ちなみに「立春朝搾り」っちゅうんは、立春の日の早朝搾り上がったばっかしの新酒を、その日のうちにお客様に飲んでもらおうっちゅう催し。今年は、司牡丹も含め全国36ヶ所の日本酒蔵元で実施され、今年の出荷数量は約12万本やったがやと。

この企画を考え出いて主催しゆうがは「日本名門酒会」(http://www.meimonshu.jp/)。9年前の平成10年から開催しゆうイベントで、立春の朝搾ったばっかしの純米吟醸しぼりたて生原酒(720ml:1575円)を、その日のうちに予約客の元に届けて飲んでもらおうっちゅう内容ながよ。

ちなみに立春とは、二十四節気のひとつで、初めて春の気配が現れてくる日。前日の節分に豆まきで邪鬼を祓い、新たな気持ちで春の到来を悦び幸福を願う日とされちょって、旧来はこの日がお正月、1年の始まりの日ながやき。そんな立春の早朝に、搾り上がったばっかしのケガレのない新酒を、各地の神社にて、「無病息災」「家運(社運)向上」らあを祈願するがぜよ。ほんじゃき、こぢゃんと縁起がえいっちゅうて各地で大人気で、このお酒の一口めを、恵方(今年の恵方は北北西)を向いて飲みゃあ、願いが叶うっちゅう現象まで全国各地で起きはじめちゅうっちゅうがぜよ。
ちなみに本年度の参加蔵元36蔵は以下の通りやったがやき。
北海道:「男山」 青森:「八鶴」 秋田:「新政」「福乃友」 宮城:「一ノ蔵」 山形:「千代寿」「大山」 福島:「栄川」 栃木:「開華」 茨城:「一人娘」 千葉:「腰古井」 埼玉:「天覧山」 東京:「澤乃井」 山梨:「春鴬囀」 長野:「信濃錦」「白馬錦」 富山:「北洋」 静岡:「若竹」 愛知:「蓬莱泉」 岐阜:「久寿玉」 三重:「若戎」 滋賀:「旭日」 京都:「月の桂」「酒呑童子」 奈良:「春鹿」 兵庫:「富久錦」 岡山:「嘉美心」 広島:「賀茂泉」 島根:「豊の秋」 山口:「五橋」 愛媛:「梅錦」「千代の亀」 高知:「司牡丹」 福岡:「萬代」 大分:「西の関」 熊本:「美少年」
ほんで、これらあ全ての銘柄が、日本名門酒会本部から2月中頃に1本づつ送られてきたがやき。それを昨日、全部利き酒したっちゅう訳ながよ。まあ見てちや、ズラリと並んだ銘酒の数々!・・・ありゃ?35本しかないのう。1本足りんがやき。どこがないがやろ?・・・あ、千葉の「腰古井」さんがないがやき。どういたがやろう?入れ忘れか、確保し忘れたがやろうかのう?

まあ、1本足りんかったけんど、全国35の銘柄の「立春朝搾り」を、しっかり全部利き酒したがやき。これっぱあの種類のお酒を一気に利き酒するがは、まっこと久しぶりやったき、終わった頃にゃあ結構酔っ払うてしもうちょったがぜよ。しかし、サスガは日本名門酒会の選ばれた銘酒ながよ。全体のレベルの高さは、目を見張るもんがあったがやき。
ワシが気に入ったがは、まず北海道の「男山」。上品な吟醸香と爽やかな味わいが、好印象やったがよ。もう一蔵は、京都の「酒呑童子」。柔らかでフルーティな吟醸香と、ナチュラルな旨みが、新酒とは思えんばあキレイにまとまっちょったがやき。
そしてモチロン「司牡丹」。艶やかな吟醸香、スッキリと淡麗な中に優しい旨みが膨らんで、爽やかにキレる・・・。薄にごりやに、まったりしたところがのうて、こぢゃんと飲みやすい酒質ながぜよ。

この「立春朝搾り」、各社の味わいが毎年違うっちゅうがも、大きな楽しみのひとつながやき。今年のレベルはまっこと高かったのう。
今年よう手に入れざった方々は、是非来年の立春を楽しみにお待ちくださいや。きっと、毎年の恒例行事として立春を心待ちにするようになるはずぜよ!
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司牡丹酒造株式会社