その酒たぁどんな酒かゆうたら、なんと昭和49酒造年度の司牡丹・純米大吟醸原酒ながよ!つまり、長期熟成32年古酒っちゅうことながぜよ!ワシもこれまで、そりゃあいろんな酒を飲んできたけんど、これっぱあ熟成した純米大吟醸酒は、初めて飲んだがやき。

その経緯を話しゃあ、ワシのひいおじいちゃんで司牡丹の中興の祖、竹村源十郎が昭和49酒造年度に、あるひとつのタンクの純米大吟醸を飲んで「この酒は面白いきに、ちくと何年か寝かいちょこう」っちゅうたがやと。ほいたら、それから数年後の昭和53年1月31日に、ひいおじいちゃんは97歳で亡くなってしもうたがやき。結局遺言みたいになってしもうて、その酒はそのまんま白壁の蔵の中で、永い眠りについたがよ。
その後、毎年の「のみきり」の利き酒でチェックしよったがやけんど、「こりゃ売りもんにならん」っちゅうて言われ続けよったがやき。ほいたらある年から、突然面白い味わいに化けて、「こりゃ古酒として面白い酒になった」っちゅうて言われだいたがぜよ。
さて平成5年、司牡丹は「創業390年記念イベント」を開催することになったがよ。そん時この酒は、既に18年モノ!比べることのできる液体が想像できんばあ、なめらかでまろやかに熟成しちょって、最高級のシェリー酒の如き絶品の香りと味わいになっちょったがやき。
そんな訳でこの酒は、「創業390年記念酒」の「純米大吟醸18年秘蔵大古酒・源十郎」として瓶詰めされ、誰っちゃあ価格をようつけれんかったもんやき、ナント無料で、これまでお世話になった方々らあに記念品として贈呈されて、全てないなってしもうたがぜよ。
その後しばらくは、「あの源十郎っちゅう酒は、今まで飲んだことがないばあスゴイ酒やった!」っちゅうてアチコチで語り草になって、伝説となったがやき。・・・さらに年月は流れ、伝説はもはや神話の世界になっていったがぜよ。
ほいたら今年、突然あるルートから、封をきってない「源十郎」が1本だけあるっちゅう話しが伝わってきて、もはや出会うこともないと思われちょった神話の酒が、司牡丹に帰ってきたっちゅう訳ながよ。奇しくも一昨日の1月31日は、竹村源十郎の29回目の命日。何らかの目に見えんパワーに導かれるように、32年古酒「源十郎」が味わえるっちゅう奇跡にめぐりあえたがぜよ!
その香りは、まさに遥か時の彼方から届けられたような、時代の重みを感じる練れた芳香・・・。味わいは、まるうて、甘うて、トロトロになめらかで、あらゆる味っちゅう味が全て溶け込んだような、複雑かつバランスのえい、この世のもんとは思えんばあの豊かな味わい・・・。
あらためて、ひいおじいちゃんの偉大さが、骨身に沁みたがやき。まっこと運命的な、奇跡の出会いに、感謝感激やったがぜよ!
さて、話しは全く変わって、昨日の高知新聞夕刊をご覧になっつろうか?【「この気持ち、どんな味で届けよう」
BBバレンタイン2/5(月)から発売】っちゅうキャッチコピーで、「ベーカリー&スイーツBONDBSCO」(高知市鵜来巣11-38-8〈うぐるすの森 内〉
TEL:088-840-1585)さんの、バレンタインの告知が掲載されちょったがやき。ほんで、そん中にゃあ、司牡丹のお酒を使うて作られたトリュフが4個、司牡丹の木枡に入っちゅう商品(760円)や、同様のトリュフが1個、司牡丹のお猪口に入っちゅう商品(300円)が、カラーで掲載されちゅうがぜよ。ちなみにこのお猪口、バレンタインデーやき「チョコと猪口」をかけちょって、その猪口の内側にゃあ、可愛いらしいピンクのハートが・・・!木枡の方も、「ますます」恋が燃え上がるっちゅう意味も込められちょって、どちらも告白の成功率がグンとアップしそうな商品ながぜよ!また、甘いもんが苦手な辛口のカレシにもウケそうな、面白い商品やと思わんかよ?
・・・ちなみにどちらも限定商品らしいきに、ご購入されたい方はお早めに!
またまた話しは変わって、昨夜は司牡丹の経理部長を長年勤めていただいた森脇さんの送別会やったがぜよ。会場は、高知髄一のウナギ料理の名店「大正軒」(高知県高岡郡佐川町甲1543
TEL:0889-22-0031)。司牡丹の社員が大勢集まって、森脇さんの新しい門出を祝うたがやき。ちなみに森脇さんは、昭和41年3月入社。以来40年9ヶ月の長きに渡り、司牡丹にご勤続いただき、経理部長まで勤められ、本年1月4日定年退職されたがよ。まっこと、こぢゃんと長いこと司牡丹の鉄壁の金庫番としてお勤めいただき、ありがとうございました。心から感謝申し上げますぜよ!

さて、送別会としては、ワシの挨拶、森脇さんのご挨拶に続いて、花束の贈呈。会長の発声で乾杯をすりゃあ、土佐の大宴会の始まりながよ。ウナギの蒲焼きやお刺身らあの皿鉢料理がズラリと並び、あちこちで杯が飛び交う土佐の献杯が繰り広げられるがやき。森脇さんも大勢の社員と杯を酌み交わし、こぢゃんとえい気持ちに酔うたがやないろかのう。まっことあらためて、長年のご勤続に、心から感謝申し上げますぜよ。






さて送別会終了後は、ワシゃあ司牡丹の酒蔵に戻って、「酒造り体験実習」に来られちゅう、「SSI」〈日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会〉(http://www.sakejapan.com/)認定の「きき酒師」(http://www.enjoy-sake.com/)の3名の方との宴席に合流したがぜよ。

3名の方々は、蔵人らあとの夕食の宴会の真っ最中で、ワシと浅野杜氏と河本さんが駆け付けた頃にゃあ、もうかなり出来上がっちょったがやき。まあワシらあもおんなじようなもんやったけんど。


そっからはまたまた飲みまくりで大盛り上がり!しまいにゃあワシの記憶も定かじゃあないなっちょったがやき。「きき酒師」の皆さん、酒造り体験2日目、ご苦労様でした。翌日3日目の午前中で終了となるけんど、まだ最終日の早朝のお仕事が残っちゅうき、あんまり飲み過ぎたらイカンぜよ!・・・今さらゆうたち、もう遅いかもしれんけんど・・・。
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司牡丹酒造株式会社