「今日っちゅう日を無駄にぶらぶら過ごしゃあ、明日は、またおんなじ無駄な一日となり、やるべきことをさらに先延ばししてしまうもんながよ。決断を避けよったら、その分ばあ遅れをとってしまうがやき。やがて、失われた日々を嘆いてばっかしの毎日になるがぜよ。おまさんは、本気で生きちゅうかよ。この一瞬を精いっぱい生きろうぜや。果敢に行動すりゃあ、おのずと才能、生命力、神通力もついてくるがよ。案ずるより産むが易し。とにかく活動しよりゃあ、次第に精神も白熱してくるもんながやき。まずは始めることながよ。そうすりゃあ、仕事はおのずと完成するがぜよ。」(ゲーテ)
今回の「言の葉」は、かのゲーテさんの大作「ファウスト」からの引用ながよ。ほんでこの「言の葉」は、偉大な作家であり政治家でもあり、教育家であり哲学者でもあったゲーテさんの、「行動の哲学」の真髄ともいえるもんながぜよ。
たとえばワシらあはすっと、仕事の内容を案じたり、あるいは完璧を目指して気負い過ぎたり、あるいは膨大な仕事の量に圧倒されたりして、なかなか最初の一歩をよう踏み出せんかったりするがやき。けんど、どんな場合やち、とにかくその都度、いらんことらあ考えんと、「仕事にとりかかる」っちゅうその一点だっけに意識を集中して、まずは始めてしまうっちゅうことながぜよ。
何にしたち、このゲーテさんの「言の葉」をいっつも頭に置いて、ゴチャゴチャ考えたり悩んだりせんと、まずは始めてしまうこと、行動すること、最初の一歩を踏み出すことながよ。たったそれだっけの習慣さえ身に付けりゃあ、「おのずと才能、生命力、神通力もついてくる」し、「次第に精神も白熱してくる」し、「仕事はおのずと完成する」と、かのゲーテさんは断言するがぜよ。
「本気で生きちゅうかよ!」「この一瞬を精いっぱい生きろうぜや!」・・・ゲーテさんの魂の叫びが、聴こえてきそうな気がせんかよ?