
この会の発端は、まずは昨年11月15日に開催された「坂本龍馬・土佐料理・司牡丹・チーズ・至高のカルテットを堪能する会」ながよ。詳しゅうは、昨年の「11月16日」のブログをご覧いただきたいがやけんど、この会に参加された皆さんから、是非酒蔵見学ツアーで高知へ行きたいっちゅう話しが出て、今年の2月11日〜12日、「司牡丹酒蔵見学と龍馬と陽暉楼を満喫する土佐の旅」を開催したがやき。こちらについちゃあ、「2月13日」と「2月14日」のブログをご参照いただきたいがぜよ。
ほんで、その後東京にて、そのツアーのビデオ映像を観もっての、「土佐の旅を再び満喫する会」が3月30日に開催(詳しゅうは「4月2日」のブログ参照)され、その際にご参加者の丸大食品(株)の村上さんと、次回は「日本酒とハム&ソーセージの相性を楽しむ会」を開催しょうっちゅう話しになったがやき。そんな経緯で、今回の会が開催されたっちゅう訳ながぜよ。
まずは、村上さんと17時頃に「宝」で待ち合わいて、ダンドリらあの打ち合わせ。本番スタートは19時から、ワシらあを含めて14名での開催ながよ。今回出品の日本酒は、タイプの全く違う司牡丹5アイテムと、丸大さんのハム&ソーセージ7アイテム。内容は以下の通りながよ。
〈司牡丹・出品酒〉

●低アルコール:「花と恋して」(低アルコール純米酒)
●香りの高いタイプ:「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)
●軽快でなめらかなタイプ:「船中八策・零下貯蔵生酒」(特別純米生酒)
●コクのあるタイプ:「かまわぬ」(山廃仕込純米酒)
●熟成タイプ:「源十」(純米大吟醸原酒・10年熟成大古酒)
〈丸大ハム・出品商品〉
●ウ゛ィエナーウ゛ルストヒェン:ウインナーの語源となった、細挽きでプレーンな味付け。

●プロシュート・デ・パルマ(生ハム):世界3大生ハムのひとつで、イタリアを代表するパルマ産の生ハム。

●ハモン・イベリコ(生ハム):スペイン原産黒豚の稀少な高級ハム。どんぐり(ベジョータ)を食べて育ったイベリコ豚の中でも、最高ランクの逸品。

●シンケンウ゛ルスト(ボロニアソーセージ):スモークの香ばしさとペッパー、ナツメグの風味が効いたドイツの伝統的なソーセージ。

●フェリーノサラミ(サラミソーセージ):パルマ地方の伝統的なサラミのひとつ。やや粗挽きで、柔らこうてデリケートな味わいが特徴。

●ニュールンベルガーブラートウ゛ルスト(生ウインナー・参考出品):国産の豚肉とドイツから取り寄せたハーブと塩だっけで仕上げた、マイスター手作りの粗挽き生ウインナー。試作品の参考出品。

●サラダのテリーヌ・夏野菜とカニのマンゴーソース(参考出品):カラフルな夏野菜とカニをフュメ・ド・ポワゾンのジュレで固めた、サラダ仕立てのテリーヌ。トロピカルなマンゴーソースをかけて。茶色

尚、今回のハム&ソーセージは、丸大さんが三越さんのテナントショップにて手掛けゆう「ケーファー」(http://www.mitsukoshi.co.jp/store/kafer/)ブランドの品々ながよ。生ウインナーだっけは試作品やき、まだ販売されてないけんど、それ以外は三越さんの「ケーファー」で手に入るきに、是非お立ち寄りくださいや。
ちなみに「ケーファー」たぁ、ドイツ・ミュンヘンに本店を構える高級食料品店。高級ケータリングサービスでも有名で、各国国賓主催のパーティーや国際会議のビュッフェパーティーらあも手掛けゆうほどながぜよ。
さて、いよいよみんなあで、日本酒とハム&ソーセージの相性体験ながよ。日本酒5アイテム、ハム&ソーセージ7アイテムやき、合計35種類の相性体験をして、コメントを書かにゃあイカンき、こりゃあなかなか大変ながやき。ワシもいろんなもんと日本酒のマッチング体験はあるがやけんど、これっぱあの数のハム&ソーセージたぁ初めてやき、結構キツかったけんど、なかなか面白い体験やったがぜよ。
ワシの感覚じゃあ、「プロシュート・デ・パルマ」「ハモン・イベリコ」らあの生ハム系は「船中八策・零下貯蔵生酒」らあのスッキリ系と合うて、「シンケンウ゛ルスト」らあのスモークが強いタイプは、「源十」らあの熟成タイプと合うように感じたがやき。また、こぢゃんと意外な発見やったがは、「フェリーノサラミ」。日本にある一般的なサラミと比べて、こぢゃんとデリケートで柔らかい味わいが、どのタイプの日本酒と合わいてもなかなかイケたがよ。このサラミのデリケートな味わいは、日本の魚の一日干しあたりに通じるような感覚があるき、そこがどの日本酒とも合うた理由ながやないろうかのう。こりゃあこぢゃんと面白い発見やったがぜよ。
14名のご参加者の皆さんの相性体験の集計結果は、後日村上さんからいただけることになっちゅうがやけんど、なかなか楽しみながよ。また後日ブログでも発表さいてもらうきに、皆さんも楽しみにしちょってくださいや。
1時間ばあ真剣に相性体験をやった後は、みんなあでそのまんま宴会に突入ながよ。高知から直送のワラ焼きカツオのタタキに、糖度10度以上っちゅうスイカ並みの甘さの、究極の永田農法タマネギをタップリふりかけていただきゃあ、そりゃあもう最高!皆さんも一口食べて、感嘆のタメイキが漏れよったがやき。




その後も「宝」のお料理が次々と出され、タップリ飲み食いした後は、土佐のお座敷遊び「可杯」(べくはい)の登場ながよ。専用のコマを回いて、出た柄の杯(天狗杯・ひょっとこ杯・おかめ杯)で飲むっちゅうお遊びながやき。おかめ杯はちんもうて置けるけんど、ひょっとこ杯は口のとこに穴があいちょって、指でふさいで飲み干さにゃあ置けんし、天狗杯にいたっちゃあ、こぢゃんと大きい上にこちらも鼻があるき飲み干さにゃあ置けんがよ。さあ、みんなあで「べろべろの神様の唄」を歌いもって、「可杯」遊びで大盛り上がりぜよ!


続いては、この人数やとさらに恐ろしいお座敷遊び「菊の花」。人数分の杯(今回は14個)をお盆にふせて置いちょいて、一つだっけの杯の中に菊の花びらを隠いちょくがよ。ほんで、「きっくのはな〜♪きっくのはな〜♪」っちゅうて歌いもってお盆をみんなあで回いて、順番に杯をあけていくがやき。菊の花びらが入っちゅう杯をあけた人は、ナントその時にあいちゅう杯の数ばあ、全部お酒を注いで飲み干さにゃあイカンっちゅう、こぢゃんとキケンなお座敷遊びながぜよ。
そんなこんなで、この日の宴席も、1人あたり約4合の司牡丹がカラになって、大盛況のうちに幕を閉じたがやき。今回もご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございました!また、こぢゃんと美味しいハム&ソーセージのご手配やら詳しい資料作りらあに、ご尽力いただきました丸大食品(株)の村上さんにゃあ、心から感謝申し上げますぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社