昨夜は、高知市内の司牡丹高知支店で、月1回の酒屋さんの勉強会「土佐酒道会」第86回研究会を開催したぜよ。ちなみにこの会についての詳細は、過去の「土佐酒道会」カテゴリーのブログを参照してもらいたいがやき。
まずは恒例の利き酒。今回の出品酒は以下の通りやったがぜよ。
●「土佐しらぎく・ひやおろし」
●「亀泉・ひやおろし」
●「文佳人・ひやおろし」
●「司牡丹・あらばしり」
高知の酒、ひやおろし3品とあらばしり1品の出品やったがやけんど、みなさん高知のとは思わざったみたいながやき。しかもひやおろし3種が、おそらく低温貯蔵やき、熟成感が少のうて比較的若い酒ばっかりやったき、まずひやおろしとは思わんかったろう。一方ウチのあらばしりは、フレッシュな新酒の香りが強烈やき、新酒やとは分かりやすかったみたいながやき。
利き酒の後はいつも通り、過去1ヶ月間の業界誌等の情報紹介、オススメ書籍の紹介と来て、メインの会員ディスカッションながよ。
今回のディスカッションのテーマは、まずは「土佐酒道会」としてマスコミに報道してもらえるような仕掛けをしようっちゅう話しやったがやき。ほんで参考に、高知県内「日本名門酒会」加盟店の「飲兵衛八策」活動を紹介したがやき。
この活動は、名門酒会のプライベートブランド「純米超辛口・船中八策」を強化するために仕掛けた活動ながよ。「坂本龍馬の船中八策」をもじって、若者に憧れられるような飲兵衛の理想像を書いた八つの策「飲兵衛八策」を作って、その普及活動をしゆうっちゅうんを、マスコミに報道してもらうがに成功しちゅうがぜよ。
11月24日の朝日新聞朝刊の県内版、29日の高知新聞朝刊の2紙に、ふたあつともカラーでこじゃんと太うに掲載されちゅうがやき。さらにラジオでも流され、共同通信の取材も受けちゅうがぜよ。ちなみに共同通信の取材内容は、全国の新聞社各社らあに配信されるき、今後県外の新聞らあにも掲載される可能性が大きいっちゅうことながよ。これらあが全部無料で報道されるがじゃき、そのPR効果はおそらく数百万円分の広告宣伝に匹敵するろう。つまり、これと同じような活動を「土佐酒道会」でも考え出いて、それを仕掛けようっちゅうことながよ。
続いてのディスカッションは、「土佐宇宙酒」について。「土佐酒道会」ならではの「土佐宇宙酒」の仕掛けを考えろうっちゅう話しながよ。いろいろアイデアも出たがやけんど、このふたあつのテーマともに、来月もまた引き続きディスカッションしようっちゅうことになったがやき。
来年は、「土佐酒道会」もさらに活発に動き出しそうな気配じゃきに、楽しみながぜよ!
世界初!「宇宙酒」発売解禁までのカウントダウン開始!!土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!!
司牡丹酒造株式会社
連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」
〈12月2日〉「日本人宇宙飛行記念日」「日本アルゼンチン修好記念日」
1990年(平成2年)のこの日、TBSの秋山豊寛記者(当時)を乗せたソ連(当時)のソユーズTM11号が打ち上げられ、日本人初の宇宙飛行に成功したき、この日は「日本人宇宙飛行記念日」ながやと。また、1898年(明治31年)のこの日は、日本とアルゼンチンとの間に修好通商航海条約が結ばれた日やき、「日本アルゼンチン修好記念日」でもあるがぜよ。
まず宇宙とゆうたら、2006年4月1日に発売解禁になる、世界初の「土佐宇宙酒」ぜよ!ソユーズで宇宙飛行した酵母で仕込んだ日本酒ながやき。この日は、ほんまはこれを飲みたいとこやけんど、まだないき、ほいたら宇宙酒の味を夢見もって、土佐の酒を飲もうぜや!
ほんで、食事はアルゼンチン料理でキマリながよ。アルゼンチンは、人口の2倍以上の肉牛がおると言われるばあ牛肉をこじゃんと食べる国ながぜよ。ほんじゃき代表的な料理ももちろん牛肉料理。「アサード」っちゅうアルゼンチン式のバーベキューが有名ながよ。こりゃあ、牛肉を網の上で、炭火を使うてじっくり焼き上げた料理。網で焼くき脂が落ちるし、味付けも塩だっけやき、意外にしつこうのうて日本人にも食べやすい料理ながやと。この「アサード」にゃあ、旨みに幅のある山廃純米酒や、ほのかに木樽の香りがする樽酒らあみたいな個性的な日本酒がよう合うがやき。
「宇宙酒」の夢を見もって、土佐の山廃や樽酒を、アルゼンチン料理「アサード」でやりゃあ、まさに天にも昇る気持ちが味わえるがぜよ!