「人生は心に描いたとおりになる。強う思うたことが現象となって現れてくる・・・まずはこの『宇宙の法則』をしっかりと心に刻みつけてほしいがぜよ。」(稲盛和夫)
今回は、京セラや第二電電(現KDDI)を創業された稲盛和夫さんの「言の葉」ながよ。
有名な話しやけんど、1960年代の半ば、京セラを創業して5年ばあ経った頃、稲盛さんは、中小企業経営者対象の「ダム経営」っちゅう松下幸之助さんの講演を聞いたがやと。ほんで講演が終わった後、「どうやってダム(蓄え)をつくりゃあえいがでしょう」っちゅう質問があったっちゅうがよ。これに幸之助さんは、「まず蓄えが要ると思わなあきまへんな」っちゅうて答えたがやき。それじゃあ答えにならんと、聴衆はみんなあ失笑したっちゅうがよ。けんど、そん中でただ一人、この言葉に「なるほど!そうか!」っちゅうて感動した人が、稲盛さんやったっちゅうがぜよ。
いわゆる成功者っちゅう人らあは、例外のう、まず強い願望があったがよ。願望が最初にあって、何かを成し遂げたっちゅうことながやき。具体的な方法論らあて、後からナンボやち考えれるがよ。それより何より、まずは「蓄えが要る!」「ダム経営をしょう!」っちゅうて思うことが大事ながぜよ。
何の才能や、学歴や、技術や、お金らあを持ってのうたち、強う思うこと、「潜在意識に透徹するばあの強い持続した願望」さえありゃあ、実現する。これが「宇宙の法則」やと、稲盛さんは断言するがぜよ。