「苦悩は、つねに何らかの方面の誤った思いの結果ながよ。苦悩は、それを体験しゆう個人が、自分を存在させちゅう法則との調和に失敗しちゅうことの、明確なサインながぜよ。」(ジェームズ・アレン)
聖書に次いで読まれゆうといわれるばあのロングセラー、ジェームズ・アレンさんの『「原因」と「結果」の法則』からの「言の葉」ながよ。
『「原因」と「結果」の法則』たぁ、「原因」はワシらあの内側にある「思い」で、その「思い」が変わりゃあ「結果」が変わるっちゅうことながぜよ。
「思い」が変わりゃあ、「行動」(結果)が変わるがよ。アレンさんは、「思い」は種で、人間のあらゆる「行動」はその種から芽生えたもんやっちゅうがやき。「行動」は花であり、喜びや苦しみはその果実やというがぜよ。
また、「思い」が変わりゃあ、「環境」(結果)が変わるがよ。アレンさんは、心の状態の変化と「環境」の変化は、つねに連動しちゅうと言うがやき。自分じゃあ自覚がのうたち、自分の「思い」がマイナスやったら、「結果」として良うない「環境」をつくり出すことになるっちゅうがよ。自分の外側の「環境」にばっかし目を向けよったら、「思い」がマイナスの状態になってしもうちゅうことが多いきに、『「原因」と「結果」の法則』に気づいて、自分の内側の「思い」に目を向けにゃあイカンっちゅうがぜよ。
つまり、ワシらあが今現在、何らかの苦悩を持っちゅうがやったら、『「原因」と「結果」の法則』との調和に失敗しちゅうっちゅうことながよ。そりゃあ何らかの誤った「思い」を持っちゅうっちゅう、明確なサインやっちゅうがやき。ワシらあは、自分の内側の「思い」に、まっと目を向けにゃあイカンっちゅうことながぜよ。