
この会は、どういう会かゆうたら、居酒屋天狗チェーン(http://www.teng.co.jq/)の、テンアライド株式会社、取締役商品本部長の飯野さんが言い出しっぺで、11月15日の坂本龍馬さんの誕生日でもあり命日でもあるこの日に、「坂本龍馬・土佐料理・司牡丹・チーズ・至高のカルテットを堪能する会」を開催したいっちゅうことで、行われたもんながよ。ちなみに何でチーズが入っちゅうかゆうたら、龍馬さんの子孫の坂本崇さんっちゅう方が、チーズプロフェッショナル協会の理事広報部長やきながよ。ちなみにこの方、六花亭の花の絵で有名な坂本直行氏のご子息でもあるがやき。
また、実は以前に、農林水産省にて、日本酒の輸出拡大と国産チーズの消費拡大の可能性を探るっちゅう名目で、「日本酒とチーズの相性に関するアンケート調査」が行われちょって、その会に参加されちょった方々20数名に今回もお声かけしたら、アッという間に予定の20名に達したっちゅう訳ながよ。
さて、予定の19時をチクとまわった頃、まずは第1部の開宴。言い出しっぺの飯野さんのご挨拶、日本名門酒会の飯田社長の乾杯で始められたがよ。乾杯のお酒は、もちろん龍馬さんゆかりの「司牡丹・船中八策」ぜよ。第1部は、「坂本龍馬ゆかりの司牡丹と、龍馬の子孫が選んだ国産チーズを堪能する!」っちゅう内容。出品されたお酒と国産チーズのリストは、以下の通りやったがやき。

【司牡丹】
●船中八策(超辛口・特別純米酒)
●司牡丹・槽掛け雫酒(純米大吟醸原酒)
●山廃純米かまわぬ(山廃仕込純米酒)
●源十(純米大吟醸原酒・秘蔵10年古酒)

【国産チーズ】
〈夢民舎〉(北海道早来町)
●はやきたブルー
●はやきたカマンベール(生タイプ)
●はやきたモッツアレラ
〈十勝野フロマージュ〉(中札内村)
●ブリーチーズ
●おいしいカマンベール
〈半田ファーム〉(大樹町)
●チモシー
●ルーサン
〈共働学舎〉(新得町)
●プチ・プレジール
●酒蔵(酒で洗いながら熟成したウォッシュタイプ)

ほんで、坂本崇さんから、それぞれのチーズについての簡単な説明、ワシから出品酒についての簡単な説明があり、みんなあで日本酒とチーズの相性研究ぜよ。4種類の日本酒と9種類のチーズやき、36通りの組み合わせがある訳で、こりゃ全部やりよったらエライことながよ。ワシゃあパターンをいくつか選んで組み合わせたがやけんど、どのチーズとも「かまわぬ」が相性が良うて、「はやきたブルー」と「雫酒」との相性が気に入ったがやき。

さて、皆さん一通り体験された頃、ワインコーディネーターであり、日本酒のきき酒師でもあり、チーズプロフェッショナルの友田晶子さんから、日本酒とチーズの相性についてのミニ講座ながよ。友田さんは、「チーズは、ワインより日本酒の方が相性が良い」と常々語りゆう方。ワシも今回あらためて体験してみて、確かにその通りやと実感したがぜよ。ちなみに友田さんいわく、「プチ・プレジール」はどの酒とも良う合うて、「かまわぬ」はどのチーズともバッチリやっちゅうお話しやったがやき。ちなみに友田さんから、今回集まってくださった方々を中心に、今後「日本酒とチーズの相性体験・研究会」(仮称)を立ち上げたいっちゅうお話しも飛び出したがやき。なかなか面白いことになってきたがぜよ!

さて、続いては第2部の開宴。第2部は、「坂本龍馬ゆかりの司牡丹と土佐料理を堪能する!」っちゅう内容。まずは世界初の「司牡丹・宇宙酒」(純米吟醸酒)で第2部の乾杯。こちらは前菜に合わせたがやき。あちこちから、「宇宙酒」のロマンと味わいに、感嘆の声が洩れよったがぜよ。

お次は、土佐から直送した、「一本釣りワラ焼き鰹のタタキ」がドカンと登場!これにゃあ「司牡丹・生鮮酒〈秋〉ひやおろし」(純米生詰酒)を合わいたがよ。新鮮な戻り鰹のタップリの旨みと芳ばしいワラの風味のあまりの美味しさに、皆さん大感激やったがやき。旨みののった「ひやおろし」との相性も、バッチリやったがぜよ。

続いては、土佐地鶏「土佐ジロー」の炭火焼き。その歯応えとジュワッとあふれる旨みに、これまた皆さん大悦びやったがやき。お次は「鯨の立田揚げ」。土佐から直送してもうた「四万十の生姜」をタップリ効かいちょって、こちらも悦びの声が各所から。この2つのお料理にゃあ、「山廃純米かまわぬ」がピッタリやったがぜよ。


途中では、お客さんからリクエストのあった「清酒取り焼酎・大土佐」(25度)のロックも出され、いよいよ本日のメイン、「シャモ鍋」の登場ながよ。龍馬さんは11月15日、亡くなる直前に「シャモ鍋」を食べようとしよったと言われちゅうき、龍馬さんを偲んで、この料理をメインに持ってきたっちゅう訳ながやき。合わせるお酒も、龍馬さんの手紙の文字をそのままラベルの酒名に使うた、「龍馬からの伝言・日本を今一度せんたくいたし申候」(本醸造原酒)。そのガツンと来る骨太の飲みごたえは、すき焼き風の「シャモ鍋」のコッテリした旨みに、バッチリやったがぜよ。その相性の良さと、ロマンあふれる意味のある組み合わせに、皆さん大満足やったがやき。


ところで、今回のご参加者の中にゃあ、キリンビールの社員の方もおられたがやけんど、司牡丹と土佐料理の相性の良さに大悦びやったがよ。偶然別の席にゃあ、アサヒビールの社員の方が、ウチの「船中八策」をファンじゃ言うて飲まれよったき、こちらも写真を撮らいてもうたがやけんど、面白い偶然もあるもんじゃのう!


さて、お店の閉店時間、23時近うになって、やっとお開き。皆さん、ニコニコ笑顔のご満悦でお帰りになられたがぜよ。ご参加いただいた皆さん、そして坂本さん、友田さん、飯野さん、まっことありがとうございました。感謝感謝ながやき。

その後は、2次会で、友田さんと飯野さん、飯田社長とワシの4人で、伝説のイタリアンレストラン「キャンティ」(港区麻布台3-1-7 B1F/



ほんで、4人で飲みよったら、川添副社長さんから、「ボージョレーヌーボーが解禁になりましたよ。」とのご提案が。友田さんもスッカリ忘れちょったみたいながやき。なんぼチーズがワインよりか日本酒の方が合うゆうたち、ボージョレーの解禁日は忘れられんぜよ、友田さん!
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