「新しい仕事をはじめる場合にゃあ、その仕事についての先入観がのうて、ほんじゃき『そりゃあできません』らあてまったく言うたことがない人々にその指揮をまかせるようにしちゅうがぜよ。」(ヘンリー・フォード)
いつの時代やち経営者が常に挑戦せにゃあイカンがは、悪しき伝統や先入観ながよ。ほんじゃき、後に「自動車王」となるヘンリー・フォード氏がリーダー役に抜擢したがは、その分野の素人やったがやき。素人やからこそ、新しいことに白ったの気持ちで取り組めるがぜよ。熟練工っちゅうんは、「できん理由」を知りすぎちゅうき、フォード氏は技術的な援助が必要なときにゃあ応援してもらうけんど、指揮を任せるこたぁなかったがやと。
確かに、どんな仕事をしよったち人間熟練してくりゃあ、できん理由がすっと分かるようになるき、簡単に「できません」っちゅうて言うてしまいがちながよ。できん理由をさがしよったらキリがないき、何ちゃあできんなってしもうて、変化できん懲り固まった人間になってしまうがぜよ。けんど、できる理由をひっとつだっけ見つけりゃあ、そらゃあできるっちゅうことながよ。結局、熟練しちょろうがしちょるまいが、自分の中の常識や固定観念の壁を破れるかどうかが鍵ながやないろうか。
どんな仕事をやりよったち、熟練すりゃあするばあ、素人の心構えに、白ったの気持ちになれる、すっと初心にかえれるような人間でありたいもんじゃのう!