2006年03月31日

「三遊亭鳳楽師匠出版記念の集いぜよ!」

 昨日は、古典落語の本格派、三遊亭鳳楽師匠「人情心意気」出版記念の集いに、発起人の一人として参加したがぜよ。

 鳳楽師匠は、平成10年に「隠居の重し〜はるかなる円生への旅〜」っちゅう本も出版されちょって、今回の「人情心意気」が第2作目になるがやき。ほんで、この度の出版に際して、鳳楽師匠の酒蔵寄席を開催しゆう全国の地酒蔵元18蔵と、「日本の酒と食の文化を守る会」の村田淳一会長を発起人として、出版記念の集いを開催することになったっちゅう訳ながよ。
ほんで、その発起人の18蔵は以下の通りの銘柄ながよ。

「御前酒」「花美蔵」「澤乃井」「李白」「桝一」「真澄」「東光」「千代むすび」「窓乃梅」「出羽鶴」「天寿」「菊水」「八海山」「司牡丹」「獺祭」「浦霞」

 これだけ各地の銘酒の蔵内で、毎年寄席の開催を続けられゆう鳳楽師匠のパワーにゃあ、まっこと敬服するがぜよ。ちなみに司牡丹では昨年からの開催で、「司牡丹お蔵寄席」と銘打って開催しゆうがよ。昨年は初めての試みやったけんど、200名近いお客様に集まっていただいて、蔵内で鳳楽師匠の古典落語をたっぷりご堪能いただき、袋吊り今搾り大吟醸を含めた司牡丹のお酒の数々と、佐川の手作り郷土料理を味わっていただくっちゅう内容やったがやき。実は今年も同様の内容で、4月16日(日)に開催するがやけんど、お陰様で大人気で、既に満員御礼、チケットは完売しちゅうがぜよ。

 さて、出版記念の集いやけんど、会場は鳳楽師匠がよう独演会を開催しゆう「ホテルラングウッド」(荒川区東日暮里5-50-5 TEL:03-3803-1234)。午後6時半の受付開始にゃあ、既に人、人、人!聞いてみりゃあ、なんと420名の参加者やっちゅうがぜよ!入場を待つ人の山









 午後7時の開宴にゃあ、まずは村田会長とワシらあ蔵元がハッピを着て、鳳楽師匠を先導して入場。発起人代表の村田会長のご挨拶、鳳楽師匠のご挨拶の後は、壇上にてワシらあが3つの樽で鏡開きをご披露したがやき。その後は、(株)ファンケルの藤原社長の乾杯のご発声で、大宴会のスタートながよ。もちろんお酒は、18蔵の銘酒の数々に加え、燗酒コーナーじゃあ「玉乃光」や「神亀」らあも足るばあ飲めるとあって、420名のお客様も大喜びで、いろいろ飲み比べされよったがやき。村田会長挨拶鳳楽師匠挨拶











大宴会











中締め午後9時頃にゃあ鳳楽師匠の中締めのご挨拶で、めでたくお開き。その後はチクと壇上で記念写真を撮ったりして、別会場にて、鳳楽師匠とスタッフの皆さん、それと発起人の蔵元らあで、打ち上げのお疲れさん会やったがよ。ほんで午後10時前にゃあ三本〆でお開き。帰りの際にゃあ、記念品として、今回出版の「人情心意気」に記念の塗り枡と記念の手拭いまでいただいたがぜよ。鳳楽師匠、最後までお心遣い感謝感謝ながよ。またスタッフの皆さん、ほんまにご苦労様でした。





鳳楽師匠と蔵元鳳楽師匠ご夫妻










打ち上げ・お開き






 





人情心意気記念の枡と手拭いさて、いただいた「人情心意気」を取り急ぎザッと読んでみたがやけんど、こりゃまさに今の時代に最も必要とされちゅう内容の本やと実感したがやき。悲惨な事件や犯罪、虐待等々、現代の社会病とでも言える事件が、マスコミに取り沙汰されん日はないばあながよ。そんな時代やからこそ、古典落語の世界に浸って、人の人情や心意気、気風の良さらあに魅了されてみるっちゅう意味は、こじゃんとあるがやないろうかのお。

 例えば、この本の最初に紹介されちゅう「文七元結」。ワシゃあ以前に鳳楽師匠のこの噺を聴いて、大いに笑うてジンワリ泣けて、心がホンワリあったこうなった憶えがあるがぜよ。「文七元結」の全体の内容についちゃあ、是非寄席で聴かれるか「人情心意気」で読まれることをオススメしちょいて、ここじゃちんまい部分をチクとご紹介してみろうか。

 この噺に出てくる母親と娘は、カラミはほとんどないがやけんど、実の親子やのうて、母親は後妻に入った義母ながよ。その二人を鳳楽師匠は、「お互いに礼をわきまえた上で、とにかく仲良く暮らしてきたのだと思います。」と書いちゅうがやき。

 娘のほうは、「後妻に入って、お義母さんにゃあいろいろ不都合なこともあろう、遠慮もしちゅうやろう」と義母を大事にする。義母のほうは、「ただでさえ実の母親をなくして寂しいやろうに、義理の母のあたしにも気を遣いゆうやろう」と娘を立てる。たまたま相性が合うてベタベタと仲がえいっちゅうような、そんな間柄やあない、義理人情の美しさやっちゅうて、鳳楽師匠は言うがぜよ。

 ほんで、ようある嫁と姑の諍いや修羅場は、思うに最初っから友だち付き合いのようなつもりで接してしもうちゅうがやないか、付き合って楽しいか、つまらんか、好きか嫌いかで判断しゆうがやないかと言うがやき。ほんで鳳楽師匠は、こう締め括るがよ。

 「身内というのは、友だちのように付き合えるものではございません。親子、それも義理の親子。ウマが合うかどうか判断する前に、礼節を知るってことも大切な気がいたします。」

 う〜ん、すごい!古典落語っちゅうんは、じっくり鑑賞すりゃあ、こじゃんと深いぜよ!






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連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈4月1日〉「年度始め」「エイプリルフール」
 この日は、学校らあの新学年度始めの日であり、企業や役所らあの会計年度の始まりの日でもあるき、「年度始め」の日ながぜよ。4月1日から翌年の3月31日を「年度」として括るがやき。入社式らあも多いきに、初々しいフレッシュマンが目立つ日でもあるがよ。

 またこの日は、罪のない嘘をついたち構ん日とされる「エイプリルフール」でもあるがぜよ。日本じゃあ「四月馬鹿」とも呼ばれるがやき。その昔、ヨーロッパじゃあ3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催しよったけんど、1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用したがよ。これに反発した人らあが4月1日を「嘘の新年」として位置づけ、馬鹿騒ぎするようになったががエイプリルフールの始まりとされちゅうがぜよ。

 ほいたらこの日は、初々しいフレッシュマンを誘うて飲まなあイカンがやき。「年度始め」ゆうたら正月みたいなもんで、さらに「エイプリルフール」やきちっとばあ馬鹿騒ぎしたち構わんがぜよ。ほんで料理は、春の息吹を感じさせるフレッシュな山菜づくしでキマリながよ。ワラビの煮付け、タケノコの荒炊き、ゼンマイの三杯酢、たらの芽の天ぶら等々よ。ほんなら酒も、春限定のフレッシュな薄にごりの霞酒がピッタリながやき。けんど、なんぼ「四月馬鹿」やゆうたち、あんまり度を越した馬鹿騒ぎはせられんぜよ。


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この記事へのコメント
竹村社長、いつもありがとうございます。
いよいよ明日「司牡丹・土佐宇宙酒」の発売ですね!本当におめでとうございます。そして、宇宙というワクワクする、すごく楽しい「日本酒」本当にありがとうございます。楽しみに楽しみにしております!今週のR25も、載っていましたよ!
Posted by 岡元信 at 2006年03月31日 17:21
社長のブログのファンとしては、ゆっくりお話を伺いたかったです〜。
早々に読んでいただいてありがとうございます。
これをご縁によろしくお願いします♪
Posted by アニカ at 2006年04月01日 11:18
岡元さん、コメントありがとうぜよ!
いよいよ今夜、高輪プリンスで宇宙酒解禁イベントながやき。ワシも主催者側やにワクワクしちゅうがぜよ。
R25、見ましたぜよ。情報ありがとうございます!感謝!
Posted by 竹村昭彦 at 2006年04月01日 11:48
アニカさん、コメントありがとうぜよ!
あんまりお話しできいで、すまざったがやき。しかしプロの出版の方にブログのファンや言われたら、お世辞やちゲニ嬉しいぜよ!
Posted by 竹村昭彦 at 2006年04月01日 11:56