ちなみに「こしき」たぁ、酒米を蒸すセイロみたいな桶のこと。日本酒の仕込みは寒仕込みっちゅうて、毎年10月頃から始まって3月頃に終わるがが一般的ながよ。ほんでこの時期に酒造りが終盤になって、酒米を蒸す作業が終了して「こしき」が倒れるき、こん時のお祝いの宴会を「こしき倒し」っちゅうて呼ぶがやき。造り酒屋の伝統行事のひとつながぜよ。
ウチの場合は、役員一同と醸造部社員と蔵人らあが蔵の休憩室に集まって、折詰め弁当とお刺身で宴会ながよ。
お酒は「土佐司牡丹」の燗酒で、今年のお弁当は西佐川駅前の和幸鮮魚店(
電話:0889-22-3851)さんのもんで、なかなか豪華ながやき。さて、まずはワシからのご挨拶。内容は、だいたい以下の通りながよ。新蔵「司牡丹・平成蔵」が稼働して、2年目の酒造りの「こしき」が倒れた訳やけんど、お陰様で新蔵の司牡丹は、全国でこぢゃんと評判がえいがぜよ。
全国どこのお酒の会に出したち試飲会に出したち、「サスガは司牡丹!」「文句なく美味しい!」っちゅう賛辞の声ばっかしいただけるがは、まっこと蔵元冥利に尽きるがやき。
なんぼ設備が良うなったち、酒造りに携わっちゅう人間こそが、やっぱし酒の味を一番左右する訳やき、この評判を勝ち取ることができちゅうがも、全てが皆さんの努力の賜物ながよ。まっこと感謝感謝ながぜよ。ただ残念ながら、まだ数字で結果が出てないけんど、これほどのお酒を造りながら、売り上げが上がらん訳ゃあないがやき。必ず結果を出しますきに、杜氏以下、皆さんは安心して益々こぢゃんとえい酒造りに精進してくださいや!今年の造りも「皆造(かいぞう)」(酒を皆、造り終えること。)までまだチクとあるけんど、安全と健康に留意して、よろしゅうお願いしますぜよ!
その後は、山下常務の発声で乾杯して宴会がスタートしたがぜよ。さらに美味しゅうなった「土佐司牡丹」を酌み交わしもって、みんなあで労をねぎらいもって語り合やぁ、今年の司牡丹の新酒も、こぢゃんとえい酒になることが確信できるっちゅうもんながやき。皆さん、まっことお疲れ様でした!まだもうびっと、気を抜かんとよろしゅうお願いしますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社