
会場は、かの六本木の「スイートベイジル STB139」(港区六本木6-7-11


まずは17時からの第1部。小阪先生がパーソナリティを務めるFMヨコハマの番組「ワクワクビジネステイメント」の公開録音が、舞台の上でナマで行われたがぜよ。毎回ひとつの映画を取り上げて、それを小阪流に解釈し、ビジネスに役立つ話しを引き出すっちゅう内容で人気やったがやけんど、ラジオ番組自体は残念ながらもう終わってしもうたらしいがやき。けんど今後は、ネット上で音声配信が始まるみたいながよ。
さて今回の公開録音の内容やけんど、取り上げた映画は

続いて第2部は、小阪先生の単独トークセミナー。今一番伝えたいことは、「感性」っちゅうキーワードやっちゅうがぜよ。小阪先生は、日本感性工学会の理事にも就任しちょって、そこでの研究から、脳は老化せん、使やあ使うばあ、生きちゅう限り永遠に発達していくっちゅうがやき。しかもその進化は、れき乗根で進んでいくきに、年をとりゃあとるばあ、有利やっちゅうがぜよ。ほんじゃき、凡人と天才の差よりか、天才ともっと天才との差の方が大きいっちゅうがよ。
また逆に、脳の使わん回路は退化する、使わんシナプスは刈り取られるっちゅうがやき。ほんじゃきビジネスの際にも、お客さんの脳の回路も育てちゃらにゃあイカンっちゅうがぜよ。
また、この後の第3部に登場いただく黒川伊保子先生の言葉を引用し、「感性が豊かっちゅうことは、脳の気分を感知して、出力に活かせる能力がある人や」っちゅうがよ。つまり、感知はみんなあできちゅうがやけんど、感性が乏しいと言われる人は出力がうまいことできんっちゅうことながやき。ほんじゃき、感性が乏しいと言われる人やち、悦び上手になるとか、感じたことを表現してみたり、態度に表したりしよったら、繰り返しゆう間にその回路ができて、今の時代に活躍できる感性が作られていくっちゅうがぜよ。
ほんで、年をとって経験を積んでいきゃあ、そうなって初めて発動してくるウイズダム、智恵っちゅうもんが3つあると言うがよ。まずひとつは、「体系的思考」。これは「木を見るよりか森を見る」っちゅう思考ながよ。二つめは、「弁証法的思考」。これは、相反するもんや矛盾しちゅうもんらあを同時に扱える思考ながやき。三つめは、「相対主義的思考」。これは、自分の考えだけが絶対やないっちゅうことが、分かってくるっちゅう思考ながぜよ。
とにかく、脳は永遠に発達するっちゅうがやき、年をとって経験を積みゃあ積むばあ賢うなれて、様々な智恵も発動してくるっちゅうがぜよ!こりゃあワシらあ40代のもんにとっても、おおいなる福音ながやき。年をとっていくことが、怖うのうなるがよ。どんどん経験を重ねて、様々な感性を豊かにしていかにゃあのう!
続いて第3部は、小阪先生と黒川伊保子先生の二人のトーク。黒川先生は、「怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか」や「女たちはなぜ『口コミ』の魔力にハマるのか」等の著書がある、男女脳の違いらあの専門家ながやき。
黒川先生は、男女の脳は、解剖学的にも違うっちゅうがよ。右脳と左脳をつなぐ脳梁(のうりょう)は、例えりゃあ光ファイバーみたいな束で、それが女性の方が20%も太い上に、その束の中のケーブルの数も多いっちゅうがぜよ。ほんじゃき女性は右脳と左脳の両方をいっぺんに稼働させることができるき、0.2秒で感じたことが顕在意識に上がってきて、口に出すことができるがやと。こりゃあ脳自体の違いながやき、男性の方は、女性の話しが次から次に違う話しに飛んだち怒られん、女性の方は、男性を鈍感やらあて言われんっちゅうことながよ。
また、男性はテストステロンっちゅう男性ホルモンが分泌されりゃあ、性衝動が起き、征服欲がかきたてられ、闘争心がわいてくるがやと。このホルモンは、戦争が起きるとか、危機を感じたり、不安になったりしたら男性にゃあ出てくるらしいがよ。
また女性の方は、排卵3日前あたりからエストロゲンっちゅう女性ホルモンが分泌されてピークになるがやと。これが排卵日まで3日間続くっちゅうがよ。そうすると、最初はワクワクした気分になるらしいがやけんど、そのうちイライラしてくるがやと。ほいたら女性は、フェロモンを感知しちゅう男性に対して、からみとうなる、イチャモンをつけとうなるっちゅうがぜよ。言葉でからまれるがは男性は苦手やき、ここで男性は危機を感じて、テストステロンを分泌するがよ。ほいたらその女性に対して性衝動や征服欲が出てくるっちゅうことながぜよ。こりゃあつまり、旦那さんにゃあ、時々危機を感じさせちゃらなあイカンっちゅうことながやき。
また黒川先生は、男子学生らあに対して、自分のやりたいことを見つけなさいっちゅうがは酷やとも言うがよ。それじゃあテストステロンが分泌されんき、闘争心もわいてこんがやと。男子学生らあにゃあ、とにかく動けと言うがが正解。男は、動き回りゆううちにテストステロンが分泌されて、そうすりゃあやりたいことらあも見つけることができるっちゅうがぜよ。
また、男性にとっちゃあ、なかなか使える必殺ワザをご伝授いただいたがやき。時間を貯めることで情緒も貯めていく、これが女性脳の秘密やき、例えば奥さんや彼女に対して、1ヶ月ばあ前から、「来月の結婚記念日に、あの店に、美味しいお酒とお料理を食べに行こう!」とか言うちょいちゃって、ちょっと前から楽しみにさせちゃることがコツながやと。
ほいたら女性脳は、その待ちゆう間の時間、ず〜っとその楽しみを反復することができるき、その間はこじゃんと機嫌良うにしちょってくれるっちゅうがぜよ。その間、少々ほったらかしにされちょったち、大丈夫やっちゅうがやき。ちょっとしたことで大きな成果が期待できる!男性諸君!こりゃあ、こじゃんと使えるワザやと思わんかよ?
このトークの結論として小阪先生は、次の通りまとめられたがやき。「脳の気分」っちゅうヤツは、気の持ちようじゃあ絶対変わらんと。男女が脳で感じるこたぁ、脳の構造として違うがやき、考え方や感じ方が違うがは当たり前やと。ほいたら些細なことでイライラしたり腹を立てたりする必要はないやいか。脳が違うがやき、しゃあないわのう。そして、これは男女間だけに限らんがやないかと。人によって脳の構造が違うがやき、同じもんを見よったち、違うもんに見えちゅうかもしれんがぜよ。そんな違いを楽しめるようにならにゃあイカンっちゅうことながよ。
また、「脳の気分」を無視しては、これからのビジネスも成り立たんなってくるろうとも言われたがぜよ。大衆の「脳の気分」にフィットしたもんが、市場を創り出していくがやっちゅうがやき。
そして、「感性」は、誰にやちクールに使える道具になっていくと。今までは特別なアーティストらあだけが扱えた「感性」っちゅうもんが、誰にやち使えるようになる時代が来たと、締め括られたがぜよ。
黒川先生は、ワシらあみんなあを見よったら、「運がえい脳」の持ち主やと感じたっちゅうがよ。運のえい人にゃあそういう所作があるらしゅうて、黒川先生は、目の動きとかうなづき方とか、仕草らあで、運のえい脳かどうかが分かるっちゅうがやき。ほんで、ここに集まっちゅう方々は、みんなあ「運がえい脳」を持っちゅうと、太鼓判を押してくださったがぜよ!まっことありがたいことながやき。ほんで、来年2007年は、56年に1度の、人間性の豊かさがピークになる年やっちゅうがぜよ。感性を磨いて、人間性の豊かさでビジネスを行うていきましょうと結ばれたがやき。まっこと、こじゃんと面白うてためになるトークやったがやき。
この後は、会員のVIPだっけが残って、そこを小阪先生と黒川先生が回られたがよ。小阪先生がワシんとこに回って来られて、「若い人らあに、何で日本酒を飲まんがかを聞いたら、どう答えると思う?」っちゅう質問を問いかけてくださったがやき。「ダサイ」「オヤジの飲みもの」「悪酔いする」とかを挙げてみたがやけんど、そうやないと。答えは、「理由はない」っちゅうがぜよ。彼等、彼女達が、日本酒を飲まん理由は、何ちゃあないがやと。
「何で飲まんが?」と質問されたち、「え〜と・・・・・何でやろう?」としか答えれんっちゅうがよ。小阪先生は、そこが鍵やとおっしゃるがやき。日本酒を飲まん理由はない。ほいたら日本酒を飲む理由を教えちゃりゃあえいっちゅうことながぜよ!
小阪先生、黒川先生、まっことありがたいお話しをありがとうございました!こじゃんとためになったがやき。心から感謝申し上げますぜよ!
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