2024年07月31日

高松で「第78回・四国酒蔵巡り企画委員会」ぜよ!

7月18日(木)は、15時から「第78回・四国酒蔵巡り企画委員会」の会議が、香川県高松市の「久本酒店」さんの2階会議室にて開催されたがやき。


ちなみにこの企画内容らあについちゃあ、詳しゅうは「四国酒蔵88ヶ所巡り」のホームページ(http://sake88.info/)や、これまでの委員会のブログ(前回は「2024年4月11日」のブログ)をご参照いただきたいがよ。


さて、ワシゃあ前日の大阪からJRにて高松入りし、川鶴酒造の川人社長に迎えにきてもうて、会場の「久本酒店」さんに向こうたがやき。
2024.7.31写真1  久本酒店

ワシゃあ懇親会用の自社のお酒を持ってきてなかったき、『久本酒店』さんにて、「船中八策」(超辛口・純米酒)を購入さいてもうたがよ。


ほんで今回は、委員会会場に、香川県・川鶴酒造の川人社長、愛媛県・近藤酒造の近藤社長、徳島県・斎藤酒造の斎藤社長、高知県・司牡丹酒造のワシ、統括の久本酒店・佐藤社長、Web担当の小島さんっちゅう6名のメンバーと、某署の方らあが集まったがやき。



会議はいっつものように、佐藤社長の進行でスタートしたがよ。
写真2  委員会スタート

まずは、「四国酒蔵88ヶ所巡り」のホームページ(http://sake88.info/)のアクセス状況について、昨年度よりかアクセス数が増加傾向にあるっちゅう報告がWeb担当の小島さんからあったがやけんど、どうやら大半が中国からのアクセスやっちゅうことやったがやき。


続いては、「YouTubeによる酒蔵PRの件」で、「漫画と歌で巡る『四国酒蔵88箇所巡礼』〜『四国酒一万勺』〜」(https://camp-fire.jp/projects/view/237007)のクラウドファンディングが目標を達成し、その支援金にてこぢゃんと笑える四国の酒蔵のYouTube動画も完成しちゅうがやけんど、その視聴率についてながよ。



まだまだ認知度が足りんき、各蔵のHPやSNSらあで周知を徹底してほしいっちゅうことやったがやき。
2024.7.31写真3  委員会風景

ちなみに、YouTube動画「四国酒蔵88箇所巡りチャンネル」は、かなり笑える替え歌4コマ漫画動画やき、是非たくさんの方々にご覧いただきたいがよ!


四国酒蔵88箇所巡りチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC6iKKLRM2Wm-80sUiw3vRxw

お次は、前々回・前回の委員会にて出されちょった、四国運輸局さんからの「四国観光新発見事業」の件についてながやき。


残念ながら、こちらに提案さいてもうちょった事業案は、不採用っちゅう結果に終わったっちゅうことやったがよ。


続いては、「インバウンド客への日本酒提案について」で、前々回・前回に集約されたアイデア、「日本酒ラベルの裏面に英語表記の蔵説明のQRコードを印刷して、各飲食店や酒関係のイベントらあで、飲んでくれた外国人に1枚配り、四国の88ヶ所の蔵元のラベルを蒐集させる」っちゅう内容についちゃあ、愛媛の近藤さんにテストトライをお願いするっちゅうことで、再確認されたがやき。


お次は、各県間の情報交換ながよ。


日本酒造組合中央会四国支部長でもある川人社長から、来年は「四国×酒国」(酒蔵ワンダーランドon大阪)を是非復活開催させたいっちゅう話題が提供されたがやき。


京セラドームで開催しょうっちゅう案があるらしいがやけんど、果たしてこんな広い会場で開催して、来場者が集まってくれるかっちゅう心配があるっちゅうがよ。


けんど、つい先日PayPayドームにて「本格焼酎・泡盛とうまいもん祭り」が開催されちゅうようなし、また毎年2月に阿波池田で開催されゆう「四国酒まつり」にゃあ約3万人が訪れゆうっちゅうがやき、四国の日本酒とうまいもんで京セラドームをいっぱいにすることも、不可能やないろうっちゅうことになったがやき。


続いては、次回の委員会についてで、10月7日に高知県にて開催することに決まったがよ。


最後に、某署の方からのお話があり、こうして16時過ぎばあにゃあ、「第78回・四国酒蔵巡り企画委員会」は無事お開きとなったがやき。


委員の皆さん、オブザーバー参加の皆さん、まっことお疲れ様でしたぜよ!


さてこの後は、第41回全国きき酒選手権大会優勝者のお店「ガブマル食堂」さんにて、ちくと早めの17時ばあから懇親会やったがよ。
写真4  ガブマル食堂

ちくとまだ全員揃うてなかったけんど、とりあえずの生ビールにて乾杯の練習をしたがやき。










ほんで、2杯目のビールを飲みもって、前菜らあをいただきよったら、皆さん続々と集まってこられたがよ。
写真5  前菜


委員会は欠席やった交通担当の松浦さんも来られて、みんなあが揃うたがやき。








ほんで、持ち込みさいてもうた、「川鶴・純米吟醸・田野々」「華姫桜・凛」「御殿桜・純米生原酒」「司牡丹・船中八策」(超辛口・純米酒)らあをお互いに注ぎ合うて、あらためてみんなあで、正式な乾杯をしたがよ。
写真6  4蔵の酒











さて宴席にゃあ、「アヒージョ」やら「フリッター」やら「煮込み料理」やら「生ハムサラダ」やらが次々に登場し、4蔵のお酒をガンガン酌み交わしまくり、みんなあ杯も箸も会話も止まらんなったがやき。
写真7  アヒージョ写真8  フリッター













とにかく、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、一気に盛り上がったがよ。
写真9  煮込み料理写真10  生ハムサラダ












マジメな酒造りの話題から下ネタまで、こぢゃんと幅広いいろんな話題で盛り上がりまくったがやき。


お料理にゃあ、「ポテトフライ」や「パエリア」らあも登場し、なかなかうまいもんやき、さらにお酒が進みまくり、杯も箸も会話も止まらんなって……ガンガンの大盛り上りとなったがよ。
写真11  盛り上がる宴席写真12  ポテトフライ












写真13  パエリア









こうして、みんなあ立派な酔っぱらいになった19時半ばあにゃあ、大団円のお開きとなったがやき。


四国酒蔵巡り企画委員の皆さん、今回もまっことありがとうございましたぜよ!
















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社
  

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2024年07月30日

司牡丹のミニセミナー&大試飲会!「司牡丹・百花展in大阪」ぜよ!

7月17日(水)は、日本名門酒会本部・株式会社岡永さんと司牡丹酒造との共同開催で、司牡丹のミニセミナーや大試飲会らあがテンコ盛りっちゅう加盟酒販店さん向けのイベント、「司牡丹・百花展in大阪」が、「TKPガーデンシティーPREMIUM心斎橋」にて開催されたがやき。
写真1  百花展案内
今回の「百花展」の内容は、まずは浅野杜氏が担当し「司牡丹&高知大学のコラボ共同研究ミニセミナー」(10分)を開催し、その後「共同研究から生まれた試験醸造品の試飲&意見交換会」(20分)、続いてはワシが担当し「『マキノジン』開発秘話ミニセミナー」(10分)を開催し、その後「マキノジン」開発者の塩田貴志さん担当にて「『マキノジン』を使うたカクテル実演&試飲&意見交換会」っちゅう流れながよ。


さらに、ちくと10分ばあ休憩した後は、司牡丹の主力商品30種類以上を試飲していただく「司牡丹・大試飲会」(60分)を開催し、閉会挨拶等らあがあり、お開き(有志で懇親交流会)っちゅう予定ながやき。


そんなテンコ盛りの内容やき、なかなか準備も大変やっちゅうことで、ワシと浅野杜氏と塩田さんは朝一便の飛行機で高知を出発し、会場にゃあ、10時半ばあに到着したがよ。


ほんで、ワシらあが到着したら司牡丹の関西担当営業の下元くんと、岡永さんの関西担当営業の稲葉さんが既に到着しちょって、5人でちくと前準備をしたがやき。


実はこの会は、同内容で「司牡丹・百花展in東京」を6月13日(木)に開催しちょって、こちらは岡永さんの本社にて開催やったき冷蔵庫でお酒を冷やしたりとかは万全やったがやけんど、今回の大阪会場はセミナールームみたいな会場やき、冷蔵庫も氷もないっちゅうことやったがよ。


ほんじゃき、稲葉さんに氷を仕入れてきてもうちょって、みんなあで「大試飲会」用の司牡丹のお酒らあを、氷を使うて冷やす前準備作業らあをさいてもうたがやき。
写真2  試飲会場準備


準備万端整うて、11時半ばあからは昼食&休憩をさいてもうたがよ。


13時ばあにゃあ会場に戻んたら、岡永さんの他のスタッフの皆さんや、飯田社長さんも到着されたがやき。




ほんで、13時半ばあから、次々に参加加盟店の皆さんらあがお越しになったがよ。
写真3  セミナー会場にお客様来場

ちなみに今回は、関西の加盟酒販店の皆さん27店33名の方々にご参加いただき、まっこと有り難いことながやき!






さて開会時間の14時にゃあ、だいたい揃われたようで、まずは宮原部長さんの進行にてスタートし、ワシから簡単に開会のご挨拶をさいてもうたがよ。
2024.7.30写真4  開会写真5  参加者の皆さん










続いては、浅野杜氏が担当する「司牡丹&高知大学のコラボ共同研究ミニセミナー」ながやき。


高知大学理工学部化学生命理工学科の小准教授さんと司牡丹の共同研究、「小規模酒造でも実施可能な超短期的かつ自在な新酒開発事業の創出」が、令和3年度高知県産学官連携産業創出支援事業に採択されたがよ。
写真6  浅野杜氏セミナースタート写真7  浅野杜氏セミナー風景












こりゃあ、小先生が考え出いた、日本酒の主要成分をいっぺんに調べることができるっちゅう世界初の分析方法を使うて、従来は3〜5年ばあかかりよった新商品の開発が1年ばあででき、しかも費用も大幅に抑えることができるっちゅう、こぢゃんと画期的なシステムながやき。

このシステムを活用し、これまで使用されんまんま眠っちょった100種類以上ある高知酵母の全ての特性を短期間で明らかにし、いままでにない新しい香味を持つ新商品の誕生を目指すっちゅうもんながよ。


この話題について、司牡丹の浅野杜氏から、詳しゅうご紹介さいてもうたがやき。


ほんでその後は、そんな「共同研究から生まれた試験醸造品の試飲&意見交換会」ながよ。
写真8  試験醸造酒写真9  試験醸造酒試飲風景












写真10  試験醸造酒意見交換会

今回誕生した試験醸造酒第1号は、アルコール分9%ばあで、薄にごりのスパークリング酒ながやき。


こちらを皆さんに試飲していただき、皆さんにご意見やご感想を語っていただき、意見交換会を実施さいてもうたがよ。


数名の方々から、活発にいろんなご意見をいただけ、盛り上がったがやき。


こちらの試験醸造酒第1号についても、概ね好評やったけんど、ワシや浅野杜氏から、将来的にゃあ「低アルコールの辛口酒」っちゅう、これまでにない新商品の開発を目指したいっちゅう目標についての話をさいてもうたら、皆さんこぢゃんと期待しちゅうっちゅう、嬉しい声もたくさんいただけたがよ。


続いてはワシが担当し、「『マキノジン』開発秘話ミニセミナー」を実施さいてもうたがやき。


2019年7月から高知大学の「土佐FBC-BBコース」に塩田さんが入られ、同年10月の「土佐の酢みかん&土佐寿司祭り」に、「土佐FBCシロップ部会」として参加したことらあを、まず最初に紹介さいてもうたがよ。


ほんで、その「土佐の酢みかん&土佐寿司祭り」にて、きき酒ならぬ「きき木酢」(酢みかん=木酢)が行われ、そこでジンを使うて酢みかん違いのきき酒ができたら面白いっちゅう意見があり、これが高知県初のクラフトジンづくりの着想になったっちゅうがやき。
写真11  マキノジン開発秘話セミナー写真12  マキノジンのカクテル実演











写真13  カクテル実演風景写真14  カクテル試飲風景












写真15  塩田さん解説写真16  マキノジン意見交換会












さらに塩田さんが「土佐FBC Sコース」に在籍され、蒸留とボタニカルについて研究をスタートさいたことや、2020年10月に司牡丹酒造に来られて、クラフトジンをつくりたいっちゅう話が初めてあり、これが「マキノジン」命名の瞬間やったっちゅう話らあをさいてもうたがよ。


続いて、「土佐FBCによるマキノジンの研究の背景と足跡」らあについて、サントリーの鳥井和之技術顧問から聞いた「バーテンダーの技術であるインフュージョンがキレイにできりゃあその蒸留はうまいこといく」っちゅうことを学んだことが大きいっちゅう話らあをさいてもうたがやき。


さらに、「マキノジンのスペック」や「マキノジンの特徴」らあについて、語らいてもうたがよ。


お次は、「マキノ蒸留所」について、牧野博士の実家の酒蔵やった場所に蒸留器があり、そこで「マキノジン」が蒸留されたっちゅう運命的な偶然についてや、ステンレス製の蒸留器で銅製蒸留器に勝つために、塩田さんがボタニカル原料の不純物を徹底して取り除き、インフュージョンしたっちゅう話らあをさいてもうたがやき。


ほんで、2021年末にクラウドファンディングに挑戦し、260万円の資金を調達し、2022年2月に正式発売したがやけんど、その発売日の10日ばあ前に、「2023年4月からのNHK朝ドラは、牧野博士を主人公のモデルにした『らんまん』に決定!」っちゅう報が流れ、びっくり仰天したことや、そのお陰で初年度の2458本は大人気となり、アッちゅう間に完売したっちゅう話らあをさいてもうたがよ。


さらに、2023年度は蒸留量を前年度の7倍ばあに増やし、結果として2022年2月から2023年9月までの合計で15000本を超える出荷となり、総売上は3200万円を超えたっちゅう話らあをさいてもうたがやき。


続いては、「マキノジンの理念」である牧野博士の言葉「植物に感謝しなさい。植物がなければ人間は生きていけません。植物を愛すれば世界中から争いはなくなるでしょう。」の紹介や、今後の商品計画や課題や目標らあについての話らあをさいてもうたがよ。


さらに最後に「グローバル化からリローカライズ(地場化)へ」っちゅう話をさいてもうて、さらにさらに、世界で最も権威のある酒類コンテスト、「IWSC(インナーナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション) 2024」において、「マキノジン」が「SILVER」賞を受賞したっちゅう報告をさいてもうて、今後は世界に向けて飛躍していくことやろうっちゅうて、締めくくらいてもうがやき。


その後は、「マキノジン」開発者の塩田さんに、「マキノジン」を使うたカクテルづくりを目の前にて実演していただき、そのカクテル(酢みかんリッキー)を皆さんに試飲していただいたがよ。


その鮮烈な美味しさに、アチコチから感嘆の声があがったがやき。


ほんで、意見交換会にうつったがよ。


ここで開発者の塩田さんから、こだわりの原料処理「インフュージョン」について、たとえば原料のブシュカンの皮を手でむいて白い薄皮をひとつひとつ取り除くとかっちゅう、こぢゃんと手間のかかる手法らあについてを、ちくと解説してもうたがやき。


皆さんからは、「これほどの手間ひまとこだわりと、語れるストーリーがあるたぁ知らんかった!」っちゅうような、驚きの声や悦びの声らあを、たくさんいただけ、盛り上がったがよ。


こうして15時過ぎにゃあ休憩タイムとなり、その間に皆さんにゃあ会場を移動してもうて、司牡丹の主力商品30商品以上が試飲できる、「司牡丹大試飲会」が開催されたがやき。


超高級酒の「座(THE)司牡丹」(永田農法・純米大吟醸原酒・袋吊り搾り)<720ml:22000円>を筆頭に、「純米大吟醸酒・大吟醸酒」が7アイテム、「司牡丹・土佐宇宙深海酒」を筆頭に「純米吟醸酒」が7アイテム、大定番の「船中八策」を筆頭に「純米酒」が11アイテム、「司牡丹・土佐の超辛口本醸造」を筆頭に「本醸造酒」が3アイテム、さらに「焼酎」2アイテム、「ジン」2アイテム、「リキュール」2アイテムっちゅう全34アイテムに加え、「Kura Master2024」にてプラチナ賞を受賞した「司牡丹・Delight」(スパークリング純米吟醸酒)も後から追加で加えたき、全35アイテムっちゅう豪華ラインナップやったがよ。
写真17  試飲会場・大吟写真18  大吟・純米吟醸











写真19  純米吟醸写真20  純吟・純米












写真21  純米写真22  純米2











写真23  純米・本醸造写真24  本醸造・スパークリング











写真25  焼酎・ジン写真26  リキュール











さらに、「和らぎ水」として「司牡丹・仕込水」(仁淀川水系の湧水)や、司牡丹が真価を発揮するにゃあやっぱしツマミを食べもって飲んでこそやき、土佐の高知のおツマミ、「姫かつお角煮」「福辰の酒盗」「つまみのり」らあもズラリやったがやき。
写真27  姫鰹角煮写真28  酒盗












写真29 つまみのり

皆さん、その豪華なラインナップに感動されもって、こぢゃんと熱心に試飲していただいたがよ。


「ジン」コーナーじゃあ、再び塩田さんが、「マキノジン」と「マキノジン・文旦フレーバー」を使うたカクテルを、その場で作って提供してくださり、人だかりができて人気コーナーになっちょったがやき。


ワシもチョコチョコ試飲さいていただきもって、いろいろ皆さんの声らあを聞かいてもうたがよ。


本醸造の美味しさに感動したっちゅう声を、何人もの方々から聞くことができ、あらためて本醸造の可能性に気づかいてもうたがやき。


また、全般的にどれを飲んだちうまい!っちゅう声も、何人もの方々から聞かいてもうて、まっこと有り難いことながよ。
写真30  試飲風景写真31  試飲風景2











写真32  試飲風景・カクテル


さらに、飲んだことのないお酒らあに新たな発見があったとか、食とお酒を合わせるとお互いが引き立ってサスガやと思うたとか……まっこと嬉しいお言葉をたくさんいただけたがやき。


こうしてアッちゅう間に「大試飲会」の1時間が経過し、皆さんにゃあ再び元の会場に戻んていただいたがよ。


ほんで、まずワシからアンケートのお願いをさいてもうて、株式会社岡永の飯田社長さんから、閉会のご挨拶をいただいたがやき。
写真33  飯田社長閉会挨拶

飯田社長さんからも、絶賛のお言葉をいただき、まっことありがとうございます!


こうして16時半ばあにゃあ、「司牡丹・百花展in大阪」は無事お開きとなったがよ。


ご参加いただきました加盟酒販店の皆さん、そして全面的にご協力してくださった岡永さんの皆さん、まっことまっことありがとうございましたぜよ!


さてその後は、有志の方々と懇親会やって、皆さんにゃあ「大試飲会」のお酒の中から、好きなお酒を選んで持ち込みしていただいたがやき。


加盟酒販店の皆さん14名が参加してくださり、ワシと浅野杜氏と下元くんと塩田さん、岡永さんの皆さんも加わり、大懇親会が「牧水」さんにて17時から開催されたがよ。
写真34  懇親会場・牧水

早速、持ち込みさいてもうた司牡丹のお酒をガンガン酌み交わし、美味しいお料理をいただきもって、こぢゃんと語り合うて盛り上がったがやき。









ワシもたくさんの加盟店の皆さんらあと語り合わいてもうたがやけんど、浅野杜氏も塩田さんも、いろんな方々らあとこぢゃんと語り合うて、大いに酌み交わし、盛り上がりよったがよ。
写真35  懇親会風景写真36  懇親会風景2











皆さんからは、あらためて「やっぱし司牡丹のお酒は、料理を食べもって飲んだ方が一番美味しい!」っちゅう声も、何人もの方々からいただけ、まっこと我が意を得たりで嬉しいかぎりやったがやき。
写真37  懇親会・雫酒と料理写真38  ワイワイ懇親会











写真39  かに道楽で2次会


途中から、塩田さんが「マキノジン」を使うたカクテルを作ってくださり、こちらはまたまた大好評やったがよ。


こうして19時過ぎばあまで盛り上がりまくり、懇親会は大団円のお開きとなったがやき。


懇親会までご参加いただきました皆さん、まっことまっことありがとうございました!


ちなみにその後は、さらに有志のメンバーにて2次会で、「かに道楽」さんに入ってガンガンに盛り上がりまくり、とにかく行き抜けてしもうたがは、そりゃあ当然やったがぜよ。
















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2024年07月29日

「第15回・高知司牡丹を楽しむ会」告知とその幹事会ぜよ!

7月16日(火)は、まず午前中の10時からは、高知県酒造組合に理事長のワシと監事のお2人(「安芸虎」の有光社長と「無手無冠」の山本社長)と事務局の秋久さんの4名が集まって、高知県酒造組合の監査会が開催されたがやき。


ほんでその晩の18時半からは、「得月楼」さんにて「第15回・高知司牡丹を楽しむ会」の幹事会が開催されたがよ。
写真2  得月楼

幹事をお願いしちゅう皆さんのうちの5名の方々と、司牡丹から5名での懇親会やったがやき。


ちなみに「高知司牡丹を楽しむ会」は、当初は2年に1回のペースでの開催やったがやけんど、ファンの方々から「毎年開催してほしい!」っちゅう声も多いっちゅうことで、2017年からは毎年開催しよったがよ。


けんど3年連続開催の2019年を最後に、コロナ禍で3年間中止となっちょったき、昨年に4年ぶりの開催となって、今年が15回目の開催となるっちゅうことながやき。


尚、今年の「第15回・高知司牡丹を楽しむ会」の詳細についちゃあ、以下をご参照くださいや。
2024.7.29写真1  チラシ

【第15回・高知司牡丹を楽しむ会】

●主催:高知司牡丹を楽しむ会(事務局:司牡丹酒造)

●日時:令和6年9月6日(金)18時30分〜20時30分(受付開始と利き酒コーナーは18時より)

●場所:城西館(高知市上町2-5-34 TEL:088-875-0111)

●会費:1万円<全席指定>

●定員:250名様(お申し込み受付は先着順となります。)※8月30日〆切(ただし定員に達し次第締め切りますので、お早めにお申し込みください。)

●内容:「きき酒大会」「袋吊り今搾り」「はし拳大会」「お楽しみ抽選会」等、盛り沢山の内容です。

●問合先・申込先:司牡丹酒造(株) 高岡郡佐川町甲1299 TEL:0889-22-1211 FAX:08889-22-4116 E-mail:ainet@tsukasabotan.co.jp


ご参加ご希望の方は、上記お申込先宛に、お電話、FAX、メール等にて、お早めにお申し込みいただけましたら幸いながよ。


さて幹事会は、魚住常務の司会にて開会し、まずはワシからご挨拶をさいてもうて、続いては「高知司牡丹の会」竹島会長さんから、ご挨拶をいただいたがやき。

ほんで、本年度「全国新酒鑑評会」最高位金賞受賞酒「司牡丹・黒金屋」(大吟醸原酒)にて乾杯し、宴席がスタートしたがよ。


美味しいお料理が次々に登場し、飲んで食べて語り合うて、イッキに盛り上がったがやき。


⚫先付:枝豆豆富
写真3  黒金屋と先付・前菜

⚫前菜:法月寿司・白瓜雷干し・鱧煮こごり・ミニトマト・蛸やわらか煮・鶏ソーセージ










⚫吸物:薄葛仕立 冬瓜すり流し ずわい蟹
写真4  吸物

続いては、ビールも出され、さらに「得月楼」さんオリジナルのお酒「陽暉楼」(司牡丹の超辛口・純米酒)も出されたがよ。


当然「陽暉楼」をガンガン酌み交わしまくり、「向付」をいただいたがやき。







⚫向付:新子そぎ造り 伊佐木湯引き 縞鯵重ね造り
写真5  陽暉楼と向付


⚫焚合せ:四万十そうめん
写真6  四万十そうめん

さらに「金凰司牡丹」(本醸造酒)のお燗酒が登場したら、そっから後はイキナリ皆さんお銚子と杯を持って移動しまくりとなり、アチコチでこのお酒を酌み交わしまくり、一層盛り上がったがよ。


ワシもアチコチ移動しもって、皆さんと酌み交わし酌み交わし、盛り上がりまくったがやき。




⚫焼物:土佐あかうしローストビーフ 二色パプリカ
写真7  焼物

⚫揚物:二色揚げ
写真8  揚物












しばしアチコチ回って酌み交わしまくって盛り上がり、自分の席に戻んたら、「焼物」と「揚物」が出されちょったき、ちくとこちらをいただいたがよ。
2024.7.29写真9  宴席風景

ちくといただいてから、再びアチコチ移動さいてもうて、酌み交わしまくって盛り上がったがやき。








20時過ぎばあにゃあ、盛り上がってちくと仲居さんと「はし拳」を打つ方もおられたがよ。
2024.7.29写真10  はし拳











⚫香物・ご飯・つがに汁
写真11  ご飯・香物・つがに汁












⚫果物:焼茄子アイス


20時半過ぎにゃあ、〆の「ご飯」「香物」「つがに汁」「焼茄子アイス」らあが登場したがやき。


けんど、皆さんこぢゃんと盛り上がって、ズーッと飲んで飲んで語り合うて語り合うて、盛り上がりまくりやったがよ。


ほんで、中締めの前に、幹事の皆さんに「高知・司牡丹を楽しむ会」のチケットとチラシらあをお渡しし、販売のお手伝いのお願いをさいてもうたがやき。
2024.7.29写真12  中締め

こうして、スタートから2時間半が過ぎた21時ばあにゃあ、まっことみんなあかなりの酔っぱらいになっちょって、大団円のお開きとなったがよ。


「得月楼」さん、まっこと美味しいお料理を、ありがとうございました!


そして幹事の皆様、お忙しい中をご出席賜り、まっことありがとうございました!


「第15回・高知司牡丹を楽しむ会」を、何とぞよろしゅうお願い申し上げますぜよ!
















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社
  
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2024年07月28日

幸せの言の葉<1840>

「共感っちゅうもんは、それをかき立てる相手の境遇を考慮することによって起こるがぜよ。」(アダム・スミス)


イギリスの哲学者、倫理学者、経済学者で、「国富論」の著者として世界的に知られちょって、「経済学の父」と呼ばれる、アダム・スミス(1723〜1790)さんの言の葉ながやき。


人生における問題や悩みの大半は、人間関係が原因やといわれゆうがよ。


そんな人間関係の問題や悩みらあをできるだっけ減らいて、良好な人間関係を周囲に築きあげることができるかどうかは、結局のところは共感力がモノをいうがやき。


共感力たぁ何かっちゅうたら、そりゃあ詰まるところ、あらゆる場面で相手の立場になって考えることができるかどうか、相手の境遇を考慮することができるかどうかっちゅうことながよ。


ほいたら、そんな共感力をどういたら高めることができるがかっちゅうたら、最終的にゃあ想像力の問題に行き着くがやき。


いっつも自分のことしか考えてないような行動ばっかししゆう人っちゅうんは、自分がされたらイヤなことを平気で相手にしゆうっちゅうことやき、自分がもし相手の立場やったとしたらどう思うやろうとかっちゅう、そんなリアルな想像力がまったく欠如しちゅうっちゅうことながよ。


ほんじゃき、あらゆる場面において「もし自分と相手の立場が入れ替わったとしたら……」っちゅうて、リアルに想像力を働かせよったら、共感力っちゅうんは自然と高まっていくもんながやき。


そうやって共感力が高まっていきゃあ、おまさんの周囲の人間関係は、ドンドン良好になっていくがよ。


ほんで、人間関係が良好になっていきゃあ、人生における大半の問題や悩みはドンドン減っていくっちゅうことになり、つまりはドンドン幸せな人生になっていくっちゅうことながぜよ!


  
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2024年07月27日

幸せの言の葉<1839>

「まっとえい時代はあったかもしれんけんど、今がワシらあの時代ながぜよ。」(ジャン=ポール・サルトル)


フランスの偉大な哲学者、小説家、劇作家で、自らの意志でノーベル賞を辞退した最初の人物、ジャン=ポール・サルトル(1905〜1980)さんの言の葉ながやき。


日本における今の時代は、人口減少や高齢化らあによる顧客消滅時代であり、さらにウクライナ戦争らあによる影響で原価が高騰する価格上昇時代でもあるがよ。


さらに地球規模でみりゃあ、気候変動らあにより異常な自然災害らあが多発する大変な危機の時代でもあるがやき。


そんな時代やのうて、まっと平穏で平和やった過去の時代に生まれたかったっちゅうてなんぼ嘆いたところで、そりゃあ絶対に叶うことのない願いながよ。


人間は誰やち、自分が生まれたその時代の中で生きていくしかないがやき。


ほいたら、自分が生まれたこの時代の中で、いかに幸せに生きていくか、その生き方を考えるしかないっちゅうことになるがよ。


こんな時代に自分が生まれたっちゅうこたぁ、絶対に何らかの意味があるはずながやき。


それをシッカリと受け止めて、今がワシらあの時代ながじゃと覚悟を決めたそん時に、こんな時代に自分が生まれてきた真の意味に、気がつけるはずながよ。


自分が今おるその時代や環境の中で、いかに素晴らしい花を咲かせることができるかどうかは、この時代を引き受ける覚悟の深さで決まるっちゅうことながぜよ!


  
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2024年07月26日

所沢「にっぽん旬彩亭 酒BAR」にて「Okuni brand 唎酒会」<司牡丹の会>ぜよ!

7月14日(日)は、西武所沢店B1階の「にっぽん旬彩亭 酒BAR」さんにて、15時からと17時からの2部制で、「Okuni brand 唎酒会」<司牡丹の会>が開催されたがやき。


元々飲食業界に長年携わられ、日本酒の伝道師として活躍して来られた岡村芳真さんは、ワシの大学の大先輩やって、これまでもいろいろお世話になっちゅうがよ。


そんな岡村さんから、今は「おくにブランドジャパン株式会社」の取締役として活動されゆうっちゅうことで、是非その会社が経営しゆう「酒BAR」にて「司牡丹の会」を開催したいっちゅうて依頼があり、開催に至ったっちゅう流れながやき。


さて、ワシゃあ西武所沢店さんに14時半ばあにうかごうて地下1階に入り、しばしウロウロ「酒BAR」を探し歩いてしもうたがよ。


西武百貨店さんの酒売場の奥に、「にっぽん旬彩亭 酒BAR」はあったがやき。
写真1  酒BAR

久々にお会いする岡村さんにご挨拶し、初めてお会いする土井社長さんと、名刺交換さいてもうたがよ。


お店は、カウンター席8席とテーブル席2席のみで10名で満席っちゅう小ぢんまりしたBarながやき。


ほんで「司牡丹の会」の告知看板にゃあ、第1部15時〜17時、第2部17時半〜19時半で、既に満席、会費は4950円(税込)で日本酒6種とお食事付きっちゅうて記載されちょって、二部ともにシュッと満席になり、キャンセル待ちが何人も出たっちゅうき、まっこと有り難いことながよ。
写真2  司牡丹の会看板












お店は、こちらの「酒BAR」だっけかと思いよったら、全国の珍味らあの食品も販売されよって、けんど西武百貨店さんの酒売場や酒肴売場らあと連なっちゅうもんやき、どっからどこまでがこちらのお店の売場かは、なかなか分かりにくいがやき。
写真3  食品売場写真4  食品売場2












写真5  西武酒売場

ちなみに西武百貨店さんの酒売場にゃあ、司牡丹商品が5アイテム(「美彩司牡丹(純米大吟醸酒)」「司牡丹・百花王(純米吟醸酒)」「司牡丹・蒼々(純米吟醸酒)」「司牡丹・CEL24(純米吟醸酒)」「豊麗司牡丹(純米酒)」)、しっかり置かれちょったがよ。
写真6  司牡丹リスト


まっこと、ありがとうございます!









さて、今回の「司牡丹の会」にゃあ、ご覧の酒リストの通り6アイテム(+隠し酒)が出されるがやき。


●「華麗司牡丹」(純米大吟醸酒)

●「司牡丹・土佐麗」(純米吟醸酒)

●「司牡丹・生鮮酒<夏>零下貯蔵生酒」(純米生酒)

●「自由は土佐の山間より」(超辛口・純米酒)

●「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)

●「生酛純米かまわぬ」(永田農法・生酛仕込純米酒)



また、お料理メニューを見せてもうたら、Barやき乾きもんしかないかと思うちょったら、以下の通り予想以上にしっかりした料理内容やったがよ。
写真7  料理メニュー












●前菜(水茄子の浅漬け、柚子クリームチーズのカナッペ、揚げ蒲鉾 新生姜の佃煮添え)

●鰹のタタキ

●夏野菜のマリネ

●炙り焼き鶏&ツルムラサキのお浸し

●おろし素麺(オクラ、とさかのり添え)

写真8  第一部お客様集まる写真9  前菜3品












写真10  鰹のタタキ写真11  夏野菜のマリネ











さて、ぼちぼちお客様がお越しになりだいて、開会時間の15時前にゃあ10席全てが埋まったがやき。


まずは岡村さんと土井社長さんから、開会のご挨拶があり、ワシが紹介され、皆さんから拍手をいただいたがよ。


ほんで、ワシから簡単なご挨拶をさいてもうて、乾杯酒の「華麗司牡丹」(純米大吟醸酒)について、「名前のとおり、まさに華やかで麗しい酒や!」っちゅうて紹介さいてもうて、このお酒にてみんなあで乾杯したがやき。


アチコチから、「おいし〜い!」「フルーティー!」「サスガ司牡丹!」「まさに華麗!」っちゅう声が、次々にあがったがよ。
写真12  司牡丹出品酒

「前菜(3種)」も出され、続いては「司牡丹・土佐麗」(純米吟醸酒)の登場ながやき。


こちらのお酒は、早生の高知県産酒造好適米「土佐麗」を使うた純米吟醸酒で、その味わいを一言で言うたら「流麗」やっちゅうて紹介さいてもうたがよ。


こちらのお酒も皆さんに大好評で、「このお酒も美味しい!」「確かに流れるように麗しい!」っちゅうような声が、聞こえてきたがやき。


お次は、夏限定の「司牡丹・生鮮酒<夏>零下貯蔵生酒」(純米生酒)の登場ながよ。


こちらのお酒は、「日本酒にも生鮮があった!」をコンセプトに、夏限定で出荷されゆう季節商品で、高知県内流通が中心やき、あんまり県外にゃあ流通してない商品やっちゅうて紹介さいてもうたがやき。


また、このあたりで「鰹のタタキ」が登場したき、「この夏の生酒と交互にやりゃあ、まさに最強タッグ!」っちゅうて紹介さいてもうたがよ。


お客様も、「確かに最強タッグ!」「杯も箸も止まらんなる!」っちゅうて、大盛り上がりやったがやき。


続いては、「自由は土佐の山間より」(超辛口・特別純米酒)が登場。


お客様の中にゃあ、「船中八策」の大ファンで、このお酒を期待されちゅう方もおられたけんど、実は「自由は土佐」は、「船中」と同スペックのタンク違いで、主に高知県内がメインやき、あんまり県外に出ん商品やっちゅうて説明さいてもうたがよ。


ほんじゃき、このお酒も、「船中」同様に「鰹のタタキ」とバッチリやっちゅうて紹介さいてもうたら、早速残っちゅう「鰹のタタキ」と合わせて、皆さんご堪能していただいたがやき。


皆さんからは、「コレコレ!」「やっぱし美味しい!」っちゅう声が、次々にあがったがよ。


お次は、「夏野菜のマリネ」が登場し、お酒の方は「二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)を出さいてもうたがやき。


こちらのお酒は、司牡丹の杜氏のポリシーをそのまんま酒名にした、杜氏イチオシの新時代の食中酒で、バナナ様の香りの高知酵母を使うちゅうっちゅうて、ワシから紹介さいてもうたがよ。


こちらのお酒も、皆さんに大好評で、「こりゃあ旨い!」「ワタシ、これ大好き!」っちゅう声が聞こえてきたがやき。


このあたりでお客様も皆さん結構な酔っぱらいになっちょって、いろんな質問が出たりして、大盛り上がりになったがよ。


続いては、「生酛純米かまわぬ」(永田農法・生酛仕込純米酒)が登場。


お料理も、「炙り焼き鶏&ツルムラサキのお浸し」が登場したがやき。
写真13  炙り焼き鶏とお浸し












ワシから、「かまわぬ」っちゅうネーミングの由来や、生酛についてや、さらに永田農法についての解説らあをさいてもうたがよ。
写真14  司牡丹全出品酒
皆さんこぢゃんと真剣に聞いてくださり、その上でシッカリ堪能してくださったがやき。


「確かに生酛としちゃあかなり飲みやすい!」「炙り焼き鶏にバッチリ!」っちゅうような感想が聞こえてきたがよ。


ほんで、ここでサプライズの隠し酒の登場ながやき。


通常隠し酒っちゅうたら、希少商品や大吟醸らあが出されたりするけんど、このお酒は、高知県内じゃあ飲食店らあで普通に出されゆう大定番の本醸造やっちゅうて、「金凰司牡丹」(本醸造酒)を登場さいたがよ。


また、仁淀川町出身の吉田類さんが、「無人島に持っていきたい一本」に選んだががこのお酒やっちゅうて、ワシから紹介さいてもうたがやき。


皆さんからも、「これが高知じゃあ普通に飲めるがや!」とか、「本醸造やに美味しい!」とかっちゅう、驚きの声があがったがよ。


これにて、全6種類+1種類のお酒が全て登場したき、この後は、これらあ全てのお酒を「湯煎燗酒」にして、順番に提供されたがやき。
写真15  盛り上がる店内写真16  盛り上がる店内2












ちなみに岡村さんは、「お燗酒名人」としても知られちょって、こちらのお店の会でも、必ず最後はほとんどの商品を燗酒にして出して、燗酒の美味しさを普及さしゆうっちゅうがよ。


皆さん、司牡丹の7種類のお酒の湯煎燗酒を堪能され、その表情の違いらあをシッカリ味おうて、全身満開笑顔になっちょったがやき。


ラストの料理、「おろし素麺」も出されたがよ。
写真17  素麺

皆さんからの質問らあもドンドン出され、和気あいあいのこぢゃんとえい雰囲気で盛り上がりまくったがやき。









こうしてアッちゅう間に17時になっちょって、第一部はお開きとなったがよ。
写真18  第一部終盤

皆さんこぢゃんと名残惜しそうに、全身満開笑顔にて帰路につかれたがやき。


ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!


ここで30分ばあの休憩をはさんで、17時半からは第二部がスタートしたがよ。


第二部も、10名満席にてのスタートで、ワシゃあ既に第一部で結構飲んじゅうもんやき、いきなりのハイテンションでスタートしたがやき。
写真19  第二部スタート














第二部も、内容としちゃあ第一部とおんなじやき、ここじゃあ詳しい紹介は省かいていただきますけんど、ワシのテンションが最初から高過ぎたかしらん、スタート時点じゃあ第二部のお客様は第一部よりかちくとおとなしい感じのスタートやったがよ。
写真20  第二部風景写真21  第二部風景2












写真22  第二部風景3

それが、司牡丹のお酒とお料理が次々に登場し、ワシの解説&共に酌み交わしまくりによって、ドンドン盛り上がっていったがやき。


全商品が出されて、燗酒が次々に出されるあたりになったら、第一部を超えるばあのハイテンションで、大盛り上がりに盛り上がりまくったがよ。


皆さんからも、「まさか司牡丹の社長さんと飲めるとは!」とか、「やっぱ司牡丹はどれを飲んだち美味しい!」っちゅうて、大悦びの声が次々にあがり、まっこと蔵元冥利に尽きるがやき。
写真23  第二部司牡丹出品酒

ワシも皆さんと一緒になって酌み交わしまくり、こぢゃんと盛り上がりまくらいてもうたがよ。


こうしてアッちゅう間に閉会時間の19時半になっちょって、お開きとさいていただいたがやき。


第一部、第二部ともに、早い段階からご予約いただき、ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございました!


感謝感謝ながぜよ!


さてその後は、岡村さんに連れられて、ご近所の老舗居酒屋「百味」さんにて、打ち上げ懇親会やったがよ。
写真24  居酒屋百味

まずは生ビールにて乾杯の練習をして、いろんなおつまみをいただいたがやき。











岡村さんは、「ジャガバター」と「イカの塩辛」を注文し、「イカの塩辛乗せジャガバタ」を作っていただきよって、ワシもいただかいてもうたら、これがまっこと絶品やったがよ。
写真25  ジャガバタにイカ塩辛

「イカの塩辛」を「鰹の酒盗」に変えても、こりゃあイケそうながやき。










そっから後も、「牛スジ煮込み」や「焼き鶏」らあを注文し、ぼちぼち日本酒にしょうかと思いよった頃、お店の後片付けを終えた土井社長さんとスタッフの方々が来店され、まずは生ビールにて乾杯の練習をしたがよ。
写真26  牛スジ煮込みと焼き鳥写真27  揚げ物

ほんで、お店の日本酒を注文さいてもうて、みんなあで正式な乾杯をしたがやけんど……これがワシにとっちゃあ甘すぎて、お酒も料理も進まんなってしもうたがやき。


ほんじゃき、グラスにこのお酒を注いで、そこに大量の氷を加えるっちゅう、日本酒ロックにして、何とかいただくことができたがよ。



そっから後も、岡村さんと土井さんとスタッフの方々らあと、飲んで食べて語り合うて飲んで食べて語り合うて、大盛り上がりに盛り上がったがやき。


岡村さん、土井さん、そして「にっぽん旬彩亭 酒BAR」のスタッフの皆さん、素晴らしい「司牡丹の会」を開催していただき、まっことありがとうございましたぜよ!












土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社
  
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2024年07月25日

秋葉原の名店「赤津加」で大学時代の仲間らあと痛飲ぜよ!

7月13日(土)は、秋葉原の老舗の名店「赤津加」さんにて17時半から、ワシの母校である学習院大学の、漫画研究会の同期とその前後2〜3年ばあのOB・OGの仲間らあが集うて、懇親会が開催されたがやき。
写真1  赤津加

実は昨年6月に、7〜8年ぶりばあに集まったがやけんど、みんなあ結構なジジイババアになっちょって、病気になったり入院したり死にかけたもんらあもおるっちゅうことで、こりゃあ年に1回ばあは集まりよらにゃあ、あの世に行ってしまうもんが出てくるっちゅうことで、今年も開催することになったがよ。

幹事役のタブチとムラヤマが、一番遠くにおるワシの東京出張に合わせて連絡してくれて、14人の仲間が集まることになったがやき。


ちなみに会場は、ワシがお薦めのお店を予約さいてもうて、お酒もチビッと持ち込みさいてもうて、ミニ司牡丹の会的なノリでの開催ながよ。


今回も、人によっちゃあ20年ぶり、場合によっちゃあ大学卒業以来の約40年ぶりばあに会う人もおるようで、まっこと楽しみながやき。


ワシゃあ、会場の「赤津加」さんにご挨拶らあもあり、ちくと早めの17時過ぎばあに入ったがよ。


大人気店の2階を貸し切りにさいてもうて、まっことありがとうございます!


持ち込み用として高知から送らいてもうたお酒の中から、「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)を1本、御礼に進呈さいてもうたがやき。


さて、ちくとしよったら、幹事役のタブチとムラヤマも到着し、そっから後は次々と懐かしい顔ぶれが集まってきて、とりあえずのビールを注ぎ合うて、乾杯の練習をしたがよ。


大学を卒業したばっかしの数年ばあは、年末年始に集うて無謀な冒険キャンプ旅行に行きよった頃の名残りのヘッドライトを、コバヤシさんが持ってきちょって、まっことこぢゃんと懐かしいっちゅうか、雪山の秘湯に行って遭難しかけたり、無人島に行って海が荒れて帰れんなりかけたりと、アホなことをしよったっちゅうて大爆笑になったがやき。
写真2 コバヤシさんヘッドライト













さて、まだ何人か到着してないもんがおったけんど、開会時間の17時半過ぎにゃあ10人ばあが集まったき、ワシが乾杯用として用意さいてもうた「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)を、皆さんに注がいてもうて、1回目の正式な乾杯をしたがよ。
写真3  封印酒写真4  乾杯1回目














皆さんからは、「めっちゃフルーティー!!」「メチャクチャ美味しい!」っちゅう絶賛の声をいただけたがやき。


「前菜」2品も提供され、飲んで食べて語り合うて、盛り上がったがよ。
写真5 前菜2品

18時ちょい前ばあになって、憧れの先輩のツユキさんとマツオカさんが到着され、みんなあ一気にヒートアップながやき。


マツオカさん、卒業以来ほぼ40年ぶり!お懐かしい!ご無沙汰しちょります!





ワシからお2人に「封印酒」を注がいてもうて、2回目の乾杯をしたがよ。
写真6  2回目乾杯












ほいたら5分ばあ経った頃にテンコちゃんも到着し、またまた「封印酒」を注がいてもうて、みんなあで3回目の乾杯をしたがやき。
2024.7.25写真9  宴席風景写真7  3回目乾杯












これで残すは案の定、大学時代から遅刻常習犯のマキノただ1人になったがよ。


ここで「お造り」が登場したき、持ち込みもう1品の「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)も出さいてもうて、こちらのお酒を酌み交わしまくって盛り上がったがやき。
写真8  船中黒とお造り

みんなあ、「こりゃあ酒と魚がバッチリ!」「杯も箸も止まらん!」っちゅうて、ガンガン盛り上がっていったがよ。








「鰻の蒲焼き」が出されたあたりで、持ち込みのお酒がほぼないなったき、こっから後は「赤津加」さんに定番常備していただいちゅう、「司牡丹 花 純米」(純米酒)をお願いし、こちらを酌み交わしまくって盛り上がったがやき。
写真10  鰻蒲焼き写真11  花 純米















そんな19時ちょい前、「枝豆」が登場したあたりで、遂に遅刻常習犯のマキノが登場したがよ。
写真12  宴席風景2写真13  枝豆












写真14  マキノ登場!

みんなあ既に立派な酔っぱらいやったもんやき、ヤンヤの大盛り上がりになり、まっこと相変わらずオイシイところを持っていく輩ながぜよ!


これで14人全員が揃うたっちゅうことで、あらためてみんなあで、司牡丹のお酒にて「かんぱ〜い!」したがやき。


さあそっから後は、「酢の物」や「揚げ物」や、「赤津加」名物の「鶏モツ煮込み」や「焼きおにぎり茶漬け」らあが次々に出され、「花 純米」を酌み交わしまくり、こぢゃんと語り合うて大盛り上がりになったがよ。
写真15  揚げ物など写真16  鶏モツ煮込み













写真17  焼きおにぎり茶漬け

とにかく、みんなあで飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、学生時代並みにガンガンに盛り上がりまくったがやき。


みんなあがみんなあ懐かしい顔ぶれだらけで、もはや気分は学生時代そのもんにタイムトリップながよ!


しかし、ワシの2年先輩のはずのツユキさんは、学生時代のまんまの若々しさと美しさを堅持されちょって、まっこと奇跡の存在やっちゅうて、話題沸騰やったがやき。
2024.7.25写真18  盛り上がる宴席













こうして大盛り上がりのまんま、21時前ばあにゃあ、ぼちぼちお店も閉店やっちゅうことで、大団円のお開きとなったがよ。
2024.7.25写真19  中締め

お忙しいなか、お集まりいただきました皆さん、まっことありがとうございました!


帰り際にゃあ、みんなあから「是非来年も集まりましょう!」っちゅう声も挙がったことやし、また是非来年も、宜しゅうお願いしますぜよ!







ちなみにこの後も、有志メンバーにての二次会はカラオケボックスやって、歌合戦で大大盛り上がりになったがやき。
写真20  カラオケ












コバヤシさんの「にくまれそうなNew Face」や、ワシとマキノとコバヤシさんの「原宿キッス」や、ツユキさんの「青い珊瑚礁」らあで、ガンガンに盛り上がったがよ。
写真21  コバヤシさん「にくまれそうなNew Face」写真22  食べ物・飲み物













写真23  ワイワイカラオケ写真24  タケムラとマキノ













さらにツユキさんとマダラメの「狙いうち」、ツユキさんとコバヤシさんの「ペッパー警部」らあが登場し、学生時代以上のハイテンションで、みんなあアホみたいに盛り上がりまくり、行き抜けてしもうたがはそりゃあ当然やったがぜよ。

写真25  ねらいうち写真26  ペッパー警部











写真27  ペッパー警部2














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司牡丹酒造株式会社

  
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2024年07月24日

同友会・旧「人づくり委員会」メンバーにて「大正軒」で懇親会ぜよ!

7月12日(金)は、土佐経済同友会の旧「人づくり委員会」を中心にしたメンバーが佐川町に来られたき、まずはミニ酒蔵見学にご案内し、17時からは鰻料理の名店「大正軒」さんにて、懇親会が開催されたがやき。


こういう懇親会の場合は、委員会メンバーの中で一番の食通の岩さんが毎回美味しいお店を選定してくれよって、「人づくり委員会」ならぬ「舌づくり委員会」っちゅうて、裏で呼ばれゆうがよ。


ほんで今回は、岩さんが「まだ佐川の大正軒に行ったことがない!」っちゅうことで、こういう流れになったがやき。


まずは16時16分に7名の方々がJR佐川駅に到着され、ワシがお迎えに行き、そのまんまミニ酒蔵見学にご案内さいてもうたがよ。


玄関の酒林の下で記念撮影し、江戸時代末期の190年ばあ前に建造された白壁の1号蔵貯蔵庫をご案内し、朝ドラ「らんまん」の撮影が行われた「酒蔵の道」を通り、元牧野富太郎博士の生家の酒蔵やった「マキノ蒸溜所」にご案内さいてもうたがやき。
写真1  酒林の下で写真2  一号蔵内












写真3  マキノ蒸溜所



40分ばあのミニ見学やったけんど、初めて皆さんばっかしやったき、結構楽しんでいただけたようで、良かったがよ。


「大正軒」さんに着いたあたりで、テレビ高知の藤田社長と日本生命高知支社の竜口支社長も加わり、さらにちくと遅れて白坂さんも加わり、ワシも含めて11名になったがやき。


さて、あんまり暑かったきに、まずは皆さんに冷たいビールを堪能していただき、その合間に乾杯酒の金賞受賞酒「黒金屋」(大吟醸原酒)を皆さんに注がいてもうて、岩さんから開会のご挨拶と乾杯のご発声をいただき、開宴となったがよ。
2024.7.24写真5  黒金屋写真4  岩さん乾杯発声











★乾杯酒:「司牡丹・黒金屋」(金賞受賞酒・大吟醸原酒)


そのフルーティな香りとやわらかな味わいに、皆さん大悦びやったがやき。


ここで、かね岩海苔社長の岩さんから、お約束の高級海苔が、皆さんに配布されたがよ。
写真6  かね岩海苔

続いては、「司牡丹・永田農法<山田錦>純米吟醸酒」(純米吟醸酒)が登場したがやき。


このお酒を、鰻づくし最初のお料理「鰻ほね焼き」と合わせて楽しんでいただいたがよ。








★「司牡丹・永田農法<山田錦>純米吟醸酒」(純米吟醸酒)

●鰻ほね焼き

写真7  永田純米吟醸と骨焼き

このお酒のやわらかでナチュラルな吟醸香と、生命力あふれるリッチな味わいに、皆さん大悦びながやき。


さらに「鰻ほね焼き」と合わせていただきゃあ、この料理の濃厚なタレの味わいと芳ばしい風味が、このお酒の力強い味わいと見事にマッチし、一気に皆さん和んでいったがよ。
2024.7.24写真8  宴席風景

また、早速「ほね焼き」を海苔で巻いていただいてみりゃあ、味変になってこぢゃんと美味しゅうて、これが皆さんになかなかの好評やったがやき。


続いては、司牡丹の杜氏イチオシ商品と「うざく」の登場ながよ。



★「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)

●うざく

写真9  二割八割とうざく

このお酒の、心地えい香りと爽やかな膨らみが、「うざく」の酢の酸味と鰻や卵の旨味と見事にマッチし、お互いの美味しさをバッチリ引き立て合うたがやき。


これまた皆さん大悦びで、次第に会場全体が熱気を帯びはじめたがよ。



お次は、「船中八策」のプレミアムバージョン「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)と「うまき」の登場ながやき。


★「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)

●うまき

写真10  船中黒とうまき

このお酒の、華のある香りと輪郭のハッキリした超辛口の味わいが、「うまき」のタレと蒲焼きと卵焼きの味わいを見事に融合さいて、旨味を膨らませまくりもって口中で広がっていくがよ。


これまた皆さん大感激で、アチコチから「美味しい!」っちゅう声があがりまくり、会場全体がヒートアップし、大盛り上がりになったがやき。


また、うまきをさらに海苔で巻いていただきゃあ、これまた絶品やったがよ。


岩さんが持ち込みされた海苔がさらにアチコチに配られ、大好評やったがやき。


続いては、ワシがお燗番となって、会場にて湯煎で「船中八策・きもと」をベストなぬる燗につけさいてもうたがよ。


このあたりで18時半ばあになっちょって、遅れちょった中田さんが到着され、これにて12名全員が揃うたがやき。


中田さんにゃあ申し訳ないけんど、ここまでのコースを、急いで召し上がってもうたがよ。


さて、ここでメインの「鰻の蒲焼き」の登場ながやき。


★「船中八策・きもと」(きもと仕込純米酒)<ぬる燗(40℃程度)>

●鰻の蒲焼き

●きも吸い・漬物・ご飯

写真11  船中きもと燗つけ写真12  船中きもと燗酒と蒲焼き












写真13  蒲焼き、肝吸い、漬物、海苔、ご飯

「船中きもと」の絶妙なぬる燗の旨さに、皆さん全身満開の笑顔になっちょったがよ。


「仁淀川山椒」をかけた蒲焼きは、ちくと甘めのタレと山椒のピリッとした辛味と蒲焼きの濃厚な旨味が、口中に膨らみまくり、旨いこと旨いこと!


そこに「船中きもと」のぬる燗をキュッとやりゃあ、このお酒の酸による膨らみとキリッと辛口が、出汁のように料理の美味しさを下から支えて押し上げてくれ、旨さが倍増するがやき!


こりゃタマラン!皆さん一気に盛り上がりまくり、食べて飲んで語り合うて、食べて飲んで語り合うてが止まらんなったがよ。


きも吸いも絶品で、アッチでワイワイ、コッチでワイワイと盛り上がる中、ワシもアチコチ移動さいていただきもって、皆さんと語り合いもってガンガン酌み交わさいてもうたがやき。


さらにここに海苔を加え、「海苔のっけ鰻丼」にすりゃあ超絶美味しいもんやき、アチコチから歓声があがって大盛り上がりやったがよ。
写真14  絶品海苔のっけ鰻丼写真15  盛り上がる宴席











締めにゃあ、デザート酒の「山柚子搾り」が登場したがやき。


★デザート酒:「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
写真16  山柚子搾り

このお酒の爽やかな芳香とすがすがしい酸味とやわらかな甘味に、これまた皆さん大悦びやったがよ。










こうして19時半ばあにゃあ、遅れて来られた中田さんに中締めをお願いし、大団円のお開きとなったがやき。
写真17  中田さん中締め



ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございました!



ちなみにこの後は、みんなあで高知市内に戻んて、真理さんのお店「バローロ」さんにうかごうて、2次会でさらに大盛り上がりになって行き抜けてしもうたがぜよ!















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2024年07月23日

いろいろ打ち合わせと「ケンジン設立50周年フェス」ぜよ!

7月11日(木)は、まずはワシゃあ高知県酒造組合にて、いろいろ打ち合わせらあがあったがやき。
写真1  酒米会議写真2  酒米会議2













昼の12時からは「ネイチャーワールド高知 奇跡の美食学」の「土佐の酢みかん」(香酸柑橘類)についての打ち合わせがあり、13時からは中国四国農政局の方々らあと懇談があり、14時からは高知県酒造組合酒米委員会の方々らあと酒米問題らあについての打ち合わせがあり、まっこといろんな違うネタが立て続けやったき、脳ミソが沸騰しそうになっちょったがよ。


うってかわって、その晩は「避暑地の夏仕様」っちゅうドレスコードにて、「株式会社ケンジン設立50周年記念フェス」が、18時から「ザ クラウンパレス新阪急高知」にて開催されたがやき。


株式会社ケンジンさんは、1974年3月に市民出版株式会社として設立され、現在は「人材確保のプロフェッショナル集団」株式会社ケンジンとして、人材確保で高知を興す事業をコンセプトに活躍されゆう企業となっちゅうがよ。


さて、ワシゃあドレスコードに合わせてアロハシャツに着替えて、17時45分ばあに会場に到着したがやき。


受付にゃあ、アロハやアジアンスタイルや浴衣を着た方々がズラリと並び、その後ろにゃあ司牡丹のノボリも飾られちょって、まっことありがとうございますぜよ!
写真3  受付写真4  会場












会場にゃあ予想以上にたくさんの方々が来られちょって、ザッと見たところ300人近い人数が集まっちょったがよ。


開会時間の18時にゃあ、まずは「ケンジン50年の歩みの映像」が流されたがやき。
写真5  50年の歩み映像











続いて、司会進行役の谷本美尋さんから、発起人の皆さんのご紹介があったがよ。
写真6  司会谷本さん











お次は、発起人代表として井上石灰工業株式会社の井上社長さんから、ご挨拶があったがやき。
写真7  発起人代表挨拶











続いては、高知商工会議所の西山会頭さんから、お祝辞があったがよ。
写真8  西山会頭挨拶


お次は、再び司会の谷本さんから、ご来賓の皆さんのご紹介があったがやき。









続いては、株式会社ケンジンさんからの謝辞で、まずは栗田会長さんからの謝辞があり、お次は山中社長さんからの謝辞があり、最後に吉門相談役さんからの謝辞があったがよ。
写真9  ケンジンの3人写真10 来賓紹介












写真11  栗田会長謝辞写真12  山中社長謝辞











写真13  吉門相談役謝辞











ほんで、発起人代表の井上さんくのワイナリーのスパークリングワインが注がれ、高知銀行さんの森下会長さんのご発声にて、みんなあで威勢よう「かんぱ〜い!」したがやき。
写真14  スパークリングワイン写真15  森下会長乾杯発声












2024.7.23写真16  乾杯


その後は、しばし歓談タイムながよ。










いろんなお料理が次々に出され、おんなじテーブルの方々らあと飲んで食べて語り合うて、盛り上がったがやき。
写真17  料理

続いて出された飲み物は、四万十源流かぶせ茶のパウダーを生ビールで割った「津野山ビール」やったがよ。



さらに井上ワイナリーさんのワインらあも出されたがやき。






このあたりで、栗田会長さんのバンド、「お茶栗バンド」のミニライブがスタートしたがよ。
写真18  ミニライブスタート写真19  ライブ風景













写真20  ライブ風景2


チャック・ベリーの「ジョニー・B・グッド」やアン・ルイスの「ああ無情」らあの演奏で盛り上がりまくり、会場は一気にヒートアップしていったがやき。









そんな中で、ワシゃあ普通の生ビールが飲みとうなったき、会場の隅の方に行ってコッソリ普通の生ビールをもろうたら、他の方々もおんなじように何人ももらいに来ちょったがよ。
写真21  ビールコーナー












さらに、「金凰司牡丹」(本醸造酒)もお願いし、ワシゃあアチコチ移動しもって、いろんな方々にこちらのお酒を注いで回らいてもうたがやき。
写真22  司牡丹












さて、お茶栗バンドのライブの後は、西山会頭さんもちくとギターをひいての歌声を披露されよったがよ。
写真23  バンドメンバー紹介写真24  西山会頭演奏












ワシゃあさらにアチコチ移動しもって、司牡丹を注いで回りよったら、元高知県知事の橋本大二郎さんが登壇され、吉門相談役さんとのミニトークライブが披露されよったがやき。
写真25  大二郎さんと吉門さん

ワシも久しぶりに、大二郎さんと孝子夫人に、ちくとご挨拶さいてもうたがよ。









その後も、しばしいろんな方々らあと交流しまくりゆううちに、20時50分となり、発起人の皆さんらあとケンジンの皆さんらあが壇上に集まられ、大団円のお開きとなったがやき。
写真26  発起人ら集合












ちなみにご参加者の皆さんへのお土産の中にゃあ、「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒・300ml)も入っちょったがよ。
2024.7.23写真27  中締め

たくさんのご注文をいただき、まっことありがとうございます!











そして、株式会社ケンジンの栗田会長さん、山中社長さん、吉門相談役さん、そしてスタッフの皆さん、設立50周年まっことおめでとうございましたぜよ!

















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司牡丹酒造株式会社  
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2024年07月22日

「第21回・土佐酒アドバイザー研修」第4回講義「日本酒の歴史・土佐酒の歴史」ぜよ!

7月10日(水)は、13時半から高知県酒造組合にて、同組合が主催する「第21回土佐酒アドバイザー研修」の第4回講義「日本酒の歴史・土佐酒の歴史」が開催されたがやき。


「土佐酒アドバイザー」たぁ、酒国土佐を誇る土佐酒の特性と、その商品知識の普及、きき酒能力の養成向上を図り、豊かな食生活と日本酒文化の振興に寄与することを目的として開催されゆう資格認定制度で、平成4年にスタートし、2年に1度とかの時期もあったけんど、近年はなかなかの人気で、今年で9年連続開催となっちょって、昨年までで536名の「土佐酒アドバイザー」が誕生しちゅうがよ。


ほんで本年も、29名満席の受講生が参加してくださったがやき。


まっことありがたいことながよ!


ちなみに今年の開催期間は、令和6年6月19日〜8月28日の間、毎週水曜日(13時半〜15時40分)に延べ9回の講義と最終日は認定試験を開催(8月14日は休講)し、第1限が「講習(座学)」で第2限が「きき酒等実習」ながやき。


ほんでこの日は第4回目の講義で、高知県酒造組合理事長のワシが講師を担当さいてもうて、テーマは「日本酒の歴史・土佐酒の歴史」やったっちゅう訳ながよ。


13時半にゃあ29名の受講生全員が揃われ、土佐鶴酒造の久武さんの司会にて、ワシの講義がスタートしたがやき。
写真1  受講生集まる2024.7.22写真2  開会












写真3  講義スタート

今回の講義の内容は、まずは「日本酒の歴史」についてで、日本酒の発祥と言われる「口噛みの酒」(映画「君の名は。」に登場)についてや、伝説の「八塩折(やしおり)の酒」(映画「シン・ゴジラ」のヤシオリ作戦)についてのお話らあをさいてもうたがよ。


また、麹による酒造りを開発したがは中国(周の時代)であり、それを日本に伝えたがは百済から帰化した須須許里(すすこり)やけんど、中国と日本じゃあ麹菌の種類も製造法も違うき、日本の麹造りは日本独自のもんやっちゅうお話をさいてもうたがやき。


ほんで、室町時代初期に、現在の日本酒造りの原形がこの頃ほぼ整い、16世紀に入って奈良で十石入り仕込み桶(量産の先駆け)や「諸白(もろはく)」仕込みが完成したっちゅうお話、江戸時代初期に「寒造り」が定着したっちゅうお話、ヨーロッパじゃあ1876年にパスツールが発見した低温殺菌法よりか200年も前に日本酒は低温殺菌の火入れ法が当たり前のように行われよったっちゅうお話、江戸中期の灘酒の台頭(樽廻船・下り酒)のお話、明治時代に入って一升瓶の開発、速醸法の開発、国立醸造試験所の開設のお話、昭和に入っての竪型精米機の発明、ホーロータンクの登場、協会6号酵母の採取・分離・純粋培養、昭和18年にスタートした級別制度、平成4年の級別制度全廃っちゅうお話らあをさいてもうたがよ。
写真4  資料

続いては、「日本酒の文化」について。


まずは「祭りと日本酒」についてで、かつて酒っちゅうもんは、集団儀礼の中に位置付けられちょって、神と民衆の交流をはかるためのもんやったっちゅうお話や、世界でも珍しい「お流れ頂戴」「御返杯」「さしつさされつ」っちゅう一つの杯にみんなあが口を付ける飲み方(土佐の「おきゃく」はまさにこの伝統!)は、古代の「酒楽(さかほがい)」の流れをくんだもんやっちゅうお話らあをさいてもうたがやき。


ほんで、「人生儀礼と日本酒」について、「誕生祝いの酒」、「雛祭り」の白酒、「端午の節句」の祝い酒、元服の儀式、結婚の儀礼「厄払いの盃」、「葬送の儀」・・・らあについてお話さいてもうたがよ。


つまり、かつて日本人は、生まれてから死ぬまでの一生を、折々の儀式と共に、日本酒と共に生きてきたっちゅうことながやき。


ほんじゃき、代々日本人の遺伝子にゃあ、この日本酒の記憶がしっかりと刻み込まれちゅうっちゅうことながよ。


お次は、「土佐酒の歴史」についてながやき。


まずは古事記の国生み神話について、イザナギノミコトとイザナミノミコトが、最初に淡路島を生み、次に身一つに顔が四つの四国を生んで、土佐の国を建依別(たけよりわけ)と称したっちゅうお話をさいてもうたがよ。


ちなみに建依別たぁ、強い男っちゅうような意味で、土佐は生まれたときから、強い男神を守護神としちょったっちゅうことながやき。


次に、土佐での酒造りの明確な記述としちゃあ、風土記に「仁淀川は神河とよばれ、水が清らかやき大神に捧げるための酒造りにこの水を使うた」っちゅう記述があるっちゅうお話、朝峯神社の「一夜酒」の風習、「土佐日記」の酒飲みの記述について、長宗我部元親の禁酒令とその撤回について、大岡越前守忠相が土佐藩の魚梁瀬(やなせ)杉について語った逸話・・・等々についてお話さいてもうたがよ。


さらに明治維新の志士たちのお話、自由民権運動の闘士・植木枝盛の日本酒屋会議と酒税減額建白書提出のお話、日露戦争当時の国税収入の3分の1以上は酒税収入(明治37年38%、明治38年39%)やったっちゅうお話らあをさいてもうたがやき。


つまり、日本酒のお陰で、日本はロシアに勝利できたっちゅうことながよ。


さらに、高知県出身の総理大臣、ライオン宰相濱口雄幸も、ワンマン宰相吉田茂も、土佐の酒を愛飲しよったっちゅうお話らあをさいてもうたがやき。


続いては、「土佐酒の文化」について。


土佐は地形的に、海の幸、川の幸、山の幸が日本一豊富やっちゅうお話、「いごっそう」と「はちきん」の県民性について、秋祭りにちなんだ「おきゃく」である「神祭(じんさい)」について、皿鉢料理について、献杯・返杯文化について、鰹のタタキと酒盗について、箸拳や可杯っちゅうお座敷遊び文化についてらあのお話をさいてもうたがよ。


お次は、土佐の飲酒の現状についてやけんど、外食費の中の「飲酒代」の「2023年年間の県庁所在市別1世帯当たり『飲酒代』(外飲み)ランキング」じゃあ高知市が2位で、外食費に占める飲酒代比率は16.8%で高知市が最も高かったがやけんど、「2023年の県庁所在市別酒類支出金額」(家飲み)じゃあ、「発泡酒・新分野」が10位と「ウイスキー」が8位に入っちゅうばあで、日本酒についちゃあ高知市はかなり下位に甘んじちゅうようで、ちくとショックやっちゅうお話もさいてもうたがやき。
写真5  飲酒代ランキング

つまり土佐人は、相変わらず家飲みは好かん、外飲みが好きっちゅうことやけんど、家飲みじゃあ発泡酒らあばっかしで実はあんまり日本酒を飲んでないっちゅうことで、まっこともうちくと家でも飲んでもらいたいもんながよ。


さらに、追加資料を使うての、「知っておきたい!日本酒の『グルコース濃度』とは?」っちゅうお話で、近年は賞狙いの「グルコース濃度」の高い甘い酒が流行りで、辛口は不利やっちゅうことや、日本中甘い酒だらけになって、日本酒最大の魅力である地域の個性が失われつつあるっちゅうことや、日本酒造組合中央会の評議員会で高知県酒造組合理事長として、そんな危機があるき鑑評会はグルコース濃度順審査をすべきやっちゅう提言をさいてもうて、3年前の全国新酒鑑評会からはグルコース濃度順審査になったっちゅうお話もさいてもうたがやき。


続いては、土佐酒ブランドコンセプト、「TOSA NAKAMA SAKE」について、ちくとご紹介さいてもうたがよ。
写真6 TOSA NAKAMA SAKE

土佐弁で「なかまにする」たぁ、共有する、共同利用する、シェアするっちゅう意味があるっちゅうて、お話さいてもうたがやき。


次に、「NAKAMA」の4つの意味にていて、説明さいてもうたがよ。


「杯をNAKAMA!」:土佐ならではの辛口は、何杯でも飲み続けられる!


「食とNAKAMA!」:土佐の豊富な山川海の幸の美味しさを引き立てる!


「技をNAKAMA!」:造りのデータを共有し、全体がハイレベルに!


「人とNAKAMA!」:土佐酒を酌み交わしゃあ、誰でもすぐ仲間!


最後に、高知県酒造組合が資金提供し、「土佐酒アドバイザーアソシエーション」が運営しゆう、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )について、ちくとご紹介さいてもうて、是非活用していただきたいっちゅうてPRさいてもうたがやき。
写真7  酔うちゅう部

こうして、ワシの1時間の講習は、無事終了したがよ。









その後は、ちくと休憩を挟んで、1時間の「きき酒実習」ながやき。
写真8  きき酒講義

今回は、「酸味の識別」の「きき酒」で、まずは土佐鶴酒造の久武さんから、詳しい説明があったがよ。









今回の「きき酒」問題は、2点ずつが1組になった7組の試料があり、この2点のうち酸の高い方に◯を付けるっちゅうもんながやき。
写真9  試飲酒写真10  きき酒風景












女性グループと男性グループの2ヶ所に分かれ、順番にきき酒に挑戦してもうたがよ。


今回は、2点の中から酸が高い方を選ぶっちゅうもんやき、割と簡単やないろうかと思いよったがやけんど、7組もありゃあなかなか難しかったようながやき。


50分ばあで、皆さんのきき酒は終了し、その合間に採点して、最後に久武さんから正解発表があったがよ。


結局、全問正解者は2名ばあしかおられんかったようで、かなり間違うて自信をなくしてしもうちゅう方々もおられたようながやき。
写真11  きき酒風景2写真12  きき酒正解発表











まあけんど、きき酒の正解率アップっちゅうんは、場数を踏むしかないがやき、皆さん是非ご自宅らあでも練習しちょいていただけりゃあ幸いながよ。


こうして16時前ばあにゃあ、「第21回土佐酒アドバイザー研修」の第4回講義ときき酒実習は、無事終了したがやき。


終了後も、再度確認のためにきき酒に挑戦される方々や、久武さんに質問されゆう方もおられ、まっこと頼もしいかぎりやったがよ。


さて、「第21回土佐酒アドバイザー研修」もぼちぼち折り返し地点あたりやけんど、この後も皆さん頑張って受講されますよう、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
















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2024年07月21日

幸せの言の葉<1838>

「鉄が使用せんと錆び、水が腐り、また寒中に凍るように、才能も用いんかったら損なわれるがぜよ。」(レオナルド・ダ・ヴィンチ)


イタリア・ルネサンスを代表する芸術家で、音楽、建築、数学、幾何学、解剖学、生理学、動植物学、天文学、気象学、地質学、地理学、物理学、光学、力学、土木工学らあの、様々な分野に顕著な業績を残した、レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452〜1519・ユリウス暦)さんの言の葉ながやき。


かの万能の天才と謳われるダ・ヴィンチさんが、「才能は用いんかったら損なわれる」っちゅうて断言しちゅうがよ。


こりゃあつまり、鉄も身体も頭も、しっかり使いさえしよったら、錆びつくこたぁないっちゅう意味でもあるがやき。


水やち、よどんだら腐るけんど、流れる水は腐るこたぁないがよ。


身体も頭も、しっかり使いよりゃあ錆びつかんし、常に動きよったら腐らんっちゅうことながやき。


どればあ天才やったち、その才能をあんまり使わんかったら、その才能は錆びつくっちゅうことで、逆にそれほどの才能でもなかったとしたち、それを長年しっかり使いまくりよったら、いつまでやちその才能は錆びつかんっちゅうことながよ。


ここに、凡人が天才に勝る可能性が潜んじゅうっちゅうことになるがやき。


どればあ年をとったち、いつまでも身体と頭を、しっかりと使い続けて、動き続けて、錆びつかんように、腐らんようにしたいもんながぜよ!


  
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2024年07月20日

幸せの言の葉<1837>

「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言ぜよ。」(二宮尊徳)


江戸時代後期の経世家・農政家・思想家で、経世済民を目指して報徳思想を唱え、報徳仕法と呼ばれる農村復興政策を指導した、二宮尊徳(1787〜1856)さんの言の葉ながやき。


「道徳なき経済」たぁ、極論すりゃあ「麻薬を売って儲ける」っちゅう類いの話で、お金さえ儲かりゃあ何じゃちえいっちゅう発想でビジネスを行うことながよ。


こんなビジネスは犯罪とおんなじやと、かの二宮尊徳さんは断ずるがやき。


新進のIT企業の経営者らあにゃあ、「法律的に許されりゃあ何じゃちやってかまん」っちゅうて思うちゅう経営者がたまにおるようなけんど、なんぼ法律が許したち、人道的にやっちゃあいかんことっちゅうんが世の中にゃああるもんで、そりゃあたとえ法的にゃあ無罪やったとしたち、ほとんど犯罪と一緒やとワシゃあ思うがよ。


一方の「経済なき道徳」たぁ、「強い思い」だっけが先行して、収支計算がまったく甘いビジネスのことながやき。


こんなビジネスは寝言とおんなじやと、かの二宮尊徳さんは断ずるがよ。


夢やロマンだっけで起業したり、NPOを立ち上げたりする人の中にゃあ、思いだっけは強いけんど、収支計算がまったくない人っちゅうんがたまにおって、こりゃあなんぼ素晴らしいことをやりよったとしたち、単なる寝言と変わらんっちゅうことながやき。


つまり道徳と経済は、ビジネスにとっちゃあどっちも欠かすことのできん、車の両輪やっちゅうことながぜよ!


  
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2024年07月19日

第5回「映画『おきゃく』実行委員会」と酒米会議&懇親会ぜよ!

7月9日(火)は、まずは10時から高知県民文化ホール多目的室にて、第5回「映画『おきゃく(OKYAKU)』実行委員会」が開催されたがやき。


映画「おきゃく(OKYAKU)」たぁ何かっちゅうたら、土佐の高知の「おきゃく」(土佐流宴席)文化の大ファンであり、「土佐のおきゃくPR大使」であり、「高知の食」PRの委嘱状も知事さんから手渡されちゅう、食いしん坊雑誌「dancyu」の植野編集長(→編集部長→dancyu総研所長)さんが発起人となり、企画されたもんながよ。


植野所長さんは、高知県の「おきゃく」文化を、世界に誇るべき素晴らしいおもてなし文化の原点やと断言され、この「おきゃく」文化を世界に広めるために、「おきゃく(OKYAKU)」っちゅうドキュメンタリー映画を高知県の皆さんと共に制作し、世界中に発信していきましょうっちゅうことながやき。


ちなみに監督の風間直美さんは、BSフジで放送中の「日本一ふつうで美味しい植野食堂」のプロデューサーでもあり、海外の映画祭らあにもドキュメンタリー映画を出品し、いくつかの賞も受賞されちゅうっちゅう、気鋭の映画監督ながよ。


つまり、「おきゃく」文化の上っ面だっけやのうて、その根底にある精神性まで垣間見える作品となるこたぁ間違いなしながやき。


ほんで、高知県酒造組合理事長として、この映画制作の発起人会にワシも名を連ねさいてもうちょって、「映画『おきゃく(OKYAKU)』実行委員会」の副会長にも就任さいてもうちゅうがやけんど、こりゃあ単に高知県酒造組合の理事長やからやとかっちゅうことやのうて、このコロナ禍の長期化で、土佐の高知の一番のウリやったはずの、「食が美味しい!酒が旨い!人が明るい!そして世界一宴が楽しい酒国土佐!」の大切な一角が崩れる……つまり世界一楽しい「おきゃく」文化が、消え去ってしまうかもしれんっちゅう危機感の方が強いがよ。


コロナ禍の3年間ばあは、返杯・献杯も、宴席での移動しまくりも、皿鉢料理の取り分けも、可杯や箸拳らあのお座敷文化も……土佐らしい密な宴席は何ひとつ実践できんかったもんやき、ホンマにこのまんまやと消え去ってしまう、マジで絶滅してしまうかもしれんがぜよ!


ほんじゃきこそ、今やからこそ!映画「おきゃく(OKYAKU)」の制作を、土佐の高知の未来のためにも、この国の未来に世界一楽しい宴の文化を遺すためにも、何としたち成功させにゃあいかんっちゅう、強い使命感を抱いちゅうがやき。


こんな、ワシの念いにもし共感していただけます方は、是非是非映画「おきゃく(OKYAKU)」に、何とぞチビッとやちえいき、ご協賛をお願い申し上げますぜよ!


ご協賛についちゃあ、詳しゅうは、以下のホームページをご覧くださいや。


https://www.okyakumovie.com/


ちなみに、ご協賛は個人は一口1万円から、法人は一口10万円からで、ご協賛いただいた方で希望者は、映画のエンドロールに名前や法人名が掲載されるがよ。


この映画が実現すりゃあ、世界一楽しい宴を求めて、世界中から観光客が土佐に殺到するっちゅう夢のような話を、現実に引き寄せることになるはずながやき、そんな土佐の高知の歴史に残る映画のエンドロールに、名前を刻むチャンスやっちゅうことながやき。


是非とも映画「おきゃく(OKYAKU)」にご協賛いただけましたら、さらにアチコチに情報拡散していただけましたら幸いながよ。


さて、第5回「映画『おきゃく(OKYAKU)』実行委員会」は、木村会長さんを筆頭として、ワシらあも含めた「映画『おきゃく(OKYAKU)』発起人会」のメンバーや実行委員会や事務局のメンバーらあを中心に、18名の方々が集まったがやき。



植野所長さんにもわざわざご来高いただき、ご参加いただいたがよ。


事務局の松岡さんの進行によりスタートし、まずは木村会長さんからご挨拶を兼ねたお話があり、続いては植野所長さんから、映画の概要やスケジュールや取材項目らあについてのお話があったがやき。
写真1  木村会長挨拶












映画の概要についちゃあ、あらためて植野所長さんから、「おきゃく文化の継承と発信」をテーマとしたドキュメンタリー映画やっちゅうお話があったがよ。
写真2  植野所長さんより

特に「酒と食」をキービジュアルとして描いていきたいと思うちゅうっちゅうがよ。


「おきゃく」は人の集まりやけんど、その中心にゃあ「酒と食」が欠かせれんがやき。








皿鉢料理だっけやのうて、鰹のタタキ、ウツボ料理、鯨料理、田舎寿司、こけら寿司、リュウキュウ、イタドリ、四方竹らあの煮物、炒め物、ぬた……高知各地で受け継がれてきた料理や食材の美味しくさや美しさ、そして土佐の酒造りらあを通して「おきゃく文化」の素晴らしさを表現したいと考えちゅうっちゅうがよ。
2024.7.19写真3  委員会風景2024.7.19写真4  委員会風景2












ストーリーとしちゃあ、案内人(植野所長)が様々な「おきゃく」を見ていくうちに「『おきゃく』たぁ何か?」っちゅう疑問を抱き、その答えを求めて高知の各地を巡るっちゅうがやき。


実際に日常や神祭らあで行われゆう伝統的な「おきゃく」、あるいは「土佐のおきゃく」らあの新しいイベントに加え、食材の産地や酒蔵を訪ね、あるいは皿鉢料理らあを作る場に参加し、様々な人そして、最後に美しい食と酒、そして「おきゃく」の真髄に辿り着く(※決めつけるつもりはないとのこと)っちゅうがよ。


次に今後の大まかなスケジュールやけんど、来年2025年にゃあ映画をクランクアップさいて、編集に入りたいっちゅうことやったがやき。


ほんで、再来年の2026年にゃあ映画を公開したいっちゅうことやったがよ。


そのためにも、まだまだ資金が足りんっちゅうことやったがやき。


ちなみに現状としちゃあ、約900万円ばあの協賛金が集まっちゅうがやけんど、最低やちもうあと600万円ばあは必要(合計1500万円)やっちゅうことのようながよ。


この後は、皆さんからいろんな意見が出されたり、提案らあもあったがやき。


資金集めパーティーを何度も開催するとか、飲み会らあのことあるごっとに募金やカンパを募るとか、募金のメリットは「ベロベロの神様の御加護があります!」とか……いろんなアイデアらあも出されたがよ。


こうして第5回「映画『おきゃく(OKYAKU)』実行委員会」は、11時過ぎばあにゃあお開きとなったがやき。


皆さん、まっことお疲れ様でしたぜよ!


さて、続いては同日の17時20分ばあから、高知県酒造組合の会議室にて、高知県の酒米についての会議が開催されたがよ。
写真5  酒米会議

高知県の酒米事情について、高知大学の大崎先生と旭食品株式会社地域産業課の窪添課長さんが、各蔵元を直接回ってヒアリングの調査研究をしてくださりゆうがやけんど、この日はまず窪添課長さんと、高知県酒造組合技術顧問の上東先生と、高知県酒造組合理事長のワシと、同事務局の秋久さんとで、会議やったがやき。


窪添課長さんからは、今回のヒアリング調査についての報告に加え、全国の醸造用玄米についてのいろんな情報らあについて、報告があったがよ。


その後は、高知県の酒米についての様々な問題らあについて、かなり突っ込んで議論や意見交換らあがあったがやき。


こうして18時前ばあにゃあ酒米会議は終了し、その後は18時から、「いつものところ 十刻(ととき)」さんにて、懇親会が開催されたがよ。
写真6  十刻


酒米会議に出席しちょった4人のメンバーに加えて、高知大学の大崎先生と、高知県酒造組合高木副理事長(「豊能梅」社長)の2人が加わり、6名にての懇親会やったがやき。


まずは生ビールで乾杯の練習をして、直んぐに「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)を注文さいてもうて、あらためて正式な乾杯をしたがよ。





「船中・零下生」は、ラストの1本がチビッとしか残ってなかったき、もう1本の「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)も同時に注文さいてもうたがやき。
写真7  船中生と黒と川エビ












この日のお魚は、珍しい「メジカ(ソウダガツオ)の刺身」「昼獲れ鰹の刺身」「川海老の唐揚げ」らあが入荷しちゅうっちゅうことで、迷うことのうそれらあを注文さいてもうて、「船中生」と「船中黒」をガンガン酌み交わし、飲んで食べて語り合うて飲んで食べて語り合うて、盛り上がったがよ。
写真8  メジカ刺身

酒も肴もこぢゃんと美味しいもんやき、杯も箸も止まらんなるっちゅうもんながやき。












さらに「地牡蠣」も注文し、「豊能梅・夏純吟」も注文し、みんなあさらにさらに飲んで食べて語り合うてが止まらんなっていったがよ。
写真9  地牡蠣写真9  昼獲れ鰹の刺身











写真10  豊能梅・夏純吟

途中から、上東先生が「十刻の街中華が食べたい!」っちゅうて、いきなり中華料理をガンガン注文しだいて、爆笑やったがやき。









実は「十刻」さんの中華料理はこぢゃんと美味しゅうて、根強いファンの方々がたくさんおる名物になっちゅうがよ。
写真11  十刻の街中華

「四川麻婆豆腐」や「天津飯」らあをいただきゃあ、さらにお酒が進むっちゅうもんながやき。


もっとも、大崎先生と窪添課長と高木社長は、元々あんまり飲まんもんやき、ガンガン飲みまくりよったがは、ワシと上東先生と秋久さんの3人やったがやけんど……。


さてさて、大崎先生、窪添課長、 高知県の酒米ヒアリング調査、まっことお疲れ様でした!ありがとうございましたぜよ!















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2024年07月18日

宮にて第25回「大吟醸を楽しむ会」ぜよ!

7月7日(日)は、毎年恒例の宮での「大吟醸を楽しむ会」(http://www.daiginjo.biz/)の第25回が開催されたがやき。
写真1  大吟醸を楽しむ会チラシ

ワシゃあ今回は、東京からの宮崎入りやったがよ。









会場の宮崎観光ホテルに13時半ばあに到着し、すんぐにホテルに荷物を預けて、毎年恒例の釜あげうどん「重乃井」(宮崎市川原町8-19 TEL:0985-24-7367)さんへ。
写真2  重乃井

ワシゃあ、このコースを恒例にしちゅうがやき。










昨年は別件があって浅野杜氏に代わりに出席してもうたき、ワシゃあ2年ぶりの「重乃井」さんの釜あげうどんやって、ちくとタレが甘めやけんど、やっぱしこぢゃんと美味しかったがよ。
写真3  うどん

その後はホテルに戻んてちくと休憩し、16時からは今回参加の31蔵の蔵元が集まっての説明会やったがやき。









事務局の満元さんの進行で、いろいろ打ち合わせらあをしたがよ。
2024.7.18写真4  ミーティング

ちなみに、かつては立食で600人ばあ集めよったがやけんど、一昨年からは着席スタイルに変更しちょって人数は400名限定とし、着席スタイルで会費は16000円っちゅう高額にも関わらず、チケットはアッちゅう間に完売したらしいがやき。


今回初参加の蔵元さんや、久々に参加の蔵元さんらあの紹介もあったがよ。





さてその後は、会場のメインステージにて蔵元全員の記念撮影があったがやけんど、この「大吟醸を楽しむ会」の開催にこぢゃんと尽力され、一昨年亡くなられた「日本の酒と食の文化を守る会」の村田淳一会長さんの遺影もご一緒やったがやき。
写真5  記念撮影写真6  村田会長遺影











続いては、今回は「第25回」っちゅう記念の大会やき、これまでの四半世紀に及ぶ過去の画像や動画らあをまとめたビデオを観せていただいたがよ。
写真7  過去のビデオ写真8  在りし日の村田会長











ワシも映っちょって、あまりの若さにビックリやったがやき。


村田さんの在りし日のお姿も、まっこと懐かしいかぎりやったがよ。


お次は、会場の出品酒ラベルディスプレーの前で各蔵1人1人の写真撮影や、インタビュー撮影らあがあったがやき。
写真9  蔵元個別撮影












ラベルディスプレーもまっこと美しゅうて、商品ディスプレイも、31蔵の大吟醸の瓶がズラリと並ぶ様は、まっこと壮観やったがよ。
写真10  ズラリ大吟醸写真11  ラベルのパネル











ほんで、各蔵各自が自社ブースに行って、お酒の準備やディスプレイらあをしたがやき。


司牡丹ブースは、本年度全国新酒鑑評会において最高位金賞を受賞しちゅう「司牡丹 大吟醸 黒金屋(くろがねや)」と、日本一の清流・仁淀川の水系の湧水「司牡丹の仕込水」と、地元珍味は「司牡丹・食べる酒粕」やったがよ。
写真12  司牡丹ブース












テーブルに最初のお料理らあが並べられたき、ちくと撮影さいてもうたがやき。
写真13  テーブル料理











さて17時半ばあにゃあ、既に受付はお客様で大混雑になっちょったがよ。
写真14  お客様行列











17時45分にゃあ、ワシらあ蔵元はハッピ姿で再集合し、いよいよ蔵元入場ながやき。
写真15  舞台上から会場
ほんで、18時の開会とともに、400人のお客様の大拍手の中、31蔵元の入場ながよ。


ちなみに今年の参加蔵元31社は、以下の通りの豪華メンバーやったがやき。


青森「如空」、秋田「天寿」「刈穂」、岩手「南部美人」、宮城「浦霞」、福島「奥の松」、茨城「郷乃誉」、栃木「開華」、群馬「水芭蕉」、東京「澤乃井」、新潟「八海山」、富山「満寿泉」、石川「加賀鳶」、福井「梵」「黒龍」、愛知「蓬莱泉」、岐阜「黒松白扇」、三重「作」「るみ子の酒」、京都「月の桂」「玉乃光」、兵庫「小鼓」、広島「誠鏡」、鳥取「千代むすび」、島根「李白」、山口「獺祭」、香川「川鶴」、高知「司牡丹」、福岡「繁桝」、熊本「千代の園」、大分「西の関」


このそうそうたる蔵元がズラリと舞台に並び、1人1人が紹介されたがよ。


ほんで、世話人代表の町川さんのご挨拶があり、蔵元代表の「浦霞」の佐浦社長さんがご挨拶され、河野宮崎県知事さんのご挨拶もあったがやき。
写真16  町川代表挨拶写真17  蔵元代表佐浦社長挨拶












写真18  河野知事挨拶











続いて、ワシらあ蔵元は舞台を降壇し、自社のブースに向かい、舞台じゃあ世話人の方々と河野知事さんと蔵元代表による鏡開きが行われ、菊池会長さんの音頭でみんなあで乾杯して、いよいよ大宴会がスタートしたがよ。
写真19  鏡開き2024.7.18写真20  乾杯











写真21  乾杯2

さあ、開宴と同時に各社の蔵元ブースにゃあ、お客様が殺到ながやき。


もちろん司牡丹ブースにもお客様が殺到し、ワシゃあお酒を注ぎっぱなし状態になったがよ!


「黒金屋」は大好評で、飲んだ瞬間に「すっごいおいしい!」っちゅうて満面笑顔になられる方や、飲んでから無言で頷いて感動を表現される方、さらにアチコチ回られてから再訪され、「やっぱしこの酒が旨い!」っちゅうてくださる方らあもおられたがやき。
写真22  黒金屋と仕込水


また、珍味の「司牡丹・食べる酒粕」も大好評やって、何回も取りに来られる方々が結構おられたがよ。










そんなこんなで、とにかくお酒を注いじゃあ語り、語っちゃあお酒を注いで……を繰り返しゆううちに、ふと気がつきゃあ乾杯から2時間経過の20時半になっちょって、アッちゅう間にお開きとなったがやき。
写真23  会場風景写真24  会場風景2












写真25  司牡丹ブースにお客様












世話人の吉田会長さんが、中締めのご挨拶をされて、大団円のお開きとなったがよ。
写真26  中締め

お客様も皆さん満面満開全身笑顔にて帰路に尽かれ、その後は撤収作業にかかったがやき。


ほんで、その後は会場を変え、蔵元とスタッフの皆さんとの打ち上げの懇親会ながよ。






さあ、お疲れ様の懇親会がスタートし、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、労をねぎらい合うて盛り上がったがは当然ながやき。
写真27  懇親会料理写真28  懇親会料理2












写真29  懇親会乾杯












こうして22時過ぎばあにゃあ、打ち上げ懇親会も無事お開きとなったがよ。
写真30  懇親会中締め

さて、記念すべき25回目を迎えた宮崎「大吟醸を楽しむ会」も、お陰様で大成功!


ご参加いただきました400名のお客様にゃあ、心から御礼申し上げます!









そして、世話人・事務局・スタッフの皆様にゃあ、心から感謝申し上げますぜよ。
















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2024年07月17日

「宝」で「七夕に日本酒を楽しむ会 2024」ぜよ!

7月6日(土)は、地酒蔵元9蔵と日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)がオーナー的な役割を果たしゆう「酒蔵レストラン 宝」(http://r.gnavi.co.jp/g107805/)にて、「七夕に日本酒を楽しむ会2024」が開催されたがやき。
2024.7.17写真1  宝











「酒蔵レストラン 宝」じゃあ、日本酒蔵元に一番近い店として、9蔵元が集まって、1月にゃあ「初しぼり新酒の会」、7月にゃあ「七夕に日本酒を楽しむ会」、9月にゃあ「ひやおろしの会」と、年3回季節のイベントを長年開催してきたがやけんど、2020年の「初しぼり新酒の会」からコロナ禍で中止となってしもうちょって、一昨年2022年の「七夕の会」から復活し、早や2年が経ったっちゅうことながよ。


ほんでこの日は、17時ばあに「宝」に9蔵元が集まって、ミーティングが開催されたがやき。
写真2  敷波店長ミーティング












まずは、この度「宝」の運営会社である株式会社ミナシアの最高顧問を退任された井本さんから、いろいろお話をいただいたがよ。
写真3  井本さんの言葉

井本さん、長年まっことお世話になりました!ありがとうございましたぜよ!


続いて敷波店長さんから、今回のお客様は107名っちゅう発表があり、お酒の順番らあの詳細のミーティングがあったがやき。





お次は、谷田料理長さんから、お料理の説明があったがよ。
写真4  谷田料理長さんの説明












ミーティング終了後の17時半過ぎにゃあ、お客様がぼちぼち集まられだいたがやき。
写真5  お客様来場











さて、18時過ぎにゃあほぼ皆さんが集まられ、敷波店長さんの司会にて開会したがよ。
写真6  敷波店長開会











続いては、9蔵元が1人ずつ敷波店長さんから簡単に紹介されたがやき。
写真7  蔵元紹介











お次は、谷田料理長さんから、この日の料理メニューの説明があったがよ。
写真8  谷田料理長の料理説明












その合間に、乾杯酒の「浦霞・純米吟醸・夏詣酒」を持って、9蔵元が各持ち場に散らばり、お客様にお酒を注がさいてたもうたがやき。
写真9  浦霞乾杯











ほんで、「浦霞」の中村さんから、乾杯のご発声があり、みんなあで声高らかに乾杯したがよ。


さあそっから後は、ワシらあ9蔵元が各テーブルを順番に巡回しもって次々とお酒を注がいてもうて、いろいろお客様とお話をさいてもうての大宴会のスタートながやき。


ワシも連日の宴席続き&この日も「日本酒フェア」で朝から飲んじょったもんやき、最初っからハイテンションで巡回し、お客様と酌み交わしまくり、盛り上げまくらいてもうたがよ。


ちなみにワシらあは飲むだっけで食べれんき、料理の味についちゃあコメントできんけんど、この日のこぢゃんと美味しそうなお料理とお酒のメニューは、以下の通りやったがやき。


★乾杯酒:「浦霞・純米吟醸・夏詣酒」

●先付:ちらし素麺
2024.7.17写真12  開華と前菜











★「開華・厳選涼酒・開夏」
写真10  浦霞・夏詣酒写真11  ちらし素麺











★「久寿玉・純米大吟醸生貯蔵酒」

●前菜:平目昆布〆のちまき寿司・フォアグラ琥珀寒・さくらんぼ生ハムジャージー白和え・はちきん地鶏4種
写真13  久寿玉













★「司牡丹・船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)

●刺身:鰹の塩タタキ・漬けマグロ新生姜

写真14  船中黒と刺身
このあたりで、ワシの順番が回ってきて、お酒の説明らあをさいてもうたがよ。


「船中黒」と「鰹のタタキ」は最強タッグで、杯も箸も止まらんなるき、ガンガン飲んでしもうて、もはやこの後の蔵元のお酒の味らあ分からんなってしまうぜよっちゅうて、爆笑をいただいたがやき。








★「春鹿・七夕酒・純米吟醸生原酒」

★「嘉美心・夏の純米にごり酒」

●逸品:大和牛ローストビーフ〜デミグラスソース〜・ずんだシュークリーム
>写真15  春鹿と逸品写真16  嘉美心











2024.7.17写真19  丸の間のお客様写真17  嘉美心社長と社員











写真18  お客様と盛り上がる












★「大山・十水・純米大吟醸」

●冷菜:透明なトマトスープ 才巻海老と夏野菜
写真20  大山と冷菜












★「西の関・美吟・吟醸」

●揚物:鰻の春巻き・飛騨山椒
写真21  西の関写真22  揚げ物













★「白嶺・純米大吟醸・無濾過生原酒・プラチナあらせめ」

●食事:冷やしすったてうどん

写真23  白嶺と食事


ワシとおんなじように、新しいお酒が出されるたんびに、蔵元が場所を移動し、そん時に出されるお酒の蔵元がお酒の解説をマイクで語りまくって盛り上がったがよ。


この後は、どっこもかしこも大盛り上がりで、ワシもアチコチ回りもってお客様らあと語り合いもってお酒を酌み交わし、ワシゃあ立派な酔っぱらいになっちょったがやき。


「船中」と「鰹のタタキ」の組み合わせは、やっぱし絶品やっちゅう声を、アチコチからいただいたがよ。


ちなみに、ワシがラストにうかごうたお席にゃあ、ワシの東京サラリーマン時代のおんなじ会社の先輩宇佐美さんがおられ、こぢゃんと昔バナシらあで盛り上がらいてもうたがやき。
写真24  竹村と宇佐美さん

宇佐美さん、久々の再開、そしてこの会にご参加いただき、まっことありがとうございましたぜよ!









そっから後も、さらに盛り上がりまくり、20時半過ぎばあにゃあ、日本名門酒会・株式会社岡永さんの飯田社長さんのご挨拶があり、さらに中〆のご挨拶があり、大団円のお開きとなったがよ。
写真25  蔵元集まる写真26  飯田社長












2024.7.17写真27  中締め











帰り際にも、アチコチで蔵元と会話が盛り上がったり、かたい握手を交わしたり、記念撮影したりと、皆さんこぢゃんと名残り惜しそうに、けんど大満足の満面全身満開笑顔で、帰路につかれたがやき。
写真28  蔵元お見送り写真29  9アイテムの酒













写真30  蔵元打ち上げ写真31  打ち上げ〆













とにかく、ご参加いただきました皆様、まっことありがとうございました。


今後とも、「宝」と「宝蔵」9蔵を、何とぞ宜しゅうお願い申し上げます!




ちなみにその後は、ワシらあ蔵元のお疲れさんの懇親会やって、みんなあで飲んで食べて語り合うて、こぢゃんと盛り上がりまくり、ワシゃあやっぱしベロベロの酔っぱらいになってしもうたがは、まあ当然っちゃあ当然ながぜよ。
















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2024年07月16日

世界最大の日本酒イベント!「日本酒フェア2024」ぜよ!

7月5日(金)〜6日(土)の2日間は、池袋・「サンシャインシティ」にて、世界最大の日本酒イベント「日本酒フェア2024」が、「日本酒造組合中央会」主催にて開催されたがやき。
写真1  日本酒フェア看板

今回の「日本酒フェア2024」は、「第16回全国日本酒フェア」(5日17時〜20時、6日10時〜13時、15時〜18時)と、「令和5酒造年度全国新酒鑑評会 公開きき酒会」(6日のみ開催10時〜13時、15時〜18時)から構成されちょって、各回1200名限定(「公開きき酒会」は各回500名限定)の完全入替制にて開催されたがけんど、チケット前売販売は早々に完売してしもうたらしゅうて、ワシの知り合いらあも「チケットが完売で手に入らん!」っちゅうて、嘆きよったばあの大人気やって、急遽チケットを追加販売したっちゅうことやったがよ。


「全国日本酒フェア」じゃあ、45都道府県らあがそれぞれのテーマを設け、約1000点の日本酒が一堂に会し、試飲と購入が可能で、「公開きき酒会」じゃあ、「全国新酒鑑評会」の入賞酒・金賞受賞酒、約400点が試飲できる唯一のチャンスやっちゅうがやき、そりゃあ大人気となるがは当たり前ながやき。


ちなみに、後日のニュースによりゃあ、この2日間のイベントに4500人を超える方々が来場され、多くの訪日外国人観光客も訪れたっちゅうことやったがよ。


さて、ワシらあ高知県酒造組合の出役者は、会場に7月5日(金)13時半ばあにゃあ集合し、自県ブースの飾り付けらあをしたがやき。


ワシゃあ、司牡丹関東統括部長の滝澤さんと2人での出役やったがよ。


多くの出役者の皆さんが集まってくださり、15時ばあにゃあ高知県酒造組合ブースの飾り付けやセッティングは完了したがやき。


その後は休憩タイムで、16時半にゃあ皆さん再集合し、17時のオープンを待ち構えたがよ。


ちなみに今回の高知県酒造組合のテーマは、「土佐酒、本領発揮!食がグンと美味しくなる!」っちゅうもんながやき。


ブースの試飲コーナーにゃあ、土佐酒18銘柄中17蔵元各2アイテム、合計34種類の試飲酒がズラリと並び、司牡丹は「SAKE COMPETITION 2024」にて「SILVER」を受賞した「司牡丹 AMAOTO」(純米酒)と、近年様々なコンテストらあで入賞しまくりゆう「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)の2品を出品しちょったがよ。
写真2  高知県ブース写真3  高知県ブース2












写真4  高知県ブース横写真5  高知県テーマ












また、販売コーナーにゃあ希望蔵元が販売商品を出品しちょって、司牡丹は試飲とおんなじ2アイテム各6本が用意されちょったがやき。
写真6  試飲コーナー写真7  試飲コーナー2













写真8  試飲コーナー3写真9  試飲コーナー4












さらに、土佐の酒とうまいもんの店「ぼっちりや」さんが、酒の肴らあを中心とした食品らあの販売コーナーも設置してくれちゅうがよ。
写真10  販売コーナー写真11  食品販売コーナー














準備万端となった16時50分ばあにゃあ、来場者の行列が増えたきっちゅうことで、開催予定時間よりかちくと早めに会場がオープンしたがやき。


今回の「全国日本酒フェア」の会場は、入口から右に回りゃあ出展ブースの1番(英語インフォメーションデスク)から順番に回れる設営になっちょって、高知県ブースはラストの49番ブース(日本酒グッズコーナー)の2つ前の47番やったき、こりゃあ当分お客さんは来んろうと思いよったら、空いちゅう反対回りからスタートする方々も結構おって、最初っから高知県ブースにもお客さんが次々に来られたがよ。
写真12  英語インフォメーション写真13  日本酒グッズコーナー













ほんで、アッちゅう間にスゴい人だかりになり、試飲コーナーにゃあ3重4重のお客さんが順番待ちになったがやき。


18時前にゃあ、高知県ブースにゃあお客さんが黒山の人だかりになり、ワシらあスタッフ全員がテンテコマイになったがよ。
写真14  第1部入場写真15  高知県ブースにお客さん












写真16  高知県ブースにお客さん2写真17  高知県ブースにお客さん3














写真18  高知県ブースにお客さん4

何人かのお客さんにお話をうかごうたら、やっぱり土佐酒は全体的にレベルが高いっちゅうことを知った上で、来てくださっちゅう方々も少のうなかったがやき。



まっこと嬉しいかぎりながよ!


ワシも、お酒を注いだり、説明したり、販売したり、お客さんと盛り上がったりしもって、バタバタしゆううちに、気がついたら会場に「蛍の光」が流れ、20時の終了時間となっちょったがやき。


ちくと簡単な後片付けらあをして、ワシゃあお手伝いに来てくださっちゅう高知県酒造組合技術顧問の上東先生と「亀泉」の西原社長と3人で、ちくと池袋駅前の大衆居酒屋にて夕食を兼ねて飲んだがよ。
写真19  居酒屋焼鳥など

まずは生ビールで乾杯の練習をして喉を潤して、「焼鳥」や「モツ煮込み」らあをいただき、その後は日本酒を注文して正式な乾杯をしたがやけんど、これが久々に飲む糖類入りのベタ甘い安酒やって、まだこんな日本酒があったがかと、ちくとショックやったがやき。


これじゃあ、甘過ぎてお酒も進まんし、食事も進まんし、美味しいたぁ感じんき、誰っちゃあ日本酒らあて注文せんはずやとあらためて実感さいてもうたがよ。


そこで上東先生が一計を案じ、ジョッキに氷を注文して、これに日本酒をドブドブ入れて、氷で薄めもって飲みゃあ、チビッとは甘味も薄れて飲みやすうなるっちゅうことで、この手法で何とか誤魔化しもって、飲んで食べて語り合うて盛り上がったがやき。


さて、その翌日7月6日(土)は、朝9時半に会場に集合やったがよ。


前日の「第一部」に引き続き、2日目最初の「第二部」は、10時〜13時ながやき。


ワシゃあちくと早めに会場入りし、この合間に他の会場らあを見学して回ったがよ。


「令和5酒造年度全国新酒鑑評会 公開きき酒会」会場にゃあ、既に凄い人数の行列ができちょって、ちくとまだ開場してない会場に入らいてもうて、高知県コーナーの写真を撮らさいてもうたがやき。
写真20  2日目 公開きき酒会に行列写真21  公開きき酒会入口












写真22  公開きき酒会会場写真23  公開きき酒会 高知県













「登録無形文化財 伝統的酒造り」コーナーや、「日本酒蔵ツーリズム推進協議会」コーナーや、「初めての日本酒コーナー」……ちゅう具合に、なかなかの豪華さやったがよ。
写真24  伝統的酒造りコーナー写真25  はじめての日本酒コーナー










さあ、高知県ブースに戻んたら、ちくと早めの9時55分ばあにゃあ開場となったがやき。


まだ高知県ブースにお客さんが殺到する前に、ちくとブースの撮影をさいてもうたがよ。


ほいたら、10時を過ぎたあたりから、またまた高知県ブースにゃあお客さんが殺到しだいたがやき。


試飲酒を注ぎ、販売酒を売り、お客さんらあといろんな話で盛り上がり、高知県ブースはいきなり大盛況となったがよ。
写真26  第二部入場写真27  第二部高知県試飲コーナー











写真28  第二部高知県販売コーナー

ワシがお客さんに、「土佐酒は全体のレベルがこぢゃんと高いき、どれを飲んだち美味しいぜよ!」っちゅうて語りかけよったら、「はい!知ってます!だから目掛けて来ました!」っちゅうて満面笑顔で応えてくれた若い女性のお客さんがおって、まっこと嬉しいかぎりやったがやき!


初日はあんまり売れんかった販売酒も、ここに来て結構売れだいて、また酒の肴コーナーの販売も結構好調になってきたがよ。


他県の蔵元からも何人かから、「高知県ブース凄いね!いつ見ても人だかり!」っちゅうて、驚きの声をいただけたがやき。
写真29  第二部高知県食品販売コーナー写真30  第二部高知県にお客さん












写真31  第二部高知県にお客さん2








また、司牡丹としても、「司牡丹・二割の麹が八割の味を決める」(純米酒)をワシが注がいてもうたお客さんから、「あちこちのブースで飲んできたけんど、これが今日一美味しい!」っちゅう声もいただけ、購入もしてくださったがよ。
写真32  第二部高知県にお客さん3写真33  第二部高知県にお客さん4











まっこと嬉しいかぎり、ありがとうございます!


ちなみに「二割八割」はこの第二部にて6本が完売し、他の蔵のお酒も試飲酒がないなったり、販売酒が完売したりっちゅうんが、次第に増えてきたがやき。
写真34  第三部高知県にお客さん写真35  第三部高知県にお客さん2












そうこうしゆううちに、アッちゅう間に13時となり、「第二部」は終了したがよ。


2時間の休憩の合間に昼食を済まいて、15時からは「第三部」のスタートながやき。


またまた高知県ブースにゃあ、アッちゅう間にお客さんが殺到し、試飲酒を注いだり、販売酒や酒肴を売ったり、お客さんとの会話で盛り上がったりしゆううちに、16時過ぎになっちょったがよ。


実はワシゃあ、この後18時から、有楽町の「酒蔵レストラン 宝」にて「七夕日本酒会」やって、17時集合やっちゅうことで、後は皆さんにお任せして、「日本酒フェア」会場から出らいてもうたがやき。


高知県酒造組合の出役者の皆さん、まっことお疲れ様でした!申し訳ございませんけんど、お先に失礼さいていただきます!


さて、「酒蔵レストラン 宝」さんでの七夕日本酒イベントについちゃあ、明日のブログ&Facebookに譲らいていただきますぜよ。













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2024年07月15日

幸せの言の葉<1836>

「山から遠ざかりゃあますますその本当の姿を見ることができるがよ。友人にしたちこれとおんなじぜよ。」(ハンス・クリスチャン・アンデルセン)


デンマークを代表する童話作家、詩人であり、「人魚姫」「みにくいアヒルの子」「マッチ売りの少女」「雪の女王」など、彼の童話は子供から大人まで人気が高うて、現在も多くの国で愛され続けゆう作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセン(1805〜1875)さんの言の葉ながやき。


たとえば富士山に登りゆうときにゃあ、岩やら石ころやらだらけで、とてもあの美しい富士山の形らあて、想像することすらできんがよ。


けんど遠くから眺めりゃあ、あの稜線が美しい日本一の富士山の姿を拝むことができるがやき。


かのアンデルセンさんは、友人にしたちこれとおんなじやっちゅうがよ。


つまり、仲のえい友人でありゃああるばあ、四六時中一緒におったりするもんやき、近くの姿しか見てないことがほとんどながやき。


なんぼ仲がよかったとしたち、その友人の近くから見た姿しか見てなかったとしたら、それじゃあその友人の本当の姿を、その友人の全貌を知ったことにゃあならんっちゅうことながよ。


ほんじゃき、友人の本当の姿を知りたけりゃあ、四六時中一緒におるがやのうて、たまにゃあ距離をおいてみて、遠くから眺めてみることながやき。


ほいたら、えいことも悪いことも含めて、その友人の意外な一面を知ることができたりして、まっとまっと多面的にその人間性らあも知ることができるっちゅうことながぜよ。



  
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2024年07月14日

幸せの言の葉<1835>

「力強いたぁ、相手を倒すことやあないがよ。怒って当然っちゅうときに自制できる力を持っちゅうことぜよ。」(ムハンマド)


アラブの宗教的、社会的、政治的指導者であり、イスラム教の開祖であり預言者、ムハンマド・イブン=アブドゥッラーフ(570年頃〜632年)さんの言の葉ながやき。


なんで怒って当然っちゅうときに、自制できる力を持っちゅう人が、真に強い人やといえるがやろうか?


怒りの感情に自分の心が支配されてしもうたら、どうなるかっちゅうたら、そりゃあ間違いのう判断力が鈍ることになるがよ。


ほいたら、そんなときに発する言葉や、そんなときに起こす行動らあて、ロクなもんやないがやき。


だいたい、やたらに怒りちらしまくりゆうような人っちゅうんは、実は根は臆病者で、こっちが倍ばあの勢いで怒り返しゃあ、シュンとなってしまうもんながよ。


ほんじゃき、怒って当然っちゅうときに一呼吸おいて、冷静に状況判断をして、感情に振り回されんと、適切な言葉を語り適切な行動ができる人っちゅうんは、そりゃあ真に強い人やっちゅうことになるがぜよ!


  
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2024年07月13日

幸せの言の葉<1834>

「酒を飲みや、それこそ永遠の生命ながよ、また青春の唯一の効果(しるし)ながやき。花と酒、おまさんも浮かれる春の季節に、楽しみや一瞬(ひととき)を、それこそ真の人生ぜよ。」(ウマル・ハイヤーム)


セルジューク朝の政治家であり学者兼詩人の、ウマル・ハイヤーム(1048〜1131)さんの言の葉ながよ。


こんな言の葉を見りゃあ、単なる酒好きの飲ん兵衛の言の葉やろうと思うかもしれんけんど、実はハイヤームさんは、数学や天文学らあで後世に残る偉業を成し遂げちゅう大学者であり、また大政治家でもあるがやき。


数学の三次方程式の解法を考案した人であり、また天文学じゃあ、ワシらあが今使いゆうグレゴリオ暦よりか正確やったといわれる「ジャラーリー暦」をつくった人やっちゅうき、こりゃあスゴいがよ。


そればあスゴい業績を仕事で遺した偉人が、酒こそが人生やっちゅうて断言しちゅうっちゅう点が、まっことスゴいことながやき。


つまり、おそらくこういうことながよ。


ナンボ仕事の鬼になったとしたち、実は一生の中の割合でいうたら仕事っちゅうんはせいぜい3割に過ぎいで、残りの7割は食べたり飲んだり遊んだり寝えたりっちゅう、仕事以外の生活ながやき。


ほいたら、7割の方をより充実さいて楽しんだ方が、人生は正解やっちゅうことながよ。


しかも、そうやって人生を楽しんだ方が、実は仕事にもよりやり甲斐や張り合いが出てくるし、よりがんばれるようになるし、仕事自体も楽しいもんになるっちゅうことながやき。


人生をこぢゃんと楽しんでこそ、仕事もこぢゃんとがんばれるっちゅうことながぜよ!


  
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2024年07月12日

「土佐の酢みかん&土佐寿司まつり2024」打ち合わせ、その他ぜよ!

まず7月3日(水)は、15時から「城西館」さんにて、「土佐の酢みかん&土佐寿司まつり2024」の打ち合わせがあったがやき。


このイベントは、元々はワシが理事長を務めさいていただきよった「土佐学協会」主催にて、2013年から高知市内にて開催してきた「土佐の酢みかん文化を楽しむ会」っちゅうイベントやって、2019年からは「土佐の酢みかん&土佐寿司まつり」として大々的に開催されよったがやけんど、コロナ禍で2020年は縮小開催、2021年は中止、2022年はやや縮小開催っちゅう流れで来て、昨年の2023年にゃあ本格的に復活開催やと思いよったところ、事務局担当者の転勤による退任らあで主催団体の「土佐学協会」自体が昨年の7月に解散となってしもうたがよ。


けんど、この「土佐の酢みかん」と「土佐寿司」らあに関するイベントらあについちゃあ、今年1月にワシが理事長となって新たに設立されたNPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」が、引き継いで実施さいていただくことになっちゅうがやき。


ちなみに、昨年の酢みかんの時期(10〜11月)についちゃあ、主催団体が存在せんっちゅうことで、イベント開催は見送ろうっちゅうことになっちょったがよ。


ほいたら、毎年「土佐の酢みかん」イベントに参加してくださりよった「マンダリンオリエンタル東京」の谷山さんから、是非とも「マンダリンオリエンタル東京」にて開催したいっちゅう依頼があり、昨年10月11日(水)に「土佐の酢みかん文化を楽しむ会 at マンダリンオリエンタル東京」っちゅうイベントを、有志メンバーにて「土佐の酢みかん文化を楽しむ会2023実行委員会」っちゅう組織を急遽立ち上げて開催さいてもうて、69名の参加者を集めて大好評を博したがやき。


さらに東京の方々から、「是非高知にもうかがいたいき、小そうたちかまんき、酢みかんイベントを開催してほしい!」っちゅう声があり、10人ばあは来られるっちゅうことやったき、その日程に合わいて昨年11月7日(火)に「土佐料理 司 高知本店」さんにて、少人数にて開催しょうっちゅうことになったがよ。


東京イベントと同じ有志メンバーにて、「土佐の酢みかん文化を楽しむ会2023実行委員会」っちゅう組織の主催として開催さいてもうたところ、あれよあれよっちゅう間に参加者が膨らんで、結局高知のイベントも59人っちゅう参加者で、会場は満席になり、大好評やったがやき。


そんな経緯と流れの中で、今年の「土佐の酢みかん&土佐寿司まつり2024」は、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」の主催としちゃあ、初開催となるがよ。


酢みかんのいろんな種類が一番揃うがは、10月〜11月上旬頃にかけてやき、当初はその計画やったがやけんど、東京からのパティシエ&シェフ軍団が20数名ばあで、急遽今年は9月17日(火)に来高したいっちゅう話になり、そんな関係でこの日に急遽打ち合わせすることになったっちゅうわけながやき。


今回集まっていただいたメンバーは、和田亜紀さん、三谷英子先生、浅野聡子さん、高知県農業振興部農産物マーケティング戦略課の方々2名、「城西館」の松山倫子さん、ほんでワシっちゅう7名のメンバーやったがよ。
写真1  酢みかん&土佐寿司打ち合わせ写真2  酢みかん&土佐寿司打ち合わせ2












9月17日やち、何とかそれなりに酢みかんは揃うっちゅうことやったき、ほいたらもうこの日程にて進めていこうっちゅうことになったがやき。


そっから後は、予算の話から催し物の話や、参加人数についてや、全体の流れについて……等々、いろいろ打ち合わせさいてもうたがよ。


ほんで、だいたいの全貌が見えてきたき、次回は料理長さんを交えて、ある程度の詳細を決めさいていただこうっちゅうことになり、17時ばあにゃあ打ち合わせは終了となったがやき。


最後に、ちくとみんなあで会場を確認さいてもうて、お開きとなったがよ。
写真3  会場確認

「土佐の酢みかん&土佐寿司まつり2024」の主催&ご協力メンバーの皆さん、今年も何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


さて続いては、翌日の7月4日(木)は、ワシゃあ東京へ飛んで、13時ばあにお取引先の社長さんにご挨拶にうかがわいてもうたがやき。


ちなみにこの日の仕事はこれだっけやったき、その後はちくと書店に行って、いろいろ書籍を物色したりして購入もさいてもうたがよ。


ほんで、宿泊ホテルにチェックインして、そっからは溜まりに溜まっちゅう事務仕事やら原稿執筆らあに充てらいてもうたがやき。


さらに続いて、その翌日の7月5日(金)は、日本名門酒会・株式会社岡永さんの馬喰町の本社に10時にうかごうて、7月17日(水)に予定しちゅう「司牡丹・百花展in大阪」の打ち合わせをさいてもうたがよ。
写真4  岡永さん本社











……ちゅうことで、その打ち合わせ終了後は、ワシゃあ池袋に向こうて、サンシャインシティにて開催される「日本酒フェア2024」やったがやけんど、この続きは明日のblog&Facebookに譲らいていただきますぜよ。














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2024年07月11日

【拡散希望!】オンライン酒場「酔うちゅう部」で「土佐の夏生酒の会2024」参加者募集ぜよ!

今回は、オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )にて7月19日(金)19時から開催の、「土佐酒の夏生酒を高知県酒造組合理事長と堪能する会<2024>」っちゅうオンライン飲み会(参加費無料!)のご案内ながやき。
2024.7.11写真1 酔うちゅう部トップ

ワシが主催者で、高知県酒造組合理事長として参加し、夏季限定の土佐の「生酒」を味わいもって、オンライン飲み会で語り合いましょうっちゅう内容ながよ。


参加条件は、司牡丹だけやのうて土佐酒18銘柄のどちらかの夏の生酒を1本ご用意いただくだっけで、あとは何と!参加費らあは無料ながやき!


尚、オンライン酒場「酔うちゅう部」の参加人数は上限が20名やき、ワシの1名分を引いて先着19名様限定っちゅうことになるきに、ご参加ご希望の方は今すぐ!オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )のサイトよりお申し込みくださいや。
写真2 酔うちゅう部サイト

ところで「夏の生酒」っちゅうんは、どんな酒かっちゅうたら、夏しか飲めん夏限定の日本酒ながよ。


冬から春先にかけて仕込まれた日本酒を、搾った後に一切火入れ(加熱殺菌)せんまんまで低温にて貯蔵し、暑い夏を迎える頃に、低温状態のまんま(要冷蔵)にて流通させるっちゅう、クール便がなかった時代は一般流通せんかった、かつては幻と言われた日本酒ながよ。


また、その味わいは、フレッシュぴちぴちのうえに、冷やして飲むがが一番うまいきに、アッサリした夏が旬の食材や、夏に食べとうなる酢の物らあとピッタリながやき。
写真3 酔うちゅう部サイト2写真4 酔うちゅう部サイト3









ほんじゃき、もし可能やったら夏が旬の食材を使うたお料理や酢の物らあも、用意していただけりゃあ最高ながよ。


ちなみに司牡丹の「夏の生酒」で一番のお薦めは、やっぱし「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)ながやき。


華のある香り、軽快でなめらかに膨らむ夏の生酒ならではの爽やかな味わい、そして後口の抜群のキレの良さは、初鰹らあの夏の味覚の美味しさを倍増さいてくれるはずながよ!


ちなみに「船中八策・零下生酒」は、今年は4月中旬ばあから出荷開始となっちょって、日本名門酒会っちゅう会に加盟しゅう、全国の日本酒専門店らあでしか購入できん流通ルート限定商品で、司牡丹としちゃあ既に完売してしもうちゅうがやけんど、日本名門酒会加盟店やったらまだ残っちゅうかもしれんがやき。


ご希望の方は以下のサイトに掲載の、全国の日本名門酒会加盟店さんにて、ご確認の上ご購入いただけましたら幸いながよ。
https://www.meimonshu.jp/modules/sakeshops/index.php?page=shops&prefid=39&lid=


もちろん、司牡丹に限らんと高知県酒造組合18社のどちらの蔵元の「夏の生酒」やったちOKやき、ご参加いただく皆さんにゃあ、是非どちらかの蔵元の「夏の生酒」を用意しちょいていただきたいがやき。
写真5 酔うちゅう部サイト4

ほいたら、7月19日オンライン酒場「酔うちゅう部」にて、お待ちしちょります!


ところで、「オンライン飲み会」ご参加のお申し込み方法は、以下の通りながよ。


オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )のサイトにアクセスしていただき、会員登録(無料!)していただき、その後、「土佐酒の夏生酒を高知県酒造組合理事長と堪能する会<2024>」の画像をクリックしていただけりゃあ、詳細が表示されるき、「この飲み会に参加する」ボタンをクリックしていただけりゃあ、これにて予約完了(全て無料!)ながやき。


あとは飲み会当日に、開始時間になったら「飲み会をはじめる」ボタンが表示されるきに、そちらをクリックしていただきゃあ、参加できる(無料!)っちゅう流れながよ。


尚、注意点は、インターネットエクスプローラーは使えんき、パソコンの場合やったらMicrosoft Edgeを最新版にアップデートしてご使用いただき、スマホのiPhonやったらSafariを、AndroidやったらGoogle Chromeをご使用いただきたいがやき。


ほいたら、土佐酒の「夏の生酒」をご用意いただきました皆さんと共に、酌み交わしもって語り合うて盛り上がりまくれるがを、こぢゃんと楽しみにしちょりますぜよ!
写真6 土佐酒の夏生酒を堪能する会









●「土佐酒の夏生酒を高知県酒造組合理事長と堪能する会<2024>」

〈開始〉2024年7月19日(金)19:00
〈終了〉2024年7月19日(金)21:30
〈参加人数〉予約先着20名様(竹村含む)
〈参加条件〉高知県の日本酒蔵元の「夏の生酒」を、どれか1本はご用意ください。
〈申込先〉オンライン酒場「酔うちゅう部」(https://youtu-bu.jp )















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2024年07月10日

高知工科大学講義「土佐の『食・酒・人・宴』をイノベーションし、未来を創る!」ぜよ!

7月2日(火)は、高知工科大学永国寺キャンパスにて、高知工科大学・経済・マネジメント学群「経営システム特別講義」に講師として招かれ、「土佐の『食・酒・人・宴』をイノベーションし、未来を創る!」っちゅう講演をさいてもうたがやき。
写真1  講義前写真2  スクリーン











11時から12時半までの90分の講義に、経済・マネジメント学群の3年生・4年生の生徒さんらあが100名ばあ集まってくださったがよ。
写真3  生徒の皆さん着席












まずは、担当の坂本先生から、ワシの紹介があったがやき。
写真4  坂本先生のお話











ほんで、ワシの講演内容は、だいたい以下の通りやったがよ。
2024.7.10写真5 パワポ表紙









【1】司牡丹のSTORY〜「志のSTORY」と「品質のSTORY」〜
写真6 司牡丹のSTORY


まずは「司牡丹のSTORY」からで、最初は「志のSTORY」について、語らいてもうたがやき。


「司牡丹の歴史と由来のSTORY」、「日本を創った偉人たちと司牡丹のSTORY」、ワシの曾祖父「竹村源十郎のSTORY」、ワシの父「竹村維早夫のSTORY」、ほんでワシ、「竹村昭彦のSTORY」っちゅう順番に、受け継がれる「志」について、語らいてもうたがよ。


続いては、「司牡丹のSTORY」の2番目、「品質のSTORY」ながやき。


「水のSTORY」、「米のSTORY」、「技のSTORY」、「心のSTORY」について、それぞれ詳しゅうに語らいてもうたがよ。


ほんで、「司牡丹のSTORY」のまとめとしちゃあ、以下のとおりながやき。


ここ100年間ばあを振り返りゃあ、一貫して品質のブラッシュアップをベースに、新たな領域に挑戦することで、危機を乗り越えてきた100年間やったといえるがよ。


人々の心の荒廃がさらに進行しゆうコロナ禍、アフターコロナにおいて、さらなる品質のブラッシュアップをベースに、日本酒で「心の豊かさ」や「精神的な幸せ」を提供するっちゅうことしかないがやき!


【2】「土佐の風土の食のSTORY」
写真7 土佐の風土の食のSTORY写真8 土佐酒のSTORY









写真9 土佐人のSTORY
お次は、「土佐の風土の食のSTORY」について、語らいてもうたがよ。


鮮度抜群の山・川・海の幸に日本一恵まれた高知県の、まずは山の幸にゃあ、<春>イタドリ<夏>リュウキュウ<秋>柚子<冬>葉ニンニクらあがあるがやき。


次に、川の幸にゃあ、<春>川エビ<夏>鮎<秋>ツガニ<冬>川ノリらあがあり、海の幸にゃあ、<春>ドロメ<夏>初鰹<秋>サバ<冬>ウツボらあがあるがよ。


さらに、土佐の高知にゃあ独特の豊かな食文化があり、土佐の酢みかん文化(柚子、ブシュカン、直七らあの香酸柑橘類を酢として多用する文化)と、土佐寿司文化(柚子酢を酢飯に使うた野菜寿司「土佐田舎寿司」等、何でも寿司にすると言われるばあ多様な郷土寿司文化)らあが存在しちゅうっちゅうて、語らいてもうたがやき。


【3】「土佐酒のSTORY」


続いては、「土佐酒のSTORY」(〜なぜ今、土佐酒が一番面白いのか?〜)ながよ。
写真10 土佐の宴のSTORY
なんで今、土佐酒が一番面白いがかっちゅうたら、まずは「そんな風土・地域性・食文化と密接につながった辛口酒が頑としてベースにある」っちゅうことが根本で、それをデータで証明しもって、まずはお話さいてもうたがやき。


そのベースの上に、「真逆の酒質である超甘口酒(CEL24)も各社から発売されいずれも大人気!」、「バラエティに富む高知酵母と県産米らあを駆使し18蔵ならではの個性が豊か!」、「分析結果等を共有し全体のレベルの高さ日本一!その証明!昨年度全国新酒鑑評会入賞率・金賞率ともに日本一!」、「産官学が連携(土佐酒振興プラットフォーム)し常にブラッシュアップ!米も酵母も、未来品質も!」、「土佐酒として一丸となったブランドコンセプト(TOSA NAKAMA SAKE)が明確!」、「世界初のユニークな取り組み!宇宙酒、深海酒、宇宙深海酒!」、「『なかま』を広げるツール『酔うちゅう部』も誕生!さらに世界へ!」、「園芸王国である土佐ならではのリキュールもバラエティ豊富!」、「あちらからもこちらからも応援者続出!天も土佐酒を応援?!」(2023年春の朝ドラ「牧野富太郎」!2025年あたりに、「dancyu」植野編集長が発起人となった映画「おきゃく(OKYAKU)」公開予定!)……ちゅう面白いネタがズラリとあるっちゅうことを紹介さいてもうたがよ。


【4】土佐「人」のSTORY


お次は、「土佐『人』のSTORY」で、見ず知らずの人にやち悦んで奢る、太陽のように底抜けに明るい県民性らあについて、語らいてもうたがやき。


【5】土佐の宴のSTORY


続いては、「土佐の宴のSTORY」で、日本じゃあこぢゃんと珍しい「外飲み」が大好きな土佐人についてや、料理も杯も席も「なかま」(シェアの意味)にして、お座視遊びまで飛び出す世界一楽しい宴についてらあを語らいてもうたがよ。


【6】土佐の食・酒・人・宴のSTORYのまとめ
写真11 土佐の食・酒・人・宴のSTORYのまとめ



ほんで、「食が美味しい!酒が旨い!人が明るい!そして世界一宴が楽しい酒国土佐!」は、土佐の高知っちゅう地域を有意味化する、極めて有望な独自化戦略になるっちゅうて語らいてもうたがやき。


【7】土佐の「食・酒・人・宴」に「意味のイノベーション」を!


そのためにゃあ、土佐の「食・酒・人・宴」っちゅう地域資源に、「意味のイノベーション」を起こさにゃあいかんがよ。
写真12 意味のイノベーション

一般に「イノベーション」たぁ、「技術のイノベーション」のことで、そりゃあテクノロジー開発の背中を押す「技術革新」のことながやき。


一方「意味のイノベーション」たぁ、市場に“新しい意味”をもたらす土壌を創るっちゅうことながよ。(参考:「デザインの次に来るもの」〜これからの商品は「意味」を考える〜 安西洋之・八重樫文 著)


電灯がこればあ普及しちゅうに、ロウソクはなんで今も売れ続けゆうかっちゅうたら、「食事のムードを楽しみたい」っちゅうロウソクの新たな意味に、誰かが気づいてそれを広めたきながやき。


つまり、ロウソクに「意味のイノベーション」を起こしたっちゅうことながよ。


考えてみりゃあ、日本酒の「意味」も、時代によって様々に変遷してきちゅうがやき。


「神事のための魔法の水」、「神と一体化するためのツール」、「人生儀礼における必需品」、「憂いを晴らす飲み物」、「酔うための道具」、「後輩イジメの定番」……


ほんで現在はっちゅうたら、「飲みよったらちくとツウっぽう見える、まあまあ美味しい珍しい飲みもん」といった程度ながよ。


今こそ日本酒に“新しい意味”をもたらす、「意味のイノベーション」が求められゆうっちゅうことながやき。


さらにそこに、日本酒単独じゃあまだ弱いきに、土佐の「食・酒・人・宴」に「意味のイノベーション」を起こせりゃあ、こればあ強力なもんはなかなかないがよ!


【8】NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」設立
写真13 NPO法人設立写真14 NPO法人設立2










その実現のために、設立さいたがが、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」であり、こちらの団体について語らいてもうたがやき。


【9】土佐の高知がサン・セバスチャンを超える日!
写真15 サンセバスチャンを超える日

ほんで締め括りにゃあ、そう遠うない未来に、土佐にゃあ世界中から人々が集まり、土佐の高知がサン・セバスチャンを超える日がくるやろうっちゅうて、断言さいてもうたがよ。





だいたいこんなようなお話をさいてもうて、ワシの講義は終了したがやき。
写真16  講義終了

皆さん、熱心にご聴講いただき、まっことありがとうございました!


ほいたら最後に、学生の皆さんからいただいたアンケートの中から、悦びの声の一部を、以下にご紹介さいていただきますぜよ。


●本日の講演で日本酒の魅力に気づいたとともに、司牡丹の凄さに驚きました。普段日本酒をあまり飲まないので、良さについてあまり分からないものがありました。しかし、リンゴの風味のあるお酒や、バナナの風味など飲みやすいものがあると教えていただき、是非飲んでみたいなと思いました。


●日本酒は嫌いだったが、講義を聞いて、飲みやすいものなら挑戦してみようと思った。


●お酒を通して、土佐の伝統を世界に広げようとしているお話が、とても素敵だなと思った。酒だけのイメージが今日で変わったので、講義を受けて良かった。


●高知の酒についての講義で、興味のある内容であった。また、伝統ある会社の社長さんのお話は、とても説得力があり、分かりやすかった。


●とても面白い講演でした。ありがとうございました。日本酒とても好きです。居酒屋で働いているのですが、司牡丹とても人気です。実家に帰るときに日本酒を持ち帰ると、とても喜ばれます。高知を離れてもお酒文化を楽しんでいきたいと思いました。


●司牡丹と高知の食文化の歴史、そのつながりを知ることができて良かった。お昼前の講義であり、とてもお腹が空いていたので、生殺しのような感覚を味わったのは不満。


●地元が高知県なので知っていることについての講義だと思っていたが、実際受けてみると「土佐の酢みかん文化」など、知らないことが結構あって、聞いていて楽しかった。


●高知県の食や宴の可能性を感じることができました。高知県に司牡丹という歴史のある企業があることに誇りを感じました。













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2024年07月09日

司牡丹の社内でバーベキュー懇親会ぜよ!

6月28日(金)は、新入社員の方の歓迎と退職社員の方の慰労を兼ねて、司牡丹社内のバーベキュー懇親会が開催されたがやき。


ちなみにコロナ禍以前は、司牡丹社員有志が集まって日頃の労をねぎらい合うため社内で飲み会をするっちゅう懇親会が、「がんばろう会」っちゅう名で、毎年のように開催されよったがやけんど、コロナ禍でしばらく中止になっちょったがよ。


ほんで、昨年6月におそらく4年ぶりとなる社内懇親会を久々に開催し、今年も2年連続の開催となったがやき。


就業時間終了後に、社員有志がいろいろ準備を担当し、18時にゃあ司牡丹社員20人ばあが、牧野蔵の広場に集まったがよ。


ちなみに例年やったら食堂の前の駐車場スペースにて開催しよったがやけんど、ちくと雨天やったもんやき、屋根のあるこちらにての開催となったがやき。
写真1  バーベキュー準備写真2  バーベキュー用のお肉など













まずは、社長のワシからご挨拶さいてもうたがよ。
2024.7.9写真3  開会写真4  開会2












ほんで、今年「Kura Master 2024」にて栄えある「プラチナ賞」を受賞し、さらに1223点ものエントリーの「トップ銘柄24点」にも選出された、「司牡丹 Delight」(瓶内二次発酵・スパークリング純米吟醸酒)をみんなあで注ぎ合うて、魚住常務の発声にて声高らかに乾杯して、懇親会がスタートしたがやき。
2024.7.9写真5  乾杯

ちなみにその他にも、今年「全国新酒鑑評会」にて最高位金賞を受賞した「司牡丹・黒金屋」(大吟醸酒)を筆頭に、司牡丹のいろんなお酒がズラリやったがよ。








お料理は、「鰹の刺身&タタキの皿鉢盛り」や「おにぎり」や「唐揚げ」らあに加え、メインは「炭火焼きバーベキュー」ながやき。
写真6  鰹の皿鉢盛り写真7  バーベキュー











バーベキューができるまで、鰹の刺身やタタキや唐揚げやおにぎりらあをいただきもって、生ビールをチェイサーに、司牡丹のお酒をみんなあでガンガン酌み交わしまくって、盛り上がったがよ。
写真8  モクモクの炭火バーベキュー

ワシゃあ、是非社員みんなあに体感しちょいてもらいたいっちゅうて、「司牡丹・CEL-24」(純米吟醸酒)と他の司牡丹の飲み比べを薦めらいてもうたがやき。









「司牡丹・CEL-24」は、確かに香りはこぢゃんとフルーティーやし、アルコール分は低めやし、味わいは超甘口やき、日本酒があんまり得意やない若い方々らあやち、一口飲んだ瞬間思わず「うまいっ!」っちゅう声が漏れてしまうばあながよ。
写真9  懇親会風景写真10  懇親会風景2











けんど、料理と合わせた際にゃああんまり合わいで、特に和食、特に刺身らあにゃあ、まっこと相性がようないもんやき、食べもって飲みよったら、酒も料理も進まんなるがやき。


翻って、通常の司牡丹のお酒はこの真逆で、一口飲んだばあやとちくと物足りんかもしれんけんど、料理を食べもって、特に和食、特に刺身らあを食べもって飲みゃあ、酒も料理も美味しゅうなって、ついつい杯も箸も進みまくってしまうっちゅうタイプながよ。


社員のみんなあも、食べもって飲みもって、この違いを実際に自ら体感し、「確かにCEL-24は杯が進まんし料理にゃあ合わん!」っちゅうて、納得しまくりやったがやき。


さあ、バーベキューができたようで、みんなあでいただきもって、さらにさらに司牡丹を酌み交わしまくり、盛り上がりまくりになったがよ。


バーベキュー担当者は、次々に具材を投入し、焼きっぱなし状態やったがやき。


まっこと、ご苦労様でしたぜよ!


そっから後は、とにかくみんなあで大声でゲラゲラ笑い合いもって、飲んで食べて飲んで食べて、大盛り上がりになっていったがよ。


19時ばあにゃあ、新入社員の方の自己アピールタイムや、退職社員の方の御礼のご挨拶らあがあったがやき。


本日が最後の出社やった宮本さん、長年のお勤め、まっことありがとうございましたぜよ!
写真11  宮本さんご挨拶

ふと気がつきゃあ、19時半過ぎになっちょって、いきなり周りが暗うになっちょったがよ。






そっから後もみんなあが、さらに飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、ガンガンに盛り上がりまくったがやき。
写真12  盛りあがる宴席写真13  暗くなった宴席











こうして19時45分ばあにゃあ、大団円のお開きとなったがよ。


準備や後片付けを担当いただいた社員の皆さん、まっことお疲れ様でした!ありがとうございました!
2024.7.9写真14  中締め

また、新入社員の皆さん、今後とも何とぞ宜しゅうお願い申し上げます!


退職社員の宮本さん、まっこと長年お疲れ様でした!感謝感謝!


そして、参加してくださった社員の皆さん、参加できんかった皆さんも、今後とも司牡丹を、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!














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2024年07月08日

NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」令和6年度通常総会&懇親会ぜよ!

6月27日(木)は、17時から料亭「濱長」さんにて、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」(略称TTOC)の令和6年度通常総会&懇親会が開催されたがやき。
2024.7.8写真1  濱長

まずは総会前に、理事長のワシと中田副理事長、吉本副理事長、明神専務理事、古木事務局長っちゅう三役メンバーらあが15時半ばあから集まって、事務局を担当してもうちゅう高知県酒造組合事務局の萩野さんも後から加わり、いろいろ準備や打ち合わせらあをさいてもうたがよ。






ほんで、16時半ばあから会員メンバーの皆さんらあが、続々と集まられたがやき。
写真2  総会に集まる












50名ばあの会員の皆さんらあが集まられ、17時ちょい過ぎにゃあ、明神専務理事の司会にて開会したがよ。
写真3 明神専務理事開会

ほんで、理事長のワシから開会のご挨拶をさいてもうたがやき。


ワシからは、当NPO法人の目指すところを、かいつまんで2点、ポイントとして挙げさいてもうたがよ。


まず1点目は、「伝統」は昔のまんまの「伝統」のまんまやったら、衰退していって守り育てることができんなるき、「伝統」を「現代化」せにゃあいかんっちゅうて、語らいてもうたがやき。


さらに2点目は、土佐の伝統的な「食」も「酒」も「人」も「宴」も、それぞれがバラバラのまんまじゃあ衰退していくだっけで、守り育てることができんなるき、それらあ「食・酒・人・宴」を「融合」さいていかにゃあいかんっちゅうて、語らいてもうたがよ。
2024.7.8写真4  総会風景2024.7.8写真5  総会風景2











この2点を実現させるっちゅうんが、当NPO法人の目指すところで、これが実現できりゃあ、他にゃあない土佐の高知最大の魅力になり最大のウリになり、日本中から世界中から観光客を呼び寄せることができるはずやっちゅうて、語らいてもうたがやき。


続いては定足数の確認で、正会員数118名、出席者数48名(+定足数に入らん出席者3名)、委任状出席者数36名で正会員数の半分を超えちゅうき、この総会は成立する旨、明神専務理事から報告があったがよ。


お次は議長選出で、理事長のワシが議長っちゅうことで、拍手をもって選任されたがやき。


続いてワシが議長席に座り、議事録署名人の2名を選出さいてもうたがよ。


ほんで、議事に入らいてもうたがやき。


まずは第1号議案「令和5年度事業報告並びに収支決算書承認の件」についてで、ワシからは「事業報告書」について詳しゅう説明さいてもうて、古木事務局長からは「収支決算書」について説明さいてもうたがよ。


お次は監査報告で、岩監事から収支決算書は適正である旨の報告があったがやき。
写真5  岩監事監査報告

ほんで、特にご質問やご意見ものうて、第1号議案は拍手でもって承認されたがよ。


続いては、第2号議案「令和6年度事業計画及び収支予算決定の件」についてで、ワシからは「事業計画書(案)」について詳しゅう説明さいてもうて、古木事務局長からは「収支予算(案)」について詳しゅう説明さいてもうたがやき。


ちなみに「事業計画(案)」は、 崚攤瓦座敷ガイドの育成事業」、◆崋鮃馘攤歓佑琉酒美学<宴中八策>」の普及啓発事業、おきゃく文化の普及啓発事業(<1>「土佐の酢みかん&土佐寿司まつり」の開催、<2>家庭における伝統的「おきゃく」文化の伝承活動)、ぁ屬海Δ曾性経営者の会」との共同主催による「丸山台のイベント」(10月13日開催・「自由民権15年土佐流宴〜丸山台で継承する板垣退助の思い〜<仮>」)事業っちゅう4つやったがよ。


ほんで、特にご質問やご意見ものうて、第2号議案も拍手でもって承認されたがやき。


お次は第3号議案「新理事選任の件」についてで、あらかじめ正会員の皆さんに送っちょった新役員名簿15名に、もう2名を加えて17名とした新たな名簿を皆さんに配布さいてもうて、新理事メンバーをご紹介さいてもうたがよ。
写真6  畠中さん報告

ほんで、特にご質問やご意見ものうて、第3号議案も拍手でもって承認されたがやき。


こうして議事は無事終了し、続いては「報告事項」に移ったがよ。


ここでワシから、もうちくと詳しい「事業案」について、お話さいてもうたがやき。


「酒国土佐人の飲酒美学<宴中八策>」の「修正版」についてや、「土佐お座敷ガイドの育成事業」についてや、「土佐の酢みかん&土佐寿司まつり」についてや、家庭における伝統的「おきゃく」文化の伝承活動にらあについて、ちくと詳しゅうお話さいてもうたがよ。


ほんで、家庭における伝統的「おきゃく」文化の伝承活動についちゃあ、先ほど新理事に承認された畠中智子さんから、もうちくと詳しゅう説明してもうたがやき。


続いては、当NPO法人事務局(高知県酒造組合事務局)の秋久さんと萩野さんをご紹介さいてもうて、その他事務連絡等があったがよ。


こうして、17時40分ばあにゃあ、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」(略称TTOC)の令和6年度通常総会は、無事お開きとなったがやき。


ご参加いただきました正会員の皆さん、まっことお疲れ様でしたぜよ!


さてこの後は別の部屋に移動し、18時から懇親会のスタートながよ。
写真8  懇親会に集まる

総会にて帰られる方がおられ、また懇親会のみの出席の方もおられて、結局懇親会は49名の出席者となったようながやき。


ちなみに、当NPO法人のポリシーとしてみんなあが「なかま」やっちゅうんがあるき、懇親会の座席は理事長のワシやち、たとえもし知事さん(当NPO法人顧問)が来られちょったち、全員の座席はくじ引きで決めるっちゅうて発表さいてもうたがよ。


18時ちょい過ぎばあにゃあ、皆さん揃われたようで、ワシからちくと乾杯酒「司牡丹 Delight」(瓶内2次発酵・スパークリング純米吟醸酒)について説明さいてもうたがやき。
写真9  乾杯酒 Delight


ほんで、このお酒を各テーブルに1本ずつ配らいてもうて、開け方が分かる方に担当してもうてコルクをポンッと抜いてもうて、グラスに注ぎ合うてもうたがよ。








続いて、テレビ高知の藤田社長さんのご発声にて、みんなあで威勢よう「乾杯!」して、さあ「大おきゃく」のスタートながやき。
写真10  藤田社長乾杯ご発声











美味しい「皿鉢料理」や「ドロメぬた掛け」らあが次々と並び、生ビールもガンガン出され、いきなり宴席は盛り上がっていったがよ。
写真11  どろめ写真12  皿鉢料理












写真13  皿鉢料理2写真14  皿鉢料理3











お次のお酒、「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)も出され、皆さん飲んで食べて語り合うて、さらにさらに盛り上がっていったがやき。
写真16  船中黒












続いては、「濱長」さんの新しい芸妓さん舞妓さんのお披露目っちゅうことで、美しい舞いを披露してくださり、万雷の拍手喝采やったがよ。
2024.7.8写真15  ワイワイ宴席











舞いの後も、宴席はさらにさらに大盛り上がりになっていったがやき。
写真17  芸妓舞妓お披露目











お酒も、「金凰司牡丹」(本醸造酒)の冷酒がガンガン出され、皆さんさらに飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うてが止まらんなるっちゅうもんながよ。
写真20  盛り上がる宴席写真21  金凰司牡丹











19時ばあからは、有志の方々を募り、土佐のお座敷遊び「可杯(べくはい)」遊びがスタートしたがやき。
写真22  可杯遊びに集まる写真23  可杯











「ベロベロの神様の唄」をみんなあで歌うて手拍子して盛り上がり、まずはいきなりNPO法人高知の食を考える会の横山会長さんに「天狗杯」が当たり、大爆笑やったがよ。
写真24  横山さん天狗!写真25  入江先生天狗!












写真24  横山さん天狗!











お次は、近森病院の入江理事長さんにまたも「天狗杯」が当たり、さらに大爆笑!
写真25  入江先生天狗!












続いては、奈々絵ちゃんにまたまた「天狗杯」が当たったもんやき、「ベロベロの神様恐るべし!」っちゅうて、さらにさらに大爆笑やったがやき。
写真26  奈々絵ちゃん天狗!写真27  奈々絵ちゃん大杯!












「可杯」遊び終了後も、さらに「濱長」の女将さんが大杯を出してきて、お酒が強そうな方々らあに大杯飲みを薦めまくり、これまた大盛り上がりやったがよ。


奈々絵ちゃん、ここでも飲みゆう!


お次は、「菊の花」遊びやけんど、キョーフの全員参加「菊の花」がスタートしたがやき!
写真28  全員参加菊の花!写真29 キョーフ!菊の花!














最悪の場合、50杯ばあの杯を飲まにゃあいかんっちゅうことやき、こりゃあまっことのキョーフながよ!


「きっくのはな〜きっくのはな〜…」っちゅうて、みんなあで歌うて手拍子しよったら、5杯ばあのところで、またまた奈々絵ちゃんが菊の花を当ててしもうたがやき!
>写真30  またも奈々絵ちゃん当たる!

まっこと、よっぽどベロベロの神様に好かれちゅうようながよ!


まあけんど、5杯ばあやき、どうっちゅうことのうペロリやって、拍手喝采ながやき。


これじゃあ面白うないっちゅうことで、もう一回全員参加の「菊の花」遊びがスタートしたがよ。



「きっくのはな〜きっくのはな〜……」っちゅうて歌いもっての手拍子が、今度はなかなか終わらんもんやき、だんだん杯をめくる方々らあの顔色も真剣そのものになってきたがやき。
写真31  再び全員菊の花!

もう40杯ばあの杯が開いちゅう!コワッ!










終盤、あと3つばあの杯になったあたりで、濱長さんの女将さんが杯をめくったら……菊の花がジャジャーンと登場し、会場は大盛り上がりの大爆笑やったがよ。
写真32  女将が当たる!写真33  女将が菊の花挑戦!











ほぼ50杯の杯にお酒をガンガン注ぎまくり、さあいよいよ挑戦っちゅうときにゃあ、当NPO法人の「土佐人の飲酒美学」に則って、周りの方々が助けに入ってくれたがやき。
写真34  みんなで手伝う

ワシも含め、5〜6人の方々がお手伝いしもって、見事約50杯の杯を飲み干し、拍手喝采やったがよ。











その後も、「素麺」らあが出され、しばし宴席で飲んで食べて語り合うて盛り上がり、最後のお座敷遊び「土佐はし拳」ながやき。
写真35  ソーメン


こちらはちくとルールが難しゅうて、やったことがない方々も多いもんやき、けんど当NPO法人としちゃあこちらも普及させにゃあいかんき、知らん人にも挑戦していただきたいっちゅうことで、やり方はキチンと教えるき、勝ち抜きで優勝した方にゃあ乾杯酒の「司牡丹 Delight」をプレゼントするっちゅうて発表さいてもうたがよ!







まずは、デモンストレーションとして、女将と入江先生からスタートしたがやき。
写真36  はし拳 女将対入江先生












ほんで、最終的にゃあ横山さんとやっぱしの奈々絵ちゃんが最終決戦ながよ!
写真37  女将対横山さん写真38  横山さん対奈々絵ちゃん












はし拳初体験の奈々絵ちゃんは、周りから教えられもって、なかなか健闘したがやけんど、百戦錬磨の横山さんにゃあ勝てんかって、やっぱし罰杯をあおったがやき。


けんどそこはNPO法人高知の食を考える会会長の横山さん、賞品のお酒は奈々絵ちゃんに譲るっちゅうて発表され、拍手喝采やったがよ。


大活躍の奈々絵ちゃん、おめでとうございます!


こうして20時過ぎにゃあ、高知さんさんテレビの新社長、鳥居社長さんの中締めのご挨拶があり、大団円のお開きとなったがやき。
写真39  いよいよ中締写真40  鳥居社長中締め












写真41  大団円の中締め

底抜けに明るい満開笑顔で、且つちくと千鳥足で、皆さんこぢゃんと幸せいっぱいにて帰路につかれたがよ。


ご参加いただきましたNPO法人TTOC会員の皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!















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2024年07月07日

幸せの言の葉<1833>

「青年時代の残りを旅に使う。世間っちゅう大きな書物から学ぶがぜよ。」(ルネ・デカルト)


合理主義哲学の祖であり、近世哲学の祖として知られちゅう、フランス生まれの哲学者、ルネ・デカルト(1596〜1650)さんの言の葉ながやき。


ワシゃあちくと以前までは、学ぶっちゅうたら書物から学ぶか人から学ぶかしかないっちゅうて思うちょったがやけんど、実はもうひとつ、旅からもこぢゃんと学ぶことができるっちゅうことに気づいたがよ。


人間っちゅうんは、やっぱしズーッとおんなじ場所におったら、なかなか学ぶことができんもんがあるがやき。


旅をすりゃあ、世界がこぢゃんと広いっちゅうことを体感として知ることができるし、視野もこぢゃんと広がるし、そういうことが人間としての幅を広げることにつながるがよ。


こういう点においちゃあ、書物からの学びも、人からの学びも、旅からの学びにゃあ敵わんがやき。


かのデカルトさんの、「世間っちゅう大きな書物から学ぶ」っちゅう「旅」の表現は、まっこと見事と言うしかない、素晴らしい表現ながよ。


書物から学び、人から学び、そして旅から学びゃあ、その学びの効果から来る成長のレベルは、さらにグンとアップするっちゅうことながぜよ。


  
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2024年07月06日

幸せの言の葉<1832>

「専門のことやろうが、専門外のことやろうが、要するに物事を自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を表明できるようになるため、たったそれだっけのことながよ。そのために勉強するがぜよ。」(山本義隆)


駿台予備学校物理科の名物講師として長いこと活躍され、アカデミズムに属さん在野の科学史家としてたくさんの書籍も出されちゅう、山本義隆(1941〜)さんの言の葉ながやき。


小学校・中学校・高校・大学と、正直言うてワシゃあ、あんまり勉強が好きやなかったがよ。


何であんまり好きやなかったがかっちゅうたら、そりゃあおそらく、何のために勉強するがか、よう分かってなかったきながやき。


けんど、今はハッキリと分かるがよ。


それがまさに、この山本義隆さんの言の葉に表現されちゅうがやき。


社会人になって、さらに経営者となって、一番何をせにゃあいかんかっちゅうたら、自分の頭で考えて、自分の言葉で自分の意見を表明できるようにならにゃあいかんっちゅうことながよ。


そのためにワシゃあ、小学校・中学校・高校・大学のときよりか、社会人になってから、経営者になってからが、一番勉強しゆうがやき。


様々な書籍を読んだり講演も聴いたりっちゅうインプットは欠かさんし、さらに自ら講演もして原稿も書くっちゅうアウトプットも欠かさんがよ。


つまり、経営者として進化し続けるにゃあ、自分の頭で考えて自分の言葉で自分の意見を表明するっちゅうアウトプットが必要やき、そのためにゃあインプット(勉強)が必要やっちゅうことながやき。


アウトプットのためにインプットがある。


このことが真に腑に落ちちょったら、勉強はこぢゃんと面白うなるはずながぜよ。


  
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2024年07月05日

「土佐経済同友会・G人材委員会」と「高知の食を考える会・理事会」他ぜよ!

まず6月24日(月)は、ワシゃあ境港から高知に戻んて、15時にゃあ旭食品株式会社の竹内孝久社長さんを訪ねさいてもうて、ワシが理事長を務めさいてもらいゆうNPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」についてのお話をさいてもうたがやき。


竹内社長さんは、即決で正会員入会と理事就任を快諾してくださったがよ。


まっことありがとうごさいますぜよ!


ほんでその晩は、18時半から東京海上日動火災保険株式会社高知支店さんの6階会議室にて、「土佐経済同友会・グローバル人材委員会」の令和6年度第3回委員会が開催されたがやき。

令和2年度から令和5年度までの4年間は、中田由季委員長のもとで「人づくり委員会」として、土佐の伝統的お座敷文化を守る人材を育てる団体の設立を目指した活動を展開し、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」が設立されることになったがよ。


ほんで本年度からは、新たに明神基親委員長のもと、「グローバル人材委員会」としてスタートしちゅうがやき。


その基本方針は、以下のとおりながよ。


<基本方針>
全国の中でも人口減少が先行して進んじゅう高知県においちゃあ、国の掲げる「新しい資本主義」でも重視されちゅうとおり、国民一人一人が社会経済を支える重要な資本と位置付け、当地で暮らし働く人々を有効活用していく「人財」っちゅう意識の向上が求められちゅうがやき。また社会経済の運営を通じて、そのチカラ(知力、体力、経験、見識など)を最大限に活かし、地域に活力を取り戻していくこたぁ喫緊の課題ながよ。これまで当地社会の一員として強う意識されてこんかった層(外国人など)をターゲットとして、これらあの人々を当地の社会経済活動の担い手として積極的に取り込むこたぁ重要課題と考えられるがやき。高知県は全国と比べて在留外国人が少ない事もあり、外国人がさらに増加していく余地・余力は十分にあるため、外国人留学生らあが県内で就職するインセンティブを高める施策を効果的に講じ、将来の「外国人参画社会」の実現に向けての一助としていくがぜよ。


前身の「人づくり委員会」たぁ、すっとん変わったけんど、前委員長でありNPO法人の副理事長に就任してもうちゅう中田さんや、前副委員長でありNPO法人の副理事長に就任してもうちゅう吉本くんも委員会メンバーで、何より前委員会メンバーでNPO法人の専務理事に就任してもうちゅう明神くんが委員長っちゅうことやき、こりゃあ応援さいてもらわにゃいかんっちゅうことで、ワシも「グローバル人材委員会」に入らいてもうたっちゅうわけながよ。


10数名ばあのメンバーが集まり、まずは明神委員長からご挨拶があったがやき。
写真1  グローバル人材委員会明神委員長挨拶













続いては、高知県商工労働部商工政策課担い手対策室の前田室長さんから、高知県における外国人材受入れに関する取り組みらあについての講演があったがよ。
2024.7.5写真4  委員会風景写真2  前田室長講演












高知県外国人材受入・活躍推進プランについてや、高知県外国人生活相談センターについてらあのお話を、詳しゅうに聞かいてもうたがやき。


ほんで、その後は質疑応答らあがあったがよ。
写真3  質疑応答

まあ、つまるところ、外国人材受入れについちゃあ、県単位でどうこうっちゅうよりか、根本問題は日本の国が今後どう考えていくかが一番のネックになるっちゅうことが、あらためてよう分かったっちゅうことながやき。


こうして、担い手対策室の方々は帰られ、本年度第4回の委員会は20時ばあにゃあ終了したがよ。


ほんでその後は、有志メンバーで移動して、「たけふく」さんにて懇親会が開催されたがやき。
写真5  たけふく料理ズラリ


まずは生ビールにて乾杯をしたがよ。


さあそっから後は、飲んで食べて語り合うての宴席がスタートしたがやき。


「枝豆」「茄子のタタキ」「焼き鳥」「キュウリの浅漬け」「チキン南蛮」……っちゅう美味しそうなお料理もズラリと登場し、みんなあお腹が空いちゅうもんやき、ガンガン食べて飲んで語り合うて、盛り上がったがよ。


途中からは、当然のように「土佐司牡丹・生貯蔵酒」がズラリと出され、コチラのお酒にて、周りの何名かの方々らあとあらためて乾杯さいてもうたがやき。
写真6  司牡丹生貯蔵酒写真7  懇親会風景












「お好み焼き」「ウインピー」「チヂミ」……らあも登場し、周りの方々らあと「土佐司牡丹・生貯蔵酒」をガンガンに酌み交わしまくって、盛り上がりまくるっちゅうもんながよ。


みんなあ箸も杯も止まらんなって、会話も弾みまくりで大盛り上がりに盛り上がったがやき。


その後も飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、店内はワンワン盛り上がり続け、22時過ぎばあにゃあ中締めとなったがよ。
写真8  懇親会中〆

さてさて、明神委員長を筆頭とした、グローバル人材委員会の皆さん、今後とも何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!








続いて6月26日(水)は、お昼の12時から「八金」さんにて、NPO法人高知の食を考える会(https://kochi-syoku.com/ )の令和6年度第3回理事会が開催されたがやき。
写真9  八金











ワシも含めて11名の理事メンバーの方々が集まられ、まずは横山公大会長さんから、開会のご挨拶があったがよ。
写真10  食の会理事会開会











続いては、「食探訪旅企画委員会」の岡林委員長さんから、委員会報告があったがやき。
写真11  岡林委員長委員会報告

お次は、「会員サービス委員会」の上原委員長さんから、委員会報告があったがよ。


「食祭り創造委員会」と「高知の食産業を発展させる委員会」は、委員長さんが欠席で、総会以降まだ委員会は開催されてないようやっちゅうことやったがやき。







このあたりにて、皆さんにランチ(日替わり)が配られ、みんなあで食事をしもって理事会が進められたがよ。
写真12  理事会風景

続いては、ワシが理事長を務めさいてもらいゆうNPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」への横山会長さん理事就任について、ながやき。


NPO法人高知の食を考える会としちゃあ、会長が他団体の理事に就任するっちゅうこたぁせん方針やっちゅうことで、理事にゃあ横山公大さんが個人として就任し、NPO法人高知の食を考える会としちゃあ、評議員として入るっちゅうお話をいただいちょったがよ。


ところが、NPO法人土佐伝統お座敷文化を守る会としちゃあ、評議員は知事(顧問)・市長(顧問)と高知県立大学名誉教授の松淳子先生っちゅう、そういう方々だっけやき、他団体の長を評議員にするっちゅうこたぁせん方針ながやき。


この問題についてをどうするか、ちくと話し合うた結果、NPO法人高知の食を考える会の会長の名目で横山会長が正会員・理事として就任するけんど、そりゃあ法人やのうて個人会員として入会するっちゅう、そういうカタチにて決着がついたがよ。


こうしてNPO法人高知の食を考える会の令和6年度第3回理事会は終了したがやき。


理事の皆さん、この度は理事会の貴重なお時間を頂戴し、まっことありがとうございましたぜよ!


その後は、ワシゃあ高知県酒造組合に向こうたがよ。


こちらにて、この日の13時半ばあから、「土佐酒アドバイザー研修」が実施されよって、今回の講師の高松国税局鑑定官室小濱鑑定官室長さんから、お話があるっちゅうことで、うかごうたがやき。
写真14  小濱室長講義

14時半ばあに、室長さんの講義が終了してからお話をうかごうたら、まずこの度異動があり、転勤されるっちゅうお話と、「清酒製造状況等調査の電子化」、「遺伝子組み換え、ゲノム編集生物の酒類製造における使用(注意喚起)」、「官能評価研修の継続」、「四国清酒鑑評会の出品酒規格の変更」らあについてのお話があったがよ。


この度異動されるっちゅう小濱室長さん、これまでまっことお世話になりました!ありがとうございましたぜよ!
















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2024年07月04日

「酒道 黒金流」入門者「リアル例会」<境港編>2日目ぜよ!【後編】

6月23日(日)は前日に引き続き、ワシが開祖を務めさいてもらいゆう「酒道 黒金流」(https://shudo-kurogane.jp )の入門者の皆さんらあとの、「リアル例会」<境港編>の2日目やって、今回は昨日のblog&Facebookの続きの【後編】ながやき。


通常は、入門者の皆さんの特典として、毎月1回Zoomにて、「オンライン質疑応答会&懇親会」が開催されゆうがやけんど、皆さんから是非年に1度ばあはリアル例会もっちゅう要望があり、一昨年は高知にて開催し、昨年は京都にて開催し、今年は入門者である日本酒と食のジャーナリスト・山本洋子さんが、生まれ故郷の境港市に引っ越しされたっちゅうことで、境港にて開催することになったっちゅう流れながよ。


ほんで、今回の<境港編>のコースについちゃあ、洋子さんと旦那さんの博樹さん(発酵醸造ミステリー小説「山田錦の身代金」の著者)のお2人が、全てアテンドしてくださりよって、まっこと有り難いことで、感謝感謝ながやき。


さて、2日目の15時半過ぎばあにゃあ、境港唯一の日本酒蔵「千代むすび酒造」さんに到着したがよ。
写真1  千代むすび酒造写真2  千代むすび酒造2













こっからは、栃木からお越しの浅田さんご夫婦(足利の飲食店「一蕾」さんの店主)も加わり、博樹さん洋子さんとワシも含め、8名にての訪問ながやき。


まずは角打ちカウンターのあるショップにて、ちくと冷たい飲み物をいただきもって、「千代むすび酒造」さんの岡空社長さんのお話をうかごうたがよ。
写真3  ショップ2024.7.4写真4  カウンター











続いて、蔵内にてスライドを観覧しもって、「千代むすび酒造」さんについてのお話を、岡空社長さんと小売部の田総さんから、詳しゅう説明していただいたがやき。
写真5  岡空社長解説

まず、「千代むすび酒造」さんは、慶応元年(1865年)創業っちゅうことで、来年が160周年であり、現在は日本酒が72%、焼酎・スピリッツが12%、リキュールが8%、甘酒等が5%、ウイスキーが3%っちゅう商品を製造しよって、日本酒だっけで1200石、全飲料の出荷数で1700石やっちゅうがよ。


この石数でスタッフが45人もおるっちゅうことは、こぢゃんと利益率が高い(直売が多い)っちゅうことで、まっこと羨ましいかぎりながやき。



水木しげるロードは、2018年7月にリニューアルしたらしいがやけんど、年間300万人が来訪するっちゅうき、やっぱし凄いがよ。


直営の小売店を、蔵内以外にももう1店舗持たれちゅうき、この小売部門の売上も結構大きいがやないろかのう。


ちなみに昭和20年に玉栄丸爆発事故が起こり、同社は大変な被害を受けて逆境からのスタートやったっちゅうがやき。


現在は、地元の酒米「強力(ごうりき)」を全体の40%以上使用し、また2024年6月にゃあ、「有機JAS認証」の日本酒製造に着手したっちゅうがよ。
写真6  米づくり、芋づくり


けんど、コロナ禍以前から日本酒業界は縮小傾向にあり、コロナ禍じゃあ大変な痛手を被り、未だに復活できてないっちゅうんが、この業界の現状やっちゅうがやき。


そこで同社じゃあ、コロナ禍から現在に至るまで、立て続けに「再構築7本の矢」を放ったっちゅうがよ。


まず1本目の矢が、蒸留技術を生かした「消毒用アルコール」を2020年4月に発売したっちゅうがやき。


次に2本目は、原料作りからチャレンジっちゅうことで、2020年から米作り、2021年から芋作り(芋焼酎の原料)を始めたっちゅうがよ。


続いて3本目は、地元原料への徹底的なこだわりっちゅうことで、地元の果物(いちご、ブルーベリー)を100%(砂糖不使用)した糀甘酒の製造・販売を開始したっちゅうがやき。
写真7  糀甘酒


お次の4本目は、SNSの有効活用っちゅうことで、Facebook、Instagram、Twitter(X)、メルマガらあに、日々の投稿を地道に実施し、フォロワー数を伸ばしていきゆうっちゅうがよ。







続いて5本目は、輸出も含めた流通改革やっちゅうがやき。
写真8  直接輸出
商社頼みから脱却し、各国の輸入者と対等な関係で交渉し、取引しゆうっちゅうがよ。


むやみに輸出するがやのうて、信頼できるパートナーを各国に1社見つけることが本当の近道やっちゅうがやき。






お次の6本目は、ジン、ウイスキーへのチャレンジやっちゅうがよ。
写真9  エシカルなジン写真10  シングルモルト












写真11  リアルイベント写真12  世界の乾杯酒目指す













写真13  ネコ娘とネズミ男写真14  精米機













写真15  圧搾機写真16  蒸米機











事業再構築補助金を活用し、2023年8月10日に、銅製ポットスチルを導入したっちゅうがやき。


さらに、廃棄される酒粕をジンとして蘇らせる、エシカルプロジェクトで開発されたジンは、「IWSC」において「GOLD」を受賞したっちゅうき、こりゃあ凄いことながよ!
>写真17  ポットスチル写真18  ウイスキーもろみ












写真19  ジュール写真20  ピュアモルト











さらにさらに、「シングルモルト・ウイスキー」は、2024年の国内販売を見据えて、熟成の時を待ちゆうっちゅうがやき。


最後の7本目は、リアルイベントの強化で、こりゃあコロナ禍以降オンラインでの商談やイベントらあも増えたけんど、リアルに勝るコミュニケーションはないっちゅうことながよ。


ちなみに東京駅八重洲口の「SAKE ICE」さんじゃあ、「千代むすび純米大吟醸・強力40」を使用したアイスが、よう売れゆうっちゅうがやき。


また、プレミアムのスパークリング酒も発売し、世界の乾杯酒になることも目指しゆうっちゅうがよ。


さて、この時点で既に17時過ぎやったけんど、こっから酒蔵見学のご案内をしていただいたがやき。


まずはネズミ男にネコ娘がお酌しゆう漫画の描かれたタンクの横を通って、蔵内へ。


精米機、圧搾機、蒸米機、麹室らあを見学さいてもうて、ポットスチル(蒸留器)も見学さいてもうたがよ。


さらにウイスキーの発酵中のモロミにもご案内いただき、その香りも匂わいてもうたがやき。


また、最新の機器「ジュール式加熱殺菌装置」まであって、ビックリやったがよ。


通常は、温水を接触さいてお酒の温度を上げるがやけんど、ジュール式は電気でお酒の温度を一気に上げて、二重管で瞬時に冷却するがやき。


ほんじゃき、お酒に熱のストレスがかからんき、生酒のまんまのようなフレッシュな香味を残して火入れが完了するっちゅうて言われゆうがよ。


まっこと、ジュールまで持っちゅうらあて、羨ましいかぎりながやき。


その後は、最初の角打ちカウンターに戻んて、いろいろテイスティングさいてもうたがよ。
写真21  ワイワイのテイスティング

まずはピュアモルトウイスキーの原酒をチビッと……。


当然、まだ3年以上寝かしてないき、ジャパニーズウイスキーたぁいえんし、まだまだ若かったけんど、こぢゃんと可能性を感じる味わいで、期待大の美味しさやったがやき。








続いては、果汁25%の「ウルトラゆず」リキュール!
写真22  ウルトラゆず

さすがに果汁25%は、キョーレツに柚子の風味が強いがよ!


さらに、エシカルな酒粕原料の「ラストジン・エレガント」で、こちらは何と2021年の「IWSC」で「GOLD」を受賞しちゅうがやき!
写真23  ラストジン


チビッといただいてみたけんど、酒粕の風味らあ微塵も感じられいで、ラベンダーの香りがまるで香水のようで、キョーレツな個性やったがよ。


いやあ、日本酒以外にいろんなお酒をやりよったち、どれもこれも片手間やのうて一切手を抜くことのうハイレベルで、かつ個性的で、まっこと感服ながやき!


境港の「千代むすび酒造」、恐るべしぜよ!


さて、18時過ぎばあに「千代むすび酒造」さんを出発し、今夜の懇親会場に向こうたがよ。


途中で、ワシが絶対会いたいと思うちょった「ぬらりひょん」の銅像を、博樹さんが見つけて教えてくださったがやき。


これが妖怪の王様と言われる「ぬらりひょん」!サスガの品格ながよ!
写真24  ぬらりひょん

ほんで、18時半から「海鮮料理 殿」さんにて、懇親会やったがやき。
写真25  海鮮料理 殿

こちらにゃあ、岡空社長夫妻も加わってくださり、またこっから中西さんご家族3人も合流し、13名にてスタートしたがよ。


今回参加の皆さんから、ふぐ料理に合わせて飲みたいっちゅうリクエストを聞いて持ち込みさいてもうた司牡丹は、「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)、「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)、「金凰司牡丹」(本醸造酒)、「豊麗司牡丹」(純米酒)、「司牡丹 AMAOTO」(純米酒)、「司牡丹・一蕾」(純米吟醸酒)、「司牡丹・永田農法・純米吟醸酒」(純米吟醸酒)、「司牡丹・蒼々」(純米吟醸酒)、「司牡丹 Delight スパークリング」(スパークリング純米吟醸酒)、「マキノジン」っちゅう10本やったがやき。


まずは、「司牡丹 Delight スパークリング」で乾杯し、「つきだし」らあをいただいたがよ。


実は以前オンライン会にて、境港は妖怪の町やき、みんなあで何かの妖怪に仮装して集合しょうっちゅう話題で盛り上がり、浅田さんの奥さんは「一蕾」さんにて割烹着を着て70歳以上のオジサンを手玉にとりゆうき、割烹着妖怪「ジジゴロシ」に仮装して来にゃあイカンっちゅうて、大爆笑やったがやき。


ほいたら浅田さんの奥さんは、実は割烹着を持って来ちゅうがやけんど、荷物の中に入れっぱなしで持って来るがを忘れたっちゅうことやったがよ。


まっこと残念!割烹着妖怪ジジゴロシに殺されたかったぜよ!


ほんで実はワシも、こんなこともあろうかと、土佐を代表する妖怪「しばてん」にサッと扮することができる「しばてん手ぬぐい」を持って来ちょったがやき。
写真26  しばてん手ぬぐいをかぶる洋子さん

せっかくやき、洋子さんにお土産にプレゼントさいてもうたら、早速頭に巻いてしばてんに扮してくださり、皆さん爆笑やったがよ。


さらに、実は博樹さんと洋子さんも、妖怪の仮装を準備しちょって、洋子さんはイッタンモメン、博樹さんはマッドサイエンティスト妖怪(?)っちゅうことで、仮装して披露してくださり、さらに爆笑やったがやき。


そうこうしよったら、開会から20分ばあ過ぎた頃、悪天候による列車の遅れで到着が遅れちょった塩田さん(高知市「Bar Craps」オーナーバーテンダー)がお店に来られたがよ。


ワシから、クラフトジン「マキノジン」の開発者やっちゅうて紹介さいてもうて、あらためて14名にて乾杯したがやき。


さあ、そっから後は、「てっさ(ふぐ刺し)」や「ふぐ茶碗蒸し」らあをいただきもって、いろんな司牡丹を酌み交わしまくって、こぢゃんと盛り上がったがよ。
写真27  てっさ写真28  茶碗蒸し












写真29 宴席風景写真30  妖怪に仮装した洋子さん博樹さん












「千代むすび・純米吟醸・強力50」も出してもうて、こちらも堪能さいてもうたがやき。
写真31  千代むすびと岡空社長

土佐の淡麗辛口タイプたぁ一味違う濃醇辛口タイプで、しっかりした美味しさやったがよ。


岡空社長さんご夫婦と、いろんな話題らあで盛り上がらいてもうたがやき。








メインの「てっちり鍋(ふぐちり鍋)」も登場し、とにかくこぢゃんと美味しいもんやき、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、盛り上がりまくったがよ。
写真32  てっちり鍋写真33  てっちり鍋2













写真34  鍋を煮る写真35  煮えたてっちり鍋











ワシも皆さんとガンガン酌み交わして盛り上がらいてもうたがやけんど、前日の飲み過ぎとこの日も昼間っからの飲みっぱなしで、予想以上の酔うたんぼになっちょったようで、「殿」さんでの後半についちゃあ、あんまり記憶が定かやないがやき。


「ふぐ雑炊」も確かにいただいて、こぢゃんと美味しかったはずながやけんど、残念ながらあんまり記憶がないがよ。
写真36  ふぐ雑炊2024.7.4写真37  盛り上がる宴席

22時近うまでガンガンに盛り上がりまくったようで、大団円のお開きとなったようながやき。


その後は、当初の予定じゃあ、博樹さん洋子さんの新居「スナック博樹&洋子」にて2次会やっちゅう計画やったがやけんど、ちくと人数が多いことと時間も遅うて騒がしかったらご近所迷惑になるっちゅうことで、どちらかのお店を探そうっちゅうことになったがよ。


けんど、日曜日やっちゅうこともあり、どこのお店もやってないっちゅうことで、結局岡空社長さんが「ほいたらウチで!」っちゅうことで、ご好意でお店を開けてくださったがやき。


岡空社長さん、奥様、まっことお気遣いいただき、ありがとうごさいます!


こうして、22時過ぎばあから再び「千代むすび酒造」さんのショップにて、2次会がスタートしたが
よ。
写真38  2次会再び千代むすびさん

このあたりは、ワシゃあちくと記憶が復活しちょって、残った司牡丹のお酒や千代むすびさんのお酒らあを酌み交わして盛り上がり、奥様が出してくださった「炙り鯖ジャーキー」がこぢゃんと美味しかったっちゅうこたぁ覚えちゅうがやき。
写真39  炙り鯖ジャーキー

さらに、司牡丹の「マキノジン」と千代むすびさんの「ジン」らあを使うて、塩田さんがその場でカクテルを作って、みんなあに振る舞うてくださり、「こりゃうまい!」っちゅうて、こぢゃんと盛り上がったっちゅう記憶もあるがよ。


けんど、それ以外の記憶はあんまり残ってのうて、さらに不覚にも途中で爆睡してしもうちょったようながやき。


ほんじゃき、こっからは画像も撮ってのうて、何時ばあに、どんな感じで2次会が終わったがからあも、全く記憶がないがよ。


まっこと申し訳ございません!


ともあれ、博樹さん洋子さん、そして岡空社長さんと奥様、至れり尽くせりでこぢゃんとお世話になり、まっことまっことありがとうございました!感謝感謝ぜよ!
















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2024年07月03日

「酒道 黒金流」入門者「リアル例会」<境港編>2日目ぜよ!【前編】

6月23日(日)は前日に引き続き、ワシが開祖を務めさいてもらいゆう「酒道 黒金流」(https://shudo-kurogane.jp )の入門者の皆さんらあとの、「リアル例会」<境港編>の2日目やったがやき。


通常は、入門者の皆さんの特典として、毎月1回Zoomにて、「オンライン質疑応答会&懇親会」が開催されゆうがやけんど、皆さんから是非年に1度ばあはリアル例会もっちゅう要望があり、一昨年は高知にて開催し、昨年は京都にて開催し、今年は入門者である日本酒と食のジャーナリスト・山本洋子さんが、生まれ故郷の境港市に引っ越しされたっちゅうことで、境港にて開催することになったっちゅう流れながよ。


ほんで、今回の<境港編>のコースについちゃあ、洋子さんと旦那さんの博樹さん(発酵醸造ミステリー小説「山田錦の身代金」の著者)のお2人が、全てアテンドしてくださりよって、まっこと有り難いことで、感謝感謝ながやき。


さて、2日目の朝は、当初の予定じゃあ、朝6時40分にホテルを出発し、「境港でクロマグロのせり見学」の予定やったがやけんど、この日も悪天候で「せり」は中止っちゅうことやったき、見学も中止になったがよ。


まあ、皆さん全員前夜は飲みまくりで午前様やったき、中止になってホッとした方もおられたがやないろうかのう。


ちゅうことで、朝は予定よりかちくとゆっくりの、7時半ばあにホテルのロビーに集合したがやき。


ただし、やっぱし朝早いがは苦手っちゅう方もおられ、この朝食コースの参加者は、前夜からちくと減ってワシを含めて8名やって、博樹さん洋子さんご夫婦を加えて10名やったがよ。


今道さんと越川さんの車に分乗さいてもうて、再び島根県松江市の国登録文化財の「美保館・本館」に朝食を予約しちょって、こちらに向こうたがやき。
写真1  美保館・本館写真2  本館内













8時ばあにゃあ到着し、築100年を超える大正ロマンあふれる佇まいの「三保館・本館」内を、まずはちくと散策さいてもうたがよ。
写真3  ふきぬけ写真4  2階朝食会場から美保湾をのぞむ












ほんで、2階の部屋に移動し、こちらにて朝食をいただいたがやき。


天気が良けりゃあ、ホンマは朝食をいただきもって、美しい三保湾と大山が一望できるっちゅうことで、それを期待しちょったがやけんど、あいにくの悪天候で、残念ながら大山は影も形も見えんかったがよ。
写真5  朝食

朝食は、見た目は地味やったけんど、お味はなかなか美味しゅうて、ワシゃあご飯をお代わりしてしもうたがやき。








博樹さんが、わざわざ本日分の司牡丹のお酒を持ってきてくださっちょったがやけんど、サスガに皆さんまだ前夜のお酒が抜けきってなかったようで、朝酒をいただく方はおらんかったがよ。
写真6  お酒を持ち込むも‥‥写真7  朝食風景














朝食を終えた後は、ご近所の三保神社に参拝ながやき。
写真8  美保神社鳥居

こちらは、商売繁盛の神様であるゑびす様の総本宮やっちゅうことで、こりゃあ絶対に参拝しちょかにゃあいかんがよ。
写真9  巨大しめ縄写真10  美保神社














なかなかの大雨の中、ビシャ濡れになりもって、「商売繁盛」のお詣りをさいてもうたがやき。


お次は、早朝「せり」を見る予定やった「境港おさかなパーク」に立ち寄ったがよ。


クロマグロの「せり」の風景を、パネル展示にてちくと味わわいてもうたがやき。
写真11  おさかなパーク市場パネル写真12  せりの場所















また、こちらにゃあ珍しいマグロの剥製も展示されちょったがやけんど、思わずマグロを剥製にするらあて何ちゅうもったいないことを!……と感じてしもうたがよ。
写真13  マグロの剥製写真14  マグロの部位














続いては、「水産物直売センター」にうかごうて、こちらにてお酒を持ち込んでカニやらマグロやらを肴に飲もうっちゅう魂胆やったがやけんど、まだ時間は10時過ぎやき、皆さんお酒も料理も入らんっちゅう雰囲気やったき、ちくと散策しただっけとなったがやき。
写真15  直売センター写真16  直売センター2
















また、吉田さんが前夜の飲み過ぎでちくと体調が良うないっちゅうことやったき、一旦吉田さんにゃあホテルで休憩してもらおうっちゅうことになったがよ。


ちなみに、千葉からお越しいただいた越川さんご家族4名は、こちらにてお別れっちゅうことになったがやき。


越川さんとご家族の皆さん、遠いところをまっことありがとうございましたぜよ!


さてこの後は、吉田さんをホテルに送り届けて、ワシらあはちくと「酒や乃えんどう」さんにうかがわいてもうたがよ。
写真17  酒や乃えんどう写真18  酒や乃えんどう2













こちらのお店は、日本名門酒会の加盟店で、長年にわたる司牡丹のお得意先様でもあるがやき。


久々に遠藤さんにご挨拶さいてもうて、この後の昼飲み用に、ちくと司牡丹のお酒と遠藤さんオリジナルの「妖怪の隠し酒いぶしぎん」らあを購入さいてもうたがよ。


その後は11時ばあから、ワシらあもホテルにてちくと休憩タイムを取らせてもうたがやき。


ほんで、13時半過ぎばあにホテルのロビーに再集合したがよ。


吉田さんも元気に復活されちょって、今道さんご夫婦とお迎えに来られた博樹さん洋子さんご夫婦と6名にて、昼飲み会場の「いろは寿司」さんに徒歩で向こうたがやき。
写真19  いろは寿司


地物しか使わんっちゅう寿司屋さんっちゅうことで、「郷土寿司大国・土佐」の人間としちゃあ、こぢゃんと楽しみにしちょった店ながよ。









「酒や乃えんどう」さんにて購入さいてもうた「船中八策」(超辛口・純米酒)、「司牡丹 AMAOTO」(純米酒)、「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)、「妖怪の隠し酒いぶしぎん」らあを、持ち込みさいてもうて、まずは1品酒肴を出していただいたがやき。
写真20  持ち込み酒













こちらは「テングニシ貝」っちゅう肉食系の貝の煮付けやっちゅうことで、大将の解説によりゃあ、キモが食べれるがは草食系の貝で、肉食系の貝はキモにゃあ毒があるき食べたらあたるっちゅうがよ。
写真21  テングニシ貝写真22  テングニシ貝煮付けとAMAOTO












貝好きのワシも知らんかった話で、まっことビックリやったがやき。


また、元々西日本でしか獲れん「テングニシ貝」も、近年漁獲量が激減しちょって、この大きさは8年物らしいがやけんど、このクラスが獲れたがは2年ぶりやっちゅうことで、こりゃまっこと希少な酒肴やっちゅうことで、嬉しいかぎりながよ。


一切れいただきゃあ、まっこと貝ならではのうま味が凝縮しちょって、旨いこと旨いこと!


こりゃあ日本酒しかないっちゅうことで、早速「AMAOTO」「船中八策」「仁淀ブルー」「いぶしぎん」の封を切って、みんなあで飲み比べしもっての昼飲みが始まったがやき。


やっぱし旨い貝料理は、日本酒に限るがよ!
写真23  船中八策と貝汁写真24  店主の説明














前夜のお酒が残っちょって、これまで飲めんかった皆さんも、こっからは堰を切ったようにガンガン飲みだいたがやき。


特に、大将の煮付け方が絶妙で、残りの汁まで絶品やって、ワシゃあこの貝汁だっけで、「船中八策」が3杯飲めてしもうたばあながよ!



さて、いよいよ待ってましたの地物の寿司の登場ながやき。


「コト(ホウボウ)」「中トロ」「アサヒ鯛」「イサキ」「ナメラ(フグの皮)」「白バイ貝」「シラサエビ」っちゅうラインナップやって、これらあがどれもこれも旨いの何の!
写真25  絶品寿司と味噌汁!写真26  鉄火巻き















また、付け合わせのガリも絶品やって、古漬けのガリらしゅうて、こちらは5年モノやっちゅうことやったがよ。


このガリだっけで、日本酒がナンボやち飲めてしもうて、こりゃあまだ昼飲みやに、ちくとキケンな美味しさながやき!


また、味噌汁がこれまた複雑なうま味が凝縮した味わいの絶品やって、またまた酒が進むこと進むこと!


ちなみに味噌汁の出汁は、アサヒ鯛やイサキやホウボウらあの4種類ばあの魚で出汁を取っちゅうっちゅうことやったがよ。


ちなみにせっかくの美味しい寿司に、醤油が甘いがはどうしてかっちゅう質問をさいてもうたら、店主さんはイキナリ饒舌になって語ってくださったがやき。


要するに、江戸前の寿司の醤油は塩分で食べさせるけんど、西日本の寿司の醤油はうま味で食べさせるがやっちゅうことやったがよ。


また、この甘い醤油に負けんように、寿司ネタの魚は全部熟成さいちゅうっちゅうことやったがやき。


追加の「鉄火巻き」も、まっこと美味しゅうございました!


境港の「いろは寿司」、まっこと恐るべし名店ながよ!


大将!ありがとうございました!絶対にまた、別の季節に訪ねさいていただきますぜよ!


さて結構な酔っぱらいになって、15時ばあにゃあ「いろは寿司」を出て、お次は「板倉博商店」さんにうかごうたがやき。
写真27  板倉商店












こちらのお店は、鮮魚店と煮干し専門店が隣合わせの名物店で、ワシゃあこのお店もこぢゃんと楽しみにしちょったがよ。
写真28  鮮魚部門














鮮魚店じゃあ、今が旬の天然岩牡蠣がズラリと並んじょって、こちらの殻を店主がむいてくれて、店頭で食べれるっちゅうがやき。
写真29  天然岩牡蠣写真30  天然岩牡蠣を食す!















さっそく殻をむいてもうて、巨大な岩牡蠣をいただいたがやけんど……うんまっっ!!プリップリで牡蠣ならではうま味が濃厚で、貝好きのワシにゃあ天にも昇るっちゅうばあの美味しさで、いきなり悶絶してしもうて、洋子さんと「仁淀ブルー」を店頭で牡蠣殻を杯に立ち飲みしてしもうたばあながよ!


当然、お土産に自宅に送ってもらうよう注文してしもうたがやき。


さらにお隣の煮干し専門店も、メチャクチャ面白うて、あらゆる魚の煮干しがズラリやって、まるで煮干しのワンダーランド!


お土産の追加で、アゴの煮干しや鯛の煮干しらあを、いろいろ購入してしもうたがよ。
写真31  煮干し専門店











さてこの後は、ちくと「水木しげるロード」を歩いて、ゲゲゲの鬼太郎やアズキあらいや鬼太郎の下駄やネズミ男らあのブロンズ像にいちいち反応しまくりもって、境港唯一の酒蔵「千代むすび酒造」さんの見学に向こうたがやき。
写真32 あずき洗い写真33  鬼太郎!












写真34  鬼太郎のゲタ!写真35  ねずみ男













この「千代むすび酒造」さんでも、感動やら発見やら、いろいろテンコ盛りやったがやけんど……この続きは明日のblog&Facebookの【後編】に譲らいていただきますぜよ。














土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社
  
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2024年07月02日

「酒道 黒金流」入門者「リアル例会」<境港編>初日ぜよ!

6月22日(土)は、ワシが開祖を務めさいてもらいゆう「酒道 黒金流」(https://shudo-kurogane.jp )の入門者の皆さんらあとの、「リアル例会」<境港編>やったがやき。


通常は、入門者の皆さんの特典として、毎月1回Zoomにて、「オンライン質疑応答会&懇親会」が開催されゆうがやけんど、皆さんから是非年に1度ばあはリアル例会もっちゅう要望があり、一昨年は高知にて開催し、昨年は京都にて開催し、今年は入門者である日本酒と食のジャーナリスト・山本洋子さんが、生まれ故郷の境港市に引っ越しされたっちゅうことで、境港にて開催することになったっちゅう流れながよ。


ほんで、今回の<境港編>の内容らあは、洋子さんと旦那さんの博樹さん(発酵醸造ミステリー小説「山田錦の身代金」の著者)のお2人が、全てアテンドしてくださるっちゅうことやって、まっこと有り難いことで、感謝感謝ながやき。


さて、ワシゃあまず朝からJRで高知駅を出発し、岡山で乗り換えて米子駅に13時25分に到着したがよ。


米子駅にゃあ博樹さん洋子さんご夫婦が車で迎えに来てくださり、こちらから車で40分ばあのくにある「由志園」(島根県松江市)に向こうたがやき。
写真1  由志園
ちなみに当初は、この晩の18時から境港集合にてスタートする予定やったがやけんど、洋子さんから「百花の王『司牡丹』の社長を、是非日本一の牡丹園『由志園』にご案内したい!」っちゅうご提案があり、オプションにて「由志園」が加わったっちゅうわけながよ。


さて、ワシらあは14時過ぎばあに「由志園」に到着したがやけんど、自家用車にて北九州から参加の今道さんご夫婦は既に到着されちょって、入口あたりにて合流し、5名にて園内を庭師の方にガイドしていただいたがやき。


あいにくの雨天やったけんど、池泉回遊式日本庭園は、まっこと風情があったがよ。
写真2  庭と池写真3  庭と池2












出雲地方の豊かな地形を凝縮したような箱庭みたいになっちょって、こちらの池にゃあ、4月下旬から5月上旬にかけて、苗の育成のために摘み取られる牡丹の花3万輪が水面いっぱいに浮かべられるっちゅう、「池泉牡丹」っちゅう行事があり、この時期にゃあ観光客で大混雑になるっちゅうことやったがやき。


写真で拝見さいてもうただけでも、なかなかの壮観やったき、実際にナマで見りゃあ、そりゃあ大感動するはずながよ。
写真4  池泉牡丹の画像









また庭園内にゃあ、「出雲」っちゅう言葉どおり、時々あちこちに雲が湧き出る仕掛けになっちゅうがやき。
写真5  雲出る













ほんで、夏に紅葉するナントカもみじ(名前を忘れてしもうた!)やら、珍しい多行松やら、庭師の方がいろいろ詳しゅう紹介してくださったがよ。
写真6  夏に紅葉するもみじ写真7  多行松














続いては、1年中牡丹が咲いちゅうっちゅう「牡丹の館」に到着し、館内を観覧さいてもうたがやき。
写真8  牡丹の館写真9  館内













てっきり鉢植えの牡丹やと思うちょったら、地面に植わっちょってビックリ!


1週間に1回ばあのペースで、職人が丁寧に植え替えを繰り返しゆうっちゅうき、こりゃスゴいことながよ!


色とりどりの美しい牡丹の花々を、香りを匂うたり色を愛でたりしもって、ゆっくり観覧さいてもうたがやき。
写真10  赤い牡丹写真11  ピンク牡丹














また、牡丹以外に芍薬(しゃくやく)も植えられちょったがやけんど、ここで初めて知ってビックリやったがは、牡丹と芍薬の最大の違いは、牡丹は樹木やけんど芍薬は草やっちゅうことながよ!
写真12  牡丹と芍薬












牡丹も芍薬もてっきり近い仲間やと勝手に思うちょったもんやき、結構衝撃の事実やったがやき。


お次は、「雲州人参ミュージアム」をちくと拝見してから、庭園を眺めもって喫茶店にてコーヒーブレイクさいてもうたがよ。
写真13  雲州人参ミュージアム写真14  庭を眺める喫茶













15時半過ぎばあにゃあ「由志園」をあとにして、通称「ベタ踏み坂」を通り、境港に向こうたがやき。
写真15  ベタ踏み坂


こうして、宿泊ホテルにチェックインし、ちくと休憩さいてもうたがよ。


ほんで17時半過ぎにゃあ、初日の参加者メンバー12名がロビーに集合したがやき。


北九州から、兵庫から、京都から、愛知から、千葉から……ご家族で参加の方々もおられ、皆さんまっこと遠くからはるばる、ありがとうございますぜよ!


ほんで、博樹さん洋子さんご夫婦のアテンドにて、懇親会場の「味処・美佐」さんに、14名みんなあで徒歩で向こうたがよ。


途中の「水木しげるロード」にゃあ、ゲゲゲの鬼太郎らあの妖怪のブロンズ像やら、妖しい公園やら、妖怪神社やら、妖しいお店やらが立ち並び、こりゃあまっことの「妖怪の街」やったがやき!
写真16  鬼太郎像写真17  妖しい公園写真18  美佐












さて「味処・美佐」さんに到着したら、既にご主人が本日のメイン食材「ベニズワイガニ」を、さばいて準備してくださりよったがよ。
写真19  カニをさばく店主
ちなみに「ベニズワイガニ」は、6月末までしか食べれんらしゅうて、名残りも名残りの時期やに、何とか奇跡的に「活きベニズワイガニ」も入手してくださったっちゅうことで、まっことありがとうございますぜよ!








ちなみに、あらかじめカニに合うと思う司牡丹のお酒を皆さんからリクエストしていただいちょって、博樹さん洋子さん宅に送っちょったがやけんど、お2人が会場まで届けてくださっちょったがやき。
写真20 懇親会場

何から何まで、まっことありがとうございます!









まずは酔っぱらいになる前に、みんなあで記念撮影したがよ。
写真21  記念撮影

さあいよいよ、境港名物!悶絶「ベニズワイガニコース」のスタートながやき!













「Kura Master 2024」にて「プラチナ賞」と「2024年度TOP銘柄」(1200を超えるエントリーのTOP24銘柄!)を受賞した、「司牡丹 Delight」(スパークリング純米吟醸酒)にて、みんなあで乾杯したがよ。
写真22  Delightで乾杯

皆さんからは、「こりゃうまいっ!」っちゅう絶賛の声をいただいたがやき。











ほいたらここで、巨大な「ベニズワイガニ」のお披露目ながよ!
写真23  ベニズワイ!写真24  ベニズワイ!!














「うわ!動きゆう!」「生きちゅう!」「逃げだしゃあせんかよ?!」っちゅう妙な歓声があがりまくって、皆さん写真を撮りまくりで大盛り上がりやったがやき!


ほんで、さばかれた「ベニズワイガニ」のカニ味噌が登場し、そのタマルカ豊富な味噌に、これまた皆さんから歓声があがり、写真を撮りまくりになったがよ。


カニ味噌を温めゆう間に、「お造り」も登場したき、ワシゃあ「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)を合わせていただきゃあ、いきなり箸も杯も止まらんなったがやき。
写真25  カニ味噌写真26  船中黒とお造り















ちなみに庄司さんがプロデュースされ、昨年と今年の2年連続「Kura Master」の「プラチナ賞」を受賞した「富久錦・朔」も、庄司さんが持ち込みしてくださったき、こちらのお酒も加わり、皆さんから拍手喝采やったがよ。
写真27  庄司さんと朔
「きもと仕込純米酒」の「朔」は、独特の酸が豊かでコクに幅があり、こりゃあ後で絶対燗酒にしていただきたいっちゅうことになったがやき。













こっから後は、飲んで食べて盛り上がりもって、皆さんに順番に自己紹介してもうたがよ。
写真28  ワイワイの自己紹介

オンライン飲み会でしか顔を合わせちゃあせん方々や、また入門者本人の家族の方々らあは初めての方らあもおられるっちゅうことでの自己紹介やったがやき。


皆さんお酒好きの方々ばっかしやき、ガンガン飲みもっての自己紹介は、こぢゃんと盛り上がったがよ。





「ベニズワイガニの甲羅茶碗蒸し」らあも登場し、これまたタマラン美味しさやって、司牡丹がガンガン進みまくったがやき。
写真29  甲羅茶碗蒸し












火が通ったカニ味噌らあて、もはや悶絶の美味しさやって、司牡丹が進むこと進むこと!
写真30  博樹さん洋子さん大忙し写真31  カニ味噌うまっ!












さらに、生の「カニ足」が登場し、こちらを鍋でシャブシャブしていただきゃあ……これまたそのまんま昇天してしまいそうなばあの絶品の甘味やって、あちこちから感嘆の声があがりまくったがよ。
写真32 カニ足写真33  カニ足シャブシャブ












ぼちぼち燗酒もっちゅうことで、参加者の越川さんイチオシの「金凰司牡丹」(本醸造酒)と「富久錦・朔」を徳利に入れて、お店の酒燗器につけさいてもうたがやき。


「カニ足焼き」らあもいただきもってこぢゃんと盛り上がり、「カニ鍋」らあもいただきだいたき、ぼちぼち燗酒ができたろうと思うたら、どうやら酒燗器が壊れちょって、全然温まってなかったがよ。
写真35  カニ足を焼く写真34  金凰司牡丹













こりゃあイカンっちゅうことで、ワシゃあ「これでえいろう!」っちゅうて、直ぐさま徳利を「カニ鍋」に突っ込んで温めさいてもうたがやき。
写真36  鍋!

「カニ鍋燗」をつけた「金凰」は、淡麗辛口のスッキリ燗、「朔」はちくと濃醇辛口のコク燗やって、どちらも「くぅぅぅ〜〜〜っっっ!!」っちゅうて唸ってしまうばあ、全身に沁みわたる美味しさやって、皆さんガンガン酌み交わしまくりになったがよ!


元々あんまり日本酒は得意やないき、「スパークリング」が飲みたいっちゅうてリクエストしちょった中西さんの娘さんまで、この「カニ鍋燗」をお代わりしまくりやって、ちくとビックリやったがやき。


その後も、みんなあで飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、大盛り上がりに盛り上がりまくったがよ。
写真37  盛り上がる宴席写真38  鍋で燗酒













写真39  雑炊写真40  ズラリ酒!













20時ばあにゃあ、〆の「ベニズワイガニ雑炊」まで登場し、こちらも悶絶の美味しさやって、みんなあハフハフしもって恍惚の表情を浮かべちょったがやき。


そっからもさらに盛り上がりまくり、20時半過ぎばあにゃあ「司牡丹」9銘柄と「朔」の10本が、見事にスッカラカン(マキノジン」のみ二次会用)になっちょったがよ!


「味処・美佐」さんの店主の方もご挨拶に来てくださり、拍手喝采やったがやき。
写真41  店主ご挨拶

こうして21時ばあにゃあ、1次会は大団円のお開きとなったがよ。


ワシゃあカニでお腹いっぱいになったがは初体験やったし、「ベニズワイガニ」も初体験やったがやけんど、まっこと信じられんばあの美味しさやって、感動しっぱなしやったがやき。


「味処・美佐」、恐るべしぜよ!


さてその後は、2次会に「スナック多賀」に酔っぱらいみんなあで雪崩れこんだがよ。
写真42  スナック多賀

けんど実はワシゃあ、既に立派な酔うたんぼに出来上がっちょって、こちらのお店の記憶があんまりないがやき。












後から皆さんにいろいろうかごうたら、まず越川さんのお父さんとワシが「ケメコの歌」を歌うて盛り上がり、そっから後も皆さんの歌ういろんな歌に乱入しまくり、地元客の歌ウマお姉様ともデュエットしたりと、大盛り上がりやったらしいがよ。
写真43  盛り上がる二次会

とにかく、お店が「多賀」だけに、皆さん全員がタガがはずれて、大爆笑の連続で大盛り上がりに盛り上がりまくって午前様まで行き抜けたそうやきに、まあ良かったっちゃあ良かったがやき。


ご参加いただきました皆さん、そして素晴らしいアテンドをしてくださった博樹さん洋子さんご夫妻、まっことありがとうございましたぜよ!

















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社  
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2024年07月01日

「土佐酒アドバイザー研修」開講式と「NPO法人TTOC」理事会ぜよ!

まず6月19日(水)は、13時から高知県酒造組合にて、同組合が主催する「第21回土佐酒アドバイザー研修」の開講式と第1回講義が開催されたがやき。


「土佐酒アドバイザー」たぁ、酒国土佐を誇る土佐酒の特性と、その商品知識の普及、きき酒能力の養成向上を図り、豊かな食生活と日本酒文化の振興に寄与することを目的として開催されゆう資格認定制度で、平成4年にスタートし、2年に1度とかの時期もあったけんど、近年はなかなかの人気で、今年で9年連続開催となっちょって、昨年までで536名の「土佐酒アドバイザー」が誕生しちゅうがよ。

ほんで本年も、29名満席の受講生が参加してくださったがやき。


まっことありがたいことながよ!


ちなみに今年の開催期間は、令和6年6月19日〜8月28日の間、毎週水曜日(13時半〜15時40分)に延べ9回の講義と最終日は認定試験を開催(8月14日は休講)し、第1限が「講習(座学)」で第2限が「きき酒等実習」ながやき。


ほんでこの日は初日やき、13時から開講式やったっちゅう訳ながよ。
写真1  開講式開会

まずは、司牡丹の浅野杜氏の司会にて開会ながやき。


ほんで開講のご挨拶を、高知県酒造組合理事長のワシがさいてもうたがよ。


ワシからは、土佐酒はこぢゃんとモッちゅうっちゅうこと(土佐酒に流れがキテる!)や、土佐の高知の「食・酒・人・宴」の魅力で全国や海外からも今後はたくさんの人々が集まってくるろうっちゅうお話らあをさいてもうたがやき。


そんないま、「土佐酒アドバイザー」の資格取得に挑戦される皆さんの役割は、まっことこぢゃんと大きいがぜよ!


だいたい、こんなようなご挨拶をさいてもうたがよ。


続いて、「きき酒実習」のスタッフ紹介(酒造組合技術委員)があり、注意事項等のお話があり、本日の講師の先生(高松国税局鑑定官室)の紹介があり、これにて開校式は終了したがやき。
写真2  スタッフ紹介

お次は、講師の先生による講義で、第1回目の本日は「酒造知識」についてやったがよ。










約1時間の講義が終了した後は、ちくと休憩をはさんで、技術委員の久武さん(土佐鶴)から、きき酒実習の内容やポイントらあについてのお話があったがやき。
写真3  講義風景写真4  きき酒説明













第1回目の「きき酒実習」は「日本酒度の順位づけ」で、日本酒度が「−5、±0、+5、+10、+15」っちゅう5種類の試験酒がランダムに並べられちゅうき、きき酒して甘う感じる順に番号を記載していただくっちゅう実習ながよ。
2024.7.1写真6  きき酒風景写真5  きき酒サンプル











皆さん順番に、こぢゃんと真剣に熱心に、きき酒を実施していただいたがやき。
写真7  きき鮭風景2











きき酒を皆さんが終えた15時過ぎばあに、久武さんから正解発表があり、皆さんからちょっとしたドヨメキが起こったがよ。
写真8  きき酒正解発表

きき酒の種類はたった5点で、参加者は29名もおって、全問正解者はゼロで、最高得点者(3問正解)もわずかしかおらんっちゅう結果やったきながやき。










けんど、実はだいたい最初はこんなもんで、浅野杜氏からも最初はこればあが当たり前やき、たとえ全問不正解やったとしたち落ち込む必要はないっちゅうことと、あとは経験を積むことしかないっちゅうお話らあがあったがよ。
写真9  浅野杜氏きき酒補足

こうして15時50分ばあにゃあ、「第21回土佐酒アドバイザー研修」の第1回講義&きき酒実習は、無事終了したがやき。


講師の鑑定官室の先生、組合技術委員のスタッフの皆さん、そして研修にご参加いただきました21期生の皆さん、まっことお疲れ様でした!


ありがとうございましたぜよ!


さて続いて、この翌日の6月20日(木)は16時から、おんなじ高知県酒造組合会議室にて、NPO法人「土佐伝統お座敷文化を守る会」(略称TTOC)の令和6年度第2回理事会が開催されたがよ。
写真10  理事会次第

まずは理事会前に、理事長のワシと中田副理事長、吉本副理事長、明神専務理事、古木事務局長っちゅう三役メンバーらあが15時ばあから集まって、事務局を担当してもうちゅう酒造組合事務局メンバーらあと、いろいろ準備や打ち合わせらあをさいてもうたがやき。


ほんで、16時にゃあ理事&監事メンバーの皆さんらあが集まられたがよ。


理事長のワシから、簡単にご挨拶さいてもうて開会し、議事に入ったがやき。


まずは第1号議案「令和5年度事業報告並びに収支決算書承認の件」についてで、ワシから詳しゅう説明さいてもうて、皆さんからご意見らあをいただき、一部修正点らあもあったけんど、無事承認をいただけたがよ。


お次は、第2号議案「令和6年度事業計画及び収支予算決定の件」についてで、こちらもワシから詳しゅう説明さいてもうて、皆さんからご意見らあをいただき、一部修正点らあもあったけんど、無事承認をいただけたがやき。


続いては、第3号議案「新理事選任の件」についてで、こちらもワシから新理事メンバーについて報告さいてもうて、このリストの他に追加の可能性がある2名についちゃあ、ワシがアポを取っちゅうき、月末6月27日に予定されちゅう「通常総会」の前日までに理事就任の承諾をいただく予定やっちゅうて、報告さいてもうて、こちらも無事承認されたがよ。


お次は、第4号議案「その他」についてで、こちらは特に何もなしやったがやき。


こうして議事は無事終了し、続いては「報告事項」に移ったがよ。


こちらは、「会員拡充について」で、順調に皆さんの勧誘は進みゆうようで、既に会員総数は100名を超えちゅうっちゅうことで、皆さんの勧誘努力に感謝の言葉を伝えさいてもうたがやき。


けんど、会員の勧誘を進めもって、さらに理事就任のお願いも進めもって、「通常総会」を開催するっちゅうんは、なかなか大変なことやっちゅうことを、今さらながらあらためて実感さいてもらいゆうがよ。


「総会」は、会員総数の半数以上の出席(委任状出席含む)がないと成立せんもんやき、会員総数をガンガン増やしもっての「総会」開催っちゅうんは、本来はなかなか無謀なことながやき。


皆さんにゃあ、あらためて「通常総会」の出席者の勧誘を、お願いさいてもうたがよ。


こうして17時過ぎばあにゃあ、「TTOC令和6年度第2回理事会」は、無事お開きとなったがやき。


ご参加いただきました理事・監事の皆さん、まっことお疲れ様でしたぜよ!


さてこの後は、「いつものところ 十刻(ととき)」さんに移動し、17時半から懇親会のスタートながよ。


まずは生ビールで乾杯の練習をして喉を潤しもって「つきだし」らあをいただき、直んぐに「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)を注文し、正式な乾杯をしたがやき。
写真11  十刻つきだし











さあ、そっから後は、「刺身盛り合わせ」らあをいただきもって、みんなあでガンガン酌み交わしまくり、飲んで食べて語り合うて盛り上がったがよ。
写真12  船中生と刺身盛り











1升瓶の半分ばあの量やった「船中生」がアッちゅう間にカラになったき、お次は「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)を注文さいてもうて、「鰹のタタキ」やら「揚物」らあをいただきもって、さらに酌み交わしまくって、飲んで食べて語り合うて飲んで食べて語り合うて、盛り上がりまくったがやき。
写真13  船中黒と鰹のタタキ2024.7.1写真14  揚物











とにかくみんなあで盛り上がりよって、ふと気がつきゃあ「船中黒」もカラになっちょったき、続いては「裏司牡丹・純米生酒」(純米生酒)を注文し、「チャンバラ貝うま煮」やら「寿司盛り合わせ」やらをいただきもって、さらにさらに酌み交わしまくって、飲んで食べて語り合うて飲んで食べて語り合うて、大盛り上がりに盛り上がりまくり、行き抜けてしもうたがよ。
写真15  チャンバラ貝写真16  裏司牡丹生と寿司盛り













ワシゃあ後半は立派な酔うたんぼになっちょったようで、ちくと記憶がアヤフヤながやき。


いずれにしたち、NPO法人TTOC理事&監事の皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!












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司牡丹酒造株式会社
  
Posted by tsukasabotan at 14:28Comments(0)