銘柄地図












ちなみに司牡丹は、現在こちらの5アイテム、「船中八策」(超辛口・純米酒)、「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)、「司牡丹・土佐の超辛口・本醸造」(超辛口・本醸造酒)、「司牡丹・土佐の超辛口・本醸造しぼりたて」(超辛口・本醸造生酒)、「裏司牡丹・しぼりたて」(純米生酒)と、「船中八策酒粕クリームチーズ」もお取り扱いいただきゆうがやき。
写真4  司牡丹5アイテム
まっことありがとうございます!










さらに、昨年は司牡丹の酒蔵から生中継しもっての司牡丹の試飲会も開催していただき、好評を博したようで、そん時のビデオ映像も見せていただいたがよ。
写真5  イベントビデオ












また、あらゆるSNSを駆使されゆうようで、帰り際にゃあワシとのツーショットを撮影され、早速Facebookに掲載してくださっちゅうがやき。
写真6 記念写真


さすが、行動が素早いがよ!


小島屋酒店さん、今年も何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!









続いては、本厚木に移動し、ちょうどお昼時間やったき、滝澤部長と2人でランチを済まいてから、徒歩にて「望月商店」さんにうかごうたがやき。
写真7  望月商店写真8  望月商店店内












写真9  望月商店店内2写真10  望月商店店内3











こちらは大正8年創業の老舗やけんど、先代から引き継がれた望月太郎社長さんが、お店をデザイナーズレストランのように、カッコ良う改装されちゅうがよ。


また、先代社長さんにもお越しいただき、ワシが日本名門酒会加盟店さん向けに発行しゆう「司牡丹時報(ボタンタイムス)」(隔月刊)の熱心な読者なもんやき、そちらの話題らあでも盛り上がりまくったがやき。



ちなみに先代社長さんが発行されゆう「もちもちニュース」は、ワシんくにも毎月ファックスにて送っていただきゆうき、そちらの話題でも盛り上がったがよ。


望月社長さんも、毎月のように代官山にて日本酒と落語の会を開催されゆうっちゅうことで、他にも様々な活動を展開されゆうらしゅうて、この日も取材が入っちょったりと、なかなか大忙しのようやったがやき。


そんな中、ワシらあにタップリ1時間以上を費やしてくださり、お2人といろんな話題で盛り上がりまくったがよ。


ちなみに望月商店さんは、ポリシーとして対面販売を重視したいっちゅうことで、ネット販売は基本的にゃあされてないっちゅうことやったがやき。


また、お店の奥の「ミュージアム」にも先代社長さんがご案内してくださり、さらに「長期熟成秘蔵酒倉庫」やら、広いバックヤードや貯蔵庫やらも拝見し、とにかく問屋並みの充実設備に、ちくとビックリやったがよ。
写真11  熟成酒倉庫写真12  ミュージアム












写真13 ミュージアム2写真14  ミュージアム3写真15  ミュージアム4











帰り際にゃあ、先代社長さんが本厚木駅まで車で送ってくださったがやき。


まっことありがとうございます!


望月商店さん、今年も何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


お次は、東京都多摩市に移動し、「日本酒の聖地」とも称され、もはや日本酒業界で知らぬ人はおらん多摩市の「小山商店」さんにうかごうたがよ。
写真16  小山商店写真17  小山商店店内写真18  小山商店司牡丹商品











小山商店さんも大正3年創業の老舗酒屋で、日本酒・焼酎・ワインを中心に1500種類を扱うて年商10億を誇るっちゅう、押しも押されもせん地酒専門店やに、今も昔ながらの老舗酒屋のしつらえを保ち、しかも「多摩市のよろずや」を今も名乗り、多摩市内やったら豆腐1丁でも配達するっちゅうがやき、この話を2019年に社長となられた若き小山喜明社長さんから聞いた際にゃあ、ワシゃあビックリ仰天したがやき。


地酒専門店として成功すりゃあ、昔ながらのご用聞きや配達らあは、あんまり儲けにならんもんやき、通常はやめてしまうもんながよ。


それを、あの有名な小山商店さんが、今も「多摩市のよろずや」の立場を守り抜きゆうっちゅうんは、まっこと驚嘆に値するっちゅうもんながやき。


とにかく広い店内にゃあ、ところ狭しと日本酒が並び、まるで宝探しをしゆうかのように、たくさんの日本酒ファンの方々が楽しそうに回遊されよったがよ。


周囲の道路が渋滞するばあお客様が押し寄せるもんやき、常に駐車場を拡充され続けゆうようで、パッと見た感じじゃあ30台以上は停められそうなばあ、周囲のアチコチに駐車場が用意されちょって、昨年の年末にゃあ駐車場係を5人も雇うたっちゅうき、まっことスゴいがやき。


そんな小山商店さんの司牡丹商品を探したら……あったぜよ!「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)と「司牡丹・なかま酒」(純米酒)!


小山商店さん、今年も何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


さて、今回訪問さいていただいた3店は、まっこと地酒専門店の三者三様の見事な成功事例やと、あらためて実感さいてもうたがよ。


地酒専門店っちゅうたち成功事例のパターンは一つやない、否、それどころか自店ならではの成功事例が、酒屋の数ばあ存在するっちゅうことながぜよ!


この後は、日本名門酒会本部・株式会社岡永さんの営業の大田さんが15時半ばあにに来られたき、ワシと滝澤部長は大田さんの営業車に乗せてもうて、小山商店さんを出発したがやき。


ほんで、途中の喫茶店にて、大田さんとちくと1時間ばあ商談の打ち合わせをさいてもうたがよ。


無事打ち合わせも終了し、ワシゃあ宿泊ホテルまで大田さんに送っていただき、こちらにて大田さんと滝澤部長と分かれたがやき。


滝澤さん、お疲れ様でした!大田さん、ありがとうございましたぜよ!


さて、時間は18時過ぎばあやったき、ワシゃあホテルの部屋に戻る前に、適当なお店に入り、ビールを飲みもって夕食をいただいたがよ。


ほんで、20時ばあにホテルの部屋に入ったら、別で飲みよったらしい日本名門酒会本部・株式会社岡永の飯田社長さんから、2次会のお誘いの電話がっ!


…ちゅうことで、銀座6丁目の隠れ家「ハッピーサルーン」さんにうかごうて、「司牡丹・暗夜の光」(特別純米酒)や「マキノジン」のソーダ割らあをいただきもって、カラオケ三昧で午前様まで大盛り上がりで行き抜けてしもうたがは、当然の流れやったがやき。
写真19  ハッピーサルーン











飯田社長さん、お誘いいただき、まっことありがとうございましたぜよ!

















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2024年01月15日

「日本名門酒会」蔵元有志会新年会議<2024>ぜよ!

1月11日(木)は、14時半過ぎばあに馬喰町の日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)本部、(株)岡永さんの本社にうかごうたがやき。

ほんで、蔵元有志会のメンバー10蔵元(大山・一ノ蔵・開華・久寿玉・若戎・春鹿・嘉美心・五橋・司牡丹・西の関〈欠席〉)中9蔵元の社長メンバーらあと山形の武田庄二商店の武田社長さんが集まって、15時から岡永さんの幹部の方々らあと、情報交換を含めた新年会議を開催したがよ。
写真1  新年会議集まる写真2  新年会議集まる2











まずは飯田社長さんからのご挨拶があり、能登半島地震についてのお見舞いの言葉に続いて、義援金らあも含めた、短期的・中期的・長期的支援らあのお話があったがやき。
写真3  飯田社長挨拶


引き続き飯田社長さんから、昨年の振り返りのお話と今年の方向性らあについてのお話があったがよ。


昨年は、何ちゅうてもコロナが5類になったことで流れが一気に変わったことが、ワシらあ酒業界にとっちゃあ大きいっちゅうがやき。


ほんで今年度についちゃあ、元々当会の機能としてあった研修やセミナーらあを復活させたいっちゅうがよ。


「ワクワク系マーケティング実践会」の小阪裕司先生をお招きし、まずはメーカー会議にてお話していただく予定やっちゅうがやき。


また、今年はDXについても進めていきたいっちゅうがよ。


さらに、メーカーの皆さんにゃあ、やっぱし「定番の革新」が大事で、古くさい酒になってないか、お互いに指摘し合うことも重要やっちゅうがやき。


各蔵元それぞれが、できることを思いきってやりきることしかないっちゅうことながぜよ!


続いては宮本部長さんから営業全体の数字についての報告があり、輸出はマイナスやけんど、名門酒全体についちゃあプラスやっちゅうことやったがよ。
写真4  宮本部長より


お次は宮原部長さんからは都内・首都圏・業務用・デパートらあの数字についての報告があったがやき。

値上げの影響らあもあり、全体的にゃあ数字的にゃあプラスが多いようで、特に夏生酒や涼み酒、ひやおろしらあがえいっちゅうことやったがよ。


また、「澤乃井」さんがコロナ禍の2021年8月から発売した東京の料飲店専用商品「なるくちの酒」(「なるくち」=江戸弁で酒好きのこと)が好調らしいがやけんど、このようなターゲットをしっかり絞りこんだアイテムに、今後は注目すべきやないかっちゅうがやき。


続いては田村企画部長さんから、まずは社内研修からスタートさいたっちゅう報告があったがよ。


菩提もとや全量雄町宣言の「御前酒」についての社内研修や、「飛良泉」や「月の井」についての研修らあを実施したっちゅうがやき。


今後も、「ウチはこういうことをやりゆう!」っちゅうことがあったら、是非連絡していただきたいっちゅうことやったがよ。


「気づかせていない価値」らあについて、あらためてみんなあでしっかり学んでいかにゃあいかんっちゅうことながやき。


お次は、森顧問さんからお話があり、まず大局的な話で、数字はコロナ禍以前に戻りつつあるようなけんど、日本酒市場はコロナ禍前に戻るこたぁないっちゅうお話があったがよ。


元に戻るどころか、逆に下がりゆう、その理由の第一は、顧客の高齢化やっちゅうがやき。


日本酒の顧客は高齢化しちょって、しかも世代交代が進んでないっちゅうがよ。


さらに、コロナ禍で顧客のライフスタイルや嗜好が変わったことも大きいっちゅうがやき。


変わったっちゅうんは、酒質らあの香味だけやのうて、ラベルやパッケージデザインらあについても言えるっちゅうがよ。


ボーダーレス化や多様化が進み、もはや日本酒業界だけやのうて、日本の酒類市場全体を見にゃあいかんようになったっちゅうがやき。


たとえば、クラフトジン、ジャパニーズウィスキー、濁酒らあやっちゅうがよ。


さらに日本酒自体も多様化し、技術もドンドン進みゆうっちゅうがやき。


そんな中で、従来の定番酒が、ちくと古くそうに感じられだいたっちゅうがよ。


今後は、日本酒の新しい価値を、新たな方向性を模索せにゃあいかんがやないかっちゅうがやき。


新しい価値、新たな方向性たぁ何かっちゅうたら、以下のとおりやないかっちゅうがよ。


“泡性日本酒の可能性。

低アルコール日本酒の必要性。


B人佑併戚と甘味のバランス(白麹など)。


そ論タイプ(老香やない)。


ス瓩蠅禄斗(第3の吟醸香と言われる4MMP等)。
※4MMP (4-mercapto-4-methylpentan2-one)とは、4-メルカプト-4-メチルペンタン-2-オンの略で、「ヨンエムエムピー」で通じる。ワインならソーヴィニヨンブランのような白ワインの特徴香のことで、ビールでいうなら、一部のホップが引き出す香りといわれている。これまでの日本酒の香り成分は青リンゴやパイナップルのような「カプロン酸エチル」とバナナや洋ナシのような「酢酸イソアミル」という2つに大きく分けて表現されてきたが、この2大勢力にマスカットやライチのような香りとして注目されてきているのが「4mmp」。日本酒ではグルテリン(消化されやすいタンパク質)の含有率が低い、低グルテリン米で仕込むと出やすいと言われており、酵母がある物質を分解することで4MMPの香りが出ると言われている。


季節商品や生酒らあでも、人気があるがは香りが特徴的な商品やっちゅうがやき。


また、物流問題が目の前に立ちはだかっちゅうこともあり、生に近い常温流通可能な商品らあも必要やないろうかっちゅうがよ。


また、飯田社長さんからも追加で、昨年やりとうてできざったこととして、日本酒の高額商品の充実化をはかりたいっちゅうがやき。


その後は、有志蔵元会メンバーの蔵元らあが、1人5分ばあで前年度の報告や今年度の方針らあについての発表し、その後個別の質疑応答を5分ばあっちゅうんがスタートしたがよ。
写真5  蔵元より発表写真6  蔵元より発表2












ワシからは、司牡丹酒造の今期のメインテーマ、「土佐の『食・酒・人・宴』をイノベーションし、土佐の未来を創る!」について語らいてもうたがやき。


まずは、前期の売上と現状らあについて語らいてもうて、続いては「食が美味しい!酒が旨い!人が明るい!そして世界一宴が楽しい酒国土佐!」っちゅう内容と、土佐の高知を日本中・世界中の他のどこっちゃあにない唯一無二の魅力あふれる地域にするために、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」(竹村昭彦理事長)が設立(令和6年1月中旬頃認証予定)されることになったっちゅうお話らあをさいてもうたがよ。


さらに、「今期売上アップのために〜売上高8億以上を持続できる経営基盤確立に向けて〜」っちゅうお話もさいてもうたがやき。


●あらゆる現場にて、司牡丹商品に「食・酒・人・宴」に関連づけた「動機づけ」を提案(食中酒として、コミュニケーションツールとしての魅力)し、顧客との「絆づくり」も徹底。


●特に大定番「船中八策」を、あらためて飲食店の必須アイテム(酒も食も進み=店が儲かる、会話も弾む=お客様が悦ぶ)として「動機づけ」提案、顧客との「絆づくり」の徹底。


●高知県唯一のクラフトジン「マキノジン」(2品)の本格的な全国展開、そして海外輸出も!世界的なクラフトジンブームと朝ドラ効果の持続を意識した「動機づけ」提案!


●「山柚子搾り」の海外に向けた「動機づけ」提案、国内に向けた「動機づけ」提案。


●「二割の麹が八割の味を決める」を、新定番食中酒としてあらためて「動機づけ」提案。「Kura Master」金賞、「全米日本酒歓評会」金賞、「Sake Compe」11位等もアピール!


●令和7(2025)年の大チャンスに向けた準備活動の徹底!特に関西市場強化!

・令和6年7月下旬、大阪に高知県アンテナショップがオープン。

・令和7年4月頃までの予定で、高知龍馬空港が国際線化。

・令和7年4月〜9月、朝ドラ「あんぱん」放送。

・令和7年4月13日〜10月13日、「大阪関西万博」開催。 ※映画「Okyaku」も封切?


そんな具合で、9蔵元と武田社長さんの発表と質疑応答が終わりゃあ、既に18時過ぎになっちょって、これにて無事新年会議は終了したがよ。


その後は、みんなあで小伝馬町まで歩いて移動し、鰻料理の「近三」さんにて新年懇親会ながやき。
写真7  近三看板写真8  近三入り口

各社1本ずつ持ち込みさいてもうたお酒を、皆さんが出されたがよ。









「開華」の島田社長が、スパークリングの「開華・AWASAKE」を持ち込んじょったき、みんなあのグラスに注ぎ合うて、このお酒にて乾杯したがやき。
2024.1.15写真9  乾杯写真10  開華awasake











さあ、そっから後は、絶品鰻料理のフルコースをいただきもって、名門酒を酌み交わしまくって盛り上がる、新年懇親会のスタートながよ。


まずは「つきだし」をいただきもって、「大山」「一ノ蔵」「嘉美心」らあをいただいたがやき。
写真11  つきだしと大山、一ノ蔵、嘉美心












続いて「鰻の白焼き」が登場し、「春鹿」をいただいたがよ。
写真12  白焼き写真13 春鹿と白焼き











お次は、「鰻の肝焼き」が登場したき、「若戎」の育てもとをいただいたがやき。
写真14  若戎と司牡丹と肝焼き

続いては、「刺身盛り」と「焼鳥」が登場したき、こちらにゃあ司牡丹の「二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)を合わいて、堪能さいてもうたがよ。
写真15  司牡丹と刺身、焼き鳥












とにかく、各社のお酒を次々と飲み比べまくりもって、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて盛り上がったがやき。
2024.1.15写真16  宴席風景

「近三」さんのお料理は、こぢゃんと美味しいがやけんど、鰻の脂と、濃い味わいの料理が多かったもんやき、ワシゃあこのあたりで満腹状態になっちょったがよ。



ほんじゃき、お料理はチビチビいただきもって、日本酒を酌み交わしまくりもって、こぢゃんと語り合いまくらいてもうたがやき。


さらに「うざく」と「鰻の茶碗蒸し」が登場したき、こちらもチビチビいただきもって、各社の日本酒をガンガンいただいたがよ。
写真17  うざくと茶碗蒸し











とにかく飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて……いろいろ参考になるお話らあも聞けて、まっこと有意義なひと時やったがやき。


〆にゃあ、「鰻重」と「肝吸い」と「漬物」が登場し、ワシゃあとてもよう食べんっちゅうことで、「鰻重」はお持ち帰りにさいてもうたがよ。
写真18  鰻重写真19  肝吸いと漬物











こうして大盛り上がりのうちに、21時過ぎばあにゃあお開きとなったがやき。


日本名門酒会本部の皆さん、蔵元の皆さん、今年も1年、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!















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司牡丹酒造株式会社
  
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2024年01月14日

幸せの言の葉<1779>

「頂上でありもって、同時に崖っぷちながぜよ。」(千代の富士)


双葉山(69連勝)、白鵬(63連勝)に次ぐ53連勝を達成し、優勝回数31回、生涯戦歴1045勝(幕内807勝)を成し遂げ、「昭和最後の大横綱」と称されて、国民栄誉賞を受賞した第58代横綱、千代の富士(1955〜2016)さんの言の葉ながやき。


山の頂上っちゅうんは、大抵は狭いもんながよ。


ちゅうこたぁ、頂上イコール「崖っぷち」やっちゅうことながやき。


こりゃあ山に限らんと、相撲の世界やち、また他のどんな世界やち、おんなじようなもんながよ。


つまり、どんな世界やち、トップに君臨した瞬間に、そりゃあこぢゃんと危険な「崖っぷち」に立ったがやっちゅうて思わにゃあいかんっちゅうことながやき。


その認識がないまんま、トップに君臨したっちゅうて有頂天になっちょったりすりゃあ、アッちゅう間に「崖っぷち」から滑り落ちてしまうっちゅうことながぜよ!


  
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2024年01月13日

幸せの言の葉<1778>

「人は、無力やきに群れるがやのうて、群れるきに無力になるがぜよ。」(竹中労)


「ケンカ竹中」「反骨のルポライター」らあの異名を持ち、芸能界や政界に斬り込む数々の問題作を世に送り出し、晩年はガンを患うて闘病しもっても活動を続けたっちゅう、ルポライターで評論家の竹中労(1928〜1991)さんの言の葉ながやき。


今回の言の葉は、ある意味で一転語ながよ。


普通やったら、人は1人じゃあ無力やきに、たくさんの人が集まって力を出し合やあ、大きなパワーが出せるっちゅうて考えるもんながやき。


それを、真逆の「群れるきに無力になる」たぁ、どういう意味があるがやろうか?


そりゃあつまり、単なる人数合わせ的に、烏合の衆を集めたち、1人ひとりの考え方や方向性らあがバラバラやったら、そりゃあ無力やっちゅうことながよ。


さらに、たとえ考え方や方向性が同じやったとしたち、人は群れりゃあ安心してしもうて、みんなあが「自分1人ばあやったら大して影響らあないろう」と思うてしまいがちで、結局は周囲に任せっぱなしで、何の力も発揮せん人だらけになってしまいがちやっちゅうことながやき。


ほんじゃき、自分1人で立てる力を持っちゅう人、自分がやらにゃあ誰がやるっちゅうて思うちゅう人らあが群れりゃあ、そりゃあこぢゃんと大きな力を発揮することができるっちゅうことながぜよ!


  
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2024年01月12日

【拡散希望!】縁起物!「立春朝搾り2024」注文受付中!オンラインで「楽しむ会」も開催ぜよ!

今年の立春は、2月4日(日)で、毎年恒例「司牡丹・立春朝搾り」(純米吟醸薄にごり生原酒)の発売日ながよ。
写真1 司牡丹・立春朝搾りラベル

ちなみに「立春朝搾り」(https://www.meimonshu.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=377 )たぁ、立春の日の早朝搾り上がったばっかしの新酒を、その日のうちに飲んでもらおうっちゅう企画ながやき。




ほんで今年は、司牡丹も含めて全国43ヶ所の日本酒蔵元で実施され、今年も何と約30万本(720ml)の新酒がたった1日で出荷される予定やっちゅうがやき、こりゃスゴイことながよ。(※詳細や全国の参加蔵元らあについちゃあ、こちらをクリック!https://www.meimonshu.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=377 )
写真2 立春朝搾りサイトトップ写真3 立春朝搾りサイトトップ2










10数年ばあ前あたりからマスコミ各社の記事らあにゃあ、「日本酒が世界一売れる日」っちゅうセンセーショナルなキャッチで紹介されたりしゆうがも、決して大袈裟やないがやき。


ちなみに立春たぁ、二十四節気のひとつで、初めて春の気配が現れてくる日。


前日の節分に豆まきで邪気を祓うて、新たな気持ちで春の到来を悦び幸福を願う日とされちょって、旧来はこの日がお正月、1年の始まりの日ながよ。


そんな立春の早朝に搾り上がったばっかしのケガレのない純米吟醸生の新酒を、各地の神社にて「無病息災」「家運(社運)向上」らあを祈願するがやけんど、当然「感染症退散祈願」や「災害退散祈願」「復興祈願」らあも行われるがやき。


こぢゃんと縁起がえいっちゅうことで、毎年全国で大人気で、このお酒の一口めを恵方(今年は東北東のやや東)を向いて飲みゃあ、願いが叶うっちゅう現象まで起きはじめちゅうっちゅうがよ。


ほんじゃき今年、この縁起がえいお酒を恵方を向いて飲みゃあ、感染症らあ吹き飛ばし、元気に明るい春を迎えられるこたぁ、間違いなしながやき!


さてそんな「司牡丹・立春朝搾り」やけんど、立春の朝に搾った分ばあしか商品化できん限定品やき、事前に予約をいただかにゃあ入手できんなる可能性があるがよ。
写真4 立春朝搾り全銘柄写真5 司牡丹・立春朝搾り








予約申し込みの締め切り日は1月24日(水)やけんど、品切れになる場合も考えられるきに、ご希望の方はお早めに、「司牡丹・立春朝搾り」に参加する「日本名門酒会」加盟の酒販店さんに、ご予約いただきたいがやき。


ちなみに「司牡丹・立春朝搾り」が買える店は、こちらをご覧くださいや。


https://www.meimonshu.jp/modules/sakeshops/index.php?page=detail&lid=39
写真6 司牡丹・立春朝搾りが買える店写真7 司牡丹・立春朝搾りが買える店2写真8 司牡丹・立春朝搾りが買える店3









なお、「買える店」は随時掲載が増える予定やき、まだ掲載されてない店もあるようながよ。


司牡丹の場合、現在は、高知県、愛媛県、香川県、兵庫県、大阪府、静岡県、埼玉県の加盟店さんしか掲載されてないみたいなけんど、東京都も、銀座にある高知県アンテナショップ「まるごと高知」(B1F土佐蔵)さんにて販売される予定(ただし運送のため入荷日は遅れます)やき、東京の方やち入手は可能ながやき。


毎年その香味は、購入された方々から大絶賛されゆうし、司牡丹じゃあ珍しい純米吟醸の「薄にごり生原酒」は、フルーティかつフレッシュぴちぴちの美味しさで、ワシも間違いないと太鼓判を押さいていただきます!


また、そんな「立春朝搾り」を、ワシと一緒にオンラインで楽しもうっちゅう会も、2月15日(木)に開催されるがよ。


2月15日(木)19時より、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )内にて開催されるイベント、「令和6年『立春朝搾り』をオンラインで楽しむ会」(★先着19名様限定!)に、是非ご参加いただきたいがやき。


司牡丹やのうたち、全国43蔵元の「立春朝搾り」の中から、どちらの銘柄の商品やちOKやきご用意いただけりゃあ、オンライン酒場「酔うちゅう部」内にて司牡丹社長のワシと共に、「立春朝搾り」を堪能しもって、オンラインで盛り上がれるっちゅう企画ながよ!
写真9 酔うちゅう部トップ写真10 立春朝搾りを楽しむオンライン飲み会








「酔うちゅう部」の「オンライン飲み会」ご参加のお申し込み方法は、以下の通りながやき。


オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )のサイトにアクセスしていただき、会員登録(無料!)していただき、その後、「令和6年『立春朝搾り』をオンラインで楽しむ会」の画像をクリックしていただけりゃあ、詳細が表示されるき、「この飲み会に参加する」ボタンをクリックしていただけりゃあ、これにて予約完了(全て無料!)ながよ。


あとは飲み会当日に、開始時間になったら「飲み会をはじめる」ボタンが表示されるきに、そちらをクリックしていただきゃあ、参加できる(無料!)っちゅう流れながやき。


尚、注意点は、インターネットエクスプローラーは使えんき、パソコンの場合やったらMicrosoft Edgeを最新版にアップデートしてご使用いただき、スマホのiPhonやったらSafariを、AndroidやったらGoogle Chromeをご使用いただきたいがよ。


2月15日(木)までにゃあまだちくと日数がありますきに、どちらかの蔵元の「立春朝搾り」を予約してご用意していただき、ワシと共に是非「酔うちゅう部」のオンライン飲み会で盛り上がりましょうぜよ!


●「令和6年『立春朝搾り』をオンラインで楽しむ会」

〈開始〉2024年2月15日(木)19:00
〈終了〉2024年2月15日(木)21:30
〈参加人数〉予約先着20名様(竹村含む)
〈参加条件〉全国43蔵元の中から、いずれかの「立春朝搾り」をご用意ください。(詳しゅうはこちら!https://www.meimonshu.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=377 )
〈申込先〉オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )



さあ、「立春朝搾り」で、感染症らあ吹き飛ばし、みんなあで、能登半島地震にて被災された方々が1日も早う日常を取り戻されますことも祈願いたしましょうぜよ!


#立春朝搾り















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2024年01月11日

令和6年佐川町「恵美須祭り」ぜよ!

1月10日(水)は、佐川町にて商売繁盛を祈願する新年の恒例行事、令和6年の「恵美須祭り」やって、まずはその神事が朝10時から開催されたがやき。


ちなみに、佐川町の「恵美須祭り」は、毎年「十日えびす」の1月10日の開催ながやけんど、この日は何でか毎年こぢゃんと冷え込み、雪が積もったこともあったばあで、今年も心配しちょったがやけんど、珍しゅう氷点下にならん1℃止まりやって、ホッとしたがよ。


けんど日が当たらん山かげの「恵美須神社」は、やっぱしまっこと冷ようて、本音を言やあちくとツラかったがやき。


さて、10時前にゃあ佐川町内の商工会や様々な団体の方々らあが、約40名ばあ集まったがよ。
写真1  恵美須神社に集まる写真2  恵美須神社に集まる2












神輿や樽神輿を神社の前まで坂道を引き上げるがも、毎年のことながやけんど、若いもんがあんまりおらんき、年々大変になるがやき。
写真3  鳥居写真4  お社











写真5  神輿と樽神輿写真6  お社に入る











写真7  神殿と神官さん











神輿も樽神輿も子供用の樽神輿も揃うて、10時からは神事のスタートながよ。
写真8  神事












町議会議長さんや町長さんらあを筆頭に、各団体のトップの方々が、神社のお社に入って玉ぐしを奉献するがやき。
写真9  佐川町長写真10  福娘












さすがに神事中はコートを脱がにゃイカンき、例年こん時が一番冷やいもんやき、ワシも司牡丹代表として気合いを入れてお社に入ったがやけんど、やっぱし冷やいもんは冷やいがよ。


司牡丹の奉献酒がズラリと並ぶ神殿を前に、厳かに神官さんの神事が始まったがやき。



ワシも「二礼二拍手一礼」しもって、あらためて神様の前で「今年もやるぜよ!」と誓わいてもうて、寒さと共に凛と身の引き締まる思いがしたがぜよ!


お社での神事が終了したら、続いては神様を御輿に移す神事が執り行われたがよ。
写真11  神輿へ移す神事写真12  神輿等移動












写真13  神輿等移動2

神様を御輿に移し終え、これにて令和6年の「恵美須祭り」の神事は、無事終了したがやき。









このあとは、御輿と司牡丹の樽御輿と子供神輿らあと「おなばれ」の行列が、佐川町内の各所を練り歩き、商売繁盛のお札を配ったり、獅子舞が踊ったり、餅投げがあったりと、町をあげて盛り上がったがよ。
写真14  おなばれの先導車

司牡丹の本社前は、14時半過ぎばあに御輿や「おなばれ」の行列が通り、商売繁盛のご祈祷や獅子舞の踊りらあもあって、ウチの社員もしばし仕事の手を止めて一緒に盛り上がったがやき。









可愛らしい子供御輿や、仮装行列らあもあって爆笑やったがよ。
写真15  子供樽神輿写真16 樽神輿と 仮装行列












写真17  仮装行列

朝ドラ「らんまん」のメインキャストらあの仮装が、絶望的にクオリティが低いもんやき、思わず吹き出してしもうたがやき。









今年の干支、辰のクオリティは、意外に可愛いらしかったがよ。
写真18  龍

司牡丹の営業連中が引き回す樽神輿は、ここにてご帰還ながやき。











平均年齢50代の営業の皆さん、まっことお疲れ様でした!
写真19  司牡丹樽神輿帰還












さて恵美須様、今年も頑張りゆう佐川町の商人みんなあの商売繁盛を、何とぞよろしゅうお願い申し上げますぜよ!















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2024年01月10日

高知商工会議所令和6年新年祝賀会ぜよ!

1月4日(木)の晩は、18時から「城西館」さんにて、高知商工会議所の新年祝賀会が開催されたがやき。


150名ばあは集まられつろうか、新年祝賀会の開会ながよ。
写真1 新年祝賀会開会











まずは、高知商工会議所西山会頭さんから、年頭のご挨拶があったがやき。
写真2  西山会頭ご挨拶












続いては、濱田高知県知事さんのお祝辞ながやけんど、知事さんは海外出張っちゅうことで、高知県商工労働部の松岡部長さんが代読にて、お祝辞を述べられたがよ。
写真3  松岡部長知事代読












お次は、中谷元衆議院議員さんがお祝辞を述べられたがやき。
写真4  中谷衆議院議員ご挨拶












続いては、国会議員さんやご来賓の方々と商工会議所役員の方々らあが壇上に招かれ、司牡丹と酔鯨の四斗樽にて、おめでたい鏡開きながよ。
2024.1.10写真6  鏡開き写真5  鏡開き登壇












11名の方々により、「ヨイショ、ヨイショ、ヨイショ〜!」の掛け声と共に、威勢よう鏡が開かれたがやき。


ほんで、会場全体に「金凰司牡丹」(本醸造酒)のお燗酒と「酔鯨」の本醸造酒(冷酒)が配られ、これらあを注ぎ合うて、桑名高知市長さんのご発声にて、元気良う「土佐酒で乾杯!」をしたがよ。
写真7  乾杯発声桑名市長写真8  土佐酒で乾杯












そっから後は、SDGsの観点からも、しばらくは席を立たんと食事をしてくださいっちゅうアナウンスもあって、しばしお料理をいただきもって、テーブルの周りの方々らあとだっけお酒を注ぎ合うて飲食したがやき。


「城西館」さんの美味しいお料理をいただきもって、同じテーブルの方々らあと「金凰司牡丹」の燗酒を酌み交わしもって、しばし盛り上がったがよ。
写真9  宴会風景











乾杯から20分ばあ経った頃、次々と皆さん席を立ちだいて、あちこち移動しもって差しつ差されつのお酌合戦の始まり始まりながやき。
写真10  宴会風景2

ワシも当然、「金凰司牡丹」のお燗酒と杯を持って席を立ち、アチコチ回っていろんな方々に新年のご挨拶をしもって、お酌合戦に参戦ながよ。


まだまだコロナ禍が完全に終息したわけやないし、インフルエンザも流行っちゅうきに、かつての杯が飛び交う「献杯・返杯」合戦とまでは行かんけんど、互いの杯に注ぎ合い7割、「献杯・返杯」3割っちゅう感じやったがやき。


とにかく、移動しもって皆さんといろいろ語り合いまくり、注ぎ合い合戦、「献杯・返杯」合戦を繰り広げさいてもうたがよ。


酌み交わし酌み交わし、語り合うて語り合うて、アッチコッチで盛り上がりまくり、終盤になってやっと自分の席に戻んて、ちくと食事をいただいたがやき。


まだコロナ禍以前に完全に戻んたわけやあないけんど、かなりその頃に近いレベルの土佐の高知らしい「おきゃく」(宴席)やって、ワシゃあ予想以上に短時間で、かなりの立派な酔うたんぼになっちょったがよ。


こうして、20時ちょい過ぎばあにゃあ山元副会頭(四国銀行会長)さんの中締めにてお開きとなったがやき。
写真11  山元副会頭中締め2024.1.10写真12  中締め












さてさて、今年の7月にゃあ大阪に高知県アンテナショップがオープンし、来年2025年にゃあ、高知龍馬空港の国際化、NHK朝ドラ「あんぱん」がスタート、ほんで大阪万博開幕っちゅうことで、高知県にとっちゃあ大きゅう飛躍する大チャンスが到来しつつあるきに、そのためにゃあ今年2024年内に、どればあしっかり下準備ができるかが、こぢゃんと大事になるがよ。


高知県にとって最高の令和7年を迎えるための素晴らしい令和6年を、高知商工会議所の皆さん、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!















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2024年01月09日

令和6年高知商工会議所新年賀典と高知食品流通業界賀詞交歓会ぜよ!

1月4日(木)は、まずは11時から高知商工会館にて、高知商工会議所の令和6年豊栄神社新年賀典が開催されたがやき。


商工会館の屋上に高知市商工業の守神としてお祀りされちゅう豊栄神社にて、事業繁栄の祈願を行うっちゅう、年頭の恒例行事ながよ。


吹きっさらしの屋上なもんやき例年こぢゃんと寒いがやけんど、ここ数年は暖かこうて、今年もぼっちり日が照って予想以上に暖かこうて、むしろちくと日焼けしたばあやったがやき。


さて、40数人ばあが集まって、神事のスタートながよ。
写真1  新年賀典スタート











ちなみに神官さんは出雲大社の方やき、柏手は4回打たにゃあイカンがやき。
写真2  賀典神事











無事神事が終わりゃあ、高知商工会議所の西山会頭さんから年頭のご挨拶があったがよ。
写真3  西山会頭ご挨拶

西山会頭のご挨拶は、当然元旦の能登半島地震について、お亡くなりになられた方々に対してご冥福をお祈りする言葉と、被災された皆様に対してのお見舞いの言葉と、1日も早い復興をお祈りする言葉らあから始まったがやき。


こうしてつつがのう、新年賀典は終了したがよ。


豊栄神社の神様、今年も高知の商工業の繁栄・発展を、そして能登半島地震にて被災された皆様が、1日も早うに日常を取り戻されますよう、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


さてその後は11時半から、第12回高知食品流通業界賀詞交歓会が、三翠園さんにて開催されたがやき。


高知商工会館での新年賀典が11時20分ばあに終了して、ワシゃあ直ぐに会場の三翠園さんに向こうたがやけんど、到着したがは11時33分ばあやったき、既に開会しちょったがよ。


会場にゃあ200社以上、400人を超える参加者が一堂に会し、なかなか壮観やったがやき。


けんど、旭食品さんの取引先の中四国の食品メーカーの方々が大半を占めちゅうき、ちくとワシらあの知らんような顔ぶれだらけやったがよ。


壇上じゃあ、代表世話人の旭食品株式会社・竹内孝久社長さんが、開会のご挨拶をされよったがやき。
写真4  旭食品竹内社長ご挨拶












続いては、ご来賓の濱田省司高知県知事さんからのご挨拶ながやけんど、海外出張に出られたっちゅうことで、産業振興推進部の沖本部長さんが代読されたがよ。
写真5  知事代理沖本部長ご挨拶











お次は、昨年11月末の市長選挙にて当選された新高知市長の桑名龍吾さんからの来賓ご挨拶があったがやき。
写真6  桑名市長ご挨拶

ちなみに桑名さんは、学校は違うけんど、ワシの同級生ながよ。


来年2025年は、大阪万博があり、高知龍馬空港の国際化があり、また朝ドラ「あんぱん」もスタートするっちゅうことで、高知県がグンと飛躍する大チャンスやきに、そのためにゃあ今年2024年の準備がこぢゃんと大切やっちゅう桑名市長さんのお話は、まっこと仰るとおりで我が意を得たりやったがやき!




続いては、高知さんさんテレビ株式会社の渡辺陽社長さんのご挨拶とご発声で乾杯し、賀詞交歓会がスタートしたがよ。
写真7  さんさんテレビ渡辺社長乾杯ご発声

ちなみに、ご挨拶された皆さんが能登半島地震に対するお見舞いの言葉から始まったもんやき、ご挨拶が皆さん長うなって、乾杯したがは12時を過ぎちょったがやき。








さて宴席じゃあ、ほとんどの方々は昼間でまだこの後に仕事があるようで、ウーロン茶やノンアルビールやったようながよ。
写真8  交歓風景

本物のビールが一部あるだっけで、残念ながら今年も日本酒がまったくなかったがやき。









ワシゃあ、あちこち移動しもってお料理をつまみ、高知県メンバーを見つけちゃあ新年のご挨拶をして、ビールやノンアルビールを注ぎ合うたがよ。
写真9  交歓風景2











それを繰り返しゆううちに、次第に人数も減ってきて、12時間半ばあにゃあ、中締めなしに流れ解散のお開きとなったがやき。
写真10  交歓風景3





高知県の食品流通業界の皆様と関連する食品業界の皆様、本年も何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!














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2024年01月08日

幸せの言の葉<1777>

「失うたもんを数えたらいかん、残されたもんを最大限に生かさんといかんぜよ。」(ルートヴィヒ・グットマン)


ドイツ出身のユダヤ人神経学者で、「パラリンピック」の創始者でもある、ルートヴィヒ・グットマン(1899〜1980)さんの言の葉ながやき。


人間誰やち、大切な何かを失うたりすりゃあ、そりゃあ落胆するもんやし、絶望してしまうことやちあるかもしれんがよ。


けんど、「諸行無常」っちゅう言葉のとおり、すべてのもんは常に流転して、変化したり消滅したりが絶えるこたぁないっちゅうんが、世の中の真実の姿ながやき。


ほいたら、失うたもんを数えゆう場合やないがよ。


失うたもんを数えたりしよったら、今に居りもって過去の繰り返しを生きちゅうことになるき、そりゃあ今を生きてないっちゅうことになるがやき。


ほんじゃき、失うたもんがどればあ大きかったとしたち、今を生きるためにゃあ、失うたもんのことらあキッパリ忘れて、残されたもんを最大限に生かすことに、全力投球するしかないっちゅうことながよ。


なかなかツラいことかもしれんけんど、そんな行動こそが、残されたもんの中からの、新たな大切なもんの出現を促すっちゅうことながぜよ。


  
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2024年01月07日

幸せの言の葉<1776>

「過去から学び今日を生き、未来に対して希望を持つ。大切なこたぁ、何も疑問を持たん状態に陥らんことぜよ。」(アルベルト・アインシュタイン)


ドイツ生まれのユダヤ人理論物理学者で、「20世紀最高の物理学者」と評され、ノーベル物理学賞も受賞しちゅう、アルベルト・アインシュタイン(1879〜1955)さんの言の葉ながやき。


さすがは天才中の天才、かのアインシュタインさんの言の葉ながよ。


人間が素晴らしい人生を送るために必要なこたぁ何かっちゅうんを簡単にまとめりゃあ、まずは「過去から学び今日を生きる」っちゅうことと、もうひとつは、「未来に対して希望を持つ」ことやっちゅうがやき。


確かに、この2つがバッチリ実践できりゃあ、誰やち素晴らしい人生を送ることができるはずながよ。


しかも、アインシュタインさんは、そのためのコツも教えてくれちゅうがやき。


そりゃあ、「何も疑問を持たん状態に陥らんこと」やっちゅうがよ。


何も疑問を持たんまんま生きちょったとしたら、「過去から学び今日を生きる」ことも、「未来に対して希望を持つ」ことも、絶対に不可能ながやき。


常に疑問を持ち続けちゅうきにこそ、人間は自分の頭で考え、それを行動に移し、失敗したら修正し、また考え、また行動し……ちゅう繰り返しができるがよ。


そんな一連の流れこそが、過去から学び今日を生きるっちゅうことそのもんであり、そんな中でこそ、未来に対する希望もまた、立ち現れてくるもんながぜよ。


  
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2024年01月06日

幸せの言の葉<1775>

「勉強たぁ、自分の無知を発見することぜよ。」(ウィリアム・ダラント)


アメリカ合衆国の歴史家・哲学者で著作家の、ウィリアム・ダラント(1885〜1981)さんの言の葉ながやき。


他人が何かについて知らんかったりしたら、「こんなことも知らんかよ!」っちゅうて嗤う人がおるけんど、大抵の場合そういう人にかぎって、あんまり知的な人やあないもんながよ。


ホンマに知的な人っちゅうんは、常に学び続けゆう人やきに、学びゃあ学ぶばあ、自分は無知やっちゅうことに気づくもんながやき。


そこに気づいちょりゃあ、他人がなんぼ無知やったとしたち、自分もおんなじ五十歩百歩ながやき、絶対に嗤うことらあできんはずながよ。


たとえば、ワシゃあ日本酒メーカーの社長やき、日本酒についちゃあ一般の方々らあよりか詳しゅうに知っちゅうがは当たり前やき、一般の方々らあが「大吟醸」がどんな酒ながかとかを知らんかったとしたち、嗤うたりすることのう、キチンと素人にも分かるように説明ができるがやき。


一方、ワシゃあ化粧品会社の人間やないし、化粧品についちゃあまったく知識もないき、化粧品の初歩的なことを語られたち、おそらくまったく知らんことだらけやき、素人にも分かるように説明をしてもらいたいがよ。


つまり、人間の一生にゃあ時間的制限があるがやき、あらゆる分野のあらゆる知識を1人の人間が一生の間に学び尽くすらあてこたぁ、絶対に不可能やっちゅうことで、そりゃあつまりどればあ超賢い天才やち、知らんこたぁ絶対にあるっちゅうことながやき。


ほいたら、学ぶっちゅうこたぁ、まずは自分の無知を発見することであり、そっからあらためて真の学びがスタートするともいえるがぜよ。

  
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2024年01月05日

京都「龍安寺」と「松尾大社」に令和6年新年参拝ぜよ!

新年の1月3日(水)は京都に日帰り出張で、まずは「龍安寺」さんに新年のご挨拶にうかごうたがやき。


12年ばあ前に、有名な「龍安寺」さんの“つくばい”の文字を酒名にした「吾唯足知(われただたるをしる)・純米吟醸酒」を発売さいてもうて、さらに10年ばあ前にゃあ「吾唯足知・純米大吟醸酒」も発売さいてもうちゅうがよ。


なんで高知の司牡丹が京都の「龍安寺」さんの“つくばい”の文字を酒名に使えるようになったかっちゅうたら、「龍安寺」さんを創建された義天玄承禅師(ぎてんげんしょうぜんじ)は土佐の生まれで、司牡丹の故郷佐川町の隣町越知町にて剃髪得度(ていはつとくど)されちゅうっちゅうご縁と、株式会社SBS(http://www.sakebs.co.jp/)の北澤相談役さんのご尽力のお陰ながやき。


ほんで、毎年北澤相談役さんと正月3日に「龍安寺」さんにご挨拶にうかがいよって、令和3年だっけはコロナ禍でうかがえんかったけんど、一昨年に2年ぶりにうかがえて、昨年に引き続きまた今年も無事うかがえることになり、東京から来られる北澤相談役さんと、京都在住のお2人加地(SBS顧問)さんと中西(SBS顧問)さんと、JR京都駅にて12時30分ばあに待ち合わいて、4人で「龍安寺」さんに向こうたがよ。


かつては、寒さが厳しゅうて雪が積もっちょって大変やったことがあったけんど、今年は天気も良うて暖こうてホッとしたがやき。


けんどやっぱし、例年以上に京都駅は物凄い人混みで、タクシーも行列やったき、今出川まで電車を使うて、そっからタクシーにて「龍安寺」さんに向こうたがよ。


ほんで、13時過ぎばあにゃあ何とか到着したがやき。


さてまずは例年通り、裏の寺務所から入らいてもうて、直ぐに奥の間に通されたがよ。


そこで、松山侑弘第17世住職さんに、新年のご挨拶をさいてもうたがやき。


ほんで、ちょっとしたお節のおツマミと燗酒、お茶とお茶菓子や塩ぜんざいらあを、ちくとご相伴にあずかったがよ。
写真1  龍安寺寺務所写真2  室内で待つ











写真3  住職の席写真4  黒豆など











写真5  塩ぜんざい

しばし、お酒とおツマミをいただかいてもうて、いろんなお話をさいてもうて、ホロ酔い気分になってきたき、このあたりでっちゅうことで、席を辞さいてもうたがやき。


帰り際にゃあ、岩田事務長さんにもご挨拶さいてもうたら、今年は辰年やし、また昨年は一部やった細川護煕元首相の描かれた見事な「雲龍図」の襖絵が、「第1の龍」から「第9の龍」まで40面全てが揃うちゅうき、観ていきませんかっちゅうことやったき、是非っちゅうことで拝見さいてもうたがよ。


「第1の龍」は龍の誕生で、清流の中からまだツノの小さい龍が生まれ出るシーンが描かれちょって、そっから順番に龍が成長していき、「第5の龍」は巨大な大波と闘いゆう姿、「第6の龍」は知恵の真珠を掴み取った姿やっちゅうがやき。
写真6  第1の龍写真7  第2の龍











写真8  第3の龍写真9  第4の龍











写真10  第5の龍写真11  第6の龍











「第7の龍」は若い龍で、年老いた「第8の龍」に教えを受けゆうシーンやっちゅうがよ。
写真12  第7の龍写真13  第8の龍











写真14  第7の龍と第8の龍











ほんでラストは、悠然と身体を休める年老いた仙人のような「第9の龍」っちゅう具合で、見事なストーリー仕立ての襖絵を、岩田事務長さんが解説しもってご案内してくださったがやき。
写真15  第9の龍

しかも、警備の関係らあで現状は一般公開されてない「第1の龍」と「第9の龍」も、ごった返す観光客の中、ワシらあだっけ特別に鑑賞さいてもうたがよ。


まっことありがとうございます!


辰年の今年、「龍安寺」さんにて見事な「雲龍図」襖絵で、龍の一生を鑑賞することができたらあて、こりゃあまっことこればあ縁起がえいこたぁないがやき!


皆さんにもちくとお裾分けの意味も込めて、「第1の龍」から「第9の龍」までの画像を、全て掲載さいていただきますぜよ!


ちなみに「龍安寺」さんは、細川元首相の先祖にあたる細川勝元公が開山されたお寺やき、その勝元公550年遠忌記念として細川元首相が揮毫奉納された襖絵を特別公開されちゅうっちゅうことながよ。


その襖絵は、超一流のプロ並みの迫力あふれる「雲龍図」の水墨画で、令和6年3月31日までの予定で現在公開中ながやき。


岩田事務長さん、素晴らしい「雲龍図」を鑑賞さいていただき、まっことありがとうございましたぜよ!


しかし、龍安寺さんはまっこと観光客でいっぱいやって、有名な「石庭」の周りも観光客だらけで、こぢゃんとごった返しちょったがよ。
写真16  石庭

こうして14時ちょい過ぎばあにゃあ、「龍安寺」さんを出発したがやき。









タクシーにて、お次の目的地「松尾大社」さんに向こうたがよ。
写真17  松尾大社参道

途中がなかなか渋滞しちょって、お酒の神様として全国的に有名な「松尾大社」さんに到着したがは、15時ちょい前ばあになっちょったがやき。


一昨年はコロナ禍で屋台は一軒も出てなかったけんど、今年は昨年以上にズラリ屋台が参道に連なり、初詣の参拝客でごった返しちょって、参道を通り抜けるがに結構苦労したがよ。




今年の干支「辰」の巨大な絵馬も飾られちょったがやき。
写真18  松尾大社の辰の巨大絵馬











人混みを掻き分け掻き分け、社務所に向こうたがよ。
写真19  松尾大社直会会場舞台

ワシらあは、毎年こちらにて初ご祈祷をお願いしゆうがやき。


申し込みをしてから、しばし待機し、ワシらあが招かれてご本殿へ。


残念ながらご本殿は撮影禁止やったき画像はないけんど、司牡丹酒造の「酒業繁栄」のご祈祷も滞りのう終了したがよ。


その後は、コロナ禍で昨年までは中止となっちょった直会(なおらい)に招かれ、ちくと御神酒をご相伴にあずかり、生嶌宮司さんらあにご挨拶さいてもうてから、「松尾大社」さんをちくと散策し、美酒醸造祈願の「醸酒守」、酒販繁盛祈願の「販酒守」、健康飲酒祈願の「服酒守」の3つのお守りらあも購入さいてもうたがやき。


最後に福引所にて、ご祈祷の際にいただいた福引券で福引をさいてもうたら、例年ハズレしか当たったことがなかったに、ワシゃあいきなり「大吉」が大当たり!


福引所でカランカランっちゅうて鐘も鳴らされ、周りの人らあにも大注目されてしもうて、ビックリやったがよ。


こりゃあ今年のワシは、ますますツキまくりの予感ながやき!


ちなみに「大吉」の賞品は、「ネスカフェ」の「コーヒーメーカーマシン」で、送るこたぁできんっちゅうことやって、けんどなかなかの大きさと重さやったもんやき、京都在住の中西さんに持って帰ってもうて、ワシんくに送ってもらうことになったがよ。


中西さん、お手数おかけしますけんど、宜しゅうお願い申し上げます!


こうして、松尾大社駅から電車で移動中に、北澤相談役さん加地さん中西さんらあと分かれ、ワシゃあ伊丹空港から飛行機にて高知に戻んて来て、日帰りの京都出張は無事終了したがやき。


北澤相談役さん、加地さん、そして中西さん、今年もご一緒さいていただき、まっことありがとうございましたぜよ!














土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社
  
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2024年01月04日

令和5年末に同級生と「なとな」で痛飲ぜよ!

本日1月4日(木)より、司牡丹酒造も2024年、令和6年の仕事始めながやき。


あらためまして、本年も何とぞ宜しゅうお願い申し上げます。


ほんでまずもって、元旦に発生した北陸地方の大地震にて、被災されました皆様にお見舞い申し上げます。


1日も早うに、日常を取り戻されますことを、心からお祈り申し上げますぜよ。


さて今回は、昨年末の12月30日(土)のネタながよ。


この日は、18時ばあから「なとな」さんにて、東京から帰省したヤスと、高知におるシゲルとテツとワシっちゅう、高校時代の同級生4人で飲んだがやき。

2024.1.4写真1  なとな


18時ちょい前ばあにお店に到着したら、ぼっちりシゲルも到着し、店内に入ったら既にテツが座っちょったき、まずは3人で生ビールにて乾杯の練習をしたがよ。


18時ちょい過ぎばあにヤスも到着し、あらためて4人で生ビールにて乾杯の練習をしたがやき。


まずは「山菜盛り」がドカンと出されたき、こちらをいただきもって生ビールを飲みもって、4人の会話のエンジンはいきなりのフルスロットルになって盛り上がったがよ。
2024.1.4写真2  山菜盛り

ところで、ワシゃあ今年(令和5年)1年こぢゃんとお世話になった「なとな」さんの女将さんに、御礼に「深尾」(斗瓶囲い純米大吟醸原酒)を1本お渡しし、おまけで持ち込みさいてもうたもう1本を4人のグラスに注がいてもうて、さらに女将さんとカウンターに座られちょった他のお客様らあにも注がいてもうて、みんなあであらためて乾杯したがやき。


その天にも昇るかのような美しい芳香と、まろやかでなめらかで深い味わいに、皆さんから感嘆のタメ息が漏れまくりやったがよ。


お料理の方も、名物の「アジのシュッと和えたが」が出され、これがまたビリッビリの鮮度抜群で絶品なもんやき、「深尾」が進むこと進むこと!
写真3  アジのシュッと和えたが写真4 深尾











この、アジをさばいて醤油とネギでシュッと和えただっけっちゅう、あまりに単純な料理がなんでこればあ絶品ながかっちゅうてたまたま訊ねたら、生きたまんまお店に届いたアジを、何と女将さんが即座に神経〆をして活き〆にしゆうっちゅうもんやき、ビックリやったがやき。


ワシが「どこでそんな高等テクニックを覚えたぜよ?」っちゅうて訊ねたら、女将さんの返事は事も無げに、「なろうた〜」やったがよ。


今まで散々、いろんな鮮魚の「シュッと和えたが」をいただいてきたけんど、その美味しさの秘密を今さらながら知ってしもうて、あらためて大感動やったがやき。


続いては、「鰹の塩タタキ」と「野菜煮物」が登場したき、このあたりでお店の「自由は土佐の山間より」(超辛口・特別純米酒)を、まずは3合注文さいてもうて、こちらをガンガン酌み交わいて盛り上がったがよ。
2024.1.4写真5  鰹の塩タタキ写真6  煮物と「自由は土佐」












乾杯にゃあ「大吟醸」もえいろうけんど、やっぱし「鰹のタタキ」らあをいただきもってガンガン酌み交わいて盛り上がるにゃあ、このあたりの辛口純米酒がやっぱし最適ながやき。


鰹も煮物も旨いもんやき、さらに「自由は土佐」が旨うなって、箸も杯も止まらんなって、さらにさらに会話も弾みまくるっちゅうもんながよ!


高校時代から、しょっちゅうつるんでバカ話ばっかしして盛り上がりよった4人で、それ以降の大学時代も社会人になってからも、たまにゃあつるんで痛飲して盛り上がりよった仲間やき、しばらく会うてなかったち、スッとあの頃とおんなじように盛り上がれるっちゅうもんながやき。


話題が盛り上がり、爆笑が連発すりゃあ、酒もガンガン進みまくるっちゅうもんで、「自由は土佐」をお代わりしまくって盛り上がりまくったがよ。


さらに料理も、「豚肉とシイタケ炒め」や「牛タンシチュー」っちゅう、これまた絶品料理が次々に登場し、当然料理が旨けりゃあ酒も進むっちゅうもんで、「自由は土佐」をさらにお代わりし、酌み交わしまくって盛り上がったがやき。
写真7  炒め物写真8  牛タンシチュー












何回お代わりしたか分からんなってきた頃、宇佐出身のテツが、「宇佐のウルメ」が食べたいっちゅうて女将さんにお願いしたがやけんど、いつまで経っても出てこんきに、忘れられちゅうがやろうかと思いよったら、ワシも滅多に見たことがないばあ、巨大な「ウルメの丸干し」がデーンと登場し、ちくとみんなあビックリやったがよ。
写真9  宇佐のウルメ丸干し

つまり、このデッカイ丸干しを焼くがに、時間がかかりよったっちゅうことながやき。


一口食べりゃあ、ウルメ自体も、干し具合も、焼き加減も、まっこと思わず「うまっっっ!!!」っちゅうて唸ってしまうばあ美味しゅうて、しかもその美味しさは、辛口の日本酒を要求して、喉から手が出てくるかと思うばあ、日本酒が欲しゅうてタマランなる味わいながよ!


宇佐出身のテツも、「こればあデッこうて旨い丸ごと1匹の干物らあて、高知でしか食べれん!」っちゅうて大感激で、食べまくり飲みまくりになったがやき。


ちゅうことで、さらに「自由は土佐」をお代わりしてしもうて、飲んで食べて語り合うて飲んで食べて語り合うて、さらにさらに大盛り上がりに盛り上がったがよ。


21時過ぎばあにゃあ、締めさいてもうたがやけんど、ちなみにどればあ飲んづろうかと思うて女将さんに訊ねてみりゃあ、元々1升瓶半分以上残っちょった「自由は土佐」がスッと空いて、結局お次のもう1本も1升瓶丸ごと空けたっちゅうきに、ちっくと他人ごとみたいにビックリしてしもうたがやき。
写真10  女将さんとカラの「自由は土佐」

「なとな」の女将さん、年末も押し迫った30日に、ウルサイ4人のオッサンの宴席をしつらえていただき、また絶品料理の数々を提供していただき、まっことありがとうございました!


新年も、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


さてその後は、まだ時間も早いっちゅうことで当然2次会となり、場末のスナック「こぶたや」さんにて、「マキノジン」の炭酸割りをガンガン酌み交わし、カラオケ歌合戦で大盛り上がりに盛り上がりまくったがは、そりゃあ当然の流れやったがよ。


こうなりゃあもはや誰っちゃあ止めれん、気がつきゃあ午前様まで行き抜けてしもうちょったがやき。


こうして午前1時ばあにお店を出たところ、この日は雨に加えて追手筋は久々に見たっちゅうばあ物凄い人出で、タクシーが奪い合いになっちょったばあなもんやき、しばらくひろえんかって、やっとのことでタクシーをつかまえたがは、午前2時近うになってしもうちょったがよ。


ヤス、シゲル、テツ、1年分のガス抜きになる、バカ話だらけのこぢゃんと楽しい一時を、まっことありがとうございましたぜよ!

















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2024年01月03日

幸せの言の葉<1774>

「やたらと忙しいっちゅうんはどんなもんやろう。『忙』っちゅう字は『心が亡びる』と書くがぜよ。」(高田好胤)


分かりやすい法話により、「究極の語りのエンターテイナー」とも呼ばれ、薬師寺の再生に生涯を捧げた法相宗の僧(管長)で薬師寺元管主、高田好胤(1924〜1998)さんの言の葉ながやき。


この言の葉も、まさに好胤さんの面目躍如で、こぢゃんと分かりやすうて、しかも「なるほど!」っちゅうて大納得できるがよ。


確かに「忙」の字を2つに分けりゃあ、「心」と「亡」になるき、「心が亡びる」っちゅうことになり、つまり「忙しい」っちゅうんは「心が亡びる」ことにつながるっちゅうて言われたら、なかなか反論はしにくいがやき。


もちろん反論したいわけやあないけんど、「忙しい」がそのまんまイコールで「心が亡びる」ことになるっちゅうわけやあないがよ。


好胤さんも、イコールたぁ言うてないがやき。


要は、あんまり忙しゅうにし過ぎよったら、どういうわけか人間は、一番大切なもんを見落としてしまいがちになるもんやき、気をつけにゃあいかんっちゅうことながよ。


ほんじゃき、「忙しい」と感じたときにゃあ、一番大切なもんを見落としてないか、「心」が「亡」びてないか、常に意識しちょかにゃあいかんっちゅうことながやき。


そのためにゃあ、この記憶しやすい好胤さんの言の葉が、こぢゃんと役に立つっちゅうことながぜよ。


  
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2024年01月02日

幸せの言の葉<1773>

「真珠貝は海の中で、何かコロコロするような異物を抱いたまんま、今はそれを除きたいとも思わんと生きちゅうがぜよ。」(榎本栄一)


浄土真宗に帰依し、「念仏のうた」と称する仏教詩を書いた仏教詩人で、仏教伝道文化賞を受賞しちゅう、榎本栄一(1903〜1998)さんの言の葉ながやき。


今回の言の葉は、どういう意味で語られちゅうがやろうか?


ワシゃあ以下のような意味にとったがよ。


人間、生きちゅう間にゃあ、自分の人生にとっちゃあ異物としか思えんような好ましゅうない物事が、それこそ数えきれんばあ現れるもんながやき。


どればあ、そんな異物らあ一切排除したいと願うたち、生きちゅうかぎりは必ず、なんぼやち現れてしまうもんながよ。


ほいたら、人生はツラいことだらけやいかと思うてしまうかもしれんけんど、実はそうでもないがやき。


そんな異物が現れてしまうきにこそ、人間は考えるし、様々な行動もするし、努力もするし、進歩もするっちゅうことながよ。


さらに、そんな異物の存在があるきにこそ、いろんな葛藤があったり、試練があったり、挫折があったりしもって、人間が磨かれていき、より輝くような人生を手に入れることができるがやともいえるがやき。


そりゃああたかも、真珠貝の中に異物が入ったことで、貝殻成分が分泌されてそれが異物を覆い、いつしか真ん丸うて美しい真珠が誕生するかの如しながよ。


つまり、真珠貝も人間も、異物っちゅう存在のお陰で、光り輝く素晴らしいもんを手に入れることができるっちゅうことながやき。


ほいたらワシらあも、自分の人生に異物が現れたとしたち、それを排除しょうらあて思わんと、その異物を抱きしめて、平気な顔をして生きていきたいもんながぜよ。


  
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2024年01月01日

幸せの言の葉<1772>

「愛は憎しみよりか高うて、理解は怒りよりか高うて、平和は戦争よりか気高いぜよ。」(へルマン・ヘッセ)


あけましておめでとうございます!


令和6年、2024年もワシのブログ&Facebookを、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


さて、今年の新年最初の「幸せの言の葉」は、20世紀前半のドイツ文学を代表する作家で、ノーベル文学賞も受賞しちゅう、ヘルマン・ヘッセ(1877〜1962)さんの言の葉ながやき。


この言の葉は、一見ありきたりなことを語っちゅうようにも見えるがよ。


「愛は憎しみよりか高い」とか、「平和は戦争よりか気高い」とかっちゅうて言われたち、「そりゃあそのとおりよ!」っちゅう感想しか、抱かんかもしれんがやき。


ポイントは、真ん中に置かれちゅう、「理解は怒りよりか高い」ながよ。


人生にゃあ、腹立たしいことや頭にくるようなことが山盛り起こるもんながやき、それらあに対していちいち怒りの感情をあらわにしよったら、つまりはそんな怒りの感情が積み重なって、理解よりか怒りが高うなってしもうて、ひいては愛よりか憎しみの方が高うなってしまうがやき。


さらにそれが、人類全体でも積み重なっていきゃあ、そりゃあ平和よりか戦争の方が高いもんになってしまうっちゅうことながよ。


ほんじゃき、腹立たしいことや頭にくるようなことが起こったち、怒りの感情をあらわにする前に、相手が何でそんな行動をしたかに対して、まずは理解しょうとする努力が必要やっちゅうことながやき。


そんな、他人を理解しょうとする努力ができて初めて、「理解は怒りよりか高い」っちゅうことが実践できるようになる、そのはじめの一歩を踏み出すことができるっちゅうことながよ。


それができんがやったら、「愛は憎しみよりか高い」も、「平和は戦争よりか気高い」も、絵に描いた餅になってしまうっちゅうことながやき。


令和6年は、怒りをあらわにする前に、まずは他人を理解しょうとする努力、こっからスタートしましょうぜよ!


  
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