2005年11月30日

第126回『37の会』で『地産地消』の野菜ディナーぜよ!

 昨日は第126回目の「37の会」やったがよ。ちなみに「37の会」ゆうたら昭和37年生まれの同級生の集まりで、月1回出れるもんばあ集まって飲むっちゅう会ながやき。尚、前回の会の様子は「10月19日」のブログを見てほしいがぜよ。

 さて、今回の会場は「高知新阪急ホテル」(高知市本町4-2-50 TEL:088-873-1111 http://hotel.kochi-newhankyu.co.jp)のフレンチレストラン「ル シェル」。宴席風景

 会のメンバーの1人で、春野町在住で農業をしゆう「ベジタブル&フルーツマイスター」の長崎さんが野菜を提供して、「春野の野菜を使ったフレンチディナー」を開催したがやき。シェフも春野町在住の甲藤隆則氏やき、素材の旨味をたるばあ引き出いてくれちょって、素晴らしいコースに仕上がっちょったがよ。

 コースメニューは以下の通りで、それぞれ感想も書いちょくぜよ。





「西込柑橘園のミカンと赤ピーマンの食前フレッシュジュース」
 赤ピーマンが香辛料的な役割をしちょって、ほのかにスパイシーで美味ながよ。ジュース




「長崎さんちの20種類の野菜と市場直送鮮魚のマリネ 直七風味」野菜と鮮魚のマリネ
 野菜ディナーとしちゃあこれがメインともいえるがやき。とにかく聞いてもよう覚えれんばあの種類の野菜をたるばあ使うちょって、様々な食感と味わいが直七の柔らかい酸味で見事に調和され、ワシが一番感動した一皿やったがやき。ちなみに直七ゆうがは高知の柑橘類で、そのまんま果肉をかじったち美味しい、優しい酸味を持っちゅうがよ。



「チリメンジャコと諸木産トマトのスパゲッティ」
 これにゃあ、ウチの純米超辛口「船中八策」を合わいたがやき。思うた通り、チリメンジャコの優しい塩分とトマトのナチュラルな酸味が、超辛口にバッチリ合うちょったがよ。スパゲッティと船中八策



「チキンコンソメスープ 蕪とフォワ・グラのマリアージュ」

 フォワ・グラゆうたら濃い味付けのイメージしかなかったけんど、こーゆうアッサリ系のスープにもイケるっちゅうんは初めての体験やったき、ありがたかったぜよ。フォワ・グラ自体の味わいが味わえたがやき。スープ












「旬の的鯛のポワレ 直販所『春野の里』の野菜のフォンで仕上げたソース 菊菜のアロマとともに」
 これも「船中八策」にバッチリやったがやき。野菜のナチュラルな風味を生かしたソースが、的鯛の旨みを損なわんと見事に寄り添いもって口中で膨らむがぜよ。的鯛のポワレ



「大葉のグラニテ」
 箸休めながよ。シソの風味と冷たさが、一旦舌をニュートラルにリセットしてくれるがやき。大葉のグラニテ












「牛フィレ肉のステーキ 掘りたてショウガのソース」
 本日のメインディッシュぜよ。カリフラワー、ニンジン、サツマイモらあの野菜がショウガ風味と合わさって、フィレ肉を優しゅうに包んでくれるき、ヘルシーで食べやすうなるがよ。ステーキ



「トマトロールとローズマリーのパン」
 こりゃバターらあなんちゃあ付けいじゃち美味しいがぜよ。パン












「長崎さんちのバジルのアイスクリームとトマトのコンポート」
 アイスクリームの中にバジルを混ぜ込むっちゅうんは初めてやったがやけんど、意外にイケるがよ。クセになりそうな味わいながやき。デザート

 実はこのコース、ホテルの開業20周年記念「こだわりの土佐の食材『地産地消』フェア vol.9 ル ポタジェ」と銘打って、11月いっぱい食べられたがやけんど、今日30日で終了やきスマンことぜよ。また次回も開催されるろうき、楽しみにしちょってや。

 今回の「37の会」は13名と多めの出席やき、本来大騒ぎのバカ話し乱発になるはずやったがやけんど、さすがにフレンチのフルコース、他にもお客さんはおるし店の雰囲気をブチ壊すわけにもイカンき、みんなあ意外とおとなしかったがやき。みんなあもう40半ばのオッサンオバハンやき、それっぱあの配慮はできるがぜよ。・・・と、思いよったら、デザートが出てコーヒー飲みだいた頃、他のお客さんがおらんなったがを見計ろうたように、一部でバカ話しがチビッと炸裂したがやき。まあワシのブログの品を落とすようなことは書けんき、書けることだっけ書いちょくぜよ。

 今回久々に出席のミカちゃんは、高校時代からのアダ名が「ケ」やって、(ありゃ?なんで「ケ」ゆうがか聞いたに忘れたぜよ。誰かコメントに書いちょって。)

 冬のソナタ?チビッとチェ・ジウに似いちゅうき、ケ・ジウゆうアダ名が「37の会」では付けられちょったがよ。そこにこちらも久々に出席のタカさんが、こともあろうに自分からペ・ヨンジュンに似いちゅうって言われたことがあるゆうて言いだいたもんやき、タイヘンよ。2人並べての「冬ソナ」撮影会になってしもうたがやき。一応写真を掲載しちょくけんど・・・これが
「37の会」のヨン様とジウ姫ぜよ!









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連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈12月1日〉「映画の日」「鉄の記念日」1896年(明治29年)
 11月25日より、神戸で日本で初めての映画の一般公開が開始されたがよ。ほんで、この会期中のキリがえい日ゆうことで、12月1日を「映画の日」に制定したがやと。1956年(昭和31年)に映画産業団体連合会の制定ながよ。ちなみにこの日にゃあ、入場料の割引らあが行われるらしいがぜよ。

 さらにこの日は、日本鉄鋼連盟が1958年(昭和33年)に制定した「鉄の記念日」でもあるがやき。1857年(安政4年)のこの日、岩手県の釜石高炉(現在の新日鉄釜石製鉄所)が、洋式高炉によって操業を開始し、日本の近代製鉄の幕開けとなったがぜよ。

 ほいたらこの日は、まずは映画を見に行かにゃあ。ほんでその後は、「鉄の記念日」じゃき、鉄分をたるばあ取れる食べもんを食べもって飲もうぜや。たいていの人は鉄分不足じゃき、この日ばあはタップリ摂取したいもんながよ。鉄分が多いゆうたらやっぱしレバーやお。ほんならレバー料理で飲まにゃあイカンがぜよ。レバー料理やったら酒は、山廃純米酒のぬる燗あたりがベストながやき。これで鉄分の吸収はバッチリぜよ!

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この記事へのコメント
コメント書く同級生は少ないですね。昭和37年生れは学校ではパソコンを全く習っていない、最期の世代だったような気がします。おかげで安心して余計な事書けます。その後K君とMちゃんの愛が進展したか、気にはなりますが12月も37の会には行けそうにありません。竹村社長。是非盛り上げてみてください。
Posted by NKTじょら  at 2005年11月30日 22:53
コメント書く貴重な?同級生です。春野野菜のディナーお召し上がりいただきありがとうございます。おかげ様で、野菜作りに、すっかりはまってしまって、今年の秋冬は40種類ぐらい、いろいろ植えてしまいました。失敗したものもありますが、すばらしく美味しいものもありますので、また日本酒に合いそうかも、試してみます。三國シェフのセミナーの報告は、次回の閑人調をご覧ください。





Posted by まあちゃん(長崎雅代) at 2005年12月01日 15:34
じょらさん、コメントありがとうぜよ!ワシらあの世代はパソコン苦手なもんが多いきねや。実はワシもあんまり得意じゃないがやき。37の会のヨン様とジウ姫は、写真の瞬間だっけ仲良うしちょったみたいなけんど、確かに今後の展開はワカランぜよ!12月に期待しちょこうや。
Posted by 竹村昭彦 at 2005年12月01日 17:44
まあちゃん、コメントありがとうぜよ!また先日は素晴らしい野菜のご提供、重ねて御礼申し上げるがやき。次回は是非、春野野菜と司牡丹のマリアージュを一緒に企画せんかよ?真理ちゃん、よろしゅうに!
高知新聞の「閑人調も」、楽しみにしちゅうぜよ。ところでまあちゃんの文章はいつ載るとか決まってないがかよ?ワシゃあ明日からまた2泊3日で東京やき、見逃すかもしれんきに、決まっちょったら教えとうせや。
Posted by 竹村昭彦 at 2005年12月01日 17:52
37の会は、火曜日になることが多いので、いつも講義とバッティングしていて行けなくて残念です。でもいつも話題の中に入れていただいているみたいで、ありがとうございます。(万歩計とか、まんぼ系とか…いよいよ…しっかり聞いちゅうぜよ)。
Posted by いっつも酒のつまみのマンボ at 2005年12月01日 20:07
このコースは、先日「今年もたくさん子守をありがとうございました。来年もいっぱい預けますので、よろしくお願いしますと」と、舅&姑の接待に利用させていただきました。春野在住ばぁあって、「おっ!こりゃあ、西込さんくのミカンかよ」とか、「まぁちゃんくも頑張っちゅうねぇ」と、春野の仲間たちの晴れ舞台に、会話もはずみ、よろこんでいただけ、ひとまず、ホッ!としています。姑は「あの野菜のオードブルが、どういたちもう一回食べたい!」と、また、元同僚との忘年会を企画していました。私も夜須のマゼ弁当と合わせて、畠中智子さんのブログ「MAZE情報やき」に書き込ませていただいておりますので、またのぞいてみて下さいね。http://mocotyan.seesaa.net/
Posted by まんぼ2 at 2005年12月01日 20:08
高知新聞の閑人調、見ていただきありがとうございます。昨日、入稿しましたので、載るのは5日ぐらいかなあ?書いてる私も掲載日はわかりませんが、新聞見たら連絡しますね。今月は3回依頼されており、ブログのことを、書く予定です。お楽しみに!
Posted by まあちゃん at 2005年12月01日 21:48
マンボちゃん、コメントありがとうぜよ!そうそう!あの万歩計ネタは大爆笑やったがやき。ブログ本文に書き忘れちょったよ。しかし、隣の人に時間を聞かれて万歩計見て答えそうになったらあて、サスガはマンボぜよ!たまにゃあネタだけやのうて37の会にも出席して、目の前で笑かいてや。
Posted by 竹村昭彦 at 2005年12月02日 02:59
まあちゃん、またまたコメントありがとうぜよ!5日やったら高知におるきにチャンと「閑人調」見れるがやき。また、近々ワシのブログのことを書いてくださるそうで、重ねてありがとうぜよ。楽しみにしちゅうき、よろしゅうに。けんどあんまり変なネタは書かれんぜよ!
Posted by 竹村昭彦 at 2005年12月02日 03:05
しかし…このブログは、出版関係の仕事をしている者にとっては、かなりそそられる内容ですなぁ。「司牡丹社長のブログ365日」などと題して出版したら、こりゃぁ値打ちモンになるろうねぇ。高知の酒&食文化、歴史文化、観光が網羅されていて、こじゃんとおもしろい!カンタロウやむかでの恐怖と戦いながら、佐川の久武塾(江戸時代の寺子屋のようだった塾)で席を並べたものとしては、誇りに思える内容です。

けんど、からだこわさんように、くれぐれも飲み過ぎに注意しなされよ。
Posted by 乙女まんぼ at 2005年12月05日 00:31
乙女まんぼちゃん、ありがたいコメント嬉しいぜよ!プロの書き手の方からこれっぱあ誉められたら、いよいよオダッてしまいそうなよ。けんど、いつか出版をもくろんじゅうがは事実やき、そのウチおまんとおんなじモノ書きのワラジもはくことになりゃあえいのお。打倒真鍋かをり、打倒古田ぜよ!
ところで久武塾ネタはメチャなつかしいのお!あの寺子屋での2年間は、佐川小学校での記憶よりか鮮明ながは何でやろうのお?
Posted by 竹村昭彦 at 2005年12月05日 12:39
今、半身浴で「世に棲む日日」を読みゆうが、今の進学塾にはない、どちらかというと松下村塾のような風情があったもんや。とすれば、私たちは「食の勤王派」ということになるやろうか。これからも、おいしいもの、伝えんといかん味、体にえいもの、たんと教えとうせや。それでは、くれぐれも風呂から出る時に、○○○○だけははさみつめんよう、気をつけなされや。
Posted by 乙女まんぼ2 at 2005年12月06日 10:43
乙女まんぼちゃん、またまたコメントありがとうぜよ!
「世に棲む日日」かよ、吉田松陰先生はまっことえいのお。ワシがメチャ尊敬しちゅうお方ながやき。
しかし「食の勤王派」たあ、ウマイこと言うのお。実は来年あたりから全国レベルで「食の勤王運動」をいろいろ仕掛けるつもりじゃき、乙女まんぼ姉やんにも手伝うてもらいたいき、また宜しゅう頼むぜよ!
風呂上がりに○○○○を詰め割って挫折せんよう頑張るき!
Posted by 竹村昭彦 at 2005年12月06日 11:29