2005年08月18日

水口健次先生の講演を聴いてきたぜよ!

 8月17日昨日は、地元高知の地場スーパー、サンシャインチェーン(http://www.sunshinechain.co.jp)2店舗のリニューアルオープン記念講演会と祝賀会に参加してきたがぜよ。場所は土佐を代表する名旅館、城西館(高知市上町2丁目5-34 088-875-0111 http://www.jyoseikan.co.jp)。水口先生講演会水口先生講演会2











 (株)サンシャインチェーンは、司牡丹の故郷佐川町で生まれたスーパーで、牧野正幸社長は佐川町出身の名士ながよ。ほんでその講演会の講師は、(株)戦略デザイン研究所(http://www.sdinst.co.jp)社長の水口健次先生ゆうて、日本のマーケティング実務家の第一人者ながよ。

 実は、ワシゃあ水口先生にはもう10年ばあ前から大変お世話になっちょって、2〜3ヶ月に1回位はいろんな提言や講演を聴かせてもらいゆうがやき。

 「日本八壺会(にほんはっこかい)」ゆう地酒メーカー12社の勉強会がそれで、その会の事務局を(株)戦略デザイン研究所に、顧問を水口先生にやってもらいゆうがぜよ。ちなみに「日本八壺会」12社のメンバーは、「天寿」(秋田)の大井社長、「浦霞」(宮城)の佐浦社長、「大七」(福島)の太田社長、「澤乃井」(東京)の小澤社長、「真澄」(長野)の宮坂専務、「桝一」(長野)の市村社長、「花美蔵」(岐阜)の加藤社長、「満寿泉」(富山)の桝田専務、「小鼓」(兵庫)の西山社長、「窓乃梅」(佐賀)の古賀社長、「千代の園」(熊本)の本田社長、ほんでワシ「司牡丹」(高知)の竹村ながよ。

 会長は「小鼓」の、いつもお洒落な西山社長。とても還暦を過ぎちゅうとは思えん若い感覚をお持ちで、自分の還暦祝いでニューハーフショーをやらせたっちゅう人は、後にも先にも西山社長くらいのもんじゃろう。

 まあそれはさて置き、今回の水口先生の講演は、いつもに増して面白かったぜよ。演題は「お客様の喜び 高質消費への挑戦」。約90分に及ぶ講演やき、とても全部の内容はよう書かんけんど、一つだけ書いてもうかのお。

 「知覚されないニーズ」っちゅう話しじゃ。今の消費者は、何でも揃うちょって一応は充足されちゅう。ほんじゃき欲求が軽いがよ。ゼッタイこれが欲しいっちゅうほどのもんは無い訳ながよ。しかも選択する対象は、たまるか広すぎる。

 ほんで欲しいがは「モノ・単品」じゃのうて「コト・コーディネート」になっちゅう。化粧品(モノ・単品)が欲しい訳じゃのうて、キレイになりたい(コト・コーディネート)がよ。

 キレイになるゆうたら化粧品だけじゃすまんきに。食事や眠り方まで関係してくるき。

 しかも今の消費者は、えいか悪いかとかじゃのうて、好きか嫌いかのレベルで判断する。これらあをひっくるめて考えると「知覚されないニーズ」、つまり消費者は、自分が何が欲しいのかを知らんっちゅうことながよ。ほいたら売り手の側にゃあ「プロの洞察力」がいる。「このお客さんには、この商品をこういう使い方で提案すりゃあえいろう」ゆうて、テストを繰り返さんとイカン。

 ほんで、その提案への反応を確認する。ようするに今の時代は、売り手側からの「プロの洞察力を伴う提案」があって初めて、需要が生まれるっちゅうことながぜよ。提案を見て初めて「そう、そう!こういうモンが欲しかったがよ!」って言うがやき。

 ワシらあ日本酒の蔵元も、酒販店も、もっともっと「プロの洞察力を伴う提案」をしていかにゃあイカンぜよ。 最後に、参考までに水口先生の最近の著書を紹介しちょこうかのお。どれもキレのえい水口節が炸裂しちょって読みやすいし、マーケティングや営業戦略の本やのに、ラストでは感動で涙すら出てくるがぜよ!

「売る力を2倍にする『戦略ガイド』」(日経ビジネス人文庫) 
「通念への反論〜ここに顧客、ブランド、価格、営業の新しい真実がある〜」(プレジデント社)
「協働取組営業を実現する メーカー営業戦略革新ノート」二俣桂介氏との共著(東洋経済新報社)




土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック
司牡丹酒造株式会社



連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

<8月19日>「俳句の日」
 1991年(平成3年)のこの日、「8(は)1(い)9(く)」の語呂合わせから、正岡子規研究家の坪内稔典さんらあの発案で制定されたがぜよ。「日本一短い季節の小道具」でもある俳句。こりゃあこの日くらいは、一句でもえいきに俳句を捻り出してみようぜや。

 そうは言うてもなかなか簡単にゃあ浮かんでこんろうき、ここは酒の力を借りんとイカンろう。俳句は季語が必要やき、季節感あふれる旬のツマミと旬の日本酒・生酒で飲りゃあ、名句も浮んでくるっちゅうもんぜよ。ナスやウリ系のもんがこの時季らしい旬の食材やき、それらあを使うた料理と冷やいた生酒を合わせりゃあ、最高やろう。



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