2007年08月11日

幸せの言の葉〈102〉

「上善は水の如しぜよ。」(老子)

新潟の白瀧酒造(株)さんの大人気商品に、「上善如水」(じょうぜんみずのごとし)っちゅう吟醸酒があるけんど、その酒名の出典は、この老子さんの「言の葉」から来ちゅうがよ。

「上善」たぁ、「もっとも理想的な生き方」っちゅう意味ながやき。つまり「上善如水」たぁ、「もっとも理想的な生き方は水みたいなもんじゃ。そういう生き方をしたいやったら水に学べ。」っちゅうことながぜよ。

ほいたら、「水」の何を学びゃあえいがか。そりゃあ「柔軟さ」と「謙虚さ」と「秘めたエネルギー」やと、老子さんは言うがやき。「水」は、どんな形の器にも逆らわんと、器なりに形を変えていくっちゅう「柔軟さ」を持っちゅうがよ。また「水」は、自分を主張することものう、自然のまんまに高いくから低いくへ流れていくっちゅう「謙虚さ」も持っちゅうがやき。そんな「柔軟さ」と「謙虚さ」を持っちょりながら、さらに「水」は、静かな流れの中にも、全てを飲み込んで押し流すような、あるいは石をも穿つような、「秘めたエネルギー」も持ち併せちゅうがよ。

こんな「水」のように、「柔軟さ」「謙虚さ」「秘めたエネルギー」の3つを身に付けることができりゃあ、人間は理想の生き方に近づくことができると、老子さんは言うがやき。それが「上善如水」ながぜよ。

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