ワシゃあ学習院大学の卒業生(そうは見えんゆうて言われるがやけんど)ながやけんど、昭和寮ゆう大学の寮に入っちょったがよ。今はもう無いなってしもうたけんど、なかなか伝統ある寮で、経済界らあで活躍しゆうエライ大先輩達もいっぱいおって、その人らあの集まりがあるきに是非参加せえ言われて、那須塩原まで行ったがぜよ。ほんまは今日(8月8日)は朝からゴルフ

ちなみに昭和寮ゆうたら、1年生2年生のたった50人しか入れん、バンカラな男子寮。
6畳間に2人部屋で、とても学習院の寮とは思えんボロうてキタナイとこやったけんど、ワシにとっちゃあ青春そのものやったぜよ。
入寮していきなり「歌練」ゆうて、応援団まがいに「学習院院歌」「学生歌」「昭和寮寮歌」らあを何曲も覚えさせられてシゴかれ、パンツ一丁で「パンツマラソン」やらされたり(トランクス不可なんが悲しかったぜよ!)、試験前日になったら必ず飲ませに来る先輩がおったりと(お陰様で目が覚めたら試験終わっちょったことが何回かあったがよ!)、トンデモナイ寮やったけんど、今となっちゃあ全部えい思い出ぜよ。
学祭は11月にあって、寒い中を赤フン一丁で全身にドーラン塗ってミコシをかつぐ「クロンボみこし」ゆうのもあったのお。当時、伝説となっちょったコワイ先輩が足るばあおって、ワシのこの上品なブログにゃあよう書かんようなシゴかれ方をしたゆうて、先輩によう教えられたがよ。
ワシらあにとっちゃあ、そんな伝説の先輩らあが、昨夜の会ではワシと同じ立場の下ッ端やき、たまらんぜよ!なんせワシの親父ばあの年代の方々が中心やったがやき。そらあエライ方々ばっかしよ!集まったがはワシも含めて20人。
ワシが18時頃着いたら既にほとんど集まっちょって、15時から飲みゆうツワモノもおって正直ビビッたぜよ。
ウチから超辛口純米酒「船中八策」1升瓶3本と、「司牡丹酒槽搾り純米大吟醸」4合瓶6本を送っちょったがやけんど、大好評で、宴会が終わった頃にゃあキレイに無くなっちょったがよ。今日のゴルフは皆さん大丈夫やろうかのお?(写真2枚)


ほんで、その大先輩達が「竹村君は、今回初めて参加してくれて、さらに貴重な銘酒をたくさん寄贈いただいた。昭和寮の先輩として、後輩からタダ酒をもらうワケにはイカン!しかし今回の酒代を払うとゆうのはヤボというもの!ここは諸君、今後飲みに行く時には、必ず『司牡丹はありますか?』と注文し、なければ仕入れさせるよう働きかけるということで、先輩のメンツを保とうではないか!」言うてくれて、皆さん拍手でご賛同。こりゃあ涙が出るばあ嬉しかったぜよ!
そういやあ、親父ばあの年代の先輩から「ダンパ」の話しが出たがにゃあビックリしたぜよ。「ダンパ(ダンスパーティ)」は昭和寮で唯一、学習院らしい催し。まさかそんな昔からあった伝統行事とは知らざったがよ。
連日男同士で抱き合うて(

昨夜の先輩達みたいに、あと30年経っても、そんな話しができる仲間と、酒を酌み交わしたいもんやのお。「同じ釜のメシを食うた仲」ゆう言葉があるけんど、まさに寮は、どれほど上の大先輩じゃち、そういう仲ながよ。初めて会うた人でも、すっと共通の話題で盛り上がれるきに。もう無いなってしもうたがが唯一残念やけんど、「昭和寮」はワシらあの心の中に、ず〜っとあの頃のまま、鮮やかに残っちゅうがぜよ!
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司牡丹酒造株式会社
連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」
<8月9日>「長崎原爆忌」「よさこい祭り・前夜祭」
1945年(昭和20年)の8月9日午前11時頃、長崎に原子爆弾が投下され、一瞬にして約7万4千人もの生命が奪われたがよ。この日は犠牲者の霊に黙祷を捧げ、世界平和を祈りながら飲まにゃあイカンぜよ。もう二度とあんな歴史的悲劇を繰り返すことがないよう、平和を祈って「和」の酒、日本酒を酌み交わそうじゃいか。
また、この日は土佐の高知を代表する祭り、「よさこい祭り」の前夜祭ながよ。この日から12日まで、高知市内各所で「よさこい鳴子踊り」が繰り広げられ、13日には「高知市納涼花火大会」が開催されるがよ。いまや「よさこい」は、札幌の「よさこいソーラン祭り」を筆頭に全国各地に飛び火して、若者に大人気で広がり続けゆうがぜよ。「よさこい」ゆうたら、鳴子を持って踊らにゃイカン祭り。土佐にゃあ「風鳴子」ゆう酒造りに適した米があるきに、こりゃあこの日は「風鳴子」で造った日本酒を飲まにゃあイカンぜよ!
ちなみに毎月9日は「クジラの日」でもあるらしいきに、ツマミは土佐の鯨肉でどうぜ?