2006年03月09日

永田農法の永田先生と『土佐の食談』ぜよ!

 昨日は一昨日から引き続き、永田農法の永田照喜治先生らあと、土佐清水やったがよ。宿泊場所の「国民宿舎 足摺テルメ」(土佐清水市足摺岬1433-3 TEL:0880-88-0301 http://www.terume.com)で朝食後は、新潟の山本秀一さん(よしかわ杜氏の郷 http://www.yoshikawa-touji.co.jp/)と、浜松の鈴木良邦さんは一足先に帰られたがよ。お二人とも、ホンマに遠い所をわざわざありがとうございました。

 残った永田先生と、永田農研の杉原葉子さんと、ワシと司牡丹の秋沢さんの4名で、土佐清水市役所を訪ねたがやき。ほんでいきなり、昨夜の宴会で、年齢はだいぶ上やけんどワシに似いちゅう人がおるゆうて話題になった方と御対面したがよ。教育委員会の生涯学習課長の橋本清郎さんっちゅう方ながやけんど、ワシにゃあよう分からんが、どうぜよ?そんなに似いちゅうかよ?そっくりさん!?

 その後は市長と懇談会。相変わらずノリのえい市長で、今後も永田農法で様々な野菜や果物の栽培を計画中やったがやき。酒米「風鳴子」はもちろん、パイナップル、ブロッコリー、ミカン、タマネギに引き続き、オクラやトウモロコシらあも作り始める計画ながよ。こりゃあ今後がこじゃんと楽しみながぜよ。

 市長との懇談後は、永田先生お気に入りの「民宿青岬」(土佐清水市松尾うすばえ1042 TEL:08808-8-1955 http://www.kojyanto.net/aomisaki/)に行って、豪華な昼食。こりゃ確かに永田先生お気に入りだけあって、素朴でシンプルやけんど、素材の旨みを引き出しちょって美味しかったがやき。来月末頃にゃあ、また土佐清水に来て、今度はここの民宿に泊まることに決まったがぜよ。「青岬」屋上からの眺め「青岬」昼食












 ほんで夜は高知市内の「ピリエ・ドゥ・キャフェ」(高知市はりまや町2-10-1アルコビルBF TEL:088-884-4441 http://www.baffone.com)で、永田先生を囲んでの「土佐の食談」やったがやき。こりゃあ『土佐の「おきゃく」2006』(http://www.tosa-okyaku.com)の参加イベントのひとつながよ。

 まずは店内満席の約40名のお客様の前で、永田先生の講演会。家庭菜園のお話しから、現代農業の世界の最先端のお話し、未来の可能性のお話しまで、幅広うにお話しいただいたがやき。永田先生講演会












満席!

 その後は中庭に出て、春野の永田農法実践農家で野菜のソムリエ(ベジタブル&フルーツマイスター)でもある長崎雅代さんの解説で、贅沢なサラダバーをご紹介。中庭のサラダバー















 サラダバーに殺到!永田農法の野菜と長崎さんの育てた野菜らあがふんだんに盛り込まれた、超贅沢なサラダバーに、お客様も感動ながよ。ドレッシングも以下の3種類が出たがやき。牛乳で煮込んだニンニクとアンチョビのソース、バーニャカウダ。窪川の佐々木貞壽さんの永田農法「コロンブスの茶卵」で作った自家製マヨネーズ。長崎さんのエシャロットで作ったベィネグレットドレッシング。どれもこじゃんと美味しかったがやき。



 お酒ももちろん、永田農法の高知県産米で作られた司牡丹が2種類出されたがよ。「永田農法〈土佐清水・風鳴子〉司牡丹・純米吟醸酒」と、「永田農法〈窪川・山田錦〉司牡丹・純米吟醸原酒」、それと「司牡丹の仕込水」。

その後のお料理メニューは、以下の通りながぜよ。

●窪川麦豚のピカタ
窪川の佐々木さんの卵を衣に、ポークピカタにしたがよ。ジューシーで美味しいがやき。ポークピカタ

●平スズキの香草ロースト
スズキのお腹に長崎さんの永田農法バジルを詰めてオーブンでローストしたがよ。バジルの風味が絶品ながやき。スズキのロースト











●ポトフ・コロンブスの茶卵の温卵を添えて
佐々木さんの卵と親鶏のガラで取ったスープをベースに、長崎さんの野菜をコトコト煮込んだがよ。ナチュラルで優しい風味が、心も体もホッと癒してくれるがぜよ。ポトフと温卵

●自家製パスタ・バッパルデーレ、自家製ベーコンと野菜のクリームソース
土佐清水産・永田農法パウダーブロッコリーを練り込んだ、珍しいパスタながよ。乾麺とは違う独特の食感と野菜の調和が堪能できるがやき。

●永田農法・高知県産「山田錦」と牛乳のジェラート
酒造好適米の最高峰「山田錦」を、永田農法で窪川町で栽培。その貴重な酒米を使うたジェラートに、パウダーブロッコリーをトッピングしたがよ。


 皆さん、美味しゅういただきながら、だんだん打ち解けてきて、永田先生や杉原さん、長崎さんらあに質問も出て、和気あいあいと終始和やかな雰囲気の中で、無事お開きとなったがやき。

 会場は和気あいあい今後は、今回ご参加いただいた皆さんを中心に、同様の集いを開催したり、永田農法情報を流したりしていく計画ながよ。新しい土佐の食文化がこっから始まるような、そんな予感がするがやき!

 永田先生と青野さん一家永田先生、杉原さん、ホンマに遅うまでお付き合いありがとうございました。お疲れ様でした。また、ピリエの青野さんご夫妻、一柳シェフ、アクサンの松木シェフ、そして長崎さん。ホンマに素晴らしい会を、ありがとうぜよ。感謝、感謝ながやき!






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連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈3月10日〉「農山漁村婦人の日」「砂糖の日」
 この日は、1988年(昭和63年)に農林水産省婦人生活課が制定した「農山漁村婦人の日」ながよ。昔から、各地域にある婦人だけの休息日が農閑期の10日であることが多かったき、この日になったがやと。農山漁村の各地域における女性の地位・役割の向上を目指すために制定されたがぜよ。

 またこの日は、「さ(3)とう(10)」の語呂合わせから、「砂糖の日」でもあるがやき。砂糖の優れた栄養価らあを見直す日ながやと。

 ほいたらこの日は、カミさんや彼女にゃあ休息してもろうて、男どもが料理をせにゃあイカンがよ。農作物、山の幸、海の幸を用意して、豪快な男の手料理をサカナに飲もうぜや。

 この時季の農作物ゆうたら春玉キャベツ、シュンギク、ブロッコリーらあ。山の幸ゆうたら、タケノコ、フキノトウらあの山菜。海の幸ゆうたら、サワラ、マカジキ、マダイ、アサリ、サザエ、ハマグリ、ウニと、いろいろあるがぜよ。鍋料理らあがカンタンで良さそうやのお。また「砂糖の日」でもあるきに、砂糖を使うた煮物らあも作らにゃあイカンがよ。
ほいたら酒は日本酒、もうすぐ販売終了の、最後の「しぼりたて新酒」あたりで飲ろうぜや。

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この記事へのコメント
昨日は夢のような一時でした。永田先生との食談は竹村社長のおかげて実現したようなもの、青野夫妻、松木シェフも、ほんとうに喜んでました。参加された方の反応も良く、今後もいろんな企画ができそうな感じです。永田先生や竹村社長が帰られた後、佐々木さんと青野夫妻、松木シェフと残ったお酒を味わいながら熱く語り合いました。私もまだまだ未熟ですが、美味しい永田野菜作りにがんばります。
Posted by まあちゃん(長崎雅代) at 2006年03月09日 23:01
まあちゃん、コメントありがとうぜよ!また昨日はこじゃんとお世話になって、重ねて御礼申し上げるがやき。
しかし、お陰さまでホンマに素晴らしい会やったがぜよ。おそらく、数ある「土佐の食談」の中で、否、「土佐のおきゃく2006」全体の中でやち、一番の内容のイベントやと思うがやき。永田先生も大悦びやったし、また来月もお世話になるけんど、よろしゅうお願い致しますぜよ!
Posted by 竹村昭彦 at 2006年03月09日 23:58
一昨日は大変ご馳走様でした。

用があって挨拶もできず、早くに帰宅いたしましたが
たくさんのご馳走とご提供のお酒を堪能させていただきました。

あと残り少しの期間、どうぞがんばってくださいね。
「土佐のおきゃく」企画で
皆さまの意気込みを感じることができました。

どうもお疲れ様です &有難うございました!

Posted by いぐち まり at 2006年03月10日 04:33
いぐちさん、コメントと先日の永田先生の食談へのご参加、まっことありがとうぜよ!
早速来月にも開催する予定やき、よろしかったらまたご参加くださいや。
Posted by 竹村昭彦 at 2006年03月10日 09:00