今回のツアーが開催された経緯は、昨年11月15日に東京にて開催された「坂本龍馬・土佐料理・司牡丹・チーズ・至高のカルテットを堪能する会」に参加された方々から、酒蔵見学と美味しいもんを食べるツアーで是非高知に行きたいっちゅう話しが出て、それが実現したっちゅうことながよ。そのへんの詳しゅうは、昨年「11月16日」のブログに書いちゃあるき、そちらをご参照くださいや。
さてツアーは、まずは高知龍馬空港に羽田からの飛行機が10時5分に到着。ワシが空港到着ロビーにて13名の皆さんをお出迎えして、貸し切りバスにて高知市内の日曜市に向かうたがやき。早速バス内じゃあ、「司牡丹・吟醸酒アルミカップ」と土佐清水名物「姫カツオスティック」が配られ、皆さん大悦び。美味しい酒と肴を味わいもって、アッという間に高知市内に到着したがよ。

ほんでまずは、日曜市を1時間弱ばあ散策ながぜよ。ワシゃあダッシュで日曜市名物の「イモ天」を買いにいったがやけんど、これが既にズラリと行列やって、なかなか大変やったがやき。
バスん中で、皆さん美味しそうに「イモ天」をほおばりもって、12時ちょい前に佐川に向けて出発。司牡丹創業400年記念番組「高くかほらめのちの世までも」のビデオをご覧いただきもって、途中、四万十川を凌駕する水の透明度を誇る仁淀川を渡り、13時ちょい前にゃあ佐川に到着したがよ。
ほんで、全国的にも有名な高知髄一のウナギの名店「大正軒」(高岡郡佐川町甲1543


その後は、司牡丹の酒蔵見学をタップリとご堪能いただいたがよ。江戸時代末期建造の白壁蔵、フツフツと発酵し芳香を放つ日本酒のもろみ、アンテナショップ「酒ギャラリー ほてい」等々、見所満載ながやき。しかも特別に、麹室、酒母室等、通常は見学できん場所まで、全てをワシがご案内したがぜよ。大吟醸の見学じゃあ、杜氏が汲んだ大吟もろみを試飲していただき、皆さん大感激!締め括りにゃあ「ほてい」にて、しぼりたて生原酒を始めとする司牡丹の様々な商品を試飲いただき、この頃にゃあ皆さんこぢゃんとえい気持ちになって、ニコニコ満面の笑顔になっちょったがやき。



さて、16時頃からは、維新の志士の遺墨らあを集めた「青山文庫」(高岡郡佐川町1453-1奥の土居

17時半頃にゃあ、バスで佐川を出発し、高知市内へ。こん時にゃあ、「人生豊かに!土佐のお座敷遊び」のビデオをご覧いただきもって移動したがよ。18時半頃に「高知新阪急ホテル」(高知市本町4-2-50


さて予定通り、19時にゃあ「得月楼」に到着。宮尾登美子著「陽暉楼」の舞台として有名な「得月楼」は、樹齢が200年〜300年っちゅう梅の花が馥郁と薫る「盆梅」300鉢を擁しちゅうことでも知られちゅうがよ。毎年1月中旬ばあから3月上旬頃の期間にしか見ることができん、この貴重な「盆梅」の最盛期を眺めもって、観梅宴を催そうっちゅう訳ながやき。まずは宴会前に、大広間にズラリと並んだ見事な「盆梅」を見学。部屋中に薫り立つ梅の芳香に酔いしれもって、皆さんウットリ気分ながぜよ。

さあ部屋に入りゃあ、自室の梅と優雅な庭を眺めもっての宴会の開始ながよ。カツオのタタキやお刺身を筆頭に、豪快な皿鉢料理がズラリと並び、まずは「司牡丹・立春朝搾り」(純米吟醸薄にごり生原酒)で、今年の恵方「北北西」を向いて乾杯ぜよ!


その後は、絶品クジラのお刺身や土佐珍味ドロメ(イワシの稚魚)らあも登場し、司牡丹も「司牡丹・永田農法純米酒」「船中八策」(超辛口・純米酒)「司牡丹・酒槽搾り大吟醸」がズラリ!梅の香と酒と肴に酔いしれて、皆さんウキウキの大宴会ぜよ!





宴も盛り上がってきた頃に、「得月楼」名物のお姉さん方の舞いの始まり始まり。「よさこい節」「しばてん踊り」「よさこい鳴子踊り」と、土佐を代表する踊りが披露され、さらに宴は大盛り上がり!



さあ、ここでやっぱし登場のお座敷遊び!まずは「可杯(べくはい)」からぜよ。中のお酒を飲み干さにゃあ置けん杯、天狗杯やひょっとこ杯がコマを回して当たるっちゅう座興の杯ながよ。「ベロベロの神様」のおハヤシ唄と手拍子でコマを回し、天狗杯の当たりの連発に、座は一気にヒートアップ!その後は、「はし拳」「菊の花」「軍師拳」「集合拳」「三十拳」と、お座敷遊びのオンパレード!もうメチャメチャに盛り上がって、お酒もガンガン進むこと、進むこと!締めにゃあ「得月楼」名物「鯛ソーメン」が出てきて、21時半頃にゃあ、大宴会も無事お開きながよ。




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司牡丹酒造株式会社