7月27日(金)は、東京の九段会館にて、「日本名門酒会」(http://www.meimonshu.jp)の「立春朝搾り」メーカー懇談会やったがやき。
ちなみに「立春朝搾り」たぁ、立春の日の早朝に搾った純米吟醸生酒の新酒を、その日のうちに予約客のもとに届けて飲んでもらうっちゅう催しながよ。「立春」たぁ、二十四節気のひとつで、初めて春の気配が現れてくるっちゅう日ながやき。前日の節分に豆まきして邪気を払うて、新たな気持ちで春の到来を悦び幸福を願う日とされるがよ。そんな立春の早朝、搾り上がったばっかしの穢れのない新酒を飲んで福を呼び込んでもらおうと、平成10年から開催され好評を博しちゅう催しで、今回で10年目ながやき。昨年は全国で蔵元30社、酒販店約1000名が参加し、720ml瓶で約10万本を販売。今年の2月4日は、全国の蔵元36社が実施、酒販店約1200名が参加し、12万本を超える本数を販売したがよ。たった1日の催しでこれっぱあの数量の日本酒が全国で飲まれるっちゅうんは極めて異例で、まっことスゴイことながぜよ。
高知県じゃあ、もちろん司牡丹が実施。今年で7回目の参加やったがよ。その詳しい様子についちゃあ、「2月5日」のブログをご参照いただきたいがやけんど、早朝5時半に県内酒販店さんらあ約20店の店主さんらあが集まり、みんなあで瓶詰めされたばっかしの「立春朝搾り」にラベルを貼る作業らあが行われたがやき。作業を終えたらみんなあで蔵人と同じ朝食を取り、その後は地元佐川の金峰(きんぷう)神社に参拝し、「無病息災祈願」「家運向上祈願」「社運向上祈願」らあのお祓いを受け、春一番と幸福を届ける「立春朝搾り」の完成となるがぜよ。ちなみに司牡丹じゃあ、約2100本の「立春朝搾り」が、この日のうちに酒販店さんらあの手によって県内各地に届けられ、いち早う春の到来が祝われたがやき。
そんな「立春朝搾り」は、最も「日本名門酒会」らしい催しでありもって、全国各地で早春の風物詩として定着しつつあるばあの大人気商品でもあるきに、こりゃあいっぺんみんなあで集まって意見交換をせにゃあイカンっちゅうことで、今回の懇談会が開催されたっちゅう訳ながよ。全国から32の蔵元さんが集まっての会議は、なかなか壮観ながやき。
まずは「日本名門酒会」飯田永介本部長のご挨拶から始まって、平成19年「立春朝搾り」のおさらい。各地のテレビ局に報道された内容をみんなあで鑑賞して、さらに各地の酒販店さんや蔵元さんらあのチラシやバンフレットらあのツール事例のご紹介ながよ。皆さんそれぞれに、こぢゃんと力の入った、素晴らしいツールを作られちょって、大いに参考になったがやき。
続いては、お客様からいただいたアンケートの「悦びの声」のご紹介。全国各地から、6154通もの声が届けられたっちゅうがよ。ほいたらその一部を、以下にご紹介しちょこうか。
●昨年初めて「立春朝搾り」を買いました。びんに、いつも購入する酒店の店長さんの字で「大吉・豊の秋・立春朝搾り」と書いてありました。その頃、我が家の息子の中学受験発表の頃で・・・この字を見たら何だかこのお酒で合格祝いができそうだと思えてきました。嬉しいことにこの思いは現実となり、美味しいお酒でお祝いの食事をいただくことができました。この紙は取ってあります。そして今年も「立春朝搾り」を買いました。(島根 40代 女性)
●このお酒をプレゼントされて初めて立春の意味を知りました。立春にお酒を飲んで幸福を願うという習慣がなかっ他ので、これからは我が家のイベントの1つに加えて、毎年立春に司牡丹が飲めればなと思っています。日本酒が苦手でしたが、すごく飲みやすくおいしかったです。(高知 20代 女性)
●手術を控えた私の厄払いにと、主人はお守りとこのお酒を用意してくれました。入院前夜、二人でささやかなご馳走と純米生原酒でしばしのお別れを・・・。おかげさまで無事に事を終え退院も間近です。主人の思いやりに改めて感謝ですね。日本名門酒会の皆様には深夜早朝からご苦労様でした。皆様に感謝申し上げます。(北海道 40代 女性)
●昨年の冬は寒さが厳しく、本年は暖冬ぎみで蔵人の皆様方の「立春朝搾り」造りにご苦労がうかがえます。プレゼントした友人から「今年も旨い!来年も頼むよ」と言われた時、何となく誇らしさを感じました。また来年も期待し、楽しみにしています。(山梨 60代 男性)
●平成16年から「立春朝搾り」をいただいております。平成16年には2本、平成17年には4本、平成18年には6本に。蔵元さんが力を込めて丹精込められた酒の味を美味しくいただいています。私は毎年この時期(立春)に合わせてゲンを担いで、そのお祝い、達成感を楽しんでいます。今年は娘の受験の合格祝いでした。今年もおいしくいただきました。蔵元様には感謝です!!(愛知 40代 男性)
●今年初めて知り、お酒大好きな私や父は一度試そうと予約しました。待ちに待った2月4日の一口目!とってもおいしい!!少しあまめの味だけど後味スッキリ!そして司牡丹様の気持ちの紙を読んで、またまた嬉しく!来年は、祖父母にも兄にも送ってあげたいと思いました。おいしいお酒をありがとうございます。(高知 30代 女性)
●立春らしい、すっきりしたさわやかな味わいでした。今年は良い年になりそうな予感がします。実は、初孫が7月に誕生予定です。(千葉 50代 男性)
●我が家には2人の息子がいます。2人共、産まれる前、安産祈願に宇美八幡宮で「石」をいただき、無事この世に出ることができました。我が家にとって縁の深い八幡様での祈願酒!!これをいただくと、なにやら、また新しい生命を授かりそうな気がしてきます。(福岡 30代 女性)
●夫婦ゲンカもこれで仲直りしました。(広島 20代 男性)
その後は、蔵元・支部・加盟店さんらあのアンケートが紹介され、休憩をはさんで、「立春朝搾り」の定義について。規約案や製造基準についてらあが話し合われたがよ。続いては、「平成20年立春朝搾り概要と暫定スケジュール」、「立春朝搾り後の活動の可能性」、「質疑・応答」ときて閉会。その後は、みんなあで懇親会ながよ。おいしいお酒を酌み交わしもって、蔵元同士で意見交換すりゅあ、いろいろ新しいアイデアや面白いネタがあふれ出して、懇親会もこぢゃんと盛り上がったがやき。
さて、来年の立春は平成20年2月4日(月)。この日の早朝搾られる「立春朝搾り」は、こぢゃんと縁起が良うて美味しゅうて希少なお酒やき、ご希望の方は是非今から手帳にチェックしちょいてくださいや!
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司牡丹酒造株式会社