昨日は、まずは朝10時から、高知県酒造組合の事務所にて「宇宙酒委員会」やったがぜよ。尚、宇宙酒についての詳しゅうは、ワシのブログカテゴリー「宇宙酒」をご参照下さいや。
さて、今年の4月1日に全国一斉に発売解禁された初年度の「土佐宇宙酒」やけんど、マスコミでも全国報道されて、こじゃんと話題にもなって、司牡丹じゃあ約2万3千本が夏頃にゃあ完売となったばあのヒット商品になったがやき。ほんで、2年目の宇宙酒について、決めにゃあならんことが山のようにあって、なかなか大変ながよ。昼過ぎ頃まで、いろいろ検討されたがやけんど、そん中から、正式に決定した発表可能な内容らあを中心に、ここに記しちょくぜよ。
まず、2年目の宇宙酵母は、ウェット酵母を使用することが決まっちょって、その再確認が成されたがやき。実は初年度に使われた宇宙酵母は、ドライ酵母っちゅうて、乾燥状態で宇宙を旅してきたもんやったがやけんど、様々な調査研究を経て、2年目からはいよいよ宇宙で生まれた酵母、ウェット酵母が使われるがぜよ。宇宙生まれの酵母で日本酒を仕込むらあて、またまた世界初やき、これまたマスコミらあで話題になるこたぁ必至ながやき。
また、「土佐宇宙酒」は、宇宙酒審査会の利き酒審査に合格せんと、「土佐宇宙酒」として販売することはできんことになっちゅうがやけんど、その審査の日程が、来年は1回目が2月19日、2回目が3月9日、3回目が3月26日〜30日の間に決定したがぜよ。
次に宇宙酒イベントについて。まずは来年2月22日にゃあ東京で、発売前のプレイベントを開催することが決定したがよ。会場は、銀座の歌舞伎座横のレストラン「アリス」(中央区銀座4-12-15 TEL:03-3541-9458)。ここに、マスコミや雑誌社の方、酒卸や酒販店や料飲店の方、酒関係の先生方らあをご招待して、2年目の宇宙酒全18銘柄を味おうていただき、前宣伝をしてもらおうっちゅうことながやき。ちなみに「アリス」にゃあ、店内にちくと面白い秘密が隠されちょって、なんと銀座のど真ん中で、満天の星を眺めもって宇宙酒を楽しんでいただこうっちゅう趣向ながぜよ!
ほんで2年目の、全国一斉発売解禁日は3月21日に決定。「3、2、1・・・発射!」っちゅうことながやき。ただし、宇宙酒発売記念パーティとしちゃあ、補助金らあのからみでこの日にゃあ組合全体としての開催はせんとって、東京じゃあ4月の第1週あたりに開催しょうっちゅう予定(正式開催は未定)で、高知じゃあ4月20日(金)の「第7回土佐新酒の会」にて「土佐宇宙酒まつり」として開催することが決定したがぜよ。
また、高知県地産地消課から、「土佐コウゾを使うた和紙の販路拡大のご提案」として、宇宙酒のラベルに土佐和紙を使うてもらえんかっちゅう依頼があったがやき。また、併せて土佐和紙の紙袋の提案もあったがよ。確かに宇宙酒は、高知県産米や高知県産酵母を使うちょって、県産品にこだわっちゅうき、ラベルも土佐和紙を使うっちゅうんは、なかなか面白いたぁ思うけんど、これからラベルをつくり変えるっちゅうんは、時期的にも皆さんなかなかキツイがやないろうかのう。もちろん、他の商品のラベルとしちゃあ、今後おおいに可能性があるがやき。
いろいろ検討事項らあがこじゃんとあって、「宇宙酒委員会」が終了したがは、おおかた12時半。それから慌ただしゅう昼食を食べて、13時からは再び酒造組合事務所にて、「高知県酒造組合・臨時総会」が開催されたがぜよ。
第1号議案は「平成18年度収支予算の一部変更について」。第2号議案は「平成18年度賦課金徴収方法変更について」。その他としては、「平成18年度宇宙酒の取り組みについて」。これらについての審議が成され、全て無事可決されたがぜよ。
しかし、こうして改めて見てみりゃあ、この日本酒業界低迷の時代に、高知県酒造組合ばあ、こじゃんと事業やらイベントやらがあって元気のある酒造組合は、他にゃあないがやないろかのう? 2年目の、土佐宇宙酒も、かなりの蔵で既に仕込みが始まっちゅうようなし・・・さあ、これからまた忙しゅうなるがぜよ!
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