2007年08月14日

「日本八壺会・第68回マーケティング講座」で「二木屋」ぜよ!

 8月10日(金)は、「日本八壺会」(にほんはっこかい)の第68回マーケティング講座やったがぜよ。ちなみに「日本八壺会」ゆうたら、マーケティングの第一人者、水口健次先生(http://www.sdinst.co.jp/)が顧問を務める、日本酒蔵元12社の勉強会組織ながよ。詳しゅうは、一昨年の「8月18日」のブログをご参照くださいや。

 ほんで今回は、水口先生イチオシの、北浦和の名店「二木屋(にきや)」(さいたま市中央区大戸4-14-2 TEL:048-825-4777 http://www.nikiya.co.jp/)さんに行ったがよ。このお店は、旧小林英三家住宅で、有形文化財にも登録されちゅうがやき。現在のご主人の小林玖仁男さんが、その文化財の住居を飲食店に改装されて、平成10年に「二木屋」をオープンされたがぜよ。小林さんは、水口先生を師と仰ぐ方なもんやき、ドンドンお店は進化して行き、いまや大人気の名店の仲間入りを果たし、「節季の室礼(せっきのしつらい)」(〜和のおもてなし〜)〈小林玖仁男 著 求龍堂〉っちゅう書籍まで出版されちゅうがぜよ。二木屋・外観
二木屋・玄関














「節季の室礼」
お庭











 まずは小林さんが、ワシらあを連れて、店内を詳しゅうにご案内してくださったがやき。随所に見ごたえのある逸品や、歴史を感じさせる古い家具やら小物やらがあり、夏向けの「行灯飾り」や涼しげな「氷柱」の室礼が、まっこと見事ながぜよ。ちなみに「氷柱」は、3日間もつらしいがやけんど、2日目と3日目のもんも、上手に店内に飾りつけられちょったがやき。唐長のふすま
飾りの人形













政治家の書ふすま絵
お座敷の行灯かざり














氷柱氷柱2日目氷柱3日目












 続いては、小林さんのミニスピーチ。有形文化財の建物を改装して「二木屋」をオープンし、3月にお雛様を飾っての催しを開催したところ、これが当たり、そこから日本の四季折々の室礼をベースにした現在の「二木屋」のスタイルを確立していくまでのお話しらあを、飾りっけなしに、たっぷりお話ししてくださったがやき。小林さん講演「勝つ人勝たない人」「氷柱」とお酒











 「ウチはサービスをハードと捉えてます。店内のあちこちに、語れるもの、喜ばれるもの、様々なツールが仕込んである。」

 「『個店の個力』が大事。ウチは『過去という未来』というラインをはずさない範囲で、面白くて珍しいことを仕掛け続けていく。」

 こんな名言がポンポン飛び出して、こぢゃんと学びになったがやき。さらに、「二木屋スタッフのための勝つ人勝たない人」(小林玖仁男 著)っちゅう社員用の小冊子までいただき、まっこと感謝感謝ながぜよ。

 その後は、ワシらあが送っちゃあったお酒が「氷柱」の周りに並べられ、「木染月の宴」の始まり、始まり。その季節感あふれる夏の旬のメニューは、以下の通りやったがやき。

〈箸付〉鰻柳川煮凍り オクラ〈箸付〉と〈凌ぎ〉

〈凌ぎ〉酢びたし
海月 切干大根 蓮根 糸寒天 隠元
※この料理は、二木屋創業者で料理研究家だった小林カツ子(文久2年〜昭和10年)の、百年前のレシピから再現したものです。

〈前菜〉鬼灯トマト カマス一夜干し 鱧子煮凍り 丸十蜜煮 鯛塩辛チーズ和え 苦瓜 蓴菜オクラ酢〈前菜〉













〈お椀〉鱧葛叩き 早松茸 栗麩 三つ葉 酢立〈お椀〉

〈造里〉
一、生雲丹 生湯葉 鼈甲餡かけ
二、鮪 勘八 ふっこ 山葵 あしらい一式〈造里〉1〈造里〉2













〈進肴〉穴子つけ焼寿司 伏見唐辛子 茗荷〈進肴〉

〈煮物〉冷やし煮物
冬瓜 石川芋 南瓜 オクラ 椎茸 茄子 針柚子〈煮物〉












〈酢物〉じゃばら胡瓜 若布 蓮根 烏賊 帆立貝 土佐酢添え〈酢物〉












〈強肴〉鹿児島牛素焼きステーキ80g ズッキーニ クレソン 山葵

〈食事〉もみがらカマド焚きご飯 赤出汁 香の物〈強肴〉と〈食事〉
〈甘味〉水ようかん
〈甘味〉











 食材としても、室礼としても、夏場はネタがのうて一番難しいっちゅうて小林さんは言われよったけんど、その夏場でこの見事なコース料理はどうぜよ!見た目にも季節感あふれる美しさで、味わいもそりゃ美味しゅうて、日本酒が進むこと、進むこと!こりゃあ別の季節も、秋も冬も春も、また絶対に訪れたいお店ながやき!小林さん!絶対にまた来店さいていただきますきに、そん時ゃあ、またよろしゅうお願い申し上げますぜよ!







節季の室礼―和のおもてなし







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司牡丹酒造株式会社


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