そん中で、ウチの蔵に併設されちゅう「司牡丹・酒ギャラリー ほてい」〈写真〉の来店客が最近増えてきちゅうゆう話しが報告されたがやき。


ちなみに先月1ヶ月間の来店客は約600人。佐川町ゆう田舎にあって、特に何の宣伝活動もしてないワリにゃあ、なかなかの数字やろう。ちなみに「ほてい」の由来は、元々は酒蔵やった建物に、昭和初期竹村仁作ゆう親戚が料亭風の社交クラブみたいなもんを開いたことから始まるがやき。以前仁作は、京都で骨董貿易商「布袋商会」を経営しよって、「ほていさん」と呼ばれよったき、この料亭の名もいつしか「ほてい」になったがよ。
仁作没後も妻や養女が引き継いで、昭和53年までは営業しよったがぜよ。ほんで旧「ほてい」が店じまいしてから18年、物置みたいになっちょったんを改装して、平成8年6月に「司牡丹・酒ギャラリー ほてい」がオープンしたがやき。
そう言やあ店名について、ちっくとオモロイ裏話しがあるがぜよ。元々ご近所さんらあも、この建物をズ〜ッと「ほてい」ゆうて呼びよったき、「ほてい」の店名のまんまでえいかにゃあとも思いよったけんど、ワシゃあもうびっとカッコエイ店名をつけたかったき、何かないか考えよったがぜよ。
ほんである日、座敷に飾る掛け軸を探しに土蔵に入ってあさりよったら、なんと偶然、布袋さんの掛け軸が出てきたがぜよ。しかも箱書きにゃあ「白隠禅師画」と書いちゅうやいか。

白隠禅師ゆうたら臨済宗中興の祖で、瞑想法、呼吸法の元祖みたいな方ながよ。しかも白隠禅師は全国各地に書画を残しちょって、その画にゃあ癒し効果や病気治癒効果があるとまで言いゆう人もおるがやと。こりゃあもう、この白隠禅師画の布袋さん掛け軸を飾って、店名も「ほてい」にするしかないろうっちゅうことで店名が決まったがぜよ。
まあ、偽物っちゅう可能性もあるけんど、あの掛け軸をじっと見よったら、不思議と心が落ち着いてきて、癒された気になってくるき不思議なもんよ。
さて、「司牡丹・酒ギャラリー ほてい」の役割は、まず司牡丹のショールームであり、アンテナショップであり、土佐の酒文化の発信基地であり、情報収集の場でもあるがぜよ。司牡丹のお酒が試飲・購入ができ、酒器や小物、四季折々の和雑貨らあも売りゆうし、古い酒造道具や酒器らあも展示されちょって、酒のミニ図書館併設の座敷(ここの床の間に例の掛け軸があるがよ)でくつろげるし、「司牡丹ができるまで」の酒造ビデオも見れるがやき。ちなみに、一番売れるんはもちろん司牡丹のお酒やけんど、最近は雑貨関係がよう売れゆうようながよ。まずは手拭いが売れゆうがやき。
これは、東京の代官山にある「かまわぬ 」(代官山かまわぬ本店・東京都渋谷区猿楽町23-1
電話03-3780-0182http://www.kamawanu.co.jp/)ゆうお洒落な手拭いショップから仕入れゆうがぜよ。実はワシは平成2年まで、この会社の関連会社に勤めよったがよ。
「土佐にわか手拭い」ゆうて、「しばてん」や「坊さん」の柄で、それを頭に巻いて遊ぶ手拭いも人気やけんど、これは高知市内の「北村染工場」(高知市はりまや町2丁目6-7
電話088-882-7216)から仕入れゆうがぜよ。 あとオモロイがは、最近昔ながらの「司牡丹前かけ」(787円)〈写真〉がよう売れるみたいながよ。最近ああいうレトロな前かけらあて見んなってきたき、ほんでやろうかのお。前かけを縫い直してオリジナルバッグにするがも、一部で流行っちゅうらしいがよ。

そう言やあ、超オモロイ、けんど希少な、お宝も売りゆうがぜよ。「ふりわけ」〈写真〉ゆうて、1升瓶を前と後に片側2本づつふりわけて、計4本を肩にかけてかつぐための、昔の(おそらく30年ばあ前の)酒屋グッズながよ。たまたま大掃除の時に土蔵の奥から200枚ばあ出てきたき、1枚1500円で売り出してみたら、くちコミかしらん、いつの間にかパラパラ売れて、残りあと100枚ばあになっちゅうがぜやき。
こりゃあこの世に、もうあとこれっぱあしかない超レアものやき、欲しい人はへんしも「ほてい」に行かなあイカンぜよ。
まあ「司牡丹・酒ギャラリー ほてい」ゆうたらこんな店やき、是非フラッと立ち寄っちゃってや。
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社
連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」
<9月3日>「ホームラン記念日」「草野球の日」
1977年(昭和52年)のこの日、読売ジャイアンツの王貞治選手が、通算756本目のホームランをヤクルトスワローズの鈴木幸二朗投手から放ったことに由来するがぜよ。このホームランで、アメリカ大リーグのハンク・アーロン選手の記録を抜く世界新記録となり、その後王選手は引退までに868本のホームランを打ったがやき。
こりゃあ目出度い日ぜよ、飲まなあイカン!ちなみにこの日は「9(く)3(さ)野球」の語呂合わせから「草野球の日」でもあるそうやき、まず昼間は草野球で汗を流いて、夜はプロ野球中継でも見ながら、王選手の大記録に思いを馳せもって飲もうぜや。「9(く)3(さ)や」の語呂合わせで、ツマミは「くさや」でキマリぜよ。それもこの時期旬の、八丈島の最高級「青ムロアジのくさや」が一番よ。ほいたら酒は日本酒、それもグッと旨みののった山廃純米酒の常温あたりがピッタリながやき。
<9月4日>「くしの日」「クラシック音楽の日」
「9(く)4(し)」の語呂合わせから、くしを大切に扱い、美容に対する人々の認識を高めてもらおうと、美容関係者らあが1978年(昭和53年)に制定したがやと。
こりゃあ普段はボサボサ頭やったち、この日ばあは髪をくしでとかして身だしなみを整えなあイカンぜよ。丁度この日は「9(クラ)4(シック)」の語呂合わせで「クラシック音楽の日」でもあるきに、さらにパリッとお洒落して、クラシック音楽でも聴きもって飲もうぜや。ツマミも語呂合わせで「くし揚げ」らあはどうぜよ。そろそろ秋の味覚、キノコ類やイモ類が旬やきに、それらあの「くし揚げ」で飲もうちや。ほいたら酒は、旨みののった純米酒の常温がピッタリぜよ。
<9月5日>「国民栄誉賞の日」「石炭の日(クリーンコールデー)」
1977年(昭和52年)9月3日、読売ジャイアンツの王貞治選手が、世界新記録となる通算756本目のホームランを打ったがよ。ほんでその2日後の9月5日、政府は初の国民栄誉賞を王選手に贈り、その栄誉を讃えたきに9月5日は「国民栄誉賞の日」ながぜよ。ちなみに国民栄誉賞とは、前人未到の偉業を成し遂げ、多くの国民から敬愛され、夢と希望を与えた人に贈られる賞ながやと。
これまでにゃあ王貞治、古賀政男、長谷川一夫、植村直巳、山下泰裕、衣笠祥雄、美空ひばり、千代の富士、藤山一郎、長谷川町子、服部良一、渥美清、吉田正、黒澤明、高橋尚子の15人が受賞しちゅうがぜよ。こりゃあ目出度い日じゃ。受賞者らあの前人未到の偉業を讃え、夢を語りもって飲まなあイカンぜよ!国民栄誉賞じゃき、飲むがは「国酒」日本酒しかないろう。
ちなみにこの日は「9(クリーン)5(コール)」の語呂合わせで「クリーンコールデー」、別名「石炭の日」やき、ツマミは炭火焼きでキマリぜよ。そろそろ秋の味覚が出始める頃やき、サバやサンマ等の旨みののった魚類や、マイタケやヒラタケ等のキノコ類を炭火焼きにしょうぜや。コクのある純米酒あたりがバッチリぜよ。