2006年09月12日

「シャンテレール」で酒プレゼンと、「T」でディナーぜよ!

 さてニューヨーク2日目の9月10日(現地月日)は、まずは午後3時から「CHANTERELLE(シャンテレール)」(2 Harrison Street NewYork NY 10013 TEL:212-966-6960 www.chanterellenyc.com)で「酒プレゼンテーション」やったがよ。シャンテレール

 ちなみにこの店は、ニューヨークタイムス紙で最高ランクの五つ星に輝いたこともある、超高級フレンチレストラン。オーナーシェフのデビット・ウォルタック氏が創る独創的な絶品料理と奥様のこじゃんとフレンドリーなサービス、そして全米ナンバーワンソムリエに輝いたこともあるマスターソムリエのロジャー・ダゴーン氏がマッチングさせるワインや日本酒は、現地の食通やマスコミらあでもこじゃんと評価が高いがやき。

 ほんで今回はまずは昼間っから2時間ほど、50人ばあのお客様をお招きしての、「酒プレゼン」やったがよ。今回参加の蔵元6蔵、「男山」の山崎社長夫妻、「大山」の加藤社長、「一ノ蔵」の浅見さん夫妻、「開華」の島田専務、「若竹」の松永社長夫妻、ほんでワシ「司牡丹」の竹村と、日本名門酒会ニューヨーク支部の山崎夫妻もご一緒さいてもうて、ロジャーさんのプレゼンとともに、3つのお料理と6つの酒を堪能したがやき。

 まずはプレゼン前の前菜とアペリティフは、「ウズラの卵のマスタード風味ブラックキャビアのせ」と、シャンテレール風の「サケティーニ」やったがよ。ちなみに「サケティー二」のレシピは、日本酒(富久錦・純米)とプラムブランデーとカシスとフレッシュジンジャー、その上にライチーがのっちょって、不思議なオリエンタルな風味をかもし出しちょって、なかなかイケたがぜよ。前菜・ウズラの卵サケティーニ

 さていよいよ酒プレゼンの本番。まずはウォルタック夫人のご挨拶に続いて、ロジャー氏の酒プレゼンの開始。メニューによりゃあ「Flight 1」は、「大山・にごり酒」と「一ノ蔵・姫膳」に、「サーモンのワサビソースのせのシュリンプチップス」と「ホワイトツナの海苔巻き」を合わせたがよ。にごり酒と低アルコール酒は、料理と合わせるがはなかなか難しいがやけんど、サスガはロジャー氏ながやき。クリーミーなワサビソースとサーモンの旨みが、にごり酒にも低アルの「姫膳」にも、バッチリやったがぜよ。「ホワイトツナの海苔巻き」もなかなかイケたけんど、相性としちゃあワシゃあ「サーモン」の方が好きやったがよ。ちなみに6つの色とりどりの酒器も、こじゃんとキレイやったがよ。ウォルタック夫人ご挨拶ロジャー氏サケプレゼン











サーモンツナの海苔巻き












6つのぐい呑み







 続いては、オーナーシェフのデビット氏のご挨拶の後、「Flight 2」。再びロジャー氏のプレゼンながよ。「男山・特別純米」と「開華・風の一輪・純米吟醸」に、「マリネしたマッシュルームをのせたビーフのカルパッチョ」と「カニとキュウリとコリアンダーのカレー風味の春巻」を合わせるがやき。これは、「男山」のコクのある旨みにゃあ、やっぱし「ビーフのカルパッチョ」が、やさしいカレー風味のカニとコリアンダーの風味にゃあ、意外やけんど「開華」がよう合うたがよ。オーナーシェフ・デビット氏挨拶ビーフカルパッチョ











春巻






 さていよいよラストの「Flight 3」。ロジャー氏のプレゼンにも、一層熱がこもるがぜよ。組み合わせは、「司牡丹・純米大吟醸」と「若竹鬼ころし・純米大吟醸」に、「シャンテレール・シーフードソーセージ」と「シューマイ風の蒸しダック」。「ソーセージ」に付いちゅう楊枝の先に、可愛らしい貝ガラがついちょって、それがこじゃんとプリティやったがやき。「蒸しダック」も美味しかったけんど、ワシゃあどっちの酒も「シーフードソーセージ」がバッチリやったがぜよ。ちなみにこの後はワシらあ蔵元は各テーブルをご挨拶に廻ったりしよったき、ワシゃあ「蒸しダック」の写真を撮り忘れてしもうたがやき。痛恨ぜよ!前半の酒4つ司牡丹・大吟醸










ロジャー氏と店内シーフードソーセージ司牡丹の若竹









 この後はデザートが出て、その合間に、蔵元がテーブル周りしたり、写真撮影したり、名刺交換したりで、ただの居酒屋状態!これが日本の高級フレンチやったら許されんところながやけんど、さすがはアメリカ!フトコロが広いがぜよ!2006.9.12デザート



 とにかく和気あいあいとした雰囲気で、お客様もみんなあ大悦びのニコニコ顔で帰られたがが、こじゃんと印象的やったがやき。まずは大成功っちゅうところながぜよ!ワシのテーブルの皆さんと











 その後は、チクとホテルで休憩して、蔵元6社とデビット夫妻とロジャー氏と、日本名門酒会ニューヨーク支部の山崎夫妻もみんなあ一緒に、「T(店名は内緒! 知りたい人は竹村まで!)」でディナーを食べたがよ。この店は、ニューヨークでトップクラスのこじゃんと流行っちゅうフュージョン系和食レストラン。やっぱし流行りの店なもんやき店内はかなり暗め。ケイタイのカメラじゃあ、なかなかうまいこと画像が撮れんき、写真点数が少のうてスマンぜよ。名物の店内の巨大なブッダ像も、ご紹介したかったに残念ながやき。

Tのメニュー・司牡丹

この店で、6蔵みんなあの酒と、やっぱしチクとスパイシーな和食を食べもって、ワイワイと懇談しもって、夜は更けていったがぜよ。ちなみに酒メニューの司牡丹のところにゃあ、「King of Peony」っちゅう説明が!「牡丹の王様」っちゅう意味やけんど、なかなかカッコえいことないかよ!


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この記事へのコメント
アンニョンハセヨ〜!こちらは韓国帰りのココマリです。
お仕事とはいえ、ニューヨークで、高級フレンチなんてゴージャス過ぎる〜!いいなぁ。。。楽しそう、美味しそう♪
でも、現地の皆さんに、日本酒とのマリアージュが好感触でよかったですね。私も嬉しいです。日本酒ファンが、ガンガン世界中に増えていくといいですね!それにしてもうらやましい。。。
Posted by ココマリ at 2006年09月12日 18:55
お疲れ様です!
いやー、本当に竹村社長のブログにゃ感心します。
写真といい、社長独特の文章構成といい、本当に現地の様子が手に取るように伝わります。
報告によると、今回はニューアークへ飛んで、そっからダラスへ移るとか。お体を大事にせにゃいかんぜよ!あんまり無理せず、マイペースで行って下さい。
でも、本当に現地情報が手に取るように分かります!
ほんじゃ、全国大会で色々お話を聞きたいがぜよ!
たぶん、大会の懇親会会場では、ビジネス実践会のグループ
で固まっていると思うので、(特に強烈な女性メンバー)そこに入ってきて下さい!お待ちしてます!
Posted by 増田健治 at 2006年09月12日 20:42
ココマリちゃん、コメントありがとうぜよ!
日本酒ファンを、世界中でガンガン増やすぜよ〜!ココマリちゃんも手伝うてよ〜!そうじゃ!今度、フオーシーズンズの会を、海外でやるっちゅうんはどうぜよ?
韓国もえいのう。食べもんが美味しかったろう?
Posted by 竹村昭彦 at 2006年09月12日 23:12
増田先生、コメントありがとうぜよ!
また、お誉めの言葉、重ねて感謝ながやき。ちくと大変なスケジュールやけんど、まあなんとかなるろう。
ほいたら名門酒会全国大会で、お会いできるがを楽しみにしちょります!
Posted by 竹村昭彦 at 2006年09月12日 23:17
私が行ったのはもう15年前ですが、高知の人がやっていた「TATANI」と言う和食レストランを思い出しました。なんで、こんなにもニューヨーカーが和食と日本酒を、幸せそうに食べてるんだろうと驚いたものでしたが1週間滞在中、ニューヨークで食べた一番美味しかったのは、和食でした。世界中の美味な食と、司牡丹のコラボレーション、今後も楽しみにしています。
Posted by まあちゃん at 2006年09月13日 08:02
まあちゃん、コメントありがとうぜよ!
そうかよ、ニューヨークは15年も前から和食と日本酒やったかよ。ワシが初めてニューヨークに出張したがは、確か12年ばあ前やっつろうか。その頃から比べたら、さらに日本食だらけになっちゅうがぜよ。ますます日本酒は海外にドンドン進出していくがやき!
Posted by 竹村昭彦 at 2006年09月13日 14:18