2024年04月30日

2024年「立春朝搾りメーカー懇談会」ぜよ!

4月24日(水)は14時から、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)「立春朝搾りメーカー懇談会」が、東日本橋の「東京実業健康保険組合」の大ホールにて開催されたがやき。


ちなみに「立春朝搾り」たぁ、日本名門酒会が平成10年に開始した、蔵元・名門酒会本部・支部・加盟店らあが一致団結して創り上げる、最も名門酒会らしい季節商材ながよ。
2024.4.30写真1  司牡丹・立春朝搾り

毎年立春の日の早朝、各地の蔵元にて、その日未明に搾られたばっかしの純米吟醸生原酒(もしくは特別純米生原酒)を、各地の加盟酒販店の皆さんが取りに行き、その日のうちに予約客のもとに届けるっちゅうもんながやき。


暦の二十四節気の1つ「立春」は、初めて春の気配が現れてくるっちゅう時期。


本来はその年の始まりで、お正月を意味しちゅう、おめでたい日でもあるがよ。


前日の季節の分かれ目であり大晦日を意味する「節分」の日にゃあ、豆まきをして邪気を祓うっちゅう訳ながやき。


またこの時期は、最も寒さが厳しい頃でもあるきに、最も美味しいお酒が醸される時期でもあるがよ。


さらに、そんな立春の早朝に搾られたばっかしのケガレのない生まれたての生原酒を、最寄りの神社の神官さんにお祓いをしてもうて、「無病息災」「大願成就」「家内安全」「社運向上」らあの祈願もされるっちゅうがやき、これっぱあこぢゃんと縁起のえい貴重な酒は、他にゃあないがやき!


ほんじゃき毎年毎年大人気で、今年の「立春」にゃあ、開催蔵元は全国35都道府県で43蔵、参加加盟酒販店は1182店、参加人数は1341人、販売実績は、たった1日やに720ml瓶で27万4千491本で、「日本酒が日本一売れる日」とまで言われゆうがよ。


ちなみに司牡丹の今年の「立春朝搾り」の様子は、「2024年2月9日」のブログをご参照いただきたいがやき。


さて、そんな「立春朝搾りメーカー懇談会」にゃあ、この日は31メーカー34名と、日本名門酒会本部から10名が参加。
写真2  会場に集合












本部企画部の田村部長さんの進行にて開会し、まずは田村部長さんから、「令和6年『立春朝搾り』を振り返って」っちゅうことで、「結果報告」と「アンケートから振り返る<日曜開催><認知向上・新規客・買える店・SNSの活用>」らあについてが紹介されたがよ。
写真3  田村部長


特に今年は、「SNSの活用」が効果を発揮したようで、新規のお客様が増えたっちゅう加盟店さんからの声が多かったっちゅうことやったがやき。








続いては、飯田マーケティング室室長さんから、「立春朝搾りSNS(X)キャンペーン」についての報告があったがよ。
写真4 飯田室長

そん中の「SNSキャンペーン第一弾・認知拡大リポストキャンペーン」(立春朝搾り公式SNS(X)をフォロー&リポストした方から抽選で43名に全国の「立春朝搾り」をランダムで1本プレゼント)は、新規フォロワー獲得数2170、リポスト数2435、表示回数10万回っちゅうことで、目標を大幅にクリアし、新規開拓としちゃあこぢゃんと有意義な結果となったっちゅうがやき。


新規フォロワーが予想以上に増えたことで、立春当日の蔵の様子を伝えるためのポストへの反応も昨年に比べて大幅に増加して、1ポストあたり5000回表示程度やったっちゅうがよ。


そん中で反応が良かったもんは1.4万回表示やっちゅうことで、こりゃあ司牡丹の立春朝搾りの瓶詰め動画やったっちゅう報告があり、まっこと嬉しいかぎりやったがやき。


他にも「SNSキャンペーン第二弾・購買意欲促進ハッシュタグCP」についての報告らあがあり、来年の取り組みに関して、現在約3000名のフォロワーを来年まで維持するためにも、立春朝搾り以外の活動もポストしていく予定やき、蔵元でリポストしてほしいもんらあがありゃあ、お気軽に連絡してほしいっちゅうことやったがよ。


お次は、「アンケートから振り返る」に戻んて、再度田村部長さんから、「繋がり・価値」についちゃあ、「三世代ふれあい立春」っちゅう言葉や、「初めて購入した定置網漁業者が飲んだ翌日大漁!」っちゅう縁起酒の事例らあも報告されたがやき。


続いては営業部の宮原部長さんから、地元の販売店が6店舗しかない「大雪渓」さんの立春朝搾りに、都内の加盟店さん4店と共に参加したっちゅう「大雪渓『立春朝搾り』ツアー」についての報告や、北陸地震で大変やった「萬歳楽」さんの応援活動らあについての報告があったがよ。
写真5  宮原部長

お次は、再び「アンケートから振り返る」に戻んて、田村部長さんから、「食品連動」について、「立春朝搾り」と「立春関連食品」との連動についても、いくつかの声が上がっちょって、今後の可能性について検討していきたいっちゅう報告があったがやき。


また、「その他」として、「ヤングキング」(少年画報社)連載中の漫画「やえの酒めぐり」が「甲子・立春朝搾り」の取材に来られ、4月頭に2週にわたって掲載されたっちゅうことやったがよ。


続いては、「参加蔵元について」で、来年は2蔵元お休みするけんど、1蔵元新規に参加の蔵元もあるっちゅう報告があったがやき。


お次は、森顧問さんから、製造・品質についてのお話で、「立春朝搾り製造規格基準書〈第8版〉」の確認についてのお話があったがよ。
写真6  森顧問












続いては「活動事例」について、「一ノ蔵」さんの鈴木社長さんから、宮城支部の取り組みについて、詳しい発表があったがやき。
写真7  一ノ蔵鈴木社長
毎年前年超えを続け、今年も2万本超えを達成しちゅう「一ノ蔵」さんは、宮城支部全体で月一度の定例会にて11月から、情報・目標・スケジュールらあを共有しゆうっちゅうがよ。


詳しい活動報告は、他の蔵元にとっちゃあ、こぢゃんと学びになったがやき。







お次は、営業部の宮原部長さんから、「令和6年『立春朝搾り』の活動と来期の取り組みについて」のお話があったがよ。
写真8  再び宮原部長写真9  全体風景











まず、前年対比100.5%で27万4千419本っちゅう、令和6年の実績報告があり、令和7年の重点活動についてのお話があったがやき。


とにかく、新規参加店を増やすこと、「立春朝搾り参加に第一歩を踏み出させる!」っちゅうことで、「新規参加店募集方法について」や「立春朝搾り継続販売支援について」らあのお話があったがよ。


その後も蔵元さんらあからの質疑応答らあがあり、活発に意見交換が成され、16時半ばあにゃあ飯田社長さんからの閉会のご挨拶があり、懇談会は無事終了したがやき。
写真10  飯田社長閉会挨拶
懇談会終了後は、ちくと休憩を挟んで、16時40分ばあから、同会場の隣の部屋にて、懇親会がスタートしたがよ。










まずは飯田社長さんから、日本橋の老舗、弁松総本店のお弁当についてのご紹介があったがやき。
写真11  弁当説明











ほんで、各蔵が持ち込みした1本をみんなあでグラスに注ぎ合うたがよ。
写真12  持ち込みのお酒

ちなみに司牡丹は、浅野杜氏イチオシの「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)を持ち込みさいてもうちょったがやき。










ほんで、「富久錦」さんの稲岡社長さんのご発声にて、みんなあで声高らかかに乾杯したがよ。
写真13  稲岡社長乾杯写真14  懇親スタート












さあ、そっから後は、各社自慢のお酒を酌み交わしまくって、「弁松」のおつまみ弁当をいただきもって、飲んで食べて語り合うて、盛り上がったがやき。
写真15  司牡丹と弁当

「弁松」のお料理は、どれもシッカリした味つけで濃い味なもんやき、杯がガンガンに進むこと、進むこと!


とにかく、食べて飲んで語り合うて、食べて飲んで語り合うて……宴席は大盛り上がりに盛り上がったがよ。


ワシもアチコチに移動しもって、いろんなメーカーさんや岡永さんの方々らあと語り合いもってお酒を酌み交わし、盛り上がったがやき。


終盤にゃあ、飯田室長さんから、GW中のイベント「肉フェス」に、「岡本屋永吉商店」名にて日本酒ブースを初出展するっちゅう報告もあったがよ。
写真16  飯田室長肉フェス紹介












こうして18時ばあにゃあ、「開華」さんの島田社長さんの中締めにて、懇親会は無事お開きとなったがやき。
写真17  開華島田社長中締め

日本名門酒会本部の皆さん、そしてご参加の蔵元の皆さん、まっことお疲れ様でした!










ちなみにその後は、有志メンバーにて、ご近所の酒菜や「ささごと」さんにて二次会でこぢゃんと盛り上がり、さらに有志メンバーにて三次会で、銀座の隠れ家「ハッピーサルーン」さんにて、さらにさらに盛り上がりまくり、行き抜けてしもうたがは、そりゃあ当然やったがぜよ。

写真18  ささごと














土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社  

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2024年04月29日

幸せの言の葉<1811>

「ゲームというたち、自分自身を高める努力を続けよったら、いつかゲームへの、そして自分自身への周囲の見方を変えることができるがぜよ。」(梅原大吾)


2D対戦型格闘ゲームにおいて数々の大会を制しちゅう、国際的に著名な格闘ゲームプレイヤーであるプロゲーマー、梅原大吾(1981〜)さんの言の葉ながやき。


かつてワシらあが子供の頃にゃあ、ゲームやとか漫画やとかは、教育上良うない害悪のように扱われよった時代があったがよ。


それがいまや、ゲームやちプロゲーマーが誕生し、世界的に尊敬を集めるようになっちゅうし、日本の漫画やち、いまや世界中に輸出される最重要コンテンツになっちゅうがやき。


つまり、たとえいまは、教育上良うない害悪みたいに扱われゆうようなことやったとしたち、その分野において、自分自身を高める努力を続けよったら、その分野自体への周囲の見方も、自分自身への周囲の見方も、変えることができるっちゅうことながよ。


大切ながは、周囲の目らあ気にすることのう、自分自身が本気になってのめり込んで打ち込める分野を見つけて、その分野において、自分自身を高める努力を継続し続けることができるかどうかやっちゅうことながぜよ。


  
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2024年04月28日

幸せの言の葉<1810>

「何かを変えろうと思うたら、まず自分自身を変えることながよ。生きるこたぁ素晴らしい体験やきに、エンジョイしていくべきながやき。」(ワンガリー・マータイ)


2004年、「持続可能な開発、民主主義と平和への貢献」により、環境分野の活動家およびアフリカ人女性として史上初のノーベル平和賞を受賞した、ケニア出身の女性環境保護活動家、ワンガリー・マータイ( 1940〜2011)さんの言の葉ながよ。


人間関係についてやち、組織全体の風土についてやち、さらに世の中についてやったち、それらあを変えろうと思うたら、まず自分自身を変えることながやき。


まず自分自身が変わることで、相手もチビッとずつ変わってくるし、組織全体の風土やちチビッとずつ変わってくるし、世の中やちチビッとずつは変わってくるもんながよ。


逆をいやあ、自分自身が変わらんかぎり、人間関係は変わらんし、組織全体の風土は変わらんし、世の中やち変わらんっちゅうことながやき。


さらに、その自分自身を変えるっちゅうことを、何かシンドイことやとか、ツラいことのように思うてしまいがちやけんど、それを楽しみながらやるっちゅうんが、こぢゃんと重要ながよ。


生きるっちゅうことは変わり続けるっちゅうことで、そりゃあ素晴らしい体験ながやき、その変わり続けるっちゅうこと自体を楽しみもってやる、エンジョイしもってやるっちゅうことが、最高の人生を送るための秘訣やっちゅうことながぜよ。


  
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2024年04月27日

幸せの言の葉<1809>

「すべての嵐がおんなじやないがやき。人間と一緒ながぜよ。」(藤田哲也)


ダウンバースト(下降噴流)とトルネード(竜巻)の研究における世界的権威として知られちょって、その優れた業績から 「ミスター・トルネード」とも称され、また観測実験で得た難解な数式らあも見やすい立体図の図解にしてしまうことから、「気象界のディズニー」とも呼ばれよった、日本出身のアメリカ合衆国の気象学者、藤田哲也(1920〜1998)さんの言の葉ながよ。


人間誰やち、長い人生の中で嵐の時期を経験しちゅうもんながやき。


ほんで、そのツラい経験から学んだ知恵を何かしら身に付けちゅうもんやき、次にまた人生の中で嵐が来たときにゃあ、過去の嵐の時期の経験から学んだ知恵を、活用しょうとしてしまいがちながよ。


もちろん、その知恵が役立つこともあるろうけんど、実は世界的気象学者の藤田哲也さんの言の葉のとおり、すべての嵐がおんなじやないがやき。


ほんじゃき、過去の嵐から学んだ知恵が、次に別の嵐が来たときに役立つことらあて、実は意外に少ないがよ。


唯一役立つがは、過去の嵐のときやち耐え抜いたっちゅう、その自信だけながやき。


さらに、嵐と同様、すべての人間もおんなじやないがよ。


つまり、人によって態度を変えるっちゅうんは良うないけんど、人によって対処は変えにゃあいかんっちゅうことながやき。


人生における嵐やち、人間関係やち、すべておんなじやないがやき、結局は相手をよう見て、臨機応変に立ち向かうっちゅうんが正解やっちゅうことながぜよ。


  
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2024年04月26日

【酒道 黒金流】「竹村の集大成!NPO法人『土佐伝統お座敷文化を守る会』設立!」 ぜよ!

今回は、ワシが創始して立ち上げさいてもうた、日本酒を媒介とした「もうひとつの道」、「酒道 黒金流」ホームページ(https://shudo-kurogane.jp )の「門前編 其の弐」に、新しいコンテンツとして「竹村の集大成!NPO法人『土佐伝統お座敷文化を守る会』設立!」 を、4月25日にアップさいていただきましたきに、動画も文章も無料で観ることができますき、是非たくさんの皆さんにご覧いただきたいがやき。
2024.4.26写真1 「酒道 黒金流」トップページ

今回は、前々々回の「『日本酒?ウィスキーですか?』の衝撃!日本酒復活のために!」にて、ワシの出した結論としての日本酒業界への提言を、実際に行動に移した事例となるがよ。


ちなみにその提言たぁ、「日本酒蔵元が地域の酒類卸や地域の酒販店らあと共に立ち上がり、地域文化復興らあに関心がある若者らあと手を携えて、それぞれの地域にある多様で固有の風土や歴史や食文化を守り育てていく活動を起こしていく」っちゅうもんやったがやき。


ほんで、ワシゃあこの活動を、まずは高知県の経済界を巻き込んで実際に行動に移いて、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」を設立し、その代表である理事長に就任したがよ。


尚、以下の内容は、NPO法人設立に至るまでの経緯や設立趣旨らあを書かせていただいちゅうけんど、10回ばあ前の「経済学の観点から日本酒の成長戦略を探る!」にて、「令和5年内の設立を目指しちゅう」と書かいていただいた内容を詳しゅうしたもんになりますきに、一部重なっちょりますが、その点はご了承いただきたいがやき。


ちなみに実際の正式な設立は、県への設立の申請書類や法人登記らあに時間がかかり、令和6年1月22日(登記完了日)となっちゅうがよ。


https://shudo-kurogane.jp/shudo/gate02/gate02_38.html

【NPO法人設立に至るまでの経緯】
2024.4.26写真2 門前編其の弐

ワシの所属しちゅう「土佐経済同友会」の「人づくり委員会」(中田由季委員長)じゃあ、令和2年度(令和2年1月〜12月)より、「土佐の伝統文化」における「継承人材の育成」をテーマとして活動を開始したがやき。


ほんで令和2年度は、様々な「土佐の伝統文化」について調査・研究した結果、ほとんどは既に様々な支援が実施されよったけんど、「土佐のおきゃく(土佐流宴席)文化」を支えてきた「土佐のお座敷遊び文化」や「土佐芸妓文化」らあについちゃあ、何の支援も行われてないことに気づいたがよ。


そこで令和3年度にゃあこのテーマに絞り込み、他都府県の事例について調査・研究を進めた結果、どこの事例も、地元の経済人らあが中心となって都府県や市町村らあと共に、地元のお座敷文化や芸妓文化等の団体を支援しゆうことが判明したがやき。


また、ほとんどの事例が、お座敷文化や芸妓文化のみやのうて、地元ならではの他の伝統文化や伝統的食文化等を守る活動も含めることで、より支援者を広げちゅうことも判明したがよ。


そこで令和4年度にゃあ、「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立準備会を立ち上げ、ワシが理事長を務めよった「土佐学協会」(令和5年7月に解散)の活動の一部(「土佐の酢みかん&土佐寿司祭り」等の土佐ならではの伝統的食文化に関する活動)も引き継ぐかたちで、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」を設立に導くための活動を実施してきたがやき。


ほんで令和5年度にゃあ、「高知県中小企業団体中央会」の方や「高知県ボランティア・NPOセンター」の方にお手伝いいただき、定款づくりや、様々な必要書類を準備し、「人づくり委員会」のメンバーらあを中心にした発起人総会を11月17日に開催して、NPO法人設立の準備が全て整うたがよ。


こうして、令和6年1月に、県から設立の認可がおり、法人登記も完了し、令和6年1月22日(登記完了日)正式な設立となったがやき。


【当会が守り育てる「土佐伝統お座敷文化」とは】※「土佐伝統お座敷文化」の再定義
2024.4.26写真3 門前編其の弐2

●食:皿鉢(さわち)料理文化、鰹料理文化、土佐の酢みかん(香酸柑橘類)文化、土佐寿司文化など、四季折々の恵まれた山川海の幸を使うた、土佐ならではの伝統的食文化。


●酒:伝統的な土佐の食の美味しさを引き立てる、辛口であり、やや酸があって飲みごたえがあり、かつ雑味が少のうて後口が綺麗な、伝統的土佐酒文化。


●人:底抜けに明るい県民性をベースに、全てを「なかま」にして人を楽しませる、土佐ならではの伝統的おもてなし「なかま」文化。 ※土佐弁の「なかま」=「同士」&「共有・シェア」の意味。


●宴:➀箸拳・可杯・菊の花・しばてん踊りなど、土佐ならではの伝統的お座敷遊び文化。
➁土佐ならではの家庭における伝統的「おきゃく(土佐流宴席)」文化。
N祖發覆匹砲ける伝統的土佐芸妓文化。


【NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立趣旨】


➀土佐の風土と食文化


もともと土佐の高知は、春夏秋冬・山川海の食材が日本一といえるばあ豊かであり、全国的に知られちゅう鰹料理文化や皿鉢料理文化以外にも、独特の伝統的食文化が色濃ゆう残っちゅうがよ。


高知県の森林面積比率は日本一の84%であり、降雨量も日本トップクラスであり、かつ日照時間もトップクラスながやき。


つまり、山の幸が日本一豊富と言うたち過言やないといえるがよ。


また、全国河川の水質ランキングで連年のように日本一に輝く奇跡の清流「仁淀川」をはじめ、日本最後の清流「四万十川」などの清流がこぢゃんと豊富であり、川漁師も多数存在しちゅうがやき。


つまり、川の幸が日本一豊富と言うたち過言やないといえるがよ。


ほんで、長い海岸線を誇る高知県は、黒潮が最初にぶつかる足摺岬を擁し、大月町柏島周辺海域は1,000種類を超える日本一の魚種を誇るがやき。


つまり、海の幸が日本一豊富と言うたち過言やないといえるがよ。


さらに、園芸王国(トマト、ナス、ピーマン、茗荷、生姜、文旦、小夏、新高梨、メロン、茶…)であり、干物も豊富、鰹節らあの出汁文化も根付き、土佐あかうし、四万十米豚、土佐ジローや土佐はちきん地鶏らあの地鶏も豊富ながやき。


ほんで、他県にゃあ存在せん独特の食文化として、土佐の酢みかん(柚子、ブシュカン、直七などの香酸柑橘類)文化が存在し、これによって、酢飯に柚子酢を使う「土佐田舎寿司」らあの高知県独特の郷土寿司文化が育まれ、「郷土寿司大国」と呼ばれるばあのバラエティ豊富な郷土寿司も存在しちゅうがよ。


➁土佐酒文化・「なかま」文化・「宴」文化


ほんで佐の高知にゃあ、そんな伝統的な土佐の食の美味しさを引き立てる、日本一辛口であり、やや酸があって飲みごたえがあり、かつ雑味が少のうて後口が綺麗な、独特の伝統的土佐酒文化も存在しちゅうがやき。


さらに、その土佐酒蔵元18蔵は、仕込みの分析データを情報共有しちょって、これが土佐酒全体のレベルアップに貢献しちゅうがよ。


令和4年度にゃあ「全国新酒鑑評会」において金賞受賞率日本一を獲得し、令和5年度にゃあ「全米日本酒歓評会」において金賞受賞率日本一を獲得するっちゅう快挙を成し遂げ、全体のレベルの高さ日本一を証明したと評価されちゅうがやき。


また、土佐弁で「なかま」にゃあ、一般的な「同士」の意味に加え、「共有」「シェア」の意味があるけんど、杯を「なかま」(共有)にして返杯・献杯を繰り返し、自由に席を移動して「なかま」(共有)にし、皿鉢料理も「なかま」(共有)にして取り分け合うて、老若男女や飲めん人や見知らぬ他人までも「なかま」(同士)にし、全てを「なかま」にして人を楽しませるっちゅう、底抜けに明るい県民性をベースとした、独特の伝統的おもてなし「なかま」文化も根強うに息づいちゅうがよ。


さらに、家飲みにおいたち外飲みにおいたち、それらあ「食」「酒」「人」が一堂に会する独特の伝統的「宴」文化も残っちょって、盛り上がりゃあ「箸拳」「可杯」「菊の花」「しばてん踊り」等の伝統的お座敷遊びが繰り広げられるがやき。


ほんでそんな「宴」文化の頂点に位置する伝統的土佐芸妓文化も、かろうじて残っちゅうがよ。


県外や海外のお客様相手に、「おきゃく(土佐流宴席)」を催し、土佐伝統のお座敷文化を体験いただきゃあ、必ずみんなあ、口を揃えて「こんな楽しい宴席は初めて!」と大悦びされるがは、これらあ土佐の高知の一番のウリ、「食が美味しい!酒が旨い!人が明るい!そして世界一宴が楽しい酒国土佐!」の全てが体験できたきながやき!


NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立の意義


ところが、効率至上主義の現代において、それらあ「土佐伝統お座敷文化」が衰退の一途をたどり、さらにそこに長期にわたるコロナ禍が拍車をかけ、いまや絶滅すら危惧されちゅうがよ。


けんど、これらあ土佐の伝統的なお座敷文化の中で育まれてきた「食」「酒」「人」「宴」を、あらためて俯瞰的に捉え直し、それらを現代にマッチする形に磨き上げもって再結合させることができりゃあ、新たなエコシステムを生み出すことが可能になるはずながやき。


さらにそれが実現され、その活動が活性化していきゃあ、土佐の伝統文化の継承や人材育成につながるのみならんと、その魅力の発信による観光振興やまちづくりの推進につながり、さらにゃあ伝統的食文化の再生による農村漁村・中山間地域の振興にもつながり、ひいちゃあ高知県全体の経済活性化にもつながるもんと、ワシらあは確信しちゅうがよ。


また、宴席の増加や観光客の増加らあによるモラルの低下を防ぐための飲酒モラル向上活動も当会の活動にゃあ含まれちょって、持続可能な観光振興やまちづくりの推進が実現されることになるがやき。


このように、高知が抱えちゅう様々な課題を解決しもって、かつ「土佐伝統お座敷文化」を核とした「土佐の食・酒・人・宴のブランド化」をも実現し、土佐の高知を、日本中・世界中の他のどこっちゃあにない唯一無二の魅力あふれる地域にするために、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」は設立されることとなったがよ。


【NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」のMISSION(使命)】
「『土佐伝統お座敷文化』の力で、飲める者も飲めない者もみんな『なかま』になれる『宴のユートピア』を土佐の高知に実現する。」


土佐ならではの伝統的おもてなし宴席文化は、「なかま」文化とも表現されるがやき。


土佐弁で「なかま」にゃあ、一般的な同士の意味に加え、共有・シェアの意味もあるがよ。


つまり、杯も座席も皿鉢料理も「なかま」(シェア)にし、飲める者も飲めん者も楽しめるよう、誰もが「なかま」(同士)となって一体となる、そんな素晴らしい宴席文化の世界が元々そこにゃああったがやき。


けんど、コロナ禍の期間においちゃあそんな土佐らしい密な宴席は何ひとつ実践できんかったきに、絶滅が危惧されちゅうがよ。


また一方じゃあ、飲めん者に無理矢理飲ませたり、ツブし合うたりすることが土佐の宴席やと勘違いしちゅう者も少なからず存在しちょって、飲酒モラルの低下も懸念されちゅうがやき。


そこで、この伝統的おもてなし「なかま」文化の「伝統の現代化」(伝統を現代にマッチする形に磨き上げる)をなし、「酒国土佐人の飲酒美学」として普及させることにより、飲酒モラルを向上させもって次世代につなげていくことを、当会のベースとなる基本活動としたいと考えちゅうがよ。


ほんで、「『土佐伝統お座敷文化』の力で、飲める者も飲めない者もみんな『なかま』になれる『宴のユートピア』を土佐の高知に実現する。」を、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」の「MISSION(使命)」として掲げちゅうがやき。


【実現する未来】


当会が目指すところは、昔ながらの「土佐伝統お座敷文化」をただ守るだっけやのうて、お座敷文化の中で育まれてきた「食」「酒」「人」「宴」を、あらためて俯瞰的に捉え直し、「土佐伝統お座敷文化」を再定義し、ほんで次世代につなげていくために「伝統の現代化」とそれらの再結合を成し、さらに土佐の高知っちゅう「地域の有意味化」を成すことにあるがよ。


これにより、土佐の高知の未来に何が実現されるかっちゅうたら、「土佐伝統お座敷文化」を核とした、「土佐の食・酒・人・宴のブランド化」であり、さらにいやあ、「土佐伝統お座敷文化による地域再生っちゅう社会的目的の達成」であり、これは「高知県全体のブランド化」であるとも表現できるがやき。


このような形で、「土佐伝統お座敷文化」の伝統が現代化され、再結合されて普及していきゃあ、土佐の高知の未来にゃあ「飲める者も飲めない者もみんな『なかま』になれる『宴のユートピア』」が実現することになるがよ。


その究極の姿は、土佐の高知がサン・セバスチャンを超えるっちゅう姿ながやき。


サン・セバスチャンはスペイン・バスク地方の人口18万人ばあのチンマイ街やけんど、世界一の美食の街と言われよって、この極めて交通の便の悪い街に世界中から観光客が押し寄せゆうがよ。


今はまだ、土佐の高知はサン・セバスチャンにゃあおよばんがやき。


けんど、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」が設立され、その活動が活性化されていきゃあ、土佐の高知が憧れの地として世界中から仰ぎ見られ、世界一楽しい宴を求めて日本中から世界中から観光客が殺到し、サン・セバスチャンを超える日は、そう遠くないやろうとワシらあは確信しちゅうがよ。


【NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」は竹村昭彦の集大成!】


当NPO法人の会員にゃあ、正会員と賛助会員の2種があり、正会員をもって特定非営利活動促進法上の社員としちゅうがやき。
写真4 「竹村の集大成〜」

また、理事会に助言を与えることができる学識経験者や有識者らあを、評議員として理事長が委嘱できることになっちゅうがよ。


入会金および会費は、正会員は入会金が5,000円で年会費が10,000円、賛助会員は入会金が0円で年会費が5,000円ながやき。


評議員は入会金・年会費とも0円となっちゅうがよ。


なお、事業年度は4月1日〜翌年3月31日やき、初年度は令和6年3月31日までと期間が短いきに、関係者らあだっけの入会が中心で、会員の本格的な拡大らあは令和6年4月1日スタートの第2年度からとなっちゅうがやき。


また、事務局は高知県酒造組合(高知市廿代町15番1号 TEL:088-823-3558 FAX:088-823-3559)内に置いちゅうがよ。


ワシも令和6年の8月で62歳になりますきに、全身全霊で突っ走れるがは、せいぜいであと10年ばあやろう。


このNPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」の事業が目指す未来を、それなりに実現させるためにゃあ、あと10年ばあはかかるろうき、ある意味こりゃあワシの最後の大仕事やと考えちゅうがやき。


また、ワシがこれまでの人生で携わってきた全てを懸けて挑戦する、竹村昭彦の集大成であるともいえるがよ。
写真5 「竹村の集大成〜」文章写真6 「竹村の集大成〜」動画










大学時代の寮で、イッキブームの真っ只中で叩き込まれたもん。


東京サラリーマン時代に学んだ、クリエイティブな魅せる販売方法。


高知JC時代に育んだ、他業種の真の仲間らあとの絆。


「土佐学協会」の理事長としての17年間の活動と、そこで築かれた多様な人脈。


高知県酒造組合理事長としての様々な活動。


これまで読んできた3,000冊を超えるやろう書籍。


これまで執筆した様々な文章や論文。


これまで実施してきた様々なイベントや日本酒会……等々。


ホンマに、これまでの人生で携わってきたもんの全てが、今回のNPO法人のためやったがやないかと思えるばあで、全てが無駄やなかったがやと、あらためて実感しちゅうがやき。


さて、ここまでやちかなりの長文やったけんど、本編じゃあまっと詳しゅうに紹介さいてもうちゅうき、そのあたりを知りたい方は下記をクリックし、無料のYouTube動画やPDF原稿を、是非ご覧いただきたいがぜよ。


https://shudo-kurogane.jp/shudo/gate02/gate02_38.html















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2024年04月25日

牛久のタマノ酒店主催「司牡丹と鰻を楽しむ会」ぜよ!

4月20日(土)は、茨城県牛久市のタマノ酒店さんに依頼され、鰻料理「山水閣」(http://r.gnavi.co.jp/b081800/)さんにて、「司牡丹と鰻を楽しむ会」を開催したがやき。


まずは、司牡丹の滝澤関東統括部長と16時に牛久駅にて待ち合わせて、タマノ酒店さんに向こうたがよ。
写真1  タマノ酒店


ほんで、久々にお会いする瑞野(たまの)さんと奥さんに、ご挨拶さいてもうたがやき。









店外にゃあ司牡丹と船中八策のノボリがはためき、店内にゃあ司牡丹商品がズラリやって、まっこと嬉しい限りながよ。
写真2  タマノ酒店店内写真3  タマノ酒店店内2












ほんで、ちくと休憩してから、会場の鰻料理・日本料理「山水閣」さんへ。
写真4  山水閣

こちらのお店は、牛久沼のほとりにある、鰻料理や日本料理で有名なお店ながやき。


2016年4月にも、コチラのお店にて同様のイベントを開催しちょって、実に8年ぶりの開催やき、まっこと懐かしい感覚になってしまうがよ。







さて早速、サプライズイベントの「司牡丹・純米吟醸酒・袋吊り搾り」を、セッティングさいてもうたがやき。
写真5  袋吊り搾り写真6  袋吊り搾りアップ

今回は、瑞野さんのたっての希望で、初の「袋吊り搾り」のご披露となるき、まっことお客様の反応がこぢゃんと楽しみながよ。


なお、酒税法違反にゃあならん方法で搾りよりますきに、読者の皆さん(特にプロの皆さん)はその点はお間違いなきよう!


無事「袋吊り搾り」のセッティングも終了し、お客様にゃあ見えんように衝立で隠さいてもうたがやき。


ほんで、ワシと滝澤部長と瑞野さんと奥さんの4人で、お食事の「鰻重」をいただいたがよ。


さすがは鰻料理の名店、メッチャ美味しかったがやき。
写真7  うな重












食事後にゃあ、資料やパンフレットも配りノボリも飾り、出品酒の一部もズラリと陳列さいてもうたがよ。
写真8  ノボリ等セッティング












ちなみに今回の出品酒は、「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)、「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)、「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)、「司牡丹・花と恋して」(純米吟醸酒)、「かまわぬ」、「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)の6アイテムに加え、ウエルカムドリンクの「マキノジン」のソーダ割やったがやき。
写真9  出品酒の一部写真10  出品酒全て












ちなみに、湯煎お燗コーナーにて、「かまわぬ」をベストなぬる燗にて提供さいてもらう予定ながよ。


開会時間は18時半やって、ちくと早めにお越しいただいた皆さんにゃあ、ビールやハイボールや、「マキノジン」のソーダ割らあを、ウエルカムドリンクとして出さいてもうたがやき。
写真11  マキノジン











18時半にゃあ、35名のお客様が揃われ、既にワイワイの宴席状態になっちょったがよ。
写真12  お客様入場












ほんで、瑞野さんの司会にて開会し、ワシからちくとご挨拶さいてもうたがやき。
写真13  前菜等2024.4.25写真14  開会











続いて、「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)が出され、お客様代表の方の音頭にて景気よう乾杯し、宴席がスタートしたがよ。
2024.4.25写真15  乾杯











会場のアチコチから、「美味し〜いっ!」「華やかっ!」……ちゅう悦びの声が次々にあがったがやき。
写真16  ワイワイ











次のお料理の「お造り」が出されたき、次のお酒「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)が出され、ワシからちくと解説さいてもうたがよ。
写真17  刺身












さて、皆さんがしばし飲んで食べて、ちくと落ち着いた19時ばあに、いよいよサプライズの「袋吊り搾り」の登場ながやき。
写真18  袋吊り写真撮りまくり

まずはワシから、日本酒の搾りの工程の説明をさいてもうて、中でも特に滅多に見ることもできん究極の搾り方、通常はその蔵の最高ランクの大吟醸酒らあにしか用いられん搾り方が、「袋吊り搾り」やっちゅうて説明さいてもうたがよ。


ほんで、実はその究極の「袋吊り搾り」を、今この場にて行いよります!!っちゅうて伝えさいてもうて、盛り上がったがやき!


なお、注意事項として、写真を撮ってSNSらあでアップしたちかまんけんど、その際は必ず「酒税法違反にならん方法で搾りよります」っちゅう一言を付け加えてくださいっちゅうてお願いさいてもうたがよ。


ほんで、隠しちょった衝立をサッと取って、「司牡丹・純米吟醸酒・袋吊り搾り」がジャジャーンと登場したがやき!
写真19  袋吊り人気

ちょっとしたドヨメキが起こり、次の瞬間皆さん席を立ってスマホで写真を撮りまくりになって、その後は一気に「袋吊り搾り」に行列ができたがよ。


皆さんのグラスに「袋吊り搾りたて純米吟醸生原酒」を、ワシが次々に注がいてもうたがやき。



そのフルーティーでフレッシュぴちぴちの香りと、炭酸ガス感の残る爽やかかつジューシーな味わいに、「メッチャ美味し〜い!」「感激っ!!」っちゅう感嘆の声がアチコチから上がったがよ。


サプライズ大成功ぜよ!


このあたりから皆さんガンガン盛り上がりだいて、ワシもアチコチに呼ばれ、いろんな質問やら何やらも飛び出し、語り合いもって皆さんと一緒に杯を酌み交わさいてもうたがやき。


その後は、「鰻の白焼き」らあのお料理が出され、お酒も「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)や「司牡丹・花と恋して」(純米吟醸酒)らあが出され、どちらのお酒も大好評やったがよ。
写真20  白焼き












お次は、お一人様鍋に火がつけられ、「かまわぬ」のぬる燗も皆さんのもとに届けられ、さらに盛り上がったがやき。
2024.4.25写真21  宴席風景写真22  鍋












ほんで、20時前ばあにゃあ、お次のサプライズながよ。


ワシから、「今度はこの『袋吊り搾り』の袋を空けて、中身のトロットロの『もろみ酒』を、皆さんにご堪能いただきます!」っちゅうて伝えさいてもうて、受け樽に袋の中身を出したがやき!
写真23  もろみ酒

またまた皆さん、写真を撮りまくりもって、行列になったがよ。











ほんで、またまたアチコチから、「美味し〜〜いっ!!」っちゅう感嘆の声が聞こえまくりやったがやき。
2024.4.25写真24  盛り上がる宴席2024.4.25写真25  盛り上がる宴席2











さあ、そっから後は、皆さん飲んで食べて語り合うてが止まらんなったようながよ。


ここでお料理もメインの、名物の「鰻の蒲焼き」が登場!
写真26  蒲焼き

「かまわぬ」のぬる燗が、ドンドン出されたがやき。


会場の盛り上がりもさらにヒートアップながよ。


〆の「蕎麦」が出され、お次にデザート酒として「山柚子搾り」も出され、さらに皆さんアチコチ移動もされだいて、まるで土佐の「おきゃく」状態やったがやき。


20時半ばあにゃあ、ジャンケン大会が開催され、ワシとジャンケンして勝ち残った方々に、司牡丹のお酒や前掛けらあの賞品が当たるがよ。
写真27  前掛け当たった2人

「司牡丹」の前掛けと「船中八策」の前掛けが当たった方々は、狂喜乱舞の大悦びやったがやき。











こうしてアッちゅう間に開会から2時間半が経過した21時となり、中締めとさいてもうたがよ。
2024.4.25写真28  中締め写真29  ヨーポン!












ご参加いただきました皆さん、そして主催の「タマノ酒店」さん、「山水閣」さん、まっことありがとうございましたぜよ!










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2024年04月24日

550人で大おきゃく!「土佐新酒の会・第21回」ぜよ!

4月19日(金)は、高知県酒造組合主催の最大のイベント、「土佐新酒の会・第21回」が開催されたがやき。


毎年大人気の恒例イベントで、チケットが完成する前に予約が殺到し、600席近い座席がアッちゅう間に完売するっちゅう状況で、もはやプラチナチケットと化しちょったがやけんど、コロナ禍で一昨年まで3年間中止となっちょって、昨年4年ぶりに縮小して開催(約440人)されたがよ。


ほんで、今年は5年ぶりの通常開催で、座席は550席ビッチビチで用意しちょったがやけんど、まだ詳しい内容も何ちゃあ決まってない段階から申し込みが殺到し、今年もアッちゅう間にチケットは予約で完売してしもうたっちゅうことで、チケットを入手できざった皆さん、まっこと申し訳ございませんでしたぜよ。


さて、準備・設営・打ち合わせのため、ワシゃあ15時ばあにゃあ会場の「ザ クラウンパレス新阪急高知」さんにうかごうたがやき。


「土佐酉水会」の若手メンバーを中心とした皆さんが、準備と設営に動き回ってくれたがよ。


土佐酒蔵元の飾り樽や「TOSA NAKAMA SAKE」のノボリらあも、ばっちりディスプレイされたがやき。
2024.4.24写真1  飾り樽写真2  舞台飾りつけ











その後は16時からちくと打ち合わせがあって、続いてお弁当をいただき、17時からは理事長・副理事長・実行委員長は神事ながよ。
写真3  神事用酒林

朝峯神社さんにご来場いただき、この日の「土佐新酒の会」の成功や、今年の新酒の人気らあを祈願していただいたがやき。


その後は、みんなあで準備の続きながよ。





「土佐宇宙酒・深海酒・宇宙深海酒」コーナーと「土佐リキュール」コーナーにゃあ、各社の世界初の「宇宙酒」「深海酒」「宇宙酒深海酒」らあが並び、さらに日本一バリエーション豊富と言われる土佐の「和リキュール」も、ズラリと並べられたがやき。
写真6  宇宙深海酒コーナー写真7  宇宙深海酒コーナー2











写真7  リキュールコーナー
各社の蔵元ブースも準備万端。










司牡丹ブースじゃあ、「司牡丹・杜氏の隠し酒」(本年度鑑評会出品用・純米大吟醸原酒)、「司牡丹・酒槽搾り純米大吟醸」(純米大吟醸原酒)、「司牡丹・花と恋して」(純米吟醸酒)、「船中八策」(超辛口・純米酒)、「司牡丹・AMAOTO」(純米酒)、「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)、「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)、らあを用意さいてもうたがよ。
写真8  司牡丹コーナー写真9  司牡丹コーナー2











また、各テーブルにも、テーブル用の300ml商品(司牡丹は、「司牡丹・仁淀ブルー」)と、乾杯用の720ml新酒(司牡丹は「司牡丹・土佐宇宙深海酒」)らあが並べられたがやき。
写真10  各テーブルにも土佐酒











お料理コーナーは、まだ準備できてないくもあったけんど、中土佐町久礼の鰹のタタキ、四万十市「山間屋」の鮎や山間米おにぎり、山本蒲鉾店の練り製品、橋田食品の手作りキムチ、野菜そむりえセレクトの「野菜の浅漬け」、「まなべ」の酒盗、大川村の土佐はちきん地鶏、「福辰」の酒盗、菓子工房コンセルトやドルチェかがみのデザート、馬路村の柚子商品……等々がズラリと並び、さらにここにホテルシェフ自慢の料理も加わるっちゅうがやき、こぢゃんと豪華ながよ。
写真11  中土佐町コーナー写真12  山本かまぼこコーナー











写真13  橋田食品コーナー写真14  野菜そむりえセレクトコーナー











写真15  まなべ商店コーナー写真16  大川村コーナー











写真17  福辰コーナー写真18  菓子工房コンセルトコーナー












写真19  ドルチェかがみコーナー写真20  馬路村農協コーナー












18時からはいよいよ受付開始で、次々とお客様がご来場。


まずは「土佐宇宙深海酒」コーナーと「土佐リキュール」コーナーをお楽しみいただき、別会場での「きき酒競技会」にも、希望者にゃあご参加いただいたがやき。
写真21  開会前に宇宙深海酒にお客様写真22  きき酒競技会












写真23  きき酒競技会2











さあ、会場にゃあ約550名のお客様が集まり、18時半にゃあ舞台上に土佐酒蔵元がズラリと並んだがよ。
写真24  お客様入場写真25  竹村開会挨拶















ほんで、高知県酒造組合理事長のワシから、開会宣言と主催者代表のご挨拶をさいてもうたがやき。


ワシからは、いま土佐酒に流れが来ちゅうっちゅう話をさいてもうたがよ。


まずは今回の「土佐新酒の会」の550席のチケットが、まだ価格や内容も何ちゃあ決まってないうちからガンガン売れて、決まった頃にゃあほぼ完売っちゅう異常な人気やったことをお伝えし、そんな皆さんに対して感謝を込めて、18蔵元が195アイテムのお酒を用意さいてもうちゅうっちゅうて伝えさいてもうたがやき。


さらに土佐酒は、一昨年は「全国新酒鑑評会」で金賞受賞率日本一、昨年は「全米日本酒歓評会」で金賞受賞率日本一を獲得するっちゅう快挙を成し遂げ、全体のレベルの高さ日本一を証明したっちゅうて、拍手喝采をいただいたがよ。


また、現在放送中の高知信用金庫さんのテレビ番組「ネイチャーワールド高知・奇跡の美食学」じゃあ、服部幸應先生が土佐酒18蔵を回る「蔵で逢いましょう」が放送されゆうし、高知銀行さんと地域商社こうちさんが事業を引き継いでくださった「こうち酒米精米工場」もこの4月15日から操業開始しちゅっちゅうて、語らいてもうたがやき。


さらにさらに、「dancyu」の植野編集部長さんが発起人となってスタートしちゅう、映画「おきゃく(OKYAKU)」(https://okyakumovie.com )の撮影も進みよって、まだ協賛募集中やき、映画のエンドロールに名前を乗せるチャンスはまだあるぜよっちゅうPRもさいてもうたがよ。


ちゅう具合に、ここまで土佐酒に流れが来ちゅうがやけんど、土佐酒を「さらにその先へ」導くために、ワシゃあNPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」を設立したき、皆さんのお席に配らいてもうちゅう案内チラシをご覧いただき、是非たくさんの皆さんにご入会いただいて、一緒に土佐の「食・酒・人・宴」をブランド化して、土佐の未来を創りましょうぜよっちゅうて、最後にアピールさいてもうたがやき。


続いては蔵元紹介。
写真26  蔵元紹介

1社1社の銘柄と社名と所在地が、短い紹介コメントとともに読み上げられ、1人1人が頭を下げたがよ。


ちなみに司会進行は、元テレビ高知アナウンサーで現フリーアナウンサー、土佐酒アドバイザーも取得されちゅう藤崎さんやき、流石は名調子の見事な紹介コメントやったがやき。


お次のご来賓のお祝辞は、高知県産業振興推進部の橋本副部長さんが、霤鎮了さんの代読で、土佐酒を応援するお言葉を語ってくださったがよ。


続いては、ご来賓の方々が次々と壇上に上がり、ワシも一緒に3つの樽で鏡開きながやき。
写真28  鏡開き写真29  鏡開き後











「ヨイショ、ヨイショ、ヨイショ〜!」の掛け声と共に、みんなあで威勢よう鏡を開いた後は、高知市初の女性副市長、神谷副市長さんのご発声で乾杯!
写真30  神谷副市長乾杯発声写真31  乾杯
550名のお客様が土佐酒を注ぎ合うて、一斉に乾杯するシーンは、まっこと久々に見る圧巻のシーンやったがぜよ!





さあ乾杯が終わりゃあ皆さんイッキに席を立たれ、お料理コーナーに殺到!





特に人気で大混雑になったがは、やっぱし鰹のタタキコーナーやったがよ。
写真32  鰹のタタキ瞬殺!



300人分ばあは用意しちょったはずの鰹のタタキが見る見るうちにのうなっていったがやき。








鰹のお隣の「山間屋」さんのおむすびと鮎にもお客様が行列で、ガンガンのうなっていったがよ。
写真33  山間屋コーナーに殺到!


ワシゃあご来賓席に行って、ご来賓の皆さんにテーブルセッティングされちゅうお酒、「司牡丹・土佐宇宙深海酒」(純米吟醸酒)と「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)を、注いで回りもって、あらためてご挨拶さいてもうたがやき。








テーブルセッティングのホテル側準備の皿鉢料理も、見る見るうちに減っていったがよ。
写真34  テーブル料理写真35  テーブル料理2











さて、皆さん食べ物をお腹に入れてちくと落ち着かれた頃、18蔵の蔵元ブースにもお客様が殺到されだいたがやき。
写真36  蔵元ブースにお客様殺到!











司牡丹ブースにもお客様が殺到し、営業の下元くんがテンテコマイで、お酒を注ぎっぱなし状態やったがよ。
写真37  司牡丹ブースにもお客様

しかも、時間が経つにつれてその殺到具合はますます勢いを増し、中盤頃にゃあ東京の通勤電車並みの混雑状態になっちょったがやき。








こればあ大混雑の蔵元ブースを見るがは、コロナ禍以前以来やき、5年ぶりっちゅうことで、まっこと感無量ながよ!
写真38  さらに蔵元ブースに殺到!写真39  満員電車並み!












皆さんの満面全身満開笑顔が咲き乱れ、こぢゃんと飲んで食べて語り合うて飲んで食べて語り合うての土佐流の大宴会で、大盛り上がりに盛り上がりまくりやったがやき。
写真40  会場も盛り上がる写真41  会場も盛り上がる2












司牡丹ブースの「隠し酒」も、1升瓶3本分がアッちゅう間に残り1本になってしもうたようながよ。


後半になって、各社の「隠し酒」も完売した頃、きき酒競技会の結果発表と賞品の授与や、豪華賞品が当たるお楽しみ抽選会らあもあって、会場はさらにヒートアップ!
写真42  きき酒競技全問正解者写真43  抽選会











きき酒競技会は、全問正解者はわずか3名で、しかもそのうち2名はプロ(酒屋さん)やって、一般消費者としちゃあ1名のみっちゅうことやったき、ここはちくと例年よりか寂しかったがやき。


けんど、お楽しみ抽選会の賞品は、例年以上に豊富やったもんやき、こちらはこぢゃんと盛り上がりまくったがよ。


こうして21時ばあにゃあ、南実行委員長の中締めのご挨拶で無事大団円のお開きとなり、550名っちゅう大量生産された酔うたんぼらあが、高知市内の夜の街に大量放流されたがやき。
写真44  中締め南実行委員長写真45  中締め













さて、ご参加いただきました550名の皆様、そしてご協力・ご協賛いただきました皆様、まっことまっことありがとうございましたぜよ!
















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2024年04月23日

【拡散希望!】高知大丸で「新生こうち酒米精米工場応援フェア」開催ぜよ!

今回は、先日の4月15日に「こうち酒米精米工場」が新生し操業を開始したことを記念して、高知大丸さんが4月24日(水)〜5月7日(火)まで、「新生こうち酒米精米工場応援フェア」と題して、高知県産酒米や高知酵母を使うた土佐酒の試飲販売会を開催してくださるき、その告知をさいていただきたいがやき。
写真1  フェアポスター写真2  フェアポスター2

高知大丸さんとしちゃあ今回初めて、地下1階の和洋酒売場にて、高知県酒造組合全18蔵元の土佐酒を集め、何と48種類もの銘柄をズラリと並べて、試飲販売会を開催してくださるっちゅうがやき、まっこと有り難いことながよ!


こればあの銘柄が高知大丸さんに揃うがも初やし、こればあの銘柄を試飲販売するっちゅうがも初めてのことらしいきに、こりゃあこの週末やゴールデンウィークあたりにゃあ、地下1階の和洋酒売場は大変な大混雑になってしまうかもしれんがやき。


また、その初日にあたる4月24日(水)の10時〜14時の時間帯にゃあ、高知県酒造組合の高木副理事長(「豊能梅」高木酒造社長)と、「地域商社こうち」取締役精米事業統括の竹内さんが売場に立ち、マスコミの方々の取材対応らあをさいていただく予定になっちゅうがよ。


当日4月24日(水)は、高知県酒造組合理事長のワシゃあ、残念ながら東京出張中で売場にゃあ顔を出せんもんやき、高木副理事長に代わりに出てもらうことになっちゅうがやき。


ちなみに、今回のフェアに出品予定の司牡丹の試飲販売商品としちゃあ、「司牡丹・土佐麗」(純米吟醸酒)と「司牡丹・CEL-24」(純米吟醸酒)っちゅう、なかなかの希少アイテムを予定しちゅうきに、是非たくさんの皆様に試飲していただき、また購入もしていただきたいもんながよ。


なお、試飲本数にゃあ限りがあって、各銘柄が無いなり次第終了となるらしいきに、お早めのご来店をお願い申し上げますぜよ!


【新生こうち酒米精米工場応援フェア】
<日程>令和6年4月24日(水)〜5月7日(火)
<場所>高知大丸・本館地下1階和洋酒売場
<内容>高知県産酒米や高知酵母を使うた、高知県酒造組合全18蔵・48種類の土佐酒の試飲販売。



ほいたら最後に、ここでちくと、「こうち酒米精米工場」についても、ご紹介さいていただきたいがやき。


JA高知県さんが昨春に閉鎖しちょった酒米の精米工場が、1年間の沈黙を破り令和6年4月15日に再稼働し、経営を引き継いだ高知銀行さんの100%子会社「地域商社こうち」さんが、同日に操業開始の記念式典を開催されたがよ。


この精米工場閉鎖についちゃあ、ワシらあ高知県酒造組合の蔵元にとっちゃあ、まっこと大問題中の大問題やったがやき。


もし高知県内に精米工場が無いなったとしたら、高知県産米を精米するためにゃあ、その米を県外(たとえば兵庫県)に送って精米し、再び精米した米を送り返してもらうっちゅうことをせにゃあならんなるき、この運賃高騰の時代にこりゃあ大変なコストアップになってしまうがよ。
写真3  精米工場

ほいたら、わざわざ高知県産米を使うよりか、たとえば兵庫県の米を購入して兵庫県内で精米して高知に送ってもらうっちゅう選択をする蔵元が、間違いのう増えることになるがやき。


そうなりゃあ結果として、これまで品質アップらあに力を注いで育て上げてきた高知県産酒米(「吟の夢」「土佐麗」等)の使用量が、激減することになるがよ。



そりゃあ、高知県の産業振興計画の「県産酒米を使うた県産酒の需要拡大」が実現不可能になることを意味しちゅうし、さらに土佐酒の海外輸出にとったち大問題となるがやき。
写真4  看板写真5  精米機

海外の取引先のバイヤーらあは、ワイン的な見方で日本酒を見るもんやき、土佐酒やったら土佐の米を使うて造るっちゅうんがどういたちベースになっちゅうきに、県産米を使うた土佐酒が減りゃあ、そりゃあ土佐酒の輸出量が減る可能性が極めて高うなることを意味しちゅうがよ。


ほんじゃき、何としたち高知県内に酒米精米工場を残さにゃあいかんっちゅうことで、高知県酒造組合理事長としてワシゃあ、高知県酒造協同組合が精米工場事業を引き継ぐっちゅう方向で、委員会・理事会・総会らあを何度も何度も開催して検討してきたがやけんど、結局会議はもめまくり、もはや断念するしかないっちゅうところまで追い込まれちょったがやき。


そんなところに、高知銀行さんの森下会長さんから、「子会社の『地域商社こうち』が精米事業を引き受けてもえい」っちゅう、まさかまさかの有り難すぎるお申し出があり、まっことワシらあにとっちゃあ救いの女神、救世主やったがよ。


その後、昨年10月にゃあ「地域商社こうち」「JA高知県」「高知県」「高知県酒造協同組合」の4者が連携協定を結び、トントン拍子に話は進んだがやき。


精米機5台のうちの2台を新型に更新し、3台はメンテナンスするっちゅう、工場改修費の2億2300万円は、高知県さんが1億円を補助してくださり、あとは高知銀行さんと「地域商社こうち」さんが負担してくださるっちゅう、まっことあまりに有り難すぎる夢のような決着となったがよ。


以上の経緯での、精米工場再稼働なもんやき、理事長のワシとしちゃあ、まっこと感無量ながやき。


ちゅうことで、そんな「こうち酒米精米工場」再稼働を記念して、高知大丸さんが「応援フェア」を開催してくださるっちゅうことやき、4月24日(水)〜5月7日(火)の期間は、土佐酒ファンの皆さんは高知大丸さんの地下和洋酒売場に、全員集合せにゃあいかんぜよ!













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2024年04月22日

令和6年度「高知親公会」定例幹事会ぜよ!

4月17日(水)は、15時から日本政策金融公庫・高知支店の2階会議室にて、令和6年度の「高知親公会」定例幹事会が開催されたがやき。


日本政策金融公庫・高知支店・中小企業事業の取引先企業経営者の集まりである「高知親公会」の幹事の皆さん(代表幹事は田村さんとワシの2人)と、公庫さんの方々らあふくめて12名が集まられたがよ。
2024.4.22写真1  幹事会開会


ほんで15時にゃあ、定例幹事会がスタートしたがやき。








まず、中小企業事業の山上事業統括さんから開会のご挨拶があったがよ。
写真2  山上事業統括開会挨拶

ほんで議題に入り、最初の議題は「令和6年度定期総会及び講演会について」ながやき。


6月17日(月)15時半から三翠園さんにて開催される予定で、総会開催後は講演会が開催され、懇親会も開催される予定ながよ。







ほんで、司会や講師に対する謝辞や中締めの挨拶らあについての役割分担を決めるっちゅうことで、ワシゃあ懇親会の乾杯のご挨拶役に任じられたがやき。
写真3  議事スタート
なお、今回の講演会の講師は、NHK高知放送局コンテンツセンター長の栗原輝之氏やっちゅうことやったがよ。


演題は、「『らんまん』から『あんぱん』へ〜高知の魅力をどう発信するか〜」やっちゅうき、まっこと楽しみながやき。


続いての議題は「令和5年度事業報告並びに同決算報告について」で、事務局から報告があり、無事承認されたがよ。


お次は、「令和6年度事業計画(案)並びに同予算(案)について」で、事務局より報告があり、無事承認されたがやき。
写真4  議事風景


続いての議題は、「新規会員の募集について」で、令和6年度は2名の新入会員が入会されることになっちゅうっちゅう報告があり、無事承認されたがよ。


お次の議題は、「令和6年度四国ブロック懇話会交流大会について」で、こちらは10月30日(水)に松山市に開催される予定で、会場らあの詳細についちゃあまだ未定やっちゅうことやったがやき。


ちなみに「四国ブロック懇話会交流大会」は、四国四県持ち回りで2年に1回開催されゆうらしゅうて、次回の令和8年は高知で開催の予定やっちゅうがよ。
写真5  議事風景2











今年10月30日の松山での交流大会にゃあ、代表幹事の田村さんとワシの2人は、出席するっちゅうことに決まったがやき。
写真6  議事風景3

続いての議題は、年に1回開催されゆう「秋期講演会・懇親会」についてながよ。


なかなか会場が取りにくうなっちゅうことや、代表幹事の田村さんとワシの予定がなかなか合わんかったりして、日程についちゃあ二転三転したけんど、何とか11月28日(木)に開催するっちゅうことに決まったがやき。






こうして、令和6年度「高知親公会」定例幹事会は、16時過ぎばあに無事お開きとなったがよ。
写真7  議事終了

日本政策金融公庫高知支店の皆さん、そして「高知親公会」幹事の皆さん、まっことお疲れ様でした!


今後とも、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ。















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2024年04月21日

幸せの言の葉<1808>

「貧困はワシにとっちゃあ必ずしも憎むべきもんやなかったがやき。なんでかっちゅうたら、太陽と海は決して金じゃあ買えんかったきぜよ。」(アルベール・カミュ)


フランスの小説家、劇作家、哲学者、随筆家、記者、評論家で、1957年にノーベル文学賞も受賞しちゅう、アルベール・カミュ(1913〜1960)さんの言の葉ながよ。


カミュさんは、生まれた翌年に第一次世界大戦で父親を失くし、極貧生活を送る中、さらにパリがヒトラーに占拠されるっちゅう、まさに苦難を絵に描いたような生活を余儀なくされた方ながやき。


けんど、この言の葉にもあるように、そんなドン底の中でやちカミュさんは、アルジェリアの美しい海と燦々と輝く太陽に、感動をおぼえたはずながよ。


さらに、そんな太陽も海も、どればあ裕福な金持ちやったとしたち、自分だっけの所有物にするこたぁできんっちゅうことに気づき、それに気づけたことを「豊かさ」やと感じたはずながやき。


ほんで、その価値に気づいてない金持ちよりか、その価値に気づいちゅう貧乏な自分の方が、実は豊かながやと、本心から感じることができたはずながよ。


貧困の中でやち、本気でそう思えりゃあ、もはやその時点で精神的にゃあ貧困から抜け出しちゅうっちゅうことで、そうなりゃあ物質的にも貧困から抜け出すことができるがは、あとは時間の問題やっちゅうことながぜよ。


  
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2024年04月20日

幸せの言の葉<1807>

「偉大なことを成し遂げる人は、つねに大胆な冒険者ぜよ。」(シャルル・ド・モンテスキュー)


フランスの哲学者で、政治学者の顔も持ち、権力を「立法」「行政」「司法」の3つに分けた「三権分立」を、その著書「法の精神」で提唱した、シャルル・ド・モンテスキュー(1689〜1755)さんの言の葉ながやき。


そんなモンテスキューさんの言う「偉大なこと」たぁ、必ずしも「大きいこと」っちゅう意味やないがよ。


そりゃあ、たとえちんまいことやったとしたち、これまでに経験のない新しいことにチャレンジしたり、自身の理想とする夢や希望に向こうて挑んだりしゆう人らあ、みんなあに当てはまるがやき。


あとは、それを成し遂げることができるかどうかながよ。


そこで、かのモンテスキューさんは、それを成し遂げることができる人たぁ、つねに大胆な冒険者やっちゅうがやき。


そりゃあつまり、どんな挑戦やったとしたち、必ず「ここが正念場や!」っちゅう山場があって、そん時にゃあ絶対に弱気になったり臆病になったりせんと、大胆な冒険者のような行動を選らばにゃあいかんっちゅうことながよ。


それさえできて、山場を越えることができりゃあ、誰やち偉大なことを成し遂げることができるっちゅうことながぜよ。


  
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2024年04月19日

「こうち酒米精米工場」操業記念式典&懇親会ぜよ!

4月15日(月)は、ワシらあ高知県酒造組合のメンバー全員の念願やった「こうち酒米精米工場」が、いよいよこの日から操業を開始するっちゅうことで、朝9時半から操業記念式典が開催されたがやき。
写真1  こうち酒米精米工場

JA高知県さんが昨春に閉鎖しちょった酒米の精米工場が、この日に再稼働し、経営を引き継いだ高知銀行さんの100%子会社「地域商社こうち」さんが記念式典を開催したっちゅうことながよ。








写真2  看板

この精米工場閉鎖についちゃあ、ワシらあ高知県酒造組合の蔵元にとっちゃあ、まっこと大問題中の大問題やったがやき。


もし高知県内に精米工場が無いなったとしたら、高知県産米を精米するためにゃあ、その米を県外(たとえば兵庫県)に送って精米し、再び精米した米を送り返してもらうっちゅうことをせにゃあならんなるき、この運賃高騰の時代にこりゃあ大変なコストアップになってしまうがよ。


ほいたら、わざわざ高知県産米を使うよりか、たとえば兵庫県の米を購入して兵庫県内で精米して高知に送ってもらうっちゅう選択をする蔵元が、間違いのう増えることになるがやき。


そうなりゃあ結果として、これまで品質アップらあに力を注いで育て上げてきた高知県産酒米(「吟の夢」「土佐麗」等)の使用量が、激減することになるがよ。


そりゃあ、高知県の産業振興計画の「県産酒米を使うた県産酒の需要拡大」が実現不可能になることを意味しちゅうし、さらに土佐酒の海外輸出にとったち大問題となるがやき。


海外の取引先のバイヤーらあは、ワイン的な見方で日本酒を見るもんやき、土佐酒やったら土佐の米を使うて造るっちゅうんがどういたちベースになっちゅうきに、県産米を使うた土佐酒が減りゃあ、そりゃあ土佐酒の輸出量が減る可能性が極めて高うなることを意味しちゅうがよ。


ほんじゃき、何としたち高知県内に酒米精米工場を残さにゃあいかんっちゅうことで、高知県酒造組合理事長としてワシゃあ、高知県酒造協同組合が精米工場事業を引き継ぐっちゅう方向で、委員会・理事会・総会らあを何度も何度も開催して検討してきたがやけんど、結局会議はもめまくり、もはや断念するしかないっちゅうところまで追い込まれちょったがやき。


そんなところに、高知銀行さんの森下会長さんから、「子会社の『地域商社こうち』が精米事業を引き受けてもえい」っちゅう、まさかまさかの有り難すぎるお申し出があり、まっことワシらあにとっちゃあ救いの女神、救世主やったがよ。


その後、昨年10月にゃあ「地域商社こうち」「JA高知県」「高知県」「高知県酒造協同組合」の4者が連携協定を結び、トントン拍子に話は進んだがやき。


精米機5台のうちの2台を新型に更新し、3台はメンテナンスするっちゅう、工場改修費の2億2300万円は、高知県さんが1億円を補助してくださり、あとは高知銀行さんと「地域商社こうち」さんが負担してくださるっちゅう、まっことあまりに有り難すぎる夢のような決着となったがよ。


……ちゅう経緯での、この度の精米工場再稼働なもんやき、ワシにとっちゃあまっこと感無量ながやき。


さて、式典会場となった南国市の精米工場にゃあ、高知銀行、地域商社こうち、高知県酒造組合、高知県、JA高知県、サタケ、グンゼ、その他の方々らあ約60名が集まり、さらに取材のマスコミ各社の方々も含めりゃあ約80名ばあが集まったがよ。


ちなみにサタケさんは精米機の会社で、グンゼさんはパレタイザーらあでお世話になったがよ。


県の補助金の関係で、3月末までにゃあ全ての設備が完全な形で納品されちょらにゃあいかんっちゅうことで、地域商社こうちさんや業者の皆さんはかなり苦労されたらしゅうて、まっこと皆さんにゃあ、なんぼ感謝したち感謝し足りんばあながやき!


会場にゃあ、お祝いの生花も飾られちょったがよ。
写真3  式典会場写真4  お祝いの生花











さて、9時半にゃあいよいよ記念式典の開会で、まずは株式会社地域商社こうちさんの山本社長さんから、ご挨拶があったがやき。
写真5  式典に座る写真6  山本社長挨拶












続いては来賓挨拶で、高知県酒造組合理事長のワシから、御礼のご挨拶をさいてもうたがよ。


ワシからはまず、とにかく高知銀行さんと地域商社こうちさんは救いの女神やっちゅうて、この度の精米事業を引き継いでくださったことに対して、思いっきりの御礼と感謝の言葉を伝えさいてもうたがやき。

また、JA高知県さんが酒米の精米事業を断念することになったがは、JAさんが悪いわけやのうて、ワシらあ酒造メーカーにゃあ甘えがあった……つまり精米工場は当たり前に高知県内にあるもんやと思いこんで、それをしっかりと維持できるようにしていこうっちゅう努力が足りんかったっちゅう点は、あらためて大いに反省せにゃあいかんっちゅうて、あえて指摘さいてもうたがよ。


この反省をしっかり踏まえた上で、今後の酒米精米事業を、4者協定のみんなあで協力し合うて、支えていかにゃあいかんっちゅうて語らいてもうたがやき。


ほんで、会場に飾られちゅう地域商社こうちさんのノボリにゃあ、「変わらないを あたらしく」っちゅうキャッチコピーが書かれちゅうけんど、まさにこの言葉通り、高知県における酒米精米工場が、無いなることのう(変わらない)、原型精米も可能な最新型精米機が入った(あたらしく)がやっちゅうて語らいてもうたがよ。


さらに、「変わらないを あたらしく」っちゅうんは、まさにワシらあ土佐酒蔵元もおんなじで、これからも変わらんと美味しい土佐酒を造り続けるためにゃあ、あたらしいことに挑戦し続けていかにゃあいかんがやっちゅうて、締め括らいてもうたがやき。


お次は司会の方から、祝電のご紹介があったがよ。


続いてはテープカットのセレモニーで、地域商社こうちさんの山本社長さん、高知銀行さんの森下会長さんと海治頭取さん、高知県酒造組合理事長のワシ、高知県農業協同組合さんの安岡常務理事さん、高知県産業振興部さんの橋本副部長さんっちゅう6名にて、テープカットが行われ、マスコミの皆さんのシャッター音が会場いっばいに鳴り響いたがやき。
写真7  テープカット











お次は、いよいよ精米機の操業開始で、森下会長さんがスイッチを押し、「こうち酒米精米工場」の精米機が、ついに操業を開始したがよ。
写真8  小林会長スイッチ準備写真9  マスコミ構える












写真10  スイッチオン!












続いては、株式会社サタケさんのプラント事業本部中四国事業所副所長兼松山営業所所長の宮重さんから、工場設備らあについての説明があったがやき。


パレタイザーや光選別機らあも導入されちょって、これらあもこぢゃんとピカピカに輝いて見えたがやけんど、やっぱし最新型の2台の精米機は、ワシにゃあまっこと目を開けておれんばあ、目映いばあに光り輝いて見えたがぜよ!


この後は、土佐酒蔵元の皆さんが精米機の前までいって、より詳しい説明を受け、皆さん感激されちょったがよ。
写真11  精米機説明写真12  精米機説明2











写真13  パレダイザー写真14  光選別機











写真15  最新型精米機2台写真16  旧型精米機3台











写真17  詳しい説明中写真18  精米中












写真19  詳しい見学写真20  取材インタビュー











こうして「こうち酒米精米工場」操業記念式典は無事終了し、その後はしばし取材があり、森下会長さんと山本社長さん、そしてワシにインタビューらあがあったがやき。


あらためまして、高知銀行さんと地域商社こうちさんを筆頭に、高知県さん、JA高知県さん、そして他のたくさんのご尽力をいただいた皆様に、心から感謝申し上げますぜよ!


さてその晩は、18時から「いつものところ 十刻(ととき)」さんにて、この度のお祝いの懇親会が開催されたがよ。


高知銀行さんと地域商社こうちさんの方々7名、高知県さんの方々5名、JA高知県さんの方1名、高知県酒造組合が9名っちゅう、22名のメンバーがズラリと集まったがやき。


ほんで、持ち込みさいてもうた土佐酒をみんなあで注ぎ合うて、高知銀行さんの森下会長さんのご発声にて乾杯し、さあ大おきゃくのスタートながよ!
写真21  小林会長乾杯発声











まずは、「イタドリの炒め煮」「タケノコとエンドウ豆の煮物」「ワラビの卵とじ」「春の山のチラシ寿司」らあをいただきもって、ビールをチェイサーにして、いろんな土佐酒をガンガン酌み交わして盛り上がったがやき。
写真22  イタドリ、タケノコ、ワラビ写真23  チラシ寿司













ちなみにワシゃあ、高知県産米を使うた2アイテム、「司牡丹・土佐宇宙深海酒」(純米吟醸酒)と「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)を持ち込みさいてもうちょって、これらあを皆さんにガンガン注ぎまくって酌み交わし、盛り上がったがよ。


ほいたら、鮮度抜群で豪華な「刺身盛り」(鰹、スマ鰹焼き切り、真鯛、天然ブリのニンニク葉ヌタかけ、シマアジ、天然コーロー)が登場したもんやき、皆さんさらにさらに箸も杯も止まらんなって、会話も弾みまくりになったがやき。
2024.4.19写真24  刺身盛り












さらに続いては、「天麩羅盛り合わせ」(鯛のウニ包み天麩羅、タラコ蓮根天麩羅、天然タラの芽天麩羅)が登場し、これまたアツアツの絶品やったもんやき、もはや皆さん飲んで食べて語り合うてが止まらんなって、大盛り上がりになっていったがよ。
写真25  天ぷら盛り写真26  ワイワイ宴席













途中からは、皆さん席も移動しまくりになって、いろんな土佐酒を次々に変えもってガンガン酌み交わしまくりやったがやき。


お料理も、「ぶり大根」「名物四川麻婆豆腐」「ホタテ稚貝酒蒸し」らあが次々に出され、皆さんもはや誰の席やら誰の皿やら誰の杯やら分からんまんま、目の前のもんを使うて飲んで食べて語り合うて、大盛り上がりに盛り上がったがよ。
写真27  ブリ大根写真28  麻婆豆腐












写真29  ホタテ稚貝の酒蒸し














19時半過ぎばあにゃあ、立派な酔っぱらいになった地域商社こうちさんの竹内さんが、高知県酒造組合事務局の秋久さん相手に、はし拳を始めて、一気に会場の熱気はヒートアップしたがやき。
写真30  はし拳中!写真31  盛り上がる宴席













秋久さんが負けたもんやき、ここは理事長のワシがリベンジやっちゅうて、竹内さんに挑戦したら、アッサリ返り討ちに遭うてしもうたがよ。


まぁ、今日のところは何ちゅうたち、 新精米工場操業のお祝いやき、地域商社こうちさんの方にゃあ勝つわけにゃあいかんっちゅうことにしちょこうかのう!


さらにさらにグチャグチャに盛り上がり、ふと気がつきゃあ、あんなにズラリとあった土佐酒が、全部スッカラカンになっちょったき、ワシゃあ急いで「十刻」さんの在庫の「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)と「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)の1升瓶(いずれも半分ばあになっちゅうが)を、追加さいてもうたがやき。


さらにお料理は、「和牛クリ網焼き」が登場し、これまたメチャクチャ旨いもんやき、追加のお酒が見る見るうちに激減するばあ、皆さんガンガン酌み交わしまくって、一層大盛り上がりやったがよ。
写真32  和牛クリの網焼き写真33  さらに盛り上がる宴席













「十刻」さんの大将の坂本さんも顔を出してくださり、一緒になって語り合うてさらに盛り上がったがやき。


こうして21時過ぎばあにゃあ大団円の中締めとなり、立派な酔うたんぼが大量生産されて、土佐の夜の街に放流されたがよ。
写真34  宴席終盤2024.4.19写真35  中締め












あらためましてのあらためまして……「こうち酒米精米工場」にご尽力いただきました、高知銀行さん、地域商社こうちさん、高知県さん、JA高知県さん、そして他のたくさんの皆様に、心から感謝申し上げます!


ちなみに、その後は有志メンバーにて、最近移転し新装オープンしたばっかしのスナック「こぶたや」さんになだれ込み、「マキノジン」のソーダ割をガンガン酌み交わして盛り上がりまくり、行き抜けてしもうたがは、そりゃあ当然の流れやったがぜよ。
写真36  2次会こぶたや















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司牡丹酒造株式会社
  
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2024年04月18日

【拡散希望!】「食・酒・人・宴」で土佐の未来を創るNPOへのお誘いぜよ!

さて今回は、土佐の伝統的なお座敷文化の「食・酒・人・宴」を磨き上げてブランド化し、土佐の未来を創るっちゅう、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」(ワシ、竹村昭彦が理事長ぜよ!)がこのほど設立されたき、その入会のお誘いながやき。
写真1  NPO法人ロゴ

なお、高知県在住の皆さんはもちろんのこと、高知県外在住の皆さんやち、土佐の「食・酒・人・宴」が大好きな方々もたくさんおられるろうき、そういう方々は「正会員」にならいじゃち、「賛助会員」になってご支援いただくっちゅう方法もあるきに、是非以下をお読みいただき、宜しかったらお申し込みいただけましたら幸いながよ。







もともと土佐の高知は、春夏秋冬・山川海の食材が日本一といえるばあ豊かやって、且つ「土佐の酢みかん文化」や「土佐寿司文化」っちゅうような、独特の伝統的食文化が色濃ゆうに残っちゅうがやき。
写真2  土佐の酢みかん写真3  土佐寿司















さらに、そんな食をこぢゃんと引き立てる、日本一レベルの高い辛口酒(令和4年度全国新酒鑑評会金賞受賞率日本一!令和5年度全米日本酒歓評会金賞受賞率日本一!)を醸しゆう蔵元が18蔵あって、且つ独特の伝統的土佐酒文化も存在しちゅうがよ。
写真4  土佐酒快挙













また、土佐弁で「なかま」にゃあ、一般的な「同士」の意味に加えて、「共有」「シェア」の意味もあり、杯を「なかま」(共有)にして返杯・献杯を繰り返し、自由に席を移動して「なかま」(共有)にし、皿鉢料理も「なかま」(共有)にして取り分け合うて、老若男女や飲めん人や見知らん他人までやち「なかま」(同士)にし、全てを「なかま」にして人を楽しませるっちゅう、底抜けに明るい県民性をベースとしちゅう、独特の伝統的おもてなし「なかま」文化も根強う息づいちゅうがやき。
写真5  杯をなかま写真6  皿鉢料理をなかま















写真7  皿鉢料理をなかま2















さらに、家飲みにおいてやち外飲みにおいてやち、それらあ「食」「酒」「人」が一堂に会する独特の伝統的「宴」文化も残っちょって、盛り上がりゃあ「箸拳」「可杯」「菊の花」「しばてん踊り」らあの伝統的お座敷遊びが繰り広げられるがよ。
写真8  お座敷遊び写真9  はし拳












ほんで、そんな「宴」文化の頂点に位置する伝統的土佐芸妓文化も、かろうじて残っちゅうがやき。
写真10  土佐芸妓

ところが、効率至上主義の現代においちゃあ、それらあの全てが衰退の一途をたどりよって、さらにそこに長期にわたるコロナ禍が拍車をかけて、そんな土佐の伝統的お座敷文化は、いまや絶滅すら危惧されちゅうがよ。


けんど、これらあ土佐の伝統的なお座敷文化の中で育まれてきた「食」「酒」「人」「宴」を、あらためて俯瞰的に捉え直し、それらあを現代にマッチする形に磨き上げもって再結合させることができりゃあ、新たなエコシステムを生み出すことが可能になるはずながやき。


さらにそれが実現され、その活動が活性化していきゃあ、土佐の伝統文化の継承や人材育成につながるのみならんと、その魅力の発信による観光振興やまちづくりの推進にやちつながり、さらにゃあ伝統的食文化の再生による農村漁村・中山間地域の振興にもつながり、ひいては高知県全体の経済活性化にもつながるもんやと、ワシらあは確信しちゅうがよ。


また、宴席の増加や観光客の増加らあによるモラルの低下を防ぐための、「飲酒モラル向上活動」も当会の活動にゃあ含まれちょって、ちゅうこたぁ持続可能な観光振興やまちづくりの推進が実現されることになるがやき。


このように、高知が抱えちゅう様々な課題を解決しもって、且つ「土佐伝統お座敷文化」を核とした「土佐の食・酒・人・宴のブランド化」をも実現し、土佐の高知を、日本中・世界中の他のどこっちゃあにない唯一無二の魅力あふれる地域にするために、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」は設立されることになったがぜよ!<令和6年1月22日法人登記>


ちなみに、当会が守り育て、磨き上げていく「土佐伝統お座敷文化」たぁ以下のとおりながよ。


つまりはこりゃあ、「土佐伝統お座敷」の再定義ともいえるがやき。


【当会が守り育てる「土佐伝統お座敷文化」とは】※「土佐伝統お座敷文化」の再定義

●食:皿鉢料理文化、鰹料理文化、土佐の酢みかん文化、土佐寿司文化らあの、四季折々の恵まれた山川海の幸を使うた、土佐ならではの伝統的食文化。(「土佐学協会」の食文化の活動を引き継ぐ。)

●酒:伝統的な土佐の食の美味しさを引き立てる、辛口であり、やや酸があって飲みごたえがあり、且つ雑味が少のうて後口が綺麗な、伝統的土佐酒文化。

●人:底抜けに明るい県民性をベースに、全てを「なかま」にして人を楽しませる、土佐ならではの伝統的おもてなし「なかま」文化。※土佐弁の「なかま」=「同士」&「共有・シェア」の意味。

●宴:➀箸拳・可杯・菊の花・しばてん踊りなど、土佐ならではの伝統的お座敷遊び文化。

➁土佐ならではの家庭における伝統的「おきゃく(土佐流宴席)」文化。

N祖發蕕△砲ける伝統的土佐芸妓文化。


これらあの全ての土佐の伝統文化を磨き上げ、再結合させることで、次の「MISSION(使命)」を達成しょうっちゅうことながよ。


【MISSION(使命)】「土佐伝統お座敷文化」の力で、飲める者も飲めない者もみんな「なかま」になれる「宴のユートピア」を土佐の高知に実現する。


ちなみに当会は、霤直併聞眞慮知事も顧問に就任してくださり、桑名龍吾高知市長は正会員にも入会してくださって顧問就任も快諾いただいちゅうがやき。


さらに、県内のマスコミ各社や銀行各社のトップらも正会員となってくださり、理事にも就任してくださっちゅうがよ。


さて会費等についちゃあ、まず事業年度は毎年4月1日に始まり翌年3月31日終了するがやけんど、議決権のある「正会員」(法人会員or個人会員)は入会金5,000円、年会費10,000円、議決権のない「賛助会員」は入会金0円、年会費5,000円ながやき。


また事務局は、以下のとおり高知県酒造組合が担当さいてもらうことになっちゅうがよ。


【NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」事務局】
高知市廿代町15-1高知県酒造組合内 TEL:088-823-3558 FAX:088‐823‐3559



高知県在住の皆さんは、できりゃあ「正会員」になっていただいて、ワシらあと共にこの活動に携わっていただきたいがやけんど、そりゃあ難しいけんど応援はしたいっちゅう方々は、是非「賛助会員」として入会していただきたいがやき。


高知県外在住の方々ももちろん「正会員」でもOKやけんど、なかなかそりゃあ難しいろうきに、是非「賛助会員」になってご支援いただけましたら幸いながよ。


とにかくチビッとでも、こんなワシらあの活動を応援したいっちゅうて思うてくださった方は、下記のワシのメールアドレス宛てに、お名前とご連絡先(住所・電話)と共に「NPO法人入会案内希望」っちゅうて書いてメールしていただけましたら、ワシから詳しい入会案内等を送らいていただきますきに、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」
理事長 竹村昭彦
akihiko@tsukasabotan.co.jp













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2024年04月17日

「故小野塚万人社長を偲ぶ会」ぜよ!

4月14日(日)は、東京は恵比寿の「肉バル タンドゥール」にて14時から、「故小野塚万人社長を偲ぶ会」が開催されたがやき。


今から約40年ばあ前、ワシゃあ東京の大学を卒業してから、恵比寿に本社を置く株式会社ハニーっちゅう、ファッション雑貨や菓子らあをメインに扱う会社に新入社員として入社したがよ。


キャンディのオシャレなバラ売りや、バレンタインの手作りチョコや、テディベア専門店「カドリーブラウン」や、代官山の「クリスマスカンパニー」らあを手掛けて、一時代を築いた会社やったがやき。


そんな会社の創業者が小野塚万人社長やったがやけんど、一昨年の3月に亡くなられちょって、今年三回忌やっちゅうことで、ハニー時代の仲間を集めて小野塚社長を偲びもって飲もうっちゅうことになったらしいがよ。


ワシゃあたまたまこの日の前日が足利市で仕事やったもんやき、出席できるっちゅうことで、足利市のホテルをチェックアウトして恵比寿に向こうたっちゅうわけながやき。


会場の「肉バル タンドゥール」は恵比寿西の駅前やって、窓からはかつて株式会社ハニーの本社が入っちょったビルが、ハッキリとよう見えたがよ。


ワシゃあ13時半過ぎばあにお店に入ったがやけんど、幹事役の下瀬さんとお手伝いの花岡さんがおられて、まっことご無沙汰しちょりますぜよ。


そっから後は、次々に懐かしいメンバーが来店され、アッチコッチで歓談合戦がスタートしたがやき。


同期の高木や吉野らあも出席しちょって、同じテーブルに座ったがよ。


予定時間の14時にゃあ約40名の方々が集まり、幹事役の下瀬さんと花岡さんの進行にてスタートし、まずは小野塚社長と共にハニー軍団をデザイン面で牽引して来られた佐久間さんがご挨拶されたがやき。


続いて佐久間さんの次に古株の安塚さんのご発声にて、みんなあでビールやレモンサワーらあで、小野塚社長に献杯し、開宴となったがよ。
2024.4.17写真1  開会写真2  ワイワイの会場











サラダや枝豆やフライドポテトや唐揚げや串焼きらあをいただきもって、みんなあでワイワイ盛り上がったがやき。
写真3  ワシらあのテーブル写真4  佐久間さんご挨拶












写真5  献杯写真6  サラダ、枝豆












写真7  フライドポテト写真8  串焼き











ちくと盛り上がったあたりでワシから、差し入れに送らいてもうちょった「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)と「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)をご紹介さいてもうて、皆さんに振る舞わいてもうたがよ。
写真9  船中生と封印酒


皆さんからは、こりゃあうまいっちゅうて、大絶賛のお声をこぢゃんといただいたがやき。


さあそっから後は、みんなあ20年〜30年ばあ前にタイムスリップして、飲んで食べて語り合うて、大盛り上がりに盛り上がったがよ。




途中で、小野塚社長の在りし日の動画らあも流され、またワシが「秘密のケンミンSHOW極」に出演した際の動画らあも流されたりして、さらにさらに盛り上がったがやき。
写真10  小野塚社長動画写真11  ケンミンSHOW動画













写真12  小野塚社長動画2













最初は誰か分からんかった方らあも、名前を聞いて初めて気づいたりして、みんなあアチコチ移動しまくりもって、こぢゃんと昔バナシに花が咲きまくりやったがよ。
2024.4.17写真13  宴席風景2024.4.17写真14  宴席風景2













ワシゃあ5年しか勤めてなかったけんど、アチコチ移動しまくりもって語り合いゆううちに、それでも大半の方々がどなたかが分かり、アチコチで語り合うて盛り上がったがやき。


みんなあから、「ケンミンSHOW観たで!」とか、「チコちゅんにも出ちょったね!」とか、「司牡丹、飲みゆうで〜!」とか……、まっこと嬉しくも有り難い言葉をいただけ、感謝感謝ながよ。


ワシが入社時にお世話になった上司やった安塚さんから、「司牡丹社長が若かりし頃に一緒に働きよったっちゅうんは誇り!司牡丹を飲む度に自慢さいてもらいゆう!」っちゅうお言葉までいただき、まっこと感無量やったがやき。
写真15  いよいよお開き

さて、予定終了時間は16時やったけんど、まだまだ語り尽くせんばあのあまりの盛り上がりっぷりに、1時間延長して17時ばあまで、ガンガン飲んで食べて語り合うて、さらにさらに盛り上がり尽くしたがよ。







こうして、愉しい時間はアッちゅう間に過ぎ去り、17時にゃあ大団円のお開きとなったがやき。
写真16  中締め

当然、まだまだ語り尽くし足りんメンバーらあで、2次会に繰り出したがやろうけんど、ワシゃあこの日の最終便の飛行機で高知に帰らにゃあいかんかったき、同期の仲間らあに次の再会を約束し、後ろ髪を思いっきり引かれもって、羽田空港に向こうたがよ。


こんなこぢゃんと懐かしい集いを実現さいてくださった、幹事役の下瀬さん花岡さん、まっことありがとうございました!


そしてご参加いただきました懐かしいお顔の皆さん、まっことありがとうございました!


ほんで最後に、こんな素晴らしい人間関係をワシらあに与えてくださった小野塚社長!あらためまして心からご冥福をお祈り申し上げますぜよ!



















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2024年04月16日

足利の名店「一蕾」8周年記念「司牡丹の会」ぜよ!

4月13日(土)は、栃木県足利市の名店として名高い日本料理店、「一蕾(ひとつぼみ)」(栃木県足利市江川町4-2-5 TEL:0284-42-2592)さんの8周年記念の「司牡丹の会」が開催されたがやき。


こちらのお店は、かつては「浅田屋」っちゅう店名の人気店やったがやけんど、ご家族の介護らあの関係でしばらくお店を閉められちょって、8年前に店名を「一蕾」に変えて再スタートされたがよ。


しかも、司牡丹の地酒専門店専用商材である「一蕾」(純米吟醸酒)の美味しさとネーミングに惚れ込まれ、この酒から店名を戴いたっちゅうがやき!

ほんじゃき、毎年周年記念の4月にゃあ「司牡丹の会」を開催されよって、ワシも出席し盛り上げさいていただきよったがやけんど、4周年と5周年の2年連続コロナ禍で中止となってしもうちょって、6周年は3年ぶりの縮小開催、一昨年の7周年は久々の本格開催やって、今年の8周年も無事本格開催となったがよ。


また、コロナ禍の間にワシが開祖となって立ち上げた「酒道 黒金流」(https://shudo-kurogane.jp )に、「一蕾」さんのご主人浅田さんが入門してくださり、毎月開催しゆう入門者の方々との「オンライン質疑応答&懇親会」にも、ご夫婦で毎月のように参加してくださりゆうがやき。


さて、16時前ばあにゃあ足利駅に到着し、こちらの駅前のホテルにチェックインし、司牡丹の滝澤関東統括部長と、日本名門酒会本部・株式会社岡永さん栃木県担当営業の佐藤さんと待ち合わいて、「大黒屋酒店」さんにうかごうたがよ。


「大黒屋酒店」さんの大塚社長さんらあにご挨拶さいてもうたがやき。
写真1  大黒屋酒店

「大黒屋酒店」さんは、「一蕾」さんにお酒を納入してくださりゆう酒専門店で、イベントらあも手慣れたもんやき、今回の8周年記念の「司牡丹の会」も、大塚社長さんが主催してくださり、前準備らあもバッチリ整えてくださっちゅうがよ。


大塚社長さん、まっことありがとうございますぜよ!





さて、大塚社長さんも加わり、4人で「一蕾」さんへ。
写真2  一蕾さん


住宅街にある一軒家で、一見飲食店にゃあ見えんような建物がお店ながやき。


ほんで、「一蕾」さんの浅田さんご夫婦にご挨拶をさいてもうたがやけんど、毎月のようにオンラインで飲みゆうき、まったく久々っちゅう感じやなかったがよ。





玄関入ってすぐにゃあ、「黒金流酒道家認定証」や、ワシのサイン色紙らあも飾ってくださっちょって、まっことありがとうございます!
写真3  認定証など
さて、17時過ぎばあにゃあ、サプライズイベントの「司牡丹・純米吟醸酒・袋吊り搾り」を、セッティングさいてもうたがやき。


今回は、8周年記念っちゅう縁起のえい数字のお祝いやき、この「袋吊り搾りセット」は、司牡丹酒造からそのお祝いとして寄贈さいていただいたもんながよ。





なお、酒税法違反にゃあならん方法で搾りよりますきに、読者の皆さん(特にプロの皆さん)はその点はお間違いなきよう!
写真4  袋吊り搾り

無事「袋吊り搾り」のセッティングも終了し、お客様にゃあ見えんように布で隠さいてもうたがやき。









17時半ばあからは、ワシらあ4人はスタッフやき、イベント中は食べれんっちゅうことで、浅田さんのご厚意で、あらかじめのまかない夕食をいただいたがよ。
写真5  まかない

ちなみに、昨年に引き続きアサヒビール担当営業の方も参加されちょって、一緒に食事したがやけんど、新任の中山さんやって、昨年の三好さんは何と退職されて吉本興業の芸人スクールに入ったっちゅうことやったき、まっことビックリやったがやき。


三好さんは、こぢゃんと元気で明るい方やったき、きっと芸人としても成功されそうな気がするき、まっこと楽しみながぜよ!


さて浅田さんの用意してくださったまかない夕食が、まっことうまいことうまいこと!


海鮮丼の魚介の鮮度抜群の味わい、西京焼きのうま味、アジフライの見事な揚げ具合、味噌汁のホッと和む優しさらあに、あらためて浅田さんの腕に惚れ直したがよ。


ご馳走様でした!こぢゃんと美味しゅうございました!


さて、来場者は満席25名にて、テーブルセッティングされちょったがやき。


さあ、準備万端ながよ!


ほいたら、次々とお客様が集まられだいて、スタート時間の18時半にゃあほぼ皆さん集まられたがやき。
写真6  お客様入場











大塚社長さんの司会進行にて開会し、まずはワシからご挨拶をさいてもうたがよ。
204.4.16写真7  開会

まずは「一蕾」さんの8周年にお祝いを申し上げさいてもうて、司牡丹の純米吟醸酒「一蕾」は、一輪の蕾がついた花を、手から手へ大切に手渡しするように、大事に扱うていただきたいっちゅう願いが込められた流通ルート限定商品っちゅうことを伝えさいてもうたがやき。


また、「蕾」にゃあ「前途有望なヒト・モノ・コト」っちゅう意味もあり、口中で華やかな香りと共に蕾がフワッと花開くかのように味わいが膨らむこのお酒を飲まれた方々の、前途がますます拓けていきますようにっちゅう願いも込められちゅうがよ。


また、この「一蕾」のネーミングは、日本名門酒会本部にて、たくさんの営業の方々らあと共に考えたもんやけんど、「蕾」にゃあ「前途有望なヒト・モノ・コト」っちゅう意味があるっちゅうアイデアを出してくれたがが佐藤さんやっちゅうて、伝えさいてもうたがやき。


その佐藤さんが、今栃木県の担当となって、本日の会に参加されちゅうっちゅうんは、まっこと運命的なことながよ。


そんなお酒から名を戴いた「一蕾」さんの8周年を記念し、お店の前途がますます拓けていきますように、そして本日ご参会の皆様の前途もますます拓けていきますように、心からご祈年申し上げますぜよ!


だいたいこんな感じのご挨拶をさいてもうたがやき。


続いて、皆さんに純米吟醸酒「一蕾」を注いでいただき、女将さんのご発声にて、このお酒で声高らかに乾杯をして、宴席がスタートしたがよ。
写真8  女将さん挨拶2024.4.16写真9  乾杯












各テーブルにゃあ、まずは「一蕾」(純米吟醸酒)と「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)の2種類が並べられ、それぞれのお酒の簡単な説明らあをワシから伝えさいてもうて、皆さんこれらあを飲み比べもって美味しいお料理を食され、一気に盛り上がっていったがやき。
写真10  3アイテムのお酒写真11  つきだし等













写真12  酢の物



ワシらあもアチコチのお席を回らいていただきもって、お酒を酌み交わしもっていろんなお話をさいてもうて盛り上がったがよ。


お次のお酒は、こぢゃんと珍しい「司牡丹・決断の聖地」(純米酒)で、こちらは司牡丹を愛飲された吉田茂首相にちなんだ商品やっちゅうて、説明さいてもうたがやき。


いろいろお席を回らいてもらいゆう間に、何人かの常連さんが「一蕾Tシャツ」を着られちょって、デザイン違いは初期バージョンと2号バージョンっちゅうことやって、そちらの画像も撮らいてもうたがよ。
写真13  Tシャツ初号写真14 Tシャツ2号
さて、皆さんがしばし飲んで食べて、ちくと落ち着いた19時ばあに、いよいよサプライズの「袋吊り搾り」の登場ながやき。


まずはワシから、日本酒の搾りの工程の説明をさいてもうて、中でも特に滅多に見ることもできん究極の搾り方、通常はその蔵の最高ランクの大吟醸酒らあにしか用いられん搾り方が、「袋吊り搾り」やっちゅうて説明さいてもうたがよ。





ほんで、実はその究極の「袋吊り搾り」を、今この場にて行いよります!!っちゅうて伝えさいてもうて、盛り上がったがやき!
写真15  袋吊り搾り登場!写真16  袋吊り写真撮りまくり













なお、注意事項として、写真を撮ってSNSらあでアップしたちかまんけんど、その際は必ず「酒税法違反にならん方法で搾りよります」っちゅう一言を付け加えてくださいっちゅうてお願いさいてもうたがよ。


ほんで、入口付近にて隠しちょった布をサッと取って、「司牡丹・純米吟醸酒・袋吊り搾り」がジャジャーンと登場したがやき!


ちょっとしたドヨメキが起こり、次の瞬間皆さん席を立ってスマホで写真を撮ったりしもって、一気に「袋吊り搾り」に行列ができたがよ。


用意されちょった紙コップに「袋吊り搾りたて生原酒」を、ワシが次々に注いでいき、行列のお客様に順番にお渡ししていったがやき。


そのフルーティーでフレッシュぴちぴちの香りと、炭酸ガス感の残る爽やかかつジューシーな味わいに、「美味し〜い!」っちゅう感嘆の声がアチコチから上がったがよ。


サプライズ大成功ぜよ!


続いてのお酒は、「かまわぬ」(きもと仕込純米酒)を冷やとぬる燗にて出さいてもうて、ワシから簡単に解説さいてもうたがやき。
写真17  かまわぬ燗つけ

しばし盛り上がった後、お次は「司牡丹・永田農法・純米酒」が出されたがよ。


こちらも、冷やとぬる燗にて提供され、ワシから簡単に解説さいてもうたがやき。






皆さん、ここまでの5種類の司牡丹を飲み比べもって、アレも美味しい、コッチも旨いっちゅうて、飲んで食べて語り合うて、ガンガンに盛り上がっていったがよ。
写真18   5アイテムの司牡丹

ほんで、19時半ばあにゃあ、お次のサプライズながやき。










ワシから、「今度はこの『袋吊り搾り』の袋を空けて、中身のトロットロの『もろみ酒』を、皆さんにご堪能いただきます!」っちゅうて伝えさいてもうて、受け樽に袋の中身を出したがよ!
2024.4.16写真19  もろみ酒2024.4.16写真20  もろみ酒2












またまた皆さん、写真を撮りまくりもって、行列になったがやき。


またまたアチコチから、「美味し〜〜いっ!!」っちゅう感嘆の声が聞こえてきたがよ。


さあ、そっから後は、皆さん飲んで食べて語り合うてが止まらんなったようながやき。
写真21  盛り上がる宴席2024.4.16写真22  宴席風景











お料理も、〆のお蕎麦が出され、お酒も〆の「司牡丹・山柚子搾り」(リキュール)が出されたがやけんど、こちらも冷酒と共にぬる燗も出され、これまた好評を博したがよ。
写真23  蕎麦と天ぷら写真24  山柚子搾り











しばし盛り上がり、20時ばあからは、お楽しみ抽選会も行われ、「一蕾賞」や「大黒屋酒店賞」や「司牡丹賞」らあで、司牡丹のお酒や「司牡丹・前掛け」らあが当たり、会場全体は一気にヒートアップしまくりとなったがやき。
写真25  抽選会写真26  抽選会2












特に、前掛けが当たったお2人らあは大悦びで、その後は前掛けを付けっぱなしで大盛り上がりやったがよ。
写真27  前掛け当たり!写真28  前掛け当たり2

その後も、ワシらあがさらにアチコチ回りもってお酒を酌み交わしもって盛り上げ、熱気ムンムン状態やったがやき。










こうして盛り上がりまくりのうちに20時半ばあにゃあ中締めとなり、お客様代表の方の三本〆の後は、店主の浅田さんから御礼のご挨拶があり、大団円のお開きとなったがよ。
写真29  締めの挨拶写真30  締め!












写真31  浅田さん締め

お開きといいもって、その後も大半のお客様がタクシー待ちや代行待ちでしばらくいらっしゃり、ワシらあも皆さんに交じってさらにお酒を酌み交わし、しばし盛り上がりまくったがやき。


お帰りになられる方々は、皆さん満面全身満開笑顔で、「最高のエンターテインメントをありがとう!」「来年も絶対来てください!」「心から楽しめた!感謝!」「どのお酒も最高に美味しかった!」「絶対に高知に行きます!」……らあの嬉しい言葉を残してくださり、名残り惜しそうにお帰りになられたがよ。


ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございました!


そして「一蕾」さん、素晴らしい8周年、まっことおめでとうございました!


さて、滝澤部長は宴席の終盤で帰られたき、その後は、「一蕾」さんの浅田さんと、名門酒会本部の佐藤さんと大黒屋酒店さんの大塚社長さんとアサヒビールの中山さんらあと、2次会で「BAR MOOD INDIGO」さんにうかごうたがやき。
写真32  2次会

ちくと遅れて、後片付けの終わった浅田さんの奥様とスタッフの方も参加されたがよ。


なかなかオシャレなバーやって、何と「船中八策」が定番と秋の「ひやおろし」と冬の「しぼりたて生原酒」が出され、生ハム盛りらあのオツマミをいただきもって、みんなあでこの3種類をガンガン酌み交わしまくり、こぢゃんと盛り上がったがやき。


大塚社長さん、佐藤さん、中山さん、そして浅田さんご夫妻と「一蕾」のスタッフの皆さん、まっことまっことありがとうございました!


一輪の蕾が美しゅう花開くように、皆さんの前途がますます拓けていきますことを、心からお祈り申し上げますぜよ!

















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社  
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2024年04月15日

同友会・旧「人づくり委員会」メンバーにて「リボーン」で交流会ぜよ!

4月12日(金)は、土佐経済同友会の旧「人づくり委員会」を中心にしたメンバーにて、18時半から「リボーン」(https://s.tabelog.com/kochi/A3901/A390101/39006498/ )さんにて、交流会が開催されたがやき。


こういう交流会の場合は、委員会メンバーの中で一番の食通の岩さんが毎回美味しいお店を選定してくれよって、「人づくり委員会」ならぬ「舌づくり委員会」っちゅうて、裏で呼ばれゆうがよ。


ほんで今回は、岩さんイチオシの人気の隠れ家フレンチ「リボーン」さんにて、奥のテーブル席を11名にて予約して開催さいてもうたがやき。
写真1  リボーン

ちなみに「リボーン」さんは、高知パレスホテルで総料理長を務められよった田中シェフが、独立されてオープンさいたフレンチレストランやき、そりゃあ美味しいこたぁ間違いなしながやけんど、住宅街の一軒家で場所が分かりにくいがが、ちくと大変やったがやき。


スマホで検索したら、最寄り駅が土佐電鉄路面電車の桟橋通三丁目やったき、そちらで降りてお店に向こうたら、なかなかの距離やし、道は分かりにくいしで、結局電停から20分以上かかってやっとたどり着いて、まっことホッとしたがよ。


旧「人づくり委員会」メンバー10名に加え、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」の理事にもご就任いただいちゅう、高知銀行の海治頭取さんも参加してくださっちょって、ちくとビックリやったがやき。


どうやら、2月29日に開催されたNPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」臨時総会&懇親会にて、岩さんが海治頭取さんをお誘いしたらしいがよ。


さて、18時半過ぎばあにゃあ開会し、まずは岩さんから開会のご挨拶があり、既に来られた順番に飲みよった生ビールにて乾杯し、開宴となったがやき。
写真2 岩さん挨拶












ほんで、岩さんが持ち込みされたシャンパーニュが配られ、前菜の「イチゴのタルト」も配られたがよ。
写真3  イチゴのタルトとシャンパーニュ
岩さんから、「中田由季さんのご希望で、今回はイチゴのフルコースや!」っちゅうて聞いちょったけんど、まさかホンマやったたぁ思うてなかったき、いきなりの「まるでデザート」が登場し、皆さんビックリやったがやき。


けんど、食べてみりゃあ甘さはこぢゃんと控えめで、キチンと前菜になっちょって、シャンパーニュにも合わせることができる美味しさやって、ホッとしたがよ。





続いては、「イチゴと海鮮のサラダ」が登場し、武田さんが持ち込みされた白ワインも出されたがやき。
写真4  イチゴと海鮮のサラダ


こちらも見た目はデザートみたいで、大丈夫やろかと思うたけんど、海鮮とイチゴが見事にマッチしちょったがよ。







けんど、ワシとしちゃあこりゃあ白ワインよりか日本酒やと感じたき、ワシが持ち込みさいてもうた「司牡丹・土佐宇宙深海酒」(純米吟醸酒)も出してもうたがやき。
写真5  宇宙深海酒とイチゴスープ

やっぱしワシにとっちゃあ、海鮮のうま味やイチゴの酸味や甘味らあと、このお酒の方がよりバッチリ合うちょったがよ。

お次は「イチゴの冷製スープ」が登場したがやき。


見た目はもはや、完全にデザートながよ!




飲んでみりゃあ、甘さ控えめのイチゴミルクっちゅう感じやって、こうなりゃあこの日のシャンパーニュやワインじゃ不可能、お酒を合わせるやったら「宇宙深海酒」しかないっちゅう感じやったがやき。


予想とおり、「宇宙深海酒」は「イチゴの冷製スープ」とバッチリやって、皆さんからも好評の声をいただけたがよ。


続いては、メインディッシュの「肉料理」やったがやけんど、こちらにもイチゴが付け合わせされちょって、まっこと徹底しちゅうがやき。
写真6  イチゴ添えの肉料理












こちらの「肉料理」にゃあ、お店の用意した赤ワイン「シャトー・ラ・テュイルリー・デュ・プイ2018」が出されたがやけんど、さすがにバッチリの相性でマッチして、絶品のペアリングやったがよ。
写真7  シャトー・ラ・テュイルリー











お次は、「イチゴのパスタ」の登場ながやき。
写真8  イチゴのパスタ

これまた予想以上に美味しゅうて、またまた予想以上に「司牡丹・宇宙深海酒」とバッチリやったがよ。


皆さん、以外な組み合わせの連発に、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、大盛り上がりに盛り上がったがやき。


そんな中で、岩さんから「ワシゃあ佐川の大正軒に行ったことがないき、次回の夏の『舌づくり委員会』は竹村くん、大正軒の鰻料理で是非!」っちゅう提案があり、皆さん大賛成やったがよ。


ちゅうことで、次回は7月に、佐川の「大正軒」さんにての開催に決定したがやき。


また、今回は恒例の高級海苔の持ち込みがないやいかっちゅう声が、岩さんに対してあがったがよ。


ほいたら岩さんからは、「今回はフレンチやき、合わんと思うて持ってこんかったけんど、次回は鰻料理やき持ってくる!」っちゅう返答やったがやき。


そんな話題の中で、鰻の蒲焼きと海苔は相性が良さそうなき鰻料理店に海苔を売り込めやとか、海苔を藁焼きにして風味をつけたら美味しそうなとか、酔っぱらいの無責任提案が、次々に出されて盛り上がったがよ。


岩さんは大真面目に、「海苔を藁焼きしたら黒焦げになる!」っちゅう回答やったけんど、藁焼きの煙だっけで燻して風味を付けりゃあ美味しいはずで、さらにそれで鰹を巻いて食べたらメチャクチャ美味しそうなと思うたがやき。


そんな盛り上がりの中、20時半ばあに「イチゴのデザート」が登場したがやけんど、まるでコチラがメインディッシュの様相やったがよ。
写真9  イチゴのデザート

デザートの上から、温かいイチゴのソースをかけるがやけんど、上に乗っちゅうボール状のもんが溶けて、まるで花びらのように美しゅうに花開くがやき!
写真10  デザートにソース

見事な仕掛けのデザートに、アチコチから感嘆の声があがりまくりやったがよ。











コーヒーをいただきもって、甘い「イチゴのデザート」を、美味しゅうにいただいたがやき。
写真11  デザート溶けて











さてさて、これにて「イチゴのフルコース」は終了したがやけんど、おそらく1人でイチゴを2パック分ばあ食べたがやないかっちゅうばあ、大量にイチゴをいただいてしもうたがよ。

写真12  花開いたデザート写真13  コーヒー













美味しかったこたぁ間違いないがやけんど、ちくとしばらくイチゴは食べとうないっちゅうて感じてしもうたがは、やっぱし男性やからやろうかのう……?


こうして、みんなあで集合写真を撮影し、21時ばあにゃあ大盛り上がりのうちに交流会はお開きとなったがやき。
2024.4.15写真14  記念写真

田中シェフ、素晴らしいお料理のフルコースを、まっことありがとうございました!











そして、ご参加の皆さん、こぢゃんと楽しい一時をまっことありがとうございましたぜよ!

















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社  
Posted by tsukasabotan at 12:05Comments(3)

2024年04月14日

幸せの言の葉<1806>

「ワシらあが学習と呼ぶ行為は、実は再認の過程にほかならんがぜよ。」(プラトン)


かのソクラテスの弟子にして、かのアリストテレスの師に当たり、その思想は西洋哲学の主要な源流やとまで言われる、古代ギリシャの偉大な哲学者、プラトン(紀元前427年〜紀元前347年)さんの言の葉ながやき。


一般的にゃあ、これまで知らんかったことを習得すること、それが学習やと思われちゅうがよ。


ところが、かの偉大な哲学者プラトンさんは、既に持っちゅう知識を思い出して再確認することが学習やっちゅうがやき。


こりゃあいったい、どういう意味じゃろうか?


プラトンさんは、人は生まれる前から、実は既にあらゆる知識を蓄えちゅうがやけんど、そこにアクセスできにゃあ思い出すことができんき、あらためて学習することで、そこにアクセスできるようになって思い出すことができるっちゅうて、そう言いゆうがよ。


こりゃあ、最先端の量子科学が示しちゅう「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」のことやと思うがやき。


「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」たぁ、この宇宙にゃあ「ゼロ・ポイント・フィールド」っちゅう場があり、この場に、この宇宙のすべての出来事のすべての情報が記録されちゅうっちゅう仮説ながよ。


つまり、プラトンさんは、現代の最先端量子科学が示しちゅう仮説に、既に2400年も前にたどり着いちょったっちゅうことながやき。


ほいたら、プラトンさんは何でこれに気づくことができたがかっちゅうたら、全身全霊かけて学び続け、考え続ける中で、「ゼロ・ポイント・フィールド」にアクセスできた瞬間を、おそらく身を持って体験しちゅうきながよ。


ほいたら、ワシらあ凡人やち、全身全霊かけて何かを学び続け、考え続けよったら、一生のうちにいっぺんばあは、「ゼロ・ポイント・フィールド」にアクセスできる瞬間を、体験できる可能性があるっちゅうことながぜよ。


  
Posted by tsukasabotan at 09:00Comments(1)

2024年04月13日

幸せの言の葉<1805>

「自覚さえすりゃあどんな生活にやち深い意味ができるがぜよ。」(永井荷風)


日本の小説家で、「断腸亭日乗」らあで知られちゅう文化功労者で文化勲章受章者、永井 荷風(1879〜1959)さんの言の葉ながよ。


何の変化もない単調な毎日をおくりゆう人は、「こんな単調な生活はいやじゃ!」っちゅうて思うてしまうかもしれんがやき。


けんど、たとえば能登半島地震の被災者の方々らあに思いを馳せりゃあ、「何の変化もない単調な毎日をおくる」っちゅうことが、実はどればあ恵まれちゅうか、どればあ幸せなことかっちゅうことに気づくことになるがよ。


つまり、そのことを自覚さえすりゃあ、「何の変化もない単調な毎日をおくる」っちゅう生活にやち、深い意味ができるっちゅうことながやき。


人間っちゅうんはどういたち、自分が既に持っちゅうもんについちゃあ、あんまり有り難いことやと思わんずつ、自分がまだ持ってないもんばっかしに目がいってしもうて、「アレが欲しい」じゃあ「コレが足りん」じゃあっちゅうて際限のう欲しがってしもうて、それらあが手に入りゃあ幸せになれるっちゅうて、勘違いしてしまうもんながよ。


けんど、他地域で起こった災害やとか、他国で起こった戦争やとか、そんな情報に触れたとき、いかに自分が今持っちゅう、当たり前の平凡な生活が、いかに恵まれちゅう幸せなことかっちゅうことに気づき、そんな生活の深い意味を自覚するがやき。


今の平凡な生活を、まっこと有り難いことやと感謝して、平凡な日々を心から慈しみもって生きていけりゃあこればあ幸せなこたぁないと、いつじゃちそんなふうに思いたいもんながぜよ。


  
Posted by tsukasabotan at 09:00Comments(5)

2024年04月12日

NPO法人高知の食を考える会・令和6年度第1回理事会ぜよ!

4月10日(水)は、お昼の12時から「八金」さんにて、NPO法人高知の食を考える会(https://kochi-syoku.com/ )の令和6年度第1回理事会が開催されたがやき。
写真1  八金


実はワシゃあ、当NPO法人の設立当初からの正会員であり、理事にも就任さいていただいちゅうがやけんど、これまでほとんど理事会にゃあ出席してなかったがよ。


ほんじゃき、ちっくと肩身が狭いがやけんど、今回はこの度設立さいてもうたNPO法人土佐伝統お座敷文化を守る会の理事長として、その説明をさいていただく時間をいただいたき、出席さいてもうたがやき。


ワシも含めて12名の理事メンバーの方々が集まられ、まずは横山公大会長さんが、理事会の開会を宣言され、事務局の株式会社丸三・別府さんの進行にて、理事会がスタートしたがよ。
写真2  理事会開会写真3  事務局別府さん進行











ほんでまずは、通常総会についてで、NPO法人高知の食を考える会「2024年度第22回通常総会」の次第資料について、別府さんから説明があったがやき。


第1号議案「2023年度事業報告」についての説明があり、4つの委員会については、各委員長(もしくは副委員長)さんから報告があったがよ。


まず「食祭り創造委員会」は和泉委員長さんから、主に「土佐の豊穣祭2023」と「土佐のおきゃく2024」らあについて、報告があったがやき。
写真4  和泉委員長

今後の課題としちゃあ、他県イベントの取り組みらあを見学し、新たな仕掛けづくりに取り組みたいっちゅうことやったがよ。










続いて「高知の食産業を発展させる委員会」は、梅原委員長さんから、主にコロナ禍における資金調達の勉強会らあについての報告があったがやき。
写真5  梅原委員長












お次の「食探訪旅企画委員会」は岡林委員長さんで、事業報告の書類が間に合わんかったき資料は白紙やけんど、口頭にて報告があったがよ。
写真6  岡林委員長












このあたりにて、皆さんにランチ(日替わり・チキン南蛮)が配られ、みんなあで食事をしもって理事会が進められたがやき。
写真7  ランチ












続いては「会員サービス委員会」で、上原副委員長さんから、報告があったがよ。
写真8  上原副委員長

ちくと委員会活動が低調っちゅう反省点もあり、「高知の食産業を発展させる委員会」と「会員サービス委員会」の統合も検討していくっちゅうことやったがやき。


お次は第2号議案「2023年度収支決算報告」について、事務局の別府さんから報告があったがよ。


続いては第3号議案「役員の改選について」で、今年度は2年に1回の改選の年やっちゅうことで、現役員名簿を基に、退任役員についてや、新任役員についてらあが話し合われたがやき。


お次は第4号議案「2024年度事業計画について」ながよ。


横山会長さんが掲げた「2024年度基本方針」についてが示され、各委員会の事業計画についてらあも示されたがやき。


そんな中で、「高知の食産業を発展する委員会」と「会員サービス委員会」を統合しょうっちゅうことになり、その方向にて進めることになったがよ。


続いては第5号議案「2024年度収支予算について」、事務局の別府さんから報告があったがやき。


お次は、「顧問名簿」「評議員名簿」「会員名簿」らあが示され、転勤や退会等で変更になった方らあを、みんなあでチェックしたがよ。
写真9  他の議案

続いては「2024年度第22回通常総会」の日程についてで、横山会長さんや役員の皆さんの都合らあを確認し、5月27日に開催することになったがやき。


お次は総会にての「講演会」講師についてで、農福連携についての講演が聞きたいとか……いろいろ意見が出され、それらあの意見を踏まえた上で、講師の人選は会長一任っちゅうことに決まったがよ。


これにて通常総会については終了し、続いてはワシから、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」について、資料を配らいてもうて、説明さいてもうたがやき。


まず「NPO法人設立に至るまでの経緯」について、語らいてもうたがよ。


ワシの所属しちゅう「土佐経済同友会」の「人づくり委員会」じゃあ、令和2年度(令和2年1月〜12月)より、「土佐の伝統文化」における「継承人材の育成」をテーマとして活動を開始したがやき。
写真10  土佐伝統お座敷文化を守る会について

ほんで令和2年度は、様々な「土佐の伝統文化」について調査・研究した結果、ほとんどは既に様々な支援が実施されよったがやけんど、「土佐のおきゃく(土佐流宴席)文化」を支えてきた「土佐のお座敷遊び文化」や「土佐芸妓文化」らあについちゃあ、何の支援も行われてないことに気づいたがよ。


ほんで令和3年度にゃあこのテーマに絞り込み、他都府県の事例について調査・研究を進めた結果、どこの事例も、地元の経済人らあが中心となって都府県や市町村らあと共に、地元のお座敷文化や芸妓文化等の団体を支援しゆうことが判明したがやき。


また、ほとんどの事例が、お座敷文化や芸妓文化のみやのうて、地元ならではの他の伝統文化や伝統的食文化らあを守る活動も含めることで、より支援者を広げちゅうことも判明したがよ。


そこで令和4年度にゃあ、「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立準備会を立ち上げ、ワシが理事長を務めよった「土佐学協会」(令和5年7月に解散)の活動の一部(「土佐の酢みかん&土佐寿司祭り」等の土佐ならではの伝統的食文化に関する活動)も引き継ぐかたちで、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」を設立に導くための活動を実施してきたがやき。


ほんで令和5年度にゃあ、「高知県中小企業団体中央会」の方や「高知県ボランティア・NPOセンター」の方にお手伝いいただき、定款づくりや、様々な必要書類を準備し、「人づくり委員会」のメンバーらを中心にした発起人総会を11月17日に開催して、NPO法人設立の準備が全て整うたがよ。


こうして、令和6年1月に、県から設立の認可がおり、法人登記も完了し、令和6年1月22日(登記完了日)正式な設立となったがやき。


ちなみに、当会が守り育てる「土佐伝統お座敷文化」たぁ、以下の4つであり、こりゃあ「土佐伝統お座敷文化」の再定義でもあるがよ。


●食:皿鉢(さわち)料理文化、鰹料理文化、土佐の酢みかん(香酸柑橘類)文化、土佐寿司文化など、四季折々の恵まれた山川海の幸を使うた、土佐ならではの伝統的食文化。

●酒:伝統的な土佐の食の美味しさを引き立てる、辛口であり、やや酸があって飲みごたえがあり、かつ雑味が少のうて後口が綺麗な、伝統的土佐酒文化。

●人:底抜けに明るい県民性をベースに、全てを「なかま」にして人を楽しませる、土佐ならではの伝統的おもてなし「なかま」文化。 ※土佐弁の「なかま」=「同士」&「共有・シェア」の意味。

●宴:“し・可杯・菊の花・しばてん踊りなど、土佐ならではの伝統的お座敷遊び文化。

土佐ならではの家庭における伝統的「おきゃく(土佐流宴席)」文化。

N祖發覆匹砲ける伝統的土佐芸妓文化。



さらに、具体的な事業案らあも、一部お話さいてもうたがやき。


ほんで最後に、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」の目指すところは、NPO法人高知の食を考える会の皆さんの目指すところとおんなじやき、是非お互いに協力し合うて、土佐の高知を食文化・酒文化でこぢゃんと盛り上げていきましょうっちゅうて、締め括らいてもうたがよ。


また、横山会長さんにゃあ、是非NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」に正会員としてご入会いただき、理事にもご就任いただきたいっちゅうてお願いさいてもうて、ご快諾いただけたがやき。


横山会長さん、まっことありがとうございます!


ほんで最後に、今後のスケジュールについてや、次回理事会の日程についての打ち合わせがあり、こうしてNPO法人高知の食を考える会の令和6年度第1回理事会は終了したがよ。


理事の皆さん、この度は理事会の貴重なお時間を頂戴し、まっことありがとうございましたぜよ!

















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社  
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2024年04月11日

徳島で「第77回・四国酒蔵巡り企画委員会」ぜよ!

4月9日(火)は、15時から「第77回・四国酒蔵巡り企画委員会」の会議が、徳島市の「チョコハウス」にて開催されたがやき。
写真1  桜写真2  チョコハウス











ちなみにこの企画内容らあについちゃあ、詳しゅうは「四国酒蔵88ヶ所巡り」のホームページ(http://sake88.info/)や、これまでの委員会のブログ(前回は「2023年12月20日」のブログ)をご参照いただきたいがよ。


さて、ワシゃあJRの関係で早めに徳島駅に到着し、近辺にて昼食を済まいてから、会場の「チョコハウス」に向こうたがやき。


途中の「徳島中央公園」の桜が満開を過ぎたあたりやって、お堀に花筏が浮かんじょって、こぢゃんと風情があって美しかったがよ。


ほんで今回は、会場の「チョコハウス」に、香川県・川鶴酒造の川人社長、愛媛県・近藤酒造の近藤社長(事故渋滞でちくと遅刻)、徳島県・斎藤酒造の斎藤社長、高知県・司牡丹酒造のワシ、統括の久本酒店・佐藤社長、Web担当の小島さんっちゅう6名のメンバーと、某署の方らあが集まったがやき。


会議はいっつものように、佐藤社長の進行でスタートしたがよ。


まずは、「四国酒蔵88ヶ所巡り」のホームページ(http://sake88.info/)のアクセス状況について、昨年度よりかアクセス数がちくと増えちゅうっちゅうて、Web担当の小島さんから報告があったがやき。


続いては、「YouTubeによる酒蔵PRの件」で、「漫画と歌で巡る『四国酒蔵88箇所巡礼』〜『四国酒一万勺』〜」(https://camp-fire.jp/projects/view/237007)のクラウドファンディングが目標を達成し、その支援金にてこぢゃんと笑える四国の酒蔵のYouTube動画も完成しちゅうがやけんど、その視聴率についてながよ。
写真3  委員会直前写真4  委員会スタート













まだまだ認知度が足りんき、各蔵のHPやSNSらあで周知を徹底してほしいっちゅうことやったがやき。


ちなみに、YouTube動画「四国酒蔵88箇所巡りチャンネル」は、かなり笑える替え歌4コマ漫画動画やき、是非たくさんの方々にご覧いただきたいがよ!


四国酒蔵88箇所巡りチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC6iKKLRM2Wm-80sUiw3vRxw


お次は、2月24日に阿波池田にて開催された「四国酒まつり」の会場にて、ワシらあが担当し「四国地カクテルバトルロイヤル」を開催したがやけんど、その反省や感想らあを述べ合うたがやき。
写真5  委員会風景

ワシからは、コロナ禍を経て、高知じゃあ若いバーテンダーさんらあがおらんなってしもうちょって、出場してくれる方を探すががなかなか大変やっちゅう話をさいてもうたがよ。


徳島の斎藤さんも愛媛の近藤さんも、同様の悩みを抱えちゅうっちゅうことやって、香川の川人さんだっけは「高松は若いバーテンダーがしっかりおる」っちゅうことやったき、まっことうらやましい限りながやき。


また、「地カクテル」の順番が最後の県が優勝する確率が高いっちゅう問題を、どうするかっちゅう話題になり、たとえば円卓にて提供し、参加者に自由に取ってもらうっちゅうような形式に、来年から変更しょうかっちゅうことになったがよ。


続いては、前回の委員会にて出されちょった、四国運輸局さんからの「四国観光新発見事業」の件についてながやき。


かつて8年ばあ前に、JR四国さんと共に「お酒列車〜酒とつまみで巡るJR四国一周の旅〜」っちゅうんを企画し、定員50名が満席となり、大好評を博したことがあったがやけんど、この企画を再度提案さいてもうちょったがよ。


JR四国さんの現状としちゃあ人手不足らあもあり、協力はできるけんど主催は無理っちゅうことやったき、穴吹トラベルさんにお願いしたっちゅうことで、(株)穴吹トラベル企画営業部地域未来創造課インバウンドセクションの横山係長さんが、こっから参加されたがやき。
写真6  穴吹トラベルさん

横山係長さんは、観光庁は3000万人のインバウンドを呼びこもうっちゅう目標を立てちょって、コロナ終息後にゃあほぼこの目標に近いばあになってきたっちゅうがよ。


けんど、結果として京都や関東っちゅう具合に一部にかなり偏ってしもうちょって、何とか他の地域らあにバラけさせたいっちゅう意向があり、その意味でも予算が50億ばあついちゅうっちゅうがやき。


ほんで、今回の「お酒列車」企画を、穴吹トラベルとしちゃあインバウンド、それも欧米の富裕層をメインターゲットとして、作り込みたいっちゅうことやったがよ。


また、この企画のキモとしちゃあ、四国のお酒と料理らあについて、キチンと説明ができるエキスパートのガイドさんが必須やっちゅう点やき、このガイドさんの養成講座らあも実施したいっちゅうことやったがやき。


佐藤社長さんからも、この事業が成功するか否かは、このガイドさんの養成にかかっちゅうっちゅうお話があり、そういう意味じゃあ、ワシらあも「四国の酒とは何ぞや?」、「四国ならではのウリたぁ何ぞや?」っちゅう質問に対する答えを、準備しちょかないかんがやないかっちゅうことやったがよ。


まっこと、こぢゃんと有り難い企画内容に、皆さんからは、いろんな質問や意見らあがドンドン出され、盛り上がったがやき。


ワシからも、「四国の酒とは何ぞや?」についちゃあ、「古き良き日本の文化(お遍路文化・お接待文化等)が、もっともそのまんま残っちゅう地域……これがしっかりベースにある日本酒」やないろうかっちゅうて、お話さいてもうたがよ。


また、「四国ならではのウリ」についちゃあ、「香酸柑橘類を多用する食文化」と、日本の食文化の基礎ともいえる「出汁文化」(鰹節、いりこ、干し椎茸等)が身近に体験できるっちゅう2点が、他の地域にゃあのうて、且つ欧米の方々にウケがえい「四国ならではのウリ」やないろうかっちゅうて、発言さいてもうたがやき。


お次は、「インバウンド客への日本酒提案について」で、前々回・前回に集約されたアイデア、「日本酒ラベルの裏面に英語表記の蔵説明のQRコードを印刷して、各飲食店や酒関係のイベントらあで、飲んでくれた外国人に1枚配り、四国の88ヶ所の蔵元のラベルを蒐集させる」っちゅう内容についちゃあ、愛媛の近藤さんにテストトライをお願いするっちゅうことで、再確認されたがよ。


続いては、各県間の情報交換やけんど、もう時間的に委員会終了予定時間の17時を過ぎちょったき、皆さんからは特に何も出されんかったがやき。


お次は、次回の委員会についてで、7月18日に香川県にて開催することに決まったがよ。


最後に、某署の方からのお話があり、こうして17時過ぎばあにゃあ、「第77回・四国酒蔵巡り企画委員会」は無事お開きとなったがやき。


委員の皆さん、オブザーバー参加の皆さん、まっことお疲れ様でしたぜよ!


さてこの後は、地魚料理「喜助」さんにて、18時ばあから懇親会やったがよ。
写真7  喜助

穴吹トラベルの横山さんも参加してくださり、斎藤さんと近藤さんがちくとまだやったけんど、他のメンバー5名にて、とりあえずの生ビールにて乾杯の練習をしたがやき。









ほんで、持ち込みさいてもうた、「川鶴・純米吟醸・田野々」と「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)を注ぎ合うて、あらためてまずは5名にて、正式な乾杯をさいてもうたがよ。
写真8  司牡丹二八と川鶴田野々












さて宴席にゃあ、「ワラ焼き鰹の塩タタキ」や「牛タタキ」や「白菜押し寿司」や「お造り」や「サワラ塩焼き」らあがズラリと並べられちょって、ワシゃあ「二割八割」を飲みもって「ワラ焼き鰹の塩タタキ」をいただいたがやけんど、これが予想以上に美味しゅうて、当然相性バッチリやって、いきなり杯も箸も止まらんなったがやき。
2024.4.11写真9  料理写真10  サワラ塩焼き













写真11  御殿桜と華姫桜

ちくとしてから、斎藤さんと近藤さんも到着し、あらためてお2人の持ち込み酒、「華姫桜・雄町」と「御殿桜・純米吟醸・しぼりたて」を注ぎ合うて、またまた乾杯したがよ。


さあ、そっから後は7名にて、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、一気に盛り上がったがやき。


いろんな話題で盛り上がる中、ワシゃあ昼食を食べに行くがに、徳島駅前の「ポッポ街」っちゅう商店街を通り抜けたがやけんど、この商店街、昼間でも薄暗い上に大半のお店がシャッターを閉めちょって、おまけに人通りはほぼないし、そこに妙に明るい昭和の唱歌「一年生になったら」がBGMとして流れよったもんやき、こぢゃんと不気味やったっちゅうて話さいてもうたがよ。


ハッキリゆうて、「いっちねんせーになったーら……」っちゅうBGMが聴こえた瞬間に、まるでホラー映画の真っ只中に飛び込んでしもうた感覚になり、背筋に悪寒が走ったばあやっちゅうたら、皆さん爆笑やったがやき。


まっこと、マジでホラー映画が撮影できるがやないろかのう?


さて、お料理は「酢味噌和え」や「天婦羅」らあも登場し、これらあもうまいもんやき、さらにお酒が進みまくり、杯も箸も会話も止まらんなって……ガンガン盛り上がったがよ。
写真13  酢味噌和え写真14  天婦羅












後半にゃあ、お店の方が定番として置いちゅうっちゅうて、「御殿桜・まけまけいっぱい」(LED夢酵母・純米吟醸原酒)と「船中八策」(超辛口・純米酒)を持ってきて、見せびらかいてくださったがやき。
写真15 船中八策とまけまけいっぱい

地魚料理「喜助」さん、まっことお世話になっちょります!ありがとうございます!


こうして大盛り上がりの中、ワシゃあ帰りのJRの時間が迫っちゅうっちゅうことで、19時50分ばあにゃあ、車で香川県まで帰られる川人社長(当然飲んだがはノンアルビールのみ!)に乗せてもうて、徳島駅まで送ってもうたがよ。


四国酒蔵巡り企画委員の皆さん、今回もまっことありがとうございましたぜよ!















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2024年04月10日

令和6年度「二十歳未満飲酒防止・飲酒運転撲滅キャンペーン」ぜよ!

4月8日(月)は、令和6年度「二十歳未満飲酒防止・飲酒運転撲滅キャンペーン」が開催されたがやき。


高知県内の酒類メーカー、酒類卸、酒類小売業者の製販三層の業者で組織する団体で、約500者が加盟しちゅう、「高知県酒類業懇話会」の主催で、高知県酒造組合理事長であるワシが、同懇話会の会長っちゅうことになっちゅうがよ。


また、このキャンペーン実施についちゃあ、高松国税局、高知税務署、高知県、高知県教育委員会、高知県警察本部、高知警察署、高知市教育委員会、高知県少年補導育成センター連絡協議会、青少年育成高知県民会議、高知県社交飲業生活衛生同業組合……等々の多数の機関の方々にご協力をいただき、本年度で第19回目の開催(コロナ禍で3年ばあ中止)となるがやき。


ご支援、ご協力、まっことありがとうございますぜよ!


さてまずは、高知県酒造組合に13時に集合し、キャンペーンで配るチラシとティッシュをクリアファイルに挟み、みんなあで300セットをビニール袋詰めにしたがよ。
写真1  チラシとクリアファイルとティッシュ2024.4.10写真2  チラシ裏












この袋詰め作業にゃあ、予想以上に多くの方々が集まってくださったき、アッちゅう間に作業は終了したがやき。
写真3  作業風景写真4  作業風景2











たくさん集まっていただき、ありがとうございます!


ほんでその後は、15時半ばあに高知市中央公園に集合し、いよいよ令和6年度「二十歳未満飲酒防止・飲酒運転撲滅キャンペーン」本番ながよ。
2024.4.10写真6  開会











ワシを含めた酒造組合員、卸売組合員、小売組合員、ビールメーカー、高松国税局・高知税務署員、高知警察署、警察関係ボランティア、高知県社交飲食業生活衛生同業組合、そして今年は土佐塾高等学校の生徒さんと先生らあの、約80名の皆さんが集まったがやき。
写真7  開会式風景

この日はあいにくの雨天やって、参加予定やった警察音楽隊の皆さんは楽器が雨に濡れたらいかんっちゅうことで、残念ながら不参加となってしもうたき、演奏がのうて寂しいうえに、100名を超える予定やった動員人数も、約80名っちゅうことになってしもうたがよ。


昨年も雨天で音楽隊は不参加やったけんど100名を超えちょったき、来年は何としたち、再び100名を超える動員をしたいもんながぜよ!


16時にゃあ、高知小売酒販組合の内田副理事長の司会にて開会式が開会し、まずは「高知県酒類業懇話会」会長のワシから、開会のご挨拶をさいてもうたがやき。


ワシからは、まず今回ご参加いただいた皆さんに対する御礼と、関係各機関に対する御礼を述べさいてもうて、「高知県酒類業懇話会」についての説明もさいてもうたがよ。


続いて、高知県にゃあ「おきゃく」文化があって、子供らあも宴席の「なかま」として迎え入れて共に楽しむっちゅう素晴らしい文化があるけんど、やからこそ絶対に20歳未満のもんにゃあ飲ませたらいかんっちゅうて、強調さいてもうたがやき。


また、コロナ禍が明けて飲酒機会が増えゆう今やからこそ、酒呑みの多い「酒国土佐」やからこそ、より一層飲酒運転の撲滅に力を入れにゃあいかんことも、強調さいてもうたがよ。


続いては、秋月副会長(高知県小売酒販組合連合会会長)さんから、「大会宣言」があったがやき。
写真8  宣言文 秋月さん











お次は、土佐塾高等学校の生徒さん代表の方から宣誓があり、宣誓文が読みあげられたがよ。
写真9  横断幕持つ高校生

続いて、司会の方から、このキャンペーンに参加してくださった方々の団体名らあが読み上げられたがやき。









これにて開会式は終了し、いよいよみんなあで中央公園を出発し、「二十歳未満飲酒防止・飲酒運転撲滅キャンペーン」のスタートながよ。
写真10  パレードスタート写真11  パレード風景











写真12  パレード風景2写真13  パレード風景3











写真14  パレード風景4

横断幕を持った高校生の皆さんを先頭に、中央公園から帯屋町のアーケードに入り、「ひろめ市場」の前まで練り歩きもってマイクで宣言らあをアピールしもって、啓蒙チラシとティッシュを挟んだクリアファイルの入ったビニール袋を配布さいてもうたがやき。


こうして、「ひろめ市場」前に到着したら、その後は取って返して、中央公園まで帰りもって、帯屋町アーケードの皆さんに再び配布物を配りまくらいてもうたがよ。





ほんで16時半過ぎにゃあ、皆さん中央公園まで戻られたがやき。
写真15  パレード帰り












こちらにて記念撮影があり、閉会のご挨拶があり、こうして本年度のキャンペーンは無事閉会となったがよ。
写真16  記念写真準備

その後は、ワシゃあ取材に来られちょったマスコミの方々のインタビューに答えさいてもうたがやき。


ご参加者の皆さん全員にゃあ御礼のお茶が配られ、高校生の皆さんにゃあ御礼の図書カードが進呈されたがよ。


こうして16時50分ばあにゃあ、「高知県酒類業懇話会」主催の令和6年度「二十歳未満飲酒防止・飲酒運転撲滅キャンペーン」は、無事すべてが終了したがやき。


ご参加いただきました皆さん、ご協力いただきました皆さん、そして配布物を受け取ってくださった皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!














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2024年04月09日

「酒道 黒金流」第34回「入門者オンライン質疑応答会&懇親会」ぜよ!

3月31日(日)は17時から、ワシが開祖を務めさいていただきゆう「酒道 黒金流」の、第34回「入門者オンライン質疑応答会&懇親会」を開催さいてもうたがよ。


ちなみに「酒道 黒金流」についちゃあ、詳しゅうは、下記の公式サイトをご覧くださいや。


●「酒道 黒金流」: https://shudo-kurogane.jp

さて、この日もこれまで通り、17時から18時ばあまでが「オンライン質疑応答会」で、18時ばあから20時ばあまでが「オンライン懇親会」っちゅうザックリした予定で、Zoomを使うて開催されたがやき。


17時ぼっちりばあにZoomを立ち上げたら、まずは栃木のお取引先の日本料理店「一蕾」さんの浅田さんが入室され、ちくと4月に「一蕾」さんにて開催予定の「司牡丹の会」の件らあでお話しよったら、新しゅう入門されたばっかしの福岡の今道さんも入室されたがやき。
写真1 浅田、今道と3組で写真2 今道桜自慢









お2人にそれぞれをご紹介し、しばし歓談。


今道さんの後ろに満開の桜の枝が飾られちょったき、その話題らあで盛り上がったがよ。


ちょうどそのあたりで、千葉の晴美さんが入室されたがやき。


入室されたばっかしの晴美さんの後ろで、ネコちゃんがちょうど晴美さんの頭のあたりにおったもんやき、最初珍しい帽子でもかぶっちゅうがやろうかと思うたっちゅうて、皆さん爆笑やったがよ。
写真3 越川のネコで笑

しばし4人で盛り上がりよったら、17時半ばあになって、日本酒と食のジャーナリスト・山本洋子さんと、発酵醸造ミステリー小説「山田錦の身代金」の著者・山本博樹さんのご夫婦が入室されたがやき。


前々回・前回のオンライン会にて、博樹さん洋子さんご夫婦が鳥取県の境港市に引っ越しされるき、今年の「酒道 黒金流・入門者・第3回リアル例会&懇親会」は「境港編」にしょうっちゅうことで盛り上がり、お2人にゃあご快諾をいただいたがやけんど、その話題を初参加の今道さんにも説明さいてもうて、こちらの話題でしばし盛り上がったがよ。


また、話の流れで「酒林(杉玉)」の話題になって、洋子さんから千葉県の木戸泉酒造さんにゃあ、東日本最大級の「杉玉」が飾られちゅうっちゅう話題が提供されたがやき。
写真4 洋子さん夫婦も入室

調べてみたら、直径1.8m、重さ500kgやっちゅうき、こりゃあなかなかの巨大さながよ。


ちなみに、司牡丹の杉玉も結構大きい部類やけんど、直径だけやち司牡丹の倍ばああるがやき。


けんど、これで「東日本最大級」っちゅうことは、西日本にゃあまっと巨大な杉玉があるがやないかっちゅうことでちくと調べてみたら、トンでもない巨大さの杉玉が発見されたがよ!


そりゃあ、山口県「金冠黒松」村重酒造さんの日本一巨大な杉玉で、その直径は何と5m、重さにいたっちゃあ何と3トンやっちゅうき、もはや飾るっちゅうよりか建造物レベルながやき!
写真5 巨大酒林画像

杉玉ネタでちくと盛り上がり過ぎて、気がついたら質疑応答時間の18時を過ぎちょったき、ここで休憩タイムを取って、この後の「オンライン懇親会」の準備をしていただいたがよ。


ほんで、皆さんにお酒やおツマミらあを用意してもうて、18時15分ばあから「オンライン懇親会」をスタートさいたがやき。


今回ワシが用意さいてもうたお酒は、「司牡丹・生鮮酒<春>土州霞酒」(薄にごり純米酒)やったがよ。
写真6  霞酒写真8  惣菜と霞酒


用意したおツマミは、地元スーパー「サニーマート 万々店」さんのお惣菜らあで、「ネギとイカの酢味噌和え」、「肉豆腐」、「とり天」、「たっぷり野菜と熟成ハムのマカロニサラダ」、「なつかしナポリタン」、「海老と緑野菜のアヒージョ」、「薬味土佐巻き」っちゅうラインナップやったがやき。


こっからはいつも通り、浅田さんの奥さんも入って来られ、まずはこの5組7名のメンバーにて、乾杯したがよ。


ちなみに浅田さん夫妻は「司牡丹・暗夜の光」(特別純米酒)、晴美さんは「司牡丹・樽酒」(本醸造樽酒)、博樹さん洋子さん夫妻は「司牡丹・本醸古酒」(本醸造古酒)、今道さんは「司牡丹・蒼々」(純米吟醸酒)にての乾杯やったがやき。
2024.4.9写真9 乾杯

ちなみに今道さんは、他にも「船中八策」(超辛口・純米酒)の1升瓶や、「司牡丹・山柚子搾り」(リキュール)や、「マキノジン」(クラフトジン)まで、ズラリと用意してくださっちょったがよ。



今道さん、まっことありがとうございますぜよ!


晴美さんが、自身で作ったっちゅう酒の肴自慢をしたりして、みんなあでオツマミ自慢らあをしもって、飲んで食べて語り合うて、盛り上がったがやき。
写真10 越川料理自慢

18時20分ばあにゃあ、愛知の知可子さんが入室されたき、再度みんなあで乾杯したがよ。


ちなみに知可子さんは、「司牡丹・純米大吟醸酒・杜氏浅野徹」っちゅう、「酒道 黒金流」の入門者用に送った300mlのお酒にての乾杯やったがやき。


さあそっから後は、みんなあで飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、大盛り上がりに盛り上がったがよ。


そんな中で知可子さんが、かつてお父様が飲みかけの日本酒の1升瓶を冷蔵庫に保管する際に、フタをキチンとしめてのうて、冷蔵庫内にお酒がこぼれまくって大変やったことがあるっちゅう話をされたがやき。
写真11 知可子さん入室乾杯









そっから1升瓶の冷蔵庫保管の話題になり、今道さんから、一升瓶を冷蔵庫に保管する際にゃあ、こぼれたりせんように、「小麦粉の枕」を添えてあげるっちゅう話があり、そりゃあえいっちゅうて、みんなあでさらに盛り上がったがよ。
写真12 みんな笑










何より、「1升瓶に枕」っちゅう表現と行為が、お酒に対する愛情がにじみ出ちょって、こぢゃんとえい感じやったがやき。
写真13 一升瓶小麦粉枕

ほんで、先日山梨市の「和菜屋 宴」さんにて「司牡丹の会」を開催した際に、お土産に「信玄餅」と「よっちゃんイカ」をもろうたがやけんど、ワシゃあ今回の軽いオツマミとしてその「よっちゃんイカ」も用意しちょったき、こちらをちくと見せびらかいてもうたがやき。





写真14 よっちゃんイカの酒

皆さん、子供の頃に駄菓子屋らあで食べたことがあるっちゅうて盛り上がったがやけんど、予想どおり山梨県の会社が作りゆうっちゅうこたぁ、誰っちゃあ知らんかったがよ。


ほいたら洋子さんが、「よっちゃんイカ」専用の日本酒もあるっちゅうて、その日本酒(山梨県の「春鶯囀」)の画像を画面に近づけてくれ、この話題でしばし盛り上がったがやき。


このあたりで知可子さんが、300ml瓶を飲み干して次のお酒、ウチに見学に来られた際に購入された「司牡丹・しぼりたて・純米生原酒」(300ml)を見せびらかいて飲みはじめたがよ。
写真15 知可子2本目

また、NHK朝ドラ「らんまん」の話題から、来春の朝ドラ「あんぱん」の話題になり、やなせたかしさんの奥さんが主人公ながやけんど、女優さんの名前が出てこんかって、みんなあで「誰やったっけ?」っちゅうて、しばし迷いまくったがやき。


ワシも、顔は出てきちゅうに名前が出てこんかったがやけんど、結局今道さんが検索してくれて、今田美桜さんやっちゅうことが判明したがよ。
写真16 今田美桜画像

そっからは、今田美桜さんはドキンちゃんに似いちゅうとか、浅田さんの奥さんは子供のときに「アンパンマン」を観て、いっつもバイキンマンが「アンパンチ」で飛んでいくがをかわいそうやっちゅうて、テレビのアンパンマンにパンチしよったとかっちゅう話題で、爆笑やったがやき。


そっからさらに、浅田さんの奥さんが仕事中に着いちゅう割烹着の話題になり、「70歳以上のジイサンやったら、この割烹着姿で転がせる!」っちゅうて、さらに爆笑やったがやき。
写真17 割烹着の話題

また、浅田さんの旦那さんも仕事中はカッコえい作務衣風の衣装やき、「70歳以上のオバサンやったら、この作務衣姿で転がせる!」っちゅう話題になり、大爆笑やったがよ。


その後は、博樹さん洋子さんご夫婦が引っ越しされる境港市にて、6月に「酒道 黒金流・入門者・第3回リアル例会&懇親会」<境港編>が開催される予定ながやけんど、その話題らあで、こぢゃんと盛り上がったがやき。


終盤にゃあ蒸留酒の話題になり、今道さんが秘蔵のウイスキー「嘉之助」(鹿児島)や「厚岸」(北海道)らあを見せびらかいてくれ、浅田さんご夫婦も「嘉之助」の蔵見学に行ったことがあり、日本一景色が美しい蒸留所やっちゅうて、盛り上がったがよ。
写真18 アスパラ持つ浅田画像








そんな話題の中でワシが、お酒のボトルを持って写真を写す際に、ボトルを頬の横につけりゃあ、片頬が隠れて可愛いらしゅう見えるっちゅうたら、サスガは皆さん酔っぱらいの集団、その場で全員がそのポーズをとりだいて、爆笑やったがやき。
写真19 今道ウイスキー自慢写真20 頬っぺたの横にボトル








さらに当然のごとく酔っぱらいのポージングはエスカレートして、皆さん次々にボトルを頭に乗せたりして盛り上がり、大爆笑やったがよ。
写真21 頭にボトル!写真22 爆笑でお開き










こうして大盛り上がりのうちのアッちゅう間に、予定終了時間の20時半ばあになっちょって、第34回目の「オンライン懇親会」は、これにてお開きとさいてもうたがやき。


ご参加いただきました「酒道 黒金流」入門者の皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!


















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司牡丹酒造株式会社
  
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2024年04月08日

祝5周年!6年目の「AMAOTO」オンラインバースデーパーティのご案内ぜよ!

来週の4月19日(金)は、我が町・佐川町出身の人気声優・小野大輔さんプロデュースの「司牡丹・AMAOTO」(純米酒)の6年目のお酒が出荷開始となるき、ちゅうことは記念すべき発売5周年を迎えるっちゅうことながやき。
22年AMAOTO720mlボトル画像web

このお酒は、小野さんの思い入れの強い最初のシングル、「雨音」から命名されたもんながよ。


中身の日本酒は、今年も1月に小野さんが司牡丹の蔵を訪れ、モロミに「おいしゅうなりよ〜」っちゅうて語りかけもって櫂入れされ、しかも発酵中のモロミにゃあシングル「雨音-Refrain-」を聴かせ続けたっちゅう、まさに小野大輔さん完全プロデュース日本酒ながやき。
小野さん画像

さらに、この美しいラベルデザインを手掛けていただいた方は、これまでにも「雨音」らあの小野氏のCDジャケットを何度も手掛けられちゅう、デザイナーのカイシトモヤさんながよ。


シンプルながら、こぢゃんと色使いが美しゅうて、まっこと小野さんのイメージにピッタリやと思わんかよ?


6年目、5周年の「AMAOTO」は、華やかな香りと包容力のあるナチュラルな膨らみを兼ね備え、後口は爽やかにサラリとキレるっちゅう香味やき、例年以上に小野さんを彷彿とさせるような、そんな純米酒やといえるがやき。


ほんで、そんな「AMAOTO」をワシと一緒にオンラインにて楽しみましょうやっちゅうイベント、「祝5周年!6年目の『AMAOTO』を司牡丹社長と楽しむ、オンラインバースデーパーティ!」が、2024年5月4日(土)18時〜21時に開催予定ながよ。


この日5月4日は、小野さんファンやったらご存じのとおり、小野さんの誕生日やき、その当日にお祝いとして、「司牡丹 AMAOTO」(純米酒)の5周年・6年目の商品を、司牡丹酒造社長のワシとともに楽しみましょうっちゅうオンライン飲み会ながやき。
写真3 酔うちゅう部トップ

参加条件は、6年目の「司牡丹 AMAOTO」(純米酒)をご用意いただけりゃあOKやき、是非奮ってお申し込みいただきたいがよ。(※もちろん20歳以上の方のみ。)






【祝5周年!6年目の「AMAOTO」を司牡丹社長と楽しむ、オンラインバースデーパーティ!】

〈開始〉2024年5月4日(土)18:00
〈終了〉2024年5月4日(土)21:00
〈参加人数〉予約先着20名様(竹村含む)
〈参加条件〉5周年・6年目の「AMAOTO」をご購入いただき、当日ご用意ください。
〈申込先〉オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )



お申し込み方法は、会費らあは無料やき、まずは「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )に会員登録していただき、イベントの画像の部分をクリックし、さらに「飲み会に参加する」ボタンを押しゃあ、これにて参加の予約は完了ながやき。


あとはイベント当日の開催時間になりゃあ、「飲み会をはじめる」ボタンが表示されるき、そちらをクリックすりゃあ参加できるがよ。
写真4 酔うちゅう部AMAOTOの会

尚、注意点は、インターネットエクスプローラーは使えんき、パソコンの場合やったらMicrosoft Edgeを最新版にアップデートしてご使用いただき、スマホのiPhonやったらSafariを、AndroidやったらGoogle Chromeをご使用いただきたいがやき。




ほいたら5月4日(土)、「酔うちゅう部」のオンラインにてお待ちしょりますきに、たくさんの皆さんと共に「司牡丹・AMAOTO」を酌み交わしもって、小野さんの誕生日と「AMAOTO」の5周年を、こぢゃんと祝いましょうぜよ!












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司牡丹酒造株式会社

  
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2024年04月07日

幸せの言の葉<1804>

「ホンマに好きな仕事に打ち込みゆう人を見りゃあ、うらやましゅうなってしまうことがあるかもしれんがよ。けんど、そもそもそういう人は、出発点からして自分たぁ違うがやろうらあて、思うべきやないがやき。そういう人やち、一生をかけてやりたいもんが見つかるまでにゃあ、かなりの時間がかかった場合が多いがよ。」(アンジェラ・ダックワース)


アメリカの教育界で近年重要視されゆう、「グリット」(やり抜く力)研究の第一人者で、2013年マッカーサー賞(別名:天才賞)も受賞し、教育界、ビジネス界、スポーツ界のみならんと、ホワイトハウス、世界銀行、経済協力開発機構、米国陸軍士官学校っちゅう、幅広い分野のリーダーから「やり抜く力」を伸ばすためのアドバイスを求められ助言や講演を行いゆう、ペンシルベニア大学心理学教授、アンジェラ・ダックワース(1970〜)さんの言の葉ながやき。


一生をかけてやりたいような、好きな仕事が見つからんき、生きていくためにしょうがのう従事しちゅう今の仕事は、チンタラ手を抜くっちゅう人がたまにおるけんど、そりゃあ本末転倒ながよ。


今の仕事をチンタラ手を抜きゆうきに、いつまで経ったち好きな仕事が見つからんっちゅうことながやき。


確かに、ちんまい子供の頃から才能を発揮して、早いうちから好きな仕事だっけに打ち込みゆうっちゅうような天才もおるろうけんど、そういう人はほんの一握りで、大半の人は一生をかけてやりたいような好きな仕事を見つけるまでにゃあ、かなりの時間がかかっちゅうもんながよ。


ほいたら、時間がかかっても好きな仕事を見つけれる人と、いつまで経ったち好きな仕事を見つけれん人たぁ、何が違うかっちゅうたら、いま目の前にある好きでもないような仕事を、一所懸命になってやり抜くことができるかどうかの違いながやき。


それができる人やったら、絶対に周囲も放っちょかんき、いつしか必ず、一生をかけてやりたいような好きな仕事を見つけることができるもんながよ。


しかも、そういう人は、好きな仕事を見つけてからの成長が、驚異的に速いっちゅう特徴があるがやき。


そりゃあ、見つけるまでかけてきた時間を補うて余りあるばあのスピードといえるがよ。


何でかっちゅうたら、好きでもない仕事やち一所懸命にやり抜く力がついちゅうがやき、それが好きな仕事になりゃあ、当然一所懸命やり抜く力がより効果を発揮するきながやき。


ちなみにこの「やり抜く力」たぁ、ダックワースさんによりゃあ「グリット(GRIT)」、つまり「G=guts(度胸)」、「R=resilience(回復力)」、「I=initiative(自発性)」、「T=tenacity(執念)」っちゅう4つの非認知能力(※計算力や語学力っちゅうような、テストらあで測れる『認知能力』たぁ違うて、コミュニケーション力や意欲っちゅうような、数値で測定が難しい能力のこと。)が身につくことでアップするっちゅうことながよ。


既にこの「GRIT」、つまり「やり抜く力」がアップしちゅう状態で、好きなことを見つけることができた人っちゅうんは、そりゃあ驚異的に速うに成長していくこたぁ当たり前やっちゅうことながぜよ!


  
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2024年04月06日

幸せの言の葉<1803>

「自分の人生を無駄にせんと、どうぞ世界のために役立ててくださいや。」(津田梅子)


日本初の女子留学生の一人で、女子英学塾(現:津田塾大学)の創設者であり、日本における女子教育の先駆者と評価され、また欧米の学術雑誌に論文が掲載された最初の日本人女性でもあり、新五千円札の肖像にも採用されちゅう、津田 梅子(1864〜1929)さんの言の葉ながやき。


この言の葉は、あんまり若い頃にゃあ響かんかもしれんけんど、おそらく40歳を過ぎたあたりばあから、メッチャ響くようになるがやないかと思われるがよ。


誰やち、10代20代30代あたりばあまでは、自分の人生がまだまだ足るばああるように思うてしまうもんやき、人生をメチャクチャ無駄にしまくりがちながやき。


ほんで、そん時ゃあまったくそんなふうにゃあ思わんがやけんど、歳をとってから、「どればあ人生を無駄にしてきたことか!」っちゅうて、後悔する人が少のうないがよ。


ほんじゃき、できるだっけ早いうちに、そこに気づくことができりゃあ、より自分の人生の無駄が少のうなるし、より早いうちから世の中の役に立つことができるっちゅうことながやき。


そうはゆうたち、やっぱし若い頃に気づくがはなかなか難しいろうき、まあ40歳を超えたら、ぼちぼち気づかにゃあいかんっちゅうあたりやろうかのう?


ほいたら、60歳を超えてから気づきよったら、そりゃあもう遅いがかっちゅうたら、そんなこたぁないがよ。


その年齢やったら、経験と知恵がこぢゃんと豊富やき、より短期間で効果的に、世界のために役立つことができる可能性があるっちゅうことながやき。


つまり、何歳からやったちえいき、「これからの人生は世界のために使う!」っちゅうて決めりゃあ、それでえいっちゅうことながぜよ。


  
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2024年04月05日

福山亜弥さん「ほっこり唎酒会」100回記念ぜよ!

3月30日(土)は、女優・唎酒師・福山亜弥さん主催の「ほっこり唎酒会」<100回記念>が、東京の「MY Shokudo Dining & Sakaba」にて開催されたがやき。
写真1  パンフ表紙写真2  パンフ挨拶











写真3  歩み
写真4  歩み2













ちなみに前回の「第99回」は「司牡丹」の会やって、ほんの2ヶ月ばあ前の1月13日(土)に、かのフレンチの鉄人坂井シェフがオーナーの「ラ・ロシェル山王」さんにて開催されたばっかしやったがよ。

ほんで今回は、なんちゅうたち「100回記念」やき、これまでの中から12蔵元(「雨降」「開華」「〆張鶴」「白川郷」「獺祭」「司牡丹」「南部美人」「羽根屋」「原田」「陸奥八仙」「村重」「来福」)が参加され、さらに日本酒提供が28蔵、つまり40蔵の日本酒が堪能できるっちゅう、こぢゃんと豪華なバージョンながやき。
写真5  協賛蔵写真6  酒メニュー

さて、ワシゃあ会場に15時前ばあに到着したら、既に福山さんも来られて準備中やって、「獺祭」の森さんもいろいろお手伝いされよったがよ。











ほんで、続々と参加蔵元が到着し、15時半ばあからちくと打ち合わせがあったがやき。
写真7  打ち合わせ












ほんで、開会時間ギリギリに到着される3蔵元以外の9蔵元らあにて、ちくと記念撮影もしたがよ。
写真8  9蔵で記念撮影

さて、司牡丹コーナーの準備ながやき。


今回ワシが用意さいてもうたお酒は、ウチの浅野杜氏イチオシの「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)やったがよ。







司牡丹のお酒は、基本どれも辛口やき、料理と合わせてこそ本領を発揮するき、ちくと簡単なツマミ、今回は「食べる鰹節」を用意さいてもうたがやき。
写真9  二割八割と食べる鰹節

さて準備万端整うて、16時半ばあからは、続々とお客様が入場されだいて、入場された方々からお酒は飲んでOKやっちゅうことやったき、アチコチの蔵元コーナーを回って、ガンガン飲まれだいたがよ。
写真10  開会前飲みお客様













早速司牡丹コーナーにも次々にお客様が来られ、「司牡丹・二割八割」と「食べる鰹節」を合わせて堪能され、皆さん「おおっ!美味しいっ!」っちゅうて、感動されよったがやき。


17時にゃあ、84名のお客様がほぼ揃われたようで、福山さんがマイクを持って、ご挨拶をされたがよ。
2024.4.5写真11  開会

100回記念っちゅうことで、会場は割れんばかりの拍手喝采となったがやき。


続いては、こちらの会場「MY Shokudo Dining & Sakaba」さんの店長さんが登場され、ちくと福山さんとトークされたがよ。






お次は、「ラ・ロシェル山王」さんの方が登場され、ちくと福山さんとトークされたがやき。
写真12  当店店長とトーク











ちなみに今回は、「ラ・ロシェル山王」さんのお料理も、一部ケータリングで持ってきてくださっちゅうらしいがよ。
写真13  ラ・ロシェルの方とトーク












続いては、料理研究家の川上文代さんが登場され、ちくと福山さんとトークされたがやき。
写真14  料理研究家川上さん

川上さん手作りのスイーツもお客様に配られ、皆さん大悦びやったがよ。









お次は、缶詰博士の黒川勇人さんが登場され、ちくと福山さんとトークされたがやき。
写真15  缶詰博士黒川さん写真16  川上さんスイーツと缶つま











黒川さんが国分さんから寄贈してもうたっちゅう、「缶つま・牛タン」も皆さんに配られ、またまた皆さん大悦びやったがよ。


さてここで、もう1人の進行役の春風亭昇太さんが登場し、会場は拍手喝采とともに、皆さん写真を撮りまくりになったがやき。
写真17  春風亭昇太師匠登場











しばし福山さんと昇太さんのトークがあり、ここでやっと、福山さんのご発声にて、みんなあで「かんぱーい!」したがよ。
2024.4.5写真18  乾杯












続いては、蔵元トークタイムで、福山さんと昇太さんに挟まれて、各蔵元が順番に簡単な自己紹介とお酒の紹介をしたがやき。
写真19  蔵元トーク写真20  蔵元トーク2














ワシも含む、参加の12蔵元のトークが終了した後は、俳優の升毅さんが登場し、ちくと福山さんとトークをされたがよ。
写真21  升毅さんとトーク


さて、17時45分ばあにトークタイムは終了し、やっとこっからは宴席タイムっちゅうことで、お客様は皆さん席を立って、お料理やお酒に殺到したがやき。








まずはやっぱしお料理に殺到し、ズラリ並んだ美味しそうなお料理が、見る見るうちにないなっていったがよ。
写真22  料理写真23  料理に殺到












2024.4.5写真25  宴席風景












その後は、当然各蔵元コーナーにお客様が殺到ながやき。
写真24  協賛蔵元のお酒

司牡丹のコーナーにも次々にお客様が来られて、3本(720ml)の「二割八割」が見る見るうちに減っていき、アッちゅう間に2本がカラになり、残り1本もわずかになっちょったがよ。


おつまみの「食べる鰹節」も大好評で、皆さんから「こりゃうまい!」「司牡丹のお酒がナンボやち飲める!」っちゅうて、この酒と肴の組み合わせにハマって、何回もおかわりに来られる方までおったがやき。


まっことありがとうございます!


そんな合間に、福山さんと昇太さんとワシの3人で、記念撮影もさいてもうたがよ。
写真26  福山さん昇太師匠と記念写真















19時ばあになって、タレントの松尾貴史さんの、ビデオメッセージが流され、拍手喝采やったがやき。
写真27  松尾さんからメッセージ












このあたりで、司牡丹コーナーのお酒もおつまみも、スッカラカンになっちょったがよ。
写真28  進行役の2人













その後は、蔵元から1本ずつ寄贈されたお酒のチャリティーで、寄付してくださった方に1本プレゼントされ、売上金は能登半島地震の被災地に寄付されるっちゅうことやったがやき。
2024.4.5写真30  中締め

こうして、大盛り上がりのうちに、19時15分ばあにゃあ大団円のお開きとなったがよ。


ご参加いただきました皆さんは、ニコニコ満面満開全身笑顔で、帰路につかれたがやき。








皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
写真29  チャリティー写真31  ダパウロ











写真32  地中海料理写真33  パエリア












写真34  パスタ写真35  マキノジン












写真36  福山さん語る


皆さんが帰られた後は、ちくと後片付けをして、福山さんと昇太さんと升さんと蔵元らあで、打ち上げ懇親会やっちゅうことで、お店を出て徒歩で移動したがよ。


コレド日本橋の地中海料理店「ロティサリーバール ダパウロ」さんにて20時ばあから、打ち上げ懇親会やったがやき。


福山さんが御礼のご挨拶をされ、蔵元の皆さんは拍手喝采やったがよ。


さあそっから後は、持ち込みした日本酒や、ビールやワインらあをガンガン酌み交わしもって、みんなあで労をねぎろうて、飲んで食べて語り合うて盛り上がったがやき。


ほいたら何と!ご参加いただいちょったお客様の萩原さんから、司牡丹の「マキノジン」の差し入れがあったっちゅうことで、お店の方にソーダ割を作ってもうて、みんなあでいただいたがよ。


萩原さん、お気遣いまっことありがとうございます!


その後も、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、大盛り上がりに盛り上がりまくったがは当然ながやき。


こうして、22時ばあにゃあ、福山さんからご挨拶があり、打ち上げ懇親会もお開きとなったがよ。


ご参加の蔵元の皆さん、ゲストの皆さん、まっことお疲れ様でした!


そして福山亜弥さん、「ほっこり唎酒会」100回記念、まっことおめでとうございましたぜよ!
















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2024年04月04日

2024年度「日本名門酒会メーカー会議」ぜよ!<後編>

今回は、一昨日・昨日のblog&Facebookの続きの「後編」で、3月29日(金)に新宿の京王プラザホテルにて13時半から開催された、2024年度日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)メーカー会議についてながよ。


日本名門酒会に加盟しちゅう全国61社70名っちゅう、日本酒・本格焼酎・泡盛らあのメーカーの皆さんと、日本名門酒会本部・株式会社岡永さんの皆さん20名ばあが一堂に会して、年に一度の最大の会議を開催し、その前半は15時にゃあ終了し(前編)、15時15分からは「オラクルひと・しくみ研究所」代表・小阪裕司先生の特別講演「顧客消滅・価格上昇時代のマーケティング〜付加価値が上がりファンが増えていく、価値創造の取り組みとは〜」が開催され、16時半にゃあ拍手喝采にて終了(中編)したがやき。


ほんで、みんなあで会場を移動し、16時50分ばあからは、懇親会のスタートながよ。


乾杯用の「スパークリング日本酒」が配られ、「浦霞」の佐浦社長の発声にて、みんなあで威勢よう「乾杯!」して、宴席となったがやき。
写真1  佐浦社長乾杯発声写真2  乾杯











「京王プラザ」自慢のお料理がズラリと並び、出席蔵元の自慢のお酒もアチコチに並べられ、飲んで食べて語り合うての宴席の始まり始まりながよ。
2024.4.4写真3  料理

ちなみにウチのお酒は、定番の「船中八策」(超辛口・純米酒)が出されちょって、やっぱし食中酒としちゃあ最高で、料理と合わせていただきゃあどちらも進みまくり、さらに飲み疲れせんき最高ながやき。










ふと小阪先生を見りゃあ、たくさんの蔵元に囲まれて、質問攻めに合いよったき、岡永さんのスタッフの方に小阪先生にお料理を持っていっていただくようにお願いしたがよ。
写真4  小阪先生質問攻め


ほんでワシゃあ、小阪先生のお好みの「船中八策」を持っていかいてもうたがやき。


実はワシゃあ、小阪先生主宰の「ワクワク系マーケティング実践会」の古うからの会員にさいてもうちょって、長年小阪先生にゃあこぢゃんとお世話になっちゅうがよ。


他の蔵元の質問に答えられゆう、小阪先生のお話に、ちくと耳を傾けさいてもうたがやき。


どうやら質問は、今回小阪先生が講演でお話されたような「価値創造」のための実践を、どうやって社内に浸透させりゃあえいがか……いろいろやってもらおうとしたち、大半の社員が新しいことらあやりたがらんっちゅう内容やったようながよ。
写真5  懇親会風景

小阪先生は、社内で何か新しいことを実践させろうとしたち、最初は全体の3%から18%ばあ集まりゃあOKとせにゃいかんっちゅうがやき。


ちゅうこたぁ、社員が30人やったら、3%っちゅうたら1人、18%やったら5人程度っちゅうことになるがよ。


社員数がまっと少なけりゃあ、1人おったら御の字やっちゅうことながやき。


ほんじゃき、最初は1人やちかまんき、やりたいっちゅうてきた社員とだっけと、少人数でやり始めりゃあえいっちゅうがよ。


さらに、このような新しい情報は、1回語ったばあじゃあ絶対に伝わらんっちゅうがやき。


最低やち6回は、おんなじことを全社に伝えにゃあいかんっちゅうがよ。


また、注意せにゃあいかんがは、新しいことをやりゆう社員だっけを可愛がったらいかんっちゅうがやき。


トップがその社員ばっかし可愛がりゆうように見えたら、他の社員はスネるっちゅうがよ。


その点にゃあ注意しもって、少人数で実践をスタートさいて、しばらくやりよったら成果が出るき、その成果内容を全社員に伝えるっちゅうんを、繰り返していくっちゅうがやき。


ほいたらそのうち、1人2人ポロポロと、こちらの仲間に入ってきだすっちゅうがよ。


まっこと、相変わらず小阪先生のアドバイスは、宴席においてやちこぢゃんと的確で、お見事すぎるがやき。


小阪先生は無類の日本酒好きっちゅうことやし、一部の蔵元だっけで質疑応答を独占するがも申し訳ないき、ワシゃあ遠巻きに眺めよった蔵元らあを、次々に小阪先生んところにご案内さいてもうたがよ。


「おおっ!『越の誉』!お世話になっちょります!」、「おっと!『西の関』!よう飲んじょりました!」……ちゅう具合に、ご紹介するたんびに、まっこと嬉しそうな満面満開笑顔で相対する小阪先生は、やっぱしサスガは「ワクワク系」の創始者ながやき!


まだ小阪先生とお話されてない蔵元はおらんろうかと、会場内をウロウロしよったら、会場の隅のバーカウンターで、「マキノジン」も置かれちゅうがに気づいたき、ワシゃあソーダ割を2杯つくってもうて、1杯は自分で飲んで、もう1杯は小阪先生に差し入れさいてもうたがよ。
2024.4.4写真6  マキノジン

小阪先生は、お酒はチビチビ飲みもってやけんど、蔵元の質問らあに真摯に答えて語りっばなしなもんやき、食事にゃあほとんど手をつけてなかったがやき。









間ものう懇親会も終了時間になるき、こりゃあ申し訳ないと思うたき、ちくと小阪先生に「この後、ちびっと少人数での2次会でお食事でも…」っちゅうて耳打ちさいてもうたら、1時間ばあやったらOKっちゅうお返事やったがよ。
写真7  懇親会終了

ほんで、飯田社長さんに、「小阪先生が質問攻めでまったく食事されちゃあせんき、この後2次会でお食事でも……ちゅうたら、1時間ばあやったらOKっちゅうことでした」っちゅうて、2次会のセッティングをお願いさいてもうたがやき。


こうして18時半にゃあ、ワシの中締めの挨拶と三本〆にて、「2024年度日本名門酒会メーカー会議」懇親会も、大団円のお開きとなったがよ。


ちなみに中締めの挨拶じゃあ、ワシゃあいまから15年ばあ前に会社がこぢゃんと大変やった時期に、たまたま仕事で高知に来られた小阪先生とサシで飲む機会があって、こぢゃんと学びになり、こぢゃんと救われたっちゅうような、そんなお話をさいてもうたがやき。


小阪先生、まっことありがとうございましたぜよ!


さて、懇親会お開き後は、飯田社長さんと岡永さんの方や蔵元らあと小阪先生と7〜8人ばあのメンバーにて、新宿駅南口の「テング酒場」にて、2次会やったがよ。
写真8  テング酒場

まずはみんなあで生ビールで乾杯の練習をして、喉を潤したがやき。


ほんで、あらためて小阪先生に、みんなあから感謝の言葉や御礼の言葉が相次いだがよ。


当然すんぐに日本酒、山形の「大山」のお酒を注文し、正式な乾杯をしたがやき。


そっからは、いろいろ酒肴をいただきもって語り合うたがよ。


小阪先生は、チビチビ飲み食いされもって、またまたいろんなお話を、ワシらあに伝えてくださったがやき。


計算力や語学力っちゅうような、テストらあで測れる能力の「認知能力」たぁ違う、コミュニケーション力や意欲っちゅうような、数値で測定が難しい能力の「非認知能力」が大事やっちゅうお話。


失敗を恐れた時点で失敗やっちゅうお話。


生命たぁ、刻々の創造の連続やき、複雑な環境の中でリアルタイムに創出される知、すなわち「生命知」がなけりゃあ、生命を維持するこたぁできんっちゅう「生命知」のお話……等々。


小阪先生にゆっくりお食事をしてもらおうと思うて用意さいてもうた2次会やったに、結局小阪先生はズーッと語り続け、ワシらあにたくさんの学びを与えてくださり、1時間半ばあで帰路につかれたがよ。


さらに深うにいろいろな学びを与えていただき、小阪先生まっことありがとうございましたぜよ!


20時半前ばあに、ワシらあも「テング酒場」を出て、その後は飯田社長と「五橋」の酒井社長とワシの3名で、今回の「メーカー会議」に取材で参加されちょった醸造産業新聞社・「酒販ニュース」の政所編集部長が飲みゆう、渋谷の「神子元」さんに向こうて、3次会やったがやき。
写真9  神子元












もうワシゃあ、日本酒は足るばあ飲んじょったき、政所編集部長お薦めの「日本酒ハイボール」を、「船中八策」で作ってもうていただいたがよ。
写真10  日本酒ハイボールPOP写真11  日本酒ハイボールとおつまみ














お店の壁にゃあ、「コレ、あり!」っちゅうキャッチコピーの「日本酒ハイボール」のPOPが貼られちょって、こりゃあまさに「価値創造」型のPOPやと、あらためて実感さいてもうたがやき。


そっから後は、いろんな日本酒らあをいただき、美味しいおつまみらあもいただきもって、さらにディープな話題らあで盛り上がりまくり、夜は更けていったがやき。
写真12  日本酒と串焼き

さてさて、日本名門酒会の皆さん、こぢゃんとモチベーションアップや学びになるメーカー会議と懇親会を、まっことまっことありがとうございましたぜよ!


















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2024年04月03日

2024年度「日本名門酒会メーカー会議」ぜよ!<中編>

今回は、昨日のblog&Facebookの続きの「中編」で、3月29日(金)に新宿の京王プラザホテルにて13時半から開催された、2024年度日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)メーカー会議についてながよ。


日本名門酒会に加盟しちゅう全国61社70名っちゅう、日本酒・本格焼酎・泡盛らあのメーカーの皆さんと、日本名門酒会本部・株式会社岡永さんの皆さん20名ばあが一堂に会して、年に一度の最大の会議を開催し、その前半は15時にゃあ終了したがやき。


ほんで、休憩のコーヒーブレイクをはさんで15時15分からは、「オラクルひと・しくみ研究所」代表・小阪裕司先生の特別講演「顧客消滅・価格上昇時代のマーケティング〜付加価値が上がりファンが増えていく、価値創造の取り組みとは〜」ながよ。


まずはマーケティング室の飯田室長さんから、小阪先生についてのご紹介らあがあり、早速小阪先生の特別講演がスタートしたがやき。
写真1  講演開会写真2  小阪先生講演












まず小阪先生は、今から20年ばあ前の「日本名門酒会全国大会」にて講演されたことがあるがやけんど、久しぶりやっちゅうことと、無類の日本酒ファンである小阪先生にとっちゃあ、たくさんの蔵元の名札に書かれちゅう銘柄名を見るだっけで、ワクワクしてくるっちゅうて、まっこと嬉しそうに語られたがよ。


ほんで今回のテーマについちゃあ、「価値創造」一本やっちゅうがやき。


そりゃあつまり、「この激変の時代に商売を幸せに安定して続けられる方法」やっちゅうがよ。
写真3  激変の時代〜

「幸せな安定」っちゅうんは、科学的概念でいやあ「動的安定」っちゅうことになり、経営の安定は動的やないと、動かんかったら得られんっちゅうがやき。


ほんで、小阪先生が主宰されゆう「ワクワク系マーケティング実践会」にゃあ、個人商店から上場企業まで約1500社が参加されちょって、全国各地の商売の現場で長年に渡って実践された数多くの事例があり、しかも皆さんが成果を出し続けゆうっちゅうがよ。


また、小阪先生は2011年に博士号を取得されちゅうがやけんど、そりゃあ商売を科学する、情報学においてやっちゅうがやき。


つまり、人の研究をしゆうっちゅうことで、どんなことが起こりゃあ人はそれが欲しゅうなるかとか……等々を科学的に研究しゆうっちゅうことやき、こりゃあ科学である以上、誰がやったち再現できる、再現性がある方法やっちゅうて、強うに断言されるがよ。


ほんで、今日のお話のバックグラウンドとしちゃあ、まず「長い年月に渡り現場で実践し成果を出し続けゆう」っちゅう点と、もうひとつは、「人間と人間社会の科学」やっちゅうがやき。
写真4  バックグラウンド











続いては、「本日のテーマとトピック」を紹介されたがよ。
写真5  本日のテーマ


【本日のテーマとトピック】
顧客消滅・価格上昇の時代に、幸せに安定して商売を続けるためにゃあ何に取り組まにゃあいかんか。
,覆鵑悩、「付加価値が上がり、ファンが増えていく取り組み」が必要ながか。
◆峅礎輿和ぁ廚鮗存修靴舛紊Σ饉劼やりゆうことたぁ。
「価値創造」を実現できる会社になるために大切な2つのことたぁ。


ほんで,砲弔い董▲灰蹈焚劼砲いて小阪先生は、「『価格上昇』時代のマーケティング」と「『顧客消滅』時代のマーケティング」っちゅう、2冊の新書本を出されちゅうがやけんど、こりゃあ実は「コロナにどう対処していくか」やのうて、「未来にどう対処していくか」っちゅう本やっちゅうがやき。
写真6  新書著書2冊

コロナ禍において起こった流れについちゃあ、未来の前倒しが起こったっちゅうことであり、つまりはそりゃあもはや元にゃあ戻らんっちゅうことやっちゅうがよ。


人口減少、顧客消滅はますます加速していくがやき、ほいたら自社の顧客を固めるしかない、何とのうやのうてシッカリとファンを創って維持していくしかないがやき。


価格上昇やち、今だっけのことやのうて、終わりらあないと思うちょかにゃあいかんっちゅうがよ。


これらあをひっくるめて言うたら、「消費者の選別消費が加速する」っちゅうことやっちゅうがやき。


「これからの時代はどんな市場がえいか?」とかっちゅう話やのうて、おまさんが何を売りよったとしたち選ばれること、消費者の時間とお金が使われる側になることしかない……すなわち「価値創造」するしかないっちゅうことながよ!


続いては△砲弔い董◆峅礎輿和ぁ廚靴罎Σ饉劼やりゆう事例を、小阪先生は紹介していくがやき。


冬になりゃあ雪の中に閉ざされるような、商圏人口800人の過疎地で48坪のチェーン店の食品スーパーを経営されゆう鈴木さんは、売上が減り続けよって、遂に店の廃業を決意して他のことをやろうっちゅうことで、2009年に小阪先生が主宰されゆう実践会に入会されたっちゅうがよ。
写真7  鈴木さんのスーパーの場所

そんな鈴木さんが、「価値創造」型の店づくりに目覚め、コツコツとちんまい実践を積み重ねていき、入会して3年後の2012年にゃあ売上をV字回復さいて、そっからは毎年過去最高売上を更新し続けゆうっちゅうがやき。


さらに、第33回優良経営食料品小売店等表彰事業において、「農林水産大臣賞」(最優秀賞)も受賞したっちゅうがよ。


審査員長の小山周三先生は、「こういうやり方と道があるのか!と驚きと感動を覚えた」っちゅうて語ったっちゅうがやき。


鈴木さんがコツコツとやりだいた「価値創造」型の店づくりたぁ、たとえばこういうことやっちゅうがよ。


普通に売りゆう中国産の「きくらげ」と、ちくと高いけんど美味しい国産の「きくらげ」があった場合、ただ値段をつけただっけやったら、誰もが安い中国産の「きくらげ」しか買わんがやき。
写真8  日本のキクラゲ

そりゃあ何でかっちゅうたら、値段の違いしか顧客にゃあ伝わらんからで、つまり国産「きくらげ」の「価値」が伝わってないきながよ。


ほんじゃき鈴木さんは、国産「きくらげ」の「価値」を伝えるために、独自のPOPをつけるがやき。





「これが日本のきくらげです」
写真9  鈴木さんの言葉

「きくらげといやぁ中国産と思うちゅうあなた!日本のきくらげを一度食べてみて下さい!プリプリ、コリコリの食感に感動するぜよ♪……(以下略)」


こんな感じの店主の手書きのPOPが、店内のほとんどの商品につけられちょって、顧客はこぢゃんと楽しゅうて、ついつい毎日来てしまうっちゅうがよ。


ほんで小阪先生は、最近の鈴木さんの言葉を紹介するがやき。


「いつもお客様のことを思いゆうき、どうしてほしいがか、が分かるがよ。ほんじゃき、何をどのように売りゃあ(伝えりゃあ)喜んでもらえるか分かるがやき。喜んでいただけりゃあ売上げは上がるきに、『どうすりゃあ売上げを上げられるがか?』っちゅう悩みはないなったがよ。喜んでいただく売り方をするがは手間がかかるけんど、それをサボらんとやりゃあ絶対に売上げにつながるがぜよ。」


鈴木さんのやりゆうこたぁ、「価値創造」型の店づくりをやりゆうっちゅう、この一点やっちゅうがやき。
写真10  客単価アップ

ワシらあにとって「売る」たぁ、「価値を伝える」と同義語やっちゅうて、小阪先生は語るがよ。


さらに小阪先生は、鈴木さんのもっかの悩みは、商品を仕入れゆうメーカーや問屋さんから、欲しい情報が降りてこんことやっちゅうがやき。


48坪の食品スーパーっちゅうたち、取り扱い商品は1500アイテムはあり、鈴木さんはそれらあ一点一点の商品を、自身でジックリ取材して、POPを作りゆうっちゅうがよ。


お次はサービス業の事例として、ある東京のジビエ料理店を、小阪先生は紹介するがやき。


こちらのお店じゃあ、2016年にゃあ5018円やった客単価が、2023年にゃあ11068円になった、つまり客単価が2.2倍にアップしたっちゅうがよ。


こちらじゃあ、人気メニューの「ぼたん鍋」を当初は2800円で提供しよったがやけんど、店主がホンマにやりたいと思うちょったレベルの「ぼたん鍋」の食材は、この価格じゃあ仕入れれんかったっちゅうがやき。


それが「価値創造」を学んだ店主が、理想的な食材と出会うて、思いきって値上げしたっちゅうがよ。


その「ぼたん鍋」は、4680円になるがやけんど、以下のような解説がメニューにゃあ書かれちゅうっちゅうがやき。


「みかんをたらふく食べてフルーティー。みかん畑で駆除された『みかん猪のぼたん鍋』」
写真11  みかん猪ぼたん鍋


「ワシらあプロの間じゃあ前から果樹を食べよった動物は美味い!っちゅうて話題になっちゅうがよ。今回入荷したがは広島県生口島、レモンで有名な瀬戸田のみかん猪ながやき。みかん畑の頑丈な柵を乗り越え侵入しゆう猪は農家さんにとっちゃあ深刻な問題ながよ。今回は鉄砲で駆除されたがやき。みかんを食べすぎて皮まで黄色、脂もうっすら黄色がかっちゅうがよ。さっぱりとした甘い脂。極上品『みかん猪のぼたん鍋』、間違いのう御馳走ぜよ。」


ちなみに、こればあ客単価が高い店になってしもうたら、お金持ちの顧客しか来れんがやないかと思うかもしれんけんど、そりゃあ違うっちゅうがやき。


ある日、こちらの店に愛媛から来た学生さんが来店され、たらふく食べていったっちゅうがよ。


お金持ちかと思いよったら、その学生さんは、ホテルやのうて、ネットカフェに泊まりよったっちゅうがやき。


つまり、今の顧客は、「ここだけにゃあお金を使いたい」と思うようなところだっけに、つまり自分にとって価値あるもんだっけにお金を注ぎ込んで、その代わり、他の出費についちゃあ思いっきり切り詰めるっちゅうことながよ。
写真12  価値が伝わる


ほんで小阪先生は語るがやき。


「価値創造で売る」たぁ、「価値を教える」こととイコールであり、「価値を教える」ことで「価値が伝わる」っちゅうがよ。


ほんで、「価値が伝わる」ことで、顧客は価格に納得し、単価が上がるっちゅうがやき。


ほんじゃき小阪先生は、「値上げ」たぁ、値段を上げることやあないっちゅうがよ。
写真13  値上げとは

「『値上げ』たぁ、『価値』を見直して、正当な価格を付け直すこと」やっちゅうがやき。


さらに小阪先生は、「消費者心理・行動の絶対法則」として、「『価格』は『価値』に従う」っちゅうがよ!







つまり、「価値」が伝わりゃあ、その人にとっての「価値」が上がるき、その人にとっての妥当な「価格」も上がるっちゅうことながやき。
写真14  価格は価値に従う写真15  顧客は成長する











要するに、「価値」あるもんは、「価格」は上げられるっちゅうことで、そのカギになるがは「情報」やっちゅうがよ。


この情報(メッセージ、POP、メニュー等)を創ることを、専門用語じゃあ「情報デザイン」っちゅうっちゅうがやき。

ほんで小阪先生は、日本酒業界の皆さんも、まっと情報の扱いを上手になっていただきたいっちゅうがよ。


なんぼ無類の日本酒好きやっちゅうたち、きき酒師やソムリエやないがやき、香りと味だっけじゃあハッキリ言うたら飲んだち分からんき、情報と一緒に飲ませていただきたいっちゅうがやき。


実は「味」やち、舌やのうて脳で理解するもんながやき、情報が加わりゃあ間違いのうさらに美味しゅうなるっちゅうがよ。


このように情報と一緒に売る、つまり価値創造で売りゃあ、顧客に「価値」を教えることになり、そうすりゃあ顧客は育ち、成長するっちゅうて、小阪先生は断言されるがやき。


さらに顧客が育ち、成長していきゃあ、ほぼ全カテゴリーで一番高いもんが売れるようになるっちゅうがよ。


ここで小阪先生は、某有名大手食品メーカーにて実施した、価値創造研修の総括として提示された、「"繁盛店"モデルを考察する」っちゅう図を、そのメーカーの了承を得ちょって、ワシらあに示してくださったがやき。
写真16  繁盛店モデルを考察する


【「繁盛店」と「成長する顧客」モデル】
…売場、店は「顧客」にとって"買物を愉しむ"「場」。
…「商品」はエネルギー(成長、持続性)。 「POP(情報)」は加速器(伝達、増強)。
…「場」×「商品」×「POP(情報)」で「顧客」が成長する。
成長とは、平面的「場」から「立体化」。Z軸方向に顧客が拡大する。
この現象を「成長する顧客」と捉える。


この「『成長』の基本モデル」と「成長する顧客」の図解は、まっことこぢゃんと分かりやすうて、大納得やったがよ。


ほんで、この総括を得た某メーカーは、この内容を、サプライチェーン全体が一丸となって実践せにゃあならんっちゅう結論に達したっちゅうがやき。


続いて小阪先生は、日本酒蔵元にとってこぢゃんと大事なこたぁ、長年にわたって自社の銘柄を飲み続けてくれる人を、いったい何人つくれるかっちゅうことやっちゅうがよ。


これをLTV(ライフタイムバリュー)っちゅうがやき。
写真17  LTV写真18  LTVが増える












1回の取引で得られる利益だけやのうて、2回目以降の取引で得られる利益も含めて考えるっちゅうことながやき。


ある顧客が自社の利用を開始してから終了するまでの期間に、自社がその顧客からどればあの利益を得ることができるがかを表す指標であり、顧客一人一人の、年間購入金額×年数で表されるっちゅうがよ。


つまり、価値創造で売る=価値を教えりゃあ、顧客は育ち、成長する→LTVが増える……ちゅうことになるっちゅうがやき。
写真19  価値創造ができるようになると
日本語に訳しゃあ「顧客生涯価値」で、つまり、顧客から生涯にわたって得られる利益のことやっちゅうがよ。


ここまでをまとめりゃあ、価値創造ができるようになりゃあ、価値あるもんが売れるようになり、正当な価格で売れるようになり、ほいたら値上げができて(高い価格が受け入れられる)、さらに顧客が成長して、LTVが増えるっちゅうことながよ。


ほんで、これが「幸せな安定」につながっていくっちゅうがやき。


例の過疎地の食品スーパーの鈴木さんは、かつては休みもないばあ働いて、それやに利益はほとんど出んかったけんど、いまや週休2日で、過去最高の売上を毎年更新し続けゆうっちゅうがやき、まさに「幸せな安定」状態といえるがやき。
写真20  幸せな安定

そのかわり、POPらあの愉しい売場の準備のために、その週休2日の1日を充てるっちゅうがよ。


このような「売場の準備」らあを、「余裕がないきできん!」っちゅう商人の方がおるけんど、そりゃあ本末転倒で、その準備をせんきに、売上も上がらんし、余裕もないなるっちゅうことやっちゅうがやき。


最後にの、「価値創造」を実現できる会社になるために大切な2つのことたぁ、ながよ。


こりゃあつまり、人材育成の話やっちゅうがやき。


ちなみに小阪先生の会社は、コンサルタント業やのうて元々学習支援業で、つまり学習塾らあと一緒やき、この部分は得意とするところやっちゅうがよ。


どうやったら人材が育つかっちゅうんは、ポイントがあるっちゅうがやき。


まず、個人が「知る インプット」をすることからスタートし、それを「自分でもやってみる」ことで、「できる・わかるようになってくる」、これをさらに「知る インプット」に回して、グルグルとこの一連のサイクルを回していくっちゅうがよ。


ほいたら、「自分でもやってみる」のところで、脳の中で「振り返り 外化」が起こり、それが「フィードバック」されて、「自分でもやってみる」のレベルが上がっていくっちゅうがよ。


ちなみに、たとえ結果が出んかっても、レベルは上がるっちゅうがやき。


こん時に、脳の中じゃあ、網の目のように張り巡らされちゅう神経細胞のニューロンが、伸びていったり新しゅうできたりして、別のニューロンとくっついたりして、これまで無かった回路ができることになるっちゅうがよ。


振り返りがニューロンの連鎖をつくるっちゅうがやき。


ほんで、こんな回路がたくさんできて繋がりが増えりゃあ増えるばあ、より「できる・わかるようになってくる」になり、「できる人」になっていくっちゅうがよ。


ちなみに、慣れんことに脳を使やあ、物凄うシンドイきに、2週目ばあまでで止めとうなるらしいけんど、そこを越えりゃあ比較的楽にできるようになるっちゅうがやき。


これが、人が「成長するサイクル」やっちゅうがよ。


ほんで、この「成長するサイクル」の「知る インプット」の部分にゃあ、「考え方 やり方」や「生きた情報」や「他の現場の成功例」が必要やきに、「やりゆう人やれゆう人の中でやる」っちゅうんが、最高の「成長するサイクル」に乗れる環境っちゅうことになるっちゅうがやき。
写真21  3つのサイクル写真22  ニューロン












さらに、「理論・手法がある」、「見習える人・現場がある」、「真似れる事例・アイデアがある」っちゅう環境がありゃあ「集団的知性」に乗れるようになるき、これが「集団の知恵」に乗れる環境やっちゅうがよ。


この「成長するサイクル」に乗れる環境と、「集団の知恵」に乗れる環境が揃やあ、この2つが掛け算になり、「価値創造」を実現できる会社になっていくスピードが加速していくっちゅうがやき。


ほんじゃき、「価値創造」を実現できる会社になるために大切な2つのことたぁ、 崟長するサイクル」に乗れる環境と、◆崕乎弔涼侶叩廚望茲譴覺超をつくることやっちゅうがよ。
写真23  集団的知性に乗る













ほんで、小阪先生の実践会の会員さんらあを見よったら、入会時点じゃあ球根みたいな人ばっかりやったけんど、えい環境さえ与えちゃりゃあ、つまりこの大切な2つの環境を与えちゃったら、芽を出し成長して、必ず花を咲かせるがぜよっちゅうて、小阪先生は花畑の画像をバックに特別講演を締め括られたがやき。
写真24  大切な2つのこと写真25   花畑画像で締め括り














実は当初、1時間の講演と15分の質疑応答の予定やったがを、小阪先生は「この後の懇親会に出ますきに質問があったらそこで答えます」っちゅうて、質疑応答時間も使うて1時間15分ビッチリ講演をされたがよ。


熱量あふれる1時間15分の特別講演は、拍手喝采にて終了したがやき。


小阪先生、こぢゃんと学びになる素晴らしい講演を、まっことありがとうございました!


さてこの後は、懇親会ながやけんど、こちらについちゃあ明日のblog&Facebookの「後編」にて、ご紹介さいていただきますぜよ。
















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司牡丹酒造株式会社

  
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2024年04月02日

2024年度「日本名門酒会メーカー会議」ぜよ!<前編>

3月29日(金)は、新宿の京王プラザホテルにて13時半から、2024年度日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)メーカー会議が開催されたがよ。


日本名門酒会に加盟しちゅう全国61社70名っちゅう、日本酒・本格焼酎・泡盛らあのメーカーの皆さんと、日本名門酒会本部・株式会社岡永さんの皆さん20名ばあが一堂に会し、年に一度の最大の会議を開催したがやき。
2024.4.2写真1  舞台












まずは、企画部浅川さんの司会にて開会。
2024.4.2写真2 開会













ほんで、日本名門酒会本部長、株式会社岡永の飯田社長さんの開会のご挨拶と、「2024年度日本名門酒会基本方針」についてのお話があったがよ。
写真3  飯田社長

まず、「令和6年能登半島地震」の報告と支援についてのお話があったがやき。


続いて、日本名門酒会の実績と日本酒の現状について、名門酒会としちゃあ前年対比107.6%やったけんど、日本酒全体の推定としちゃあ4%減あたりで、特に業務用の数字が悪いっちゅうがよ。


外食産業全体じゃあ100%を超えて復活したと言われゆうけんど、「パブ・居酒屋」に限りゃあ店舗数は3割減やっちゅうことで、もはやコロナ禍前にゃあ戻らんやろうっちゅうがやき。


お次は、本年度のスローガン、「強みを活かし、機会を創る」のお話ながよ。


コロナ禍中において、加盟店の間で、かなりの差がついてしもうたっちゅうことで、自店の強みを分かってキチンとやりゆう加盟店は、着実に伸びゆうっちゅうがやき。


ほんで、今がチャンスやっちゅうがよ!


動きゃあ必ず結果が出るっちゅうがやき。


こりゃあ加盟店に限らんと蔵元も、支部や本部も一緒やっちゅうがよ。


続いては、「一年52週の生活提案」の強みについてで、こりゃあ26年間ズ〜ッとやり続けゆう、基本中の基本の活動やっちゅうがやき。


昨年は、新規の加盟店が30店ばあ入ったけんど、彼らあに加盟した理由を聞いてみたら、この「一年52週の生活提案」があるきに、この活動をしっかりやりたいっちゅうことやったっちゅうがよ。


これを、まっとまっと磨き上げていかにゃあいかんっちゅうがやき。


お次は、「蔵元」の強みについてで、ここが今回のメーカー会議で一番大事なことやけんど、まずは自社で、自社の強みを明確にしてほしいっちゅうがよ。


本部から「こうしてくれ」らあて言うこたぁのうて、まずは蔵元自身が、これまでの歴史を振り返り、これからどうしたいか、どうなりたいか、後世に何を伝えたいか、それらあを表現しちゅう商品はあるか……等々、全てが揃うてないといかんっちゅうがやき。


ほんで、それを本部と共にやっていきましょうっちゅうがよ。


続いては、「イベント」「研修」の完全復活についてで、これも名門酒会の大きな強みやっちゅうがやき。


今回のメーカー会議も、約20年ぶりばあに小阪先生にご講演いただくがやけんど、飯田社長さんも、コロナ禍の地獄の3年間に、小阪先生の2冊の新書本(「『価格上昇』時代のマーケティング」と「『顧客消滅』時代のマーケティング」)に救われたっちゅうがよ。


今回の講演にて小阪先生が語られると思うけんど、名門酒会としての「集団的知性」っちゅうんが、こぢゃんと大事やっちゅうがやき。


また、イベントに関しちゃあ、このゴールデンウィークに「肉フェス」に初出展っちゅう、チャレンジをするっちゅうがよ。


まだまだ日本酒にゃあ「気づかれてない価値」がいっぱいある(そりゃあ商品そのものやのうて、飲み方かもしれんし……)がやき、いろいろチャレンジしていかにゃあいかんっちゅうがやき。


お次は、「立春朝搾り」27年の継承について、ながよ。


加盟店の方々から300枚のアンケートをいただいたらしいがやけんど、「立春朝搾りは、3世代のふれあいの酒!」等々、いろいろ嬉しい言葉があふれちょったっちゅうがやき。


一方で、「マンネリ」やっちゅう声も、2通あったらしいがやけんど、マンネリ上等!「偉大なるマンネリ」にしたいっちゅうがよ。


日本酒の卸の仕事たぁ、「価値をカタチにして、具現化して、広う伝えていくこと」やっちゅうがやき。


最後に、「日本酒需要創造会議」について、飯田社長さんも呼びかけ人の1人として名を連ねちゅうっちゅうがよ。


昨年、株式会社佐々木の佐々木実社長さんの「日本酒にゃあ話題になるようなネタが全然ない!海外輸出の好調と高額日本酒あたりのネタがせいぜい!」っちゅう言葉があったけんど、確かに日本酒は、ひいき目に見ても動きが見えんっちゅうがやき。


「日本酒需要創造会議」において、製販三層で、協働し、日本酒に新たな動きをつくる、新たな需要を創造していきたいっちゅうことながよ。


続いては、「2023年度活動報告と2024年度主要営業活動」について、営業部の宮原部長さんからお話があったがやき。
写真4  宮原部長

まず2023年度実績確認と活動報告で、日本名門酒会の2023年度年間実績は、金額ベースで前年対比107.6%やって、このうち3〜4%は値上げが貢献しちゅうろうっちゅうがよ。


チーム別じゃあ、海外が悪いがと、デパートがちくと前年割れやけんど、デパートについちゃあ有力店がないなったきで、既存店じゃあプラスやっちゅうがやき。


カテゴリー別でみりゃあ、スピリッツが683.8%っちゅう異常値を出しちゅうけんど、こりゃあ元々の数字がちんまかったきで、クラフトジンが大いに貢献しちゅうっちゅうがよ。


「一年52週の生活提案」活動でみりゃあ、「立春」「夏詣酒」「初呑み切り」「夏生酒」「ひやおろし」「しぼりたて」……いずれも前年対比100%を超えたっちゅうがやき。


昨年度の新規入会は29店で、退会は40店、そのうち退会理由は、廃業が17店、事業縮小/売上不振が11店、体調不良/高齢が6店、その他が6店やっちゅうがよ。


「全国大会」、「四国大試飲会」、「関西大試飲会」、「福岡大試飲会」についちゃあ、いずれも総受注本数は、前年を大きゅう上回ったっちゅうがやき。


続いては、2024年度営業活動についてで、まず「酒屋万流」選定蔵元との取り組みの強化やっちゅうがよ。


各蔵の独自の強みを引き出し、売上分析を実施し、商品構成と年間スケジュールを立て、「造り→強み→ストーリー→商品規格→販促」っちゅう流れを押さえ、蔵元と連携した営業活動を展開(強化エリア、業態別提案方法)し、研修やセミナーも開催し、体験の場の創設をしたいっちゅうがやき。


次に、「一年52週生活提案」活動の充実で、特に季節商品(夏生・ひやおろし・しぼりたて)試飲会の充実をはかりたいっちゅうがよ。


また、「立春朝朝搾り」「夏詣酒」「初呑み切り」っちゅう、「加盟店参加型企画」についても、新規加盟店を増やすことや、また今年初めて「大雪渓・立春朝搾りツアー」を開催し好評やったらしゅうて、「名倉山夏詣酒ツアー」も開催予定やっちゅうがやき。


次にイベント活動の完全復活についてで、各店舗の強みを活かした体験型イベント(店頭試飲会・酒の会・飲食店活動)を開催していきたいっちゅうがよ。


3月22日〜23日にゃあ日本橋兜町にて「石川・富山の地酒市」を開催、4月26日〜5月6日にゃあお台場の「肉フェス2024」に出展予定やっちゅうがやき。


日本酒を飲まん人、知らん人らあへのアプローチを続けていきたいっちゅうことながよ。


お次は、研修とセミナー開催についてで、まず岡永社内研修は、2月に「大七」(きもと)、3月に「グレイスワイン」と「大山」(十水)の研修を開催し、4月に「一ノ蔵」(低アル酒)の研修を予定しちゅうっちゅうがやき。


また、加盟店向けのセミナーとしちゃあ、本日の講師の小阪先生のセミナーや、「司牡丹・百花展」(東京・大阪)や「御前酒」のセミナーらあを計画しちゅうっちゅうがよ。


最後に「日本名門酒会Online」について、今年の10月で、「日本名門酒会Online」開始から3年が経過することになるけんど、稼働率100%を目指したいっちゅうことやったがやき。


続いては、企画部の田村部長さんから、「今期の企画と情報発信〜価値の先に見える市場〜」についてのお話があったがよ。
写真5  田村部長













まず、「一年52週の生活提案」の「三大季節酒」について、前年度よりレギュレーションの変更を行うたけんど、特に問題のう進んだっちゅうがやき。
写真6  三大季節酒

変更点は、「古米の使用も認める」<新酒しぼりたて、夏の生酒、秋のひやおろし>と、「常温配送も認める」<新酒しぼりたて(11月15日〜3月末)、秋のひやおろし(瓶貯蔵)>の2点で、これらあについても、あくまで各蔵元の判断にお任せするっちゅうことやったがよ。


次に、「夏涼酒(なつすずみざけ)」の存在感について、現状はまだ「夏生酒」の10分の1ばあの規模やけんど、近年は低アル酒主体となって、バリエーションも増え、存在感も年々増してきゆうきに、将来的にゃあ「夏生酒」と同規模以上に成長するやろうっちゅうがやき。


続いて、「低アルコール酒」について、今後はますます、年間を通して重要なキーワードとなるやろうっちゅうがよ。


いまから20年ばあ前に人気やった甘酸っぱい低アル酒、「一ノ蔵・ひめぜん」や「嘉美心・木陰の魚」らあが、再び注目を浴びだいたっちゅうがやき。


お次は、「蔵元の強みを引き出し、価値を発信」について、まずは1月号の情報紙の「大七」太田社長さんの記事を、あらためて読んでいただきたいっちゅうがよ。


キーワードは「高級純米酒」で、こりゃあ「吟醸酒に寄せること」やあ決してないっちゅうがやき。


そういう意味での高級純米酒たぁ、「大七」の「きもと」はもちろん、宮島社長の思想が詰まった「信濃錦」も、超辛口純米酒の立ち位置でブラッシュアップを続けゆう「船中八策」も、吟醸酒に寄せてない「高級純米酒」やといえるっちゅうて語られたがよ。


続いては、「蔵元」の学びの場について、3月にゃあ「蔵元見学会&技術交流会」(「信濃錦」「七笑」「木曽路」)を開催したけんど、8月7日(水)にゃあ、「メーカー技術交流会」の開催が決定したっちゅうがやき。
写真7  セミナー予定写真8  研修の場













テーマは、「古い酵母による酒造りとその可能性」(酒類総合研究所赤尾先生)についてや、「チアミン等の助剤利用」(高知県工業技術センター上東先生)について、やっちゅうがよ。


お次は、「クラフトジン」について、既に国内ジン市場は17年比1.9倍に成長、国産のシェアは65%に上昇、市場金額は211億(うちサントリーのシェア76%)となり、30年までに450億規模の市場に成長すると言われゆうっちゅうがやき。
写真9  クラフトジン

サントリーの「翠」についちゃあ、急ピッチで飲み場(体験の場)を増やしゆうようで、その意味でも、地域色あるクラフトジンは、今が仕掛け時やっちゅうがよ。


ところが、ジンが既にそればあ流行っちゅうことに、未だに気づいてない酒販店が多いようで、気づいて動きゆう一部の酒販店が1人勝ちになっちゅうらしいがやき。


名門酒会本部としても、ジンの新商品を6月までに投入予定やっちゅうがよ。


続いては「食バラ」(地域の食品のバラ出荷)について、2019年対比で116%と好調で、メルマガ会員も700店に達したっちゅうがやき。
写真10  食バラ












お次は、「飲まない人、飲めない人、あえて飲まない人」らあに向けての、ノンアル飲料の充実についてで、プレミアムノンアル飲料として、「ティージュ・アールグレイ・リキッドティー」、「清水一芳園・香檳烏龍茶」、「JOIN・ぶどうジュース」、「アグビーボー・プレミアム山ぶどうジュース」らあを提案していきたいっちゅうがよ。
写真11  プレミアム・ノンアル













続いては、「SNSとB to C イベント=情報発信」について、マーケティング室の飯田室長さんからお話があったがやき。
写真12  飯田マーケティング室長

まずは「立春朝搾り・SNSキャンペーン」について、詳しい報告があったがよ。












お次は、「宣伝広報に関して」で、「メディチョク」についてのお話があったがやき。
写真13  メディチョク

続いては「B to C イベント」に関してで、「肉フェス2024」への出展について、詳しいお話があったがよ。











なんで「肉フェス」に出るがかっちゅうたら、これまで通りの日本酒イベントじゃあ、よう見る顔だらけになり、広がりがないっちゅうことで、日本酒に縁がない人が集まるイベントに出店することが一番早いっちゅうことながやき。
写真14  肉フェス













ここで15時となり、ちくとコーヒーブレイクの休憩をはさみ、お次はいよいよ小阪裕司先生の特別講演ながやけんど、こちらは明日のblog&Facebookの「中編」にて、ご紹介さいていただきますぜよ。


















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2024年04月01日

「城西館」創業150周年&会長・社長就任披露祝賀会ぜよ!

3月28日(木)は18時から、高知県随一の老舗旅館「城西館」の創業150周年と、藤本正孝氏の代表取締役会長および藤本幸太郎氏の代表取締役社長の就任披露祝賀会が開催されたがやき。


ワシゃあ混雑するろうと思うて、ちくと早めの17時半前にうかごうたら、既に次々に来場者の方々がお越しになりよったがよ。


会場の三階「日輪の間」の前にゃあ、お祝いの生花がところ狭しとズラリと並び、これまでの150年の歴史を彩る写真らあも、ズラリとパネル展示されちょったがやき。
写真1  生花ズラリ写真2  生花とパネル展示












写真3  従業員パネル写真4  天皇陛下パネル












写真5  吉田茂首相パネル

「城西館」は天皇陛下の定宿でもあり、また吉田茂首相の定宿でもあったっちゅうことで、それらあの記念写真らあもパネル展示されちょったがよ。









「日輪の間」の入口にゃあ、発起人の皆さんと藤本新会長さんと新社長さんらあが並ばれ、来場者の皆さんお1人おひとりにご丁寧なご挨拶をされよったがやき。
写真6  入口でご挨拶













テーブルについて、150周年の記念パンフを拝見したり、この日の料理メニューらあを確認したりしよったら、マグロの解体ショーが始まるっちゅうアナウンスがあったき、ちくと見学に行かいてもうたがよ。
写真7  席につく写真8  料理メニュー












写真9  本鮪解体写真10  本鮪解体2











写真11  本鮪解体3写真12  本鮪解体4

巨大な天然本マグロが、見事に解体されていく様は、なかなかの見ごたえやったがやき。


さて、会場にゃあ約300名のお客様が来場され、ビチビチ満席状態となったがよ。






ほんで、18時にゃあ開会となり、まずは「城西館」さんの記念動画が流されたがやき。
写真13  オープニング動画












「みなさまと共に、伝統を、想いを、笑顔を、未来に紡いでまいります。」っちゅう言葉で締め括られ、いよいよ祝賀会のスタートながよ。
写真14  みなさまと共に











既に壇上にゃあ、藤本新会長と新社長のお2人が座られちょったがやき。
写真15  壇上に会長社長











まずは発起人の方々のご紹介があり、高知県商店街振興組合連合会の廣末理事長さんから、発起人代表の言葉があったがよ。
写真16  発起人紹介写真17  発起人代表廣末さん挨拶













続いては、ご来賓を代表して、霤長眞慮知事さんから、お祝辞があったがやき。
写真18  霤鎮了お祝辞










お次は、藤本正孝会長さんから、御礼のご挨拶があったがよ。
写真20  藤本社長挨拶写真19  藤本会長挨拶











続いては、藤本幸太郎社長さんから、御礼のご挨拶があったがやき。


また藤本社長さんは、パワーポイントを使うて、150年の歴史とこれからの「城西館」について、いろいろご紹介もされたがよ。
写真21  パワポ天皇陛下












150周年にちなんだテーマを「紡ぐ」として、その意味を、「さまざまなものをより合わせ、1つのものを作り出す」としたっちゅうがやき。
写真22  紡ぐ













ほんで、テキスタイルアーティストで染色作家の山香織さんのデザインを採用し、日本酒、ワイン、クラフトビール、ジンジャースパークリング(ノンアル)っちゅう4品のオリジナル商品を開発したっちゅう発表があったがよ。
写真23  アーティスト山香織さん写真24  オリジナル4商品













ちなみに日本酒の「紡(つむぐ)」(純米大吟醸原酒)は、もちろん司牡丹の最高ランク商品(精米歩合35%)ながやき。


そんな藤本社長さんのお話の合間に、スタッフの皆さんによって乾杯用のシャンパンが注がれたがよ。


ほんで、桑名高知市長さんのご発声にて、約300名のご来場者の皆さんが一斉に景気よう、「乾杯!」したがやき。
写真25  桑名市長乾杯発声写真26  乾杯














さあ、そっから後は、次々に素晴らしいお料理の数々が出されたがよ。



●握り鮨(活き車海老トビ子、縞鯵キャビア、鮃いくら)
写真27  前菜寿司
●祝い盛(天然真鯛姿造り、伊勢海老姿造り、金目鯛、勘八、サザエ)
写真28  お造り盛り












●解体実演本鮪(造り・寿司盛り合わせ)
写真29  本鮪盛り
ビールらあも出されたがやけんど、こりゃあ日本酒が欲しいっちゅうことで、ワシゃあ早速「司牡丹・紡」(純米大吟醸原酒)を取りに行かいてもうたがやき。











ワシのテーブルの皆さんに、グラスを用意さいてもうて、「司牡丹・紡」を注いで回らいてもうたがよ。
写真30  純米大吟醸紡













皆さんからは、「こりゃあメチャクチャ美味しい!」「こぢゃんと華やか!」っちゅう、大絶賛のお誉めの言葉をいただいたがやき。
写真31  宴席風景2024.4.1写真32  宴席風景2












「金凰司牡丹」(本醸造酒)の燗酒も出され、こちらのお酒も周りの方々に注ぎまくらいてもらいもって、美味しいお料理の数々をいただいたがよ。


さすがに解体実演された本鮪のお造りと握りは、メチャクチャ絶品やったがやき。


さて、しばしテーブルにてお酒とお料理をいただいた後は、「司牡丹・紡」を片手に、ワシゃあ席を立って、アチコチ回らいてもうたがよ。


霤鎮了さんにも、「司牡丹・紡」を注がいてもうて、ワシが理事長を務めさいてもらいゆうNPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」の顧問にご就任いただいたことに対して、御礼を伝えさいてもうたがやき。


また、桑名高知市長さんとも酌み交わさいてもうて、先日の香川県知事さんとの懇親会の話題らあで盛り上がったがよ。


アチコチ回らいてもらいもって、いろんな方々らあと酌み交わしまくり語り合わいてもうたがやけんど、かなりの数の方々らあが「司牡丹・紡」を持ち歩きもって注ぎまくられよって、まっこと有り難いことながやき。


皆さんからは、「この酒はまっこと絶品や!」っちゅうて、大絶賛もいただき、まっこと嬉しいかぎりやったがよ。


デザートコーナーにも、充実の美味しそうなスウィーツがズラリと並んじょったがやき。
写真33  デザート

ワシゃあ、さらにアチコチ回りもって、いろんな方々らあと語り合いまくりもって酌み交わしまくりよったら、司会の方からお席に戻ってくださいっちゅうアナウンスがあったがよ。


何じゃろかと思いよったら、早くも閉会時間の20時やっちゅうことで、ワシゃあ急いで自分の席に戻んて、まだいただいてなかったお料理らあをちくといただいたがやき。


中締めのご挨拶は、四国銀行の小林頭取さんやって、かなりの酔っぱらい状態やったようで、ちくとロレツがあやしかったけんど、無事ご挨拶を終えられ、藤本会長さんと藤本社長さんとガッチリ握手を交わされ、会場は拍手喝采となって、大団円のお開きとなったがよ。
写真34  中締め四銀小林頭取












藤本会長さん、藤本社長さん、ご就任まっことおめでとうございます!
写真35  拍手でお開き












また、「城西館」さんの皆さん、150周年まっことおめでとうございますぜよ!















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司牡丹酒造株式会社

  
Posted by tsukasabotan at 14:36Comments(3)