2005年08月19日

土佐じゃあ『チンチン電車男』ぜよ!

 昨夜はプライベートで、飲み仲間らあと高知市内で飲んだぜよ。

 場所は「蛍槍(ほたるくら)」(高知市追手筋1-8-10湖月ビル2F TEL:088-871-2771)ゆう店で、なかなか雰囲気のえい店ながよ。

 料理もなかなか美味しゅうて、清水サバの塩タタキやら、いちぢくのテンプラやら、いろいろ足るばあ食うたぜよ。(写真)蛍くら・塩サバタタキ蛍くら・いちじく天ぷら

 酒はもちろん、司牡丹「船中八策」を頼んだがやけんど、これがまた竹筒に入って出てきて、ぐいのみも竹製やったがよ。なかなか細かいとこまでこだわっちゅう店ぜよ。

 けんど、プライベートで飲む時は、ホンマにくだらんバカ話しで盛り上がれるもんよのお。昨夜も最初は「電車男」の話しやったのが、高知じゃあ「チンチン電車男」になるのお言うて、そりゃあ大爆笑の中、話しが弾んだがぜよ。(写真)蛍くら・飲み会

 まず、ホントの「電車男」を知らん人のために簡単に説明しちょくと、インターネット「2ちゃんねる」の書き込みの中で本当にあった実話を元に出版されたベストセラー本ながよ。いまや映画化されたりドラマ化されたり舞台化されたりで、爆発的にブレイク中。

 ストーリーは、女性と1度もつきおうたことのないオタク青年が、電車の中で酔っ払いにからまれゆう女性を助けたことから始まるがよ。

 その女性に惚れたオタク男は、ネットの中の住人達に応援され励ませれながら、恋を一歩一歩実らせていくっちゅう流れながよ。主人公は電車内で女性を助けたきに、ネット上じゃあ「電車男」と呼ばれ、その女性はお礼にエルメスのカップを贈ったきに、「エルメス」と呼ばれゆうがぜよ。

 ほんで、実は土佐の高知のJRは、電車じゃのうて汽車、つまりディーゼル車ながよ。土佐で電車言うたら、そりゃあチンチン電車(路面電車)のことになるがやき。

 ほんじゃき土佐じゃあ「電車男」言うたら「チンチン電車男」になるっちゅう、たったそれっぱあのことながやけんど、まあ酔うちゅうとしょーもないことで爆笑できるもんながよ。

 ちなみに、もう20年以上前、ワシが大学に入学して初めて東京で暮らし始めた頃、東京に「とでん」があると聞いて、「たまるか、『とでん』はエライぜよ!東京にまで進出しちゅうかよ!」言うて、皆に大笑いされたことがあるがよ。

 東京のチンチン電車「とでん」は東京都の「都電」、高知の「とでん」は土佐電鉄の「土電」ながやけんど、あん時ゃあ恥ずかしかったぜよ

 その後、飲みながらの「チンチン電車男」の話しは、「土佐じゃあエルメスちゃんじゃのうて、ウ゛ィトンちゃんじゃ!」(注:高知には、田舎にゃあ珍しゅう「ルイ・ウ゛ィトン」の路面店があるがよ。)、「ほいたらツカサ・ウ゛ィトンにしてくれ!」、「いや、ルイ・ボタンのほうがえい!」っちゅう具合に、酔っ払い話しの典型みたいにドンドン脱線していって、ワケが分からんなっていったがよ。まあ、話しはナンボ脱線したちかまんけんど、電車だけは脱線せられんぜよ!・・・・オアトガヨロシイヨウデ・・・・。



土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック
司牡丹酒造株式会社



連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

<8月20日>「誕生記念筆の日」
 赤ちゃんの産毛(毛髪)で誕生の記念筆を制作しゆう「赤ちゃん筆センター(株)」が、1999年(平成11年)に制定したがぜよ。8月を「ハッピー」、20日を「ふで」として、「ハッピーな筆」と読んだ語呂合わせながやと。こりゃあへんしも親戚・知人・ご近所さんらあを当たって、最近赤ちゃんが産まれた人を探さにゃあ!意地でも見つけ出いて、そのお祝いに飲まなあイカンぜよ。

 赤ちゃん本人が参加できんじゃち構うもんか。その子の名前を「筆」で大きゅう書いて壁に貼り付け、その名をサカナに飲んだらえいきに。この時に飲む酒は、酒名が「筆書き」された日本酒でキマリやろう。1本だけ最高ランクの大吟醸酒でも買うて来て、そのボトルに赤ちゃんの名前を「筆書き」して、長期貯蔵させるがもオススメぜよ。土蔵にでも貯蔵しちょいて、20年後20歳になったその子と一緒に飲めたら、こりゃ最高やろう。


<8月21日>「噴水の日」
 1877年(明治10年)のこの日、東京・上野公園で第1回内国勧業博覧会が開催され、会場中央の美術館前の人工池に日本初の西洋式噴水が作られたがぜよ。もっとも正式に落成したがは9月8日やったらしいけんど。そうはゆうたち8月21日が「噴水の日」であることに違いはないがやき、目出度い日よ。こりゃあ近所の噴水を探して、夕方にでもその前で涼みもって飲まなあイカンろう。

 さらに毎月21日は「漬物の日」ながよ。毎年8月21日、名古屋市郊外の萱津神社で「香の物祭」が行なわれゆうことに因んで、全日本漬物協同組合連合会が制定したらしいがぜよ。こりゃあツマミは漬物でキマリやろう。ほいたら飲む酒は日本酒しかないろうがよ。外の噴水の前で飲むがやき、手軽なカップ酒あたりがえいろう。最近は全国の地酒のカップ酒も結構出回っちゅうき、いろんな銘柄を選んで持っていけるがぜよ。噴水のしぶきで涼んで、マイナスイオンを浴びながら、カップ酒と漬物で乾杯ぜよ!


<8月22日>「チンチン電車の日」「藤村忌」
 1903年(明治36年)のこの日、東京電車鉄道の路面電車が新橋〜品川間で営業を開始。東京で初めてチンチン電車(路面電車)が走ったがぜよ。東京にも高知にも、まだチンチン電車が残っちゅうきに、こりゃあそれ以外の地域の人も、へんしも近くを走りゆうチンチン電車を探して、乗りに行かなあイカンぜよ。レトロな気分に浸りもっての小旅行。外の景色をサカナにカップ酒を飲みゃあ、行ったことない場所じゃち、なんとなく懐かしい気分になってきそうなちや。

 ちなみに毎月22日は、1987年(昭和62年)に毎日新聞社と味の素らあが制定した「夫婦の日」らしいきに、この小旅行は是非とも夫婦で出かけにゃあ。適当な場所で降りて、そのへんの居酒屋にでも夫婦で入って、また日本酒を酌み交わしゃあ、あっという間に時間が経つろう。けんどこの日は、1943年(昭和18年)に島崎藤村が亡くなった日で「藤村忌」でもあるきに、「夜明け前」まで飲んだち構わん日ながぜよ。








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この記事へのコメント
自分が飲みに行かなくても毎日美味しいお酒と食のネタで、幸せな気分になります。でも、久しぶりにカラオケに行って、騒ぎたくなりました。今度、ご一緒いっそしてください。
Posted by まあちゃん at 2005年08月21日 22:22