2006年06月19日

龍馬学園創立20周年記念講演会と祝賀会ぜよ!

 6月16日(金)は、学校法人龍馬学園(http://www.ryoma.ac.jp/)の創立20周年記念講演会と祝賀会があったがぜよ。ちなみに龍馬学園ゆうたら、高知情報ビジネス専門学校、国際デザイン・ビューティカレッジ、龍馬看護ふくし専門学校の3校19学科で約1100名の在校生を擁する、高知県最大の総合専門学校ながやき。

 ほんで、平成17年度の3校平均の就職率は、ナント96.4%っちゅう驚異的な数字を誇っちゅうがぜよ。この学園は、最近お父様(佐竹茂市学園長)から継承されたばっかしの佐竹新市理事長が経営されゆうがやけんど、彼はワシと同級生で、(社)高知青年会議所(高知JC)時代の仲間でもあるがやき。

 さて、まずは記念講演会。高知市文化プラザかるぽーと大ホールにて、ブックオフコーポレーション(株)代表取締役社長坂本孝氏の「ブックオフの成功の秘密」っちゅう講演会やったがやき。龍馬学園は、高知でブックオフのFC店を6店経営しよって、全国864店中トップの売上を誇る店を持っちゅうらしいきに、坂本社長が記念講演に駆け付けてくれたっちゅう訳ながよ。つい最近の新聞紙上やニュースらあで、次期社長はパートアルバイトとして入社したっちゅう経歴の、橋本真由美常務取締役やっちゅうて、かなり話題になったばっかしやき、実にタイムリーな講演で、来場者も大入り満員やったがやき。坂本社長講演

 午後3時から4時半までの90分間、まっこと素晴らしい講演内容で、ワシゃあメモを取りまくりやったがよ。ほいたら坂本孝社長の講演内容を、かいつまんで以下に記しちょこうかのう。

 坂本孝氏は、山梨県生まれ。まずは故郷で20代の頃、オーディオ関係の会社を起こいて失敗しちゅうがやと。ほんでその失敗を糧に、事業計画がキチンとしてなかったき失敗したがやと、今度は綿密な事業計画を立てて、ピアノの音楽教室とピアノ販売の事業を起こそうとするがぜよ。

 ピアノを購入してくれる顧客を、音楽教室で自らの手で創っていくっちゅうビジネスモデルやったらしいがやけんど、結局新たに参入することが難しゅうて、新品がダメなら中古ピアノならどうやっちゅうことで、中古ピアノの販売をすることにしたがやと。

 それまでの中古ピアノの販売ゆうたら、単に古いピアノをそのまんま売るだけっちゅうやり方やったがやけんど、坂本氏は違うたがやき。中古ピアノを綺麗に塗装し直したり、調律も一流の技術者に頼んだりして、中古に見えんばあ立派に加工し直して販売したがよ。

 つまり、定価が50万の中古ピアノを5万で買うてきて、そのまんまのピアノを10万で売るががこれまでのやり方やとすりゃあ、坂本氏はそれを加工して、25万で売るっちゅうやり方ながよ。これが大当たり!山梨県の年間のピアノ販売台数の3分の2の台数を、わずか2日間で売り切ってしもうたがぜよ。

 こん時に坂本氏は、「中古って素晴らしいもんやにゃあ」と思うたがやと。人がいらんなった古いもんを買うてきて、それを綺麗に加工し直して、他の誰かが欲しゅうなるように、立派な商品に生まれ変わらせて売る。小売店自らが、仕入れと加工と値付けと販売を一手に行える。しかもゴミになるはずやったもんを蘇らせて、悦んでもらえるっちゅうビジネス。こん時に今のブックオフのビジネスモデルの原型が誕生したがぜよ。

 ほんで、中古っちゅう分野で全国展開しょうと、古本屋で30店を展開することを考えたがやと。神田の古本屋に弟子入りしたらしいがやけんど、この世界は「目利き10年」と言われよって、一人前になるがに10年はかかるきに、30店展開するらあてトンデモナイことやと教えられるがよ。

 けんど、こん時ゃあ坂本氏は既に50歳が目前。とてもやないけんど、「目利き10年」らあてやる間がないがよ。ほいたら、古本の新しい価値基準を創りゃあどうかと考えたがやと。それまでの古本の価値基準は、珍しい本や希少価値がある本らあを、目利きで探し出いてきて売るっちゅうやり方やき、自店の得意とする専門分野を絞り込んで勉強せにゃあイカンかったがよ。これを、「綺麗な本」「発行して間もない本」っちゅう2つの価値基準にして、本の内容は問わんっちゅう新しい価値基準にしたがぜよ。

 この新しい価値基準でもって、ブックオフ1号店を1990年に神奈川県相模原にオープン。当然古書組合らあにゃあ入らいてもらえんき、仕入れ先もないき、チラシをうって直接家庭から仕入れる手法やったがやき。

 さて社員募集をしてみりゃあ、古本屋っちゅう業種じゃあ全く応募もなし。次にゃあパート・アルバイトを募集したら、髪の毛が3色のヤツとか自分の名前すらよう書かんようなヤツらあしか集まらんかったがやと。しゃあないき彼等をみんなあ採用して、毎晩のように一緒に飲み食いしもってコミュニケーションをはかり、古本屋の夢を語ったっちゅうがぜよ。

 坂本社長は言うがよ。「創業者が夢を語る。こりゃあ、たとえ実現せいじゃちウソとは言えん。」と。「次はあの町に店を出したい。」「次は東京にも出店したい。」「海外にも店を出そう!」・・・思いつく可能性をドンドン彼等に語りよったら、それを何度も何度も繰り返しよったら、いつの間にか自分自身が暗示にかかって、ホンマに実現しそうな気になってきて、パート・アルバイトのみんなあもちょびっとづつ、その気になってきたっちゅうがぜよ。

 ほんである時、彼等にレジも、売上金の管理も、店の開け閉めも、全部任せて、坂本社長は2号店の準備に出たっちゅうがやき。元々はどうしょうもないような、ただのパート・アルバイトやったち、キチンとコミュニケーションを取り、心から信頼して、「頼むぜよ!」っちゅうて重要な仕事を任せりゃあ、彼等はそれに応えてくれる、人は信頼と権限委譲で、見違えるばあ優秀な人間に育つもんやと、坂本社長は断言するがぜよ。ほんで、実はブックオフ成長の秘密はこれに尽きると言うがやき。パート・アルバイトの人らあが一生懸命働きとうなる仕組みを創ること。ほんで店長の仕事は、彼等を幸せにすることやと。

 店で何か新しい試みをしたい時やち、現場のパート・アルバイトを集めて彼等に聴く。現場の彼等が一番お客様に近いき、彼等は良う知っちゅうと言うがよ。ほんで実際に、彼等を信頼して大事な仕事を任せて実践さいて、それを検証する。いくつか案があったら、3つの店で同時にいろいろ実践してみりゃあ、お客様が出いてくれる答えは、大概はひとつに絞り込まれてくると言うがやき。そんな繰り返しの中で、パート・アルバイトの人材が育ち、毎月の売上計画まで彼等がしてくれるようになっていったがやと。

 ブックオフの古本屋としてのビジネスモデルは簡単で、誰でもマネができそうに見えるき、モノマネの新規参入が、5年目あたりからナンボでも増えていったっちゅうがよ。定価1000円の本を、綺麗な本や発行されて間もない本は100円で買うて、500円で売る。同じ本の在庫が5冊を超えたら、その分は100円で売る。仕入れた本は全部売り切るっちゅう、たったそれだけのビジネスモデルやと。1号店オープンから15年、この市場の60%はブックオフが占有しちょって、2位の会社が11%、3位の会社が7%で、ブックオフは今年東証1部に上場したっちゅうがやき。この差は、パート・アルバイトに任せる仕組みの差やと、坂本社長は言うがぜよ。

 ほんじゃき、社長の一番の仕事は、人を育てる先頭に立つことやと、今だに毎年、パート・アルバイトの人らあを3泊4日でグァム島に連れて旅行に行くっちゅうがやき。そこじゃあ、坂本社長は先頭きってバカをやる。ドリフターズのヒゲダンスで踊りまくるっちゅうがよ。ほんで、パート・アルバイトの一人一人と酒を酌み交わしもって、遅うまで語り合うがやと。

 坂本社長は言うがよ。「実はオレ、バカながやき。こりゃあスゴイ言葉や。胸襟を開いて、自分の傷口をさらけ出して、昔の失敗話しや弱点らあを自らが表に出して本音で語りゃあ、彼等も心を開いて、本気で仕事をしてくれるようになる。」と。入社前の学校の成績や入社時の試験の成績らあて、入社後伸びるかどうかにゃあ全然関係ないと、坂本社長は断言するがぜよ。ほんで、そんなコミュニケーション費用として、毎年2億円を投資しゆうがやと。けんど、これだけは削減できんと言うがやき。

 来月からブックオフの新社長になる橋本真由美氏は、時給600円のパート・アルバイトから入社した一人やと。彼女は、人を信頼してその能力を伸ばしていくっちゅうことができる人やき、次期社長に任命したがやと言うて、坂本社長は講演を締め括られたが。

 まっこと、ワシゃあ感動しまくり。こじゃんと勉強になった講演会やったがやき。こんな素晴らしい講演会に、無料でご案内いただき、龍馬学園さんにゃあまっこと感謝感謝ながぜよ。

 さらにその後は5時半から、ホテル日航高知旭ロイヤルで祝賀会。これも無料でご招待やったがよ。立食で、5〜600人ばあは参加しちょったろうか。とにかくスゴイ人数で、大盛況の祝賀会やったがやき。祝賀会・佐竹理事長挨拶祝賀会場











 さらにナント、司牡丹の宇宙酒が飲める、宇宙酒コーナーまであるやいか!安岡酒店の安岡さんが、司牡丹のハッピをきいて、ブースを担当してくれよったがよ。ワシゃあ宇宙酒をアチコチに配りまくって乾杯しまくって、こじゃんと酔うてしもうたがやき。けんど、佐竹理事長のお心遣いにゃあ、まっこと心から御礼申し上げますぜよ。宇宙酒コーナー

 ところで昨日の、6月18日の高知新聞朝刊を見たら、「やった!メーク日本一」「高知市の専門学校生・掛水さん」っちゅう記事が目に留まったがよ。もしやと思うたら、こりゃやっぱし龍馬学園の国際デザイン・ビューティカレッジ美容科の2年生やいか!プロの美容師が多数参加したメーキャップの全国大会で、学生が優勝するらあて前代未聞やないろうかのう。メーク日本一の新聞記事




 龍馬学園さん、そして佐竹理事長!20周年と、その輝かしい未来を約束するかのような今回の生徒さんの優勝。まっことおめでとうございます!心からお祝い申し上げますぜよ!










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連載コーナー「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈6月20日〉「ペパーミントデー」
 この日は、ハッカ(ペパーミント)が特産品の北海道北見市「まちづくり研究会」が1987年(昭和62年)に制定した、「ペパーミントデー」ながやと。6月の北海道の爽やかさはハッカそのものやし、「はっか(20日)」の語呂合わせで、この日になったがぜよ。

 ほいたらこの日は、ミント料理をサカナに飲まにゃあイカンがよ。この時季旬のスズキのグリル・ミントソースや、カボチャのサラダ・ミント風味らあが爽やかで、この時季にゃあ最高ながやき。

 ちなみに日本のミントは、洋種のもんよりか主成分のメントール含有量が多いがよ。メントールは、消化管の筋肉を弛緩させ、胆汁の分泌を促進し、鎮静作用もあるきに、消化を良うして体調を整え、疲れを素早うにとる効果があるがやき。

 ほんなら合わせる酒も、キーンと冷やいた本醸造生酒をフルートタイプのシャンパングラスに注いで、そん中に生ミントの葉をひとカケラ揉んで入れた「SAKEミント」っちゅう日本酒カクテルにせにゃあ。爽やかな香りと後口の清々しさが最高ながぜよ。



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この記事へのコメント
スゴイ取材力に、もう、あては感心しっぱなしぞね。本当に長時間本当におおきにぞね。けんど、私もまたやとうてもらえるらあて、「龍馬」という名前によほどご縁があるもんじゃよ。これも勤王党の血判状の時からのご先祖様のご縁かのう。今日は、龍馬も飲んだ司牡丹で宇宙へ飛んでみろうかねー。
Posted by 乙女まんぼ姉やん at 2006年06月20日 00:07
乙女まんぼ姉やん、コメントありがとうぜよ!
また、先日の龍馬学園20周年と、国際デザイン・ビューティカレッジの生徒さんの「メーク日本一」、まっことおめでとうございました!
勤めゆう先生としたち、鼻高々やろう?今度は是非、まんぼ姉やんの生徒さんの中から、スゴイ賞を受賞されるような人を輩出しちゃってよ!おおいに期待しちゅうぜよ!
Posted by 竹村昭彦 at 2006年06月20日 00:40
先日はありがとうございました。まだまだ20周年、司牡丹さんの400年には足元にもおよびませんが、これからも教職員一同、郷土に日本に貢献できる人材の育成に全身全霊励むぜよ!今後とも宜しくお願いします。しかしみごとに要約された講演の内容です。教職員に配布・紹介することにしたぜよ! (^_^)v
Posted by <龍馬学園>分の1 at 2006年06月20日 07:25
〈龍馬学園〉分の1さん、コメントありがとうぜよ!
また、この度の20周年と、先日の生徒さんのメーク日本一、まっことおめでとうございます。
ところで、ワシのブログをえらい誉めてくださり、重ねて御礼申し上げますぜよ。是非皆さんでご覧いただけりゃあ、こんな嬉しいこたあないきに、是非よろしゅうお願いしますきに。
Posted by 竹村昭彦 at 2006年06月20日 23:50