まずは日本酒の海外輸出全般について。いま日本国内じゃあ、日本酒はまだ長期低迷からよう抜け出してないがやけんど、海外についちゃあ世界的な和食ブームを背景に、めざましい成長を続けてきゆうがやき。
ちなみに2005年の日本酒輸出量は9537kl(約53億円)と、日本酒全体の出荷量の約1.2%を占め、前年対比も108.4%(金額では117.7%)と好調ながよ。現在一番日本酒を輸入しゆう国はアメリカで、2位は台湾、続いて香港、カナダ、韓国、タイ、ドイツ、イギリスときて、9位が中国ながやき。ほんでこの中で成長著しいがが、台湾、韓国と中国ながよ。中でも中国は、2008年に北京オリンピック、2010年には上海世界博覧会(万博)を控えちょって、数年後にゃあ日本酒輸入量も5位ばあに入るようになるがやないかと期待されちゅうがぜよ。
ほんで中国ながやけんど、現在の日本酒輸入額は、約1億1千万円ばあ。ちなみにそのうちの3分の1ばあを、ワシらあ日本名門酒会で占めちゅうがぜよ。1998年から中国への輸出を開始した日本名門酒会は、今年で9年目を迎えるがやき。ほんで2005年は前年対比135%、2006年は前年対比140%の目標を立てて、中国に力を注いできゆうがよ。現在中国に日本酒を輸出するにゃあ関税やら何やらが足るばあかけられて、合計税率は99.485%と高率ながやけんど、これが今後は下がってくると予測されちゅうき、その点もプラス要因になるがやき。
ちなみに名門酒会の日本酒は現在、上海を筆頭に北京や天津など、中国の19都市に進出しちゅうがよ。これを2010年にゃあ50都市に増やしたいと考えちゅうがやき。上海市内じゃあ現在132の日本料理店、28のデパートや高級スーパーに納品されゆうがよ。これを今後は中華料理店らあにも増やしていく予定ながやき。最近はお刺身を出す高級中華料理店も増えてきゆうらしいし、中国の若者にも日本酒がウケてきゆうらしいきに、イケそうやっちゅう話しながぜよ。
また、中国の人口は13億人ばあおるがやけんど、その約3%が富裕層と言われゆうがよ。3%ゆうたち4000万人近い富裕層がおることになるし、中国にゃあハンパやないばあの大金持ちも多いらしいきに、スゴイ国ながやき。ほんで、その富裕層が健康志向で日本料理や日本酒を好む傾向にあるっちゅうことやき、やっぱし日本酒の中国輸出は今後もこじゃんと伸びていくことやろうのお。現地代理店の「上海康匙食品雑貨有限公司」の皆さん、これからもよろしゅうお願いしますぜよ!

ところで3月22日北京での「日本名門酒会・北京大試飲会」やけんど、中国5000年の歴史上で初めて、北京で開催された日本酒の大試飲会やったっちゅうこともあり、日本の新聞やテレビでも結構報道されたようながよ。こういう海外での日本酒情報がドンドン流されるがも、今後の日本酒復活に向けての大きな力になるはずぜよ!
さて、こぼれ話しやけんど、なんちゅうたち今回の中国ツアーで一番美味しかったがは、上海は豫園の「南翔饅頭店」の小籠包(ショウロンポウ)ながよ。3月27日のブログにゃああんまり詳しゅう書けんかったけんど、この店の一番の名物「カニ肉の小籠包」のカニ肉は、実は海のカニやのうて、上海ガニの小さいヤツながやと。このちょびっとしかないカニ肉をチマチマ人の手で取り出して、それがあれっぱあの数の小籠包になりゆうかと思うたら、まっこと気が遠うなるがぜよ。けんど考えてみりゃあ上海ガニは土佐でゆうツガニとおんなじヤツやき、ツガニ肉で小籠包を作りゃあこりゃ絶品やろうし、土佐の名物にもなりゃあせんろうかのお?



この「南翔饅頭店」、豫園の本店以外にも、実は日本に支店を出しちょって、六本木ヒルズヒルサイド1階と川崎地下街アゼリア、大阪心斎橋の3ヶ所にあるらしいきに、どういたち食べたい方は是非どうぞ。(http://www.soho-s.co.jp/)
もう一つ最後のこぼれ話しで、なかなかえい言葉を聞いてきたき、それをご紹介しちょくぜよ。それは「発財酒」っちゅう言葉。確かあちらでの発音は「ファーツァイチュ」やったと記憶しちゅうがやけんど、ボトルに残っちゅうお酒の最後の部分をこう呼んで、これを注いでもろうて飲んだ人はお金持ちになれるっちゅう意味ながやと。こりゃ日本でも流行らせりゃあ面白いがやないろうかのお。
以上で、中国ネタのブログは終了ながよ。けんど今回は忙しい中をムリして参加して、ホンマに良かったがやき。いろんな面で得るもんもあったし、かなり中身の濃い有意義な旅やったがよ。日本名門酒会本部(株)岡永の清常さん、金子さん、国際部の皆さん、そして飯田社長、飯田会長、日本酒の海外市場をここまで育てあげられた並々ならぬその努力に、心から敬意を表しますとともに、深う深う感謝申し上げますぜよ。世界初!「宇宙酒」発売解禁までのカウントダウン開始!!土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!!
司牡丹酒造株式会社
連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」
〈3月30日〉「マフィアの日」
1282年のこの日、マフィアの名前の由来になったとされちゅう「シチリアの晩鐘事件」が起こったき、この日は「マフィアの日」ながやと。
当時のシチリア島は、フランス国王の叔父であるシャルル・ダンジューの過酷な支配下にあったがよ。ほんで1282年のこの日は復活祭の翌日の月曜日やって、晩祷のために教会の前に市民が集まっちょったがやと。そこへフランス兵の一団がやってきて、その土地の女性に手を出そうとしたきに、その女性の夫はその兵士を刺したがよ。ほんで、その場におった他の市民もフランス兵に襲いかかって、結局兵士を皆殺しにしてしもうたがぜよ。
その時に晩祷を告げる晩鐘が鳴ったきに、「シチリア晩鐘事件」と呼ばれゆうがやき。その後、この反乱は全島に拡大し、フランス人は見つかり次第に殺され、その数は4000人以上に及んだがやと。この反乱の合言葉が「Morte alla Francia Italia anela」(全てのフランス人に死を、これはイタリアの叫び)で、この各単語の頭文字を並べりゃあ「マフィア(mafia)」となって、これがマフィアの名前の由来やという説が有力ながぜよ。
ほいたらこの日は、まずは名作マフィア映画の「ゴッドファーザー」のビデオかDVDを借りて来て、じっくり鑑賞しもって飲もうぜや。ほんで、毎月30日は「味噌の日」でもあるきに、味噌を使うた料理をツマミに飲まにゃあイカンがよ。サワラの味噌漬け、春キャベツの味噌炒め、アサリの味噌汁らあが旬の料理でオススメながやき。ほいたら酒は日本酒で決まりやろう。純米酒のヒヤ(常温)あたりが、この料理、この時期にゃあピッタリながぜよ。