昨日は、まずは13時半から高知県酒造組合にて、宇宙酒委員会やったがよ。ちなみに宇宙酒についちゃあ、ブログカテゴリー「宇宙酒」をご参照くださいや。
今回の話し合いのメインは、8月に急遽イベントを開催しょうっちゅう内容ながよ。詳しゅうは「7月7日」のブログ、前回の宇宙酒委員会をご覧いただきたいがやけんど、宇宙酒で月周回衛星「かぐや(SELENE)」(http://www.jaxa.jp/projects/sat/selene/)を応援するイベントを開催しょうっちゅうことながぜよ。宇宙酒同様、夢とロマンにあふれる「かぐや(SELENE)」の打ち上げは、種子島宇宙センターから、来月の8月16日の予定になっちゅうがやき。このプロジェクトは、なんとあのアポロ計画以来の本格的な月の調査プロジェクトやっちゅうがぜよ。
ほんじゃき、来月中旬頃からは、「かぐや(SELENE)」や月のネタらあについて、新聞やテレビらあのマスコミ各社の報道が、間違いのう加熱することになるろう。こりゃあ宇宙酒にとっちゃあ、こぢゃんと大きいチャンスながやき!ロシア側との契約の関係で、報道以外は広告宣伝ができんことになっちゅう宇宙酒は、昨年度は世界初の発売やったき、足るばあ全国報道されて良かったがやけんど、2年目の今年はほとんど報道してくれんき、まっこと寂しかったがよ。それが今回、「かぐや(SELENE)」のお陰で、再び全国報道される可能性を秘めた千載一遇のチャンスがやってきたっちゅう訳ながぜよ!
ただし、単なる宇宙酒っちゅうだけじゃあ、「かぐや(SELENE)」と合わせて報道してくれる可能性は低いきに、何らかのカタチで、お月さまとからめにゃあイカンがよ。しかも、打ち上げまであと1ヶ月ちょいしかないき、準備期間もないがぜよ。
けんど、高知県酒造組合としたち、何としてもこのチャンスを生かしたいき、「かぐや(SELENE)」応援キャンペーンにも応募して、宇宙酒とお月さまをからめた何らかのイベントを開催しょうっちゅうことになったがよ。
詳しゅうは正式に決定次第またご報告するけんど、今回の委員会にて、大体決まった内容は以下の通りのイベントながよ!
月周回衛星「かぐや(SELENE)」応援イベント
「ツキを呼ぶ!土佐宇宙酒と月の大風呂敷展!」
〈日時〉平成19年8月14日(火)17時〜20時
〈入場〉無料
〈会場〉高知新阪急ホテル
内容としちゃあ、いかにも土佐らしい、宇宙酒や「かぐや(SELENE)」にもピッタシのイベントなかよ。簡単に言うたら、「かぐや(SELENE)」打ち上げの前々日、室内で何種類もの芸術的に美しい月を眺めもって、宇宙酒で月見酒を楽しんで、壮大な夢を語ってツキを呼び込みゃあ、きっとおまさんの夢も叶うっちゅうイベントながぜよ。何のことやらまだよう分からんかもしれんけんど、とにかく今んところは、こんな楽しいイベントが8月14日、入場無料で開催されるきに、是非お盆で帰省される予定の皆さん、観光客の皆さん、そして地元高知県在住の皆さんも、奮ってご参加いただきたいき、この日は予定に入れちょいてくださいや。
その後は、夕方18時から大橋通りの「まちの駅」で、ワシが理事長を務めゆう「土佐学協会」(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)の平成19年度第2回目の「土佐のお茶研究会」と「絶滅危惧の産業と文化の研究会」やったがよ。ちなみに「土佐学協会」についての詳しゅうは、「4月18日」のワシのブログの「第1回土佐学大会」についてをご参照くださいや。
まずは、18時から4名のメンバーにて「土佐のお茶研究会」。座長は坂本世津夫先生ながよ。最初に水谷先生から、宮崎県の諸塚村観光協会「まちむら応縁倶楽部」の通信紙「森の風の記憶」のご紹介があったがよ。そこにゃあ、山茶についての記事があって、作家の壇一雄氏が「日向の山茶に勝るものなし」と愛飲したっちゅうて書かれちゅうがやき。やっぱし著名人の方のこういう言葉が、キャッチコピーとしちゃあ、ダントツに強いっちゅう話しになって、土佐茶についても、例えば司馬遼太郎氏あたりが何か書いちゃあせんか、坂本先生が調べちょこうっちゅうことやったがぜよ。
また、先日坂本先生が、高知のお茶屋さん「森木翠香園」さんのお話しを聴く機会があったらしゅうて、その話しをされたがよ。高知はお茶の品質は高いに、意外に地元の人はあんまりお茶を飲まんっちゅうがやき。東北地方らあの寒冷地は、お茶うけのお菓子らあとお茶を飲む習慣があるけんど、高知にゃあほとんどないがが残念やっちゅうがよ。こりゃあ、高知は元々ミネラル豊富な食材らあがいっぱいあるきに、お茶でミネラル補給する必要がなかったきやないかっちゅう説もあるがやと。まあ、いずれにしたち、お茶は体にゃあえいがやき、高知でもまっとお茶を楽しむ習慣を普及させれりゃあえいのう。
また、高知大学の蕭紅燕先生が出版されゆう「土佐地域文化」っちゅう研究誌の次号が、今年の9月に発行予定で、「土佐のお茶特集」やっちゅうがよ。さらに11月中旬頃にゃあ、山茶のシンポジウムも開催予定らしいがやき。「土佐学協会」としても蕭先生と連携して、共に「土佐のお茶」の研究、発展に尽力していこうっちゅうことになったがぜよ。
その他は、坂本先生からの、十和のお茶や仁淀のお茶など、各地をヒアリング調査に行くっちゅうお話し。また、土佐のお茶を有名ブランドらあの原料として使うてもうて名をあげるっちゅう手法もあるっちゅう話しも出たがやき。たとえば、スターバックス・コーヒーの新商品「抹茶コーヒー」の抹茶は、全量高知県産ですっちゅうたら、こぢゃんとえい宣伝になるっちゅうことながぜよ。そういう可能性も、ワシらあで模索していかにゃあイカンのう!
こんな感じで、19時半にゃあ「土佐のお茶研究会」は終了。引き続いては、宮川敏彦先生を座長とした「絶滅危惧の産業と文化の研究会」ながよ。こっからは、入会希望のオブザーバー出席で、城西館さんの松山さんが加わり、5名での研究会やったがやき。
まず、宮川先生から、これまでの流れやまとめらあを簡単にお話しいただき、今後の活動について、みんなあで、いろいろディスカッションしたがよ。今年の当研究会は「本川神楽」がテーマやき、いかにその神楽を絶滅の危機から救うかっちゅう話しながやき。尚、詳しゅうは「6月27日」のブログをご参照くださいや。
ほんで、とにかくまだ見たことがない人も多いき、11月30日に本川の脇の山で開催される予定の「本川神楽」をみんなあで見に行こうっちゅうことになったがやき。詳しゅうは、8月末に発行予定の「土佐学協会ニュースレター」に掲載して、参加希望者を募集する予定やき、会員の皆さんは楽しみにしちょってくださいや。
とにかく、周りのもんで「本川神楽」を盛り上げりゃあ、地元の方々も改めて地域の貴重な文化として見直していただき、後を継ぎたいっちゅう若者も現れてくるがやないろかのう。ワシらあと一緒に是非本物の「本川神楽」を見に行きたいっちゅう方は、ワシにご連絡いただきゃあ、詳しゅう決定次第ご案内さいていただきますせよ!
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