さて、今回の会場は「岡永倶楽部」(東京都中央区日本橋馬喰町1-7-3
TEL:03-3663-2800)。この店は、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)を主宰する酒問屋(株)岡永さん経営の、自社ビル内にある会員制の地酒専門飲食店ながよ。今回の参加人数は、蔵元3人と飯田社長(岡永社長)と幹事4名を含めて39名。「岡永倶楽部」を貸し切りにして、ギチギチ満杯の寿司詰め状態やったがやき。ちなみにいっつもは、常連蔵元が4社おるがやけんど、今回は「春鹿」(奈良)さんと「若戎」(三重)さんが欠席で、「司牡丹」(高知)と「酒呑童子(白嶺)」(京都)さん、それにゲスト蔵の「天寿」(秋田)さんの3蔵が出席で、それぞれのお酒を出品しちょったがよ。
さてまず第1部は、18時から日本酒のミニお勉強会。「岡永倶楽部」地下のテイスティングルームにて、今回は「酒呑童子・白嶺」の中西社長が、日本酒の「火入れ」と「貯蔵」と「出荷管理」について、講演されたがやき。資料は、上原浩先生の著書「いざ、純米酒」(〜一人一芸の技と心〜)〈上原浩 著 ダイヤモンド社〉の、「火入れ」「貯蔵」「出荷管理」のくを使うて、かなりマニアックやけんど、ワシらあが聞いたち面白うて学びになる講演やったがぜよ。


その後、19時からは、いよいよお待たせの第2部、酒宴ながよ。まずは飯田社長のご発声で、「天寿・米から育てた純米酒・初しぼり」で乾杯。以降は以下の通りの銘酒と美味しいお料理が、次々と出されたがぜよ。

●田芹の煮浸し
●真鱈白子の松前焼き
●エゾ鹿のタタキ
★「天寿・米から育てた純米酒・初しぼり」
田芹のほろ苦さ、白子松前焼きの旨み、エゾ鹿のコクらあが、「天寿」のフレッシュでふくよかな味わいに、バッチリやったがぜよ。皆さん待ちかねちょったかしらん、あっという間に食べて、お酒もグイグイ進むこと、進むこと!


●鮭の押し寿司

★「酒呑童子・初夢の酒」(しぼりたて純米新酒)
今回は、3蔵のお酒っちゅうことで少なかったき、お酒とお料理のマッチング以外に急遽出品となった特別出品酒が2つあるがやき。そのひとつ目がこの「初夢の酒」ながよ。ラベルにゃあ、「一富士二鷹三なすび」の絵が描かれちょって、こぢゃんと縁起が良さそうながやき。米の旨みがありもって、サラリと飲める爽やかな味わいは、「鮭の押し寿司」にピッタリやったがぜよ。
●メジマグロのお造り

★「司牡丹・船中八策しぼりたて」(超辛口・特別純米生原酒)
この酒の、フレッシュな新酒の香りと、圧倒的なインパクトの骨太な味わいは、メジマグロのタップリな旨みを、一層引き出いてくれるがぜよ。
●赤松鯛の西京焼き

★「天寿・純米酒」(ぬる燗)
赤松鯛の旨みが西京焼きでさらに強調され、酒粕の風味とともに口中で膨れあがるがやき。ここに「天寿」のぬる燗を一口。・・・く〜〜!うまいぜよ!あらゆる旨みが一層グレードアップして膨らむがよ。まっこと、日本人に生まれたことを感謝しとうなる瞬間ながやき。
●山形風芋煮鍋

★「司牡丹・謹賀新酒」(純米吟醸生貯蔵酒)

醤油味で芋と牛肉の旨みをタップリと引き出した芋煮は、ホッと心まであったこうなる、お袋の味わいながよ。ここに、特別出品酒の2つ目、「司牡丹・謹賀新酒」を合わせりゃあ、やさしい吟醸香とソフトな味わいが、芋煮の旨みを綺麗に流してくれ、また芋煮が食べとうなる、芋煮を食べりゃあまた酒が飲みとうなるっちゅう具合に、止まらんなるがぜよ!
●軍鶏の味噌カツ

「酒呑童子・由良川の朝霧」(活性にごり原酒)
軍鶏のナチュラルな旨みに味噌の甘く濃厚なコクが加わって、口中にまったりとした味わいが広がるがよ。そこに「活性にごり原酒」の炭酸と甘みが加わりゃあ、一瞬見事に味わいを膨らませ、サ〜ッと切ってくれるがやき。
●極上鰹の塩辛 酒盗

「岡永倶楽部」冬の人気メニュー、高知の「福辰」さんの冬季限定幻の酒盗ながよ。香り高い無農薬「実生の柚子」がふんだんに使われちょって、塩分も控え目やき、香りも味も爽やかで、こぢゃんと美味しいがやき。「岡永倶楽部」じゃあ5回オカワリしたっちゅう方までおったようながよ。ワシゃあ、この酒盗にゃあもちろん、「船中八策しぼりたて」を合わいたがぜよ。柚子の爽やかな香りと酸味、鰹の胃袋の旨みと柔らかな塩辛の塩分が、「船中しぼりたて」と絶妙にマッチ!こりゃまっこと酒盗の名に恥じんと、なんぼでも酒が進むがぜよ。
●稲庭うどん

コシのしっかりした佐藤養悦の稲庭うどんは、そのへんの稲庭うどんたぁ美味しさの訳が違うがよ。ツルツルッと柔らこうて、かつコシがしっかりしちょって、讃岐うどん好きのワシにとったち、絶品ながぜよ。
●バニラビーンズ入りクリームチーズ

★「白嶺・黄金」(1988酒造年度・長期熟成酒)
この組み合わせは、かつて出されたことがあって、そのあまりの見事な美味しさに、幹事の皆さんから熱烈なリクエストがあって再度実現した、マッチングながよ。甘いバニラの香りとクリームチーズのまったりとした旨みとコクが、「黄金」の甘い香りとタップリの旨みに絶妙にマッチ!こりゃまっこと、こぢゃんと見事な相性ながぜよ。
とにかく毎回のことながら、日本酒好きの女性のパワーっちゅうんはスゴイもんで、笑顔で語り合い、飲んで食べて、大盛況の中、見る見るうちにお酒もお料理も、のうなっていったがやき。そういやあ、ワシのお隣りにゃあナント22歳の日本酒ファンの女性がおって、周りに日本酒を一緒に飲みに行ってくれる人がおらんき寂しいと嘆きよったがやき。こういう若い女性は、案外少のうないがやないろかのう。ワシらあは、まっとまっと、若い女性でも気軽に日本酒が楽しめるような接点や環境をつくっていかにゃあイカンがぜよ。ちなみにこの彼女、なんとこぢゃんと可愛いネイルピアスをしちょったき、思わず写真をパチリ!聞いてみりゃあ、「ネイルステーションVery・アトレ品川店」の副店長さんやったがよ。どおりで、こぢゃんと美しい爪をしちゅうはずながやき。


大盛況のうちに2時間半が過ぎて、いよいよ会もお開き。満面の笑顔で、皆さん名残惜しそうに帰られたがやき。ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!

その後は、蔵元3人と幹事の皆さんらあで、お疲れさんの2次会へ。伝説のイタリアンレストラン「キャンティ」(港区麻布台3-1-7 B1F/TEL:03-3583-7546 1F/
TEL:03-3583-0145 http://www.chianti-1960.com/)の2階に昨年9月にオープンしたばっかしの隠れ家バー、「キャンティッシモ」に行ったがやき。尚、このお店についちゃあ、昨年「8月26日」と「9月20日」のブログをご参照くださいや。今年初めての「キャンティッシモ」やったがやけんど、ほいたらナント、「船中八策」の五寸瓶(180ml)が棚に並んじゅうやいか。こりゃラベルが派手やき、こじゃんと目立つき、ありがたいがぜよ。思わず川添副社長さんと棚の船中の写真をパチリ。

ワシゃあ注文はモチロン「船中八策」。この瓶やとこういう店にも違和感のうにマッチするき、不思議なもんながよ。しかも超辛口の味わいが、イタリアンにもバッチリながやき。絶品のムール貝のエスカルゴ風やスパゲティバジリコやポモドーロらあに、見事な相性でマッチしたがぜよ。
いつもながら、清永さん、矢谷さん、矢島さん、古川さんの4名の幹事さん、まっことご苦労様でした。感謝感謝ながやき。また、春の会を、よろしゅうお願い申し上げますぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社