酒販店向けのセミナーに、なんで酒蔵のワシが参加したかゆうたら、たまたま翌日が大阪での「司牡丹・試飲会＆セミナー」やって、そこじゃあワシがお取引先酒販店さんらあ相手にミニセミナーをすることになっちゅうき、何かの参考になりゃあと思うて気楽に参加してみたっちゅう訳ながよ。ほいたら、何かの参考どころか、こぢゃんと役に立つ話しが山盛りで、頭ん中からこぼれ落ちたらもったいのうてタマランき、思わず帰りはこぼさんようにゆっくり歩いて帰ってしもうたっちゅうばあながぜよ！
4時間に渡るセミナーで、船井総研フードビジネスグループ次長の住友勝さんと、業界紙の取材を断り続けゆう大成功しちゅう酒販店さんの社長、ミスターX氏（ナイショぜよ！）が講演されたがやき。あまりに内容がありすぎやし、今回のセミナーは、船井総研さんから後日CD＆テキストとして37800円（ちなみに今回のセミナー代は31500円）で販売もされるそうやきに、ワシのこのブログであんまり詳細を書くがは、残念ながら控えさいていただきますぜよ。
さて、今回のセミナーのタイトルは、「飲酒人口減少、酒免許自由化時代到来！！あなたの代で長い歴史に幕を下ろすか？楽しく儲かる(^^)酒販店にして永続するか？」っちゅうこぢゃんと長いもんやったがよ。ほんで、その永続する道は、DSでもない、専門店でもない第3の道やっちゅうがやき。それは、「食と酒のセレクトショップ」やっちゅうがよ。セレクトショップたぁ、その店独自の商品セレクト基準を持ち、「世の中にゃあこぢゃんと商品があるけんど、ワシらあの店はコレがベストやと思うて、お客様の代わりに仕入れたぜよ」っちゅうて、顧客に語りかける店のことながぜよ。
ほんで、その商品セレクトの際に外しちゃあならんポイントは・・・
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売れ筋価格帯の1.3倍〜1.7倍までが売れる価格帯の上限ながやと。
��買いとうなるストーリーがあること。
食の業界は、ライフサイクル上、衣（ファッション）の業界の5〜7年後をいきゆうがやと。つまり、キムタクがプライベートでつけちょったロレックスのエクスプローラーが大ブレイクしたがが5年以上前やき、食の業界でも同様の購買パターンが起こりゆうっちゅうことながよ。「カリスマ料理研究家が30年以上愛用しゆう醤油！」っちゅうストーリーで、ドカンと売れるっちゅうことながぜよ。
ほんで、人口減少・酒免許自由化時代に対応する唯一の方法は、「選ばれるお店になること」であり、そのキーになるがは「名物商品づくり」やっちゅうがやき。それは酒販店の場合、地酒・地焼酎・ワイン・食品・菓子・米・飲料っちゅう7つのカテゴリーの中で、以下の8つの項目を満たし、「あそこのアレ」っちゅうて言われるような商品を開発・発見することやっちゅうがぜよ。
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�∩突�率が25％以上
��お客様の予算に合う
�ぅ好函璽蝓爾�書ける
�シ邊峙區瑤�0.5％以上売れる
�μ�に納得できる
�Д蹈魯校�代に対応しちゅう
�┝�社の商品選択基準に合う
とにかく、これからの時代は、アイテム数の時代も、価格志向の時代も終わって、「情報鮮度」の時代、「コンセプト」の時代やっちゅうがやき。それこそが、セレクトショップの時代やっちゅうことながよ。そんなセレクトショップとして成功しちゅうミスターX氏は、チクと変わった食品を、まずは1アイテムとにかくドカンと売って、異常値を叩き出いて、マスコミらあに話題にさいて、くちコミになるように仕向けることやっちゅうがぜよ。
さらにX氏は、食品のマーケットは酒と比べたらとにかくデッカイきに、ナンボやち伸びるっちゅうがよ。その上、スーパーが扱いとうたち、扱えんような商品が、食品の中にゃあこぢゃんとあるっちゅう事実は大きいっちゅうがやき。ほんじゃき、これからの時代、こだわり食品を売っていくチャネルは、酒屋しかないと豪語するがぜよ。
「食と酒のセレクトショップ」っちゅうたら、まさしくワシがセミナーの中で講演さいてもらいゆう話し（「5月23日」のブログ参照）と、ほぼ一致するがやき。ワシのセミナーは無料やけんど、こりゃあ、マジで数万円のセミナーばあの価値があるっちゅうことやないろかのう！
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック！
司牡丹酒造株式会社
