一昨日の12月3日は、東京で「フォーシーズンズ〜四季折々のお酒を女の子だけで楽しむ会〜」(http://blog.goo.ne.jp/fourseasons-sake/)の秋の会が開催され、それに参加したがぜよ。
ちなみにこの会についての詳細は、前回の夏の会について書いた8月1日のブログ、「フォーシーズンズ・夏の会に参加したぜよ!」を参照してもらいたいがやき。
今回の会場は北青山の「T・A・M・A」(港区北青山2-3-1シーアイ・プラザ2F TEL:03-5772-3933 http://www.bigriver.co.jp)ゆう店で、50人で貸し切りやったがよ。今回は蔵元側の男性が3人だっけで、あとの47人は皆女性やったき、いつもに増して壮観な客席やったがやき。
まずは日本酒の勉強会からスタート。今回はワシが担当で、テーマは「日本酒の保存管理・日本酒と健康」で、それだっけじゃツマランろうき、「日本酒・7つの女性の悩み解消効果」「日本酒は百薬の長」の2つを追加して話したがぜよ。
さて勉強会が終わったら、待ちに待った乾杯。今回の乾杯酒は「若戎・初しぼり純米吟醸義左衛門」やったがやき。以下は、それからの出品酒とお料理のメニューぜよ。
●「前菜盛り込み」と「白嶺・しぼりたて生原酒」
前菜の「海老の酒盗がけ」や「オイスター」らあに、この酒のふくよかな旨みがよう合(お)うたがやき。
●「タコと香味野菜のサラダ」と「春鹿・天慈地恵米ひやおろし」
シンプルな味付けの料理で、タコのコリコリ感が最高やったがよ。この酒のまろやかで優しい旨みが、タコの旨みとマッチしちょったぜよ。
●「平目のお刺身」と「春鹿・番外限定品・純米吟醸生原酒」
平目の薄造りは、アッサリ系のポン酢で。今回の出品酒の中じゃあ一番フルーティで、やわらかな旨みが平目ポン酢とよう合(お)うたがよ。ワシの座ったテーブルじゃあ、ワイングラスを1脚借りてきて、この酒を入れて回し飲みしてもうたがやけんど、香りの立ち方がさらに華やかになったゆうて、みんなあビックリしてくれたがやき。
●「蟹のオムレツ」と「司牡丹あらばしり本醸造生原酒」
お酒をちょっと置いて温度が常温に近付いて来た頃、この酒の荒々しいばあ鮮烈なフレッシュ感が、まろやかに変化してくるがやき。その頃に合わいたら、オムレツのとろけるやわらかさとマッチするがよ。
●「スペアリブ」と「酒呑童子・活性にごり酒原酒・由良川の朝霧」&「酒呑童子・招福の酒・超辛口本醸造」
このスペアリブの柔らかさ、身ほぐれの良さは最高で、味も絶品やったがよ。「にごり酒」の炭酸と旨みは、確かにスペアリブの濃厚さに負けてないがやき。「招福の酒」はぬる燗と常温でやってみたがやけんど、山廃本醸造ならではの旨みは、お燗の方がより引き立ったがぜよ。
●「鱈の饅頭 あん肝ソース」と「若戎・完熟純米酒・燗(三重山田錦・参年熟成)」
あん肝ソースが絶品やったがやき。これにこの酒のぬる燗を合わいたら、さらに旨みが増して絶品度が倍増するがぜよ。
●「鰊ソバ」と「司牡丹・船中八策ひやおろし」
ソバのダシを吸うたニシンの旨みが、「船中ひやおろし」のリッチな旨みと見事に調和するがやき。
●「デザート・ごま豆腐黒蜜がけ」と「酒呑童子・活性にごり酒原酒・由良川の朝霧」
モチモチ感抜群のごま豆腐に、キナコと黒蜜の味わい。意外に「活性にごり酒」にもイケルがやき。
今回も前回に引き続いて「美命(mikoto)」(オフィスaKz 美命事業部 目黒区目黒本町1-7-21 TEL:03-5721-6142 http://mikoto.cc)の酒器らあも出展されちょって、その場で購入できたがぜよ。
ほんで会の最後にゃあ、残ったお酒の抽選会。一升瓶が当たったち大悦びで持って帰る若い女性のパワーは、感動的ですらあるがぜよ。
さて無事終了後はザッと片付けをして、スタッフ中心に2次会。場所は近くの「もくち」(港区北青山3-12-7カプリース青山B1 TEL:03-5468-5886 http://mokuchi.com)ゆう店。
幹事のツユちゃんは1次会で帰り、キヨマリちゃん、ココマリちゃん、アヤちゃんは2次会にも参加やったがやけんど、みんなあよう食べる食べる!どうやら忙しゅうて、1次会じゃあほとんど飲み食いできんかったみたいながやき。ホンマにお疲れ様。感謝、感謝ぜよ!
今回の秋の会は、みんなあの都合が合わんかって例年より遅い12月の開催になってしもうたけんど、そのお陰で秋しか飲めん「ひやおろし」と冬から春先しか飲めん「しぼりたて」や「あらばしり」の両方が飲めたき、参加者の皆さんにゃあメチャ悦んでもらえたがやき。次回の冬の会は、1月14日にスッと開催の予定ながよ。日程変更の可能性もあるきに、詳しゅうは「フォーシーズンズ」のホームページ(http://blog.goo.ne.jp/fourseasons-sake/)を時々チェックしよってもらいたいがぜよ。
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司牡丹酒造株式会社
連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」
〈12月6日〉「聖ニコラウスの日」「姉の日」「音の日」
この日は、サンタクロースのモデルになった「聖ニコラウスの日」ながやと。聖ニコラウスは、自分が受け継いだ財産で貧しい人々をたるばあ救うたそうながよ。特に有名ながが三姉妹のエピソード。三姉妹が嫁ぐための持参金がのうて途方に暮れちょった貧しい一家が、暖炉のそばに衣類を干したまんま眠ったところ、翌朝靴下の中に金貨の入った袋が入っちょったがやと。このエピソードが背景になって、クリスマスの夜にゃあ子供らあが靴下を下げて眠るようになったっちゅう訳よ。オーストリア・オランダ・ベルギー・スイスらあはこの日、12月6日に子供達にプレゼントを贈るらしいぜよ。
またこの日は、漫画家で姉妹型研究家の畑田国男さんが1992年(平成4年)に制定した、「姉の日」でもあるがよ。9月6日の「妹の日」の3ヶ月後であるがと、先の「聖ニコラウスの日」で三姉妹のエピソードがあることから、この日になったがぜよ。
さらにこの日は、1994年(平成6年)に日本オーディオ協会が制定した「音の日」でもあるがやき。1877年のこの日、エジソンが自ら発明した蓄音機で、音を録音・再生するがに成功したき、この日は「音の日」ながよ。
ほいたらこの日は、まずは自分の姉貴(おらん人は、姉のように慕うちゅう女性)を誘うて、一緒に飲もうぜや。もちろん「サンタクロースの日」じゃ言うて、プレゼントを渡すがを忘れられんぜよ。
ほんで「音の日」やき、えい音がするシズル感がある食べもんを食べにゃあイカンがやき。えい音がするゆうたら、鉄板焼き系やろう。ほんならヘルシーにジンギスカンあたりはどうぜよ。ラム肉と野菜のテンコ盛りで、体重を気にしちゅう姉貴じゃち、大悦びぜよ。ジンギスカンに合わせる酒は、山廃純米酒を常温で大きめのワイングラスに入れてやってみてちや。山廃ならではの乳酸系の香りとコクが強調されて、ラム肉の風味と見事に調和するがやき。日本酒をあんまり飲んだことない姉貴じゃち、これにゃあ感激すること請け合いながぜよ。