
この店は、最近特に話題になっちゅう日本料理店で、店の内装もお料理もサービスも素晴らしゅうて、日本酒もしっかり常備されちゅう店ながよ。司牡丹の展示会にも店の方が来てくれちょったし、ワシも是非一度行ってみたいと熱望しちょったきに、今回来店できてこじゃんと嬉しいがぜよ。
お料理のメニューは、野菜だっけの「季節の野菜コース」と、野菜と魚の「おまかせコース」の2種類のみ。どっちにしたち、懐石料理をスタイリッシュにアレンジしちょって、見た目も「おおっ!」と思わず声が出るばあ素晴らしいと聞いちょったき、大いに期待感が膨らむがやき。
ワシらあは「おまかせコース」を選んで、お酒はもちろん「司牡丹・純米超辛口・船中八策」「司牡丹・純米超辛口・船中八策」を注文。香味を一層愉しみたいき、大きめのワイングラスでお願いしたがよ。ほいたら、以下にこの日の感動的なお献立を書いちょこうか。
●前菜蕎麦猪口三種
鱧の子玉〆 蛸おくら きらず実山椒風味

●煮物椀
鱧葛打ち

●お造り
まこがれい いか 車海老 あしらい


●野菜の吹奏楽(ふきよせ)

●焼き物
きんめ鯛炭火焼き スダチの泡々

●炊き合わせ
加茂茄子 石川小芋 生節旨煮 天上昆布

●Kushi揚げ「小指を立ててどうぞ」
一寸豆 稚鮎 薩摩蒸し黒豚 帆立


●酢の物
泡立つ新じゅんさいと蒸し鮑

●お食事
炊き立て御飯 あさり汁 香の物

●デザート「別腹ってどこにあるの?」
夏だ!!やっぱりカキ氷 切山椒 六雁ver. DAGASHI




いやあ、とにかく感動の連続のお料理に、まいってしもうたがやき。確か「禅」の系統の言葉に「真の味はただ『淡』のみ」っちゅう表現があったと思うがやけんど、まさに味わいはそんな感じながよ。全てにおいて、一口目は一瞬味付けが薄いかなと思うがやけんど、二口三口食べよったら、野菜や魚本来の旨みが静かに口中で膨らんでくるがやき。淡い味付けの中に、「甘・酸・辛・苦・渋」や旨みらあの全ての味わいが、やさしゅうに溶けこんじゅうがぜよ。
しかも、写真を見てもうたら分かる通り、器や盛り付けがこじゃんと凝っちょって、目も足るばあ楽しませてくれるがよ。まあ「お造り」の器やデザートの「DAGASHI」の器や盛り付けらあを見てちや!確かに出された瞬間、「おおっ!」っちゅうて思わず感嘆の声が漏れてしもうたがやき。
調理法にやち、サプライズがあるがよ。「きんめ鯛炭火焼き」につける「スダチの泡々」は、スダチがメレンゲ状の泡になっちょってビックリ!また「泡立つ新じゅんさいと蒸し鮑」は、なんと炭酸が使われちょって、シュワシュワ感があるがやき。清涼感と爽やかな酸味が一層引き立つこの新しい「酢の物」は、ちくと大袈裟に言うたら革命的ながやないろかのう?
さらに帰りにゃあ、「DAGASHI」が薬袋に入った「内服薬」をプレゼントしてくれるがよ。効能は「『こころ』と『カラダ』を癒します。」やと。まっこと、やられたぜよ。何から何まで、心にくいばあの演出力ながやき。

ちなみにお値段は、お料理だっけで一人15750円と、決して安うはないけんど、2万円以上分の感動は間違いのう与えてくれるき、まっこといま一番旬のオススメの店やと思うぜよ! ちなみに、六雁の飲食に関するDATAが無料公開されちゅうき、紹介しちょくぜよ。
六雁ラボ http://blogs.yahoo.co.jp/mutsukarilab
さて次に、翌日の7月21日(金)は、朝から晩までの1日中、「丸ビルホール」(千代田区丸の内2-4-1丸ビル7階)でセミナーを受講したがやき。

セミナーのタイトルは「2006〜2007年 -いまだからこそ、できるネット戦略!最小努力で、最大効果をあげる最新ネット活用法セミナー」。講師は、久々に登場のカリスマ・マーケッター神田昌典氏(http://www.kandamasanori.com/)と、神田氏のホームページも担当されちゅうネットの集客請負人、平賀正彦氏(http://www.hiragamasahiko.jp/)のお二人やったがぜよ。
内容は、まずは神田氏が「Web進化をビジネスに取り入れるには?」っちゅうテーマで、理論的なこれからの時代の全体像のお話しをされたがよ。2008年にゃあブロードバンドのインフラ整備がほぼ完了し、その後はネットビジネスのバブルの時代が来ると。キーワードは、「1人1CMの時代」「遠隔○○の時代」「パーソナル○○の時代」。そんな時代(2010年〜2015年頃と予測)を前提に、いまの経営をせにゃあならんっちゅう話しやったがぜよ。
続いては、平賀氏が「Webマーケティング」「ホームページ成約ノウハウ」「成功事例の解説」らあのお話しを、昼食や休憩をはさみもって、タップリ3時間半ばあ話されたがよ。このへんの内容についての一部は、最近発売されたご著書、


ほんでセミナーの締め括りは、神田氏と平賀氏のお二人が登場しての、質問タイム。次々と投げ掛けられる質問に、お二人が的確な答えをお話しされたがよ。
なかなか長時間に渡るセミナーやったし、ワシゃあ実はブログを毎日やりゆう割にゃあネット系は苦手なもんやき、かなり疲れたけんど、まっこと有意義でこじゃんと勉強になったセミナーやったがやき。神田先生、平賀先生、まっことありがとうございます。感謝感謝ぜよ!
さてその後は、いつもの「宝」(千代田区丸の内3-5-1東京国際フォーラムB1F

ちなみにこの会は、年1回10月〜11月頃に開催しゆう「東京〈新〉司牡丹の会」や、2〜3年に1回ばあ開催しゆう東京からの「司牡丹酒蔵見学ツアー」に参加された方々らあが対象で、「宝」に集うて司牡丹を楽しみゆう会ながやき。
主に第3金曜日に開催されゆうき、「サンキンの会」と名付けられちゅうがよ。毎月開催しゆう訳やのうて、年に5〜6回ばあは開催しゆうろうか。ちなみに前回は5月19日(金)やき、「5月22日」のブログを参照してもらいたいがやき。
さて今回の参加者は、ワシを含めて13名と、ちくと少なかったけんど、その分いっつも以上に和気あいあいと盛り上がったがよ。今回の出品酒は、以下の通りやったがぜよ。
●「船中八策・零下貯蔵生酒」(超辛口・純米生酒)
●「司牡丹・純米吟醸生酒」(純米吟醸生酒)
●「司牡丹・黒金屋」(大吟醸原酒・金賞受賞酒)
●「司牡丹・永田農法〈窪川〉山田錦」(純米吟醸原酒)
また、お料理のメニューは、下記の通りやったがやき。
●前菜:新ゴボウの辛味噌射込み イカの雲丹焼 蓮根の梅肉あん 焼きとうもろこし 小茄子のそぼろあん

●お造り:蛸の焼霜・平目

●焼き物:鮎の焼き蒸し 蓼酢 田楽味噌

●温物:蓮根まんじゅう

●合鴨と明太子の燻製

●無花果(いちじく)の黄身揚げ
●お食事:焼きおにぎり茶漬け

●デザート:メロンシャーベット


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司牡丹酒造株式会社