「人間は、他人の経験を利用するっちゅう特殊な能力をもっちゅう動物ぜよ。」(コリンウッド)
所詮人間の一生は、長うたち100年ばあのもんながよ。たかだかそれっぱあの年数で、自分自身の経験だっけからしか学ぶことができんとしたら、一体どれほどの知識や知恵らあが得られるろうか。
文字や言葉やち、誰か先人が経験から創り出してくれたもんやろうし、今身に付けちゅう衣服やち、テレビやち電話やちパソコンやち、誰かが長い経験を積んで開発してくれたもんながよ。ワシらあの今の生活は全て、気が遠うなるばあこぢゃんと多くの先人らあの経験の上に成り立っちゅうっちゅうことながやき。まっこと、先人の皆さんに感謝して生活せにゃあイカンがぜよ。
ところで、「他人の経験を利用する」っちゅう意味じゃあ最大のもんは、やっぱし読書やと思わんかよ。書物こそ、幾多の先人らあが残いてくれた、最高の経験のカタマリながやき。ある意味1冊の書物は、1人分の人生経験に匹敵するがよ。10冊読みゃあ、10人分の人生を生きたがとおんなじながよ。こんなに身近で簡単に手に入る「他人の経験」を、利用せにゃあもったいのうてバチがあたるぜよ!