ちなみに宗田節たあ、原魚にマルソウダガツオ(別名:メジカ)が使われよって、カビ付けをした「枯れ節」と、カビ付けをせんと焙乾した「裸節」があるがやと。主に関東じゃあ「枯れ節」が、関西以西じゃあ「裸節」が使われゆうそうながよ。この宗田節、とにかく全国のソバ屋、うどん屋、料亭、割烹らあのダシにゃあ欠かせれん素材らしゅうて、最近じゃあ人気の魚ダシスープの有名ラーメン店らあにも、必需品となっちゅうらしいがやき。しかも、そんな宗田節の全国の70〜80%を土佐清水産が占めちょって、断トツのシェアを誇っちゅうがぜよ。


ところがそんな、独占状態に近いはずの土佐清水の宗田節が、最近は中国産のもんにシェアを奪われはじめゆうっちゅうがやき。本来やったら中国産らあにゃあ負けんばあの品質も技術も持っちゅうはずながぜよ。
けんど、土佐清水の宗田節生産者らあは、これまで長年販売についちゃあ問屋に丸投げで、その先の全国のソバ屋や料亭やラーメン店らあと全く接触がないようながよ。ほんじゃき問屋にえいように扱われるがやき。主導権を握っちゅう問屋が、品質が多少落ちたち仕入れ価格が安うて儲かる中国産に力を入れだいたら、国産品は納入価格を叩かれるだけながぜよ。
そうなりゃあ土佐清水の、高知の、日本の、伝統的食文化の衰退につながる一大事やないかよ!これからの時代は、たとえ販売ルートは問屋を通いたち、宗田節生産者が全国のソバ屋や料亭やラーメン店らあとつながりを持って情報交換をしていく中で、その技術力や品質の高さを直接アピールしていくべきやないろかのう。
また、ワシらあみたいな消費者が宗田節を手に入れたいと思うたち、今は売りゆうくがほとんどない状態ながよ。一般消費者でも、プロが使いゆう宗田節のダシに魅力を感じて、家庭で使いたいと思う人らあて、全国にゃあこじゃんとおるはずながやき。そういう消費者にも情報発信をするとともに、製品が入手できるようにしちょかにゃイカンがぜよ。
たとえば、全国の名店ソバ屋、老舗の人気料亭、有名ラーメン店の店主や料理人らあが、土佐清水の宗田節で取ったダシが如何に素晴らしいかを語ったり、美味しいダシの取り方らあを解説したパンフレットらあがありゃあ、こじゃんとえい販促品になりゃあせんろかのう。
ところで、東京・品川駅高輪口近くに「麺達七人衆・品達ラーメン」(http://www.shinatatsu.com)っちゅう、有名ラーメン店が7店舗も集まっちゅうスペースがあるがやき。実はワシゃあここの7店は全部制覇しちゅうがよ。いつ行ったち長い行列ができちゅう一番人気の店は、トンコツの「なんつッ亭」ながやけんど、ワシが一番美味しいと思うてしょっちゅう行きゆうがは、濃厚な魚ダシの醤油ラーメン「せたが屋」ながやき。


ほいたらナント、この店は、高知県出身の方の店やったがよ。ラーメン激戦区「環七」を制した醤油の達人・前島司さんが、その人ながやき。さらに!この店のラーメンのダシにゃあ、土佐清水の宗田節が使われちょったがぜよ!確かにこの店のスープは、香り高うて濃厚な魚ダシで、宗田節がなけりゃあ絶対出せんような絶品の香味やったがやき。おおの!ヨダレが出てきて、また食べとうなってしもたぜよ!

この「せたが屋」の前島さんらあに、土佐清水の宗田節の素晴らしさをアツうに語れる応援団、伝道師になってもらえりゃあ百人力ながやけんどのう!土佐の食文化、日本の伝統食文化のためにも、是非よろしゅうお願いしたいもんながやき。
「せたが屋」に限らんと、全国のソバ屋さん、和食店さん、ラーメン店さんらあの皆さん、土佐清水の宗田節を使いゆう方がいらっしゃったら、是非応援団、伝道師になってもらいたいきに、よろしゅうお願い申し上げますぜよ。
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